JP2001014988A - 真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギヤ - Google Patents
真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギヤInfo
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- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】絶縁ガスを使うことなく、耐電圧特性を上げ、
小形化を図ることのできる真空遮断器及び金属閉鎖形ス
イッチギヤを得ること。 【解決手段】箱体1Aの底部に設置した遮断器操作機構
2の上面に対して、3個の絶縁筒3Aを立設し、ボルト
で固定する。これらの絶縁筒3Aには、内周の中間部に
仕切り3aを形成し、この仕切り3aの上面に真空バル
ブ5を載置する。絶縁筒3Aの内周の上部には、内周に
めねじ穴を加工した環状のナット18を埋設し、このナッ
ト18に蓋板4を螺合させて真空バルブ5を絶縁筒3Aに
固定する。真空バルブ5の可動側通電軸7Bは、仕切り
3aの下方に収納した接続導体9を貫通させて、下端に
連結した絶縁操作棒10を介して遮断器操作機構2に連結
する。
小形化を図ることのできる真空遮断器及び金属閉鎖形ス
イッチギヤを得ること。 【解決手段】箱体1Aの底部に設置した遮断器操作機構
2の上面に対して、3個の絶縁筒3Aを立設し、ボルト
で固定する。これらの絶縁筒3Aには、内周の中間部に
仕切り3aを形成し、この仕切り3aの上面に真空バル
ブ5を載置する。絶縁筒3Aの内周の上部には、内周に
めねじ穴を加工した環状のナット18を埋設し、このナッ
ト18に蓋板4を螺合させて真空バルブ5を絶縁筒3Aに
固定する。真空バルブ5の可動側通電軸7Bは、仕切り
3aの下方に収納した接続導体9を貫通させて、下端に
連結した絶縁操作棒10を介して遮断器操作機構2に連結
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空遮断器及び金
属閉鎖形スイッチギヤに関する。
属閉鎖形スイッチギヤに関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の真空遮断器が組み込まれ
たガス絶縁金属閉鎖形スイッチギヤの一例を示す右側面
図で、受電設備に設置された受電盤の場合を示す。図13
において、外周を軟鋼板で構成された箱体31の図13にお
いて左側の前面側には、この箱体31を気密に前後に仕切
る仕切り31aが気密に縦設され、この仕切り31aの前方
に低圧の大気絶縁室31cを構成し、仕切り31aの後方に
六フッ化硫黄ガスが封入されたガス絶縁室31dを構成し
ている。
たガス絶縁金属閉鎖形スイッチギヤの一例を示す右側面
図で、受電設備に設置された受電盤の場合を示す。図13
において、外周を軟鋼板で構成された箱体31の図13にお
いて左側の前面側には、この箱体31を気密に前後に仕切
る仕切り31aが気密に縦設され、この仕切り31aの前方
に低圧の大気絶縁室31cを構成し、仕切り31aの後方に
六フッ化硫黄ガスが封入されたガス絶縁室31dを構成し
ている。
【0003】このうち、大気絶縁室31cの前端には、扉
31bが取り付けられ、大気絶縁室31cの内部には、真空
遮断器32が収納されている。この真空遮断器32の上部に
は、下端の操作機構部32aで電極が投入され切り離され
る真空バルブ32bが、図示しない絶縁枠に収納されてい
る。
31bが取り付けられ、大気絶縁室31cの内部には、真空
遮断器32が収納されている。この真空遮断器32の上部に
は、下端の操作機構部32aで電極が投入され切り離され
る真空バルブ32bが、図示しない絶縁枠に収納されてい
る。
【0004】仕切り31aには、一対の絶縁スペーサ33が
上下に隣接して貫設され、このうち、上方の絶縁スペー
サ33の前端には、真空バルブ32bの上極に接続された接
続導体の後端が接続されている。
上下に隣接して貫設され、このうち、上方の絶縁スペー
サ33の前端には、真空バルブ32bの上極に接続された接
続導体の後端が接続されている。
【0005】一方、下方の絶縁スペーサ33の前端には、
真空バルブ32bの下極に接続された接続導体の後端が接
続されている。ガス絶縁室31dの天井部には、負荷側の
断路器35Aが取付け台側を上にして、すなわち逆向きに
固定され、ガス絶縁室31dの底部には、電源側の断路器
35Bが天井部の断路器35Aと対称的に固定されている。
なお、符号35aは支持碍子、符号35cは断路棒である。
真空バルブ32bの下極に接続された接続導体の後端が接
続されている。ガス絶縁室31dの天井部には、負荷側の
断路器35Aが取付け台側を上にして、すなわち逆向きに
固定され、ガス絶縁室31dの底部には、電源側の断路器
35Bが天井部の断路器35Aと対称的に固定されている。
なお、符号35aは支持碍子、符号35cは断路棒である。
【0006】このうち、下側の断路器35Bの前端は、L
字形に製作された接続導体34Bの下端に接続され、この
接続導体34Bの前端は下側の絶縁スペーサ33の後部に接
続されている。
字形に製作された接続導体34Bの下端に接続され、この
接続導体34Bの前端は下側の絶縁スペーサ33の後部に接
続されている。
【0007】断路器35Bの後端は、逆U字状に製作され
た接続導体34Cの前端に接続され、この接続導体34Cの
後端は、この箱体31の床の後部に縦に貫設されたケーブ
ルヘッド36の上端に接続されている。このケーブルヘッ
ド36の下部には、ピット41から立ち上げられた高圧架橋
ポリエチレンケーブル37の上端が接続されている。
た接続導体34Cの前端に接続され、この接続導体34Cの
後端は、この箱体31の床の後部に縦に貫設されたケーブ
ルヘッド36の上端に接続されている。このケーブルヘッ
ド36の下部には、ピット41から立ち上げられた高圧架橋
ポリエチレンケーブル37の上端が接続されている。
【0008】上側の断路器35Aの前端には、小形でL字
形の接続導体34Aの後部の上端が接続され、この接続導
体34Aの前端は、上側の絶縁スペーサ33の後部に接続さ
れている。断路器35Aの後端には、接続導体34Dの前端
が接続され、この接続導体34Dの後端は、この箱体31の
後部上方に横設された横母線40に接続されている。
形の接続導体34Aの後部の上端が接続され、この接続導
体34Aの前端は、上側の絶縁スペーサ33の後部に接続さ
れている。断路器35Aの後端には、接続導体34Dの前端
が接続され、この接続導体34Dの後端は、この箱体31の
後部上方に横設された横母線40に接続されている。
【0009】この横母線40は、支持碍子39と支持台38を
介して、箱体31に固定されて、この箱体31の側板に気密
に貫設された図示しない絶縁スペーサを介して、この箱
体31に隣接された箱体の横母線に接続されている。
介して、箱体31に固定されて、この箱体31の側板に気密
に貫設された図示しない絶縁スペーサを介して、この箱
体31に隣接された箱体の横母線に接続されている。
【0010】大気絶縁室31cの側面には、上下の断路器
35A,35Bを操作する図示しない断路器操作機構が収納
され、これらの断路器操作機構の操作棒は、仕切り31a
を気密に前後に貫通して、上下の断路器35A,35Bのア
ーム35bの基端の駆動軸に傘歯車を介して連結されてい
る。
35A,35Bを操作する図示しない断路器操作機構が収納
され、これらの断路器操作機構の操作棒は、仕切り31a
を気密に前後に貫通して、上下の断路器35A,35Bのア
ーム35bの基端の駆動軸に傘歯車を介して連結されてい
る。
【0011】このように構成されたガス絶縁金属閉鎖形
スイッチギヤにおいては、各断路器35A,35Bの充電部
及び接続導体の相間や対接地電位部(碍子39を箱体に固
定する支持台38など)との間の耐電圧特性は、この箱体
31のガス絶縁室31dに封入された六フッ化硫黄ガスの絶
縁特性によって維持され、空気と比べて高い絶縁特性の
六フッ化硫黄ガスによって、ガス絶縁室31dの内部の高
圧機器は高密度に収納され、箱体の小形化による受電設
備の設置面積の縮小化が図られている。
スイッチギヤにおいては、各断路器35A,35Bの充電部
及び接続導体の相間や対接地電位部(碍子39を箱体に固
定する支持台38など)との間の耐電圧特性は、この箱体
31のガス絶縁室31dに封入された六フッ化硫黄ガスの絶
縁特性によって維持され、空気と比べて高い絶縁特性の
六フッ化硫黄ガスによって、ガス絶縁室31dの内部の高
圧機器は高密度に収納され、箱体の小形化による受電設
備の設置面積の縮小化が図られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この六フッ
化硫黄ガスは、1997年12月に京都で開催された“第3回
気候変動に関する国際連合枠組み条約締結会議”におい
て、削減対象ガスとして加えられ、ガスの排出と使用の
削減のための対応が要求されるようになった。
化硫黄ガスは、1997年12月に京都で開催された“第3回
気候変動に関する国際連合枠組み条約締結会議”におい
て、削減対象ガスとして加えられ、ガスの排出と使用の
削減のための対応が要求されるようになった。
【0013】そのため、定期点検のときには、点検作業
に入るまえにまず、内部に封入された六フッ化硫黄ガス
を回収機で回収しているが、それでも外部への漏れを防
いで完全に回収することは困難である。しかし、現在で
は、この六フッ化硫黄ガスに代る絶縁ガスはない。
に入るまえにまず、内部に封入された六フッ化硫黄ガス
を回収機で回収しているが、それでも外部への漏れを防
いで完全に回収することは困難である。しかし、現在で
は、この六フッ化硫黄ガスに代る絶縁ガスはない。
【0014】そのため、特開平10−210615号公報に開示
されているように、真空バルブを固体絶縁で一体に絶縁
成形する方法もあるが、真空バルブの端板(金属部)と
の熱膨張率の違いによる応力で、長期に亘る運転中には
絶縁層に亀裂が発生するおそれがあるので、信頼性が低
下する。
されているように、真空バルブを固体絶縁で一体に絶縁
成形する方法もあるが、真空バルブの端板(金属部)と
の熱膨張率の違いによる応力で、長期に亘る運転中には
絶縁層に亀裂が発生するおそれがあるので、信頼性が低
下する。
【0015】そこで、本発明の目的は、絶縁ガスを使う
ことなく、耐電圧特性を上げ、小形化を図ることのでき
る真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギヤを得ることで
ある。
ことなく、耐電圧特性を上げ、小形化を図ることのでき
る真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギヤを得ることで
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
の真空遮断器は、操作機構と、この操作機構に基端が固
定され内部の中間部に環状の仕切りが形成された三本の
絶縁筒と、仕切りの先端側に可動側端板が当接して絶縁
筒に収納され可動側通電軸が仕切りを貫通し絶縁棒を介
して操作機構に連結される真空バルブと、絶縁筒の先端
側に挿入され真空バルブの固定側端板を押圧して真空バ
ルブを絶縁筒に固定する蓋板と、絶縁筒に収納され可動
側通電軸が貫通する接続導体とを備えたことを特徴とす
る。
の真空遮断器は、操作機構と、この操作機構に基端が固
定され内部の中間部に環状の仕切りが形成された三本の
絶縁筒と、仕切りの先端側に可動側端板が当接して絶縁
筒に収納され可動側通電軸が仕切りを貫通し絶縁棒を介
して操作機構に連結される真空バルブと、絶縁筒の先端
側に挿入され真空バルブの固定側端板を押圧して真空バ
ルブを絶縁筒に固定する蓋板と、絶縁筒に収納され可動
側通電軸が貫通する接続導体とを備えたことを特徴とす
る。
【0017】請求項2に対応する発明の真空遮断器は、
絶縁筒を一体に成型したことを特徴とする。
絶縁筒を一体に成型したことを特徴とする。
【0018】請求項3に対応する発明の真空遮断器は、
接続導体とこの接続導体に接続され可動側通電軸と直交
方向の可動側接続導体を絶縁筒に埋設したことを特徴と
する。
接続導体とこの接続導体に接続され可動側通電軸と直交
方向の可動側接続導体を絶縁筒に埋設したことを特徴と
する。
【0019】請求項4に対応する発明の真空遮断器は、
真空バルブの可動側端板と仕切りの間に可動側電界緩和
環を設け、蓋板の外周と接触する固定側電界緩和環を設
け、これらの可動側電界緩和環及び固定側電界緩和環を
絶縁筒に埋設したことを特徴とする。
真空バルブの可動側端板と仕切りの間に可動側電界緩和
環を設け、蓋板の外周と接触する固定側電界緩和環を設
け、これらの可動側電界緩和環及び固定側電界緩和環を
絶縁筒に埋設したことを特徴とする。
【0020】請求項5に対応する発明の真空遮断器は、
絶縁筒の内周と真空バルブの外周との間の筒状の空間に
絶縁油を注入したことを特徴とする。請求項6に対応す
る発明の真空遮断器は、請求項1乃至請求項5記載の真
空遮断器を箱内の内部に収納したことを特徴とする。
絶縁筒の内周と真空バルブの外周との間の筒状の空間に
絶縁油を注入したことを特徴とする。請求項6に対応す
る発明の真空遮断器は、請求項1乃至請求項5記載の真
空遮断器を箱内の内部に収納したことを特徴とする。
【0021】このような手段によって、請求項1に対応
する発明では、三本の真空バルブと接続導体の相間の耐
電圧特性を絶縁筒によって上げる。請求項2に対応する
発明においては、一体化した絶縁筒によって組立時の相
間距離の調整を不要とする。
する発明では、三本の真空バルブと接続導体の相間の耐
電圧特性を絶縁筒によって上げる。請求項2に対応する
発明においては、一体化した絶縁筒によって組立時の相
間距離の調整を不要とする。
【0022】請求項3に対応する発明においては、隣接
機器又は外部と接続される可動側接続導体も絶縁筒に一
体に製作して組立調整を省く。請求項4に対応する発明
では、相間の電界強度の高い端板の外周部を可動側電界
緩和環と固定側電界緩和環で緩和する。
機器又は外部と接続される可動側接続導体も絶縁筒に一
体に製作して組立調整を省く。請求項4に対応する発明
では、相間の電界強度の高い端板の外周部を可動側電界
緩和環と固定側電界緩和環で緩和する。
【0023】請求項5に対応する発明では、真空バルブ
の端板を含む外周の相間及び対接地電位部間の耐電圧特
性を絶縁油によって更に上げる。請求項6に対応する発
明では、相間及び対接地電位部との間の耐電圧特性を上
げた真空遮断器によって、隣接収納機器及び接地電位部
間の絶縁距離を減らし、外形を減らす。
の端板を含む外周の相間及び対接地電位部間の耐電圧特
性を絶縁油によって更に上げる。請求項6に対応する発
明では、相間及び対接地電位部との間の耐電圧特性を上
げた真空遮断器によって、隣接収納機器及び接地電位部
間の絶縁距離を減らし、外形を減らす。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の真空遮断器及び金
属閉鎖形スイッチギヤの一実施形態を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形ス
イッチギヤの第1の実施形態を示す縦断面正面図で、真
空遮断器が開極状態を示し、従来の技術で示した図13に
対応し、請求項1に対応する図である。
属閉鎖形スイッチギヤの一実施形態を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形ス
イッチギヤの第1の実施形態を示す縦断面正面図で、真
空遮断器が開極状態を示し、従来の技術で示した図13に
対応し、請求項1に対応する図である。
【0025】図1において、外周を形鋼や軟鋼板から溶
接で製作された箱体1Aの底板1bには、遮断器操作機
構2が設置され、この遮断器操作機構2の上面には、エ
ポキシ樹脂の注型成形で製作された略円筒状の3本の絶
縁筒3Aが左右に等間隔に載置され、下端のフランジ部
から挿入された4本のボルトで遮断器操作機構2にそれ
ぞれ固定されている。
接で製作された箱体1Aの底板1bには、遮断器操作機
構2が設置され、この遮断器操作機構2の上面には、エ
ポキシ樹脂の注型成形で製作された略円筒状の3本の絶
縁筒3Aが左右に等間隔に載置され、下端のフランジ部
から挿入された4本のボルトで遮断器操作機構2にそれ
ぞれ固定されている。
【0026】この絶縁筒3Aの中間部の内周には、環状
の仕切り3aが形成され、上部の内周側には、内周に細
目ねじが加工された環状のナット18の外周側が埋め込ま
れている。
の仕切り3aが形成され、上部の内周側には、内周に細
目ねじが加工された環状のナット18の外周側が埋め込ま
れている。
【0027】各絶縁筒3Aの仕切り3aの上面には、こ
の絶縁筒3Aの上方から挿入された真空バルブ5が下端
の可動側端板を介して載置され、真空バルブ5の可動側
通電軸7Bは、仕切り3aの貫通穴から下方に垂下して
いる。
の絶縁筒3Aの上方から挿入された真空バルブ5が下端
の可動側端板を介して載置され、真空バルブ5の可動側
通電軸7Bは、仕切り3aの貫通穴から下方に垂下して
いる。
【0028】この可動側通電軸7Bは、絶縁筒3Aに中
間部が支持された接続導体9の貫通穴を貫通している。
この貫通穴には、内周に一対の溝が形成され、これらの
溝には、ベリリウム銅板から打ち抜きとプレス曲げで製
作された帯板状の接触板11があらかじめ挿入されてい
る。
間部が支持された接続導体9の貫通穴を貫通している。
この貫通穴には、内周に一対の溝が形成され、これらの
溝には、ベリリウム銅板から打ち抜きとプレス曲げで製
作された帯板状の接触板11があらかじめ挿入されてい
る。
【0029】可動側通電軸7Bの下端は、絶縁操作棒10
の上端に連結ピンで連結され、この絶縁操作棒10の下端
は、遮断器操作機構2の出力端の連結リンクの上端に連
結されている。
の上端に連結ピンで連結され、この絶縁操作棒10の下端
は、遮断器操作機構2の出力端の連結リンクの上端に連
結されている。
【0030】真空バルブ5は、ナット18に外周の細目お
ねじ部が螺合された蓋板4で仕切り3aに固定されてい
る。真空バルブ5から上方に突き出た固定側通電軸7A
は、蓋板4を貫通して突き出ており、上端の外周にはお
ねじが形成され、中心にめねじが加工されている。この
固定側通電軸7Aには、押えナット4aが螺合されてい
る。
ねじ部が螺合された蓋板4で仕切り3aに固定されてい
る。真空バルブ5から上方に突き出た固定側通電軸7A
は、蓋板4を貫通して突き出ており、上端の外周にはお
ねじが形成され、中心にめねじが加工されている。この
固定側通電軸7Aには、押えナット4aが螺合されてい
る。
【0031】箱体1Aの天井板1aには、絶縁ブッシン
グ8が取付板を介して貫設され、この絶縁ブッシング8
の中心導体8aの下端は、固定側接続導体6Aの上端に
接続され、この固定側接続導体6Aの下端は、固定側通
電軸7Aの上端に螺合されている。
グ8が取付板を介して貫設され、この絶縁ブッシング8
の中心導体8aの下端は、固定側接続導体6Aの上端に
接続され、この固定側接続導体6Aの下端は、固定側通
電軸7Aの上端に螺合されている。
【0032】このように構成された真空遮断器及び金属
閉鎖形スイッチギヤにおいては、真空遮断器を投入する
ときには、遮断器操作機構2の内部に組み込まれた電動
機が駆動されて絶縁操作棒10が上方に駆動され、可動側
通電軸7Bも上方に駆動されて、この可動側通電軸7B
の上端にろう付された可動側電極がその上方に対置する
固定側電極に投入される。
閉鎖形スイッチギヤにおいては、真空遮断器を投入する
ときには、遮断器操作機構2の内部に組み込まれた電動
機が駆動されて絶縁操作棒10が上方に駆動され、可動側
通電軸7Bも上方に駆動されて、この可動側通電軸7B
の上端にろう付された可動側電極がその上方に対置する
固定側電極に投入される。
【0033】この結果、絶縁ブッシング8から固定側接
続導体6A及び真空バルブ5を経て接続導体9に至る主
回路は閉路され、この金属閉鎖形スイッチギヤに接続さ
れた図示しない負荷に電力が供給される。
続導体6A及び真空バルブ5を経て接続導体9に至る主
回路は閉路され、この金属閉鎖形スイッチギヤに接続さ
れた図示しない負荷に電力が供給される。
【0034】逆に、この投入状態の真空遮断器を開極す
るときには、遮断器操作機構部2の電動機が駆動され、
図示しない開極ばねが放勢して、絶縁操作棒10と可動側
通電軸7Bは下方に駆動される。
るときには、遮断器操作機構部2の電動機が駆動され、
図示しない開極ばねが放勢して、絶縁操作棒10と可動側
通電軸7Bは下方に駆動される。
【0035】このように構成された真空遮断器及び金属
閉鎖形スイッチギヤにおいては、各絶縁筒3Aは、真空
バルブ5及び可動側通電軸7Bと接続導体9の相間及び
対接地電位部分との間の絶縁隔壁となるので、上下の端
板が露出状態に取り付けられた場合と比べて遮断部分の
耐電圧特性を上げることができ、外形を小形化すること
ができる。
閉鎖形スイッチギヤにおいては、各絶縁筒3Aは、真空
バルブ5及び可動側通電軸7Bと接続導体9の相間及び
対接地電位部分との間の絶縁隔壁となるので、上下の端
板が露出状態に取り付けられた場合と比べて遮断部分の
耐電圧特性を上げることができ、外形を小形化すること
ができる。
【0036】図2は、相対置する電極の間にバリヤを挿
入した場合の電極間の絶縁破壊特性の試験結果を示すグ
ラフである。このうち、曲線Aはバリヤの枚数が2枚の
場合を示し、曲線Bはバリヤが1枚の場合を示す。これ
に対して、曲線Cはバリヤを挿入しない場合を示し、バ
リヤの有無で絶縁破壊電圧が大きく異なっている。
入した場合の電極間の絶縁破壊特性の試験結果を示すグ
ラフである。このうち、曲線Aはバリヤの枚数が2枚の
場合を示し、曲線Bはバリヤが1枚の場合を示す。これ
に対して、曲線Cはバリヤを挿入しない場合を示し、バ
リヤの有無で絶縁破壊電圧が大きく異なっている。
【0037】本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形スイッ
チギヤでは、電極となる上下の端板及び通電軸や接続導
体の間に2本の絶縁筒の筒部が介在するので、その間の
絶縁耐力は、図2の曲線Aに相当し、相間と対接地部分
との耐電圧特性を上げることができる。したがって、S
F6 ガスを封入した箱体に匹敵する相間距離,対接地電
位部間の距離に減らすことができる。
チギヤでは、電極となる上下の端板及び通電軸や接続導
体の間に2本の絶縁筒の筒部が介在するので、その間の
絶縁耐力は、図2の曲線Aに相当し、相間と対接地部分
との耐電圧特性を上げることができる。したがって、S
F6 ガスを封入した箱体に匹敵する相間距離,対接地電
位部間の距離に減らすことができる。
【0038】次に、図3は、本発明の真空遮断器及び金
属閉鎖形スイッチギヤの第2の実施形態を示す縦断面正
面図で、第1の実施形態で示した図1に対応し請求項2
に対応する図である。
属閉鎖形スイッチギヤの第2の実施形態を示す縦断面正
面図で、第1の実施形態で示した図1に対応し請求項2
に対応する図である。
【0039】図3において、前述した第1の実施形態で
示した図1と異なるところは、3本の真空バルブを共通
の絶縁枠に収納したことである。したがって、絶縁枠以
外は、紙面の制約上箱体の天井部の絶縁ブッシングと下
端の遮断器操作機構の大部分を省略したが、箱体を含め
て前述した図11と同一であり、同一部分は同一符号を付
して説明を省略する。
示した図1と異なるところは、3本の真空バルブを共通
の絶縁枠に収納したことである。したがって、絶縁枠以
外は、紙面の制約上箱体の天井部の絶縁ブッシングと下
端の遮断器操作機構の大部分を省略したが、箱体を含め
て前述した図11と同一であり、同一部分は同一符号を付
して説明を省略する。
【0040】すなわち、絶縁枠3Bには、図1で示した
絶縁筒3Aに形成された仕切り3aと同一の仕切り3a
が等間隔に形成され、これらの仕切り3aの上側は、相
間の絶縁層が厚くなっている。
絶縁筒3Aに形成された仕切り3aと同一の仕切り3a
が等間隔に形成され、これらの仕切り3aの上側は、相
間の絶縁層が厚くなっている。
【0041】この場合には、蓋板4と真空バルブ5の相
間だけが厚い絶縁層のバリヤとなり、下側の接続導体9
の間は図1と同様の2枚のバリヤとなる。この実施形態
では、厚い絶縁層で相間の寸法を短縮できる他、真空バ
ルブの組み込み作業を共通の絶縁枠3Bに組み込むこと
で、相間寸法の組立調整が容易となる利点がある。
間だけが厚い絶縁層のバリヤとなり、下側の接続導体9
の間は図1と同様の2枚のバリヤとなる。この実施形態
では、厚い絶縁層で相間の寸法を短縮できる他、真空バ
ルブの組み込み作業を共通の絶縁枠3Bに組み込むこと
で、相間寸法の組立調整が容易となる利点がある。
【0042】図4は、本発明の真空遮断器及び金属閉鎖
形スイッチギヤの第3の実施形態を示す縦断面正面図
で、前述した図1及び図3に対応し、請求項2の他の実
施例に対応する図である。
形スイッチギヤの第3の実施形態を示す縦断面正面図
で、前述した図1及び図3に対応し、請求項2の他の実
施例に対応する図である。
【0043】図4において、特に図3と異なるところ
は、真空バルブの固定側通電軸の上端と絶縁ブッシング
との連結部を覆う円筒状のバリヤを注型で一体に形成し
たことである。
は、真空バルブの固定側通電軸の上端と絶縁ブッシング
との連結部を覆う円筒状のバリヤを注型で一体に形成し
たことである。
【0044】すなわち、図4で示した絶縁枠3Cは、真
空バルブ5の上端の端板から上端まで図1と同様に円筒
部12Aが形成されているが、この円筒部12Aは、図3で
示した絶縁枠3Bの上端の円筒部よりも長くなってい
る。
空バルブ5の上端の端板から上端まで図1と同様に円筒
部12Aが形成されているが、この円筒部12Aは、図3で
示した絶縁枠3Bの上端の円筒部よりも長くなってい
る。
【0045】この場合には、絶縁ブッシング8の中心導
体8aの下端と固定側接続導体6Aの上端との間に形成
された連結部の高い電界を緩和し、相間及び対接地電位
部分間の耐電圧特性を上げることができるので、特に箱
体の上部の絶縁ブッシングとの連結部の相間の耐電性も
向上し、金属閉鎖形スイッチギヤの箱体の小形化を図る
ことができる。
体8aの下端と固定側接続導体6Aの上端との間に形成
された連結部の高い電界を緩和し、相間及び対接地電位
部分間の耐電圧特性を上げることができるので、特に箱
体の上部の絶縁ブッシングとの連結部の相間の耐電性も
向上し、金属閉鎖形スイッチギヤの箱体の小形化を図る
ことができる。
【0046】図5は、本発明の真空遮断器及び金属閉鎖
形スイッチギヤの第4の実施形態の作用を示すグラフ、
図6は第4の実施形態の一例を示す縦断面左側面図で、
請求項3に対応し、S相の中心部で切断した図である
(注;図面の大きさの配分上作用を示す図5を前に配置
している)。
形スイッチギヤの第4の実施形態の作用を示すグラフ、
図6は第4の実施形態の一例を示す縦断面左側面図で、
請求項3に対応し、S相の中心部で切断した図である
(注;図面の大きさの配分上作用を示す図5を前に配置
している)。
【0047】図6において、前述した実施形態で示した
図1〜図4と異なるところは、絶縁枠の構成と外部への
接続構造である。すなわち、絶縁枠3Dは、真空バルブ
5の下側の可動側通電軸7が貫通する接続部が板材でな
く管状の接続管9Aとなっており、絶縁枠3Dに埋め込
まれている。
図1〜図4と異なるところは、絶縁枠の構成と外部への
接続構造である。すなわち、絶縁枠3Dは、真空バルブ
5の下側の可動側通電軸7が貫通する接続部が板材でな
く管状の接続管9Aとなっており、絶縁枠3Dに埋め込
まれている。
【0048】さらに、この接続管9Aの背面側には、電
源側導体14の基端が接続されており、基部は絶縁枠3D
に埋め込まれ固定されている。箱体1Bの背面には、絶
縁ブッシング8が横に貫設され、この絶縁ブッシング8
の中心導体の先端は電源側導体14に連結されている。絶
縁ブッシング8には、設置面の床のピットから立ち上げ
られた高圧架橋ポリエチレンケーブル15が接続されてい
る。
源側導体14の基端が接続されており、基部は絶縁枠3D
に埋め込まれ固定されている。箱体1Bの背面には、絶
縁ブッシング8が横に貫設され、この絶縁ブッシング8
の中心導体の先端は電源側導体14に連結されている。絶
縁ブッシング8には、設置面の床のピットから立ち上げ
られた高圧架橋ポリエチレンケーブル15が接続されてい
る。
【0049】また、絶縁枠3Dの上部には、各円筒部12
Bの間に対して、板状のバリヤ13が第1相と第3相の相
間に突設され、絶縁枠3Dの注型と同時に形成されてい
る。第1相と第3相の外側(対接地電位側)には、円筒
部12Bに連続してこの円筒部12BとΩ字状をなす形で形
成されている。
Bの間に対して、板状のバリヤ13が第1相と第3相の相
間に突設され、絶縁枠3Dの注型と同時に形成されてい
る。第1相と第3相の外側(対接地電位側)には、円筒
部12Bに連続してこの円筒部12BとΩ字状をなす形で形
成されている。
【0050】なお、S相用の接続導体6Aは、図1〜図
4で示した接続導体6Aと同一であるが、R相とT相の
接続導体6Bは、L字形に形成され、R相とT相のうち
片側は図6のように箱体の後方に上端が突き出ており、
他側は逆に前方に突き出ている。
4で示した接続導体6Aと同一であるが、R相とT相の
接続導体6Bは、L字形に形成され、R相とT相のうち
片側は図6のように箱体の後方に上端が突き出ており、
他側は逆に前方に突き出ている。
【0051】この結果、絶縁ブッシング8の図示しない
平面図における配置は、R相とT相は、S相の斜め前後
となっている。この実施形態のように、接続管9Aを絶
縁樹脂中に埋設した場合の異なる電位間のインパルス電
圧に対する絶縁破壊電圧のグラフを図5に示す。
平面図における配置は、R相とT相は、S相の斜め前後
となっている。この実施形態のように、接続管9Aを絶
縁樹脂中に埋設した場合の異なる電位間のインパルス電
圧に対する絶縁破壊電圧のグラフを図5に示す。
【0052】図5において、曲線Dは、被覆電極の間に
バリヤを挿入した場合を示し、曲線Eはバリヤなしの場
合を、曲線Fは、図2の曲線Cと同様に裸電極を対置し
た場合を示す。図5に示すように、曲線Eで示す被覆電
極のバリヤなしの場合は、裸電極を示す曲線Fと比べて
約2倍の絶縁特性を示す。
バリヤを挿入した場合を示し、曲線Eはバリヤなしの場
合を、曲線Fは、図2の曲線Cと同様に裸電極を対置し
た場合を示す。図5に示すように、曲線Eで示す被覆電
極のバリヤなしの場合は、裸電極を示す曲線Fと比べて
約2倍の絶縁特性を示す。
【0053】したがって、図5に示すように接続管9A
が埋設された場合でも、相間及び対接地電位部との絶縁
距離を短縮することができ、真空遮断器とのこの真空遮
断器を収納する金属閉鎖形スイッチギヤの外形を減らす
ことができる。なお、絶縁枠3Dは、図3,図4で示し
た絶縁枠3B,3Cのように一体化したものでなく、図
1で示した3本の円筒状としてもよい。
が埋設された場合でも、相間及び対接地電位部との絶縁
距離を短縮することができ、真空遮断器とのこの真空遮
断器を収納する金属閉鎖形スイッチギヤの外形を減らす
ことができる。なお、絶縁枠3Dは、図3,図4で示し
た絶縁枠3B,3Cのように一体化したものでなく、図
1で示した3本の円筒状としてもよい。
【0054】図7は、本発明の真空遮断器及び金属閉鎖
形スイッチギヤの第5の実施形態を示す部分縦断面拡大
図で、請求項4に対応し、前述した実施形態で示した図
1〜図5に対応し、特に真空バルブの端板の外周部分の
電界強度を緩和した構造となっている点が異なり、他は
図6と同一である。
形スイッチギヤの第5の実施形態を示す部分縦断面拡大
図で、請求項4に対応し、前述した実施形態で示した図
1〜図5に対応し、特に真空バルブの端板の外周部分の
電界強度を緩和した構造となっている点が異なり、他は
図6と同一である。
【0055】すなわち、絶縁枠3Eには、真空バルブ5
の下端の端板が載置される環状で断面がU字状の電界緩
和環16Bがあらかじめ埋設されている。この電界緩和環
16Bは、下端の外周と上端が弧状の曲面に形成されてい
る。
の下端の端板が載置される環状で断面がU字状の電界緩
和環16Bがあらかじめ埋設されている。この電界緩和環
16Bは、下端の外周と上端が弧状の曲面に形成されてい
る。
【0056】一方、上側の蓋板4の外周部に対応する位
置にも、図示しない平面図では環状の電界緩和環16Aが
下側の電界緩和環16Bと対置してあらかじめ絶縁枠3E
に対称的に埋設され、この電界緩和環16Aの内周には、
蓋板4の外周が螺合されている。
置にも、図示しない平面図では環状の電界緩和環16Aが
下側の電界緩和環16Bと対置してあらかじめ絶縁枠3E
に対称的に埋設され、この電界緩和環16Aの内周には、
蓋板4の外周が螺合されている。
【0057】さらに、下側の電界緩和環16Bの筒部の上
端の位置は、真空バルブ5の絶縁円筒の下端の位置より
も高さHだけ上方に位置しており、上側の電界緩和環16
Aの下端の位置も同様となっている。
端の位置は、真空バルブ5の絶縁円筒の下端の位置より
も高さHだけ上方に位置しており、上側の電界緩和環16
Aの下端の位置も同様となっている。
【0058】このように構成された絶縁枠が組み込まれ
た金属閉鎖形スイッチギヤにおいては、相間及び対接地
間の電界が最も高くなる上下の端板の外周部分の電界
を、上下の電界緩和環16A,16Bの円筒部によって緩和
することができるので、耐電圧特性を上げることがで
き、外形を減らすことができる。
た金属閉鎖形スイッチギヤにおいては、相間及び対接地
間の電界が最も高くなる上下の端板の外周部分の電界
を、上下の電界緩和環16A,16Bの円筒部によって緩和
することができるので、耐電圧特性を上げることがで
き、外形を減らすことができる。
【0059】図8は、図7で示した高さHと、真空バル
ブ5の外周と絶縁枠3Eの内周との間の間隙Gとの比H
/Gに対する、端板の外周部分の電界強度Eb及び電界
緩和環16A,16Bの先端部の電界強度Eaとの関係を示
すグラフである。
ブ5の外周と絶縁枠3Eの内周との間の間隙Gとの比H
/Gに対する、端板の外周部分の電界強度Eb及び電界
緩和環16A,16Bの先端部の電界強度Eaとの関係を示
すグラフである。
【0060】図8に示すように、端板の外周部の電界強
度Eaは、H/Gの増加とともに上がり、逆に、端板の
外周部の電界強度EbはH/Gの増加とともに下がる。
度Eaは、H/Gの増加とともに上がり、逆に、端板の
外周部の電界強度EbはH/Gの増加とともに下がる。
【0061】一方、電界強度E1を電界緩和環16A,16
Bの先端の絶縁層の絶縁破壊電界強度とすると、電界強
度EaはE1以下に抑えなければならない。
Bの先端の絶縁層の絶縁破壊電界強度とすると、電界強
度EaはE1以下に抑えなければならない。
【0062】これに対して、空気と接する端板の外周の
電界強度は、空気の破壊電界強度E2以下でなければな
らない。
電界強度は、空気の破壊電界強度E2以下でなければな
らない。
【0063】したがって、今、H/Gを0.3 〜2.5 とす
ると、この間の電界強度Ea,Ebがそれぞれ破壊電界
強度以下となり、真空バルブの極間,相間及び対地間の
絶縁特性が向上する。
ると、この間の電界強度Ea,Ebがそれぞれ破壊電界
強度以下となり、真空バルブの極間,相間及び対地間の
絶縁特性が向上する。
【0064】図9は、本発明の真空遮断器及び金属閉鎖
形スイッチギヤの第6の実施形態を示す部分縦断面図
で、特に図7に対応し、請求項4の他の実施例に対応す
る図である。
形スイッチギヤの第6の実施形態を示す部分縦断面図
で、特に図7に対応し、請求項4の他の実施例に対応す
る図である。
【0065】図9において、図7と異なるところは、絶
縁枠を上部絶縁枠3E1と下部絶縁枠3E2に分割した
ことで、他は図7と同一である。
縁枠を上部絶縁枠3E1と下部絶縁枠3E2に分割した
ことで、他は図7と同一である。
【0066】すなわち、上部絶縁枠3E1の下端は、真
空バルブ5の下側の絶縁筒の中央部に下端が対置して、
内側が下側に突き出た凸部3e1を形成し、下部絶縁枠
3E2の上端は、内側が下側に凹んだ凹部3e2を形成
し、これらの凸部3e1と凹部3e2の嵌合によって、
上下の絶縁枠はこの間に塗布されたエポキシ樹脂の接着
剤で一体化されている。
空バルブ5の下側の絶縁筒の中央部に下端が対置して、
内側が下側に突き出た凸部3e1を形成し、下部絶縁枠
3E2の上端は、内側が下側に凹んだ凹部3e2を形成
し、これらの凸部3e1と凹部3e2の嵌合によって、
上下の絶縁枠はこの間に塗布されたエポキシ樹脂の接着
剤で一体化されている。
【0067】真空バルブ5は、上部絶縁枠3e1に蓋板
4,押えナット4a,接続導体6Aとともに組み込み、
治具で保持した状態で、下部絶縁枠3e2の上方から挿
入され組み込まれる。
4,押えナット4a,接続導体6Aとともに組み込み、
治具で保持した状態で、下部絶縁枠3e2の上方から挿
入され組み込まれる。
【0068】この場合には、真空バルブ5の組み込みが
容易となる利点がある。
容易となる利点がある。
【0069】図10は、本発明の真空遮断器及び金属閉鎖
形スイッチギヤの第7の実施形態を示す部分縦断面図
で、請求項4の異なる他の実施例に対応し、特に図9に
対応する図である。
形スイッチギヤの第7の実施形態を示す部分縦断面図
で、請求項4の異なる他の実施例に対応し、特に図9に
対応する図である。
【0070】図10において、特に図9と異なるところ
は、上下の絶縁枠の組み合せ・接続構造である。
は、上下の絶縁枠の組み合せ・接続構造である。
【0071】すなわち、上下絶縁枠3E3と下部絶縁枠
3E4の嵌合部には、エチレンプロピレンゴム製の環状
の弾性絶縁環17が接着剤を介して圧力をかけて挿着され
ている。
3E4の嵌合部には、エチレンプロピレンゴム製の環状
の弾性絶縁環17が接着剤を介して圧力をかけて挿着され
ている。
【0072】この場合には、弾性絶縁環17の両面と絶縁
枠3E3,3E4との接合面は、圧力をかけられた状態
で接着した接着剤の層によって、内部への空気の混入が
防がれるので、前述した実施形態と同様に組立が容易で
且つ外形を縮小することができる。
枠3E3,3E4との接合面は、圧力をかけられた状態
で接着した接着剤の層によって、内部への空気の混入が
防がれるので、前述した実施形態と同様に組立が容易で
且つ外形を縮小することができる。
【0073】図11は、本発明の真空遮断器及び金属閉鎖
形スイッチギヤの第8の実施形態を示す部分縦断面図
で、特に図6及び図7に対応する図である。
形スイッチギヤの第8の実施形態を示す部分縦断面図
で、特に図6及び図7に対応する図である。
【0074】図11において、図6及び図7と異なるとこ
ろは、図7の絶縁枠に対して、図6で示したバリヤ13を
形成するとともに、接続導体6の外周に絶縁被覆18を形
成して絶縁導体としたことである。
ろは、図7の絶縁枠に対して、図6で示したバリヤ13を
形成するとともに、接続導体6の外周に絶縁被覆18を形
成して絶縁導体としたことである。
【0075】すなわち、接続導体6は、外周の全長に亘
って、エポキシ樹脂製の絶縁被覆18が約6mmの厚さで
形成されている。
って、エポキシ樹脂製の絶縁被覆18が約6mmの厚さで
形成されている。
【0076】この場合には、接続導体6の前後方向(相
間と直交方向)の対接地電位部間の耐電圧特性も上げる
ことができるので、真空遮断器の前後に配置される仕切
板や断路器などの支持部との絶縁距離を短縮することが
でき、箱体の奥行を減らすことができる。
間と直交方向)の対接地電位部間の耐電圧特性も上げる
ことができるので、真空遮断器の前後に配置される仕切
板や断路器などの支持部との絶縁距離を短縮することが
でき、箱体の奥行を減らすことができる。
【0077】図12は、本発明の真空遮断器及び金属閉鎖
形スイッチギヤの第9の実施形態を示す部分縦断面図
で、図形は図7に対応する。
形スイッチギヤの第9の実施形態を示す部分縦断面図
で、図形は図7に対応する。
【0078】図12において、図7と異なるところは、絶
縁筒3Eの内周と真空バルブ5の外周との間に形成され
た円筒状の空間に絶縁油を注入したことである。
縁筒3Eの内周と真空バルブ5の外周との間に形成され
た円筒状の空間に絶縁油を注入したことである。
【0079】この場合には、上下の端板の間の絶縁特性
が絶縁油によって更に向上するので、絶縁筒3Eの外形
を減らすことができる。なお、絶縁油の代りにシリコン
オイルを採用してもよい。
が絶縁油によって更に向上するので、絶縁筒3Eの外形
を減らすことができる。なお、絶縁油の代りにシリコン
オイルを採用してもよい。
【0080】
【発明の効果】請求項1に対応する発明によれば、操作
機構と、この操作機構に基端が固定され内部の中間部に
環状の仕切りが形成された三本の絶縁筒と、仕切りの先
端側に可動側端板が当接して絶縁筒に収納され可動側通
電軸が仕切りを貫通し絶縁棒を介して操作機構に連結さ
れる真空バルブと、絶縁筒の先端側に挿入され真空バル
ブの固定側端板を押圧して真空バルブを絶縁筒に固定す
る蓋板と、絶縁筒に収納され可動側通電軸が貫通する接
続導体とを備えることで、三本の真空バルブと接続導体
の相間の耐電圧特性を絶縁筒によって上げたので、耐電
圧特性を上げ、小形化を図ることのできる真空遮断器を
得ることができる。
機構と、この操作機構に基端が固定され内部の中間部に
環状の仕切りが形成された三本の絶縁筒と、仕切りの先
端側に可動側端板が当接して絶縁筒に収納され可動側通
電軸が仕切りを貫通し絶縁棒を介して操作機構に連結さ
れる真空バルブと、絶縁筒の先端側に挿入され真空バル
ブの固定側端板を押圧して真空バルブを絶縁筒に固定す
る蓋板と、絶縁筒に収納され可動側通電軸が貫通する接
続導体とを備えることで、三本の真空バルブと接続導体
の相間の耐電圧特性を絶縁筒によって上げたので、耐電
圧特性を上げ、小形化を図ることのできる真空遮断器を
得ることができる。
【0081】請求項2に対応する発明によれば、絶縁筒
を一体に成型することで、この一体化した絶縁筒によっ
て組立時の相間距離の調整を不要としたので、組立容易
で、耐電圧特性を上げ、小形化を図ることのできる真空
遮断器を得ることができる。
を一体に成型することで、この一体化した絶縁筒によっ
て組立時の相間距離の調整を不要としたので、組立容易
で、耐電圧特性を上げ、小形化を図ることのできる真空
遮断器を得ることができる。
【0082】請求項3に対応する発明によれば、接続導
体とこの接続導体に接続され可動側通電軸と直交方向の
可動側接続導体を絶縁筒に埋設することで、隣接機器又
は外部と接続される可動側接続導体も絶縁筒に一体に組
み込んで組立調整を省いたので、組立容易で、耐電圧特
性を上げ、小形化を図ることのできる真空遮断器を得る
ことができる。
体とこの接続導体に接続され可動側通電軸と直交方向の
可動側接続導体を絶縁筒に埋設することで、隣接機器又
は外部と接続される可動側接続導体も絶縁筒に一体に組
み込んで組立調整を省いたので、組立容易で、耐電圧特
性を上げ、小形化を図ることのできる真空遮断器を得る
ことができる。
【0083】請求項4に対応する発明によれば、真空バ
ルブの可動側端板と仕切りの間に可動側電界緩和環を設
け、蓋板の外周と接触する固定側電界緩和環を設け、こ
れらの可動側電界緩和環及び固定側電界緩和環を絶縁筒
に埋設することで、相間の電界強度の高い端板の外周部
を可動側電界緩和環と固定側電界緩和環で緩和したの
で、耐電圧特性を上げ、小形化を図ることのできる真空
遮断器を得ることができる。
ルブの可動側端板と仕切りの間に可動側電界緩和環を設
け、蓋板の外周と接触する固定側電界緩和環を設け、こ
れらの可動側電界緩和環及び固定側電界緩和環を絶縁筒
に埋設することで、相間の電界強度の高い端板の外周部
を可動側電界緩和環と固定側電界緩和環で緩和したの
で、耐電圧特性を上げ、小形化を図ることのできる真空
遮断器を得ることができる。
【0084】請求項5に対応する発明によれば、絶縁筒
の内周と真空バルブの外周との間の筒状の空間に絶縁油
を注入することで、真空バルブの端板を含む外周の相間
及び対接地電位部間の耐電圧特性を絶縁油によって更に
上げたので、耐電圧特性を上げ、小形化を図ることので
きる金属閉鎖形スイッチギヤを得ることができる。
の内周と真空バルブの外周との間の筒状の空間に絶縁油
を注入することで、真空バルブの端板を含む外周の相間
及び対接地電位部間の耐電圧特性を絶縁油によって更に
上げたので、耐電圧特性を上げ、小形化を図ることので
きる金属閉鎖形スイッチギヤを得ることができる。
【0085】請求項6に対応する発明によれば、請求項
1乃至請求項5記載の真空遮断器を箱内の内部に収納す
ることで、相間及び対接地電位部との間の耐電圧特性を
上げた真空遮断器によって、隣接収納機器及び接地電位
部間の絶縁距離を減らしたので、耐電圧特性を上げ、小
形化を図ることのできる金属閉鎖形スイッチギヤを得る
ことができる。
1乃至請求項5記載の真空遮断器を箱内の内部に収納す
ることで、相間及び対接地電位部との間の耐電圧特性を
上げた真空遮断器によって、隣接収納機器及び接地電位
部間の絶縁距離を減らしたので、耐電圧特性を上げ、小
形化を図ることのできる金属閉鎖形スイッチギヤを得る
ことができる。
【図1】本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギ
ヤの第1の実施形態を示す縦断面図。
ヤの第1の実施形態を示す縦断面図。
【図2】図1の作用を示すグラフ。
【図3】本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギ
ヤの第2の実施形態を示す部分縦断面図。
ヤの第2の実施形態を示す部分縦断面図。
【図4】本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギ
ヤの第3の実施形態を示す部分縦断面図。
ヤの第3の実施形態を示す部分縦断面図。
【図5】図4の作用を示すグラフ。
【図6】本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギ
ヤの第4の実施形態を示す部分縦断面図。
ヤの第4の実施形態を示す部分縦断面図。
【図7】本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギ
ヤの第5の実施形態を示す部分縦断面図。
ヤの第5の実施形態を示す部分縦断面図。
【図8】図7の作用を示すグラフ。
【図9】本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギ
ヤの第6の実施形態を示す部分縦断面図。
ヤの第6の実施形態を示す部分縦断面図。
【図10】本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチ
ギヤの第7の実施形態を示す部分縦断面図。
ギヤの第7の実施形態を示す部分縦断面図。
【図11】本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチ
ギヤの第8の実施形態を示す部分縦断面図。
ギヤの第8の実施形態を示す部分縦断面図。
【図12】本発明の真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチ
ギヤの第9の実施形態を示す部分縦断面図。
ギヤの第9の実施形態を示す部分縦断面図。
【図13】従来の真空遮断器が収納された金属閉鎖形ス
イッチギヤの一例を示す右側面図。
イッチギヤの一例を示す右側面図。
1A,1B…箱体、2…遮断器操作機構、3A…絶縁
筒、3B,3C,3D,3E,3E1,3E2…絶縁
枠、3a…仕切り、4…蓋板、5…真空可動側通電軸、
6A,6B…接続導体、7A…固定側通電軸、7B…可
動側通電軸、8…絶縁ブッシング、9…接続導体、9A
…接続管、10…絶縁操作棒、11…接触板、12A…円筒
部、13…バリヤ、14…電源側導体、15…高圧架橋ポリエ
チレンケーブル、16A,16B…電界緩和環、17…弾性絶
縁環、18…ナット。
筒、3B,3C,3D,3E,3E1,3E2…絶縁
枠、3a…仕切り、4…蓋板、5…真空可動側通電軸、
6A,6B…接続導体、7A…固定側通電軸、7B…可
動側通電軸、8…絶縁ブッシング、9…接続導体、9A
…接続管、10…絶縁操作棒、11…接触板、12A…円筒
部、13…バリヤ、14…電源側導体、15…高圧架橋ポリエ
チレンケーブル、16A,16B…電界緩和環、17…弾性絶
縁環、18…ナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 哲雄 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 佐藤 純一 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 木下 晋 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5G017 AA23 BB01 5G026 RA04 RA06 RB03
Claims (6)
- 【請求項1】 操作機構と、この操作機構に基端が固定
され内部の中間部に環状の仕切りが形成された三本の絶
縁筒と、前記仕切りの先端側に可動側端板が当接して前
記絶縁筒に収納され可動側通電軸が前記仕切りを貫通し
絶縁棒を介して前記操作機構に連結される真空バルブ
と、前記絶縁筒の先端側に挿入され前記真空バルブの固
定側端板を押圧して前記真空バルブを前記絶縁筒に固定
する蓋板と、前記絶縁筒に収納され前記可動側通電軸が
貫通する接続導体とを備えた真空遮断器。 - 【請求項2】 前記絶縁筒を一体に成型したことを特徴
とする請求項1記載の真空遮断器。 - 【請求項3】 前記接続導体とこの接続導体に接続され
前記可動側通電軸と直交方向の可動側接続導体を前記絶
縁筒に埋設したことを特徴とする請求項1又は請求項2
記載の真空遮断器。 - 【請求項4】 前記真空バルブの可動側端板と前記仕切
りの間に可動側電界緩和環を設け、前記蓋板の外周と接
触する固定側電界緩和環を設け、これらの可動側電界緩
和環及び固定側電界緩和環を前記絶縁筒に埋設したこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
真空遮断器。 - 【請求項5】 前記絶縁筒の内周と前記真空バルブの外
周との間の筒状の空間に絶縁油を注入したことを特徴と
する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の真空遮断
器。 - 【請求項6】 前記請求項1乃至請求項5のいずれかに
記載の真空遮断器を箱内の内部に収納した金属閉鎖形ス
イッチギヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11185177A JP2001014988A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11185177A JP2001014988A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001014988A true JP2001014988A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16166194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11185177A Pending JP2001014988A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 真空遮断器及び金属閉鎖形スイッチギヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001014988A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-06-30 JP JP11185177A patent/JP2001014988A/ja active Pending
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