JP2000506900A - グラフトコポリマーを使用するリンスオフヘアケア組成物 - Google Patents

グラフトコポリマーを使用するリンスオフヘアケア組成物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、リンスオフヘアケア組成物に関し、これは除去できない残留物の形成を伴うこと無く、スタイリング及びヘアコンディショニング特性をもたらし、該組成物は、約300,000から約5,000,000の重量平均分子量を有し、約1.5%から約70%のシリコーングラフト接着ヘアスタイリングコポリマーを含む約0.25%から約70%のコポリマー成分と、約30%から約98.5%の疎水性揮発性溶媒とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 グラフトコポリマーを使用するリンスオフヘアケア組成物 技術分野 本発明は、疎水性シリコーングラフトコポリマー及び該コポリマーのための疎 水性揮発性溶媒を含むリンスオフヘアケア組成物に関し、これは毛幹における除 去可能な残留物の形成を伴うことなく、これらのコポリマーに特有の組み合わさ れたコンディショニング及びスタイル維持特性をもたらす。本発明が関連するヘ アケア組成物の例は、ヘアコンディショナー、ヘアスタイリングリンス、リンス オフヘアケアスタイリングムース及びジェル、並びに髪をクレンジングし、スタ イリングし、コンディショニングすることに有用なシャンプーである。 発明の背景 髪を特定の形状に保持させるための欲求は、広く持たれている。このようなス タイル維持は、ヘアスタイル/形状の永久的な化学変化製品又は一時的変化の2 つの経路のいずれかにより一般的に達成される。一時的変化は、水によって又は シャンプーすることによって除去できるものである。一時的なスタイル変化は、 シャンプー及び/又はコンディショニングした後、並びに乾燥及び/又はスタイ リングする前に、湿らせた髪に組成物を塗布することによって達成できる。セッ ト利益をもたらすために用いられる物質は、一般に、樹脂又はガムであり、ムー ス、ジェル、ローション又はスプレーの形態で、髪を洗浄しコンディショニング した後に塗布される。この手法はいくつかの重要な欠点をユーザに示す。シャン プー及び/又はコンディショニングに加えてスタイリング組成物を塗布するため のステップを要求する。加えて、スタイル保持は髪においてセットアップする樹 脂物質によってもたらされるので、髪は塗布後にべとつき又はねばねばと感じる 傾向がある。 最近、リンスオフヘアスタイリング/コンディショニング組成物(例えば、シ ャンプー、リンス、ムース、ジェル及びコンディショナー)において、ヘアセッ ト剤として疎水性シリコーングラフト有機骨格コポリマーを用いることが知られ るようになった。これらのコポリマーを含む組成物は、シャンプー/コンディシ ョニングに加えて塗布ステップを伴うことなく、組み合わされたスタイル維持及 びコンディショニング及び/又はクレンジング利益をもたらす。これらのリンス オフスタイリング/コンディショニング組成物は、普通、適当な疎水性揮発性溶 媒中に可溶化された疎水性のシリコーングラフトコポリマーを含む。疎水性コポ リマー/溶媒成分は、洗浄、コンディショニング又はリンスの間に塗布された場 合、髪に付着するが、水による最終リンスの間に容易に除去されない。スタイリ ングの間に又はその後で髪が乾燥すると、揮発性溶媒は蒸発して、スタイリング /コンディショニングコポリマーで処理された髪にする。 ヘアスタイリング/コンディショニングコポリマーは、特定のスタイリング及 びコンディシヨョニング利益をもたらすべきである。コポリマーは、塗布後に髪 に残るために十分な接着強さを有するべきである。コポリマーは、過熱道具を用 いて又は用いないで、髪をスタイリングし、それから新しいヘアスタイルを維持 する能力をもたらすための凝集強さ及び弾性特性を有するべきである。コポリマ ーは、髪を、慣用の樹脂のようにねばねばすることのない軟らかい感じにする。 このようなヘアスタイリングコポリマーは、(すなわち、シャンプーすることに より)容易に髪から清浄化されて、コポリマーの蓄積を防止する必要である。 種々のコポリマーを含有するヘアケア組成物は、当業界において周知である。 しかしながら、これらの参考文献のいずれも、髪における低可視的残留性を有す る組成物を教示しまたは示唆していない。例えば1965年9月28日発行のOppliger の米国特許第3,208,911号、1986年7月22日発行のFriddらの米国特許第4,601,90 2号、1987年3月31日発行のKollmeierらの米国特許第4,654,161号、1992年4月2 1日発行のBolichhrらの米国特許第5,106,609号、1987年9月15日発行のMazurek の米国特許第4,693,935号、1991年2月2日公開のBolichらの欧州特許出願第412 ,704号を参照のこと。 しかしながら、疎水性シリコーングラフトコポリマーは、普通のヘアスタイリ ング樹脂及びガムよりもシャンプーによって髪からより除去され難いかもしれな い。穏やかにシャンプーし、タオル/空気で乾燥するサイクルをくり返した後、 残留スタイリングコポリマーが髪に蓄積して、その場所では残留物が毛幹を完全 に取り囲んでしまうことが、しばしば見られる。この箇所では、残留物は通常の シャンプーによって髪から除去できない。この蓄積は、これらのヘアケア製品の ユーザに対していくつかの化粧品的な及び櫛通り性の問題をもたらす。特定理論 に拘束されないが、コポリマーの髪に対する接着強さは、内部凝集破断強さと比 較して高すぎると思われる。これは、穏やかな洗浄の間に、スタイリングコポリ マーフィルムが断片化し、小片として取り除かれる状況をもたらす。いくつかの 小片は毛幹に接着したままであり、次の組成物の塗布の間に新しいコポリマーで 被覆される。残留片は、コポリマーの蓄積の形成のための部位として作用する。 特に定義された疎水性シリコーングラフト接着ヘアスタイリングコポリマーを 用いるリンスオフ組成物が、優れたヘアコンディショニング及びヘアスタイリン グ特性をもたらし、更にシャンプーによって髪から容易に除去されることが、こ こに見い出された。 本発明の目的は、効果的なヘアコンディショニング及び/又はクレンジング並 びに維持特性をもたらすリンスオフヘアケア組成物を配合することであり、ここ で、コンディショニング及びスタイリングコポリマーはシャンプーによって髪か ら容易に除去され得る。 本発明の目的は、また、ある製品にコンディショニング及びスタイル維持をも たらすヘアケア組成物を配合することでもあり、ここでコンディショニング及び スタイリングコポリマーはシャンプーによって髪から容易に除去され得る。 本発明の更なる目的は、単一のリンスオフヘアケア組成物を用いる髪をスタイ リング及びコンディショニングする改良方法を提供することである。 これらの及び他の目的は、後の記述により明らかであるように、本発明によっ てもたらされることができる。 本リンスオフヘアケア組成物は、要求された又は任意の配合剤及び/又はここ で記述された限定物を含み、これらから成り、これらから本質的になることがで きる。 全てのパーセンテージ及び割合は、他に特に示さなければ、重量基準によって 計算される。全てのパーセンテージは、特に他に示さなければ、全組成物に基づ いて計算される。 全てに配合剤レベルは、配合剤の活性レベルを指しており、特に他に示さなけ れば、溶媒、副生物又は、商業的供給源に存在し得る他の不純物が除かれる。 発明の要約 本発明は、リンスオフヘアケア組成物に関し、これは: A.約0.25%から約70%の、約3%未満の乾燥係数を有し、下記のもの を含むコポリマー成分と: i.前記コポリマー成分の約1.5重量%から約70重量%の、約30 0,000から約5,000,000の重量平均分子量を有するシリコーングラフ ト接着ヘアスタイリングコポリマーであって、これはビニル高分子骨格を有して おり、これには一価シロキサン高分子部分がグラフトしており、ここで、該コポ リマーは、Aモノマー、Bモノマー、Cモノマー及びこれらの混合物からなる群 より選択されたモノマーを含み; ここで、前記リンスオフヘアケア組成物中の前記コポリマーの重量パーセント は約0.10%から約7%であり; ここで前記コポリマーは、Aモノマー、Bモノマー及Cモノマーの下記相対的 重量パーセンテージの重量コンビネーションにより調製される当該シリコーング ラフト接着ヘアスタイリングコポリマー: a.前記Bモノマー及びCモノマーとフリーラジカルに共重合可能な約 45%から約85%の疎水性ビニルAモノマー; b.前記Aモノマー及び前記Cモノマーと共重合可能な0%から約5% の親水性補強Bモノマーであって、ここでBモノマーは極性モノマー及 びマクロマー並びにこれらの混合物からなる群より選択される;並びに、 c.前記Aモノマー及び前記Bモノマーと共重合可能な約15%から約 50%のポリシロキサン含有Cモノマーであって、これは: 約5,000から約50,000の重量平均分子量を有し; 下記一般式を有する: X(Y)nSi(R)3-m(Z) 式中Xは前記Aモノマ一及び前記Bモノマーと共重合可能なビニル基で ある; Yは二価の連結基である; Rは水素、低級アルキル、アリール又はアルコキシである; Zは少なくとも約1500の数平均分子量を有する一価のシロキサン高 分子部分であり、共重合条件下では本質的に不活性であり、重合後に前 記ビニル高分子骨格からのペンダントとなる; nは0又は1であり; mは1から3の整数である;そして、 該コポリマーは、約30kgf/cm2よりも小さい接着強さ、約20kgf /cmよりも大きい凝集破断応力、約100%よりも小さい凝集破断歪を有し、 該コポリマーの凝集破断応力対接着強さの比が約1.0以上である; ii.前記コポリマー成分の約30重量%から約98.5重量%の疎水性揮 発性溶媒; B.約30重量%から約99.75重量%の髪への塗布に適当なキャリアと; を含む。 図面の簡単な説明 図1は、コポリマーの物理的特性、例えば、ここで記述される凝集破断応力及 び凝集破断歪を測定するために有用なダンベ形状平板コポリマーフィルムサンプ ルの平面図を説明している。 図2は、図1に説明されているダンベル形状コポリマーフィルムの厚みを示す 断面図を説明している。 発明の詳細な記載 本発明の必須成分は下記に記述される。また、本発明の実施形態において有用 な種々の任意及び好適な成分の非除外的な説明も含まれる 本発明の疎水性コポリマーはグラフトコポリマーとして記述できる。用語「グ ラフトコポリマー」とは、高分子科学の分野における当業者に熟知されており、 高分子化学種を、普通「骨格」と呼ばれる他の高分子部分に追加又は「グラフト 」する(すなわち、グラフト体)ことによって得られるコポリマーを記述するた めに、ここで用いられる。骨格は、普通、グラフト体よりも大きい分子量を有す る。従って、グラフトコポリマーは、ペンダント高分子側鎖を有するポリマーと して、また、高分子側鎖のポリマー上へ又は内への「グラフト」又は組み込みに より形成されるものとして記述されることができる。グラフト体が組み込まれて いるコポリマーは、ホモポリマー又は、例えば直鎖ランダムもしくはブロックポ リマーのようなコポリマーであることができる。このようなポリマーは、種々の モノマー単位から誘導される。 用語「疎水性」とは、水に対する親和性に欠ける標準的な意味からなり、一方 、ここで用いられる用語「親水性」とは、水に対する親和性を有する標準的な意 味からなる。コポリマー及び、コポリマーのための溶媒を含むモノマー単位及び 高分子物質との関係においてここで用いられる場合、「疎水性」とは、実質的に水 不溶性を意味する;「親水性」とは、実質的に水可溶性を意味する。換言すれば、 「実質的に水不溶性」とは、0.2重量%の濃度で25℃において蒸留水(また は等価物)に溶けない、好ましくは0.1重量%で溶けない物質(水プラスモノ マー若しくはポリマー重量基準に基づいて計算)を指すであろう。「実質的に水 可溶性」とは、0.2重量%の濃度で25℃において蒸留水(または等価物)に溶 ける、好ましくは1.0%で溶ける物質を指すであろう。その目的のための用語「 可溶な」、「可溶性」などは、当業界において十分に理解されているように、適用 可能であれば、均質溶液を形成するために水又は他の溶媒中に溶けることができ るモノマー又はポリマーの最大濃度に相当する。 用語「リンスオフ」とは、用語「リーブオン」と対照的に、本発明の組成物が 文脈中で用いられ、それによって該組成物が製品の塗布の後又はその間に、髪か らすっかり濯がれ又は洗われることを意味するために用いられる。「リーブオン」 製品は、髪に塗布されるが、更にリンスステップに付されないヘアケア組成物を 指す。本発明のリンスオフ製品の非限定例には、ヘアコンディショナー、ヘアス タイリングリンス、リンスオフヘアスタイリングムース及びジェル並びにシ ャンプーが含まれる。 用語「人の髪への塗布に適する」とは、ここで用いられる場合、組成物又はそ のように記述されるその成分が、望ましくない毒性、不適合性、不安定性、アレ ルギー反応などを伴うことなく、ヒトの髪並びに頭皮及び皮膚と接触して使用さ れることに適当であることを意味する。 前述の定義は、ここでそのように記述される他の物質にも適用され、上述され たような物質からなるような物質に言及する他の定義のいずれかにも広げられる であろう。 本発明の組成物は、下記の必須成分を含む。コポリマー分 本発明のリンスオフ組成物は、組成物の重量の約0.25重量%から約70重 量%、好ましくは約4重量%から約30重量%、より好ましくは約8重量%から 約18重量%のコポリマー成分を含む。コポリマー成分は、シリコーングラフト 着ヘアスタイリングコポリマー及び適当な疎水性揮発性溶媒を含む。有効量が用 いられて、ヘアスタイリング及びヘアコンディショニング特性が組成物にもたら され、また組成物がその意図された目的のために配合され、効果的に塗布される ことができる限り、より多い又はより少ないレベルの使用を排除するつもりはな い。コポリマー成分の特性&乾燥係数 本発明のコポリマー成分は、乾燥係数によっても定義される。 コポリマー成分からの溶媒の蒸発速度は、本発明に重要である。本発明のコポ リマー成分の乾燥係数は、コポリマー成分が、乾いたときにその疎水性揮発性溶 媒を保持することに対する度合いである。乾燥係数は、本発明の前記疎水性揮発 性溶媒中5重量%の前記コポリマー溶液(すなわち5%コポリマー及び95%溶 媒)250グラムで、乾燥した28in2のテフロン(商品名)被覆パンを満たす ことによって測定される。サンプルは予め加熱されたオーブン中で又は定温チャ ンバ中で約140F°6日間乾燥される。乾燥しているコポリマー成分フィルム は気流から保護された領域内に保持されるべきであり、この結果、不均一乾燥と なり得る。6日後にサンプルを取り出し、計量する。乾燥係数はサンプル中に残 っている溶媒の計測パーセントである。換言すれば、以下の通りである: シリコーングラフト接着ヘアスタイリングコポリマー 本発明の組成物のコポリマー成分は、コポリマー成分の約1.5重量%から約 70重量%、好ましくは約5.0重量%から約40重量%、より好ましくは約10 重量%から約25重量%のシリコーングラフト接着コポリマーを含む。リンスオ フヘアケア組成物全体は、約0.10%から約7.0%、好ましくは約1.0%か ら約4.0%、より好ましくは約1.5%から約2.5%のシリコーングラフト接 着コポリマーを含む。接着及びフィルム形成特性を組成物にもたらすために有効 量が用いられ、組成物が意図された目的のために配合され有効的に塗布される限 り、より高いレベル又は低いレベルのコポリマーの使用を排除するつもりはない 。「接着」とは、表面に溶液として塗布され乾燥したときに、コポリマーが、表 面に接触するフィルムを形成することを意味する。このようなフィルムは、接着 強さ、凝集破断強さ及び凝集破断歪を有する。 本発明のコポリマー成分のシリコーングラフト接着コポリマーは、有機骨格、 好ましくはエチレン的に不飽和のモノマーから誘導された炭素骨格、例えば、ビ ニル高分子骨格と、該骨格にグラフトされたポリシロキサンマクロマーとを含む 。これらのコポリマーは、「B」及び/又は「C」モノマーと共重合可能な非シリ コーン含有疎水性のフリーラジカルに重合可能なビニル「A」モノマー;「A」 及び「B」モノマーと共重合可能なグラフトポリシロキサン含有ビニル「C」モ ノマー;並びに、場合によって、「A」及び/又は「C」モノマーと重合可能な 非シリコーン含有親水性補強「B」モノマーを含む。 シリコーングラフトコポリマーは、高分子炭素主体骨格に共有結合し、ペンダ ントとなったポリシロキサン部分によって特徴付けられる。骨格は、好ましくは エチレン的に不飽和モノマーの重合により誘導された炭素鎖であり、ポリシロキ サン部分はこれにペンダントしている。用語「エチレン的に不飽和」とは、ここ で用いられる場合、少なくとも1つの重合可能炭素−炭素二重結合を含み、これ はモノ−、ジ−、トリ−、又はテトラ−置換されることができる物質を意味する 。骨格はまた、エーテル基、エステル基、アミド基、ウレタン基なども含むこと ができる。ポリシロキサン部分は、コポリマー骨格にグラフトできるか、又はコ ポリマーは、その鎖の末端で非ポリシロキサン含有共重合可能モノマーとポリシ ロキサン含有重合可能モノマー(例えば、エチレン的に不飽和なモノマー)との 共重合によって作られることができる。用語「共重合可能な」とは、ここで用い られる場合、重合反応中において、ある物質(例えば、本発明のAモノマー、B モノマー及びCモノマー)と、1以上の慣用の合成技術、例えばイオン、乳液、 分散、チューグラー・ナッタ、フリーラジカル、グループ転移又はステップ生長 重合を用いて反応することができる物質を記述するために用いられる。好ましい 共重合合成技術は、フリーラジカル重合である。 シリコーングラフト接着ヘアスタイリングコポリマーは、約300,000か ら約5,000,000、好ましくは約500,000から約2,000,000、 より好ましくは約600,000から約1,500,000の重量平均分子量を有 することができる。 好ましくは、ここでの接着コポリマーは、乾燥してフィルムを形成したときに 、コポリマーが過度にねばねばし又は「ねばつく」感触でないように、少なくと も約−20℃、より好ましくは少なくとも約25℃のTg又はTmを有する。こ こで用いられる場合、与えられたポリマーにこのような転移があるならば、略語 「Tg」はポリマーの骨格のガラス転移温度を指し、略語「Tm」は、骨格の結 晶溶融点を指す。 本発明の組成物のシリコーングラフトコポリマーは、骨格からのシリコーング ラフトペンダントを形成する「シリコーン含有」(又は「ポリシロキサン含有」) モノマーと、ポリマーの有機骨格を形成する非シリコーン含有モノマーとを含む 。 シリコーングラフトコポリマーは、下記の3つの基準を満足すべきである: (1)乾燥したときに、コポリマーは、ポリシロキサン部分を含む不連続相 と、非ポリシロキサン部分を含む連続相とに相分離する。 (2)ポリシロキサン部分は、非ポリシロキサン部分に共有結合する;並び に、 (3)ポリシロキサン含有Cモノマーの数平均分子量は、約5,000から 約50,000である。 リンスオフヘアケア組成物のような組成物中で用いられる場合、非ポリシロキ サン部分は、コポリマーを、髪に付着可能にするべきである。 特定の理論に拘束されないが、相分離特性は、触感、フィルム形成又は接着利 益並びに、迅速に及び完全に乾燥するための能力の所望の組み合わせをもたらす 特定のコポリマーの方向性をもたらすと思われる。本発明の組成物の相分離性質 は、下記のように測定される。 コポリマーは溶媒(すなわち、骨格及びポリシロキサングラフト部分の両方を 溶解する)からの固形フィルムとして流し込まれる。このフィルムは、それから 薄片化されて透過電子顕微鏡によって試験される。微相分離(microphase separa tion)は、連続相中の内容物の観察によって証明される。これらの内容物は、シ リコーン鎖のサイズに適合するために適当なサイズ(普通、数100nm以下) と、存在するシリコーン鎖の量に適合するために適当な密度を有するべきである 。この挙動は、この構造を有するポリマーについての文献に十分に証明されてい る(例えば、S.D.Smith,Ph.D.学位論文、University of Virginia,1987、及び それの参考文献を参照のこと。この学位論文を援用して本文の一部とする)。 シリコーン含有コポリマーが用いられた場合の相分離特徴を測定するための第 2の方法は、バルクポリマー中の濃度に対して、コポリマーフィルムの表面にお けるシリコーンの濃度の増加を試験することに関連している。シリコーンは、低 エネルギーの空気境界面の方を好むので、コポリマー表面に優先的に方向付ける 。これは、フィルムの表面において方向付けられたシリコーンにより表面を形成 する。これは、乾燥フィルム表面のESCA(electron spectroscopy for chem ical analysis)によって実験的に証明できる。このような解析は、フィルム表 面が解析される場合、高いレベルのシリコーン及び大幅に減少したレベルの骨格 コポリマーを示す。(表面は、ここで、最初の10のオングストロームのフィル ム厚みを意味する。)質問光線の角度を変えることにより、表面が異なる深さに 解析できる。 本発明のコポリマーは、Aモノマー、Cモノマー、用いるならばBモノマーの 重合コンビネーションにより調製される。シリコーングラフトコポリマーは、非 ポリシロキサン含有モノマーとポリシロキサン含有モノマーとのフリーラジカル 重合により合成できる。フリーラジカル重合方法の一般的原理は、十分に理解さ れている。例えば、Odian,"Principles of Polymerization"、第3版、John wil ey & Sons,1991,pp198-334を参照のこと。反応が完了したときに反応物の粘度が 程よくなるように、十分量の相溶性溶媒と共に、所望のA、B及びCモノマーが 反応器中に配置される。望ましくない停止剤、特に酸素は必要があれば除去され る。これは、排気することによって、又は例えばアルゴン若しくは窒素のような 不活性ガスで充填することによって成される。開始剤が投入され、熱開始剤が用 いられるならば、開始が起こるために必要となる温度に反応が付される。或いは 、レドックス又は放射線開始が用いられ得る。達成されるべき高いレベルの転換 に必要な限り、普通、数時間から数日間、重合を進行させる。それから溶媒は、 普通、蒸発によって又は非溶媒の添加によるコポリマーの沈殿によって、除去さ れる。コポリマーは、所望ならば、更に精製され得る。 バッチ反応の代わりには、コポリマーは半連続又は連続工程によって作製され ることができる。半連続工程では、モノマー又はマクロモノマーの2つ以上の添 加が重合反応中に成される。これは、異なる速度で重合反応中で反応する数種の モノマーで、コポリマーが構成されている場合に有利である。異なる添加の時点 における反応物に対する添加されたモノマーの比率は、最終産物のポリマーが一 層均一な構造を有するように、当業者によって調整できる。換言すれば、最終産 物のポリマーは、反応に装入されたモノマーのタイプのそれぞれについて、より ばらつきのないモノマー含量分布を有するであろう。 関連したコポリマーの例及びそれらを同様にして作製するかについては、1987 年9月15日発行のMazurekの米国特許第4,693,935号、1988年3月1日発行のClem ensらの米国特許第4,728,571号に詳細に記述されており、これらの双方を援用し て本文の一部とする。付加的なシリコーングラフトポリマーは、Hayamaらの1991 年1月11日に欧州特許出願第0408311A2として公開された欧州特許出願90307528. 1、Suzukiらの1991年10月29日発行の米国特許第5,061,481号、 1992年4月21日発行のBolichらの米国特許第5,106,609号、1992年3月31日発行 のBolichらの米国特許第5,100,658号、1992年3月31日発行のAnsher-Jacksonら の米国特許第5,100,657号、1992年4月14日発行のBolichらの米国特許第5,104,6 46号、1991年8月27日出願のBolichらの米国特許出願第07/758,319号、及び1991 年8月27日出願のTorgersonらの米国特許出願第07/758,320号にも開示されてお り、これらを全て援用して本文の一部とする。 Aモノマー、Bモノマー及びCモノマーの特定の相対量は、コポリマー骨格が その揮発性疎水性溶媒中で可溶性であり、シリコーングラフトコポリマーが、乾 燥したときに相分離を示す限り、変えることができる。 コポリマーは、Aモノマー、Cモノマー及び、用いるならばBモノマーの重合 コンビネーションによって調製される。コポリマー組成物は、重合反応器へ装入 される、或いは連続若しくは半連続法に用いられるそれそれのモノマーの量によ って特徴付けられる。一般に、シリコーングラフト接着ヘアスタイリングコポリ マーは、約45%から約85%、好ましくは約60%から約85%、より好まし くは約70%から約80%、最も好ましくは約70%から約75%の疎水性ビニ ルAモノマー;0%から約5.0%、好ましくは0%から約3.0%の親水性補強 Bモノマー;並びに約15%から約50%、好ましくは約15%から約40%、 より好ましくは約20%から約30%のポリシロキサン含有Cモノマーを含むこ とができる。Aモノマー及びBモノマーのコンビネーションは、好ましくはコポ リマーの約50.0%から約85%、より好ましくは約60%から約85%、最 も好ましくは約70%から約80%を構成する。 疎水性ビニルAモノマーは、Bモノマー及びCモノマーとフリーラジカルに共 重合可能であり、これは、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、ビニル 化合物、ビニリデン化合物、不飽和炭化水素、有機酸のC1−C18アルコールエ ステル及び有機酸無水物並びに、これらの混合物からなる群より選択される。疎 水性ビニルAモノマーの代表例は、C1−C18アルコール、例えばメタノール、 エタノール、メトキシエタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1− ブタノール、2−メチル−1−プロパノール、1−ペンタノール、2−ペンタノ ール、3−ペンタノール、2−メチル−1−ブタノール、1−メチル−1−ブタ ノール、3−メチル−1−ブタノール、1−メチル−1−ペンタノール、2−メ チル−1−ペンタノール、3−メチル−1−ペンタノール、t−ブタノール(2 −メチル−2−プロパノール)、シクロヘキサノール、ネオデカノール、2−エ チル−1−ブタノール、3−ヘプタノール、ベンジルアルコール、2−オクタノ ール、6−メチル−1−ヘプタノール、2−エチル−1−ヘキサノール、3,5 −ジメチル−1−ヘキサノール、3,5,5、−トリメチル−1−ヘキサノール、 1−デカノール、1−ドデカノール、1−ヘキサデカノール、1−オクタデカノ ールなどのアクリル酸又はメタクリル酸エステルであって、ここでアルコールは 、約1−18の炭素原子を有し、好ましくは約1−12の炭素原子数を有する; スチレン;ポリスチレンモノマー;ビニルアセテート;ビニルクロライド;ビニ リデンクロライド;ビニルプロピオネート;アルファ−メチルスチレン;t−ブ チルスチレン;ブタジエン;シクロヘキサジエン;エチレン;プロピレン;ビニ ルトルエン;これらの混合物である。好ましいAモノマーには、t−ブチルアク リレート、t−ブチルメタクリレート、t−ブチルスチレン、n−ブチルメタク リレート、イソブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、メ チルメタクリレート並びにこれらの混合物が含まれる。最も好ましくはAモノマ ーは、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタクリレート及びこれらの混合物 からなる群より選択される。 親水性補強Bモノマーは、Aモノマー及びCモノマーと共重合可能であり、こ れは、不飽和有機モノ−、及びポリ−カルボン酸、不飽和(メタ)アクリレート 、不飽和(メタ)アクリルアミド、不飽和(メタ)アクリレートアルコール、不 飽和アミノアルキルアクリレート、不飽和有機酸無水物、有機酸無水物の不飽和 エステル、親水性不飽和ビニル化合物、親水性不飽和アリル化合物、親水性不飽 和イミド、これらの化合物の塩、並びにこれらの混合物からなる群より選択され る。親水性補強Bモノマーの代表例には、アクリル酸、メタクリル酸、N,N− ジメチルアクリルアミド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、第四ジメチル アミノエチルメタクリレート、メタクリルアミド、N−t−ブチルアクリルアミ ド、t−ブチルアクリルアミド、マレイン酸、マレイン酸無水物及びその半エス テル、クロトン酸、イタコン酸、アクリルアミド、アクリレートアルコール、ヒ ドロキ シエチルメタクリレート、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド、ビニルピ ロリドン、ビニルエステル(メチルビニルエーテルのような)、マレイミド、ビニ ルピリジン、ビニルイミダゾール、他の極性ビニルヘテロ環物、スチレンサルホ ネート、アリルアルコール、ビニルアルコール(例えば、重合後にビニルアセテ ートを加水分解することにより生成されるもの)、上掲のいずれかのアミド及び アミンの塩、並びにこれらの混合物が含まれる。好ましいBモノマーには、アク リル酸、メタクリル酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、メタクリルアミド、 N−t−ブチルアリルアミド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、t−ブチ ルアクリルアミド、ビニルピロリドン、これらの塩及びこれらのアルキル第四化 誘導体、並びにこれらの混合物からなる群より選択されたモノマーが含まれる。 ポリシロキサン含有Cモノマーは、A及びBモノマーと共重合可能であり、こ れは下記一般式: X(Y)nSi(R)3-mm によって例示され、式中、XはAモノマー及びBモノマーと共重合可能なエチレ ン的に不飽和な基、例えばビニル基であり;Yは二価の連結基であり;Rは水素 、ヒドロキシ、低級アルキル(例えばC1−C4)、アリール、アルカリール、アル コキシ又はアルキルアミノであり;Zは少なくとも約1500の数平均分子量を 有する一価のシリコーン高分子部分であって、これは共重合条件下では本質的に 非反応性であり、上述のビニル高分子骨格にペンダントしており;nは0又は1 であり;そして、mは1から3までの整数である。Cモノマーは、約5000か ら約50,000、好ましくは約5,000から約30,000、より好ましくは 約8,000から約25,000の重量平均分子量を有する。 好ましくは、Cモノマーは、下記の構造から選択された式を有する; 又は X−CH2−(CH2)S−Si(R1)3-m−Zm 又は これらの構造中、sは0から約6の整数、好ましくは0、1、又は2、より好 ましくは0又は1であり;mは1から3の整数、好ましくは1であり;pは0又 は1であり;qは2から6の整数であり;R2はC1−C10のアルキル又はC7− C10のアルキルアリール、好ましくはC1−C6のアルキル又はC1−C10のアル キルアリール、より好ましくはC1−C2のアルキルであり;nは0から4までの 整数、好ましくは0又は1であり、より好ましくは0であり;R1は水素、ヒド ロキシ、低級アルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、アリール又はアルカリー ルであり、好ましくはR1はアルキルであり;Xは であり、R3は水素又は−COOHであり、好ましくはR3は水素であり;R4は 、水素、メチル又は−CH2COOH、好ましくはR4はメチルであり;Zは であり、R5、R6及びR7は、独立して低級アルキル、アルコキシ、アルキルア ミノ、アリール、アルカリール、水素、又はヒドロキシルであり、好ましくはR5 、R6及びR7は、アルキルであり;そして、rは約60から約700、好まし くは約60から約400であり、より好ましくはrは約100から約350であ る。より好ましくは、R5、R6及びR7はメチルであり、P=0、そしてq=3 である。 Cモノマー分子量が、約13,000以下、好ましくは約8,000から約13 ,000であり、rが約170以下、好ましくは約100から約170である場 合、重合反応工程へチャージされたCモノマーの重量パーセンテージは、好まし くは 約25%から約40%、より好ましくは25%から約30%である。Cモノマー 分子量が約13,000よりも大きく、好ましくは約13,000から約50,0 00であり、rが約170よりも大きい、好ましくは約170から約350であ る場合、装入されたCモノマーの重量パーセンテージは、好ましくは約20%か ら約50%、より好ましくは20%から約30%である。 本発明に用いられる例示的なシリコーングラフトポリマーには、下記の物が含 まれ、ここでコポリマーの組成は、コポリマーを調製するために用いられる重合 反応において用いられる各モノマーの重量パーセンテージとして与えられる。 (i)分子量約11,000のt−ブチルアクリレート/ポリジメチルシロキサ ンを装入された900,000分子量の75%/25%コポリマー (ii)分子量約15,000のt−ブチルアクリレート/ポリジメチルシロキサ ンを装入された900,000分子量の80%/20%コポリマー (iii)分子量約20,000のt−ブチルスチレン/ポリジメチルシロキサンを 装入された300,000分子量の70%/30%コポリマー (iv)分子量約11,000のt−ブチルアクリレート/アクリル酸/ポリジメ チルシロキサンを装入された700,000分子量の67%/3%/30%コポ リマー (v)分子量約30,000のt−ブチルアクリレート/ポリジメチルシロキサ ンを装入された1,000,000分子量の65%/35%コポリマー (vi)分子量約15,000のt−ブチルアクリレート/2−エチルヘキシルメ タクリレート/ポリジメチルシロキサンを装入された700,000分子量の7 0%/5%/25%コポリマー疎水性揮発性溶媒 本発明のリンスオフヘアケア製品は、また疎水性揮発性溶媒も含む。「揮発性」 とは、有用溶媒が760mmHgで約225℃未満の沸点を有することを意味す る。疎水性揮発性溶媒は、組成物の水性キャリア中で不溶である。これは、コポ リマー又は他の乳化剤の不在下で測定され、溶媒及び水性キャリアが、増幅する ことなく見て、室温で混合された後に異なる相を形成するか否かについて観察す ることによって容易に確かめることができる。 本発明に有用な溶媒には、一般に疎水性揮発性分岐炭化水素、シリコーン誘導 体、好ましくはシロキサン、及びこれらの混合物が含まれる。ここで溶媒として 有用な好ましい疎水性揮発性分岐鎖炭化水素は、約7から約14、より好ましく は約10から約13、最も好ましくは約11から約12の炭素原子を含む。飽和 炭化水素が好ましいが、不飽和炭化水素を排除するつもりはない。疎水性揮発性 炭化水素の代表例は、Isopar(商品名)H及びIsopar K(商品名)(C11−C12イソパ ラフィン)、IsoparL(商品名)(C11−C13イソパラフィン)、Isopar E(商品名)( C8−C9イソパラフィン)、イソドデカンである。 ここで揮発性疎水性溶媒として有用な好適シリコーンには、揮発性シリコーン 、例えばフェニルペンタメチルジシロキサン、フェニルエチルペンタメチルジシ ロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、メトキシプロピルヘプタメチルシクロテ トラシロキサン、クロロプロピルペンタメチルジシロキサン、ヒドロキシプロピ ルペンタメチルジシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチ ルシクロペンタシロキサン及びこれらの混合物が含まれる。シリコーンの中でも とりわけ好ましいのは、シクロメチコーンであり、これの例には、オクタメチル シクロテトラシロキサン及びデカメチルシクロペンタシロキサンが含まれ、これ らは普通、D4及びD5シクロメチコーンとそれぞれ呼ばれている。コポリマーの特性 本発明に有用なコポリマーは、凝集破断応力、接着強さ、凝集破断歪及び、凝 集破断応力対接着強さの比によって定義される特定の物理的特性を有する。 本発明の組成物のシリコーングラフト接着ヘアスタイリングコポリマーは、疎 水性揮発性溶媒から乾燥するとき、下記の物理的パラメータに適合すべきである :コポリマーの接着強さは約30kgf/cm2よりも小さく、好ましくは約3 kgf/cm2から約20kgf/cm2であり、より好ましくは5kgf/cm2 から約10kgf/cm2であり;コポリマー成分の凝集破断応力は20kgf /cm2よりも大きく、好ましくは30kgf/cm2よりも大きく、より好まし くは約70kgf/cm2よりも大きく;コポリマー成分の凝集破断応力対接着 強さの比は約1.0よりも大きく;コポリマーの凝集破断歪は約100%よりも 小さく、好ましくは約70%よりも小さく、より好ましくは約10%より も小さい。用語kgfは、9.82m/s2の重力加速度定数に調整された力のキ ログラムを意味する標準的物理用語である(すなわち、kgf×9.82m/S2 =1ニュートン)。接着強さ 接着は、乾燥に際して、基材に対して物質(例えばコポリマーフィルム)によ って形成される結合の強さである。本発明のコポリマー成分におけるコポリマー の接着強さは、人の髪における下記の方法を用いて測定される。本発明における 接着方法は、Wickett,R.Randal,Sramek,John A.及びTroubaugh,Cyntha M., Measurement of the Adhesive Strength of Hair-Hairspray Junctions,Journa l of the Society of Cosmetic Chemists,vol.43,pp.169-178,11/12月1992年に 基づいており、これを援用して本文の一部とする。 黄銅フェルール、又は他の適当なホルダーを、約80ミクロンから約90ミク ロンの平均直径及び約18cmの長さを有する無傷のバージンヘア繊維の各末端 にクリンプする。「バージンヘア」とは、化学処理、例えば漂白又はパーマに付さ れていない髪を意味する。髪繊維は、標準的電子顕微鏡技術によって試験でき、 髪の質、例えばヘアキューティクルの状態が評価される。1つの交差した結び目 を有する1/2インチの円形ループを、髪で円を形成し、それから繊維の一端を 円に通し、得られたループが約1/2インチの直径となるまで末端を引くことに よって髪に作る。髪繊維の端部を、それからループが如何なる面にも接触しない ように、及びループの面がループの底で交差している繊維に向いているように、 方向づけ、固定する。髪繊維を約24時間、75F°及び50%の相対湿度にお いて平衡させる。 マイクロリッターシリンジを使用して、0.75μLの本発明のコポリマー成 分を、ループの交差した繊維に塗布して、交差した繊維のところでビーズ接合部 を形成する。サンプルは75F°及び50%の相対湿度で24時間乾燥に付され る。 コポリマーのビーズが完全に乾いた後、ビーズの接合部から取り外したループ の上端を、ビーズ接合部に如何なる応力もかからないようにして取り扱いながら 、切断する。 黄銅フェルールを用いて、髪繊維サンプルを計測済みのインストロンモデル1 122引張り試験機に留める。接着強さを、5mm/分のクロスヘッドスピード で、ビーズ接合部が外れて髪繊維が接合部を通り抜けるまで、髪繊維を引張るこ とによって測定する。外れた後で、ポリマービーズと、外れた髪繊維、これは普 通、より小さい直径の繊維であるが、これとの接触領域を、顕微鏡分野の当業者 に周知の標準的技術を用いて光学コンパレータを用いて測定する。コポリマーの 接着強さは、外れたときの髪繊維及び接合部に加えられた引張り応力のインスト ロンによる測定値であり、これは外れたポリマーと髪との接触領域によって割ら れる。凝集破断応力及び歪 凝集は、サンプル(例えば、乾燥フィルム)内で形成された結合の強さである 。凝集破断応力(下記に示すASTM方法において破断時の引張り強度として示 される)は、コポリマーのフィルムを破断するために必要である力の量である。 フィルムの歪は、与えられたときでのコポリマーフィルムの弾性の測定値、すな わち元の長さに対する長さの違いの割合である。凝集破断歪は、凝集が外れた時 点での髪における乾燥フィルムの弾性の測定値である。 本発明の組成物のコポリマーの凝集破断応力及び歪は、下記の方法を用いて測 定される。この方法は、1992年1月に刊行のASTM規格D638-91,Standard Tes t Method for Tensile Properties of Plastics,に基づいており、これを援用し て本文の一部とする。凝集破断応力及び歪を測定するための下記のテスト方法は 、ASTM標準に類似しているが、髪において達成される薄いコポリマーフィル ムの引張り特性をよりよく表すためにいくつかの変更が成される。ここで記述さ れるテスト方法は、約1mmに等しい厚みを有する改良されたダンベル形状を特 に使用し、ポリマーフィルムサンプルに対して力を加えるために試験機として、 インストロンモデルミニ−55を用いる。 凝集破断応力及び歪の測定は、コポリマーフィルムを形成するために用いられ る溶媒に依存され得る。ヘアケア組成物に用いられるべき特定のコポリマー成分 (すなわち、スタイリングコポリマー及び疎水性揮発性溶媒)が用いられること が、テスト方法に対して重要である。 コポリマーフィルムは、適当な形状の金型中の所望のダンベル形状に直接流し 込まれることができる。或いは、金型が用いられない場合、コポリマーフィルム はダンベル形状に切断される。図1及び2は、ここで記述される引張りテストに 用いられるべき平板ダンベル形状フィルムを説明している。図1は、ダンベル形 状サンプルの平面図である。図2は、ダンベル形状サンプルの断面図を説明して いる。ダンベルの細幅部の幅1は3mmである。ダンベルの3mmの細幅部の長 さ3は約15mmである。(3=15mm)。細幅部のゲージ長2は、サンプルの 歪の測定に用いられる最初のフィルム長である。ゲージ長は、細幅部の長さと等 しいかそれよりも短く、好ましくは細幅部と等しい(すなわち2=3)。ゲージ長 が細幅部の全長よりも短い場合には、ゲージ長物質のみの長さにおける変化を注 意して測定する。ダンベルの末端の幅4は、約10mm(4=10mm)である 。フィルムの末端部間の距離5は、約28mmである(5=28mm)。フィルム の全長6は、約64mmである(6=64mm)。フィルムの幅広末端部の長さは 約18mm((6−5)/2=18mm)である。フィルムの幅広末端と細幅部と の間の変化部は、長さ約6.5mmである(すなわち、((5−3)/2=6.5)。 また、細幅部の末端部位は、中央部位が滑らかに曲がり、サンプルにおける如何 なる応力点をも排除するべきである。変化部の曲率は、約0.5インチから約5 インチの半径7を有するべきであり、細幅部に対して接線方向に連結するべきで ある。フィルムは、1mmの厚み8に形成されている(8=1mm)。 コポリマーフィルムは、ここで定義されるように、ある量のコポリマー成分( すなわち、コポリマー及び疎水性揮発性溶媒)を乾燥し、約1mm厚みの乾燥フ ィルムを形成することによって調製される。コポリマーフィルムは、周囲条件下 (すなわち、70F°及び50%の相対湿度)で十分に乾燥するまで乾燥される。「 十分に乾燥」とは、乾燥フィルムが約0.05%よりも多くない溶媒の成分を含 むことを意味するが、これは作用時にコポリマー/溶媒混合物の重量を測定する ことによって確かめられる。乾燥フィルムは、気流から保護された領域内に保持 されるべきであり、これは不均一な乾燥をもたらし得る。 サンプルは、インストロンモデルミニ−55引張り試験機において試験される 。サンプルをインストロンに載置する前に、ダンベル形状サンプルの細幅部の長 さ 3、幅1及び厚み8を、目盛りつきマイクロメータで最も近いミクロンに測定さ れる。寸法測定は、単位測定領域毎に応力のためにインストロンによって要求さ れる。ダンベルサンプルの幅広末端は、インストロンに留められ、毎分5mmの 交差速度で引張られる。インストロン試験機はフィルムに付加された力全体(例 えばkgf)を測定する。これらの力は、フィルムの細幅部の断面領域に広がる 。コポリマーの凝集破断応力は、フィルムの細幅部の断面領域によって分けられ た外れた箇所に加えられ、インストロンにより測定された応力である。コポリマ ーの凝集破断歪は、元のゲージ長に対するサンプルのテスト開始から外れるまで のフィルムの細幅部のゲージ長2(好ましくは長さ3と等しい)における変化率 である。キャリア 本発明のリンスオフヘアケア組成物は、キャリア、又はこのようなキャリアの 混合物も含み、これらは、髪への塗布に適当である。キャリアは組成物の約30 .0%から約99.75%、好ましくは約70%から約96%、最も好ましくは約 82%から約92%で存在する。ここで用いられる場合、文「髪への塗布に適当 な」とは、キャリアが髪の審美性にダメージや悪い影響を与えず、又は皮膚に対 して剌激を起こさないことを意味する。ヘアコンディショナー ヘアケア組成物がコンディショナー組成物である場合、キャリアはジェルビヒ クル物質を含み得る。このジェルビヒクルは、2つの必須成分を含み、脂質ビヒ クル物質及びカチオン性界面活性剤ビヒクル物質である。カチオン性界面活性剤 物質は後段で詳細に記述される。ジェルタイプビヒクルは、下記の文献に概説さ れており、これら全てを援用して本文の一部とする:Barry,"The Self Bodying A ction of the Mixed Emulsifier Sodium Dodecyl Sulfate/Cetyl Alcohol",28J. of Colloid and Interface Science,82−91(1968);Barryら,"The Self Bodyi ng Action of Alkyltrimethylammonium Bromides/Cetostearyl Alcohol Mi xed Emulsifiers;Influence of Quaternary Chain Length",35 J.of Colloid an d Interface Science,689-708(1971);及びBarryら,"Rheology of Systems Co ntaining Cetomacrogol 1000 - Cetostearyl Alcohol,I.Self Bodying Action",38 J.of Colloid and Interface Science,616-625(1972)。 ジェルビヒクルは、本質的に水不溶性である1以上の脂質ビヒクル物質を組み 込んでも良く、疎水性及び親水性部分を含んでも良い。脂質ビヒクル物質には、 約12から約22、好ましくは約16から約18の炭素原子の長さの炭素鎖を有 する天然又は合成由来の酸、酸誘導体、アルコール、エステル、エーテル、ケト ン及びアミドが含まれる。脂肪アルコール及び脂肪エステルが好ましい;脂肪ア ルコールが特に好ましい。 ここで有用なもののうちの脂質ビヒクル物質は、Bailey's Industrial Oil an d FatProducts,(第3版、D.Swern編、1979)に開示されており、これを援用して 本文の一部とする。ここで有用なものに含まれる脂肪アルコールは、下記の文献 に開示されており、これらを全て援用して本文の一部とする:1964年11月3日発 行のHilferの米国特許第3,155,591号;1979年8月21日発行のWatanabeらの米国 特許第4,165,369号;1981年5月26日発行のVillamarinらの米国特許第4,269,824 号;1987年11月15日公開の英国特許明細書第1,532,585号;及びFukushimaら、"T he Effect of Cetostearyl Alcohol in Cosmetic Emulsions",98 Cosmetics & Toiletries 89-112(1983)。ここで有用なものに含まれる脂肪エステルは、1976 年9月12日発行のKaufmanらの米国特許第3,341,465号に開示されている(これを 援用して本文の一部とする)。本発明の組成物に含まれるならば、脂質ビヒクル 物質は組成物の約0.1%から約10.0%、好ましくは0.1%から約5%で存 在し;カチオン性界面活性剤ビヒクル物質は組成物の約0.05%から約5.0% 、好ましくは約0.1%から約3%で存在する。 ここで用いられる好適なエステルには、セチルパルミテート及びグリセリルモ ノステアレートが含まれる。セチルアルコール及びステアリルアルコールは好適 なアルコールである。特に好ましい脂質ビヒクル物質は、約55%から約65% (混合物の重量%)のセチルアルコールを含むセチルアルコールとステアリルア ルコールとの混合物で構成される。 本発明の組成物に用いられる好適なビヒクルには、疎水性変性ヒドロキシエチ ルセルロース物質と、増粘剤(例えばキサンタンガム)、特定の界面活性剤、第四 アンモニウム化合物(例えばジタロウジメチルアンモニウムクロライド)との 組み合わせを含む。これらのビヒクルは、1992年3月31日発行のBolich,R .E.,らの米国特許第5,100,658号;1992年4月14日発行のBolich,R.E.らの米国 特許第5,104,646号;1992年4月21日発行のBolich,R.E.らの米国特許第5,106,60 9号に開示されており、これらを全て援用して本文の一部とする。シャンプー ヘアケア組成物がシャンプー組成物である場合、キャリアは界面活性剤物質を 含み得る。本発明のシャンプーキャリアのための界面活性剤物質は、組成物の約 5%から約50%、より好ましくは約10%から約30%、もっとも好ましくは 約12%から約25%を構成する。 ここで、特にシャンプー組成物として有用な合成アニオン性洗浄剤には、アル キル及びアルキルエーテルサルフェートが含まれる。これらの物質は、それぞれ の式ROSO3M及びRO(C24O)XSO3Mを有しており、式中、Rは約10 から約20の炭素原子のアルキル又はアルケニルであり、xは1から10であり 、Mは水溶性カチオン、例えばアンモニウム、ナトリウム、カリウム及びトリエ タノールアミンである。本発明に有用なアルキルエーテルサルフェートは、エチ レンオキサイドと約10から約20の炭素原子を有する一価のアルコールとの濃 縮生成物である。好ましくは、Rはアルキル及びアルキルエーテルサルフェート の双方において約12から約18の炭素原子を有する。アルコールは脂肪、例え ばココナッツ油又はタロウ(牛脂)から誘導でき、又は合成できる。ラウリルア ルコール及びココナッツ油由来の直鎖アルコールが本発明において好ましい。こ のようなアルコールは、約1から約10、特に約3のモル比のエチレンオキサイ ドと反応し、得られた分子種の混合物は、アルコール1モル当たり、例えば平均 3モルのエチレンオキサイドを有し、これがサルフェート化され中和される。 本発明において用いられ得るアルキルエーテルサルフェートの特定例は、ナト リウムココナッツアルキルトリエチレングリコールエーテルサルフェート;ナト リウムタロウアルキルトリエチレングリコールエーテルサルフェート;及びナト リウムタロウアルキルヘキサオキシエチレンサルフェートである。かなり好まし いアルキルエーテルサルフェートは、個々の化合物の混合物を含む物であり、該 混合物は約12から約15の炭素原子の平均アルキル鎖長及び約1から約4モル のエチレンオキサイドの平均エトキシル化度を有する。このような混合物はまた 、約0から約20重量%のC12-13の化合物;約60から約100重量%のC14- 15-16 の化合物、約0から約20重量%のC17-18-19の化合物;約3から約30 重量%の、0のエトキシル化度を有する化合物;約45から約90重量%の、約 1から約4のエトキシル化度を有する化合物;約10から約25重量%の、約4 から約8のエトキシル化度を有する化合物;及び約0.1から約15重量%の、 約8よりも大きいエトキシル化度を有する化合物を含む。 アニオン性界面活性剤の他の適当なクラスは、下記一般式: R1−SO3−M の有機硫酸反応物の水溶性塩であり、式中、R1は約8から約24、好ましくは 約12から約18の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖の飽和脂肪族炭化水素基か らなる群より選択されたものであり;Mはカチオンである。重要な例は、メタン シリーズの炭化水素、これにはイソ−、ネオ−、イネソ−及びn−パラフィンが 含まれ、約8から約24の炭素原子、好ましくは12から約18の炭素原子を有 するものとスルホン化剤、例えばSO3、H2SO4、オレウムとの有機硫酸反応 生成物の塩であり、これは漂白及び加水分解を含む既知のスルホン化方法によっ て得られる。アルカリ金属及びアンモニウムスルホン化C12-18n−パラフィン が好ましい。 本発明の用語の範囲内に入るアニオン性合成界面活性剤の追加例は、例えば脂 肪酸がココナッツ油から誘導される場合には、イセチオン酸でエステル化され、 水酸化ナトリウムで中和された脂肪酸の反応生成物;例えば脂肪酸がココナッツ 油から誘導されたメチルラウライドの脂肪酸アミドのナトリウム又はカリウム塩 である。この種々なものの他のアニオン性合成界面活性剤は米国特許第2,486,92 1号;2,486,922号及び2,396,278号に説明されている。 更に他のアニオン性合成界面活性剤には、スクシナメートとして表されるクラ スが含まれる。このクラスには、ジナトリウムN−オクタデシルスルホスクシネ ート;テトラナトリウムN−(1,2−ジカルボキシエチル)−N−オクタデシルス ルホスクシネート;ナトリウムスルホコハク酸のジアミルエステル;ナトリウム スルホコハク酸のジヘキシルエステル;ナトリウムスルホコハク酸のジオクチル エステルのような界面活性剤が含まれる。 ここで利用可能な他の適当なアニオン性界面活性剤は、約12から約24の炭 素原子を有するオレフィンスルホネートである。用語「オレフィンスルホネート」 は、ここで用いられる場合、非複合化三酸化硫黄によってa−オレフィンをスル ホン化し、次いで、反応中で形成された如何なるスルホンも加水分解されて対応 するヒドロキシアルカンスルホネートが得られるような条件下で、酸反応混合物 を中和することによって生成されることができる化合物を意味する。三酸化硫黄 は液体でも気体でもあることができるが、普通、不活性希釈剤、例えば、液体形 態で用いられる場合には液体SO2、塩化炭化水素などで、気体形態で用いられ る場合には空気、窒素、気体SO2で希釈するが、必ずではない。 オレフィンスルホネートが誘導されるa−オレフィンは、約12から約24の 炭素原子、好ましくは14から約16の炭素原子を有するモノオレフィンである 。好ましくは、それらは直鎖オレフィンである。適当な1−オレフィンの例には 、1−ドデセン;1−テトラデセン;1−ヘキサデセン;1−オクタデセン;1 −エイコセン及び1−テトラコセンが含まれる。 真のアルケンスルホネート及びヒドロキシ−アルカンスルホネートの割合に加 えて、オレフィンスルホネートは、反応条件、反応物の割合、開始オレフィン及 びオレフィンストック中の不純物の性質、並びにスルホネート化工程中の副反応 に依存して、少量の他の物質、例えばアルケンジスルホネートを含むことができ る。 上述のタイプの特定のa−オレフィンスルホネート混合物は、1967年7月25日 発行のPflaumer及びKesslerの米国特許第3,332,880号に一層十分に記述されてお り、これを援用して本文の一部とする。 アニオン性有機界面活性剤の他のクラスは、b−アルコキシアルカンスルホネ ートである。これらの化合物は、下記式: を有し、式中R1は、約6から約20の炭素原子を有する直鎖アルキル基であり 、 R2は約1(好ましい)から約3の炭素原子を有する低級アルキル基であり、Mは ここで記述されたような水溶性カチオンである。 b−アルコキシ−アルカン−1−スルホネート、或いは2−アルコキシ−アル カン−1−スルホネートであって、ここで有用な低い硬度(カルシウムイオン) 感受性を有するものの特定例には次のものが含まれる:カリウム−b−メトキシ デカンスルホネート、ナトリウム2−メトキシ−トリデカンスルホネート、カリ ウム2−エトキシテトラデシルスルホネート、ナトリウム2−イソプロポキシヘ キサデシルスルホネート、リチウム2−t−ブトキシテトラデシル−スルホネー ト、ナトリウムb−メトキシオクタデシルスルホネート及びアンモニウムb−n −プロポキシドデシルスルホネート。 多くの追加非セッケン合成アニオン性界面活性剤がAllured Publishing Corpo ration発行のMcCutcheon's,Detergents and Emulsifiers,1984,Annual に記述 されており、これを援用して本文の一部とする。また1975年12月30日発行のLaug hlinらの米国特許第3,929,678号は多くの他のアニオン性界面活性剤タイプと他 の界面活性剤タイプとを開示しており、これを援用して本文の一部とする。一般のリンスオフ組成物 アニオン性、両性又は双性イオン性界面活性剤と組み合わせて好ましく用いら れる非イオン性界面活性剤は、アルキレンオキサイド基と、本質的には脂肪族又 はアルキル芳香族であり得る有機疎水性化合物との濃縮によって生成される化合 物として広く定義されている。非イオン性界面活性剤の好適なクラスの例は下記 のものである: 1.アルキルフェノールのポリエチレンオキサイド縮合物、例えば、直鎖又は 分岐鎖形状の約6から約12の炭素原子を含むアルキル基を有するアルキルフェ ノールと、エチレンオキサイドとの縮合生成物であり、ここでエチレンオキサイ ドは、アルキルフェノール1モルあたり約10から約60モルのエチレンオキサ イドと等しい量で存在する。このような化合物のアルキル置換体は、例えば重合 プロピレン、ジイソブチレン、オクタン、又はノナンから誘導され得る; 2.所望されている疎水性成分と親水性成分とのバランスに基づいて、組成物 において変更し得るプロピレンオキサイド及びエチレンジアミン生成物の反応か ら得られた生成物とエチレンオキサイドとの濃縮により誘導されたもの。例えば 、約40重量%から約80重量%のポリオキシエチレンを含み、約5,000から 約11,000の分子量を有する化合物であり、これは、エチレンジアミンと過 剰量のプロピレンオキサイドとの反応生成物から構成された疎水性塩基とエチレ ンオキサイド基との反応により得られ、該塩基が約2,500から約3,000の オーダーの分子量を有するものが、満足される: 3.約8から約18の炭素原子を有し、直鎖又は分岐鎖形状の脂肪族アルコー ルとエチレンオキサイドとの縮合生成物であり、例えば、ココナッツアルコール 1モル当たり約10から約30モルのエチレンオキサイドを有するココナッツア ルコールエチレンオキサイド縮合物であって、ココナッツアルコール部分は約1 0から約14の炭素原子を有するもの; 4.下記式: R123N→O に相当する長鎖第三アミンオキサイドであって、式中、R1は、約8から約18 の炭素原子を有するアルキル、アルケニル又はモノヒドロキシアルキル基と、0 から約10のエチレンオキサイド部分と、0から約1のグリセリル部分とを含み 、R2及びR3は、約1から約3の炭素原子と0から約1の水酸基とを含み、例え ばメチル、エチル、プロピル、ヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピル残基で ある。式中の矢印は、半極性結合の慣用的な表現である。本発明での使用に適す るアミンオキサイドの例には、ジメチル−ドデシルアミンオキサイド、オレイル ジ(2−ヒドロキシエチル)アミンオキサイド、ジメチルオクチルアミンオキサ イド、ジメチルデシルアミンオキサイド、ジメチル−テトラデシルアミンオキサ イド、3,6,9−トリオキサヘプタデシルジエチルアミンオキサイド、ジ(2− ヒドロキシエチル)−テトラデシルアミンオキサイド、2−ドデコキシエチルジ メチルアミンオキサイド、3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピルジ(3−ヒ ドロキシプロピル)アミンオキサイド、ジメチルヘキサデシルアミンオキサイド が含まれる; 5.下記式: RR’R”P→O に相当するの長鎖第三ホスフィンオキサイドであって、式中Rは、鎖長が約8か ら約18の炭素原子の範囲のアルキル、アルケニル又はモノヒドロオキシアルキ ル残基と、0から約10のエチレンオキサイド部分と、0から約1のグリセリル 部分とを含み、R’及びR”はそれぞれ約1から約3の炭素原子を含むアルキル 又はモノヒドロキシアルキル基である。式中の矢印は半極性結合の慣用の表現で ある。適当なホスフィンオキサイドの例は次のものである:ドデシルジメチルホ スフィンオキサイド、テトラデシルジメチルホスフィンオキサイド、テトラデシ ルメチルエチルホスフィンオキサイド、3,6,9−トリオキサオクタデシルジメ チルホスフィンオキサイド、セチルジメチルホスフィンオキサイド、3−ドデコ キシ−2−ヒドロキシプロピルジ(2−ヒドロキシエチル)ホスフィンオキサイ ド、ステアリルジメチルホスフィンオキサイド、セチルエチルプロピルホスフィ ンオキサイド、オレイルジエチルホスフィンオキサイド、ドデシルジエチルホス フィンオキサイド、テトラデシルジエチルホスフィンオキサイド、ドデシルジプ ロピルホスフィンオキサイド、ドデシルジ(ヒドロキシメチル)ホスフィンオキ サイド、ドデシルジ(2−ヒドロキシエチル)ホスフィンオキサイド、テトラデ シルメチル−2−ヒドロキシプロピルホスフィンオキサイド、オレイルジメチル ホスフィンオキサイド、2−ヒドロキシドデシルジメチルホスフィンオキサイド 。 6.約1から約3の炭素原子のアルキル又はヒドロキシアルキル基(通常、メ チル)の1つの短鎖と、約8から約20の炭素原子を含むアルキル、アルケニル 、ヒドロキシアルキル若しくはケトアルキル基を含む1つの長鎖の疎水性基と、 0から約10のエチレンオキサイド部分と、0から約1のグリセリル部分と、を 含む長鎖ジアルキルスルホキサイド。この例には次のものが含まれる:オクタデ シルメチルスルホキサイド、2−ケトトリデシルメチルスルホキサイド、3,6, 9−トリキサオクタデシル2−ヒドロキシエチルスルホキサイド、ドデシルメチ ルスルホキサイド、オレイル3−ヒドロキシプロピルスルホキサイド、テトラデ シルメチルスルホキサイド、3−メトキシトリデシルメチルスルホキサイド、3 −ヒドロキシトリデシルメチルスルホキサイド、3−ヒドロキシ−4−ドデコキ シブチルメチルスルホキサイド。 本発明の組成物において、特にコンディショナー組成物において、有用なカチ オン性界面活性剤は、本発明の水性組成物中に溶解したときに正に帯電するアミ ノ又は第四アンモニウム親水性部分を含む。ここで有用なもののなかのカチオン 性界面活性剤は、下記の文献に開示されており、これらを全て援用して本文の一 部とする:M.C.Publishing Co.,McCutcheon's Detergents & Emulsifiers(North American edition 1979);Schwartzら,Surface Active Agents,Their Chemist ry and Technology,New York:Interscience Publishers,1949;1964年11月3 日発行のHilferの米国特許第3,155,591号;1975年12月30日発行のLaughlinらの 米国特許第3,929,678号;1976年5月25日発行のBaileyらの米国特許第3,959,461 号;1983年6月7日発行のBolish,Jr.の米国特許第4,387,090号。本発明の組成 物に含まれるならば、カチオン性界面活性剤は約0.05%から約5%で存在す る。 ここで有用な第四アンモニウム含有カチオン性界面活性剤物質には、下記の式 のものがある: 式中R1−R4は、独立して約1から約22の炭素原子の脂肪族基又は約12から 約22の炭素原子の芳香族、アルコキシ、ポリオキシアルキレン、アルキルアミ ド、ヒドロキシアルキル、アリール、又はアルキルアリール基であり;Xはハロ ゲン、アセテート、ホスフェート、ニトレート及びアルキルスルフェート基であ る。脂肪族基は、炭素及び水素原子に加えて、エーテル結合及び他の基、例えば アミノ基を含み得る。 ここで有用な他の第四アンモニウムは、下記の構造: を有し、式中R1は約16から約22の炭素原子を有する胞肪族基であり、R2、 R3、R4、R5及びR6は水素及び約1から約4の炭素原子を有するアルキル基 から選択されたものであり、Xはハロゲン、アセテート、ホスフェート、ニトレ ート及びアルキルスルフェート基から選択されたイオンである。このような第四 アンモニウム塩には、タロウプロパンジアンモニウムジクロライドが含まれる。 好ましい第四アンモニウム塩には、ジアルキルジメチル−アンモニウムクロラ イドが含まれ、ここでアルキル基は約12から約22の炭素原子を有し、長鎖脂 肪酸から誘導され、例えば、水素添加タロウ脂肪酸(R1及びR2が16から18 の炭素原子を優位に有するタロウ脂肪酸生成第四化合物)である。本発明に有用 な第四アンモニウム塩の例には、ジタロウジメチルアンモニウムクロライド、ジ タロウジメチルアンモニウムメチルスルフェート、ジヘキサデシルジメチルアン モニウムクロライド、ジ(水素添加タロウ)ジメチルアンモニウムクロライド、 ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロライド、ジエイコシルジメチルアンモ ニウムクロライド、ジドコシルジメチルアンモニウムクロライド、ジ(水素添加 タロウ)ジメチルアンモニウムアセテート、ジヘキサデシルジメチルアンモニウ ムクロライド、ジヘキサデシルジメチルアンモニウムアセテート、ジタロウジプ ロピルアンモニウムホスフェート、ジタロウジメチルアンモニウムニトレート、 ジ(ココナッツアルキル)ジメチルアンモニウムクロライド、及びステアリルジ メチルベンジルアンモニウムクロライドが含まれる。ジトウジメチルアンモニウ ムクロライド、ジセチルジメチルアンモニウムクロライド、ステアリルジメチル ベンジルアンモニウムクロライド及びセチルトリメチルアンモニウムクロライド が、ここで有用な好ましい第四アンモニウム塩である。ジ(水素添加タロウ)ジ メチルアンモニウムクロライドが特に好ましい第四アンモニウム塩である。 第一、第二及び第三脂肪アミンの塩も好ましいカチオン性界面活性剤物質であ る。このようなアミンのアルキル基は、約12から約22の炭素原子を有し、置 換されていても未置換であってもよい。第二及び第三アミンが好ましく、第三ア ミンが特に好ましい。このようなアミンは、ここで有用であり、これにはステア ロアミドプロピルジメチルアミン、ジエチルアミノエチルステアロアミド、ジメ チルステアロアミン、ジメチルソイアミン、ソイアミン、ミリスチルアミン、ト リデシルアミン、エチルステアリルアミン、N−タロウプロパンジアミン、エト キシル化(5モルE.O)ステアロアミン、ジヒドロキシエチルステアロアミン及 びアラキジルベヘニルアミンが含まれる。このような適当な塩には、ステアリル アミンハイドロクロライド、ソイアミンクロライド、ステアリルアミンホルメー ト、N−タロウプロパンジアミンジクロライド及びステアロアミドプロピルジメ チルアミンシトレートが含まれる。本発明においてとりわけ有用なものに含まれ るカチオン性アミン界面活性剤は、1981年6月23日発行のNachtigalらの米国特 許第4,275,055号に開示されており、これを援用して本文の一部とする。 コンディショナーとシャンプーとで有用な双性イオン性界面活性剤は、脂肪族 第四アンモニウム、ホスホニウム及びスルホニウム化合物の誘導体として広く記 述できるものによって例示され、これでは脂肪族基は直鎖又は分岐鎖であること ができ、ここで脂肪族置換体の1つは約8から約18の炭素原子を含み、1つは アニオン性水溶性化基、例えばカルボキシ、スルホネート、スルフェート、ホス フェート、又はホスホネートを含む。このような化合物の一般式は以下のようで あり; 式中R2は約8から約18の炭素原子のアルキル、アルケニル、又はヒドロキシ アルキル基、0から約10のエチレンオキサイド部分及び0から約1のグリセリ ル部分を含み、Yは窒素、リン及び硫黄原子からなる群より選択されたものであ り;R3は約1から約3の炭素原子を含むアルキル又はモノヒドロキシアルキル 基であり;Xは、Yが硫黄原子のとき1であり、Yが窒素又はリン原子のとき2 であり;R4は約1から約4の元素原子のアルキレン又はヒドロキシアルキレン であり;Zはカルボキシレート、スルホネート、スルフェート、ホスホネート及 びホスフェート基からなる群より選択された基である。 このような界面活性剤の例には、次の物が含まれる: 4−[N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−N−オクタデシルアンモニオ]−ブタ ン−1−カルボキシレート; 5−[S−3−ヒドロキシプロピル−S−ヘキサデシルスルホニオ]−3−ヒドロ キシペンタン−1−スルフエート; 3−[P,P−ジエチル−P−3,6,9−トリオキサテトラデキソシルホルホニ オ]−2−ヒドロキシ−プロパン−1−ホスフェート; 3−[N,N−ジプロピル−N−3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピルアンモ ニオ]−プロパン−1−ホスフェート; 3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)プロパン−1−スルフェ ート; 3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)−2−ヒドロキシプロパ ン−1−スルフエート; 4−[N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−N−(2−ヒドロキシドデシル)アンモ ニオ]−ブタン−1−カルボキシレート; 3−[S−エチル−S−(3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピル)スルホニオ] −プロパン−1−ホスフェート; 3−[P,P−ジメチル−P−ドデシルホスホニオ]−プロパン−1−ホスフェー ト;及び、 5−[N,N−ジ(3−ヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシデシルアンモニオ] −2−ヒドロキシ−ペンタン−1−スルフェート。 ベタインのような他の双性イオン性物も本発明において有用である。ここで有 用なべタインの例には、高級アルキルベタイン、例えばココジメチルカルボキシ メチルベタイン、ラウリルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチ ルアルフェカルボキシエチルベタイン、セチルジメチルカルボキシメチルベタイ ン、ラウリルビス−(2−ヒドロキシエチル)カルボキシメチルベタイン、ステ アリルビス−(2−ヒドロキシプロピル)カルボキシメチルベタイン、オレイル ジメチルガンマ−カルボキシプロピルベタイン及びラウリルビス−(2−ヒドロ キシプロピル)アルファ−カルボキシエチルベタインが含まれる。スルホベタイ ンは、ココジメチルスルホプロピルベタイン、ステアリルジメチルスルホプロピ ルベタイン、ラウリルジメチルスルホエチルベタイン、ラウリルビス−(2−ヒ ドロキシエチル)スルホプロピルベタインなど;アミドベタイン及びアミドスル ホベタインにより代表され得、ここでRCONH(CH2)3基はベタインの窒素原 子に付いているものも、本発明において有用である。 本発明の組成物において使用され得る両性界面活性剤の例は、脂肪族第二及び 第三アミンの誘導体として広く記述されているものであり、この脂肪族基は直鎖 又は分岐鎖であることができ、ここで脂肪族置換体の1つは約8から約18の炭 素原子を含み、1つはアニオン性水溶性化基、例えばカルボキシ、スルホネート 、スルフェート、ホスフェート又はホフホネートを含む。この定義の範囲内とな る化合物の例は、ナトリウム3−ドデシル−アミノプロピオネート、ナトリウム 3−ドデシルアミノプロパンスルホネート、N−アルキルラウリン、例えば米国 特許第2,658,072号の教示に従ってドデシルアミンとナトリウムイセチオネート とを反応させることによって調製されるもの、米国特許第2,438,091号の教示に 従って、生成されたようなN−高級アルキルアスパラギン酸、及び“Miranol” の商品名で販売され、米国特許第2,528,378号に記述されている製品である。 上述の界面活性剤は本発明のヘアケア組成物において単独で又は組み合わせて 用いられることができる。アルキルスルフェート、エトキシル化アルキルスルフ ェート及びこれらの混合物がここでの使用に好ましい。 本発明のヘアケア組成物は、このような組成物を一層化粧品的に又は審美的に 許容可能にするために適当であり、それらに付加的な使用利益をもたらすための 種々の他の任意成分を含むことができる。このような慣用の任意配合剤は、当業 者に周知であり、例えば、真珠箔助剤、例えばエチレングリコールジステアレー ト;防腐剤、例えばベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン及 びイミダゾリジニル尿素;増粘剤及び粘度改質剤、例えば長鎖脂肪酸のジエタノ ールアミド(例えばPEG3ラウリル酸ジエタノールアミド)、ココモノエタノ ールアミド、ジメチコーンコポリオール、グアーガム、メチルセルロース、澱粉 及び澱粉誘導体;脂肪アルコール、例えばセテアリルアルコール;ナトリウムク ロライド;ナトリウムスルフェート;ポリビニルアルコール;エチルアルコール; pH調整剤、例えばクエン酸、ナトリウムシトレート、コハク酸、リン酸、水酸 化ナトリウム、ナトリウムカーボネート;着色剤、例えばFD&C又はD&C染料のい ずれか;ヘア酸化(漂白)剤、例えば過酸化水素、パーボレート及びパーサルフ ェート塩;ヘア還元剤、例えばチオグリコレート;香料;金属イオン封止剤、例 えばジナトリウムエチレンジアミンテトラアセテート;並びに、コポリマー可塑 剤、例えばグリセリン及びプロピレングリコールである。このような任意配合 剤は、独立して、組成物の約0.01重量%から約10.0重量%、好ましくは約 0.05重量%から約5.0重量%のレベルで一般的に用いられる可塑剤 本発明のシリコーングラフト接着ヘアスタイリングコポリマーの可塑化は、通 常のシャンプーによるコポリマーの除去可能性を劇的に妨害することができる。 特定理論に拘束されないが、コポリマーの可塑化は髪上のポリマーフィルムを柔 らかくし、それによりポリマーの凝集破断応力を減らして、凝集破断歪を上昇さ せる。これは、髪に対する接着結合の破断よりも、シャンプー中にポリマーフィ ルムの断片化を次々ともたらす。これはコポリマーの不完全な除去をもたらし、 髪における残留物の最終的な蓄積をもたらす。 本発明の組成物は、コポリマー可塑剤として作用する物質の量を制限している 。好適実施形態では、本発明の組成物は、このような可塑剤物質が実質的に無い (フリーな)状態であるべきであり、すなわち約2重量%未満、好ましくは約1重 量%未満、より好ましくは約0.5重量%未満のこのような可塑剤物質を含む。 可塑剤物質は、一般に、コポリマー成分と適合性のある比較的不揮発性の有機溶 液である。「不揮発性」とは、液体の沸点が約260℃よりも大きいか等しいこと を意味する。本発明のコポリマーの可塑剤として作用し得る例示物質の非限定リ ストには、ジイソブチルアジペート、アセチルトリ−n−ブチルシトレート、ジ (2−エチルヘキシル)アゼレート、2−エチルヘキシルジフェニルホスフェート 、ジイソオクチルイソフタレート、イソオクチルベンジルフタレート、ブチルス テアレート、トリ−2−エチルヘキシルトリメリテート、N−オクチルネオペン タノエート、ジイソステアリルマレート、コロイド状ヒユームドシリカ(例えば 、CabotCorp.から販売のCab−O−Sil(商品名))及び香料物質のほとんど が含まれる。pH 本発明の組成物のpHは、約3から約9、好ましくは約4から約8の間にすべ きである。 全ての組成物によるように、本発明は本組成物の性能を不当に妨害する成分を 含むべきでない。 本発明のヘアケア組成物は、慣用の配合及び混合技術を用いて作製され得る。 種々のタイプのヘアケア組成物を作製する方法は、下記の実施例においてより特 定して記述される。 使用方法 本発明のリンスオフヘアケア組成物は、慣用のやり方で用いられて、本発明の ヘアクリーニング/コンディショニング/スタイリング/保持利益をもたらす。 このような使用方法は、用いられる組成物のタイプに依存しているが、一般に髪 に有効量の製品を塗布することに関しており、これは、シャンプー及びコンディ ショナー製品の場合には、次いで髪から濯がれる。「有効量」とは、髪の長さ及び テクスチャ、並びに用いられる製品のタイプを考慮して、望まれたヘアクリーニ ング/コンディショニング/スタイリング/保持利益をもたらすために十分な量 を意味する。典型的な量は、一般に約0.5gから約50gの製品である。好ま しくは、製品は、髪を乾燥し、スタイリングする前に濡れた又は湿った髪に塗布 される。本発明の組成物が髪に塗布され濯がれた後、髪は、ユーザの通常のやり 方で乾燥されたスタイリングされる。 実施例 下記の実施例は、本発明の範囲内の好適実施形態を更に説明し、実証する。実 施例は、説明の目的にのみ与えられるので、本発明の制限として取り扱われるべ きではなく、その多くの変更は、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく可能 である。 配合剤は、化学名又はCTFA名によって同定される。 下記の合成方法は、本発明のコポリマーを合成するために有用な方法の例であ る。 実施例1 ポリ([t−ブチルアクリレート)−グラフト−ポリジメチルシロキサン]の合成 75部のt−ブチルアクリレート及び25部のポリジメチルシロキサンマクロ モノマー(11,000MW)(3M,St.Paul,MNから市販)をフラスコに配置す る。最終モノマー濃度20%となるように、反応溶媒として十分なエチルアセテ ートを添加する。容器を不活性雰囲気、好ましくは窒素又はアルゴンでパージす る。開始剤(2,2'−アゾビスイソブチロニトリル)を所望の分子量に適当なレ ベルまで添加する。普通、これは、モノマーの量に対して約0.25〜約1.0% の範囲である。60℃に加熱し、攪拌しながら48時間この温度を維持する。反 応を室温まで冷却して終止させる。ポリマーはオーブン中で乾燥することによっ て反応溶媒から精製する。 用いられるモノマーを変更することによって、実施例1に挙げた一般手法は、 本発明の他のマクロモノマー及びコポリマーを調製するために用いられる。 下記の表1は、実施例2−10に示されたヘアケア組成物に用いられることが できるコポリマーの非限定例を定義する。実施例2−10のそれぞれは、与えら れたコポリマーで説明されているが、表1の他のコポリマーのいずれも又は本発 明の他のコポリマーのいずれもが用いられ得る。表1では、反応混合に添加され たモノマーの相対的重量パーセンテージが与えられている。 表1 下記の表は、実施例で用いられるシリコーンコポリマーを定義する(与えられ た重量比は、反応混合に添加された比率を示す)。 コポリマー#1 75/25 t−ブチルアクリレート/ポリシロキサン含有Cモノ マーS1 ポリマー分子量約900,000 コポリマー#2 80/20 t−ブチルアクリレート/ポリシロキサン含有Cモノ マーS2 ポリマー分子量約900,000 コポリマー#3 70/30 t−ブチルスチレン/ポリシロキサン含有Cモノマー S3 ポリマー分子量約300,000 コポリマー#4 67/3/30t−ブチルアクリレート/アクリル酸/ポリシロキサ ン含有CモノマーS1 ポリマー分子量約700,000 コポリマー#5 65/35 t−ブチルアクリレート/ポリシロキサン含有Cモノ マーS4 ポリマー分子量約1,000,000 コポリマー#6 70/5/25t−ブチルアクリレート/2−エチルヘキシルメタク リレート/ポリシロキサン含有CモノマーS2 ポリマー分子量約700,000 ポリシロキサン含有CモノマーS1は、約11,000の分子量を有する。ポ リシロキサン含有CモノマーS2は約15,000の分子量を有する。ポリシロ キサン含有CモノマーS3は約20,000の分子量を有する。ポリシロキサン 含有CモノマーS4は約30,000の分子量を有する。全てのポリシロキサン 含有Cモノマーは、1988年3月1日発行のClemensの米国特許第4,728,571号に例 示されているシリコーングラフトモノマーに類似した方法で調製され、これを全 文援用して本文の一部とする。 実施例2 以下は、本発明を代表するヘアコンディショナー組成物である。 配合剤 重量% 水 100%にする 疎水性変性ヒドロキシエチルセルロース[1] 0.25% ステアロアルコニウムクロライド 0.87% セチルアルコール 1.85% ステアリルアルコール 0.21% ステアロアミドプロピルジメチルアミン 0.50% CF1213(商品名)(ジメチコーンガム)[2] 2.33% メチルクロロイソチアゾリノンメチルイソチアゾリノン 0.03% 香料 0.33% コポリマー#2 2.00% SS4230(商品名)(トリメチルシロキシシリケート) [2] 0.21% シクロメチコーンD4 11.30% [1] Aqualonから供給のPolysurf 67 [2] GEから市販 この組成物を、シクロメチコーンD4(溶媒)中にコポリマー#2を溶解させる ことにより調製する。SS4230(商品名)を、この溶液に添加する。他の成分 (Kathonと香料を除く)を、固形物を溶融させるのに十分に高い温度(80℃) で別の容器中で混合する。ポリマー/溶媒混合物及びジメチコーンガムを独立し て他の成分に添加し、その後、少なくとも45℃に冷却する。最後に、kathonと 香料を添加して、製品を周囲まで冷却する。この組成物は、髪への塗布に有用で あり、コンディショニング及びスタイリング並びに保持利益をもたらす。この組 成物は、約20kgf/cm2よりも大きい凝集破断応力、約30kgf/cm2 よりも小さい接着強さ、約100%よりも小さい凝集破断歪、1以上の凝集破断 歪対接着強さの比を有する。この実施例で記述されたコポリマー成分は約3%未 満の乾燥係数を有する。 実施例3 以下は、本発明を代表するヘアコンディショナー組成物である。 配合剤 重量% 水 100%にする ヒドロキシエチルセルロース 0.50% 水素添加ジタロウジメチルアンモニウムクロライド 0.85% (Quaternium 18) セチルアルコール 0.90% ステアリルアルコール 0.81% Ceteareth-20 0.50% ステアロアミドプロピルジメチルアミン(Lexamine S13) 0.22% CF1213(商品名)(ジメチコーンガム)[1] 1.33% メチルクロロイソチアゾリノンメチルイソチアゾリノン 0.03% 香料 0.33% コポリマー#6 2.50% シクロメチコーンD4/D5ブレンド[90/10] 11.30% [1] GEから市販 この組成物を、シクロメチコーンD4/D5ブレンド(溶媒)中にコポリマー# 6を溶解させることにより調製する。他の成分(Kathonと香料を除く)を、固形 物を溶融させるのに十分に高い温度(80℃)で別の容器中で混合する。ポリマ ー/溶媒混合物及びジメチコーンガムを独立して他の成分に添加し、その後、少 なくとも45℃に冷却する。最後に、Kathonと香料を添加して、製品を周囲まで 冷却する。この組成物は髪への塗布に有用であり、クレンジング及びスタイリン グ並びに保持利益をもたらす。この組成物は、約20kgf/cm2よりも大き い凝集破断応力、約30kgf/cm2よりも小さい接着強さ、約100%より も小さい凝集破断歪、1以上の凝集破断歪対接着強さの比を有する。この実施例 で記述されたコポリマー成分は約3%未満の乾燥係数を有する。 実施例4 以下は、本発明を代表するヘアシャンプー組成物である。 配合剤 重量% 水 100%にする アンモニウムラウリルサルフェート 3.14% アンモニウムラウレスサルフェート 13.56% セチルアルコール 0.45% ステアリルアルコール 0.19% ココモノエタノールアミド 3.00% エチレングリコールジステアレート 2.00% トリセチルメチルアンモニウムクロライド 0.50% メチルクロロイソチアゾリノン メチルイソチアゾリノン 0.03% 香料 0.20% コポリマー#3 4.00% イソドデカン 7.40% この製品を、イソドデカン(溶媒)中にコポリマー#3を溶解させることにより 調製する。他の成分を、固形物を溶融させるのに十分に高い温度で別の容器中で 混合する。ポリマー/溶媒混合物を他の成分に添加し、その後、冷却する。この 組成物は髪への塗布に有用であり、クレンジング及びスタイリング並びに保持利 益をもたらす。この組成物は、約20kgf/cm2よりも大きい凝集破断応力 、約30kgf/cm2よりも小さい接着強さ、約100%よりも小さい凝集破 断歪、1以上の凝集破断歪対接着強さの比を有する。この実施例で記述されたコ ポリマー成分は約3%末満の乾燥係数を有する。 実施例5 以下は、本発明を代表するヘアシャンプー組成物である。 配合剤 重量% 水 100%にする ココアミドプロピルベタイン 8.30% アンモニウムラウリルサルフェート 2.12% アンモニウムラウレスサルフェート 6.35% ココモノエタノールアミド 1.50% ヒドロキシプロピルメチルセルロース(K15) 0.25% エチレングリコールジステアレート 1.50% トリセチルメチルアンモニウムクロライド 0.50% メチルクロロイソチアゾリノン メチルイソチアゾリノン 0.03% 香料 0.20% コポリマー#5 3.00% イソドデカン 10.00% この製品を、イソドデカン(溶媒)中にコポリマー#5を溶解させることによ り調製する。他の成分を、固形物を溶融させるのに十分に高い温度で別の容器中 で混合する。ポリマー/溶媒溶液を他の成分に添加し、その後、冷却する。この 組成物は髪への塗布に有用であり、クレンジング及びスタイリング並びに保持利 益をもたらす。この組成物は、約20kgf/cm2よりも大きい凝集破断応力 、約30kgf/cm2よりも小さい接着強さ、約100%よりも小さい凝集破 断歪、1以上の凝集破断歪対接着強さの比を有する。この実施例で記述されたコ ポリマー成分は約3%未満の乾燥係数を有する。 実施例6 以下は、本発明を代表するリンスオフヘアスタイリングジェル組成物である。 配合剤 重量% ポリマー溶媒ミックス コポリマー#1 1.25% Isopar H(商品名)[1] 3.75% プレミックス 水 43.00% 水素添加ジタロウジモニウムクロライド 1.00% (Quaternium 18) メインミックス 水 50.00% Carbopol940(商品名) 0.75% パンテノール 0.05% 香料 0.20% [1] Exxon Chemical Co.から入手可能なC11−C12イソパラフィン この組成物を、Isopar H(商品名)中にコポリマー#1を溶解させることにより 調製する。Quaternium18を、80℃で水と混合する。ポリマー溶媒混合物を、そ れから高温又は低温でQuaternium18含有プレミックスに添加する。他の成分を別 の容器中で周囲温度で混合する。Quaterniu・18プレミックスとポリマー/溶媒 混合物を(必要であれば)冷却し、他の成分に添加する。この組成物は、髪への 塗布に有用であり、コンディショニング、スタイリング及び保持利益をもたらす 。この組成物は、約20kgf/cm2よりも大きい凝集破断応力、約30kg f/cm2よりも小さい接着強さ、約100%よりも小さい凝集破断歪、1以上 の凝集破断歪対接着強さの比を有する。この実施例で記述されたコポリマー成分 は約3%未満の乾燥係数を有する。 実施例7 以下は、本発明を代表するリンスオフヘアスプレーオンジェル組成物である。 配合剤 重量% 水 100%にする タロウトリモニウムクロライド 0.10% 水素添加ジタロウジモニウムクロライド 0.90% (Quaternium18) パンテノール 0.05% 香料 0.20% コポリマー#2 1.00% ヘキシルメチルジシロキサン 3.00% この製品を、ヘキサメチルジシロキサン(溶媒)中にコポリマー#2を溶解さ せることにより調製する。他の成分を、固形物を溶融させるのに十分に高い温度 (70℃)で別の容器中で混合する。ポリマー/溶媒溶液を、高温又は低温で他 の成分に添加する。この組成物は髪への塗布に有用であり、コンディショニング 、スタイリング及び保持利益をもたらす。この組成物は、約20kgf/cm2 よりも大きい凝集破断応力、約30kgf/cm2よりも小さい接着強さ、約1 00%よりも小さい凝集破断歪、1以上の凝集破断歪対接着強さの比を有する。 この実施例で記述されたコポリマー成分は約3%未満の乾燥係数を有する。 実施例8 以下は、本発明を代表するヘアスタイリングリンス組成物である。 配合剤 重量% プレミックスA 水 4.98% ジタロウジモニウムクロライド(Varisoft 470) 1.43% CF1213(商品名)(ジメチコーンガム)[2] 2.33% アモジメチコーン 0.10% プレミックスB 水 9.97% ステアロアルコニウムクロライド 0.30% パンテノールDL 0.225% パンチルエチルエーテル 0.025% メインミックス 水 67.49% 疎水性変性ヒドロキシエチルセルロース[1] 1.23% キサンタンガム 0.25% クエン酸 0.02% ナトリウムシトレート 0.09% セチルアルコール 0.12% ステアリルアルコール 0.08% ポリマー溶媒混合物 コポリマー#1 1.75% シクロメチコーンD4/D5ブレンド[70/30] 8.54% SS4230(商品名)(トリメチルシロキシシリケート)[2] 0.21% メチルクロロイソチアゾリノン メチルイソチアゾリノン 0.03% 香料 0.33% ベンジルアルコール 0.50% [1] Aqualonから供給のPolysurf67 [2] GEから市販 製品を、シクロメチコーンD4/D5ブレンド中にコポリマー#1を溶解させ ることによって調製する。SS4236をポリマー溶液に添加する。プレミックスA及 びBを、70℃で物質を組み合わせることによって、それぞれ調製する。プレミ ックスAを、コロイドミルに置き、38℃に冷却する。ベンジルアルコールを除 くメインミックス中の物質を65℃で混合する。それからポリマー溶液をメイン ミックスに添加する。メインミックスをコロイドミルに置き、38℃に冷却する 。プレミックス及びメインミックスを38℃で組み合わせる。それからベンジル アルコールを添加する。この組成物は、髪への塗布に有用であり、コンディショ ニング、スタイリング及び保持利益をもたらす。この組成物は、約20kgf/ cm2よりも大きい凝集破断応力、約30kgf/cm2よりも小さい接着強さ、 約100%よりも小さい凝集破断歪、1以上の凝集破断歪対接着強さの比を有す る。この実施例で記述されたコポリマー成分は約3%未満の乾燥係数を有する。実施例9 以下は、本発明を代表するヘアスタイリングリンス組成物である。 配合剤 重量% プレミックスA 水 4.67% ジタロウジモニウムクロライド(Varisoft 470) 1.00% ジメチコーンガム(シクロメチコーンD5中15%) 1.00% アモジメチコーン 0.40% プレミックスB 水 9.36% ステアロアルコニウムクロライド 0.15% D,L-パンテノール 0.225% パンチルエチルエーテル 0.025% メインミックス 水 63.53% 疎水性変性ヒドロキシエチルセルロース[1] 1.00% キサンタンガム 0.10% クエン酸 0.02% ナトリウムシトレート 0.09% セチルアルコール 0.60% ステアリルアルコール 0.40% ポリマー−溶媒混合物 コポリマー#4 2.50% シクロメチコーンD4/D5ブレンド[95/5] 14.17% メチルクロロイソチアゾリノン メチルイソチアゾリノン 0.03% 香料 0.33% ベンジルアルコール 0.50% [1] Aqualonから供給のPolysurf 67(商品名) [2] GEから市販 この製品を、シクロメチコーンD4/D5ブレンド(溶媒)中にコポリマー# 4を溶解させることにより調製する。プレミックスA及びBを、70℃で物質を 組み合わせて調製する。プレミックスAをコロイドミルに置き、38℃に冷却す る。ベンジルアルコールを除くメインミックス中の物質を65℃で混合する。ポ リマ一溶液をメインミックスに添加する。メインミックスをコロイドミルに置き 、38℃に冷却する。プレミックス及びメインミックスを38℃で組み合わせる 。ベンジルアルコールを添加する。この組成物は、髪への塗布に有用であり、コ ンディショニング、スタイリング及び保持利益をもたらす。この組成物は、約2 0kgf/cm2よりも大きい凝集破断応力、約30kgf/cm2よりも小さい 接着強さ、約100%よりも小さい凝集破断歪、1以上の凝集破断歪対接着強さ の比を有する。この実施例で記述されたコポリマー成分は約3%末満の乾燥係数 を有する。 実施例10 以下は、本発明を代表するリンスオフヘアスタイリングムース組成物である。 配合剤 重量% 水 100%にする タロウトリモニウムクロライド 0.10% 水素添加ジタロウジモニウムクロライド 0.90% (Quaternium18) ラウルアミドオキサイド 0.20% パンテノール 0.05% 香料 0.20% コポリマー#2 1.00% ヘキサメチルジシロキサン 3.00% イソブタン 7.00% この製品を、ヘキサメチルジシロキサン(溶媒)中にコポリマー#2を溶解さ せることにより調製する。他の成分(イソブタンを除く)を、固形物を溶融する ために十分高い温度(70℃)で、別の容器中で混合する。ポリマー/溶媒溶液 を他の成分に添加して、その後、冷却させる。アルミニウムエアゾールカンを、 それから95部のこのバッチで充填し、組成物中に、クリンプさせたバルブを付 け、最後に5部のイソブタンで加圧充填する。この組成物は髪への塗布に有用で あり、コンディショニング、スタイリング及び保持利益をもたらす。この組成物 は、約20kgf/cm2よりも大きい凝集破断応力、約30kgf/cm2より も小さい接着強さ、約100%よりも小さい凝集破断歪、1以上の凝集破断歪対 接着強さの比を有する。この実施例で記述されたコポリマー成分は約3%未満の 乾燥係数を有する。 実施例II−Xにおいて定義された組成物が慣用のやり方で髪へ塗布された場合 、髪をべとつき/粘着性のある感触にすることなく、有効なヘアコンディショニ ング及びスタイリング/保持利益をもたらす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラリツィア,マリオ ポール アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ティンバー、リッジ、レーン 11644―1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.リンスオフヘアケア組成物であって、当該組成物は: A.0.25重量%から70重量%、好ましくは4重量%から30重量%、よ り好ましくは8重量%から18重量%の、3%未満、好ましくは2%未満、より 好ましくは0.5%未満の乾燥係数を有し、下記のものを含むことを特徴とする コポリマー成分と: i.前記コポリマー成分の1.5重量%から70重量%、好ましくは5重 量%から40重量%の、300,000から5,000,000、好ましくは50 0,000から2,000,000、より好ましくは600,000から1,500, 000の重量平均分子量を有するシリコーングラフト接着ヘアスタイリングコポ リマーであって、これはビニル高分子骨格を有しており、そこには一価シロキサ ン高分子部分がグラフトしており、ここで、該コポリマーは、Aモノマー、Bモ ノマー、Cモノマー及びこれらの混合物からなる群より選択されたモノマーを含 み; ここで、前記リンスオフヘアケア組成物中の前記コポリマーの重量パーセント は0.10%から7%、好ましくは1%から4%、より好ましくは1.5%から2 .5%であり; ここで前記コポリマーは、Aモノマー、Bモノマー及Cモノマーの下記相対的 重量パーセンテージの重量コンビネーションにより調製される当該シリコーング ラフト接着ヘアスタイリングコポリマー: a.前記Bモノマー及びCモノマーとフリーラジカルに共重合 可能な45%から85%、好ましくは60%から85%、より好ましく は70%から80%、最も好ましくは70%から75%の疎水性ビニル Aモノマー; b.前記Aモノマー及び前記Cモノマーと共重合可能な0%か ら5%、好ましくは0%から3%の親水性補強Bモノマーであって、こ こでBモノマーは極性モノマー及びマクロマー並びにこれらの混合物か らなる群より選択される;並びに、 c.前記Aモノマー及び前記Bモノマーと共重合可能な15% から50%、好ましくは15%から40%、より好ましくは20%から 30%のポリシロキサン含有Cモノマーであって、これは: 5,000から50,000、好ましくは5,000から30,00 0、より好ましくは8,000から25,000の重量平均分子量を有 し; 下記一般式を有する: X(Y)nSi(R)3-m(Z) 式中Xは前記Aモノマー及び前記Bモノマーと共重合可能なビ ニル基である; Yは二価の連結基である; Rは水素、低級アルキル、アリール又はアルコキシである; Zは少なくとも1500の数平均分子量を有する一価のシロキ サン高分子部分であり、共重合条件下では本質的に不活性であり、重合 後に前記ビニル高分子骨格からのペンダントとなる; nは0又は1である; mは1から3の整数である;そして、 該コポリマーは、30kgf/cm2よりも小さい、好ましくは3kgf/c m2から20kgf/cm2、より好ましくは5kgf/cm2から10kgf/ cm2の接着強さ;20kgf/cm2よりも大きい、好ましくは30kgf/c m2よりも大きい、より好ましくはkgf/cm2よりも大きい凝集破断応力;1 00%よりも小さい、好ましくは70%よりも小さい、より好ましくは10%よ りも小さい凝集破断歪を有し; 該コポリマーの凝集破断応力対接着強さの比が1.0以上である; ii.前記コポリマー成分の30重量%から98.5重量%の疎水性揮発性 溶媒; B.30%から99.75%、好ましくは70%から96%、より好ましくは 82%から92%の髪への塗布に適当なキャリア。 2.前記コポリマー成分の前記シリコーングラフト接着ヘアスタイリングコポ リマーが前記Aモノマー、前記Bモノマー及び前記Cモノマーの下記相対重量パ ーセンテージの重合コンビネーションにより調製される請求項1に記載のリンス オフヘアケア組成物: a. 55%から75%の前記疎水性ビニルAモノマー; b. 0%から5%の前記親水性補強Bモノマー;及び、 c. 25%から40%、好ましくは25%から30%の前記ポリシロ キサン含有Cモノマーであって、該Cモノマーは5,000から13,0 00、好ましくは8,000から13,000の重量平均分子量を有する。 3.前記コポリマー成分の前記シリコーングラフト接着ヘアスタイリングコポ リマーが前記Aモノマー、前記Bモノマー及び前記Cモノマーの下記相対重量パ ーセンテージの重合コンビネーションにより調製される請求項1に記載のリンス オフヘアケア組成物: a. 45%から80%の前記疎水性ビニルAモノマー; b. 0%から5%の前記親水性補強Bモノマー;及び、 c. 20%から50%、好ましくは20%から30%の前記ポリシロ キサン含有Cモノマーであって、該Cモノマーは13,000から50, 000、好ましくは13,000から25,000の重量平均分子量を有 する。 4.前記疎水性ビニルAモノマーが、アクリル酸エステル、メタクリル酸エス テル、ビニル化合物、ビニリデン化合物、不飽和炭化水素、有機酸のC1−C18 アルコールエステル及び有機酸無水物並びに、これらの混合物からなる群より選 択されたものであり、好ましくは、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタク リレート、t−ブチルスチレン及びこれらの混合物からなる群より選択されたも のである請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のリンスオフヘアケア組成 物。 5.前記親水性補強Bモノマーが、不飽和有機モノ−、及びポリ−カルボン酸 、不飽和(メタ)アクリレート、不飽和(メタ)アクリルアミド、不飽和(メタ )アクリレートアルコール、不飽和アミノアルキルアクリレート、不飽和有機酸 無水物、有機酸無水物の不飽和エステル、親水性不飽和ビニル化合物、親水性不 飽和アリル化合物、親水性不飽和イミド、これらの化合物の塩、並びにこれらの 混合物からなる群より選択されたものであり、好ましくは、アクリル酸、N,N −ジメチルアクリルアミド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、第四化ジメ チルアミノエチルメタクリレート、t−ブチルアクリルアミド、ビニルピロリド ン、上掲の酸及びアミンの塩、並びにこれらの混合物から選択されたものである 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のリンスオフヘアケア組成物。 6.前記ポリシロキサン含有Cモノマーが下記の群から選択された化学式を有 する請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のリンスオフヘアケア組成物: 又は X−CH2−(CH2)S−Si(R1)3-m−Zm 又は 式中、Sは0、1、2、3、4、5又は6であり;mは1、2又は3、好まし くは1であり;pは0であり;qは2、2、3、4、5又は6、好ましくは3で あり;R1は水素、ヒドロキシ、低級アルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、 アリール又はアルカリール、好ましくはメチルであり;R2はC1−C6のアルキ ル又はC7−C10のアルキルアリール;nは0、1、2、3又は4であり−;X は であり、R3は水素又は−COOH、好ましくは水素であり;R4は、水素、メチ ル又は−CH2COOH、好ましくはメチルであり;Zはであり、R5、R6及びR7は、独立して低級アルキル、アルコキシ、アルキルア ミノ、アリール、アルカリール、水素、又はヒドロキシル、好ましくは全てメチ ルであり;そして、rは100から350の整数である。 7.前記親水性揮発性溶媒が、疎水性揮発性C7−C14の分岐炭化水素、疎水 性揮発性シリコーン及びこれらの混合物からなる群より選択されたものであり、 好ましくはイソドデカン、シクロメチコーン及びこれらの混合物からなる群より 選択されたものである請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のリンスオフ ヘアケア組成物。 8.前記キャリアが、10%から30%の合成界面活性剤を付加的に含むシャ ンプーを含み、好ましくはアルキルサルフェート、エトキシル化アルキルサルフ ェート及びこれらの混合物からなる群より選択されたものである請求項1乃至請 求項7のいずれか1項に記載のリンスオフヘアケア組成物。 9.前記キャリアが、以下のものを更に含むコンディショニングを含む請求項 1乃至請求項7のいずれか1項に記載のリンスオフヘアケア組成物: A.0.1%から10%の液体ビヒクル物質、好ましくは、セチルアルコール 、ステアリルアルコール、セチルパルミテート、グリセリルモノステアレート及 びこれらの混合物からなる群より選択されたもの;並びに、 B.0.05%から5%のカチオン性界面活性剤、好ましくは第四アンモニウ ム界面活性剤。 10.安全且つ有効量の請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の組成物を 、そのような処理の必要がある人に施すことにより、人の髪にヘアコンディショ ニング及びヘアスタイル維持の双方をもたらす方法。 11.安全且つ有効量の請求項1に記載の組成物を、そのような処理の必要があ る人に施すことにより、人の髪にヘアコンディショニング及びヘアスタイル維持 の双方をもたらす方法。
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