JP2001009763A - 木材印字装置 - Google Patents

木材印字装置

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JP2001009763A
JP2001009763A JP11178153A JP17815399A JP2001009763A JP 2001009763 A JP2001009763 A JP 2001009763A JP 11178153 A JP11178153 A JP 11178153A JP 17815399 A JP17815399 A JP 17815399A JP 2001009763 A JP2001009763 A JP 2001009763A
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JP
Japan
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wood
printing
bar
crossbar
conveyor
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JP11178153A
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English (en)
Inventor
Takashi Nakajo
隆志 中條
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下方から印字を行っても文字歪みのない木材
の印字装置を提供する。 【解決手段】 下面への印字の完了した横架材W1をク
ロスバーコンベヤ30Bにて搬送するので、横架材W1
とバー36との接点がずれることがない。このため、バ
ー36と印字された部分とが接触しても、印字が擦られ
て歪むことがなくなる。また、クロスバーコンベヤ30
Bのバー36が、連結棒38にて連結され回り止めされ
ているため、木材がバー36上でスリップすることがな
くなり、印字が擦られて歪むことがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレカット用木
材の位置情報を印字するための木材印字装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、木造住宅の建設の際に、柱材や横
架材の軸組み工法においては、大工などの現場作業者
が、作業現場において柱材や横架材等を所定の寸法に加
工したり、木材相互の継手、仕口部分としてホゾ、ホゾ
孔の形成を行っていた。近年、これら材木の加工にいわ
ゆるプレカット工法が導入され、専用のプレカット工場
にて材木に対する所用の加工が予めなされ、加工された
材木が建設現場に運搬され、木材相互の組立が行われて
いる。
【0003】組立のためには、どの横架材が他のどの横
架材や柱材と組合せられるのかを表した位置情報が必要
になる。位置情報は、構架材や柱材の側面や仕口に印字
される。位置情報の印字は、自動化が進んでおり、例え
ば特開昭62−297079号や特開平3−82501
号公報に開示がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような印字は、コ
ンベヤ上を搬送される木材(角材)を、上方から印字す
る方法と、側方から印字する方法と、下方から印字する
方法とが考え得る。一方、印字は、対象となる木材が紙
と異なり平坦ではないため、インクジェットにより行う
ことが最も適切である。
【0005】ここで、上方から印字、又は、側方から印
字は、インクジェットによる印字を搬送コンベヤにより
擦ることがない点では有利である。しかしながら、木材
の大きさは種々であり、上方又は側方から印字するため
には、木材の大きさに合わせて印字ヘッドの位置を移動
させることが必要となる。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、下方から印字を行っ
ても文字歪みのない木材印字装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の木材印字装置は、2条のチェーンの間を
バーで連結してなるクロスバーコンベヤを用いる木材の
搬送機構と、インク噴射口を上向きに配設された印字ヘ
ッドと、を備えることを技術的特徴とする。
【0008】請求項2の木材印字装置は、請求項1にお
いて、前記印字ヘッドが、一対の前記クロスバーコンベ
ヤの間に配設されたことを技術的特徴とする。
【0009】請求項3の木材印字装置は、前記クロスバ
ーコンベヤのバーが、一対ずつ連結棒により連結されて
いることを技術的特徴とする。
【0010】請求項1の木材印字装置では、印字ヘッド
のインク噴射口を上向きに配設し、木材の下面に印字す
る。ここで、搬送機構が、2条のチェーンの間をバーで
連結してなるクロスバーコンベヤからなり、支持される
木材とバーとの接点がずれることがない。このため、バ
ーと印字された部分とが接触していても、印字が擦られ
て歪むことがなくなる。
【0011】請求項2では、印字ヘッドが、一対のクロ
スバーコンベヤの間に配設されているため、クロスバー
コンベヤに干渉されることなく印字を行うことができ
る。
【0012】請求項3では、クロスバーコンベヤのバー
が、一対ずつ連結棒により連結され回り止めされている
ため、木材がバー上でスリップすることがなくなり、印
字が擦られて歪むことがなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る木
材印字装置について詳細に説明する。本実施形態の木材
印字装置の説明に先立ち、プレカット工法に於ける番付
付与に付いて、図5(A)を参照して説明する。図5
(A)は、いわゆる伏図であり、組立現場での施工が容
易なように木材配置位置を示す番付を表している。この
例では、南側から見て、水平方向に“イ”、“ロ”、
“ハ”等と表示され、また、垂直方向にアラビア数字の
“1”、“2”、“3”等と表示され、これにより各横
架材及び柱材の配置位置、及び、接続が分かるようにさ
れている。例えば、横架材W1は、番付イ1で横架材W
2と接続され、番付ハ1で柱材W3と接続され、番付ホ
1にて柱材W4と接続されることが分かる。
【0014】図1は、実施形態に係る本木材印字装置1
0を用いるプレカット施設を構成を示している。ここ
で、制御用のコンピュータ70と、該コンピュータ70
からの指令により木材の加工を行う木材加工装置80
と、当該木材加工装置80により加工された木材への印
刷を行う木材印字装置10とを備える。この制御用コン
ピュータ70は、加工データ、後述する印字データや演
算された印字制御データ、搬送制御データ等を記憶する
記憶部74と、種々の演算を行う演算部72と、モニタ
ー76と、キーボード78とを備える。
【0015】図5(B)に示すように、木材(角材)W
1が図示しない加工ラインに投入されると、コンピュー
タ70からの加工データに基づき木材加工装置80が、
図5(C)に示すように、横架材W2と接続するための
ホゾS2と、柱材W3と接続するためのホゾ孔S3と、
柱材W4と接続するためのホゾS4とを形成する仕口加
工を行う。そして、仕口S2,S3,S4の形成された
横架材W1が、木材印字装置10に搬送され、該ホゾS
1に番付イ1が、ホゾ孔S3に番付ハ1が、ホゾ孔S4
に番付ホ1が印刷される。
【0016】この木材印字装置10は、木材の搬送機構
としてクロスバーコンベヤ30A、30Bを有する。ク
ロスバーコンベヤ30A、30Bは、それぞれスプロケ
ット32、32の間に懸架されている。搬入側のクロス
バーコンベヤ30Aと搬出側の30Bとの間には、イン
クジェット方式の印字ヘッド40が配設されている。印
字ヘッド40は、印字制御装置44により制御される。
【0017】図2(A)に図1中の印字ヘッド40の斜
視図を示す。該印字ヘッド40は、インク噴射用の独立
した7個の噴射口N1、N2、N3、N4、N5、N
6、N7が上面に一列に配置されてなる。本実施形態の
印字ヘッド40としては、インクを噴射するインクジェ
ット方式であればいずれのものも用いることができる。
該印字ヘッド40は、印字装置10に固定されている。
即ち、従来技術の印字装置においては、印字ヘッド40
が木材の搬送方向に対して垂直に駆動されていたのに対
して、本実施形態では、固定されている。なお、印字ヘ
ッドとして、本実施形態では、一列に噴射口を並べたも
のを用いているが、噴射口が千鳥状に複数配列したもの
や噴射口が複数列配列したものを用いて、文字解像度を
向上させることもできる。なお、噴射口は、5〜30
個、望ましくは10〜20個が好適である。
【0018】図2(B)は、図1中のセンサ42を、木
材の搬送方向に沿って見た図である。該センサ42は、
一対のセンサ保持部材42A、42Bからなり、センサ
保持部材42A側には、赤外線発光器42αが備えら
れ、センサ保持部材42B側には、赤外線発光器42α
からの赤外線を受光する赤外線受光器42βが備えられ
てなる。ここで、木材が該センサ42に差し掛かると、
赤外線が遮断され、これを検出した赤外線受光器42β
からの信号が図1に示す制御用コンピュータ70側へ出
力される。なお、センサとしては、X線センサ、その他
木材の有無を検出できるいかなるものも用いることもで
きる。
【0019】図3は、図1中のクロスバーコンベヤ30
Bを斜視図を、図4は、クロスバーコンベヤ30Bの平
面図である。クロスバーコンベヤ30Bは、2条のチェ
ーン34の間をバー36で連結してなる。チェーン34
は、ローラ34Aを、一対のインナープレート34B及
び一対のアウタープレート34Cで挟持してなる。該各
ローラ34Aには、バー36が挿通されている。バー3
6は、一対ずつ連結棒38により連結されている。即
ち、バー36には非貫通孔36aが形成されており、該
非貫通孔36aに連結棒38を挿通することにより、バ
ー36の回り止めがなわれている。バー36は、5cm間
隔で配設されている。本実施形態では、バー36は、金
属棒からなるが、この代わりに樹脂パイプ等を用いるこ
ともできる。
【0020】制御用コンピュータ70による位置情報
(印字データ)の生成は、特開平3−82501号公報
に準じて行う。先ず、ディスプレイ76に基本格子(座
標、例えば横軸が1、2、3、・・・で縦軸がイ、ロ、
ハ、ニ・・・・で標記される)を表示させ、ここに、伏
図を参照して横架材及び柱材の位置を入力する(図5
(A)参照)。そして、各横架材及び柱材に識別子であ
る通番号(W1,W2,・・)を付与し、各通番号に対
応させて各横架材の仕口部分の位置情報(印字位置及び
印字内容(番付))を演算部で発生させて、これを印字
データとして記憶部74に記憶するのである。なお、こ
の印字データは、キーボード78等の入力装置を介して
入力することもできる。また、フロッピーディスク(F
D)等の補助記憶媒体を介して供給することもでき、更
に、LANネットワーク等のオンラインにより他のコン
ピュータから供給することもできる。
【0021】引き続き、図1に示すプレカット施設にお
ける木材加工及び木材印字について説明する。図5
(B)に示すように、木材(横架材)W1が図示しない
加工ラインに投入されると、コンピュータ70からの加
工データに基づき木材加工装置80が、図5(C)に示
すように、横架材W2と接続するためのホゾS2と、柱
材W3と接続するためのホゾ孔S3と、柱材W4と接続
するためのホゾS4とを形成する仕口加工を行う。そし
て、仕口S2,S3,S4の形成された横架材W1が、
木材印字装置10に搬送され、該ホゾS1に番付イ1
が、ホゾ孔S3に番付ハ1が、ホゾ孔S4に番付ホ1が
印刷される。
【0022】この木材印字装置10による印字につい
て、更に詳細に説明する。横架材W1が、印字装置10
へ到達すると、搬入側のクロスバーコンベヤ30Aにて
搬送さる。そして、センサ42から検出信号が出力され
ると、コンピュータ70は所定のタイミングで印字デー
タを印字制御装置44へ出力する。該印字制御装置44
は、印字ヘッド40を駆動し、図2(A)を参照して上
述した噴射口N1、N2、N3、N4、N5、N6、N
7からインクを噴射させ、横架材W1の下面に印字を行
う。本実施形態では、印字ヘッド40が、搬入側のクロ
スバーコンベヤ30Aと搬出側のクロスバーコンベヤ3
0Bとの間に配設されているため、クロスバーコンベヤ
に干渉されることなく適切に印字を行うことができる。
【0023】下面への印字の完了した横架材W1は、図
3に示すように出側のクロスバーコンベヤ30Bにて搬
送される。ここで、クロスバーコンベヤ30Bにて搬送
するので、横架材W1とバー36との接点がずれること
がない。このため、バー36と印字された部分とが接触
していても、印字が擦られて歪むことがなくなる。ま
た、本実施形態では、クロスバーコンベヤ30Bのバー
36が、連結棒38により連結され回り止めされている
ため、木材がバー36上でスリップすることがなくな
り、印字が擦られて歪むことがなくなる。
【0024】木材側へ上向きにインクを大量に噴出させ
ると、飛散したインクが印字ヘッド40側に付着して固
化し易い。このため、本実施形態では、印字ヘッド40
を上述したように固定してある。即ち、可動部がないの
で、適正に印字を継続することができる。なお、クロス
バーコンベヤ30A、30Bにおける搬送速度は1〜2
0m/分が望ましい。係る速度が木材の印字に適してい
るからである。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、搬
送機構が、2条のチェーンの間をバーで連結してなるク
ロスバーコンベヤからなり、支持される木材とバーとの
接点がずれることがない。このため、バーと印字された
部分とが接触していても、印字が擦られて歪むことがな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る木材印字装置を用いる
プレカット工法の施設を示す説明図である。
【図2】図2(A)は印字ヘッドの斜視図であり、図2
(B)はセンサの側面図である。
【図3】図1中のクロスバーコンベヤの斜視図である。
【図4】図1中のクロスバーコンベヤの平面図である。
【図5】図5(A)は、プレカット工法に用いる伏図で
あり、図5(B)、図5(C)、図5(D)は、横架材
の底面図である。
【符号の説明】
10 木材印字装置 30A、30B クロスバーコンベヤ(搬送手段) 32 スプロケット 34 チェーン 36 バー 38 連結棒 40 印字ヘッド 42 センサ 44 印字制御装置 70 制御用コンピュータ 72 演算部 74 記憶部 80 木材加工装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2条のチェーンの間をバーで連結してな
    るクロスバーコンベヤを用いる木材の搬送機構と、 インク噴射口を上向きに配設された印字ヘッドと、を備
    えることを特徴とする木材印字装置。
  2. 【請求項2】 前記印字ヘッドが、一対の前記クロスバ
    ーコンベヤの間に配設されたことを特徴とする請求項1
    の木材印字装置。
  3. 【請求項3】 前記クロスバーコンベヤのバーが、一対
    ずつ連結棒により連結されていることを特徴とする請求
    項1又は2の木材印字装置。
JP11178153A 1999-06-24 1999-06-24 木材印字装置 Pending JP2001009763A (ja)

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