JP2001005777A - 個人情報管理装置 - Google Patents

個人情報管理装置

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JP2001005777A
JP2001005777A JP11177619A JP17761999A JP2001005777A JP 2001005777 A JP2001005777 A JP 2001005777A JP 11177619 A JP11177619 A JP 11177619A JP 17761999 A JP17761999 A JP 17761999A JP 2001005777 A JP2001005777 A JP 2001005777A
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JP11177619A
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Katsufumi Sato
克文 佐藤
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のアプリケーションサーバに対し使用する
個人情報を一元的に管理してアプリケーションサービス
要求毎の操作負担を軽減する個人情報管理装置を提供す
ること。 【解決手段】ネットワークを介し、特定の利用者を対象
にアプリケーションサービスを提供するアプリケーショ
ンサーバ1011、1012と、利用者情報を出力しア
プリケーションサーバ情報を入力する利用者端末103
1とが接続されたコンピュータシステムにおいて、アプ
リケーションサーバとの通信を行う対サーバ通信手段1
051と、利用者端末との通信を行う対端末通信手段1
061と、利用者の個人情報を格納するデータベース1
021と、データベースに対し個人情報の変更、入出力
等を操作するうデータベース管理手段1071と、利用
者の認証を行う認証手段1091と、各手段を制御する
実行制御手段1101とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の利用者を対
象にアプリケーションサービスを提供する複数のアプリ
ケーションサーバと利用者が操作を行う利用者端末がネ
ットワークにより接続されたコンピュータシステムにお
いて、特に個人情報を管理しアプリケーションサーバと
利用者端末との情報授受を支援する個人情報管理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アプリケーションサービスの内容
や処理手順を制御するアプリケーションサーバと利用者
に対して情報を表示したり利用者から情報を受け取る利
用者端末とがネットワークに接続されたコンピュータシ
ステムの特定の利用者に対してアプリケーションサービ
スを提供する場合、利用者は使用したいアプリケーショ
ンサービスを提供しているアプリケーションサーバに接
続しなければならない。その際、利用者のアカウント、
パスワード、性別、生年月日、所属などの個人情報がア
プリケーションサーバ毎に管理されており、利用者が複
数のアプリケーションサーバを使用する場合には、使用
するアプリケーションサーバ毎に個人情報を送信する必
要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアプリケーションサーバ毎に個人情報を管理する方
法では、使用する複数のアプリケーションサーバへの個
人情報の送信による利用者の操作負担の増加や、個人情
報が複数の場所に保存されることによる資源の冗長利用
や個人情報の不整合が生じる場合があるという問題があ
った。
【0004】本発明は、複数のアプリケーションサーバ
に対して使用する個人情報を一元的に管理して、アプリ
ケーションサーバ毎に送信しなければならないような利
用者の操作負担を軽減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、特定の利用者を対象にアプリケーション
サービスを提供するアプリケーションサーバと利用者が
送信するべき情報の出力やアプリケーションサーバが提
供する情報の入力を行う利用者端末との間に設けられた
個人情報管理装置であって、個人情報管理装置はネット
ワークを介してアプリケーションサーバとの間の通信を
行う対サーバ通信手段と、利用者端末との間の通信を行
う対端末通信手段と、利用者のアカウント、パスワー
ド、性別、生年月日、所属などで構成される個人情報を
格納するデータベースと、データベースに対して個人情
報の検索、登録、変更、削除などの操作を行うデータベ
ース管理手段と、利用者の認証を行う認証手段と、アプ
リケーションサービスに固有の権限情報などで構成され
るアプリケーション固有情報を利用者の個人情報と対応
づけて管理する固有情報管理手段と、対応する利用者の
固有情報をアプリケーションサーバと送受信する固有情
報通信手段と、ネットワーク上に配置された他の個人情
報管理装置との通信を行う対個人情報管理装置通信手段
とを備えるようにしたものである。
【0006】本発明は、個人情報管理装置が管理するデ
ータベースに格納した利用者の個人情報を複数のアプリ
ケーションサーバが参照し、利用者は一度の認証処理で
複数のアプリケーションサーバを利用することが可能と
なり、各種操作や処理を軽減することができる個人情報
管理装置が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ネットワークを介し、特定の利用者を対象にアプリ
ケーションサービスを提供するアプリケーションサーバ
と、利用者が送信する情報を出力しアプリケーションサ
ーバが提供する情報を入力する利用者端末とが接続され
たコンピュータシステムにおいて、ネットワークを介し
アプリケーションサーバとの通信を行う対サーバ通信手
段と、利用者端末との通信を行う対端末通信手段と、利
用者の個人情報を格納するデータベースと、前記データ
ベースに対して個人情報の検索、登録、変更、削除を含
む操作を行うデータベース管理手段と、利用者の認証を
行う認証手段と、前記各手段を制御する実行制御手段と
を備え、利用者の認証により個人情報に基づき得られた
認証情報をアプリケーションサーバに対する送信データ
に付加するようにしたものであり、複数のアプリケーシ
ョンサービスを利用する場合に、一度認証を行うことの
みでアプリケーションサーバ毎に認証処理を行う必要が
なく、認証処理を軽減することができるという作用を有
する。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、各アプ
リケーションサービスに固有の利用者の権限情報や利用
者とアプリケーションサーバとの通信メッセージを含む
アプリケーション固有情報と、アプリケーション固有情
報を利用者の個人情報と対応づけて管理する固有情報管
理手段と、対応する利用者の固人情報をアプリケーショ
ンサーバに対し送受信する固有情報通信手段とを備え、
アプリケーション固有情報を利用者の固人情報と対応づ
けて管理するようにしたものであり、個々のアプリケー
ションサービスに固有のアプリケーション固有情報を利
用者の固人情報と対応づけて管理するようにしたことに
より、利用者と個々のアプリケーションサーバとの間の
固有の操作を軽減することができるという作用を有す
る。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、複数の
利用者のグループを特定する情報で構成されるグループ
情報と、利用者の範囲を特定する条件に基いてグループ
を決定する利用者グループ決定手段とを備え、新たな利
用者の登録があった際にグループ情報を作成または更新
するようにしたものであり、グループを対象に情報提供
を行う際、情報を配信したい複数の利用者を選別する処
理を軽減することができるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項4に記載の発明は、前記ア
プリケーション固有情報に含まれているアプリケーショ
ンサーバと利用者との送受信メッセージと送受信が行わ
れた日時とから利用者が周期的に繰り返し送受信するメ
ッセージの特徴を抽出するアプリケーション固有情報特
徴抽出手段と、前記メッセージの特徴と現在時刻とを対
応づけて利用者が次に要求する情報を予測する要求予測
手段とを備え、アプリケーション固有情報から利用者が
周期的に繰り返し送受信するメッセージの特徴を抽出
し、時刻を対応づけて利用者が次に要求する情報を予測
するようにしたものであり、アプリケーション固有情報
から利用者が周期的に繰り返し送受信するメッセージの
特徴を抽出したものに、送受信した時刻を対応づけて利
用者が次に要求する情報を予測するようにしたことによ
り、要求される情報を利用者の操作に先行して受信し利
用者の応答待ち時間を短縮することができるという作用
を有する。
【0011】本発明の請求項5に記載の発明は、ネット
ワーク上に配置された他の個人情報管理装置との通信を
行う対個人情報管理装置通信手段と、個人情報管理装置
のネットワークアドレスを管理するアドレステーブル
と、必要に応じて他の個人情報管理装置に対し個人情報
の検索を要求する一元情報検索手段とを備え、利用者か
らの接続要求に対し必要に応じて他の個人情報管理装置
に対し個人情報の検索を要求するようにしたものであ
り、利用者からの接続要求を受信した際に、必要に応
じ、自動的に他の個人情報管理装置に対し個人情報の検
索を要求するようにしたことにより、利用者は自己の個
人情報の格納先を意識することなく任意の個人情報管理
装置に接続することができるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項6に記載の発明は、データ
ベースの内容を確認して個人情報やグループ情報を修正
するメンテナンスを行うメンテナンス実行手段を備え、
利用者が接続していない場合にデータベースの内容を自
動的に確認して、個人情報やグループ情報を修正するメ
ンテナンスを行うようにしたものであり、利用者が接続
していない場合などにデータベースの内容を自動的に確
認して、個人情報やグループ情報の重複登録や矛盾等の
修正のようなメンテナンスを定期的または自動的に行う
ようにしたことにより、管理者によるメンテナンス操作
の軽減を図ることができるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項7に記載の発明は、前記デ
ータベース管理手段が利用者に関するグループ情報を検
索する機能およびグループ情報に対して登録、変更、削
除などの操作を行う機能を含み、前記個人情報管理装置
は個人情報の更新を検出する個人情報更新検出手段を備
え、個人情報を更新した際に関係のあるグループ情報を
自動的に更新するようにしたものであり、個人情報を更
新した際に関係のあるグループ情報を自動的に更新する
ことができるようにしたことにより、メンテナンス操作
の軽減を図ることができるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項8に記載の発明は、個人情
報管理装置を起動して処理を開始し、利用者端末からの
接続要求の受信を監視し、接続要求を受信するとデータ
ベースから該当する利用者の個人情報を取得して認証を
行い、認証に成功した場合は利用者に対応する子プロセ
スを起動し、起動された子プロセスは処理を開始して対
端末通信手段及び対サーバ通信手段におけるデータ受信
を監視し、データを受信すると送信先を確認し、アプリ
ケーションサーバへの送信データであれば認証情報を付
加して対サーバ通信手段から送信し、利用者端末に対す
る送信データであれば対端末通信手段から送信するよう
にしたものであり、複数のアプリケーションサービスを
利用する場合に、一度認証を行うことのみでアプリケー
ションサーバ毎に認証処理を行う必要がなく、認証処理
を軽減することができるという作用を有する。
【0015】以下、添付図面、図1乃至図14に基づ
き、本発明の第1乃至第7の実施の形態を詳細に説明す
る。 (第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態におけ
る個人情報管理装置は、ネットワークを介してアプリケ
ーションサーバとの通信を行う対サーバ通信手段と、利
用者端末との通信を行う対端末通信手段と、データベー
スと、データベース管理手段と、認証手段と、これらの
実行制御を行う実行制御手段とを備え、利用者端末を介
して接続された利用者の認証を行うことにより得られた
認証情報をアプリケーションサーバに対するデータ送信
時に付加することにより、各々のアプリケーションサー
バとの認証処理を省略して利用者の認証操作の負担を軽
減することができるものである。
【0016】まず、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における個人情報管理装置の構成を説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における個人情報管理
装置の構成を示すブロック図である。図1において、1
011〜1012は特定の利用者を対象にアプリケーシ
ョンサービスを提供するアプリケーションサーバであ
る。1021は個人情報を格納するデータベースであ
る。1031は利用者が送信すべき情報の出力とアプリ
ケーションサーバ1011〜1012が提供する情報の
入力を行う利用者端末である。1041は個人情報管理
装置であり、対サーバ通信手段1051と、対端末通信
手段1061と、データベース管理手段1071と、個
人情報1081と、認証手段1091と、実行制御手段
1101とからなる。
【0017】対サーバ通信手段1051はネットワーク
を介してアプリケーションサーバ1011、1012と
の通信を行う手段である。対端末通信手段1061は同
様にネットワークを介して利用者端末1031との通信
を行う手段である。データベース管理手段1071はデ
ータベース1021に対して個人情報の検索、登録、変
更、削除などの操作を行う手段である。個人情報108
1は利用者のアカウント、パスワード、性別、生年月
日、所属などで構成される情報である。認証手段109
1は、利用者端末1031と対端末通信手段1061を
介して得られた利用者のアカウントおよびパスワード
と、データベースから取得した個人情報1081を用い
て認証を行う手段である。実行制御手段1101は対サ
ーバ通信手段1051、対端末通信手段1061、デー
タベース管理手段1071、認証手段1091の実行を
制御し、利用者端末1031からの認証データとデータ
ベースから取得した個人情報1081を用いて認証を行
い、認証が成功した場合には利用者端末1031及びア
プリケーションサーバ1011、1012からの受信デ
ータの配送を行う。
【0018】次に、図2を参照して、本発明の第1の実
施の形態における個人情報管理装置の動作を説明する。
図2は図1に示す本発明の第1の実施の形態における個
人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャートであ
る。なお、図2中、201、202、・・・、258は
処理手順の番号を示す。図2において、ステップ201
から207は管理装置本体の処理フローであり、ステッ
プ251から258はステップ205において、各利用
者に対応づけて起動される子プロセスの処理フローであ
る。まず、個人情報管理装置1041が起動すると、実
行制御手段1101が処理を開始し(ステップ20
1)、対端末通信手段1061が利用者端末1031か
らの接続要求の受信を監視する(ステップ202)。接
続要求を受信すると、データベース管理手段1071を
用いてデータベース1021から該当する利用者の個人
情報1081を取得し(ステップ203)、認証手段1
091により認証を行う(ステップ204)。
【0019】認証に失敗した場合にはその旨を利用者に
通知し(ステップ206)、対端末通信手段1061と
利用者端末1031との通信を切断する(ステップ20
7)。認証に成功した場合は、利用者に対応する子プロ
セスを起動して子プロセスに対し個人情報1081渡す
(ステップ205)。起動された子プロセスは処理を開
始し(ステップ251)、対端末通信手段1061と対
サーバ通信手段1051におけるデータ受信を監視する
(ステップ252)。データを受信した場合は、送信先
を確認し(ステップ253)、アプリケーションサーバ
1011〜1012への送信データであれば認証情報を
付加して対サーバ通信手段1051から送信する(ステ
ップ254)。また、利用者端末1031に対する送信
データであれば対端末通信手段1061から送信する
(ステップ255)。
【0020】次に、利用者端末1031との接続状況を
確認し(ステップ256)、接続されている場合にはデ
ータ通信処理(ステップ252〜256)を繰り返し実
行する。利用者端末1031との接続が切断された場合
には、データベース管理手段1071により個人情報を
データベースに保存して(ステップ257)処理を終了
する(ステップ258)。
【0021】上記のように、本発明の第1の実施の形態
においては、個人情報管理装置が、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベース管理手段と、認証
手段と、実行制御手段とを備え、アプリケーションサー
バへの送信データに個人情報に基いた認証情報を付加す
るよう構成したので、個々のアプリケーションサーバに
対する認証処理を省略することが可能となる。
【0022】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態における個人情報管理装置は、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベースと、データベース
管理手段と、認証手段と、固有情報管理手段と、固有情
報通信手段と、実行制御手段とを備え、アプリケーショ
ンサービスに固有のアプリケーション固有情報を利用者
の個人情報と対応づけて管理することにより、利用者と
アプリケーションサーバとの間の固有な操作の軽減を可
能にするものである。
【0023】まず、図3を参照して、本発明の第2の実
施の形態における個人情報管理装置の構成を説明する。
図3は本発明の第2の実施の形態における個人情報管理
装置の構成を示すブロック図である。図3において、3
011〜3013は特定の利用者を対象にアプリケーシ
ョンサービスを提供するアプリケーションサーバであ
る。3021は個人情報や後述のアプリケーション固有
情報を格納するデータベースである。3031は利用者
が送信すべき情報の出力とアプリケーションサーバ30
11〜3013が提供する情報の入力を行う利用者端末
である。3041個人情報管理装置であり、対サーバ通
信手段3051と、対端末通信手段3061と、データ
ベース管理手段3071と、個人情報3081と、認証
手段3091と、実行制御手段3101と、個有情報管
理手段3111と、アプリケーション固有情報3121
と、固有情報通信手段3131とからなる。
【0024】対サーバ通信手段3051は、ネットワー
クを介してアプリケーションサーバとの通信を行う手段
である。対端末通信手段3061は、同様にネットワー
クを介して利用者端末との通信を行う手段である。デー
タベース管理手段3071は、データベースに対して個
人情報やアプリケーション固有情報の検索、登録、変
更、削除などの操作を行う手段である。個人情報308
1は、利用者のアカウント、パスワード、性別、生年月
日、所属などで構成される情報である。認証手段309
1は、利用者端末3031と対端末通信手段3061を
介して得られた利用者のアカウントおよびパスワード
と、データベースから取得した個人情報3081とを用
いて認証を行う手段である。アプリケーション固有情報
3121は、アプリケーションサービスにおける利用者
の権限や、利用者とアプリケーションサーバとの通信メ
ッセージの履歴などで構成される情報である。
【0025】固有情報管理手段3111は、アプリケー
ション固有情報3121と利用者の個人情報3081と
を対応づけて管理する手段である。固有情報通信手段3
131は、アプリケーションサーバ3011〜3013
との間でアプリケーション固有情報3121を通信する
手段である。実行制御手段3101は、必要に応じ、固
有情報通信手段3131を用いてアプリケーション固有
情報3121を通信し、固有情報管理手段3111によ
って個人情報3081と対応づけ、対サーバ通信手段3
051、対端末通信手段3061、データベース管理手
段3071、認証手段3091の実行を制御する手段で
ある。
【0026】次に、図4を参照して、本発明の第2の実
施の形態における個人情報管理装置の動作を説明する。
図4は図3に示す本発明の第2の実施の形態における個
人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャートであ
る。なお、図4の処理フローは、図2に示す、第1の実
施の形態の処理フローとの相違点を説明するためのもの
で、図2のステップ205で起動される子プロセスの処
理フローである。なお、図4中の451、452、・・
・、460は処理手順の番号である。まず、図4の処理
フローの理解を容易にするために、図2を参照してステ
ップ201からステップ205に至るまでの処理フロー
を説明する。従って、図4の説明は、以下図2の説明か
ら開始する。なお、図2の説明においては、図3の各構
成部を使用するため、図3の構成部の符号を使用する。
【0027】まず、個人情報管理装置3041を起動す
ると、実行制御手段3101が処理を開始し(ステップ
201)、対端末通信手段3061が利用者端末303
1からの接続要求の受信を監視する(ステップ20
2)。接続要求を受信すると、データベース管理手段3
071を用いてデータベース3021から該当する利用
者の個人情報3081を取得し(ステップ203)、認
証手段3091により認証を行う(ステップ204)。
認証に失敗した場合にはその旨を利用者に通知し(ステ
ップ206)、対端末通信手段3061と利用者端末3
031との通信を切断する(ステップ207)。認証に
成功した場合は、利用者に対応する子プロセスを起動し
て個人情報3081を渡す(ステップ205)。
【0028】そこで、図4の処理フローに進み、起動さ
れた子プロセスは処理を開始し(ステップ451)、対
端末通信手段3061と対サーバ通信手段3051にお
けるデータ受信を監視する(ステップ452)。データ
を受信した場合は、送信先を確認し(ステップ45
3)、アプリケーションサーバ3011〜3013への
送信データ(情報要求)であれば認証情報を付加して対
サーバ通信手段3051により送信し(ステップ45
4)、アプリケーション固有情報の必要性を確認し(ス
テップ456)、必要な場合には固有情報通信手段31
31が対サーバ通信手段3051を使用して送受信を行
う(ステップ457)。
【0029】また、利用者端末3031に対する送信デ
ータであれば対端末通信手段3061により送信を行う
(ステップ455)。次に利用者端末3031との接続
状況を確認し(ステップ458)、接続されている場合
にはデータ通信処理(ステップ452〜458)を繰り
返し実行する。利用者端末3031との接続が切断され
た場合には、データベース管理手段3071により個人
情報をデータベース3021に保存して(ステップ45
9)処理を終了する(ステップ460)。
【0030】上記のように、本発明の第2の実施の形態
においては、個人情報管理装置が、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベース管理手段と、認証
手段と、固有情報管理手段と、固有情報通信手段と、実
行制御手段とを備え、アプリケーションサービスに固有
である利用者の権限や、送受信データの履歴などで構成
されるアプリケーション固有情報を利用者の個人情報と
対応づけて管理するよう構成したので、利用者とアプリ
ケーションサーバとの固有な操作の軽減が可能となる。
【0031】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態における個人情報管理装置は、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベースと、データベース
管理手段と、認証手段と、固有情報管理手段と、固有情
報通信手段と、利用者グループ決定手段と、実行制御手
段とを備え、複数の利用者の集合である利用者グループ
を性別や年齢などの条件に基いて決定することにより、
複数の利用者に対して情報提供を行う場合に該当する利
用者を選別する処理を軽減することができるものであ
る。
【0032】まず、図5を参照して、本発明の第3の実
施の形態における個人情報管理装置の構成を説明する。
図5は本発明の第3の実施の形態における個人情報管理
装置の構成を示すブロック図である。図5において、5
011〜5013は特定の利用者を対象にアプリケーシ
ョンサービスを提供するアプリケーションサーバであ
る。5021は個人情報やアプリケーション固有情報、
および後述のグループ情報を格納するデータベースであ
る。5031は利用者が送信すべき情報の出力とアプリ
ケーションサーバ5011〜5013が提供する情報の
入力を行う利用者端末である。5041は個人情報管理
装置であり、対サーバ通信手段5051と、対端末通信
手段5061と、データベース管理手段5071と、個
人情報5081と、認証手段5091と、実行制御手段
5101と、固有情報管理手段5111と、アプリケー
ション固有情報5121と、固有情報通信手段5131
と、利用者グループ決定手段5141と、グループ情報
5151とからなる。
【0033】対サーバ通信手段5051は、ネットワー
クを介してアプリケーションサーバ5011〜5013
との通信を行う手段である。対端末通信手段5061
は、同様にネットワークを介して利用者端末5031と
の通信を行う手段である。データベース管理手段507
1は、データベース5021に対して個人情報5081
やアプリケーション固有情報5121、およびグループ
情報5151の検索、登録、変更、削除などの操作を行
う手段である。
【0034】個人情報5081は、利用者のアカウン
ト、パスワード、性別、生年月日、所属などで構成され
る情報である。認証手段5091は、利用者端末と対端
末通信手段を介して得られた利用者のアカウントおよび
パスワードと、データベースから取得した個人情報を用
いて認証を行う手段である。アプリケーション固有情報
5121は、アプリケーションサービスにおける利用者
の権限や、送受信データの履歴などで構成される情報で
ある。固有情報管理手段5111は、アプリケーション
固有情報と利用者の個人情報を対応づけて管理する手段
である。固有情報通信手段5131は、アプリケーショ
ンサーバとの間でアプリケーション固有情報を通信する
手段である。
【0035】利用者グループ決定手段5141は、性別
や年齢など利用者の範囲を特定する条件に該当する複数
の利用者を決定する手段である。グループ情報5151
は、名称、コード、管理者、条件、該当利用者などで構
成されるグループを特定する情報である。実行制御手段
5101は、必要に応じて利用者グループに対しアプリ
ケーションサーバ5011〜5013からの情報を提供
するため、利用者グループ決定手段5141を用いてグ
ループ情報5151を作成し、対サーバ通信手段505
1、対端末通信手段5061、データベース管理手段5
071、認証手段5091、固有情報管理手段5111
の実行を制御する手段である。
【0036】次に、図6を参照して、本発明の第3の実
施の形態における個人情報管理装置の動作を説明する。
図6は図5に示す本発明の第3の実施の形態における個
人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャートであ
る。なお、図6中の601、602、・・・、611は
処理手順の番号であり、個人情報管理装置5041が起
動すると、実行制御手段5101が処理を開始し(ステ
ップ601)、対端末通信手段5061が利用者端末5
031からの接続要求の受信を監視する(ステップ60
2)。接続要求を受信すると、データベース管理手段5
071を用いてデータベース5021から該当する利用
者の個人情報を取得し(ステップ603)、認証手段5
091により認証を行う(ステップ604)。
【0037】認証に失敗した場合にはその旨を利用者に
通知し(ステップ606)、対端末通信手段5061と
利用者端末5031との通信を切断する(ステップ60
7)。認証に成功した場合は、利用者に対応する子プロ
セスを起動して個人情報5081を渡す(ステップ60
5)。実行制御手段5101はグループの作成が必要か
どうかを判断するため、利用者の新規登録状況を確認す
る(ステップ608)。グループの作成が必要な場合に
は、利用者グループ決定手段5141がデータベース5
021からグループ情報を取得し(ステップ609)、
個人情報を検索してグループ情報5151を作成または
更新する(ステップ610)。
【0038】次に、データベース管理手段5071は、
作成または更新されたグループ情報5151をデータベ
ース5021に保存し(ステップ611)、接続要求の
監視を再開する。グループの作成が必要ない場合には、
これらの処理を行わずに、接続要求の監視に戻る。
【0039】上記のように、本発明の第3の実施の形態
においては、個人情報管理装置が、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベース管理手段と、認証
手段と、固有情報管理手段と、固有情報通信手段と、利
用者グループ決定手段と、実行制御手段とを備え、新た
な利用者の登録があった際にグループ情報を作成または
更新するよう構成したので、情報を配信したい複数の利
用者を選別する処理を軽減することができる。
【0040】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態における個人情報管理装置は、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベースと、データベース
管理手段と、認証手段と、固有情報管理手段と、固有情
報通信手段と、利用者グループ決定手段と、固有情報特
徴抽出手段と、要求予測手段と、実行制御手段とを備
え、アプリケーション固有情報から利用者が周期的に繰
り返し送受信するメッセージの特徴を抽出し、時刻を対
応づけて利用者が次に要求する情報を予測することによ
り、予測した情報を利用者の操作に先行して受信し利用
者の応答待ち時間を軽減することを可能にするものであ
る。
【0041】まず、図7を参照して、本発明の第4の実
施の形態における個人情報管理装置の構成を説明する。
図7は本発明の第4の実施の形態における個人情報管理
装置の構成を示すブロック図である。図7において、7
011〜7013は特定の利用者を対象にアプリケーシ
ョンサービスを提供するアプリケーションサーバであ
る。7021は個人情報やアプリケーション固有情報、
およびグループ情報を格納するデータベースである。7
031は利用者が送信すべき情報の出力とアプリケーシ
ョンサーバ7011〜7013が提供する情報の入力を
行う利用者端末である。7041は個人情報管理装置で
あり、対サーバ通信手段7051と、対端末通信手段7
061と、データベース管理手段7071と、個人情報
7081と、認証手段7091と、実行制御手段710
1と、固有情報管理手段7111と、アプリケーション
固有情報7121と、固有情報通信手段7131と、利
用者グループ決定手段7141と、グループ情報715
1と、固有情報特徴抽出手段7161と、要求予測手段
7171と、バッファ7181とからなる。
【0042】対サーバ通信手段7051は、ネットワー
クを介してアプリケーションサーバ7011〜7013
との通信を行う手段である。対端末通信手段7061
は、同様にネットワークを介して利用者端末7031と
の通信を行う手段である。データベース管理手段707
1は、データベース7071に対して個人情報7081
やアプリケーション固有情報7121およびグループ情
報7151の検索、登録、変更、削除などの操作を行う
手段である。個人情報7081は、利用者のアカウン
ト、パスワード、性別、生年月日、所属などで構成され
る情報である。認証手段7091は、利用者端末と対端
末通信手段を介して得られた利用者のアカウントおよび
パスワードとデータベースから取得した個人情報708
1とを用いて認証を行う手段である。
【0043】アプリケーション固有情報7121は、ア
プリケーションサービスにおける利用者の権限や、送受
信データの履歴などで構成される情報である。固有情報
管理手段7111は、アプリケーション固有情報712
1と利用者の個人情報7081とを対応づけて管理する
手段である。固有情報通信手段7131は、アプリケー
ションサーバ7011〜7013との間でアプリケーシ
ョン固有情報7121を通信する手段である。利用者グ
ループ決定手段7141は、性別や年齢などの条件に該
当する複数の利用者を決定する手段である。グループ情
報7151は、名称、コード、管理者、条件、該当利用
者などで構成される情報である。固有情報特徴抽出手段
7161は、アプリケーション固有情報7121から利
用者が周期的に繰り返し送受信するメッセージの特徴を
抽出する手段である。
【0044】要求予測手段7171は、時刻を対応づけ
て利用者が次に要求する情報を予測する手段である。実
行制御手段7101は、利用者の要求を予測し先行して
情報を受信し、受信した情報をバッファ7181に格納
するよう、対サーバ通信手段7051、対端末通信手段
7061、データベース管理手段7071、認証手段7
091、固有情報管理手段7111、固有情報通信手段
7131、利用者グループ決定手段7141、固有情報
特徴抽出手段7161の実行を制御する手段である。
【0045】次に、図8を参照して、本発明の第4の実
施の形態における個人情報管理装置の動作を説明する。
図8は図7に示す本発明の第4の実施の形態における個
人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャートであ
る。なお、図8の処理フローは、図6に示す、第3の実
施の形態の処理フローとの相違点を説明するためのもの
で、図6のステップ605で起動される子プロセスの処
理フローである。なお、図8中の851、852、・・
・、862は処理手順の番号である。まず、図8の処理
フローの理解を容易にするために、図6を参照してステ
ップ601からステップ605に至るまでの処理フロー
を説明する。従って、図8の説明は、以下図6の説明か
ら開始する。なお、図6の説明においては、図7の各構
成部を使用するため、図7の構成部の符号を使用する。
【0046】まず、個人情報管理装置7041を起動す
ると、実行制御手段7101が処理を開始し(ステップ
601)、対端末通信手段7061が利用者端末703
1からの接続要求の受信を監視する(ステップ60
2)。接続要求を受信すると、データベース管理手段7
071を用いてデータベース7021から該当する利用
者の個人情報7081を取得し(ステップ603)、認
証手段7091により認証を行う(ステップ604)。
認証に失敗した場合にはその旨を利用者に通知し(ステ
ップ606)、対端末通信手段7061と利用者端末7
031との通信を切断する(ステップ607)。認証に
成功した場合は、利用者に対応する子プロセスを起動し
て個人情報7081を渡す(ステップ605)。
【0047】そこで、図8の処理フローに進み、起動さ
れた子プロセスは処理を開始し(ステップ851)、対
端末通信手段7061と対サーバ通信手段7051にお
けるデータ受信を監視する(ステップ852)。データ
を受信した場合は、そのデータの送信先を確認し(ステ
ップ853)、アプリケーションサーバ7011〜70
13への送信データ(情報要求)であれば、バッファ7
181に該当情報があるかどうかを確認し(ステップ8
54)、あればそれを対端末通信手段7061によって
送信する(ステップ856)。該当情報がない場合は、
認証情報を付加して対サーバ通信手段7051により送
信し(ステップ855)、アプリケーション固有情報の
必要性を確認し(ステップ857)、必要な場合には固
有情報通信手段7131が対サーバ通信手段7051を
使用して送受信を行う(ステップ858)。また、利用
者端末7031への送信データであれば対端末通信手段
7061により送信する(ステップ856)。
【0048】次に、時刻と固有情報に基づいて、要求予
測手段7171が予測した要求によりアプリケーション
サーバ7011〜7013からデータを受信し、バッフ
ァ7181に格納する(ステップ859)。利用者端末
7031との接続状況を確認し(ステップ860)、接
続されている場合にはデータ受信処理(ステップ852
〜860)を繰り返し実行する。利用者端末7031と
の接続が切断された場合には、データベース管理手段7
071により個人情報をデータベース7021に保存し
(ステップ861)処理を終了する(ステップ86
2)。
【0049】上記のように、本発明の第4の実施の形態
においては、個人情報管理装置が、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベースと、データベース
管理手段と、認証手段と、固有情報管理手段と、固有情
報通信手段と、利用者グループ決定手段と、固有情報特
徴抽出手段と、要求予測手段と、実行制御手段とを備
え、アプリケーション固有情報から利用者が周期的に繰
り返し送受信するメッセージの特徴を抽出し、時刻を対
応づけて利用者が次に要求する情報を予測するよう構成
したので、要求される情報を利用者の操作に先行して受
信し利用者の応答待ち時間を軽減することができる。
【0050】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態における個人情報管理装置は、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベースと、データベース
管理手段と、認証手段と、固有情報管理手段と、固有情
報通信手段と、利用者グループ決定手段と、固有情報特
徴抽出手段と、要求予測手段と、一元情報検索手段と、
対個人情報管理装置通信手段と、実行制御手段とを備
え、利用者からの接続要求を受信した際に、必要に応じ
て他の個人情報管理装置に対し個人情報の検索を要求す
ることによって、利用者が自己の個人情報の格納先を意
識せずに任意の個人情報管理装置に接続することがで
き、移動した利用者が異なる利用者端末から接続した場
合でも、同一のアプリケーションサービスを受けること
ができる分散型の個人情報管理装置である。
【0051】まず、図9を参照して、本発明の第5の実
施の形態における個人情報管理装置の構成を説明する。
図9は本発明の第5の実施の形態における個人情報管理
装置の構成を示すブロック図である。図9において、9
011〜9013は特定の利用者を対象にアプリケーシ
ョンサービスを提供するアプリケーションサーバであ
る。9021は個人情報やアプリケーション固有情報お
よびグループ情報を格納するデータベースである。90
31は利用者が送信すべき情報の出力とアプリケーショ
ンサーバ9011〜9013が提供する情報の入力を行
う利用者端末である。9041は個人情報管理装置であ
り、対サーバ通信手段9051と、対端末通信手段90
61と、データベース管理手段9071と、個人情報9
081と、認証手段9091と、実行制御手段9101
と、固有情報管理手段9111と、アプリケーション固
有情報9121と、固有情報通信手段9131と、利用
者グループ決定手段9141と、グループ情報9151
と、固有情報特徴抽出手段9161と、要求予測手段9
171と、バッファ9181と、一元情報検索手段91
91と、対個人情報管理装置通信手段9201とからな
る。
【0052】対サーバ通信手段9051は、ネットワー
クを介してアプリケーションサーバ9011〜9013
との通信を行う手段である。対端末通信手段9061
は、同様にネットワークを介して利用者端末9031と
の通信を行う手段である。データベース管理手段907
1は、データベース9021に対して個人情報9081
やアプリケーション固有情報9121、およびグループ
情報9151の検索、登録、変更、削除などの操作を行
う手段である。個人情報9081は、利用者のアカウン
ト、パスワード、性別、生年月日、所属などで構成され
る情報である。認証手段9091は、利用者端末903
1と対端末通信手段9061を介して得られた利用者の
アカウントおよびパスワードと、データベース9021
から取得した個人情報9081を用いて認証を行う手段
である。
【0053】アプリケーション固有情報9121は、ア
プリケーションサービスにおける利用者の権限や、送受
信データの履歴などで構成される情報である。固有情報
管理手段9111は、アプリケーション固有情報912
1と利用者の個人情報9081とを対応づけて管理する
手段である。固有情報通信手段9131は、アプリケー
ションサーバ9011〜9013との間でアプリケーシ
ョン固有情報9121を通信する手段である。利用者グ
ループ決定手段9141は、性別や年齢などの条件に該
当する複数の利用者を決定する手段である。グループ情
報9151は、名称、コード、管理者、条件、該当利用
者などで構成される情報である。
【0054】また、固有情報特徴抽出手段9161は、
アプリケーション固有情報9121から利用者が周期的
に繰り返し送受信するメッセージの特徴を抽出する手段
である。要求予測手段9171は、時刻を対応づけて利
用者が次に要求する情報を予測する手段である。一元情
報検索手段9191は、例えば、自己のデータベース9
021に求める個人情報9081が存在しない場合な
ど、必要に応じてネットワークに接続された他の個人情
報管理装置9221〜9222に対し個人情報の検索を
要求するため、そのネットワークアドレスを格納したア
ドレステーブル9211を管理して一元的な情報検索を
行う手段である。対個人情報管理装置通信手段9201
は、ネットワークを介して他の個人情報管理装置922
1〜9222との通信を行う手段である。
【0055】実行制御手段9101は、利用者からの接
続要求を受信した際に、自己のデータベースに該当する
個人情報が存在しない場合に、他の個人情報管理装置9
221〜9222に対して個人情報を検索するよう、対
サーバ通信手段9051、対端末通信手段9061、デ
ータベース管理手段9071、認証手段9091、固有
情報管理手段9111、固有情報通信手段9131、利
用者グループ決定手段9141、固有情報特徴抽出手段
9161、要求予測手段9171、一元情報検索手段9
191、対個人情報管理装置通信手段9201の実行を
制御する手段である。
【0056】次に、図10を参照して、本発明の第5の
実施の形態における個人情報管理装置の動作を説明す
る。図10は図9に示す本発明の第5の実施の形態にお
ける個人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャー
トである。なお、図10中の1001、1002、・・
・、1013は処理手順の番号である。まず、個人情報
管理装置9041が起動すると、実行制御手段9101
が処理を開始し(ステップ1001)、対端末通信手段
9061が利用者端末9031からの接続要求を受信を
監視する(ステップ1002)。接続要求を受信する
と、データベース管理手段9071を用いてデータベー
ス9021から該当する利用者の個人情報を検索し(ス
テップ1003)、結果を確認する(ステップ100
4)。該当する個人情報9081が存在しない場合に
は、一元情報検索手段9191により、アドレステーブ
ル9211に登録されている他の個人情報管理装置92
21〜9222に対して、対個人情報管理装置通信手段
9201を介して個人情報9081の検索を要求する
(ステップ1005)。
【0057】次に、認証手段9091により認証を行う
(ステップ1006)。認証に失敗した場合にはその旨
を利用者に通知し(ステップ1008)、対端末通信手
段9061と利用者端末9031との通信を切断する
(ステップ1009)。認証に成功した場合は、利用者
に対応する子プロセスを起動して個人情報9081を渡
す(ステップ1007)。実行制御手段9101はグル
ープの作成が必要か判断するため、利用者の新規登録状
況を確認する(ステップ1010)。グループの作成が
必要な場合には、利用者グループ決定手段9141がデ
ータベース9021からグループ情報を取得し(ステッ
プ1011)、個人情報9081を検索してグループ情
報9151を作成または更新する(ステップ101
2)。
【0058】次に、データベース管理手段9071によ
り、作成または更新されたグループ情報9151をデー
タベース9021に保存し(ステップ1013)、接続
要求の監視を再開する。グループの作成が必要ない場合
には、これらの処理を行わずに、接続要求の監視に戻
る。
【0059】上記のように、本発明の第5の実施の形態
においては、個人情報管理装置が、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベース管理手段と、認証
手段と、固有情報管理手段と、固有情報通信手段と、利
用者グループ決定手段と、一元情報検索手段と、対個人
情報管理装置通信手段と、実行制御手段とを備え、利用
者からの接続要求を受信した際に、必要に応じて他の個
人情報管理装置に対し個人情報の検索を要求することに
よって、利用者が自己の個人情報の格納先を意識するこ
となく、任意の個人情報管理装置に接続できるよう構成
したので、移動した利用者が異なる利用者端末から接続
した場合でも同一のアプリケーションサービスを受ける
ことが可能となる。
【0060】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態における個人情報管理装置は、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベースと、データベース
管理手段と、認証手段と、固有情報管理手段と、固有情
報通信手段と、利用者グループ決定手段と、固有情報特
徴抽出手段と、要求予測手段と、一元情報検索手段と、
対個人情報管理装置通信手段と、メンテナンス実行手段
と、実行制御手段とを備え、データベースに管理する情
報の重複保存の防止などのためのメンテナンスを定期的
または自動的に実行することにより、管理者によるメン
テナンス操作を軽減することを可能にする分散型の個人
情報管理装置である。
【0061】まず、図11を参照して、本発明の第6の
実施の形態における個人情報管理装置の構成を説明す
る。図11は本発明の第6の実施の形態における個人情
報管理装置の構成を示すブロック図である。図11にお
いて、11011〜11013は特定の利用者を対象に
アプリケーションサービスを提供するアプリケーション
サーバである。11021は個人情報やアプリケーショ
ン固有情報、およびグループ情報を格納するデータベー
スである。11031は利用者が送信すべき情報の出力
とアプリケーションサーバ11011〜11013が提
供する情報の入力を行う利用者端末である。
【0062】また、11041は個人情報管理装置であ
り、対サーバ通信手段11051と、対端末通信手段1
1061と、データベース管理手段11071と、個人
情報11081と、認証手段11091と、実行制御手
段11101と、固有情報管理手段11111と、アプ
リケーション固有情報11121と、固有情報通信手段
11131と、利用者グループ決定手段11141と、
グループ情報11151と、固有情報特徴抽出手段11
161と、要求予測手段11171と、バッファ111
81と、一元情報検索手段11191と、対個人情報管
理装置通信手段11201と、アドレステーブル112
11と、メンテナンス実行手段11231とからなる。
【0063】対サーバ通信手段11051は、ネットワ
ークを介してアプリケーションサーバとの通信を行う手
段である。対端末通信手段11061は、同様にネット
ワークを介して利用者端末11031との通信を行う手
段である。データベース管理手段11071は、データ
ベース11021に対して個人情報11081やアプリ
ケーション固有情報11121、およびグループ情報1
1151の検索、登録、変更、削除などの操作を行う手
段である。個人情報11081は、利用者のアカウン
ト、パスワード、性別、生年月日、所属などで構成され
る情報である。認証手段11091は、利用者端末11
031と対端末通信手段11061を介して得られた利
用者のアカウントおよびパスワードと、データベース1
1021から取得した個人情報11081を用いて認証
を行う手段である。
【0064】アプリケーション固有情報11121は、
アプリケーションサービスにおける利用者の権限や、送
受信データの履歴などで構成される情報である。固有情
報管理手段11111は、アプリケーション固有情報1
1121と利用者の個人情報11081とを対応づけて
管理する手段である。固有情報通信手段11131は、
アプリケーションサーバ11011〜11013との間
でアプリケーション固有情報11121を通信する手段
である。
【0065】利用者グループ決定手段11141は、性
別や年齢など利用者の範囲を特定する条件に該当する複
数の利用者を決定する手段である。グループ情報111
51は、名称、コード、管理者、条件、該当利用者など
で構成される情報である。固有情報特徴抽出手段111
61は、アプリケーション固有情報11121から利用
者が周期的に繰り返し送受信するメッセージの特徴を抽
出する手段である。要求予測手段11171は、時刻を
対応づけて利用者が次に要求する情報を予測する手段で
ある。
【0066】一元情報検索手段11191は、ネットワ
ーク接続された他の個人情報管理装置11221〜11
222のネットワークアドレスを格納したアドレステー
ブル11211を管理し、一元的な情報検索を行う手段
である。対個人情報管理装置通信手段11201は、ネ
ットワークを介して他の個人情報管理装置11221〜
11222との通信を行う手段である。メンテナンス実
行手段11231は、データベース管理手段11071
を通じてデータベース11021の内容を確認し、個人
情報11081やグループ情報11151の重複登録や
矛盾などをメンテナンスする手段である。実行制御手段
11101は、利用者が接続していない場合などにメン
テナンスを実行するよう、対サーバ通信手段1105
1、対端末通信手段11061、データベース管理手段
11071、認証手段11091、固有情報管理手段1
1111、固有情報通信手段11131、利用者グルー
プ決定手段11141、固有情報特徴抽出手段1116
1、要求予測手段11171、一元情報検索手段111
91、対個人情報管理装置通信手段11201、メンテ
ナンス実行手段11231の実行を制御する手段であ
る。
【0067】次に、図12を参照して、本発明の第6の
実施の形態における個人情報管理装置の動作を説明す
る。図12は図11に示す本発明の第6の実施の形態に
おける個人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャ
ートである。なお、図12中の1201、1202、・
・・、1215は処理手順の番号である。まず、個人情
報管理装置11041が起動すると、実行制御手段11
101が処理を開始し(ステップ1201)、対端末通
信手段11061が利用者端末11031からの接続要
求の受信を監視する(ステップ1202)。
【0068】接続要求を受信すると、データベース管理
手段11071を用いてデータベース11021から該
当する利用者の個人情報11081を検索し(ステップ
1203)、結果を確認する(ステップ1204)。該
当する個人情報11081が存在しない場合には、一元
情報検索手段11191により、アドレステーブル11
211に登録されている他の個人情報管理装置1122
1〜11222に対して、対個人情報管理装置通信手段
11201を介して個人情報11081の検索を要求す
る(ステップ1205)。
【0069】次に、認証手段11091により認証を行
う(ステップ1206)。認証に失敗した場合にはその
旨を利用者に通知し(ステップ1208)、対端末通信
手段11061と利用者端末11031との通信を切断
する(ステップ1209)。認証に成功した場合は、利
用者に対応する子プロセスを起動して個人情報1108
1を渡す(ステップ1207)。実行制御手段1110
1はグループの作成が必要かどうかを判断するため、利
用者の新規登録状況を確認する(ステップ1210)。
グループの作成が必要な場合には、利用者グループ決定
手段11141がデータベースからグループ情報を取得
し(ステップ1211)、個人情報を検索してグループ
情報を作成または更新する(ステップ1212)。
【0070】次に、データベース管理手段11071
が、作成または更新されたグループ情報をデータベース
に保存(ステップ1213)する。グループの作成が必
要ない場合には、これらの処理を行わない。次に、対端
末通信手段11061により利用者端末11031との
接続状況を確認する(ステップ1214)。接続してい
る利用者端末11031がない場合は、メンテナンス実
行手段11231によりメンテナンスを実行(ステップ
1215)する。そして、利用者端末11031の接続
要求の監視を再開する。
【0071】上記のように、本発明の第6の実施の形態
においては、個人情報管理装置が、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベース管理手段と、認証
手段と、固有情報管理手段と、固有情報通信手段と、利
用者グループ決定手段と、一元情報検索手段と、対個人
情報管理装置通信手段と、メンテナンス実行手段と、実
行制御手段とを備え、利用者が接続していない場合など
にデータベースの内容を確認して、個人情報やグループ
情報の重複登録や矛盾などの修正といったメンテナンス
を定期的または自動的に行うようにしたので、管理者に
よるメンテナンス操作を軽減することが可能となる。
【0072】(第7の実施の形態)本発明の第7の実施
の形態における個人情報管理装置は、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベースと、データベース
管理手段と、認証手段と、固有情報管理手段と、固有情
報通信手段と、利用者グループ決定手段と、固有情報特
徴抽出手段と、要求予測手段と、一元情報検索手段と、
対個人情報管理装置通信手段と、メンテナンス実行手段
と、個人情報更新検出手段と、実行制御手段とを備え、
個人情報の更新を検出し、個人情報を更新した際に関係
のあるグループ情報を自動的に更新することを可能とす
る個人情報管理装置である。
【0073】まず、図13を参照して、本発明の第7の
実施の形態における個人情報管理装置の構成を説明す
る。図13は本発明の第7の実施の形態における個人情
報管理装置の構成を示すブロック図である。図13にお
いて、13011〜13013は特定の利用者を対象に
アプリケーションサービスを提供するアプリケーション
サーバである。13021は個人情報13081やアプ
リケーション固有情報13121、およびグループ情報
13151を格納するデータベースである。13031
は利用者が送信するべき情報の出力とアプリケーション
サーバ13011〜13013が提供する情報の入力を
行う利用者端末である。13041は個人情報管理装置
であり、対サーバ通信手段13051と、対端末通信手
段13061と、データベース管理手段13071と、
個人情報13081と、認証手段13091と、実行制
御手段13101と、固有情報管理手段13111と、
アプリケーション固有情報13121と、固有情報通信
手段13131と、利用者グループ決定手段13141
と、グループ情報13151と、固有情報特徴抽出手段
13161と、要求予測手段13171と、バッファ1
3181と、一元情報検索手段13191と、対個人情
報管理装置通信手段13201と、アドレステーブル1
3211と、メンテナンス実行手段13231と、個人
情報更新検出手段13241とからなる。
【0074】対サーバ通信手段13051は、ネットワ
ークを介してアプリケーションサーバとの通信を行う手
段である。対端末通信手段13061は、同様にネット
ワークを介して利用者端末13031との通信を行う手
段である。データベース管理手段13071は、データ
ベース13021に対して個人情報13081やアプリ
ケーション固有情報13121、およびグループ情報1
3151の検索、登録、変更、削除などの操作を行う手
段である。個人情報13081は、利用者のアカウン
ト、パスワード、性別、生年月日、所属などで構成され
る情報である。認証手段13091は、利用者端末13
031と対端末通信手段13061を介して得られた利
用者のアカウントおよびパスワードと、データベースか
ら取得した個人情報13081を用いて認証を行う手段
である。
【0075】アプリケーション固有情報13121は、
アプリケーションサービスにおける利用者の権限や、送
受信データの履歴などで構成される情報である。固有情
報管理手段13111は、アプリケーション固有情報1
3121と利用者の個人情報13081を対応づけて管
理する手段である。固有情報通信手段13131は、ア
プリケーションサーバ13011〜13013との間で
アプリケーション固有情報13121を通信する手段で
ある。
【0076】利用者グループ決定手段13141は、性
別や年齢などの条件に該当する複数の利用者を決定する
手段である。グループ情報13151は、名称、コー
ド、管理者、条件、該当利用者などで構成される情報で
ある。固有情報特徴抽出手段13161は、アプリケー
ション固有情報13121から利用者が周期的に繰り返
し送受信するメッセージの特徴を抽出する手段である。
要求予測手段13171は、時刻を対応づけて利用者が
次に要求する情報を予測する手段である。
【0077】一元情報検索手段13191は、ネットワ
ーク接続された他の個人情報管理装置13221〜13
222のネットワークアドレスを格納したアドレステー
ブル13211を管理して一元的な情報検索を行う手段
である。対個人情報管理装置通信手段13201は、ネ
ットワークを介して他の個人情報管理装置13221〜
13222との通信を行う手段である。メンテナンス実
行手段13231は、データベース管理手段13071
を通じてデータベース13021の内容を確認し、個人
情報13081やグループ情報13151の重複登録や
矛盾などをメンテナンスする手段である。
【0078】個人情報更新検出手段13241は、個人
情報13081を監視して内容が更新されたことを検出
する手段である。実行制御手段13101は、個人情報
13081の更新を検出し、関係のあるグループ情報1
3151を自動的に更新するよう、対サーバ通信手段1
3051、対端末通信手段13061、データベース管
理手段13071、認証手段13091、固有情報管理
手段13111、固有情報通信手段13131、利用者
グループ決定手段13141、固有情報特徴抽出手段1
3161、要求予測手段13171、一元情報検索手段
13191、対個人情報管理装置通信手段13201、
メンテナンス実行手段13231、個人情報更新検出手
段13241の実行を制御する手段である。
【0079】次に、図14を参照して、本発明の第7の
実施の形態における個人情報管理装置の動作を説明す
る。図14は図13に示す本発明の第7の実施の形態に
おける個人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャ
ートである。なお、図14の処理フローは、図12に示
す、第6の実施の形態の処理フローとの相違点を説明す
るためのもので、図12のステップ1207で起動され
る子プロセスの処理フローである。なお、図14中の1
451、1452、・・・、1464は処理手順の番号
である。まず、図14の処理フローの理解を容易にする
ために、図12を参照してステップ1201からステッ
プ1207までの処理フローを説明する。従って、図1
4の説明は、以下図12の説明から開始する。なお、図
12の説明においては、図13の各構成部を使用するた
め、図13の構成部の符号を使用する。
【0080】まず、個人情報管理装置13041が起動
すると、実行制御手段13101が処理を開始し(ステ
ップ1201)、対端末通信手段13061が利用者端
末13031からの接続要求受信を監視する(ステップ
1202)。接続要求を受信すると、データベース管理
手段13071を用いてデータベース13021から該
当する利用者の個人情報を検索し(ステップ120
3)、結果を確認する(ステップ1204)。該当する
個人情報が存在しない場合には、一元情報検索手段13
191により、アドレステーブル13211に登録され
ている他の個人情報管理装置13221〜13222に
対し、対個人情報管理装置通信手段13201を介して
個人情報の検索を要求する(ステップ1205)。
【0081】次に、認証手段13091により認証を行
う(ステップ1206)。認証に失敗した場合にはその
旨を利用者に通知し(ステップ1208)、対端末通信
手段13061と利用者端末13031との通信を切断
する(ステップ1209)。認証に成功した場合は、利
用者に対応する子プロセスを起動して子プロセスに対し
個人情報13081を渡す(ステップ1207)。
【0082】そこで、図14の処理フローへ進み、起動
された子プロセスは処理を開始し(ステップ1451)
て、対端末通信手段13061と対サーバ通信手段13
051とにおけるデータ受信を監視する(ステップ14
52)。データを受信した場合は、送信先を確認し(ス
テップ1453)、アプリケーションサーバ13011
〜13013に対する送信データ(情報要求)であれ
ば、バッファ13181に該当情報があるかどうかを確
認し(ステップ1454)、あればそれを対端末通信手
段13061によって送信する(ステップ1456)。
該当情報がない場合は、認証情報を付加して対サーバ通
信手段13051により送信し(ステップ1455)、
アプリケーション固有情報13121の必要性を確認し
(ステップ1457)、必要な場合には固有情報通信手
段13131が対サーバ通信手段13051を使用して
送受信を行う(ステップ1458)。
【0083】また、利用者端末13031への送信デー
タであれば対端末通信手段13061により送信する
(ステップ1456)。次に、要求予測手段13171
が時刻及び固有情報に基いて予測した要求によりアプリ
ケーションサーバ13011〜13013からデータを
受信し、バッファ13181に格納する(ステップ14
59)。利用者端末13031との接続状況を確認し
(ステップ1460)、接続されている場合にはデータ
通信処理(ステップ1452〜1460)を繰り返し実
行する。利用者端末13031との接続が切断された場
合には、個人情報更新検出手段13241により個人情
報13081の更新を確認する(ステップ1461)。
個人情報13081が更新されている場合には、メンテ
ナンス実行手段13231により関係のあるグループ情
報13151に対するメンテナンスを実行する(ステッ
プ1462)。そして、データベース管理手段1307
1により、個人情報13081をデータベース1302
1に保存し(ステップ1463)処理を終了する(ステ
ップ1464)。
【0084】上記のように、本発明の第7の実施の形態
においては、個人情報管理装置が、対サーバ通信手段
と、対端末通信手段と、データベース管理手段と、認証
手段と、固有情報管理手段と、固有情報通信手段と、利
用者グループ決定手段と、一元情報検索手段と、対個人
情報管理装置通信手段と、メンテナンス実行手段と、個
人情報更新検出手段と、実行制御手段とを備え、個人情
報を更新した際に関係のあるグループ情報を自動的に更
新することができるよう構成したことにより、メンテナ
ンス操作を軽減することができる。
【0085】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され、特に
利用者の認証により個人情報に基づき得られた認証情報
をアプリケーションサーバに対する送信データに付加す
るようにしたことにより、複数のアプリケーションサー
ビスを利用する場合に、一度認証を行うのみでアプリケ
ーションサーバ毎に認証処理を必要とせず、複数のアプ
リケーションサービスを使用する場合における利用者の
操作負担を軽減することができる。
【0086】また、本発明は、特に個々のアプリケーシ
ョンサービスに固有のアプリケーション固有情報を利用
者の固人情報と対応づけて管理するようにしたことによ
り、利用者と個々のアプリケーションサーバとの間の固
有の操作を軽減することができる。
【0087】また、本発明は、特に新たな利用者の登録
があった場合に、グループ情報を自動的に作成または更
新するようにしたことにより、グループを対象に情報提
供を行う場合、情報を配信したい複数の利用者を選別す
る処理を軽減することができる。
【0088】また、本発明は、特にアプリケーション固
有情報から利用者が周期的に繰り返し送受信するメッセ
ージの特徴を抽出し、その時刻を対応づけて利用者が次
に要求する情報を予測するようにしたことにより、要求
される情報を利用者の操作に先行して受信し利用者の応
答待ち時間を短縮することができる。
【0089】また、本発明は、特に利用者からの接続要
求を受信した際に、必要に応じ、自動的に他の個人情報
管理装置に対して個人情報の検索を要求するようにした
ことにより、利用者は自己の個人情報の格納先を意識す
ることなく、任意の個人情報管理装置に接続することが
できるので、移動した利用者が異なる利用者端末から接
続したような場合でも、同一のアプリケーションサービ
スを受けることができる。
【0090】また、本発明は、特に利用者が接続してい
ない場合などにデータベースの内容を自動的に確認し
て、個人情報やグループ情報の重複登録や矛盾等の修正
のようなメンテナンスを定期的または自動的に行うよう
にしたことにより、管理者によるメンテナンス操作の軽
減を図ることができる。
【0091】また、本発明は、特に個人情報を更新した
際に、関係のあるグループ情報を自動的に更新すること
ができるようにしたことにより、メンテナンス操作を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における個人情報管
理装置の構成を示すブロック図、
【図2】図1に示す本発明の第1の実施の形態における
個人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャート、
【図3】本発明の第2の実施の形態における個人情報管
理装置の構成を示すブロック図、
【図4】図3に示す本発明の第2の実施の形態における
個人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャート、
【図5】本発明の第3の実施の形態における個人情報管
理装置の構成を示すブロック図、
【図6】図5に示す本発明の第3の実施の形態における
個人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャート、
【図7】本発明の第4の実施の形態における個人情報管
理装置の構成を示すブロック図、
【図8】図7に示す本発明の第4の実施の形態における
個人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャート、
【図9】本発明の第5の実施の形態における個人情報管
理装置の構成を示すブロック図、
【図10】図9に示す本発明の第5の実施の形態におけ
る個人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャー
ト、
【図11】本発明の第6の実施の形態における個人情報
管理装置の構成を示すブロック図、
【図12】図11に示す本発明の第6の実施の形態にお
ける個人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャー
ト、
【図13】本発明の第7の実施の形態における個人情報
管理装置の構成を示すブロック図、
【図14】図13に示す本発明の第7の実施の形態にお
ける個人情報管理装置の処理の流れを示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1011、1012 アプリケーションサーバ 1021 データベース 1031 利用者端末 1041 個人情報管理装置 1051 対サーバ通信手段 1061 対端末通信手段 1071 データベース管理手段 1081 個人情報 1091 認証手段 1101 実行制御手段 3011〜3013 アプリケーションサーバ 3021 データベース 3031 利用者端末 3041 個人情報管理装置 3051 対サーバ通信手段 3061 対端末通信手段 3071 データベース管理手段 3081 個人情報 3091 認証手段 3101 実行制御手段 3111 固有情報管理手段 3121 アプリケーション固有情報 3131 固有情報通信手段 5011〜5013 アプリケーションサーバ 5021 データベース 5031 利用者端末 5041 個人情報管理装置 5051 対サーバ通信手段 5061 対端末通信手段 5071 データベース管理手段 5081 個人情報 5091 認証手段 5101 実行制御手段 5111 固有情報管理手段 5121 アプリケーション固有情報 5131 固有情報通信手段 5141 利用者グループ決定手段 5151 グループ情報 7011〜7013 アプリケーションサーバ 7021 データベース 7031 利用者端末 7041 個人情報管理装置 7051 対サーバ通信手段 7061 対端末通信手段 7071 データベース管理手段 7081 個人情報 7091 認証手段 7101 実行制御手段 7111 固有情報管理手段 7121 アプリケーション固有情報 7131 固有情報通信手段 7141 利用者グループ決定手段 7151 グループ情報 7161 固有情報特徴抽出手段 7171 要求予測手段 7181 バッファ 9011〜9013 アプリケーションサーバ 9021 データベース 9031 利用者端末 9041 個人情報管理装置 9051 対サーバ通信手段 9061 対端末通信手段 9071 データベース管理手段 9081 個人情報 9091 認証手段 9101 実行制御手段 9111 固有情報管理手段 9121 アプリケーション固有情報 9131 固有情報通信手段 9141 利用者グループ決定手段 9151 グループ情報 9161 固有情報特徴抽出手段 9171 要求予測手段 9181 バッファ 9191 一元情報検索手段 9201 対個人情報管理装置通信手段 9211 アドレステーブル 9221〜9222 (他)個人情報管理装置 11011〜11013 アプリケーションサーバ 11021 データベース 11031 利用者端末 11041 個人情報管理装置 11051 対サーバ通信手段 11061 対端末通信手段 11071 データベース管理手段 11081 個人情報 11091 認証手段 11101 実行制御手段 11111 固有情報管理手段 11121 アプリケーション固有情報 11131 固有情報通信手段 11141 利用者グループ決定手段 11151 グループ情報 11161 固有情報特徴抽出手段 11171 要求予測手段 11181 バッファ 11191 一元情報検索手段 11201 対個人情報管理装置通信手段 11211 アドレステーブル 11221〜11222 (他)個人情報管理装置 11231 メンテナンス実行手段 13011〜13013 アプリケーションサーバ 13021 データベース 13031 利用者端末 13041 個人情報管理装置 13051 対サーバ通信手段 13061 対端末通信手段 13071 データベース管理手段 13081 個人情報 13091 認証手段 13101 実行制御手段 13111 固有情報管理手段 13121 アプリケーション固有情報 13131 固有情報通信手段 13141 利用者グループ決定手段 13151 グループ情報 13161 固有情報特徴抽出手段 13171 要求予測手段 13181 バッファ 13191 一元情報検索手段 13201 対個人情報管理装置通信手段 13211 アドレステーブル 13221〜13222 (他)個人情報管理装置 13231 メンテナンス実行手段 13241 個人情報更新検出手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介し、特定の利用者を対象
    にアプリケーションサービスを提供するアプリケーショ
    ンサーバと、利用者が送信する情報を出力しアプリケー
    ションサーバが提供する情報を入力する利用者端末とが
    接続されたコンピュータシステムにおいて、ネットワー
    クを介しアプリケーションサーバとの通信を行う対サー
    バ通信手段と、利用者端末との通信を行う対端末通信手
    段と、利用者の個人情報を格納するデータベースと、前
    記データベースに対して個人情報の検索、登録、変更、
    削除を含む操作を行うデータベース管理手段と、利用者
    の認証を行う認証手段と、前記各手段を制御する実行制
    御手段とを備え、利用者の認証により個人情報に基づき
    得られた認証情報をアプリケーションサーバに対する送
    信データに付加することを特徴とする個人情報管理装
    置。
  2. 【請求項2】各アプリケーションサービスに固有の利用
    者の権限情報や利用者とアプリケーションサーバとの通
    信メッセージを含むアプリケーション固有情報と、アプ
    リケーション固有情報を利用者の個人情報と対応づけて
    管理する固有情報管理手段と、対応する利用者の固人情
    報をアプリケーションサーバに対し送受信する固有情報
    通信手段とを備え、アプリケーション固有情報を利用者
    の固人情報と対応づけて管理するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の個人情報管理装置。
  3. 【請求項3】複数の利用者のグループを特定する情報で
    構成されるグループ情報と、利用者の範囲を特定する条
    件に基いてグループを決定する利用者グループ決定手段
    とを備え、新たな利用者の登録があった際にグループ情
    報を作成または更新することを特徴とする請求項1また
    は2記載の個人情報管理装置。
  4. 【請求項4】前記アプリケーション固有情報に含まれて
    いるアプリケーションサーバと利用者との送受信メッセ
    ージと送受信が行われた日時とから利用者が周期的に繰
    り返し送受信するメッセージの特徴を抽出するアプリケ
    ーション固有情報特徴抽出手段と、前記メッセージの特
    徴と現在時刻とを対応づけて利用者が次に要求する情報
    を予測する要求予測手段とを備え、アプリケーション固
    有情報から利用者が周期的に繰り返し送受信するメッセ
    ージの特徴を抽出し、時刻を対応づけて利用者が次に要
    求する情報を予測するようにしたことを特徴とする請求
    項1、2または3記載の個人情報管理装置。
  5. 【請求項5】ネットワーク上に配置された他の個人情報
    管理装置との通信を行う対個人情報管理装置通信手段
    と、個人情報管理装置のネットワークアドレスを管理す
    るアドレステーブルと、必要に応じて他の個人情報管理
    装置に対し個人情報の検索を要求する一元情報検索手段
    とを備え、利用者からの接続要求に対し必要に応じて他
    の個人情報管理装置に対し個人情報の検索を要求するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1、2、3または4記
    載の個人情報管理装置。
  6. 【請求項6】データベースの内容を確認して個人情報や
    グループ情報を修正するメンテナンスを行うメンテナン
    ス実行手段を備え、利用者が接続していない場合にデー
    タベースの内容を自動的に確認して、個人情報やグルー
    プ情報を修正するメンテナンスを行うようにしたこと特
    徴とする請求項1、2、3、4または5記載の個人情報
    管理装置。
  7. 【請求項7】前記データベース管理手段は利用者に関す
    るグループ情報を検索する機能およびグループ情報に対
    して登録、変更、削除などの操作を行う機能を含み、前
    記個人情報管理装置は個人情報の更新を検出する個人情
    報更新検出手段を備え、個人情報を更新した際に関係の
    あるグループ情報を自動的に更新するようにしたことを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の個
    人情報管理装置。
  8. 【請求項8】個人情報管理装置を起動して処理を開始
    し、利用者端末からの接続要求の受信を監視し、接続要
    求を受信するとデータベースから該当する利用者の個人
    情報を取得して認証を行い、認証に成功した場合は利用
    者に対応する子プロセスを起動し、起動された子プロセ
    スは処理を開始して対端末通信手段及び対サーバ通信手
    段におけるデータ受信を監視し、データを受信すると送
    信先を確認し、アプリケーションサーバへの送信データ
    であれば認証情報を付加して対サーバ通信手段から送信
    し、利用者端末に対する送信データであれば対端末通信
    手段から送信する各工程からなることを特徴とする個人
    情報管理方法。
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JP4734311B2 (ja) * 2007-11-20 2011-07-27 株式会社日立製作所 情報処理システム、秘匿データ管理装置、およびプログラム

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