JP4708940B2 - コンテンツ情報設定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サーバがネットワークを介して接続される複数の電子装置に対してコンテンツ情報の設定を行うというシステムで実行されるコンテンツ情報設定方法に関する。
ネットワークに接続される電子装置では、パラメータ情報やプログラム情報が正しく設定されないと、その機能を発揮しないことになる。これから、ネットワークに接続される電子装置に対して、パラメータ情報やプログラム情報を正しく、しかも簡単に設定できるようにする構成を構築していく必要がある。
従来、ネットワークに接続される電子装置に対して識別コードや通信パラメータなどの情報の設定を行う場合には、電子装置に直接接続するようにして、予め用意した専用ツールを使ってそれらの情報の設定を行うようにしている。
この従来技術に従っていると、専用のツールを用意しなければならないという問題があるとともに、その専用のツールを使いこなすための専門的な知識が必要になるという問題がある。
このようなことを背景にして、最近では、インターネットを介して電子装置に接続して必要な情報の設定を行うという方法が提案されている。
例えば、下記に示す特許文献1には、端末とパラメータファイル設定の対象となる通信機器とに通信ネットワークを介して接続されたパラメータファイル設定サーバが、通信機器のパラメータファイルを記憶する記憶部と、端末からパラメータファイル情報を含むパラメータファイル設定要求を受信し、通信機器に対して、そのパラメータファイル情報で指定されたパラメータファイルの設定を実行するパラメータファイル設定部とを備えることで、通信ネットワーク経由で通信機器のパラメータファイル設定を行うことができるようにするという発明が記載されている。
また、下記に示す特許文献2には、固体識別コードを持つ通信ユニットを有する複数のプログラマブルコントローラに接続された機器構成管理装置が、固体識別コードを取得する固体識別コード取得手段と、その取得した固体識別コードに応じて、データベースから通信ユニットに必要な通信パラメータを検索するユニット依存データ検索手段と、通信ユニットの固体識別データ及び通信パラメータを組み合わせた機器構成管理データを記憶する機器構成管理データ記憶手段と、設定した通信パラメータに対する固体識別コードと実際の通信ユニットにある固体識別コードとを照合して、一致する通信ユニットに対して通信パラメータを送出する送出手段とを備えることで、ネットワークを介して通信パラメータの設定を行うときに、誤って別のプログラマブルコントローラへ通信パラメータを設定することがないようにするという発明が記載されている。
また、下記に示す特許文献3には、センタ装置にて、通信機器の通信機能の実行内容を記述したプロセスデータ及びユーザごとに異なる個別設定情報を記述するためのパラメータデータを作成して通信ネットワークを介して各ユーザ装置に送信し、各ユーザ装置にて、パラメータデータ中に個別設定情報を記述することで通信機器にセットする制御プログラムを作成するようにすることで、ユーザに応じた制御プログラムの作成処理をセンタ装置に頼らずに各ユーザ装置で分担して実行できるようにすることで、ユーザごとの通信機器の機能設定制御をセンタ装置と各ユーザ装置とが協働して効率よく実行することができるようにするという発明が記載されている。
特開2002−328853号公報 特開2004−302735号公報 特開2004−363646号公報
引用文献1〜3に記載されるように、最近では、電子装置に直接接続して情報の設定を行うのではなくて、インターネットを介して電子装置に接続して情報の設定を行うようにすることで、特別なスキルを有する作業者でなくても電子装置のパラメータ情報などの設定を行うことができるようにしている。
しかしながら、電子装置の側で個別的にパラメータ情報などの設定を行うことも起こるが、従来技術では、このようなことを想定していない。
これから、従来技術に従っていると、電子装置とサーバとがネットワークを介して接続されて、そのサーバが電子装置に対してパラメータ情報などのような情報の設定を行うという構成を採る場合に、電子装置とサーバとの間で、その設定情報を共有することができないという問題がある。
したがって、例えば、サーバから設定される設定情報に従って設定が行われることで、電子装置の側で設定した設定情報が上書きされてしまい、本来の設定情報が設定されないことになってしまうというようなことも起こる。
また、従来技術では、サーバが設定情報をそのまま電子装置に送信するようにしており、これから、大きなデータ量の設定情報を送信することで通信の負荷が大きくなるという問題もある。
この問題については、設定情報をデータ圧縮して送信するようにしても、設定情報のデータ量が大きいことで圧縮データもある程度以上のものとなることが避けられず、これから基本的には解決できない問題である。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、サーバがネットワークを介して接続される複数の電子装置に対してコンテンツ情報の設定を行うという構成を採る場合に、電子装置とサーバとの間で、そのコンテンツ情報を共有することを可能とし、さらに、そのコンテンツ情報の設定にあたって、通信量を大幅に削減できるようにする新たなコンテンツ情報設定技術の提供を目的とする。
この目的を達成するために、本発明のコンテンツ情報設定方法は、複数の電子装置とそれらの電子装置にネットワークを介して接続されるサーバとで構成されるシステムに適用されて、以下に説明する手順を実行することで、電子装置が所望のコンテンツ情報を設定できるように処理する。
すなわち、サーバは、各電子装置の持つべきコンテンツ情報を作成すると、各コンテンツ情報毎に、そのコンテンツ情報と、そのコンテンツ情報から導出される短縮情報と、そのコンテンツ情報の生成日時の情報とで構成されるオブジェクト情報を作成して、それを記憶手段に登録する。
一方、電子装置は、自装置でコンテンツ情報を作成して、それに基づいてサーバから設定されたコンテンツ情報を変更する場合には、その作成したコンテンツ情報と、その作成したコンテンツ情報から導出される短縮情報と、その作成したコンテンツ情報の生成日時の情報とで構成されるオブジェクト情報を作成して、それをサーバに送信することで、サーバの記憶手段に対して、そのオブジェクト情報を登録する。
このようにして、サーバの備える記憶手段には、各電子装置の持つべきコンテンツ情報と、そのコンテンツ情報から導出される短縮情報と、そのコンテンツ情報の生成日時の情報とで構成されるオブジェクト情報が記憶されることになる。
このとき、記憶手段は、最新のオブジェクト情報のみを記憶するのではなくて、電子装置毎の履歴データの形でオブジェクト情報を記憶するように処理することがある。この構成を採る場合には、過去に使用したオブジェクト情報を使ってコンテンツ情報の設定を行うことができるようになる。
このようにしてオブジェクト情報を記憶するときに、サーバは、上記サーバは、電源が投入された電子装置からの接続要求か、自サーバでオブジェクト情報を作成することで、その電子装置に割り付けられる短縮情報及び生成日時情報を送信する必要があることを判断すると、記憶手段からその短縮情報及び生成日時情報を読み出して、その電子装置に送信する。
また、サーバは、自サーバでオブジェクト情報を作成して記憶手段に登録するときには、該当する電子装置に割り付けられる短縮情報及び生成日時情報を送信する必要があることを判断して、記憶手段からその短縮情報及び生成日時情報を読み出して、その電子装置に送信する。
この短縮情報及び生成日時情報の送信を受けて、電子装置は、その送信されてきた短縮情報と自装置の持つコンテンツ情報から導出される短縮情報とを比較するとともに、その送信されてきた生成日時情報と、自装置の持つコンテンツ情報の生成日時の情報とを比較して、両方ともが一致することを判断するときには、自装置の持つコンテンツ情報の設定でよいことを判断して、そのまま処理を終了する。
一方、送信されてきた短縮情報と自装置の持つコンテンツ情報から導出される短縮情報とが一致しないことを判断したり、自装置の持つコンテンツ情報の生成日時情報の方が古いことを判断することで、自装置の持つコンテンツ情報が有効でないことを判断する場合には、電子装置は、その判断の時点やその後のコンテンツ情報を設定する時点などに、サーバに対して、自装置が設定すべきコンテンツ情報の送信を要求することで、サーバから自装置の持つべきコンテンツ情報を持つオブジェクト情報を取得する。
そして、電子装置は、その取得したオブジェクト情報の持つコンテンツ情報の短縮情報を導出して、その導出した短縮情報とその取得したオブジェクト情報の持つ短縮情報とを比較し、それが一致することを判断するときには、その取得したオブジェクト情報の持つコンテンツ情報が有効(破壊されていない)であることを判断して、そのコンテンツ情報を使って設定を行う。
ここで、電子装置は、サーバに接続要求するときに、自装置がサーバに登録されていない場合には、サーバに対してどのようなコンテンツ情報を持つのかということを示すメタ情報を通知してくるので、サーバは、その通知されるメタ情報に従って、記憶手段に記憶するコンテンツ情報を作成するように処理することになる。
以上に説明した本発明のコンテンツ情報設定方法の実現に用いられるサーバは、(1)各電子装置の持つべきコンテンツ情報と、そのコンテンツ情報から導出される短縮情報と、そのコンテンツ情報の生成日時の情報とで構成されるオブジェクト情報を記憶する記憶手段と、(2)電子装置で作成されたコンテンツ情報と、そのコンテンツ情報から導出される短縮情報と、そのコンテンツ情報の生成日時の情報とで構成されるオブジェクト情報が電子装置から送信されてくる場合に、そのオブジェクト情報を受信して記憶手段に登録する受信手段と、(3)所定の契機に、電子装置に対して、その電子装置に割り付けられる記憶手段の記憶する短縮情報及び生成日時情報を送信する第1の送信手段と、(4)電子装置がコンテンツ情報の送信を要求する場合に、その電子装置に対して、その電子装置に割り付けられる記憶手段の記憶するオブジェクト情報を送信する第2の送信手段とを備えるように構成する。
ここで、記憶手段を除くこれらの各処理手段はコンピュータプログラムでも実現できるものであり、このコンピュータプログラムは、適当なコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供されたり、ネットワークを介して提供され、本発明を実施する際にインストールされてCPUなどの制御手段上で動作することにより本発明を実現することになる。
本発明では、複数の電子装置とサーバとがネットワークを介して接続されて、そのサーバが電子装置に対してパラメータ情報やプログラム情報などのコンテンツ情報の設定を行うという構成を採る場合に、電子装置の側で作成したコンテンツ情報についてもサーバで記憶するという構成を採って、そのコンテンツ情報の生成日時の情報を使ってどちらのコンテンツ情報を用いるのかを決定するという構成を採ることから、電子装置とサーバとの間でコンテンツ情報を共有することができるようになる。
これから、電子装置の側で設定したコンテンツ情報が上書きされることで消去されてしまうというような不都合は発生しない。
そして、本発明では、電子装置とサーバとの間でコンテンツ情報を共有することに合わせて、サーバはコンテンツ情報を電子装置に送信する前に、そのコンテンツ情報から導出される短縮情報とそのコンテンツ情報の生成日時情報とを電子装置に送信して、それに基づいて、電子装置が既にそのコンテンツ情報を設定している場合には、そのコンテンツ情報を送信しないという構成を採ることから、コンテンツ情報の設定にあたって、通信量を大幅に削減できるようになる。
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
図1に、本発明の適用される制御システムのシステム構成を図示する。
この図に示すように、本発明は、例えば、各ビルに1つ又は複数備えられて、そのビル全体の空調システムを制御する複数の制御コントローラ1-i(i=1〜n)と、これらの制御コントローラ1-iにネットワーク2を介して接続されて、制御コントローラ1-iの持つパラメータ(通常は複数個数ある)に対して値を設定するパラメータ設定サーバ3とを備える制御システムに適用されるものである。
この制御コントローラ1-iは、通信パラメータや制御パラメータなどのパラメータに従って通信処理を実行しつつ制御処理を実行するものであって、(i)パラメータ設定サーバ3により設定されたパラメータ値とその属性情報(後述するハッシュ値、作成日時情報、有効/無効フラグ)とで定義されるパラメータ情報を保持するパラメータ情報保持部10と、(ii)作業者端末100と対話することでパラメータ情報を作成して、それに基づいてパラメータ設定を行うとともに、パラメータ情報保持部10の保持するパラメータ情報を変更するパラメータ情報作成部11と、(iii)パラメータ設定サーバ3からの指示に従ってパラメータ設定を行うとともに、パラメータ情報保持部10の保持するパラメータ情報を変更するパラメータ処理部12とを備える。
一方、パラメータ設定サーバ3は、制御コントローラ1-iの持つパラメータに対して値を設定する処理を行うものであって、(i)制御コントローラ1-iに対して設定したパラメータ値とその属性情報とで定義されるパラメータ情報の履歴データを記憶するパラメータ情報記憶部30と、(ii)管理者端末300と対話することでパラメータ情報を作成して、それをパラメータ情報記憶部30に登録するパラメータ情報作成部31と、(iii)制御コントローラ1-iが作成したパラメータ情報を受信して、それをパラメータ情報記憶部30に登録するパラメータ情報受信登録部32と、(iv)制御コントローラ1-iの持つパラメータに対して値を設定するパラメータ設定部33とを備える。
図2に、パラメータ設定サーバ3の備えるパラメータ情報記憶部30のデータ構造の一例を図示する。
この図に示すように、パラメータ情報記憶部30は、各制御コントローラ1-iのIDに対応付けて、その制御コントローラ1-iに対して設定したパラメータの値と、その設定したパラメータ値に規定のハッシュ関数処理を施すことで得たハッシュ値と、その設定したパラメータ値の作成日時の情報と、その設定したパラメータ値が有効であるのか無効であるのかを示す有効/無効フラグ(その設定したパラメータ値に基づいてパラメータ設定が行われているのか否かを示すフラグ)と、その制御コントローラ1-iの持つパラメータの操作権限を有するユーザ名とを記憶する。
ここで、パラメータ情報記憶部30に記憶される操作権限ユーザ名については、予め管理者端末300から制御コントローラIDに対応付ける形で登録されることになる。また、パラメータ情報記憶部30は、最新のパラメータ情報のみを記憶するのではなくて、この図に示すように、履歴データの形でパラメータ情報を記憶するようにしている。また、ハッシュ関数処理を施すことで得たハッシュ値を記憶するのではなくて、チェックサムのような関数処理を施すことで得た短縮コードを記憶することもある。
図3に、パラメータ設定サーバ3の備えるパラメータ情報作成部31の実行する処理フローの一例を図示し、図4に、制御コントローラ1-iの備えるパラメータ情報作成部11の実行する処理フローの一例を図示し、図5に、パラメータ設定サーバ3の備えるパラメータ情報受信登録部32の実行する処理フローの一例を図示する。
次に、これらの処理フローに従って、これらの各処理部の実行する処理について説明する。最初に、パラメータ設定サーバ3の備えるパラメータ情報作成部31の実行する処理について説明する。
パラメータ設定サーバ3の備えるパラメータ情報作成部31は、管理者端末300を操作するユーザからパラメータ情報の作成要求があると、図3の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ10で、管理者端末300にパラメータ作成画面を表示し、続くステップ11で、そのパラメータ作成画面を使って、作成対象となる制御コントローラ1-iのIDと、そのユーザのユーザ名とを入力する。
続いて、ステップ12で、その入力した制御コントローラIDをキーにしてパラメータ情報記憶部30を参照することで、その制御コントローラIDの指す制御コントローラ1-iに対して操作権限を持つユーザ名を特定し、続くステップ13で、入力したユーザ名と、その特定した操作権限を持つユーザ名とに従って、入力したユーザ名のユーザが操作権限を有するのか否かを判断する。
続いて、ステップ14で、この判断処理に従って、パラメータ情報の作成要求をしたユーザが操作権限を有するという判断結果が得られたのかを判断して、その判断結果が得られないことを判断するときには、そのまま処理を終了し、一方、その判断結果が得られたことを判断するときには、ステップ15に進んで、ステップ11で入力した制御コントローラIDの指す制御コントローラ1-iに対して設定するパラメータ値を入力する。
続いて、ステップ16で、その入力したパラメータ値にハッシュ関数処理を施すことでハッシュ値を作成し、続くステップ17で、時計を参照することで日時情報を取得し、さらに、ステップ18で、有効/無効フラグを無効にセットすることで、その入力したパラメータ値についてのパラメータ情報を作成する。
続いて、ステップ19で、その作成したパラメータ情報をパラメータ情報記憶部30に登録して、処理を終了する。
このようにして、パラメータ設定サーバ3の備えるパラメータ情報作成部31は、制御コントローラ1-iに対して設定するパラメータ値についてのパラメータ情報を作成して、それをパラメータ情報記憶部30に登録するように処理するのである。
次に、制御コントローラ1-iの備えるパラメータ情報作成部11の実行する処理について説明する。
制御コントローラ1-iの備えるパラメータ情報作成部11は、作業者端末100を操作するユーザからパラメータ情報の作成要求があると、図4の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ20で、作業者端末100にパラメータ作成画面を表示し、続くステップ21で、そのパラメータ作成画面を使って、そのユーザのユーザ名を入力する。
続いて、ステップ22で、パラメータ設定サーバ3に対して、入力したユーザ名と、自装置の制御コントローラIDとを指定して、パラメータ情報の作成が可能であるのか否かを問い合わせる。
この問い合わせに応答して、後述するように、パラメータ情報受信登録部32は、操作権限を有するユーザからの作成要求であるのか否かをチェックすることで、パラメータ情報の作成が可能であるのか否かを返信してくる。
これから、続いて、ステップ23で、パラメータ設定サーバ3からの返信を待って、パラメータ情報の作成が可能でないということを示す返信が返ってきた場合には、そのまま処理を終了し、一方、パラメータ情報の作成が可能であるということを示す返信が返ってきた場合には、ステップ24に進んで、設定対象となるパラメータ値を入力する。
続いて、ステップ25で、その入力したパラメータ値にハッシュ関数処理を施すことでハッシュ値を作成し、続くステップ26で、時計を参照することで日時情報を取得する。続いて、ステップ27で、既にパラメータが設定されているのか否かを判断する。
この判断処理に従って、パラメータが設定されていないことを判断するときには、ステップ28に進んで、入力したパラメータ値に従ってパラメータ設定を行う。続いて、ステップ29で、有効/無効フラグを有効にセットし、これにより属性情報が揃うことでパラメータ情報を作成できることになるので、その入力したパラメータ値についてのパラメータ情報を作成する。
続いて、ステップ30で、その作成したパラメータ情報をパラメータ設定サーバ3に送信して、処理を終了する。
一方、ステップ27の判断処理に従って、既にパラメータが設定されていることを判断するときには、ステップ31に進んで、入力したパラメータ値に従ってパラメータの設定を変更する。続いて、ステップ32で、有効/無効フラグを有効にセットし、これにより属性情報が揃うことでパラメータ情報を作成できることになるので、その入力したパラメータ値についてのパラメータ情報を作成する。
続いて、ステップ33で、その作成したパラメータ情報をパラメータ設定サーバ3に送信して、処理を終了する。
このようにして、制御コントローラ1-iの備えるパラメータ情報作成部11は、制御コントローラ1-iに対して設定したパラメータ値についてのパラメータ情報を作成して、それをパラメータ設定サーバ3に送信するように処理するのである。
次に、パラメータ設定サーバ3の備えるパラメータ情報受信登録部32の実行する処理について説明する。
パラメータ設定サーバ3の備えるパラメータ情報受信登録部32は、制御コントローラ1-iの備えるパラメータ情報作成部11が処理に入ることで起動されると、図5の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ40で、パラメータ情報作成部11から作成権限の問い合わせが送られてくるのを待つ。すなわち、図4の処理フローのステップ22の処理に従って送られてくる、ユーザ名と制御コントローラIDとを指定する作成権限の問い合わせを待つのである。
この作成権限の問い合わせが送られてくると、ステップ41に進んで、通知されてきた制御コントローラIDをキーにしてパラメータ情報記憶部30を参照することで、その制御コントローラIDの指す制御コントローラ1-iに対して操作権限を持つユーザ名を特定し、続くステップ42で、通知されてきたユーザ名と、その特定した操作権限を持つユーザ名とに従って、通知されたきたユーザ名のユーザが操作権限を有するのか否かを判断する。
続いて、ステップ43で、この判断処理に従って、通知されてきたユーザ名のユーザが操作権限を有するという判断結果が得られたのかを判断して、その判断結果が得られないことを判断するときには、ステップ44に進んで、問い合わせ元の制御コントローラ1-iに対して、ユーザが操作権限を有しないということを返信して、処理を終了する。
一方、ステップ43で、通知されてきたユーザ名のユーザが操作権限を有するという判断結果が得られたことを判断するときには、ステップ45に進んで、問い合わせ元の制御コントローラ1-iに対して、ユーザが操作権限を有するということを返信する。
この返信を受けて、問い合わせ元の制御コントローラ1-iの備えるパラメータ情報作成部11は、図4の処理フローのステップ30,33で説明したように、作成したパラメータ情報を送信してくる。
これから、続いて、ステップ46で、問い合わせ元の制御コントローラ1-iからパラメータ情報が送信されてくるのを待って、パラメータ情報が送信されてくると、ステップ47に進んで、その送信されてきたパラメータ情報をパラメータ情報記憶部30に登録して、処理を終了する。
このようにして、パラメータ設定サーバ3の備えるパラメータ情報受信登録部32は、制御コントローラ1-iの備えるパラメータ情報作成部11がパラメータ情報を作成すると、それを受信してパラメータ情報記憶部30に登録するように処理するのである。
以上に説明したパラメータ情報作成部31/パラメータ情報作成部11/パラメータ情報受信登録部32の処理に従って、パラメータ情報記憶部30には、パラメータ設定サーバ3の備えるパラメータ情報作成部31の作成したパラメータ情報と、制御コントローラ1-iの備えるパラメータ情報作成部11の作成したパラメータ情報とが記憶され、これにより、図6に示すように、パラメータ設定サーバ3と制御コントローラ1-iとが共有する形でパラメータ情報を記憶することになる。
次に、図7ないし図9に示す処理フローに従って、パラメータ設定サーバ3の備えるパラメータ設定部33の実行する処理と、制御コントローラ1-iの備えるパラメータ処理部12の実行する処理について説明する。
ここで、図7に示す処理フローは、制御コントローラ1-iが電源投入に応答してパラメータ設定サーバ3に対して接続を要求したときに実行する処理フローであり、図8に示す処理フローは、パラメータ情報記憶部30に新規のパラメータ情報が登録されるときに実行する処理フローであり、図9に示す処理フローは、制御コントローラ1-iがパラメータ値を使用して規定の処理を行うときに実行する処理フローである。
最初に、図7の処理フローに従って、制御コントローラ1-iが電源投入に応答してパラメータ設定サーバ3に対して接続を要求したときに実行する処理について説明する。
パラメータ処理部12は、パラメータ設定サーバ3に対して接続を要求するときには、図7の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ50で、パラメータ設定サーバ3に対して、自コントローラのIDを指定して接続を要求する。
この接続要求を受けて、パラメータ設定部33は、ステップ60で示すように、パラメータ情報記憶部30から、その制御コントローラIDの指す最新のパラメータ情報の持つ作成日時情報とハッシュ値とを読み出して、接続要求元の制御コントローラ1-iに送信する。
この送信を受けて、パラメータ処理部12は、続いて、ステップ51で、パラメータ設定サーバ3から送信されてきた作成日時情報とハッシュ値とを受信し、続くステップ52で、パラメータ情報保持部10から、自コントローラに設定されているパラメータ情報の持つ作成日時情報とハッシュ値とを読み出す。
続いて、ステップ53で、ステップ51で受信した作成日時情報とステップ52で読み出した作成日時情報とを比較することで、この2つの作成日時情報が一致するのか否かを判断するとともに、ステップ51で受信したハッシュ値とステップ52で読み出したハッシュ値とを比較することで、この2つのハッシュ値が一致するのか否かを判断する。
続いて、ステップ54で、この判断処理により、2つの作成日時情報が一致するとともに、2つのハッシュ値が一致するという判断結果が得られたのかを判断して、一致したという判断結果が得られたことを判断するときには、ステップ55に進んで、自コントローラに設定されているパラメータ情報が有効であることを判断して、自コントローラに設定されているパラメータ情報の持つ有効/無効フラグに有効であることをセットしてから、パラメータ設定サーバ3に対して、有効/無効フラグを有効にセットしたことを通知する。
この通知を受けて、パラメータ設定部33は、ステップ61で示すように、接続要求元の制御コントローラ1-iに送信したパラメータ情報によりパラメータ設定が行われていることを表示すべく、その送信したパラメータ情報の持つ有効/無効フラグ(パラメータ情報記憶部30の記憶する有効/無効フラグ)に有効であることをセットして、処理を終了する。
一方、ステップ54で、一致しないという判断結果が得られたことを判断するときには、ステップ56に進んで、自コントローラに設定されているパラメータ情報が無効であることを判断して、自コントローラに設定されているパラメータ情報の持つ有効/無効フラグに無効であることをセットしてから、パラメータ設定サーバ3に対して、有効/無効フラグを無効にセットしたことを通知する。
この通知を受けて、パラメータ設定部33は、ステップ61で示すように、接続要求元の制御コントローラ1-iに送信したパラメータ情報によりパラメータ設定が行われていないことを表示すべく、その送信したパラメータ情報の持つ有効/無効フラグ(パラメータ情報記憶部30の記憶する有効/無効フラグ)に無効であることをセットして、処理を終了する。
このようにして、制御コントローラ1-iが電源投入に応答してパラメータ設定サーバ3に接続を要求するときには、パラメータ情報記憶部30に記憶される最新のパラメータ情報の持つ作成日時情報とハッシュ値とを使って、その制御コントローラ1-iに設定されているパラメータ値が有効であるのか否かを判断して、有効でない場合には、そのパラメータ値が有効でないことを表示するように処理するのである。
次に、図8の処理フローに従って、パラメータ設定サーバ3のパラメータ情報記憶部30に新規のパラメータ情報が登録されるときに実行する処理について説明する。
パラメータ設定部33は、パラメータ情報記憶部30に新規のパラメータ情報が登録されると、先ず最初に、ステップ70で、そのパラメータ情報の適用される制御コントローラ1-iがネットワーク2に接続されているのか否かを判断する。
続いて、ステップ71で、この判断処理により、ネットワークに接続されているという判断結果が得られたのかを判断して、ネットワークに接続されていないという判断結果が得られたことを判断するときには、そのまま処理を終了する。
なお、このルートを辿った場合には、制御コントローラ1-iがネットワーク2に接続されるときに、上述した図7の処理フローに従って、パラメータ設定が無効であるということがセットされることになる。
一方、ステップ71で、ネットワークに接続されているという判断結果が得られたことを判断するときには、ステップ72に進んで、パラメータ情報記憶部30から、新規登録されたパラメータ情報の持つ作成日時情報とハッシュ値とを読み出して、そのパラメータ情報の適用される制御コントローラ1-iに送信する。
この送信を受けて、パラメータ処理部12は、ステップ80で示すように、パラメータ設定サーバ3から送信されてきた作成日時情報とハッシュ値とを受信し、続くステップ81で、パラメータ情報保持部10から、自コントローラに設定されているパラメータ情報の持つ作成日時情報とハッシュ値とを読み出す。
続いて、ステップ82で、ステップ80で受信した作成日時情報とステップ81で読み出した作成日時情報とを比較することで、この2つの作成日時情報が一致するのか否かを判断するとともに、ステップ80で受信したハッシュ値とステップ81で読み出したハッシュ値とを比較することで、この2つのハッシュ値が一致するのか否かを判断する。
続いて、ステップ83で、この判断処理により、2つの作成日時情報が一致するとともに、2つのハッシュ値が一致するという判断結果が得られたのかを判断して、一致したという判断結果が得られたことを判断するときには、ステップ84に進んで、自コントローラに設定されているパラメータ情報が有効であることを判断して、自コントローラに設定されているパラメータ情報の持つ有効/無効フラグに有効であることをセットしてから、パラメータ設定サーバ3に対して、有効/無効フラグを有効にセットしたことを通知する。
この通知を受けて、パラメータ設定部33は、ステップ73で示すように、制御コントローラ1-iに送信したパラメータ情報によりパラメータ設定が行われていることを表示すべく、その送信したパラメータ情報の持つ有効/無効フラグ(パラメータ情報記憶部30の記憶する有効/無効フラグ)に有効であることをセットして、処理を終了する。
一方、ステップ83で、一致しないという判断結果が得られたことを判断するときには、ステップ85に進んで、自コントローラに設定されているパラメータ情報が無効であることを判断して、自コントローラに設定されているパラメータ情報の持つ有効/無効フラグに無効であることをセットしてから、パラメータ設定サーバ3に対して、有効/無効フラグを無効にセットしたことを通知する。
この通知を受けて、パラメータ設定部33は、ステップ73で示すように、制御コントローラ1-iに送信したパラメータ情報によりパラメータ設定が行われていないことを表示すべく、その送信したパラメータ情報の持つ有効/無効フラグ(パラメータ情報記憶部30の記憶する有効/無効フラグ)に無効であることをセットして、処理を終了する。
このようにして、パラメータ情報記憶部30に新規のパラメータ情報が登録されるときは、その新規登録されたパラメータ情報の持つ作成日時情報とハッシュ値とを使って、そのパラメータ情報の適用対象の制御コントローラ1-iに設定されているパラメータ値が有効であるのか否かを判断して、有効でない場合には、そのパラメータ値が有効でないことを表示するように処理するのである。
次に、図9の処理フローに従って、制御コントローラ1-iがパラメータ値を使用して規定の処理を行うときに実行する処理について説明する。
パラメータ処理部12は、パラメータ値の使用要求があるときには、図9の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ90で、パラメータ情報保持部10に保持されているパラメータ情報の持つ有効/無効フラグのフラグ値を参照することで、自コントローラに設定されているパラメータ値が有効であるのか否かを判断する。
続いて、ステップ91で、この判断処理により、自コントローラに設定されているパラメータ値が有効であるという判断結果が得られたのかを判断して、有効であるという判断結果が得られたことを判断するときには、ステップ92に進んで、パラメータ値の使用を許可して、処理を終了する。
一方、ステップ91で、自コントローラに設定されているパラメータ値が有効でないという判断結果が得られたことを判断するときには、ステップ93に進んで、パラメータ設定サーバ3に対して、自コントローラのIDを指定して最新のパラメータ情報の送信を要求する。
この送信要求を受けて、パラメータ設定部33は、ステップ100で示すように、パラメータ情報記憶部30から、その制御コントローラIDの指す最新のパラメータ情報を読み出して、送信要求元の制御コントローラ1-iに送信する。
この送信を受けて、パラメータ処理部12は、続いて、ステップ94で、パラメータ設定サーバ3から送信されてきたパラメータ情報を受信し、続くステップ95で、その受信したパラメータ情報の持つパラメータ値にハッシュ関数処理を施すことでハッシュ値を作成する。
続いて、ステップ96で、受信したパラメータ情報の持つハッシュ値とその作成したハッシュ値とを比較することで、この2つのハッシュ値が一致するのか否かを判断して、パラメータ設定サーバ3から送信されてきたパラメータ情報が破壊されていないのか否かを判断する。
続いて、ステップ97で、この判断処理により、2つのハッシュ値が一致するという判断結果が得られたのかを判断して、一致したという判断結果が得られたことを判断するときには、ステップ98に進んで、パラメータ設定サーバ3から送信されてきたパラメータ情報の持つパラメータ値に従ってパラメータ設定を行って、そのパラメータ値の使用を許可するとともに、パラメータ設定サーバ3に対して、有効/無効フラグを有効にセットしたことを通知する。
この通知を受けて、パラメータ設定部33は、ステップ101で示すように、制御コントローラ1-iに送信したパラメータ情報の持つ有効/無効フラグ(パラメータ情報記憶部30の記憶する有効/無効フラグ)に有効であることをセットして、処理を終了する。
一方、ステップ97で、一致しないという判断結果が得られたことを判断するときには、ステップ99に進んで、パラメータ設定サーバ3から送信されてきたパラメータ情報の持つパラメータ値に従ってパラメータ設定を行うことはしないとともに、そのパラメータ値の使用も許可せずに、パラメータ設定サーバ3に対して、有効/無効フラグを無効にセットしたことを通知する。
この通知を受けて、パラメータ設定部33は、ステップ101で示すように、制御コントローラ1-iに送信したパラメータ情報の持つ有効/無効フラグ(パラメータ情報記憶部30の記憶する有効/無効フラグ)に無効であることをセットして、処理を終了する。
このようにして、制御コントローラ1-iは、パラメータ設定されたパラメータ値が使用されるときに、そのパラメータ値が無効であるときには、パラメータ情報記憶部30に登録される最新のパラメータ情報を取得して、そのパラメータ情報の持つハッシュ値と、そのパラメータ情報の持つパラメータ値から作成したハッシュ値とを使って、その取得したパラメータ情報が正規のものであるのか否かを判断して、正規のものであることが確認されたパラメータ値を使って処理を実行するように処理するのである。
上述した図4の処理フローでは、制御コントローラ1-iがパラメータ設定サーバ3の操作権限のチェックを受けてからパラメータの設定を行い、そのパラメータ情報をパラメータ設定サーバ3に送信するようにしているが、自コントローラの側でユーザに操作権限があるのか否かをチェックしてパラメータの設定を行い(オフラインでのパラメータ設定)、そのパラメータ情報をパラメータ設定サーバ3に送信するようにしてもよい。
このような構成を採る場合、ネットワーク2やパラメータ設定サーバ3に障害が発生していることで、作成したパラメータ情報をパラメータ設定サーバ3に送信できないことも起こる。
これから、このような構成を採る場合には、制御コントローラ1-iが電源投入に応答してパラメータ設定サーバ3に対して接続を要求したときには、パラメータ処理部12及びパラメータ設定部33は、図7の処理フローに代えて、図10の処理フローを実行することになる。
すなわち、パラメータ処理部12は、図10の処理フローのステップ54(図7の処理フローのステップ54と同じ処理を行う)で、2つの作成日時情報が一致するとともに、2つのハッシュ値が一致するという判断結果が得られないことを判断するときには、直ちにステップ56(図7の処理フローのステップ56と同じ処理を行う)に進むのではなくて、ステップ200に進んで、自制御コントローラ1-iの保持するパラメータ情報の作成日時の方がパラメータ設定サーバ3から送信されてきた作成日時よりも新しいのか否かを判断して、新しくないことを判断するときには、ステップ56に進んで、自コントローラに設定されているパラメータ情報が無効であることを判断して、自コントローラに設定されているパラメータ情報の持つ有効/無効フラグに無効であることをセットしてから、パラメータ設定サーバ3に対して、有効/無効フラグを無効にセットしたことを通知する。
この通知を受けて、パラメータ設定部33は、図10の処理フローのステップ61(図7の処理フローのステップ61と同じ処理を行う)で示すように、接続要求元の制御コントローラ1-iに送信したパラメータ情報によりパラメータ設定が行われていないことを表示すべく、その送信したパラメータ情報の持つ有効/無効フラグ(パラメータ情報記憶部30の記憶する有効/無効フラグ)に無効であることをセットして、処理を終了する。
一方、ステップ200で、自制御コントローラ1-iの保持するパラメータ情報の作成日時の方がパラメータ設定サーバ3から送信されてきた作成日時よりも新しいことを判断するときには、ステップ201に進んで、パラメータ設定サーバ3に対して、自制御コントローラ1-iの保持するパラメータ情報(既に、有効/無効フラグは有効にセットされている)を送信する。
この送信を受けて、パラメータ設定部33は、ステップ300で示すように、その送信されてきたパラメータ情報を受信してパラメータ情報記憶部30に登録するように処理する。
このようにして、制御コントローラ1-iは、オフラインでパラメータ設定を行うように処理することもある。
以上に説明した実施形態例では、最新のパラメータ情報に従ってパラメータ設定を行うという構成を採ったが、パラメータ設定部33は、管理者端末300を操作するユーザからの指示に従って、パラメータ情報記憶部30に記憶されている最新でないパラメータ情報に従ってパラメータ設定を行うように処理することもある。
以上に説明したように、本発明によれば、複数の電子装置とサーバとがネットワークを介して接続されて、そのサーバが電子装置に対してパラメータ情報やプログラム情報などのコンテンツ情報の設定を行うという構成を採る場合に、電子装置とサーバとの間でコンテンツ情報を共有することができるようになる。
そして、本発明によれば、電子装置が必要とするコンテンツ情報を持っているのか否かを小さなデータ量の情報を使って確認して、電子装置が既にそのコンテンツ情報を持っている場合には、そのコンテンツ情報を送信しないという構成を採ることから、コンテンツ情報の設定にあたって、通信量を大幅に削減できるようになる。
本発明の適用される制御システムのシステム構成図である。 パラメータ設定サーバの備えるパラメータ情報記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 パラメータ設定サーバの備えるパラメータ情報作成部の実行する処理フローである。 制御コントローラの備えるパラメータ情報作成部の実行する処理フローである。 パラメータ設定サーバの備えるパラメータ情報受信登録部の実行する処理フローである。 パラメータ情報の記憶形態の説明図である。 パラメータ設定部とパラメータ処理部の実行する処理フローである。 パラメータ設定部とパラメータ処理部の実行する処理フローである。 パラメータ設定部とパラメータ処理部の実行する処理フローである。 パラメータ設定部とパラメータ処理部の実行する処理フローである。
符号の説明
1 制御コントローラ
2 ネットワーク
3 パラメータ設定サーバ
10 パラメータ情報保持部
11 パラメータ情報作成部
12 パラメータ処理部
30 パラメータ情報記憶部
31 パラメータ情報作成部
32 パラメータ情報受信登録部
33 パラメータ設定部
100 作業者端末
300 管理者端末

Claims (3)

  1. サーバがネットワークを介して接続される複数の電子装置に対してコンテンツ情報の設定を行うというシステムで実行されるコンテンツ情報設定方法であって、
    上記サーバは、各電子装置の持つべきコンテンツ情報と、そのコンテンツ情報から導出される短縮情報と、そのコンテンツ情報の生成日時の情報とで構成されるオブジェクト情報を前記電子装置のIDに対応付けて記憶手段に記憶し、
    上記電子装置は、コンテンツ情報を自装置で作成する場合には、そのコンテンツ情報と、そのコンテンツ情報から導出される短縮情報と、そのコンテンツ情報の生成日時の情報とで構成されるオブジェクト情報を前記電子装置のIDに対応付けて上記サーバに送信し、
    上記サーバは、電源が投入された前記電子装置からの接続要求の受け付けを契機にして、上記電子装置に対して、その電子装置に割り付けられる上記記憶手段の記憶する短縮情報及び生成日時情報を送信するか、自サーバでオブジェクト情報を作成するときを契機にして、上記電子装置に対して、その電子装置に割り付けられる上記記憶手段の記憶する短縮情報及び生成日時情報を送信し、
    上記電子装置は、上記サーバから送信されてくる短縮情報及び生成日時情報と自装置の持つ短縮情報及び作成日時情報とを比較して、送信されてきた短縮情報と自装置の持つコンテンツ情報から導出される短縮情報とが一致しないことを判断し、自装置の持つコンテンツ情報の生成日時情報の方が古いことを判断することで、自装置の持つコンテンツ情報が有効でないことを判断し、上記サーバから自装置の持つべきコンテンツ情報を持つオブジェクト情報を取得して、取得した前記オブジェクト情報の持つコンテンツ情報の短縮情報を導出し、導出した前記短縮情報と取得した前記オブジェクト情報の持つ短縮情報とを比較することで、取得した前記オブジェクト情報の持つコンテンツ情報の有効性を判断することを、
    特徴とするコンテンツ情報設定方法。
  2. 請求項記載のコンテンツ情報設定方法において、
    上記サーバは、上記記憶手段に、上記電子装置毎のオブジェクト情報の履歴データを記憶することを、
    特徴とするコンテンツ情報設定方法。
  3. 請求項1又は2に記載のコンテンツ情報設定方法において、
    上記電子装置は、自装置が上記サーバに登録されていない場合には、上記サーバに接続するときに、上記サーバに対してどのようなコンテンツ情報を持つのかということを示すメタ情報を通知することを、
    特徴とするコンテンツ情報設定方法。
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