JP2694828B2 - Ｎｃ加工機械の運転制御装置 - Google Patents
Ｎｃ加工機械の運転制御装置Info
- Publication number
- JP2694828B2 JP2694828B2 JP61150017A JP15001786A JP2694828B2 JP 2694828 B2 JP2694828 B2 JP 2694828B2 JP 61150017 A JP61150017 A JP 61150017A JP 15001786 A JP15001786 A JP 15001786A JP 2694828 B2 JP2694828 B2 JP 2694828B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- machining
- work
- machine
- processing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種ワークを予めパレットにセッティング
しておき、これらを機械に搬入した後、加工プログラム
に従って自動的に加工するNC加工機械の運転制御装置に
関する。 〔背景技術とその問題点〕 複数台のNC加工機械を効率的に稼働させるシステムと
して、予めパレットにセッティングされたワークを各NC
加工機械へ搬送するワーク搬送装置を設けるとともに、
これらのNC加工機械およびワーク搬送装置を上位コンピ
ュータによって管理するシステムが提案されている。 そこで、このシステムを第５図について説明する。各
種ワークW1〜Wnは、予めパレットP1〜Pn上にセッティン
グされている。これらを搬送するワーク搬送装置１のレ
ール２に沿って、複数台のNC加工機械31〜3nが一定間隔
おきに設置されている。各NC加工機械31〜3nは、ワーク
搬送装置１によって搬入されたワークW1〜Wnを加工する
加工部４と、この加工部４を加工プログラムに従って制
御する制御部５とから構成される。 各NC加工機械31〜3nの制御部５は、バス６を通じて上
位コンピュータ７に接続されている。上位コンピュータ
７は、各NC加工機械31〜3nからのワーク要求に対し、駆
動部８を通じてワーク搬送装置１を駆動させ、次のワー
クW1〜Wnをワーク要求が出されたNC加工機械31〜3nに搬
送するとともに、そのNC加工機械31〜3nに対し必要なデ
ータを転送する。 つまり、予め各種ワークW1〜Wnがセッティングされた
パレットP1〜Pnの中から次に指定されるパレット、例え
ばパレットP1をワーク搬送装置１によってワーク要求が
出されたNC加工機械、例えば１番目のNC加工機械31へ搬
送するとともに、そのNC加工機械31に対して搬送したワ
ークW1に関する加工プログラムやパレット番号などを転
送する。 すると、NC加工機械31は、上位コンピュータ７から転
送された加工プログラムに従ってパレットP1上のワーク
W1を加工する。このようにして、各NC加工機械31〜3
nは、ワーク搬送装置１によって搬送されてきたパレッ
トP1〜Pn上のワークW1〜Wnを順次自動的に加工する。 このようなシステムでは、上位コンピュータ７がワー
ク搬送装置１によって搬送するパレットを指定し、この
パレット上のワークに関する加工プログラムを選択して
NC加工機械に転送しなければならないので、上位コンピ
ータの構成が複雑化する。しかも、各種ワークW1〜Wn全
ての加工プログラムも記憶しなければならない上、ワー
ク搬送装置１の駆動プログラムも記憶しなければならな
いので、上位コンピュータ７がコストがかかる大掛かり
な装置となってしまう問題があった。 〔発明の目的〕 ここに、本発明の目的は、このような問題を解消し、
高価でかつ大型なコンピュータを用いることなく、複数
台のNC加工機械を効率的に稼働させることができるNC加
工機械の運転制御装置を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段および作用〕 そのため、本発明では、外部装置と、供給されたワー
クを予め設定された加工プログラムに従って自動的に加
工する複数台のNC加工機械と、前記外部装置からの指令
に基づき前記各NC加工機械にワークがセッティングされ
たパレットを供給するとともに加工終了したワークをパ
レットとともに回収するワーク搬送装置とを備え、前記
外部装置は、前記各NC加工機械に関して予め供給すべき
パレットのパレット番号を各NC加工機械毎にそれぞれ記
憶する記憶手段と、前記各NC加工機構からのワーク要求
に対して、そのワーク要求が出されたNC加工機械に関し
て前記記憶手段に記憶されたいずれかのパレット番号に
対応するパレットをワーク要求が出されたNC加工機械に
供給するよう前記ワーク搬送装置に指令する手段とを備
え、前記各NC加工機械は、供給された各種パレットを識
別するパレット識別手段と、自己のNC加工機械に関して
前記外部装置に記憶されたパレットのパレット番号に対
応する加工プログラム番号を記憶したテーブルと、この
テーブルに記憶された加工プログラム番号に対応する加
工プログラムのみを記憶したプログラム記憶部と、パレ
ットにセッティングされたワークが供給された際、テー
ブルの中からパレット識別手段によって識別されたパレ
ットに対応する加工プログラム番号を読み出し、この加
工プログラム番号に対応する加工プログラムに従って加
工部を制御する手段とを備えた、ことを特徴とする。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図から第４図について
説明する。 第１図は全体のシステムを示している。同図におい
て、複数種のワークW1〜Wnは、予め定められたパレット
P1〜Pn上にそれぞれセッティングされている。各パレッ
トP1〜Pnには、識別可能なパレット番号が付されてい
る。 これらを搬送するワーク搬送装置11のレール12に沿っ
て、複数台のNC加工機械131〜13nが一定間隔おきに設置
されている。各NC加工機械131〜13nは、ワーク搬送装置
11によって搬入されたワークW1〜Wnを加工する加工部14
と、この加工部14に搬入されるパレットP1〜Pnを識別す
るパレット識別手段19と、このパレット識別手段19で識
別されたパレットP1〜Pn上のワークW1〜Wnに対応した加
工プログラムに従って加工部14を自動的に制御する制御
部15とから構成されている。 パレット識別手段19は、各パレットP1〜Pnに付された
パレット番号を識別できる装置によって構成される。例
えば、各パレットP1〜Pnのパレット番号がバーコードで
表示されていれば、光学的読取装置によって構成され
る。また、複数のドックの組み合せによって表示されて
いれば、これらに対応して配置されるリミットスイッチ
によって構成される。 各NC加工機械131〜13nの制御部15は、信号線16を通じ
て外部装置18に接続されている。外部装置18は、いずれ
かのNC加工機械131〜13nから加工終了信号が与えられる
と、ワーク搬送装置11を駆動させ、加工終了したワーク
W1〜WnをパレットP1〜Pnとともに回収する。また、前記
各NC加工機械131〜13n毎に供給すべき複数のパレットP1
〜Pnのパレット番号を記憶した記憶手段を持ち、いずれ
かのNC加工機械131〜13nからのワーク要求信号に対し
て、前記記憶手段の中から該当するNC加工機械に関する
いずれかのパレット番号を読み出し、そのパレット番号
に対応するパレットをワーク要求が出されたNC加工機械
に供給するようワーク搬送装置11に指令する。 第２図は前記各制御部15の構成を示している。各制御
部15は、NC部21と、前記外部装置18に記憶されかつ前記
ワーク搬送装置11によって供給されるべきパレットのパ
レット番号に対応する加工プログラム番号を記憶したテ
ーブル22と、このテーブル22に記憶された加工プログラ
ム番号に対応する加工プログラムを記憶したプログラム
記憶部23と、表示器24とを備える。 NC部21は、外部装置18にワーク要求信号を出力した
後、パレットP1〜Pnが搬入されてきたことを条件として
パレット識別手段19からのパレット番号を読込み、この
パレット番号がテーブル22の中にあることを条件とし
て、テーブル22の中からそのパレット番号に対応するプ
ログラム番号を読出し、このプログラム番号に対応する
加工プログラムに従って加工部14の駆動系14Aを制御す
る。そして、加工終了後、外部装置18に対し加工終了信
号を出力し、１つのワークの加工処理を終える。 第３図は前記テーブル22の内容を示している。同テー
ブル22は、３つの記憶エリア22A,22B,22Cを備える。第
１の記憶エリア22Aには、パレット番号が記憶されてい
る。第２の記憶エリア22Bには、パレット番号に対応し
てプログラム番号が記憶されている。第３の記憶エリア
22Cには、パレット番号に対応するワークの加工時間
（単位；分）が記憶されてるようになっている。 次に、本実施例の作用を第４図を参照しながら説明す
る。 いずれかのNC加工機械、例えばNC加工機械131がスタ
ートすると、そのNC加工機械131のNC部21は、外部装置1
8に対しワーク要求信号を出力する。 すると、外部装置11は、ワーク要求信号が出されたNC
加工機械131に関して予め記憶されているいずれかのパ
レット番号、例えば、ワークW1がセッティングされたPN
1のパレットP1をNC加工機械131に供給するよう、ワーク
搬送装置11に対して指令する。 NC加工機械31にパレットP1が搬入されると、パレット
識別手段19によってパレット番号が読取られるので、NC
部21は、パレット識別手段19からのパレット番号を読込
んだ後、テーブル22の中に該当するパレット番号がある
か否かを判断する。この判断において、該当するパレッ
ト番号が無い場合には、エラー処理、例えば外部装置18
にワーク回収要求信号を出力し、ワークを回収させる。 一方、テーブル22の中に該当するパレット番号が有る
場合には、テーブル22の中からそのパレット番号に対応
するプログラム番号を読出し、このプログラム番号に対
応する加工プログラム（プログラム記憶部23に記憶され
ている。）に従って加工部14を制御する。これにより、
パレットP1上のワークW1は、予め設定された加工プログ
ラムに従って自動的に加工される。 加工が終了すると、NC加工機械131のNC部21は外部装
置18に対し加工終了信号を出力する。すると、外部装置
18は、ワーク搬送装置11を駆動させ、NC加工機械131で
加工されたワークW1をパレットP1とともに回収する。 この後、作業の継続を判断する。継続の場合には、再
びワーク要求信号を出力し、同様な処理を行う一方、継
続しない場合にはエンドとなる。 このようにして、他のNC加工機械132〜13nについて
も、搬入されたパレット番号を読取り、テーブル22の中
からパレット番号に対応するプログラム番号を読出し、
このプログラム番号に対応する加工プログラムに従って
加工を行う。 従って、本実施例によれば、各NC加工機械131〜13nに
おいて、ワーク搬送装置11によって搬入されてきたワー
クW1〜Wnのパレット番号を読取り、テーブル22の中から
そのパレット番号に対応するプログラム番号を読出し、
このプログラム番号の加工プログラムに従って自動的に
加工するようにしたので、従来のように上位コンピュー
タによって次に加工しようとするワークを指定し、その
ワークに関する加工プログラムを各NC加工機械へ転送す
る必要がないので、大型でかつ高価な上位コンピュータ
を必要としない。 特に、外部配置18には予め各NC加工機械131〜13n毎に
供給すべきパレットP1〜Pnを記憶させてあるので、各NC
加工機械131〜13nに備える加工プログラムを少なくで
き、従って、経済的かつ小型に構成できる。つまり、NC
加工機械131についてはパレット番号が１〜10までのパ
レットを、NC加工機械132についてはパレット番号が11
〜20までのパレットを、……というように予め記憶させ
てあるので、NC加工機械131ではパレット番号１〜10に
対応する数の加工プログラムだけでよく、また、NC加工
機械131ではパレット番号11〜20に対応する数の加工プ
ログラムだけでよいから、経済的に構成できる。 なお、パレット識別手段191〜19nについても、上記実
施例で述べた方式に限られるものでなく、パレットを識
別できるものであればよい。 〔発明の効果〕 以上の通り、本発明によれば、高価でかつ大型なコン
ピュータを用いることなく、複数台のNC加工機械を効率
的に稼働させることができるNC加工機械の運転制御装置
を提供できる。
しておき、これらを機械に搬入した後、加工プログラム
に従って自動的に加工するNC加工機械の運転制御装置に
関する。 〔背景技術とその問題点〕 複数台のNC加工機械を効率的に稼働させるシステムと
して、予めパレットにセッティングされたワークを各NC
加工機械へ搬送するワーク搬送装置を設けるとともに、
これらのNC加工機械およびワーク搬送装置を上位コンピ
ュータによって管理するシステムが提案されている。 そこで、このシステムを第５図について説明する。各
種ワークW1〜Wnは、予めパレットP1〜Pn上にセッティン
グされている。これらを搬送するワーク搬送装置１のレ
ール２に沿って、複数台のNC加工機械31〜3nが一定間隔
おきに設置されている。各NC加工機械31〜3nは、ワーク
搬送装置１によって搬入されたワークW1〜Wnを加工する
加工部４と、この加工部４を加工プログラムに従って制
御する制御部５とから構成される。 各NC加工機械31〜3nの制御部５は、バス６を通じて上
位コンピュータ７に接続されている。上位コンピュータ
７は、各NC加工機械31〜3nからのワーク要求に対し、駆
動部８を通じてワーク搬送装置１を駆動させ、次のワー
クW1〜Wnをワーク要求が出されたNC加工機械31〜3nに搬
送するとともに、そのNC加工機械31〜3nに対し必要なデ
ータを転送する。 つまり、予め各種ワークW1〜Wnがセッティングされた
パレットP1〜Pnの中から次に指定されるパレット、例え
ばパレットP1をワーク搬送装置１によってワーク要求が
出されたNC加工機械、例えば１番目のNC加工機械31へ搬
送するとともに、そのNC加工機械31に対して搬送したワ
ークW1に関する加工プログラムやパレット番号などを転
送する。 すると、NC加工機械31は、上位コンピュータ７から転
送された加工プログラムに従ってパレットP1上のワーク
W1を加工する。このようにして、各NC加工機械31〜3
nは、ワーク搬送装置１によって搬送されてきたパレッ
トP1〜Pn上のワークW1〜Wnを順次自動的に加工する。 このようなシステムでは、上位コンピュータ７がワー
ク搬送装置１によって搬送するパレットを指定し、この
パレット上のワークに関する加工プログラムを選択して
NC加工機械に転送しなければならないので、上位コンピ
ータの構成が複雑化する。しかも、各種ワークW1〜Wn全
ての加工プログラムも記憶しなければならない上、ワー
ク搬送装置１の駆動プログラムも記憶しなければならな
いので、上位コンピュータ７がコストがかかる大掛かり
な装置となってしまう問題があった。 〔発明の目的〕 ここに、本発明の目的は、このような問題を解消し、
高価でかつ大型なコンピュータを用いることなく、複数
台のNC加工機械を効率的に稼働させることができるNC加
工機械の運転制御装置を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段および作用〕 そのため、本発明では、外部装置と、供給されたワー
クを予め設定された加工プログラムに従って自動的に加
工する複数台のNC加工機械と、前記外部装置からの指令
に基づき前記各NC加工機械にワークがセッティングされ
たパレットを供給するとともに加工終了したワークをパ
レットとともに回収するワーク搬送装置とを備え、前記
外部装置は、前記各NC加工機械に関して予め供給すべき
パレットのパレット番号を各NC加工機械毎にそれぞれ記
憶する記憶手段と、前記各NC加工機構からのワーク要求
に対して、そのワーク要求が出されたNC加工機械に関し
て前記記憶手段に記憶されたいずれかのパレット番号に
対応するパレットをワーク要求が出されたNC加工機械に
供給するよう前記ワーク搬送装置に指令する手段とを備
え、前記各NC加工機械は、供給された各種パレットを識
別するパレット識別手段と、自己のNC加工機械に関して
前記外部装置に記憶されたパレットのパレット番号に対
応する加工プログラム番号を記憶したテーブルと、この
テーブルに記憶された加工プログラム番号に対応する加
工プログラムのみを記憶したプログラム記憶部と、パレ
ットにセッティングされたワークが供給された際、テー
ブルの中からパレット識別手段によって識別されたパレ
ットに対応する加工プログラム番号を読み出し、この加
工プログラム番号に対応する加工プログラムに従って加
工部を制御する手段とを備えた、ことを特徴とする。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図から第４図について
説明する。 第１図は全体のシステムを示している。同図におい
て、複数種のワークW1〜Wnは、予め定められたパレット
P1〜Pn上にそれぞれセッティングされている。各パレッ
トP1〜Pnには、識別可能なパレット番号が付されてい
る。 これらを搬送するワーク搬送装置11のレール12に沿っ
て、複数台のNC加工機械131〜13nが一定間隔おきに設置
されている。各NC加工機械131〜13nは、ワーク搬送装置
11によって搬入されたワークW1〜Wnを加工する加工部14
と、この加工部14に搬入されるパレットP1〜Pnを識別す
るパレット識別手段19と、このパレット識別手段19で識
別されたパレットP1〜Pn上のワークW1〜Wnに対応した加
工プログラムに従って加工部14を自動的に制御する制御
部15とから構成されている。 パレット識別手段19は、各パレットP1〜Pnに付された
パレット番号を識別できる装置によって構成される。例
えば、各パレットP1〜Pnのパレット番号がバーコードで
表示されていれば、光学的読取装置によって構成され
る。また、複数のドックの組み合せによって表示されて
いれば、これらに対応して配置されるリミットスイッチ
によって構成される。 各NC加工機械131〜13nの制御部15は、信号線16を通じ
て外部装置18に接続されている。外部装置18は、いずれ
かのNC加工機械131〜13nから加工終了信号が与えられる
と、ワーク搬送装置11を駆動させ、加工終了したワーク
W1〜WnをパレットP1〜Pnとともに回収する。また、前記
各NC加工機械131〜13n毎に供給すべき複数のパレットP1
〜Pnのパレット番号を記憶した記憶手段を持ち、いずれ
かのNC加工機械131〜13nからのワーク要求信号に対し
て、前記記憶手段の中から該当するNC加工機械に関する
いずれかのパレット番号を読み出し、そのパレット番号
に対応するパレットをワーク要求が出されたNC加工機械
に供給するようワーク搬送装置11に指令する。 第２図は前記各制御部15の構成を示している。各制御
部15は、NC部21と、前記外部装置18に記憶されかつ前記
ワーク搬送装置11によって供給されるべきパレットのパ
レット番号に対応する加工プログラム番号を記憶したテ
ーブル22と、このテーブル22に記憶された加工プログラ
ム番号に対応する加工プログラムを記憶したプログラム
記憶部23と、表示器24とを備える。 NC部21は、外部装置18にワーク要求信号を出力した
後、パレットP1〜Pnが搬入されてきたことを条件として
パレット識別手段19からのパレット番号を読込み、この
パレット番号がテーブル22の中にあることを条件とし
て、テーブル22の中からそのパレット番号に対応するプ
ログラム番号を読出し、このプログラム番号に対応する
加工プログラムに従って加工部14の駆動系14Aを制御す
る。そして、加工終了後、外部装置18に対し加工終了信
号を出力し、１つのワークの加工処理を終える。 第３図は前記テーブル22の内容を示している。同テー
ブル22は、３つの記憶エリア22A,22B,22Cを備える。第
１の記憶エリア22Aには、パレット番号が記憶されてい
る。第２の記憶エリア22Bには、パレット番号に対応し
てプログラム番号が記憶されている。第３の記憶エリア
22Cには、パレット番号に対応するワークの加工時間
（単位；分）が記憶されてるようになっている。 次に、本実施例の作用を第４図を参照しながら説明す
る。 いずれかのNC加工機械、例えばNC加工機械131がスタ
ートすると、そのNC加工機械131のNC部21は、外部装置1
8に対しワーク要求信号を出力する。 すると、外部装置11は、ワーク要求信号が出されたNC
加工機械131に関して予め記憶されているいずれかのパ
レット番号、例えば、ワークW1がセッティングされたPN
1のパレットP1をNC加工機械131に供給するよう、ワーク
搬送装置11に対して指令する。 NC加工機械31にパレットP1が搬入されると、パレット
識別手段19によってパレット番号が読取られるので、NC
部21は、パレット識別手段19からのパレット番号を読込
んだ後、テーブル22の中に該当するパレット番号がある
か否かを判断する。この判断において、該当するパレッ
ト番号が無い場合には、エラー処理、例えば外部装置18
にワーク回収要求信号を出力し、ワークを回収させる。 一方、テーブル22の中に該当するパレット番号が有る
場合には、テーブル22の中からそのパレット番号に対応
するプログラム番号を読出し、このプログラム番号に対
応する加工プログラム（プログラム記憶部23に記憶され
ている。）に従って加工部14を制御する。これにより、
パレットP1上のワークW1は、予め設定された加工プログ
ラムに従って自動的に加工される。 加工が終了すると、NC加工機械131のNC部21は外部装
置18に対し加工終了信号を出力する。すると、外部装置
18は、ワーク搬送装置11を駆動させ、NC加工機械131で
加工されたワークW1をパレットP1とともに回収する。 この後、作業の継続を判断する。継続の場合には、再
びワーク要求信号を出力し、同様な処理を行う一方、継
続しない場合にはエンドとなる。 このようにして、他のNC加工機械132〜13nについて
も、搬入されたパレット番号を読取り、テーブル22の中
からパレット番号に対応するプログラム番号を読出し、
このプログラム番号に対応する加工プログラムに従って
加工を行う。 従って、本実施例によれば、各NC加工機械131〜13nに
おいて、ワーク搬送装置11によって搬入されてきたワー
クW1〜Wnのパレット番号を読取り、テーブル22の中から
そのパレット番号に対応するプログラム番号を読出し、
このプログラム番号の加工プログラムに従って自動的に
加工するようにしたので、従来のように上位コンピュー
タによって次に加工しようとするワークを指定し、その
ワークに関する加工プログラムを各NC加工機械へ転送す
る必要がないので、大型でかつ高価な上位コンピュータ
を必要としない。 特に、外部配置18には予め各NC加工機械131〜13n毎に
供給すべきパレットP1〜Pnを記憶させてあるので、各NC
加工機械131〜13nに備える加工プログラムを少なくで
き、従って、経済的かつ小型に構成できる。つまり、NC
加工機械131についてはパレット番号が１〜10までのパ
レットを、NC加工機械132についてはパレット番号が11
〜20までのパレットを、……というように予め記憶させ
てあるので、NC加工機械131ではパレット番号１〜10に
対応する数の加工プログラムだけでよく、また、NC加工
機械131ではパレット番号11〜20に対応する数の加工プ
ログラムだけでよいから、経済的に構成できる。 なお、パレット識別手段191〜19nについても、上記実
施例で述べた方式に限られるものでなく、パレットを識
別できるものであればよい。 〔発明の効果〕 以上の通り、本発明によれば、高価でかつ大型なコン
ピュータを用いることなく、複数台のNC加工機械を効率
的に稼働させることができるNC加工機械の運転制御装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例を示す全体システムのブロッ
ク図、第２図は制御部の内部を示すブロック図、第３図
はテーブルの内容を示す図、第４図はそのフローチャー
ト、第５図は従来のシステムを示すブロック図である。 11……ワーク搬送装置、131〜13n……NC加工機械、14…
…加工部、18……外部装置、19……パレット識別手段、
21……NC部、22……テーブル、23……プログラム記憶
部、P1〜Pn……パレット、W1〜Wn……ワーク。
ク図、第２図は制御部の内部を示すブロック図、第３図
はテーブルの内容を示す図、第４図はそのフローチャー
ト、第５図は従来のシステムを示すブロック図である。 11……ワーク搬送装置、131〜13n……NC加工機械、14…
…加工部、18……外部装置、19……パレット識別手段、
21……NC部、22……テーブル、23……プログラム記憶
部、P1〜Pn……パレット、W1〜Wn……ワーク。
フロントページの続き
(72)発明者 加藤 正幸
静岡県沼津市大岡2068の３ 東芝機械株
式会社沼津事業所内
(56)参考文献 特開 昭59−214548（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．外部装置と、供給されたワークを予め設定された加
工プログラムに従って自動的に加工する複数台のNC加工
機械と、前記外部装置からの指令に基づき前記各NC加工
機械にワークがセッティングされたパレットを供給する
とともに加工終了したワークをパレットとともに回収す
るワーク搬送装置とを備え、 前記外部装置は、前記各NC加工機械に関して予め供給す
べきパレットのパレット番号を各NC加工機械毎にそれぞ
れ記憶する記憶手段と、前記各NC加工機械からのワーク
要求に対して、そのワーク要求が出されたNC加工機械に
関して前記記憶手段に記憶されたいずれかのパレット番
号に対応するパレットをワーク要求が出されたNC加工機
械に供給するよう前記ワーク搬送装置に指令する手段と
を備え、 前記各NC加工機械は、供給された各種パレットを識別す
るパレット識別手段と、自己のNC加工機械に関して前記
外部装置に記憶されたパレットのパレット番号に対応す
る加工プログラム番号を記憶したテーブルと、このテー
ブルに記憶された加工プログラム番号に対応する加工プ
ログラムのみを記憶したプログラム記憶部と、パレット
にセッティングされたワークが供給された際、テーブル
の中からパレット識別手段によって識別されたパレット
に対応する加工プログラム番号を読み出し、この加工プ
ログラム番号に対応する加工プログラムに従って加工部
を制御する手段とを備えた、ことを特徴とするNC加工機
械の運転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61150017A JP2694828B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | Ｎｃ加工機械の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61150017A JP2694828B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | Ｎｃ加工機械の運転制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS635411A JPS635411A (ja) | 1988-01-11 |
| JP2694828B2 true JP2694828B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=15487660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61150017A Expired - Lifetime JP2694828B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | Ｎｃ加工機械の運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2694828B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5382035B2 (ja) | 2011-03-08 | 2014-01-08 | 株式会社安川電機 | 自動作業装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5142280A (en) * | 1974-10-07 | 1976-04-09 | Hitachi Ltd | Esukareeta aruiha dendodoro |
| JPS56139862A (en) * | 1980-04-03 | 1981-10-31 | Toshiba Mach Co Ltd | Operation control system of machine tool group |
| JPS57168305A (en) * | 1981-04-09 | 1982-10-16 | Mitsubishi Electric Corp | Numerical controller |
| JPS6042581U (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-26 | 日産自動車株式会社 | ワ−クに貼付した情報に基づいて作業する産業用ロボツト |
| JPS61100387A (ja) * | 1984-10-19 | 1986-05-19 | トキコ株式会社 | 工業用ロボツト |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP61150017A patent/JP2694828B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS635411A (ja) | 1988-01-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4288849A (en) | Machine tool control systems | |
| JPH0116621B2 (ja) | ||
| WO1985003470A1 (en) | Tool display system for an automatic tool exchanger | |
| JP2694828B2 (ja) | Ｎｃ加工機械の運転制御装置 | |
| EP0962844B1 (en) | Numerical control apparatus | |
| JP2704900B2 (ja) | 工作機械設備における電源管理方法 | |
| US20230415287A1 (en) | Tool Transport System, Control Method for Tool Transport System, and Control Program for Tool Transport System | |
| CN117529390A (zh) | 刀具输送系统、控制方法以及控制程序 | |
| EP0586169A1 (en) | Loading/unloading station for automated machining system | |
| US5323308A (en) | Programmable control system | |
| JPS62297079A (ja) | 自動墨入番付ロボツトシステム | |
| JPH02205445A (ja) | 数値制御工作装置 | |
| JP3037862B2 (ja) | 加工ラインの運転制御方法及び装置 | |
| JPS6288540A (ja) | Ｆｍｓにおける加工工具処理装置 | |
| JPS62264852A (ja) | ロボツトを含む加工システムにおける制御方法 | |
| JPS58109256A (ja) | 自動加工工程におけるワークのプリセットシステム装置 | |
| JP2002166340A (ja) | Ｆｍｓセルにおけるパレット管理方法および装置 | |
| JP2824984B2 (ja) | 工作機械設備及び該工作機械設備における加工制御方法 | |
| JP3293209B2 (ja) | 数値制御工作機械群の制御装置 | |
| JP3320891B2 (ja) | 生産設備制御装置 | |
| JPS58114101A (ja) | 数値制御機械の安全制御装置 | |
| JPH02172644A (ja) | 工具管理システム | |
| JPS6374556A (ja) | 自動在席管理装置 | |
| KR0138438B1 (ko) | 파레트 메거진(pallet magazine) 운영시스템, 장치 및 방법 | |
| JPH05277859A (ja) | 加工生産システムにおける加工ユニット操作盤 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |