JP2000512795A - 導電層のプラズマ処理 - Google Patents

導電層のプラズマ処理

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JP2000512795A JP10501839A JP50183998A JP2000512795A JP 2000512795 A JP2000512795 A JP 2000512795A JP 10501839 A JP10501839 A JP 10501839A JP 50183998 A JP50183998 A JP 50183998A JP 2000512795 A JP2000512795 A JP 2000512795A
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シュトルム,ジェームズ,シー.
ウー,チュン―チー
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ザ トラスティーズ オブ プリンストン ユニバーシテイ
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Abstract

(57)【要約】 半導電性及び導電性の層(10)の表面特性例えば仕事関数をプラズマ処理によって改質する方法。また、プラズマ処理で改質された半導電層又は導電層の使用による向上した性能の有機発光素子(100)のような電気デバイスも開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 導電層のプラズマ処理 関連出願についてのクロスリファレンス 本願は1996年6月12日出願の米国仮出願第60/019,657号の恩 典を請求する。 発明の分野 本発明は有機オプトエレクトロニクスの分野に関し、より詳しくは、オプトエ レクトロニックデバイスに使用される導電層を処理することによるオプトエレク トロニック性能の向上に関する。 発明の背景 有機発光素子(organic light emitting devices)(OLEDs)は電流によ って励起されたときに光を発する有機薄膜材料を使用する。これら素子は通常、 透明基板の上に有機薄膜を付着させそしてトップ陰極金属接点で覆ったサンドイ ッチ構造からなる。透明基板と有機薄膜の間には陽極として作用する透明導電材 料の層が存在する。 有機薄膜は代表的には、正孔輸送層と電子輸送層の間に発光層を挟んで成る。 陰極と陽極の間に電流が適用されたときに、発光層は電子輸送層から注入された 電子と正孔輸送層からの正孔のために再結合サイトを提供する。この再結合サイ トは使用された有機材料に依存する特徴的な波長を有する光の発生を結果として 生じる。代替として、かかる多層有機薄膜システムの代わりに単層の有機又は有 機ブレンドの層を使用することができる。 インジウム-錫-酸化物(indium-tin-oxide)(「ITO」)はその透明度、高 い導電率、及び有機材料の中への正孔インジェクターとしての効率のせいで、O LEDsにおける陽極材料として広く使用されている。有機薄膜はOLEDsの 中のITOと直接接触しているので、ITOの表面特性はこれら素子の特徴に直 接影響すると予想される。従って、適切に洗浄されていないか又は他の欠陥を有 するITO層は劣ったデバイス性能、例えば、短絡、不安定なI−V特性、よ り高い駆動電圧、及び劣った信頼性、を生じることがある。 ITO層に起因する劣ったデバイス性能の可能性を最小にするために、従来の ITO処理は通常、洗浄工程の組合せ、例えば、洗剤、脱イオン(「DI」)水 及び有機溶媒のような物質の中での超音波処理、煮沸及びすすぎ洗い、及び有機 溶媒蒸気の中での脱脂、を包含する。かかる洗浄技術はしかしながら、しばしば 十分には信頼性又は再現性がなく、結局、しばしば、デバイス性能に不規則変動 が起こる。 発明の概要 本発明はプラズマ処理によって半導電層又は導電層の表面特性、例えば、化学 的組成、仕事関数(work function)、清浄度及び荒さ、を改質する方法を提供 する。本発明はまたプラズマ処理により改質された半導電層又は導電層の使用に よって向上した性能の電気デバイスを提供する。 本発明の一つの態様においては、プラズマ処理はOLEDに使用される導電層 の少なくとも一つを改質するために用いられる。このデバイス性能はプラズマ処 理によって大きく向上する。 本発明の一つの利点は、本発明は所要の仕事関数、清浄度及び性能を有する導 電層を提供するための信頼性のある方法を提供するということである。 本発明の別の利点は、本発明は向上した性能の電気デバイス特にOLEDsを 提供するための信頼性のある方法を提供するということである。 本発明のさらに別の利点は、本発明は向上した性能を有する電気デバイス特に OLEDsを提供するということである。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に従うOLEDを製造するための工程を示す概略フローチャー トである。 図2は、プラズマ処理されたITO層を有するOLEDsについてのI−V特 性を示す。 図3は、プラズマ処理されたITO層を有するOLEDsについての輝度−電 流特性および輝度−電圧特性を示す。 図4は、未処理ITOに比べて、プラズマ処理されたITOについての、時間 の関数としてのOLED輝度のプロットである。 図5は、プラズマ処理されたITO層についての組成プロフィールである。 詳細な説明 本発明は、OLEDsのような電気デバイスの中に用いられる導電層の表面を 改質するためにプラズマ処理を使用する。このような、導電層に対するプラズマ 処理を包含することによって、OLED性能はI−V特性、駆動電圧、効率及び 信頼性のような品質に関して大いに高められる。OLEDsの中の導電層は代表 的には、ITO、Pt、Al、Ag、Au、Mg、Mg/Ag、及びLi/Al のような材料である。ITO及びptはそれそれに透明な陽極導電層用及び反射 性の陽極導電層用に好ましい材料である。 本発明は向上した性能のOLEDsを製造する方法を包含する。図1に示され ているように、OLED100を製造する際の第一工程は、実質的に透明な基板 11の上に陽極として作用させるために導電層10を付着させることである。導 電層10は実質的に透明であり、そして好ましくはITOから構成される。基板 11はいずれか適する透明な材料、例えば、石英、サファイア、プラスチック又 は好ましくはガラス、から製造され得る。ITO層10を付着させる好ましい方 法は電子ビーム蒸着又はスパッタリングによるものである。ITO層10を基板 11の上に付着させた後で、ITOを当分野で知られているように洗剤、水又は 溶媒の中での湿潤洗浄工程によって洗浄する。ITO層を洗浄するのに適する洗 剤は当分野で知られているが、テルギトール(TERGITOL)(登録商標)(J.T.ベ ーカー社(J.T.Baker Co.))が好ましい。適する溶媒はアセトン、メタノール 及び好ましくはトリクロロエタン(「TCA」)を包含する。この工程は、テル ギトールによる拭き取り及び超音波処理、DI水の中でのすすぎ洗い、温TCA の中でのフラッシングによる脱脂、及び最後にアセトン及びメタノールの中での すすぎ洗い、による洗浄を包含する。 洗浄後に、ITO層10にプラズマ処理を施す。プラズマ処理に使用される気 体は、例えば、酸素、水素、アルゴン、又はこれら種を含有する気体混合物であ ることができる。酸素プラズマ、それはITOの仕事関数を増加させる傾向があ る、はOLED応用には最も好ましいプラズマである。この工程は当分野で知ら れているようにバレル型プラズマシステム又はパラレル型プラズマシステムどち らで行うこともできる。プラズマ処理中に使用されるパワー密度は25〜200 mW/cm2の範囲である。プラズマ処理中にサンプルを意図して加熱すること はない。 プラズマ処理の後で、ITO層10の上に有機層12を付着させる。付着のた めに選ばれる有機材料は用途に必要な色又は色の組合せに依存するであろう。例 えば、所要の発光の色が青である場合には、OLEDの発光層は、たとえば、三 価金属キノレート錯体、シッフ塩基二価金属錯体、金属アセチルアセトネート錯 体、分子電荷移動錯体、芳香族及び複素環式ポリマー、及び希土類混成キレート のような、いずれか適する青色光放出性有機化合物から構成される。金属二座配 位錯体は式MDL4 2を有し、式中、Mは周期表の第3−13族の三価金属及びラ ンタニドから選ばれる。好ましい金属イオンはAl+3,Ga+3,In+3及びSc+3 である。Dは二座配位子、例えば、2−ピコリルケトン、2−キナルジルケト ン及び2−(o−フェノキシ)ピリジンケトン、である。L4のための好ましい 基はアセチルアセトネート、式OR3Rの化合物(式中、R3はSi及びCから選 ばれ、そしてRは水素、置換及び非置換のアルキル、アリール及び複素環式基か ら選ばれる);3,5−ジ(t−ブチル)フェノール;2,6−ジ(t−ブチル )フェノール;2,6−ジ(t−ブチル)クレゾール;及びH2Bpz2を包含す る。例として、アルミニウム(ピコリルメチルケトン)ビス[2,6−ジ(t− ブチル)フェノキシド]の固体状態におけるフォトルミネセンスの測定から得ら れた波長は420nmである。この化合物のクレゾール誘導体も420nmと測 定された。アルミニウム(ピコリルメチルケトン)ビス(OsiPh3)及びス カンジウム(4−メトキシ−ピコリルメチルケトン)ビス(アセチルアセトネー ト)は各々433nmと測定されたが、アルミニウム[2−(O−フェノキシ) ピリジン]ビス[2,6−ジ(t−ブチル)フェノキシド]は450nmと測定 された。 緑発光層OLED材料の例は、錫(iv)金属錯体、例えば、式SnL1 22 2 を有するもの、を包含し、式中、L1はサリチルアルデヒド、サリチル酸又はキ ノレート(例えば、8−ヒドロキシキノリン)から選ばれる。L2は置換又は非 置換のアルキル、アリール及び複素環式基であることができる。例えば、L1が キノレートであり、そしてL2がフェニルである場合には、錫(iv)金属錯体 は504nmの発光波長を有するであろう。 赤発光層OLED材料の例は、C.E.ジョンソン等が「ルミネセント イリ ジウム(I)、ロジウム(I)、及び白金(II)ジチオレート錯体」、105ジ ャーナル オブ ザ アメリカン ケミカル ソサイエティ 1795(198 3年)(C.E.Johnson et al.in”Luminescent Iridium(I),Rhodium(I),and Plati num(II)Dithiolate Complexes,”105 Journal of the American Chemical Socie ty 1795(1983))に記載しているもののような二価金属マレオニトリルジチオレー ト(「mnt」)錯体を包含する。例えば、 mnt-[Pt(Pph32]は652nmの特徴波長発光を有する。 更に別のOLED材料が当分野で知られている(例えば、タング(Tang)等の「 有機エレクトロルミネセント多色像ディスプレーデバイス(Organic Electro-lu minescent Multicolor Image Display Device)」と題する米国特許第5,294 ,870号;ホソカワ等の「新ドーパントによるジスチリルアリーレン発光層か らの高効率青色エレクトロルミネセンス」、67 アプライド フィジクスレタ ーズ 3853−55(1995年12月)(Hosokawa et al.,"Highly effici ent blue electroluminescence from a distyrylarylene emitting layer with a new dopant,"67 Applied Physics Letters 3853-55(December 1995));アダ チ等の「青色光発生性有機エレクトロルミネセントデバイス」、56 アプライ ド フィジクス レターズ 799−801(1990年2月)(Adachi et al.," Blue light-emitting organic electroluminescent devices,"56 Applied Physi cs Letters 799-801(February 1990));ブロウズ等の「色調整可能な有機発 光素子」、69 アプライド フィジクス レターズ 2959−61(199 6年11月)(Burrows et al.,"Color-Tunable Organic Light Emitting Devic es,” 69 Applied Physics Letters 2959-61(November 1996))を参照)。こ れら資料の開示全体は本願明細書中に組み入れられる。ジスチリルアリーレン誘 導体、例えば、ホソカワ等に記載されているもの、は好ましいクラスの化合物で ある。その他の好ましいOLEDsは後述する 同時係属中の出願の中に記載されている。 有機層12を付着させた後に、図1に示されているように、導電層13を陰極 層として付着させてOLEDを完成させる。 本発明に従っての半導電層又は導電層のプラズマ処理はこれら層の内部性質を 崩壊させない。むしろ、プラズマ処理は層表面の又はその近くの領域だけに影響 し、それは転じて電子デバイスの性能特性に影響する。従って、デバイス性能の 変化は処理された半導体又は導体の表面特性に関係するということが結論付けら れる。 プラズマ処理がOLED性能に影響するメカニズムは現時点では確実にはわか っていない。理論的に拘束するつもりはないが、ITO表面の仕事関数に対する プラズマ処理の影響はOLED性能に対して有意な効果を有するということが推 測される。その他のファクター、たとえば、ITO表面からの有機残留物の除去 や、表面荒さの低減も、OLED性能に影響するであろう。 本発明はまた、放出された光が基板から離れる方向に投射される所謂「トップ -エミッティング(top-emitting)」OLEDsにも応用可能である。かかるデ バイスにおいては、陽極層か又は基板かどちらかが反射性であることをもって、 陽極層を基板上に付着させる。それから、陽極の上に有機層(単数又は複数)を 付着させ、そして、有機層(単数又は複数)の上に実質的に透明な陰極を付着さ せる。反射性陽極は例えばptから構成される。本発明によれば、陽極は有機層 (単数又は複数)の付着に先立ってプラズマ処理を施される。プラズマ処理はト ップ-エミッティングデバイス性能に対しても非反転(non-inverted)デバイス に対して有するのと類似の効果、即ち、I−V特性、駆動電圧、効率および信頼 性における向上、を有する。 本発明はまた、陽極と陰極の位置が有機層(単数又は複数)に関して逆である 場合のOLEDsにも応用可能である。かかるデバイスにおいては、有機層(単 数又は複数)を付着させる前に陰極層の表面特性を改質するためにプラズマ処理 が使用される。 本発明は、効率的な、高輝度の、単色光の又は多色の、平坦なパネルディスプ レーのあらゆるサイズを提供するのに使用される。これは数ミリメートルのよう な小さいものから建物のサイズのような大きいものまでのディスプレーを包含す るように本発明の範囲を広げる。かかるディスプレー上に形成される像は個々の LEDのサイズに依存する任意の分解能における黒色文字又は全色イラストであ ることができる。本発明のディスプレーデバイスは従って、広告板や標示板、コ ンピューターモニター、電話機のような電気通信装置、テレビジョン、大面積ウ ォールスクリーン、シアタースクリーン及びスタジアムスクリーンを含めた、極 めて広範な多様な用途に応用可能である。放出された光が基板から離れる方向に 向かう場合の本発明の態様は特にゼログラフィ一用途に有効であり、それはかか る態様がレンズの使用無しでの印刷用紙に対する接近した位置調整を考慮に入れ るからである。 本発明は特にOLEDsを参照して記述されているが、本発明は半導体又は導 体材料の表面特性、例えば、化学的組成、仕事関数、清浄度及び荒さがプラズマ 処理によって改質されるその他用途にも有効である。 ここに開示した通りの主題発明は下記の同時係属中の出願と組み合わせて使用 されてもよい:「高信頼性で高効率の集積可能な有機発光素子及びその製造方法 (High Reliability,High Efficiency,Integratable Organic Light Emitting D evices and Methods of Producing Same)」、出願番号第08/774,119 (1996年12月23日出願);「多色LED用新規材料(Novel Materials for Multicolor LED's)」、代理人事件整理番号第10020/24号(199 7年5月2日出願);「有機遊離基による電子輸送発光層(Electron Transport ing and Light Emitting Layers Based on Organic Free Radicals)」、出願番 号第08/774,120号(1966年12月23日出願);「多色ディスプ レーデバイス(Multicolor Display Devices)」、出願番号第08/772,33 3号(1996年12月23日出願);「赤発光性有機発光素子(LED)(Red -Emitting Organic Light Emitting Devices(LED's)」、出願番号第08/77 4,087号(1996年12月23日出願);「スタックト有機発光素子の駆 動回路(Driving Circuit For Stacked Organic Light Emitting Devices)」、出 願番号第08/792,050号(1997年2月3日出願):「高効率有機発 光素子構造物(High Efficiency Organic Light Emitting Device Structures)」、出願番号第08/772,332号(199 6年12月23日出願);「真空蒸着した非ポリマーの可撓性有機発光素子(Vac cum Deposited Non-Polymeric Flexible Organic Light Emitting Devices)」、 出願番号第08/789,319号(1997年1月23日出願);「メサピク セル配置を有するディスプレー(Displays Having Mesa Pixel Configulation)」 、出願番号第08/794,595号(1997年2月3日出願);「スタック ト有機発光素子(Stacked Organic Light Emitting Devices)」、出願番号第08 /792,046号(1997年2月3日出願);「高コントラスト透明有機発 光素子ディスプレー(High Contrast Transparent Organic Light Emitting Devi ce Display)」、出願番号第08/821,380号(1997年3月20日出 願);「ホスト材料として5−ヒドロキシーキノキサリンの金属錯体を含有する 有機発光素子(Organic Light Emitting Devices Containing A Metal Complex o f 5-Hydroxy-Quinoxaline as A Host Material)」、出願番号第08/838, 099号(1997年4月14日出願);高輝度を有する発光素子(Light Emitt ing Devices Having High Brightness)」、出願番号第08/884,353号 (1997年4月18日出願);「有機半導体レーザー(Organic Semiconductor Laser)」、代理人事件整理番号第10020/23号(1997年5月19日 出願);「鮮やかな純色のスタックト有機発光素子(Saturated Full Color Stac ked Organic Light Emitting Devices)」、代理人事件整理番号第10020/ 22号(1997年5月20日出願);「正孔注入増強層を含有する有機発光素 子(An Organic Light Emitting Device Containing a Hole Injection Enhance ment Layer)」、代理人事件整理番号第10020/13号(1997年5月2 9日出願);及び「有機多色ディスプレー製造用薄膜のパターン化(Patterning of Thin Films for the Fabrication of Organic Multi-Color Displays)」、代 理人事件整理番号第10020/29号(本願と同時に出願);各同時係属出願 はその全体が本願明細書中に組み入れられる。主題発明はまた、同時係属中の米 国特許出願、第08/354,674号、第08/613,207号、第08/ 632,322号及び第08/693,359号、および仮特許出願、第60/ 010,013号、第60/024,00 1号及び第60/025,501号、の各々の主題事項と組み合わせて使用され てもよい;その各々もまた、その全体が本願明細書中に組み入れられる。 次に非限定的な実施例で本発明をさらに説明する。 実施例1 ITO層陽極を有するOLEDsを下記方法に従って製造した。 ITO被覆ガラス基板はドンネリー アプライド フィルムズ カンパニー( Donnelly Applied Films Co.)から購入した。1.1mm厚の研磨したガラスが 200Å SiO2バリヤ層と1400Å ITOフィルムで被覆された。IT Oはプレーナdcマグネトロンスパッタリングシステムを使用して高温でAr/ O2周囲の中でIn23−SnO2(90重量%-10重量%)酸化物ターゲット からスパッタリングされた。ITOは付着中に現場(in situ)でアリールされ 、ポスト付着アリールは行われなかった。 ITO被覆ガラス基板は使用に先立って、洗剤/DI水による拭き取り及び超 音波処理、DI水の中でのすすぎ洗い、温TCAの中で対流でITO表面をフラ ッシングすることによる脱脂、そして最後にアセトンとメタノールの中でのすす ぎ洗い、によって洗浄された。それから、基板は洗浄したままで使用されたか又 は有機層の付着の前にプラズマを用いて処理された。プラズマ処理のためには、 サンプルは反応性イオンエッチッグモードに構成されたパラレル-プレート型プ ラズマ反応器の中で様々な気体のプラズマに曝された。このシステムでは、25 Wのrfパワーは約50mW/cm2のパワー密度に相当する。 プラズマ処理されたITO層の表面荒さは原子間力顕微鏡検査によって測定し た時、成長したままのITOサンプル、酸素プラズマ処理したITOサンプル、 及び水素プラズマ処理したITOサンプルについては、それそれ、2.2nm、 1.6nm及び1.7nmであった。 ITO被覆ガラス基板の上に付着させた有機材料は、正孔輸送マトリックス重 合体ポリ(N−ビニルカルバゾール)(「PVK」)の中に電子輸送分子例えば 2−(4−ビフェニル)−5(4−tert−ブチル−フェニル)−1,3,4 −オキサジアゾール(「PBD」)又はトリス(8−ヒドロキシキノレート)ア ルミニウム(「Alq」)と効率的な発光中心としての蛍光染料とを分散含有し た単層のドープトポリマーデバイスであった。グリーンデバイス用にはPVK: PBD:クマリン6(「C6」)(重量で100:40:0.3)を使用し、そ してオレンジ-レッドデバイス用にはPVK:Alq:ナイル(nile)(重量で1 00:40:0.2)を使用した。これら層はITO被覆ガラス基板上にスピン コーティングによって付着させた。有機膜厚は約1050Åであった。 ポリマー層を付着させた後に、2mm×2mmの穴の列を有するシャドーマス クを介して、1200ÅのMg:Ag合金と800ÅのAgからなるトップ金属 陰極接点を付着させた。スピンコーティング、メタライズのために蒸発器の中に 直接装填することを含めてデバイス加工、及びデバイス特性値は、全て、グロー ブボックスの中で乾燥窒素雰囲気下で行った。 図2は様々なプラズマで処理されたITO層を有するOLEDsについての、 I−V特性を示す。図3は対応する輝度−電流特性及び輝度−電圧特性を示し、 OLED効率に対するプラズマ処理の効果を例証している。順方向I−V曲線は どれも、2つのレジーム、電圧依存性が弱い低電流レジームと、電圧と共に電流 が急勾配で上昇する高電流レジーム、を有する。どのケースにおいても、「漏洩 (leakage)」と称される順方向バイアス低電流レジームは、その逆方向バイア ス対向部と対称である。。発光は「バイポーラー(bipolar)」レジームと称され る高電流レジームにおいてのみ観察される。 図2から理解できるように、様々なプラズマ処理はバイポーラー電流のターン オン電圧、漏洩電流、及び量子効率にかなり影響する。洗浄した成長したままの ITOからつくったデバイスはターンオン電圧約12Vと、2.5mA/cm2 における外部量子効率0.28%光子/電子を有していた。Arプラズマ処理は ターンオン電圧を11Vに低下させ、そして効率を0.35%に増加させた。酸 素プラズマ処理はターンオン電圧を劇的に3Vに低下させ、そして効率を1%に 増加させた。他方、水素プラズマ処理はターンオン電圧を17Vに増加させ、そ して効率を0.007%に低下させた。 酸素ブラズマ処理されたITOを包含する改良されたOLEDsの更なる結果 は信頼性と突発絶縁破壊に至る迄の最大許容電流が増強されることである。図4 に示されている通り、酸素プラズマ処理されたITOをもってつくったOLED の寿命は、洗浄した成長したままのITOを包含するOLEDの寿命よりも少な くとも2オーダー長いことが判明した。 実施例2 OLEDsは実施例1に記載されているように製造した。ITO表面の組成プ ロフィールはオージェ電子分光法深度分布測定によって得た。図5に示されてい るように、成長したままのITOは内部に比べて表面近くではSn豊富(Sn-ric h)及びIn不足(In-deficient)である。表面近くのSn−In原子比は約1 :3であったのに、内部のそれは約1:10であった。酸素ブラズマ処理はIT O表面のSn:In比を1:6に低下させ,そして表面酸素濃度を増加させた。 水素プラズマもSn表面濃度を減少させたが、表面酸素濃度を実質的に激減させ た。これはそれそれ還元性水素プラズマと酸化性酸素プラズマにおけるITO表 面近くの電気化学的酸化−還元メカニズムの証拠である。 実施例1に記載されているような、酸素プラズマ処理から得られたデバイス性 能の改良は、表面の化学組成がITO/有機層界面での正孔注入能の増加に役割 を果たしているであろうことを示唆している。ITOはその伝導に寄与するSn ドーパントと酸素空孔の両方による、濃密にドープされたそして縮退したn型イ ンジウム酸化物である。従って、正孔注入の増強は、表面Sn:In比が低下し そして酸素濃度が増加したときのITOの仕事関数の増加によるのであろう。酸 素で処理したITO表面上での紫外線光電子放出分光法測定は、洗浄した成長し たままのITO表面よりも、仕事関数において約100〜300meVの増加を 示した。水素で処理したITO表面上での紫外線光電子放出分光法は洗浄した成 長したままのITO表面よりも、仕事関数において約100meVの減少を示し た。更に、プラズマ処理の効果は可逆的であるらしい。即ち、水素処理後の酸素 処理は酸素処理だけを行ったものに類似した結果を生じた。 本発明はプラズマ処理によって半導電層又は導電層の仕事関数のような表面特 性を改質するための信頼性できる有効な方法を提供する。OLEDsに応用され たとき、この方法は導電層だけの改質によって従来知られていない有意なデバイ ス性能の向上をもたらす。 当業者はここに記載され例証された発明の態様に対して様々な変更を認めるこ とができよう。かかる変更は添付された請求の範囲の思想及び範囲によってカバ ーされることを意味している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ウー,チュン―チー アメリカ合衆国08540 ニュージャージー 州プリンストン,ハルゼイ コート 306 ビー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. プラズマ処理によって改変された仕事関数を有する半導電層又は導電 層を含んでいる電気デバイス。 2. 前記仕事関数が増加した、請求項1の電気デバイス。 3. 前記仕事関数が減少した、請求項1の電気デバイス。 4. 前記プラズマ処理が酸素含有種をもってなされた、請求項1の電気デ バイス。 5. 前記プラズマ処理が水素含有種をもってなされた、請求項1の電気デ バイス。 6. 前記層が実質的に透明な導体である、請求項1の電気デバイス。 7. 前記実質的に透明な導体がインジウム−錫酸化物である、請求項6の 電気デバイス。 8. 前記プラズマ処理が酸素プラズマ処理である、請求項7の電気デバイ ス。 9. 前記インジウム−錫酸化物層がその表面に又は表面近くに増加した酸 素濃度を有する、請求項7の電気デバイス。 10. 前記層が白金である、請求項1の電気デバイス。 11. プラズマ処理された接触層; 前記プラズマ処理された接触層の上の有機層;及び 前記有機層の上の第二接触層; を含んでいる有機発光素子。 12. 前記プラズマ処理された接触層が、前記プラズマ処理された接触層が プラズマ処理されなかった場合に比べて増加した仕事関数を有している、請求項 11の有機発光素子。 13. 前記プラズマ処理された接触層が、前記プラズマ処理された接触層が プラズマ処理されなかった場合に比べて減少した仕事関数を有している、請求項 11の有機発光素子。 14. 前記プラズマ処理された接触層が、酸素含有種によるプラズマ処理の 生成物である、請求項11の有機発光素子。 15. 前記プラズマ処理された接触層が、水素含有種によるプラズマ処理の 生成物である、請求項11の有機発光素子。 16. 前記プラズマ処理された接触層が実質的に透明な導体である、請求項 11の有機発光素子。 17. 前記実質的に透明な導体がインジウム−錫酸化物である、請求項16 の有機発光素子。 18. 前記プラズマ処理された接触層が酸素含有種によるプラズマ処理の生 成物である、請求項17の有機発光素子。 19. 前記インジウム−錫酸化物層がその表面に又は表面近くに増加した酸 素濃度を有する、請求項17の有機発光素子。 20. 前記層が白金である、請求項11の有機発光素子。 21. 導体又は半導体の表面の仕事関数を改変する方法であって、 前記仕事関数を改変するのに適したプラズマ処理を選択し;そして 前記導体又は半導体に前記プラズマ処理を受けさせる; ことを含んでいる、前記方法。 22. 前記仕事関数が前記プラズマ処理によって増加する、請求項21の方 法。 23. 前記仕事関数が前記プラズマ処理によって減少する、請求項21の方 法。 24. 前記プラズマ処理が酸素含有種による、請求項21の方法。 25. 前記プラズマ処理が水素含有種による、請求項21の方法。 26. 前記導体が実質的に透明な導体である、請求項21の方法。 27. 前記実質的に透明な導体がインジウム−錫酸化物である、請求項26 の方法。 28. 前記プラズマ処理が酸素含有種による、請求項27の方法。 29. 前記インジウム−錫酸化物層がその表面に又は表面近くに増加した酸 素濃度を有する、請求項27の方法。 30. 前記導体が白金である、請求項21の方法。 31. 第一接触層を提供し; 前記第一接触層をプラズマ処理し; 前記接触層の上に有機層を置き;そして 前記有機層の上に第二接触層を置く; ことを含んでいる、有機発光素子の製造方法。 32. 前記のプラズマ処理の工程が、プラズマ処理無しの前記第一接触層に 比べて増加した仕事関数を有する第一接触層を提供する、請求項31の方法。 33. 前記のプラズマ処理の工程が、プラズマ処理無しの前記第一接触層に 比べて減少した仕事関数を有する第一接触層を提供する、請求項31の方法。 34. 前記プラズマ処理が酸素含有種による、請求項31の方法。 35. 前記プラズマ処理が水素含有種による、請求項31の方法。 36. 前記第一接触層が実質的に透明な導体である、請求項31の方法。 37. 前記実質的に透明な導体がインジウム−錫酸化物である、請求項36 の方法。 38. 前記プラズマ処理が酸素含有種による、請求項37の方法。 39. 前記インジウム−錫酸化物層がその表面に又は表面近くに増加した酸 素濃度を有する、請求項37の方法。 40. 前記第一接触層が白金である、請求項31の方法。 41. 前記仕事関数が約100〜約300meV増加した、請求項4の電気 デバイス。 42. 前記プラズマ処理が、約25〜約200mW/cm2の範囲のパワー 密度で行われた、請求項1の電気デバイス。 43. 前記仕事関数が約100〜約300meV増加した、請求項14の有 機発光素子。 44. 前記プラズマ処理された接触層が、約25〜約200mW/cm2の 範囲のパワー密度で行われたプラズマ処理を受けたものである、請求項11の有 機発光素子。 45. 前記仕事関数が約100〜約300meV増加する、請求項24の方 法。 46. 前記プラズマ処理が、約25〜約200mW/cm2の範囲のパワー 密度で行われる、請求項21の方法。 47. 前記仕事関数が約100〜約300meV増加する、請求項34の方 法。 48. 前記のプラズマ処理の工程が、約25〜約200mW/cm2の範囲 のパワー密度で行われる、請求項31の方法。 49. 請求項1の電子デバイスを組み入れた物晶であり、コンピューター、 テレビジョン、広告板、標示板、乗り物、プリンター、電気通信装置、電話機、 及び複写機からなる群から選ばれた前記物品。 50. 請求項11の有機発光素子を組み入れた物品であって、コンピュータ ー、テレビジョン、広告板、標示板、乗り物、プリンター、電気通信装置、電話 機、及び複写機からなる群から選ばれた前記物品。 51. 前記仕事関数が約100meV減少する、請求項5の方法。 52. 前記仕事関数が約100meV減少する、請求項15の方法。 53. 前記仕事関数が約100meV減少する、請求項25の方法。 54. 前記仕事関数が約100meV減少する、請求項35の方法。
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