JP2000334686A - 木材加工システム及びコードシール - Google Patents

木材加工システム及びコードシール

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JP2000334686A
JP2000334686A JP11144419A JP14441999A JP2000334686A JP 2000334686 A JP2000334686 A JP 2000334686A JP 11144419 A JP11144419 A JP 11144419A JP 14441999 A JP14441999 A JP 14441999A JP 2000334686 A JP2000334686 A JP 2000334686A
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Takashi Nakajo
隆志 中條
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Ibiden Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 木材投入時の入力作業を不要にすると共に、
木材の選別を容易にする木材加工システム及びコードシ
ールを提供する。 【解決手段】 柱材W張り付けたQRコードを読み取
り、当該QRコードに対応する加工データを加工装置へ
送出する。このため、コードシール68を柱材Wに張り
付けるだけで、加工を自動的に行うことが可能になる。
ここで、目視により判読できる情報を加えてあるため、
コードシール68を木材に貼る際に、容易に適合する木
材を選別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレカット用木
材の加工及び印字を行う木材加工システム及び木材加工
に用いるコードシールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木造住宅の建設の際に、大工など
の現場作業者が、作業現場において柱材や横架材等を所
定の寸法に加工したり、木材相互の継手、仕口部分とし
てホゾ、ホゾ孔の形成を行っていた。近年、これら材木
の加工にいわゆるプレカット工法が導入され、専用のプ
レカット工場にて材木に対する所用の加工が予めなさ
れ、加工された材木が建設現場に運搬され、木材相互の
組立が行われている。
【0003】プレカット工場に於ける加工は、複数台の
加工機により、各工程に分けて行われる。ここで、各加
工機は、加工データを保持するコンピュータにより集中
管理されている。
【0004】
【発明か解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た加工の自動化を実現した木材加工システムにおいて
も、加工機へ木材の投入は、作業員が木材を選別した
後、集中管理用のコンピュータへの入力を行っており、
手間がかかっていた。即ち、建築に必要とされる柱材の
材質(樹種)、断面寸法、長さ等は、種々であり、加工
対象の木材を先ず、樹種、断面寸法、長さに基づいて選
別した後、選別した木材を特定するための識別番号を集
中管理用コンピュータに入力する必要があった。ここで
は、図16に示すような一棟を建築するための柱材の一
覧表に基づき、投入作業を行っていた。例えば、数10
本の木材の内で、長さ2955mm、樹種が化粧、断面寸
法が120mmのものを捜し出し、この木材を木材加工シ
ステムに投入すると共に、投入した木材の識別番号40
12をコンピュータへ入力する。次に、長さ2955m
m、樹種が一等、断面寸法が120mmのものを捜し出
し、この木材投入すると共に、投入した木材の識別番号
4013をコンピュータへ入力する。この作業を全ての
木材に対して行う必要があり、非常に手間がかかると共
に、入力誤りが発生し易かった。即ち、入力漏れが発生
して、柱材の欠品が出たり、反対に、重複入力により、
必要のない柱材を加工していた。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、木材投入時の入力作
業を不要とするに共に、木材の選別を容易にする木材加
工システム及びコードシールを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、木材に貼られた一次元コードシールまた
は二次元コードシールを読み取る読み取り器と、前記読
み取り器により読み取られた木材の一次元コードまたは
二次元コードの情報に基づき、加工を施す加工装置と、
を備える木材加工システムであって、前記一次元コード
シール又は二次元コードシールに、目視により判読でき
る情報を加えたことを技術的特徴とする。
【0007】また、本発明は、木材に貼られたコードシ
ールを読み取る読み取り器と、前記読み取り器により読
み取られた木材のコードシール上の一次元コードまたは
二次元コードの情報に基づき、加工を施す加工装置と、
を備える木材加工に用いるコードシールであって、前記
一次元コードまたは二次元コードと共に目視により判読
できる情報を加えたことを技術的特徴とする。
【0008】本発明では、木材に貼り付けた一次元コー
ド又は二次元コードを読み取り、加工装置が当該木材に
加工を施す。このため、制御装置への入力を行うことな
く、一次元コードシール又は二次元コードシールを木材
に貼り付けるだけで、加工を自動的に行うことができ
る。ここで、一次元コード又は二次元コードを木材に貼
る際に、当該一次元コード又は二次元コードの情報内容
に適合する木材を選択する必要があるが、一次元コード
シール又は二次元コードシールに、目視により判読でき
る情報を加えてあるため、該シールの情報を読み取るこ
とで、容易に適合する木材を選別することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る木
材加工システムについて詳細に説明する。本実施形態の
木材加工システムの説明に先立ち、プレカット工法に於
ける柱材の仕口加工及び番付付与に付いて、図7及び図
8を参照して説明する。図8は、柱材の仕口加工を示し
ている。ここで、図8(A)は半ホゾ東を、図8(B)
は半ホゾ北を、図8(C)は半ホゾ西を、図8(D)は
半ホゾ南を、図8(E)は横平ホゾを、図8(F)は縦
平ホゾを示している。後述するように、木材加工システ
ムの加工装置は、加工データで指定された仕様に合わせ
て、図8(A)〜図8(D)に示すいずれかに仕口加工
を行う。
【0010】引き続き、木材加工システムにおける印字
装置による番付印字について説明する。図7(A)は、
いわゆる伏図であり、組立現場での施工が容易なように
木材配置位置を示す番付を表している。この例では、南
側から見て、水平方向に“い”、“ろ”、“は”等と表
示され、また、垂直方向にアラビア数字の“1”、
“2”、“3”等と表示され、これにより各横架材及び
柱材の配置位置、及び、接続が分かるようにされてい
る。例えば、横架材W1は、番付い1で横架材W2と接
続され、番付は1で柱材W3と接続され、番付ほ1にて
柱材W4と接続されることが分かる。本実施形態の印字
装置は、印字データで指定された番付を、各柱材へ印字
する。
【0011】図1は、第1実施形態に係る木材加工シス
テムを構成を示している。本実施例では、第1加工装置
20Aと第2加工装置20Bとの2台の加工機によって
柱材Wの加工を行うと共に、1台の印字装置10によっ
て加工済みの柱材Wに対して番付の印字を行う。まず、
滑動台80に、加工用の柱材Wが載置され、コンベア9
4によって読み取り装置60へ搬送され、柱材Wに貼り
付けられたQRコードが読み取られた後、第1分岐部7
6まで搬送される。そして、該第1分岐部76にて第1
加工装置20A側の滑動台82と第2加工装置20B側
の滑動台84とに振り分けられる。そして、第1加工装
置20Aにて加工された柱材Wが滑動台86を介してコ
ンベア96まで送られる。他方、第2加工装置20Bに
て加工された柱材Wが、滑動台88、滑動台90を介し
てコンベア96まで送られる。該コンベア96は、第1
加工装置20A及び第2加工装置20Bにて加工された
柱材Wに対して番付印字を行う印字装置10を介して、
ベルトコンベア98へ送る。該ベルトコンベア98は、
柱材Wを滑動台92まで搬送する。そして、第2分岐部
78にて、加工の全て済んだ柱材Wについては、自動積
載装置102側へ振り分け、該自動積載装置102にて
積載し、他方、更に表面の超仕上げ(鉋がけ)等の後処
理が必要な柱材Wについては、超仕上げ装置20C側へ
振り分けて鉋がけを行う。
【0012】上述した加工装置20A、20B及び印字
装置10の制御を行う集中管理用のコンピュータ40
は、コンピュータ本体42と、ディスプレイ44,キー
ボード46を備える。該コンピュータは、図9に示す柱
材Wの識別番号に対応する印字データ(番付)及び加工
データを図示しない記憶部に保持している。該コンピュ
ータ40は、読み取り装置60にて柱材Wに貼られたQ
Rコードから、柱材Wの識別番号を認識する。そして、
該認識番号に対応する加工データを加工装置20A、2
0Bへ送出すると共に、ベルトコンベア上の柱材Wをセ
ンサ52,54で検出して印字装置10へ搬送される柱
材Wを管理する。そして、印字装置10へ搬送される柱
材Wに対応した印字データを送出して、印字装置10に
て柱材Wへの番付印字を行わしめる。
【0013】即ち、図7(B)に示すようにQRコード
の印刷されたシール68の貼られた柱材Wが投入される
と、該シールのQRコードを読み取り、加工装置20A
又は20Bで、図7(C)に示すように仕口S1,S2
を形成し、印字装置10にて、柱材Wに番付を印字す
る。
【0014】次に、図1中に示す加工装置20Aの構成
について、図2を参照して説明する。加工装置20A
は、6種類の刃具22a、22b、22c、22d、2
2e、22fを備え柱材Wを加工する切削加工部21
と、3台の固定装置32a、32b、32cを備え柱材
Wを固定する柱材固定部30と、加工データに基づき切
削加工部21を制御して柱材の加工を行う加工制御装置
24A(図中入力装置のみ示す)と、を備える。
【0015】切削加工部21は、6種類の刃具22a、
22b、22c、22d、22e、22fを切り替え可
能に保持する加工ヘッド25と、刃具22a乃至22f
を駆動する図示しないモータと、該加工ヘッド25を垂
直に昇降するための昇降装置26と、2条のレール2
7、27の上に固定装置26を水平移動させる移動装置
28とからなる。 柱材固定部30のそれぞれの固定装
置32a、32b、32cは、柱材Wを把持するクラン
プ34を備える。
【0016】次に、印字装置10の構成について、図3
及び図4を参照して更に詳細に説明する。この印字装置
10は、図1中に示すベルトコンベア96、98の間に
配設されたインクジェット方式の印字ヘッド12と、該
印字ヘットを制御する印字制御装置14と、柱材Wの搬
入を検出するセンサ56とからなる。
【0017】図4(A)に図3中の印字ヘッド12の斜
視図を示す。該印字ヘッド12は、インク噴射用の独立
した7個の噴射口N1、N2、N3、N4、N5、N
6、N7が上面に一列に配置されてなる。本実施形態の
印字ヘッド12としては、インクを噴射するインクジェ
ット方式であればいずれのものも用いることができる。
該印字ヘッド12は固定されている。なお、印字ヘッド
として、本実施形態では、一列に噴射口を並べたものを
用いているが、噴射口が千鳥状に複数配列したものを用
いて、文字解像度を向上させることもできる。
【0018】図4(B)は、図3中のセンサ56を、木
材の搬送方向(図2中の矢印B)に沿って見た図であ
る。該センサ56は、一対のセンサ保持部材56A、5
6Bからなり、センサ保持部材56A側には、赤外線発
光器56αが備えられ、センサ保持部材56B側には、
赤外線発光器56αからの赤外線を受光する赤外線受光
器56βが備えられてなる。ここで、木材が該センサ5
6に差し掛かると、赤外線が遮断され、これを検出した
赤外線受光器56βからの信号が図1に示す制御用コン
ピュータ40側へ出力される。なお、図1中に示す加工
装置20Aにて加工された柱材Wを検出するためのセン
サ52、及び、加工装置20Bにて加工された柱材Wを
検出するためのセンサ54も、上述したセンサ56と同
様に構成されている。
【0019】引き続き、図5(A)及び図5(B)を参
照して、図1中に示す読み取り装置60の構成について
説明する。該読み取り装置は、図1中に示すように柱材
Wに貼られたQRコードを撮像するためのCCDカメラ
から成る撮像装置64と、該撮像装置64にて撮像され
た画像を処理し、QRコードの内容を読み取る画像処理
装置62とからなる。該撮像装置64は、図5(A)中
に側面図を示すように、ベルトコンベア94上を搬送さ
れる柱材Wの上方に、支持棒63により固定され、柱材
Wの上面に貼られたシール68を上方から撮像する。
【0020】図5(A)中の撮像装置64のB矢視図を
図5(B)に示す。該撮像装置64の撮像レンズ65の
外周、即ち、QRコードシール68に平行な面上には、
リング状の蛍光灯66が配設されている。本実施形態で
は、シール68のQRコードを照明を当てながら撮像装
置64で撮像するため、画像を短時間で取り込むことが
でき、搬送中の柱材WのQRコードを正確に読み取るこ
とができる。また、撮像装置64の照明が、撮像装置6
4の画像取り込み部(レンズ)65の周囲に配設された
リング状の蛍光灯66であるため、QRコードを均一に
照らして、搬送中の木材のQRコードを正確に読み取る
ことができる。また、本実施形態では、QRコードシー
ル68を柱材Wの上面に貼ってあるため、搬送時にシー
ル68の表面がベルトコンベア等により擦れることがな
くなり、正確に情報を読み取ることができる。
【0021】引き続き、本実施形態に用いられるQRコ
ードシール68について、図6(A)及び図6(B)を
参照して説明する。図6(A)は、図9を参照して上述
した識別番号4012に対応する柱材W3(図7(A)
参照)を識別するためのQRコードシール68を示し、
図6(B)は、識別番号4013に対応する柱材W4を
識別するためのQRコードシール68を示している。こ
こで、該それぞれのシール68には、同一内容のQRコ
ードが2カ所印刷され、シールの塗布位置がずれても上
述した撮像装置64によっていずれかが撮影できるよう
に構成されている。図6(A)に示すシールには、識別
番号を示す4012−2200−0411の内容のQR
コードと共に、番付を示す「は1」、樹種を示す「化
粧」、柱材長さを示す「2955」、柱材Wの断面寸法
を示す「120」、仕口を示す「下一平上一平」の文字
が印刷されている。一方、図6(B)に示すシールに
は、識別番号を示す4013−2200−0412の内
容のQRコードと共に、番付を示す「ほ1」、樹種を示
す「一等」、柱材長さを示す「2955」、柱材Wの断
面寸法を示す「120」、仕口を示す「下一東上一南」
の文字が印刷されている。
【0022】この第1実施形態の木材加工システムにお
いては、上述したようにシール68のQRコードが読み
出され、読み出されたQRコードの内容(識別番号)に
対応した加工データに基づき、仕口の加工が行われると
ともに、番付の印字がなわれる。ここで、該QRコード
と共に、番付、樹種、柱材長さ、断面寸法、仕口を判読
の容易な文字で印刷してあるのは、後述するように柱材
Wの選別作業を容易にするためである。なお、本実施形
態では、二次元コードとしてQRコードを用いている
が、種々の二次元コードを用いることができる。また、
二次元コードではなく、図6(C)に示すようにバーコ
ード等の一次元コードの印刷されたコードシール68を
用いることも可能である。
【0023】引き続き、該木材加工システムによる加工
及び印字について、図1を再び参照して説明する。先
ず、作業者が、木材加工システムへ角材を投入する。こ
の投入は、柱材と成る角材を選別し、加工方向を指示す
るようにシール68を貼ることにより行う。ここでは、
図16を参照して上述した従来技術のシステムで用いた
加工材のデータが、識別番号4012から4082まで
の70本分、図6(A)及び図6(B)を参照して上述
したような70枚のシールとして用意される。例えば、
図6(A)に示す識別番号4012のシールについて
は、作業者が、樹種として化粧材で、長さが2955mm
で、断面寸法120mmの角材を選択し、該角材の南面に
当該シール68を貼る。同様に、図6(B)に示す識別
番号4013のシールについては、作業者が、樹種とし
て一等材で、長さが2955mmで、断面寸法120mmの
角材を選択し、該角材の南面に当該シール68を貼る。
この作業を、識別番号4082までの70枚のシールに
対して行う。ここで、シール68による加工方向の指示
とは、柱材Wに背割りSが形成されている場合に、ホゾ
の形成方向に適合する柱材Wを選択して当該シール68
を柱材Wの上面に貼ることにより行う。例えば、図8
(G)に示すように水平に背割りSが形成されている場
合に、横平ホゾ(図9中の“一平”、例えば、識別番号
4012)が形成される柱材のシール68を南面となる
柱材Wの上面に貼ることで、図8(H)に示すように背
割りSと平行な平ホゾを形成する。同様に、図8(I)
に示すように垂直に背割りSが形成されている場合に、
縦平ホゾ(図9中の“1平”、例えば、識別番号401
4)が形成される柱材のシール68を南面となる柱材W
の上面に貼ることで、図8(J)に示すように背割りS
と平行な平ホゾを形成する。
【0024】従来技術の木材加工システムにおいては、
作業者は、図16に示す一覧表に沿って、木材を選別
し、木材加工システムへ投入すると共に、コンピュータ
に対して投入した順に識別番号を入力する必要があっ
た。これに対して、本実施形態では、シールの内容に適
合した木材を選別し、当該シールを貼るだけで、コンピ
ュータへの入力が不要となる。また、従来技術の木材加
工システムでは、重複入力や、入力漏れが発生し易く、
柱材の欠品や、重複加工が発生していた。これに対し
て、本実施形態では、木材にシールを貼るため、重複
や、漏れが発生することがない。また、目視により判読
できる情報を加えてあるため、コードシール68を柱材
Wに貼る際に、容易に適合する角材を選別することがで
きる。
【0025】引き続き、木材加工システムに投入された
木材に対する、加工及び印字について、コンピュータ4
0による処理を示す図10、図11のフローチャートを
参照して説明する。図1中に示す木材Wが、ベルトコン
ベア94により搬送され、当該木材Wに貼られたシール
68のQRコードが、読み取り装置60にて読み取られ
て、コンピュータ40へ送られると(S12:Ye
s)、コンピュータ40は、内蔵の記憶装置を検索し、
当該QRコードに対応する識別番号の加工データ及び印
字データを取得する(S14)。例えば、4012−2
200−0411の内容のQRコードのシールが貼られ
た木材に対しては、図9に示す内容のデータを検索し、
柱材長さを示す「2955」、柱材Wの断面寸法を示す
「120」、仕口を示す「下一平上一平」に加工するた
めの加工データと、番付を示す「は1」を印字するため
の印字データとを取得する。
【0026】引き続き、当該加工を行うための加工装置
を選択する(S16)。例えば、加工装置20A側を選
択した場合には、第1分岐部76へ柱材Wを加工装置2
0A側へ送るように指令を与える。そして、当該加工装
置20Aに対して、上記ステップ14にて取得した加工
データを送出する(S18)。
【0027】この加工データに基づき、加工装置20A
は、柱材Wの仕口加工を行う。即ち、柱材長さを示す
「2955」、柱材Wの断面寸法を示す「120」、仕
口を示す「下一平上一平」に加工する加工データに基づ
き、下側に図8(E)に示す横平ホゾを、上側にも横平
ホゾを形成する。本実施形態の加工装置20A、20B
では、加工データに基づき、図8(A)〜図8(F)を
参照して上述した各ホゾを形成する。即ち、シールに下
−東上−北とある場合には、QRコードの識別番号に対
応する加工データにより、下側に図8(A)に示す東半
ホゾが加工され、上側に図8(B)に示す北半ホゾが加
工される。同様に、シールに下−西上−南とある場合に
は、下側に図8(C)に示す西半ホゾが加工され、上側
に図8(C)に示す南半ホゾが加工される。一平とある
場合には、上述したように図8(E)に示す横平ホゾが
加工され、1平とあるときには、図8(F)に示すよう
に縦半ホゾが加工される。
【0028】第1加工装置20Aにて加工された柱材W
は、滑動台86を介してコンベア96まで送られ、セン
サ52にて検出される。同様に、第2加工装置20Bに
て加工された柱材Wは、滑動台88を介して送られ、セ
ンサ54にて検出された後、滑動台90を介してコンベ
ア96まで送られる。その後、印字装置10にて番付の
印字が行われる。このコンピュータ40による印字処理
について、図11のフローチャートを参照して説明す
る。
【0029】コンピュータ40は、先ず、センサ52に
て加工装置20A側で加工された柱材Wがベルトコンベ
ア96まで送られてきたかを判断する(S22)。ここ
で、該センサ52にて柱材Wが検出された際には(S2
2:Yes)、当該加工装置20Aにて加工を終了した
柱材Wを、印字装置10へ搬送される柱材Wであると認
識する(S26)。一方、該センサ52にて柱材Wが検
出されないときには(S22:No)、加工装置20B
側で加工された柱材Wがセンサ54まで送られてきたか
を判断し、該センサ54にて柱材Wが検出された際には
(S24:Yes)、当該加工装置20Bにて加工を終
了した柱材Wを印字対象として認識する(S28)。
【0030】引き続き、センサ52にて検出された時間
と、センサ54にて検出された時間との時間差に基づ
き、加工装置20Aにて加工された柱材Wが先に印字装
置10へ搬送されるかを判断する(S30)。即ち、セ
ンサ54で検出された柱材Wが滑動台90を介してベル
トコンベア96へ到達するまでの時間(例えば30秒)
を考慮して、いずれの柱材Wが印字装置10へ先に到着
するかを判断する。ここで、加工装置20Aにて加工さ
れた柱材Wが先に搬入される際には(S30:Ye
s)、センサ56にて柱材Wの端部が検出されてから所
定時間後、当該加工装置20Aにて加工された柱材Wに
対応する番付を印字するための印字データを印字装置1
0側へ送出する(S32)。一方、加工装置20Bにて
加工された柱材Wが先に搬入される際には(S30:N
o)、センサ56にて柱材Wが検出されてから所定時間
後、当該加工装置20Bにて加工された柱材Wに対応す
る番付を印字するための印字データを印字装置10側へ
送出する(S34)。なお、第1実施形態の木材加工シ
ステムにおいては、加工装置20A、20Bにて加工
後、柱材Wは反転され、南面(QRコードシールの貼ら
れた面)を下にして印字装置10へ送られ、下面(南
面)に番付の印字が行われる。
【0031】第1実施形態の木材加工システムにおいて
は、集中管理用のコンピュータ40が、センサ52,5
4からの信号に基づき、印字装置10へ搬送される木材
を識別するため、1台の読み取り器60を用いて、複数
の加工装置20A、20Bにて加工された木材を、1の
印字装置10で印字することができる。
【0032】引き続き、本発明の第2実施形態に係る木
材加工システムについて、図12、図13を参照して説
明する。図12は、第2実施形態の木材加工システムの
構成を示している。図1を参照して上述した第1実施形
態では、コンピュータ40に加工データ及び印字データ
を保持させ、1台の読み取り装置60にてQRコードを
読み取り、当該QRコードに対応する加工データ及び印
字データを検索して、加工装置20A、20Bにて仕口
加工を行うと共に、印字装置10にて番付の印字を行っ
ていた。これに対し、第2実施形態の木材加工システム
では、QRコード側に印字データを保持させてある。そ
して、コンピュータ40に加工データを保持させ、読み
取り装置60にてQRコードを読み取り、当該QRコー
ドに対応する加工データを検索して、加工装置20A、
20Bにて仕口加工を行うと共に、印字装置10に備え
られた読み取り装置60BにてQRコード中の印字デー
タを読み取り、番付の印字を行う。
【0033】この印字装置10の印字制御装置14によ
る処理について、当該処理を示す図13のフローチャー
トを参照して説明する。なお、該第2実施形態の木材加
工システムにおける柱材Wの加工は、上述した第1実施
形態と同様であるため説明を省略する。印字制御装置1
4は、読み取り装置60Bにて読み取られた柱材WのQ
Rコードが入力されると(S32:Yes)、当該QR
コードから印字データを生成する(S34)。即ち、Q
Rコード中には、識別番号(例えば4012)と共に番
付(例えば“は1”)が含まれており、該QRコード中
の番付のデータから、印字データを生成する。そして、
センサ56にて柱材Wの端部が検出されてから所定時間
後(S36:Yes)、図4(A)を参照して上述した
印字ヘッド12へ駆動信号を与え、柱材Wへの番付印字
を行う(S38)。
【0034】この第2実施形態の木材加工システムで
は、印字装置10が、読み取り装置60Bにて読み取ら
れた印字データに従い木材への印字を行うため、複数の
加工装置20A、20Bにて加工された木材を、1の印
字装置10で印字することができる。
【0035】引き続き、本発明の第3実施形態に係る木
材加工システムについて、図14、図15を参照して説
明する。図14は、第3実施形態の木材加工システムの
構成を示している。図1を参照して上述した第1実施形
態では、コンピュータ40に加工データ及び印字データ
を保持させ、1台の読み取り装置60にてQRコードを
読み取り、当該QRコードに対応する加工データ及び印
字データを検索して、加工装置20A、20Bにて仕口
加工を行うと共に、印字装置10にて番付の印字を行っ
ていた。これに対し、第3実施形態の木材加工システム
では、QRコード側に加工データ及び印字データを保持
させてある。そして、各加工装置20A、20Bの読み
取り装置60C、60DにてQRコード中の加工データ
を読み取り、それぞれ加工装置20A、20Bにて仕口
加工を行うと共に、印字装置10に備えられた読み取り
装置60BにてQRコード中の印字データを読み取り、
番付の印字を行う。
【0036】この加工装置20Aの加工制御装置24A
による処理について、当該処理を示す図15のフローチ
ャートを参照して説明する。加工制御装置24Aは、読
み取り装置60Cにて読み取られた柱材WのQRコード
が入力されると(S42:Yes)、当該QRコードか
ら加工データを生成する(S44)。即ち、QRコード
中には、識別番号(例えば4012)と共に加工データ
が含まれており、該QRコードから、加工データを生成
する。そして、当該加工データに基づき、仕口の加工を
行う(S46)。ここで、印字装置10による処理につ
いては、図13を参照して上述した第2実施形態と同様
であるため説明を省略する。なお、第3実施形態では、
QRコードに加工装置20A、20Bのいずれで加工を
行うかの指示が書き込まれており、これを読み取り装置
60が読み取り、第1分岐部76によって、指示された
加工装置側へ振り分けるようになっている。
【0037】第3実施形態の木材加工システムでは、加
工装置20A、20B及び印字装置10がQRコードに
基づき、それぞれ加工及び印字を行うため、加工装置2
0A、20Bと印字装置10との集中管理が不要にな
る。このため、システムの拡張性に優れ、多数台の加工
装置を用いる複雑なラインに好適に用いることができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の木材加工シ
ステムでは、木材に貼り付けたコードを読み取り、当該
コードに対応する加工データを加工装置へ送出すると共
に、印字データを印字装置に送出する。このため、制御
装置への入力を行うことなく、コードシールを木材に貼
り付けるだけで、加工及び印字を自動的に行うことが可
能になる。ここで、目視により判読できる情報を加えて
あるため、コードシールを木材に貼る際に、容易に適合
する木材を選別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る木材印字装置を用
いるプレカット工法の施設を示す説明図である。
【図2】図1中の加工装置の斜視図である。
【図3】図1中の木材印字装置のブロック図である。
【図4】図4(A)は、印字ヘッドの斜視図であり、図
4(B)は、図3中のセンサのB矢視図である
【図5】図5(A)は撮像装置の側面図であり、図5
(B)は、該撮像装置のB矢視図である。
【図6】図6(A)、図6(B)は、QRコードシール
の平面図であり、図6(C)は、バーコードシールの平
面図である。
【図7】図7(A)は、プレカット工法に用いる伏図で
あり、図7(B)、図7(C)、図7(D)は、柱材の
平面図である。
【図8】図8(A)、図8(B)、図8(C)、図8
(D)、図8(E)、図8(F)、図8(G)、図8
(H)、図8(I)、図8(J)は、ホゾの説明図であ
る。
【図9】コンピュータに保持される加工データ及び印字
データの内容を示す図表である。
【図10】制御用コンピュータの加工処理を示すフロー
チャートである。
【図11】制御用コンピュータの印字処理を示すフロー
チャートである。
【図12】本発明の第2実施形態に係る木材印字装置を
用いるプレカット工法の施設を示す説明図である。
【図13】第2実施形態の印字装置の印字処理を示すフ
ローチャートである。
【図14】本発明の第3実施形態に係る木材印字装置を
用いるプレカット工法の施設を示す説明図である。
【図15】第3実施形態の加工装置の印字処理を示すフ
ローチャートである。
【図16】従来技術に係る木材加工システムにて用いら
れた柱材の選別用シートの内容を示す図表である。
【符号の説明】
10 印字装置 12 印字ヘッド 20A、20B 加工装置 40 コンピュータ(制御装置、記憶装置) 52、54,56 センサ(木材検出装置) 60、60B、60C、60D 読み取り装置 64 撮像装置 68 QRコードシール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材に貼られた一次元コードシールまた
    は二次元コードシールを読み取る読み取り器と、前記読
    み取り器により読み取られた木材の一次元コードまたは
    二次元コードの情報に基づき、加工を施す加工装置と、
    を備える木材加工システムであって、 前記一次元コードシール又は二次元コードシールに、目
    視により判読できる情報を加えたことを特徴とする木材
    加工システム。
  2. 【請求項2】 木材に貼られたコードシールを読み取る
    読み取り器と、前記読み取り器により読み取られた木材
    のコードシール上の一次元コードまたは二次元コードの
    情報に基づき、加工を施す加工装置と、を備える木材加
    工に用いるコードシールであって、 前記一次元コードまたは二次元コードと共に目視により
    判読できる情報を加えたことを特徴とするコードシー
    ル。
  3. 【請求項3】 前記情報が、木材の樹種であることを特
    徴とする請求項2のコードシール。
  4. 【請求項4】 前記情報が、木材のホゾ情報であること
    を特徴とする請求項2のコードシール。
  5. 【請求項5】 前記情報が、木材の断面寸法であること
    を特徴とする請求項2のコードシール。
  6. 【請求項6】 前記情報が、木材の長さであることを特
    徴とする請求項2のコードシール。
  7. 【請求項7】 前記情報が、木材の番付であることを特
    徴とする請求項2のコードシール。
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CN108673069A (zh) * 2018-07-17 2018-10-19 浙江信石轴承有限公司 一种轴承全自动生产流水线及工艺

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