JP2001000001U - 速度制御器付装置用のアイドリング機構 - Google Patents

速度制御器付装置用のアイドリング機構

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JP2001000001U
JP2001000001U JP2000004389U JP2000004389U JP2001000001U JP 2001000001 U JP2001000001 U JP 2001000001U JP 2000004389 U JP2000004389 U JP 2000004389U JP 2000004389 U JP2000004389 U JP 2000004389U JP 2001000001 U JP2001000001 U JP 2001000001U
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アレン ダイクストラ リチャード
アンソニー フィオレンザ ジョン
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ブリッグス アンド ストラットン コーポレイション
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    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/08Introducing corrections for particular operating conditions for idling
    • F02D41/083Introducing corrections for particular operating conditions for idling taking into account engine load variation, e.g. air-conditionning
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、電子調速機を有する内燃機
関のような装置に用いられるアイドリング機構を提供す
ることにある。 【構成】 負荷が負荷感知手段により感知されない場合
には、ディスエーブル手段はディスエーブル信号を生成
して、所定の時間遅延の後にエンジンの速度制御器を非
活性化させる。負荷が感知されると、ディスエーブル手
段はディスエーブルされ、装置の速度制御手段が高調速
速度で装置を作動させられるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、負荷が装置にかけられていない際には装置を減速動作させるアイド リング機構に係る。本考案は特に、速度制御機構も有する装置に用いられるアイ ドリング機構に係る。
【0002】
【従来の技術】
動力発生、移送、吸収機械のような装置が、負荷がそれに電気的に接続されて いる際に固定速度で動作するようにする速度制御器は従来から知られている。か かる速度制御機構は「調達機」と一般に称されている。かかる調達機は主として 機械的なものか電気的なものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
種々の形式の機械的調達機が知られている。簡単な機械的調速機を有する内燃 機関のような動力発生装置に負荷がかけられる際には、エンジンの速度すなわち RPMは負荷のない速度を大幅に下回るまで減少する。負荷をかける際の速度降 下を軽減するために、機械的調速機の感度を増大させることが考えられる。しか し、調速機の感度が増大すると、エンジン及び制御機構は不安定になりがちであ る。
【0004】 電気的調達機もまた周知である。かかる電気的装置はエンジン速度をより正確 に制御でき、負荷のかかった際のエンジン速度降下を最小にし、なおかつエンジ ンの不安定さを減少させる。
【0005】 負荷がかけられている際に装置を固定速度すなわちRPMで動作させる電気的 速度制御器すなわち調速機が知られているが、負荷が電気的に装置から分離され るや否や、装置を異なった速度つまり低速度で動作させるようになる。かかるア ィドラーに付随する問題は、負荷が装置に短い時間間欠的にかけられると、高調 速達度とアイドル速度との間で連続サイクリングが発生することである。例えば 、建設業では、ドリルやその他の建設用機械に動力供給するのに発電装置が用い られている。ドリルや他の機械は作業者が間欠的に使用するものである。数秒間 又は数分間の使用され、数秒間停止し、また動作再開される。ドリルすなわち負 荷に動力供給する発電機は常時作動しているので、負荷が発電機から分離される と直ちにアイドラーが引き継ぐような場合には、発電機は調達速度と低アイドル 速度との間を循環する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下に示されるのは、負荷に動力供給する装置に用いられるアイドリング機構 である。かかる装置は装置の速度を調整する調速機のような速度制御手段と、負 荷が装置にかけられているかどうかを感知する負荷感知手段とを有する。
【0007】 このアイドリング機構は、ディスエーブル信号を速度制御手段に出力するディ スエーブル手段を有する。ディスエーブル信号は、負荷が装置にかけられている ことを負荷感知手段が感知してから所定の時間遅延周期の後に、速度制御手段を ディスエーブルする。アイドリング機構はまた、ディスエーブル信号の速度制御 手段への出力を所定の時間遅延周期だけ遅延する時間遅延手段を有し、装置は始 動した際の調速速度とアイドル速度との間のサイクリングを最小にする。負荷が 装置にかけられていることを負荷感知手段が感知したときに、ディスエーブル手 段をディスエーブルすることにより速度制御手段を起動する起動手段もまた含ま れる。
【0008】 第1の実施例においては、時間遅延手段は、装置の少なくとも一回転を表す周 期的信号を受信する入力手段と、周期的信号により充電される第1コンデンサと を含む。ディスエーブル手段は、第1コンデンサが充電されるときに起動されデ ィスエーブル信号を出力する第1スイッチを有する。
【0009】 第1実施例においてはまた、起動手段は該負荷感知手段により生成された負荷 感知信号を整流する全波整流器と、整流負荷感知信号により充電された第2コン デンサと、策2コンデンサが充電されると起動される第2スイッチとを有する。 第1コンデンサはその後放電して第1スイッチを非活性化し、それによりディス エーブル手段がディスエーブル信号を速度制御手段に出力するのを防止する。ア イドリング機構の策1実施例はまた負荷感知信号をコンディショニングするコン ディショニング手段と、策1コンデンサに接続されて装置が作動停止した後に第 1コンデンサが完全に放電できるようにするレジスタとを有する。
【0010】 第2実施例では、ディスエーブル手段は、その入力が反転負荷感知信号である ANDゲートと時間遅延手段からの出力とを有する。第2実施例では、時間遅延 手段は、クロック信号を周波数分割して、時間遅延周期の後に正の周波数分割信 号をANDゲートに出力する第1及び第2の複数の分周器を有する。反転負荷感 知信号が高く−これは負荷がかけられていないことを示す−、時間遅延手段から の出力信号もまた高い場合は、ANDゲートはディスエーブル信号を出力してエ ンジンの速度制御手段をディスエーブルする。
【0011】 第2実施例はまた、エンジンの始動の際にディスエーブル手段をディスエーブ ルする始動手段を有し、それにより、アイドリング機構が動作可能となる前にエ ンジンが所定の最小RPMに達するようにする。始動手段は、エンジンの回転を 計測し装置の速度が所定の最小速度を下回る場合には低速信号を出力するカウン ターを有する。始動手段はまた、低速信号と負荷感知信号を入力として有するO Rゲートを有する。
【0012】 本考案の特徴及び利点は、電子調速機を有する内燃機関のような装置に用いら れるアイドリング機構を提供することにある。
【0013】 本考案の別の特徴及び利点は、高調速達度と低調速達度との間で装置の速度の サイクリングを減少する時間遅延を有するアイドリング機構を提供することにあ る。
【0014】 本考案のさらに別の特徴及び利点は、電子調速機を有する装置を改善する低コ ストのアイドリング機構を提供することにある。
【0015】 本考案のさらに別の特徴及び利点は、エンジン始動の後に手動による介入なく して自動的に作動開始するアイドリング機構を提供することにある。
【0016】 本考案の上記及びその他の特徴及び利点は以下の実施例の記述及び添付図面か ら当業者には明らかであろう。
【0017】
【実施例】
本考案によるアイドリング機構を内燃機関について示す。しかし、ここでの記 述は説明の便宜のためであり、本考案のアイドリング機構は種々の形式の動力発 生、移送、吸収装置に利用可能である。例えば、電気モータ、発電機、クラッチ 、ブレーキ、無段変速機の速度を調整又は制御するのに用いられる。
【0018】 本考案によるアイドリング機構は速度制御機又は電子調速機を有する装置とと もに使用するために設計されている。適当な調速機の一つは1989年10月2 4日にリチャード・エー・ダイクストラに対して発行された米国特許第4,87 5,448号に開示されており、これは本考案の出願人ブリッグス・アンド・ス トラットン・コーポレイションに譲渡された。米国特許第4,875,448号 の開示は本明細書の参考文献とする。
【0019】 図1を参照するに、周期的方形波が入力手段10によりアイドリング機構に入 力される。周期的信号は好ましくは装置の速度に連関し、装置の1回転またはそ れ以上を表す。周期的信号は装置の電子速度制御回路におけるタイマーから得ら れる。本考案のアイドリング機構が米国特許第4,875,448号に開示され た調速機とともに用いられる場合には、入力手段10への周期的信号入力は該特 許のタイマー1(図示せず)からの出力に対応する。もしくは、入力周期的信号 は、内燃機関に同期発電機用いられる場合には同期発電機の巻線から、又は内燃 機関により動力を与えられた同期発電機から得られる。他の人力周期信号ソース も使用可能である。
【0020】 図1において、リード線12及び14は負荷感知トロイドコイル(図示せず) に接続される。該コイルはアイドリング機構が発電機に用いられる場合に発電機 のパワーリ−ド線の周りに巻かれる。負荷感知トロイドの目的は、負荷が装置に かけられているかどうかを感知することにある。負荷がかけられていれば、負荷 感知電圧信号は負荷感知トロイドにわたって増強される。トロイドにわたって接 続されたレジスタ16はトロイドに亘る電気ノイズの制限を促進するフィルタと して作用する。ダイオードブリッジ18は、第2コンデンサ20とともに、直流 電圧を増強し、レジスタ24を介して第2トランジスタスイッチ22にバイアス をかける。
【0021】 負荷が負荷感知手段に感知されないとき、即ちエンジンが起動されようとする 際には、入力手段10により入力された周期的信号はダイオード28及びレジス タ30を通って第1コンデンサ26を充電する。第2スイッチ即ちトランジスタ 22はオフの状態である。コンデンサ26が充分に充電されると、第1スイッチ 32は導電を開始する。ディスエーブル手段即ちトランジスタ32をターンオン すると、速度制御器のパワー半導体装置に接続されたライン36にディスエーブ ル信号が発生する。速度制御器が米国特許第4,875,448号に示されたも のの場合には、パワー半導体装置は、該特許で示された如くスロットルポジショ ナー即ちソレノイド59(図示せず)を制御するパワートランジスタ58(図示 せず)に相当する。
【0022】 他にとりうる方法としては、ディスエーブル信号は電子調速機においてカウン ターをリセットするのに用いられるか、又はソレノイドをターンオンして機械的 調速機を上回る効果を得る。
【0023】 本考案によるアイドリング機構がパワートランジスタ及びその電子調速機のス ロットルポジショナーソレノイドを使用するという事実により、アイドリング機 構はそれら構成部品なくして販売可能となる。これはアイドリング機構の総コス トを下げ、アイドリング機構が適切な速度制御回路を有する装置を改良するよう にする。
【0024】 また、図1に示された実施例は自動アイドリング機構であり、手動の操作を介 入させることなく作動する。即ち、他のアイドリング機構において必要とされる ような、エンジンが始動された後にアイドリング機構を起動するための手動スイ ッチは全く必要とされない。
【0025】 ライン36に沿ってトランジスタ32により生成されたディスエーブル信号は 、速度制御器のパワー半導体装置に印加された電圧信号よりも低い低電圧信号で ある。他の形式のディスエーブル信号も用いられる。低電圧信号は、速度制御器 のパワー半導体装置の電圧信号を、トランジスタ32のコレクターエミッタ電圧 の値まで減少せしめる。その結果、速度制御器のスロットルポジショナーは遮断 され、パワー半導体装置の制御電圧がそこでパワー半導体装置を通じる導電を維 持するには低すぎるので、スロットル戻りバネ(図示せず)は装置を低アイドル 速度に下げる。
【0026】 入力手段10と第1コンデンサ26を含む時間遅延手段は、ディスエーブル信 号の出力を遅延させる。時間遅延手段は好ましくは、エンジンが最初に始動され る、即ち負荷が装置から離れる時と、装置の速度制御器をディスエーブルするデ ィスエーブル信号の出力との間に5〜15秒の遅延を与える。この時間遅延によ り、エンジンをその起動の間、アイドル速度よりも高速度で作動するようにして 始動させる機会が増大する。エンジンが作動している際には、この時間遅延は、 装置に対する間欠的な印加と遮断とにより生じる高調速速度とアイドル速度との 間の周期の数を減少させる。
【0027】 負荷が装置にかけられると、起動手段がディスエーブル手段をディスエーブル することにより速度制御器を起動する。起動手段はダイオードブリッジ18と、 第2コンデンサ20と、第2トランジスタスイッチ22と、レジスタ24とを含 む。
【0028】 負荷がかけられると、負荷感知電圧信号は全波ブリッジ整流器18により整流 され、第2コンデンサ20を充電する。電圧が充分に高くなると、整流及び濾波 された負荷感知信号はレジスタ24を介して第2トランジスタ22のベースに印 加され、それによりトランジスタ22を起動ないしターンオンする。第2トラン ジスタ22がターンオンにより起動されると、ダイオード28とレジスタ30を 通じて周期的信号により充電された第1コンデンサ26は、トランジスタ22の コレクタ−エミッタ接合点を通じて直ちに放電する。第1トランジスタ32のべ −スエミッタ接合点はそこで導電を維持するには低すぎるようになり、第1スイ ッチ即ちトランジスタ32はターンオフされる。
【0029】 第1トランジスタ32のターンオフは第1スイッチ32より成るディスエーブ ル手段をディスエーブルし、ディスエーブル信号の出力を停止させる。第1トラ ンジスタ32がターンオンされることにより起動されると、それはディスエーブ ル信号を装置の速度制御手段に出力する。
【0030】 ディスエーブル信号の停止は速度制御器のパワー半導体装置の起動を可能にし 、速度制御器がエンジンをその固定高調速速度で作動するようにする。
【0031】 負荷がその後エンジンから分離されると、第1コンデンサ26は、第1トラン ジスタ32が導電可能になる前に再び充電しなければならず、そのため、エンジ ンがその低アイドル速度に戻る前に5〜15秒の短い時間遅延が生じる。レジス タ34は、装置の動作が停止した後にコンデンサ26を完全に放電させ、かくて アイドリング機構を完全にリセットする。
【0032】 図2は本考案の第2実施例のフローを示す。図2、図3、図4から明らかなよ うに、図1に示された第1実施例はアナログ構成部品を用いるのに対し、第2実 施例はディジタル回路機構を採用する。しかし、第2実施例に用いられる負荷感 知手段が負荷存在時に5ボルト直流負荷感知信号を出力する限り、第2実施例は 図1に関して記述したものと同様の負荷感知手段を用いる。
【0033】 第2実施例の動作を図2を参照しながら示す。図2においては、1MHzの入 力信号が入力40を介して第1の複数の分周器42に入力される。1MHz入力 クロック信号が用いられると想定されるが、広域の交互入力周波数も使用可能で ある。クロック信号はエンジンの速度制御器におけるタイマーから入力されるか 、もしくは、簡単に入手でき、安価で精度の高い水晶発振器のような他の発振器 から入力される。
【0034】 第1の複数の分周器42は、図3左側のフリップフロップの列に相当し、これ は1MHzの入力クロック信号を4,096で割って244Hz信号とする。2 44Hz信号は、図4のフリップフロップの列に相当する第2の複数の分周器4 4に出力される。本考案の第2実施例はフリップフロップを二分割分周器として 用いているが、他の形式の分周器も使用可能である。確かに、入力クロック信号 が低周波数で、適当な期間のタイミング遅延パルス信号がさらなる周波数分割を 経ずに出力されるのであれば、分周器は全く必要なくなる。
【0035】 図2では、第2の複数の分周器44が分周器42からの244Hzの出力を4 ,050で割って8.3砂の遅延パルスを生じさせる。すなわち、分周器44か らの出力は8.3秒間その低い状態になり、その後その高状態になる。分周器4 4からの出力はライン48を介してANDゲート46に入力される。ANDゲー ト46の他の人力は負荷感知手段50の出力から得られ、その出力は反転器52 により反転される。反転負荷感知信号はライン54を介してANDゲート46に 入力される。NAND,OR,又はNORのような別の多重入力ゲートも、回路 に適当な変更を加えればANDゲート46の代わりに使用可能である。
【0036】 ANDゲート46は、その入力が双方とも正のパルスである際にのみ、ライン 56を介してディスエーブル信号を電子調速機62に出力する。ANDゲート4 6への入力は、負荷感知手段50により感知される負荷がなく、タイミング遅延 信号が終了している際にのみ、双方とも正となる。換言すると、負荷が負荷感知 手段50により感知されない場合には、電子調速機62は8.3秒の時間遅延周 期が過ぎるまでディスエーブルされない。負荷が装置に間欠的に印加される際に 、遅延周期は低アイドル速度と高調速速度との問のサイクリングを最小にする。 8.3秒が過ぎるまで、そのようなサイクリングは生じない。
【0037】 8.3秒の遅延期間が説明のために選択されたが、他の遅延期間も使用でき、 本考案の範囲に属するものである。しかし、所望の範囲の時間遅延周期は主とし て約5〜15秒である。時間遅延周期の長さは異なった周波数クロック信号及び /又は異なった数もしくは組合せの分周器42及び44を選択することにより変 更可能である。
【0038】 第2実施例はまたカウンター64及びORゲート66より成る始動手段を含む 。始動手段の機能は、エンジン速度が1分あたりの所定の回転数より低い際にも 負荷感知手段50をディスエーブルすることにある。第2実施例においては、カ ウンター64は、連続点火パルス間の時間が65ミリセカンドより大きいかどう かを決定する。連続点火パルス間の65ミリセカンドの時間周期は915RPM のエンジン速度に対応する。実際には、エンジン速度が約15RPMより小さい 場合、始動手段は負荷感知手段及びディスエーブル手段をディスエーブルし、そ れにより、アイドリング機構が作動可能となる前にエンジンがこの所定の速度に 到達できるようにする。他の所定の最小エンジン速度も、カウンター64で決定 されるような連続点火パルス間の所望の時間を変えることにより選択可能である 。
【0039】 エンジンが始動する際には、負荷は存在しない。かくて、アイドリング機構は 通常は電子調速機62をディスエーブルするのに動作可能で、8.3秒の遅延の 後にエンジン速度をアイドル速度た戻す。しかし、始動手段はエンジンが始動中 には、時間遅延周期の変わりに用いられる。連続点火パルス間の時間周期が65 ミリセカンドより大きい場合には、カウンター64は図2に示されるように、O Rゲート66の入力ヘ正のパルスを出力する。ORゲート66のこの出力を高く 保つことにより、負荷感知手段50とディスエーブル手段とは以下に示す如く効 果的にディスエーブルされる。
【0040】 ORゲート66に入力される正のパルス入力により、策2リセット68は第2 の複数の分周器44をリセットする。分周器44のリセットにより、ライン48 に沿ってANDゲート46の入力に電送される出力は低くなり、ANDゲート4 6のライン56に沿った調速機62への出力はゼロとなる。かくて、調速機62 は動作可能となり、エンジンが所定の最小RPMに達してアイドリング機構が動 作不可能となるまでエンジンが高調速速度で作動するようにする。
【0041】 最小エンジンRPMに到達すると、カウンター64は負の信号をORゲート6 6の入力に出力し、ORゲート66の出力と第2リセット68を介しての分周器 44のリセットとは、負荷が負荷感知手段50により感知されるかどうかに専ら 依存する。負荷が負荷感知手段50により感知される場合には、ORゲート66 の出力は正となり。リセット68が分周器44をリセットするようにする。分周 器44のリセットにより、分周器はANDゲート46に負のパルスを出力する。 ANDゲート46はそこでディスエーブル信号を出力することができず、かくて 調速機62は負荷の存在下でエンジン速度を制御できるようになる。
【0042】 負荷が存在せず、エンジン速度が最小エンジンRPMを越える場合には、負荷 感知手段50及びカウンター64は両者とも色のパルスをORゲート66に出力 ー、ORゲート66の出力は負となる。第2リセット68は分周器44をリセッ トしない。かくて、分周器44からなるカウンターは逆カウントし、時間遅延手 段の出力が時間遅延周期の後に正となるようにする。ANDゲートは正の反転負 荷感知信号を入力として受信するため、ANDゲート46は次にライン56を介 してディスエーブル信号を電子調速機62に出力する。電子調速機はそこでディ スエーブルされ、エンジンはその低アイドリング速度に戻る。
【0043】 第1の複数の分周器42は第1のリセット70によりリセットされる。リセッ ト70は他のエンジン回転につき正の4ミリセカンドのパルスを出力し、分周器 42をリセットする。
【0044】 図1において示された策1の実施例と同様に、ANDゲート46により出力さ れたディスエーブル信号は調速機のパワートランジスタのベースを接地したり、 電子調速機のカウンターをリセットしたり、機械的調速機に優るソレノイドをタ ーンオンしたりするのに使用可能である。
【0045】 図3及び図4はともに本考案の第2実施例の概略図より成る。図3及び図4に 示す槻略は上述の図2に示したフローチャートに対応する。図3では、第1の複 数の分周器42はフリップフロップ42aからなる。フリップフロップ42aの それぞれは、モトローラ社製造のパーツナンバーMC14013Bのようなモデ ル4013のデュアルタイプD CMOSフリップフロップである。装置42a のそれぞれは実際、2つのフリップフロップ又は二分割分周器より成る。
【0046】 同様に、図4に示された算2の複数の分周器44は複数のフリップフロップ分 周器44aからなり、それぞれは分周器42aのようなモデル4013装置であ る。
【0047】 915RPMの基準信号を生成するのに用いられるカウンター64(図3)も またモデル4013フリップフロップであるが、カウンター64の場合は1つの フリップフロップのみが利用されるように接続される点で異なる。
【0048】 本考案の好ましい実施例を示してきたが、他の変わりうる実施例も当業者には 明らかであり、本考案の範囲に含まれるものである。従って、本考案は特許請求 の範囲によってのみ限定されるものである。
【0049】
【考案の効果】
本考案のアイドリング機構は広範な装置に用いられるが、これは最大24馬力 の定格を有する内燃機関により動力を与えられる発電機に特に適切である。これ はまた、より大きな発電機にも使用可能である。特に適切なのは、建設業におい てドリル等のような工具の動力として用いられる発電機に用いられることである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の概略図である。
【図2】本考案の第2実施例のフローを示す。
【図3】本考案の貨2実施例の概略図であり、左側部分
である。
【図4】本考案の第2実施例の概略図であり、右側部分
である。
【符号の説明】
10 入力手段 16,24,30,34 レジスタ 18 ダイオードブリッジ 20,26 コンデンサ 22,32 トランジスタ 42,44 分周器 46 ANDゲート 50 負荷感知手段 52 反転器 62 電子調速機 64 カウンター 66 ORゲート 68 リセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 リチャード アレン ダイクストラ アメリカ合衆国 ウィスコンシン 53013 セダー グローブ ラメイカー アベニ ュー 169番地 (72)考案者 ジョン アンソニー フィオレンザ アメリカ合衆国 ウィスコンシン 53086 スリンジャー スリンジャー ロード 3580番地

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷に動力供給する装置に用いられるアイ
    ドリング機構であって、該装置は、装置の速度を調整す
    る速度制御手段と、負荷が該装置にかけられるかどうか
    を感知して負荷がかけられている場合には負荷感知信号
    を出力する負荷感知手段とを有し、 ディスエーブル信号を該速度制御手段に出力して、負荷
    が該装置に全くかけられていないことを該負荷感知手段
    が感知してから、該装置の速度に応じた時間遅延周期の
    後に該速度制御手段をディスエーブルし、負荷が該装置
    にかけられていることを該負荷感知手段が感知した際に
    は該ディスエーブル信号の出力を停止するディスエーブ
    ル手段と、 該速度制御手段への該ディスエーブル信号の出力を該時
    間遅延周期だけ遅延させる時間遅延手段とより成るアイ
    ドリング機構。
  2. 【請求項2】該時間遅延手段は、該ディスエーブル手段
    に周期的クロック信号を出力するクロック手段を有する
    請求項1記載のアイドリング機構。
  3. 【請求項3】該時間遅延手段は周期的クロック信号を受
    信する入力手段と、該周期的クロック信号を周波数分割
    し、該時間遅延の後に周波数分割信号を該ディスエーブ
    ルに出力する少なくとも1つの周波数分割手段とを有す
    る請求項1記載のアイドリング機構。
  4. 【請求項4】該ディスエーブル手段は、その入力として
    該負荷感知信号の関数である信号を受信し、該周波数分
    割信号をも受信し、該ディスエーブル信号を出力する多
    重入力ゲートを有する請求項3記載のアイドリング機
    構。
  5. 【請求項5】装置が所定の最小速度に達するまでディス
    エーブルをディスエーブルする始動手段をさらに有する
    請求項1記載のアイドリング機構。
  6. 【請求項6】該始動手段は、 装置の速度が所定の最小速度を下回る際には低速度信号
    を出力する手段と、 低速度信号を入力として有し、その出力は回路中で該デ
    ィスエーブル手段に接続されて該ディスエーブル手段を
    ディスエーブルするORゲートとを有する請求項5記載
    のアイドリング機構。
  7. 【請求項7】負荷に動力供給する装置に用いられるアイ
    ドリング機構であって、該装置は、装置の速度を調整す
    る速度制御手段と、負荷が該装置にかけられるかどうか
    を感知して負荷がかけられている場合には負荷感知信号
    を出力する負荷感知手段とを有し、該アイドリング機構
    は、 ディスエーブル信号を該速度制御手段に出力して、負荷
    が該装置に全くかけられていないことを該負荷感知手段
    が感知してから該速度の装置に応じた時間遅延周期の後
    に該速度制御手段をディスエーブルするディスエーブル
    手段と、 該速度制御手段への該ディスエーブル信号の出力を時間
    遅延周期だけ遅延する時間遅延手段と、 負荷が該装置にかけられていることを該負荷感知手段が
    感知する際に該速度制御手段を起動する起動手段とより
    成るアイドリング機構。
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