JP2001014119A - 画像信号処理装置 - Google Patents
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- Color Television Systems (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】複数の機器を接続した装置構成において、高速
で精度の高い信号処理を実行することを目的とする。 【解決手段】接続する複数の機器間の通信制御手段10
2,機器間の能力の通知内容に基づく管理手段101を
設けることで、接続する複数の機器の信号処理の手順と
分担を再構成する。
で精度の高い信号処理を実行することを目的とする。 【解決手段】接続する複数の機器間の通信制御手段10
2,機器間の能力の通知内容に基づく管理手段101を
設けることで、接続する複数の機器の信号処理の手順と
分担を再構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を入力してか
ら出力するまでの信号処理を実行する画像信号処理装置
に係り、特にデジタルカメラとプリンタに関する。
ら出力するまでの信号処理を実行する画像信号処理装置
に係り、特にデジタルカメラとプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】撮影した画像を印刷出力するための装置
構成として、デジタルカメラとプリンタの組み合わせが
広く普及している。両者に、パソコンあるいはアダプタ
を組み合わせて、信号処理の一部を分担する構成もあ
る。
構成として、デジタルカメラとプリンタの組み合わせが
広く普及している。両者に、パソコンあるいはアダプタ
を組み合わせて、信号処理の一部を分担する構成もあ
る。
【0003】デジタルカメラの基本動作は、光電変換セ
ンサを用いて画像データを入力し、何らかの方式を用い
てデータ圧縮を行い、メモリに記憶することである。プ
リンタは、紙媒体にインクを塗布するメカニズムを備
え、入力した画像データに基づき印刷を行う。ここで、
入力した画像データと印刷するための画像データは、色
種類,画素数,信号レベル,データ順序などの点で異な
っており、これらを変換するための信号処理が必要とな
る。これらの信号処理は、デジタルカメラ,プリンタな
どに組み込まれた信号処理装置が、あらかじめ定めた処
理手順と分担に基づいてそれぞれの信号処理を実行す
る。
ンサを用いて画像データを入力し、何らかの方式を用い
てデータ圧縮を行い、メモリに記憶することである。プ
リンタは、紙媒体にインクを塗布するメカニズムを備
え、入力した画像データに基づき印刷を行う。ここで、
入力した画像データと印刷するための画像データは、色
種類,画素数,信号レベル,データ順序などの点で異な
っており、これらを変換するための信号処理が必要とな
る。これらの信号処理は、デジタルカメラ,プリンタな
どに組み込まれた信号処理装置が、あらかじめ定めた処
理手順と分担に基づいてそれぞれの信号処理を実行す
る。
【0004】二つの機器の組み合わせの構成例として、
デジタルカメラとプリンタを接続する形態がある。従来
のデジタルカメラの構成例としては、光学系を通してC
CDセンサで入力した画像データをメモリ蓄積すること
が目的であるが、データ容量を削減するためにJPEG
と呼ばれるカラー画像の圧縮伸長処理を行うためのハー
ドウェアを内蔵する。JPEG信号処理は複雑なアルゴ
リズムであるため、専用のハードウェアを用いて高速な
信号処理を行うものがある。
デジタルカメラとプリンタを接続する形態がある。従来
のデジタルカメラの構成例としては、光学系を通してC
CDセンサで入力した画像データをメモリ蓄積すること
が目的であるが、データ容量を削減するためにJPEG
と呼ばれるカラー画像の圧縮伸長処理を行うためのハー
ドウェアを内蔵する。JPEG信号処理は複雑なアルゴ
リズムであるため、専用のハードウェアを用いて高速な
信号処理を行うものがある。
【0005】また、従来のプリンタの構成例としてイン
クジェットプリンタにて説明する。インクジェットプリ
ンタは、印字ドットの大きさが、高々4ビット程度の階
調しか表現できない。また、インクの色種類はシアン,
マゼンタ,イエローを基本としている。このため、入力
信号がRGB(赤緑青)の8ビットデータであるなら
ば、印字のための信号変換が不可欠である。このような
信号処理をプリンタの内部で行うか、あるいは接続する
外部機器で行うか等の構成には色々な場合がある。例え
ばプリンタ内部に専用のハードウェアを備える場合があ
る。また、パソコンあるいはアダプタを接続する構成で
は、上記の信号処理を、パソコンあるいはアダプタによ
るソフトウェアあるいはハードウェアで信号処理を行う
ことができる。
クジェットプリンタにて説明する。インクジェットプリ
ンタは、印字ドットの大きさが、高々4ビット程度の階
調しか表現できない。また、インクの色種類はシアン,
マゼンタ,イエローを基本としている。このため、入力
信号がRGB(赤緑青)の8ビットデータであるなら
ば、印字のための信号変換が不可欠である。このような
信号処理をプリンタの内部で行うか、あるいは接続する
外部機器で行うか等の構成には色々な場合がある。例え
ばプリンタ内部に専用のハードウェアを備える場合があ
る。また、パソコンあるいはアダプタを接続する構成で
は、上記の信号処理を、パソコンあるいはアダプタによ
るソフトウェアあるいはハードウェアで信号処理を行う
ことができる。
【0006】これらの装置を接続して動作させる場合
の、信号処理の手順と分担として、デジカメにおいて
は、入力した画像データを補間,色変換,圧縮処理して
から一時的にメモリに蓄積する。そして、外部へ信号出
力する時点でメモリから圧縮データを読み出して、伸長
処理を行ってから出力するものがある。プリンタは、該
データを受け取り印字するために、プリンタの解像度と
印字面積に合わせて画素数の調整を行うための拡大処
理,画像内の文字図形部分を見えやすくするためのエッ
ジ強調処理,印字インクの色に合わせた色変換,信号振
幅の合わせ込みを行うレベル変換、そして場合によって
は誤差拡散処理と呼ばれる中間調レベルを表現するため
の信号処理を行う。デジカメとプリンタは、ネットワー
ク等を用いて接続を行うことができる。
の、信号処理の手順と分担として、デジカメにおいて
は、入力した画像データを補間,色変換,圧縮処理して
から一時的にメモリに蓄積する。そして、外部へ信号出
力する時点でメモリから圧縮データを読み出して、伸長
処理を行ってから出力するものがある。プリンタは、該
データを受け取り印字するために、プリンタの解像度と
印字面積に合わせて画素数の調整を行うための拡大処
理,画像内の文字図形部分を見えやすくするためのエッ
ジ強調処理,印字インクの色に合わせた色変換,信号振
幅の合わせ込みを行うレベル変換、そして場合によって
は誤差拡散処理と呼ばれる中間調レベルを表現するため
の信号処理を行う。デジカメとプリンタは、ネットワー
ク等を用いて接続を行うことができる。
【0007】また、色信号の変換方法としては、色変換
のための信号変換表(プロファイルデータ)、および変
換手段を用意することで信号処理をするものがある。基
本構成としては、入力装置において入力信号を標準信号
に変換し、出力装置において標準信号を出力信号に変換
する。つまり、機器間で伝送するデータ形式を標準信号
とするために、複数箇所に同一の手段を配置して信号処
理を行うものである。また、画像データを入力して印字
する装置としてファクシミリがある。国際電気通信連盟
ITU(International Telecommunication Union)が定
める勧告(ITU−T T.4,T.30)に基づき、伝送
路を介して機器を接続してデータ伝送を行う。通信手段
を用いて互いに接続する機器の能力をあらかじめ通知し
たのち、両者が判断できる標準的なデータ形式を用いて
通信を行うものである。
のための信号変換表(プロファイルデータ)、および変
換手段を用意することで信号処理をするものがある。基
本構成としては、入力装置において入力信号を標準信号
に変換し、出力装置において標準信号を出力信号に変換
する。つまり、機器間で伝送するデータ形式を標準信号
とするために、複数箇所に同一の手段を配置して信号処
理を行うものである。また、画像データを入力して印字
する装置としてファクシミリがある。国際電気通信連盟
ITU(International Telecommunication Union)が定
める勧告(ITU−T T.4,T.30)に基づき、伝送
路を介して機器を接続してデータ伝送を行う。通信手段
を用いて互いに接続する機器の能力をあらかじめ通知し
たのち、両者が判断できる標準的なデータ形式を用いて
通信を行うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
は、以下のような課題がある。
は、以下のような課題がある。
【0009】(1)デジタルカメラとプリンタのような
複数の機器を組み合わせて動作を行う場合に、データ伝
送のための信号処理が必要となる。このようなデータ伝
送のために、性能向上を得られないばかりか、接続して
動作させることができないケースもある。また、装置構
成の観点からはそれぞれの機器が同一内容の信号処理手
段を持つ場合がある。信号処理の手順の観点からは同一
内容の信号処理を重複して実行する場合もある。この結
果、装置構成のコストアップ、処理時間などの問題がも
たらされる。
複数の機器を組み合わせて動作を行う場合に、データ伝
送のための信号処理が必要となる。このようなデータ伝
送のために、性能向上を得られないばかりか、接続して
動作させることができないケースもある。また、装置構
成の観点からはそれぞれの機器が同一内容の信号処理手
段を持つ場合がある。信号処理の手順の観点からは同一
内容の信号処理を重複して実行する場合もある。この結
果、装置構成のコストアップ、処理時間などの問題がも
たらされる。
【0010】(2)伝達する信号の標準化を行う場合に
は、入力信号を標準信号に変換するための手段、および
標準信号を出力信号に戻す手段を用意しておく必要があ
る。この信号処理のため、装置構成が複雑になり、処理
時間がかかり、また場合によって信号精度が劣化するこ
ともある。
は、入力信号を標準信号に変換するための手段、および
標準信号を出力信号に戻す手段を用意しておく必要があ
る。この信号処理のため、装置構成が複雑になり、処理
時間がかかり、また場合によって信号精度が劣化するこ
ともある。
【0011】(3)通信機能を持つ例として、ファクシ
ミリ装置がある。ファクシミリは、伝送路を用いた通信
の方式が規格で定まっている。データ伝送に先立って、
互いの機器の能力を通知してから、受信装置が解釈でき
るデータ伝送モードを選択する。規格は、個々の機器の
構成を制約するものではない。しかし、データ伝送の方
式が規格で定まっているため、機器の性能向上の対象は
限られる。例えば、一方の機器の信号処理速度が低速で
ある場合には、この機器の能力によってデータ伝送速度
が低く押さえられる場合がある。
ミリ装置がある。ファクシミリは、伝送路を用いた通信
の方式が規格で定まっている。データ伝送に先立って、
互いの機器の能力を通知してから、受信装置が解釈でき
るデータ伝送モードを選択する。規格は、個々の機器の
構成を制約するものではない。しかし、データ伝送の方
式が規格で定まっているため、機器の性能向上の対象は
限られる。例えば、一方の機器の信号処理速度が低速で
ある場合には、この機器の能力によってデータ伝送速度
が低く押さえられる場合がある。
【0012】(4)また別の問題として、個々の機器の
特性が一定の精度内に補正されていても、複数を組み合
わせた場合にはばらつきが重畳されることで、組み合わ
せシステムとしては十分な精度が得られない場合があ
る。例えば色信号の再現特性が、個々の機器では一定内
の誤差に押さえられていても、複数の機器を組み合わせ
ることで、再現特性が重畳して視覚的な劣化として見え
ることがある。
特性が一定の精度内に補正されていても、複数を組み合
わせた場合にはばらつきが重畳されることで、組み合わ
せシステムとしては十分な精度が得られない場合があ
る。例えば色信号の再現特性が、個々の機器では一定内
の誤差に押さえられていても、複数の機器を組み合わせ
ることで、再現特性が重畳して視覚的な劣化として見え
ることがある。
【0013】本発明は、高速で、高精細な信号処理可能
な信号処理装置を提供することを目的とする。
な信号処理装置を提供することを目的とする。
【0014】また、簡易な信号処理装置を提供すること
を目的とする。
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の機器間
で能力の通知を行うための通信手段、複数の機器が備え
る信号処理能力を組み合わせて信号処理順序と分担を決
定するための管理手段、を設ける構成とする。
で能力の通知を行うための通信手段、複数の機器が備え
る信号処理能力を組み合わせて信号処理順序と分担を決
定するための管理手段、を設ける構成とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0017】(1)通信手順 図1に本発明の基本構成を示す。本発明は、通信制御装
置102を用いて、複数の機器がケーブルもしくはネッ
トワークなどで接続されている機器間の能力を互いに通
知する。装置Aと装置Bは、それぞれの自らの機器能
力、および接続相手の機器能力を記憶する機器能力メモ
リ103を持つ。そして管理装置101を用いて、互い
の機器能力の情報を利用して信号処理装置104の信号
処理の順番、および信号処理の分担を決める。信号処理
の手順の一例を図2に示す。手順は、例えば次に示すよ
うに構成できる。
置102を用いて、複数の機器がケーブルもしくはネッ
トワークなどで接続されている機器間の能力を互いに通
知する。装置Aと装置Bは、それぞれの自らの機器能
力、および接続相手の機器能力を記憶する機器能力メモ
リ103を持つ。そして管理装置101を用いて、互い
の機器能力の情報を利用して信号処理装置104の信号
処理の順番、および信号処理の分担を決める。信号処理
の手順の一例を図2に示す。手順は、例えば次に示すよ
うに構成できる。
【0018】・まず、初期状態においては、機器能力の
通知の順番が初期設定のままであるので再構成を行う。
例えば、手順(1)において最初に通信を開始する装置
Aが、接続されている装置Bに対して通知開始を指示す
る。
通知の順番が初期設定のままであるので再構成を行う。
例えば、手順(1)において最初に通信を開始する装置
Aが、接続されている装置Bに対して通知開始を指示す
る。
【0019】・そして、手順(2)において接続されて
いる装置Bからとの通信手順を開始する。この手順にお
いて通知する内容として、機器能力メモリ103に記憶
してある自らの機器能力,通信手段の伝送能力,メモリ
容量などの情報がある。
いる装置Bからとの通信手順を開始する。この手順にお
いて通知する内容として、機器能力メモリ103に記憶
してある自らの機器能力,通信手段の伝送能力,メモリ
容量などの情報がある。
【0020】・装置Aの管理装置101は、受信した情
報を用いて信号処理の順番と分担を決める。決めた信号
処理の順番と分担を、通信制御装置102を用いて装置
Bに通知することで準備が完了する。
報を用いて信号処理の順番と分担を決める。決めた信号
処理の順番と分担を、通信制御装置102を用いて装置
Bに通知することで準備が完了する。
【0021】・次に手順(4)(5)(6)において、
装置Aと装置Bがそれぞれ持つ信号処理装置104を用
いて、画像入力から出力までの信号処理を実行する。
装置Aと装置Bがそれぞれ持つ信号処理装置104を用
いて、画像入力から出力までの信号処理を実行する。
【0022】・信号処理の終了後、終了処理を行う。
【0023】上記は、デジタルカメラとプリンタを直接
接続して印字出力する構成例に当てはまる。一方、これ
らにパソコンを組み合わせた装置構成も考えられる。図
3は、3種類の装置が接続された場合の手順をしめす。
この例では、装置Aが全体まとめの役割を持ち、図中の
手順(2)において、接続された装置BとCの機器能力
を収集する。そして、収集結果に基づき装置Aが装置
A,B,C間の信号処理の順番と分担を決定して、手順
(3)において装置B,Cに通知する。その後、この内
容に基づき手順(4)(5)(6)で信号処理を実行す
る。デジカメとプリンタの例では、両者を直接接続して
印字出力することもできるが、両者の間にパソコンを介
在させることで信号処理を分担する構成をとることもで
きる。ある種の信号処理はパソコンが分担することで高
速な動作を実現できる場合もあり、あるいはデジカメ搭
載の専用ハードウェアで実行する方が高速な場合もある
ため、これらの接続装置間で信号処理の順番と分担を決
める手段を用意することが望ましいことになる。上記例
における装置A,B,Cのいずれがデジカメ,プリン
タ,パソコンであっても良く、接続形態に関わらず動作
できることが望ましい。上記のように接続する複数の装
置の信号処理能力は機種によって大きく異なる。また、
性能向上した新機種が、次々に市場に出てくる状況であ
る。本発明は、これらの機器間の能力を互いに通知する
ことで、信号処理の手順と分担を決めてから、実際の信
号処理を実行することで、複数の機器の能力を十分に活
用した信号処理を実現する。このために利用する通知信
号の構成例を図4に示す。これらの通知信号を具体的に
通信する際には、例えばファクシミリ装置に適用されて
いる国際規格ITU−T T.30で定めているようなあ
らかじめ定めたビットパタンを用いたデータフォーマッ
トを利用して一意に通知することができる。本発明は、
通知のためのデータフォーマットなどを限定するもので
はない。
接続して印字出力する構成例に当てはまる。一方、これ
らにパソコンを組み合わせた装置構成も考えられる。図
3は、3種類の装置が接続された場合の手順をしめす。
この例では、装置Aが全体まとめの役割を持ち、図中の
手順(2)において、接続された装置BとCの機器能力
を収集する。そして、収集結果に基づき装置Aが装置
A,B,C間の信号処理の順番と分担を決定して、手順
(3)において装置B,Cに通知する。その後、この内
容に基づき手順(4)(5)(6)で信号処理を実行す
る。デジカメとプリンタの例では、両者を直接接続して
印字出力することもできるが、両者の間にパソコンを介
在させることで信号処理を分担する構成をとることもで
きる。ある種の信号処理はパソコンが分担することで高
速な動作を実現できる場合もあり、あるいはデジカメ搭
載の専用ハードウェアで実行する方が高速な場合もある
ため、これらの接続装置間で信号処理の順番と分担を決
める手段を用意することが望ましいことになる。上記例
における装置A,B,Cのいずれがデジカメ,プリン
タ,パソコンであっても良く、接続形態に関わらず動作
できることが望ましい。上記のように接続する複数の装
置の信号処理能力は機種によって大きく異なる。また、
性能向上した新機種が、次々に市場に出てくる状況であ
る。本発明は、これらの機器間の能力を互いに通知する
ことで、信号処理の手順と分担を決めてから、実際の信
号処理を実行することで、複数の機器の能力を十分に活
用した信号処理を実現する。このために利用する通知信
号の構成例を図4に示す。これらの通知信号を具体的に
通信する際には、例えばファクシミリ装置に適用されて
いる国際規格ITU−T T.30で定めているようなあ
らかじめ定めたビットパタンを用いたデータフォーマッ
トを利用して一意に通知することができる。本発明は、
通知のためのデータフォーマットなどを限定するもので
はない。
【0024】ここで通知する機器能力としては、信号処
理内容(圧縮伸長,画素信号の補間,拡大,フィルタ処
理,信号レベル変換,色変換,誤差拡散処理,スキャン
順序の変換など)があり、それぞれの機器能力を、処理
速度(マイクロ秒/画素),演算精度(8,12,16
ビット)などで表すことができる。
理内容(圧縮伸長,画素信号の補間,拡大,フィルタ処
理,信号レベル変換,色変換,誤差拡散処理,スキャン
順序の変換など)があり、それぞれの機器能力を、処理
速度(マイクロ秒/画素),演算精度(8,12,16
ビット)などで表すことができる。
【0025】通知内容を、接続機器が共通に理解できる
ような汎用性と拡張性を高めるために、識別子(何らか
のビットパタン)を付加した階層的なデータ構造で画像
信号を表すことができる。本発明はこのデータ構造のフ
ォーマットを限定するものではない。
ような汎用性と拡張性を高めるために、識別子(何らか
のビットパタン)を付加した階層的なデータ構造で画像
信号を表すことができる。本発明はこのデータ構造のフ
ォーマットを限定するものではない。
【0026】上記機器能力のなかの信号処理内容として
は例えば、圧縮伸長,画素信号の補間,拡大,フィルタ
処理,信号レベル変換,色変換,誤差拡散処理,スキャ
ン順序の変換などがある。基本的には次のような信号処
理を行う。
は例えば、圧縮伸長,画素信号の補間,拡大,フィルタ
処理,信号レベル変換,色変換,誤差拡散処理,スキャ
ン順序の変換などがある。基本的には次のような信号処
理を行う。
【0027】・圧縮伸長は、データ量削減を目的とした
もので、例えばカラー画像を対象にした場合には、JP
EG方式が標準として広く使われている。
もので、例えばカラー画像を対象にした場合には、JP
EG方式が標準として広く使われている。
【0028】・画素信号の補間とは画像入力装置からの
信号を揃えるための信号処理である。例えばCCDセン
サなどは、RGBフィルタをセンサ素子に飛び飛びに配
置してカラー画像データを読み込む。このような画像入
力装置の信号から、画素毎にRGB信号が揃った信号
を、補間などの信号処理で作成する。隣接する画素の信
号を参照して、画素の信号レベルを算出する。
信号を揃えるための信号処理である。例えばCCDセン
サなどは、RGBフィルタをセンサ素子に飛び飛びに配
置してカラー画像データを読み込む。このような画像入
力装置の信号から、画素毎にRGB信号が揃った信号
を、補間などの信号処理で作成する。隣接する画素の信
号を参照して、画素の信号レベルを算出する。
【0029】・拡大は、入力した画像データの画素数
を、印刷装置の印字画素数に変換するものである。一般
に、印字装置の解像度が高いことから、画素数を増加す
る処理、すなわち拡大処理が行われる。隣接する画素の
信号を参照して、新たに配置する画素の信号レベルを算
出する。
を、印刷装置の印字画素数に変換するものである。一般
に、印字装置の解像度が高いことから、画素数を増加す
る処理、すなわち拡大処理が行われる。隣接する画素の
信号を参照して、新たに配置する画素の信号レベルを算
出する。
【0030】・フィルタ処理は、信号の微分積分演算を
原理としており、エッジ部分をくっきり見せるための微
分、あるいはノイズ除去のための積分などを行う。隣接
する周辺画素の信号レベルを参照して、中央の画素の信
号レベルを修正する。
原理としており、エッジ部分をくっきり見せるための微
分、あるいはノイズ除去のための積分などを行う。隣接
する周辺画素の信号レベルを参照して、中央の画素の信
号レベルを修正する。
【0031】・信号レベル変換は、入力した信号レベル
を、印刷装置のための信号レベルに変換するものであ
る。例えば多くのインクジェットプリンタは、インクド
ットの有無で表される2値信号で印刷するため、出力ま
での何処かでレベル変換が不可欠である。
を、印刷装置のための信号レベルに変換するものであ
る。例えば多くのインクジェットプリンタは、インクド
ットの有無で表される2値信号で印刷するため、出力ま
での何処かでレベル変換が不可欠である。
【0032】・色変換は、例えばRGB信号をCMY信
号に変換する処理である。変換のために、複数信号の組
み合わせからなる変換テーブルを用いる方式もある。
号に変換する処理である。変換のために、複数信号の組
み合わせからなる変換テーブルを用いる方式もある。
【0033】・誤差拡散は、信号レベル変換の一種であ
り、中間調レベルの変換結果が優れた画質であることか
ら広く利用されている。
り、中間調レベルの変換結果が優れた画質であることか
ら広く利用されている。
【0034】・スキャン順序の変換は、画像入力装置の
信号走査の順番と、印刷装置の信号走査の順番を合わせ
込むための信号処理である。
信号走査の順番と、印刷装置の信号走査の順番を合わせ
込むための信号処理である。
【0035】上記のような信号処理内容を実行する実体
は、ハードウェアあるいはソフトウェアで実現できる
が、これらを信号処理の実行モジュールとして扱うこと
ができる。そして、これら実行モジュールの動作の順番
と、動作する装置の分担を任意に組み合わせることを特
徴とする。この信号処理の順番と分担を決めるための判
断材料として、互いの機器能力等の通知を行う。このよ
うにして、それぞれの機器が内蔵しているハードウェ
ア,ソフトウェアによる機器能力を組み合わせることで
処理能力の向上を実現する。
は、ハードウェアあるいはソフトウェアで実現できる
が、これらを信号処理の実行モジュールとして扱うこと
ができる。そして、これら実行モジュールの動作の順番
と、動作する装置の分担を任意に組み合わせることを特
徴とする。この信号処理の順番と分担を決めるための判
断材料として、互いの機器能力等の通知を行う。このよ
うにして、それぞれの機器が内蔵しているハードウェ
ア,ソフトウェアによる機器能力を組み合わせることで
処理能力の向上を実現する。
【0036】接続する機器構成の変更あるいは性能の変
更がない限り、2回目以降のデータ伝送において、この
ような機器能力の通知を一部省略することもできる。こ
のためには、通知内容を記憶するメモリ103を用意し
て、該メモリに記憶されている前回の動作時における機
器構成と差分があるか否かを判定する。この手順を図5
に示す。機器構成に変更がないと判断できた場合には、
メモリ103に既に記憶されている信号処理の順番と分
担を利用する。一方、機器構成に変更を検知できた場合
には、信号処理手順と分担の再構成を行う。
更がない限り、2回目以降のデータ伝送において、この
ような機器能力の通知を一部省略することもできる。こ
のためには、通知内容を記憶するメモリ103を用意し
て、該メモリに記憶されている前回の動作時における機
器構成と差分があるか否かを判定する。この手順を図5
に示す。機器構成に変更がないと判断できた場合には、
メモリ103に既に記憶されている信号処理の順番と分
担を利用する。一方、機器構成に変更を検知できた場合
には、信号処理手順と分担の再構成を行う。
【0037】(2)信号処理の順番と分担 前記した装置構成を例に取れば、デジタルカメラで撮像
した画像データを、プリンタに出力するまでには、圧縮
伸長,画素信号の補間,拡大,フィルタ処理,信号レベ
ル変換,色変換,誤差拡散処理,スキャン順序の変換な
どの信号処理を実行する。
した画像データを、プリンタに出力するまでには、圧縮
伸長,画素信号の補間,拡大,フィルタ処理,信号レベ
ル変換,色変換,誤差拡散処理,スキャン順序の変換な
どの信号処理を実行する。
【0038】本発明は、これらの複数種類の信号処理を
実行する順番と信号処理の分担を、接続する機器の備え
る機器能力に基づき、任意に設定できる手段を設けるこ
とである。
実行する順番と信号処理の分担を、接続する機器の備え
る機器能力に基づき、任意に設定できる手段を設けるこ
とである。
【0039】このために本発明は、管理装置101を用
いることで、前記の通信手順を用いて入手した相手機器
の能力を参照して、信号処理の順番と分担を定めること
にする。この手順は、図6に示すように、2個より多く
の機器が接続されている場合も同様に、個々の機器が管
理装置101を備えておくことができる。この場合の機
器は、パソコン,大容量記憶装置,画像表示装置、WW
W(world wide web)などとアクセスする通信機器、な
どであることもできる。そして、通知内容に基づき、接
続する機器全体の管理装置101(A)を決めることが
できる。この場合には、管理装置101(A)の決定に
従うことで、残る管理装置101(B,C,D)は動作
しなくて良い。また、このような管理装置を持たない機
器であっても良い。通知に対して応答がなかったり、エ
ラーを返してきたりすることで、管理装置を持たないこ
とを判断できる。このような機器には、あらかじめ定ま
った機能に基づく動作を期待する。
いることで、前記の通信手順を用いて入手した相手機器
の能力を参照して、信号処理の順番と分担を定めること
にする。この手順は、図6に示すように、2個より多く
の機器が接続されている場合も同様に、個々の機器が管
理装置101を備えておくことができる。この場合の機
器は、パソコン,大容量記憶装置,画像表示装置、WW
W(world wide web)などとアクセスする通信機器、な
どであることもできる。そして、通知内容に基づき、接
続する機器全体の管理装置101(A)を決めることが
できる。この場合には、管理装置101(A)の決定に
従うことで、残る管理装置101(B,C,D)は動作
しなくて良い。また、このような管理装置を持たない機
器であっても良い。通知に対して応答がなかったり、エ
ラーを返してきたりすることで、管理装置を持たないこ
とを判断できる。このような機器には、あらかじめ定ま
った機能に基づく動作を期待する。
【0040】以下、信号処理の順番と分担を再構成する
例を示す。
例を示す。
【0041】・複数の機器の組み合わせると、これらの
処理機能が複数の機器が重畳して持つ場合がある。例え
ば、一方の機器がRGB信号をXYZ信号に変換し、別
の機器がXYZ信号をCMY信号に変換することがあ
る。信号処理の順番と分担を再構成することで、このよ
うな重複した信号処理をなくし、RGB信号を直接CM
Y信号に変換することで、高速で、演算精度を維持した
信号処理を実行できる。図7に上記重複機能をバイパス
するための設定手順を示す。
処理機能が複数の機器が重畳して持つ場合がある。例え
ば、一方の機器がRGB信号をXYZ信号に変換し、別
の機器がXYZ信号をCMY信号に変換することがあ
る。信号処理の順番と分担を再構成することで、このよ
うな重複した信号処理をなくし、RGB信号を直接CM
Y信号に変換することで、高速で、演算精度を維持した
信号処理を実行できる。図7に上記重複機能をバイパス
するための設定手順を示す。
【0042】・信号処理の構成は、図8に示すように多
くの組み合わせがあり得る。ここで信号処理の順番を変
更しても、同一の処理結果を得ることができるものがあ
る。例えば、拡大と色変換については、どちらを先に処
理してもほぼ同一の処理結果を得られる。一方、拡大と
誤差拡散処理などのように、処理順序によって結果が異
なるものがある。誤差拡散処理は、例えば8ビットの多
値信号を1ビットの2値信号に変換するものであるた
め、処理手順の最初に実行してしまうならば、後段に実
行する信号処理内容に大きな影響を与えてしまう。
くの組み合わせがあり得る。ここで信号処理の順番を変
更しても、同一の処理結果を得ることができるものがあ
る。例えば、拡大と色変換については、どちらを先に処
理してもほぼ同一の処理結果を得られる。一方、拡大と
誤差拡散処理などのように、処理順序によって結果が異
なるものがある。誤差拡散処理は、例えば8ビットの多
値信号を1ビットの2値信号に変換するものであるた
め、処理手順の最初に実行してしまうならば、後段に実
行する信号処理内容に大きな影響を与えてしまう。
【0043】そこで、図9に示すような手順で、制約条
件に基づく装置構成成立の可否の判断を行う。
件に基づく装置構成成立の可否の判断を行う。
【0044】この信号処理順序の制約条件は、あらかじ
め装置内のメモリなどに記憶しておくことで、可否の判
断はCPUのプログラム処理で実行できる。求められた
可否の判断結果は、後で説明する評価関数で利用できる
ように記憶して置く。
め装置内のメモリなどに記憶しておくことで、可否の判
断はCPUのプログラム処理で実行できる。求められた
可否の判断結果は、後で説明する評価関数で利用できる
ように記憶して置く。
【0045】・個々の機器を単独で動作させる場合には
必要とされた信号処理を、組み合わせて動作させる場合
には省略できるものがある。例えば、撮像した画像デー
タを即座に印刷するような用途では、画像データの圧縮
伸長を省くことができる。CCDセンサから読み出した画
像データを直接に信号処理して印刷を行うことで、圧縮
伸長の信号処理で発生する信号劣化を取り除き、高い画
質の印字結果を得ることができる。また、データ伝送を
原データで行うことにより、圧縮伸長を省くことによる
高速化の効果も実現できる。
必要とされた信号処理を、組み合わせて動作させる場合
には省略できるものがある。例えば、撮像した画像デー
タを即座に印刷するような用途では、画像データの圧縮
伸長を省くことができる。CCDセンサから読み出した画
像データを直接に信号処理して印刷を行うことで、圧縮
伸長の信号処理で発生する信号劣化を取り除き、高い画
質の印字結果を得ることができる。また、データ伝送を
原データで行うことにより、圧縮伸長を省くことによる
高速化の効果も実現できる。
【0046】上記のような手順によって作られる、デジ
カメで撮像した画像データをプリンタに出力するまでの
信号処理の順番と分担の構成例を図10に示す。ここ
で、構成1,2,3のいずれもデジカメとプリンタはそ
れぞれ分担した信号処理内容を実行することで、同一の
信号処理内容による同一の結果が得られる。このように
信号処理の分担において複数種類の構成方法があり得る
ため、一つを選択するための手順が必要になる。
カメで撮像した画像データをプリンタに出力するまでの
信号処理の順番と分担の構成例を図10に示す。ここ
で、構成1,2,3のいずれもデジカメとプリンタはそ
れぞれ分担した信号処理内容を実行することで、同一の
信号処理内容による同一の結果が得られる。このように
信号処理の分担において複数種類の構成方法があり得る
ため、一つを選択するための手順が必要になる。
【0047】このため信号処理の順番と分担を決めるた
めに評価関数を設けて、評価値が最大(あるいは最小)
になるように再構成を行う。評価関数としては、例え
ば、実行速度とすることができる。そして演算に用いる
個々の機器の信号処理手段,データ転送速度などを通知
して一覧表にまとめることができる。
めに評価関数を設けて、評価値が最大(あるいは最小)
になるように再構成を行う。評価関数としては、例え
ば、実行速度とすることができる。そして演算に用いる
個々の機器の信号処理手段,データ転送速度などを通知
して一覧表にまとめることができる。
【0048】次に信号処理の順番と分担を決める上での
制約条件と、該制約条件を用いた装置構成について説明
する。制約条件として設定すべきものに、信号内容の不
可逆性がある。多値信号の処理の多くは、順番を交換し
ても同じ結果が得られるものが多い。しかし、多値信号
を2値レベルに変換した信号に、多値信号を前提とした
信号処理を行うことはできない。このような、不可逆な
処理内容には制約を設けたうえで信号処理の手順と分担
を設定する。
制約条件と、該制約条件を用いた装置構成について説明
する。制約条件として設定すべきものに、信号内容の不
可逆性がある。多値信号の処理の多くは、順番を交換し
ても同じ結果が得られるものが多い。しかし、多値信号
を2値レベルに変換した信号に、多値信号を前提とした
信号処理を行うことはできない。このような、不可逆な
処理内容には制約を設けたうえで信号処理の手順と分担
を設定する。
【0049】また、別の制約条件として伝送路特性があ
る。信号処理時間には、機器を接続する伝送路のデータ
転送時間が加算されることになる。機器間を幾度もデー
タ転送するような処理順序と分担では、伝送時間が長大
となる。
る。信号処理時間には、機器を接続する伝送路のデータ
転送時間が加算されることになる。機器間を幾度もデー
タ転送するような処理順序と分担では、伝送時間が長大
となる。
【0050】上記のような信号処理の順番と分担を決め
る手順を図11に示す。この手順で利用する評価項目を
図12に示すようにまとめておくことができる。この図
では、評価項目として、制約の有無E1,実行速度E
2,画質E3を組み合わせて、評価関数E=E1×(E
2+E3)を用いて評価値を算出する。E1は、成立不
可な場合を数値0で示すように設定する。E2とE3
は、0以上で、数値が小さいほど良い状態を示すものと
する。この結果、評価値を0以上の最小とする構成をも
って、実現する機器構成を決定することができる。
る手順を図11に示す。この手順で利用する評価項目を
図12に示すようにまとめておくことができる。この図
では、評価項目として、制約の有無E1,実行速度E
2,画質E3を組み合わせて、評価関数E=E1×(E
2+E3)を用いて評価値を算出する。E1は、成立不
可な場合を数値0で示すように設定する。E2とE3
は、0以上で、数値が小さいほど良い状態を示すものと
する。この結果、評価値を0以上の最小とする構成をも
って、実現する機器構成を決定することができる。
【0051】ここで用いる評価関数は、操作者の目的に
応じて変更することもできる。例えば、画質を優先する
ように設定するならば、デジタルカメラにおいてデータ
圧縮のために使われるJPEGを行わないように信号処
理手順を定めることもできる。また別の設定としては、
白黒ドキュメントを対象にした解像度向上を評価関数と
することもできる。
応じて変更することもできる。例えば、画質を優先する
ように設定するならば、デジタルカメラにおいてデータ
圧縮のために使われるJPEGを行わないように信号処
理手順を定めることもできる。また別の設定としては、
白黒ドキュメントを対象にした解像度向上を評価関数と
することもできる。
【0052】なお、上記の信号処理の手順と分担を、機
器の操作者が設定することもできる。このために、通信
装置および管理装置の機能をオンオフするスイッチを備
えることができる。あるいは、操作者が設定するための
切り替えスイッチを用意する。操作者設定を選択した場
合には、例えばデジタルカメラのモニタ装置に設定画面
を表示しながら、操作者の設定内容を入力することがで
きる。
器の操作者が設定することもできる。このために、通信
装置および管理装置の機能をオンオフするスイッチを備
えることができる。あるいは、操作者が設定するための
切り替えスイッチを用意する。操作者設定を選択した場
合には、例えばデジタルカメラのモニタ装置に設定画面
を表示しながら、操作者の設定内容を入力することがで
きる。
【0053】上記のように本発明は、信号処理の内容と
組み合わせる機器の処理能力に基づき、制約条件を設け
た上で、信号処理の順番と分担を変更することが可能で
ある。重複する信号処理の一部を省くこともできる。こ
れにより、処理の高速化,処理装置の簡易化,演算精度
の向上などを実現できる。図13に、デジカメで撮像し
た画像データをプリンタに出力するまでの信号処理の順
番と分担の構成例において、再構成することによって省
略できる処理内容を示す。斜線で示す処理をスキップす
ることで、高速化を実現できる。これらの再構成は、信
号処理を実行する実体を実行モジュールとしておくこと
で、信号の入出力と処理の起動終了などを管理すること
ができる。実行モジュールは、ソフトウェアで作るなら
ば、いわゆるソフトライブラリのことであり、ハードウ
ェアで作るならば回路ブロックで構成できる。
組み合わせる機器の処理能力に基づき、制約条件を設け
た上で、信号処理の順番と分担を変更することが可能で
ある。重複する信号処理の一部を省くこともできる。こ
れにより、処理の高速化,処理装置の簡易化,演算精度
の向上などを実現できる。図13に、デジカメで撮像し
た画像データをプリンタに出力するまでの信号処理の順
番と分担の構成例において、再構成することによって省
略できる処理内容を示す。斜線で示す処理をスキップす
ることで、高速化を実現できる。これらの再構成は、信
号処理を実行する実体を実行モジュールとしておくこと
で、信号の入出力と処理の起動終了などを管理すること
ができる。実行モジュールは、ソフトウェアで作るなら
ば、いわゆるソフトライブラリのことであり、ハードウ
ェアで作るならば回路ブロックで構成できる。
【0054】(3)パソコンが介在する装置構成例 デジタルカメラ,プリンタの双方と接続されたパソコン
で動作するソフトウェアによって、本発明の特徴とする
通信手順,信号処理の順番と分担の決定を行うことがで
きる。さらには、信号処理の全てをパソコンが引き受け
て実行することもできる。この場合には、デジタルカメ
ラは画像入力装置、プリンタは印字機構としての役割の
みを果たすように構成することもできる。そして、パソ
コン自体の性能向上、あるいはソフトウェアの性能向上
に依存して、システムの性能向上を実現できる。また、
パソコンのインタラクティブ性を利用して、操作者の指
示を入力したり、途中経過を表示したり、期待される結
果を表示することもできる。また、パソコンの信号処理
能力を利用するために、ネットワーク等で接続されたパ
ソコンの余剰能力を調査して、信号処理を割り当てるこ
ともできる。例えば、パソコンの処理能力が十分高いと
判断した場合には、ほぼ全ての信号処理をパソコンに任
せることもできる。
で動作するソフトウェアによって、本発明の特徴とする
通信手順,信号処理の順番と分担の決定を行うことがで
きる。さらには、信号処理の全てをパソコンが引き受け
て実行することもできる。この場合には、デジタルカメ
ラは画像入力装置、プリンタは印字機構としての役割の
みを果たすように構成することもできる。そして、パソ
コン自体の性能向上、あるいはソフトウェアの性能向上
に依存して、システムの性能向上を実現できる。また、
パソコンのインタラクティブ性を利用して、操作者の指
示を入力したり、途中経過を表示したり、期待される結
果を表示することもできる。また、パソコンの信号処理
能力を利用するために、ネットワーク等で接続されたパ
ソコンの余剰能力を調査して、信号処理を割り当てるこ
ともできる。例えば、パソコンの処理能力が十分高いと
判断した場合には、ほぼ全ての信号処理をパソコンに任
せることもできる。
【0055】通信手段を限定するものではなく、例えば
汎用的なインターフェース規格であるIEEE1394,IEEE12
84,USBなど、あるいは光学,無線手段などを利用す
ることができる。なお、上記で述べた構成におけるパソ
コンは、アダプタ形式の信号処理装置であっても同様の
機能を実現できる。
汎用的なインターフェース規格であるIEEE1394,IEEE12
84,USBなど、あるいは光学,無線手段などを利用す
ることができる。なお、上記で述べた構成におけるパソ
コンは、アダプタ形式の信号処理装置であっても同様の
機能を実現できる。
【0056】(4)色変換 例えば、デジタルカメラの撮像するカラー画像のフィル
タ特性(RGB)と、プリンタの印字に用いるインクの
色特性(CMYK)は異なるために、高い色再現を実現
するためには何らかの信号変換が不可欠である。
タ特性(RGB)と、プリンタの印字に用いるインクの
色特性(CMYK)は異なるために、高い色再現を実現
するためには何らかの信号変換が不可欠である。
【0057】このような目的に、機器のプロファイルデ
ータを用いた信号処理手順が提案されている。ここで、
プロファイルデータとは、ICC(International Color
Consortium、www.color.com)が定めている入力と出力
の色信号の変換表を指すもので、データ構造とデータ内
容について規格化されている。このプロファイルデータ
を用いた色信号の変換方法として、APPLE 社が提案して
いるColorSync、あるいはマイクロソフト社が提案して
いるICMなどがある。しかしながらこのような構成で
は、入力側における信号変換と、出力側における信号変
換が不可欠となる。例えば、図14(1)に示すように装
置AがRGB信号をLuv信号(あるいはXYZ,La
b信号など)に変換表1を用いて変換し、装置BがLu
v信号をCMY信号に変換表2を用いて変換する。ここ
で、Luv,XYZ,Labなどは、色彩工学の分野で
定義されている色信号であり、上記ICCプロファイル
で使われているものである。上記例では装置Aがデジカ
メであり、装置Bがプリンタであるとするならば、信号
変換を行う装置が複数箇所に分散することから装置構成
が複雑になり、処理時間が増大し、演算による精度の低
下がもたらされる。
ータを用いた信号処理手順が提案されている。ここで、
プロファイルデータとは、ICC(International Color
Consortium、www.color.com)が定めている入力と出力
の色信号の変換表を指すもので、データ構造とデータ内
容について規格化されている。このプロファイルデータ
を用いた色信号の変換方法として、APPLE 社が提案して
いるColorSync、あるいはマイクロソフト社が提案して
いるICMなどがある。しかしながらこのような構成で
は、入力側における信号変換と、出力側における信号変
換が不可欠となる。例えば、図14(1)に示すように装
置AがRGB信号をLuv信号(あるいはXYZ,La
b信号など)に変換表1を用いて変換し、装置BがLu
v信号をCMY信号に変換表2を用いて変換する。ここ
で、Luv,XYZ,Labなどは、色彩工学の分野で
定義されている色信号であり、上記ICCプロファイル
で使われているものである。上記例では装置Aがデジカ
メであり、装置Bがプリンタであるとするならば、信号
変換を行う装置が複数箇所に分散することから装置構成
が複雑になり、処理時間が増大し、演算による精度の低
下がもたらされる。
【0058】本発明は、前記したように、通知手段と管
理手段を用いることで、接続する複数の機器の能力に基
づき、信号処理の手順と分担を再構成することに特徴が
ある。これにより、複数箇所に分散して配置された同一
の信号処理手順を統合するための装置構成を容易に実現
できる。そして図14(2)に示すように、RGB信号
を直接CMY信号に変換するための変換表3を用意する
ことで、高速で、演算精度の落ちない信号処理を実行で
きる。変換表3は、装置A,B、すなわちデジカメとプ
リンタのいずれが持っても良い。
理手段を用いることで、接続する複数の機器の能力に基
づき、信号処理の手順と分担を再構成することに特徴が
ある。これにより、複数箇所に分散して配置された同一
の信号処理手順を統合するための装置構成を容易に実現
できる。そして図14(2)に示すように、RGB信号
を直接CMY信号に変換するための変換表3を用意する
ことで、高速で、演算精度の落ちない信号処理を実行で
きる。変換表3は、装置A,B、すなわちデジカメとプ
リンタのいずれが持っても良い。
【0059】色変換に関しては、入力装置から出力装置
への信号処理手順において、色信号の変換を一回に集約
することができる。例えば、入力装置と出力装置のそれ
ぞれに用意されている二つのプロファイルデータを一つ
に組み合わせることで、一回の信号処理で入力信号を出
力信号に直接変換することができる。色変換処理の統合
を行うことの指示は、本発明の通信装置と管理装置を用
いることで実現できる。このように作成したプロファイ
ルデータはメモリなどに記憶しておくことで、接続する
機器構成が変更されない限り再利用できる。
への信号処理手順において、色信号の変換を一回に集約
することができる。例えば、入力装置と出力装置のそれ
ぞれに用意されている二つのプロファイルデータを一つ
に組み合わせることで、一回の信号処理で入力信号を出
力信号に直接変換することができる。色変換処理の統合
を行うことの指示は、本発明の通信装置と管理装置を用
いることで実現できる。このように作成したプロファイ
ルデータはメモリなどに記憶しておくことで、接続する
機器構成が変更されない限り再利用できる。
【0060】具体的な複数のプロファイルデータの統合
方法について説明する。一般に、プロファイルデータは
3次元の表形式のデータ構造で表される。またデータ量
削減のため、補間処理を行うことを前提としてプロファ
イルデータの間引きをしてある場合がある。このような
入力装置と出力装置の特性を反映した2種類の変換表
(プロファイルデータ)を、一つの統合した変換表にま
とめるためには、図15に示すような手順を実行する。
方法について説明する。一般に、プロファイルデータは
3次元の表形式のデータ構造で表される。またデータ量
削減のため、補間処理を行うことを前提としてプロファ
イルデータの間引きをしてある場合がある。このような
入力装置と出力装置の特性を反映した2種類の変換表
(プロファイルデータ)を、一つの統合した変換表にま
とめるためには、図15に示すような手順を実行する。
【0061】・入力信号(例えばRGB信号)を、順次
増加するように設定する。
増加するように設定する。
【0062】・入力装置のプロファイルデータを記憶す
る変換表1を用いて、RGB信号をLuv信号に変換す
る。
る変換表1を用いて、RGB信号をLuv信号に変換す
る。
【0063】・Luv信号を、出力装置のプロファイル
データを記憶する変換表2を用いてCMY信号に変換す
る。
データを記憶する変換表2を用いてCMY信号に変換す
る。
【0064】・得られたCMY信号を、入力信号RGB
に対応した出力結果CMYとして統合変換表に書き込
む。
に対応した出力結果CMYとして統合変換表に書き込
む。
【0065】・入力信号をステップ変化させて、最初の
手順に戻る。
手順に戻る。
【0066】このようにして作成した統合プロファイル
データは元のデータ構造と同じにすることで、機器が本
来備えている信号変換手段を利用して信号処理を実行で
きる。
データは元のデータ構造と同じにすることで、機器が本
来備えている信号変換手段を利用して信号処理を実行で
きる。
【0067】本発明は、通信制御装置と管理装置を用い
て上記のような複数のプロファイルデータの統合の可否
を判断したうえで、統合のための信号処理を実行するこ
とができる。この結果として、装置構成を簡略にし、処
理時間を短縮し、演算精度を高めることができるメリッ
トがある。
て上記のような複数のプロファイルデータの統合の可否
を判断したうえで、統合のための信号処理を実行するこ
とができる。この結果として、装置構成を簡略にし、処
理時間を短縮し、演算精度を高めることができるメリッ
トがある。
【0068】また、上記はプロファイルデータを用いた
信号処理手順について述べたが、別の方法として変換式
に基づく色変換などを行う信号処理手順でも同様であ
る。原理的には、RGB信号とCMY信号は補色の関係
にあることを利用した演算処理で色変換を行うこともで
きる。
信号処理手順について述べたが、別の方法として変換式
に基づく色変換などを行う信号処理手順でも同様であ
る。原理的には、RGB信号とCMY信号は補色の関係
にあることを利用した演算処理で色変換を行うこともで
きる。
【0069】例えば、RGB信号からLuv信号への変
換、およびLuv信号からCMY信号への変換を、変換
式に基づく回路で実現している装置構成を対象にした場
合、両者を統合した一つの回路を用いてRGB信号から
直接CMY信号へ変換することができる。
換、およびLuv信号からCMY信号への変換を、変換
式に基づく回路で実現している装置構成を対象にした場
合、両者を統合した一つの回路を用いてRGB信号から
直接CMY信号へ変換することができる。
【0070】上記の統合したプロファイルデータは、接
続する機器の特性が変化しない限り利用することができ
る。このためには、機器特性の変化の有無を判断する手
段、プロファイルデータ記憶メモリ、を用意することで
実現できる。そして、例えば、機器接続時にプロファイ
ルデータの統合処理を行い、以降の複数毎の印字処理に
おいては、メモリに記憶したプロファイルデータを利用
することで、統合処理のための処理負荷を減らすことが
できる。また、機器接続時に、従来作成した際の構成と
一致すると判断でき、さらにプロファイルデータをメモ
リに記憶してあるならば、改めてプロファイルデータの
統合処理を行うことなく、該メモリ内容を用いて同一の
印字結果を得ることができる。
続する機器の特性が変化しない限り利用することができ
る。このためには、機器特性の変化の有無を判断する手
段、プロファイルデータ記憶メモリ、を用意することで
実現できる。そして、例えば、機器接続時にプロファイ
ルデータの統合処理を行い、以降の複数毎の印字処理に
おいては、メモリに記憶したプロファイルデータを利用
することで、統合処理のための処理負荷を減らすことが
できる。また、機器接続時に、従来作成した際の構成と
一致すると判断でき、さらにプロファイルデータをメモ
リに記憶してあるならば、改めてプロファイルデータの
統合処理を行うことなく、該メモリ内容を用いて同一の
印字結果を得ることができる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、重複した機能,信号処
理内容などを整理統合して、高速で、高精細なな信号処
理可能な信号処理装置を提供できる。
理内容などを整理統合して、高速で、高精細なな信号処
理可能な信号処理装置を提供できる。
【0072】また、簡易な信号処理装置を提供できる。
【図1】本発明の基本構成図。
【図2】通信手順の説明図。
【図3】3者間の通信手順の説明図。
【図4】機器能力の記憶メモリ内容の構成例を示す図
面。
面。
【図5】再構成手順の実行有無の判定手順を示す図面。
【図6】複数の機器の接続を示す図面。
【図7】信号処理の重複の判定手順を示す図面。
【図8】信号処理手順の構成例を示す図面。
【図9】信号処理の制約条件の判定手順を示す図面。
【図10】機能分担の構成例を示す図面。
【図11】信号処理手順と分担の再構成の手順を示す図
面。
面。
【図12】構成と評価値の一覧表の例を示す図面。
【図13】信号処理手順と分担の再構成結果の例を示す
図面。
図面。
【図14】色変換機能の統合化を示す図面。
【図15】変換表の統合手順を示す図面。
101…管理装置、102…通信制御装置、103…機
器能力メモリ、104…信号処理装置、201…デジタ
ルカメラ、202…プリンタ。
器能力メモリ、104…信号処理装置、201…デジタ
ルカメラ、202…プリンタ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/00 H04N 9/67 Z 5C075 9/67 1/40 D 5C077 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AQ05 AR01 HJ08 HQ12 5B021 AA01 BB02 CC05 EE01 LB07 LG07 5C057 AA03 AA07 AA11 BA14 CA01 CB07 DA01 DA03 EA01 EA07 EC01 EL03 EM07 EM13 FB03 FC17 FE03 GF03 GG01 GG05 GH05 GL02 5C062 AA01 AA05 AB38 AB42 AC29 AC41 AE03 AE14 AF00 BA04 5C066 AA01 AA07 AA11 BA13 CA06 CA23 DB01 DB06 DD06 EA05 EB01 EC02 ED09 EE01 GA01 GA02 GA32 GA33 GB01 HA01 KE04 KE07 KE11 KE17 KF03 KF05 KM02 KP02 5C075 CD21 CD25 CE12 FF09 5C077 LL19 MP08 PP20 PP31 PP71 PP74 PQ23 TT02
Claims (4)
- 【請求項1】複数の機器間で能力の通知を行うための通
信手段、 複数の機器が備える信号処理能力を組み合わせて信号処
理順序と分担を決定するための管理手段を設けることを
特徴とする画像信号処理装置。 - 【請求項2】接続した複数の機器の少なくとも一つは画
像データの入力手段であり、 また、少なくとも一つは画像データの再現手段であり、 前記管理手段は入力手段から出力手段までの画像データ
の信号処理手順、 あるいは画像データの信号処理の分担、あるいは信号処
理順序と分担の双方を決定することを特徴とする請求項
1記載の画像信号処理装置。 - 【請求項3】複数の機器間で能力の通知を行った内容を
記憶する手段、 該記憶内容を用いて複数の機器の構成の変更の有無を判
定する手段を備えて変更があった場合に信号処理順序と
分担の再構成を行うことを特徴とする請求項1記載の画
像信号処理装置。 - 【請求項4】接続した複数の機器が有するn種類の色変
換表を、 m(m<n)種類の色変換表に統合する手段を備えるこ
とを特徴とする請求項1記載の画像信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188361A JP2001014119A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 画像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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