JP2001000915A - 耐候性鋼の防食方法 - Google Patents
耐候性鋼の防食方法Info
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Abstract
を可能にした、省工程の耐候性鋼の防食方法を提供す
る。 【解決手段】 耐候性鋼表面に、防錆剤を含有し、か
つ、促進耐候性試験サンシャインウェザーメーター照射
300時間の光沢保持率が80%以上の塗膜を形成す
る、着色塗料を塗装することを特徴とする耐候性鋼の防
食方法。
Description
塗装方法に関し、更に詳しくは、耐候性鋼の流れ錆(赤
錆)を防止し、環境に調和した様々な着色の付与を可能
にし、更に省工程で、長期耐候性、防錆性を付与する耐
候性鋼の防食方法に関する。
いうこともあって炭素鋼を使用する場合が多い。しかし
ながら、炭素鋼は、空気中の水分(降雨、湿気等)や酸
素が鋼材表面に接触して、短期間で赤錆が発生する。こ
の赤錆発生を防止する方法としては、塗料を塗装する方
法が一般的である。この方法は塗装の塗替を極力減らす
ため、耐久性の良好な塗装を施すことが一般的である。
例えば、無機ジンクリッチペイント塗装→エポキシ樹脂
塗料ミストコート→エポキシ樹脂塗料下塗塗装(2回)
→エポキシ樹脂塗料中塗塗装→ポリウレタン樹脂塗料上
塗塗装は、耐久性15年以上有する代表的な鋼材の塗装
システムである。この塗装システムは、環境と調和した
色彩を付与した美観および長期の防錆性が維持できる長
所があるが、一方ではこの塗装システムは膜厚が厚く、
更に6回塗りが必要なので、完成までに時間とコストが
かかる。そこで、最近では鋼構造物に耐食性の良い耐候
性鋼を使用する場合が増加してきている。
等の元素を添加した低合金鋼である。この鋼材は屋外に
於て十数年で腐食に対して保護作用のある錆(以下、
「保護錆」という)を形成し、以後防錆処理作業を不要
とする、いわゆるメンテナンスフリーになるといった特
徴を有している。
わゆる錆をもって錆を制すものであって、結晶水を多量
に含む無定型オキシ水酸化鉄が主体であり、これが緻密
で密着性の良い保護錆の形成に寄与するものと考えられ
ている。
鋼の鋼材を無処理のままで使用すると保護錆が形成され
るまでの期間中に、赤錆や黄錆等の浮き錆や流れ錆を生
じてしまい、外見的に好ましくないばかりでなく、周囲
環境の汚染原因にもなると云う問題点を有していた。
保護錆を得るための塗装による表面処理法があるが、そ
れでも保護錆が形成されるまでに数年間の長い期間を要
し、この間に塗膜自体の白化、ふくれ、剥離といった問
題点を引き起こしている。また、発生した錆を目立たな
くするため色調はさび色に統一されており、炭素鋼への
塗装のように環境と調和した様々な色彩を付与する配慮
が全くなされていなかった。
を解決するため鋭意検討した結果、耐候性鋼表面に、耐
候性の良好な樹脂と、防錆剤と着色剤を含む塗料を塗装
することで、防錆性、耐候性を長期維持し、更に任意の
着色を可能にした、省工程の耐候性鋼の防食方法を完成
したものである。
を含有し、かつ、促進耐候性試験サンシャインウェザー
メーター照射300時間後の光沢保持率が80%以上の
塗膜を形成する着色塗料を塗装することを特徴とする耐
候性鋼の防食方法に関する。
する。
MA材と言われ、JISに規定されているものであり、
錆等が付着している場合は、前処理としてブラストや酸
洗を行なったものが望ましい。
する。
コートフィニッシュタイプが望ましく、しかも長期の防
錆性、耐候性を有し、更に希望に合致した任意の着色が
できることである。従って、本発明で使用する塗料は、
樹脂、防錆剤、着色剤及び必要に応じて配合されるシラ
ンカツプリング剤や溶媒、さらには分散剤、紫外線吸収
剤、抗菌剤などの各種添加剤から構成される。塗料の形
態は、溶剤系や、水系、無溶剤系を問わない。
性の良好な樹脂を使用することが必要である。即ち、促
進耐候性試験 サンシャインウェザーメーター照射30
0時間後の光沢保持率が80%以上、好ましくは90%
以上維持する塗膜を形成する樹脂である。光沢保持率が
80%未満であると塗膜に白化、フクレ、剥離等が生じ
るので好ましくない。樹脂の具体例としては、塩化ゴム
系樹脂や、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン
樹脂、アクリルシリコン樹脂、ふっ素樹脂及びこれら樹
脂に硬化剤を併用したものであり、更に好ましくは、湿
気硬化型ウレタン樹脂や、アクリルシリコン樹脂、ふっ
素樹脂及びこれら樹脂に硬化剤を併用したものである。
ここでいう、促進耐候性試験 サンシャインウェザーメ
ーターとは、JIS K5400で規定されるサンシャイン
カーボンアーク灯式の、実際の屋外暴露と相関のある促
進耐候性試験機であり、光沢保持率とは、JIS K540
0で規定される60度鏡面光沢度から下記の式で計算さ
れた、光沢の残存の程度をいう。 光沢保持率=(サンシャインウェザーメーター照射30
0時間後の光沢)×100/初期光沢 (%) 塗料に使用される防錆剤としては、有機系、無機系のど
ちらでも良い。有機系防錆剤の具体例としては、鋼材表
面を不働態化し、電位を均一にする作用のある導電性ポ
リアニリン、塗膜と鋼材の密着性を強固にする2−ベン
ゾチアゾチオコハク酸や、ジフェニルチオカルバゾン、
N,N−ジフェニルエチレンジアミン、S−ジフェニル
カルバジド、フェノシアゾリン、1,5−ジフェニル−
3−チオカルボヒドラジド、1,4−ジフェニル−3−
チオセミカルバジド、チオカルボアニライド、チオベン
ズアニライド、チオアセトアイライド、2−メルカプト
ベンゾチアゾール、ベンゾトリアゾール、1−ヒドロキ
シ−ベンゾトリアゾール、2−メルカプトベンズイミダ
ゾール、ベンズイミダゾール、2−メルカプトベンゾセ
レナゾール、2−メルカプトベンゾキサゾール、5−メ
ルカプト−3−フェニルチアジアゾール−2−チオン、
2−(o−ヒドロキシフェノール)ベンゾチアゾール、
2,2’−ジチオビス−(ベンゾチアゾール)、ジメチ
ルヒダントイン、ピロール−2−カルボキシアルデヒ
ド、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアゾール、
5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール−2−チオー
ル、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール、4−アミ
ノ−1,2,4−トリアゾール、3−アミノ−5−メル
カプト−1,2,4−トリアゾール、2−メルカプト−
1−メチルイミダゾール、2−メルカプトチアゾリン、
2−アミノチアゾール、3,5−ジメチルピラゾール、
ヒスチジン、1,10−フェナントロリン、1,8−ジ
アザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7等が代表的
なものとして挙げられ、これらは一種もしくは二種以上
の混合物として用いられる。これら有機系防錆剤の添加
量は、樹脂(及び硬化剤)100重量部に対して0.5
〜40重量部、好ましくは2〜30重量部添加する。
0.5重量部未満では防錆効果が少なく、一方40重量
部より多く添加してもその効果は変わらない。また、無
機系防錆剤としては、アルミニウム粉末、亜鉛粉末の
他、リン酸アルミニウムや、リン酸亜鉛、亜リン酸亜
鉛、亜リン酸カリウム、亜リン酸カルシウム、亜リン酸
アルミニウム、リン酸亜鉛カルシウム、リン酸亜鉛アル
ミニウム、モリブデン酸亜鉛、リンモリブデン酸亜鉛、
リンモリブデン酸アルミニウム、モリブデン酸カルシウ
ム、ハイドロカルマイト等の防錆顔料が代表的なものと
して挙げられ、これらは一種もしくは二種以上の混合物
として用いられる。但し、クロム系、鉛系は毒性等の観
点から好ましくない。これら無機系防錆剤は樹脂(及び
硬化剤)100重量部に対して1〜80重量部、好まし
くは5〜60重量部添加するのが良い。1重量部未満で
は、防錆性が不充分で、一方80重量部を越えると、塗
料安定性が悪くなる傾向にある。なお、有機系防錆剤
と、無機系防錆剤の併用も可能である。
て、樹脂−防錆剤−耐候性鋼素材を複合化し、密着性を
向上させるためにシランカップリング剤を配合するのが
好ましい。
と、γ−クロロプロピルトリメトキシシランや、ビニル
トリクロルシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル
トリメトキシシラン、ビニル・トリス(β−メトキシエ
トキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)
エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、
N−β−(アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン、γ−ユレイドプロピルトリエトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルジメチル、γ−グリシドキシプロ
ピルジメチルエトキシシラン等が代表的なものとして挙
げられる。シランカップリング剤は樹脂(及び硬化剤)
100重量部に対して0.1〜8重量部、好ましくは1
〜5重量部添加する。0.1重量部未満の場合、複合化
の効果は弱く、一方8重量部越えると塗料安定性が低下
する傾向にある。
ための着色顔料としては、具体的には、二酸化チタン、
酸化亜鉛等の白色顔料、カーボンブラック、黒鉛等の黒
色顔料、モリブデートオレンジ、パーマネントカーミ
ン、キナクリドンレッド等の赤色顔料、キノフタレンイ
エロー、パーマネントイエロー等の黄色顔料、フタロシ
アニングリーン、フタロシアニンブルー等の緑、青顔料
等の、通常塗料用に使用されている各色の顔料が代表的
なものとして挙げられる。更に、体質顔料も併用しても
よい。着色顔料は、その種類によっても異なるが、樹脂
(及び硬化剤)100重量部に対し、0.1〜70重量
部添加するのが適当である。
ブラスト処理した、あるいは全く処理しない耐候性鋼に
対して、上記塗料をハケ、スプレー、ローラー等の手段
で乾燥膜厚が、30〜200μm、好ましくは50〜9
0μmとなるように塗装し、自然乾燥もしくは100℃
以下の温度で強制乾燥させる。
詳細に説明する。なお、実施例中「部」、「%」は重量
基準で示す。 「実施例1」平均表面粗さ30μmのアルミナブラスト
処理を施した、3×100×300(mm)のJIS G314
1に規定された耐候性鋼(SMA400)の表面に下記
ふっ素樹脂塗料を乾燥膜厚60μmになるよう一回塗装
し、裏面および側面をエポキシ樹脂塗料でシールし、7
日間自然乾燥させた。その塗装鋼の耐候性および防食性
評価結果を表1に示す。 <主剤成分> ふっ素樹脂溶液注 1) 154.0部 リンモリブデン酸アルミニウム 22.8部 α−アミノプロピルトリエトキシシラン 3.4部 二酸化チタン 55.4部 キシレン 61.6部 注1)樹脂の水酸基価45mgKOH/g、数平均分子量7000、固 形分65% <硬化剤成分> ヘキサメチレンジイソシアネート 17.6部 酢酸ブチル 53.6部
ミナブラスト処理を施した、3×100×300(m
m)のJIS G3141に規定された耐候性鋼(SMA40
0)に下記ウレタン樹脂塗料を乾燥膜厚60μmになる
よう一回塗装し、裏面および側面をエポキシ樹脂塗料で
シールし、7日間自然乾燥させた。その塗装鋼の耐候性
および防食性評価結果を表1に示す。 <主剤成分> アクリル樹脂溶液注 2) 154.0部 モリブデン酸亜鉛 9.9部 γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン 4.9部 キナクリドンレッド 30.8部 キシレン 43.1部 注2)樹脂の水酸基価80mgKOH/g、数平均分子量12000、 固形分65% <硬化剤成分> ヘキサメチレンジイソシアネート 27.7部 酢酸ブチル 75.8部
ミナブラスト処理を施した、3×100×300(m
m)のJIS G3141に規定された耐候性鋼(SMA40
0)に下記アクリルシリコン樹脂塗料を乾燥膜厚60μ
mになるよう一回塗装し、裏面および側面をエポキシ樹
脂塗料でシールし、7日間自然乾燥させた。その塗装鋼
の耐候性および防食性評価結果を表1に示す。 <主剤成分> アクリルシリコン樹脂溶液注 3) 200.0部 亜リン酸亜鉛 54.4部 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 3.2部 キノフタレンイエロー 40.0部 キシレン 56.0部 注3)アルコキシシリル基を含むアクリル樹脂、平均分子量12000 、 固形分50% <硬化剤成分> ジブチルチンジラウリレート 12.8部 キシレン 80.0部
ミナブラスト処理を施した、3×100×300(m
m)のJIS G3141に規定された耐候性鋼(SMA40
0)に下記ふっ素樹脂塗料を乾燥膜厚60μmになるよ
う一回塗装し、裏面および側面をエポキシ樹脂塗料でシ
ールし、7日間自然乾燥させた。その塗装鋼の耐候性お
よび防食性評価結果を表1に示す。 <主剤成分> ふっ素樹脂溶液注 1) 154.0部 2−ベンゾチアゾチオコハク酸 11.7部 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 8.0部 フタロシアニングブルー 24.6部 キシレン 61.6部 注1)樹脂の水酸基価45mgKOH/g、数平均分子量7000、 固形分65% <硬化剤成分> ヘキサメチレンジイソシアネート 17.6部 酢酸ブチル 53.6部
ト処理した耐候性鋼を、全く塗装しない状態で、耐候性
および防食性評価結果を表1に示す。 「比較例2」実施例1と同じようにブラスト処理した耐
候性鋼に、防錆剤およびシランカップリング剤を除いた
ふっ素樹脂塗料を乾燥膜厚60μmになるよう一回塗装
し、裏面および側面をエポキシ樹脂塗料でシールし、7
日間自然乾燥させた。その塗装鋼の耐候性および防食性
評価結果を表1に示す。 「比較例3」平均表面粗さ30μmのアルミナブラスト
処理を施した、3×100×300(mm)のJIS G314
1に規定された耐候性鋼(SMA400)に下記エポキ
シ樹脂塗料を乾燥膜厚60μmになるよう一回塗装し、
裏面および側面をエポキシ樹脂塗料でシールし、7日間
自然乾燥させた。その塗装鋼の耐候性および防食性評価
結果を表1に示す。 <主剤成分> エポキシ樹脂溶液注 4) 200.0部 リンモリブデン酸アルミニウム 29.6部 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 6.4部 二酸化チタン 72.0部 メチルエチルケトン 80.0部 注4)固形分50% <硬化剤成分> ポリアミドアミン樹脂溶液注 5) 101.6部 キシレン 172.4部 注5)アミン価75mgKOH/g、固形分65% 表1 耐候性、防食性評価結果及び塗装回数、色味、光沢保持率 塗装回数 色味 光沢保持率注 6)耐候性注 7)防食性注 8) 実施例1 1 白 100 良好 良好 実施例2 1 赤 90 良好 良好 実施例3 1 黄 98 良好 良好 実施例4 1 青 99 良好 良好 比較例1 1 − − 全面 48H後 赤錆 全面赤錆 比較例2 1 白 98 赤点錆 400H後 赤点錆 比較例3 1 白 52 チヨ-キンク゛ 良好 注6)サンシャインウエザ−メ−タ−300時間後の光沢保持率 (%) 注7)屋外暴露1年 注8)塩水噴霧試験1000時間 表1からも明らかな通り、本発明の実施例においては、
任意の色に着色でき、また優れた耐候性、防食性を有し
ていた。一方、無塗装の比較例1、防錆剤を含有しない
比較例2は、いずれも赤錆が発生した。また、光沢保持
率の低い比較例3は、チヨ−キングが発生した。
長期間保持し、さらに任意の着色を可能にした、省工程
の耐候性鋼の防食が可能となる。
Claims (2)
- 【請求項1】 耐候性鋼表面に、防錆剤を含有し、か
つ、促進耐候性試験サンシャインウェザーメーター照射
300時間後の光沢保持率が80%以上の塗膜を形成す
る着色塗料を塗装することを特徴とする耐候性鋼の防食
方法。 - 【請求項2】 前記塗料が、シランカップリング剤を含
有する請求項1記載の防食方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11172109A JP2001000915A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 耐候性鋼の防食方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11172109A JP2001000915A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 耐候性鋼の防食方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001000915A true JP2001000915A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=15935729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11172109A Pending JP2001000915A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 耐候性鋼の防食方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001000915A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150116708A1 (en) * | 2011-09-14 | 2015-04-30 | David Spriggs | Apparatus for measuring particle size distribution by light scattering |
US20220204822A1 (en) * | 2010-11-19 | 2022-06-30 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Structural adhesive compositions |
US12031064B2 (en) * | 2022-03-17 | 2024-07-09 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Structural adhesive compositions |
-
1999
- 1999-06-18 JP JP11172109A patent/JP2001000915A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220204822A1 (en) * | 2010-11-19 | 2022-06-30 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Structural adhesive compositions |
US20220204823A1 (en) * | 2010-11-19 | 2022-06-30 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Structural adhesive compositions |
US20150116708A1 (en) * | 2011-09-14 | 2015-04-30 | David Spriggs | Apparatus for measuring particle size distribution by light scattering |
US12031064B2 (en) * | 2022-03-17 | 2024-07-09 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Structural adhesive compositions |
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