JPH1137882A - 空気タイヤとディスクホイールからなる自動車車輪を釣り合わせる方法及び装置 - Google Patents

空気タイヤとディスクホイールからなる自動車車輪を釣り合わせる方法及び装置

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JPH1137882A
JPH1137882A JP9365511A JP36551197A JPH1137882A JP H1137882 A JPH1137882 A JP H1137882A JP 9365511 A JP9365511 A JP 9365511A JP 36551197 A JP36551197 A JP 36551197A JP H1137882 A JPH1137882 A JP H1137882A
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wheel
adjustment
program
scanning
weight
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JP9365511A
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Ulrich Diez
ディーズ ウルリッヒ
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Hofmann Werkstatt Technik GmbH
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Hofmann Werkstatt Technik GmbH
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M1/00Testing static or dynamic balance of machines or structures
    • G01M1/02Details of balancing machines or devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクホイールの材質の誤認に起因するミ
スを防止する。 【解決手段】 自動車車輪が釣り合い試験機の測定スピ
ンドル1に固定され、自動車車輪の形状データが走査・
記憶され、不釣り合いの検出と調整ベクトル(調整質量
及び位置)の算定のための測定過程がディスクホイール
のタイプに応じて選択された調整プログラムに従ってデ
ィスクホイール13において実施される。調整おもりが
測定された不釣り合いを補償するために自動車車輪に取
付けられる。その際、センサ6による走査によってディ
スクホイール13の材質の識別が行われ、センサ走査に
よって得られた信号に依存して、調整おもりの種類と、
自動車車輪の調整面内での調整おもりの位置を決定する
ための調整プログラムが選択され、またこのようにして
選択された調整プログラムに対して機械電子装置内で調
整ベクトルが算定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気タイヤとディ
スクホイールからなる自動車車輪を釣り合わせるための
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気タイヤとディスクホイールからなる
自動車車輪を釣り合わせるための方法としては、従来、
自動車車輪が釣り合い試験機の測定スピンドルに固定さ
れ、自動車車輪の形状データが走査装置によって走査・
記憶されるようにした技術が独特許4229865C2
に開示されている。この特許によれば、不釣り合いの検
出と、少なくとも1つの調整ベクトルの算定のための少
なくとも1回の測定過程が、設定された調整プログラム
に応じて、測定値伝送器から発せられた測定信号と車輪
の形状データを評価することにより実施される。その
際、少なくとも1つの調整おもりが測定された不釣り合
いを補償するように自動車車輪に固定される。
【0003】
【従来の技術】従来の釣り合い試験機(例えばGeodyna
5000 またはGeodyna 5500,ホフマン作業工場技
術有限会社、プフングシュタット、のパンフレット、イ
ンプリント9502101 03 94)は、さまざまな
調整プログラムをもっている。これらの調整プログラム
によってディスクホイールへの調整おもりの取付けを決
定することができる。通常、鋼製のディスクホイールの
ための標準プログラムと、軽金属、例えばアルミニウム
製のディスクホイールのための選択可能な5つの調整プ
ログラムがある。これらのプログラムによって、調整お
もりの位置決めを、車輪の走行の最適な静けさと外観を
考慮に入れ、ディスクホイールのタイプに応じて、不釣
り合いの調整の際に確実に行うことができる。相応の調
整プログラムは、サービス要員が行う自動車車輪の目視
による判定に従って選択される。重量に従った判定は通
常は行うことができない。なぜなら車輪の重量ははめら
れるタイヤによって決まるからである。その際誤った判
定がなされ、その結果誤った調整プログラムが選択され
ることがある。
【0004】独実用新案1801947には、大きさに
従って分類された調整おもりが容器又はその他の保管手
段の中に備蓄された釣り合い試験機が開示されている。
供試体に対して必要な調整おもりを決定する測定過程の
後、この調整おもりの入っている相応の容器ないし保管
手段に、それぞれのマーキング装置によって表示が付け
られるので、操作員は正しい調整おもりに容易にアクセ
スすることができる。
【0005】また、独特許3803325A1において
も、自動車車輪または類似のものを釣り合わせる方法が
開示されている。これによれば、釣り合い試験機の回転
軸に固定された静止している車輪を振動させ、その状態
で、回転軸に連結されている電気式伝送器の伝送器出力
信号から得られる車輪固有のデータを、記憶されている
さまざまなディスクホイールの特徴的なパターン信号と
比較するようにしている。これによって、それぞれの場
合に釣り合わせられる車輪タイプを決定することができ
る。
【0006】さらに、米国特許2,697,345では、
鋼製リムをもつ車輪を釣り合わせる際に磁気テスト調整
おもりを使用する方法が開示されている。釣り合わせら
れる車輪は自由に回転可能であり、不釣り合いのため重
力によって特定のバランス位置まで回転するようになっ
ている。この技術では、1つまたは複数の磁気テスト調
整おもりを不釣り合いを調整するためにホイールフラン
ジに取付け、その後、通常の耐久性をもつ調整おもりと
交換するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた種類のディスクホイールのタイプの誤った判定
の危険が低減される方法及び装置を案出することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、方法に関しては特許請求の範囲の請求項1の特徴
を有する表示部によって、装置に関しては請求項10の
特徴を有する表示部によって解決される。すなわち、本
発明には、ディスクホイールの材質を識別するセンサを
もつ走査装置が使用される。機械はこの材質識別に従っ
て、自動的に機械内に記憶されている正しい調整プログ
ラムを選択する。それによって、サービス要員が誤った
判定をすることなく、1つまたは複数の調整ベクトル
(調整質量と調整位置)の算定を、機械が材質識別に応
じて選択した調整プログラムによって行うことができ
る。その際、材質センサが自動車車輪が非強磁性材料、
特に軽金属、例えばAl,MgまたはTiないしこれら
の合金及び混合合金からなっているか、それとも強磁性
材料、特に鋼からなっているかを区別する。
【0009】サービス要員の誤った目視判定によるエラ
ーは、鋼製のディスクホイールの色が軽金属のディスク
ホイールのように見え、あるいは逆に軽金属の車輪が鋼
の車輪のように見えることに起因していることがある
が、このような誤りは生じることがなくなる。これによ
って、調整ベクトルの算定の際に正しい調整プログラム
を選択するための前提条件が満たされる。従って例え
ば、鋼製リムのためのクランプおもりが軽金属製リムの
ホイールフランジに取付けられるようなケースは生じな
くなる。それによって、車輪の誤った判定による軽金属
製リムの損傷の危険を回避できる。
【0010】多くの場合、例えば上記の機械タイプGeod
yna 5000及びGeodyna 5500の場合、軽金属製車
輪のための調整プログラムは、調整おもりの位置決めに
対するさまざまなプログラムを含んでいる。この選択
は、通常、ディスクホイールのリムの形状に応じて行わ
れる。公知の機械の場合と同様、材質センサによって機
械電子装置が軽金属ディスクホイールのためのプログラ
ムに切り換わっているスイッチング状態で、車輪に対す
るさまざまなおもり位置を示すさまざまなプログラム、
例えば5つのプログラムを、機械に取付けた表示装置に
よって、例えばモニタまたはLCディスプレイで、サー
ビス要員に知らせることができる。
【0011】センサによる走査は、接触によりまたは無
接触で行うことができ、その際、ディスクホイール材料
への動電気的または容量的もしくは誘導的結合、あるい
はこれらの結合タイプを選択的に組み合わせた結合を行
うことができる。識別基準は、特に鋼製車輪に対しては
強磁性材料、軽金属車輪に対しては非強磁性材料であ
る。
【0012】そのためには、強磁性材料に反応する特に
強磁性材料にのみ反応するセンサ、例えば誘導近接スイ
ッチを使用するのが好ましい。この近接スイッチは、走
査されるべきディスクホイールの近くか、またはディス
クホイールと接触させて取付ける。近接スイッチは公知
の方法で形成することができる(例えば「電気工学」誌
57,H24 27,1975年12月、39-42ペー
ジ)。公知の近接スイッチは、特定の場所における物体
の検出に用いられる。
【0013】本発明では、これとは異なり、誘導近接ス
イッチが自動車車輪のさまざまなディスクホイールの材
質を判別するのに使用される。その際、1つのスイッチ
ング状態によって、ディスクホイールが強磁性材料、特
に鋼からなっていることが示され、もう1つのスイッチ
ング状態によって、ディスクホイールが非強磁性材料、
特に軽金属、からなっていることが示される。これら2
種類のスイッチング状態に応じて、機械電子装置内で軽
金属もしくは鋼のための相応の調整プログラムが選択さ
れ、それに対応して、調整質量と調整位置(角度位
置)、また測定回転軸の軸方向に調整面をもつディスク
ホイールの調整ベクトルが算定される。静的な釣り合い
調整の場合は1つの調整ベクトルで十分であるが、動的
な釣り合い調整の場合は2つの調整面のそれぞれに対し
て1つずつの調整ベクトルが算定される。
【0014】軽金属車輪の場合は、ディスクホイールの
ディスク皿部(Scheibenschuessel)がウエブまたはス
ポークを残す中断部をもつ場合は、調整ベクトルを、ス
ポークの後ろに位置する2つの調整ベクトルに分割する
ことができる。この調整ベクトルの分割は、皿部面ない
しスポークに最も近い調整面内で行うのが好ましい(E
P特許0 681 170 A1)。
【0015】材質センサ、特に誘導近接スイッチは、釣
り合い試験機にもともと付いている部品で、ディスクホ
イールの近くに移動させることのできるものに取付ける
ことができる。そのためには特に走査装置、例えば探り
棒(独特許42 29 865C2)の形式のもの、また
は釣り合い試験機の車輪保護フード、若しくはそのため
の支持弓形金具への取付けが適している。さらに、測定
回転軸の自動車車輪が測定回転軸に固定される範囲、ま
たは自動車車輪を測定回転軸に固定する固定装置の車輪
を固定する部分もこれに適している。
【0016】材質センサのその時々のスイッチ状態を有
利な形で表示できるので、サービス要員は固定するのに
適した固定工具を使用できる。それには例えば、軽金属
車輪の心出しのための圧着カップ(Drucktopf)に保護
キャップ、特にプラスチック製のものを取付けたり、ま
たは特殊な圧着皿を使用することができる(Geodyna5
000/5500, ホフマン作業工場技術有限会社、プ
フングシュタット、のパンフレット、インプリント95
02101 03.94)。
【0017】例えば車輪サービス・ライン内で釣り合い
試験機をタイヤ取り付け機と組み合わせる場合(ecomon
t system ホフマン作業工場技術有限会社、プフングシ
ュタット、のパンフレット、インプリント 95024
24 07.95)は、材質センサによる走査を既にタイ
ヤ取り付け機で行うことができ、それによって取り付け
機への車輪の取付けの際だけでなく、釣り合い試験機の
測定回転軸に取付ける際にも、車輪を傷つけないように
固定することができるようになる。タイヤ取り付け機で
なされた材質識別を、本発明の実施例としての調整プロ
グラムと調整おもりの決定の際にも有利な形で使用する
ことができる。
【0018】さらに、サービス作業を容易にするため
に、検出されたディスクホイールの材質に応じて、サー
ビス要員に、例えばモニタまたはディスプレイ等での表
示によって、それぞれの調整面に使用すべきおもりの種
類を示すことができる。そのために、接着おもり、クラ
ンプおもり、または、これらの両方のおもりが調整プロ
グラムで使用される場合は、これら両方のおもりを、関
係付けられた調整面と共に表示するようにすることがで
きる。また、さまざまな種類の調整おもりをさまざまな
仕切りまたはマガジンに用意しておき、検出されたディ
スクホイール材質に応じて、選択された調整プログラム
及び/またはそれぞれの調整面に対応する種類の調整お
もりのみにアクセスできるようにすることが可能であ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】実施例の概略を示す図によって、
本発明を詳しく説明する。模式的に図示した釣り合い試
験機の測定回転軸1上に、同時に心出し機能も有する固
定装置15によって、ディスクホイール13とその上に
取付けられたタイヤ14からなる自動車車輪が固定され
る。測定回転軸1の近傍に、測定値伝送器2,3、例え
ば力トランスデューサが設けられている。測定回転軸1
のその時々の回転角度位置は、角度増分伝送器5によっ
て確認される。測定値伝送器2,3及び角度増分伝送器
5は、公知の方法でベクトル計算機4を内蔵する機械電
子装置16に接続されている。
【0020】機械電子装置16、特にベクトル計算機4
には、さらに走査装置17によって検出された自動車車
輪の形状が入力される。走査装置17は、公知の形態の
ものを使用することができる。走査装置17は、無接触
方式(光学的、音響的、特に超音波、等)で、または接
触による探査によって、例えば1本または数本の探り棒
を用いることにより、自動車車輪の寸法、特に調整おも
りを取付けることができる範囲を検出する。
【0021】ベクトル計算機4は、測定値伝送器2,3
の測定信号、角度増分伝送器5の角度情報、及び自動車
車輪の形状データから、自動車車輪のそれぞれの調整面
に対してそれぞれ1つの調整ベクトルを算定する。調整
ベクトルは、検出された車輪の不釣り合いの補償のため
に、自動車車輪、特にディスクホイール13における調
整質量及び調整質量の角度位置を表示する。調整ベクト
ルは、質量調整が例えばおもりの取付けによって行われ
る調整面のそれぞれの軸方向の位置に依存する。ディス
クホイール13におけるそれぞれの調整面の最適な位置
は、車輪のタイプ、特にディスクホイールのタイプに左
右される。ディスクホイールのタイプに応じて、調整ベ
クトルは、鋼製車輪または軽金属車輪に対する特定の調
整プログラムに従って算定される。
【0022】調整プログラムを正しく選定するために、
材質センサ6が設けられている。この材質センサ6は、
ディスクホイール13と接触させることができる。この
材質センサ6は、強磁性材料、特に鋼にのみ感応するよ
うに形成されている。そのために材質センサ6を例えば
誘導近接スイッチとして公知の方法で形成することがで
きる。材質センサ6がディスクホイールの材質に反応す
る場合、これはそのディスクホイールが強磁性材料、す
なわちディスクホイールに通常用いられる鋼からなって
いることを示す。
【0023】材質センサ6がディスクホイール13の材
質に反応しない場合、これはそのディスクホイールが非
強磁性材料、すなわちディスクホイールに通常用いられ
る軽金属、例えばAl、Mg、Tiまたはそれらの合金
ないし混合合金からなっていることを示す。多くの場
合、リムの外観からは、それがどのような材料で製造さ
れているのか識別することができない。また自動車車輪
の重量も、タイヤが取付けられている場合は、ディスク
ホイールの材質に対する判定基準とはならない。本発明
では、正しい調整プログラムを選択する際のこの不確実
性を取り除くための補助手段が設けられている。
【0024】すなわち、この実施の形態例では、材質セ
ンサ6がイニシエータ7を介して、軽金属ディスクホイ
ールをもつ自動車車輪のための調整プログラムに対する
装置8と、鋼製ディスクホイールをもつ自動車車輪のた
めの調整プログラムに対する装置9に接続されている。
イニシエータはイエス/ノーの判定に基づいて、2通り
のスイッチング状態のうちの1つを生じさせる。材質セ
ンサ6がディスクホイール13の材質が強磁性材料であ
ることを確認したときは、装置9が始動される。材質セ
ンサ6が強磁性材料を検出しなかったときは、装置8が
始動される。
【0025】装置8と装置9にはそれぞれ、軽金属車輪
のためのいわゆるアルミ・プログラムと、鋼製車輪のた
めの標準プログラムに対する相応の表示装置を接続する
ことができる。アルミ・プログラムに対する表示装置1
0から分かるように、アルミ・プログラムには、キーボ
ード18によって指定できる複数の調整プログラムがあ
る。個々の調整プログラムは、調整おもりの取付け位置
と、調整おもりの種類(クランプおもり、接着おもり)
において相違している。
【0026】例えば第1の調整プログラムでは、接着お
もりが、車輪軸に対して垂直なディスクホイール面の外
側と内側の車輪軸の方を向いたリム面に取り付けられ
る。第2の調整プログラムでは、2つの接着おもりが、
車輪軸に対して垂直なディスクホイールの内側の車輪軸
の方を向いたリム面に取り付けられる。第3の調整プロ
グラムでは、内側のホイールフランジに1つのクランプ
おもりが取り付けられ、内側の車輪軸の方を向いたリム
面の垂直なディスクホイール面の近くに1つの接着おも
りが取り付けられる。第4の調整プログラムでは、内側
のホイールフランジに1つのクランプおもりが取り付け
られ、外側の車輪軸の方を向いたリム面には接着おもり
が取り付けられる。
【0027】第5の調整プログラムでは、外側のホイー
ルフランジに1つのクランプおもりが、また内側の車輪
軸の方を向いたリム面の内側のホイールフランジの近く
に1つの接着おもりが取り付けられる。リム及び/また
はディスクホイールの形状に応じて、表示装置10と装
置8に接続されているキーボード18によって、装置8
内の相応の調整プログラムを選択して、ベクトル計算機
4で調整ベクトルを算出することができる。
【0028】標準プログラムでは、鋼プログラムに対す
る表示装置11が示しているように、2つのクランプお
もりが鋼製リムの2つのホイールフランジに取付けられ
る。この調整プログラムは、鋼製リムにおける不釣り合
いの調整に適しており、ベクトル計算機4は、この調整
プログラムが設定されている場合、不釣り合いの調整に
必要な調整ベクトルを算出する。
【0029】そのつど算出される調整ベクトルは、公知
の方法で表示装置12によって表示することができる。
そのために、表示装置は、それぞれの調整面に対する調
整質量と、不釣り合い調整のために自動車車輪をそこま
で回転させるべき角度位置に対する表示部とを備えてい
る。
【0030】材質センサ6を配置するのに適した箇所
は、固定された自動車車輪の近くに配置されているか、
またはディスクホイールの近くへ移動させるか、または
ディスクホイールと接触させることのできる部品であ
る。このような箇所は、例えば測定回転軸1の自動車車
輪が固定される範囲である。また固定装置15に材質セ
ンサ6を内蔵させることもできる。また、内側及び/ま
たは外側からディスクホイールに密着させることがで
き、例えば走査装置17の構成部品である探り棒に材質
センサ6を取付けることも可能である。さらに、材質セ
ンサ6を、測定過程中に自動車車輪の上にかぶせられる
車輪保護フードまたはこの車輪保護フードの取付け弓形
金具(それぞれ図示略)に取付けることが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、種
々のディスクホイールのタイプの誤った判定の危険が低
減され、自動車車輪の釣り合いの補償を正確に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す概略図である。
【符号の説明】
6…材質センサ、13…ディスクホイール、14…タイ
ヤ。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車車輪を釣り合い試験機の測定スピ
    ンドルに固定し、 車輪の形状データを走査・記憶し、 ディスクホイールのタイプとディスクホイールの材質に
    依存して、少なくとも1つの調整おもりと該調整おもり
    の自動車車輪における少なくとも1つの調整面内での位
    置を決定するための調整プログラムを選定し、 不釣り合いの検出と、少なくとも1つの調整質量と調整
    位置に関する調整ベクトルの算定のための少なくとも1
    回の測定過程とを選定された調整プログラムに従って実
    施し、 上記選択した調整プログラムに対して調整ベクトルを算
    定し、 検出された不釣り合いを調整ベクトルに応じて補償する
    ために少なくとも1つの調整おもりを自動車車輪に取付
    ける方法において、 ディスクホイールの材質の識別のためにセンサによる走
    査を行い、走査の際に得られた信号に依存して調整プロ
    グラムを選択することを特徴とする空気タイヤとディス
    クホイールからなる自動車車輪を釣り合わせるための方
    法。
  2. 【請求項2】 前記走査は、接触かあるいは非接触で行
    うことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記走査は、ディスク材料の電気容量、
    または電気誘導もしくは動電気的な手段によって行うこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記走査は、軽金属と強磁性材料、特に
    鋼か否かとの材料識別基準に従って行うことを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記走査の際に、強磁性材料に反応する
    センサ、特に誘導近接スイッチを使用することを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 材質走査に依存して調整プログラムが軽
    金属ディスクホイールのためのプログラムまたは鋼製デ
    ィスクホイールのための標準プログラムに切換えられる
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 機械電子装置が自動的に鋼製ディスクホ
    イールのための標準プログラムまたは、軽金属製ディス
    クホイールのための複数の調整プログラムを、手動式に
    選択するために表示する表示画面に切換えることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 検出されたディスクホイールの材質と調
    整プログラムに依存して、それぞれの調整面に使用すべ
    き調整おもりの種類(接着おもり、クランプおもり)が
    表示されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 それぞれの場合に使用すべき種類の調整
    おもりが、おもりを収納・用意する装置から取り出すた
    めにアンロックされることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 特許請求の範囲1に記載の方法を実施
    するための装置であって、 不釣り合いが調整される車輪をその上に固定装置によっ
    て心出しして固定できる測定スピンドルと、 この測定スピンドルと結合され、遠心力測定によって検
    出された車輪の不釣り合いに依存して測定信号を発する
    測定値伝送器と、 車輪の形状データを走査するための走査装置と、 1回の測定過程で得られた測定値伝送器の測定信号と車
    輪の形状データに基づき、ディスクホイールにおける調
    整質量と調整位置に対する少なくとも1つの調整ベクト
    ルを、ディスクホイールのタイプに従って設定された調
    整プログラムに依存して形成する機械電子装置をもつ装
    置において、 機械電子装置(18)に材質センサ(6)が接続され、 測定回転軸(1)に固定されたディスクホイール(1
    3)を上記センサによって走査でき、 上記センサが機械電子装置(16)の2つのスイッチン
    グ状態を生じさせ、 そのうちの1のスイッチング状態が鋼製ディスクホイー
    ルのための標準プログラムに従って調整ベクトルを算出
    する装置(4,8)を、もう1つの状態が軽金属製ディ
    スクホイールのための調整ベクトルを算出するための装
    置(4,9)を始動させることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 前記材質センサ(6)が強磁性材料に
    反応することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記材質センサ(6)が誘導近接スイ
    ッチとして形成されていることを特徴とする請求項10
    または11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記材質センサ(6)が車輪の形状デ
    ータを走査するための走査装置(17)に取付けられて
    いることを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記
    載の装置。
  14. 【請求項14】 前記材質センサ(6)が装置の車輪保
    護フードに取付けられていることを特徴とする請求項1
    0〜12のいずれかに記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記材質センサ(6)が固定装置(1
    5)に、または装置回転軸(1)の、ディスクホイール
    (13)が固定されている範囲に配置されていることを
    特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記材質センサ(6)のそのつどのス
    イッチング状態に対する表示装置(10,11)が設け
    られていることを特徴とする請求項10〜15のいずれ
    かに記載の装置。
JP9365511A 1996-12-20 1997-12-22 空気タイヤとディスクホイールからなる自動車車輪を釣り合わせる方法及び装置 Pending JPH1137882A (ja)

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DE19653663A DE19653663C2 (de) 1996-12-20 1996-12-20 Verfahren zum Auswuchten eines aus Luftreifen und Scheibenrad bestehenden Kraftfahrzeugrades und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
DE19653663.4 1996-12-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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ID=7815771

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JP9365511A Pending JPH1137882A (ja) 1996-12-20 1997-12-22 空気タイヤとディスクホイールからなる自動車車輪を釣り合わせる方法及び装置

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Country Link
US (1) US5983717A (ja)
EP (1) EP0849579B1 (ja)
JP (1) JPH1137882A (ja)
DE (1) DE19653663C2 (ja)
ES (1) ES2162180T3 (ja)

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