JP2001008895A - 体腔内腔確保装置 - Google Patents

体腔内腔確保装置

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JP2001008895A JP11189096A JP18909699A JP2001008895A JP 2001008895 A JP2001008895 A JP 2001008895A JP 11189096 A JP11189096 A JP 11189096A JP 18909699 A JP18909699 A JP 18909699A JP 2001008895 A JP2001008895 A JP 2001008895A
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英樹 辻谷
Nobuaki Akui
伸章 安久井
Akira Shiga
明 志賀
Kunihide Kaji
国英 梶
Masanori Hamazaki
昌典 濱▲崎▼
Kan Naito
観 内藤
Takemichi Honda
武道 本多
Toshinari Maeda
俊成 前田
Yoshinao Ooaki
義直 大明
Hitoshi Hiraoka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的とするところは、体腔壁を大きく
押し広げて周囲に大きく開口した診断・治療用空間を確
保し、その空間内に極力自然な状態で病変部を取り込
み、病変部を診察・治療することができる腔確保装置を
提供することにある。 【解決手段】本発明は、体腔内に挿入されるシース3の
先端面と、シース3の先端側前方に配置された先端ヘッ
ド部材7の後端面の間に診断・治療用空間20を、上記
シース3と上記先端ヘッド部材7の少なくとも一方を軸
方向へ進退させることにより形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば肛門に発生
した痔核等の病変部を診察・治療する際に使用する体腔
内腔確保装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
直腸から肛門の内側の間の病変部を観察する場合には大
腸スコープや肛門鏡を用いていた。しかし、大腸スコー
プは挿入部が長いため、特に肛門の内側に位置する病変
部を診察・治療する場合には操作性が悪い。また、肛門
鏡は単に肛門を押し広げる機能を有するものであるた
め、病変部が肛門鏡に圧迫されて押し潰された状態にな
り、圧迫された状態でしか病変部を診察・治療すること
ができなかった。
【0003】一方、特願平9−272716号において
知られる内視鏡用案内管は重ねて嵌合する外シースと内
シースを有してなり、両シースの一壁部にそれぞれ開口
窓を設けた構造のものである。そして、両シースの開口
窓の位置をずらして開口窓を閉じた状態で体腔内に挿入
し、挿入後に両方の開口窓の位置を一致させて開口す
る。シース内にスコープや処置具を差し込み、開口窓を
通じて患部の観察や処置を行う。
【0004】しかし、この内視鏡案内管を使用する場
合、シースを保持する持ち手と内視鏡を保持する持ち手
が要る。また、スコープや処置具の位置決め手段がな
く、病変部に観察窓を合わせるアプローチ作業が面倒で
あり、手軽に取り扱うことができなかった。また、病変
部を取り込む開口部の領域が極端に狭く、病変部を取り
込む作業が難しく、病変部の観察や処置を行うに当って
制限を受けやすいものであった。
【0005】本発明は上記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、周囲に大きく開口した診
断・治療用空間を確保し、その空間内に極力自然な状態
で病変部を取り込み、病変部を診察・治療することがで
きる体腔内腔確保装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、体腔内に挿入
されるシースと、このシースの先端側前方に配置され、
ガイド手段によって上記シースの軸方向に進退自在に設
けられた先端ヘッド部材と、上記シースの先端面と上記
先端ヘッド部材の後端面の間に形成され、上記シースと
上記先端ヘッド部材の少なくとも一方を軸方向へ進退さ
せることによって開閉される空間と、上記シースと上記
先端ヘッド部材の少なくとも一方を軸方向へ進退させる
操作手段とを具備したことを特徴とする体腔内腔確保装
置である。
【0007】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図1乃至図3
に基づいて本発明を適用した第1の実施形態に係る内視
鏡装置について説明する。
【0008】図1で示すように、内視鏡装置は、内視鏡
本体1とTVカメラ装置2を備える。内視鏡本体1は体
内に挿入するプローブ部分となるシース3を有する。シ
ース3には前後に貫通する軸受孔4とガイド孔5が設け
られている。軸受孔4とガイド孔5はシース3の軸方向
に沿って平行でかつ上下に配置されている。
【0009】軸受孔4には硬性の中空パイプから成る連
結部材を兼ねた軸部材6が挿通されている。軸部材6の
先端には砲弾頭状(紡錘形状)の先端ヘッド部材7が連
結されている。軸部材6の後端側部分はシース3の後方
へ大きく突き出している。このシース3の後方へ突き出
した軸部材6の後端側部分には把持部を兼ねた円盤状の
回転規制部材8が固定的に装着されている。回転規制部
材8には軸部材6を貫通固定するための孔9が設けられ
ている。また、回転規制部材8にはシース3のガイド孔
5に通した中空パイプ状のガイド部材10の後端部も固
定的に取り付けられている。
【0010】シース3と先端ヘッド部材7の回転は上記
回転規制部材8とガイド部材10によって構成される回
転規制手段によって規制される。また、シース3は軸部
材6とガイド部材10をガイド手段として、これのみが
先端ヘッド部材7に対して前後に移動することができる
ように構成されている。
【0011】上記回転規制部材8には処置具用口部11
が設けられている。この処置具用口部11はガイド部材
10の中空孔及び上記ガイド孔5によって形成される処
置具挿通用チャンネル12に連通している。そして、処
置具用口部11からチャンネル12は直線的に形成さ
れ、上記処置具用口部11から挿通した処置具を、直線
的に導き、上記シース3の先端面13に形成された先端
開口14から先方へ突き出せるようになっている。
【0012】図2で示すように、先端ヘッド部材7の内
部は空洞である。先端ヘッド部材7の先端部外周は丸め
られ、いわゆる紡錘形状に形成されている。先端ヘッド
部材7の後端面は上記シース3の軸方向に斜めであり、
この斜面15には対物レンズ16と照明用窓17が設け
られている。対物レンズ(対物光学系)16は筒状のレ
ンズ枠18によって支持される。筒状のレンズ枠18の
内端には対物レンズ16によって結ぶ視野像を撮像する
CCD等の撮像素子19が設けられている。
【0013】また、上記照明用窓17はそのレンズ枠1
8の周囲に、いわゆるドーナツ状に配置されている。そ
して、対物レンズ16と照明用窓17によって後方斜め
上方を視野中心とする、いわゆる斜視の観察手段が構成
される。また、この観察手段の視野中心部分は、軸部材
6が位置する部位よりも上側に偏在したチャンネル12
の先端開口14に向いている。これにより、いわゆる斜
視の内視鏡を構成している。
【0014】上記シース3の先端面13は上記先端ヘッ
ド部材7の斜面15に対応して同じ向きの斜めに傾斜し
ており、両面13,15は平行に向き合う。上記シース
3を進退させることによりシース3の先端面13が先端
ヘッド部材7の斜面15に近接または密に接合する閉じ
た状態(図2)と、両面13,15が開き、その両面1
3,15の間に診断または治療を行う空間20を形成す
る状態(図1)を選択することができる。
【0015】上記先端ヘッド部材7の内部には支持台2
1に固定された照明用ランプ22が設けられている。照
明用ランプ22が点灯することによりその照明光は上記
照明用窓17を通じて外へ出射し、上記両面13,15
の間、及びその周辺を照明するようになっている。先端
ヘッド部材7の空洞内表面、及び支持台21の表面は光
反射面(鏡面)23として形成されている。
【0016】上記固体撮像素子19で撮像して得た撮像
信号は信号ケーブル25を通じて電送される。また、照
明用ランプ22には給電ケーブル26を通じて給電され
る。信号ケーブル25と給電ケーブル26はパイプ状の
軸部材6の内孔27に挿通され、さらに軸部材6の後端
に接続した軟性のケーブル28内を通じてコネクタ部2
9に導かれる。
【0017】上記コネクタ部29はTVカメラ装置2の
コネクター受け部31に装着される。TVカメラ装置2
の内部にはカメラコントロールユニットや映像処理部、
照明用光源の電源等が組み込まれている。
【0018】次に、この内視鏡装置の使用例を、図3を
参照して説明する。まず、上記シース3の先端面13に
上記先端ヘッド部材7の斜面15を突き当て接合する閉
じた状態で、図3(a)で示すように、先端ヘッド部材
7の部分から肛門内に挿入する。上記シース3の先端面
13と上記先端ヘッド部材7の斜面15の間が閉じてい
るので、肛門内への挿入時の苦痛が少ない。また、先端
ヘッド部材7の先端部分が丸められているので、括約筋
を広げて肛門内へ容易に挿入することができる。
【0019】そして、先端ヘッド部材7の外周面部分が
痔核等の病変部33があると思われる部位を越えたとこ
ろを見計らって、その位置からシース3のみを引き戻
し、シース3の先端面13と先端ヘッド部材7の後面か
らなる斜面15との間に観察作業用空間20を形成す
る。
【0020】この空間20内には軸部材6の部分がある
のみで空間20が大きく広がり、両面13,15の間の
隙間によって形成される空間20は全周囲に開放するよ
うに大きく開口する。このため、病変部33がその周囲
のいずれに位置していてもその空間20内に入り込め
る。空間20の周辺部が全周にわたり広いので視野領域
が広く、病変部33を見つけ易い。しかも、内視鏡本体
1を僅かに回転させるだけで、斜めの空間20から外れ
て隠れていた部位や見にくい部位までも観察することが
できる。結局、全周の部位を観察することができるよう
になる。先端ヘッド部材7の後端に設けた対物レンズ1
6と照明用窓17を通じて観察するので、肛門の直ぐ裏
側に痔核等の病変部があってもその病変部を正面にとら
えて観察することが可能である。
【0021】また、空間20内に病変部33が入り込ん
で位置するため、病変部33は圧迫されない自然な状態
にあり、その自然な状態の病変部33を観察することが
できる。特に肛門括約筋に目標物があったとしてもそれ
が対物レンズ16への密着を防止できる。そして、この
自然な状態の病変部33を処置することができる。
【0022】病変部33を処置する場合には処置具挿通
用チャンネル12を通じて処置具(図示せず)を挿通
し、上記シース3の先端面13にある先端開口14から
突き出し、病変部33を切開する。
【0023】処置具挿通用チャンネル12の先端開口1
4は観察している病変部33に向いているので、観察し
ている病変部33に向けて処置具を正確に突き出すこと
ができる。また、自然な状態にある病変部33を処置す
るため、処置性能を高めることができる。切開した病変
部33は処置具挿通用チャンネル12内に取り込むこと
ができる。
【0024】診断・処置後、内視鏡本体1を抜く場合に
はそのまま(麻酔の効果があるので無理がない。)、ま
たは空間20を閉じてから引き抜く(括約筋の先に位置
するので無理なく行うことができる。)。
【0025】尚、上記構成のものでは照明手段としてラ
ンプ22を用いたが、ファイバー束を用いて外部の照明
用光源から照明光を取り込む構成としてもよい。この場
合、ファイバー束の出射端を対物レンズ16の周囲に配
置し、ドーナツ状の照明窓を構成することが考えられ
る。
【0026】また、上記実施形態ではシース3と先端ヘ
ッド部材7を手動によって前後へ相対的に移動させる操
作手段を用いたが、ノブ等の操作体を操作することによ
りシース3を移動する操作機構を組み込む操作手段であ
ってもよい。
【0027】[第2の実施形態]図4に基づいて本発明
の第2の実施形態に係る内視鏡装置について説明する。
ただし、第1の実施形態と同一の構成についての詳細な
説明は省略する。
【0028】この実施形態のものでは照明手段と観察手
段を内視鏡本体1に直接に組み込むのではなく、内視鏡
本体1に対して着脱自在な観察用プローブ41に組み込
むようにしたものである。
【0029】ここで、先端ヘッド部材7を保持する連結
部材は、上記軸受孔4と共に、上記プローブ41の進退
をガイドするガイドレール42を構成する。
【0030】上記プローブ41は外套管43内に、その
中心に位置したイメージガイドファイバ束44と、その
外側に配置されるライトガイドファイバ束45を設け
る。外套管43の先端にはレンズ枠46に保持されたレ
ンズ及びプリズムからなる対物光学系47が設けられて
いる。この対物光学系47の周囲には上記ライトガイド
ファイバ束45の出射先端面48がドーナツ状に配置さ
れている。プローブ41の先端面49は斜めに形成され
ており、この先端面49は上記シース3の先端面13及
び上記先端ヘッド部材7の斜面15の傾きとは逆向きに
傾斜しており、対物光学系47と出射先端面48の向き
はその先端面49の向きに一致している。このため、プ
ローブ41はいわゆる斜視タイプの観察用スコープを構
成している。
【0031】上記先端ヘッド部材7の後端面からなる斜
面15にはミラー50が配置されている。プローブ41
はそのミラー50を通じてミラー50に写る像も観察す
ることができる。
【0032】上記観察作業用空間20を閉じておく場合
には図4で示すように、プローブ41を後退させておけ
る。また、プローブ41を適宜、前進させることにより
上記観察作業用空間20の内部及びその周辺の部位を観
察することができる。
【0033】プローブ41を後退させておけると共に上
記観察作業用空間20内に肛門括約筋の目標物を位置さ
せることから目標物が対物光学系47の表面に密着する
ことを防止することができる。
【0034】尚、この実施形態ではガイド孔5の先端部
分が閉塞されている。また、シース3のガイド孔5とガ
イド部材10の部分には処置具挿通用チャンネルを形成
しないが、軸受孔4とガイド孔5を避けてシース3に設
けるようにしてもよい。また、観察用プローブ41を連
結部材に固定的に設置するものであってもよい。
【0035】[第3の実施形態]図5に基づいて本発明
の第3の実施形態に係る内視鏡装置について説明する。
ただし、第1の実施形態と同一の構成についての詳細な
説明は省略する。
【0036】この実施形態は第2の実施形態のものと同
様、照明手段と観察手段を内視鏡本体1に直接組み込む
ものではなく、上記プローブ41を内視鏡本体1に着脱
自在に組み込めるようにしたものである。
【0037】この第3の実施形態では先端ヘッド部材7
に上記プローブ41を挿通するガイド孔55を貫通して
設け、上記シース3の先端に先端ヘッド部材7を突き当
てて接合する閉じた状態で、ガイド孔55の先端開口5
6付近に上記プローブ41の先端を臨ませ得るように構
成した。上記シース3のガイド孔5は先端が開放される
ことなく、第1の実施形態の場合と同様、前方へ開口し
ている。上記先端ヘッド部材7の後端面からなる斜面1
5にはミラー50が配置されている。
【0038】この内視鏡装置を使用する場合、図5
(a)で示すように、上記シース3の先端面13に上記
先端ヘッド部材7の斜面15を突き当て接合する空間2
0を閉じた状態とすると共に、上記ガイド孔55の先端
開口56まで、プローブ41を挿入した状態で、先端ヘ
ッド部材7の部分から肛門内に挿入する。そして、先端
ヘッド部材7が患部を僅かに越えたと思われる位置まで
挿入したところで、上記シース3のみを後退させる。す
ると、図5(b)で示すように、上記観察作業用空間2
0が形成される。
【0039】この際、上記プローブ41の先端が上記シ
ース3の先端近くまで後退させることにより観察作業用
空間20が形成される状況、およびこの観察作業用空間
20に患部が入り込む状況等を観察することができる。
また、ミラー50に写る像も観察できる。さらに処置具
挿通用チャンネル12を通じて処置具57を挿入して治
療を行う。
【0040】[第4の実施形態]図6乃至図10に基づ
いて本発明の第4の実施形態に係る内視鏡装置について
説明する。
【0041】図6で示すように、内視鏡装置の内視鏡本
体61は体内に挿入する部分となるシース62を有し、
このシース62には前後に貫通する軸受孔63と、2つ
のガイド孔64,65が、そのシース62の軸方向に沿
って平行に配置された状態で設けられている。軸受孔6
3はシース62の中央に配置され、硬性の連結部材を兼
ねた硬性の軸部材66がスライド自在に嵌合するように
挿通されている。軸受孔63と軸部材66は図8で示す
如く、その横断面形状が矩形状の部材である。これらに
よって、シース62と軸部材66の両者がスライド自在
であり、同時に両者の回転が規制される回転規制手段と
前後移動のガイド手段を構成している。
【0042】上記軸部材66の先端には、砲弾頭形状の
先端ヘッド部材67が連結されている。また、シース6
2の後端から後方へ突き出した軸部材66の後端側部分
には円盤状の操作部材68が連結されている。そして、
操作部材68を前後に移動することによりシース62に
対して先端ヘッド部材67を回転させることなく、前後
方向にのみ相対的に移動させることができる。
【0043】上記シース62の先端面62aはそのシー
ス62の軸方向に直角な面として形成されており、上記
先端ヘッド部材67の後端面67aもシース62の軸方
向に直角な面として形成されている。そして、両面62
a,67aは平行に向き合っており、その間に空間70
を形成すると共に、上記シース62と上記先端ヘッド部
材67を近づけることにより図7で示すように向き合っ
て近接または密に接合し、その両面62a,67aの間
に形成されるべき、上記空間70を閉じる。
【0044】先端ヘッド部材67と操作部材68には一
方のガイド孔64の中心に合わせた孔71,72と、他
方のガイド孔66の中心に合わせた孔73,74とが形
成されている。そして、図7で示すように、一方のガイ
ド孔64と孔71,72の組のものにはヘッド部75に
対物光学系76を組み込んだ観察プローブ77が挿入さ
れる。また、他方のガイド孔65と孔73,74の組み
のものには先端に照明光学系78を組み込んだ照明プロ
ーブ79が挿入される。
【0045】上記観察プローブ77のヘッド部75には
対物光学系76により観察する像を撮像するCCD等の
固体撮像素子81が設けられている。固体撮像素子81
によって得た撮像信号は先端ヘッド75に接続した信号
ケーブル82を通じて図示しない信号処理回路に入力さ
れる。尚、観察プローブ77のヘッド部75は図6で示
すように操作部材68に至る長さのものであっても、図
7で示すように上記先端ヘッド部材67から上記シース
62の途中に至る短い長さのものであってもよい。
【0046】上記照明プローブ79はライトガイドファ
イバー束83により図示しない照明用光源から伝送され
てきた照明光を照明光学系78を通じて出射するように
なっている。
【0047】上記観察プローブ77と上記照明プローブ
79は先端ヘッド部材67に連動して一緒に移動する。
このための駆動機構が、ピニオンラック機構によって構
成される。すなわち、図7および図8で示すように、シ
ース62の部材には、軸部材66と観察プローブ77の
間に位置して第1のピニオンギア85が設けられてい
る。軸部材66と観察プローブ77にはその第1のピニ
オンギア85にそれぞれ噛み合う、ラック部86,87
が形成されている。
【0048】さらに、シース62の部材には軸部材66
と照明プローブ79の間に位置して第2のピニオンギア
88が設けられている。軸部材66と観察プローブ77
にはその第2のピニオンギア88にそれぞれ噛み合う、
ラック部89,90が形成されている。
【0049】そこで、シース62の部材に対して、軸部
材66を移動すると、上記ピニオンラック機構によっ
て、観察プローブ77と上記照明プローブ79は、先端
ヘッド部材67の移動する向きと逆向きに一緒に移動す
ることになる。また、第1のピニオンギア85と第2の
ピニオンギア88のピッチ径および歯数は等しいため、
先端ヘッド部材67と観察プローブ77と照明プローブ
79の移動量は等しい。もちろん、必要に応じ、例えば
歯車列を用いて、先端ヘッド部材67に対する観察プロ
ーブ77と照明プローブ79の移動量が異なるように設
定してもよい。
【0050】図7で示す如く、先端ヘッド部材67がシ
ース62の先端に近接または接合する空間70を閉じた
状態において、上記観察プローブ77と上記照明プロー
ブ79の先端部分のいずれもが先端ヘッド部材67の孔
71,72内に侵入して位置し、孔71,72の先端開
口に臨むようにする。
【0051】第1のピニオンギア85と第2のピニオン
ギア88を取り付ける構造は図8で示すようなってい
る。すなわち、シース62が左右二つ割り構造のもので
あり、その左右の部材62c,62dには第1のピニオ
ンギア85と第2のピニオンギア88の各軸91,92
が架設されている。左右の部材62c,62dはカバー
93によって覆われている。
【0052】一方の部材62aには処置具挿通用チャン
ネル94が形成されている。また、先端ヘッド部材67
および操作部材68にも上記処置具挿通用チャンネル9
4に対応する位置に同じ径のチャンネル95,96が形
成されている。
【0053】尚、上記先端ヘッド部材67に連結される
軸部材66を操作するための操作部材68を設ける代わ
りに図10で示すように軸部材66の後端部に操作部9
7を設ける構成のものとしてもよい。図10で示すもの
ではそのシース62の後端に保持用鍔98を設けた。
【0054】この内視鏡装置を使用する場合は、シース
62に対して軸部材66を引き込み後退させて、上記シ
ース62の先端面62aと上記先端ヘッド部材67の後
端面67aの間を閉じる状態にする。このとき、上記観
察プローブ77と上記照明プローブ79の先端はいずれ
も先端ヘッド部材67の孔71,72の先端開口に臨
む。そして、先端ヘッド部材67の部分から図10
(a)で示すように肛門内に挿入し、先端ヘッド部材6
7が患部80を僅かに越えたと思われる位置まで挿入し
たところで、上記シース62のみを後退し、図10
(b)で示すように上記シース62の先端面62aと上
記先端ヘッド部材67の後端面67aの間に観察作業用
空間20を形成する。このとき、上記観察プローブ77
の先端と上記照明プローブ79の先端はシース62の先
端面62aまで後退しているから、その観察作業用空間
20が形成される状況およびこの観察作業用空間20内
に患部80が入り込む状況等を容易に観察することがで
きる。また、処置具挿通用チャンネル94を通じて処置
具等を挿入して患部の治療を行うことができる。
【0055】[第5の実施形態]図11に基づいて本発
明の第5の実施形態に係る内視鏡装置について説明す
る。この実施形態に係る内視鏡装置では前述した第4の
実施形態に係る内視鏡装置に比べて以下の点が相違す
る。すなわち、照明プローブ79が軸部材66の動きに
連動させることなく、ガイド孔64と孔71,72の組
みのチャンネルの内部に、スライド自在に挿通し、単独
で進退させ得るようにしたものである。その他は前述し
た第4の実施形態のものと同様である。
【0056】図11(a)は上記シース62の先端面6
2aと上記先端ヘッド部材67の後端面67aの間が閉
じた状態を示す。観察プローブ77の先端は先端ヘッド
部材67の先端近くに位置して前方を観察できる。この
状態で肛門内に挿入する。
【0057】次に、図11(b)で示すように、先端ヘ
ッド部材67を残してシース62の方を後退させて、そ
のシース62の先端面62aと先端ヘッド部材67の後
端面67aの間を開き、その間に肛門内で観察作業用空
間20を形成する。この時、照明プローブ79はその先
端がシース62の先端面62aに位置する後退するポジ
ションに常時置き、観察プローブ77のみを移動させる
ようにして使用してもよい。
【0058】尚、先端ヘッド部材67の孔72内に照明
用リレーレンズを配設して封止するようにしたものであ
ってもよい。
【0059】[第6の実施形態]図12および図13に
基づいて本発明の第6の実施形態に係る内視鏡装置につ
いて説明する。この内視鏡装置では前述した第4の実施
形態に係る内視鏡装置に比べて以下の点が相違する。観
察プローブ77と照明プローブ79が軸部材66の動き
に連動させることなく、それぞれが単独で進退させ得る
ようにしたものである。その他は前述した第4の実施形
態のものと同様である。
【0060】図12(a)は、上記シース62の先端面
62aと上記先端ヘッド部材67の後端面67aの間を
閉じた状態を示す。そして、この状態で肛門内に挿入す
る。観察プローブ77の先端は先端ヘッド部材67の先
端近くに後退位置して前方を広く観察できるようにす
る。照明プローブ79はその先端がシース62の先端面
62aに位置するまで後退させおき、先端ヘッド部材6
7の孔71を通じて前方へ照明光を照射する。
【0061】次に、図12(b)で示すようにシース6
2を後退し、その先端側に観察作業用空間20を形成す
る。もちろん、照明プローブ79はその先端がシース6
2の先端面62aに位置する後退するポジションに常時
置き、観察プローブ77のみを移動させるようにして使
用するようにしてもよい。
【0062】尚、図12(b)で示すように使用する場
合には、先端ヘッド部材67の孔72内に照明用リレー
レンズを配設して封止するようにしたものであってもよ
い。
【0063】尚、図13(a)(b)で示す別の使用例
は、先端ヘッド部材67の孔71内にまで照明プローブ
79を前進させ、その先端を先端ヘッド部材67の先端
面近くに位置させて前方を広く効率よく照明するように
したものである。
【0064】[第7の実施形態]図14に基づいて本発
明の第7の実施形態に係る内視鏡装置について説明す
る。この内視鏡装置では前述した第4の実施形態に係る
内視鏡装置に比べて以下の点が相違する。すなわち、こ
れは観察プローブ77が外側へ斜めに向けた照明光学系
100を構成したものである。
【0065】[第8の実施形態]図15乃至図17に基
づいて本発明の第8の実施形態に係る内視鏡装置につい
て説明する。この第8の実施形態では肛門用内視鏡装置
に係り、これはスコープ用シース(プローブ)101と
トラカール102を備える。シース101の挿入先端部
103は先細りの円錐形状に形成され、その縦断面形状
は中央部分が緩やかに窪んだ形になっている。挿入先端
部103の最先端頭部分104は球状に丸められてい
る。
【0066】上記挿入先端部103の上面中間部にはそ
の部分を、軸中心まで深く切り欠いて形成される凹部1
05が設けられている。この凹部105を形成する切欠
き部分の先端壁面106と後端壁面107はそれぞれシ
ース101の軸方向に直角な立ち上がり壁によって形成
されている。凹部105の底面108はシース101の
中心軸に沿って位置する。
【0067】凹部105の後端壁面107には対物光学
系の観察窓111と照明光学系の照明窓112と挿通用
チャンネル113の先端開口114が設けられている。
そして、凹部105内によって形成される作業用空間1
15内を照明しながら観察することができると共に挿通
用チャンネル113を通じて挿通した処置具(図示せ
ず)を先端開口114から突き出し、作業用空間115
内を観察する状態で処置することができるようになって
いる。
【0068】上記トラカール102はシース101の挿
入先端部103に対して略密に被嵌される。トラカール
102の、挿入先端部103に被嵌した部分の形状はそ
の挿入先端部103の先細りの円錐形状にならう形状に
形成されている。シース101の挿入先端部103はト
ラカール102にぴったりと嵌まるマンドリンの形態に
なっている。そして、トラカール102はシース101
の挿入先端部103に被嵌した状態でその軸まわりに回
転自在である。
【0069】トラカール102にはその先端から側部に
かけて切り欠かれた窓部121が形成され、窓部121
は挿入先端部103の最先端頭部分104と挿入先端部
103の一側面部が露出するように形成されている。ト
ラカール102の先端はシース101に被嵌した状態で
凹部105の先端壁面106の位置よりも先端側に位置
する。窓部121の後端は凹部105の後端壁面107
の位置に一致し、あるいはその近傍に位置する。
【0070】トラカール102の後端には筒状の把持部
122が後方へ延出して形成されている。この把持部1
22を持ってトラカール102を回転操作することがで
きる。トラカール102を回転して図15で示すように
切り欠かれた窓部121を凹部105からずらすことに
よりその凹部105を閉塞する。また、トラカール10
2を回転して図16で示すように切り欠かれた窓部12
1をシース101の凹部105に合わせることによりそ
の凹部105を開口することができる。通常、180°
毎に回転させることによりその凹部105を開閉する。
【0071】そして、この肛門用内視鏡装置を使用する
場合には図15で示すようにトラカール102でシース
101の凹部105を閉じた状態で肛門に挿入する。ト
ラカール102が透明であれば、挿入する部位の状態を
観察することができる。
【0072】肛門に挿入した後、シース101を回転
し、切り欠かれた窓部121をシース101の凹部10
5に合わせることによりその凹部105を開口し、図1
7で示すように凹部105内に患部125を入り込ませ
る。そして、対物光学系と照明光学系によりその凹部1
05内の患部125を照明し、観察して、診断する。ま
た、挿通用チャンネル113を通じて処置具(図示せ
ず)を挿入し、その患部125を処置する。
【0073】本発明は前述した各実施形態のものに限定
されない。また、上記各実施形態の説明によれば少なく
とも以下に列記する事項及びその任意の組み合わせの事
項のものが得られる。
【0074】<付記> 1.体腔内に挿入されるシースと、このシースの先端側
前方に配置され、ガイド手段によって上記シースの軸方
向に進退自在に設けられた先端ヘッド部材と、上記シー
スの先端面と上記先端ヘッド部材の後端面の間に形成さ
れ、上記シースと上記先端ヘッド部材の少なくとも一方
を軸方向へ進退させることによって開閉される空間と、
上記シースと上記先端ヘッド部材の少なくとも一方を軸
方向へ進退させる操作手段とを具備したことを特徴とす
る体腔内腔確保装置。
【0075】2.上記先端ヘッド部材に上記空間内を含
む後方の領域を観察できる観察手段を設けたことを特徴
とする第1項に記載の体腔内腔確保装置。
【0076】3.上記シースの部材に上記空間内を含む
領域を観察できる観察手段を設けたことを特徴とする第
1項に記載の体腔内腔確保装置。
【0077】4.上記シースの部材に上記空間内にスコ
ープや処置具等の器具を誘導する挿通用チャンネルを設
けたことを特徴とする第1項に記載の体腔内腔確保装
置。
【0078】5.上記シースの先端面が斜面であり、上
記先端ヘッド部材の後端面が上記シースの先端斜面に平
行な斜面であり、上記シースと上記先端ヘッド部材の回
転を阻止する回転規制手段を設けたことを特徴とする第
1〜4項に記載の体腔内腔確保装置。
【0079】6.体腔内に挿入されるシースと、このシ
ースの挿入先端部における側部に開口するように形成さ
れた凹部と、上記シースの挿入先端部に被嵌され、挿入
先端部の軸まわりに回転自在なカバーと、上記カバーの
一部に切り欠き形成された窓部とを具備し、上記シース
まわりに上記カバーを回転して上記凹部と上記窓部を合
わせて上記凹部を開口することを特徴とする体腔内腔確
保装置。
【0080】7.上記シースの部材に上記凹部内空間を
含む領域を観察できる観察手段を設けたことを特徴とす
る第6項に記載の体腔内腔確保装置。
【0081】8.上記シースの部材に上記凹部内空間に
処置具を誘導する処置具挿通用チャンネルを設けたこと
を特徴とする第6、7項に記載の体腔内腔確保装置。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、周
囲に大きく開口した診断・治療用空間を確保し、その空
間内に極力自然な状態で病変部を取り込み、病変部を診
察・治療することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る内視鏡装置の斜視図。
【図2】第1の実施形態に係る内視鏡装置の先端部の縦
断面図。
【図3】第1の実施形態に係る内視鏡装置の使用状態の
説明図。
【図4】第2の実施形態に係る内視鏡装置の先端部の縦
断面図。
【図5】第3の実施形態に係る内視鏡装置の縦断面図。
【図6】第4の実施形態に係る内視鏡装置の斜視図。
【図7】第4の実施形態に係る内視鏡装置の先端部の縦
断面図。
【図8】図7中、A−A線に沿う部分の横断面図。
【図9】第4の実施形態に係る内視鏡装置の観察用プロ
ーブの断面図。
【図10】第4の実施形態に係る内視鏡装置の変形例の
使用状態における縦断面図。
【図11】第5の実施形態に係る内視鏡装置の使用状態
における先端部の縦断面図。
【図12】第6の実施形態に係る内視鏡装置の使用状態
における先端部の縦断面図。
【図13】第6の実施形態に係る内視鏡装置の他の使用
状態における先端部の縦断面図。
【図14】第7の実施形態に係る内視鏡装置における先
端部の縦断面図。
【図15】本発明の第8の実施形態に係る内視鏡装置の
空間部を閉じた状態での斜視図。
【図16】本発明の第8の実施形態に係る内視鏡装置の
空間部を開いた状態での斜視図。
【図17】本発明の第8の実施形態に係る内視鏡装置の
使用状態の断面図。
【符号の説明】
1…内視鏡本体、2…TVカメラ装置、3…シース、4
…軸受孔、5…ガイド孔、6…軸部材、7…先端ヘッド
部材、8…回転規制部材、10…ガイド部材、11…処
置具用口部、12…チャンネル、13…先端面、15…
斜面、16…対物レンズ、17…照明用窓、20…診断
または治療を行う空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 梶 国英 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 濱▲崎▼ 昌典 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内藤 観 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 本多 武道 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 前田 俊成 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 平岡 仁 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 GG22 MM26 4C061 AA04 BB03 CC06 DD00 FF43 GG26

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体腔内に挿入されるシースと、 このシースの先端側前方に配置され、ガイド手段によっ
    て上記シースの軸方向に進退自在に設けられた先端ヘッ
    ド部材と、 上記シースの先端面と上記先端ヘッド部材の後端面の間
    に形成され、上記シースと上記先端ヘッド部材の少なく
    とも一方を軸方向へ進退させることによって開閉される
    空間と、 上記シースと上記先端ヘッド部材の少なくとも一方を軸
    方向へ進退させる操作手段とを具備したことを特徴とす
    る体腔内腔確保装置。
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