JP2005117522A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各入出力機器の色域データを用いて、データ量を削減する。
【解決手段】 sRGBからはみ出た色域に位置する画像データを拡張した色域の標準であるbg―sRGBやscRGBで画像処理する場合、入力機器の色再現領域である入力機器の色域データ、及び出力機器の色再現領域である出力機器の色域データ、ユーザが定義する色域データ及び動作モードに応じて、元の画像データをそのまま出力するか、入出力機器の色域データ、あるいは特定の色域データに応じて色域変換し量子化したデータのいずれかを選択することによってデータ量を削減することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スキャナ装置などの画像入力機器、CRTモニタなどの画像表示機器、プリンタ装置などの出力機器との間で、画像データをやりとりし、色変換などの画像処理を行なう画像処理装置、及びその方法に関する。
近年、ネットワーク接続環境が整い、ネットワークには様々な入出力機器が接続されている。一例を挙げると、ネットワークに対応したネットワークスキャナ装置やネットワークプリンタ装置、PC、データを保管するサーバ等がある。またスキャナ装置やプリンタ装置のような単一機能を持つ入出力機器だけでなく一台でスキャン、プリンタ、FAX、ネットワークなど複数の機能を果たすMFP(マルチファンクションペリフェラル)装置も普及してきている。MFP装置では、その内部にあるスキャナ装置やプリンタ装置等による入出力動作の他、LAN(Local Area Network)などの公衆回線や専用線経由でのデータ転送、受信機能、画像データの画像処理機能等があり、それらを組み合わせたシステム全体の動作は制御部(CPU)によって制御されている。
MFP装置に代表される入出力機器の種類が増加してくると、それら複数の入出力機器間では様々な形態で、画像データの変換、授受が行われることになる。例えば、プリンタ装置とCRTモニタではそれぞれの機器で再現可能な色域が異なるし、同じプリンタ装置であっても、レーザビームプリンタ装置とインクジェットプリンタ装置では、再現可能な色域は異なる。更に同じインクジェットプリンタ装置であっても、プリンタ装置が使用するインクトナーの成分が異なれば、インクトナーの発色の違いによって色域は異なるため、入出力機器ごとに個別の色域データを持つことになる。スキャナ装置、プリンタ装置、CRTモニタ等の各入出力機器が個別に持つ色域データは画像処理部で、色域、視覚特性、インクトナーの発色、階調表現などを盛り込んだ色変換処理が行われ、各色ごとにデータを生成し出力画像を形成する。
そのような中でローエンドユーザが色情報を簡単に、かつ確実にやり取りするため、色域の標準としてsRGB(8bit)が定義されている。しかし、sRGBの色域は、様々な入出力機器の共通色域であるため限られた範囲の色域のデータしか扱うことが出来ない。特に近年では、インクジェットプリンタ装置、より発色の良いインクトナーを使用した新しいプリンタ装置や、より広い色域の画像データが表現可能なスキャナ装置が出来ている。
そこで、sRGBからはみ出た画像データを適切に色再現するには、sRGBよりも拡張された色域が表現可能なbg-sRGB(各10bit)やscRGB(各12bit/16bit)といった新たな色域を用いることによって対応するようになってきている。
特開2003−209702号公報
しかしながら、bg-sRGBやscRGBのようにsRGBよりも拡張された色域の画像データを画像処理する場合、色域の拡張によって画像データ量は増加し、出力機器側がbg-sRGBやscRGBの拡張した色域に対応していない場合であっても不必要に大きな画像データとして扱わなければならず、共通バスやネットワークでのデータ転送レートを低下させる要因となっており、入出力機器のパフォーマンス低下にも繋がっていた。
本発明では、sRGBからはみ出た色域に位置する画像データを拡張した色域の標準であるbg-sRGBやscRGBで画像処理する場合、入力機器の色再現領域である入力機器の色域データ、及び出力機器の色再現領域である出力機器の色域データ、ユーザが定義する色域データ及び動作モードに応じて、元の画像データをそのまま出力するか、入出力機器の色域データ、あるいは特定の色域データに応じて色域変換し量子化したデータのいずれかを選択することによってデータ量を削減することを特徴とする。
sRGBからはみ出た色域に位置する画像データを拡張した色域の標準であるbg-sRGBやscRGBで画像処理する場合、入力機器の色再現領域である入力機器の色域データ、及び出力機器の色再現領域である出力機器の色域データ、ユーザが定義する色域データ及び動作モードに応じて、元の画像データをそのまま出力するか、入出力機器の色域データ、あるいは特定の色域データに応じて色域変換し量子化したデータのいずれかを選択することによってデータ量を削減することが出来、画像処理性能を向上が図れる。
図4を用いて、MFP装置を簡単に説明する。
図4は、MFP装置5の構成例である。画像をスキャンする内部スキャナ装置A 506A、画像をプリント(印字)する内部プリンタ装置J 507J、画像データをストレージするメモリ部502、外部から画像処理のパラメータ等を設定するための操作部503、外部のPCやプリンタとの通信のためのネットワーク部504、FAX機能を実行するFAX部505、そしてMFP装置全体を制御するCPU部501によって構成される。更に504を介して外部のコンテンツドキュメントサーバ508、外部スキャナ装置B 506B、外部スキャナ装置C 506C、・・・、外部プリンタ装置K 507K、外部プリンタ装置L 507L、・・・、が接続されている。
図5は、506A、507Jの内部構成例である。506Aは、CCDセンサにより入力画像を撮像及び、アナログ処理及びアナログ/デジタル処理で構成される画像読み取り部601、入力色空間処理、空間フィルタ等のスキャナ用画像処理部602、内部の共通バスとのインターフェースをするスキャナ用インターフェース部603で構成される。同様に507Jは、内部の共通バスとのインターフェースをするプリンタ用インターフェース部606、色変換機能や、像域処理、スムージング処理、2値化処理などのプリンタ用画像処理部605、画像データを印字する画像印字部604で構成される。
例えば、MFP装置内部で画像データを入力しMFP装置内部でプリントするようなローカルプリントモード(動作モード1)では、MFP装置内部の506Aから入力した画像データを602で画像処理後、MFP装置が持つ507Jへ画像データを転送しプリント処理する。この場合、入力画像データに対しては、解像度変換、色変換、誤差拡散、スムージング処理などの各種画像処理が実行される。ここで扱われる画像データの色域が、bg-sRGBやscRGBである場合、新たに必要な色域は、MFP装置内部のスキャナ装置の色域データとMFP装置内部のプリンタ装置の色域データによって決定する。ただし、MFP装置内部のスキャナ装置の色域よりも、プリンタ措置の色域の方が狭ければ、ローカルプリント時に設定すべき色域データは、プリンタの色域データが用いられ、逆の場合にはスキャナ装置の色域データが使用されることになる。
図1は、本発明の第一の実施例であり、110は、図5(a)で示される602の一部の機能として構成される。
図1は、色域データ保持手段101と、色域変換手段103、量子化器104、画像データ選択器105で構成される画像処理部110である。入力画像データは、103及び105に入力され、101に設定された色域データは103に入力される。101は入出力機器の代表となる色域データを固定値の形で構成する。101に設定した色域データに基づいて103では、入力画像データの色域を変換する。103によって色域を変換した画像データは、104によって人間の視覚特性に合わせて必要なビット数に量子化する。104によって量子化された画像データは、画像データ選択器105に入力され、画像データ選択信号よって、オリジナル画像データのいずれかを選択する。この場合、選択された画像データが103からの信号であれば、101に設定されていたプリンタ装置の色域の限界まで再現することが可能であるとともに、選択された画像データのデータ量も削減することが可能となる。逆に、色域を変換する必要がない場合には、入力画像データをそのまま105によって選択し出力する。
ここで、MFP装置内部のスキャナ装置によって画像データを入力し、MFP装置内部のプリンタ装置で画像データを出力するローカルプリントを例に挙げ、詳細に説明する。
MFP装置でローカルプリントする場合には、必ず特定のプリンタ装置(この場合、MFP装置内部の507J)で画像データが出力される。MFP装置内部のプリンタ装置は一つであるからである。この時使用するインクトナーも1種類であるのでMFP装置内部のプリンタ装置の発色は一義的に決まるため、色域データも自動的に決定する。逆にMFP装置内部のスキャナ装置においても、必ず特定のスキャナ装置(この場合、MFP装置内部の506A)で画像データが入力される。
つまり、ローカルプリントでは、MFP装置内部のプリンタ装置の色域、スキャナ装置の色域が比較され、狭い色域データに合わせることになる。
図6は、色域データ保持手段の構成例であり、色域データ保持手段が3つの値を保持する場合を示す。第一の実施例ではMFP装置内部のプリンタ部の色域データを色域データ保持手段の1つの値として使用される。
ここで、101に設定される色域データ及び、103で行なわれる色変換処理について図7を用いて説明する。
図7は、色度の1931CIE xy座標系を示している。
図7(a)は、1931CIE xy座標系において、sRGBで定義した色域を示す。スペクトル軌跡801及びが赤紫色線802で囲まれる領域が人間の視覚限界領域である。各入出力機器が標準の色域として使用するsRGBは、3つの代表色点、点A 803、点B 804、点C 805を頂点とする領域806で表される。例えば、ある入力色データ807が、806の領域外に位置していた場合、103により807は、806の外縁部または内部の色へと変換される。ここで、入力色データに対応する複数の変換候補データ808、809、810、あるいは806内部の色データのうち、いずれかが変換後データとなる。807が808、809、810のどの色データに変換されるかは、色変換時に色相優先にするか、階調性優先にするか、彩度優先にするかなど、色域変換で優先するパラメータによって変わるが、通常最も色データを表現できる806の領域の外縁部である809〜810を結ぶ直線上のどこかに変換される。
図7(b)は、1931CIE xy座標系において、sRGBより拡張されたbg-sRGB等で定義された色域、あるいは、ユーザが新たに定義した色域を示した場合である。図7(b)は、図7(a)で示したsRGBよりも大きい領域が定義されている。1931CIE xy座標系において、bg-sRGB等で定義された色域は、3つの代表色点、点A´ 813、点B´ 814、点C´ 815を頂点とする領域816で表される。この場合、(a),(b)で同一の入力色データ807は、sRGBで表現される色域に変換された場合と、ユーザが新たに定義した色域に変換された場合で、変換後の色データは808と、818のように異なった色へと変換される。従って、(a)の806の領域と(b)の816の領域との差分の領域が新たに表現可能な色データとなる。(b)とは逆にsRGBで表現される色域よりも小さい領域をユーザが新たに定義した場合には、sRGBの領域に変換された色データよりも更に内側の色データに変換されることになる。
特にローカルプリント時に使用されるMFP装置内部のプリンタ部の色域が、sRGBよりも大きく、bg-sRGBよりも小さい場合には、MFP装置内部のプリンタ部の色域データを色域データ保持手段に保持することによって、MFP装置内部のプリンタ部に最適な形で色域データを変換することが可能となる。更に、前記色域変換した画像データに対し、104で量子化することによって必要最低限のデータ量に削減できる。量子化では、人間の目の分解能に合わせた量子化が行なわれ、色域変換された色データと周囲の色データが同じ色と認識されるまで、画像データ量を減らすことが出来る。
次に、図4のMFP装置5の構成例において、ローカルプリント以外の外部の入出力機器を用いた動作について説明する。ネットワークを介して外部の入出力機器を接続した場合には、MFP装置内部の506Aから入力した画像データを画像処理後、ネットワーク経由でMFP装置の外部に接続されている507K、または507Lで出力する(動作モード2)、あるいは、MFP装置内部の506Aから入力した画像データをネットワーク経由で、508へストレージする(動作モード3)、MFP装置の外部に接続されている508から画像データを入力し、MFP装置内部の507Jで出力する(動作モード4)、MFP装置の外部に接続されている508から画像データを入力し、ネットワーク経由でMFP装置の外部に接続されている507K、または507Lで出力する(動作モード5)、MFP装置の外部に接続されている506B、または506Cから入力した画像データをMFP装置内部の507Jで出力する(動作モード6)MFP装置の外部に接続されている506B、506Cから画像データを入力し、MFP装置の外部に接続されている507K、507Lで出力する(動作モード7)、MFP装置の外部に接続されている506B、または506Cから画像データを入力し、ネットワーク経由で508へストレージする(動作モード8)、ユーザが定義するテストプリント用出力(動作モード9)など、MFP装置を介した入出力機器だけでも様々な形態で画像データを入出力する方法が存在する。
このように、画像データの入出力機器の形態によって様々な組合わせが存在するためそれぞれの場合に最適に色域データを設定するため、複数の色域データを保持して適宜選択することが必要となる。
また、動作モード3や、動作モード8のように入力した画像データを、508や、502にストレージする場合、より広い色域を持つ外部のインクジェットプリンタ装置やレーザビームプリンタ装置、更には、将来新たに開発されるプリンタ装置に対応可能な色域を確保するため、可能な限り広い色域の画像データとして保存することが望ましい。
図2は、本発明の第二の実施例であり、210は、図5(a)で示される602の一部の機能として構成される。
図2は、色域データ保持手段201と、色域データ選択器202、色域変換手段203、量子化器204、画像データ選択器205で構成される画像処理部210である。入力画像データは、203及び205に入力され、201の複数の出力は、202に入力される。201は入出力機器の代表値となる複数の色域データを固定値の形で構成する。202では色域データ選択信号によって、201の複数の出力から一つの色域データを選択する。選択された信号は203によって入力画像データの色域を変換する。203によって色域を変換した画像データは、204によって人間の視覚特性に合わせて必要なビット数に量子化する。204によって量子化された画像データは、画像データ選択器205に入力される画像データ選択信号よって、オリジナル画像データのいずれかを選択する。
この場合、選択された画像データが203からの信号であれば、スキャナ装置、プリンタ装置、あるいはユーザ定義の選択した色域の限界まで再現することが可能であるとともに、選択された画像データのデータ量も削減することが可能となる。逆に、色域を変換する必要がない場合には、入力画像データをそのまま105によって選択し出力する。
図6では、色域データ1で出力機器であるプリンタ色域データ値を保持し、色域データ2で出力機器であるプリンタ2用色域データを保持し、色域データ3でテスト用最小色域データが保持する色域データ保持手段を示している。
例えば、色域データ1は、第一の実施例と同様にMFP装置内部のプリンタ装置で画像データを出力するようなローカルプリント(動作モード1)を想定したプリンタ装置の色域データを設定することで、MFP内部のプリンタ装置の色域データに合わせた形で色域変換される(ただし、プリンタ装置の色域の方が、スキャナ装置の色域よりも狭い場合)。
色域データ2は、ネットワーク経由等で外部に接続されている507Kや507Lで出力するこおと(動作モード2)を想定して外部に接続された507K、507Lの色域データを設定する。
更に、色域データ3は、テスト用最小色域データはプリント品質を必要としないテストプリント(動作モード9)時に、必要最低限の色域データに変換する際に用いる色域データであり、より小さい色域データへと変換される。
これら色域データ1〜色域データ3は、図6に示すように、出力機器のプリンタ1、出力機器のプリンタ2、テストプリント用の色域データとして、回路では固定値で構成しているが、設定している色域データは、入力機器のスキャナ1、出力機器のプリンタ3あるいは、テストプリント2用の色域データであっても良い。こうして決定した入出力機器の色域データ1〜色域データ3を201にそれぞれ設定し、所望の色域データを選択して入力画像データを203で色域変換する。
203によって色域を変換した画像データは、204によって人間の視覚特性に合わせて必要なビット数に量子化する。204によって量子化された画像データは、画像データ選択器205に入力される画像データ選択信号よって、オリジナル画像データのいずれかを選択する。色域データ選択信号では、各入出力機器の色域を決定するとともに、画像データが必要とする色域分布に応じて量子化量を制御する。
図8は画像データの色域分布を説明する図である。
例えば、入力画像データの色分布をとると、図8の(a),(b),(c)のように分類することが出来る。図8の横軸は色域を表す。入力画像がOffice用ドキュメント等であれば、限られた色領域データしか使用されているため、(a)のような離散的な色データの分布となり、人工的につくられた画像等であれば、(b)のような特定の色域に偏った画像になる場合もある。また、自然画のような画像データであれば、(c)のように様々な色域のデータが平均的に使用された色分布となる。
このように、入力画像により、色分布は異なるため画像の特徴量を抽出することで量子化時に制御することが出来、(a)のような離散的な色データの分布の場合には、使用される色域は限られるため量子化により容易に画像データの削減が可能となる。
図3は、本発明の第三の実施例である。
図3は、色域データ保持手段301と、色域データ選択器302、色域変換手段303、量子化器304、画像データ選択器305で構成される画像処理部310である。入力画像データは、303及び305に入力され、301の複数の出力は、302に入力される。301は入出力機器の代表値となる複数の色域データをレジスタ等のメモリ手段により構成され、外部から設定値を書き込める構成である。302では色域データ選択信号によって、301の複数の出力から一つの色域データを選択し303に入力し、その値に基づいて入力画像データを303により色域変換する。303の出力は色域データ選択信号によって304により必要なビット数に量子化される。304によって量子化された画像データは305に入力される画像データ選択信号によって、オリジナル画像データのいずれかを選択する。この場合、選択された画像データが303からの信号であれば、スキャナ装置、プリンタ装置の色域の限界まで再現することが可能であるとともに、選択された画像データのデータ量も削減することが可能となる。
色域変換処理、色分布については、第一の実施例と同じである。
301が第二の実施例のようにあらかじめ固定値として構成した場合、新しく製造された製品が持つ色域に合わせて新たに色域を設定することが出来ない。そのため、あらかじめ設定されている固定値のうち、新しい製品の色域データに近い設定値を用いてプリントしなければならず、新しいプリント装置の色再現能力を最大限に生かすことはできない。そこで、301をレジスタ等のメモリ手段で構成することによって、プリント処理ごとに最適な色域データを外部から直接設定可能にする。このように色域データ保持手段をレジスタ化することにより最適な色域データを毎回、プリンタ装置や、スキャン装置の色域データとして設定することで、無数の入出力機器に対応可能となる。また、301の構成は1種類の色域データをレジスタの形式で持っていても良いし、一部を第一、第二の実施例のように固定値の形態で構成し、残りの色域データをレジスタの形式で構成し選択しても良い。
このように外部から色域データを書き込むことが可能であれば、色域データ保持手段でのレジスタも必要最低限の領域を確保しておくことで、その都度色域データを設定することでプリンタ装置に合わせた色域データを使用でき最適なプリント出力を実現するとともに、第一、第二の実施例同様に選択された画像データのデータ量も削減することが可能となる。
以上のように、拡張した色域の標準であるbg-sRGBやscRGBで画像処理する場合、各入出力機器、あるいはユーザが定義した色域データに合わせて色域変換し量子化してデータ量を削減できることを説明した。
これらの動作は、MFP装置に限らず、同様に、ネットワークに接続されるネットワークスキャナ装置で、画像データを入力し、ネットワークに接続されたプリンタに出力する場合や、ネットワーク上に接続されたメモリ装置にストレージされている画像データを、ネットワークに接続されたプリンタ装置で出力するような場合でも同様に適用できることは言うまでもない。
本発明の第一の実施例 本発明の第二の実施例 本発明の第三の実施例 本発明を適用可能なMFP(Multi Function Peripheral)装置の構成例 スキャナ装置、プリンタ装置の構成例、(a)スキャナ装置の構成例、(b)プリンタ装置の構成例 色域データ保持手段の構成例 色域変換処理を説明する図、(a)sRGBで定義した色域、(b)新たに定義した色域 色域分布を説明する図、(a)離散的な色分布、(b)特定部分にかたよる色分布、(c)平均的な色分布
符号の説明
101 色域データ保持手段
103 色域変換手段
104 量子化器
105 画像データ選択器
110 画像処理部
201 色域データ保持手段
202 色域データ選択器
203 色域変換手段
204 量子化器
205 画像データ選択器
210 画像処理部
301 色域データ保持手段
302 色域データ選択器
303 色域変換手段
304 量子化器
305 画像データ選択器
310 画像処理部
5 MFP装置
501 CPU
502 メモリ部
503 操作部
504 ネットワーク部
505 FAX部
506A スキャナ装置A
506B スキャナ装置B
506C スキャナ装置C
507J プリンタ装置J
507K プリンタ装置K
507L プリンタ装置L
508 コンテンツドキュメントサーバ
601 画像読み取り部
602 スキャナ用画像処理部
603 スキャナ用インターフェース部
604 画像印字部
605 プリンタ用画像処理部
606 プリンタ用インターフェース部
701 色域データ1(出力プリンタ1用色域データ)
702 色域データ2(出力プリンタ2用色域データ)
703 色域データ3(テスト用最小色域データ)
801 スペクトル軌跡(CIE xy座標)
802 赤紫色線
803 代表値A
804 代表値B
805 代表値C
806 sRGBで定義した色域
807 変換前の色域データ
808 変換後の色域データ1
809 変換後の色域データ2
810 変換後の色域データ3
813 代表値A´
814 代表値B´
815 代表値C´
816 新たに定義した色域
818 変換後の色域データ

Claims (4)

  1. 色域データを保持する色域データ保持手段と、前記色域データ保持手段に保持された色域データを選択する色域データ選択器と、前記色域データ保持手段に保持された色域データによって、入力画像データの色域を変換する色域変換手段と、前記色域変換手段で変換された画像データを量子化する量子化器と、前記量子化器で量子化された画像データと前記入力画像データのいずれかを選択する画像データ選択器とで構成されることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記色域データ保持手段の保持データが、単一の固定値で構成することを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記色域データ保持手段の保持データが、複数の固定値で構成することを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記色域データ保持手段の保持データが、外部から書き込み可能な構成であることを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置。
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