JP5069168B2 - ネットワーク運用監視システム、マネージャ装置、及びネットワーク運用監視方法 - Google Patents

ネットワーク運用監視システム、マネージャ装置、及びネットワーク運用監視方法 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを構成するネットワーク機器や電子計算機等の運用状態を監視するためのネットワーク運用監視技術に係り、特に、保有者が異なる複数のネットワークの運用監視のために同一のマネージャ装置を共用する場合に適した技術に関するものである。
一般に、ネットワークの運用監視においては、エージェントとマネージャとから構成される運用監視システムが用いられることが多い(非特許文献1参照)。ここで、エージェントとは、監視対象であるネットワーク機器や電子計算機等(監視対象機器と称する)の運用状態を示す運用監視データを取得し、それをマネージャに提供する手段であり、マネージャとは、当該エージェントから運用監視データを取得して蓄積し、ユーザからの要求もしくは緊急性等の予め定めた条件に基づき運用監視データを出力する手段である(非特許文献1参照)。
なお、本明細書における"エージェント"は、エージェントの機能を実現するためのソフトウェアを備えたコンピュータの構成を有する装置(エージェント装置)であるが、以下、この装置のことを単に"エージェント"と称する。また、"マネージャ"は、マネージャ機能を実現するためのソフトウェアを備えたコンピュータ等の装置(マネージャ装置)であるが、この装置のことを単に"マネージャ"と称することにする。また、エージェントの機能は監視対象機器内に備えられていてもよいし、監視対象機器とは別の装置に備えられていてもよい。エージェントの機能が監視対象機器内に備えられている場合、エージェント(エージェント装置)と監視対象機器とは同一装置になる。
上記の運用監視システムを用いてネットワーク(ネットワーク機器や電子計算機等を含むネットワーク)の運用監視を行う形態として、ネットワークの保有者自身がマネージャを保有し、当該保有者自身がネットワーク運用監視を行う形態が以前は一般的であった。
これに対して近年では、ネットワークの保有者が自身のネットワークの運用監視を自身で行わず、つまり、マネージャを保有せず、ネットワークの運用監視業務を他者(電気通信事業者等)にアウトソースする形態が多くなってきている。例えば、複数の事業所を有する企業における各事業所毎に設置されたLAN(ローカルエリアネットワーク)同士を、電気通信事業者が提供する公衆回線網(インターネット等)を利用して接続するという典型的な企業ネットワークの構成において、各LANの運用監視を電気通信事業者にアウトソースすること等が行われている。
谷村透著、「UNIX-LAN構築の実践技術(SRCハンドブック)」、ソフト・リサーチ・センター、1993年4月、p.239〜276
上記のようなアウトソースを行う運用形態において、ネットワークの運用監視を任された者は、マネージャを、保有者(上記の例では各事業所)が異なる複数のネットワークの運用監視のために共用する(例えば単一のマネージャを使用する)ことで、システム運用監視にかかる費用の低減を図ることを目指すことが考えられる。保有者が異なる複数のネットワークの運用監視のために単一のマネージャを用いる場合に生じる問題を図1を参照して説明する。
図1は、保有者(例えば事業所)1が保有するLAN1、保有者2が保有するLAN2、及び保有者3が保有するLAN3が公衆回線網4に接続されるとともに、LAN1〜LAN3の運用監視を行うための単一のマネージャ5が公衆回線網4に接続された構成を示している。
また、LAN1には、監視対象機器11、当該監視対象機器11の運用監視データを取得するエージェントA11、監視対象機器12、及び当該監視対象機器12の運用監視データを取得するエージェントA12が接続されている。また、LAN2には、監視対象機器21、当該監視対象機器21の運用監視データを取得するエージェントA21、監視対象機器22、及び当該監視対象機器22の運用監視データを取得するエージェントA22が接続されている。更に、LAN3には、監視対象機器31、当該監視対象機器31の運用監視データを取得するエージェントA31、監視対象機器32、及び当該監視対象機器32の運用監視データを取得するエージェントA32が接続されている。
図1に示す構成において、マネージャ5は各エージェントから運用監視データを取得し、それらをデータベースに蓄積する。例えば、図1に示すように、マネージャ5は、LAN1のエージェントA11から監視対象機器11の運用監視データを取得したり、LAN2のエージェントA21から監視対象機器21の運用監視データを取得する。
従って、図1に示すように、マネージャ5のデータベースには、LANの区別に関わらず、各監視対象機器の運用監視データが蓄積されていく。このようにして各監視対象機器の運用監視データが蓄積されると、あるLANの保有者(図1では保有者1)は、他の保有者のLANにおける監視対象機器の運用監視データを参照できてしまう。
しかし、あるネットワークの保有者は、自らが保有するネットワークの運用監視データは参照するが、別のネットワークの保有者には自らのネットワークの運用監視データを参照させたくない場合がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、同一のマネージャを用いて異なる複数のネットワークの運用監視を行う場合において、あるネットワークの保有者に当該保有者が保有するネットワークの運用監視データのみを参照させ、当該保有者以外の保有者には当該ネットワークの運用監視データを参照させないための技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、監視対象機器の運用監視データを取得し、当該運用監視データを通信ネットワークを介してマネージャ装置に送信する複数のエージェント装置と、前記複数のエージェント装置から運用監視データを受信し、蓄積する前記マネージャ装置とを備えたネットワーク運用監視システムであって、前記マネージャ装置は、各エージェント装置から受信する運用監視データと、当該運用監視データを送信したエージェント装置を前記ネットワーク運用監視システム内で一意に識別するための値であるエージェント識別情報とを対応付けて格納する監視情報格納手段と、監視対象機器の保有者を保有者毎に一意に識別する保有者識別情報と、当該保有者が保有する監視対象機器に対応するエージェント装置のエージェント識別情報とを対応付けて格納する保有者エージェント対応情報格納手段と、ある保有者識別情報の入力を受け、当該保有者識別情報に対応するエージェント識別情報を前記保有者エージェント対応情報格納手段から取得し、当該保有者エージェント対応情報格納手段から取得したエージェント識別情報を検索キー情報として使用して、当該エージェント識別情報に対応する運用監視データを前記監視情報格納手段から取得し、出力する運用監視データ取得手段と、を備え、前記運用監視データ取得手段は、通信ネットワークを介して保有者識別情報を受信し、当該保有者識別情報が正当な保有者のものであるかどうかの認証を行う認証手段を備え、前記認証手段による認証に成功した保有者識別情報に基づき前記保有者エージェント対応情報格納手段から取得したエージェント識別情報のみを、前記監視情報格納手段から運用監視データを取得する際の検索キー情報として使用することを特徴とするネットワーク運用監視システムとして構成される。
また、各エージェント装置は、監視対象機器の運用監視データと、自身のエージェント識別情報とを含む通知電文を前記マネージャ装置に送信する手段を備えてもよく、その場合、前記マネージャ装置は、前記エージェント装置から受信する通知電文から運用監視データとエージェント識別情報とを取得して、前記監視情報格納手段に格納する。
また、本発明は、監視対象機器の運用監視データを取得し、当該運用監視データを通信ネットワークを介してマネージャ装置に送信する複数のエージェント装置と、前記複数のエージェント装置から運用監視データを受信し、蓄積する前記マネージャ装置とを備えたネットワーク運用監視システムであって、前記マネージャ装置は、各エージェント装置から受信する運用監視データと、当該運用監視データを送信したエージェント装置を前記ネットワーク運用監視システム内で一意に識別するための値であるエージェント識別情報とを対応付けて格納する監視情報格納手段と、監視対象機器の保有者を保有者毎に一意に識別する保有者識別情報と、当該保有者が保有する監視対象機器に対応するエージェント装置のエージェント識別情報とを対応付けて格納する保有者エージェント対応情報格納手段と、ある保有者識別情報の入力を受け、当該保有者識別情報に対応するエージェント識別情報を前記保有者エージェント対応情報格納手段から取得し、当該保有者エージェント対応情報格納手段から取得したエージェント識別情報を検索キー情報として使用して、当該エージェント識別情報に対応する運用監視データを前記監視情報格納手段から取得し、出力する運用監視データ取得手段と、を備え、各エージェント装置は、監視対象機器の運用監視データと、自身のエージェント識別情報とを含む通知電文を前記マネージャ装置に送信する手段を備え、前記マネージャ装置は、前記エージェント装置から受信する通知電文から運用監視データとエージェント識別情報とを取得して、前記監視情報格納手段に格納することを特徴とするネットワーク運用監視システムとして構成することもできる。


また、本発明は、上記のマネージャ装置、及び当該マネージャ装置が実行するネットワーク運用監視方法としても構成することができる。
本発明によれば、同一のマネージャを用いて異なる複数のネットワークの運用監視を行う場合において、あるネットワークの保有者に当該保有者が保有するネットワークの運用監視データのみを参照させ、当該保有者以外の保有者には当該ネットワークの運用監視データを参照させないための技術を提供することが可能となる。
(実施の形態の概要)
本発明の実施の形態を詳細に説明する前に、まずその概要を説明する。
本実施形態では、ネットワーク運用監視システム内で、各エージェントに対し、各エージェントが一意に識別可能となるように識別情報(値)を付与する。例えば、エージェント毎に重複しないような連続的な整数値をエージェントに与える。
マネージャは、エージェントから運用監視データを取得する際に、何らかの手段により、その運用監視データがどのエージェントから取得したデータかを識別可能なように構成される。例えば、エージェントがマネージャに運用監視データを含む通知電文を通知する際に、当該エージェントは自らの識別子を通知電文中に格納し、その通知電文をマネージャに通知する。また、マネージャと各エージェントとの間に予め通信路を確立し、マネージャはエージェントからの電文受信時の通信路を判別することによって、当該電文に対応するエージェントを識別するよう構成することも可能である。エージェントを識別するための手段自体は、従来技術により実現可能であり、その他どのような手段を用いてもよい。
マネージャは、エージェントから取得した運用監視データを記憶手段に蓄積する際に、エージェントを識別するための何らかの情報を付与する。例えば、エージェントが通知電文中に自らの識別子を格納している場合、マネージャはその識別子自体を付与する。また、エージェントとの通信路が確立している場合は、通信路からエージェントを識別し、エージェントが有する識別子とは必ずしも同じではないマネージャ自身が有するエージェントを識別する情報を付与する。これらの情報をここではエージェント識別情報と呼ぶ。
マネージャは、上記のようにして蓄積されたエージェント識別情報が付与された運用監視データから、エージェント識別情報をキーにして、特定のエージェントから取得した運用監視データのみを抽出して参照できるように構成される。
例えば、運用監視データを蓄積する手段としてリレーショナルデータベースを用い、収集した運用監視データを格納するテーブルを設け、各監視対象から収集した情報を逐次レコードとして追加するように構成する。当該テーブルにおいては、収集した運用監視データを格納するためのカラムに加え、当該運用監視データを取得したエージェントを識別する情報を独立したカラムで管理し、エージェント識別情報を検索のキーとすることができるように構成する。蓄積された運用監視データを参照する際には、WHERE句に参照したい特定のエージェント識別情報をキー情報として指定し、SELECT文を発行することで、特定のエージェントから取得した運用監視データのみを抽出することができる。
また、マネージャは、運用監視システムを利用するユーザと、当該ユーザが保有する監視対象機器の運用監視データを取得するエージェントとの対応を管理できるように構成する。例えば、運用監視システムを利用するユーザに対し、ユーザ毎に一意となるような識別情報を与え、その識別情報と、当該ユーザが保有する監視対象機器の運用監視データを取得するエージェントの識別情報とを管理するためのリレーショナルデータベースを備え、ユーザの識別情報と、エージェントの識別情報とを対にしたテーブルを設ける。
また、マネージャは、運用監視システムを利用するユーザと、当該ユーザが保有する監視対象機器の運用監視データを取得するエージェントとの対応を管理する上記構成によって、ユーザを特定することにより、当該ユーザが保有する監視対象機器の運用監視データを取得するエージェントを特定できるように構成されている。例えば、前述のテーブルにおいてユーザの識別情報を検索のキー情報にできるように構成する。そして、ユーザの識別情報からエージェントを特定する際には、WHERE句に該当のユーザの識別情報をキー情報として指定し、SELECT文を発行することで、当該ユーザが保有する監視対象機器の運用監視データを取得するエージェントを検索できる。
前述した手段を組み合わせることにより、マネージャは運用監視システムを利用するユーザを特定し、当該ユーザが保有する監視対象機器を監視するエージェントを検索し、検索結果としてエージェント群を取得する。そして、マネージャは、エージェント群における各エージェントの識別情報をキー情報として、蓄積された運用監視データの中から、特定のエージェントから取得した監視対象機器の運用監視データを検索する処理を繰り返す。得られた各々の検索結果である運用監視データの集合が、特定のユーザが保有する監視対象機器に関する運用監視データになる。従って、マネージャは、このようにして得られた運用監視データの集合を上記特定のユーザに関する検索結果として返却することができる。
蓄積した運用監視データの中からユーザ識別情報を特定することにより、特定のユーザが保有する監視対象機器の運用監視データのみを抽出して参照できるようにした上述した構成では、特定のユーザが保有する監視対象機器に関する運用監視データを検索して参照することは可能であるが、この構成のみでは、あるユーザが他のユーザに関わる検索キー(ユーザ識別情報、エージェント識別情報等)を知っている場合、そのユーザの検索キーをマネージャに与えることにより、マネージャは、当該他のユーザが保有する監視対象機器に関する運用監視データを出力し、ユーザは他の運用監視データを取得できてしまう。このような問題を解決するために、前述した構成に加え、あるユーザは、他のユーザが保有する監視対象機器の運用監視データを参照できないように制限を行う構成をマネージャに追加してもよい。
例えば、ユーザ識別情報を特定することにより、特定のユーザが保有する監視対象機器の運用監視データのみを抽出し参照するための一連の手順において、当該一連の手順は不可分にしか実行できないように構成する。すなわち、エージェントを特定し、当該特定のエージェントから運用監視データを検索する処理において、ユーザ識別情報を特定して検索されたエージェントのみが検索のキー情報となるようにし、それ以外のエージェントを指定しての検索はできないようにマネージャを構成する。
その上、検索の最初のキー情報となるユーザを特定する情報に関しても、当該ユーザのもののみが指定できるように構成する。例えば、公知であるいわゆるログインとよばれる、入力されたユーザ識別情報(ユーザ名)をマネージャが特定(認証)する処理と、前述の一連の手順を不可分に構成するとともに、ログインにおいて特定されたユーザ識別情報のみが前述の一連の手順に対する入力、すなわち検索のキー情報とする。この場合、ログインを行ったユーザは、前述の一連の手順によって、自身が保有する機器の運用監視データを参照することが可能になるとともに、他のユーザが保有する監視対象機器の運用監視データを参照できなくなる。
(実施の形態の詳細)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態においては、運用監視データの取得等の処理のためのプロトコルの一例として、非特許文献1に記載されたSNMP(Simple Network Management Protocol)を用いることを想定しているが、本発明はSNMPに限らず、マネージャに相当する装置とエージェントに相当する装置を有し、マネージャに相当する装置がエージェントに相当する装置から運用監視データを取得する処理を行うプロトコルであればどのようなプロトコルにも適用できる。
<システム構成>
図2に本発明の実施の形態におけるネットワーク運用監視システムの構成を示す。図2に示す構成は、全体としては図1に示した構成と同様であり、保有者1が保有するLAN1、保有者2が保有するLAN2、及び保有者3が保有するLAN3が公衆回線網4に接続されるとともに、LAN1〜LAN3の運用監視を行うための単一のマネージャ5が公衆回線網4に接続されている。
また、LAN1には、監視対象機器11、当該監視対象機器11の運用監視データを取得するエージェントA11、監視対象機器12、及び当該監視対象機器12の運用監視データを取得するエージェントA12が接続されている。また、LAN2には、監視対象機器21、当該監視対象機器21の運用監視データを取得するエージェントA21、監視対象機器22、及び当該監視対象機器22の運用監視データを取得するエージェントA22が接続されている。更に、LAN3には、監視対象機器31、当該監視対象機器31の運用監視データを取得するエージェントA31、監視対象機器32、及び当該監視対象機器32の運用監視データを取得するエージェントA32が接続されている。
また、図2に示す構成では、LAN1に、保有者1のユーザ(ネットワーク管理者等)が使用するユーザ端末13が接続されている。当該ユーザ端末13は、Webブラウザを備えたPC(パーソナルコンピュータ)である。
本実施の形態では、各エージェントに各エージェントを識別可能とする識別子(エージェント識別子)が付与されている。具体的には、各エージェントに4桁の整数値が付与されており、エージェントA11、A12、A21、A22、A31、A32のそれぞれに4桁の整数値である識別子0011、0012、0021、0022、0031、0032が付与されている。各エージェントは、付与された識別子を自身の記憶装置に格納しておくとともに、マネージャ5に運用監視データを送信する際に、自身に付与されている識別子を記憶装置から読み出し、その識別子を運用監視データに付加し、識別子と運用監視データとをマネージャ5に送信する手段を有している。
マネージャ5は、運用監視データを各エージェントから取得し、データベースに蓄積して必要に応じて出力するという従来のマネージャの機能に加えて、本発明に係る処理を行う機能を備えている。
図3に、マネージャ5の機能構成図を示す。図3に示すように、マネージャ5は、対ユーザ端末通信部51、対エージェント通信部52、認証部53、データベース操作制御部54、及びデータベース機能部55を備えている。また、図示していないが、マネージャ5は、キーボード、ディスプレイ等の入出力部を備えている。
対ユーザ端末通信部51は、ネットワーク管理者等が使用するユーザ端末13との通信を行うための機能部である。本実施の形態では対ユーザ端末通信部51はWebサーバ機能を含み、Webブラウザを備えたユーザ端末13からの要求に応じて、データベース操作制御部54に対して運用監視データ取得の指示を行い、データベース操作制御部54がデータベース機能部55から取得した運用監視データを上記要求に対する応答として返す機能を有する。
対エージェント通信部52は、各エージェントと通信を行うための機能部であり、エージェントに対して運用監視データの要求を送信し、その応答としてエージェントから運用監視データを受信する機能等を有する。
認証部53は、対ユーザ端末通信部51を介して接続されたユーザ端末13に認証情報(ユーザ名とパスワード)を要求し、ユーザ端末13から受信した認証情報と、データベース機能部55におけるユーザ情報テーブルに予め格納されている認証情報とを照合することにより、ユーザ認証を行う機能部である。なお、本実施形態では、このようなユーザ名とパスワードを用いて認証を行っているが、他の認証方法を用いてもよいことはいうまでもない。また、認証部53は必須ではない。
データベース操作制御部54は、ユーザ端末13、あるいはマネージャ5の入出力部から入力される要求に基づき、データベース機能部55に対してデータ検索等を行うための命令(コマンドと呼ぶ)を発行し、データベース機能部55から目的のデータを取得し、出力したりする機能部である。なお、本実施の形態では、データベース操作制御部54は、SQLと呼ばれるデータベース言語に準拠したコマンドを用いる。また、データベース操作制御部54は、認証部53により認証に成功したユーザ名を用いてデータベース機能部55から取得したエージェント識別子のみを検索コマンドのキー情報として使用することを許容し、それ以外のエージェント識別子を検索コマンドのキー情報として使用することを許容しないこととする機能も有している。
データベース機能部55は、リレーショナルデータベースマネジメントシステム(RDBMS)を構成する機能部であり、リレーショナルデータベースとしての監視情報テーブル、及び保有者名−エージェント識別子対応テーブルを保持する。データベース機能部55は、データベース操作制御部54からのコマンドに基づき、テーブルへのデータ追加、テーブルからのデータ取得等を実行する機能を有している。また、データベース機能部55は、テーブルのデータを物理的に格納する記憶装置を有しており、その機能はコンピュータとしてのマネージャ5にリレーショナルデータベースマネジメントシステムに対応するソフトウェアを搭載することにより実現されている。
監視情報テーブルは、各エージェントから取得した運用監視データを蓄積するテーブルである。図4に、監視情報テーブルに格納されるデータの一例を示す。図4に示すように、監視情報テーブルは、エージェントを識別するためのエージェント識別子に対応するカラムと、エージェントから取得した運用監視データに対応するカラムを有する。このテーブル構成により、エージェント識別子をキーにして、運用監視データを検索、参照することが可能になっている。また、図4に示す例では、運用監視データとして、監視対象機器の稼動状態と、稼動状態が確認されたときの時刻が含まれている。
図5に、保有者名−エージェント識別子対応テーブルに格納されるデータの一例を示す。図5に示すように、保有者名−エージェント識別子対応テーブルは、運用監視の対象であるLANを保有する保有者を識別するための保有者名に対応するカラムと、保有者のLAN上に設置された各エージェントのエージェント識別子のカラムを有する。このテーブル構成により、保有者名をキーにして、エージェント識別子を検索、参照することができる。
マネージャ5は、CPU、メモリ等を有する一般的なコンピュータに、本実施形態で説明する処理を実行するためのプログラムを搭載することにより実現可能である。また、当該プログラムは、可搬メモリ等の記録媒体からコンピュータにインストールすることが可能である。
<運用監視システムの処理動作例1>
次に、図2に示した運用監視システムの処理動作例1について説明する。この処理動作例1は、運用監視システムの基本的な動作の例である。以下、図2に示した運用監視システムの中の保有者1、LAN1、エージェントA12に主に焦点を当てて処理手順を説明する。
まず、エージェントA12から運用監視データがマネージャ5に通知され、マネージャ5がその運用監視データを監視情報テーブルに格納する処理について説明する。
エージェントA12は、監視対象機器12の稼動状態を監視しており、時刻2008/1/17 14:09:10に、当該監視対象機器12が異常な状態であることを検知する。そして、図6に示すように、エージェントA12は、検知した内容を示すデータである運用監視データをマネージャ5に送信する。図6に示すように、エージェントA12は、運用監視データ(機器12の稼動状態=異常、時刻=2008-01-17 14:09:10)に自らの識別子"0012"を付加し、運用監視データと識別子とを通知電文に含めてマネージャ5に送信する。
マネージャ5には図4に示したデータが監視情報テーブルに既に格納されているものとする。マネージャ5のデータベース操作制御部54は、対エージェント通信部52を介して上記通知電文を受信する。そして、図7に示すように、データベース操作制御部54は、以下のコマンドをデータベース機能部55に発行することにより、データベース機能部55に対して、監視情報テーブルにエージェント識別子'0012'と運用監視データとを格納するよう要求し、データベース機能部55は、当該データを監視情報テーブルに格納する。
コマンド:INSERT INTO 監視情報テーブル VALUES ('0012'、'機器12の稼動状態=異常、時刻=2008-01-17 14:09:10')。
上記のようにエージェント識別子と運用監視データとを監視情報テーブルに格納することにより、エージェント識別子を指定して、当該エージェント識別子に対応する運用監視データのみを取得することが可能になる。
図8に示すように、データベース操作制御部54が下記のコマンドをデータベース機能部55に対して発行することにより、データベース操作制御部54がエージェント識別子'0012'に対応する運用監視データの抽出をデータベース機能部55に要求する。なお、データベース操作制御部54は、例えばネットワークにより接続されたユーザ端末、もしくはマネージャ5の入出力部からの指示により下記のコマンドを発行する。
コマンド:SELECT 運用監視データ FROM 監視情報テーブル WHERE エージェント識別子='0012'
そして、データベース機能部55はエージェント識別子'0012'に対応する運用監視データを取得してデータベース操作制御部54に渡し、データベース操作制御部54はその運用監視データを出力(表示等)する。
更に、特定の保有者名を指定することにより、当該保有者名に対応するエージェント識別子を取得することも可能である。ここでは、保有者名−エージェント識別子対応テーブルに図5に示すデータが格納されているものとする。
例えば、図9に示すように、データベース操作制御部54が下記のコマンドをデータベース機能部55に対して発行することにより、データベース操作制御部54が保有者名'保有者1'に対応するエージェント識別子の抽出をデータベース機能部55に要求する。
コマンド:SELECT エージェント識別子 FROM 保有者名−エージェント識別子対応テーブル WHERE 保有者名='保有者1'
データベース機能部55は、上記コマンドに従って、保有者名='保有者1'に対応するエージェント識別子である'0011'と'0012'を抽出し、データベース操作制御部54はこれらのエージェント識別子を取得できる。
また、データベース操作制御部54は、上記のようにして保有者名に基づき1つ又は複数のエージェント識別子を取得したことに応じて、各エージェント識別子を用いて監視情報テーブルから各エージェント識別子に対応する運用監視データを取得し、それを出力することもできる。
すなわち、図10に示すように、データベース操作制御部54が、エージェント識別子'0011'と'0012'を取得した後、下記のコマンド1、コマンド2をデータベース機能部55に発行することにより、各エージェント識別子に対応する運用監視データを取得し、出力する。
コマンド1:SELECT 運用監視データ FROM 監視情報テーブル WHERE エージェント識別子='0011'
コマンド2:SELECT 運用監視データ FROM 監視情報テーブル WHERE エージェント識別子='0012'
これにより、特定の保有者が保有する監視対象機器の運用監視データのみを取得することが可能となる。また、データベース操作制御部54は、保有者名が入力されてから運用監視データを出力するまでの処理を、ユーザからの操作を要せずに、一連の処理として連続して行うこととしてもよい。この場合、ユーザ名(ここでは保有者名)入力から運用監視データ抽出までの一連の手順を不可分にしか実行できないようにする。つまり、ユーザ名を特定して検索されたエージェント識別子のみが運用監視データ検索のキー情報となるようにし、それ以外のエージェント識別子を指定しての検索はできないようにデータベース操作制御部54を構成する。
上記の構成により、マネージャ5は、特定の保有者の保有者名の入力を受けたことに応じて、その保有者が保有するLANにおける監視対象機器の運用監視データのみを出力することが可能となる。
<運用監視システムの処理動作例2>
上記の処理動作例1においても、例えばある保有者に関する情報(保有者名、エージェント識別子)を他の保有者に知られないようにすれば、ある保有者が保有する監視対象機器に関する運用監視データは当該保有者のみが参照でき、他の保有者は参照することができないようにすることは可能である。しかし、ある保有者に関する情報を他の保有者に知られないようにするためには、情報の内容の決定(推定困難な情報にする等)や情報管理(秘密に保つ等)等を適切に行う等のシステム以外の要素が多くなる。以下では、ある保有者が保有する監視対象機器に関する運用監視データは当該保有者のみが参照でき、他の保有者は参照できないこととするという課題をシステム(主にマネージャ5)を用いて解決する処理動作を処理動作例2として説明する。
以下、処理動作例2を図11のシーケンスチャートの手順に沿って説明する。
まず、保有者1のユーザ(ネットワーク管理者等)が、LAN1に接続されたユーザ端末13からマネージャ5の対ユーザ端末通信部51にアクセスする(ステップ1)。すると、マネージャ5は、認証部53の機能に基づき、ユーザ認証画面データをユーザ端末13に送信する(ステップ2)。ユーザ端末13にはユーザ認証画面が表示され、ユーザは、ユーザ名(ここでは'保有者1')とパスワードをユーザ端末13に入力し、ユーザ端末13から'保有者1'とパスワード(これらを認証情報と呼ぶ)がマネージャ5に送信される(ステップ3)。
'保有者1'とパスワードは、対ユーザ端末通信部51を介して認証部53に送られ、認証部53は、データベース機能部55に含まれるユーザ情報テーブル(登録された認証情報を格納する)を参照することによりユーザ認証を行う(ステップ4)。ここではユーザ認証に成功したものとする。つまり、ここでマネージャ5は、'保有者1'は正当な保有者からの情報であると認識する。また、認証部53は、'保有者1'を認証に成功したユーザ名であるとして保持しておく。なお、認証方法には種々の方法があり、本実施形態において説明する認証方法は一例に過ぎない。
その後、例えば、ユーザ端末13にはメニュー画面が表示され、ユーザは運用監視データの参照を選択する。ユーザ端末13は、'保有者1'を含む運用監視データ参照要求をマネージャ5に送信する(ステップ5)。
マネージャ5のデータベース操作制御部54は、対ユーザ端末通信部51を介して上記の運用監視データ参照要求を受信する。データベース操作制御部54は、運用監視データ参照要求に含まれる保有者名'保有者1'を取得し、当該"保有者1"が認証に成功しているかどうかを認証部53に問い合わせる。本実施形態では、データベース操作制御部54は、認証部53から'保有者1'は認証に成功している旨の応答を受信する。なお、ここで認証部53から'保有者1'は認証に成功していない旨の応答を受信した場合、データベース操作制御部54はこれ以上の処理を行わず、例えばエラーメッセージをユーザ端末13に送信する。
続いて、データベース操作制御部54は、'保有者1'をキーにして、データベース機能部55に対して以下のコマンドを発行することにより、データベース機能部55に対して保有者名−エージェント識別子対応表から'保有者1'に対応するエージェント識別子を検索するように要求する(ステップ6)。
コマンド:SELECT エージェント識別子 FROM 保有者名−エージェント識別子対応テーブル WHERE 保有者名='保有者1'
データベース操作制御部54は、データベース機能部55から検索結果であるエージェント識別子'0011'と'0012'を取得する(ステップ6)。そして、例えば、データベース操作制御部54は、これらのエージェント識別子'0011'と'0012'に対して、認証に成功している'保有者1'をキーとしてデータベース機能部55から取得した情報であることを示す確認情報を付加する。
続いてデータベース操作制御部54は、'保有者1'をキーとしてデータベース機能部55から取得した(つまり、上記確認情報が付加された)各々のエージェント識別子に対応する運用監視データを監視情報テーブルから取得するようにデータベース機能部55に対して要求を発行する。具体的には、データベース操作制御部54は、下記のコマンド1、コマンド2をデータベース機能部55に対して発行する(ステップ7)。
コマンド1:SELECT 運用監視データ FROM 監視情報テーブル WHERE エージェント識別子='0011'
コマンド2:SELECT 運用監視データ FROM 監視情報テーブル WHERE エージェント識別子='0012'
データベース機能部55は、エージェント識別子'0011'と'0012'のそれぞれに対応する運用監視データをデータベース操作制御部54に返却し、データベース操作制御部54はそれらの運用監視データを対ユーザ端末通信部51を介してユーザ端末13に送信する(ステップ8)。
なお、処理動作例2では、例えば、データベース操作制御部54に対して外部からエージェント識別子を指定して当該エージェント識別子に対応する運用監視データを取得するよう要求したとしても、その要求は受け付けられない。処理動作例2では、データベース操作制御部54は、認証に成功した保有者名をキーにして取得されたエージェント識別子のみを運用監視データの検索キーとして使用する。
図12は、処理動作例2の概念を示す図である。図12に示すように、処理動作例2によれば、ある保有者(保有者1)が保有する監視対象機器に関する運用監視データは当該保有者のみが参照でき、他の保有者は参照できないことになる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
単一のマネージャを用いる場合に生じる問題点を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるネットワーク運用監視システムの構成図である。 マネージャ5の機能構成図である。 監視情報テーブルに格納されるデータの一例を示す図である。 保有者名−エージェント識別子対応テーブルに格納されるデータの一例を示す図である。 運用監視データの通知処理を説明するための図である。 運用監視データの格納処理を説明するための図である。 エージェント識別子をキーとする運用監視データの検索処理を説明するための図である。 保有者名をキーとするエージェント識別子の検索処理を説明するための図である。 エージェント識別子をキーとする運用監視データの検索処理を説明するための図である。 処理動作例2を説明するためのシーケンスチャートである。 処理動作例2の効果を示す概念図である。
符号の説明
1〜3 LAN
11〜32 監視対象機器
A11〜A32 エージェント
13 ユーザ端末
4 公衆回線網
5 マネージャ
51 対ユーザ端末通信部
52 対エージェント通信部
53 認証部
54 データベース操作制御部
55 データベース機能部

Claims (5)

  1. 監視対象機器の運用監視データを取得し、当該運用監視データを通信ネットワークを介してマネージャ装置に送信する複数のエージェント装置と、前記複数のエージェント装置から運用監視データを受信し、蓄積する前記マネージャ装置とを備えたネットワーク運用監視システムであって、
    前記マネージャ装置は、
    各エージェント装置から受信する運用監視データと、当該運用監視データを送信したエージェント装置を前記ネットワーク運用監視システム内で一意に識別するための値であるエージェント識別情報とを対応付けて格納する監視情報格納手段と、
    監視対象機器の保有者を保有者毎に一意に識別する保有者識別情報と、当該保有者が保有する監視対象機器に対応するエージェント装置のエージェント識別情報とを対応付けて格納する保有者エージェント対応情報格納手段と、
    ある保有者識別情報の入力を受け、当該保有者識別情報に対応するエージェント識別情報を前記保有者エージェント対応情報格納手段から取得し、当該保有者エージェント対応情報格納手段から取得したエージェント識別情報を検索キー情報として使用して、当該エージェント識別情報に対応する運用監視データを前記監視情報格納手段から取得し、出力する運用監視データ取得手段と、を備え、
    前記運用監視データ取得手段は、
    通信ネットワークを介して保有者識別情報を受信し、当該保有者識別情報が正当な保有者のものであるかどうかの認証を行う認証手段を備え、前記認証手段による認証に成功した保有者識別情報に基づき前記保有者エージェント対応情報格納手段から取得したエージェント識別情報のみを、前記監視情報格納手段から運用監視データを取得する際の検索キー情報として使用する
    ことを特徴とするネットワーク運用監視システム。
  2. 各エージェント装置は、監視対象機器の運用監視データと、自身のエージェント識別情報とを含む通知電文を前記マネージャ装置に送信する手段を備え、
    前記マネージャ装置は、前記エージェント装置から受信する通知電文から運用監視データとエージェント識別情報とを取得して、前記監視情報格納手段に格納する請求項1に記載のネットワーク運用監視システム。
  3. 監視対象機器の運用監視データを取得し、当該運用監視データを通信ネットワークを介してマネージャ装置に送信する複数のエージェント装置と、前記複数のエージェント装置から運用監視データを受信し、蓄積する前記マネージャ装置とを備えたネットワーク運用監視システムであって、
    前記マネージャ装置は、
    各エージェント装置から受信する運用監視データと、当該運用監視データを送信したエージェント装置を前記ネットワーク運用監視システム内で一意に識別するための値であるエージェント識別情報とを対応付けて格納する監視情報格納手段と、
    監視対象機器の保有者を保有者毎に一意に識別する保有者識別情報と、当該保有者が保有する監視対象機器に対応するエージェント装置のエージェント識別情報とを対応付けて格納する保有者エージェント対応情報格納手段と、
    ある保有者識別情報の入力を受け、当該保有者識別情報に対応するエージェント識別情報を前記保有者エージェント対応情報格納手段から取得し、当該保有者エージェント対応情報格納手段から取得したエージェント識別情報を検索キー情報として使用して、当該エージェント識別情報に対応する運用監視データを前記監視情報格納手段から取得し、出力する運用監視データ取得手段と、を備え、
    各エージェント装置は、監視対象機器の運用監視データと、自身のエージェント識別情報とを含む通知電文を前記マネージャ装置に送信する手段を備え、
    前記マネージャ装置は、前記エージェント装置から受信する通知電文から運用監視データとエージェント識別情報とを取得して、前記監視情報格納手段に格納する
    ことを特徴とするネットワーク運用監視システム
  4. 監視対象機器の運用監視データを取得し、当該運用監視データを通信ネットワークを介してマネージャ装置に送信する複数のエージェント装置と、前記複数のエージェント装置から運用監視データを受信し、蓄積する前記マネージャ装置とを備えたネットワーク運用監視システムにおいて使用される前記マネージャ装置であって、
    各エージェント装置から受信する運用監視データと、当該運用監視データを送信したエージェント装置を前記ネットワーク運用監視システム内で一意に識別するための値であるエージェント識別情報とを対応付けて格納する監視情報格納手段と、
    監視対象機器の保有者を保有者毎に一意に識別する保有者識別情報と、当該保有者が保有する監視対象機器に対応するエージェント装置のエージェント識別情報とを対応付けて格納する保有者エージェント対応情報格納手段と、
    ある保有者識別情報の入力を受け、当該保有者識別情報に対応するエージェント識別情報を前記保有者エージェント対応情報格納手段から取得し、当該保有者エージェント対応情報格納手段から取得したエージェント識別情報を検索キー情報として使用して、当該エージェント識別情報に対応する運用監視データを前記監視情報格納手段から取得し、出力する運用監視データ取得手段と、を備え、
    前記運用監視データ取得手段は、
    通信ネットワークを介して保有者識別情報を受信し、当該保有者識別情報が正当な保有者のものであるかどうかの認証を行う認証手段を備え、前記認証手段による認証に成功した保有者識別情報に基づき前記保有者エージェント対応情報格納手段から取得したエージェント識別情報のみを、前記監視情報格納手段から運用監視データを取得する際の検索キー情報として使用する
    ことを特徴とするマネージャ装置。
  5. 監視対象機器の運用監視データを取得し、当該運用監視データを通信ネットワークを介してマネージャ装置に送信する複数のエージェント装置と、前記複数のエージェント装置から運用監視データを受信し、蓄積する前記マネージャ装置とを備えたネットワーク運用監視システムにおいて前記マネージャ装置が実行するネットワーク運用監視方法であって、
    前記マネージャ装置は、監視対象機器の保有者を保有者毎に一意に識別する保有者識別情報と、当該保有者が保有する監視対象機器に対応するエージェント装置を前記ネットワーク運用監視システム内で一意に識別するための値であるエージェント識別情報とを対応付けて格納する保有者エージェント対応情報格納手段を備え、前記マネージャ装置が実行する前記ネットワーク運用監視方法は、
    各エージェント装置から受信する運用監視データと、当該運用監視データを送信したエージェント装置を識別するためのエージェント識別情報とを対応付けて監視情報格納手段に格納する監視情報格納ステップと、
    ある保有者識別情報の入力を受け、当該保有者識別情報に対応するエージェント識別情報を前記保有者エージェント対応情報格納手段から取得するエージェント識別情報取得ステップと、
    当該保有者エージェント対応情報格納手段から取得したエージェント識別情報を検索キー情報として使用して、当該エージェント識別情報に対応する運用監視データを前記監視情報格納手段から取得し、出力する運用監視データ出力ステップとを有し、
    前記マネージャ装置は、通信ネットワークを介して保有者識別情報を受信し、当該保有者識別情報が正当な保有者のものであるかどうかの認証を行う認証手段を備えており、
    前記運用監視データ出力ステップにおいて、前記マネージャ装置は、前記認証手段による認証に成功した保有者識別情報に基づき前記保有者エージェント対応情報格納手段から取得したエージェント識別情報のみを、前記監視情報格納手段から運用監視データを取得する際の検索キー情報として使用する
    ことを特徴とするネットワーク運用監視方法。
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