JP2000517432A - 車輪バランサ - Google Patents

車輪バランサ

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Abstract

(57)【要約】 合金製車輪(2)を釣り合わせる車輪バランサ(1)は支持ハウジング(30)と、車輪(2)を取り付ける主軸(36)とを具える。副ハウジング(35)は主軸(36)を回転自在に支持する。選択された釣合い平面(17、18)内で車輪(2)内の不釣合力を修正するために必要な釣合い錘の大きさと、角度位置とを決定するため、主軸内の不釣合力と、そのそれぞれの方向とを監視する。選択された希望する釣合い平面(17、18)における車輪(2)の車輪ボス(4)の内面(10)上の釣合い錘収容位置を検出するため、支持ハウジング(30)に、垂直枢着軸線の周りに回動するよう抜き差し伸長し得るセンサアーム(54)を枢着する。それぞれの釣合い平面(17、18)内で車輪ボス(4)の内面(10)に修正釣合い錘(20)を取り付けるべき位置である釣合い錘位置(22)をレーザ光源(70)によって表示するが、このレーザ光源(70)は釣合い錘位置(22)がレーザ光源(70)に一線になった時、車輪ボス(4)の下部前部の1/4の部分(23)内の内面(10)にペンシルレーザビーム(72)を指向させる。内面(10)上に形成されたレーザ光の光点は釣合い錘位置(22)と、この釣合い錘位置の内側側端縁(25)との角度中心線(21)を示し、これにより修正釣合い錘(20)を車輪ボスに取り付けるべき正確な位置を操作者に示す。

Description

【発明の詳細な説明】 車輪バランサ 本発明は車輪バランサ、また特に、これに限定されないが、車輪の空所を画成 している車輪ボスの部分の内面に釣合い錘を取り付けて、車輌の合金製車輪を釣 り合わせる車輪バランサに関するものである。一般に、このような釣合い錘は接 着剤によって車輪の空所に取り付けられており、言い換えれば、通常、車輪を車 輌に取り付けた時、外観を良くする目的で、このような釣合い錘は見えないよう に車輪のスポークに対し内側に設置されている。 車輪を釣り合わせるための車輪バランサは良く知られており、一般に、動的バ ランサと、静的バランサとの2種類に分けられる。更に、動的バランサは低速バ ランサと、高速バランサとの2種類に細分される。低速動的バランサの場合には 、車輪をバランサの主軸に取り付けて、一般に手で車輪を回転させる。高速動的 バランサの場合には、一般に、車輪を取り付ける主軸を駆動電動機で回転させる 。本発明は一般に、動的車輪バランサに関すると共に、静的車輪バランサにも関 し、動的車輪バランサは高速バランサであってもよく、低速バランサであっても よい。 合金製車輪を釣り合わせる場合、車輪を車輌に取り付けた時、美的外観のため 、見えないように釣合い錘を合金製車輪のボスに取り付けることは重要である。 この目的、及びその他の目的のため、鋼製車輪ボスの内側リム、及び外側リムに クリップ止めするクリップ錘は合金製車輪を釣り合わせるのに適していない。合 金製車輪を釣り合わせるのに一般に使用されている釣合い錘は付着錘と呼ばれて おり、車輪空所を画成している車輪ボスの内面に釣合い錘を接合するための自己 接着コーティングを有している。一般に、車輪ボスのスポークと、車輪ボスの内 側リムとの間にある2個の離間する釣合い平面内の位置に、空所を画成している 面に釣合い錘は取り付けられている。言い換えれば、車輪ボスのスポークによっ て画成される平面の内側に釣合い錘は取り付けられている。このようにすれば、 車輪を車輌に取り付けた時、一般に、釣合い錘は全く見えない。釣合い平面は車 輪の回転軸線に対し軸線方向に離間しており、これ等釣合い平面は少なくとも50 mm の距離離間しているのが好ましい。広いリムの車輪の場合には、一般に、釣合い 平面間の離間距離は著しく大きくなる。 一般に、合金製車輪ボス上に釣合い平面を確認するマークや識別標識が無いか ら、釣合い錘を車輪ボスに取り付けている時、深い注意が必要である。一般に、 実際には、深い注意を払っても、釣合い錘を正確に設置することは困難であり、 特に、合金製車輪の回転軸線に対し軸線方向に、釣合い錘を正確に設置すること は困難である。車輪ボスの釣合い平面内の適切な位置に釣合い錘を加えるための アームを具える車輪バランサは既知である。このような車輪バランサでは、各釣 合い錘をアームの自由端のクランプに設置し、次にこのアームを伸長し、クラン プの釣合い錘を釣合い平面に合致させる。しかし、このような車輪バランサは比 較的複雑で、高価であり、必ずしも正確でなく、しかも、一般に、特殊目的の釣 合い錘を必要とする。 本発明の目的はこれ等の問題点を解決した車輪バランサと、これ等の問題点を 解決するように車輪バランサを使用する方法とを得るにある。 本発明車輪バランサは車輌の車輪の回転軸線に垂直な釣合い平面内での車輌の 車輪の不釣合いを測定し、この不釣合いを修正するため釣合い錘を設置すべき車 輪上の位置を表示する車輪バランサであって、支持手段と、この支持手段内の回 転軸線の周りに回転自在である主軸と、この主軸の回転軸線に前記車輌の車輪の 回転軸線が同軸になるよう前記車輌の車輪を収容するため前記主軸上に設置され た収容手段と、前記車輌の車輪の前記釣合い平面とこの釣合い平面に隣接する釣 合い錘収容位置とを検出すると共に、基準平面に対し前記回転軸線に沿う前記釣 合い平面の位置とこの釣合い平面に隣接する前記釣合い錘収容位置の半径とを表 す信号を発生する感知手段と、前記主軸の回転を監視すると共に、この主軸内の 不釣合い力の大きさと角度方向とを表す信号を発生する監視手段と、前記感知手 段、及び前記監視手段によって発生する信号に応動して不釣合いを修正するため 、前記釣合い平面内の前記釣合い錘収容位置に設置すべき修正釣合い錘の大きさ と角度位置とを計算する計算手段と、前記車輪の軸線に対し前記修正釣合い錘を 設置すべき角度位置を表示するよう前記計算手段に応動する位置表示手段とを具 える車輪バランサにおいて、前記釣合い平面に隣接して前記釣合い錘収容位置内 に 前記修正釣合い錘を設置すべき釣合い錘位置と、この釣合い錘位置の前記角度位 置と、基準平面に対するこの釣合い錘位置の位置とを位置表示手段によって表示 するようこの位置表示手段を構成し、更に前記車輪上の視覚で知覚し得る表示に よって前記位置表示手段が前記釣合い錘位置を表示し得るようこの位置表示手段 を構成したことを特徴とする。 本発明は幾多の利点を有する。本発明の特に重要な利点は位置表示手段が車輪 上の視覚で知覚し得る表示により釣合い錘位置を表示することによって達成され る。この表示は視覚で知覚し得る表示であるから、操作者によって容易に識別す ることができ、操作者によって釣合い錘位置に釣合い錘を正確に設置することが できる。 釣合い錘位置が操作者にとって認知し易い位置になる回転位置に車輪がある時 、釣合い錘位置を表示するように表示手段を構成するのが好適である。本発明の この要旨の利点は操作者が釣合い錘位置を容易に認知し得ることである。 釣合い錘位置が操作者にとって視覚で知覚し得る回転位置に車輪がある時、釣 合い錘位置を表示するように表示手段を構成するのが有利である。本発明のこの 要旨の利点は操作者が釣合い錘位置を確認する精度を著しく高めること、車輪に 修正釣合い錘を取り付け得る精度をも著しく高めることができることである。 主軸によって画成された回転軸線が水平に延在しており、釣合い錘位置が主軸 に対し車輪の下半分の部分にある時、位置表示手段が釣合い錘位置を表示するよ う構成するのが理想的である。本発明のこの要旨の利点は操作者が釣合い錘位置 を一層明瞭に知覚し得ることであり、従って、修正釣合い錘を釣合い錘位置に車 輪に取り付ける正確さと、容易さとを一層高めることができることである。 本発明の一実施例では、釣合い錘位置が車輪の下部死センタから±30°〜± 80°の範囲の角度の位置にある時、位置表示手段が釣合い錘位置を表示するよ う構成する。釣合い錘位置が車輪の下部死センタから±45°〜±75°の範囲 の角度の位置にある時、位置表示手段が釣合い錘位置を表示するよう構成するの が好適である。また、釣合い錘位置が車輪の下部死センタから±57°〜±71 °の範囲の角度の位置にある時、位置表示手段が釣合い錘位置を表示するよう構 成するのが有利である。 本発明の他の実施例では、支持手段が前記車輪バランサの前面、後面、及びこ の前面と後面との間に延在する側面を画成しており、主軸が前面と後面との間に 支持手段の側面から外方に突出しており、使用中、操作者はこの車輪バランサの 前面の前の位置から車輪バランサを平素、操作し、主軸、及び支持手段に対し車 輪の下部前部の1/4の部分に釣合い錘位置がある時、位置表示手段が釣合い錘 位置を表示する。主軸と支持手段とに対し車輪の下部前部の1/4の部分に釣合 い錘位置がある時、釣合い錘位置を表示することによって、車輪バランサの前方 の正常な操作位置に立っている操作者は表示された釣合い錘位置を容易に見るこ とができ、特に、表示された釣合い錘位置に修正釣合い錘を容易に正確に設置し 、取り付けることができる。更に、車輪の凹所を画成している車輪ボスの内面に 釣合い錘位置が来た時、車輪の下部前部の1/4の部分に釣合い錘位置を表示す ることによって、操作者は上方から釣合い錘位置を見ることができ、操作者は身 を屈めたり、見上げたりする必要がなく、修正釣合い錘を加えることができ、更 に、操作者は容易に加えることができる下向きの圧力によって釣合い錘を固着す ることができ、上向きの圧力を加える必要がある時より著しく容易に釣合い錘を 加えることができる。 位置表示手段によって釣合い錘位置が表示された時、操作者がこの釣合い錘位 置を容易に認知し得るように支持手段と前記主軸とを相互に設置するのが好適で ある。 本発明の一実施例では、主軸の回転軸線に平行な釣合い錘位置の中心線を位置 表示手段が表示するよう構成する。釣合い錘位置の円周側端縁を位置表示手段が 表示するよう構成するのが有利である。支持手段に隣接する釣合い錘位置の円周 側端縁を位置表示手段が表示するよう構成するのが好適である。このようにして 位置表示手段によって表示された釣合い錘位置を操作者は見ることができると共 に、釣合い錘を釣合い錘位置に設置し、取り付けることができる。 本発明の一実施例では、車輪の動的釣合いのためそれぞれ軸線方向に離間した 釣合い平面に隣接して車輪上の2個の釣合い錘位置を位置表示手段が表示するよ う構成する。 位置表示手段が非接触表示手段であるのが好適である。位置表示手段が各釣合 い錘位置を表示するための光ビームを放出する光源を具えるのが有利であり、各 釣合い錘位置を表示するため位置表示手段がペンシル光ビームを放出するよう構 成するのが理想的である。 光源がレーザ光源であるのが好適であり、各釣合い錘位置を表示するため、光 源が釣合い錘収容位置に光点を投影するよう構成するのが理想的である。また、 各釣合い錘位置を正確に表示するため、光の光点を投影するのが良い。 操作者によって認知し得る位置にそれぞれの釣合い錘位置が来るようになる位 置に、車輪が回転した時のみ光ビームを放出するよう位置表示手段に動力を供給 するよう構成するのが理想的であり、操作者に認知し得る位置に各釣合い錘位置 が留まっている時のみ光ビームを放出するよう、位置表示手段に動力を供給する よう構成するのが好適である。 本発明の一実施例では、各釣合い錘位置を表示するため単一平面内で回動する よう位置表示手段を枢着し、計算手段に応動してこの単一平面内で位置表示手段 を回動させるため駆動手段を設ける。ほぼ垂直に延びる枢着軸線の周りに回動し 得るよう位置表示手段を構成するのが良い。主軸の下方の水平平面内に扇形状に 光ビームを放出掃過させるため、位置表示手段を水平平面内で回動し得るよう構 成するのが理想的であり、主軸の回転軸線を含む水平平面の下方に位置表示手段 を配置するのが好適である。 本発明の他の実施例では、主軸の回転軸線を含む垂直平面と支持手段の後面と の間に支持手段の後面に向け位置表示手段を取り付け、支持手段に対しほぼ側方 前方に、この支持手段の側面の外方に、位置表示手段が光ビームを指向させるよ う構成する。支持手段の側面に隣接して位置表示手段を取り付けるのが好適であ る。 本発明の一実施例では、車輌の車輪の各釣合い平面、及びこの各釣合い平面に 隣接する釣合い錘収容位置を検出するため感知手段を非接触感知手段にして位置 表示手段に協働させ、各釣合い平面に隣接する釣合い錘収容位置で車輪にビーム を当て、各釣合い錘収容位置に投影される光ビームからの光点を感知手段によっ て検出し得るようにするため、車輪に光ビームを指向させるよう位置表示手段を 移動可能に構成し、各釣合い平面内の釣合い錘収容位置でビームが車輪に衝突し た時、位置表示手段の位置を示す信号を計算手段にフィードバックするためフィ ードバック手段を設け、感知手段とフィードバック手段とによって発生した信号 の組み合わせが基準平面に対して回転軸線に沿う各釣合い平面の位置と、各釣合 い平面に隣接する釣合い錘収容位置の半径とを示すものである。この要旨は各選 択された釣合い平面の位置と、この釣合い平面に隣接する釣合い錘収容位置の半 径とを特に正確に決定するのを容易にする。 本発明の他の実施例では、位置表示手段と感知手段とを取付け手段上の離間す る位置に取り付け、各釣合い平面内の釣合い錘収容位置を感知手段によって検出 するのを容易にするため、各釣合い平面内の釣合い錘収容位置で車輪にビームを 指向させるため位置表示手段を動かすように取付け手段を移動可能に構成する。 感知手段が電荷結合統合オプトセンサであり、各釣合い平面に隣接する釣合い 錘収容位置に隣接して車輪上に扇形に走査するように取付け手段に感知手段を取 り付け、感知手段によって各釣合い平面内の釣合い錘収容位置の検出を容易にす るため、感知手段によって走査される扇形部内で車輪に衝突するようビームを指 向させるように取付け手段に位置表示手段を取り付けるのが好適である。 感知手段と位置表示手段とを取付け手段に固着するのが有利である。本発明の 他の実施例では、各釣合い錘収容位置と半径との三角測量によって行う計算手段 による計算を容易にするため、光ビームによって形成される光点が車輪上で走査 扇形部内で検出される位置を示す信号をオプトセンサが発生するよう構成する。 各釣合い錘位置を表示するため位置表示手段が周りに回動するこの位置表示手 段の回動軸線を画成するよう取付け手段を枢着するのが好適である。 代案として、感知手段を接触感知手段にする。 本発明の一実施例では、感知手段は支持手段に連結された伸長可能なセンサア ームを具え、この感知手段は各釣合い平面に隣接する釣合い錘収容位置に隣接す る車輪に掛合するよう伸長可能である。 本発明の他の実施例では、センサアームは抜き差し可能なセンサアームであり 、このセンサアームは支持手段に枢着されており、一平面内のみで回動する。 本発明の別の実施例では、センサアームは水平平面内で回動する。 各釣合い平面に隣接する釣合い錘収容位置で車輪に掛合するためセンサアーム が休止位置から突出する距離を表す信号を発生する第1信号発生手段と、各釣合 い平面に隣接する釣合い錘収容位置で車輪に掛合するため休止位置からのセンサ アームの角移動量を表す信号を発生する第2信号発生手段とを感知手段が更に具 えるのが好適である。 本発明の別の実施例では、車輪の空所を画成している車輪の車輪ボスの内面上 に各釣合い錘位置を位置表示手段が表示するよう構成する。 本発明の一実施例では、車輪ボスが合金製車輪ボスである合金製車輪を釣り合 わせるのに、この車輪バランサが適合している。 本発明の他の実施例では、車輪ボスの内側リムと車輪ボスのスポークとの間に 軸線方向に存在する位置に、車輪の空所内に位置表示手段が各釣合い錘位置を表 示する。 更に、本発明車輪バランサの使用方法は車輌の車輪の回転軸線に垂直な釣合い 平面内で車輌の車輪の不釣合いを測定するため車輪バランサを使用するため、支 持手段内に回転自在に支持される車輪バランサの主軸上にある収容手段に車輌の 車輪をその回転軸線が前記主軸の回転軸線に合致するように取り付け、釣合い平 面とこの釣合い平面に隣接して修正釣合い錘を取り付けるべき釣合い錘収容位置 とを前記車輪バランサの感知手段によって検出し、前記主軸の前記回転軸線に沿 い基準平面に対する前記釣合い平面の位置と、前記釣合い錘収容位置の半径とを 示す信号を前記感知手段によって発生し、前記主軸の回転を監視手段によって監 視すると共に、この主軸内の不釣合い力の大きさと角度方向とを示す信号を前記 監視手段によって発生させ、次に不釣合いを修正するため修正釣合い錘の大きさ と、前記釣合い平面に隣接する前記釣合い錘収容位置に修正釣合い錘を設置すべ き角度位置とを、前記感知手段、及び前記監視手段から受け取った信号から計算 手段によって計算し、この計算手段から受け取った信号に応動して、前記修正釣 合い錘を設置すべき角度位置を位置表示手段によって表示して車輪バランサを使 用するに当たり、前記釣合い平面に隣接する前記釣合い錘収容位置内の釣合い錘 位置を位置表示手段によって表示し、前記釣合い錘位置の角度位置と、基準平面 に対する前記釣合い錘位置の位置とを位置表示手段によって表示し、前記釣合い 錘位置を車輪上の視覚で知覚し得る表示によって前記位置表示手段により表示す ることを特徴とする。 車輪バランサの操作者にとって認知し易い位置に釣合い錘位置があるような回 転位置に車輪がある時、釣合い錘位置を位置表示手段によって表示するのが好適 である。 車輪バランサの操作者にとって視覚で知覚し得る位置に釣合い錘位置があるよ うな回転位置に車輪がある時、釣合い錘位置を位置表示手段によって表示するの が有利である。 車輪バランサの支持手段に対し上方、及び後方に向くように釣合い錘位置があ る時、釣合い錘位置を位置表示手段によって表示するのが理想的である。 添付図面を参照し、例として若干の好適な実施例の次の説明によって本発明は 一層明らかになるであろう。 図面中、図1は本発明車輪バランサの正面図である。 図2は図1の車輪バランサの平面図である。 図3は図1の車輪バランサの端面図である。 図4は図1の車輪バランサの一部を切除した前面図である。 図5は図1の車輪バランサの一部を切除し、一部を断面とする平面図である。 図6は図1の車輪バランサの一部を異なる位置に示す図5と同様の平面図であ る。 図7は図1の車輪バランサの詳細な部分の端面図である。 図8は図7の詳細な部分の一部を除去した端面図である。 図9は図7の詳細な部分のIX-IX線に沿う断面正面図である。 図10は図7の詳細な部分のX-X線に沿う断面平面図である。 図11は図1の車輪バランサの制御回路の線図的回路図である。 図12は図1の車輪バランサの他の詳細な部分の線図的断面正面図である。 図13は図12の詳細な部分の線図的断面平面図である。 図14は使用中の図1の車輪バランサの一部の線図的部分切除斜視図である。 図15は使用中の図1の車輪バランサの一部の後方から見た図である。 図16は使用中の図1の車輪バランサの一部の平面図である。 図17は図1の車輪バランサにより釣り合わされた車輪の一部の斜視図である 。 図18は本発明の他の実施例の車輪バランサの正面図である。 図19は図18の車輪バランサの一部の図7と同様の端面図である。 図20は図18の車輪バランサの一部の斜視図である。 図21は図18の車輪バランサの一部の作動を示す線図的平面図である。 図22は図18の車輪バランサの制御回路の線図的回路図である。 図面、特に、最初は図1〜17において、車輌の車輪2を釣り合わせる本発明 車輪バランサ1を示す。この車輪バランサ1は高速動的車輪バランサであり、車 輌の合金製車輪と称している形式の車輌の車輪2を釣り合わせるのに特に適して いる。一般に、このような合金製車輪は比較的軽量なアルミニウム合金製の車輪 ボス4を具え、この車輪ボスにタイヤ5を取り付けている。この車輪ボス4の内 側リム7と外側リム8とがボス4上にタイヤ5を保持している。スポーク11も 合金製材料から成り、一般に車輪ボス4と一体に鋳造されており、自動車輌の車 軸上の車輪ドラム、又はその他の車輪支持体に取り付けるため、スポーク11は 車輪ボス4の内面10から中心ボス13まで延在する。一般に、スポーク11は 内側リム7までの距離よりも、外側リム8までの距離が一層近い位置12にある 車輪ボス4の内面10から延びている。車輪ボス4の内面10と、スポーク11 とは内側リム7から内方に延びる空所15を画成している。 このような車輪の不釣合いを修正するための修正釣合い錘20は、外観を良く する目的で、空所15の内面10に設置するのが望ましい。通常、車輪2の回転 軸線に垂直であって、軸線方向に離間しているのが好適な2個の釣合い平面内に 釣合い錘20を設置する。これ等釣合い平面は少なくとも50mmは離間するの が好適である。通常、釣合い平面は符号17、18によって示される位置にあり 、符号17は内側釣合い平面を示し、符号18は外側釣合い平面を示している。 しかし、両方の釣合い平面17、18はスポーク11の内側であり、車輌の車輪 2を車輌に取り付けた時、釣合い錘20はほぼ見えない。このような合金製車輪 2を釣り合わせる方法は当業者には既知である。 以下説明する車輪バランサ1はそれぞれの釣合い平面17、18内での車輪2 内の不釣合い力の大きさと、方向とを決定すると共に、この不釣合い力を打ち消 すため、車輪ボス4の内面10上の釣合い錘収容位置における釣合い平面17、 18内に必要な修正釣合い錘20の大きさを決定する。この車輪バランサ1は視 覚で知覚し得る表示により、正確な釣合い錘位置22を表示する。この位置はそ れぞれの釣合い平面17、18内で車輪ボス4の内面10にそれぞれの釣合い錘 を取り付けるべき位置である。更に、車輪ボス4への釣合い錘20の正確で、容 易な取り付けを確実にするため、車輪バランサ1の前に立っている操作者にとっ て視覚で知覚し得るそれぞれの位置に、釣合い錘位置22があるように車輪2を 回転した時のみ、釣合い錘位置22が示されるようにする。本発明のこの実施例 では、次に説明するように、車輪の回転軸線に対し釣合い錘位置が車輪2の下部 前部の1/4の部分にある時に、釣合い錘位置22が表示される。 このような合金製車輪2を釣り合わせるために、一般に使用される釣合い錘2 0は、通常、「付着錘」と呼ばれており、それぞれの釣合い位置22に釣合い錘 20を取り付けるための接着裏当てを有する細長い釣合い錘20である。釣合い 錘20は縦軸線24を画成しており、釣合い錘20の縦軸線24が車輪2の回転 軸線に対し、円周方向に延びると共に、対応する釣合い平面17、又は18に合 致するように、釣合い錘20は対応する釣合い錘位置に取り付けられる(図17 参照)。 この車輪バランサ1は支持手段、即ち地面掛合支持ハウジング30を具え、こ の支持ハウジング30は前壁31と、後壁32と、これ等前壁、後壁をそれぞれ つなぐ側壁33、34とを有する。ハウジング30の頂部に隣接して、この支持 ハウジング30内に副ハウジング35を取り付け、側壁34から突出させる。副 ハウジング35は主軸36を回転可能に支持しており、釣り合わせるため車輪2 をこの主軸36に取り付ける。主軸36を軸受28内で回転軸線38の周りに回 転自在とする。これ等軸受28は図11では線図的にのみ示すが、副ハウジング 35内に設置されたスリーブ(図示せず)内にこれ等軸受28は支持される。副 ハウジング35内での主軸36の回転自在な取付けは当業者によく知られている 。車輪取付けフランジ39を具える収容手段を主軸36上に支持し、車輪2の回 転軸線を主軸36の回転軸線38に同軸になるよう車輪2を主軸36上に取り付 けられるようにする。軸駆動手段、即ち駆動モータ40を支持ハウジング30内 に取り付け、切離し可能な伝動装置37を介して、この駆動モータ40により、 希 望する釣合い速度まで主軸36を駆動する。車輪内の不釣合いを決定し得る希望 する釣合い速度まで主軸36を駆動した時、切離し可能な伝動装置37によって 、主軸36を駆動モータ40から切り離す。 車輪2内の不釣合い力によって主軸36内に誘起される不釣合い力の大きさを 監視する監視手段は軸線方向に離間した図11に線図的にのみ示す1対の歪変換 器41を具える。副ハウジング35内に主軸36を回転自在にしているスリーブ (図示せず)を取り付ける軸線方向に離間したそれぞれの取付けブラケット(図 示せず)に歪変換器41を設置する。この歪変換器41は取付けブラケット(図 示せず)の位置での主軸36内の不釣合い力の大きさを監視する。このような歪 変換器の取り付けは当業者には良く知られている。主軸36に固着されたエンコ ーダディスク43を具える回転エンコーダ42は光センサ光源組立体44に協働 し、主軸36の角度位置を監視するのを容易にすると共に、歪変換器41によっ て検出された不釣合い力の方向を決定する。回転エンコーダ42を図11には線 図的にのみ示す。 歪変換器41、及び光センサ光源組立体44によって発生した信号は制御回路 45に送られ、この制御回路45は車輪バランサ1の作動を制御する(図11参 照)。この制御回路45は主軸36内の不釣合い力の大きさと方向とを計算する マイクロプロセッサ46を具える。このデータ、及び他のデータから、このマイ クロプロセッサ46は必要な修正釣合い錘20の大きさを計算すると共に、釣合 い平面17、18内に、内面10上で、車輪ボス4に釣合い錘20を取り付ける べき釣合い錘位置22の角度位置を計算する。車輪バランサ1のこの態様は当業 者には良く知られている。支持ハウジング30上に設置された図11に線図的に のみ示した視覚ディスプレイ47は車輪2の不釣合いを修正するためにそれぞれ の釣合い平面17、18内に必要な釣合い錘20の大きさを表示する。 それぞれの釣合い平面17、18内の釣合い錘収容位置を検出する感知手段は センサアーム54を有する接触センサ53を具える。支持ハウジング30内で垂 直に延びる枢着軸55により、センサアーム54を支持ハウジング30に枢着し 、スロット52を通じてセンサアーム54を支持ハウジング30から突出する。 支持ハウジング30の頂部、及び前部の凹所51は主軸36に平行に延在する休 止 位置にあるセンサアーム54を収容する(図1、図2、及び図3参照)。センサ アーム54は外側部材57と、この外側部材57内で抜き差しできる内側部材5 8とを有する抜き差し構造である。釣合い錘収容位置を検出するため、選択され た釣合い平面17、18内の釣合い錘収容位置に掛合するよう掛合指針59を外 側部材57の末端に取り付ける。 図1、及び図2に示すように外側部材57内に内側部材58がはめ込まれた休 止状態から、無数にある突出状態までセンサアーム54は突出することができ、 これによりそれぞれ選択された釣合い平面17、18内で車輪ボス4の内面10 に掛合指針59が掛合するのを容易にする。同時にセンサアーム54も主軸36 に平行に位置する休止状態から、水平平面Eを経て、枢着軸55によって画成さ れた垂直枢着軸線の周りに矢印Aの方向に前方に回動することができ、これによ り、外側部材57が内側部材58から突出しつつある時、それぞれ選択された釣 合い平面17、18内で車輪ボス4の内面10に掛合指針59が掛合するのを容 易にする。内側部材58は枢着軸55に固着された円形支持部材56から半径方 向に延びる。支持ハウジング30内の軸受(図示せず)は枢着軸55を回転可能 に支持しており、センサアーム54が水平平面を経て回動しつつある時、枢着軸 55はセンサアーム54と共に回動する。 基準平面(図示せず)に対し、主軸36の回転軸線38に沿う釣合い平面17 、18の位置を表す信号を発生すると共に、釣合い平面17、18内にあるそれ ぞれの釣合い錘収容位置の半径を表す信号を発生する第1、及び第2信号発生手 段は、第1、及び第2ポテンショメータ60、61を具え、これ等第1、及び第 2ポテンショメータ60、61は支持ハウジング30内に取り付けられ、センサ アーム54に関連している。第1ポテンショメータ60は、外側の抜き差し可能 アーム、即ち外側部材57が休止位置から、内側の抜き差し可能アーム、即ち内 側部材58の外方に突出する距離に比例する信号を出力する。第2ポテンショメ ータ61は、センサアーム54が休止位置から矢印Aの方向に回動する角度に比 例する信号を出力する。 特に図12、図13において、外側部材57内でアイブラケット48に連結さ れたケーブル62はセンサアーム54を通じて、また支持部材56を通じてプー リ63の周りに巻き付けられる。プーリ63は軸49に剛固に支持されており、 この軸49は支持ハウジング30内に取り付けられた取付けブラケット50内の 軸受(図示せず)内に、回転自在に取り付けられている。軸49に固着した歯車 66はプーリ63と共に回転し、歯車67を駆動する。プーリ63の回転に比例 する信号を出力するようにこの歯車67はポテンショメータ60を回転させる。 このプーリ63の回転はセンサアーム54の内側部材58に対して外側部材57 が突出する距離に比例している。ケーブル62は引張りばね64に連結されてお り、ケーブル62に常に張力を維持するため、引張りばね64はハウジング30 に繋止されている。枢着軸55に固着されていて、この枢着軸55と共に回転す る歯車68はポテンショメータ61を回転させ、このポテンショメータ61は休 止位置から矢印Aの方向に水平平面内でのセンサアーム54の角移動に比例する 信号を出力する。 ポテンショメータ60、61からのそれぞれの信号は制御回路45に送られ、 更に、マイクロプロセッサ46に送られる。これは、それぞれの釣合い平面17 、18の位置、及び釣合い平面17、18内のそれぞれの釣合い錘収容位置の半 径をマイクロプロセッサ46が計算するのを容易にするため、及び修正釣合い錘 20の大きさ、及び釣合い錘位置22の角度位置をマイクロプロセッサ46によ って使用するためである。このようなセンサアーム、及びその作動、及び修正釣 合い錘の大きさ、及び角度位置の計算は当業者には知られている。 車輪2内の不釣合いを修正するため、釣合い錘20を設置すべき位置22を車 輪ボス4の内面10上に、視覚で知覚し得るように、表示するための非接触位置 表示手段は、支持ハウジング30の側壁34の凹所71内に取り付けられた表示 機機構65を具える。この表示機構65はレーザ光源70を具え、マイクロプロ セッサ46の制御の許に、それぞれの釣合い錘位置22を光の光点86によって 示すため、車輪ボス4の下部前部の1/4の部分23に、車輪空所15の内面1 0上に水平ペンシルレーザ光ビーム72をこのレーザ光源70によって投影する 。図15〜17に、レーザ光ビーム72を鎖線で示し、光点86をも示す。カバ ー74によって凹所71を閉じ、このカバー74の細長い水平スロット85がそ の位置に通る光ビーム72を収容する。垂直に延びる支持軸73にレーザ光源7 0 を剛固に取り付け、凹所71内に、支持ハウジング30から突出している支持ブ ラケット75に、回転自在に支持軸73を支持する。主軸36の回転軸線38を 含む垂直平面の後部に、レーザ光源70を取り付け、支持軸73が回転した時、 主軸36の下方に水平平面H内で水平扇形部Bを掃過するように、このレーザ光 源70は光ビームを投影する(図3、図5、及び図6参照)。 駆動手段、即ちステップモータ76を一方のブラケット75に、凹所71内に 取り付け、マイクロプロセッサ46の制御の許に、このステップモータ76によ って支持軸73を駆動し、支持軸73によって画成される垂直軸線の周りにレー ザ光源70を回動させると共に、レーザ光源70を一線にして、光ビーム72を 車輪ボス4の内面10に投影し、以下に説明するように、それぞれの釣合い錘位 置22を表示する。ステップモータ76はステップモータ76の駆動軸79上の 歯車78、及び支持軸73上の歯車77を介して、支持軸73を駆動する。 ステップモータ76はマイクロプロセッサ46の制御の許に、支持軸73を駆 動するから、釣合い錘位置22のいずれか一方の位置を表示するため、レーザ光 源70が光ビーム72を投影している時、支持ハウジング30の前部に配置され る車輪ボス4の下部前部の1/4の部分23の内面10に向け、支持ハウジング 30の側方前方に、光ビーム72は指向する。このようにして、光ビーム72に よって示された釣合い錘位置22は操作者によって明瞭に視覚で知覚することが でき、それぞれの修正釣合い錘を車輪ボス4に容易に取り付けることができる。 本発明のこの実施例では、釣合い錘位置22が車輪2の下部死センタからその前 部に向け、50°〜71°の範囲の角度に釣合い錘位置22が位置している時、 釣合い平面17、18内の釣合い錘収容位置の半径に応じて、光ビーム72によ って、この釣合い錘位置22が示される。 それぞれの釣合い錘位置22が光源70によって正確に示されるのを確実にす るため、レーザ光源70によって示すべき釣合い錘位置22がレーザ光源70に 直接一線になるように、車輪が回転し終わった時のみ、光ビーム72を放出する よう、光源70に動力を供給する。更に、釣合い錘位置22が光ビーム72と一 線のままである間だけ、光ビーム72を放出するように、レーザ光源70への動 力の供給を維持し続ける。車輪が更に回転して、釣合い錘位置22を光ビームと の一線の位置から外して動かしたら、光源70への動力の供給を直ちに減少させ る。 本発明のこの実施例では、車輪2の回転軸線に平行な各釣合い錘位置22の角 度中心線21と、各釣合い錘位置22の内側円周側端縁25との交点に、内面1 0上に、レーザ光ビーム72は光点86を形成している(図15〜図17参照) 。ここに内側円周側端縁25とは、車輪ボス4の内側リム7に最も近い釣合い錘 位置22の側端縁のことである。このようにして、釣合い錘20を釣合い錘位置 22に正確に一線にし、操作者によって釣合い錘20を正確に取り付けることが できる。 更に、支持ハウジング30に対する主軸36、及び主軸36上の取付けフラン ジ39の位置は、それぞれの釣合い錘位置22が光ビーム72によって順次示さ れる際、操作者が車輪バランサ1の前部に立った時、それぞれの釣合い錘位置2 2を視覚的にも、手動操作的にも容易に確認することができるように構成されて いる。 レーザ光源70は2個の極限位置の間の扇形部B(本発明のこの実施例では5 5°である)(図6参照)にわたり、支持軸73によって画成された垂直軸線の 周りに、回動することができる。光ビーム72aを放出しているレーザ光源70 が第1極限位置にある時、主軸36の回転軸線38を含む垂直平面に垂直に光ビ ーム72aが貫通する。第2極限位置では、光ビーム72bは主軸36の回転軸 線38を含む垂直平面に35°の角度で貫通する。光ビーム72が掃過する水平 平面Hは主軸36の回転軸線38を含む水平平面の下方約83mmにある。本発 明がこれ等の寸法に限定されないことは言うまでもない。 図3において、主軸36上に異なる寸法の2個の車輪リム4を取り付けた状態 に車輪バランサ1を示す。車輪ボス4のリムの外周縁のみを点線で示す。これ等 のリムはこの車輪バランサ1によって釣り合わすことができる車輪リムの最大寸 法と最小寸法とを示すものでないが、車輪バランサ1上で釣り合わす車輪リム寸 法の広い範囲を示している。図3から明らかなように、釣合い錘位置22が一層 小さい直径の車輪2の下部死センタ位置から57°の角度Cにある時、釣合い錘 位置22は光ビーム72によって表示される。一層大きな直径の車輪の場合には 、 釣合い錘位置22が車輪2の下部死センタ位置から71°の角度Dにある時、釣 合い錘位置22は光ビーム72によって表示される。また、図3はセンサアーム 54が回動する水平平面Eを示している。本発明のこの実施例では、図3に示す 最小直径、及び最大直径の車輪リム4について操作をしている時、センサアーム 54によって釣合い錘収容位置を検出すると共に、釣合い錘20を車輪ボス4に 取り付けるため、操作者が操作をする操作角Gは23.6°である。操作角Gは、セ ンサアーム54が一層大きな直径の車輪に接触する接触点と、光ビーム72が一 層小さな直径の車輪ボス4に接触する接触点とが主軸36の回転軸線となす角度 である。 2個の極限位置に対するレーザ光源70の位置を制御回路45に示すためのフ ィードバック手段はポテンショメータ80を具え、このポテンショメータ80は 凹所71内にあって、取付けブラケット75の1個に支持されている。それぞれ 支持軸73に固着された歯車81と、ポテンショメータ80の軸83に固着され た歯車82とを介して、ポテンショメータ80は支持軸73によって回転される 。ハウジング84は歯車81、82を収容する。従って、ポテンショメータ80 からの信号を読むことによって、光源70が光ビーム72を放出する角度を決定 することができる。これにより光源70によって放出されている光ビーム72の 角度のクロス検査を行うことができ、車輪バランサ1への動力を供給する時、光 源70の角度位置の校正を容易にすることができる。 使用に当たり、釣り合わせる車輪2の回転軸線が主軸36の回転軸線38に合 致するよう、車輪2を車輪取付けフランジ39に取り付ける。操作者は最も望ま しい位置の釣合い平面17、18を選択し、センサアーム54を突出させ、回動 させ、それぞれの選択した釣合い平面17、18において、車輪ボス4の内面1 0に掛合指針59を連続的に掛合させる。それぞれの釣合い平面17、18にお いて掛合指針59が車輪ボス4の内面10に順次掛合する際、支持ハウジング3 0上の入力ボタン(図示せず)を操作者が操作して、それぞれ第1、及び第2の ポテンショメータ60、61からの信号を制御回路に送る。次に、通常のように この車輪バランサを作動させ、駆動モータ40によって主軸36を希望する釣合 い速度まで回転させ、次に駆動モータ40を主軸36から切り離し、車輪2と共 に主軸36を自由に回転させる。 マイクロプロセッサ46は、釣合い平面17、18における車輪ボス4の内面 10上の釣合い錘収容位置の半径と、釣合い平面17、18の基準平面(図示せ ず)からの回転軸線36に沿う距離とを、第1、及び第2ポテンショメータ60 、61から受信した信号から計算する。次に、マイクロプロセッサ46は、歪変 換器41、及び回転エンコーダ42から受信した信号から、主軸36に作用して いる不釣合い力を計算する。この計算、及び釣合い平面17、18内の釣合い錘 収容位置の半径、及び軸線方向の位置の上述の計算から、マイクロプロセッサ4 6は釣合い平面17、18内の車輪2の不釣合い力の大きさと、角度方向とを計 算する。次に、釣合い平面17、18内の不釣合いを修正するために必要な釣合 い錘20の大きさをマイクロプロセッサ46によって計算し、それぞれの釣合い 錘20の釣合い錘位置22の角度位置をマイクロプロセッサ46によって次に計 算する。それぞれの釣合い錘20の大きさを視覚ディスプレイ47に表示し、釣 合い錘20のそれぞれの大きさが関連している釣合い平面17、18が確認され る。 次に、マイクロプロセッサ46の制御の許で、ステップモータ76を作動させ 、支持軸73を回動させ、レーザ光源70に動力を供給した時、光ビーム72が 車輪ボス4の内面10に指向するように、レーザ光源70を位置決めし、釣合い 錘20の1個を取り付けるべき釣合い錘位置22を表示する。本発明のこの実施 例では、釣合い平面17内の釣合い錘位置22を示すため、まず、レーザ光源7 0をセットする。次に、操作者によって車輪2を緩やかに回転させ、釣合い平面 17内の釣合い錘位置22がレーザ光源70に直接一線になった時、レーザ光源 70に動力を供給して、光ビームを車輪ボス4に指向させる。光ビーム72は車 輪ボス4の内面10上にレーザ交線の光点86を形成し、この光点は主軸36の 回転軸線38に平行な釣合い錘位置22の角度中心線21と、釣合い錘位置22 の内側円周側端縁25との交点を示している。 次に、操作者は、第1釣合い平面17内の釣合い錘位置22に釣合い錘20を 正しく位置決めするため、内面10上のレーザ光線の光点86を使用して適切な 値の釣合い錘20を車輪ボス4に取り付ける。 次に、操作者は支持ハウジング30上の他の入力ボタンスイッチ(図示せず) を操作することによって、制御回路45に信号を送り、現在、操作者が必要とし ている第2釣合い平面18の釣合い錘20の釣合い錘位置22をマイクロプロセ ッサ46に示す。マイクロプロセッサ46の制御の許にステップモータ76を再 び作動させ、釣合い平面18内に釣合い錘位置22を示すため、レーザ光源70 を再位置決めする。操作者によって車輪2を緩やかに再び回転させ、釣合い平面 18内の釣合い錘位置22がレーザ光源70に一線になった時、車輪4の内面1 0上に光ビーム72を指向させるため、レーザ光源70に動力を供給し、上述し たように、第2釣合い平面18内に釣合い錘位置22を表示する。 本発明車輪バランサは多くの利点を有するが、本発明のこの実施例の車輪バラ ンサは2つの特に重要な利点を達成している。第1に、各釣合い錘を合金製車輪 に取り付けるべき正確な位置をレーザ光源の光ビームが表示することにより、釣 合い錘を合金製車輪に正確に取り付けることができる。言い換えれば、各釣合い 錘位置22の内側円周側端縁25と、角度中心線21との交点を示している光の 光点によって、レーザ光源の光ビームが釣合い錘位置を示すことにより、釣合い 錘を正確に位置決めし、車輪ボスに正確に取り付けることができる。第2に、そ れぞれの釣合い錘位置が車輪バランサに対し、車輪の下部前部の1/4の部分に ある時、釣合い錘位置を表示することによって、操作者は車輪ボス4の内面10 を単に下方に見るだけで、各釣合い錘位置を容易に明瞭に見ることができ、更に 、この釣合い錘位置に釣合い錘を正確に取り付けることができる。このようにし て車輪ボスに釣合い錘を容易に正確に位置決めすることができる。 図18〜図22には、本発明の他の実施例の車輪バランサ90を示す。この車 輪バランサ90は車輪バランサ1にほぼ類似しており、車輪バランサ1の構成部 分と同一の車輪バランサ90の構成部分を同一の符号にて示す。車輪バランサ9 0と、車輪バランサ1との主な相違点はそれぞれの選択された釣合い平面17、 18内の釣合い錘収容位置を検出するための感知手段にある。本発明のこの実施 例では、センサアーム54を省略しており、感知手段は非接触感知手段であり、 64×1統合電荷結合オプトセンサ91を具えており、この場合、形式TSL214の Texas Instrumentsが供給しているオプトセンサを使用しており、このオプトセ ンサは1991年6月発行のこの会社のカタログの4.9頁に記載されている。このカ タログは1991年8月に改正されている。このオプトセンサ91は表示機構65の レーザ光源70に協働し、主軸36が希望する釣合い速度まで回転する前に、そ れぞれ選択された釣合い平面17、18での釣合い錘収容位置を検出する。 支持軸73上に支持された取付け手段、即ち取付けプラットフォーム92にレ ーザ光源70を取り付ける(図20参照)。レーザ光源70は支持軸73に同軸 であり、支持軸73によって画成された垂直枢着軸線の周りに、レーザ光源70 は支持軸73と共に回動する。マイクロプロセッサ46の制御下にあるステップ モータ76により歯車77、78を介して支持軸73を駆動し、車輪ボス4の下 部前部1/4の部分23に光ビーム72を指向させるようにレーザ光源を位置決 めし、それぞれの釣合い平面17、18内の釣合い錘位置22を表示する。この ことは、車輪バランサ1のステップモータ76、及びレーザ光源70の作動に類 似する。更に、車輪バランサ1の場合と同様に、歯車81、82を介して支持軸 73によりポテンショメータ80を駆動する。 本発明のこの実施例では、支持軸73は相互に同軸の駆動部93、及び被動部 94を有する2部分軸である。ステップモータ96によって駆動部93を駆動し 、この駆動部93は電動クラッチ95を介して被動部94を駆動する。この電動 クラッチ95によって取付けプラットフォーム92、レーザ光源70、及びオプ トセンサ91をステップモータ96から容易に切り離すことができ、これにより 以下に説明するように、釣合い平面17、18内の釣合い錘収容位置を容易に検 出することができる。歯車81、82を介してポテンショメータ80を支持軸7 3の被動部94に連結し、常に取付けプラットフォーム92の角度方向を容易に 決定することができる。 取付けプラットフォーム92に剛固に連結され、この取付けプラットフォーム 92からカバー74に貫通する軸98に取り付けられたノブ97を設け、これに より、クラッチ95によって取付けプラットフォーム92をステップモータ76 から切り離した時、取付けプラットフォーム92、及びレーザ光源70を容易に 手動で回転することができ、それぞれ選択された釣合い平面17、18内の釣合 い錘収容位置に光ビーム72を指向させることができる。 レーザ光源70から離間した位置に取付けプラットフォーム92にオプトセン サ91を剛固に取り付け、位置Xから位置Y(図21参照)までの光ビーム72 の長さを監視するよう、オプトセンサ91の監視扇形部96が配置されるように 、オプトセンサ91を指向させ、選択された釣合い平面17、18に光ビーム7 2を手動で指向させる時、車輪ボス4の内面10上に光ビーム72によって形成 されているレーザ光の光点をオプトセンサ91が検出する。以下に説明するよう に、これにより、選択された釣合い平面17、18内の釣合い錘収容位置のそれ ぞれの半径と、基準平面(図示せず)に対するそれぞれの釣合い平面17、18 の位置とをマイクロプロセッサ46によって容易に計算することができる。 車輪の直径の比較的広い範囲内にある車輪ボスについて、代表的な釣合い平面 17、18において車輪ボス4の内面10に光ビーム72によって形成されたレ ーザ光線の光点を検出するのを容易にするため、監視扇形部96によって監視さ れる基準位置X、Y間の光ビーム72の長さが十分な長さになるようにオプトセ ンサ91を位置させる。本発明のこの実施例では、250mm〜500mmの範囲にある称 呼直径の車輪の車輪ボスの内面において、それぞれの釣合い平面17、18での 光ビーム72のレーザ光線の光点を検出するように、オプトセンサ91を配置す る。従って、この車輪バランサは自動車の車輪に使用して特に適している。称呼 直径が380mm〜620mm、及びそれ以上というような、例えばトラック、バス等の車 輪のように一層大きな直径の車輪に使用するように、オプトセンサ、及びレーザ 光源を配置し得ることは言うまでもなく、或る場合には、著しく広い範囲の称呼 直径の車輪に対応し得るように、オプトセンサ、及びレーザ光源を配置すること もできる。 オプトセンサ91を制御回路45に電気的に接続し、次にマイクロプロセッサ 46に接続し、主軸36に取り付けられた車輪ボス4の内面10上のレーザ光線 の光点と、位置X、Y間の光点の位置とを検出するオプトセンサ91に応動して 発生するオプトセンサ91からの信号をマイクロプロセッサ46が読み出す。選 択された釣合い平面17、又は18で、釣合い錘収容位置に光ビーム72を指向 させるため、取付けプラットフォーム92、及びレーザ光源70が回転する角度 と、位置X、Y間に光ビーム72によって形成された光点の位置とを知ることに よって、マイクロプロセッサ46は主軸36の回転軸線38に沿い基準平面(図 示せず)に対する選択された釣合い平面17、又は18の位置と、選択された釣 合い平面17、又は18での釣合い錘収容位置の半径とを容易に計算することが できる。 使用に当たり、主軸36に車輪2を取り付けた場合、ここに説明するように、 それぞれの釣合い平面17、18の選択された位置はオプトセンサ91によって 検出される。クラッチ95によって取付けプラットフォーム92をステップモー タ96から外し、レーザ光源70に動力を供給した時、操作者はノブ97を回転 し、それにより取付けプラットフォーム92とレーザ光源70とを回転させ、選 択された釣合い平面17、18の一方に合致する位置に、内面10上に、レーザ 光源70からの光ビーム72がレーザ光の光点を形成するようにする。このレー ザ光の光点はオプトセンサ91によって検出され、このオプトセンサ91は光ビ ーム72上の位置Xからの光点の距離に比例する信号を出力する。選択された釣 合い平面の位置で車輪ボス4の内面10にレーザ光線の光点が形成された時、ハ ウジング30上のボタンスイッチ(図示せず)を通じて、操作者によって信号を 制御回路45に入力する。この入力された信号に応動して、オプトセンサ91に よって出力された信号、及びポテンショメータ80によって出力された信号をマ イクロプロセッサ46が読み出す。これ等2個の信号によって、選択された釣合 い平面17、又は18での、車輪ボス4の内面10上の釣合い錘収容位置の半径 と、主軸36の回転軸線38に沿い基準平面(図示せず)からの選択された釣合 い平面17、又は18の距離とをマイクロプロセッサ46は決定する。 2個の釣合い平面17、18のうちの第1の平面の位置と、この選択された釣 合い平面での釣合い錘収容位置の半径とが決定された後、2個の選択された釣合 い平面17、18のうちの他方の位置に車輪ボス4の内面10上にレーザ光線の 光点を形成するように、レーザ光源70からの光ビーム72を指向させるため、 操作者は再びノブ97を回転する。レーザ光の光点が希望する位置に形成された 時、上述したように、支持ハウジング30上のボタンスイッチ(図示せず)によ って、操作者は制御回路45に信号を入力する。上述したように、選択された第 2釣合い平面の第2釣合い錘収容位置の半径と、主軸36の回転軸線38に沿い 基準平面(図示せず)からの選択された第2釣合い平面の距離とをマイクロプロ セッサ46が再び計算する。 次に、車輪バランサ1と同じように、必要な修正釣合い錘の大きさと、それぞ れ選択された釣合い平面17、18内での釣合い錘位置22の角度位置とを決定 するため、この車輪バランサ90を作動させる。 釣合い錘位置22の角度位置と、それぞれの釣合い錘20の大きさとを計算し 終わった時、クラッチ95を作動させて、支持軸73の駆動部93と、被動部9 4との間を駆動伝動させると共に、車輪バランサ1について既に説明したように 、レーザ光源70を釣合い錘位置22の一方に一線にするため、ステップモータ 76を作動させる。次に、操作者は車輪2を手で緩やかに回転させ、釣合い錘位 置22の一方が下部前部の1/4の部分23にあって、レーザ光源70に一線に なった時、レーザ光源70を作動させ、車輪ボス4の内面10に光ビーム72を 指向させ、上述したように釣合い錘位置22を表示する。このようにして、車輪 バランサ1について既に説明したように、2個の釣合い錘位置22を表示し、操 作者は適切な釣合い錘20をそれぞれの釣合い錘位置に取り付ける。 本発明車輪バランサは自己接着性付着錘で釣合いを取る合金製車輪を釣り合わ せるのに適しており、また、車輪ボスの内側リム、及び外側リムに一般にクリッ プ止めするクリップ錘で従来の車輪を釣り合わせるのにも使用することができる ことは明らかである。その場合、内側釣合い平面内の釣合い錘の設置位置と半径 とを検出するためセンサアーム、又はオプトセンサを使用することが考えられ、 車輪バランサ上のキーボードを通じて、又はタッチスクリーンにより、又は任意 その他の適切な入力手段により、外側釣合い平面の位置を車輪バランサの制御回 路に入れることも考えられる。釣合い錘の位置が車輪の上部死センタにある時、 外側リム上の釣合い錘の位置を慣例的に示すことができる。また、付着錘とクリ ップ錘とを組み合わせることが要求される車輪を釣り合わせるため、この車輪バ ランサを使用することができると考えられる。 釣合い錘位置が車輪の下部前部の1/4の部分にある時、位置表示手段によっ て釣合い錘位置を示すことは有利ではあるが、全ての場合にこのことは必須のこ とでない。或る場合には、釣合い錘位置が表示されている時、釣合い錘位置が上 部の1/4の部分にあってもよい。しかし、釣合い錘位置が表示されている時、 正常な作動位置にある車輪バランサの前に操作者が立てば、操作者が釣合い錘の 位置を確認する目的で、身体を屈ませたり、上を見上げたりする必要無く、釣合 い錘の位置が操作者にとって視覚的にも、手動操作的にも容易に確認し得る位置 にあることが好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ミーニー ポール パトリック アイルランド国 カウンティ クレア シ ャノン ダーニッシュ ローン 6 (72)発明者 クレン リチャード ジェイムス アイルランド国 カウンティ クレア キ ラーロー バリヴァリー クラグリー(番 地なし) 【要約の続き】 を指向させる。内面(10)上に形成されたレーザ光の 光点は釣合い錘位置(22)と、この釣合い錘位置の内 側側端縁(25)との角度中心線(21)を示し、これ により修正釣合い錘(20)を車輪ボスに取り付けるべ き正確な位置を操作者に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.車輌の車輪(2)の回転軸線(38)に垂直な釣合い平面(17、18)内 での車輌の車輪(2)の不釣合いを測定し、この不釣合いを修正するため釣合 い錘(20)を設置すべき車輪(2)上の位置を表示する車輪バランサであっ て、支持手段(30)と、この支持手段(30)内の回転軸線(38)の周り に回転自在である主軸(36)と、この主軸(36)の前記回転軸線(38) に前記車輌の車輪(2)の回転軸線が同軸になるよう前記車輌の車輪(2)を 収容するため前記主軸(36)上に設置された収容手段(39)と、前記車輌 の車輪(2)の前記釣合い平面(17、18)とこの釣合い平面(17、18 )に隣接する釣合い錘収容位置(10)とを検出すると共に、基準平面に対し 前記回転軸線(38)に沿う前記釣合い平面(17、18)の位置とこの釣合 い平面(17、18)に隣接する前記釣合い錘収容位置(10)の半径とを表 す信号を発生する感知手段(53、91)と、前記主軸(36)の回転を監視 すると共に、この主軸(36)内の不釣合い力の大きさと角度方向とを表す信 号を発生する監視手段(41、44)と、前記感知手段(53、91)、及び 前記監視手段(41、44)によって発生する信号に応動して不釣合いを修正 するため、前記釣合い平面(17、18)内の前記釣合い錘収容位置(10) に設置すべき修正釣合い錘(20)の大きさと角度位置とを計算する計算手段 (45、46)と、前記車輪の軸線に対し前記修正釣合い錘(20)を設置す べき角度位置を表示するよう前記計算手段(45、46)に応動する位置表示 手段(70、72)とを具える車輪バランサにおいて、前記釣合い平面(17 、18)に隣接して前記釣合い錘収容位置(10)内に前記修正釣合い錘(2 0)を設置すべき釣合い錘位置(22)と、この釣合い錘位置(22)の前記 角度位置と、前記基準平面に対するこの釣合い錘位置(22)の位置とを前記 位置表示手段(70、72)によって表示するようこの位置表示手段(70、 72)を構成し、更に前記車輪(2)上の視覚で知覚し得る表示(86)によ って前記位置表示手段(70、72)が前記釣合い錘位置(22)を表示し得 るようこの位置表示手段(70、72)を構成したことを特徴とする車輪バラ ンサ。 2.前記釣合い錘位置(22)が操作者にとって認知し易い位置になる回転位置 に前記車輪(2)がある時、前記釣合い錘位置(22)を表示するように前記 表示手段(70、72)を構成したことを特徴とする請求項1に記載の車輪バ ランサ。 3.前記釣合い錘位置(22)が操作者にとって視覚で知覚し得る回転位置に前 記車輪(2)がある時、前記釣合い錘位置(22)を表示するように前記表示 手段(70、72)を構成したことを特徴とする請求項1、又は2に記載の車 輪バランサ。 4.前記主軸(36)によって画成された前記回転軸線(38)が水平に延在し ており、前記釣合い錘位置(22)が前記主軸(36)に対し車輪(2)の下 半分の部分にある時、前記位置表示手段(70、72)が釣合い錘位置(22 )を表示するよう構成したことを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載 の車輪バランサ。 5.前記釣合い錘位置(22)が前記車輪(2)の下部死センタから±30°〜 ±80°の範囲の角度の位置にある時、前記位置表示手段(70、72)が釣 合い錘位置(22)を表示するよう構成したことを特徴とする請求項4に記載 の車輪バランサ。 6.前記釣合い錘位置(22)が前記車輪(2)の下部死センタから±45°〜 ±75°の範囲の角度の位置にある時、前記位置表示手段(70、72)が釣 合い錘位置(22)を表示するよう構成したことを特徴とする請求項5に記載 の車輪バランサ。 7.前記釣合い錘位置(22)が前記車輪(2)の下部死センタから±57°〜 ±71°の範囲の角度の位置にある時、前記位置表示手段(70、72)が釣 合い錘位置(22)を表示するよう構成したことを特徴とする請求項6に記載 の車輪バランサ。 8.前記支持手段(30)が前記車輪バランサ(1)の前面(31)、後面(3 2)、及びこの前面(31)と後面(32)との間に延在する側面(34)を 画成しており、前記主軸(36)が前記前面(31)と後面(32)との間に 前記支持手段(30)の前記側面(34)から外方に突出しており、使用中、 操作者はこの車輪バランサ(1)の前記前面(31)の前の位置から車輪バラ ンサ(1)を平素、操作し、前記主軸(36)、及び前記支持手段(30)に 対し前記車輪(2)の下部前部の1/4の部分に前記釣合い錘位置(20)が ある時、前記位置表示手段(70、72)が釣合い錘位置(22)を表示する ことを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の車輪バランサ。 9.前記位置表示手段(70、72)によって前記釣合い錘位置(22)が表示 された時、操作者がこの釣合い錘位置(22)を容易に認知し得るように前記 支持手段(30)と前記主軸(36)とを相互に設置したことを特徴とする請 求項4〜8のいずれか1項に記載の車輪バランサ。 10.前記主軸(36)の前記回転軸線(38)に平行な前記釣合い錘位置(2 2)の中心線(21)を前記位置表示手段(70、72)が表示するよう構成 したことを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の車輪バランサ。 11.前記釣合い錘位置(20)の円周側端縁(25)を前記位置表示手段(7 0、72)が表示するよう構成したことを特徴とする前記請求項のいずれか1 項に記載の車輪バランサ。 12.前記支持手段(30)に隣接する前記釣合い錘位置(22)の円周側端縁 (25)を前記位置表示手段(70、72)が表示するよう構成したことを特 徴とする請求項11に記載の車輪バランサ。 13.前記車輪(2)の動的釣合いのためそれぞれ軸線方向に離間した釣合い平 面(17、18)に隣接して前記車輪(2)上の2個の釣合い錘位置(22) を前記位置表示手段(22)が表示するよう構成したことを特徴とする前記請 求項のいずれか1項に記載の車輪バランサ。 14.前記位置表示手段(70、72)が非接触表示手段(70、72)である ことを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の車輪バランサ。 15.前記位置表示手段(70、72)が各釣合い錘位置(22)を表示するた めの光ビーム(72)を放出する光源(70)を具えることを特徴とする請求 項14に記載の車輪バランサ。 16.各釣合い錘位置(22)を表示するため前記位置表示手段(70、72) がペンシル光ビーム(72)を放出するよう構成したことを特徴とする請求項 15に記載の車輪バランサ。 17.前記光源(70)がレーザ光源(70)であることを特徴とする請求項1 5、又は16に記載の車輪センサ。 18.各釣合い錘位置(22)を表示するため、前記光源(70)が前記釣合い 錘収容位置(10)に光点(86)を投影するよう構成したことを特徴とする 請求項15〜17のいずれか1項に記載の車輪バランサ。 19.操作者によって認知し得る位置にそれぞれの釣合い錘位置(22)が来る ようになる位置に、前記車輪(2)が回転した時のみ前記光ビーム(72)を 放出するよう前記位置表示手段(70、72)に動力を供給するよう構成した ことを特徴とする請求項15〜18のいずれか1項に記載の車輪バランサ。 20.操作者に認知し得る位置に各釣合い錘位置(22)が留まっている時のみ 前記光ビーム(72)を放出するよう、前記位置表示手段(70、72)に動 力を供給するよう構成した請求項19に記載の車輪バランサ。 21.各釣合い錘位置(22)を表示するため単一平面内で回動するよう前記位 置表示手段(70、72)を枢着し、前記計算手段(45、46)に応動して この単一平面内で前記位置表示手段(70、72)を回動させるため駆動手段 (40)を設けたことを特徴とする請求項15〜20のいずれか1項に記載の 車輪バランサ。 22.ほぼ垂直に延びる枢着軸線の周りに回動し得るよう前記位置表示手段(7 0、72)を構成したことを特徴とする請求項21に記載の車輪バランサ。 23.前記主軸(36)の下方の水平平面内に扇形状に光ビーム(72)を放出 掃過させるため、前記位置表示手段(70、72)を水平平面内で回動し得る よう構成したことを特徴とする請求項21、又は22に記載の車輪バランサ。 24.前記主軸(36)の前記回転軸線(38)を含む水平平面の下方に前記位 置表示手段(70、72)を配置したことを特徴とする請求項21〜23のい ずれか1項に記載の車輪バランサ。 25.前記主軸(36)の前記回転軸線(38)を含む垂直平面と前記支持手段 (30)の前記後面(32)との間に前記支持手段(30)の前記後面(32 )に向け前記位置表示手段(70、72)を取り付け、前記支持手段(30) に対しほぼ側方前方に、この支持手段(30)の前記側面(34)の外方に、 前記位置表示手段(70、72)が光ビーム(72)を指向させるよう構成し たことを特徴とする請求項21〜24のいずれか1項に記載の車輪バランサ。 26.前記支持手段(30)の前記側面(34)に隣接して前記位置表示手段( 70、72)を取り付けたことを特徴とする請求項21〜25のいずれか1項 に記載の車輪バランサ。 27.前記車輌の車輪(2)の各釣合い平面(17、18)、及びこの各釣合い 平面(17、18)に隣接する釣合い錘収容位置(10)を検出するため前記 感知手段(91)を非接触感知手段にして前記位置表示手段(70)に協働さ せ、各釣合い平面(17、18)に隣接する釣合い錘収容位置(10)で車輪 (2)に前記ビーム(72)を当て、各釣合い錘収容位置(10)に投影され る光ビーム(72)からの光点を前記感知手段(91)によって検出し得るよ うにするため、前記車輪(2)に前記光ビーム(72)を指向させるよう前記 位置表示手段(70、72)を移動可能に構成し、各釣合い平面(17、18 )内の前記釣合い錘収容位置(10)で前記ビーム(72)が車輪(2)に衝 突した時、前記位置表示手段(70)の位置を示す信号を前記計算手段(45 、46)にフィードバックするためフィードバック手段(80)を設け、前記 感知手段(91)と前記フィードバック手段(80)とによって発生した信号 の組み合わせが前記基準平面に対して前記回転軸線(38)に沿う各釣合い平 面(17、18)の位置と、各釣合い平面(17、18)に隣接する前記釣合 い錘収容位置(10)の半径とを示すものであることを特徴とする請求項15 〜26のいずれか1項に記載の車輪バランサ。 28.前記位置表示手段(70、72)と前記感知手段(91)とを取付け手段 (92)上の離間する位置に取り付け、各釣合い平面(17、18)内の前記 釣合い錘収容位置(10)を前記感知手段(91)によって検出するのを容易 にするため、各釣合い平面(17、18)内の前記釣合い錘収容位置(10) で前記車輪(2)に前記ビーム(72)を指向させるため前記位置表示手段( 70、72)を動かすように前記取付け手段(92)を移動可能に構成したこ とを特徴とする請求項27に記載の車輪バランサ。 29.前記感知手段(91)が電荷結合統合オプトセンサ(91)であり、各釣 合い平面(17、18)に隣接する前記釣合い錘収容位置(10)に隣接して 前記車輪(2)上に扇形に走査するように前記取付け手段(92)に前記感知 手段(91)を取り付け、前記感知手段(91)によって各釣合い平面(17 、18)内の前記釣合い錘収容位置(10)の検出を容易にするため、前記感 知手段(91)によって走査される扇形部内で前記車輪(2)に衝突するよう 前記ビーム(72)を指向させるように前記取付け手段(92)に前記位置表 示手段(70、72)を取り付けたことを特徴とする請求項28に記載の車輪 バランサ。 30.前記感知手段(91)と前記位置表示手段(70)とを前記取付け手段( 92)に固着したことを特徴とする請求項29に記載の車輪バランサ。 31.各釣合い錘収容位置(10)の位置と半径との三角測量によって行う前記 計算手段(45、46)による計算を容易にするため、前記光ビーム(72) によって形成される光点が前記車輪(2)上で走査扇形部内で検出される位置 を示す信号を前記オプトセンサ(91)が発生するよう構成したことを特徴と する請求項29、又は30に記載の車輪バランサ。 32.各釣合い錘位置(22)を表示するため前記位置表示手段(70、72) が周りに回動するこの位置表示手段(70、72)の回動軸線を画成するよう 前記取付け手段(92)を枢着したことを特徴とする請求項28〜31のいず れか1項に記載の車輪バランサ。 33.前記感知手段(53)が接触感知手段(54)であることを特徴とする請 求項1〜26のいずれか1項に記載の車輪バランサ。 34.前記感知手段(53)は前記支持手段(30)に連結された伸長可能なセ ンサアームを具え、この感知手段(53)は各釣合い平面(17、18)に隣 接する釣合い錘収容位置(10)に隣接する車輪(2)に掛合するよう伸長可 能であることを特徴とする請求項33に記載の車輪バランサ。 35.前記センサアーム(54)は抜き差し可能なセンサアーム(54)であり 、このセンサアーム(54)は前記支持手段に枢着されており、一平面内のみ で回動するものであることを特徴とする請求項34に記載の車輪バランサ。 36.前記センサアーム(54)は水平平面内で回動するものであることを特徴 とする請求項35に記載の車輪バランサ。 37.各釣合い平面(17、18)に隣接する釣合い錘収容位置(10)で前記 車輪(2)に掛合するため前記センサアーム(54)が休止位置から突出する 距離を表す信号を発生する第1信号発生手段(60)と、各釣合い平面(17 、18)に隣接する釣合い錘収容位置(10)で前記車輪(2)に掛合するた め休止位置からの前記センサアーム(54)の角移動量を表す信号を発生する 第2信号発生手段(62)とを前記感知手段(53)が更に具えることを特徴 とする請求項35、又は36に記載の車輪バランサ。 38.車輪の空所(15)を画成している車輪(2)の車輪ボス(4)の内面( 10)上に各釣合い錘位置(22)を前記位置表示手段(70、72)が表示 するよう構成したことを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の車輪バ ランサ。 39.車輪ボス(4)が合金製車輪ボス(4)である合金製車輪(2)を釣り合 わせるのに前記車輪バランサが適合していることを特徴とする請求項38に記 載の車輪バランサ。 40.車輪ボス(4)の内側リム(7)と車輪ボス(4)のスポーク(11)と の間に軸線方向に存在する位置に、前記車輪の空所(15)内に前記位置表示 手段(70、72)が各釣合い錘位置(22)を表示することを特徴とする請 求項38、又は39に記載の車輪バランサ。 41.車輌の車輪(2)の回転軸線に垂直な釣合い平面(17、18)内で車輌 の車輪(2)の不釣合いを測定するため車輪バランサ(1)を使用するため、 支持手段(30)内に回転自在に支持される車輪バランサ(1)の主軸(36 )上にある収容手段に車輌の車輪(2)をその回転軸線が前記主軸(36)の 回転軸線(38)に合致するように取り付け、釣合い平面(17、18)とこ の釣合い平面(17、18)に隣接して修正釣合い錘(20)を取り付けるべ き釣合い錘収容位置(10)とを前記車輪バランサ(1)の感知手段(53、 91)によって検出し、前記主軸(36)の前記回転軸線(38)に沿い基準 平面に対する前記釣合い平面(17、18)の位置と、前記釣合い錘収容位置 (10)の半径とを示す信号を前記感知手段(53、91)によって発生し、 前記主軸(36)の回転を監視手段(41、44)によって監視すると共に、 この主軸(36)内の不釣合い力の大きさと角度方向とを示す信号を前記監視 手段(41、44)によって発生させ、次に不釣合いを修正するため修正釣合 い錘(20)の大きさと、前記釣合い平面(17、18)に隣接する前記釣合 い錘収容位置(10)に修正釣合い錘(20)を設置すべき角度位置とを、前 記感知手段(53、91)、及び前記監視手段(41、44)から受け取った 信号から計算手段(45、46)によって計算し、この計算手段(45、46 )から受け取った信号に応動して、前記修正釣合い錘(20)を設置すべき角 度位置を位置表示手段(70、72)によって表示して車輪バランサを使用す るに当たり、前記釣合い平面(17、18)に隣接する前記釣合い錘収容位置 (10)内の釣合い錘位置(22)を前記位置表示手段(70、72)によっ て表示し、前記釣合い錘位置(22)の角度位置と、前記基準平面に対する前 記釣合い錘位置(22)の位置とを前記位置表示手段(70、72)によって 表示し、前記釣合い錘位置(22)を車輪(2)上の視覚で知覚し得る表示( 86)によって前記位置表示手段(70、72)により表示することを特徴と する車輪バランサの使用方法。 42.前記車輪バランサ(1)の操作者にとって認知し易い位置に前記釣合い錘 位置(22)があるような回転位置に車輪(2)がある時、前記釣合い錘位置 (22)を前記位置表示手段(70、72)によって表示することを特徴とす る請求項41に記載の方法。 43.前記車輪バランサ(1)の操作者にとって視覚で知覚し得る位置に前記釣 合い錘位置(22)があるような回転位置に車輪(2)がある時、前記釣合い 錘位置(22)を前記位置表示手段(70、72)によって表示することを特 徴とする請求項41、又は42に記載の方法。 44.前記車輪バランサ(1)の前記支持手段(30)に対し上方、及び後方に 向くように前記釣合い錘位置(22)がある時、前記釣合い錘位置(22)を 前記位置表示手段(70、72)によって表示することを特徴とする請求項4 2、又は43に記載の方法。
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