JP5293036B2 - プログラム配信装置、画像処理装置、コンピュータシステム、及びプログラム - Google Patents
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本発明の目的は、仕様の拡張のための部分を用いてプログラムを容易に配信することにある。
請求項2に記載の発明は、前記構造化文書は、XML文書であり、前記拡張要素は、Any要素であることを特徴とする請求項1記載のプログラム配信装置である。
請求項3に記載の発明は、前記受信手段は、前記他の装置が保持する前記特定プログラムのバージョン情報が前記配信対象のバージョンを決定するための情報として拡張要素に設定された前記第1の構造化文書データを受信し、前記決定手段は、前記受信手段により受信した前記第1の構造化文書データに含まれる拡張要素に設定された前記特定プログラムのバージョン情報と、自装置が管理する当該特定プログラムのバージョン情報とを比較することにより、前記配信対象のバージョンを決定することを特徴とする請求項1記載のプログラム配信装置である。
請求項4に記載の発明は、前記受信手段は、前記配信対象のバージョンの前記特定プログラムの配信を要求するかどうか、及び、当該配信対象のバージョンの当該特定プログラムの入手先を示す情報の配信を要求するかどうかを示す配信方法指示情報が拡張要素に設定された前記第1の構造化文書データを受信し、前記生成手段は、前記配信対象のバージョンの前記特定プログラム及び当該配信対象のバージョンの当該特定プログラムの入手先を示す情報のうち、前記配信方法指示情報に基づいて決定された方が拡張要素に設定された前記第2の構造化文書データを生成することを特徴とする請求項1記載のプログラム配信装置である。
請求項5に記載の発明は、構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、自装置が提供する画像処理の機能を端末装置に利用させるための特定プログラムを実行する際に認証画面から入力された入力情報が当該既存要素に設定され、当該特定プログラムの配信対象のバージョンを決定するための情報が当該拡張要素に設定された第1の構造化文書データを、当該端末装置から受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記第1の構造化文書データに含まれる拡張要素に設定された情報に基づいて、前記配信対象のバージョンを決定する決定手段と、構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、前記入力情報を認証処理した結果である結果情報が当該既存要素に設定され、前記決定手段により決定された前記配信対象のバージョンの前記特定プログラム、及び、当該配信対象のバージョンの当該特定プログラムの入手先を示す情報の少なくとも何れか一方が当該拡張要素に設定された第2の構造化文書データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記第2の構造化文書データを、前記端末装置に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置である。
請求項6に記載の発明は、構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、特定プログラムを実行する際に認証画面から入力された入力情報が当該既存要素に設定され、当該特定プログラムの配信対象のバージョンを決定するための情報が当該拡張要素に設定された第1の構造化文書データを生成する第1の生成手段と、当該第1の生成手段により生成された当該第1の構造化文書データを送信する第1の送信手段とを含むクライアントコンピュータと、前記第1の送信手段により送信された前記第1の構造化文書データを受信すると、構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、当該既存要素に、前記入力情報を認証処理した結果である結果情報が設定され、当該拡張要素に、当該第1の構造化文書データに含まれる拡張要素に設定された情報に基づいて決定された前記配信対象のバージョンの前記特定プログラム、及び、当該配信対象のバージョンの当該特定プログラムの入手先を示す情報の少なくとも何れか一方が設定された第2の構造化文書データを生成する第2の生成手段と、当該第2の生成手段により生成された当該第2の構造化文書データを前記クライアントコンピュータに送信する第2の送信手段とを含むサーバコンピュータとを備えたことを特徴とするコンピュータシステムである。
請求項7に記載の発明は、コンピュータに、構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、特定プログラムを実行する際に認証画面から入力された入力情報が当該既存要素に設定され、当該特定プログラムの配信対象のバージョンを決定するための情報が当該拡張要素に設定された第1の構造化文書データを、他の装置から受信する機能と、受信した前記第1の構造化文書データに含まれる拡張要素に設定された情報に基づいて、前記配信対象のバージョンを決定する機能と、構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、前記入力情報を認証処理した結果である結果情報が当該既存要素に設定され、決定された前記配信対象のバージョンの前記特定プログラム、及び、当該配信対象のバージョンの当該特定プログラムの入手先を示す情報の少なくとも何れか一方が当該拡張要素に設定された第2の構造化文書データを生成する機能と、生成された前記第2の構造化文書データを、前記他の装置に送信する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項2の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、XML文書のAny要素の部分を用いてプログラムを容易に配信することができる。
請求項3の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、他の装置におけるバージョン情報と自装置におけるバージョン情報とを比較することで決定されたプログラムを、仕様の拡張のための部分を用いて容易に配信することができる。
請求項4の発明によれば、プログラムそのもの、プログラムの入手先のうち、指示された方を配信することができる。
請求項5の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、仕様の拡張のための部分を用いてプログラムを容易に配信することができ、かつ、既存の仕様における入力情報はそのまま処理することができる。
請求項6の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、仕様の拡張のための部分を用いてプログラムを容易に配信することができ、かつ、既存の仕様における入力情報はそのまま処理することができる。
請求項7の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、仕様の拡張のための部分を用いてプログラムを容易に配信することができ、かつ、既存の仕様における入力情報はそのまま処理することができる。
図1は、本実施の形態が適用されるコンピュータシステムの構成を示している。
図示するように、このコンピュータシステムは、画像処理装置10と、端末装置20とが、ネットワーク80で接続されることにより構成されている。
更に、ネットワーク80は、LAN(Local Area Network)であってもよいし、インターネットであってもよい。
近年では、各企業のデバイスに特化した情報をAny要素に追加できるようにスキーマを定義することが多い。しかしながら、各企業のデバイスに特化した情報をAny要素に追加することでサーバ10側の仕様を変更すると、そのAny要素の情報を処理できるプログラム(クライアントプログラム)をクライアント20側に用意しなければならず、ユーザに面倒な作業を強いることになる。
具体的には、クライアントプログラムに関する情報(以下、「クライアントプログラム情報」という)を表す要素をAny要素に新たに追加し、クライアント20に配信する。ここで、クライアントプログラム情報には、クライアントプログラムそのものや、クライアントプログラムを入手できる場所、クライアントプログラムのバージョンや種類等を表す情報が含まれる。クライアント20はそれらの情報を使ってクライアントプログラムを更新する。
図2は、本実施の形態におけるサーバ10とクライアント20のメッセージ交換の様子を模式的に示した図である。
まず、図示しないが、サーバ10及びクライアント20に設けられる主な手段について説明する。
図示するように、最初、クライアント20には、クライアントプログラムのUIであるサービス認証画面31が表示されている。そして、このサービス認証画面31には、ユーザ名とパスワードの入力欄が表示されている。また、サービス認証画面31には、クライアントプログラムのバージョンが1.0であることも表示されている。
図3は、図2のAでクライアント20からサーバ10へ送信されるXMLデータ(SOAPリクエスト)の例である。
図示するように、<soap:Body>から</soap:Body>の間には、既存要素として、UserName要素と、Password要素とが記述されている。ここで、UserName要素にはユーザ名が設定され、Password要素にはパスワードが設定される。
図示するように、<soap:Body>から</soap:Body>の間には、既存要素として、Result要素が記述されている。ここで、Result要素には認証結果が設定される。
図7は、サーバ10及びクライアント20の機能構成例を示したブロック図である。
まず、サーバ10の機能構成について説明する。尚、本実施の形態において、サーバ10は、プログラム配信装置の一例である。
図示するように、本実施の形態におけるサーバ10は、プログラム記憶部11と、管理情報記憶部12と、既存定義記憶部13aと、拡張定義記憶部13bと、XMLデータ生成部14と、送信部15と、受信部16と、XMLデータ解析部17と、認証部18と、決定部19とを備える。尚、これらのうち、プログラム記憶部11、管理情報記憶部12、既存定義記憶部13a、拡張定義記憶部13bは、例えばHDDにより実現される。また、XMLデータ生成部14、送信部15、受信部16、XMLデータ解析部17、認証部18、決定部19の各機能は、CPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに読み込んで実行することにより、実現される。
管理情報記憶部12は、クライアントプログラム情報を記憶する。ここで、クライアントプログラム情報には、クライアントプログラムの名前、バージョン、タイプ、入手先等がある。
拡張定義記憶部13bは、拡張要素(Any要素)に関する定義情報を記憶する。
XMLデータ生成部14は、既存定義記憶部13aを参照して決定された要素に、認証部18による認証結果を設定し、拡張定義記憶部13bを参照して決定された要素に、決定部19による決定結果、プログラム記憶部11から取得したクライアントプログラム、管理情報記憶部12から取得した入手先を設定することにより、XMLデータを生成する。本実施の形態では、第2の構造化文書データを生成する生成手段及び第2の生成手段の一例として、XMLデータ生成部14を設けている。
送信部15は、XMLデータ生成部14により生成されたXMLデータをクライアント20に送信する。本実施の形態では、第2の構造化文書データを送信する送信手段及び第2の送信手段の一例として、送信部15を設けている。
XMLデータ解析部17は、受信部16により受信されたXMLデータを解析して情報を抽出する。
認証部18は、XMLデータ解析部17が抽出した情報に基づいて、認証処理を行う。
決定部19は、XMLデータ解析部17が抽出した情報と管理情報記憶部12に記憶された情報とに基づいて、配信対象の候補である最新プログラムの名前、バージョン等を決定する。本実施の形態では、特定プログラムを決定する決定手段の一例として、決定部19を設けている。
図示するように、本実施の形態におけるクライアント20は、プログラム記憶部21と、管理情報記憶部22と、既存定義記憶部23aと、拡張定義記憶部23bと、XMLデータ生成部24と、送信部25と、受信部26と、XMLデータ解析部27と、表示部28と、操作受付部29とを備える。尚、これらのうち、プログラム記憶部21、管理情報記憶部22、既存定義記憶部23a、拡張定義記憶部23bは、例えばHDDにより実現される。また、XMLデータ生成部24、送信部25、受信部26、XMLデータ解析部27、表示部28、操作受付部29の各機能は、CPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに読み込んで実行することにより、実現される。
管理情報記憶部22は、クライアントプログラム情報を記憶する。ここで、クライアントプログラム情報には、クライアントプログラムの名前、バージョン、タイプ、入手先等がある。
拡張定義記憶部23bは、拡張要素(Any要素)に関する定義情報を記憶する。
XMLデータ生成部24は、既存定義記憶部23aを参照して決定された要素に、操作受付部29から取得した情報を設定し、拡張定義記憶部23bを参照して決定された要素に、管理情報記憶部22から取得した情報を設定することにより、XMLデータを生成する。本実施の形態では、第1の構造化文書データを生成する第1の生成手段の一例として、XMLデータ生成部24を設けている。
送信部25は、XMLデータ生成部24により生成されたXMLデータをサーバ10に送信する。本実施の形態では、第1の構造化文書データを送信する第1の送信手段の一例として、送信部25を設けている。
XMLデータ解析部27は、受信部26により受信されたXMLデータを解析して情報を抽出する。
表示部28は、XMLデータ解析部27が抽出した情報に基づく表示を行う。
操作受付部29は、XMLデータの既存要素に含めてサーバ10に受け渡す情報の入力操作を受け付ける。
まず、クライアント20がサーバ10にXMLデータを送信するときの動作を説明する。
図8は、このときのクライアント20の動作を示したフローチャートである。
クライアント20では、まず、操作受付部29が、サービス認証画面31上で入力されたユーザ名及びパスワードを取得し、XMLデータ生成部24に受け渡す(ステップ201)。すると、XMLデータ生成部24は、サービス認証画面31から使用されるクライアントプログラムの名前、バージョン、タイプを管理情報記憶部22から取り出すと共に、クライアントプログラムそのものを要求するかどうかの指示(以下、「プログラム要求指示」という)、クライアントプログラムの入手先を要求するかどうかの設定(以下、「入手先要求指示」という)を図示しない指示情報記憶部から取り出す(ステップ202)。
また、XMLデータ生成部24は、ステップ203で既存要素が追加されたXMLデータの雛型に対して、名前が設定されたName要素、バージョンが設定されたVersion要素、タイプが設定されたType要素、プログラム要求指示が設定されたDataRequired要素、入手先要求指示が設定されたLocationRequired要素等からなるAny要素を追加する(ステップ204)。このとき、各情報を設定すべき要素は、拡張定義記憶部23bを参照することにより特定される。
これにより、XMLデータが生成されるので、送信部25は、XMLデータ生成部24からXMLデータを受け取り、これをサーバ10に送信する(ステップ205)。
図9は、このときのサーバ10の動作を示したフローチャートである。
サーバ10では、まず、受信部16が、クライアント20からXMLデータを受信し、XMLデータ解析部17に受け渡す(ステップ101)。
すると、XMLデータ解析部17は、XMLデータの既存要素を解析し、ユーザ名をUserName要素から、パスワードをPassword要素からそれぞれ抽出し、認証部18に受け渡す(ステップ102)。このとき、抽出した各情報に対する処理内容は、既存定義記憶部13aを参照することにより特定される。
また、XMLデータ解析部17は、XMLデータのAny要素を解析し、名前をName要素から、バージョンをVersion要素から、タイプをType要素から、プログラム要求指示をDataRequired要素から、入手先要求指示をLocationRequired要素からそれぞれ抽出し、決定部19に受け渡す(ステップ103)。このとき、抽出した各情報に対する処理内容は、拡張定義記憶部13bを参照することにより特定される。尚、ここで取得したクライアント20が保持するクライアントプログラムのバージョンを、以下では「Vc」と表記する。
一方、名前、バージョン、タイプを渡された決定部19は、配信対象の候補のプログラム、つまり、サーバ10が管理する最新のプログラムを決定する(ステップ105)。具体的には、管理情報記憶部12を参照して、同じ名前、タイプに対応する最新のバージョンを求める。そして、この求めたバージョンを、名前、タイプと共にXMLデータ生成部14に受け渡す。また、DataRequired要素に設定されたプログラム要求指示、及び、LocationRequired要素に設定された入手先要求指示もXMLデータ生成部14に受け渡す。尚、ここで取得したサーバ10が保持するクライアントプログラムのバージョンを、以下では「Vs」と表記する。
また、XMLデータ生成部14は、VcよりもVsが大きいかどうかを判定する(ステップ107)。即ち、クライアント20が保持するクライアントプログラムのバージョンが、サーバ10が保持するクライアントプログラムのバージョンよりも古く、クライアントプログラムを配信する必要があるかどうかを判定する。
その結果、VcよりもVsが大きくないと判定されれば、クライアントプログラム情報をAny要素に設定することなく、ステップ113へ進む。
その後、XMLデータ生成部14は、DataRequired要素に設定されたプログラム要求指示が「True」であるかどうかを判定する(ステップ109)。そして、「True」であれば、クライアントプログラムをData要素に設定してAny要素に追加する(ステップ110)。この場合、図5−2に示したように、クライアントプログラムは添付ファイルとし、添付ファイルの識別情報をData要素に設定すればよい。また、「True」でなければ、Data要素をAny要素に追加しない。
加えて、XMLデータ生成部14は、LocationRequired要素に設定された入手先要求指示が「True」であるかどうかを判定する(ステップ111)。そして、「True」であれば、クライアントプログラムの入手先をLocation要素に設定してAny要素に追加する(ステップ112)。また、「True」でなければ、Location要素をAny要素に追加しない。
これにより、XMLデータが生成されるので、送信部15は、XMLデータ生成部14からXMLデータを受け取り、これをクライアント20に送信する(ステップ113)。
図10は、このときのクライアント20の動作を示したフローチャートである。
クライアント20では、まず、受信部26が、サーバ10からXMLデータを受信し、XMLデータ解析部27に受け渡す(ステップ221)。
すると、XMLデータ解析部27は、XMLデータの既存要素を解析し、認証結果をResult要素から抽出し、表示部28に受け渡す(ステップ222)。このとき、抽出した各情報に対する処理内容は、既存定義記憶部23aを参照することにより特定される。その後、表示部28は、認証結果が「OK」であるかどうかを判定する(ステップ223)。そして、「OK」であれば、認証成功画面32を表示し(ステップ224)、「OK」でなければ、認証が失敗したことを示す認証失敗画面を表示する(ステップ225)。
更に、クライアント20が受信したクライアントプログラムの扱いは、予め決めておいてもよいし、ユーザに決めさせてもよい。また、クライアントプログラムを保存しておいて次回に利用するようにしてもよい。
更にまた、本実施の形態では、サーバ10が、クライアントプログラムのバージョンや種類によってクライアントプログラムを配信するかどうかを決定したが、サーバ10がこのような決定を行わない場合は、クライアント20が、クライアントプログラムのバージョンや種類によってクライアントプログラムを実行するか、クライアントプログラムの入手先への接続を行うかを決定するようにしてもよい。
更に、本実施の形態では、既存要素及びAny要素以外の部分が予め記述されたXMLデータの雛型に対して、既存要素及びAny要素を自動生成して追加することにより、XMLデータを生成した。しかしながら、これはあくまで一例であり、図3、図5−1及び図5−2に示したようなXMLデータが生成できれば、如何なる処理手順を採用してもよい。
更にまた、本実施の形態では、DataRequired要素に「False」が設定されていればData要素は生成せず、LocationRequired要素に「False」が設定されていればLocation要素は生成しなかった。これは、Data要素及びLocation要素がオプションとして定義され省略可能であることを前提としたためである。しかしながら、Data要素及びLocation要素がオプションとして定義されていない場合もあり得る。この場合は、DataRequired要素に「False」が設定されていれば、例えば空の値が設定されたData要素を生成し、LocationRequired要素に「False」が設定されていれば、例えば空の値が設定されたLocation要素を生成するようにすればよい。
そこで、これらの処理をコンピュータ90で行うものとして、コンピュータ90のハードウェア構成について説明する。
図示するように、コンピュータ90は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)91と、記憶手段であるメインメモリ92及び磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)93とを備える。ここで、CPU91は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、上述した各機能を実現する。また、メインメモリ92は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置93は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
更に、コンピュータ90は、外部との通信を行うための通信I/F94と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構95と、キーボードやマウス等の入力デバイス96とを備える。
Claims (7)
- 構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、特定プログラムを実行する際に認証画面から入力された入力情報が当該既存要素に設定され、当該特定プログラムの配信対象のバージョンを決定するための情報が当該拡張要素に設定された第1の構造化文書データを、他の装置から受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記第1の構造化文書データに含まれる拡張要素に設定された情報に基づいて、前記配信対象のバージョンを決定する決定手段と、
構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、前記入力情報を認証処理した結果である結果情報が当該既存要素に設定され、前記決定手段により決定された前記配信対象のバージョンの前記特定プログラム、及び、当該配信対象のバージョンの当該特定プログラムの入手先を示す情報の少なくとも何れか一方が当該拡張要素に設定された第2の構造化文書データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記第2の構造化文書データを、前記他の装置に送信する送信手段と
を備えたことを特徴とするプログラム配信装置。 - 前記構造化文書は、XML文書であり、
前記拡張要素は、Any要素であることを特徴とする請求項1記載のプログラム配信装置。 - 前記受信手段は、前記他の装置が保持する前記特定プログラムのバージョン情報が前記配信対象のバージョンを決定するための情報として拡張要素に設定された前記第1の構造化文書データを受信し、
前記決定手段は、前記受信手段により受信した前記第1の構造化文書データに含まれる拡張要素に設定された前記特定プログラムのバージョン情報と、自装置が管理する当該特定プログラムのバージョン情報とを比較することにより、前記配信対象のバージョンを決定することを特徴とする請求項1記載のプログラム配信装置。 - 前記受信手段は、前記配信対象のバージョンの前記特定プログラムの配信を要求するかどうか、及び、当該配信対象のバージョンの当該特定プログラムの入手先を示す情報の配信を要求するかどうかを示す配信方法指示情報が拡張要素に設定された前記第1の構造化文書データを受信し、
前記生成手段は、前記配信対象のバージョンの前記特定プログラム及び当該配信対象のバージョンの当該特定プログラムの入手先を示す情報のうち、前記配信方法指示情報に基づいて決定された方が拡張要素に設定された前記第2の構造化文書データを生成することを特徴とする請求項1記載のプログラム配信装置。 - 構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、自装置が提供する画像処理の機能を端末装置に利用させるための特定プログラムを実行する際に認証画面から入力された入力情報が当該既存要素に設定され、当該特定プログラムの配信対象のバージョンを決定するための情報が当該拡張要素に設定された第1の構造化文書データを、当該端末装置から受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記第1の構造化文書データに含まれる拡張要素に設定された情報に基づいて、前記配信対象のバージョンを決定する決定手段と、
構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、前記入力情報を認証処理した結果である結果情報が当該既存要素に設定され、前記決定手段により決定された前記配信対象のバージョンの前記特定プログラム、及び、当該配信対象のバージョンの当該特定プログラムの入手先を示す情報の少なくとも何れか一方が当該拡張要素に設定された第2の構造化文書データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記第2の構造化文書データを、前記端末装置に送信する送信手段と
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、特定プログラムを実行する際に認証画面から入力された入力情報が当該既存要素に設定され、当該特定プログラムの配信対象のバージョンを決定するための情報が当該拡張要素に設定された第1の構造化文書データを生成する第1の生成手段と、当該第1の生成手段により生成された当該第1の構造化文書データを送信する第1の送信手段とを含むクライアントコンピュータと、
前記第1の送信手段により送信された前記第1の構造化文書データを受信すると、構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、当該既存要素に、前記入力情報を認証処理した結果である結果情報が設定され、当該拡張要素に、当該第1の構造化文書データに含まれる拡張要素に設定された情報に基づいて決定された前記配信対象のバージョンの前記特定プログラム、及び、当該配信対象のバージョンの当該特定プログラムの入手先を示す情報の少なくとも何れか一方が設定された第2の構造化文書データを生成する第2の生成手段と、当該第2の生成手段により生成された当該第2の構造化文書データを前記クライアントコンピュータに送信する第2の送信手段とを含むサーバコンピュータと
を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。 - コンピュータに、
構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、特定プログラムを実行する際に認証画面から入力された入力情報が当該既存要素に設定され、当該特定プログラムの配信対象のバージョンを決定するための情報が当該拡張要素に設定された第1の構造化文書データを、他の装置から受信する機能と、
受信した前記第1の構造化文書データに含まれる拡張要素に設定された情報に基づいて、前記配信対象のバージョンを決定する機能と、
構造化文書の既存の仕様のための既存要素と、構造化文書の仕様の拡張のための拡張要素とを含み、前記入力情報を認証処理した結果である結果情報が当該既存要素に設定され、決定された前記配信対象のバージョンの前記特定プログラム、及び、当該配信対象のバージョンの当該特定プログラムの入手先を示す情報の少なくとも何れか一方が当該拡張要素に設定された第2の構造化文書データを生成する機能と、
生成された前記第2の構造化文書データを、前記他の装置に送信する機能と
を実現させるためのプログラム。
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