JP2000513483A - 可撓性導電線を有する低電圧遮断器の開閉接点装置 - Google Patents

可撓性導電線を有する低電圧遮断器の開閉接点装置

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Abstract

(57)【要約】 低電圧遮断器(1)の開閉接点装置(11)が、電流母線(26)と、これに取り付けられたケーブル状の可撓性導電線(25)とを備えている。可撓性導電線(25)は電流母線(26)の接続面(30)と、電流母線(26)の接続面(30)に少なくとも2つの接触面で当接する端末片(27)との間に配設される。各部品間の接続は、たとえば、ろう付けまたは電子ビーム溶接のような熱作用によって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 可撓性導電線を有する低電圧遮断器の開閉接点装置 本発明は、電流母線と、この電流母線を可動接触子に接続するために電流母線 に取り付けられたケーブル状の可撓性導電線とを有する低電圧遮断器の開閉接点 装置に関する。 この種の開閉接点装置は種々の実施形態のものが知られている。たとえば、米 国特許第4583065号明細書によれば、電流母線の凹所に可撓性導電線が圧 着法によって、すなわちろうを用いることなく、取り付けられる。 これに対して、米国特許第4922068号明細書によれば、ケーブル状の可 撓性導電線の端末部がまずろうの供給のもとに凝固され、次いで、凝固された端 末部が同様にろうの供給のもとに電流母線に接続される。その場合、可撓性導電 線の凝固された端末部は箔状のろう切片と一緒に電流母線上に載置され、当該部 分の一時的な仮止めのためにピンまたはリベットが用いられる。 さらに、可撓性導電線を真空のもとで電子ビームによって電流母線に溶接する ことが知られている。溶接部を適切な構造とすることによって、熱作用が小さな 領域に制限され、それにより可撓性導電線の弾性を保持するようにすることがで きる(米国特許第5093988号明細書)。このことは開閉接点装置の寿命に とって重要である。 遮断器の製造モデルシリーズの全ての定格電流に対してできるだけ同一の半製 品を使用できるようにするために、適当に選定された形式の可撓性導電線をユニ ットとして用い、この導電線の本数によって所望の定格電流に適合させることが 知られている。そのため、大きな定格電流用の開閉接点装置は一列配置された多 数の可撓性導電線を備えなければならないばかりでなく、そのような導電線列を 多数並列に備えていなければならない。国際特許出願公開第95/28724号 明細書によれば、このような多数の可撓性導電線は電子ビーム溶接法によって電 流母線に接続される。ここでは、比較的小さな断面積をもって構成された電流母 線端部は全体として必要な可撓性導電線に一致する個数の穴を備えており、その 穴に、可撓性導電線のそれに合わせた端部が挿入される。その場合、溶接は、電 子ビームが可撓性導電線の電流母線とほぼ面一に位置決めされた端部端面に導入 されるようにして行われる。 公知の種々のろう付け法または溶接法を適用するのとは異なり、少なくとも、 可撓性導電線の本数が増大し、そのような導電線を多数並列にすることが必要で ある場合、ろう付けまたは溶接の準備が作業コスト全体の大部分を占める。すな わち、この場合、可撓性導電線を受け入れるための相応する個数の凹所または穴 を切削作業によって作らなければならない。 本発明は、これを考慮して、多数の可撓性導電線を有する開閉接点装置の製造 を簡易化することを課題とする。 本発明によれば、この課題は、可撓性導電線が電流母線の接続面と電流母線に 接続される端末片との間に配設され、端末片が電流母線の接続面に少なくとも一 つの接触面で当接し、電流母線、端末片および可撓性導電線が熱作用によって相 互に分離不能に接続されることによって解決される。 端末片は電流母線に凹所又は穴を作るために従来必要とされた加工を不要にす ることを可能にする。この凹所又は穴の作成はむしろ、比較的大きな電流母線と は異なる経済的に実施可能な方法に基づいて比較的小さな部品として加工するこ とのできる端末片で行うことができる。いずれにしても、公知の多数列配置の可 撓性導電線(国際特許出願公開第95/28724号明細書)が必要とされる場 合に、種々の寸法の電流母線に対してもまた種々の配置構造においても使用可能 である端末片を形成することが可能である。この場合、選択されたろう付け法ま たは溶接法によって相互に接続されかつ電流母線に接続された複数の端末片を並 設することができる。 開閉接点装置の製造を簡易化するために、本発明の範囲内で、端末片が少なく とも電流母線の端面に対向する側に、可撓性導電線の本数に相応する凹所を備え ることができる。この構成は、可撓性導電線の位置決めを容易にし、状況によっ ては位置決め装置を不要にすることができる。 電流母線を端末片および可撓性導電線に接続するために溶接法を用いなければ ならない場合は、次のステップによって行うことができる。 ・電流母線、可撓性導電線および端末片を、可撓性導電線の端面が電流母線お よび端末片の隣接面と互いに面一になる位置に位置決めするステップ、 ・十分なエネルギーのビームを前記端面および前記隣接面に前記各部品材料の 溶解のために十分な強度でもって向けるステップ、 ・全ての可撓性導電線の端面並びに電流母線および端末片の前記隣接面を含む 領域に沿って、可撓性導電線が電流母線および端末片に分離不能に接続されるま で、ビームを照射するステップ。 その場合、十分なエネルギーのビームとして、公知のごとく電子ビームまたは レーザビームを用いることができる。 すでに述べたように、本発明による開閉接点装置は基本的に溶接法またはろう 付け法を適用するのに適している。特にろう付け法に関しては変形例を後述する 。 とくにろう付け工程は、電流母線の接続面及び/又は端末片の対向側に、ろう 片を受け入れるための少なくとも一つの凹所を配設することによってかなり簡易 化することができる。部品の位置決めの目的を同時に一時的に利用できるそのよ うなろう片の適用はそれ自体公知である。たとえば、真空開閉管の製造に際して ろう片を用いることはドイツ国登録実用新案第9319945号明細書により公 知である。その場合、本発明の課題のために、ろう片は端末片と同様の配置構造 をもって、可撓性導電線を受け入れるための凹所を備えるのがよい。 一つまたは複数の端末片を用いた電流母線と可撓性導電線との接続は次のステ ップによるろう付けによって達成することができる。 ・電流母線、可撓性導電線および端末片を相互間隔をもって位置決めするステ ップ、 ・電流母線の凹所内および端末片の凹所内にそれぞれ少なくとも一つのろう片 を挿入するステップ、 ・電流母線と端末片との間の間隔を、連続する導電路が形成されるように減少 させるステップ、 ・電源および導電路を用いて電流回路を形成するステップ、 ・ろう片が溶解し、電流母線、可撓性導電線および端末片が相互に分離不能に 接続される大きさと時間をもって導電路を介して電流を流すステップ。 可撓性導電線の配置ないし基本形態において注意すべき観点は多く存在する。 とくに可動接触子の小さなまたは大きな揺動角を、可撓性導電線に許容できない 応力を与えることなく可能にするために、可撓性導電線が、接点レバーと電流母 線との直線状接続部とは多少異なる基本形態を備えることができる。電流力を利 用するために、可撓性導電線をループ状に配置することも有効である。この実施 形態の範囲内で、可撓性導電線の方向は電流母線の長手方向に対して相対的に異 なるように選択するのが望ましい。とくに電流母線が通常水平位置をとる場合、 可撓性導電線は上方へ、または下方へ、または水平方向に走るようにするのがよ い。これらの全ての配置は、本発明の変形例に従い、ユニット化し多機能化して 構成された部品により、互いに直角をなす2つの接続面を形成するために電流母 線の端部に同一高さおよび深さの段付け部が設けられ、すでに詳述した端末片が 四角形断面を有し、その少なくとも一辺が段付け部の高さおよび深さに適合する ようにすることによって達成される。 まず第一に、電流母線に上方へ向いた段付け部を配設し、可撓性導電線がそれ ぞれ端末片の位置に従い上方へまたは電流母線の長手方向に走るように整列され る。電流母線が下方へ向いている段付け部に組み込まれる場合、可撓性導電線の 水平方向に延びる配置と共に、下方へ延びる配置も可能である。 電流母線に対する上述した可撓性導電線の種々の相互配置はユニット化された 部品を用いることによって、電流母線に2列以上の可撓性導電線を接続しなけれ ばならない場合にも実施することができる。これは本発明の範囲内において、端 末片の成形物の辺の長さを、2つまたはそれ以上の同一構造の端末片を段付け部 の寸法に一致する正方形断面で互いに補うような寸法にすることによって達成す ることができる。 次に図面に示す実施形態を参照して本発明をさらに詳細に説明する。 図1は、3極型低電圧遮断器を概略的に示す斜視図である。 図2は、図1の遮断器における開閉接点装置の部分の断面を示す。 図3および図4は、とくに溶接法に適した実施形態に関し、端末片を付加され 可撓性導電線を有する電流母線の側面図および平面図である。他の端末片による 図示の装置の拡張例が波線で示されている。 図5は、図3および図4の実施形態のための端末片の斜視図である。 図6は、電流母線および2つの付加端末片並びにろう片を有するろう付け法の 実施例を示す側面図である。 図7は、図6の装置をVII−VII線に沿って部分的に切断した平面図である。 図8は、図6および図7の実施例のための端末片を示す図5に対応する斜視図 である。 図9、図10および図11は、それぞれろう片の異なる実施形態を示す斜視図 である。 図12は、可撓性導電線を取り付けるための互いに直角に立つ2つの接続面を 形成する段付け部を有する電流母線、並びに段付け部に適合する端末片およびそ れらの組合せの種々の例を示す分解図である。 図13および図14は、電流母線が水平位置をとる場合の、上方または下方へ 向かう可撓性導電線の配置を示す側面図である。 図15は、全体として正方形断面をなし2つの直列接続のために上方へ向かう 可撓性導電線を電流母線に接続する2つの端末片の組合せを示す側面図である。 図16は、他の実施形態として、正方形断面に対する3つの端末片およびそれ によって可能な可撓性導電線と電流母線との3連接続構成を示す側面図である。 図1に示されている低電圧遮断器1は3極に構成されており、背面側に配置さ れているため図1には示されていない電流母線が垂直な母線導体2に接続されて いる。遮断器1は、前面操作部4を有するハウジング3を備えている。前面操作 部4の中央部に投入および遮断の制御のための押しボタン5、並びに開閉状態お よびエネルギー蓄積部の状態を表示する運転状態表示部6が配設されている。前 面操作部4の左側に電子トリップユニット7が設けられ、また前面操作部4の右 側には上述のエネルギー蓄積部へのマニュアル蓄積のための操作ハンドル10が 配設されている。 遮断器1の各極にはそれぞれ図2に示されているように固定接触子12および 可動接触子13を有する開閉接点装置11が備えられている。固定接触子12は 上部電流母線14に接続されている。この電流母線14はすでに述べたようにし て遮断器1の背面側でハウジング3から突出し、外部の母線導体(たとえば、図 1の母線導体2)に接続される。可動接触子13は一つまたは複数の接触子レバ ー15を含んでいる。この接触子レバー15は接触子支持体16に揺動可能に取 付けられ、可撓性導電線17を介して下部電流母線20に接続されている。電流 母線20もやはりハウジング3から突出している。接触子支持体16は、詳細に は図示されていないがハウジング3内に揺動可能に支持され、接触子レバー15 が固定接触子12に当接したりそれから離れたりすることができるように、駆動 装置21により連結棒22を介して操作される。駆動装置21に属する開閉軸2 3は遮断器1の全ての極に共通である。開閉接点装置11の上部には消弧室18 が設けられている。 可撓性導電線と下部電流母線との接続は、以下に詳述するように種々の形態で 実施することができる。まず、図3,4および5に示すように、レーザビーム溶 接または電子ビーム溶接に適した実施形態について説明する。 図3および4に示すように、可撓性導電線25が、図2の下部電流母線20と して用いられる電流母線26に端末片27を用いて接続される。端末片27の幅 および高さは電流母線26に一致する。電流母線26は平坦な接続面30を持っ ており(図4)、端末片27は可撓性導電線25のほぼ正方形断面に成形された 終端部32を受け入れるための凹所31を持っている(図5参照)。凹所31間 に残存している部分は、端末片27を電流母線26の接続面30に当接するため の接触面33を形成する。 電流母線26、端末片27および可撓性導電線25は適切な熱作用によって相 互に分離不能に接続される。これは、図3および4に示されている状態から出発 して、可撓性導電線25の端面34が端末片27の隣接面35および電流母線2 6の接続面36と互いに面一になるようにして行われる。上述の各部品を所望の 位置に一時的に位置決めするために保持装置を利用することができる。適当な保 持装置は公知であり、したがってその詳細な説明は省略する。熱作用は、各部品 を相互に溶接するために、好ましくは図3に矢印37によって示されている、す でに述べた形式の十分なエネルギーのビームを利用して行われる。 図4に鎖線によって示されているように、他の一連の可撓性導電線を電流母線 26に接続するために、必要に応じて他の端末片27をすでに存在する端末片2 7に付加することができる。その場合、まず可撓性導電線25および端末片27 を全体として一つの装置として所望の配置関係にまとめてから、関連する工程に おいて熱作用を施す。 端末片27は、図5に鎖線によって示されている四角形およびハッチングで示 された切断面38によって示されているように、成形された半製品の切片として 構成される。その場合、可撓性導電線25の成形された端部32を受け入れるの に用いられる凹所31は、圧延または押出し成形された成形物の窪みないし溝に より切削加工なしに形成される。かくして、電流母線26の厚みに適合する寸法 にそれぞれ分離切断することによって(たとえば、押し抜き、のこぎり、または 類似の方法によって)半製品から端末片27が分離される。 図6および7による他の実施例はとくにろう付け法を適用するのに適している 。図6および7に示されているように、可撓性導電線40は電流母線41に取り 付けられる。この電流母線41の一方の接続面42に溝43を備えている。図8 から詳細に認められる端末片44にも対応する溝が設けられている。溝45に直 角に図8に示されている凹所46が延び、その中に、可撓性導電線40の円筒状 に成形された端部47がはめ込まれる。凹所46は端部47の断面形状に適合し ている。凹所46間に残存する面は電流母線41の接続面42に当接するための 接触面48を形成する。ろう付けのために必要なろうの導入はろう片50によっ て行われる。このろう片50は図6および7による配置の準備の際に凹所43お よび45内に挿入される。その際、凹所43および45の高さは全体として入れ 子式に挿入された3つのろう片50によって満たされる。ろう片50の厚みが異 なる場合、その数を加減すればよい。 図9に詳細に示されているように、ろう片50は切除部51を有するくし状の 押し抜き部として構成されている。しかしながら、ろう付け法は図10に示され ているような平坦なろう片52によっても実施することができ、また、可撓性導 電線40および凹所46の配置を端末片44に適合する波形状のろう片53(図 11)によっても実施することができる。 ろう付けの際に電流母線41、可撓性導電線40および端末片44の間に生ず る接合面を拡大するために、溝45(図8)はわずかな、とくに凹所46に適合 した深さをもって形成される。さらに溝45の高さは端末片44の高さに比較し て図8とは異なるように選択することができる。 さらに図8から分かるように、端末片44は凹所46とは反対側に、電流母線 41の溝43に一致する溝54を備えている。かくして、図6および7に鎖線で 示されているように、さらなる一連の可撓性導電線40を電流母線41に接続す ることができる。同様にして端末片44を作るために、成形された半製品を用い ることができる。その場合、この半製品には溝45および54が全長にわたって 形成される。必要な端末片は、図8にハッチングを施した切断面55によって示 されているように、半製品から端末片を切断することによって製造される。凹所 46は半製品または個々の端末片に押し抜きまたは切削加工のような通常の加工 法を施すことによって製造される。 図6および7による配置のおけるろう付け部に対する熱の導入は、適切な大き さの電流を矢印56で示すように通電することによって行われる。周知のごとく 、必要な温度はろう材の選択によって影響を受ける。とくに銅からなる電流母線 、端末片、および可撓性導電線の場合は、銀を含有するろう材がよく適しており 、その場合溶融点は銀含有量によって左右される。平坦なろう片52を用いる場 合、用いられる電極を接触させるための押圧力によって可撓性導電線40の配置 に適合するための変形が行われる。 上述の実施形態においては、可撓性導電線が電流母線に対して直角に上方へ延 びるものとそれぞれ仮定した。しかし、種々の理由から、可撓性導電線を電流母 線に上記とは異なる方向で接続したいことがある。このことは、図12ないし1 6に示されているように、ユニット化された部品を用いると可能になる。この原 理の基本は、端部に段付け部61を形成した電流母線60にある。段付け部61 の高さおよび深さは同一であって共に寸法dを持っている。これによって、可撓 性導電線を取り付けるための互いに直角に位置する2つの接続面62および63 が形成される。2つの異なる端末片64および65が段付け部61の上方に個々 に、および互いに組み合わせて、異なる姿勢で示されている。 図12に示されている端末片64,65は2つの辺を有する四角形形状を持っ ており、それらの辺の内の少なくとも一辺は段付け部61の寸法dを持っている 。 残りの辺は端末片64では、寸法dより小さい寸法hを持っており、nを整数と して式d=n×hで表される。このようにして、段付け部61が満たされるよう に2つまたはそれ以上の端部辺64が組み合わされる。 他の端末片65は辺の長さdを有する四角形形状を持っており、段付け部61 は端末片65のいかなる姿勢でも同様に常に満たされる。可撓性導電線を受け入 れるための凹所66の位置はそれぞれ破線で示されている。このようにして、可 撓性導電線67が図13に示されているように直角に上方へ向いたり、または鎖 線で示されているように電流母線60の延長方向へ向いたりすることができる。 電流母線60が180度の回動位置で取り付けられる場合、すなわち下方へ開放 する段付け部61を備える場合、図14に示されているように、それは可撓性導 電線67が下方へ向く状態に対応する。 図12に対応する寸法dを有する四角形断面形状の端末片64が用いられる場 合、図3,4および図6,7に類似する2本の連設可撓性導電線を電流母線60 に接続することもできる。そのための例として、図15は2つの端末片64を用 いる例を示し、図16は3つの端末片68を用いる例を示している。ここでは、 図15,16の配置は、図13,14においてそれぞれ一連の可撓性導電線に対 するのと同様に可撓性導電線67の位置の変形例が可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 電流母線と、この電流母線(20,26,41)を可動接触子(13) に接続するために電流母線(20,26,41)に取り付けられたケーブル状の 可撓性導電線(17,25,40)とを有する低電圧遮断器の開閉接点装置にお いて、 可撓性導電線(17,25,40)は電流母線(26,41)の接続面(30 ,42)と電流母線(24,41)に接続される端末片(27,44)との間に 配設され、端末片(27,44)は電流母線(26,41)の接続面(30,4 2)に少なくとも一つの接触面(30,48)で当接し、電流母線(26,41 )、端末片(27,44)および可撓性導電線(25,40)は熱作用(37, 55)によって相互に分離不能に接続されていることを特徴とする低電圧遮断器 の開閉接点装置。 2. 端末片(27,44)は少なくとも電流母線(26,41)の接続面( 30,42)に対向する側に、可撓性導電線(25,40)の本数に相応する凹 所(31,46)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の開閉接点装置 。 3. 電流母線(26)、可撓性導電線(25)および端末片(27)を、可 撓性導電線(25)の端面(34)が電流母線(26)および端末片(27)の 隣接面(35,36)と互いに面一になる位置に位置決めするステップと、 十分なエネルギーのビーム(37)を前記端面(34)および前記隣接面(3 5,36)に前記各部品材料の溶解のために十分な強度でもって向けるステップ と、 全ての可撓性導電線(25)の端面(34)並びに電流母線(26)および端 末片(27)の前記隣接面を含む領域に沿って、可撓性導電線(25)が電流母 線(26)および端末片(27)に分離不能に接続されるまで、ビーム(37) を照射するステップと、 を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉接点装置の製造方法。 4. 電流母線(41)の接続面(42)及び/又は端末片(44)の対向側 に、ろう片(50,52,53)を受け入れるための少なくとも一つの溝(43 ,45)が配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉接点装 置。 5. ろう片(50,53)は、端末片(44)の凹所(46)に対応して、 可撓性導電線(40)を受け入れるための切除部(51)を備えていることを特 徴とする請求項4に記載の開閉接点装置。 6. 電流母線(41)、可撓性導電線(40)および端末片(44)を相互 間隔をもって位置決めするステップと、 電流母線(41)の凹所(43)内および端末片(44)の凹所(45)内に それぞれ少なくとも一つのろう片(50,51,52)を挿入するステップと、 電流母線(41)と端末片(44)との間の間隔を、連続する導電路が形成さ れるように減少させるステップと、 電源および前記導電路を用いて電流回路を形成するステップと、 ろう片(50,51,52)が溶解し、電流母線(41)、可撓性導電線(4 0)および端末片(44)が相互に分離不能に接続される大きさと時間をもって 導電路を介して電流(56)を流すステップと、 を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の開閉接点装置の製造方法。 7. 電流母線(60)の端部に、互いに直角をなす2つの接続面(62,6 3)を形成するために、同一高さおよび深さ(d)の段付け部(61)が設けら れ、端末片(64,65,68)は四角形形状をしており、その複数の辺の少な くとも一つは段付け部(61)の高さおよび深さ(d)に適合していることを特 徴とする請求項1乃至6の1つに記載の開閉接点装置。 8. 端末片(64,68)の辺の長さが、2つ又はそれ以上の同一構造の端 末片(64)が段付け部(61)の一つの寸法に一致する正方形断面形状に互い に適合するように定められていることを特徴とする請求項7に記載の開閉接点装 置。
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