JP2001010934A - 毛髪用洗浄剤組成物 - Google Patents
毛髪用洗浄剤組成物Info
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- JP2001010934A JP2001010934A JP11185413A JP18541399A JP2001010934A JP 2001010934 A JP2001010934 A JP 2001010934A JP 11185413 A JP11185413 A JP 11185413A JP 18541399 A JP18541399 A JP 18541399A JP 2001010934 A JP2001010934 A JP 2001010934A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好なシャンプー性能を有するとともに、パ
サつきのなさ、やわらかさ及びなめらかさの点で改善さ
れたコンディショニング効果を有する毛髪用洗浄剤組成
物を提供する。 【解決手段】 （ａ）エトキシル化された有機カルボン
酸型陰イオン性界面活性剤、（ｂ）ポリガラクトマンナ
ンガムの陽イオン化誘導体、（ｃ）水不溶性ポリシロキ
サンの液滴粒子及び（ｄ）有機カルボン酸又はその塩を
含有し、該有機カルボン酸又はその塩によってｐＨ４．
０〜６．５の範囲に調節されていることを特徴とする毛
髪用洗浄剤組成物。
サつきのなさ、やわらかさ及びなめらかさの点で改善さ
れたコンディショニング効果を有する毛髪用洗浄剤組成
物を提供する。 【解決手段】 （ａ）エトキシル化された有機カルボン
酸型陰イオン性界面活性剤、（ｂ）ポリガラクトマンナ
ンガムの陽イオン化誘導体、（ｃ）水不溶性ポリシロキ
サンの液滴粒子及び（ｄ）有機カルボン酸又はその塩を
含有し、該有機カルボン酸又はその塩によってｐＨ４．
０〜６．５の範囲に調節されていることを特徴とする毛
髪用洗浄剤組成物。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャンプーしただ
けで、コンディショナー処理を行った場合と同等以上の
コンディショニング効果を有する毛髪用洗浄剤組成物に
関するものである。
けで、コンディショナー処理を行った場合と同等以上の
コンディショニング効果を有する毛髪用洗浄剤組成物に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】これまでに、コンディショニング効果を
有するシャンプー組成物については、各種のものが提案
されている。このようなシャンプー組成物としては、そ
のコンディショニング剤として、シリコーン油を用いる
もの（特開昭６１−２１００２２号、特開平６−４０８
６５号等）や、カチオン化グアガムを用いるもの（特開
昭５５−１６４３００号、特開平４−２７３８１１号
等）等が提案されている。しかしながら、これらのシャ
ンプー組成物は、そのコンディショニング効果（毛髪仕
上げ効果）の点で未だ不満足のものである。特開平４−
３６２２６号公報には、コンディショニング剤として、
グアガムのカチオン化誘導体とシリコーンの液滴粒子を
配合したシャンプー組成物が記載されている。しかしな
がら、この組成物の場合、高められたコンディショニン
グ効果を有するものの、そのシャンプー後の毛髪におけ
るパサつきのなさの点や、やわらかさ及びなめらかさの
点で未だ不十分である。
有するシャンプー組成物については、各種のものが提案
されている。このようなシャンプー組成物としては、そ
のコンディショニング剤として、シリコーン油を用いる
もの（特開昭６１−２１００２２号、特開平６−４０８
６５号等）や、カチオン化グアガムを用いるもの（特開
昭５５−１６４３００号、特開平４−２７３８１１号
等）等が提案されている。しかしながら、これらのシャ
ンプー組成物は、そのコンディショニング効果（毛髪仕
上げ効果）の点で未だ不満足のものである。特開平４−
３６２２６号公報には、コンディショニング剤として、
グアガムのカチオン化誘導体とシリコーンの液滴粒子を
配合したシャンプー組成物が記載されている。しかしな
がら、この組成物の場合、高められたコンディショニン
グ効果を有するものの、そのシャンプー後の毛髪におけ
るパサつきのなさの点や、やわらかさ及びなめらかさの
点で未だ不十分である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、良好なシャ
ンプー性能を有するとともに、パサつきのなさ、やわら
かさ及びなめらかさの点で改善されたコンディショニン
グ効果を有する毛髪用洗浄剤組成物を提供することをそ
の課題とする。
ンプー性能を有するとともに、パサつきのなさ、やわら
かさ及びなめらかさの点で改善されたコンディショニン
グ効果を有する毛髪用洗浄剤組成物を提供することをそ
の課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、（ａ）エトキシル化
された有機カルボン酸型陰イオン性界面活性剤、（ｂ）
ポリガラクトマンナンガムの陽イオン化誘導体、（ｃ）
水不溶性ポリシロキサンの液滴粒子及び（ｄ）有機カル
ボン酸又はその塩を含有し、該有機カルボン酸又はその
塩によってｐＨ４．０〜６．５の範囲に調節されている
ことを特徴とする毛髪用洗浄剤組成物が提供される。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、（ａ）エトキシル化
された有機カルボン酸型陰イオン性界面活性剤、（ｂ）
ポリガラクトマンナンガムの陽イオン化誘導体、（ｃ）
水不溶性ポリシロキサンの液滴粒子及び（ｄ）有機カル
ボン酸又はその塩を含有し、該有機カルボン酸又はその
塩によってｐＨ４．０〜６．５の範囲に調節されている
ことを特徴とする毛髪用洗浄剤組成物が提供される。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の毛髪用洗浄剤組成物（以
下、単に組成物とも言う）は、コンディショニング剤を
配合した従来のシャンプー組成物に見られるパサつきの
なさ、やわらかさ、なめらかさの点の不十分さの点を著
しく改善したものである。
下、単に組成物とも言う）は、コンディショニング剤を
配合した従来のシャンプー組成物に見られるパサつきの
なさ、やわらかさ、なめらかさの点の不十分さの点を著
しく改善したものである。
【０００６】本発明の組成物は、界面活性剤成分とし
て、エトキシル化された陰イオン性界面活性剤を含有す
る。この場合、その陰イオン性界面活性剤のエトキシル
化に用いたエチレンオキシドの付加モル数は、陰イオン
界面活性剤１モル当り、０．５〜１５モル、好ましくは
１〜１０モルである。本発明で用いるエトキシル化され
た陰イオン性界面活性剤は特に限定されるものではな
く、従来公知の各種のものが用いられる。その具体例を
示すと、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸、ポ
リオキシエチレンミリスチルエーテル酢酸、ポリオキシ
エチレンセチルエーテル酢酸及びそのアルカリ金属塩、
有機アミン塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミド
エーテル酢酸及びそのアルカリ金属塩や有機アミン塩等
が挙げられる。中でも、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル酢酸（平均Ｅ．Ｏ．付加モル数３乃至５）、及び
そのナトリウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールア
ミン塩等が好適に用いられる。エトキシ化された陰イオ
ン性界面活性剤の配合量は特に限定されないが、全組成
物中、好適には２〜３０重量％、更に好適には３〜２５
重量％である。前記範囲より少ないと洗浄剤としての基
本性能である洗浄力が弱くなり、一方、前記範囲を超え
るとゲル化して使用性が悪化する。
て、エトキシル化された陰イオン性界面活性剤を含有す
る。この場合、その陰イオン性界面活性剤のエトキシル
化に用いたエチレンオキシドの付加モル数は、陰イオン
界面活性剤１モル当り、０．５〜１５モル、好ましくは
１〜１０モルである。本発明で用いるエトキシル化され
た陰イオン性界面活性剤は特に限定されるものではな
く、従来公知の各種のものが用いられる。その具体例を
示すと、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸、ポ
リオキシエチレンミリスチルエーテル酢酸、ポリオキシ
エチレンセチルエーテル酢酸及びそのアルカリ金属塩、
有機アミン塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミド
エーテル酢酸及びそのアルカリ金属塩や有機アミン塩等
が挙げられる。中でも、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル酢酸（平均Ｅ．Ｏ．付加モル数３乃至５）、及び
そのナトリウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールア
ミン塩等が好適に用いられる。エトキシ化された陰イオ
ン性界面活性剤の配合量は特に限定されないが、全組成
物中、好適には２〜３０重量％、更に好適には３〜２５
重量％である。前記範囲より少ないと洗浄剤としての基
本性能である洗浄力が弱くなり、一方、前記範囲を超え
るとゲル化して使用性が悪化する。
【０００７】本発明の組成物は、水不溶性で水中に分散
状態で存在するポリシロキサンの液滴粒子を含有する。
本発明で用いる不溶性ポリシロキサンは、特に制約され
ず従来公知の各種のものを用いることができる。その具
体例としては、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシ
ロキサン、シラノール基末端ジメチルポリシロキサン、
アミノ変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性
ポリシロキサン、シクロポリシロキサン等が挙げられ
る。これら水不溶性ポリシロキサンは、組成物中に分散
粒子として存在する必要があり、一般的には、１５０ｎ
ｍ以上の平均粒子径を有する粒子として存在するもので
ある。またその粒子径に上限はないが、一般的には平均
粒径０．２ｍｍ以下であることが好ましい。平均粒径１
５０ｎｍ未満では粒径が小さすぎて毛髪への最大吸着量
に限界があり、本発明の目的とする充分なコンディショ
ニング効果が得られない。また、０．２ｍｍよりも大き
くなると分離し易くなるとともに毛髪へのビルドアップ
がおこることがある。本発明では、その平均粒子径は、
好ましくは０．２〜１００μｍである。ポリシロキサン
の配合量は、全組成物中、０．１〜１０重量％が好適で
あり、さらに好適には０．５〜５重量％である。０．１
重量％より少ないと十分な効果が得られず、一方、１０
重量％を超えると分離やビルドアップの恐れがある。
状態で存在するポリシロキサンの液滴粒子を含有する。
本発明で用いる不溶性ポリシロキサンは、特に制約され
ず従来公知の各種のものを用いることができる。その具
体例としては、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシ
ロキサン、シラノール基末端ジメチルポリシロキサン、
アミノ変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性
ポリシロキサン、シクロポリシロキサン等が挙げられ
る。これら水不溶性ポリシロキサンは、組成物中に分散
粒子として存在する必要があり、一般的には、１５０ｎ
ｍ以上の平均粒子径を有する粒子として存在するもので
ある。またその粒子径に上限はないが、一般的には平均
粒径０．２ｍｍ以下であることが好ましい。平均粒径１
５０ｎｍ未満では粒径が小さすぎて毛髪への最大吸着量
に限界があり、本発明の目的とする充分なコンディショ
ニング効果が得られない。また、０．２ｍｍよりも大き
くなると分離し易くなるとともに毛髪へのビルドアップ
がおこることがある。本発明では、その平均粒子径は、
好ましくは０．２〜１００μｍである。ポリシロキサン
の配合量は、全組成物中、０．１〜１０重量％が好適で
あり、さらに好適には０．５〜５重量％である。０．１
重量％より少ないと十分な効果が得られず、一方、１０
重量％を超えると分離やビルドアップの恐れがある。
【０００８】本発明の組成物は、ポリガラクトマンナン
ガムの陽イオン化誘導体を含有する。本発明で用いるポ
リガラクトマンナンガムの陽イオン化誘導体は特に制約
されず、従来公知の各種のものが用いられるが、好適に
はカチオン化グアガムが用いられる。ポリガラクトマン
ナンガムの陽イオン化誘導体の配合量は少量でよく、好
ましくは、０．０１〜５重量％、さらに好ましくは０．
１〜２重量％である。０．０１重量％未満では充分なパ
サつきの改善といったコンディショニング効果が得られ
なくなる場合があるし、５重量％を超えるとゲル化やす
すぎがぬるつきなどの不都合につながることもある。
ガムの陽イオン化誘導体を含有する。本発明で用いるポ
リガラクトマンナンガムの陽イオン化誘導体は特に制約
されず、従来公知の各種のものが用いられるが、好適に
はカチオン化グアガムが用いられる。ポリガラクトマン
ナンガムの陽イオン化誘導体の配合量は少量でよく、好
ましくは、０．０１〜５重量％、さらに好ましくは０．
１〜２重量％である。０．０１重量％未満では充分なパ
サつきの改善といったコンディショニング効果が得られ
なくなる場合があるし、５重量％を超えるとゲル化やす
すぎがぬるつきなどの不都合につながることもある。
【０００９】本発明の組成物は、そのｐＨ調節剤とし
て、有機カルボン酸又はその塩を含有する。この有機カ
ルボン酸には、脂肪族カルボン酸や芳香族カルボン酸等
が包含される。本発明では、特に炭素数１〜２０、好ま
しくは２〜１０の脂肪酸の使用が好ましく、その具体例
として、クエン酸、酢酸、酒石酸、リンゴ酸等が挙げら
れる。中でもクエン酸、酒石酸等のオキシカルボン酸が
好適である。本発明においては、前記有機カルボン酸又
はその塩を用いて、その組成物のｐＨを４．０〜６．５
の範囲に調節する。そのｐＨが６．５より大きい場合
や、ｐＨ調節剤として有機カルボン酸以外のものを用い
る場合には、本発明が目的とするシャンプー後の毛髪に
やわらかさを与えるというコンディショニング効果が不
十分になる。一方、そのｐＨが４．０未満では、エトキ
シル化された陰イオン性界面活性剤とポリガラクトマン
ナンガムの陽イオン化誘導体との相互作用が大きくなり
すぎて、組成物中でゲル化などがおこり、シャンプーと
しての基本性能を発揮できなくなる恐れがある。
て、有機カルボン酸又はその塩を含有する。この有機カ
ルボン酸には、脂肪族カルボン酸や芳香族カルボン酸等
が包含される。本発明では、特に炭素数１〜２０、好ま
しくは２〜１０の脂肪酸の使用が好ましく、その具体例
として、クエン酸、酢酸、酒石酸、リンゴ酸等が挙げら
れる。中でもクエン酸、酒石酸等のオキシカルボン酸が
好適である。本発明においては、前記有機カルボン酸又
はその塩を用いて、その組成物のｐＨを４．０〜６．５
の範囲に調節する。そのｐＨが６．５より大きい場合
や、ｐＨ調節剤として有機カルボン酸以外のものを用い
る場合には、本発明が目的とするシャンプー後の毛髪に
やわらかさを与えるというコンディショニング効果が不
十分になる。一方、そのｐＨが４．０未満では、エトキ
シル化された陰イオン性界面活性剤とポリガラクトマン
ナンガムの陽イオン化誘導体との相互作用が大きくなり
すぎて、組成物中でゲル化などがおこり、シャンプーと
しての基本性能を発揮できなくなる恐れがある。
【００１０】本発明の組成物には、前記成分の他、従来
から使用されてきた他の陰イオン性界面活性剤や、両性
界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活
性剤、陽イオン性高分子、パール化剤、粘度調整剤、ハ
イドロトロープ剤、香料、色素、その他の添加物を本発
明の目的を損なわない範囲で任意に組み合わせて使用し
てもよい。
から使用されてきた他の陰イオン性界面活性剤や、両性
界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活
性剤、陽イオン性高分子、パール化剤、粘度調整剤、ハ
イドロトロープ剤、香料、色素、その他の添加物を本発
明の目的を損なわない範囲で任意に組み合わせて使用し
てもよい。
【００１１】本発明組成物は、前記各配合成分を水中に
添加混合することにより調製することができる。
添加混合することにより調製することができる。
【００１２】
【実施例】次に実施例により本発明を説明する。なお、
実施例で使用した試験方法の概要を以下に示す。
実施例で使用した試験方法の概要を以下に示す。
【００１３】（すすぎ感触、仕上がり感触）（ハーフヘ
ッド一対比較試験） 頭髪を左右に分け片方に下記に示す組成の標準試料を３
ｇ、もう片方に試験試料３ｇを施して洗髪し、すすぎ流
す。さらに標準試料側には標準コンディショナー５ｇを
塗布し、すすぎ流す。その後頭髪を室温２５℃湿度４０
％に設定した恒温恒湿室で乾燥させ仕上がりのなめらか
さ、柔らかさ、パサつきのなさを１０名の被験者の申告
により下記に示す評点で評価し、１０名の評点を加算し
て算出し下記に示す評価基準で表した。
ッド一対比較試験） 頭髪を左右に分け片方に下記に示す組成の標準試料を３
ｇ、もう片方に試験試料３ｇを施して洗髪し、すすぎ流
す。さらに標準試料側には標準コンディショナー５ｇを
塗布し、すすぎ流す。その後頭髪を室温２５℃湿度４０
％に設定した恒温恒湿室で乾燥させ仕上がりのなめらか
さ、柔らかさ、パサつきのなさを１０名の被験者の申告
により下記に示す評点で評価し、１０名の評点を加算し
て算出し下記に示す評価基準で表した。
【００１４】 〔標準シャンプー組成（ｗｔ％）〕 ポリオキシエチレンラウリル エーテル硫酸ナトリウム（３Ｅ．Ｏ．） １５％ ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン ３％ ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド １．５％ 香料 ０．４％ クエン酸 ｐＨ６．０調整量 精製水 残 部
【００１５】 〔標準コンディショナー組成（ｗｔ％）〕 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム １％ セトステアリルアルコール ２．５％ トリメチルシリル基末端 ジメチルポリシロキサン（１万cst） １％ ワセリン ０．５％ ヤシ油脂肪酸ソルビタン ０．５％ 香 料 ０．３％ 精製水 残 部
【００１６】（評点） ＋３点：標準試料に比較し、非常に良い ＋２点：標準試料に比較し、良い ＋１点：標準試料に比較し、やや良い ０点：標準試料に比較し、同等 −１点：標準試料に比較し、やや悪い −２点：標準試料に比較し、悪い −３点：標準試料に比較し、非常に悪い （評価基準） ◎：３０〜２０点 ○：１９〜１０点 △：９〜−１０点 ×：−１１〜−３０点
【００１７】実施例１〜１７、比較例１〜６ 表１及び表２に示す成分組成（ｗｔ％）の組成物を調製
し、その性能を評価した。その結果を表１及び表２に示
す。
し、その性能を評価した。その結果を表１及び表２に示
す。
【００１８】
【表１】
【００１９】
【表２】
【００２０】なお、表１及び表２に示した符号の具体的
内容以下の通りである。 Ａ−１：ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナト
リウム（３Ｅ．Ｏ．） Ａ−２：ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナト
リウム（５Ｅ．Ｏ．） Ａ−３：ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸アン
モニウム(３Ｅ．Ｏ．) Ａ−４：ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテ
ル酢酸ナトリウム（５Ｅ．Ｏ．） Ａ−５：ポリオキシエチレンラウリル酸アミドエーテル
酢酸ナトリウム（５Ｅ．Ｏ．） Ａ−６：ラウリン酸トリエタノールアミン Ａ−７：ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナト
リウム（３Ｅ．Ｏ．）
内容以下の通りである。 Ａ−１：ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナト
リウム（３Ｅ．Ｏ．） Ａ−２：ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナト
リウム（５Ｅ．Ｏ．） Ａ−３：ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸アン
モニウム(３Ｅ．Ｏ．) Ａ−４：ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテ
ル酢酸ナトリウム（５Ｅ．Ｏ．） Ａ−５：ポリオキシエチレンラウリル酸アミドエーテル
酢酸ナトリウム（５Ｅ．Ｏ．） Ａ−６：ラウリン酸トリエタノールアミン Ａ−７：ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナト
リウム（３Ｅ．Ｏ．）
【００２１】Ｂ−１：塩化Ｏ−[２−ヒドロキシ−３−
（トリメチルアンモニオ）プロピル］グアーガム（ロー
ディア社製ジャガーＣ１４Ｓ） Ｂ−２：塩化Ｏ−[２−ヒドロキシ−３−（トリメチル
アンモニオ）プロピル］グアーガム（ローディア社製ジ
ャガーＣ１６２、透明可溶タイプ） Ｂ−３：塩化Ｏ−[２−ヒドロキシ−３−（トリメチル
アンモニオ）プロピル］グアーガム（大日本製薬社製ラ
ボールガムＣＧ−Ｍ、低粘度タイプ） Ｂ−４：塩化Ｏ−[２−ヒドロキシ−３−（トリメチル
アンモニオ）プロピル］ヒドロキシエチルセルロース
（ユニオンカーバイド社製ポリマーＪＲ４００）
（トリメチルアンモニオ）プロピル］グアーガム（ロー
ディア社製ジャガーＣ１４Ｓ） Ｂ−２：塩化Ｏ−[２−ヒドロキシ−３−（トリメチル
アンモニオ）プロピル］グアーガム（ローディア社製ジ
ャガーＣ１６２、透明可溶タイプ） Ｂ−３：塩化Ｏ−[２−ヒドロキシ−３−（トリメチル
アンモニオ）プロピル］グアーガム（大日本製薬社製ラ
ボールガムＣＧ−Ｍ、低粘度タイプ） Ｂ−４：塩化Ｏ−[２−ヒドロキシ−３−（トリメチル
アンモニオ）プロピル］ヒドロキシエチルセルロース
（ユニオンカーバイド社製ポリマーＪＲ４００）
【００２２】Ｃ−１：トリメチルシリル基末端ジメチル
ポリシロキサン（100000cst）（東レ・ダウコーニング
社製、“ＢＹ２２−０２９”、平均粒子径約５００ｎ
ｍ、シリコーン分約５０％、機械乳化物） Ｃ−２：トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサ
ン（1000000cst）（東レ・ダウコーニング社製、“ＢＹ
２２−０５０Ａ”、平均粒子径約３００ｎｍ、シリコー
ン分約５０％、乳化重合物） Ｃ−３：アミノ変性メチルポリシロキサン（1000cst）
オイル（東芝シリコーン社製、“ＸＦ４２−Ｂ１９８
９”） Ｃ−４：シラノール基末端ジメチルポリシロキサン（10
0000cst）（東芝シリコーン社製、“ＹＭＲ７２１
２”、平均粒子径約３００ｎｍ、シリコーン分約３０
％、乳化重合物） Ｃ−５：トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサ
ン（60000cst）オイル（東レ・ダウコーニング社製） Ｃ−６：シラノール基末端ジメチルポリシロキサン（10
0000cst）（東芝シリコーン社製、“ＸＳ６５−Ｂ４２
５２”、平均粒子径約３０ｎｍ、シリコーン分約３０
％、乳化重合物）
ポリシロキサン（100000cst）（東レ・ダウコーニング
社製、“ＢＹ２２−０２９”、平均粒子径約５００ｎ
ｍ、シリコーン分約５０％、機械乳化物） Ｃ−２：トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサ
ン（1000000cst）（東レ・ダウコーニング社製、“ＢＹ
２２−０５０Ａ”、平均粒子径約３００ｎｍ、シリコー
ン分約５０％、乳化重合物） Ｃ−３：アミノ変性メチルポリシロキサン（1000cst）
オイル（東芝シリコーン社製、“ＸＦ４２−Ｂ１９８
９”） Ｃ−４：シラノール基末端ジメチルポリシロキサン（10
0000cst）（東芝シリコーン社製、“ＹＭＲ７２１
２”、平均粒子径約３００ｎｍ、シリコーン分約３０
％、乳化重合物） Ｃ−５：トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサ
ン（60000cst）オイル（東レ・ダウコーニング社製） Ｃ−６：シラノール基末端ジメチルポリシロキサン（10
0000cst）（東芝シリコーン社製、“ＸＳ６５−Ｂ４２
５２”、平均粒子径約３０ｎｍ、シリコーン分約３０
％、乳化重合物）
【００２３】Ｄ−１：クエン酸 Ｄ−２：リンゴ酸 Ｄ−３：酒石酸 Ｄ−４：酢酸 Ｄ−５：硫酸
【００２４】 実施例１８ （成分） Ａ−１ １５．０％ ラウリル酸アミドプロピルベタイン １．０％ ラウリルジメチルアミンオキシド ０．５％ Ｂ−１ ０．５％ Ｃ−２ ５．０％ Ｄ−３ ０．５％ ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド ３．０％ 安息香酸Ｎａ １．０％ 緑色３号 微 量 香 料 ０．５％ イオン交換水 バランス ｐＨ ５．８ 上記組成のシャンプーを製造した。このシャンプーは泡
立ちが良好ですすぎ時、感触もきしみがなくなめらか
で、乾燥後は滑らかで柔らかく、しっとりとしてパサつ
きもなく優れていた。
立ちが良好ですすぎ時、感触もきしみがなくなめらか
で、乾燥後は滑らかで柔らかく、しっとりとしてパサつ
きもなく優れていた。
【００２５】 実施例１９ （成分） Ａ−１ １２．０％ ラウリル酸アミドプロピルベタイン ５．０％ Ｂ−１ １．０％ Ｃ−１ ４．０％ Ｄ−１ ０．５％ ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド ３．０％ ジステアリン酸エチレングリコール溶液 ５．０％ 安息香酸Ｎａ １．０％ 硫酸ナトリウム １．５％ ヘキシレングリコール ０．５％ 緑色３号 微 量 香 料 ０．５％ イオン交換水 バランス ｐＨ ５．８ 上記組成シャンプーを組成した。このシャンプーは泡立
ちが良好ですすぎ時感触もきしみがなくなめらかで、乾
燥後はなめらかで柔らかく、しっとりしてパサ付もなく
優れていた。
ちが良好ですすぎ時感触もきしみがなくなめらかで、乾
燥後はなめらかで柔らかく、しっとりしてパサ付もなく
優れていた。
【００２６】
【発明の効果】本発明の組成物は、シャンプーしただけ
で、シャンプー効果とともに、すぐれたコンディショニ
ング効果を与え、そのシャンプー後の毛髪に、パサつき
のなさ、やわらかさ及びなめらかさの点で改善された効
果を与える。
で、シャンプー効果とともに、すぐれたコンディショニ
ング効果を与え、そのシャンプー後の毛髪に、パサつき
のなさ、やわらかさ及びなめらかさの点で改善された効
果を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4C083 AB352 AC012 AC072 AC112 AC231 AC302 AC312 AC392 AC442 AC562 AC642 AC692 AC712 AC782 AC792 AD151 AD152 AD351 BB05 CC38 EE06 EE28 4H003 AB05 AB46 AC13 BA12 DA02 EB07 EB37 EB46 ED02 FA21 FA28
Claims (1)
- 【請求項１】 （ａ）エトキシル化された有機カルボン
酸型陰イオン性界面活性剤、（ｂ）ポリガラクトマンナ
ンガムの陽イオン化誘導体、（ｃ）水不溶性ポリシロキ
サンの液滴粒子及び（ｄ）有機カルボン酸又はその塩を
含有し、該有機カルボン酸又はその塩によってｐＨ４．
０〜６．５の範囲に調節されていることを特徴とする毛
髪用洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11185413A JP2001010934A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 毛髪用洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11185413A JP2001010934A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 毛髪用洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001010934A true JP2001010934A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16170365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11185413A Pending JP2001010934A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 毛髪用洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001010934A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6914038B2 (en) | 2002-01-21 | 2005-07-05 | Kao Corporation | Hair cleansing compositions |
| WO2010113446A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 花王株式会社 | 水性毛髪洗浄剤 |
| US9427391B2 (en) | 2006-01-09 | 2016-08-30 | The Procter & Gamble Company | Personal care compositions containing cationic synthetic copolymer and a detersive surfactant |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP11185413A patent/JP2001010934A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6914038B2 (en) | 2002-01-21 | 2005-07-05 | Kao Corporation | Hair cleansing compositions |
| US9427391B2 (en) | 2006-01-09 | 2016-08-30 | The Procter & Gamble Company | Personal care compositions containing cationic synthetic copolymer and a detersive surfactant |
| WO2010113446A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 花王株式会社 | 水性毛髪洗浄剤 |
| JP2010235523A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kao Corp | 水性毛髪洗浄剤 |
| US8632758B2 (en) | 2009-03-31 | 2014-01-21 | Kao Corporation | Aqueous hair cleansing agent |
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