JP2001004827A - 段付エタロン - Google Patents

段付エタロン

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JP2001004827A
JP2001004827A JP2000142471A JP2000142471A JP2001004827A JP 2001004827 A JP2001004827 A JP 2001004827A JP 2000142471 A JP2000142471 A JP 2000142471A JP 2000142471 A JP2000142471 A JP 2000142471A JP 2001004827 A JP2001004827 A JP 2001004827A
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Stephen O'brien
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    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/12Generating the spectrum; Monochromators
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良された段付エタロンを提供する。 【解決手段】 改良された段付エタロンは段付表面を有
する透明体からなる。段のランドは急ではない、又は平
滑化された遷移領域により分離されている。これによ
り、段遷移により生起される光の回折が低減され、その
結果、光透過量の正確な測定を阻害する干渉を起こす段
遷移部分後部の死点を減少させることができる。平滑に
段付けされたエタロンの製造方法及び急激に段付けされ
たエタロンの段遷移部を平滑化させる方法も本発明によ
り提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は改良された多重波長
段付エタロンに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの用途で、適切な検出器に入射する
光の波長を正確に決定することが必要である。広く使用
されているタイプの検出器は、エタロンを使用して特定
の周波数の光を濾光する。エタロンとは、透過する光の
強度がその波長に依存するタイプの干渉フィルタであ
る。従来の設計では、エタロンは、距離dだけ離れ、屈
折率rの材料によって分離された、部分的に反射性の平
行な2つの表面で構成される。波長λを有する平行光線
がエタロンを通過すると、光の一部が表面から反射す
る。複数回反射した光線は、相互に強め合う干渉または
弱め合う干渉を生じ、従ってエタロン10を通過する光
の全体的強度を変化させる。最大の透過は、反射表面1
2、14間の距離の2倍が、エタロンの波長λの整数倍
になる場合に生じる。つまり2d*r/λ=xであり、
ここでxは整数である。
【0003】往々にして、幾つかの異なる周波数の入射
光に同時に反応し、それを弁別できるセンサを提供する
ことが望ましい。このようなセンサは、分光写真分析に
特に有用である。この目的には幾つかの別個のエタロン
を使用することができるが、一部の実施例では、代わり
に段付エタロンを使用する。この配置構成では、エタロ
ンの各段が異なる厚さの領域を提供するよう、エタロン
の一方または両方の起動表面を階段状にする。厚さを適
切に調節することにより、各段が異なる周波数の光を通
過するよう構成することができる。このタイプの段付分
光写真エタロン構成は、米国特許第4,822,998
号公報および米国特許第5,144,498号公報に記
載されている。
【0004】新たに開発された用途は、特別に構成した
段付エタロンを使用して、レーザの出力周波数を調整す
ることである。特に光ファイバ通信には、隣接する伝送
チャネルの間隔を狭く、往々にして波長の差をわずか
0.4ナノメートル以下にできるよう、通信レーザを正
確に調整することが必要である。このように間隔の狭い
チャネルでは、レーザの波長を±0.1ナノメートル以
内の精度で、指定チャネルに調整しなければならない。
このようなレーザを調整するには、1つの波長のみ検出
すればよいが、このような高い精度では、温度によるエ
タロンの厚さの変化およびエタロン表面に対して垂直に
与えた光の角度のわずかな変化が、光の伝達関数を許容
できない程度までずらすことがある。
【0005】新しい用途によると、エタロン・フィルタ
の周期数がデータ通信チャネルの間隔の周期性とほぼ合
致する、つまりチャネルの差がほぼ0.4nmのシステ
ムでは1500.12nm、1550.52nmになる
よう、エタロンの公称厚さを選択することができる。エ
タロンの一方側に2つ以上の段を形成する。段のサイズ
は、0.1nmのオーダーでチャネルの差の分数になる
よう選択し、その後、1つの段の領域にある伝送曲線の
山または谷が、他の1つ以上の段の伝送曲線の急な部分
と重なるよう最適化する。この方法では、エタロンの温
度変化が1つの段の伝送曲線を所望の範囲の外までずら
すと、第2段の曲線が所望の周波数へとずれる。温度測
定値およびエタロンの較正情報により特定の段を選択
し、エタロンの選択された段を通って伝送されるレーザ
光の強度を測定することにより、レーザの出力波長の調
節に使用できるフィードバック信号が提供される。同様
に、エタロンに入射する光の角度の公差誤差を補正する
よう、異なる段を選択することができる。この構成は、
本出願と同時に出願されて、Lucent Technologies, In
c.に譲渡された「Controlled Multi-wavelength Etalo
n」と題した特許出願明細書に、さらに詳細に記載され
ている。
【0006】図1aでは、両タイプの段付エタロンの構
成で、部分的に反射性の被膜11a、11bを有する段
付エタロンが、適切に構成された光検出器14a、14
bの列に隣接して配置され、各検出器は対応するエタロ
ンの段12a、12bと整列する。光線16をエタロン
10に向けると、各検出器14a、14bに帰される出
力信号の強度が、対応する段の領域でエタロンを通過す
る光の強度を指示し、従って入射光の強度の測定値を提
供し、その領域のエタロンの厚さによって、特定の周波
数が決定される。
【0007】従来の段付エタロンの重大な欠点は、隣接
する段のランド間が急に遷移することによって生じる干
渉である。段がない場合、エタロンを透過する平行光線
内の強度は、入射光線と同じ強度パターンを有し、これ
は通常、図1bに示すようにガウス曲線に似ている。し
かし、急な段が存在すると、入射光と共振光とが回折
し、段の縁に垂直な軸に沿って透過光線内に干渉を生じ
る。その結果生じた縞のパターンを図1cに示す。回折
の結果、段の近傍では、光が非常に鋭角に分散し、透過
関数の品質を低下させ、その結果、信号の振幅が縮小
し、山が広がって、機能が低下する。
【0008】このような波長弁別の低下を、2段エタロ
ンについて図1dに示す。曲線A1〜A5は段Aで測定
され、曲線B1〜B5は段Bで測定される。曲線A1お
よびB1は、段の遷移部から離れた位置を示す。残りの
曲線A2〜A5およびB2〜B5は、段の遷移部に徐々
に近づく位置での測定値である。入力信号は、温度を調
整したレーザによって提供され、従って温度の上昇は、
入力信号の波長の増加を表す。指示されるように、段の
遷移部に近い曲線の山および谷が、段の遷移部から遠い
箇所で測定したものより小さく、明瞭に画定されなくな
るにつれ、相互に近い波長間の弁別が困難になる。
【0009】急な段に伴う干渉およびエタロンの品質の
全体的な低下の効果は、段の縁の背後およびその付近
に、正確な強度の読取りが損なわれる「死点」を生じ
る。従って、透過光線の品質低下のために、検出器を配
置することができないエタロンの位置がある。
【0010】例えば、厚さが約2mm、段の高さが約
0.2μmのエタロンを使用した実験で、段のすぐ背後
に幅が約600から800μmの「死点」があることが
判明した。0.5から5.0mmの幅の入射光線が一般
的であるので、透過光線の大部分は、高品質のエタロン
の透過特性を持たず、従って検出には適さない。これ
は、測定に使用できる光出力が低下し、検出器当たりの
出力が低下する。信頼できる測定のためには最小の信号
対雑音比が必要であるので、検出器当たりの出力が低下
すると、検出器の精度が低下し、エタロンの測定に従い
調節する機器の安定性が低下することがある。干渉は、
所定のサイズのエタロンに配置することが可能な段の数
も制限する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】エタロンのサイズを拡
大して、縁から遠い各段のランドの面積を大きくするこ
とができるが、これは往々にして望ましくない解決法で
ある。第1に、検出器アレイは一般に集積回路上に形成
され、これは生産費を比較的大幅に増加させないと、サ
イズを容易に拡大することができない。第2に、入力光
線の幅自体を変動させることができず、エタロンの幅を
大きくすると、光線をエタロンの所望の部分に配向する
という追加の問題が生じる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、隣接す
る段のランド間の遷移が「緩和」または平滑化された、
つまり急ではなく、それによって干渉の帯、縞、および
鋭利な遷移領域の存在によって生じる他の光学効果が減
少する段付エタロンが形成される。このように緩和また
は平滑化した段の遷移部は、幾つかの方法で作成するこ
とができる。
【0013】段の製造プロセスで、エタロンの段は、反
応性イオン・エッチングなど、有向「摩耗」エッチング
・プロセスで形成することができる。エッチングのビー
ムは、エッチングする表面に対して角度を付けて、エタ
ロンに与える。その結果生じる段の間の遷移領域は、エ
ッチング角度とほぼ等しい角度を有する。段の遷移領域
に腐食可能なフォトレジスト・マスクを使用するなど、
代替製造技術を使用して、緩和された縁を生成すること
もできる。
【0014】あるいは、既存の急な、または「鮮明」な
段の遷移部を、後処理技術で軟化することができる。1
つの方法では、エタロン30の段付表面全体を化学的に
エッチングする。段の鋭角の隅では表面積が大きくな
り、応力が増加するので、隅は平坦な段のランドより急
速にエッチングされ、緩和された遷移領域を生成する。
あるいは、段付領域を、エタロンと同様の屈折率を有す
るスピンオン・ガラスまたはガラス積重エポキシなどの
他の材料で被覆することができる。スピンオン材料は、
段の頂部には薄い被膜を、段の遷移領域にはそれより厚
い被膜を形成する。従って、被膜が急な隅を充填し、角
を丸くする。さらに別の代替方法では、エタロンを選択
的に焼き鈍す。局所的に溶融させるのに十分な熱を段の
遷移領域に選択的に加えると、溶融したエタロンのガラ
スが流れ、再固化するにつれ、緩和された遷移縁が生成
される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明によれば、隣接する段のラ
ンド間の遷移領域が急ではなく、回折の帯、縞および鋭
利な遷移領域の存在によって生じる他の光学効果を減少
させるよう、「緩和」または概ね平滑化された段付エタ
ロンが提供される。本発明による緩和または平滑化した
段遷移部は、以下で述べるように、幾つかの方法で作成
することができる。緩和した遷移領域を有する段が形成
されたら、エタロンの段付表面および平行な対向する表
面を、必要に応じて研磨し、光学的に平坦な表面を作成
して、当技術分野で知られている技術を用いて部分的に
反射性の被膜を与え、完成したエタロンを形成する。本
発明により緩和した段付エタロンを製造する特定の技術
を、以下で検討する。段が2つしかないエタロンについ
て検討しているが、言うまでもなく、本発明は任意の数
の段を有するエタロンに適用できる。
【0016】本発明の第1の実施態様では、エタロンの
緩和した遷移段を、エタロンの素材に直接形成する。1
つの技術では、能動イオン・エッチングなどの有向「摩
耗」エッチング・プロセスを使用する。図2aは、Si
2ガラスなどの光透過性材料で構成されたエタロンの
「素材」20を示す。素材20は、1つまたは複数の段
を形成する頂部表面21を有する。表面21の最高段の
ランドに対応する部分26aは、適切なフォトレジスト
材料または犠牲材料などのマスキング材料22の層で被
覆する。次に、有向エッチング・ビーム24をエタロン
素材20に加える。本発明の実施態様では、ビーム24
は表面21に垂直に加えず、表面21に対して90°未
満の角度25で加える。
【0017】被膜22によって覆われるエタロン表面2
1の部分26aは保持される。しかし、表面22の露出
した部分26bはエッチングされる。エッチングの深さ
は、素材20の組成、有向エッチング・ビーム24の特
徴、およびエッチング・プロセスの継続時間など、幾つ
かの要因によって決まる。表面部分26bを所望の深さ
までエッチングしたら、被膜22を除去する。エタロン
素材を被覆し、有向エッチングを施す幾つかの技術が、
当業者には知られている。
【0018】エッチング・ビーム24はある角度で与え
られるので、2つの段の間の遷移領域28にも角度があ
る。理解されるように、保護部分26aとエッチング部
分26bとの間の遷移領域28の角度は、エッチング・
ビーム24を与える角度によって決まる。角度が小さく
なるほど、段間の遷移部が急でなくなる。しかし、角度
が小さくなるにつれ、遷移領域28の幅が増加する。従
って、遷移領域の急な程度は、その幅の増加とバランス
をとる。本発明によると、急ではない遷移領域、つまり
約75°未満の角度を有する段の遷移の結果生じる領域
を提供するよう、角度を選択する。1つの実施態様で
は、角度は大幅に小さく、好ましくは段の高さの約0.
5倍から3倍の遷移領域を提供する。
【0019】例えば、急な段があり、約2.0μmの高
さを有するエタロンは、600から800μmのオーダ
ーの幅を有する不感域を有する。性能の改善は、好まし
くは最大で約400μmの幅を有する傾斜した遷移領域
で獲得することができる。この段の構成では、遷移領域
の幅は約50μmから約400μmの間であることが最
も好ましい。この幅の遷移領域を生成するため、エッチ
ング・ビームは約7°から約0.3°の非常に浅い角度
で与える。
【0020】別の実施態様では、より短く、急でない遷
移領域を設けて、角度はエタロン材料のブルースター角
(反射光全部が偏光する角度)とほぼ等しくなるよう選
択することが好ましい。ガラスの場合、この角度は約3
8°である。しかし、種々の状況ではこれより狭い、あ
るいは大幅に広い遷移領域が適切であることがある。
【0021】別の技術によると、腐食性フォトレジスト
・マスクを使用して、エタロン素材に緩和した遷移段を
直接形成する。従来のフォトレジスト・マスキング材料
とは異なり、腐食性マスクは、所定のエッチング環境で
は既知の速度で腐食するよう設計される。マスクが腐食
した後、その下にある基板が腐食する。腐食性マスクの
厚さを変化させることにより、基板の様々な区域を種々
の時間でエッチング環境に露出させ、従って種々の深さ
までエッチングする。腐食性マスクの組成は、問題とな
る特定のエッチング環境によって決まり、適切な組成は
当業者に知られている。また、これも当業者には知られ
ているように、このような腐食性マスクを提供するに
は、種々の技術を使用することができる。
【0022】例えば、「鮮明」な縁にレジストを与え、
次にレジストを溶融するか、適切な化学薬剤でそれを軟
化するなどして、パターン作成後にリフローさせること
ができる。概して、表面張力がレジストの「尾」の形態
で緩和した縁を提供し、これはほぼレジストの高さほ
ど、マスキングした縁を越えて延在する。尾をさらに長
くするには、「グレー・スケール」印刷技術を使用して
レジストを与える。それは、レジストの縁が急ではな
く、レジストの固体の縁からさらに距離をおくと、間隔
が狭くなるか広くなる、あるいはその両方になるレジス
トの「斑点」、スポットまたは他の破断領域の集まりで
形成される。斑点は、マスキング密度、つまりレジスト
によって覆われるエタロン表面の平均パーセンテージ
が、遷移領域28にわたって26aの100%から領域
26bの0%に低下するよう構成する。適用後、グレー
・スケール・レジストの斑点をリフローして、図3aで
示すように、徐々に減少して変化する厚さを有する固体
のレジスト層を提供することができる。
【0023】図3aは、エタロン表面21の部分26a
に腐食性レジスト・マスク30を適用したエタロン素材
20を示す。部分26a上のマスク30の厚さは、エッ
チング・プロセス後も残るのに十分であることが好まし
い。図示のように、マスクの厚さは、遷移領域28にわ
たって減少し、従ってマスクは傾斜した縁を有する。エ
タロン20を適切なエッチング環境に入れると、露出部
分26bが即座に腐食し始める。遷移領域28は、上に
ある傾斜マスクが腐食して除去され、下にある遷移領域
をより多く漸進的に露出させるにつれ、腐食を開始す
る。
【0024】図3bは、エッチング後のエタロン20を
示し、マスク区域の元の表面21は破線で図示されてい
る。図示のように、遷移領域28は概ね元の腐食性マス
ク30と対応する輪郭を有する。次に、マスク30’の
残りの(腐食していない)部分を除去して、図2bに示
したのと同様のエタロンを提供する。
【0025】本発明の別の実施態様では、最初に図4a
に示すような従来の段付エタロン40を部分的に作成す
る。エタロン40の表面41は、急な遷移領域44によ
って分離された段のランド42aおよび42bを有す
る。追加の処理ステップをエタロン素材に加えて、段間
の遷移領域44を緩和する。
【0026】この実施態様の第1の方法では、エタロン
40の段付表面41全体を、緩衝剤入りフッ化水素酸な
どの適切なエッチング剤で化学的にエッチングする。エ
タロンの露出表面全体がある程度エッチングされるが、
隅は平坦な段のランドより迅速にエッチングされる。と
いうのは、鋭利な段の隅では材料の応力が増加し、隅は
エッチング環境に露出する表面積が大きくなるからであ
る。エッチング速度の差は、遷移領域を緩和する。図4
bは、このような化学的エッチング・プロセスを適用後
のエタロン40を示す。追加のエッチングにより除去さ
れた材料46を破線で示す。
【0027】第2の方法では、段付エタロン40の表面
41を、スピンオン・ガラスまたはガラス被せエポキシ
などの他の材料で被覆する。被膜は、エタロンの他の箇
所で望ましくない回折が生じるのを回避するため、エタ
ロンとほぼ等しい屈折率を有することが好ましい。当業
者には、種々の適切な被覆材料が知られている。このよ
うに適用した追加層48を有するエタロン40を図4c
に示す。スピンオン材料は、段のランド42a、42b
頂部の大部分に薄い被膜を、段の遷移領域44および場
合によっては段のランド42a、42bの隣接区域に、
これより厚い被膜を形成する。遷移領域44の比較的厚
い被膜は、急な隅を充填し、角を丸めて、より緩和した
遷移部44’を提供する。被膜が段のランド全体を覆わ
ない場合は、被膜の縁と被覆していないエタロン表面と
の間に平滑な遷移部を生成し、エタロン表面に追加の段
が導入されるのを回避するような方法で適用することが
好ましい。
【0028】スピンオン方法の変形では、図4fに示す
ように、プラズマまたはエピタキシャル成長などを使用
して、エタロンの全表面に被膜48を付着させることが
できる。このような配置構成では、被膜はスピンオン用
途の一般的な要件と同様、流れる必要がないので、エタ
ロンと同じ組成にすることができる。例えば、ほぼSi
2で構成されたエタロンの頂部に、SiO2の層を付着
させることができる。
【0029】さらに別の代替方法では、部分的に処理し
た段付エタロン40を選択的に焼き鈍す。特に、局所的
な溶融を生成するのに十分な熱を、段の遷移領域に選択
的に適用する。局所的溶融は、溶融したエタロン・ガラ
スが流れ、再固化するにつれ、緩和された遷移領域を生
成する。当業者には種々の選択的焼き鈍し技術が知ら
れ、これには有向レーザ・ビームを介した熱の適用が含
まれる。1つの実施態様では、遷移領域で交差するよ
う、2本以上のレーザ・ビームをエタロンに配向する。
ビームの強度は、1本のビームではエタロン材料を溶融
するのに十分な強度ではないが、ビームを組み合わせる
と、ビームが交差した箇所で局所的な溶融を生成するの
に十分な熱を導入するよう選択する。
【0030】図4eに示すさらなる実施態様では、段間
の急な遷移を減少させず、急な遷移の効果を減少させる
よう、エタロン40を処理する。これは、適切な材料4
7でエタロン表面26a、26bをマスキングしなが
ら、段の遷移領域44は露出したままにし、段の遷移部
44の領域で該当する周波数領域の光を吸収するドーパ
ントをエタロンにドーピングすることによって達成され
る。マスク47により、ドーパントは、遷移領域44を
囲む小さい領域49にのみ注入される。
【0031】ドーパントは、これを使用しないと回折す
るような光を吸収し、従って急な段によって生じる干渉
を減少させる。ドーパントは、急でないドーピングの勾
配を生成するという制御された方法で注入する。このよ
うな漸進的なドーピングの遷移を生成する方法が、当業
者には数多く知られている。この技術は、レーザの調整
に使用するエタロンなど、概ね単色の光で使用するエタ
ロンの製造に、特に有用である。
【0032】例えば、約980nmの波長を有する光エ
ネルギーの検出に使用し、適切なガラス組成の段付エタ
ロンでは、エルビウムのドーパントを使用することがで
きた。エタロンに適用される光の周波数およびエタロン
の材料に応じて、他のドーパントを使用することができ
る。また、種々の異なる光の周波数を吸収するため、種
々のドーパントの組合せを使用することができる。
【0033】上述したように、緩和した段の遷移部を有
する段付エタロンが作成されたら、エタロンの段付表面
および段に対向する表面を、必要に応じて光学的に平坦
になるまで研磨する。次に、当業者に知られている材料
および技術を用いて、部分的に反射する被膜を段付表面
および対向する表面に適用する。このように緩和した段
付エタロン50を図5に示す。図示のように、エタロン
50は、緩和した遷移領域54によって分離された段の
ランド52aおよび52bを備えた上面51を有する。
エタロン50は、好ましくは段のランド52a、52b
と平行である対向表面56を有する。部分的に反射性の
被膜58が表面51および56を覆う。
【0034】段間の遷移領域54は急ではないので、急
な段の遷移部を有するエタロンと比較すると、段の遷移
によって生じる光学的干渉が減少する。これにより、透
過光の強度を決定する場合に、使用する段の領域で透過
できる光の部分を多くすることができ、これによってよ
り感度の高い装置が提供されるので有利である。あるい
は、所定のセンサのサイズでは、エタロンのサイズを小
さくすることができる。
【0035】例えば、図2aで示すような有向エッチン
グを使用してエタロンを、そして図2bに示す緩和した
段付エタロンを作成することができ、次に図4に示すよ
うに、スピンオン・ガラスの被膜を適用し、遷移部をさ
らに緩和することができる。処理ステップの他の組合せ
も可能である。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
隣接する段のランド間の遷移領域が急ではなく、回折の
帯、縞および鋭利な遷移領域の存在によって生じる他の
光学効果を減少させるよう、「緩和」または概ね平滑化
された段付エタロンが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の段付エタロンの構成と特性を示す図であ
り、(A)は、従来の段付エタロンの概要的な構成を示
し、(B)は、段のないエタロンが透過する光線の強度
の特性図であり、(C)は段付エタロンを透過し、段の
透過領域を通過する光線の強度の特性図であり、(D)
は、段付エタロンを透過し、段から異なる横方向の距離
で測定した光線の強度の特性図である。
【図2】有向エッチングによる緩和段付エタロンの製造
ステップを示す模式的断面図であり、(A)はエタロン
素材の表面にマスキング材料を塗布し、有向エッチング
ビームを照射するステップを示し、(B)はエッチング
ステップ後の段付エタロンの概要断面図である。
【図3】腐食可能なマスクを使用することによる緩和段
付エタロンの製造ステップを示す模式的断面図であり、
(A)はエタロン素材の表面に腐食性レジスト・マスク
を塗布し、有向エッチングビームを照射するステップを
示し、(B)はエッチングステップ後の段付エタロンの
概要断面図である。
【図4】従来の段付エタロンから本発明の改良された段
付エタロンを製造する様々な方法を示す工程図であり、
(A)は従来の段付エタロンを部分的に製造するステッ
プを示す模式的断面図であり、(B)は(A)に示され
た段付エタロンを化学的エッチング処理することにより
得られる段付エタロンの模式的断面図であり、(C)は
(A)に示された段付エタロンにスピンオン法によりガ
ラスを塗布した段付エタロンの模式的断面図であり、
(D)は(C)に示された段付エタロンを有向エッチン
グビーム処理して得られた緩和段付エタロンの模式的断
面図であり、(E)は(A)に示された段付エタロンを
処理する更に別の方法を示す模式的断面図であり、
(F)は(A)に示された段付エタロンの表面にプラズ
マ又はエピタキシャル成長させて皮膜を形成させるステ
ップを示す模式的断面図である。
【図5】本発明による緩和段付エタロンの段付表面及び
段に対向する表面に部分的反射膜を設けた状態の段付エ
タロンの概要断面図である。
【符号の説明】
10 段付エタロン 11a,11b 部分的反射膜 12a,12b エタロンの段 14a,14b 光検出器 16 光線 20 段付エタロン 21 表面 22 マスキング材料 24 有向エッチング・ビーム 25 角度 26a 保護部分 26b エッチング部分 28 遷移領域 40 段付エタロン 41 表面 42a,42b ランド 44 急峻遷移領域 48 被膜 50 段付エタロン 51 上面 52a,52b ランド 54 緩和遷移領域 56 下面 58 部分的反射膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月29日(2000.9.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ステファン オブライエン アメリカ合衆国、18069 ペンシルバニア、 ロウワー マクンジー タウンシップ、ウ ィニューウッド ロード 1328

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段付エタロンであって、 少なくとも所定の範囲の波長に透明であって、第1およ
    び第2の対向する側面を有する本体を備え、 第1側面は表面を有し、 第2側面は複数の段を有して、各段が表面にほぼ平行で
    あるランドを有し、 隣接する段のランドが、急でない遷移領域によって分離
    されることを特徴とする段付エタロン。
  2. 【請求項2】 段付エタロンであって、 少なくとも所定の範囲の波長に透明であって、第1およ
    び第2の対向する側面を有する本体を備え、 第1側面は表面を有し、 第2側面は複数の段を有して、各段が表面にほぼ平行で
    あるランドを有し、 隣接する段のランドが遷移領域によって分離され、さら
    に、 前記段および遷移領域に適用された、前記所定範囲の波
    長を有する光に対してほぼ透明な被膜を備え、 前記被膜が、隣接する段のランド間の遷移領域を平滑化
    することを特徴とする段付エタロン。
  3. 【請求項3】 本体が所定の屈折率を有し 前記被膜が、前記所定の屈折率とほぼ等しい屈折率を有
    することを特徴とする請求項2に記載の段付エタロン。
  4. 【請求項4】 段付エタロンであって、 少なくとも第1範囲の波長で透明であり、第1および第
    2の対向する側面を有する本体を備え、 第1側面は表面を有し、 第2側面は複数の段を有して、各段が表面にほぼ平行で
    あるランドを有し、 隣接する段のランドが遷移領域によって分離され、 本体は、前記遷移領域に注入された光を吸収するドーパ
    ントを有し、前記ドーパントが、前記所定範囲内にある
    波長を有する光を吸収することを特徴とする段付エタロ
    ン。
  5. 【請求項5】 前記ドーパントがエルビウムからなるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のエタロン。
  6. 【請求項6】 緩和した段の遷移部を有する段付エタロ
    ンを製造する方法であって、 少なくとも第1範囲の波長に透明であり、第1および第
    2の対向する側面を有するエタロン本体を供給するステ
    ップと、 前記第1側面の第1部分にマスキング材料を付着させな
    がら、前記第1側面の第2部分は露出させたままにする
    ステップと、 所定の時間だけ、前記第1側面に対して90°未満の角
    度で、前記第1側面に有向摩耗エッチング・ビームを適
    用するステップと、 前記マスキング材料を除去するステップとからなること
    を特徴とする段付エタロンの製造方法。
  7. 【請求項7】 緩和した段の遷移部を有する段付エタロ
    ンを製造する方法であって、 少なくとも第1範囲の波長に透明であり、第1および第
    2の対向する側面を有するエタロン本体を供給するステ
    ップと、 前記第1側面の第1部分に所定の厚さの腐食性マスキン
    グ材料を付着させながら、前記第1側面の第2部分は露
    出させたままにするステップと、ここで、前記第1およ
    び第2部分は遷移領域によって分離され、マスキング材
    料は遷移領域にわたって厚さが徐々に減少する尾領域を
    有する、 前記第1側面および腐食性マスキング材料を所定の時間
    量だけエッチングするステップと、 残りのマスキング材料を前記第1側面から除去するステ
    ップとからなることを特徴とする段付エタロンの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記腐食性マスキング材料付着ステップ
    が、 前記マスキング材料を第1部分に付着させながら、前記
    遷移領域および前記第2部分を露出させたままにするス
    テップと、 マスキング材料を前記遷移領域上に流すため、十分な程
    度、前記マスキング材料をリフローするステップとから
    なることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記腐食性マスキング材料付着ステップ
    が、 前記マスキング材料を、前記所定厚さを有する固体層内
    の第1部分に付着させるステップと、 グレー・スケール技術を使用して、前記マスキング材料
    を遷移領域に付着させ、遷移領域にわたって第1部分か
    ら第2部分へとゼロまで低下する平均マスキング密度を
    提供するステップとからなることを特徴とする請求項7
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 遷移領域上のマスキング材料をリフロ
    ーさせるステップを更に含むことを特徴とする請求項9
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】 緩和した段の遷移部を有する段付エタ
    ロンを製造する方法であって、 少なくとも第1範囲の波長に対して透明であり、第1お
    よび第2の対向する側面を有するエタロン本体を供給す
    るステップと、ここで、前記第1側面は複数の段を有
    し、隣接する段は概ね急な遷移領域によって分離されて
    いる、 エタロン本体をさらに処理して、遷移領域の急な性質を
    緩和するステップとからなることを特徴とする段付エタ
    ロンの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記処理ステップが、エタロンの第1
    側面を化学的にエッチングするステップを更に含むこと
    を特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記処理するステップが、エタロンの
    第1側面に、前記所定範囲内の波長を有する光に対して
    ほぼ透明である被膜を塗布するステップを更に含むこと
    を特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記エタロン本体が所定の屈折率を有
    し、前記被膜が、前記所定の屈折率とほぼ等しい屈折率
    を有することを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記処理ステップが、前記段の間の少
    なくとも遷移領域を選択的に焼き鈍すステップを更に含
    むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 【請求項16】 望ましくない干渉の程度が減少した段
    の遷移部を有するエタロンを製造する方法であって、 少なくとも第1範囲の波長に対して透明であり、第1お
    よび第2の対向する側面を有するエタロン本体を設ける
    ステップと、ここで、前記第1側面が複数の段を有し、
    隣接する段は概ね急の遷移領域によって分離されてい
    る、 エタロン本体の第1側面の段をマスキングしながら、遷
    移領域をほぼ露出したままにするステップと、 露出した遷移領域に光を吸収するドーパントをドーピン
    グするステップとからなり、 前記ドーパントは前記所定の範囲内の波長を有すること
    を特徴とする段付エタロンの製造方法。
  17. 【請求項17】 前記ドーピングステップが、露出した
    遷移領域にエルビウムをドーピングするステップからな
    ることを特徴とする請求項16に記載の方法。
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