JP2001002237A - 木材搬送装置 - Google Patents
木材搬送装置Info
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- JP2001002237A JP2001002237A JP11176421A JP17642199A JP2001002237A JP 2001002237 A JP2001002237 A JP 2001002237A JP 11176421 A JP11176421 A JP 11176421A JP 17642199 A JP17642199 A JP 17642199A JP 2001002237 A JP2001002237 A JP 2001002237A
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- conveyor
- wood
- transfer device
- lifter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンベヤ間で木材を受け渡たす移送装置を簡
単に設置できる木材搬送装置を提供する。 【解決手段】 複数のリフター22をコンベヤ30に設
けた窪み部30aに配設してある。即ち、移送装置を、
コンベヤ30の上方に配置する必要がないので、簡易に
配置することができる。また、コンベヤ30が、2条の
チェーン34の間をバー36で連結してなるクロスバー
コンベヤからなるため、窪み部30aを簡単に設けるこ
とができる。
単に設置できる木材搬送装置を提供する。 【解決手段】 複数のリフター22をコンベヤ30に設
けた窪み部30aに配設してある。即ち、移送装置を、
コンベヤ30の上方に配置する必要がないので、簡易に
配置することができる。また、コンベヤ30が、2条の
チェーン34の間をバー36で連結してなるクロスバー
コンベヤからなるため、窪み部30aを簡単に設けるこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木材の搬送を行
う木材搬送装置に関するものである。
う木材搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木造住宅の建設の際に、大工など
の現場作業者が、作業現場において柱材や横架材等を所
定の寸法に加工したり、木材相互の継手、仕口部分とし
てホゾ、ホゾ孔の形成を行っていた。近年、これら材木
の加工にいわゆるプレカット工法が導入され、専用のプ
レカット工場にて材木に対する所用の加工が予めなさ
れ、加工された材木が建設現場に運搬され、木材相互の
組立が行われている。
の現場作業者が、作業現場において柱材や横架材等を所
定の寸法に加工したり、木材相互の継手、仕口部分とし
てホゾ、ホゾ孔の形成を行っていた。近年、これら材木
の加工にいわゆるプレカット工法が導入され、専用のプ
レカット工場にて材木に対する所用の加工が予めなさ
れ、加工された材木が建設現場に運搬され、木材相互の
組立が行われている。
【0003】プレカット工場に於ける加工は、複数台の
加工装置により、各工程に分けて行われる。ここで、木
材は、加工装置間をコンベヤにより搬送される。
加工装置により、各工程に分けて行われる。ここで、木
材は、加工装置間をコンベヤにより搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】各加工装置間を木材を
搬送するコンベヤの搬送方向が異なる場合に、コンベヤ
間で木材を移送する必要がある。しかしながら、係るプ
レカット工場においては、コンベヤの上方に移送装置を
配置しているため、当該位相装置を天井から吊り下げる
か、或いは、床側に取り付け枠を設ける必要があり、配
置に手間が掛かると共に、保守が容易ではなかった。
搬送するコンベヤの搬送方向が異なる場合に、コンベヤ
間で木材を移送する必要がある。しかしながら、係るプ
レカット工場においては、コンベヤの上方に移送装置を
配置しているため、当該位相装置を天井から吊り下げる
か、或いは、床側に取り付け枠を設ける必要があり、配
置に手間が掛かると共に、保守が容易ではなかった。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、コンベヤ間で木材を
受け渡たす移送装置を簡単に設置できる木材搬送装置を
提供することにある。
なされたものであり、その目的は、コンベヤ間で木材を
受け渡たす移送装置を簡単に設置できる木材搬送装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、木材を一方向へ搬送する第1コ
ンベヤと、前記第1コンベヤの搬送方向に対して垂直方
向へ搬送する第2コンベヤと、前記第1コンベヤと第2
コンベヤとの間で木材を渡す移送装置と、からなる木材
搬送装置であって、前記移送装置が、前記第2コンベヤ
に複数設けた窪みに配設した複数のリフターと、前記リ
フターを第1コンベヤの搬送方向へ移動させるリフター
移動装置と、からなることを技術的特徴とする。
め、請求項1の発明は、木材を一方向へ搬送する第1コ
ンベヤと、前記第1コンベヤの搬送方向に対して垂直方
向へ搬送する第2コンベヤと、前記第1コンベヤと第2
コンベヤとの間で木材を渡す移送装置と、からなる木材
搬送装置であって、前記移送装置が、前記第2コンベヤ
に複数設けた窪みに配設した複数のリフターと、前記リ
フターを第1コンベヤの搬送方向へ移動させるリフター
移動装置と、からなることを技術的特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、木材を一方向へ搬送す
る第1コンベヤと、前記第1コンベヤの搬送方向に対し
て垂直方向へ搬送する第2コンベヤと、前記第1コンベ
ヤと第2コンベヤとの間で木材を渡す移送装置と、から
なる木材搬送装置であって、前記移送装置が、前記第2
コンベヤを複数分割してなる間隙に配設した複数のリフ
ターと、前記リフターを第1コンベヤの搬送方向へ移動
させるリフター移動装置と、からなることを技術的特徴
とする。
る第1コンベヤと、前記第1コンベヤの搬送方向に対し
て垂直方向へ搬送する第2コンベヤと、前記第1コンベ
ヤと第2コンベヤとの間で木材を渡す移送装置と、から
なる木材搬送装置であって、前記移送装置が、前記第2
コンベヤを複数分割してなる間隙に配設した複数のリフ
ターと、前記リフターを第1コンベヤの搬送方向へ移動
させるリフター移動装置と、からなることを技術的特徴
とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、前記第2コンベヤが、2条のチェーンの間をバーで
連結してなるクロスバーコンベヤから成ることを技術的
特徴とする。
て、前記第2コンベヤが、2条のチェーンの間をバーで
連結してなるクロスバーコンベヤから成ることを技術的
特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項3において、前
記クロスバーコンベヤのバーが、一対ずつ連結棒により
連結されていることを技術的特徴とする。
記クロスバーコンベヤのバーが、一対ずつ連結棒により
連結されていることを技術的特徴とする。
【0010】請求項1の木材搬送装置では、複数のリフ
ターを第2コンベヤに設けた窪みに配設してある。即
ち、木材の移送装置を、第1、第2コンベヤの上方に配
置する必要がないので、簡単に配置することができる。
ターを第2コンベヤに設けた窪みに配設してある。即
ち、木材の移送装置を、第1、第2コンベヤの上方に配
置する必要がないので、簡単に配置することができる。
【0011】請求項2の木材搬送装置では、複数のリフ
ターを、分割した第2コンベヤの間隙に配設してある。
即ち、木材の移送装置を、第1、第2コンベヤの上方に
配置する必要がないので、簡単に配置することができ
る。
ターを、分割した第2コンベヤの間隙に配設してある。
即ち、木材の移送装置を、第1、第2コンベヤの上方に
配置する必要がないので、簡単に配置することができ
る。
【0012】請求項3の木材搬送装置では、第2コンベ
ヤが、2条のチェーンの間をバーで連結してなるクロス
バーコンベヤからなるため、窪みを簡単に設けることが
できる。
ヤが、2条のチェーンの間をバーで連結してなるクロス
バーコンベヤからなるため、窪みを簡単に設けることが
できる。
【0013】請求項4の木材搬送装置では、クロスバー
コンベヤのバーが、一対ずつ連結棒により連結されてい
るため、バーがスリップすることが無くなり、効率的に
木材を搬送することができる。
コンベヤのバーが、一対ずつ連結棒により連結されてい
るため、バーがスリップすることが無くなり、効率的に
木材を搬送することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る木
材搬送装置について詳細に説明する。図1は、第1実施
形態に係る木材搬送装置を用いるプレカット工場の構成
を示している。本実施形態では、加工装置50によって
柱材Wの加工を行うと共に、印字ヘッド60によって加
工済みの柱材Wに対して番付の印字を行う。まず、滑動
台80に加工用の柱材Wが載置され、移送装置20によ
りコンベヤ82へ移送される。そして、コンベヤ82に
より加工装置50へ投入される。加工装置50にて加工
された柱材Wが、コンベヤ84を介して搬出され、移送
装置20により滑動台10へ移送される。そして、滑動
台10により搬送され、移送装置20によりコンベヤ3
0へ移送される。該コンベヤ30により、番付印字を行
う印字ヘッド60を介して、加工された柱材Wがベルト
コンベヤ86へ送られる。該ベルトコンベヤ86から
は、移送装置20により滑動台92まで移送される。そ
して、加工の全て済んだ柱材Wについては、滑動台92
を介して自動積載装置96側へ送られ、該自動積載装置
96にて積載される。
材搬送装置について詳細に説明する。図1は、第1実施
形態に係る木材搬送装置を用いるプレカット工場の構成
を示している。本実施形態では、加工装置50によって
柱材Wの加工を行うと共に、印字ヘッド60によって加
工済みの柱材Wに対して番付の印字を行う。まず、滑動
台80に加工用の柱材Wが載置され、移送装置20によ
りコンベヤ82へ移送される。そして、コンベヤ82に
より加工装置50へ投入される。加工装置50にて加工
された柱材Wが、コンベヤ84を介して搬出され、移送
装置20により滑動台10へ移送される。そして、滑動
台10により搬送され、移送装置20によりコンベヤ3
0へ移送される。該コンベヤ30により、番付印字を行
う印字ヘッド60を介して、加工された柱材Wがベルト
コンベヤ86へ送られる。該ベルトコンベヤ86から
は、移送装置20により滑動台92まで移送される。そ
して、加工の全て済んだ柱材Wについては、滑動台92
を介して自動積載装置96側へ送られ、該自動積載装置
96にて積載される。
【0015】上述した加工装置50及び印字装置60の
制御を行う集中管理用のコンピュータ40は、コンピュ
ータ本体42と、ディスプレイ44,キーボード46を
備える。加工装置50は加工制御装置52により制御さ
れ、印字ヘッド60は、印字制御装置62により制御さ
れる。ここで、インクジェット方式の印字ヘッド60
は、上向きにインクを噴射し、コンベヤ30からコンベ
ヤ86へ渡される際に、下方から木材の下面へ印字を行
う。
制御を行う集中管理用のコンピュータ40は、コンピュ
ータ本体42と、ディスプレイ44,キーボード46を
備える。加工装置50は加工制御装置52により制御さ
れ、印字ヘッド60は、印字制御装置62により制御さ
れる。ここで、インクジェット方式の印字ヘッド60
は、上向きにインクを噴射し、コンベヤ30からコンベ
ヤ86へ渡される際に、下方から木材の下面へ印字を行
う。
【0016】ここで、プレカット工法に於ける番付付与
に付いて、図8(A)を参照して説明する。図8(A)
は、いわゆる伏図であり、組立現場での施工が容易なよ
うに木材配置位置を示す番付を表している。この例で
は、南側から見て、水平方向に“イ”、“ロ”、“ハ”
等と表示され、また、垂直方向にアラビア数字の
“1”、“2”、“3”等と表示され、これにより各横
架材及び柱材の配置位置、及び、接続が分かるようにさ
れている。例えば、横架材W1は、番付イ1で横架材W
2と接続され、番付ハ1で柱材W3と接続され、番付ホ
1にて柱材W4と接続されることが分かる。
に付いて、図8(A)を参照して説明する。図8(A)
は、いわゆる伏図であり、組立現場での施工が容易なよ
うに木材配置位置を示す番付を表している。この例で
は、南側から見て、水平方向に“イ”、“ロ”、“ハ”
等と表示され、また、垂直方向にアラビア数字の
“1”、“2”、“3”等と表示され、これにより各横
架材及び柱材の配置位置、及び、接続が分かるようにさ
れている。例えば、横架材W1は、番付イ1で横架材W
2と接続され、番付ハ1で柱材W3と接続され、番付ホ
1にて柱材W4と接続されることが分かる。
【0017】図8(B)に示すように、木材(角材)W
1が投入されると、コンピュータ70からの加工データ
に基づき木材加工装置50が、図8(C)に示すよう
に、横架材W2と接続するためのホゾS2と、柱材W3
と接続するためのホゾ孔S3と、柱材W4と接続するた
めのホゾS4とを形成する仕口加工を行う。そして、仕
口S2,S3,S4の形成された横架材W1が、印字ヘ
ッド60に搬送され、該ホゾS1に番付イ1が、ホゾ孔
S3に番付ハ1が、ホゾ孔S4に番付ホ1が印刷され
る。
1が投入されると、コンピュータ70からの加工データ
に基づき木材加工装置50が、図8(C)に示すよう
に、横架材W2と接続するためのホゾS2と、柱材W3
と接続するためのホゾ孔S3と、柱材W4と接続するた
めのホゾS4とを形成する仕口加工を行う。そして、仕
口S2,S3,S4の形成された横架材W1が、印字ヘ
ッド60に搬送され、該ホゾS1に番付イ1が、ホゾ孔
S3に番付ハ1が、ホゾ孔S4に番付ホ1が印刷され
る。
【0018】ここで、本実施形態の木材搬送装置を構成
する滑動台10、移送装置20及びコンベヤ30につい
て説明する。該木材搬送装置の平面図を示している。図
2に示すように、滑動台10は、2台の駆動ローラコン
ベヤ10A、10Bから成る。駆動ローラコンベヤ10
A、10Bは、複数のローラ12を一対のガイド板14
にて回動可能に支持してなる。各ローラ12には、ガイ
ド板14を介してスプロケット(図示せず)が取り付け
られ、各スプロケットにはチェーン16が懸架されてい
る。そして、チェーン16により各ローラ12がそれぞ
れ駆動される。各ローラ12は、チェーン16により駆
動力が与えられた状態でも回転を停止し得る機構を内蔵
しており、木材Wは、該滑動台10の前進端部まで搬送
された状態でストッパ18へ当接する。この状態で当該
木材Wを載置しているローラ12が停止する。即ち、該
ストッパ18により、複数の木材が該滑動台10の前進
端で待機させられる
する滑動台10、移送装置20及びコンベヤ30につい
て説明する。該木材搬送装置の平面図を示している。図
2に示すように、滑動台10は、2台の駆動ローラコン
ベヤ10A、10Bから成る。駆動ローラコンベヤ10
A、10Bは、複数のローラ12を一対のガイド板14
にて回動可能に支持してなる。各ローラ12には、ガイ
ド板14を介してスプロケット(図示せず)が取り付け
られ、各スプロケットにはチェーン16が懸架されてい
る。そして、チェーン16により各ローラ12がそれぞ
れ駆動される。各ローラ12は、チェーン16により駆
動力が与えられた状態でも回転を停止し得る機構を内蔵
しており、木材Wは、該滑動台10の前進端部まで搬送
された状態でストッパ18へ当接する。この状態で当該
木材Wを載置しているローラ12が停止する。即ち、該
ストッパ18により、複数の木材が該滑動台10の前進
端で待機させられる
【0019】図2に示すコンベヤ30の側面図を図3に
示し、該コンベヤ30の斜視図を図4に示し、平面図を
図5に示す。図4に示すようにコンベヤ30は、スプロ
ケット32により懸架された2条のチェーン34の間を
バー36で連結したクロスバーコンベヤから成る。図5
に示すように該チェーン34は、ローラ34Aを、一対
のインナープレート34B及び一対のアウタープレート
34Cで挟持してなる。該各ローラ34Aには、バー3
6が挿通されている。バー36は、一対ずつ連結棒38
により連結されている。即ち、バー36には非貫通孔3
6aが形成されており、該非貫通孔36aに連結棒38
を挿通することにより、バー36の回り止めがなわれて
いる。バー36は、25cm間隔で配設されている。本実
施形態では、バー36は、金属棒からなるが、この代わ
りに樹脂パイプ等を用いることもできる。
示し、該コンベヤ30の斜視図を図4に示し、平面図を
図5に示す。図4に示すようにコンベヤ30は、スプロ
ケット32により懸架された2条のチェーン34の間を
バー36で連結したクロスバーコンベヤから成る。図5
に示すように該チェーン34は、ローラ34Aを、一対
のインナープレート34B及び一対のアウタープレート
34Cで挟持してなる。該各ローラ34Aには、バー3
6が挿通されている。バー36は、一対ずつ連結棒38
により連結されている。即ち、バー36には非貫通孔3
6aが形成されており、該非貫通孔36aに連結棒38
を挿通することにより、バー36の回り止めがなわれて
いる。バー36は、25cm間隔で配設されている。本実
施形態では、バー36は、金属棒からなるが、この代わ
りに樹脂パイプ等を用いることもできる。
【0020】図3に示すように、コンベヤ30は、スプ
ロケット32により3つの窪み部30aが形成されてい
る。該窪み部30aには、木材Wを昇降するリフター2
2が収容されている。リフター22は、木材Wを支持す
る支持板22Aと、該支持板22Aを上下させるエアー
シリンダ22Bとから成る。
ロケット32により3つの窪み部30aが形成されてい
る。該窪み部30aには、木材Wを昇降するリフター2
2が収容されている。リフター22は、木材Wを支持す
る支持板22Aと、該支持板22Aを上下させるエアー
シリンダ22Bとから成る。
【0021】滑動台10からコンベヤ30に木材を移送
する移送装置20の構成について、図6を参照して説明
する。移送装置20は、上述したコンベヤ30窪み部3
0aに収容されるリフター22と、リフター22を滑動
台10の搬送方向(図中の左右方向)へ移動させるため
のレバー24と、該レバー24とリフター22とを連結
する連結ロッド26と、レバー24を駆動するエアーシ
リンダ28と、該レバー24を回動可能に支持する支持
部材29とを備える。レバー24は、図2中に示す3台
のリフター22にそれぞれ取り付けられており、各レバ
ー24は、1本のロッド27にて3台連結され、1台の
エアーシリンダ28により駆動されるようになってい
る。即ち、該エアーシリンダ28は、3台のリフター2
2の内の中央に側に配設され、両横のリフター22を同
時に駆動するよう構成されている。
する移送装置20の構成について、図6を参照して説明
する。移送装置20は、上述したコンベヤ30窪み部3
0aに収容されるリフター22と、リフター22を滑動
台10の搬送方向(図中の左右方向)へ移動させるため
のレバー24と、該レバー24とリフター22とを連結
する連結ロッド26と、レバー24を駆動するエアーシ
リンダ28と、該レバー24を回動可能に支持する支持
部材29とを備える。レバー24は、図2中に示す3台
のリフター22にそれぞれ取り付けられており、各レバ
ー24は、1本のロッド27にて3台連結され、1台の
エアーシリンダ28により駆動されるようになってい
る。即ち、該エアーシリンダ28は、3台のリフター2
2の内の中央に側に配設され、両横のリフター22を同
時に駆動するよう構成されている。
【0022】引き続き、移送装置20による該滑動台1
0からコンベヤ30への木材の移送動作について説明す
る。図2に示すように木材が該滑動台10の前進端まで
搬送されるた状態で、所定のタイミングで移送装置20
が動作を開始する。先ず、エアーシリンダ28が図6に
示すように引き込み、レバー24が図中の時計方向へ実
線で示す位置まで回動され、リフター22が木材の下方
まで送られる。次に、リフター22のシリンダ22Bが
支持板22Aを押し上げ、木材Wを滑動台10から持ち
上げる。
0からコンベヤ30への木材の移送動作について説明す
る。図2に示すように木材が該滑動台10の前進端まで
搬送されるた状態で、所定のタイミングで移送装置20
が動作を開始する。先ず、エアーシリンダ28が図6に
示すように引き込み、レバー24が図中の時計方向へ実
線で示す位置まで回動され、リフター22が木材の下方
まで送られる。次に、リフター22のシリンダ22Bが
支持板22Aを押し上げ、木材Wを滑動台10から持ち
上げる。
【0023】リフター22が木材Wを持ち上げた状態
で、エアーシリンダ28が図6に二点鎖線で示すように
伸張し、レバー24が反時計方向へ回動され、木材Wを
載置するリフター22がコンベヤ30まで送られる。次
に、リフター22のシリンダ22Bが引き込み、木材W
をコンベヤ30上に載置させ、移送を完了する。
で、エアーシリンダ28が図6に二点鎖線で示すように
伸張し、レバー24が反時計方向へ回動され、木材Wを
載置するリフター22がコンベヤ30まで送られる。次
に、リフター22のシリンダ22Bが引き込み、木材W
をコンベヤ30上に載置させ、移送を完了する。
【0024】第1実施形態の木材搬送装置では、コンベ
ヤ30に窪み部30aを設けることで複数のリフター2
2を配設してある。即ち、移送装置を滑動台10及びコ
ンベヤ30の上方に配置する必要がないので、簡易に配
置することができる。更に、容易に補修できる。また、
木材搬送装置では、コンベヤ30が、2条のチェーン3
4の間をバー36で連結してなるクロスバーコンベヤか
らなるため、窪み部30aを簡単に設けることができ
る。更に、該クロスバーコンベヤのバー36が、一対ず
つ連結棒38により連結されているため、バー36がス
リップすることが無くなり、効率的に木材を搬送するこ
とができる。
ヤ30に窪み部30aを設けることで複数のリフター2
2を配設してある。即ち、移送装置を滑動台10及びコ
ンベヤ30の上方に配置する必要がないので、簡易に配
置することができる。更に、容易に補修できる。また、
木材搬送装置では、コンベヤ30が、2条のチェーン3
4の間をバー36で連結してなるクロスバーコンベヤか
らなるため、窪み部30aを簡単に設けることができ
る。更に、該クロスバーコンベヤのバー36が、一対ず
つ連結棒38により連結されているため、バー36がス
リップすることが無くなり、効率的に木材を搬送するこ
とができる。
【0025】引き続き、本発明の第2実施形態に係る木
材搬送装置について、図7を参照して説明する。上述し
た第1実施形態では、図3を参照して上述したように、
コンベヤ30に窪み部30aを設けてリフター22を配
設した。これに対して、第2実施形態では、コンベヤ3
0を4分割し、分割したコンベヤ間の間隙30bにリフ
ター22を配置している。他の構成については、上述し
た第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
材搬送装置について、図7を参照して説明する。上述し
た第1実施形態では、図3を参照して上述したように、
コンベヤ30に窪み部30aを設けてリフター22を配
設した。これに対して、第2実施形態では、コンベヤ3
0を4分割し、分割したコンベヤ間の間隙30bにリフ
ター22を配置している。他の構成については、上述し
た第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
【0026】第2実施形態の木材搬送装置では、複数の
リフター22を、分割したコンベヤ30の間隙30bに
配設してある。即ち、移送装置を滑動台10及びコンベ
ヤ30の上方に配置する必要がないので、簡易に配置す
ることができる。また、容易に保守することができる。
リフター22を、分割したコンベヤ30の間隙30bに
配設してある。即ち、移送装置を滑動台10及びコンベ
ヤ30の上方に配置する必要がないので、簡易に配置す
ることができる。また、容易に保守することができる。
【0027】上述した実施形態では、コンベヤ30がク
ロスバーコンベヤから構成されたが、本発明の木材搬送
装置では、ベルトコンベヤ等の種々のコンベヤを用いる
ことができる。また、上述した実施形態では、本発明の
木材搬送装置をプレカット工場で用いる例を挙げたが、
本発明の木材搬送装置は、種々の木材の搬送装置で用い
得る事は言うまでもない。更に、本実施形態では、滑動
台(第1コンベヤ)10と第2コンベヤ30との搬送方
向が90度異なったが、本発明の木材搬送装置は、種々
の角度で配設された2台のコンベヤ間で好適に用いるこ
とができる。
ロスバーコンベヤから構成されたが、本発明の木材搬送
装置では、ベルトコンベヤ等の種々のコンベヤを用いる
ことができる。また、上述した実施形態では、本発明の
木材搬送装置をプレカット工場で用いる例を挙げたが、
本発明の木材搬送装置は、種々の木材の搬送装置で用い
得る事は言うまでもない。更に、本実施形態では、滑動
台(第1コンベヤ)10と第2コンベヤ30との搬送方
向が90度異なったが、本発明の木材搬送装置は、種々
の角度で配設された2台のコンベヤ間で好適に用いるこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、コ
ンベヤの上方に配置する必要がないので、移送装置を簡
単に配置することができる。
ンベヤの上方に配置する必要がないので、移送装置を簡
単に配置することができる。
【図1】本発明の実施形態に係る木材印字装置を用いる
プレカット工法の施設を示す説明図である。
プレカット工法の施設を示す説明図である。
【図2】第1実施形態に係る木材搬送装置の平面図であ
る。
る。
【図3】図2中のコンベヤの側面図である。
【図4】図2中のコンベヤの斜視図である。
【図5】図2中のコンベヤの平面図である。
【図6】図2中の移送装置の構成を示す説明図である。
【図7】第2実施形態に係る木材搬送装置のコンベヤの
側面図である。
側面図である。
【図8】図8(A)は、プレカット工法に用いる伏図で
あり、図8(B)、図8(C)、図8(D)は、横架材
の底面図である。
あり、図8(B)、図8(C)、図8(D)は、横架材
の底面図である。
10 滑動台(第1コンベヤ) 20 移送装置 22 リフター 24 レバー(リフター移動装置) 28 エアーシリンダ(リフター移動装置) 30 クロスバーコンベヤ(第2コンベヤ) 30a 窪み部 30b 間隙 32 スプロケット 34 チェーン 36 バー 38 連結棒 40 制御用コンピュータ 50 加工装置 60 印字ヘッド
Claims (4)
- 【請求項1】 木材を一方向へ搬送する第1コンベヤ
と、 前記第1コンベヤの搬送方向に対して垂直方向へ搬送す
る第2コンベヤと、 前記第1コンベヤと第2コンベヤとの間で木材を渡す移
送装置と、からなる木材搬送装置であって、 前記移送装置が、 前記第2コンベヤに複数設けた窪みに配設した複数のリ
フターと、 前記リフターを第1コンベヤの搬送方向へ移動させるリ
フター移動装置と、からなることを特徴とする木材搬送
装置。 - 【請求項2】 木材を一方向へ搬送する第1コンベヤ
と、 前記第1コンベヤの搬送方向に対して垂直方向へ搬送す
る第2コンベヤと、 前記第1コンベヤと第2コンベヤとの間で木材を渡す移
送装置と、からなる木材搬送装置であって、 前記移送装置が、前記第2コンベヤを複数分割してなる
間隙に配設した複数のリフターと、 前記リフターを第1コンベヤの搬送方向へ移動させるリ
フター移動装置と、からなることを特徴とする木材搬送
装置。 - 【請求項3】 前記第2コンベヤが、2条のチェーンの
間をバーで連結してなるクロスバーコンベヤから成るこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の木材搬送装置。 - 【請求項4】 前記クロスバーコンベヤのバーが、一対
ずつ連結棒により連結されていることを特徴とする請求
項3の木材搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11176421A JP2001002237A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 木材搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11176421A JP2001002237A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 木材搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001002237A true JP2001002237A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16013414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11176421A Pending JP2001002237A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 木材搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001002237A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015189557A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社ダイフク | 搬送台車昇降装置 |
-
1999
- 1999-06-23 JP JP11176421A patent/JP2001002237A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015189557A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社ダイフク | 搬送台車昇降装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050901 |