JP2001013833A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001013833A
JP2001013833A JP11187791A JP18779199A JP2001013833A JP 2001013833 A JP2001013833 A JP 2001013833A JP 11187791 A JP11187791 A JP 11187791A JP 18779199 A JP18779199 A JP 18779199A JP 2001013833 A JP2001013833 A JP 2001013833A
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JP11187791A
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Inventor
Atsushi Kawai
敦 河合
Masazumi Ito
正澄 伊藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿画像の印刷利用者に付加画像の印刷の利
用を促進させると共に、印刷された付加画像を印刷利用
者が持ち帰ることを促進し得る画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 この画像形成装置10は、付加画像を原
稿画像に付加して印刷するか否かを選択する選択手段6
2と、付加画像を原稿画像に付加して印刷することが選
択されたときに、原稿画像の印刷利用者に付加画像の印
刷の利用を促進させる当たりマークなどの特定マーク
を、付加画像に追加して印刷する制御を行う制御手段6
1と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取った原稿画
像のほかに、広告画像などの予め記憶されている付加画
像を印刷し得る複写手段を備え、原稿画像の印刷利用者
に付加画像の印刷の利用を促進させると共に、印刷され
た付加画像を印刷利用者が持ち帰ることを促進できるよ
うにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、複写機の普及に伴い、課金装
置を備えた複写機がコンビニエンスストアなどに多数設
置されるに至っている。このような場所に設置される複
写機は不特定多数のユーザにより使用されるものであ
る。したがって、コピーを行う場合に広告などの画像情
報を含めて印刷すれば、広告主は、所定の広告効果を得
ることが可能となる。
【0003】このような状況を踏まえ、読み取った原稿
画像を用紙に印刷する際に生じる余白部分に、広告画像
を追加合成して印刷し得る複写機を備え、広告画像を付
加してコピーしたか否かに応じて、ユーザおよび広告主
のそれぞれに対して課金するようにした画像形成装置が
種々提案されている。
【0004】この種の画像形成装置には、ユーザが広告
画像の印刷を希望し、かつ、原稿画像に余白部分がある
ときには原稿画像に広告画像を合成して印刷すると共
に、このときのユーザおよび広告主のそれぞれに対する
課金を、ユーザが印刷した全枚数と、広告画像を合成印
刷した枚数とに基づいて、配分するようにしたものが知
られている(特開平9−90832号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】広告印刷が可能な画像
形成装置では、一般的に、広告印刷を行うか否かをユー
ザが選択し得るように構成されている。このため、ユー
ザが広告印刷を選択しなければ、所定の広告効果を得る
ことができなくなる。したがって、広告印刷が可能な画
像形成装置にあっては、ユーザによる広告印刷の利用を
いかにして促進するかが重要な事項である。
【0006】このため、上記公報に開示されているよう
に、広告印刷を行うときにはユーザに対する課金量すな
わちコピー料金を安く設定することも、ユーザによる広
告印刷の利用を促進するための一手法として、広く採用
されている。
【0007】その一方、ユーザに対する課金を下げなか
ったり、下げる場合でもその下げ幅を少なくしつつ、ユ
ーザによる広告印刷の利用を促進し得る画像形成装置の
開発が要請されている。
【0008】また、上記公報に開示された画像形成装置
では、原稿画像の余白部分に広告画像を合成したくない
場合や原稿画像にそもそも余白部分がない場合には、ユ
ーザがいくら所望しても広告画像を印刷することはでき
ない。さらに、余白部分の大きさに合わせて比較的小さ
な広告画像しか印刷することができず、印刷された広告
により得られる広告効果は比較的小さなものとなる。こ
こに、印刷された広告によって得られる広告効果は、広
告画像が大きいほどユーザの注意を喚起できるので、よ
り大きくなると言える。
【0009】そこで、余白部分ではなく、原稿画像を印
刷した用紙の裏面や、原稿画像を印刷した用紙とは別の
用紙(「合紙」と指称される)に、大きな広告画像を印
刷することが考えられる。
【0010】しかしながら、合紙に広告印刷した場合に
は、ユーザは、原稿画像を印刷した用紙のみを持ち帰
り、印刷した広告画像を持ち帰らない虞もある。したが
って、合紙に広告印刷が可能な画像形成装置にあって
は、印刷された広告画像をユーザが持ち帰ることをいか
にして促進するかも重要な事項となる。
【0011】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、原稿画像の印刷利用者に付加画像の印
刷の利用を促進させると共に、印刷された付加画像を印
刷利用者が持ち帰ることを促進し得る画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記の手段
により達成される。
【0013】(1)広告画像などの予め記憶されている
付加画像や、読み取った原稿画像を印刷する複写手段
と、原稿画像の印刷利用者に対して課金する第1の課金
手段と、付加画像の提供者に対して課金する第2の課金
手段と、付加画像を原稿画像に付加して印刷するか否か
を選択する選択手段と、前記選択手段により付加画像を
原稿画像に付加して印刷することが選択されたときに、
特定マークを、付加画像に追加して印刷する制御を行う
制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置で
ある。
【0014】(2)付加画像は、原稿画像を印刷する用
紙とは別の用紙に印刷されることを特徴とする。
【0015】(3)前記特定マークは、付加画像に所定
の確率で追加されるマークからなることを特徴とする。
【0016】(4)前記特定マークは、一定範囲の乱数
に応じて付加画像に追加されることを特徴とする。
【0017】(5)前記特定マークは、原稿画像の印刷
利用者が設定した印刷モードに応じて、追加される確率
が変化することを特徴とする。
【0018】(6)原稿画像の印刷利用者に課金される
料金が高くなるにつれて、前記特定マークが追加される
確率が高くなることを特徴とする。
【0019】(7)原稿画像の印刷利用者が設定した印
刷モードに応じて、特定マークが追加される個数が変化
することを特徴とする。
【0020】(8)原稿画像の印刷利用者に課金される
料金が高くなるにつれて、前記特定マークが追加される
個数が多くなることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0022】図1は、本発明に係る画像形成装置の全体
構成を示す斜視図、図2(A)〜(C)は、図1に示さ
れる画像形成装置による印刷形態の説明に供する図であ
り、同図(A)は原稿画像のみを印刷した形態、同図
(B)は原稿画像における余白部分に広告画像を合成し
て印刷した形態、同図(C)は原稿画像を印刷した用紙
の裏面または別の用紙に広告画像を大きく印刷した形態
をそれぞれ示している。
【0023】図1に示すように、画像形成装置10は、
複写機11(複写手段に相当する)と、ユーザに対する
課金装置12(第1の課金手段に相当する)とを備えて
いる。図示例の課金装置12はコインベンダーであり、
ユーザ自身が課金装置12に硬貨を投入し、複写機11
を操作することにより、原稿をコピーすることができ
る。ここで課金装置12は、投入された金額をユーザに
対して表示し、投入された金額に応じて複写機11のコ
ピー動作を許可し、コピー動作が行われると所定の金額
を徴収し、減算した後の額すなわち残金額を新たに表示
する。減算する金額は、コピーに使用した用紙サイズ
や、設定したカラーモードなどによって異なる。また、
課金装置12は、コピー動作を行って減算した後の金額
が所定の金額以下となったときには、複写機11のコピ
ー動作を不許可にする。そして、再び料金が追加投入さ
れれば、複写機11のコピー動作を再度許可する。この
ように、課金装置12は、使用料金および残金額を管理
しながら、複写機11に対してコピー動作の許可/不許
可を指示する機能を持っている。
【0024】さらに説明すると、課金装置12は、縦長
の箱形状を有し、その上面には、コイン投入口13と、
コインの返却を行うコイン返却ボタン14と、投入され
た金額や残金などを表示する液晶ディスプレイなどから
なる表示部15とが設けられ、前面には、コイン返却口
16が設けられている。この課金装置12は、背面から
引き出された中継コネクタ17を介して複写機11に接
続されている。
【0025】複写機11は、中継コネクタ17を介して
課金装置12との間で相互に通信を行っている。複写機
11からは、課金装置12に対して、コピー動作中や給
紙信号、排紙信号、サイズ、コピーモードなどの情報が
送信される。一方、課金装置12からは、複写機11に
対して、コピー許可、コピー不許可、投入金額などの情
報が送信される。複写機11は、送信されたそれぞれの
情報に応じて、コピー可能状態または不可能状態に制御
される。また、複写機11上面には、ユーザが置数など
のコピーモードを設定する際に操作される操作パネル1
8が設けられている。
【0026】課金装置12は、投入された金額とユーザ
が設定したコピーモードなどから必要な金額を計算し、
コピー可能であるか否かを判断し、コピー可能であれば
コピー許可信号を複写機11に送信する。コピー許可信
号が送られた複写機11は、ユーザがコピーを実行可能
な状態に設定される。
【0027】ユーザがコピーを開始すると、複写機11
は、所定のコピー動作を開始する。複写機11は用紙が
排出されるときに課金装置12に対して排出情報を送信
し、課金装置12はサイズ、カラーなどのコピーモード
によって予め定められた金額を減算する。使用料金が順
次減算され、残金がコピーに必要な金額未満になると、
課金装置12はコピー禁止信号を複写機11に送信す
る。コピー禁止信号が送られた複写機11は、ユーザに
対してコピー不可状態に設定される。
【0028】なお、コインベンダーからなる課金装置1
2を図示したが、金額情報をメモリしたプリペイドカー
ドなどの媒体が挿入され、このカードに記憶されている
残金情報に基づいて料金管理を行う課金装置とすること
もできる。
【0029】図示する画像形成装置10は、図2(A)
に示すように、原稿画像のみを印刷するほか、ユーザが
所望すれば、同図(B)(C)に示すように、広告画像
を印刷できるようになっている。同図(B)は、原稿画
像における余白部分を検出し、その余白部分(図示例で
は用紙下方部分)に広告画像を合成して印刷した形態を
示している。また、同図(C)は、原稿画像を印刷した
用紙の裏面または別の用紙に、その全面にわたって広告
画像を大きく印刷した形態を示している。
【0030】なお、本明細書においては、原稿画像にお
ける余白部分に印刷される広告を「余白広告」と、別の
用紙すなわち合紙に印刷される広告を「合紙広告」と、
原稿画像を印刷した用紙の裏面に印刷される広告を「裏
面広告」と、それぞれ指称する。
【0031】このようにユーザの好みに応じて合紙広告
や裏面広告を選択的に行うことができるので、原稿画像
の余白部分に広告画像を合成したくない場合や原稿画像
にそもそも余白部分がない場合であっても、ユーザが所
望すれば広告印刷を行うことができる。さらに、合紙広
告や裏面広告にあっては、用紙の全面を利用して印刷で
きることから、高い広告効果を得ることができる。
【0032】本実施形態の画像形成装置10では、ユー
ザにより広告印刷を行うことが選択されたときには、ユ
ーザに広告印刷を所望させる契機となる特定マークを、
広告画像に追加して印刷するように構成されている。ま
た、合紙広告が選択されたときには、前記特定マーク
が、合紙広告を印刷した用紙をユーザに持ち帰らせる機
能をも発揮するようにしてある。特定マークの一例とし
ては、広告画像に所定の確率で追加される当たりマーク
である。特定マークの他の例としては、抽選用の番号で
ある。さらに、ユーザが設定した印刷モードに応じて、
当たりマークが追加される確率を変化させ、抽選用の番
号が追加される個数を変化させるようにしてある。具体
的には、ユーザに対する課金量は用紙サイズやコピーモ
ード(モノクロコピー/カラーコピー、コピー部数な
ど)によって異なってくるが、これら印刷モードに応じ
てユーザが負担するコピー料金が高くなるにつれて、当
たりマークが追加される確率が高くなり、抽選用の番号
が追加される個数が多くなるようにしてある。これらに
よって、図2(B)(C)に示した広告印刷のユーザに
よる積極的な利用の促進を達成することができ、また、
合紙広告を印刷した用紙をユーザに確実に持ち帰らせる
ことが可能となる。
【0033】図3は、図1に示される複写機11の内部
を概略的に示す構成図である。
【0034】図示する複写機11は、4サイクル系のフ
ルカラー複写機であり、原稿画像を読み取るイメージス
キャナ部21と、イメージスキャナ部21で読み取った
信号の処理を行う信号処理部22と、原稿画像に対応し
た画像を用紙に印刷するプリンタ部23と、用紙を収納
する用紙収納部24と、これら各部を配置ないし収納す
るケーシング25とを有する。
【0035】イメージスキャナ部21において、プラテ
ンガラス上に載置された原稿は、ランプで照射され、原
稿で反射した光は、複数のミラー26a、26b、26
cおよび集光レンズ27を経てラインセンサ(CCD)
28上に像を結ぶ。なお、スキャナモータ29を駆動す
ることにより、第1スキャナ31は速度Vで、第2スキ
ャナ32はV/2でラインセンサ28の電気的走査方向
(主走査方向)に対して垂直方向(副走査方向)に機械
的に動き、原稿面を走査する。
【0036】信号処理部22は、ラインセンサ28で読
み取った信号が入力され、この信号を電気的に処理して
画像信号を生成し、プリンタ部23に送る。
【0037】プリンタ部23は、レーザ発生器35と、
図中矢印で示す方向に回転駆動される感光体ドラム36
と、用紙30が外周面に吸着される転写ドラム37とを
備えている。感光体ドラム36の周辺には、回転方向に
沿って順に、感光体ドラム36を一様に帯電する帯電チ
ャージャ38と、感光体ドラム36上に形成された静電
潜像を現像する現像装置39(現像器39C、39M、
39Y、39Kの総称)と、現像されたトナー像を用紙
30に転写する転写チャージャ40と、感光体ドラム3
6上に残留するトナーを除去するクリーニング装置41
と、が配置されている。現像器39Cにはシアン色
(C)のトナーが収容され、同様に、現像器39M、3
9Y、39Kには、マゼンタ色(M)のトナー、イエロ
色(Y)のトナー、黒色(K)のトナーがそれぞれ収容
されている。レーザ発生器35は、信号処理部22から
送られてくる画像信号のレベルに応じて半導体レーザを
駆動変調する。レーザ光は、図示しないポリゴンミラ
ー、f−θレンズおよび折り返しミラーを経由し、帯電
チャージャ38と現像装置39との間の位置で、感光体
ドラム36に照射される。感光体ドラム36上に形成さ
れた静電潜像は、現像装置39においてトナーで現像さ
れる。
【0038】一方、用紙収納部24には、複数(図示例
では3個)の給紙カセット45a、45b、45cが設
けられている。各給紙カセット45a、45b、45c
には、用紙サイズや縦横の方向が異なる複数枚の用紙が
積層した状態で収納されている。また、この複写機11
は、用紙を手差しでセットするための手差しトレイ46
を備えている。給紙カセット45a、45b、45c内
の用紙は、給紙ローラ47a、47b、47cにより1
枚ずつ捌かれて給紙され、転写ドラム37の外周面に静
電吸着される。また、手差しした用紙を用いる場合に
は、手差しトレイ46上の用紙が給紙される。
【0039】転写ドラム37に吸着された用紙30に、
感光体ドラム36上に現像された像が転写される。コピ
ーモードがモノクロのときには、黒色(B)トナーで作
像、現像および転写の記録プロセスを1回だけ行ってモ
ノクロ画像を形成する。一方、コピーモードがフルカラ
ーのときには、図示例の複写機11では、作像、現像お
よび転写の記録プロセスを各色のトナーごとに繰り返し
て転写ドラム37を4回転させ、当該転写ドラム37に
吸着されている用紙30上に、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロ(Y)、ブラック(B)の基本色画像を
順次重ね合わせ、フルカラー画像を形成している。な
お、画像をシアン(C)のみ、マゼンタ(M)のみ、イ
エロ(Y)のみの単一色で印刷するモノカラーも設定可
能であり、モノカラーのときには、ブラック(B)のみ
の単一色で印刷するモノクロのときと同様に、記録プロ
セスは1回だけ行われる。
【0040】画像形成後の用紙は、分離チャージャ48
および分離爪49により転写ドラム37から分離され、
定着装置50に向けて搬送される。定着装置50は、ハ
ロゲンヒータなどの熱源が内蔵された定着ローラ51
と、この定着ローラ51に対して用紙を介して圧接する
加圧ローラ52とを備え、用紙上に転写され未定着のト
ナーを加熱溶融し、永久像を形成する。トナーが定着さ
れた用紙は、排紙トレー53上に排紙される。
【0041】この複写機11は両面コピー機能を有し、
画像が印刷された用紙の表裏反転を行う用紙反転機構5
5が設けられている。この用紙反転機構55は、定着装
置50から搬送される用紙が両面コピー時に搬送される
反転路56と、用紙の搬送先を排紙トレー53または反
転路56のいずれかに選択的に切替える切換爪57と、
手差しトレー46に連なる用紙搬送路57と、複数の搬
送ローラ58とを有する。反転路56に搬送された用紙
は、画像印刷済の第1面が裏面となる一方、画像未印刷
の第2面が表面となって、転写ドラム37に再度吸着さ
れる。
【0042】図4は、画像形成装置10の制御系を示す
概略ブロック図である。
【0043】画像形成装置10は、中継コネクタ17お
よび入出力インターフェース60a、60bを介して相
互に通信可能とされる複写機11と課金装置12とを備
え、複写機11の制御部61(制御手段に相当する)に
は、前述したイメージスキャナ部21、信号処理部22
およびプリンタ部23が接続され、また、広告機能選択
部62を含む操作パネル18が接続されている。さら
に、制御部61には、複数の広告画像を予め記憶する広
告画像用メモリ63、広告印刷した枚数や広告主に対す
る課金を累積して記憶する課金用メモリ64(第2の課
金手段に相当する)、画像データの一時記憶や画像合成
時に使用される作業用メモリ65、現在時刻を測定する
タイマ66、広告印刷した枚数などを積算するカウンタ
67が接続されている。そして、制御部61は、複写機
11各部の制御を司ると共に課金装置12との間の通信
制御を司っている。
【0044】課金用メモリ64に広告主に対する課金を
累積して記憶することにより、所定期間ごとに課金情報
をまとめて得ることができる。課金情報の一つとして累
積記憶された金額は広告主に対する請求額であり、広告
主へは、この額が、一定期間ごとにまとめて一括請求さ
れることになる。
【0045】操作パネル18には、コピー部数を設定す
る置数キー、原稿画像を印刷するカラーモード(モノク
ロコピー/カラーコピー)を設定するキー70、その他
のコピーモード(例えば、両面コピー、拡大/縮小コピ
ー、など)を選択ないし設定するキー、スタートキー、
設定状態や印刷可能な広告の一覧やその他の情報を表示
する表示部69が配置されており、さらに、この操作パ
ネル18の一部に広告機能選択部62(選択手段に相当
する)が設けられている。
【0046】この広告機能選択部62は、広告印刷を行
うか否かを設定したり、複数の広告画像の中から印刷す
べき広告画像を選択したり、原稿画像を印刷することな
く広告画像のみを印刷することを選択したりする際に、
ユーザが操作するものである。具体的には、広告印刷を
行うか否かを設定するキー、広告印刷を行う場合に余白
広告、合紙広告あるいは裏面広告の何れの形態で印刷す
るかを選択するキー、ユーザが複数の広告画像から所望
の広告を選択するキーなどが配置されている。なお、広
告機能選択部62のキーは、タッチパネル式のキーから
なる。
【0047】一方、課金装置12の制御部71(制御手
段に相当する)には、前述した表示部15が接続され、
さらに、課金テーブルメモリ72、コピー枚数やユーザ
に対する課金金額を累積して記憶する課金用メモリ73
などが接続されている。制御部71は、実行される具体
的なコピー動作に応じて、課金テーブルメモリ72に記
憶されたテーブルを参照しつつ、ユーザおよび広告主の
それぞれに対する課金を行う。そして、制御部71は、
課金装置12各部の制御を司ると共に画像形成装置10
との間の通信制御を司っている。
【0048】なお、画像形成装置10は、当該画像形成
装置10が設置されている店舗内の端末74に接続され
ている。そして、店員がこの端末74を操作することに
より、現在の用紙残枚数やトナー残量などの複写機11
の状況、広告印刷の利用状況、広告主への請求額などを
確認できるようになっている。また、ユーザが選択でき
る広告画像を、ユーザの年令や性別などに応じて、店員
が遠隔操作で切替えることも可能となっている。
【0049】さらに、この画像形成装置10を、図示し
ないネットワークを介して、複数の店舗に設置された画
像形成装置10を一箇所で統括的に管理する管理施設内
の端末に接続してもよい。そして、この管理施設におい
て、各画像形成装置10の稼動状況を把握したり、各画
像形成装置10から送られてきた広告主への課金情報を
積算して広告主にまとめて請求したり、複写機11に記
憶されている広告画像を遠隔操作により定期的に入れ替
えたりすることができる。
【0050】本実施形態の画像形成装置10では、制御
部61は、広告機能選択部62のキー操作により広告印
刷を行うことがユーザにより選択されると、特定マーク
を広告画像に追加して印刷する制御を行っている。以
下、特定マークの印刷制御の例を順に説明する。
【0051】《1.当たりマークを追加する印刷制御》
図5のフローチャートを参照しつつ、広告画像に特定マ
ークとしての当たりマークを追加して印刷する印刷制御
手順について説明する。なお、広告の印刷形態が余白広
告のときを例に挙げて説明する。
【0052】ユーザは広告機能選択部62に設けたキー
を操作することにより、広告印刷を行うか否かを選択す
る(S11)。広告印刷を行うか否かに関する情報は、
複写機11から課金装置12に送られる。
【0053】ユーザが広告印刷を選択した場合には(S
11「Y」)、課金装置12に料金を投入し(S1
2)、置数などのコピーモードを設定してコピースター
ト(S13)させると、広告画像用メモリ63に記憶さ
れた複数の広告画像の中から一つの広告画像が選択され
る。広告画像はローテーションなどで自動的に選択され
る他、ユーザ自身が任意に選択することもできる。ま
た、制御部61は、1から10までの正の整数の範囲で
乱数Aを発生させる(S14)。
【0054】次に、制御部61は、ユーザにより設定さ
れた原稿コピーのカラーモード、すなわち、カラーコピ
ーモードであるか、モノクロコピーモードであるかを判
断する(S15)。カラーコピーモードの場合には(S
15「Y」)、当たりマークを印刷する数Bを例えば1
と2にし(S16)、モノクロコピーモードの場合には
(S15「N」)、Bを1にする(S19)。つまり、
ユーザが設定した印刷モードに応じて、当たりマークが
追加される確率を変化させてあり、ユーザに課金される
コピー料金の高いカラーコピーモードでは、モノクロコ
ピーモードに比べて、当たりマークが追加されて印刷さ
れる確率を高くしてある。上記の例では、カラーコピー
モードのときに当たりマークが追加される確率は2/1
0、モノクロコピーモードのときに当たりマークが追加
される確率は1/10であり、カラーコピーモードのと
きにはモノクロコピーモードに比べて2倍の確率で当た
りマークが追加されるようになっている。
【0055】そして、乱数AがBと一致するか否かを判
断し(S17)、一致している場合、すなわちカラーコ
ピーモードであって発生された乱数Aが1または2のと
き、あるいは、モノクロコピーモードであって発生され
た乱数Aが1のときには、「当たり」と判断される(S
17「Y」)。このときには、原稿画像と、特定マーク
である当たりマークを追加した広告画像とを印刷する
(S18)。当たりマークは、広告画像と同様に広告画
像用メモリ63に記憶されており、これら当たりマーク
および広告画像は、原稿画像に合成されて印刷される。
なお、当たりマークは、「当たり」の文字や、所定の図
柄の他、割引券、引換券、クーポンなどの種々の形態を
採用することができ、特に限定されるものではない。
【0056】一方、一致していない場合、すなわちカラ
ーコピーモードであって発生された乱数Aが1または2
以外のとき、あるいは、モノクロコピーモードであって
発生された乱数Aが1以外のときには、「はずれ」と判
断される(S17「N」)。このときには、当たりマー
クを追加することなく、原稿画像および広告画像のみを
合成して印刷する(S20)。
【0057】また、ユーザが広告印刷を選択しなかった
場合には(S11「N」)、課金装置12に料金を投入
し(S21)、置数などのコピーモードを設定してコピ
ースタート(S22)させると、制御部61は、ユーザ
が設定した印刷モードに応じて原稿画像のみを印刷する
(S23)。
【0058】ユーザに対するコピー料金は、課金装置1
2にて、投入金額から所定金額を減算することにより徴
収される。また、広告主に対する広告料は、複写機11
の課金用メモリ64に広告印刷した枚数や課金金額を累
積して記憶しておき、後で一括して請求される。
【0059】このように、ユーザが広告印刷を選択した
ときには、特定マークとしての当りマークを広告画像に
追加して印刷するので、この当たりマークがユーザに広
告印刷を所望させる契機となって、ユーザによる積極的
な広告印刷の利用を強力に推し進めることができる。し
かも、印刷モードに応じてユーザが負担するコピー料金
が高くなるにつれて、当たりマークが追加される確率を
高く設定してあるので、ユーザによるコピー料金が高い
印刷モードの利用、例えばカラーコピーの利用を促進す
ることができる。これらの点より、本実施形態の画像形
成装置10によれば、ユーザに対する課金を下げなかっ
たり、下げる場合でもその下げ幅を少なくしつつ、ユー
ザによる広告印刷の利用促進を達成することが可能とな
る。
【0060】《2.合紙広告に抽選用番号を追加する印
刷制御》図6のフローチャートを参照しつつ、合紙広告
に特定マークとしての抽選用の連続番号を追加して印刷
する印刷制御手順について説明する。
【0061】広告画像に追加して印刷される連続番号
は、例えば定期的に行われる抽選において使用するもの
であり、当選番号に一致する連続番号が付された広告画
像を持っているユーザは、景品、割引券、クーポンなど
を得ることができるようになっている。
【0062】まず最初に、抽選用の連続番号Aをゼロに
リセットする(S31)。ユーザは広告機能選択部62
に設けたキーを操作することにより、広告印刷を行うか
否かを選択する(S32)。広告印刷を行うか否かに関
する情報は、複写機11から課金装置12に送られる。
なお、広告印刷を行う場合、合紙広告が選択されたもの
とする。
【0063】ユーザが広告印刷を選択した場合には(S
32「Y」)、課金装置12に料金を投入し(S3
3)、置数などのコピーモードを設定してコピースター
ト(S34)させると、広告画像用メモリ63に記憶さ
れた複数の広告画像の中から合紙広告に合致した一つの
広告画像が選択される。広告画像はローテーションなど
で自動的に選択される他、ユーザ自身が任意に選択する
こともできる。また、制御部61は、連続番号Aを1だ
けインクリメントする(S35)。
【0064】そして、特定マークである連続番号Aを広
告画像に追加して印刷する(S36)。合紙広告の印刷
が終了した後に、原稿画像を印刷する(S37)。合紙
広告を先に印刷するようにしたのは、原稿画像を印刷し
た後で合紙広告を印刷すると、コピー部数が1部のとき
などにおいて、印刷された広告画像をユーザが持ち帰ら
ない虞があるためである。
【0065】次いで、制御部61はユーザが設定した置
数分のコピーが終了したか否かを判断し(S38)、終
了していない場合には(S38「N」)、連続番号Aを
再び1だけインクリメントし(S35)、当該連続番号
Aが追加された広告画像を印刷し(S36)、この合紙
広告の印刷が終了すると、原稿画像を印刷する(S3
7)。つまり、ユーザが設定した印刷モードに応じて、
抽選用の連続番号が追加される個数を変化させてあり、
ユーザに課金されるコピー料金が高くなるコピー部数が
多いときには、連続番号が追加される個数が多くなるよ
うにしてある。上記の例では、ユーザが取得する連続番
号の個数は置数に相当する数である。
【0066】置数分のコピーが終了した場合には(S3
8「Y」)、ステップS32に戻り、複写機11は、次
の原稿画像を印刷するために待機する。
【0067】また、ユーザが広告印刷を選択しなかった
場合には(S32「N」)、課金装置12に料金を投入
し(S39)、置数などのコピーモードを設定してコピ
ースタート(S40)させると、制御部61は、ユーザ
が設定した印刷モードに応じて原稿画像のみを置数分だ
け印刷する(S41、S42)。
【0068】この印刷制御においても、ユーザに対する
コピー料金は課金装置12にて徴収され、広告主に対す
る広告料は課金用メモリ64に累積して記憶され、後で
一括して請求される。
【0069】このように、合紙広告であるので広告画像
を大きく印刷でき、ユーザの注意を喚起して、効果的な
広告効果を得ることができる。また、ユーザが広告印刷
を選択したときには、特定マークとしての抽選用の連続
番号を広告画像に追加した合紙広告を印刷するので、ユ
ーザは、その後の抽選において自己が当選することを期
待して、広告印刷を積極的に利用し、原稿画像を印刷す
る用紙とは別の用紙に印刷された合紙広告を取り忘れる
ことを防止できる。しかも、コピー部数が多くユーザが
負担するコピー料金が高くなるにつれて、抽選用の連続
番号が追加される個数を多く設定してあるので、ユーザ
によるコピーの利用をさらに促進することができる。こ
れらの点より、合紙広告が印刷可能な本実施形態の画像
形成装置10によれば、ユーザによる広告印刷の利用促
進を達成でき、しかも、印刷された広告画像をユーザが
持ち帰ることを促進することが可能となる。
【0070】なお、ユーザが広告印刷を選択し、かつ、
複数の置数分の印刷を行う場合において(S35〜S3
8)、広告画像を自動的に選択するときには、広告画像
用メモリ63に記憶された複数の広告画像から順次別の
広告画像を選択し、この新たに選択した広告画像に連続
番号Aを付加して印刷するとよい。このようにすれば、
置数に相当する数の広告画像をユーザに提供できるの
で、広告効果を高めることかできる。
【0071】さらに、ユーザが設定した印刷モードに応
じて、1枚の合紙広告つまり一つの広告画像に対して追
加される連続番号Aの個数を変化させることもできる。
具体的には、カラーコピーモードなどの印刷モードでは
ユーザが負担するコピー料金が高くなるので、このとき
には、連続番号をさらにインクリメントし、2個以上の
連続番号を一つの広告画像に追加して合紙広告を印刷す
る。このようにすれば、ユーザによるカラーコピーの利
用を促進することができる。
【0072】《3.余白広告に抽選用番号を追加する印
刷制御》図7のフローチャートを参照しつつ、余白広告
に特定マークとしての抽選用の連続番号を追加して印刷
する印刷制御手順について説明する。
【0073】上述した合紙広告に連続番号を追加すると
きと同様に、抽選用の連続番号Aをゼロにリセットし
(S51)、ユーザは広告印刷を行うか否かを選択する
(S52)。なお、広告印刷を行う場合、余白広告が選
択されたものとする。
【0074】ユーザが広告印刷を選択した場合には(S
52「Y」)、料金を投入し(S53)、置数などのコ
ピーモードを設定してコピースタート(S54)させる
と、広告画像用メモリ63に記憶された複数の広告画像
の中から余白広告に合致した一つの広告画像が選択され
る。広告画像はローテーションなどで自動的に選択され
る他、ユーザ自身が任意に選択することもできる。
【0075】そして、制御部61は原稿画像原稿に余白
部分があるか否かを判断し(S55)、余白部分がある
場合には(S55「Y」)、連続番号Aを1だけインク
リメントし(S56)、原稿画像と、特定マークである
連続番号Aを追加した広告画像とを合成して印刷する
(S57)。余白部分がない場合には(S55
「N」)、連続番号Aおよび広告画像を追加することな
く、原稿画像のみを印刷する(S65)。
【0076】次いで、制御部61はユーザが設定した置
数分のコピーが終了したか否かを判断し(S58)、終
了していない場合には(S58「N」)、先に判断した
余白部分の有無に応じた処理を行う。余白部分がないと
判断されている原稿画像であれば、原稿画像のみを印刷
し(S65)、余白部分があると判断されている原稿画
像であれば、連続番号Aを再び1だけインクリメントし
て(S56)、連続番号Aを追加した合紙広告を原稿画
像と合成して印刷する(S57)。つまり、ユーザが設
定した印刷モードに応じて、抽選用の連続番号が追加さ
れる個数を変化させてあり、ユーザに課金されるコピー
料金が高くなるコピー部数が多いときには、連続番号が
追加される個数が多くなるようにしてある。上記の例で
は、原稿画像に余白部分がある限りにおいて、ユーザが
取得する連続番号の個数は置数に相当する数である。
【0077】置数分のコピーが終了した場合には(S5
8「Y」)、次の原稿があるか否かが判断される(S5
9)。次の原稿がある場合には(S59「Y」)、原稿
が交換された後に(S60)、ステップS55に戻り、
当該次の原稿に対して余白部分があるか否かを判断し
(S55)、上述した処理を繰り返す(S55〜S5
8、S65)。次の原稿がない場合には(S59
「N」)、ステップS52に戻り、複写機11は、次の
原稿画像を印刷するために待機する。
【0078】また、ユーザが広告印刷を選択しなかった
場合には(S52「N」)、料金を投入し(S61)、
コピースタート(S62)させると、制御部61は、原
稿画像のみを置数分だけ印刷する(S63、S64)。
【0079】このように、ユーザが広告印刷を選択した
ときには、特定マークとしての抽選用の連続番号を広告
画像に追加した余白広告を印刷するので、ユーザは、そ
の後の抽選において自己が当選することを期待して、広
告印刷を積極的に利用し、広告画像が合成された原稿コ
ピーを取り忘れることを防止できる。しかも、コピー部
数が多くユーザが負担するコピー料金が高くなるにつれ
て、抽選用の連続番号が追加される個数を多く設定して
あるので、ユーザによるコピーの利用をさらに促進する
ことができる。これらの点より、余白広告が印刷可能な
本実施形態の画像形成装置10によれば、ユーザによる
広告印刷の利用促進を達成でき、しかも、広告画像が合
成された原稿コピーをユーザが持ち帰ることを促進する
ことが可能となる。
【0080】なお、置数分だけ印刷を繰り返す場合にお
いては、前述したのと同様に、広告効果を高めるため
に、広告画像用メモリ63に記憶された複数の広告画像
から順次別の広告画像を選択し、この新たに選択した広
告画像に連続番号Aを付加して印刷するのが好ましい。
【0081】さらに、ユーザが設定した印刷モードに応
じて、1枚の余白広告つまり一つの広告画像に対して追
加される連続番号Aの個数を変化させるができる点も前
述したのと同様である。具体的には、カラーコピーモー
ドなどユーザが負担するコピー料金が高くなる印刷モー
ドでは、ユーザによるカラーコピーの利用を促進するた
め、2個以上の連続番号を一つの広告画像に追加して余
白広告を印刷するのが好ましい。
【0082】なお、上述した実施形態では、1つの広告
画像からなる余白広告や合紙広告を印刷する例について
説明したが、複数の広告画像を組み合わせて余白広告や
合紙広告を印刷できることは言うまでもない。
【0083】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、請求項ご
とに以下のような効果を奏する。
【0084】請求項1、2に記載の画像形成装置によれ
ば、原稿画像の印刷利用者に付加画像の印刷の利用を促
進させると共に、印刷された付加画像を印刷利用者が持
ち帰ることを促進することが可能となる。
【0085】請求項3、4に記載の画像形成装置によれ
ば、特定マークがユーザに付加画像の印刷を所望させる
契機となり、上記請求項1、2による効果を一層高める
ことができる。
【0086】請求項5、6に記載の画像形成装置によれ
ば、原稿画像の印刷利用者に課金される料金が高くなる
につれて、特定マークが追加される確率は高くなるよう
に変化するため、上記請求項1、2による効果を一層高
めることができる。
【0087】請求項7、8に記載の画像形成装置によれ
ば、原稿画像の印刷利用者に課金される料金が高くなる
につれて、特定マークが追加される個数は多くなるよう
に変化するため、上記請求項1、2による効果を一層高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の全体構成を示す
斜視図である。
【図2】 図2(A)〜(C)は、図1に示される画像
形成装置による印刷形態の説明に供する図であり、同図
(A)は原稿画像のみを印刷した形態、同図(B)は原
稿画像における余白部分に広告画像を合成して印刷した
形態、同図(C)は原稿画像を印刷した用紙の裏面また
は別の用紙に広告画像を大きく印刷した形態をそれぞれ
示している。
【図3】 図1に示される複写機の内部を概略的に示す
構成図である。
【図4】 画像形成装置の制御系を示す概略ブロック図
である。
【図5】 広告画像に特定マークとしての当たりマーク
を追加して印刷する印刷制御手順を示すフローチャート
である。
【図6】 合紙広告に特定マークとしての抽選用の連続
番号を追加して印刷する印刷制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】 余白広告に特定マークとしての抽選用の連続
番号を追加して印刷する印刷制御手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10…画像形成装置 11…複写機(複写手段) 12…課金装置(第1の課金手段) 18…操作パネル 61…複写機の制御部(制御手段) 62…広告機能選択部(選択手段) 63…広告画像用メモリ 64…課金用メモリ(第2の課金手段) 71…課金装置の制御部(制御手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告画像などの予め記憶されている付加
    画像や、読み取った原稿画像を印刷する複写手段と、 原稿画像の印刷利用者に対して課金する第1の課金手段
    と、 付加画像の提供者に対して課金する第2の課金手段と、 付加画像を原稿画像に付加して印刷するか否かを選択す
    る選択手段と、 前記選択手段により付加画像を原稿画像に付加して印刷
    することが選択されたときに、特定マークを、付加画像
    に追加して印刷する制御を行う制御手段と、を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 付加画像は、原稿画像を印刷する用紙と
    は別の用紙に印刷されることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記特定マークは、付加画像に所定の確
    率で追加されるマークからなることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記特定マークは、一定範囲の乱数に応
    じて付加画像に追加されることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記特定マークは、原稿画像の印刷利用
    者が設定した印刷モードに応じて、追加される確率が変
    化することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 原稿画像の印刷利用者に課金される料金
    が高くなるにつれて、前記特定マークが追加される確率
    が高くなることを特徴とする請求項5に記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 原稿画像の印刷利用者が設定した印刷モ
    ードに応じて、特定マークが追加される個数が変化する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿画像の印刷利用者に課金される料金
    が高くなるにつれて、前記特定マークが追加される個数
    が多くなることを特徴とする請求項7に記載の画像形成
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005074779A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Kyocera Mita Corp 画像記録装置
JP2006123169A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2016137581A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 セイコーエプソン株式会社 印刷装置及び仕切シートの出力方法
JP2017013332A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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