JP2001010524A - 走行車両の挙動予測装置 - Google Patents
走行車両の挙動予測装置Info
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Abstract
しつつ走行すると共に、車両の挙動を予測し、例えば、
認識された走行路区分線に沿って走行させる操舵アシス
ト制御などを行うときも運転者の予期しない急激な車両
の挙動変化が生じるのを防止する。 【解決手段】 画像処理で得た走行路の曲率Cnを推定
し(S10からS18)、走行距離Lnと組み合わせて
時系列データとして保持し(S20)、時系列データか
らクロソイドパラメータ(走行路屈曲度を示すパラメー
タ)Anを算出して基準値Arefと比較し(S22,
S24)、基準値以上であるとき、警報および操舵アシ
スト制御を中止する(S26)。
Description
予測装置に関する。
方向前方を撮像して走行路区分線を認識する技術は、例
えば、特開平8−315125号公報などから知られて
いる。また、操舵アクチュエータを備え、認識された走
行路区分線に沿って走行するように運転者の操舵をアシ
ストする操舵アシスト制御技術も、例えば、特開平11
−78948号公報から知られている。
行方向前方を撮像して走行路区分線を認識しつつ走行す
ると共に、例えば、認識された走行路区分線に沿って走
行させるべく上記した操舵アシスト制御を行う際、走行
路の屈曲度が増加する、即ち、カーブがきつくなると、
運転者の予期しない車両の挙動変化を招くことがある。
警報を発するか、あるいは操舵アシスト制御を中止して
運転者の自発的な操作に委ねるのが望ましい。かかる不
都合は、操舵アシスト制御に限らず、認識された走行路
区分線に沿って先行車を追従走行する制御を行うときな
どにも生じ得る。
を撮像して走行路区分線を認識しつつ走行するときに車
両の挙動を予測し、よって、例えば、認識された走行路
区分線に沿って走行させるような操舵アシスト制御など
を行うときも運転者の予期しない急激な車両の挙動変化
が生じないようにした走行車両の挙動予測装置を提供す
ることにある。
ために、請求項1項にあっては、車両に取り付けられた
撮像手段により撮像された車両前方の走行路を含む画像
から所定の特徴点を抽出し、抽出した特徴点に基づいて
走行路区分線に相当する特徴点列群を抽出する画像処理
手段、前記抽出された特徴点列群に基づいて前記走行路
の曲率を経時的に推定する曲率推定手段、少なくとも走
行距離を含む前記車両の走行状態を経時的に検出する検
出手段、前記推定された曲率と、それに対応する時刻に
検出された前記走行距離を時系列データとして組み合わ
せ、組み合わせた時系列データを保持する時系列データ
保持手段、前記保持された時系列データに基づいて前記
走行路の屈曲度合いを示す特徴量を算出する特徴量算出
手段、および前記算出された特徴量を基準値と比較し、
前記走行路における前記車両の将来の挙動を予測する車
両挙動予測手段を備える如く構成した。
路における車両の将来の挙動を予測する車両挙動予測手
段を備える如く構成したので、例えば、認識された走行
路区分線に沿って走行させるような操舵アシスト制御な
どを行うときも運転者の予期しない急激な車両の挙動変
化が生じるのを防止することができる。
置および前記走行路に沿って前記車両を走行させるよう
に運転者の操舵をアシストする操舵アシスト制御装置を
備えると共に、前記車両挙動予測手段の予測に応じて前
記警報装置の作動および前記操舵アシストの中止の少な
くともいずれかを実行する実行手段を備える如く構成し
た。
の作動および操舵アシストの中止の少なくともいずれか
を実行する実行手段を備える如く構成したので、認識さ
れた走行路区分線に沿って走行させるような操舵アシス
ト制御などを行うときも、警報の作動あるいは操舵アシ
スト中止によって運転者に自ら操舵をする機会を与える
ことができ、よって予期しない急激な車両の挙動変化が
生じるのを防止することができる。
の実施の形態を説明する。
装置を全体的に示す概略図であり、図2はその装置を操
舵系などに焦点をおいて示す同様の説明図である。
明すると、車両10において運転席12に配置されたス
テアリングホイール14は、ステアリングシャフト16
に連結され、ステアリングシャフト16はユニバーサル
ジョイント18,20を介してコネクティングシャフト
22に連結される。
ピニオン型ステアリングギア24のピニオン26に連結
され、よってステアリングホイール14から入力された
回転運動はピニオン26を介してラック28の往復運動
に変換され、フロントアクスルの両端に配置されたタイ
ロッド(ステアリングロッド)30およびキングピン
(図示せず)を介して2個の前輪(操舵輪)32を所望
の方向に転舵させる。
よびボールねじ機構40が配置され、モータ出力はボー
ルねじ機構40を介してラック28の往復運動に変換さ
れ、ステアリングホイール14を介して入力された操舵
力(操舵トルク)を減少する方向にラック28を駆動す
る。
トルクセンサ42が設けられ、運転者が入力した操舵力
(操舵トルク)の方向と大きさに応じた信号を出力す
る。また、ステアリングシャフト16の付近にはロータ
リエンコーダなどからなる舵角センサ44が設けられ、
運転者が入力した操舵角度θの方向と大きさに応じた信
号を出力する。
ックアップなどからなる車輪速センサ46が配置されて
前輪の回転に応じてパルス信号を出力すると共に、2個
の後輪48の付近にも同種構造の車輪速センサ50がそ
れぞれ配置されて後輪の回転に応じてパルス信号を出力
する(図1で左側の後輪のみ示す)。尚、車両10にお
いては内燃機関(図示せず)は前輪側に配置されてお
り、前輪32を駆動輪、後輪48を従動輪とする。
フロントウインドウ60の内面にルームミラー62と組
み合わされてCCDカメラ(撮像手段)64が1基、取
り付けられると共に、車両10のフロントバンパ付近の
適宜位置には、複数基のミリ波レーダ66が設けられ
(図1で1基のみ示す)、前方に変調波を発信する。
眼視し、撮像信号を出力する。CCDカメラ64の出力
は、図2に示す如く、マイクロコンピュータからなる画
像処理ECU68に送られて画像処理される。ミリ波レ
ーダ66の出力も同様にマイクロコンピュータからなる
レーダ出力処理ECU70に送られ、車両進行方向の先
行車の有無が検出される。
は、同様にマイクロコンピュータからなる電子制御ユニ
ット(「SAS ECU」と示す)74を備え、画像処
理ECU68などの出力はSAS ECU74に入力さ
れる。
(「EPS ECU」と示す)76を備える。前記した
トルクセンサ42および車輪速センサ46の出力はEP
SECU76にも入力される。
は信号線78を介して相互に通信可能に接続される。S
AS ECU74は車両10を走行路区分線に沿って走
行させるべく、レーンキーピング操舵アシストトルクT
LKを演算し、EPS ECU76に送信する。
れるとき、それに応じてパワーステアリング操舵アシス
トトルクを演算し、レーンキーピング操舵アシストトル
クとパワーステアリング操舵アシストトルクに基づいて
最終操舵アシストトルクを演算し、それから操作量(電
動モータ38の制御電流)を決定する。
80が接続される。モータ駆動回路80は4個のパワー
FETスイッチング素子からなる公知のブリッジ回路を
備え、FETスイッチング素子のオン・オフによって電
動モータ38が正転あるいは逆転する。
デューティ比(PWMによるデューティ比)で決定し、
モータ駆動回路80に出力する。より具体的には、EP
SECU76は、FETスイッチング素子をデューティ
比制御してモータ通電電流を制御し、電動モータ38を
駆動制御する。尚、上記したレーンキーピング操舵アシ
スト制御の詳細は特開平11−78948号公報などに
記述されているので、説明はこの程度に止める。
付近にはヨーレートセンサ82が配置され、車両重心の
鉛直(重力)軸回りのヨーレート(回転角速度。車両旋
回挙動)に応じた信号を出力する。
14には感圧センサ84が適宜個数配置され、圧力、即
ち、運転者のステアリングホイール操作の有無に応じた
信号を出力すると共に、シート下部には第2の感圧セン
サ86が適宜個数配置され、圧力、即ち、運転者の着座
の有無に応じた信号を出力する。
ョン装置88が配置される。
a、車両走行予定地域を多数のノード(座標位置情報)
で示すナビゲーション情報を記憶したCD−ROM88
b、およびGPSからの信号をアンテナ88cを介して
受信するGPS受信装置(『GPS』と示す)88dを
備える。
SAS ECU74とは双方向通信自在に接続され、S
AS ECU74はCPU88aを介して上記した多数
のノードからなるナビゲーション情報を入力し、走行路
が高速道路か否かなどの情報を得る。
ットルバルブ(図示せず)下流の吸気管(図示せず)は
分岐され、スロットルアクチュエータ90(図1で図示
省略)に接続される。
車追従制御を行う第3の電子制御ユニット(「ACC
ECU」と示す)92を備え、ACC ECU92はス
ロットル開度センサ(図示せず)および前記した車輪速
センサ46(あるいは50)の出力に基づいてスロット
ルアクチュエータ90を駆動してスロットル開度を制御
する。尚、スロットルアクチュエータの詳細は、本出願
人が先に提案した特開平9−207616号に詳細に記
載されているので、説明は省略する。
に配置されたブレーキペダル100は、負圧ブースタ1
02を介してマスタシリンダ104に接続される。
給系と大気圧供給系(共に図示せず)を介して供給され
る吸気負圧と大気圧の割合が調節されて運転者のペダル
踏み込み力が倍力され、それに応じた油圧(ブレーキオ
イル圧)がマスタシリンダ104から油路(図示せず)
を介して車輪38,48のブレーキ装置(図示せず)に
供給され、車両10を制動する。
給系には電磁バルブ(空圧電磁バルブ)106が設けら
れ、ACC ECU92の指令に応じて運転者のブレー
キ操作と独立に車両10を自動的に制動する。
SW(スイッチ)110、リジュームSW(スイッチ)
112、キャンセルSW(スイッチ)114が設けられ
ると共に、ブレーキペダル100の付近にはブレーキS
W(スイッチ)116が設けられる。
2に入力される。ACC ECU92は上記スイッチ出
力から運転者の定速走行(オートクルーズ)指令を認識
し、スロットルアクチュエータ90を介して定速走行制
御を実行すると共に、必要に応じて電磁バルブ106を
介して追従走行制御を実行する。
示による警報装置120が設けられ、SAS ECU7
4の出力に応じて運転者に警報する。
装置の動作を示すフロー・チャートである。
ション装置88から得られた地理情報に基づいて車両1
0が走行する走行路が高速道路(法令に言う第1種およ
び第2種)であることを認識していることを前提とし、
そこで走行路(レーン)の区分線(白線)を認識して前
記した特開平11−78948号公報で提案されるレー
ンキーピング操舵アシスト制御を実行している状況にお
いて車両10の挙動を予測するものとする。
メラ64により撮像された車両前方の走行路を含む画像
のエッジ(点)を検出する。
msecごとに取り込まれると共に、図3に示すプログ
ラムは66msecごとに実行される。従って、後述す
る曲率の推定なども経時的、即ち、66msecごとに
行われる。
(点)をハフ(Hough)変換し、S14に進んで変換値の
中の走行路区分線の代表直線を選択し、S16に進んで
エッジ画像をスキャンしてカーブ(屈曲路)を含む走行
路区分線を示す点列群を検出する。
た撮像手段(CCDカメラ64)により撮像された車両
前方の走行路を含む画像から所定の特徴点(上記したエ
ッジ検出およびハフ変換で得られる点列群)を抽出し、
抽出した特徴点に基づいて走行路区分線に相当する特徴
点列群を抽出(上記した走行路区分線の代表直線を選
択)することに相当する。
た特開平8−315125号公報に記載されており、こ
の発明の要旨はそこにないので、詳細な説明は省略す
る。
ら走行路の曲率Cを推定する。即ち、特開平8−315
125号公報の図30に示す如く、抽出した走行路区分
線に相当する特徴点列群(図示例の場合は3本)に相当
する特徴点列群を二次関数、y=ax2 +bx+cで最
小近似する。
(i:走行路区分線、j:点列)の誤差の二乗をeiと
するとき、e=Σeiを最小とする、a,b,cを算出
する。
る点での曲率Cは、数1のように定義することができ
る。
x+c上の点P(x0,y0)における曲率C0は、y
の1階微分および2階微分を数1に代入することによ
り、数2のように定義することができる。
ンサ46の出力パルスをカウントして時刻tnにおける
車両10の走行距離Lnを経時的に検出する。ここで、
nは時刻tn(図3プログラム実行時刻)における値で
ある。
算出される曲率C0をCn(時刻tnのときの値)と書
き換えて時刻を対応させつつ時系列データとして組み合
わせると共に、組み合わせた時系列データを所定時間
分、例えば図3プログラムの50ループ分(50×66
msec=3.3sec)保持する。
タよりクロソイドパラメータ(特徴量基準値)Anを算
出する。
められ、屈曲路における曲率の設計基準についての指針
が示されており、屈曲部には緩和区間を設けるべきこと
が義務づけられている(「道路構造令の解説と運用」社
団法人 日本道路協会 昭和58年2月)。
一つとして横Gの変化率を用いる手法が示されている。
即ち、ステアリングホイールを等速回転させ、等速走行
の最終曲線に入るまでの軌跡に対し、 p:横Gの変化率〔m/s3 〕 v:走行速度〔m/s〕 L:緩和区間の長さ〔m〕 R:円曲線の最終半径〔m〕 とすると、 最終円曲線部における横G=v2 /R 緩和区間の走行時間=L/v より、 p=v3 /LR
0.75m/s3 とし、pを決めたとき必要な緩和区間
の長さLをいわゆるショーツの式 L≧v3 /pR により算出する。道路種別に応じたpの許容値は、例え
ば、図4に示すように設定される。
(コルニュの螺線)が使用されるが、クロソイドを数3
に示すようにパラメータ表示すると、クロソイドパラメ
ータAは、一般式、LR=A2 で定義される。
規定されるクロソイドパラメータの例を挙げる。図5の
場合、例えば設計速度100km/hの高速道路であれ
ば、クロソイドパラメータの許容限界値は207とな
る。
Cの逆数なので、前記した一般式を変形し、時刻tnで
検出された曲率Cnとそのときの走行距離Lnを用いる
と、曲率Cnは、Cn=(Ln−L0)/A2 で表すこ
とができる(L0:初期値)。
A,L0は未知であるので、前記した最小近似法を用い
て誤差関数を数4のように定義し、数5に示す誤差eの
二乗の総和が最小となる条件からA,L0を算出する。
パラメータAn(時刻tnのときの走行路の屈曲度合い
を示す特徴量)が、予め設定された基準値Aref以上
か否か判断する。基準値Arefは設計速度(走行速
度)に応じて安全に走行可能な基準値を意味し、具体的
には、図5に示すAを意味する。
が最少値(=0.35)で設計速度が60〔km/h〕
のときの値、即ち、115を使用する。尚、前記したナ
ビゲーション装置88の情報に設計速度が含まれるとき
はその値を利用し、該当する設計速度のpが最少のとき
の値に基づいて基準値Arefを設定しても良い。
両10の将来(tn+m)の挙動を予測する作業を意味
する。S24で否定されるときは以降の処理をスキップ
すると共に、肯定されるときはS26に進み、警報装置
120を作動させて運転者に警報すると共に、アシスト
トルクTLKの値を零として徐々に(1sec程度かけ
て)レーンキーピングアシスト制御を中止する。
ータAnが基準値Arefを超える程度に応じて動作を
相違させても良い。例えば、Aref−Anの差が比較
的小さいときは警報装置120の作動のみに止め、差が
比較的大きいときは警報装置120を作動させると共
に、操舵アシスト制御を中止するようにしても良い。
で、進行方向前方を撮像して走行路区分線を認識しつつ
走行するときに屈曲路における車両の挙動を予測するこ
とができ、よって、例えば、認識された走行路区分線に
沿って走行させるような操舵アシスト制御を行うときな
ども運転者の予期しない急激な車両の挙動変化が生じる
のを防止することができる。
応じて警報装置120の作動およびレーンキーピング操
舵アシストの中止の少なくともいずれかを実行する如く
構成したので、認識された走行路区分線に沿って走行さ
せるようなレーンキーピング操舵アシスト制御などを行
うときも、警報の作動あるいは操舵アシスト中止によっ
て運転者に自ら操舵をする機会を与えることができ、よ
って予期しない急激な車両の挙動変化が生じるのを防止
することができる。
取り付けられた撮像手段(CCDカメラ64、画像処理
ECU68)により撮像された車両前方の走行路を含む
画像から所定の特徴点(エッジ検出およびハフ変換で得
られる点列群)を抽出し、抽出した特徴点に基づいて走
行路区分線に相当する特徴点列群を抽出、即ち、走行路
区分線の代表直線を選択する画像処理手段(SAS E
CU74,S10からS16)、前記抽出された特徴点
列群に基づいて前記走行路の曲率Cnを経時的に推定す
る曲率推定手段(SAS ECU74,S18)、少な
くとも走行距離Lnを含む前記車両の走行状態を経時的
に検出する検出手段(車輪速センサ46,50,SAS
ECU74)、前記推定された曲率Cnと、それに対
応する時刻tnに検出された前記走行距離Lnを時系列
データとして組み合わせ、組み合わせた時系列データを
保持する時系列データ保持手段(SAS ECU74,
S20)、前記保持された時系列データに基づいて前記
走行路の屈曲度合いを示す特徴量(クロソイドパラメー
タAn)を算出する特徴量算出手段(SAS ECU7
4,S22)、および前記算出された特徴量を基準値A
refと比較し、前記走行路における前記車両の将来の
挙動を予測する車両挙動予測手段(SASECU74,
S24)を備える如く構成した。
記走行路に沿って前記車両を走行させるように運転者の
操舵をアシストする操舵アシスト制御装置(SAS E
CU74,EPS ECU76)を備えると共に、前記
車両挙動予測手段の予測に応じて前記警報装置の作動お
よび前記操舵アシストの中止の少なくともいずれか、よ
り具体的には前記警報装置の作動および前記操舵アシス
トの中止を実行する実行手段(SAS ECU74,S
26)を備える如く構成した。
にとったが、定速走行制御あるいは先行車追従制御を行
うときなども同様である。
センサ44などは開示した構成以外でも良く、また配置
位置も必要とする検出値が得られる限り、どこに配置し
ても良い。
量を基準値と比較し、走行路における車両の将来の挙動
を予測する車両挙動予測手段を備える如く構成したの
で、例えば、認識された走行路区分線に沿って走行させ
るような操舵アシスト制御などを行うときも運転者の予
期しない急激な車両の挙動変化が生じるのを防止するこ
とができる。
の予測に応じて警報装置の作動および操舵アシストの中
止の少なくともいずれかを実行する実行手段を備える如
く構成したので、認識された走行路区分線に沿って走行
させるような操舵アシスト制御などを行うときも、警報
の作動あるいは操舵アシスト中止によって運転者に自ら
操舵をする機会を与えることができ、よって予期しない
急激な車両の挙動変化が生じるのを防止することができ
る。
の全体を示す概略図である。
図1と同様の全体概略図である。
る。
の算出で前提とする道路構造令に基づく道路種別に応じ
たp(横G変化率)を示す説明図である。
パラメータが比較される基準値の根拠となる、p(横G
変化率)などに応じて設定されるクロソイドパラメータ
の説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】a.車両に取り付けられた撮像手段により
撮像された車両前方の走行路を含む画像から所定の特徴
点を抽出し、抽出した特徴点に基づいて走行路区分線に
相当する特徴点列群を抽出する画像処理手段、 b.前記抽出された特徴点列群に基づいて前記走行路の
曲率を経時的に推定する曲率推定手段、 c.少なくとも走行距離を含む前記車両の走行状態を経
時的に検出する検出手段、 d.前記推定された曲率と、それに対応する時刻に検出
された前記走行距離を時系列データとして組み合わせ、
組み合わせた時系列データを保持する時系列データ保持
手段、 e.前記保持された時系列データに基づいて前記走行路
の屈曲度合いを示す特徴量を算出する特徴量算出手段、 および f.前記算出された特徴量を基準値と比較し、前記走行
路における前記車両の将来の挙動を予測する車両挙動予
測手段、 を備えたことを特徴とする走行車両の挙動予測装置。 - 【請求項2】 前記車両が警報装置および前記走行路に
沿って前記車両を走行させるように運転者の操舵をアシ
ストする操舵アシスト制御装置を備えると共に、 g.前記車両挙動予測手段の予測に応じて前記警報装置
の作動および前記操舵アシストの中止の少なくともいず
れかを実行する実行手段、を備えたことを特徴とする請
求項1項記載の走行車両の挙動予測装置。
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JP18306999A JP3753893B2 (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 走行車両の制御装置 |
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