JP2000509424A - 2成分系のポリウレタン系シーリング材または接着材用の多成分キット - Google Patents

2成分系のポリウレタン系シーリング材または接着材用の多成分キット

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Abstract

(57)【要約】 ポリオール及び/又はポリアミン、イソシアナート基を有するオリゴマー又はプレポリマー、及び式(1)及び/又は式(2)で表されるジアミドから成るポリウレタンシーリング材または接着材用多成分キット。上記多成分キットにより形成されるポリウレタンシーリング材または接着材は、耐薬品性に優れ、容易に平滑化でき、安定性に優れ、容易に押出し出来る。

Description

【発明の詳細な説明】 2成分系のポリウレタン系シーリング材または接着材用の多成分キット 技術分野 本発明は、ポリウレタンシーリング材または接着材、およびそれらを製造する ための多成分キットに関する。詳しくは、本発明は、ジアミドから成り、耐薬品 性および平滑性が改良されたシーリング材及び接着材および/または多成分キッ トに関する。 背景技術 ポリウレタン系シーリング材または接着材は、連続して湿潤あるいは濡れ状態 にさらされることに適しているため、地上工学の分野だけでなく地下工学の分野 でも使用されている。 ポリウレタンシーリング材または接着材は、例えば、機械の製造、乗り物の製 造、船の建造、コンテナーの製造における金属部品等の種々の基板の接着と同時 にシーリングにも使用される。例えば、エンジン室の耐油性、ブレーキオイルや 塩水の様な耐薬品性にも重要な役割を果たしている。 これらのシーリング材または接着材は、例えば、使用前に主剤と硬化剤を手早 く混合して形成させる。反応成分としては、硬化剤成分中に含有されるイソシア ナート基(NCO)を有するイソシアナートオリゴマー又はイソシアナートプレ ポリマーと、主剤成分中に含有される水酸基(OH)を有するポリオールまたは アミノ基(NH)を有するポリアミンであり、イソシアナート基と水酸基または アミノ基が反応し架橋・硬化する。1成分から形成されたポリウレタンシーリン グ材または接着材に関する利点は、主剤と硬化剤から成る2成分または多成分系 がわずかな時間で硬化し、1日後には接着剤として要求される安定性が既に達成 されることである。 しかしながら、実際の多成分シーリング材の使用に関しては、様々な問題点が 絶えず生じる。これは、多成分シーリング材に、完全に適合した物理的および化 学的パラメーターが要求されることに由来する。 もしそのシーリング材がよく混合出来、吹き出しやスプレーが出来るなら、そ のシーリング材の表面(例えば接合部における)が平滑化するのに多くの時間を 要する。なぜならば、そのシーリング材の硬化初期状態はあまりにも柔らかすぎ るからで、平滑な表面を達成しようとすれば、形状を維持できなかったり、道具 や指に付着したりする。 もしそのシーリング材の硬化初期状態においてよい平滑性を有する場合、押出 し性が悪くなり、例えば接合部に針の様な物を使用して押出したり、導いたりす ることが困難となる。 ポリウレタンシーリング材または接着材を耐薬品性材として使用する場合(例 えば浄化工学で使用する)、水および/または水溶液のポリウレタンシーリング 材または接着材への浸透を防ぐために、添加剤が必要となる。この点に関する重 要な指標として、土木工学機関(1981年3月版)における廃棄設備のための 2成分シーリング化合物の製造および試験基準(Bau− und Prufg rundsatzen fur 2K−Dichtstoffe fur Ab wasseranlagen)が挙げられる。この試験に於て、シールの安定性 は、pH2およびpH12の状況下での重量増加または減少によって評価される 。 通常、酸や塩基に対する安定性を増加させるために、例えば、液体状の炭化水 素樹脂を添加する。 しかしながら、炭化水素樹脂の添加は、シーリング表面の平滑性および加工性 が不十分となる欠点を有している。さらに、炭化水素樹脂は非常に高価である。 より容易に表面を平滑化できると同時に、従来の物と同等またはそれ以上の耐 薬品性を有し、安定性および押出し性に関して最適の性質を有する様な多成分ポ リウレタンキットの安価な代替品が長年に渡って研究されている。 発明の開示 上記の課題は以下の本発明の多成分キットにより解決できる。すなわち、本発 明の要旨は、少なくとも一つの主剤成分および少なくとも一つの硬化剤成分から 成るポリウレタンシーリング材または接着材用多成分キットであって、上記主剤 成分は0.1〜88重量%の1種以上の単量体または重合体ポリオール及び/又 はポリアミンから成り、水酸基として及び/又は1級または2級アミノ基として の1分子当りの平均官能基数が2以上であり;上記硬化剤成分は、1分子当りの イソシアナート基としての平均官能基数が2以上の1種以上のオリゴマー又はプ レポリマー20〜97.9重量%から成り;上記主剤成分および/または上記硬 化剤成分は、上記主剤成分および上記硬化剤成分の合計量に対して0〜8重量% の溶媒、0〜2重量%の触媒、0〜45重量%の可塑剤、0〜65重量%の充填 剤、0〜40重量%の揺変剤、0〜5重量%の顔料および0〜10重量%の添加 剤を含有し;上記主剤成分および/または硬化剤成分が下記式(1)及び/又は 下記式(2)で表される1種以上のジアミドを上記主剤成分および上記硬化剤成 分の合計量に対して、全量で2〜25重量%含有することを特徴とする多成分キ ットに存する。 (式中R1及びR2は同一でも異なっていてもよい直鎖上または分岐上水酸基置換 可能なC12−C24のアルキル基またはアルケニル基を表し、XはC2−C4のアル キレン単位を表す。) 上記の発明は、次の(1)及び(2)の関連発明を包含する。 (1)少なくとも一つの主剤成分および少なくとも一つの硬化剤成分から成る ポリウレタンシーリング材または接着材用多成分キットであって、上記主剤成分 は0.1〜88重量%の1種以上の単量体または重合体ポリオール及び/又はポ リアミンから成り、水酸基として及び/又は1級または2級アミノ基としての1 分子当りの平均官能基数が2以上であり;上記硬化剤成分は、1分子当りのイソ シアナート基としての平均官能基数が2以上の1種以上のオリゴマー又はプレポ リマー20〜97.9重量%から成り;上記主剤成分および/または硬化剤成分 が下記式(1)及び/又は下記式(2)で表される1種以上のジアミドを上記主 剤成分および上記硬化剤成分の合計量に対して、全量で2〜25重量%含有する ことを特徴とする多成分キット。 (式中R1及びR2は同一でも異なっていてもよい直鎖上または分岐上水酸基置換 可能なC12−C24のアルキル基またはアルケニル基を表し、XはC2−C4のアル キレン単位を表す。) (2)少なくとも一つの主剤成分および少なくとも一つの硬化剤成分から成る ポリウレタンシーリング材または接着材用多成分キットであって、上記主剤成分 は0.1〜88重量%の1種以上の単量体または重合体ポリオール及び/又はポ リアミンから成り、水酸基として及び/又は1級または2級アミノ基としての1 分子当りの平均官能基数が2以上であり;上記硬化剤成分は、1分子当りのイソ シアナート基としての平均官能基数が2以上の1種以上のオリゴマー又はプレポ リマー20〜97.9重量%から成り;上記主剤成分および/または上記硬化剤 成分は、溶媒、触媒、可塑剤、充填剤、揺変剤、顔料および添加剤を含有し;こ れらの量は、上記主剤成分および上記硬化剤成分の合計量に対して溶媒:8重量 %以下、触媒:2重量%以下、可塑剤:45重量%以下、充填剤:65重量%以 下、揺変剤:40重量%以下、顔料:5重量%以下、び添加剤:10重量%以下 であり;上記主剤成分および/または硬化剤成分が下記式(1)及び/又は下記 式(2)で表される1種以上のジアミドを上記主剤成分および上記硬化剤成分の 合計量に対して、全量で2〜25重量%含有することを特徴とする多成分キット 。 (式中R1及びR2は同一でも異なっていてもよい直鎖上または分岐上水酸基置換 可能なC12−C24のアルキル基またはアルケニル基を表し、XはC2−C4のアル キレン単位を表す。) 発明の実施形態 以下、本発明を詳細に説明する。主剤成分としては、1分子当りの水酸基とし ての平均官能基数が好ましくは2〜3である単量体または重合体ポリオールを使 用する。ポリオールの平均分子量は好ましくは90〜10000、より好ましく は150〜6000である。好ましいポリオールとしては、エチレンオキシド、 プロピレンオキシド、ブチレンオキシド又はそれらの混合物から合成されるポリ エーテルポリオール;テトラヒドロフランから合成されるポリエーテルポリオー ル;ポリエステルポリオール;ポリアクリレートポリオール;ポリブタジエンポ リオール;化学修飾した材料(たとえばヒマシ油およびその誘導体);ポリカー ボネートポリオール;及び低分子量ポリオール(例えばヘキサンジオール)が例 示される。又、任意に、水をポリオールとして使用できる。 1分子当りの1級または2級(NH)アミノ基としての平均官能基数が2以上 の単量体または重合体ポリアミンを主剤成分中の前記ポリオールの代りに含有さ せてもよく、また前記ポリオールに加えて含有させてもよい。ポリアミンとして は、1,4−ジアミノベンゼン、2,4−ジアミノトルエン又は他のオルト位に アルキル基を有するアミノ化合物等のジアミンが例示される。他のジアミン化合 物の具体例としては、イソフォロンジアミン、ビス−(4−アミノシクロヘキシ ル)−メタン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、エチレンジアミン及びその同 族体であるピペラジンが例示される。反応性を減少させる目的で、立体障害を有 するようなポリアミンも使用できる。 しかしながら、本発明の好ましい実施態様では、主剤成分に於て、ポリアミン ではなくポリオールがもっぱら使用される。 硬化剤成分の主要な構成成分は、主剤成分のポリオールの水酸基および/また はポリアミンのNH基と反応して架橋・硬化する反応性イソシアナート基を有す る(1分子当りのOCN基としての平均官能基数は2以上)オリゴマー又はプレ ポリマーである。前記オリゴマー又はプレポリマーは、過剰の脂肪族または芳香 族ポリイソシアナートをポリオール成分と反応させることにより製造される。市 販品として入手できるポリイソシアナートとしては、トリレンジイソシアナート 、ジフェニルメタンジイソシアナート、イソフォロンジイソシアナート、ヘキサ メチレンジイソシアナート及びキシレンジイソシアナートが例示される。イソシ アナート基としての平均官能基数が2より大きいポリイソシアナートも同様に使 用出来る。ポリオールとポリイソシアナートの組成物は、要求される機械的性質 や、ポリウレタンシーリング材または接着材に関する他の要求を満足する。芳香 族または脂肪族ジイソシアナートを使用した場合、イソシアナート基/水酸基( NCO/OH)比は通常1.3〜2、好ましくは1.5〜2である。しかしなが ら、原料化合物として平均官能基数が2より大きいポリイソシアナートを選択し た場合、前記のNCO/OH比がより大きい場合も選択できる。 好ましいプレポリマーとしては、市販品として入手可能なバイエルAG社製デ スモジュール(Desmodur)E14が挙げられる。 式(1)及び/又は式(2)で表されるジアミド及び/又はそれらの混合物は 強い疎水性を有するワックスの様な性質を有する。式(1)のジアミドの混合物 は市販品として入手できる。この点に関し、エチレンジアミン又は1,4−ジア ミノブタンは通常脂肪酸と反応する。 式(1)及び/又は式(2)のジアミドにおいて、R1及びR2残基は同一でも 異なってもよく、好ましくは飽和、無置換、直鎖状C12−C24のアルキル基であ る。特に式(1)のジアミドに於て、R1及びR2の鎖長がC16−C18であり、X がエチレン単位であることが好ましい。 シーリング材または接着材の用途によっては、本発明の主剤成分、硬化剤成分 またはその両成分に、以下に示す一つ以上の成分を任意に含有させることが出来 る。 粘度を調節するために、0〜8重量%の溶媒を添加できる。溶媒としては、キ シレンや高沸点ベンゼン留分の様な芳香族アルカンが好ましい。 0〜45重量%の可塑剤を添加できる。可塑剤としては、ジ(2−エチルヘキ シル)アジペート)等のアジピン酸エステル類、ジイソデシルフタレート等のフ タル酸エステル類、フェノール又はクレゾールのアルキルスルホン酸エステル類 、ポリグリコール脂肪酸エステル等の脂肪酸エステル類、及びトリ(2−エチル へキシル)フォスフェート等のクロロパラフィン類またはリン酸エステル類が好 ましい。更に、本発明のシーリング材または接着材を構成する主剤成分および/ または硬化剤成分中に、0〜65重量%の充填剤を含有させることが出来る。充 填剤としては、被覆または未被覆の炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリ ウム、カオリン、アルミニウムシリケート水和物、マグネシウムラミネートシリ ケート、石英粉またはこれらの混合物が好ましい。 最終的な多成分混合物の混合状態を維持し、塗布されたポリウレタンシーリン グ材または接着材の形状を硬化前に変化させない目的で、必要ならば主剤成分お よび/または硬化剤成分中に揺変剤を添加できる。揺変剤の使用量は使用する揺 変剤により異なるが、通常0〜40重量%である。揺変剤として尿素誘導体を使 用する場合、その使用量は好ましくは0〜10重量%、より好ましくは0〜7重 量%であり、揺変剤として火成珪酸(焼成珪酸)を使用する場合、その使用量は 好ましくは0〜10重量%、より好ましくは0〜5重量%である。水添ヒマシ油 (化学修飾された物も含む)を0〜3重量%、好ましくは0〜1.5重量%使用 することは、精度の良い沈殿炭酸カルシウムを0〜40重量%、好ましくは0〜 30重量%使用することと同様に好ましい。 通常、0〜5重量%の顔料を添加し着色する。 本発明のシーリング材または接着材の用途によっては、主剤成分および/また は硬化剤成分中に他の添加剤を0〜10重量%添加してもよい。添加剤としては 以下に示す物が使用できる。尚、以下に示す使用量の単位は、主剤成分と硬化剤 成分の合計量に対する重量%である。 ルート(割れ)形成防止のために、耐ルート(割れ)剤を0〜1重量%、好ま しくは0.3〜0.6重量%使用できる。 黄変防止のために、耐光剤を0〜1重量%、好ましくは0.2〜0.6重量% 使用できる。 接着性の改良のために、接着剤を0〜0.5重量%、好ましくは0〜0.3重 量%使用できる。 乾燥のために、乾燥剤を0〜4重量%使用できる。 有湿性化合物の天候による分子鎖のラジカル分解を防止するために、耐酸化 剤を0〜1重量%、好ましくは0.2〜0.6重量%使用できる。 より急速に硬化を行う場合、0〜2重量%の触媒を添加できる。触媒としては 、N,Nジメチルベンジルアミン等の3級アミン又はジブチル錫ラウレート等の 含錫化合物が好ましい。 本発明の好ましい実施態様としては、主剤成分が0.1〜88重量%のポリオ ール及び/又はポリアミン以外に2〜25重量%の式(1)及び/又は式(2) で表される1種以上のジアミド、0〜8重量%の溶媒、0〜2重量%の触媒、0 〜45重量%の可塑剤、0〜65重量%の充填剤、0〜30重量%の揺変剤、0 〜2.5重量%の顔料および0〜5重量%の他の添加剤を含有し、硬化剤成分が 2.0〜97.9重量%のイソシアナート基を有するオリゴマー又はプレポリマ ー以外に0〜10重量%の揺変剤、0〜2.5重量%の顔料および0〜5重量% の他の添加剤を含有する様に、個々の成分が分散していることが好ましい。 本発明の他の好ましい多成分キットの実施態様としては、主剤成分中のポリオ ール及び/又はポリアミンの含有量が、0.5〜25重量%、特に好ましくは1 〜5重量%であり、硬化剤成分のイソシアナート基を有するオリゴマー又はプレ ポリマーの含有量が10〜35重量%、特に好ましくは15〜25重量%であり 、及び/又は主剤成分および/または硬化剤成分中の式(1)及び/又は式(2 )の1種以上のジアミドの含有量が6〜16重量%、特に好ましくは8〜12重 量%である。 本発明の他の好ましい多成分キットの実施態様としては、主剤成分が1分子当 り水酸基としての平均官能基数が2以上である単量体または重合体ポリオールの みを含有し、ポリアミンを含有しない。この実施態様に於て、水酸基に対するイ ソシアナート基の前記オリゴマー又はプレポリマーと単量体または重合体ポリオ ールとの比として表した場合、水酸基(OH)に対するイソシアナート基(NC O)の比が好ましくは1〜1.3、より好ましくは1.05〜1.2である。 本発明の他の好ましい多成分キットの実施態様としては、式(1)で表される ジアミドにおいて、置換基R1及びR2はそれぞれC16−C18のアルキル基であり 、Xはエチレン単位である。 本発明の他の好ましい多成分キットの実施態様としては、多成分キット中の主 剤成分および/または硬化剤成分は、0.2〜0.6重量%の触媒、20〜30 重量%の可塑剤、25〜45重量%の充填剤を含有する。 本発明のシーリング材または接着材はキットの主剤成分と硬化剤成分を混合す ることにより得られる。土木工学機関の廃棄設備に関する試験基準によれば(P rufgrundsatzen fur Abwasseranlagen)、 本発明のシーリング材または接着材は優れた耐薬品性を有する。この試験基準で は、pH2及びpH12の条件下で体積および重量変化率が5%未満であること が要求される。本発明のポリウレタンシーリング材または接着材の上記変化率は −0.6〜+1.6%であった。本発明のポリウレタンシーリング材または接着 材の作業性は優れており、容易に平滑に出来る。従って、既に塗布された化合物 表面に平滑性を付与するという困難な課題を充分に克服できる。通常、接合部に 射出されたポリウレタンシーリング材または接着材の表面を平滑にする際、指に 付着しやすいという問題点がある。しかしながら、本発明のポリウレタンシーリ ング材または接着材において、式(1)及び/又は式(2)のジアミドの強い疎 水性に起因する指等への付着が防止され、容易に表面を平滑にすることが出来る という利点がある。 本発明のポリウレタンシーリング材または接着材は、その優れた耐薬品性によ り、特に地下の土木工学における使用に適している。しかしながら、加工性や平 滑性も特に優れているため、地上工学における使用にも適している。使用分野と しては、例えばサイロの建設、廃棄設備(下水廃棄設備、下水システム)、管の シーリング、管の貫通連結、床排水等が挙げられる。又、本発明のポリウレタン シーリング材または接着材は接合リボンの製造のためのシーリング材としても特 に好適である。更に、本発明のポリウレタンシーリング材または接着材は、種々 の基板と接着可能である。例えば、金属部品の接着も可能であり、機械の製造、 乗り物の製造、船の建造、コンテナーの製造に使用でき、接着と同時にシーリン グ(接着シーリング)も達成できる。 実施例 以下、本発明を実施例および比較例を用いて更に詳細に説明する。 実施例1、比較例1〜2 実施例1で使用する主剤成分の製造 175gのジ−2−エチルヘキシルフタレート、2.5gの触媒、7.8gの 低分子量ジオール及び53gの粉砕したアミド−ワックスをドクターブレード付 (例えばモルテニ「ディスマックッス」)研究用溶解機の1リットル混合容器に 入れ、600rpmで3分間撹拌混合した。次いで、52gの硫酸バリウムパウ ダー、87.5gのカオリンパウダー、17.5gのモレキュラーシーブパウダ ー(3A)及び7.2gの顔料パウダーを添加し、それぞれのパウダーが混合さ れるまで250rpmで撹拌した。更に、87.5gのカオリン及び10gの火 成珪酸を添加し、それぞれのパウダーが混合されるまで250rpmで撹拌した 。次いで、溶解機およびドクターブレードを洗浄し、真空下、3000rpmで 10分間撹拌した。主剤成分の組成について表1に示す。 比較例1及び2で使用する主剤成分の製造 175gのジ−2−エチルヘキシルフタレート、2.5gの触媒及び38gの 炭化水素樹脂をドクターブレード付(例えばモルテニ「ディスマックッス」)研 究用溶解機の1リットル混合容器に入れ、600rpmで3分間撹拌混合した。 次いで、52gの硫酸バリウムパウダー、175gのカオリンパウダー、17. 5gのモレキュラーシーブパウダー(3A)及び7.2gの顔料パウダーを添加 し、それぞれのパウダーが混合されるまで250rpmで撹拌した。更に、12 .5gの火成珪酸を添加し、250rpmで混合撹拌した。この操作を繰り返し 、火成珪酸の添加総量を25gとした。更に、7.8gの低分子量ジオールを添 加し、250rpmで混合撹拌した。次いで、溶解機およびドクターブレードを 洗浄し、真空下、3000rpmで10分間撹拌した。主剤成分の組成について 表1に示す。 実施例1及び比較例1で使用する硬化剤成分の製造 364gのデスモジュール(Desmodur) E 14、12gの顔料お よび24gの火成珪酸をドクターブレード付(例えばモルテニ「ディスマックッ ス」)研究用溶解機の1リットル混合容器に入れ、それぞれのパウダーが混合さ れるまで250rpmで撹拌した。次いで、溶解機およびドクターブレードを洗 浄し、真空下、3000rpmで5分間撹拌した。 比較例2で使用する硬化剤成分の製造 364gのデスモジュール(Desmodur) E 14、12gの顔料お よび44gの火成珪酸をドクターブレード付(例えばモルテニ「ディスマックッ ス」)研究用溶解機の1リットル混合容器に入れ、それぞれのパウダーが混合さ れるまで250rpmで撹拌した。次いで、溶解機およびドクターブレードを洗 浄し、真空下、3000rpmで5分間撹拌した。 主剤成分および硬化剤成分を100:30の重量比で、400rpmで5分間 撹拌混合した。15分後のポリウレタンシーリング材または接着材について、ド イツ国基準明細(Standfestigkeit)EN29048に従った押 出し性およびドイツ国基準明細EN27390に従った安定性を試験した。 混合した後、ポリウレタンシーリング材または接着材の塊の性能について試験 した。試験は、実際の使用における試験であり、すなわち、ポリウレタンシーリ ング材または接着材を接合に使用し、こて及び/又は指によって接合表面を平滑 にする試験を行った。 上記の試験と同時に土木工学機関(ICEのコミュニケーション、1981年 3月)における廃棄設備のための2成分シーリング化合物の製造および試験基準 (Bau− und Prufgrundsatzen fur 2K−Dic htstoffe fur Abwasseranlagen)に従って、ポリ ウレタンシーリング材または接着材の耐薬品性について試験した。以上の結果を まとめて表2に示す。 比較例1の多成分キットは、本発明の実施例と同様の硬化剤成分を有するが、 主剤成分において、耐薬品性のために本発明の実施例で使用したアミド−ワック スの代りに炭化水素樹脂を使用している。比較例1のポリウレタンシーリング材 または接着材の性能は極めて悪かった。比較例1のポリウレタンシーリング材ま たは接着材は押出し性については非常に高い数値を示したが、平滑性が悪く、安 定性も不十分であった。 比較例2においても、比較例1と同様に実施例で使用したアミド−ワックスの 代りに炭化水素樹脂を使用している。比較例1に比較して、個々の成分量を最適 化してある。それにもかかわらず、比較例2のポリウレタンシーリング材または 接着材は、本発明のポリウレタンシーリング材または接着材より性能的劣ってい た。実施例1のポリウレタンシーリング材または接着材の耐薬品性がより優れて いることは明らかである(体積変化および重量変化が小さい)。実施例1と比較 例2とでは安定性試験の結果が同じである(0mm)。しかしながら、実施例1 のポリウレタンシーリング材または接着材は1.154g/minという優れた 押出し性を有する。 以上説明したように、本発明のジアミドを使用したポリウレタンシーリング材 または接着材は優れた耐薬品性を有するだけでなく、平滑性および加工性にも優 れている。式(1)及び/又は式(2)のジアミドを使用することにより、炭化 水素樹脂を含有するポリウレタンシーリング材または接着材に比較して、シーリ ング材または接着材の製造における経費節減の利点も有する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年6月4日(1998.6.4) 【補正内容】 明細書 2成分系のポリウレタン系シーリング材または接着材用の多成分キット 技術分野 本発明は、ポリウレタンシーリング材または接着材、およびそれらを製造する ための多成分キットに関する。詳しくは、本発明は、ジアミドから成り、耐薬品 性および平滑性が改良されたシーリング材及び接着材および/または多成分キッ トに関する。 背景技術 EP−A−467533号公開公報には、単一成分ポリウレタンシール材にポ リアミド類およびポリアミド組成物を添加することが開示されている。前記公報 において、式(D)[NH]yで表されるポリアミンと式(E)COOHで表さ れるモノカルボン酸との反応生成物はポリアミドであり、式中yは2以上の数で 、(D)及び(E)は個々に、脂肪族、芳香族、脂環式または芳香族−脂肪族基 を表す。ポリアミンの例としてはエチレンジアミンや1,4−ジアミノブタンが 含まれている。このポリアミドは揺変剤として使用されている。 JP−A−63015876号公開公報には、1〜8重量%の脂肪酸ジアミド を揺変剤として含有する単一成分ポリウレタンシール材が記載されている。この 揺変剤は、水添ヒマシ油から分離された脂肪酸および飽和脂肪酸をエチレンジア ミン又は1,4ジアミノブタンと反応させることにより得ている。得られた単一 成分ポリウレタンシール材にクラックが生じないことが、この日本公報に教示さ れている。 JP−A−5263061号およびJP−A−4275385号公開公報には 、揺変剤としてカルボン酸(脂肪酸)アミドを含有する2成分ポリウレタン組成 物を記載している。 ポリウレタン系シーリング材または接着材は、連続して湿潤あるいは濡れ状態 にさらされることに適しているため、地上工学の分野だけでなく地下工学の分野 でも使用されている。 ポリウレタンシーリング材または接着材は、例えば、機械の製造、乗り物の製 造、船の建造、コンテナーの製造における金属部品等の種々の基板の接着と同時 にシーリングにも使用される。例えば、エンジン室の耐油性、ブレーキオイルや 塩水の様な耐薬品性にも重要な役割を果たしている。 これらのシーリング材または接着材は、例えば、使用前に主剤と硬化剤を手早 く混合して形成させる。反応成分としては、硬化剤成分中に含有されるイソシア ナート基(NCO)を有するイソシアナートオリゴマー又はイソシアナートプレ ポリマーと、主剤成分中に含有される水酸基(OH)を有するポリオールまたは アミノ基(NH)を有するポリアミンであり、イソシアナート基と水酸基または アミノ基が反応し架橋・硬化する。1成分から形成されたポリウレタンシーリン グ材または接着材に関する利点は、主剤と硬化剤から成る2成分または多成分系 がわずかな時間で硬化し、1日後には接着剤として要求される安定性が既に達成 されることである。 (式中R1及びR2は同一でも異なっていてもよい直鎖上または分岐上水酸基置換 可能なC12−C24のアルキル基またはアルケニル基を表し、XはC2−C4のアル キレン単位を表す。) 2. 前記主剤成分が、2〜25重量%の式(1)及び/又は式(2)で表 される1種以上のジアミド、0〜8重量%の溶媒、0〜2重量%の触媒、0〜4 5重量%の可塑剤、0〜65重量%の充填剤、0〜30重量%の揺変剤、0〜2 .5重量%の顔料および0〜5重量%の添加剤を含有し、前記硬化剤成分が、0 〜10重量%の揺変剤、0〜2.5重量%の顔料および0〜5重量%の添加剤を 含有する請求項1に記載の多成分キット。 3. 前記1種以上の単量体または重合体ポリオール及び/又はポリアミン が、主剤成分に対して0.5〜25重量%含有されている請求項1又は2に記載 の多成分キット。 4. 前記1種以上のオリゴマーまたはプレポリマーが、硬化剤成分に対し て10〜35重量%含有されてる請求項1〜3の何れかに記載の多成分キット。 5. 式(1)及び/又は式(2)で表される1種以上のジアミドの全量の 含有量が6〜16重量%である請求項1〜4の何れかに記載の多成分キット。 6. 前記主剤成分および/または前記硬化剤成分が、0.2〜0.6重量 %の触媒、20〜30重量%の可塑剤、25〜45重量%の充填剤を含有する請 求項1〜5の何れかに記載の多成分キット。 7. 前記揺変剤が火成珪酸であり、揺変剤の含有量が0〜5重量%である 請求項1〜6の何れかに記載の多成分キット。 8. 前記主剤成分が、1分子当りの平均官能基数が2以上である1種以上 の単量体又は重合体ポリオールを含有する請求項1〜7の何れかに記載の多成分 キット。 9. 前記水酸基に対する前記イソシアナート基の比を前記オリゴマー又は プレポリマーと単量体または重合体ポリオールとの比として表す場合、前記水酸 基に対する前記イソシアナート基の比が1〜1.3である請求項8に記載の多成 分キット。 10. 前記主剤成分および/または前記硬化剤成分が式(1)で表される1
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィーデマン マルクス ドイツ連邦共和国 ガブリンゲン,D― 86456,ラサウスプラッツ 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも一つの主剤成分および少なくとも一つの硬化剤成分から成 るポリウレタン系シーリング材または接着材用の多成分キットであって、上記主 剤成分は0.1〜88重量%の1種以上の単量体または重合体ポリオール及び/ 又はポリアミンから成り、水酸基として及び/又はl級または2級アミノ基とし ての1分子当りの平均官能基数が2以上であり;上記硬化剤成分は、1分子当り のイソシアナート基としての平均官能基数が2以上の1種以上のオリゴマー又は プレポリマー20〜97.9重量%から成り;上記主剤成分および/または上記 硬化剤成分は、上記主剤成分および上記硬化剤成分の合計量に対して0〜8重量 %の溶媒、0〜2重量%の触媒、0〜45重量%の可塑剤、0〜65重量%の充 填剤、0〜40重量%の揺変剤、0〜5重量%の顔料および0〜10重量%の添 加剤を含有し;上記主剤成分および/または硬化剤成分が下記式(1)及び/又 は下記式(2)で表される1種以上のジアミドを上記主剤成分および上記硬化剤 成分の合計量に対して、全量で2〜25重量%含有することを特徴とする多成分 キット。 (式中R1及びR2は同一でも異なっていてもよい直鎖上または分岐上水酸基置換 可能なC12−C24のアルキル基またはアルケニル基を表し、XはC2−C4のアル キレン単位を表す。) 2. 前記主剤成分が、2〜25重量%の式(1)及び/又は式(2)で表 される1種以上のジアミド、0〜8重量%の溶媒、0〜2重量%の触媒、0〜4 5重量%の可塑剤、0〜65重量%の充填剤、0〜30重量%の揺変剤、0〜2 .5重量%の顔料および0〜5重量%の添加剤を含有し、前記硬化剤成分が、0 〜10重量%の揺変剤、0〜2.5重量%の顔料および0〜5重量%の添加剤を 含有する請求項1に記載の多成分キット。 3. 前記1種以上の単量体または重合体ポリオール及び/又はポリアミン が、主剤成分に対して0.5〜25重量%、好ましくは1〜5重量%含有されて いる請求項1又は2に記載の多成分キット。 4. 前記1種以上のオリゴマーまたはプレポリマーが、硬化剤成分に対し て10〜35重量%、好ましくは15〜25重量%含有されてる請求項1〜3の 何れかに記載の多成分キット。 5. 式(1)及び/又は式(2)で表される1種以上のジアミドの全量の 含有量が6〜16重量%、好ましくは8〜12重量%である請求項1〜4の何れ かに記載の多成分キット。 6. 前記主剤成分および/または前記硬化剤成分が、0.2〜0.6重量 %の触媒、20〜30重量%の可塑剤、25〜45重量%の充填剤を含有する請 求項1〜5の何れかに記載の多成分キット。 7. 前記揺変剤が火成珪酸であり、揺変剤の含有量が0〜5重量%である 請求項1〜6の何れかに記載の多成分キット。 8. 前記主剤成分が、1分子当りの平均官能基数が2以上である1種以上 の単量体又は重合体ポリオールを含有する請求項1〜7の何れかに記載の多成分 キット。 9. 前記水酸基に対する前記イソシアナート基の比を前記オリゴマー又は プレポリマーと単量体または重合体ポリオールとの比として表す場合、前記水酸 基に対する前記イソシアナート基の比が1〜1.3、好ましくは1.05〜1. 2である請求項8に記載の多成分キット。 10. 前記主剤成分および/または前記硬化剤成分が式(1)で表される1 種以上のジアミドを含有する請求項1〜9の何れかに記載の多成分キット。 11. 式(1)で表されるジアミドにおいて、R1及びR2がそれぞれC16− C18のアルキル基であり、Xがエチレン単位である請求項10に記載の多成分キ ット。 12. 請求項1〜11の何れかに記載の多成分キットの主剤成分および硬化 剤成分を混合することにより得られるポリウレタンシーリング材または接着材。 13. 接合リボンを形成している請求項12に記載のポリウレタンシーリン グ材または接着材。
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