JP2001006833A - バルブソケット - Google Patents

バルブソケット

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JP2001006833A JP11173480A JP17348099A JP2001006833A JP 2001006833 A JP2001006833 A JP 2001006833A JP 11173480 A JP11173480 A JP 11173480A JP 17348099 A JP17348099 A JP 17348099A JP 2001006833 A JP2001006833 A JP 2001006833A
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隆之 八木
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    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バヨネット構造を有するバルブソケットの着
脱性を改善すると共に、バヨネット部での挟持力を向上
して保持安定性を高めたバルブソケットを提供する。 【解決手段】 バルブソケット10に設けられるバヨネ
ット部14の構成として、ソケット本体11の円周複数
箇所に配設された係止突起112と、この係止突起11
2に対して筒軸方向に所定の間隔をおき、かつソケット
本体11の円周方向の複数箇所においてそれぞれ外径方
向に突出された複数の挟持片115〜118とを備えて
おり、前記複数の挟持片は、突出長さの短い短側挟持片
115,116と、この短側挟持片よりも突出長さの長
い長側挟持片117,118とで構成される。突出長さ
の短い短側挟持片115,116を高い剛性の挟持片と
して構成でき、突出長さの長い長側挟持片117,11
8を高い弾性の挟持片として構成できるので、バルブソ
ケット10をリフレクタ40に着脱する際の操作性を改
善する一方で、装着状態における挟持力を高めてバルブ
ソケットの安定した保持状態を確保することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は灯具の光源となるバ
ルブを灯具ハウジングに装着するために用いられるバル
ブソケットに関し、特に灯具ハウジングに対して着脱可
能なバヨネット構造を備えるバルブソケットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車用の灯具では、灯具の筐体として
の灯具ボディや、灯具ボディ内に内装されたリフレクタ
等で構成される灯具ハウジングにバルブを装着するため
の構造として、当該バルブをバルブソケットに保持し、
かつ当該バルブソケットを前記灯具ボディあるいはリフ
レクタに装着する構造が用いられることが多い。この種
のバルブソケットでは、バルブの交換を可能とするため
に、バルブソケットの着脱を容易に行うことが好まし
く、その着脱可能な構造としてバヨネット構造が用いら
れる。図6は従来のバヨネット構造を備えるバルブソケ
ット10Aの一例の斜視図であり、ソケット本体11A
は図示上側のバルブ30を支持するバルブ支持部12A
が角筒状に形成され、その開口部201内にはコンタク
ト202が内装され、前記開口部201に挿入されるバ
ルブの電極に接触して電気接続が行われる。また、前記
ソケット本体11Aは、図示下側の前記バルブ支持部1
2Aにつながる領域が円筒状に形成されており、ここに
バヨネット部14Aが形成されている。前記バヨネッ部
14Aは、前記ソケット本体11Aの円周面の円周複数
箇所に外径方向に突出された係止突起211が設けられ
る。また、前記周面には前記係止突起211に対して筒
軸方向に沿った後方側に微小寸法で対向された花弁状を
した複数の弾性挟持片212が設けられる。
【0003】このようなバルブソケット10Aでは、同
図に示すように、例えばリフレクタ40の背面に開口さ
れたソケット取付穴41の内縁に沿った複数箇所に、前
記係止突起211に対応する複数の係止溝42を形成し
ておき、バルブソケット10Aを前端側から前記ソケッ
ト取付穴41に挿入し、弾性挟持片212を筒軸方向に
弾性変形させながら係止突起211を前記係止溝42に
挿通したところでバルブソケット10Aを筒軸回りに微
小角度回動する。これにより、図7にその側面図を示す
ように、係止突起211と弾性挟持片212との間に前
記ソケット取付穴41の周縁部が進入されて挟持される
ため、この挟持力でバルブソケット10Aをリフレクタ
40に装着することが可能となる。また、装着した状態
のバルブソケット10Aを前記とは逆方向に回動するこ
とで、前記した挟持状態を解消し、バルブソケット10
Aをリフレクタ40から離脱することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のバル
ブソケットでは、係止突起211と弾性挟持片212と
でソケット取付穴41の周縁部を挟持することによって
バルブソケット10Aをリフレクタ40に保持させてい
るため、挟持力を高める場合には弾性挟持片212の剛
性を高めることが好ましい。前記弾性挟持片212はソ
ケット本体11Aと一体に樹脂成形により形成されてい
るため、剛性を高めるには弾性挟持片212の肉厚を厚
くすればよいが、あまり剛性を高くすると、弾性挟持片
212を弾性変形することが困難になり、前記したよう
にバルブソケット10Aをリフレクタ40に装着、離脱
する際にバルブソケット10Aとリフレクタ40との間
に生じる摩擦力が大きくなり、バルブソケットを回転す
る際に大きな力が必要となり、バルブソケットの着脱性
が悪くなる。逆に、弾性挟持片212の剛性を低くして
弾性変形し易くすると、前記したような着脱性は改善さ
れるが、弾性挟持片212における挟持力が低下され、
バルブソケット10Aをリフレクタ40に対して安定に
保持することが困難になる。特に、図7に矢印で示すよ
うにバルブソケット10Aに筒軸方向の大きな外力が加
えられたときに、弾性挟持片212が容易に弾性変形し
て、バヨネット部14Aでの挟持力が低下されてしま
う。
【0005】本発明の目的は、このような弾性挟持片で
の相反する要求に対処して、着脱性を改善すると共に挟
持力を向上して保持安定性を高めたバルブソケットを提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、バルブソケッ
トに設けられるバヨネット部の構成として、ソケット本
体の円周複数箇所に配設された係止突起と、前記係止突
起に対して筒軸方向に所定の間隔をおいて前記ソケット
本体の円周方向の複数箇所においてそれぞれ外径方向に
突出された複数の挟持片とを備えており、前記複数の挟
持片は、突出長さの短い短側挟持片と、前記短側挟持片
よりも突出長さの長い長側挟持片とで構成されることを
特徴としている。ここで、前記複数の挟持片は、前記ソ
ケット本体の筒軸位置に設けられた円板状のフランジの
一部で構成され、前記フランジの円周複数箇所に設けら
れて円周方向に交差する方向に延びる複数のスリット対
によってそれぞれ隔成された複数の舌状片として構成さ
れることが好ましい。
【0007】また、本発明においては、次の形態とする
ことが好ましい。前記ソケット本体の円周面の少なくと
も一部には、内径方向に向けて凹まされた切り欠き部が
設けられ、前記長側挟持片は前記切り欠き部が設けられ
た円周面位置に配設される。また、前記長側挟持片は外
径方向の先端から内径方向に向けてその肉厚が増大され
る。さらに、前記バルブ支持部は長方形をした角筒状に
形成され、前記長側挟持片は前記バルブ支持部の長手方
向とほぼ平行な方向に延長される。また、前記複数の挟
持片は外径方向の先端部の前記係止突起に対向する側の
面に筒軸方向の当接突起が形成され、かつ前記当接突起
は円周方向に等間隔で配置される。
【0008】本発明によれば、突出長さの短い短側挟持
片を高い剛性の挟持片として構成でき、短側挟持片より
も突出長さの長い長側挟持片を弾性のある挟持片として
構成できるので、これら短側挟持片と長側挟持片におけ
る高剛性、高弾性の各特性によって、バルブソケットを
灯具側に着脱する際の操作性を改善する一方で、装着状
態における挟持力を高めてバルブソケットの安定した保
持状態を確保することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明をウェッジベースバル
ブと称される無口金電球を装着するためのバルブソケッ
ト1に適用した実施形態の斜視図である。また、図2は
その平面図、図3は正面図である。前記バルブソケット
10は、樹脂成形により形成された概略形状が筒状をし
たソケット本体11を有しており、前記ソケット本体1
1の図示上側の前端部は角筒状をしたバルブ支持部12
としして構成され、図示下側の後端部は異形状をしたコ
ネクタ部13として構成されている。また、前記バルブ
支持部12とコネクタ部13との境界領域の前記ソケッ
ト本体11は円筒状に形成され、当該バルブソケット1
0を灯具側に装着するためのバヨネット部14として構
成されている。また、前記ソケット本体11内には、図
4に図2のAA線断面図を示すように、前記バルブ支持
部12からコネクタ部13にわたって金属片を加工した
複数本、ここでは2本のコンタクト20が前記ソケット
本体11内に挿入されて内装支持されている。前記コン
タクト20はその前端側の領域が前記バルブ支持部12
のバルブコンタクト片部21として構成され、他端側の
領域は前記コネクタ部13のコネクタ片部22として構
成されている。さらに、前記バルブ支持部12には、ウ
ェッジベースバルブ30が装着でき、前記コネクタ部1
3には図外の車載電源に接続された電源側コネクタが嵌
合でき、前記コンタクト20を介して前記ウェッジベー
スバルブ30に対して車載電源の電気接続が行われるよ
うに構成されている。
【0010】前記バルブ支持部12は、前記ウェッジベ
ースバルブ30のベース部31の形状に対応した偏平に
近い長方形の開口形状をした角筒状に形成されており、
その前端開口部101内に前記ウェッジベースバルブ3
0の前記ベース部31が嵌入可能とされている。前記ウ
ェッジベースバルブ30は、知られているようにベース
部31が偏平に形成され、バルブ30内に内装されてい
るフィラメント32に電気接続されている2本の線状電
極33が前記ベース部31の両面に沿って屈曲状態に配
設されている。そして、前記ベース部31が前記バルブ
支持部12の前端開口部101内に内装されたときに
は、前記ベース部31の各電極33が前記ソケット本体
11内に内装されている前記コンタクト20のバルブコ
ンタクト片部21に弾性的に接触し、電気接続されるよ
うに構成されている。なお、前記バルブ支持部12の前
記前端開口部101内には、前記ウェッジベースバルブ
30のベース部31に設けられたくさび状の凸部34と
互いに係合してウェッジベースバルブ30の脱落を防止
するための係止片102と、前記ベース部31における
ベース長手方向のガタを吸収するためのガタ吸収片10
3がそれぞれ一体に形成され、前記バルブ支持部12に
嵌入されたウェッジバルブバルブ30を安定した状態に
支持する構成となっている。なお、ここではその詳細な
説明は省略する。
【0011】一方、前記コネクタ部13は、この実施形
態では後端部から見た形状が凸字型をした筒状に形成さ
れており、その内底部に前記コンタクト20のコネクタ
片部22が開口側に向けて突出状態に支持されている。
そのため、前記コネクタ部13に対応した形状に構成さ
れている図外の電源側コネクタを前記コネクタ部13に
嵌合することにより、当該電源側コンタクトの図外のコ
ネクタ片を前記コネクタ片部22に接触させ、相互の電
気接続が可能とされている。
【0012】また、前記バヨネット部14は、前記した
ように前記ソケット本体11の外形が円筒状に形成され
ているが、ここでは前記バルブ支持部12の角筒形状が
ウェッジベースバルブ30のベース部31に対応して偏
平に近い長方形をしていることを利用し、その長辺方向
に沿った対角位置の両側部をそれぞれ筒軸の中心側に向
けて直角くの字型に削除した切り欠き部111が設けら
れている。そして、前記切り欠き部111以外の円周面
には、複数個の係止突起112が径方向に突出されてお
り、これらの係止突起112は円周方向の一端部がテー
パ状に形成されるとともに、図1に示されるように、リ
フレクタ40の背面に設けられている円形をしたソケッ
ト取付穴41の周縁に円周配置された係止溝42に対応
され、各係止突起112が各係止溝42を挿通すること
が可能に構成されている。また、前記バヨネット部14
における円周面には、前記各係止突起112と筒軸方向
に微小間隔、すなわち前記リフレクタ40の肉厚寸法に
ほぼ等しい間隔をおいて円板状のフランジ113が一体
に形成されている。そして、前記フランジ113には、
その円周方向にほぼ4等分された位置において、それぞ
れ円周方向に交差する方向に延びる微小間隔で対をなす
スリット114が形成されており、これにより各対のス
リット114間にそれぞれ舌片状の挟持片、すなわち、
合計で4本の挟持片115〜118が形成されている。
また、ここでは、前記4本の挟持片115〜118は後
面側においてその肉厚が前記フランジ113の肉厚より
も薄肉に形成されている。
【0013】前記4本の挟持片115〜118のうち、
径方向に対向配置される2つの挟持片115,116
は、前記切り欠き部111が形成されていない円周面に
配置されており、しかも各挟持片115,116はソケ
ット本体11の半径方向に向けて形成されているため、
これら挟持片115,116はその片の長さが短い短側
挟持片として構成されている。一方、前記短側挟持片1
15,116とほぼ直交する円周位置に設けられている
他の2つの挟持片117,118は、前記切り欠き部1
11から突出するように形成されており、しかも前記バ
ルブ支持部12の長方形をした開口部101の長手方向
とほぼ平行な方向に向けて形成されているため、これら
の挟持片117,118はその長さが前記フランジ11
3の径方向の寸法よりも長い長さの長側挟持片として構
成されている。また、この長側挟持片117,118
は、図4から判るように、その外径方向の先端部から前
記切り欠き部111に向けてその肉厚が徐々に増大する
ように構成されている。そして、前記短側挟持片11
5,116と長側挟持片117,118のいずれにも、
それぞれの先端部でかつ前記係止突起112に対向する
面には前記フランジ113の前面よりも筒軸方向に微小
寸法で突出されている当接突起115a〜118aが形
成されている。なお、前記フランジ113に設けられて
いる筒軸方向の穴119は、前記バルブソケットを樹脂
成形する際に利用される前記係止突起112を成形する
際の金型の抜き穴である。
【0014】以上の構成のバルブソケット10によれ
ば、これまでと同様に、ソケット本体11のバルブ支持
部12にウェッジベースバルブ30のベース部31を嵌
入することにより、ウェッジベースバルブ30をバルブ
支持部12に支持するとともに、ウェッジベースバルブ
30の電極33に対してソケット本体11内に内装され
ているコンタクト20のバルブコンタクト片部21が接
触され、電気接続が行われる。そして、前記バルブソケ
ット10をバルブ支持部12側からリフレクタ40のソ
ケット取付穴41に挿入する。このとき、バヨネット部
14の各係止突起112を係止溝42に位置合わせする
ことで、各係止突起112は係止溝42を挿通され、こ
れによりソケット本体11はフランジ113がリフレク
タ40の背面に近接される位置まで挿入される。その上
で、ソケット本体11を筒軸回り方向に回動すると、各
係止突起112はテーパ状の部分でのくさび作用によっ
てリフレクタ40の内面に沿って回動される。また、こ
のとき、リフレクタ40の背面側では、4本の挟持片1
15〜118の各先端部に設けた当接突起115a〜1
18aがリフレクタ40の背面に当接し、幾分筒軸方向
に弾性変形される。この結果、所定の角度だけバルブソ
ケット10が回動されると、係止突起112と挟持片1
15〜118との間にリフレクタ40のソケット取付穴
41の周縁部が挟持され、すなわち図5に一部を破断し
た側面図を示すように、バルブソケット10がリフレク
タ40に装着されることになる。
【0015】ここで、前記4本の挟持片のうち、2本の
短側挟持片115,116は、その径方向の長さが長側
挟持片117,118よりも短いため、その筒軸方向の
弾性変形の程度は長側挟持片よりも低くされ、その剛性
は長側挟持片よりも高められている。一方、長側挟持片
117,118は、その逆に、短側挟持片115,11
6よりも剛性は低いが弾性変形され易くなっている。し
たがって、前記したようにハルブソケット10をリフレ
クタ40のソケット取付穴41に装着する際に、短側挟
持片115,116と長側挟持片117,118のそれ
ぞれの当接突起115a〜118aがリフレクタ40の
背面に当接されるが、長側挟持片117,118はその
弾性変形性によって当接力は低く、短側挟持片115,
116はその当接力が大きい状態となる。したがって、
バルブソケット10を回動する際にソケット本体11と
リフレクタ40との間の当接力に伴って生じる摩擦力
は、少なくとも2本の長側挟持片117,118の当接
力が低いことによって低減されることになり、従来構造
での挟持片の剛性を高めた場合に比較してバルブソケッ
トの着脱性を改善することが可能となる。また、このと
き、長側挟持片117,118は、ソケット本体11の
切り欠き部111から、バルブ支持部12の開口部10
1の長手方向と平行に延長しているため、フランジ11
3の径方向の寸法よりも長く形成でき、十分な弾力性を
得ることができる。また、前記長側挟持片117,11
8は外径方向の先端から切り欠き部111に向けて肉厚
が増大されているため、特に弾性変形時に切り欠き部側
に生じる応力を緩和してその折損が防止される。なお、
以上の作用はバルブソケット10をリフレクタ40から
離脱する場合においても同様である。
【0016】一方、バルブソケット10を装着した状態
では、短側挟持片115,116の剛性が高いため、こ
れら短側挟持片115,116の高い剛性に伴う高い挟
持力により、従来構造での挟持片の弾力性を高めた場合
に比較してバルブソケットの挟持強度を高めることが可
能となる。また、この実施形態では、前記4本の挟持片
115〜118と同じ平面位置にフランジ113が存在
しており、前記フランジ113はその肉厚が各挟持片1
15〜118に比較して厚くされ、これにより高い剛性
のフランジとして形成されているため、仮にバルブソケ
ット10に短側挟持片115,116の挟持力を越える
筒軸方向の外力が加えられた場合でも、フランジ113
によってその外力に抗して軸方向の移動を抑止すること
が可能となり、バルブソケット10におけるバヨネット
部14での挟持力を極めて高い状態に保持することが可
能となる。なお、前記フランジ113はバルブソケット
10の装着時に、ソケット本体11がソケット取付穴4
1内に過度に挿入されることを防止し、各挟持片115
〜118が折損されることを防止することも可能であ
る。また、前記フランジ113はバルブソケット10を
灯具に装着しないソケット単体状態においても、外力か
ら各挟持片の損傷を防止することができることは言うま
でもない。
【0017】以上のように、4本の挟持片を剛性の高い
2本の短側挟持片115,116と、弾性のある2本の
長側挟持片117,118とで構成することにより、バ
ルブソケット10の装着、離脱に際しての操作力を緩和
する一方で、リフレクタ40に装着した状態のバルブソ
ケット10での挟持力を高めることが可能となる。ま
た、この場合、前記実施形態では、各2本の短側挟持片
と長側挟持片のそれぞれの先端部の当接突起115a〜
118aが、ソケット本体11の円周方向のほぼ4等分
した位置に配置されているため、短側挟持片115,1
16と長側挟持片117,118による挟持力のバラン
スを保つ上でも有効である。
【0018】なお、前記実施形態では、本発明をウェッ
ジベースバルブ用のバルブソケットに適用しているが、
短側挟持片と長側挟持片をそれぞれ形成できる構成であ
れば、口金バルブ用のバルブソケットに適用することも
可能である。また、前記実施形態では、コネクタ一体型
のバルブソケットに適用しているが、コードにより電気
接続を行う構成のバルブソケットについても本発明を適
用することが可能である。さらに、リフレクタに設けら
れたソケット取付穴に装着するバルブソケットに限られ
るものではなく、灯具ボディに設けたソケット取付穴に
装着するバルブソケットに適用することも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バルブソ
ケットに設けられるバヨネット部を構成するための挟持
片を、ソケット本体の円周面の複数箇所において外径方
向に突出された複数の挟持片を備えており、かつこれら
複数の挟持片は、突出長さの短い短側挟持片と、前記短
側挟持片よりも突出長さの長い長側挟持片とで構成され
ているので、短側挟持片を高い剛性の挟持片として構成
でき、長側挟持片を弾性のある挟持片として構成できる
ので、これら短側挟持片と長側挟持片によって、バルブ
ソケットを灯具側に着脱する際の操作性を改善する一方
で、装着状態における挟持力を高めてバルブソケットの
安定した保持状態が確保できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルブソケットの実施形態を示し、バ
ルブソケット、バルブ、およびリフレクタ一部の斜視図
である。
【図2】図1のバルブソケットの平面図である。
【図3】図1のバルブソケットの正面図である。
【図4】図2のAA線に沿う断面図である。
【図5】図1のバルブソケットをリフレクタに装着した
状態の一部を破断した側面図である。
【図6】従来のバルブソケットの一例の斜視図である。
【図7】従来のバルブソケットをリフレクタに装着した
状態の断面図である。
【符号の説明】
10 バルブソケット 11 ソケット本体 12 バルブ支持部 13 コネクタ部 14 バヨネット部 20 コンタクト 30 ウェッジベースバルブ 31 ベース部 33 電極 40 リフレクタ 41 ソケット取付穴 42 係止溝 101 開口部 111 切り欠き部 112 係止突起 113 フランジ 114 スリット 115,116 短側挟持片 117,118 長側挟持片 115a〜118a 当接突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月24日(2000.4.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状をしたソケット本体を有し、前記ソ
    ケット本体にはバルブを支持するための筒状をしたバル
    ブ支持部と、前記ソケット本体の一部に設けられて前記
    ソケット本体を灯具に対して着脱可能としたバヨネット
    部を備えるバルブソケットにおいて、前記バヨネット部
    は、前記ソケット本体の円周複数箇所に配設された係止
    突起と、前記係止突起に対して筒軸方向に所定の間隔を
    おき、かつ前記ソケット本体の円周方向の複数箇所にお
    いてそれぞれ外径方向に突出された複数の挟持片とを備
    え、前記複数の挟持片は、突出長さの短い短側挟持片
    と、前記短側挟持片よりも突出長さの長い長側挟持片と
    で構成されることを特徴とするバルブソケット。
  2. 【請求項2】 前記複数の挟持片は、前記ソケット本体
    の筒軸位置に設けられた円板状のフランジの一部で構成
    され、前記フランジの円周複数箇所に設けられて円周方
    向に交差する方向に延びる複数のスリット対によってそ
    れぞれ隔成された複数の舌状片として構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のバルブソケット。
  3. 【請求項3】 前記ソケット本体の前記円周面の少なく
    とも一部には、内径方向に向けて凹まされた切り欠き部
    が設けられ、前記長側挟持片は前記切り欠き部が設けら
    れた円周面位置に配設されていることを特徴とする請求
    項1または2に記載のバルブソケット。
  4. 【請求項4】 前記長側挟持片は外径方向の先端から内
    径方向に向けてその肉厚が増大されていることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載のバルブソケッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記バルブ支持部は長方形をした角筒状
    に形成され、前記長側挟持片は前記バルブ支持部の長手
    方向とほぼ平行な方向に延長されていることを特徴とす
    る請求項3または4に記載のバルブソケット。
  6. 【請求項6】 前記複数の挟持片は外径方向の先端部の
    前記係止突起に対向する側の面に筒軸方向の当接突起が
    形成され、かつ前記当接突起は円周方向に等間隔で配置
    されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    かに記載のバルブソケット。
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