JP2001002319A - 線材巻取装置 - Google Patents

線材巻取装置

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Publication number
JP2001002319A
JP2001002319A JP11176936A JP17693699A JP2001002319A JP 2001002319 A JP2001002319 A JP 2001002319A JP 11176936 A JP11176936 A JP 11176936A JP 17693699 A JP17693699 A JP 17693699A JP 2001002319 A JP2001002319 A JP 2001002319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dancer
wire rod
wire
sensor
bobbin
Prior art date
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Pending
Application number
JP11176936A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Kobayashi
重幸 小林
Hiroshi Matsuzaki
寛 松崎
Yuichi Toyoda
裕一 豊田
Masaharu Miura
政晴 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JP2001002319A publication Critical patent/JP2001002319A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人の目視確認を必要とせず、線材をボビンに巻
き乱れのないように安定して巻き取ることのできる線材
巻取装置の提供。 【解決手段】線材巻取用のボビンに対峙して設けられ、
ボビンの鍔際で反転させる線材案内用のトラバースガイ
ドの反転位置調整装置に関し、トラバースガイドの上流
側にダンサーを設け、このダンサーにおける可動プーリ
ーの上下動を検知するセンサーを設け、このセンサーに
よる検知結果を反転位置調整装置の駆動系に反映させる
ようにした。トラバースガイドはプーリーを用いる。セ
ンサーは、ダンサープーリーの中央から上部と下部にそ
れぞれ設けられると良い。センサーとして角度検出器
(例えばボリューム(可変抵抗器))を用いた検出方式
を採用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材を巻き取る技
術の分野に属し、特にトラバース装置を通してボビンに
線材の巻取を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の線材巻取装置を示したも
ので、1はボビン、2は線材、3はトラバース機構、4
はガイドとなるプーリー、5は検出板、6はセンサー、
7は反転位置調整器を示している。
【0003】この線材巻取装置では、トラバース機構の
プーリー4を通した線材2をボビン1に巻き取るもの
で、プーリー4をボビン1の鍔際で反転させることによ
り、線材2をボビンの鍔間に整列巻取を行うようにして
いる。プーリー4がボビン1の鍔際に位置したとき、ト
ラバース機構の検出板5をセンサー6(左右のいずれか
一方)で検出し、トラバース機構3の反転動作を行うよ
うにしている。
【0004】このようなトラバース機構3を利用した線
材巻取装置において、ボビン1での線材2の巻き方をみ
て、巻き乱れがある場合、人が機械式または電気式にト
ラバース機構3の反転位置調整装置7の位置を変更し
て、線材2の巻き方を安定させるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来;図3の
線材巻取装置によれば、人が線材2の巻き乱れを確認し
てからトラバース機構3のプーリー4の移動幅の調整を
行っていたため、人が巻取装置に常に従事していなけれ
ばならなかった。
【0006】このため、もし人が線材のボビンに対する
巻取状態を確認しないでいると、線材2の巻き乱れが進
み、最終的には製品の不良、または線材の断線に至るケ
ースもあり得た。
【0007】そこで、本発明の目的は、人の目視確認を
必要とせず、線材をボビンに巻き乱れのないように安定
して巻き取ることのできる線材巻取装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する線
材巻取装置は、線材巻取用のボビンに対峙して設けら
れ、ボビンの鍔際で反転させる線材案内用のトラバース
ガイドの反転位置調整装置に関し、前記トラバースガイ
ドの上流側にダンサーを設け、このダンサーにおける可
動プーリーの上下動を検知するセンサーを設け、このセ
ンサーによる検知結果を前記反転位置調整装置の駆動系
に反映させるようにし、以て、線材ガイドの位置を線材
巻き状態が適正化するように調整するものである。
【0009】前記トラバースガイドはプーリーからなる
が、これに代わるものがあればそれでもかまわない。
【0010】前記センサーは、ダンサープーリーの中央
から上部と下部にそれぞれ設けられたものであれば、ト
ラバース機構の反転位置調整機構が左右どちらに動作さ
せるかの判断が可能になる。
【0011】前記センサーとしてシンクロ型の角度検出
器、またはそれに相当する角度検出器(例えばボリュー
ム(可変抵抗器))を用いた検出方式を採用できる。
【0012】尚、本発明は反転位置調整器によってトラ
バース反転位置を常に左右方向に変化させるものであ
り、巻き量に応じて一方向にトラバース反転位置を変化
させる方式とは異なる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る線材巻取装
置の好ましい実施例を示しており、図2は同装置におけ
る要部;ダンサーの動作説明図である。
【0014】この実施例の線材巻取装置は、線材2をダ
ンサー9に介し、トラバース機構3を経由して巻取機1
1へと送り出され、ボビン1に巻き付ける設備からな
る。
【0015】ダンサー9は、トラバース機構3の反転位
置調整器7が左右どちらに動作させるかを判断させるの
に役立てられる。即ち、ダンサー9には、ダンサープー
リー13の下位置検出用のセンサー12が中央より上下
にそれぞれ設けられ、またダンサープーリー13の回転
軸に角度検出器10が連係してある。
【0016】しかして、ダンサー9及びこれに付帯のセ
ンサー12及び角度検出器10は、トラバース機構3の
反転位置調整器7を左右どちらに動作させるかを判断さ
せるためのものである。即ち、巻取機11でボビン1に
巻き付けられている線材2の張力及び巻き乱れが生じた
場合、ダンサー9のプーリー13も上下方向に変動を起
こす。この時、巻き乱れが図2のような山14となるか
谷15となるかで反転位置調整器7の方向を変更する必
要がある。
【0017】前記ダンサー9では、センサー12により
ダンサープーリー13の変動の1回目が図2のように上
昇16するか下降17するかにより、巻き乱れが山14
であるか谷15であるかを判断し、反転位置調整器7の
モーター8を正転または逆転というように、反転位置調
整器7の方向を決定するのである。この反転位置調整器
7におけるモーター8の回転駆動は、センサー12での
検出信号を電気的に受けて自動的に行い、トラバース機
構7のトラバース幅;センサー6の位置が調整される。
また、反転位置調整器7は、角度検出器10の角度異常
時に出力された電気的信号により微量に位置を変更し、
トラバース幅を修正し、かつまた、角度検出器10の変
動量を検出し、反転位置調整器7の速度及び移動時間を
決定する。
【0018】以上のように、この実施例の線材巻取装置
によれば、線材の巻取に関し、巻き乱れを自動的に修正
するため人の目視確認を必要とせず、巻き乱れのない安
定した巻きの製品ボビンを得ることができる。また、安
定した巻きを行えるため、断線を引き起こすことのない
製品の製造を行うことができる。特に、この装置によれ
ば、線材の巻き太りによるボビン変形が予想される製品
製造に対して有効である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、人
の目視確認を必要とせず、線材をボビンに巻き乱れのな
いように安定して巻き取ることのできる線材巻取装置を
提供するという所期の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る線材巻取装置の実施例を示す説明
図。
【図2】図1の線材巻取装置における要部ダンサーの動
作説明図。
【図3】従来の線材巻取装置の例を示す説明図。
【符号の説明】
1 ボビン 2 線材 3 トラバース機構 4 トラバースガイド;プーリー 5 検出板 6 センサー(反転位置調整器の) 7 反転位置調整器 8 モーター 9 ダンサー 10 角度検出器 11 巻き取り機 12 センサー(ダンサーの) 13 ダンサープーリー 14 山 15 谷 16 上昇 17 下降
フロントページの続き (72)発明者 三浦 政晴 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日立 電線株式会社豊浦工場内 Fターム(参考) 3F111 AA13 AA14 CA13 DB02 DB06 DB17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線材巻取用のボビンに対峙して設けられ、
    ボビンの鍔際で反転させる線材案内用のトラバースガイ
    ドの反転位置調整装置に関し、前記トラバースガイドの
    上流側にダンサーを設け、このダンサーにおける可動プ
    ーリーの上下動を検知するセンサーを設け、このセンサ
    ーによる検知結果を前記反転位置調整装置の駆動系に反
    映させるようにした、線材巻取装置。
  2. 【請求項2】前記トラバースガイドは、プーリーからな
    る、請求項1記載の線材巻取装置。
  3. 【請求項3】前記センサーは、ダンサープーリーの中央
    から上部と下部にそれぞれ設けられた、請求項1記載の
    線材巻取装置。
  4. 【請求項4】前記センサーとして角度検出器を用いた検
    出方式からなる、請求項1または請求項3記載の線材巻
    取装置。
JP11176936A 1999-06-23 1999-06-23 線材巻取装置 Pending JP2001002319A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104129682A (zh) * 2014-07-23 2014-11-05 四川天微电子有限责任公司 一种适用于不同线径线缆且线轮便于更换的绕线机构
CN109775450A (zh) * 2019-01-18 2019-05-21 梧州市同润铜业有限公司 一种漆包线牵引卷绕装置

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CN104129682A (zh) * 2014-07-23 2014-11-05 四川天微电子有限责任公司 一种适用于不同线径线缆且线轮便于更换的绕线机构
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