JP3464128B2 - 木造住宅用構造部材の加工方法 - Google Patents

木造住宅用構造部材の加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柱等の垂直材や土台・
桁や梁等の水平材を連結し、骨組みを形成する木造軸組
みにおいて使用する木造住宅用構造部材の加工方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、柱等の垂直材や土台・桁や梁等の
水平材を連結し、骨組みを形成する木造軸組みにおい
て、その木造住宅に用いる構造部材の加工方法は、工場
におけるプレカット加工がなされており、図4に示すよ
うなフローチャートのように流れて、所定の切断や孔明
け、仕口,継手等の加工されているのが一般的である。
【0003】これらの加工は、その加工に応じた複数種
の加工機30a,30b…30nが搬送ライン上に並べ
設けられている。
【0004】また、構造部材31に設けられた記録媒体
32は、図5(a)に示すように、構造部材31の結合
部に施される加工部33の加工形状および加工位置等の
諸加工情報と、該構造部材31の材種および構造部材全
てに設定させる固有番号、更に、長さと大きさ等の部材
情報32aが記録されている。
【0005】そして、例えば、一棟分の構造部材31を
加工する場合は、その一棟当たりに使用する構造材31
を材種・大きさ・長さ別に仕分けすると共に順列し、図
5(a)のように所定の位置に部材情報32aを記録し
た記録媒体32を構造部材31上に貼る。
【0006】次に、搬送機36への投入前に、記録媒体
32の前記情報32aを読み取り機34によって読み取
り、制御装置35に送信する。
【0007】この制御装置35では、受信した部材情報
32aを基に、搬送機36によって搬送されてくる構造
部材31の順序を把握し、各加工機30a,30b…3
0nに搬送されてきた構造部材31の順序に沿って加工
情報を送信する。
【0008】この間、構造部材31は、搬送機36に投
入し各加工機30a,30b…30nに搬送され、加工
情報を基に所定の加工を施す。
【0009】しかし、この加工の間に記録媒体32は、
図5(b)に示すように、加工機30a,30b…30
nの切削刃によって所定の加工(ほぞ孔)37が施され
たときは、これが破損して、その構造部材31の固有の
情報が破壊されてしまう。
【0010】したがって、構造部材は、以後、情報を読
み取った順序で加工されることとなり、加工機と構造部
材間の情報は全く管理されていない状態となる。
【0011】また、構造部材が搬送途中で脱落、あるい
は、何らかの理由で構造部材を取り出すと、部材の順序
が狂いを生じ加工内容が異なって不都合を来すので、こ
の場合、人的にその情報を加工機に与えなければならな
い。
【0012】更に、前記した不測の事態に備えて、常に
作業者が加工状態と搬送状態とを監視する必要があっ
て、工場の省人化あるいは無人化の目的が達せられな
い。等の様々な問題点を有するものであった。
【0013】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した
問題点を解決するためになされたもので、柱等の垂直材
や土台・桁・梁等の水平材を連結し、骨組みを形成する
構造部材の加工にあって、前記構造部材の結合部に施さ
れる加工情報と部材情報等の情報を入力した情報体を、
加工機の切削刃によって破損されないような構造部材の
位置に搭載すると共に、加工手段間の搬送途中で加工情
報や部材情報等を読み取り、加工手段に反映させること
で情報の共用化を図り、所定の加工を施すことができ、
かつ、情報体に各加工手段で加工した情報を追加入力
し、前記情報を取り出すことで構造部材の進捗状況を把
握できると共に合理化が可能になる木造住宅用構造部材
の加工方法を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記した問題点を解決す
るための本発明の手段は、柱等の垂直材や土台・桁や梁
等の水平材を連結し、骨組みを形成する木造軸組みにお
いて使用する複数種の構造部材の加工にあって、構造部
材の搬送ラインにおいて測定手段により供給された構造
部材の大きさや長さ等を計測して制御手段へ送信する工
程と、前記複数種の構造部材の結合部に施される加工部
の加工形状および加工位置等の加工情報や、これら構造
部材の材種およびこれら構造部材の全てに設定させる固
有番号、更に、長さと大きさ等の部材情報を入力したそ
の構造部材固有の情報体をそれぞれ制作する工程と、そ
れぞれの構造部材の加工前に、構造部材における前記加
工部位置と重なり合わない位置を前記制御手段により検
出して、この構造部材の位置へ前記情報体を搭載させる
工程と、この情報体を読取手段により読み取りつつ、こ
の情報に基づいて加工手段によって構造部材に所定の加
工を行なう工程とを備えさせ、前記情報体は、前記構造
部材へ着脱自在に設けるもので、あらかじめ構造部材へ
取り付けてあって、少なくとも加工直前に前記情報体を
取り外して加工を行ない、加工終了後に再び前記構造部
材へ取り付ける木造住宅用構造部材の加工方法にある。
【0015】また、柱等の垂直材や土台・桁や梁等の水
平材を連結し、骨組みを形成する木造軸組みにおいて使
用する複数種の構造部材の加工にあって、構造部材の搬
送ラインにおいて測定手段により供給された構造部材の
大きさや長さ等を計測して制御手段へ送信する工程と、
前記複数種の構造部材の結合部に施される加工部の加工
形状および加工位置等の加工情報や、これら構造部材の
材種およびこれら構造部材の全てに設定させる固有番
号、更に、長さと大きさ等の部材情報を入力したその構
造部材固有の情報体をそれぞれ制作する工程と、それぞ
れの構造部材の加工前に、構造部材における前記加工部
位置と重なり合わない位置を前記制御手段により検出し
て、この構造部材の位置へ前記情報体を搭載させる工程
と、この情報体を読取手段により読み取りつつ、この情
報に基づいて加工手段によって構造部材に所定の加工を
行なう工程とを備えさせ 前記情報体に、それぞれの加
工手段における加工の終了情報を追加入力する木造住宅
用構造部材の加工方法にある。
【0016】更に、柱等の垂直材や土台・桁や梁等の水
平材を連結し、骨組みを形成する木造軸組みにおいて使
用する複数種の構造部材の加工にあって、構造部材の搬
送ラインにおいて測定手段により供給された構造部材の
大きさや長さ等を計測して制御手段へ送信する工程と、
前記複数種の構造部材の結合部に施される加工部の加工
形状および加工位置等の加工情報や、これら構造部材の
材種およびこれら構造部材の全てに設定させる固有番
号、更に、長さと大きさ等の部材情報を入力したその構
造部材固有の情報体をそれぞれ制作する工程と、それぞ
れの構造部材の加工前に、構造部材における前記加工部
位置と重なり合わない位置を前記制御手段により検出し
て、この構造部材の位置へ前記情報体を搭載させる工程
と、この情報体を読取手段により読み取りつつ、この情
報に基づいて加工手段によって構造部材に所定の加工を
行なう工程とを備えさせ、前記情報体は、前記構造部材
における加工部位置と重なり合わない位置において該構
造部材へ保持体を取り付けて、この保持体へ前記情報体
を抜き差しあるいは着脱自在に設けた木造住宅用構造部
材の加工方法にある。
【0017】
【実施例】次に、本発明に関する木造住宅用構造部材の
加工方法の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0018】本発明の実施例において加工される構造部
材bは、木造軸組工法において柱等の垂直材や、梁や桁
等の水平材等であって、これら複数種類からなる構造部
材bの結合部には、プレカット工場の搬送ラインにおい
て所定の切断や孔明け、仕口,継手等の結合に必要な加
工部cが、制御手段1によって適宜制御される複数の加
工手段2a,2b…2nにより一連的に施される。
【0019】この構造部材bは、搬送手段7により搬送
ラインへ供給されると、撮像部材等の木材測定手段8に
よって該構造部材bの大きさ・長さあるいは製品として
の良否等が認識され測定されて、その測定データが制御
手段1に送信される。
【0020】なお、この制御手段1には、構造部材bの
結合部に施される加工部cの加工形状および加工位置等
の加工情報や、この構造部材bの材種および構造部材全
てに設定させる固有番号、更に、長さと大きさ等の部材
情報等に対して、各加工手段2a,2b…2nが個別に
対応できる種々のデータがあらかじめプログラムされて
いる。
【0021】また、これに相応して、構造部材bの結合
部に施される種々の加工部cの加工形状および加工位置
等の加工情報3aや、この構造部材bの材種および構造
部材全てに設定させる固有番号3b、更に、長さと大き
さ等の部材情報3cが入力された情報体3が、制御手段
1と接続された慣用の情報入力手段によりそれぞれの構
造部材bごとに制作される。
【0022】この情報体3は、前記した情報3a,3
b,3cを記憶した磁気カード(ICカード)等の磁気
媒体,チップ.ボタン.ボール.カプセル状媒体や、前
記情報3a,3b,3cを記録した印刷シール状の記録
媒体等が用いられる。
【0023】そして、それぞれの構造部材bごとに、こ
の構造部材bに見合う情報体3が加工前に搭載手段9に
より搭載されている。
【0024】この情報体3の搭載にあっては、それぞれ
の構造部材bの加工前に、構造部材bにおける加工部c
位置と重なり合わない位置を、測定手段8との協動によ
って制御手段1により検出し、この構造部材bの前記適
切な位置へ該情報体3を搭載するもので、制御手段1に
入力されたそれぞれの情報と、その構造部材bの認識に
より構造部材bの加工される位置が、すなわち、全く加
工されない加工手段2a,2b…2nが干渉しない位置
が検出される。
【0025】これによって、その搭載構成の一つの例
は、図2に示すように、構造部材bにおける加工部c位
置と重なり合わない位置において、搬送手段7に設けた
情報体搭載手段9へ構造部材bが位置決めされて対応
し、この情報体3が構造部材b上に搭載される。
【0026】この搭載にあっては、容易に離脱しないよ
うに比較的堅固に貼着したり、あるいは、ビスや釘等の
止着手段により固着したり、または、裏面に比較的粘性
の低い接着層を形成しておいて、構造部材bに対する情
報体3の繰り返しの装着と外脱とを行なえるようにして
ある。
【0027】また、他の例として、図3(a)に示すよ
うに、構造部材bにおける加工部c位置と重なり合わな
い位置において該構造部材bへ保持体6を取り付けて、
この保持体6へ情報体3を抜き差しあるいは着脱自在に
設けるもので、この保持体6の構成は使用する情報体3
の形状に合わせて任意に選定し得るもので、また、保持
体6の取付位置は、構造部材bにおける加工部c位置と
重なり合わない位置であれば適宜設定できる。
【0028】なお、この保持体6は、図3(b)に示す
ように、剛性かつばね性を有する板材により冂形クラン
プ状に形成して、構造部材bの幅方向に対して挟み付け
るように取り付けるもので、該保持体6の上部に情報体
3を設けてある。
【0029】これらの構造部材bを加工するプレカット
工場は、集積場において多数集積された所定の構造部材
bを各加工手段2a,2b…2nまで搬送する搬送手段
7が所定に配設されていて、一連的な搬送ラインを形成
している。
【0030】更に、該搬送ラインには、まず、図1にお
いてフローチャートに示すように、搬送手段7によって
送られてくるそれぞれの構造部材bの大きさや長さ等を
測定する構造部材bの測定手段8が設けられている。
【0031】そして、その測定データに基づいて構造部
材bの結合部に施される加工部cの加工形状および加工
位置等の加工情報3aや、この構造部材bの材種および
構造部材全てに設定させる固有番号3b、更に、長さと
大きさ等の部材情報3cが入力された情報体3がそれぞ
れの構造部材bごとに制作されるもので、この情報体3
の搭載手段9によって、加工部cと該情報体3とが重な
り合わない割り出し位置において搭載される。
【0032】次に、構造部材bに搭載された情報体3の
情報3a,3b,3cを読み取る読み取り手段10a,
10b…10nが各加工手段2a,2b…2nごとに設
けられている。
【0033】また、各加工手段2a,2b…2nの下流
側には、それぞれの構造部材bに搭載された情報体3へ
その加工手段2a,2b…2nによる加工された情報や
加工情報と部材情報が書き込まれる書き込み手段11
a,11b,11cがそれぞれ設けられている。
【0034】なお、搬送ラインの終端部には、更に、構
造部材bの読み取り手段12を設けて、その構造部材b
に対するあらかじめ入力したプログラムとおりの加工が
なされたか否かを認識する。
【0035】したがって、前記のように構成される本発
明に係る木造住宅用構造部材の加工方法は、以下に述べ
る作用を奏するもので、図1に示すフローチャートに基
づいて説明する。
【0036】例えば、図2に示すように、構造部材bに
対して蟻オスc1や蟻メスc2,ほぞ孔c3等の加工部
cを加工する場合は、該当する構造部材bを搬送手段7
より搬送ラインへ供給すると、木材測定手段8において
該構造部材bの大きさ・長さ等が測定され、その測定デ
ータが制御手段1を介して情報体3の搭載手段9に送信
される。
【0037】このとき、制御手段1では、該制御手段1
にプログラムされたそれぞれの情報と、その構造部材b
の木材測定手段8による認識とにより該構造部材bの加
工される位置が検出されるもので、搬送手段7に設けた
情報体の搭載手段9へ構造部材bが位置決めされて対応
し、構造部材bにおける加工部c位置と重なり合わない
位置において、この情報体3が構造部材b上に搭載され
る。
【0038】そして、情報体3を搭載した構造部材b
は、搬送手段7によって読み取り手段10aまで搬送さ
れるもので、該読み取り手段10aにより情報体3の情
報3a,3b,3cを読み取って加工手段2aに送信す
る。
【0039】すると、この加工手段2aでは、受信した
情報体3の情報3a,3b,3cを基に搬送されてきた
構造部材bに蟻オスc1の加工を施す。
【0040】次に、加工終了後、書き込み手段11aに
よってこの構造部材bの情報体3へ蟻オスc1の加工が
終了したことを追加入力する。
【0041】更に、搬送手段7により次の読み取り手段
10bへ搬送された構造部材bは、この読み取り手段1
0bによって該構造部材bに搭載された情報体3から加
工手段2bの情報3a,3b,3cを読み取り、次の加
工手段2bに送信される。
【0042】そして、この加工手段1bでは、受信した
前記情報3a,3b,3cを基に搬送されてきた構造部
材bに蟻メスc2の加工を施す。
【0043】次に、加工終了後、書き込み手段11bに
よってこの構造部材bの情報体3へへ蟻メスc2の加工
が終了したことを追加入力する。
【0044】更に、搬送手段7により次の読み取り手段
10nへ搬送された構造部材bは、この読み取り手段1
0nによって該構造部材bに搭載された情報体3から加
工手,段1nの情報3a,3b,3cを読み取り、次の
加工手段1nに送信する。
【0045】そして、加工手段2nでは、受信した前記
情報3a,3b,3cを基に搬送されてきた構造部材b
にほぞ孔c3の加工を施し、加工終了後、書き込み手段
11nによってこの構造部材bの情報体3へほぞ孔c3
の加工が終了したことを追加入力する。
【0046】更に、搬送ライン終端部において、制御手
段1にあらかじめプログラムされた加工が終了したか否
かが、読み取り手段12によって構造部材bに搭載され
た情報体3の情報3a,3b,3cを読み取ることで確
認されるもので、データ通りでない場合は、再度搬送ラ
インへ供給するか、別ラインにおいて未加工分を補正す
る。
【0047】なお、この発明実施例において、情報体3
を構造部材bへ着脱自在に設けて、該構造部材bの加工
に際して、あらかじめこの構造部材bへ取り付けてあ
り、加工前に情報体3を取り外して加工を行ない、加工
終了後に再び構造部材bへ取り付けることもできるもの
で、これにより、加工時の情報体3に対する加工手段2
a,2b,2nや他物との干渉がなくなるので、情報体
3のデータの損傷が防止されるものであり、また、この
情報体3の不必要な情報箇所を初期化することで再利用
が可能となる。
【0048】この着脱操作にあっては、搬送ラインにお
いて機械化による自動的に、あるいは、人為的に構造部
材bへの付け外しを行なう。
【0049】
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、加工
情報と部材情報等の情報を入力した情報体を構造部材に
搭載し、その情報を読み取り手段で読み取った後、加工
手段にそのデータを送信し、構造部材に所定の加工を施
すことにより構造部材と加工手段間の情報を共用化する
ことができるもので、この情報体を、構造部材に対して
全く加工がなされない位置に搭載されるため、加工手段
による干渉に起因する情報体のデータの破損が防止さ
れ、以降の構造部材の加工に支障を来さない。
【0050】また、情報の共用化が図れるため、構造部
材が搬送途中においてラインから脱落しても、再びライ
ンへ供給し直せば、構造部材のラインへの供給順序と関
係なく、その時点からそのまま情報体を読み取って所定
の加工を施すことが出来るもので、加工漏れや重複した
加工が皆無となって、工場内において人的管理が不要と
なり無人化することができる。
【0051】更に、情報体に加工情報を追加入力し、そ
の情報を読み取り手段によって読み取ることで、構造部
材の進捗状況を遠隔操作によって把握することができ、
プレカット工場の合理化を図れる。
【0052】また、これにより、前記情報体の情報と一
棟当たりに使用する部材情報等を照らし合わせること
で、加工漏れなどの不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る木造住宅用構造部材の加工方法を
採用したフローチャート図である。
【図2】図1における加工方法による加工を施した構造
部材を示す斜視図である。
【図3】図1における加工方法において用いた情報体の
保持体の各例を示す斜視図である。
【図4】従来の加工方法によるフローチャート図であ
る。の記録媒体を貼り付けた構造部材図である。
【図5】図4において用いる記録媒体の貼着状態を示す
説明図で、(a)は木材の加工前を、(b)は加工後を
それぞれ示す。
【符号の説明】
b 構造部材 c 加工部 1 制御手段 2a,2b,2c 加工手段 3 情報体 8 測定手段 9 搭載手段 10a,10b,10c 読み取り手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱等の垂直材や土台・桁や梁等の水平材
    を連結し、骨組みを形成する木造軸組みにおいて使用す
    る複数種の構造部材の加工にあって、 構造部材の搬送ラインにおいて測定手段により供給され
    た構造部材の大きさや長さ等を計測して制御手段へ送信
    する工程と、 前記複数種の構造部材の結合部に施される加工部の加工
    形状および加工位置等の加工情報や、これら構造部材の
    材種およびこれら構造部材の全てに設定させる固有番
    号、更に、長さと大きさ等の部材情報を入力したその構
    造部材固有の情報体をそれぞれ制作する工程と、 それぞれの構造部材の加工前に、構造部材における前記
    加工部位置と重なり合わない位置を前記制御手段により
    検出して、この構造部材の位置へ前記情報体を搭載させ
    る工程と、 この情報体を読取手段により読み取りつつ、この情報に
    基づいて加工手段によって構造部材に所定の加工を行な
    う工程とを備えさせ 前記情報体は、前記構造部材へ着脱自在に設けるもの
    で、あらかじめ構造部材へ取り付けてあって、少なくと
    も加工直前に前記情報体を取り外して加工を行ない、加
    工終了後に再び前記構造部材へ取り付ける ことを特徴と
    する木造住宅用構造部材の加工方法。
  2. 【請求項2】 柱等の垂直材や土台・桁や梁等の水平材
    を連結し、骨組みを形成する木造軸組みにおいて使用す
    る複数種の構造部材の加工にあって、 構造部材の搬送ラインにおいて測定手段により供給され
    た構造部材の大きさや長さ等を計測して制御手段へ送信
    する工程と、 前記複数種の構造部材の結合部に施される加工部の加工
    形状および加工位置等の加工情報や、これら構造部材の
    材種およびこれら構造部材の全てに設定させる固有番
    号、更に、長さと大きさ等の部材情報を入力したその構
    造部材固有の情報体をそれぞれ制作する工程と、 それぞれの構造部材の加工前に、構造部材における前記
    加工部位置と重なり合わない位置を前記制御手段により
    検出して、この構造部材の位置へ前記情報体を搭載させ
    る工程と、 この情報体を読取手段により読み取りつつ、この情報に
    基づいて加工手段によって構造部材に所定の加工を行な
    う工程とを備えさせ 前記情報体に、それぞれの加工手段における加工の終了
    情報を追加入力する ことを特徴とする木造住宅用構造部
    材の加工方法。
  3. 【請求項3】 柱等の垂直材や土台・桁や梁等の水平材
    を連結し、骨組みを形成する木造軸組みにおいて使用す
    る複数種の構造部材の加工にあって、 構造部材の搬送ラインにおいて測定手段により供給され
    た構造部材の大きさや長さ等を計測して制御手段へ送信
    する工程と、 前記複数種の構造部材の結合部に施される加工部の加工
    形状および加工位置等の加工情報や、これら構造部材の
    材種およびこれら構造部材の全てに設定させる固有番
    号、更に、長さと大きさ等の部材情報を入力したその構
    造部材固有の情報体をそれぞれ制作する工程と、 それぞれの構造部材の加工前に、構造部材における前記
    加工部位置と重なり合わない位置を前記制御手段により
    検出して、この構造部材の位置へ前記情報体を搭載させ
    る工程と、 この情報体を読取手段により読み取りつつ、この情報に
    基づいて加工手段によって構造部材に所定の加工を行な
    う工程とを備えさせ 前記情報体は、前記構造部材における加工部位置と重な
    り合わない位置において該構造部材へ保持体を取り付け
    て、この保持体へ前記情報体を抜き差しあるいは着脱自
    在に設けた ことを特徴とする木造住宅用構造部材の加工
    方法。
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