JP5803266B2 - データ生成装置、データ生成方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
多数の製品に効率よく画像を形成することができる描画方法として、特許文献1には、テープ又は基板上に整列させたチップ抵抗器に、インクジェットヘッドを備えるマーキング装置を用いてマーキングを実施し、着弾したインクの滲み開始前に、迅速に硬化させることで、小さい文字や記号をマーキング可能にした電子部品の製造方法及び電子部品の製造装置が開示されている。
特許文献2には、繰り返し印字する印字パターンに対応する印字パターンデータ及びその印字パターンの位置に対応する複数の印字位置データを、所定の基準座標及びそれに対する偏差によって把握して記憶するようにし、コンソールから補正値を入力して基準座標の補正と、偏差の補正との双方を可能にすることによって、繰り返し同一の文字などを印字する場合に、文字群全体の印字位置の調節も各文字の印字位置の調節も容易に行うことができるようにするレーザマーキング装置が開示されている。
特許文献3には、繰り返し印字する印字パターンに対応する印字パターンデータ及びその印字パターンの位置に対応する複数の印字位置データを、座標データを算出可能とする計算式を作成して、マーキング情報設定画面に入力設定すると、計算式の算出結果に基づき所望するパターンの座標データを生成することができることによって、マーキング情報の入力操作が簡便であってマーキング作業を迅速に実行することができるレーザマーキング装置が開示されている。
特許文献4には、加工データ生成部、加工データのイメージを3次元的に表示可能な表示部、当該加工データでは加工できない領域を算出する加工不良領域検出手段、及び加工できない内容を非表示にする設定警告手段を備え、加工条件を設定する段階で、加工内容が正しく加工可能な領域に配置されていることを確認可能とするレーザ加工装置、レーザ加工条件設定装置、レーザ加工条件設定方法、レーザ加工条件設定プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体及び記録した機器が開示されている。
特許文献4に開示された装置では、単独の画像について、設定したデータを確認することが可能であるが、複数の画像を配列するためのパラメーターを扱うことはできないため、多数のパラメーターを扱うことに起因する煩雑さを解消することはできないという課題があった。
最初に、マーキング対象物について、図1を参照して説明する。図1は、マーキング対象物と、マーキング対象物に描画されたマーキング画像とを示す説明図である。図1(a)は、マーキング画像が描画された半導体パッケージを示す説明図であり、図1(b)は、半導体パッケージが保持基板上に整列させられたパッケージ描画体を示す説明図であり、図1(c)は、半導体チップに描画されたマーキング画像を示す説明図であり、図1(d)は、半導体チップが保持基板上に整列させられた状態を示す説明図である。
図1(b)に示したように、半導体パッケージ11を保持基板12の上に整列させて仮固定し、パッケージ描画体10を構成する。パッケージ描画体10に描画する画像を、パッケージ描画画像110Aと表記する。パッケージ描画体10を、液滴吐出装置101(図3参照)の媒体載置台31(図3参照)に載置して、パッケージ描画体10にパッケージ描画画像110Aを描画することで、半導体パッケージ11にパッケージ画像110を描画する。4行4列に整列した16個の半導体パッケージ11の組を、パッケージユニット11Aと表記する。
半導体パッケージ11が、被描画媒体に相当する。パッケージ描画体10が、被描画体に相当する。パッケージ描画画像110Aが、描画画像に相当する。
図1(d)に示したように、半導体チップ16を保持基板17の上に整列させて仮固定し、チップ描画体15を構成する。チップ描画体15に描画する画像を、チップ描画画像150Aと表記する。チップ描画体15を、液滴吐出装置101の媒体載置台31に載置して、チップ描画体15にチップ描画画像150Aを描画することで、半導体チップ16にチップ画像150を描画する。3行5列に整列した15個の半導体チップ16の組を、チップユニット16Aと表記する。
半導体チップ16が、被描画媒体に相当する。チップ描画体15が、被描画体に相当する。チップ描画画像150Aが、描画画像に相当する。
次に、上述したチップ描画体15のような描画対象に、チップ描画画像150Aのような画像を描画する描画装置ユニットについて、図2を参照して説明する。図2は、描画装置ユニットの構成を示す説明図である。
チップ描画体15などは、所定のマガジンに装着される。チップ描画体15などが装着されたマガジンをロード装置105に装填することで、チップ描画体15などが、描画装置ユニット100に供給される。
描画装置ユニット100における処理が終了したチップ描画体15などは、アンロード装置106に装填されたマガジンに装着される。当該マガジンをアンロード装置106から取り出すことによって、処理済みのチップ描画体15などが、描画装置ユニット100から除材される。
液滴吐出装置101は、チップ描画体15のような描画対象に、チップ描画画像150Aのような画像を描画する。
前処理装置103は、チップ描画体15などを、液滴吐出装置101によって描画するために好適な状態にするための前処理を実施する。
温度調整装置104a及び温度調整装置104bは、チップ描画体15などの温度を、前処理装置103による処理や、液滴吐出装置101による描画を実施するために好適な温度に調整する。また、チップ描画画像150Aなどを構成する機能液を硬化させるための加熱などを実施するために用いられる場合もある。
描画ユニット制御装置107は、画像データ生成装置50(図4参照)を用いて生成された画像データにしたがって、上記した各装置などを制御して、チップ描画体15のような描画対象に、チップ描画画像150Aのような画像を描画させる。
次に、液滴吐出装置101について、図3を参照して説明する。図3は、液滴吐出装置の概略構成を示す外観斜視図である。図3(a)は、液滴吐出装置全体の概略構成を示す外観斜視図であり、図3(b)は、液滴吐出装置が備える液滴吐出ヘッドの概略構成を示す外観斜視図である。
支持梁44は、2つの支持柱43に掛け渡されるように設けられ、Y軸方向に延在している。ガイド部46は、支持梁44に固定されており、Y軸方向に延在している。駆動モーター47は、支持梁44のY軸方向における一方の端近くで、支持梁44に固定されている。駆動モーター47の出力軸には、駆動プーリー47aが固定されており、駆動プーリー47aが、駆動モーター47によって回動駆動される。従動プーリー47bは、支持梁44のY軸方向における、駆動モーター47が固定された端と反対側の端近くで、支持梁44に、回動可能に固定されている。従動プーリー47bの回動軸の軸方向は、駆動プーリー47aの回動軸(駆動モーター47の出力軸)の軸方向と、略平行である。ベルト42aは、駆動プーリー47aと従動プーリー47bとの間に掛け渡されており、駆動プーリー47aが回動することによって、駆動される。ベルト42aは、ガイド部46と並行してY軸方向に延在している。エンコーダー48は、支持梁44に固定されており、ガイド部46と略平行にY軸方向に延在している。
キャリッジ枠45を、キャリッジ走査機構42によってY軸方向に移動させることで、キャリッジ枠45に吊設されたヘッドユニット21が有する液滴吐出ヘッド20を、Y軸方向に自在に移動させることができる。また、移動した任意の位置に保持することができる。
媒体移動機構33は、X軸ガイド35とX軸リニアモーター(図示省略)と、を備えている。X軸ガイド35は、2つの支持柱43の間で、支持梁44の下方に配設されており、Y軸方向と直交するX軸方向に略平行に延在している。
スライド台31aは、X軸方向に摺動自在に、X軸ガイド35に支持されている。X軸リニアモーターは、X軸ガイド35と略平行に配設されており、スライド台31aは、X軸リニアモーターによって、X軸方向に移動させられる。また、移動した任意の位置に保持させられる。媒体載置台31は、図示省略した媒体回動機構によって、X軸方向及びY軸方向と直交するZ軸方向に平行な軸まわりの方向に回動可能に、スライド台31aの上に固定されて、支持されている。
キャリッジユニット22において、ヘッドユニット21のY軸方向の両側には、紫外線硬化型機能液を硬化させるための紫外線照射部27が、1つずつ配設されている。紫外線硬化型の機能液を用いて描画した画像を、紫外線照射部27を用いて硬化させることができる。
液滴吐出装置101が、描画画像を描画するための描画装置に相当する。
次に、描画装置ユニット100を用いてチップ描画画像150Aなどを描画するための描画画像データを生成するために用いる画像データ生成装置50について、図4を参照して説明する。図4は、画像データ生成装置の機能的構成を示す説明図である。
ホストコンピューター51は、演算装置51aと記憶装置51bとを備えている。記憶装置51bは、画像データ生成装置50を、描画画像データを生成するための装置として機能させるプログラムやデータなどを記憶している。演算装置51aは、記憶装置51bに記憶されたプログラムに従って、描画画像データを生成するための演算を実施する。
表示装置53は、画面表示部53aを備えている。表示装置53は、ホストコンピューター51に制御されて、画面表示部53aに、描画画像データを生成するために用いる各種の設定画面を表示する。
入出力装置52は、記憶装置51bに記憶させるプログラムやデータなどや、描画画像データを規定するパラメーターの数値などを入力するための入力手段として機能する。また、生成した描画画像データの出力手段としても、機能する。
次に、画像データ生成装置50を用いて描画画像データを生成する工程について、上述したチップ描画体15に描画するチップ描画画像150Aの描画画像データを生成する工程を例にして、図5乃至図16を参照して説明する。図5は、描画画像データを生成する工程を示すフローチャートである。図6から図15は、描画画像データを生成する工程において表示される設定画面を示す説明図である。図16は、生成された描画画像データの例を示す説明図である。
画像データ生成装置50では、画面表示部53aに、描画画像データを生成するために用いる各種の設定画面を表示する。画像データ生成装置50を用いて描画画像データを生成する操作者は、表示されている設定画面に沿って、描画画像データを生成するためのデータを入力する。図6(a)は、設定画面の概要を示す説明図である。
図6(a)に示した設定画面60は、初期の設定画面60である。描画画像データを新規に生成する際は、描画画像データの新規作成を選択することで、図6(a)に示した初期の設定画面60が、画面表示部53aに表示される。図6(a)に示したように、設定画面60は、工程表示画面61と、補助表示画面71と、入力画面91と、工程移行ボタン62と、制限値表示画面64と、を備えている。
工程移行ボタン62は、実施する工程を変えるためのボタンである。工程移行ボタン62をクリックすることで、例えば、被描画体設定工程の設定画面60を、画像処理設定工程の設定画面60に変えて、実施する工程を変えることができる。
パラメーター位置画面74は、平面表示画面75と、厚さ表示画面76と、表示選択ボックス77とを備えている。
パラメーター表示部82に表示されたパラメーターに対応して、当該パラメーターの値を入力するための入力ボックス92が、入力画面91に形成されている。入力画面91では、パラメーター表示部82に示されたパラメーターの呼称が、当該パラメーターに対応する入力ボックス92のボックス表示93として、表示されている。パラメーター表示部82の表示をクリックすることによっても、当該表示に対応するパラメーター(入力ボックス92)を選択することができる。
描画画像データを生成するために、最初に、画像データ生成装置50のホストコンピューター51を起動させて、例えば、新規作成を選択する。新規作成を選択することで、画面表示部53aに、図6(a)を参照して説明した設定画面60が表示される。
以降の説明では、設定画面60における横方向をW軸方向と表記し、W軸方向に対して直角な縦方向を、H軸方向と表記する。図6(a)などに示した補助表示画面71において、チップ表示像16a及び保持基板表示像17aの辺は、W軸方向又はH軸方向に略平行である。チップ表示像16aは、W軸方向に略平行な行と、H軸方向に略平行な列と、を構成する状態で整列している。チップ表示像16a又は保持基板表示像17aにおけるW軸方向又はH軸方向に相当する方向を、半導体チップ16又は保持基板17においても、W軸方向又はH軸方向と表記する。
図5のステップS21では、チップ描画体15のレイアウト設定を実施する。レイアウト設定は、入力画面91の入力ボックス92に設定値を入力することで実施する。新規作成を選択することで表示される設定画面60の入力ボックス92には、デフォルトの値が表示されている。
上から2行の入力ボックス92は、チップ描画体15の全体に関わるパラメーターを入力するものである。1行目の1列目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、保持基板17のW軸方向の幅である。1行目の2列目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、保持基板17のH軸方向の幅である。2行目の1列目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、チップ描画体15の厚さであって、保持基板17の厚さに半導体チップ16の厚さを加えた厚さである。2行目の2列目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、保持基板17の厚さである。
画面表示部53aにおけるチップ描画体15の厚さを入力するための入力ボックス92が表示されている部分が、総厚入力画面部に相当する。画面表示部53aにおける保持基板17の厚さを入力するための入力ボックス92が表示されている部分が、基材厚入力画面部に相当する。
3行目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、チップユニット16A(ユニット枠84)の基準点位置の座標である。チップユニットの基準点は、略長方形形状を有するユニット枠84の角のひとつ(図面で左上の角)である。座標の原点は、略長方形形状を有する保持基板17(保持基板表示像17a)の角のひとつ(図面で左上の角)である。
4行目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、チップユニット16A(ユニット枠84)の列数及び行数である。チップユニットの列は、チップユニット16A(ユニット枠84)がH軸方向に並んだ列である。チップユニットの行は、チップユニット16A(ユニット枠84)がW軸方向に並んだ行である。
5行目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、チップユニット16A(ユニット枠84)のW軸方向の幅、及びH軸方向の幅である。
6行目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、チップユニット16A(ユニット枠84)のW軸方向の配設ピッチ(列ピッチ)、及びH軸方向の配設ピッチ(行ピッチ)である。
7行目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、半導体チップ16(チップ表示像16a)の基準点位置の座標である。半導体チップ16(チップ表示像16a)の基準点は、略長方形形状を有する半導体チップ16(チップ表示像16a)の角のひとつ(図面で左上の角)である。座標の原点は、略長方形形状を有するチップユニット16A(ユニット枠84)の角のひとつ(図面で左上の角)である。
8行目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、チップユニット16A(ユニット枠84)における半導体チップ16(チップ表示像16a)の列数及び行数である。半導体チップ16(チップ表示像16a)の列は、半導体チップ16(チップ表示像16a)がH軸方向に並んだ列である。半導体チップ16(チップ表示像16a)の行は、半導体チップ16(チップ表示像16a)がW軸方向に並んだ行である。
9行目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、半導体チップ16(チップ表示像16a)のW軸方向の幅、及びH軸方向の幅である。
10行目の入力ボックス92から入力するパラメーターは、半導体チップ16(チップ表示像16a)のW軸方向の配設ピッチ(列ピッチ)、及びH軸方向の配設ピッチ(行ピッチ)である。
パラメーター位置画面74においては、平面表示画面75のパラメーター表示部82における保持基板17のW軸方向の幅を示す部分が、強調表示されている。強調表示するためには、例えば、色調を変えたり、濃さを変えたり、文字や線の太さを変えたりする。
制限値表示画面64には、最大値表示部66に、保持基板17のW軸方向の幅の最大値が、最小値表示部67に最小値が表示されている。この場合の保持基板17のW軸方向の幅の最大値は、例えば、液滴吐出装置101で描画できるワークの最大値である。
上述したように、入力ボックス92の選択は、選択する入力ボックス92又は当該入力ボックス92に対応するボックス表示93をクリックすることで実施することができる。また、パラメーター表示部82の表示をクリックすることによっても、当該表示に対応するパラメーター(入力ボックス92)を選択することができる。
図8(a)に示した設定画面60では、最大値表示部66に表示された最大値が250mmである保持基板17のW軸方向の幅に対して、260mmが入力されている。次の入力をするためにENTERキーなどが押されると、図8(a)に示したように、設定画面60に重ねて、警告画面68が表示される。図8(a)に示した警告画面68には、不適切な値であることの理由を通知するコメントが記載されている。
表示された警告画面68は、警告画面68が有する「OK」ボタンをクリックすることで、図8(b)に示したように、消去される。このとき、図8(b)に示した保持基板17のW軸方向の幅の入力ボックス92(1行目1列目の入力ボックス92)の数値は、240mmになっている。240は、警告の対象となった260が入力される前に入力されていた数値である。
警告画面68が、不整合警告画面に相当する。描画画像データを生成するための演算を実施し、警告画面68を表示させる演算も実施する演算装置51aが、警告表示制御部に相当する。
図10は、警告画面が表示される場合の設定画面などの表示の例を示す説明図である。図10(a)は、警告画面が表示された設定画面の表示の例を示す説明図であり、図10(b)は、警告画面が消去された設定画面の表示の例を示す説明図である。入力されたパラメーターの値に不整合がある場合とは、それぞれのパラメーターの値は、パラメーターの値としては適切な値であるが、組み合わせた場合に適切ではない場合である。例えば、半導体チップ16の大きさや配設ピッチは適切であるが、半導体チップ16の列や行の長さが、保持基板17の幅や長さより長い場合などである。
図10(a)に示した設定画面60では、半導体チップ16のW軸方向及びH軸方向の幅が12mmであるが、列ピッチ及び行ピッチは、11mmに設定されている。このため、警告画面68が表示されている。図10(a)に示した警告画面68には、不適切な値であることの理由を通知するコメントが記載されている。
警告画面68が、不整合警告画面に相当する。描画画像データを生成するための演算を実施し、警告画面68を表示させる演算も実施する演算装置51aが、警告表示制御部に相当する。
アライメントマークは、加工装置に載置したチップ描画体15のアライメントを実施する際に用いる。撮像装置によってアライメントマークを認識することで、加工装置に載置したチップ描画体15のアライメントを実施する。
図12(a)に示した設定画面60では、最大値表示部66に表示された最大値が110mmである基準点のH軸方向の位置に対して、120mmが入力されている。次の入力をするためにENTERキーなどが押されると、図12(a)に示したように、設定画面60に重ねて、警告画面68が表示される。図12(a)に示した警告画面68には、不適切な値であることの理由を通知するコメントが記載されている。
表示された警告画面68は、警告画面68が有する「OK」ボタンをクリックすることで、図12(b)に示したように、消去される。このとき、図12(b)に示した表裏判別マークの基準点のH軸方向の位置の入力ボックス92(1行目2列目の入力ボックス92)の数値は、86mmになっている。86は、警告の対象となった120が入力される前に入力されていた数値である。
警告画面68が、不整合警告画面に相当する。描画画像データを生成するための演算を実施し、警告画面68を表示させる演算も実施する演算装置51aが、警告表示制御部に相当する。
入力されたパラメーターの値に不整合がある場合とは、それぞれのパラメーターの値は、パラメーターの値としては適切な値であるが、組み合わせた場合に適切ではない場合である。例えば、図13(a)に示した例は、表裏判別マークの位置を規定する値が、制限値表示画面64に表示された最小値(0)から最大値(110)の範囲にある適切な値(100)であるが、被描画体設定工程で設定された保持基板17の幅(89)に納まらない値である場合である。警告画面68には、不適切な値であることの理由を通知するコメントが記載される。表示された警告画面68は、警告画面68が有する「OK」ボタンをクリックすることで、消去される。このとき、図10(b)を参照して説明した場合と同様に、表裏判別マークの位置を入力する入力ボックス92が、選択状態になる。当該入力ボックス92に新たな値が入力されると、不適切な値が入力された他の入力ボックス92が、選択状態になる。
警告画面68が、不整合警告画面に相当する。描画画像データを生成するための演算を実施し、警告画面68を表示させる演算も実施する演算装置51aが、警告表示制御部に相当する。
完了ボタン63がクリックされた場合には、それまでに入力された各パラメーターの値に不整合がないかが検証される。不整合があった場合には、警告画面68が表示され、不整合の是正が促される。不整合がない場合には、完了ボタン63がクリックされたことによって、入力された各パラメーターの値が確定される。
画面表示部53aにおける完了ボタン63が表示されている部分が、設定確認ボタン部に相当する。警告画面68が、不整合警告画面に相当する。描画画像データを生成するための演算を実施し、警告画面68を表示させる演算も実施する演算装置51aが、警告表示制御部に相当する。
チップ画像貼付工程では、最初にチップ画像取得工程を実施する。チップ画像取得工程を実施することによって、図15(a)に示したように、画像貼付画面600にチップ画像像150aが挿入される。図15(a)に示した画像貼付画面600では、2種類のチップ画像像150aが挿入されている。
次に、チップ画像貼付工程では、図15(a)に示したような画像貼付画面600において、チップ画像像150aを、レイアウト表示画面720におけるチップ表示像16aの上に貼り付ける。所定のチップ画像像150aを、当該チップ画像像150aを印刷するチップ表示像16aの上に貼り付けることで、図15(b)に示したように、描画画像が形成される。
ステップS33を実施して、描画画像データを生成する工程を終了する。
描画画像データの電子データは、描画装置ユニット100の描画ユニット制御装置107に入力される。描画ユニット制御装置107は、入力された描画画像データにしたがって、図15(b)に示したような、チップ画像の描画を実施する。
(1)画像データ生成装置50では、画面表示部53aに、描画画像データを生成するために用いる各種の設定画面を表示する。画像データ生成装置50を用いて描画画像データを生成する操作者は、描画画像データを生成するための各種パラメーターの設定値を、表示されている設定画面に沿って入力することで、入力中のパラメーターを正しく認識し易くすることができる。これにより、誤った操作をすることを抑制することができる。
また、アライメントマークや表裏判別マークを光学的に認識する際に、焦点を合わせるべき位置(アライメントマークや表裏判別マークが形成されている面の位置)を特定するために有用である。
また、描画を実施する装置が液状体を用いて画像を形成する装置であることも必須ではない。レーザー光を照射して、被描画媒体におけるレーザー光が照射された部分の状態を変化させることによって画像を形成する装置などであってもよい。
Claims (10)
- 複数の被描画媒体を備える被描画体に描画するための描画画像の画像データを生成するデータ生成装置であって、
前記画像データを規定するパラメーターの値を入力するための入力ボックスを有する入力画面部と、
入力された前記パラメーターの値を二次元形状として表示する補助表示画面部と、
不整合警告画面を表示させる警告表示制御部と、を備え、
前記警告表示制御部は、入力された前記パラメーターの値が不適切な値の場合に、前記不整合警告画面を表示させ、
入力された前記パラメーターの値が不適切な値の場合、
前記不整合警告画面を表示するとともに、不適切な数値が入力された前記入力ボックスに表示されている数値を、不適切な数値が入力される直前の数値に戻すことを特徴とするデータ生成装置。 - 前記パラメーターは、前記被描画媒体の形状を規定する形状パラメーター及び前記被描画媒体の配置を規定する配置パラメーターを含み、
前記補助表示画面部は、前記被描画媒体の形状及び配置位置を、前記形状パラメーターの値又は前記配置パラメーターの値に従って形成した二次元形状を表示するプレビュー画面部を有することを特徴とする、請求項1に記載のデータ生成装置。 - 前記入力画面部は、設定確認ボタン部を備え、
入力された前記パラメーターの値は、前記設定確認ボタン部が選択されることによって確定されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のデータ生成装置。 - 選択された前記入力ボックスを用いて値を入力する前記パラメーターにおいて設定可能な最大値及び最小値の少なくとも一方を表示する制限値表示画面部をさらに有することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデータ生成装置。
- 入力された前記パラメーターの値が物理的に矛盾する場合が、入力された前記パラメーターの値が不適切な場合であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のデータ生成装置。
- 入力された前記パラメーターの値で規定される前記描画画像を、前記描画画像を描画するための描画装置で描画することができない場合が、入力された前記パラメーターの値が不適切な場合であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のデータ生成装置。
- 前記入力画面部は、前記被描画体の厚さを入力するための総厚入力画面部を備えることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のデータ生成装置。
- 前記入力画面部は、前記被描画体において前記被描画媒体を支持する描画体基材の厚さを入力するための基材厚入力画面部を備えることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のデータ生成装置。
- 複数の被描画媒体を備える被描画体に描画するための描画画像の画像データを生成するデータ生成方法であって、
前記画像データを規定するパラメーターの値を入力させる規定値入力工程と、
入力された前記パラメーターの値を二次元形状として表示する補助表示工程と、
不整合警告画面を表示させる警告表示工程と、を備え、
前記警告表示工程は、入力された前記パラメーターの値が不適切な値の場合に、前記不整合警告画面を表示させ、
入力された前記パラメーターの値が不適切な値の場合、
前記不整合警告画面を表示するとともに、不適切な数値が入力された前記入力ボックスに表示されている数値を、不適切な数値が入力される直前の数値に戻すことを特徴とするデータ生成方法。 - 複数の被描画媒体を備える被描画体に描画するための描画画像の画像データを生成するための工程をコンピューターに実行させるためのプログラムであって、
前記画像データを規定するパラメーターの値を入力させる規定値入力工程と、
入力された前記パラメーターの値を二次元形状として表示する補助表示工程と、
不整合警告画面を表示させる警告表示工程と、を備え、
前記警告表示工程は、入力された前記パラメーターの値が不適切な値の場合に、前記不整合警告画面を表示させ、
入力された前記パラメーターの値が不適切な値の場合、
前記不整合警告画面を表示するとともに、不適切な数値が入力された前記入力ボックスに表示されている数値を、不適切な数値が入力される直前の数値に戻すことをコンピューターに実行させるためのプログラム。
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