JP2001003537A - 外壁縦目地の乾式止水構造 - Google Patents

外壁縦目地の乾式止水構造

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JP2001003537A
JP2001003537A JP17652899A JP17652899A JP2001003537A JP 2001003537 A JP2001003537 A JP 2001003537A JP 17652899 A JP17652899 A JP 17652899A JP 17652899 A JP17652899 A JP 17652899A JP 2001003537 A JP2001003537 A JP 2001003537A
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wall
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dry
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Teruhiko Tomiyama
照彦 富山
Noriyuki Kuroda
訓行 黒田
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦目地の目地幅のバラツキで目地幅が広めで
あるような場合でもそれを十分吸収して適正に止水でき
る外壁縦目地の乾式止水構造の提供。 【解決手段】 縦目地3を挟む両側の外壁パネル1,2
の対向側縁部において、これら外壁パネル1,2の背面
のそれぞれに、上下方向に延びる止水部材4,5が水密
状態に取り付けられている。これら止水部材4,5は、
互いに重ね合わせ状にされ、重ね合わせ部分の両対向面
が、横方向に凹凸を繰り返す波状面4a,5aからな
り、これら波状面4a,5a同士が凹凸をかみ合わせる
ように重ね合わされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁縦目地の乾式
止水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、建物などの外壁パネ
ル51,51間の縦目地53内に、弾力性を有する止水
部材54を嵌め込んで、乾式にて止水する構造のものが
ある。この止水構造によれば、施工上の誤差などにより
目地幅に若干のバラツキを生じたような場合や、経年的
に目地幅が変化したような場合でも、止水部材54がそ
れに追従するよう弾性変形し、止水状態を維持すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
止水構造では、止水部材54に比較して縦目地53の目
地幅が広めであるような場合、水が止水部材54を越
え、縦目地53内に入り込み、更に、外壁パネル51,
51の背面側に入り込んでいくおそれがある。特に、外
壁パネル51が面材51aの背面に合板などからなる下
地材51bを有する場合は、この下地材51bを、入り
込んだ水で濡らしてしまうことがあるという問題があ
る。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑み、縦
目地の目地幅のバラツキによって目地幅が広めであるよ
うな場合でもそれを十分吸収して適正に止水することが
でき、また、外壁面材の背面に下地材が取り付けられて
いるような場合でも、面材部分だけで十分止水できて外
壁下地材を濡らすことのない外壁縦目地の乾式止水構造
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、縦目地を
挟む両側の外壁パネルの対向側縁部において、各外壁パ
ネルの外壁面材が外壁下地材よりも外方に突出されてお
り、これら外壁面材の突出部の背面のそれぞれに、上下
方向に延びる止水部材が水密状態に取り付けられ、これ
ら止水部材は、互いに重ね合わせ状にされ、重ね合わせ
部分の両対向面が、横方向に凹凸を繰り返す波状面から
なり、これら波状面同士が凹凸をかみ合わせるように重
ね合わされていることを特徴とする外壁目地の乾式止水
構造によって解決される。
【0006】即ち、この構造では、隣り合う外壁面材の
それぞれに取り付けた止水部材同士が重ね合わせ状にさ
れて止水を行うものとなされているから、この重ね合わ
せ部分の重ね幅が大小変化することで、外壁縦目地の目
地幅のバラツキを余裕をもって十分に吸収することがで
きる。
【0007】しかも、止水部材が外壁面材の突出部の背
面に水密状態に取り付けられていること、止水部材同士
が重ね合わせ状にされていること、止水部材は、重ね合
わせ部分の両対向面が、横方向に凹凸を繰り返す波状面
からなり、これら波状面同士が凹凸をかみ合わせるよう
に重ね合わされていることにより、しっかりと適正に止
水することができる。
【0008】加えて、上記の止水構造では、縦目地を挟
む両側の外壁パネルの対向側縁部において、各外壁パネ
ルの外壁面材が外壁下地材よりも外方に突出され、これ
ら外壁面材の突出部の背面のそれぞれに、止水部材が水
密状態に取り付けられているから、外壁の面材部分だけ
で止水することができ、外壁下地材を濡らすこともな
い。
【0009】上記の止水構造において、屋内側から重な
る止水部材と建物躯体との間に、止水部材の波状面同士
を弾力をもって凹凸かみ合い状態に保持する弾性手段が
介在されている場合は、重ね合わせ部分に不本意に大き
な隙間を生じてしまうというようなことを防いで、止水
部材同士を適正な重ね合わせ状態に保持することができ
る。しかも、目地幅の経年的変化や、温度による変化に
よって目地幅が変化するような場合でも、それにうまく
追従して、波状面同士が横方向にずれていくことができ
る。
【0010】いずれか一方の止水部材が形状記憶樹脂か
らなり、この一方の止水部材の波状面は、熱を与えて形
状を復元させていく過程で他方の止水部材の波状面に密
着されて形成されたものであるのが好ましい。これによ
り、波状面同士を高精度適合状態に重ね合わせることが
でき、高い止水性能を発揮することができる。例えば、
施工において、縦目地の上部の目地幅と下部の目地幅と
に寸法上の若干の狂いを生じているような場合や、止水
部材が外壁面材の背面に若干ながら傾いて取り付けられ
ているような場合であっても、波状面同士を高精度適合
状態のかみ合わせ状態にすることができる。なお、形状
記憶樹脂としては、例えばポリウレタン系高分子材料な
どが用いられる。
【0011】前記弾性手段が形状記憶樹脂からなり、こ
の弾性手段は、熱を与えて形状を復元させていく過程
で、止水部材の波状面同士を弾力をもって凹凸かみ合い
状態に保持する状態となったものであるのが好ましい。
これにより、弾性手段の形状復元で施工誤差を吸収する
ことができて、弾性手段を、その奏すべき機能が十分発
揮されるよう、屋内側から重なる止水部材と建物躯体と
の間に適正状態に介在させることができる。しかも、外
壁パネルの建て込み中に弾性手段による弾力作用が働く
こともなく、外壁パネルの建て込み作業をスムーズに行
っていくことができる。
【0012】止水材の波状面同士が、いずれか一方の外
壁パネルの面材背面において重ね合わされ、屋外側の止
水材の波状面の反対側の面が面材背面に支えられるよう
になっているときは、面材背面を支えとして、止水部材
同士をしっかりとした重ね合わせ状態にすることができ
る。
【0013】外壁面材の側面及び止水部材にて囲まれた
目地空間部の下端が水受け板にて水密状態に塞がれ、流
下水がこの水受け板に受けられて外に導出されるものと
なされている場合は、目地空間部を流下していく水が屋
内側に流れ込むのを防ぐことができる。
【0014】縦目地を挟む両側の外壁パネルの対向側縁
部において、これら外壁パネルの背面のそれぞれに、上
下方向に延びる止水部材が水密状態に取り付けられ、こ
れら止水部材は、互いに重ね合わせ状にされ、重ね合わ
せ部分の両対向面が、横方向に凹凸を繰り返す波状面か
らなり、これら波状面同士が凹凸をかみ合わせるように
重ね合わされていることを特徴とする外壁目地の乾式止
水構造によって、縦目地の目地幅にバラツキがあるよう
な場合でもそれを十分吸収して適正に止水することがで
きるという、基本的課題を解決することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】図1乃至図3に示す実施形態の乾式止水構
造において、1,2は外壁パネル、3は縦目地、4,5
は乾式止水材である。6は建物躯体の柱であり、鋼製の
角形パイプ材からなる。本実施形態では、外壁パネル
1,2は、それらの間の縦目地3の背後に柱6が位置す
るように取り付けられる。
【0017】外壁パネル1,2は、方形の面材1a,2
aと、面材1a,2aの背面に取り付けられた合板等の
下地材1b,2bとからなり、下地材1b,2bは、外
壁パネル1,2の側縁部において、面材1a,2aが下
地材1b,2bよりも外方に突出7するように、面材1
a,2aの側面よりも内方にひかえられて取り付けられ
ている。そして、これら面材1a,2aの突出部7の背
面に止水部材4,5が取り付けられている。
【0018】止水部材4,5はそれぞれ、金属、ゴム、
プラスチックなどからなる帯板状の長尺プレート材から
なり、幅方向における一方の側が、幅方向に山谷の凹凸
を繰り返す波板状部4a,5aに形成されている。
【0019】各止水部材4,5は、波板状部4a,5a
を縦目地3の側に向けるようにして上下方向に向けら
れ、波板状部4a,5aとは反対側の板状部4b,5b
が、ブチル等によるシール層8,8を介して外壁面材1
a,2aの突出部7の背面に取り付けられて、各外壁パ
ネル1,2に備えられている。止水部材4,5の取付け
は、ブチル接着剤を用い、取付けとシール層8の形成を
同時に行うようにしてもよいし、あるいは、水密にする
ためのシール層8を挟んでビスなどで取り付けるように
してもよい。
【0020】この取付け状態において、一方の止水部材
5は、その波板状部5aが外壁面材2aの突出部7の背
面内に位置される。もう一方の止水部材4は、その波板
状部4aが外壁面材1aの側面から外方に張り出し、縦
目地3を挟んでもう一方の外壁パネル2の面材2aの突
出部7の背面側に突出されるようになされていて、止水
部材4,5の波板状部4a,5a同士が、一方の外壁面
材2の突出部7の背面内において、凹凸をかみ合わせる
ように重ね合わされるようになされている。
【0021】そして、屋内側から重ねられる止水部材4
の波板状部4aの幅方向の先端部に、屋内側に突出し、
波板状部4aの背後に回り込む横断面U字状の板バネ9
の一端が片持ち状態に連接されており、この板バネ9
は、建物躯体の柱6の正面部に弾力的に当接されること
で、弾性変形され、その弾性復元力によって波板状部4
a,5a同士を密着させている。両止水部材4,5の波
板状部4a,5aは、外壁面材2の突出部7の背面にお
いて重ね合わされているので、この突出部7と板バネ9
とに挟まれてしっかりと密着される。本発明における弾
性手段は、この板バネ9によって構成される。本実施形
態では、この弾性手段9は、屋内側から重ね合わされる
止水部材5を構成する部分として止水部材5と一体にあ
るいは一体的に備えられているから、弾性手段9を採用
する上で部品点数を増加させることもない。
【0022】外壁パネル1,2の下端部には、図3に示
すように、外壁面材1a,2aの側面及び止水部材4,
5にて囲まれた目地空間部の下端を、水受け板10が水
密状態に塞いでおり、目地空間部を流下する水がこの水
受け板10に受けられて、外に導出されるようになされ
ている。この水受け板10は、その上面にブチルなどに
よるシール層10aが備えられており、このシール層1
0aを介して、外壁面材1a,2aの下面及び止水部材
4,5の下端に当接、接合されることで、目地空間部の
下端が水密状態に塞がれている。これにより、目地空間
部を流下していく水が屋内側に流れ込むのを防いでい
る。
【0023】なお、外壁面材1a,2a間には、図1
(イ)に示すように化粧目地材11を入れて仕上がりと
してもよいし、入れないままで仕上がりとするようにし
てもよい。
【0024】上記の乾式止水構造では、縦目地3の目地
幅に大小のバラツキがあるような場合でも、このバラツ
キは、止水部材4,5の重ね合わせ部分の重ね幅が大小
変化することで、余裕をもって吸収される。
【0025】また、止水部材4,5は、外壁面材1a,
2aの突出部7,7の背面にシール層8,8を介して水
密状態に取り付けられているから、外壁面材1a,2a
と止水部材4,5との間から水が入り込むことはない。
また、止水部材4,5同士は、重ね合わせ状にされ、し
かも、重ね合わせ部分の両対向面が、横方向に凹凸を繰
り返す波状面4a,5aからなっていて、これら波状面
4a,5a同士が凹凸をかみ合わせるように重ね合わさ
れているから、水が、止水部材4,5間の重ね合わせ部
分を通じて入り込んでくることもない。従って、しっか
りと適正に止水することができる。外壁パネル1,2の
面材1a,2a部分だけで止水でき、外壁下地材1b,
2bを濡らすこともない。
【0026】特に、板バネ9で、止水部材4,5の波状
面4a,5a同士が弾力をもって密着されるようになさ
れており、しかも、止水部材4,5の波板状部4a,5
a同士が、一方の外壁面材2の突出部7の背面側におい
て重ね合わされるようになされて止水部材4,5同士の
重ね合わせ部分を突出部7の背面に支えるようになされ
ているから、よりしっかりとした密着状態を得ることが
でき、確実な止水状態を得ることができる。
【0027】図4(イ)に示す実施形態は、止水部材
4,5の波板状部4a,5a同士を縦目地3内に面する
位置において重ね合わせるようにしたものである。
【0028】図5に示す実施形態は、屋外側から重なる
止水部材5を形状記憶樹脂にて構成したものである。即
ち、図5(イ)に示すように、この止水部材5は、もう
一方の止水材4の波状面4aと対向する面部が形状記憶
樹脂の面からなっていて、外壁パネル1,2を建て込ん
だのち、熱を付与して形状を復元させていくことによっ
て、図5(ロ)に示すように、形状記憶樹脂面をもう一
方の止水材4の波状面4aに当接、密着させ、この波状
面4aに適合する波状面5aを形成したものである。こ
れにより、波状面4a,5a同士が高精度適合状態に重
ね合わされる。なお、屋内側から重なる止水部材5を形
状記憶樹脂にて構成して波状面を形成する構成としても
よい。
【0029】図6に示す実施形態は、弾性手段としての
板バネ9を形状記憶樹脂にて構成したものである。即
ち、図6(イ)に示すように、外壁パネル1,2を建て
込んだ状態では、板バネ9は、建物躯体の柱6から離間
されている。その状態で熱を付与し、板バネ9の形状を
復元させていくことで、図板6(ロ)に示すように、バ
ネ9を建物躯体の柱6に当接させるようにしたものであ
る。これにより、施工誤差を吸収し、板バネ9を、その
奏すべき機能が十分発揮されるよう、屋内側から重なる
止水部材4と建物躯体の柱6との間に適正状態に介在さ
せることができる。しかも、外壁パネル1,2の建て込
み中に板バネ9による弾力作用が働くことがなく、外壁
パネル1,2の建て込み作業をスムーズに行っていくこ
とができる。
【0030】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、外壁下
地材のない外壁パネルに適用されてもよいし、耐水性を
もたされた下地材を外壁面材の側面に一致させるように
取り付けた外壁パネルにおいて、止水部材を下地材の背
面部に水密状態に取り付けるようにしてもよい。また、
上記の実施形態では、弾性手段が、屋内側から重なる止
水部材4に連接された片持ちのU字状板バネ9によるも
のとなされているが、弾性手段は、止水部材4,5とは
別体の独立部品として構成されていてもよいし、図4
(ロ)に示すように、例えば、U字状の板バネ9の両端
をともに止水部材4に一体に連接させたバネ構造として
もよい。
【0031】
【発明の効果】上述の次第で、本発明の外壁縦目地の乾
式止水構造は、上記のように構成されたものであるか
ら、縦目地の目地幅に大小バラツキがあるような場合で
もそれを余裕をもって吸収し、適正に止水することがで
きる。また、外壁面材の背面に下地材が取り付けられて
いるような場合でも、外壁の面材部分だけで十分止水で
きて外壁下地材を濡らすこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】止水構造の一実施形態を示すもので、図(イ)
は水平断面図、図(ロ)は分離状態の水平断面図であ
る。
【図2】同止水構造の分解状態の部分断面斜視図であ
る。
【図3】同止水構造の下端部排水溝造を示す部分断面斜
視図である。
【図4】図(イ)は止水構造の他の実施形態を示す水平
断面図、図(ロ)は弾性手段の変更例を示す断面図であ
る。
【図5】形状記憶樹脂を用いた他の実施形態を示すもの
で、図(イ)は復元前の状態を示す水平断面図、図
(ロ)は復元後の状態を示す水平断面図である。
【図6】形状記憶樹脂を用いた更に他の実施形態を示す
もので、図(イ)は復元前の状態を示す水平断面図、図
(ロ)は復元後の状態を示す水平断面図である。
【図7】従来の止水構造を示す水平断面図である。
【符号の説明】
1,2…外壁パネル 1a,2a…面材 1b,2b…下地材 3…縦目地 4,5…乾式止水部材 4a,5a…波状面 6…柱(建物躯体) 7…突出部 9…板バネ(弾性手段) 10…水受け板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DA01 DC02 FA04 FA52 GA02 GA59 GA73 HB01 HC02 HD11 HE01 KA01 LA01 LA03 LA04 LA07 MA02 MA03 MA18 2E110 AA14 AB04 AB22 BA02 BA12 BD13 CA04 CA09 DC21 DD03 DD10 DD12 GA33W GA33X GB01Z GB42Z GB55Z GB62X

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦目地を挟む両側の外壁パネルの対向側
    縁部において、各外壁パネルの外壁面材が外壁下地材よ
    りも外方に突出されており、 これら外壁面材の突出部の背面のそれぞれに、上下方向
    に延びる止水部材が水密状態に取り付けられ、 これら止水部材は、互いに重ね合わせ状にされ、重ね合
    わせ部分の両対向面が、横方向に凹凸を繰り返す波状面
    からなり、これら波状面同士が凹凸をかみ合わせるよう
    に重ね合わされていることを特徴とする外壁目地の乾式
    止水構造。
  2. 【請求項2】 屋内側から重なる止水部材と建物躯体と
    の間に、止水部材の波状面同士を弾力をもって凹凸かみ
    合い状態に保持する弾性手段が介在されている請求項1
    に記載の外壁縦目地の乾式止水構造。
  3. 【請求項3】 いずれか一方の止水部材が形状記憶樹脂
    からなり、この一方の止水部材の波状面は、熱を与えて
    形状を復元させていく過程で他方の止水部材の波状面に
    密着されて形成されたものである請求項1又は2に記載
    の外壁縦目地の乾式止水構造。
  4. 【請求項4】 前記弾性手段が形状記憶樹脂からなり、
    この弾性手段は、熱を与えて形状を復元させていく過程
    で、止水部材の波状面同士を弾力をもって凹凸かみ合い
    状態に保持する状態となったものである請求項1乃至3
    のいずれか一に記載の外壁縦目地の乾式止水構造。
  5. 【請求項5】 止水材の波状面同士が、いずれか一方の
    外壁パネルの面材背面において重ね合わされ、屋外側の
    止水材の波状面の反対側の面が面材背面に支えられるよ
    うになっている請求項1乃至4のいずれか一に記載の外
    壁縦目地の乾式止水構造。
  6. 【請求項6】 外壁面材の側面及び止水部材にて囲まれ
    た目地空間部の下端が水受け板にて水密状態に塞がれ、
    流下水がこの水受け板に受けられて外に導出されるもの
    となされている請求項1乃至5のいずれか一に記載の外
    壁縦目地の乾式止水構造。
  7. 【請求項7】 縦目地を挟む両側の外壁パネルの対向側
    縁部において、これら外壁パネルの背面のそれぞれに、
    上下方向に延びる止水部材が水密状態に取り付けられ、 これら止水部材は、互いに重ね合わせ状にされ、重ね合
    わせ部分の両対向面が、横方向に凹凸を繰り返す波状面
    からなり、これら波状面同士が凹凸をかみ合わせるよう
    に重ね合わされていることを特徴とする外壁目地の乾式
    止水構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005306432A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Fukuvi Chem Ind Co Ltd 物品収納ケース
CN111411644A (zh) * 2020-03-30 2020-07-14 陕西省建筑科学研究院有限公司 坡地建筑外墙与挡土墙之间的柔性连接方法

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