JP2000512674A - プラスチックリサイクルプロセスならびにプラスチック材料の製造のためのプロセス - Google Patents

プラスチックリサイクルプロセスならびにプラスチック材料の製造のためのプロセス

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JP2000512674A JP50219998A JP50219998A JP2000512674A JP 2000512674 A JP2000512674 A JP 2000512674A JP 50219998 A JP50219998 A JP 50219998A JP 50219998 A JP50219998 A JP 50219998A JP 2000512674 A JP2000512674 A JP 2000512674A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、新しい、再処理または中古のプラスチックおよびプラスチック混合物または分別および非分別プラスチック廃棄物を用いる、プラスチック、プラスチック混合物およびプラスチック材料のリサイクルおよび製造のためのプロセスに関する。ここでa)均一な単独のタイプのプラスチックまたは種々のプラスチックを含む新たに製造されたプラスチック材料またはプラスチック廃棄材料を含む基材材料A、任意または未知の組成の材料X、および脂肪酸、天然または合成由来の脂肪酸含有混合物、プロセス条件下で脂肪酸を遊離する脂肪酸誘導体および脂肪アルコールの中から選択される添加剤Zが一緒に混合され、ここでAおよびXは共に総容量に関して、非プラスチック成分が、均一または部分的に均一なかたまりを形成しながら組み込まれるような量のプラスチックを含み;b)この混合物が、機械的混合、練合、または加圧に連続的に供されながら、運搬装置によって輸送され、そして運搬経路に沿って区画に分かれた多段階熱処理に供され、ここで種々の段階における温度が互いに独立して60から400℃の範囲であり;そしてc)熱処理された混合物はさらなる処理または成形のためにノズルを通して吐出される。

Description

【発明の詳細な説明】 プラスチックリサイクルプロセスならびに プラスチック材料の製造のためのプロセス 本特許出願は、新しい、再処理または中古のプラスチックおよびプラスチック 混合物ならびに分別および非分別プラスチック廃棄物を用いる、プラスチックま たは新規プラスチック混合物および材料のリサイクルおよび/または製造のため のプロセスに関する。このプロセスにおいてプラスチックの等級純度の程度およ びタイプは所定ではない。 毎年数多くのタイプのプラスチックが大量に製造され、その多くが、各場合に おいて所期の目的のために使用された後は、最終的には埋め立て地に投棄され、 ゴミ焼却炉で熱処理され、そしてその結果、材料サイクルから外れる。他の材料 の場合も状況は同様に見える。このプロセスにおいて、価値のある再使用可能な 大量の材料もまた失われる。 いわゆる廃棄製品からの材料の製造および利用は非常に長い間に増加してきた 。例えば、多くの場所で、異なる廃棄材料の分別収集および/または分別が主張 され、そして行われている。なぜならその中に含まれる価値のある材料の再処理 および回収、またはそこから得られる材料の製造は、ばらばらな組成のゴミまた は廃棄物混合物の場合より安価だからである。結論として毎日産出される家庭ゴ ミおよび産業ゴミは「原材料」と考えられるが、個々の場合においてはタイプ的 な純度(type purity)に欠けるため相当に問題が伴う。 今まで、異なるプラスチックがある割合を越える場合には、混合プラスチック 廃棄物を材料として利用することは不可能であった(A.Jungbauer,Recycling 照)。そのため、現在まで、混合プラスチックを各等級およびタイプごとに純粋 なプラスチックにきれいに分別し、次にそれらの分別画分を各々に適したリサイ クルプロセスに送ることが重要であった。せいぜい同等か非常に類似のプラスチ ック材料の混合物ぐらいなら許容できた。このようなゴミ分別、特にプラスチッ クゴミの分別は人手もコストもかかるが、その結果、リサイクルプロセスまたは 各場合で得られる材料を用いて製造される製品は比較的高価である。家庭ゴミお よび産業ゴミにおけるプラスチック廃棄物の分別は問題が多いことが知られ、そ して実現には困難が伴い、あるいは限られた程度しか実現されない。 家庭ゴミおよび産業ゴミ中のプラスチック廃棄物の組成は非常に変化に富み、 そして数ダースもの異なるプラスチックのタイプおよび等級から構成され得る。 現在の知見水準では、プラスチック廃棄物の組成は地域ごとに完全に異なり得る ことが示されている。平均して以下のタイプのプラスチックが見いだされると思 われる: ポリエチレン(LDPE、MDPEおよびHDPE) 約30% ポリプロピレン PP 約10% ポリ塩化ビニル(PVC) 約15% ポリスチレン(PS、EPS、ABS、ASA) 約15% ポリアミド(PA6、PA6,6など) 約10% 他の工業的熱可塑性プラスチック 約10% 熱硬化性プラスチックおよび複合体 約10% これらのすべてには、染料残渣、紙、接着剤残渣、コーティングおよび他の材 料が大量に混入している。このような複雑な混合物の分離はコストが手頃であっ ても不可能であることが多い。 しかし現在まで、これらのプラスチックの高品質なリサイクルのためには、ク リーン度ならびにタイプおよび等級の純度が重要であった。混合プラスチック廃 棄物は低品質な用途にのみ限られた程度で使用することができる。しかし、上記 で説明したように、どんなタイプのプラスチックが混合しても、高品質製品への 処理は困難かつ高価となり、あるいは不可能とさえなる。特定のタイプのプラス チック(例えば、PVC)との混合は実際にリサイクルをほとんど不可能にする。 従って、本発明の目的は、プラスチック廃棄物を含む混合物の再処理の可能性 、特にリサイクルおよび利用のためのプロセス、あるいは新たに製造されたプラ スチックの利用のためのプロセス、そして好ましくは同時にそのような新たに製 造されたプラスチックまたは中古プラスチックを用いる新規材料を製造するため のプロセスを提供することであり、このプロセスにおいてプラスチックの等級純 度 およびタイプ的純度は必要とされず、そしてなお高品質の材料および製品が製造 され得る。このリサイクルプロセスはまた以前のプロセスよりもかなり安価であ えい、そして同時にまた他の廃棄物材料の同時利用を包含し得る。 この目的は、本発明に従い、新たに製造されたプラスチック材料またはプラス チック廃棄物材料を含む混合物からの(すなわち、新しいプラスチックあるいは リサイクル、中古または他の廃棄物プラスチックを用いる)材料の製造のための プロセスによって達成される。ここで a)均一なタイプ的に純粋なプラスチックまたは種々のタイプのプラスチックを 含む新たに製造されたプラスチック材料またはプラスチック廃棄材料を含有する キャリア材料A、任意のまたは未知の組成の材料X、ならびに脂肪酸、脂肪酸を 含む混合物、プロセス条件下で脂肪酸を遊離する脂肪酸誘導体、および脂肪アル コールから選択される追加成分Zが一緒に混合され、ここでAおよびXは共に容 量に関して、非プラスチック成分がその中に取り込まれるが均一または部分的に 均一な組成物がそれでもなお形成されるような、少なくともある量のプラスチッ クを含み、 b)この混合物は、常に機械的混合、練合または圧縮されながら、運搬装置を通 して運搬され、そして輸送経路に沿って区分的な多段階熱処理に供され、その種 々の段階の温度は各場合において互いに独立に60℃から400℃の範囲にあり、そ して c)熱処理された混合物は、さらなる処理または成形のためにノズルから排出さ れる。 好ましい実施態様は従属する請求項の主題である。 本発明によるプロセスを用いる場合、驚くべきことに、いくつかの異なる種類 およびタイプ、そしてさらには相当の異なる種類およびタイプのプラスチックを 含む廃棄物およびゴミを処理することが可能である。さらに、製造されるプラス チック組成物は予期し得ぬことに処理されて高品質の製品となり、そしてリサイ クルプラスチックを用いた場合に達成される品質および得られる有用な寿命は、 新たに製造されたプラスチックを用いた場合に対して、以前の約30から35%の代 わりに驚くべきことに約80%以上まで増大し得る。 このリサイクルおよび製造プロセスによって、特にプラスチックおよびすべて のタイプのプラスチック(熱可塑性、熱硬化性、エラストマーなど)のプラスチ ック等級について(これらのうちのあるものは従来の知見ではリサイクルできず 、再溶解できず、混合したとき互いに非相溶性であり、そして均一に混和しない と考えられる)、均一または部分的に均一な組成物を、処理の際の熱的機械的処 理により、そして混合される追加成分の使用によって、形成することが可能とな る。 今までの既知プロセスにおける異なるプラスチック(例えば、任意の組み合わ せにおけるPVC、PS/PE、PE/PP、PA/PE)間の非相溶性、ならびに得られるプラス チックを加熱したときの分解または燃焼が、本発明によるプロセスによって克服 される。特に注目すべきは、種々のプラスチックを未分別で(タイプ的に純粋で はなく)、すなわち一緒に処理し得ることである。 さらに、多くの他の廃棄材料、例えばゴム、カーペットおよび床被覆材、木材 廃棄物、ガラス繊維廃棄物、故紙などを、任意または未知の組成の材料Xの追加 構成要素としてこのプロセスに加えることができ、そしてプロセスの有効性を有 害に損なうことなく処分し得る。従って、埋め立て地に投棄されるべきゴミなら びに焼却炉で消却すべきゴミを回避することに対して重要な寄与が全体としてな される。 従って、本発明によるプロセスにおいて、混入物をある程度まで含む浄化され ていないプラスチック、ならびに総容量のうちのある割合までの非プラスチック 材料を、得られるプラスチック混合物またはプラスチックと非プラスチック材料 との混合物へと処理し得、添加し得、そして取り込み得る。この混合物は天然の 生物学的または合成由来の追加の成分と共にコンパウンド(compound)を形成し、 これは存在する材料の各々の割合およびタイプに応じて、均一または限定的に( すなわち部分的に)均一である。 本発明によるプロセスにおいて使用される材料の選択において満たすべき唯一 の要求は、温度処理に供するべきAおよびXから共に構成される材料混合物が、 容量に関して、少なくとも、非プラスチック成分がその中に取り込まれるが均一 または部分的に均一な組成物がそれでもなお形成されるような量のプラスチック を含むことことである。ここでプラスチックの含有量は好ましくは少なくとも10 、 より好ましくは25、特に40、および最も好ましくは少なくとも50容量%プラスチ ックであり、この割合自体は本発明によれば異なるプラスチック画分で構成され 得る。 キャリア材料Aは好ましくは、熱可塑性、熱硬化性および/またはエラストマ ーから選択されるプラスチックを含む成分を含む。この成分にはそのようなプラ スチックを含む複合体およびRIMプラスチックもまた包含される。 本発明の好ましい実施態様によれば、プラスチック材料はアクリロニトリル/ ブタジエン/スチレンポリマー(ABS)、高密度、中密度および低密度ポリエチレ ンを包含するポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリテトラフルオロエ チレン(PTEF)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、エチレン/酢酸ビニルポリ マー(EVA)、ポリメチレン(PMMA)、ポリオキシメチレン(PEM)、スチレン/アクリ ロニトリルポリマー(SAN)、ポリスチレン(PS、EPS、ASA)、ポリアミド(PA)、ポ リプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)およびポリウレタン(PUR)から選択され る1種またはそれ以上のプラスチック、特にポリエチレン(PE)および/またはポ リプロピレン(PP)を含む。 プラスチック含有キャリア材料Aは例えば、全体または部分的にプラスチック で構成されるカーペットの断片および/または布地の断片を含み得る。 プラスチック成分に加えて、キャリア材料Aは容量に関して10%まで、特に5 %までの他の材料を混入物として含み得る。多段階熱処理に供すべき本発明によ る混合物の形成の際、任意または未知の組成の材料Xがその一部として、全体と して必要な量の(最も好ましくは少なくとも50容量%の)プラスチックが存在す るような量のプラスチックを含むことに注意を払うべきである。他の材料は例え ば、ゴムおよびカウチューク材料、すべての種類の床被覆材、ガラスおよびガラ ス繊維、金属、紙、木材および木材残渣、特におがくず、ウールおよび砂から選 択され得る。 好ましい実施態様によれば、キャリア材料Aは予備分別され、そしてキャリア 材料A中のプラスチック含有成分の割合はそのようにして容量に関して90から10 0%に固定される。 キャリア材料Aが100%のプラスチックを含む場合、もし50容量%のキャリア 材料Aがすでに使用されているならば、任意または未知の組成の材料Xの組成に (すなわち特定のプラスチックの含有量に)注意を払う必要はない。予備分別で 分離された画分は次にそれ自体が任意または未知の組成の材料Xとして使用され 得、そして好ましくは使用され、その結果プラスチックゴミが100%活用される ことになる。 キャリア材料Aおよび任意または未知の組成の材料Xは容量に関して互いに任 意の割合、例えば1:50から50:1、好ましくは:10から10:1、そして特に1 :5から5:1で混合される。十分な最少量のプラスチック含有量(例えば混合 物中の最少プラスチック含有量10、25、40または50容量%)の存在を維持するた めに注意を払うことが必要である。材料AおよびXは好ましくは互いに50:50の 比で混合され、それゆえキャリア材料Aは好ましくはプラスチック以外の材料を 含まない。しかし他の材料を含むならば、総混合物中のキャリア材料Aの割合は 増加すべきであり、あるいは任意または未知の組成の材料におけるプラスチック 画分の存在に注意を払うべきである。 任意または既知の組成の材料Xは任意の材料であり得、そしてキャリア物資A が100%のプラスチックから構成されない場合にのみ、総混合物におけるプラス チックの十分な割合に到達するに必要とされるプラスチック含有量が達成される ことが確実であることが必要とされる。任意または未知の組成の材料Xとして適 するのはキャリア材料Aのプラスチック含有成分とは異なるプラスチック含有廃 棄物材料、家庭ゴミ、大型ゴミ、紙およびボール紙、特に故紙、コーティングさ れた段ボールおよびコーティングされた故紙、埋め立てゴミ、金属、木材および 木材残渣、特におがくず、ゴム材料およびガラス繊維である。しかしこのリスト は限定的に考えるべきではない。 キャリア材料Aおよび任意または未知の組成の材料Xは、熱処理の前にこの2 成分がより良く、かつより完全に混合されることを促進および保証するために、 任意に混合前に細分化(例えばシュレッダー、切断および/または微粉砕)され る。材料AおよびXは混合の前に例えば貯蔵サイロのような貯蔵容器中で各々別 に貯蔵され得、そしてその場で(すなわち熱処理のための装置中に導入される前 に)混合され得る。あるいは、予備混合物を調製し、そして貯蔵し得、これを次 に熱処理のための装置に供給してもよい。この材料は例えば既知の分別機を用い て容易に調製および作製され得る。 追加成分Zは、脂肪酸、脂肪酸を含む混合物、プロセス条件下で脂肪酸を遊離 する脂肪酸誘導体、および脂肪アルコールから選択され、これは好ましくは、機 械的/熱的処理の前にキャリア材料Aと任意または未知の組成の材料Xとの混合 物に添加される。 「脂肪酸」という表現は、任意の脂肪族カルボン酸、好ましくは脂肪族のC1 からC50カルボン酸を包含するものとされ、これは非分枝、分枝、飽和または不 飽和(アルカン、アルケンおよびアルキンカルボン酸)であり得る。またこのよ うな脂肪酸の任意の混合物が包含される。非分枝の飽和アルカンカルボン酸の例 はギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、ヘプタン酸、カプリ ル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、 ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、 ノナデカン酸、アラキドン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸およびメリシン酸であ る。分枝の飽和アルカンカルボン酸の例は、イソ酪酸、イソ吉草酸、およびツベ ルクロステアリン酸である。非分枝の単一不飽和アルケンカルボン酸の例はクロ トン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸およびエルカ酸である。非分枝の二重不 飽和アルケンカルボン酸の例はソルビン酸およびリノール酸である。非分枝の三 重不飽和アルケンカルボン酸の例はリノレン酸およびエラエオステアリン酸(ela eostearic acid)である。非分枝の四重不飽和アルケンカルボン酸の例はアラキ ドン酸である。非分枝の五重不飽和アルケンカルボン酸はクルパノドン酸である 。非分枝の六重不飽和アルケンカルボン酸の例はドコサヘキサン酸である。これ らは例えば発酵産物、酵母、動物性脂肪および植物性脂肪、またはそれらから得 られる製品、例えば乳脂肪、バター、ココナッツ油、ショウブコン(calamus) 油、やし油、ピーナツ油、ナタネ油、カカオ油、カルナバろう、蜜ろう、ラノリ ン、ダイズ油、トウモロコシ油、クロトン油、グレープシード油、ナナカマド油 、牛脂および魚油から回収され得、あるいはその形態で使用される得る。本発明 によれば、対応する脂肪酸誘導体および脂肪アルコールも同様に包含され得る。 従って、脂肪酸および脂肪アルコールは飽和、単一または多重の不飽和の化合 物であり得、これは油を産する植物および他の植物ならびに動物製品から得られ 得、あるいは製造され得る。 追加成分は好ましくは不飽和であり、脂肪酸の不飽和度が高いほど、より好ま しい。 追加成分Zとして適切かつ好適なものは、例えば、あまに油および/またはト ウモロコシ油である。 この追加成分の添加により、驚くべきことに、熱処理の際の混合物の温度安定 性が、追加成分なしで達成される温度安定性をはるかに越えて向上する。追加成 分はまた相溶性促進剤およびバインダーとしても作用し得る。これはAおよびX の混合物の容量に関して、0.01から10%、特に0.1から5%、および好ましくは0 .3から3%で添加される。もっと多量でも可能であるが、通常は必要ない。 従来のプロセスでの場合と全く同様に、種々の特性の要求(製品の特性の要求 も)を満たすために、本発明によれば、プロセス添加物および機能添加物もまた 何の問題もなく使用され得る。 処理の際の本発明による混合物の熱的および機械的処理は、混合物中に存在す るプラスチックにおけるの迫加成分との相互作用を通じて化学的および/物理的 反応をもたらし、この反応により異なるプラスチックが均一に、あるいは少なく とも部分的に均一に互いに組み合わされる。このプロセスにおいて均一または部 分的に均一に組み合わされない物質は、処理の間の機械的作用によって、その形 およびサイズが、形成されるプラスチック材料中でそれらが完全にまたは少なく ともかなりの程度まとまるように変化する。 キャリア材料A、任意または未知組成の材料Xおよび追加成分Zを共に混合す ることは例えばミキサーまたは混合ユニット中で行われる。 本発明によるプロセスの好ましい実施態様によれば、そのようにして得られる 混合物の多段階熱処理は3段階を包含し、ここで温度は i)第1段階では60℃から130℃、特に80℃から120℃、そして好ましくは90℃か ら120℃、例えば100℃、 ii)第2段階では130℃から180℃、特に140℃から170℃、そして好ましくは140 ℃から160℃、そして iii)第3段階では160℃から380℃、特に170℃から320℃、そして好ましくは180 ℃から280℃である。 本発明によるプロセスの好ましい実施態様によれば、そのようにして得られる 混合物の多段階熱処理は4段階で行われ、ここで温度は i)第1段階では60℃から120℃、特に80℃から110℃、そして好ましくは100℃ 、 ii)第2段階では120℃から160℃、特に130℃から160℃、そして好ましくは140 ℃から160℃、 iii)第3段階では160℃から220℃、特に160℃から210℃、そして好ましくは160 ℃から200℃、そして iv)第4段階では180℃から380℃、特に200℃から300℃、そして好ましくは220 ℃から280℃である。 例えば、より多くの段階もまた提供され得る。従って、5から12の段階もまた 適切である。 多段階熱処理は例えば既知の射出機または押出機中で行われる(A.Jungbauer , 0頁以下参照)。材料の混合物は常に機械的混合、練合、または圧縮されながら 経路(例えばスクリュー経路)に沿って前進する。輸送経路は区画に分かれてお り、これらはその温度が異なり、各場合における異なる温度が互いに独立して60 ℃から380℃の範囲であり、そして例えば上3段階または4段階プロセスについ ての上記の例示のようであり得る。いくつかの例を以下に示す。これらは適切な 温度プログラムを例示する。しかしこれは使用する材料に応じて上記の範囲内で 変化し得る。 実施例1から8 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 組成物の 領域1 100 100 100 100 温度 領域2 140 160 160 160 (℃) (押出機) 領域3 160 180 180 200 領域4 180 200 220 280 実施例5 実施例6 実施例7 実施例8 組成物の 領域1 100 100 100 100 温度 領域2 140 160 160 160 (℃) (射出機) 領域3 160 180 180 200 領域4 140 140 160 160 熱処理のための各装置に供給される材料の粒径は、好ましくは直径0.1から5m m、特に0.5から5、そして最も好ましくは1から5mmである。各々の領域温度の 選択は例えば使用される材料の粒径および組成に依存し、そして各場合において 所定範囲内で、処理されるべき材料混合物に適合され得る。 熱処理は好ましくは射出機または押出機中で行われる。 例えば射出機または押出機中で熱処理された後にそのノズルから排出される材 料は直後に成形され得、そして放冷され得る。あるいは、成形は後で行われ得、 この場合、プラスチック組成物は必要ならば最初に所望の形状に成形され得る温 度まで再加熱される。 本発明によるプロセスを実行するために適する装置は、例えばStorckの例えば ST 1600-330型の射出成形機、BattenfeldのBC-T型の射出成形機、およびDr.-Ing .SommerのDS variant 16-2033型の射出成形機である。 しかし、本発明による機械的/熱的処理を可能とする任意の他の適当な装置も また適切である。 熱処理後に排出される材料は圧縮、射出成形、延伸または押出しされ得、そし て任意の所望の形状を取り得る。例えば、寸法安定性または軟質の製品、例えば 、シート、フィルム、棒、柱、梁、管、ホース、ラギング、ライニングまたは絶 縁部材、ケーシング、視覚的および熱的防護部材、および機械的損傷に対する保 護のための部材、空隙充填のための予備成形部品、建築部材、レンガ、支持部材 、屋根葺き用タイル、道具部品または連結部材、敷石などが形成され得る。この リ ストは限定的に解釈されるべきではない。 本発明に従って製造されるプラスチック材料を用いて生産される製品は高品質 製品であり、その製造コストは、新たに製造されたプラスチック/1回目に製造 されたプラスチックから製造される、あるいはタイプ的に純粋なプラスチック( そのリサイクル後の)から製造される、匹敵する製品(各場合において単一の材 料から製造される製品)に比べて相当低い。値段の節約率は例えば50%までであ り、個別のケースにおいてはさらにそれ以上が可能である。 ケーブル廃棄物、軟質PVC、PEおよび5%ゴム粒から製造された、本発明によ って製造される工業的な床被覆材の特性を以下に示す。データはこの材料がその ような製品について規定される要求を満たすことを示す。 1.DIN 53352に基づく面積重量 14.35kg/m2 2.DIN 53479に基づく密度 1.49g/cm3 3.DIN 53455に基づく引張強度 8.75N/cm2 4.DIN 53455に基づく破断時伸長 70% 5.DIN 53453に基づく切り込み(notch)耐衝撃性 17.73J/cm2 6.DIN 51962に基づく熱暴露時の寸法変化 80℃で6時間熱時貯蔵 形状の変化無し 120℃で6時間かけて測定 最大0.29% 7.DIN 51960に基づく燃焼性 クラス1 (点火困難) 8.DIN 53438に基づく、バーナー炎暴露時の挙動 クラスF1/9.8mm 9.DIN 53375に基づくスリップ特性 靴底皮 μ=0.53 ゴム靴底 μ=0.70 PUR/PVC靴底 μ=0.68 10.DIN 53456に基づくボール圧硬度 メイン負荷49.03N負荷時 20 分後の弾性リホーミング(re-formation) 41%40 分後の弾性リホーミング(re-formation) 48%s ボール圧硬度 6.4N/mm2 4時間後、完全再ブレンド(re-blending) 11.0.5Nm衝撃エネルギーでの反発弾性 15% 12.DIN 52612に基づく熱伝導度 20から40℃への温度上昇 20分間 13.DIN 51958に基づく試験試薬の物理化学的反応 1%水酸化ナトリウム溶液 安定 10%水酸化ナトリウム溶液 安定 15%水酸化ナトリウム溶液 安定 10%硝酸 安定 30%硝酸 一部安定 10%塩酸 安定 3%硫酸 安定 30%硫酸 安定 5%酢酸 一部安定 鉱物油SAE20W/50 安定 任意または未知組成の材料Xはまた純粋な材料であり得、あるいは異なるプラ スチックまたは非プラスチック成分を任意に、あるいはおよそ等量部で含み得る 。 以下のものが特に、単独またはそれらの任意の混合物で材料Xとして考慮に入 れられるが、この場合これはキャリア材料Aとは異なるかあるいはいくつかの場 合には未知材料が混入している:PVC(軟質PVC、硬質PVC、例えばカーペットの 断片)、HDPE、LDPE、PP、PA(PA6、PA 6,6、Pa 11、PA12,、PA GV 30H)、PMM A、POM、PUR(例えばエラストマーおよびフォーム(foams))、ABS、SAN、PS、PC 、TPE(熱可塑性ポリマー)、PE/PA混合物、繊維質カーペットの断片、おがくず 、プラスチック製食品包装材、プラスチックコート紙またはプラスチックコート ボール紙、プラスチックキャリア袋(例えば、いわゆるプラスチック袋)および PPO(ポリフェニレンオキシド)。 9つの試験シートを製造した。これは15cm×15cm×0.5cmの寸法であり、そし てキャリア材料Aとして以下の表に示されるプラスチック、1種またはそれ以上 の任意または未知組成の材料X(これも示す)、および5%あまに油を追加材料 として含む。量は総混合物の容量に関して示される。 シート1:10%HDPE(高密度ポリエチレン)、90%おがくず シート2:25%HDPE、75%おがくず シート3:50%PP、50%の混合物M(上記段落2に名前を挙げたすべての材料の (およそ等割合の)混合物) シート4:30%HDPE+20%ABS、50%の混合物M シート5:50%HDPE、50%の混合物M シート6:25%PE+25%PA、50%の混合物M シート7:10%HDPE+20%LDPE(低密度ポリエチレン)+20%SAN、50%の混合 物M シート8:25%PP+25%ABS/SAN、50%の混合物M シート9:30%PP+20%ABS/Pa、50%の混合物M
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.新しい、再処理、または中古のプラスチックおよびプラスチック混合物ある いは分別および非分別プラスチック廃棄物を用いる、プラスチック、プラスチッ ク混合物およびプラスチック材料のリサイクルおよび製造のためのプロセスであ って、 a)均一なタイプ的に純粋なプラスチックまたは種々のタイプのプラスチックを 含む新たに製造されたプラスチック材料またはプラスチック廃棄材料を含有する キャリア材料A、任意または未知の組成の材料X、ならびに脂肪酸、天然または 合成由来の脂肪酸を含む混合物、プロセス条件下で脂肪酸を遊離する脂肪酸誘導 体、および脂肪アルコールから選択される追加成分Zを一緒に混合する工程であ って、ここでAおよびXは共に容量に関して、少なくとも、非プラスチック成分 がその中に取り込まれるが均一または部分的に均一な組成物がそれでもなお形成 されるような量のプラスチックを含む、工程、 b)該混合物を、常に機械的混合、練合または圧縮しながら、運搬装置を通して 運搬し、そして輸送経路に沿って区分的な多段階熱処理に供する工程であって、 熱処理のための装置に入る材料の粒径が直径1から5mmであり、そして該多段階熱 処理が3段階を含み、その温度が i)第1段階60から130℃、 ii)第2段階130から180℃、および iii)第3段階160から380℃ である、工程、および c)該熱処理された混合物を、さらなる処理または成形のためにノズルから排出 する工程 を包含する、プロセス。 2.前記キャリア材料Aが、熱可塑性、熱硬化性およびエラストマーから選択さ れるプラスチックを含む成分であって、そのようなプラスチックを含む複合体お よびRIMプラスチックもまた包含される成分を含有する、請求項1に記載のプロ セス。 3.前記プラスチックが、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレンポリマー(A BS)、高密度、中密度および低密度ポリエチレンを包含するポリエチレン(PE)、 ポリカーボネート(PC)、ポリテトラフルオロエチレン(PTEF)、ポリエチレンテレ フタレート(PET)、エチレン/酢酸ビニルポリマー(EVA)、ポリメチレン(PMMA)、 ポリオキシメチレン(PEM)、スチレン/アクリロニトリルポリマー(SAN)、ポリス チレン(PS、EPS、ASA)、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル (PVC)およびポリウレタン(PUR)から選択される、請求項1または2に記載のプロ セス。 4.前記プラスチックがポリエチレン(PE)および/またはポリプロピレン(PP)を 含む、請求項3に記載のプロセス。 5.前記キャリア材料Aがカーペットの断片および/または布地の断片を含む、 請求項1、2、3または4に記載のプロセス。 6.前記キャリア材料Aが、プラスチック含有成分に加えて、容量に関して10% までの他の材料を混入物として含む、前記いずれかの請求項に記載のプロセス。 7.前記キャリア材料Aが、プラスチック含有成分に加えて、容量に関して5% までの他の材料を混入物として含む、請求項6に記載のプロセス。 8.他の材料が、ゴム、床被覆材、ガラスおよびガラス繊維、紙、木材および木 材残渣、おがくず、ウールおよび砂から選択される、請求項6または7に記載の プロセス。 9.キャリア材料Aが予備分別され、そしてキャリア材料A中のプラスチック含 有成分の割合がこのようにして容量に関して90から100%に固定される、前記い ずれかの請求項に記載のプロセス。 10.分別画分が任意または未知の組成の材料Xとして使用される、請求項9に 記載のプロセス。 11.前記任意または未知の組成の材料Xが、キャリア材料Aのプラスチック含 有成分とは異なるプラスチック含有廃棄物材料、家庭ゴミ、大型ゴミ、紙および ボール紙、特に故紙、プラスチック被覆ボール紙およびプラスチック被覆故紙、 埋め立てゴミ、金属、木材および木材残渣、おがくず、ゴム材料およびガラス繊 維から選択される、前記いずれかの請求項に記載のプロセス。 12.前記キャリア材料Aおよび前記任意または未知の組成の材料Xが混合前に 細分化される、前記いずれかの請求項に記載のプロセス。 13.前記キャリア材料Aおよび前記任意または未知の組成の材料Xが、任意に 予備分別の後、粉砕の後および混合の前に、貯蔵される、前記いずれかの請求項 に記載のプロセス。 14.前記キャリア材料Aおよび前記任意または未知の組成の材料Xが、容量に 関して50:50の割合で互いに混合される、前記いずれかの請求項に記載のプロセ ス。 15.前記キャリア材料Aが前記プラスチック含有成分以外の他の材料を含まな い、請求項14に記載のプロセス。 16.前記多段階熱処理が3段階を含み、ここでその温度が i)第1段階80から120℃、 ii)第2段階140から170℃、および iii)第3段階170から320℃ である、前記いずれかの請求項に記載のプロセス。 17.前記多段階熱処理が3段階を含み、ここでその温度が i)第1段階90から120℃、 ii)第2段階140から160℃、および iii)第3段階180から280℃ である、前記いずれかの請求項に記載のプロセス。 18.前記多段階熱処理が4段階を含み、ここでその温度が i)第1段階60から120℃、 ii)第2段階120から160℃、 iii)第3段階160から220℃、および iv)第4段階180から380℃ である、前記いずれかの請求項に記載のプロセス。 19.前記多段階熱処理が4段階を含み、ここでその温度が i)第1段階80から110℃、 ii)第2段階130から160℃、 iii)第3段階160から210℃、および iv)第4段階200から300℃ である、請求項18に記載のプロセス。 20.前記多段階熱処理が4段階を含み、ここでその温度が i)第1段階100℃、 ii)第2段階1540から160℃、 iii)第3段階160から200℃、および iv)第4段階220から280℃ である、請求項19に記載のプロセス。 21.プラスチック廃棄物を含む前記キャリア材料A、前記任意または未知の組 成の材料X、および前記追加成分Zの混合がミキサーまたは混合ユニット中で行 われ、そして/あるいは運搬および温度処理が射出機または押出機中で行われる 、前記いずれかの請求項に記載のプロセス。 22.前記追加成分が、混合物AおよびXの容量に関して0.01から10%の量で添 加される、前記いずれかの請求項に記載のプロセス。 23.前記追加成分が、混合物AおよびXの容量に関して0.1から5%の量で添 加される、請求項22に記載のプロセス。 24.前記追加成分が、混合物AおよびXの容量に関して0.3から3%の量で添 加される、請求項23に記載のプロセス。 25.前記追加成分があまに油および/またはトウモロコシ油を含む、前記いず れかの請求項に記載のプロセス。 26.前記混合および熱処理が射出機または押出機中で行われる、前記いずれか の請求項に記載のプロセス。 27.前記ノズルから排出される熱処理混合物が成形および放冷される、前記い ずれかの請求項に記載のプロセス。 28.寸法安定性または軟質のシート、フィルム、棒、柱、梁、管、ホース、ラ ギング、ライニングまたは絶縁部材、ケーシング、視覚的および熱的防護部材、 および機械的損傷に対する保護のための部材、空隙充填のための予備成形部品、 建築部材、レンガ、支持部材、屋根葺き用タイル、敷石、庭石、道具部品、また は連結部材が前記ノズルから排出される熱処理混合物から形成される、請求項2 7に記載のプロセス。 29.請求項1から28に記載のプロセスを用いて製造されるプラスチック材料 、ならびにそこから製造されるプラスチック製品。 30.脂肪酸、脂肪酸を含む混合物、プロセス条件下で脂肪酸を遊離する脂肪酸 誘導体および脂肪アルコール、特にあまに油および/またはトウモロコシ油の、 処理/再処理におけるプラスチック含有混合物のための追加成分としての使用な らびにその利用。
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