JP2000327218A - 貯線装置における可動プーリの位置検出方法 - Google Patents
貯線装置における可動プーリの位置検出方法Info
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- JP2000327218A JP2000327218A JP11138893A JP13889399A JP2000327218A JP 2000327218 A JP2000327218 A JP 2000327218A JP 11138893 A JP11138893 A JP 11138893A JP 13889399 A JP13889399 A JP 13889399A JP 2000327218 A JP2000327218 A JP 2000327218A
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- pulley
- movable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 センサの保守及び設置が容易な貯線装置にお
ける可動プーリの位置検出方法を提供する。 【解決手段】 電線ケーブルを固定プーリと可動プーリ
とに掛け回し、前記可動プーリを前記固定プーリに接近
/離反させることにより、前記電線ケーブルの貯線量を
増減する際の前記可動プーリの位置検出方法において、
前記可動プーリ1の移動方向より前記可動プーリ1に対
して超音波反射式の距離センサ6を臨ませ、この距離セ
ンサ6で計測される距離から前記可動プーリ1の位置を
検出する。
ける可動プーリの位置検出方法を提供する。 【解決手段】 電線ケーブルを固定プーリと可動プーリ
とに掛け回し、前記可動プーリを前記固定プーリに接近
/離反させることにより、前記電線ケーブルの貯線量を
増減する際の前記可動プーリの位置検出方法において、
前記可動プーリ1の移動方向より前記可動プーリ1に対
して超音波反射式の距離センサ6を臨ませ、この距離セ
ンサ6で計測される距離から前記可動プーリ1の位置を
検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動プーリを用い
た貯線装置における可動プーリの位置検出方法に係り、
特に、センサの保守及び設置が容易な貯線装置における
可動プーリの位置検出方法に関するものである。
た貯線装置における可動プーリの位置検出方法に係り、
特に、センサの保守及び設置が容易な貯線装置における
可動プーリの位置検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】貯線装置は、電線ケーブルを固定プーリ
と可動プーリとに掛け回し、可動プーリを固定プーリに
接近/離反させることにより、電線ケーブルの貯線量を
増減するようになっている。貯線量を任意に制御するた
めには、可動プーリの位置を検出することが必要にな
る。
と可動プーリとに掛け回し、可動プーリを固定プーリに
接近/離反させることにより、電線ケーブルの貯線量を
増減するようになっている。貯線量を任意に制御するた
めには、可動プーリの位置を検出することが必要にな
る。
【0003】従来の貯線装置における可動プーリの位置
検出方法は、可動プーリに対して機械的に接触して変位
するセンサを使用し、その変位量から可動プーリの位置
を検出するものである。
検出方法は、可動プーリに対して機械的に接触して変位
するセンサを使用し、その変位量から可動プーリの位置
を検出するものである。
【0004】例えば、図2に示されるように、従来の貯
線装置は、固定プーリ(図示せず)と可動プーリ1とを
備え、可動プーリ1を矢印のように移動させて固定プー
リに接近/離反させることにより、電線ケーブル(図示
せず)の貯線量を増減するようになっている。可動プー
リ1を移動させるために、可動プーリ1を保持してガイ
ドレール2上を車輪3で走行する可動フレーム4が設け
られている。この可動フレーム4に可動プーリ1のシャ
フト5の両端が軸承されている。可動フレーム4は、図
示しない駆動系により駆動されてガイドレール2上を走
行し、これによって可動プーリ1が固定プーリに接近/
離反する。
線装置は、固定プーリ(図示せず)と可動プーリ1とを
備え、可動プーリ1を矢印のように移動させて固定プー
リに接近/離反させることにより、電線ケーブル(図示
せず)の貯線量を増減するようになっている。可動プー
リ1を移動させるために、可動プーリ1を保持してガイ
ドレール2上を車輪3で走行する可動フレーム4が設け
られている。この可動フレーム4に可動プーリ1のシャ
フト5の両端が軸承されている。可動フレーム4は、図
示しない駆動系により駆動されてガイドレール2上を走
行し、これによって可動プーリ1が固定プーリに接近/
離反する。
【0005】ガイドレール2の外側にはガイドレール2
に平行なねじれ棒11が設けられている。ねじれ棒11
は、回転軸の周りに螺旋状のねじれ板12を設けたもの
である。このねじれ棒11は、回転軸がベアリング13
に支持されている。ねじれ棒11の一端には、チェーン
14の一端が掛け回されている。チェーン14の他端は
シンクロ15に掛け回されている。シンクロ15は、回
転角度を電気信号に変換する回転角度センサである。一
方、可動フレーム4にはガイドレール2に直交するステ
ー16が取り付けられ、そのステー16の先端にカムフ
ォロア17が取り付けられている。このカムフォロア1
7は、ねじれ板12を板厚方向に規制しカムフォロア1
7の移動方向には摺動できるように噛み合わされてい
る。
に平行なねじれ棒11が設けられている。ねじれ棒11
は、回転軸の周りに螺旋状のねじれ板12を設けたもの
である。このねじれ棒11は、回転軸がベアリング13
に支持されている。ねじれ棒11の一端には、チェーン
14の一端が掛け回されている。チェーン14の他端は
シンクロ15に掛け回されている。シンクロ15は、回
転角度を電気信号に変換する回転角度センサである。一
方、可動フレーム4にはガイドレール2に直交するステ
ー16が取り付けられ、そのステー16の先端にカムフ
ォロア17が取り付けられている。このカムフォロア1
7は、ねじれ板12を板厚方向に規制しカムフォロア1
7の移動方向には摺動できるように噛み合わされてい
る。
【0006】可動プーリ1が移動すると、カムフォロア
17に案内されてねじれ棒11が回転し、その回転がチ
ェーン14を介してシンクロ15に伝達されるので、シ
ンクロ15の出力信号から可動プーリ1の位置を検出す
ることができる。
17に案内されてねじれ棒11が回転し、その回転がチ
ェーン14を介してシンクロ15に伝達されるので、シ
ンクロ15の出力信号から可動プーリ1の位置を検出す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の可動プーリの位
置検出方法では、カムフォロア17をねじれ板12に接
触させ、ねじれ棒11、チェーン14を介してシンクロ
15を回転させるという機械的伝達を使用しているた
め、これらの機械的伝達要素の保守が必要になる。ま
た、初期の設置時には、シンクロ15の電圧調整や角度
調整が必要になる。また、ねじれ棒11を設置する時の
芯出し作業も必要になる。さらに、可動プーリ1の捩じ
れ等の機械的不具合により、位置検出が不能になること
があり、最悪の場合、機械的伝達要素が破損することも
ある。
置検出方法では、カムフォロア17をねじれ板12に接
触させ、ねじれ棒11、チェーン14を介してシンクロ
15を回転させるという機械的伝達を使用しているた
め、これらの機械的伝達要素の保守が必要になる。ま
た、初期の設置時には、シンクロ15の電圧調整や角度
調整が必要になる。また、ねじれ棒11を設置する時の
芯出し作業も必要になる。さらに、可動プーリ1の捩じ
れ等の機械的不具合により、位置検出が不能になること
があり、最悪の場合、機械的伝達要素が破損することも
ある。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、センサの保守及び設置が容易な貯線装置における可
動プーリの位置検出方法を提供することにある。
し、センサの保守及び設置が容易な貯線装置における可
動プーリの位置検出方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電線ケーブルを固定プーリと可動プーリと
に掛け回し、前記可動プーリを前記固定プーリに接近/
離反させることにより、前記電線ケーブルの貯線量を増
減する際の前記可動プーリの位置検出方法において、前
記可動プーリの移動方向より前記可動プーリに対して超
音波反射式の距離センサを臨ませ、この距離センサで計
測される距離から前記可動プーリの位置を検出するもの
である。
に本発明は、電線ケーブルを固定プーリと可動プーリと
に掛け回し、前記可動プーリを前記固定プーリに接近/
離反させることにより、前記電線ケーブルの貯線量を増
減する際の前記可動プーリの位置検出方法において、前
記可動プーリの移動方向より前記可動プーリに対して超
音波反射式の距離センサを臨ませ、この距離センサで計
測される距離から前記可動プーリの位置を検出するもの
である。
【0010】前記可動プーリに随伴して移動される反射
板を前記距離センサに対向させて配置してもよい。
板を前記距離センサに対向させて配置してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【0012】本発明の貯線装置における可動プーリの位
置検出方法は、可動プーリに対して超音波を反射させて
距離を検出するセンサを使用し、その距離から可動プー
リの位置を検出するものである。
置検出方法は、可動プーリに対して超音波を反射させて
距離を検出するセンサを使用し、その距離から可動プー
リの位置を検出するものである。
【0013】図1に示されるように、本発明を実施する
貯線装置は、固定プーリ(図示せず)と可動プーリ1と
を備え、可動プーリ1を矢印のように移動させて固定プ
ーリに接近/離反させることにより、電線ケーブル(図
示せず)の貯線量を増減するようになっている。可動プ
ーリ1を移動させるために、可動プーリ1を保持してガ
イドレール2上を車輪3で走行する可動フレーム4が設
けられている。この可動フレーム4に可動プーリ1のシ
ャフト5の両端が軸承されている。可動フレーム4は、
図示しない駆動系により駆動されてガイドレール2上を
走行し、これによって可動プーリ1が固定プーリに接近
/離反する。
貯線装置は、固定プーリ(図示せず)と可動プーリ1と
を備え、可動プーリ1を矢印のように移動させて固定プ
ーリに接近/離反させることにより、電線ケーブル(図
示せず)の貯線量を増減するようになっている。可動プ
ーリ1を移動させるために、可動プーリ1を保持してガ
イドレール2上を車輪3で走行する可動フレーム4が設
けられている。この可動フレーム4に可動プーリ1のシ
ャフト5の両端が軸承されている。可動フレーム4は、
図示しない駆動系により駆動されてガイドレール2上を
走行し、これによって可動プーリ1が固定プーリに接近
/離反する。
【0014】可動プーリ1の移動方向には、可動プーリ
1から適宜の距離に、可動プーリ1に対して臨ませた超
音波反射式の距離センサ6が設置されている。距離セン
サ6は、超音波発信器及び受信器からなり、発信した超
音波が対象物(ここでは、可動プーリ)で反射して戻っ
てくるのを受信し、時間差から対象物との距離を計測す
ることができる。この距離センサ6にコントローラ7が
接続されている。コントローラ7は、可動プーリ1の移
動による距離の変位量を処理して可動プーリ1の位置を
検出するようになっている。このコントローラ7では、
可動プーリ1の位置から貯線量を算出し、この貯線量を
数値で表示することができる。
1から適宜の距離に、可動プーリ1に対して臨ませた超
音波反射式の距離センサ6が設置されている。距離セン
サ6は、超音波発信器及び受信器からなり、発信した超
音波が対象物(ここでは、可動プーリ)で反射して戻っ
てくるのを受信し、時間差から対象物との距離を計測す
ることができる。この距離センサ6にコントローラ7が
接続されている。コントローラ7は、可動プーリ1の移
動による距離の変位量を処理して可動プーリ1の位置を
検出するようになっている。このコントローラ7では、
可動プーリ1の位置から貯線量を算出し、この貯線量を
数値で表示することができる。
【0015】可動フレーム4には、反射板8が距離セン
サ6に対向させて設けられている。反射板8は、可動プ
ーリ1の径方向外方に配置され、反射板8の両端が折り
曲げられてシャフト5の両端側まで延ばされ可動フレー
ム4に取り付けられている。この反射板8は、可動プー
リ1の不規則な表面により超音波が散乱されないよう
に、超音波が入射方向に正しく反射される平面を形成し
たものである。距離センサ6は反射板8との距離を計測
することになるが、計測された距離の変位量は可動プー
リ1の移動による距離の変位量に等しい。このように反
射板8は可動プーリ1に随伴して移動するものであれば
よく、反射板8の取り付け位置及び対応する距離センサ
6の設置位置は、図1に限定されない。
サ6に対向させて設けられている。反射板8は、可動プ
ーリ1の径方向外方に配置され、反射板8の両端が折り
曲げられてシャフト5の両端側まで延ばされ可動フレー
ム4に取り付けられている。この反射板8は、可動プー
リ1の不規則な表面により超音波が散乱されないよう
に、超音波が入射方向に正しく反射される平面を形成し
たものである。距離センサ6は反射板8との距離を計測
することになるが、計測された距離の変位量は可動プー
リ1の移動による距離の変位量に等しい。このように反
射板8は可動プーリ1に随伴して移動するものであれば
よく、反射板8の取り付け位置及び対応する距離センサ
6の設置位置は、図1に限定されない。
【0016】超音波反射式の距離センサ6は、可動プー
リ1に対して全く非接触であり、従来のような機械的伝
達要素を使用しない。従って、機械的伝達要素の保守や
設置時の調整は不要となる。また、可動プーリ1側の機
械的不具合が距離センサ6に障害を与えることがない。
リ1に対して全く非接触であり、従来のような機械的伝
達要素を使用しない。従って、機械的伝達要素の保守や
設置時の調整は不要となる。また、可動プーリ1側の機
械的不具合が距離センサ6に障害を与えることがない。
【0017】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【0018】(1)センサに機械的伝達要素を使用しな
いので、センサの保守及び設置が容易になる。
いので、センサの保守及び設置が容易になる。
【図1】本発明の一実施形態を示す貯線装置の可動プー
リ部の平面図である。
リ部の平面図である。
【図2】従来の貯線装置の可動プーリ部の平面図であ
る。
る。
1 可動プーリ 2 ガイドレール 3 車輪 4 可動フレーム 5 シャフト 6 距離センサ 7 コントローラ 8 反射板
Claims (2)
- 【請求項1】 電線ケーブルを固定プーリと可動プーリ
とに掛け回し、前記可動プーリを前記固定プーリに接近
/離反させることにより、前記電線ケーブルの貯線量を
増減する際の前記可動プーリの位置検出方法において、
前記可動プーリの移動方向より前記可動プーリに対して
超音波反射式の距離センサを臨ませ、この距離センサで
計測される距離から前記可動プーリの位置を検出するこ
とを特徴とする貯線装置における可動プーリの位置検出
方法。 - 【請求項2】 前記可動プーリに随伴して移動される反
射板を前記距離センサに対向させて配置したことを特徴
とする請求項1記載の可動プーリの位置検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11138893A JP2000327218A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 貯線装置における可動プーリの位置検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11138893A JP2000327218A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 貯線装置における可動プーリの位置検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000327218A true JP2000327218A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15232592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11138893A Pending JP2000327218A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 貯線装置における可動プーリの位置検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000327218A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110589631A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-12-20 | 成都点阵科技有限公司 | 无人机系留线缆收放控制系统和控制方法 |
-
1999
- 1999-05-19 JP JP11138893A patent/JP2000327218A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110589631A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-12-20 | 成都点阵科技有限公司 | 无人机系留线缆收放控制系统和控制方法 |
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