JP2000506596A - 核燃料集合体を検査する装置 - Google Patents

核燃料集合体を検査する装置

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JP2000506596A JP9514797A JP51479797A JP2000506596A JP 2000506596 A JP2000506596 A JP 2000506596A JP 9514797 A JP9514797 A JP 9514797A JP 51479797 A JP51479797 A JP 51479797A JP 2000506596 A JP2000506596 A JP 2000506596A
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トウージオ,バリー
ブラツクウエル,アラン
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ブリテイツシユ・ニユクリアー・フユールズ・ピー・エル・シー
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Abstract

(57)【要約】 燃料集合体(1)が垂直方向から傾斜する傾向を修正する装置は、それぞれ、燃料集合体の頂部ノズル(7)および底部ノズル(2)を支持する頂部ノズル支持体(19)とベースアセンブリ(18)とを有する。燃料集合体を上昇させるように動作することができる昇降装置(78、79)がベースアセンブリに組み込まれる。ベースアセンブリ内の研削アセンブリ(62)は、上昇すると、底部ノズルの下面が水平面内に配置されるように下面から材料を除去することができる。昇降装置は、協働する雄球形軸受表面と雌球形軸受表面によってジンバルマウント(88)上に移動可能に支持されたジンバル(94)を含むジンバル取付け構造を備える。研削アセンブリは研削ホイール(66)を含み、研削ホイールは、ロータ自体が1回転する間に各下面から材料を除去できるように、昇降装置が燃料集合体を上昇させるための軸の周りで回転するように構成されたロータ(43)上に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 核燃料集合体を検査する装置 本発明は、核燃料集合体を検査する装置に関し、詳細には、燃料集合体が垂直 方向から傾斜する傾向を修正する装置に関する。 通常、核燃料集合体は、燃料棒に沿った離隔された位置に配置されガイドシン ブルに固定されたスペーサグリッドによって平行に保持された複数の燃料棒と制 御棒ガイドシンブルを備える。ガイドシンブルのそれぞれの対向端部に頂部ノズ ルおよび底部ノズルが取り付けられている。燃料集合体は、原子炉の炉心に設置 されるとき、上部炉心板と下部炉心板との間に互いに密に近接して構成される。 炉心内の燃料集合体が近接して置かれているので、各核燃料集合体が完成時に、 特に寸法精度に関して厳しい品質管理手順を満たすことが必須である。 燃料集合体は、集合体の底部ノズルが水平面によって支持されるときに真に垂 直に起立させることが特に重要である。燃料集合体を垂直にする知られている技 法では、セオドライトまたは同様、な器具を使用してアセンブリの垂直からの位 置ずれが測 定され、底部ノズルの下面からどのくらいの材料を除去する必要があるかが評価 される。次いで、燃料集合体が垂直位置に配置され、一つまたは複数の底部ノズ ル表面を研削することによって必要な量の材料が除去される。研削の後、燃料集 合体は水平面に置かれ、再び測定される。必要に応じて、燃料集合体の必要な垂 直度が達成されるまで底部ノズルからさらに材料が研削される。燃料集合体の傾 斜を修正するこの技法は、アセンブリを測定位置と研削位置との間で移動するた めの時間のかかるいくつかの機械的操作が必要であるので不十分である。 本発明によれば、相互接続された上部支持部材と下部支持部材とを有する核燃 料集合体が垂直方向から傾斜する傾向を修正する装置が提供され、この装置は、 上部支持部材を位置決めする上部位置決め手段と、前記下部支持部材を支持する ようになされたベースアセンブリとを備え、これによって燃料集合体が垂直に上 部位置決め手段と前記ベースアセンブリとの間にわたっており、前記ベースアセ ンブリに組み込まれ、前記下部支持部材に係合し燃料集合体を上昇させるように 動作することのできる昇降手段を備え、ベースアセンブリはさらに、昇降手段に よって上昇したときに下部支持手段の下面から材料を除去し、 それによって前記下面を水平面内に位置させるように動作することのできる材料 除去手段を含む。 好ましくは、ベースアセンブリは、下部支持部材の下面が載置される支持表面 を含み、昇降手段は下面を支持表面から上昇させるように動作することができる 。 有利には、昇降手段は燃料集合体の長手方向中心軸と同軸の軸に沿って移動す る。 下部支持表面は複数の下面を備えることができ、材料除去手段は、各下面から 材料を除去し、それによって各下面を前記水平面内に位置させるように動作する ことができる。 昇降手段は好ましくは、ジンバルマウント上に移動可能に支持され下部支持部 材に係合するように構成されたジンバル部材を含むジンバル取付け構成を備える 。 好ましくは、ジンバル部材は、ジンバルマウント上に設けられた球状雄軸受部 を受容する球状雌軸受部を有する。 好ましい実施形態では、材料除去手段は、昇降手段が移動する軸の周りで回転 するように構成されたロータ部材上に取り付けられた研削ホイールを備える。 有利には、研削ホイールは、ロータ部材がそのまわりを回転 する軸から半径方向に離隔され、それによって、研削ホイールは、ロータ部材が 1回転する間に各下面から材料を除去することができる。 好ましくは、ベースアセンブリは垂直ポストを有し、ロータ部材はポストの周 りで回転するように構成され、ポストとロータ部材との間に加圧空気軸受が設け られる。 ベースアセンブリは、昇降手段が移動するための軸に対して同軸に構成され、 その周縁の周りに設けられた歯を有する固定ギヤホイールと、前記ロータ部材上 に取り付けられ、固定ギヤホイールとかみ合うように構成された出力ギヤホイー ルを有する駆動モータとを含むことができる。 好ましくは、研削ホイールをその回転軸に沿って移動させる駆動手段が設けら れる。 研削ホイールをその回転軸に沿って移動させる駆動手段は、研削ホイールを前 記回転軸に沿って増分ステップで移動させるステップモータを備えることができ る。 好ましくは、ベースアセンブリは、少なくとも一つの位置決めピンと、位置決 めピンを垂直軸に沿って伸縮させるアクチュエータ手段とを含み、それによって 、前記下部支持部材に設け られた位置決め穴に位置決めピンを挿入し、あるいはこの位置決め穴から位置決 めピンを引き込むことができる。 上部位置決め手段は好ましくは、少なくとも一つの上部位置決めピンと、前記 上部位置決めピンを垂直軸に沿つて伸縮させる他の作動手段とを含み、それによ って、上部支持部材に設けられた上部位置決め穴に上部位置決めピンを挿入し、 あるいはこの上部位置決め穴から上部位置決めピンを引き込むことができる。 上部位置決めピンは、上部位置決め穴の直径とほぼ同じ直径の大径部分および 小径端部を備えることかでき、他のアクチュエータ手段は、大径部分または小径 端部を上部位置決め穴に挿入するように動作することができる。 有利には、ベースアセンブリは燃料集合体の重量を求める測定手段を含む。 測定手段は好ましくは、昇降手段の下方に配置されたロードセルを備える。 次に、一例として添付の図面を参照して本発明の実施形態について説明する。 第1図は、本発明による検査ステーションでの検査に適した タイプの典型的な核燃料集合体を示す図である。 第2図は、本発明の好ましい実施形態による核燃料集合体の検査ステーション の正面図である。 第3図は、第2図に示した検査ステーションの端面図である。 第4図は、第2図に示した検査ステーションのコラムの配設を示す概略平面図 である。 第5図は、燃料集合体の頂部ノズルを配置する支持構成の部分断面正面図であ る。 第6図及び第7図はそれぞれ、第8図の線VI−VI及び線VII−VIIに 沿った、第2図に示した検査ステーションのベースアセンブリの断面図である。 第8図は、第6図および第7図に示したベースアセンブリの平面図である。 第9図は、第8図の線IX−IXに沿ったベースアセンブリのショットボルト 機構の分解断面図である。 第10図は、第2図に示した検査ステーションの測定ヘッドキャリッジの正面 図である。 第11図は、第10図の線XI−XIに沿った測定ヘッドキ ャリッジの断面平面図である。 第12図及び第13図はそれそれ、第2図に示した検査ステーションのカメラ チャネル離隔プローブアセンブリの部分断面正面図及び部分平面図である。 第14図及び第15図は、第2図に示した検査ステーションのカメラアセンブ リの部分断面図である。 第16図は、第2図に示した検査ステーションのチェーンドライブ及びテンシ ョナ装置の端面立面図である。 第17図は、第16図の線XVII−XVIIに沿った第16図に示したチェ ーンドライブテンショナ装置の断面正面立面図である。 第18図は、第17図の線XVIII−XVIIIに沿った分解断面平面図で ある。 第19図は、第2図に示した検査ステーションのカウンタバランス装置の第2 0図の線XIX−XIXに沿った断面正面立面図である。 第20図は、第19図の線XX−XXに沿った部分断面端面図である。 第1図は、加圧水炉で使用される一般的なタイプの核燃料集 合体1を示す。燃料集合体1は、底部ノズル2の形の下部支持部材を備える。底 部ノズル2は、使用時に原子炉の下部炉心板上に載置される下面4と、凹状表面 4aとを各隅部に有する。対角方向に対向する二本の脚3のそれそれには、下記 で説明する目的のために位置決め穴5が設けられる。底部ノズル2からいくつか の制御棒ガイドシンブル6が上向きに延び、シンブルの上端は頂部ノズル7の形 の上部支持体に接続される。頂部ノズル7の上面に二つの位置決め穴8が設けら れる。燃料集合体に沿って一定の間隔で配置された位置に横スペーサグリッド9 が取り付けられ、ガイドシンブル6によって支持される。各スペーサグリッド9 は、並列された燃料棒10が支持された互いに交差する金属ストリップで形成さ れたセルラ構造を備える。アセンブリの長手方向中心軸Aに沿って、底部ノズル 2と頂部ノズル7との間で計装チューブ6aが延びる。 新たに製造された燃料集合体1は、原子炉の炉心領域に設置される前に、ある 厳しい検査手順を満たす必要がある。このような手順には、隣接する燃料棒10 間のチャネル間隔を測定することを含む完全な寸法検査を行うことと、燃料棒の 視覚表面検査と、燃料集合体1の重量を得ることとが含まれる。燃料集 合体1を炉心内に設置する前に、燃料集合体1がアセンブリ自体の垂直軸に対し て傾斜する、すなわち垂直方向から傾斜する傾向を検出し修正することが特に重 要である。 この手順は本発明では、第2図、第3図、第4図で分かるように、全体的に符 号11で示した自動検査ステーションによって自動的に実行される。検査ステー シヨン11は、四つの垂直で断面が矩形の柱14、15、16、17によって相 互接続されたベースプレート12とトッププレート13とを備える。検査すべき 燃料集合体1は、底部ノズル2がベースアセンブリ18上に支持され、頂部ノズ ル7が頂部ノズル支持体19によって位置決めされるようにステーション11上 に配置される。頂部ノズル支持体19は、柱16を包含するほぼ中空で矩形のハ ウジング20を備える。頂部ノズル支持体19を昇降させることができるステッ プモータ(図示せず)がハウジング20に組み込まれる。駆動手段(図示せず) によって水平方向に移動することができる頂部ノズル支持体ブラケット22がハ ウジング20から突き出る。 第5図を参照すると、頂部ノズル支持体19の支持ブラケット22の下方の位 置に燃料集合体1が示されている。支持ブラ ケット22は、中央リブ25の両側に配置された二つのガイドハウジング24が 取り付けられた下部プレート23を備える組立構造である。各ガイドハウジング 24は、ハウジングの上面から下向きに延びる凹状ボア26と、凹状ボア26の ベースからハウジング24の下面へ延びる案内通路27とを有する。アダプタア センブリ29によって空気圧シリンダ28に接続されたプランジャ28は、凹状 ボア26内に摺動可能に配置される。燃料集合体位置決めピン30は、プランジ ャ28内に固定され、案内通路27内を延びる。各位置決めピン30は、プラン ジャ28から離れた端部に、小径端部32に至るテーパ領域31を有する。後述 のように、シリンダ28は、位置決めピン30を、第5図に示した引き込み位置 から垂直軸に沿って部分的にあるいは完全に延ばすように作動させることができ る。位置決めピン30を部分的に延ばすと、小径部分32が位置決め穴7内に突 き出て、完全に延ばすと、ピンの大径部分が位置決め穴内へ延びる。位置決めピ ン30の大きい方の直径は、位置決め穴7の直径とほぼ同じである。 底部ノズル2はベースアセンブリ18によって支持される。ベースアセンブリ は第6図、第7図、第8図、第9図に詳しく 示されている。底部ノズル2の下面4から材料を除去する研削設備がベースアセ ンブリ18に組み込まれている。ベースアセンブリ18は、円形フランジ34の 形の水平ベースと垂直中空円筒形ポスト35とを有する固定取付け部材33を備 える。フランジ34は、ベースプレート12上に支持された環状ベース36に取 り付け固定される。ネジ38によってフランジ34に固定されたギヤホイール3 7を収容する凹部がフランジ34の上面に掘削される。ステップモータ41の出 力軸40の端部上に形成された歯39とギヤホイール37がかみ合う。ステップ モータ41は、ポスト35の周りで回転するように配置されたロータ43に固定 されたブラケット42上に取り付けられる。したがって、ステップモータ41の 動作時には、出力軸40が回転し、ロータ43をポスト35の周りで回転させる 。ロータ43のポスト35上の回転位置は、ロータとポストとの間に挿入された 上部軸受スリーブ44と下部軸受スリーブ45で規定される。ロータ43の軸方 向スラストは、それぞれ、ロータ43の下面に隣接するスラストプレート自体の 上面に形成された空気圧チャンバ46を有するスラストプレート45を備える、 三つの等間隔空気軸受によって支持される。加圧空気は、パイ プ47と、フランジ34およびスラストプレート45内に形成された通路とによ ってチャンバ46に供給される。 ロータ43は、平面図で見るとほぼ十字形断面を有し、第8図で分かるように 四つの半径方向突起48、49、50、51を備える。上部円筒形凹部52と、 上部凹部52よりもわずかに小さな直径の下部円筒凹部53が、直径方向で反対 側の突起49、51のそれぞれに形成される。上部凹部52の上端にガイドハウ ジング54が取付け固定される。垂直通路がガイドハウジング54内を延び、垂 直方向に摺動可能な位置決めピン55を収容する。位置決めピン55の下端は、 凹部52内に摺動可能に構成されネジ57によってピンが固定されたプランジャ 56内に載置される。プランジャ56の移動、したがって位置決めピン55の移 動は複動空気圧アクチュエータ58から導かれる。アクチュエータ58は、下部 凹部53を通じて垂直方向へ延びるように横取付け板59に固定される。アクチ ュエータ58から延びるピストンロッド60は、アダプタ61によってプランジ ャ55に取り付けられる。二つのアクチュエータ58が動作することによって、 位置決めピン55を底部ノズル2の脚3に設けられた位置決め穴4に挿入し、引 き込むことが できる。位置決めピン55が引き込み位置にあるかどうかを遠隔制御位置で示す 適切なセンサ(図示せず)が設けられる。 ロータ43の回転軸から半径方向に離隔され、脚3の底面4から材料を除去す るために使用される研削アセンブリ62は、半径方向突起48、49の間に配置 される。研削アセンブリは、加圧された使用空気がパイプ64を通じて供給され る空気圧モータ63を備える。モータ63から上向きに突き出る出力軸65に研 削ホイール66が固定される。研削ホイール66は、カラー67と、出力軸65 の端部に設けられたネジ69によって研削ホイールに押し付けられたクランプ部 材68との間にクランプ止めされる。板金シュラウド70は、吸い込み手段(図 示せず)と連通して底部ノズル脚3から発生した削りくずを引き込む廃棄物収集 チャンバ71を形成する。モータ63は、ロータ43内に形成された凹部73内 で軸方向移動できるように構成されたスリーブ72内に取付け固定される。伸長 片74は、スリーブ72の底端部に溶接され、内部アクメネジ山を備える中央穴 75を有する。穴75は、伸長片74内に形成されたネジ山に対応する外部アク メネジ山を有する出力軸76を受容する。したがって、ステップモータ77の動 作時には、出力軸 75が回転し、それによって伸長片74及びスリーブ72が増分的に軸方向へ移 動し、それに対応してモータ63および研削ホイール66が増分的に上向きに移 動する。後述のように、研削ホイール66の回転および増分的な上向き移動は、 ロータ43がポスト35の周りで回転する際に研削動作によって脚3から材料が 除去されるようにステップモータ41の動作時に行われる。 油圧/空気圧増圧器79およびロードセル80上に支持されたジンバル取付け 構造78は、ベースアセンブリ143を通じて中央で延びる。ジンバル取付け構 造78は、ポスト35内で長手方向へ移動するように構成された中空スリーブ8 1を備える。スリーブ81に沿ったほぼ中間に配置された小径部分は空気軸受チ ャンバ82を画定する。供給パイプ83および通路84を通じてチャンバ82に 加圧空気が供給され、スリーブとポストとの間にエアクッションが形成される。 プレート86およびネジ87によってスリーブに固定された環状接続部材85が 、スリーブ81の下端に密閉される。スリーブ81の上端は、スリーブの端部に 形成された対応するネジ山が設けられた凹部で受容されるネジ山付きスピゴット 89を有するジンバルマウ ント88を支持する。ジンバルマウント88は、球形雄軸受部91としてマウン トの円筒形側表面に接合する横上端表面90を有する。チューブ92は、スリー ブ81を通じて中央で延び、接続部材85に密閉された下端と、凹部自体の下端 からジンバルマウント88内へ延びる凹部内に密閉された上端とを有する。 ジンバルマウント88上にジンバル94が載置される。球形雌軸受カップ95 は、形状が、ジンバルマウント88内に設けられた球形雄軸受91に対応するよ うに、ジンバル94の下面に形成される。好ましくは、球形軸受カップ95の半 径は球形雄軸受91の半径よりもわずかに大きい。ジンバル94のジンバルマウ ント88上の旋回移動は、ジンバルの中央に配置された隙間穴97を通じて延び ジンバルマウント88にねじ込まれるネジ96によって制限される。ジンバルマ ウント88の端面90とジンバル94の軸受カップ95との間に形成された空間 に球形軸受の適切な潤滑油が与えられる。ジンバル94の上方をカバープレート 98が延びる。カバープレート98の下方のジンバル94に、直径方向に反対側 の二つの切欠き99が形成される。各切欠き99は、ベースアセンブリ18上に 燃料集合体が配置されたときにカバープレート98の穴101を通じて 底部ノズル2の存在を検知するプローブ100を収容する。 第9図を参照すると分かるように、ロータに形成された孔103にショットボ ルト102を挿入することによって、ロータ43の回転を防止することができる 。ショットボルト102は、取付け部材33のフランジ34に設けられた案内穴 104に摺動可能に構成される。ショットボルト102の移動は、環状ベース3 6上に取り付けられたアクチュエータ105から導かれる。止めネジ106はシ ョットボルト102をアクチュエータ105に取り付ける。プローブ107は、 フランジ34内へ延び、シショットボルト102の位置を検知するために使用さ れる。 検査ステーション内に燃料集合体1が設置されると、二つの半径方向突起48 、50の上面108上に二本の底部ノズル脚3の下面4を載置し、二つのガイド ハウジング54の上面109上に他の二本の脚3の下面4を載置することができ る。各支持表面108、109は共通の水平面内に配置される。 燃料集合体1の寸法精度の検査と、アセンブリの表面の視覚検査は、測定ヘッ ドアセンブリ110の動作によって実行される。測定ヘッドアセンブリ110は 、チェーンドライブテンシ ョナ装置113によって操作されるトリプレックスチェーン112によって柱1 4に沿って上下に駆動されるキャリッジ111を備える。高さおよびエンベロー プの測定を行い、かつ表面検査を行う四つのカメラと、各燃料棒10間の間隔を 測定する二つのチャネル間隔プローブが、キャリッジ111上に取り付けられて いる。測定ヘッドアセンブリ110の重量のバランスをとるために、釣合い錘1 14がドライブチェーン112に接続され、柱15に沿って移動するように構成 される。 測定ヘッドキャリッジ111は第10図および第11図に示されている。第1 0図および第11図では、図を明確にするために測定機器が省略されている。キ ャリッジ111は、上部リム116と下部リム117で形成された軸受部115 を備える組立構造である。各リム116、117は、柱14を包含する正方形断 面として形成された四つの真っ直ぐな面を有する。四枚の軸受支持板118は、 上部リム116と下部リム117との間で延び、それぞれ、柱14の隣接する面 に平行である。各軸受支持板118の上部領域に二つの軸受アセンブリ119が 設けられ、各軸受支持板の下部領域に他の二つの軸受アセンブリ119が設けら れる。各軸受アセンブリ119は、柱14の 面に垂直な軸の周りで回転することができ、柱14に固定され柱14の長さに沿 って延びるガイドレール122の側面121に沿って動作するように配置された ローラ120を含む。第11図で分かるように、柱14の各側面に沿ってガイド レール122が延びる。軸受アセンブリ119は対として構成され、そのため各 対のローラ120は、ガイドレール122のそれぞれの反対側の側面121に沿 って動く。 測定機器が取り付けられたトレー部123は、軸受部115の下端から柱14 に直角に延びる。トレー部123は、中空部リブ125のアレイ上に支持された 平板124を備える。円形孔126は、燃料集合体1が通過できるような直径を 有し、プレート124に設けられる。それ自体に沿って測定器具を移動すること のできる四つのT字形断面スライド127、128、129、130は、プレー ト124の上面の周縁の周りに固定される。プレート124の各側に固定された 歯付きラック131、132、133、134が各スライドに関連付けられてい る。後述のように、測定器具をスライドに沿って移動させる手段によって係合で きるように、各ラックの下面上に歯が設けられる。キャリッジを昇降させるチェ ーン112は、軸受部115のベ ースに設けられたチェーン取付け板135の上端および下端に取り付けられる。 一つのガイドレール122に固定されたスケールを走査するリーダヘッド(図示 せず)がキャリッジ111上に設けられ、それによって、後述のように、測定動 作時にキャリッジの垂直位置を判定することができる。 第12図および第13図に示したように、カメラプローブアセンブリ140は 、各T字形スライド127、130に沿って移動できるように構成される。それ ぞれのスライド127、130に沿ったカメラプローブアセンブリ140の移動 はステップモータ141から得られる。モータ141の出力軸上に取り付けられ たギアピニオン142は、キャリッジ111に固定されたそれそれの歯付きラッ ク131、134とかみ合う。モータ141は、下部軸受ハウジング143に固 定され、ピニオン142を関連する歯付きラック131、134に係合させるよ うにバネアセンブリ144によってバイアスされる。軸受ハウジング143は、 スライド127、130の水平部分にまたがり、四つの軸受アセンブリ145お よび二つのローラアセンブリ146をハウジング自体の各側で支持する。八つの 軸受アセンブリ145はそれぞれ、スライド127の水平部分の上面 と下面のどちらかに沿って動作するように構成されたローラ147を含む。ハウ ジング143の両側の二つのローラアセンブリ146はそれぞれ、スライド12 7の水平部分のそれぞれの対向する垂直表面に沿って動作するように構成された ローラ148を含む。カメラプローブアセンブリがスライド127に沿って走行 した距離を示すために歯付きラック131に隣接して設けられたスケールを読み 取るリーダヘッド(図示せず)が設けられる。走行距離に対応する信号がリモー トコントロールシステムヘ送られる。 正方形の断面を有するチューブ149は、横方向に軸受ハウジング143へ延 び、軸受ハウジング143に固定される。親ネジ151に結合された出力軸を有 するステップモータ150がチューブ149内に固定される。親ネジ151は、 矩形断面操作棒152に沿って中央で延びる対応するネジ山が設けられた穴で受 容される。モータ150から離れた操作棒152の端部にカメラ153が設けら れる。操作棒152の正確な直線移動は、いくつかの軸受カセット154によっ て行われ、このうちの二つの軸受カセットは取付けチューブ149の各側に固定 される。各軸受カセット154は、操作棒152の表面に接触 するローラ155を有する。モータ150が動作すると、親ネジ151が回転し 、それによって操作棒およびカメラ153が直線移動する。カメラ153の直線 移動量は、操作棒152に固定されたスケールを走査するリーダヘッド156に よって測定される。走行距離に対応する電気信号がリモートコントロールシステ ムヘ送られる。 隣接する燃料棒間のチャネル間隔を検査する働きをするプローブ157が、二 つのカメラプローブアセンブリ140の間に含まれる。好ましくは、プローブ1 57は、プローブの機械的たわみを、リモートコントロールシステムへ送られる 対応する電気信号に変換するストレインゲージブリッジを備える。プローブ15 7の燃料集合体1への進行および燃料集合体1からの引込みはステップモータ1 58から導かれ、ステップモータの出力軸はピニオン159を保持する。ピニオ ン159は、モータ158に作用するバネ装置161によって固定歯付きラック 160にかみ合い係合する。モータ158は、チューブ149の両側に配置され た一対の案内棒163に沿って移動できるように構成された上部軸受ハウジング 162上に取り付けられる。上部軸受ハウジング162の頂面に四つの軸受カセ ット164 が構成され、各軸受カセットは、それぞれの案内棒163の上部水平表面に接触 するローラを有する。上部軸受ハウジング162の各側面に他の二つの軸受カセ ット164が設けられ、各カセットは、結合された案内棒163の外側垂直表面 に接触するローラを有する。上部軸受ハウジング162の各側面にも軸受アセン ブリ165が設けられ、各アセンブリは、それぞれの案内棒163の下部水平表 面に接触するローラを有する。 プローブ157は、ブラケット168および電磁結合アセンブリ169によっ て上部軸受ハウジング162に接続される。プローブが、燃料集合体1に挿入さ れる前に通過する三点温度補償較正装置170が、チューブ149の端部に支持 される。較正装置170は二枚のプレート171、172を有し、プレート17 2は、プレート171と共に、それそれの異なる寸法の三つのギャップを画定す るように三つの突起を有する。ギャップは、ブローブ157の経路に沿って燃料 集合体1の方へ漸次増大し、特定のタイプの燃料集合体の特定の測定範囲にわた って三回の較正測定が行われるようなギャップが選択される。プローブ157が 燃料集合体の燃料棒内で動かなくなった場合は、電磁結合アセンブリ169によ って自動的に解放され、そ れによって燃料棒10への損傷が防止される。 第14図および第15図に示したように、カメラアセンブリ180は、測定ヘ ッドキャリッジ111上の各T字形スライド128、129に沿って移動するよ うに構成される。それぞれのスライド128、129に沿ったカメラアセンブリ 180の移動はステップモータ181から導かれる。モータ181の出力軸上に 取り付けられたギアピニオン182は、測定ヘッドキャリッジ111に取り付け られたそれぞれの歯付きラック132、133とかみ合う。モータ181は、下 部軸受ハウジング185に固定された旋回ピン184上に支持された旋回可能取 付け装置183に固定される。バネアセンブリ186は取付け装置183に作用 してピニオン182を関連する歯付きラック132、133にかみ合い係合させ る。軸受ハウジング185は、スライド128、129の水平部分にまたがり、 四つの軸受アセンブリ145および二つのローラアセンブリ146をハウジング 自体の各側で支持する。八つの軸受アセンブリ145はそれそれ、スライド12 8、129の水平部分の上面または下面に沿って動作するように構成されたロー ラ147を含む。 ハウジング185の両側にある二つのローラアセンブリ146 はそれぞれ、スライドの互いに対向する垂直表面に沿って動作するように構成さ れたローラ148を含む。カメラ180がスライドに沿って走行した距離を示す ために歯付きラック132、133に隣接して設けられたスケールを読み取るリ ーダヘッド187が設けられる。走行距離に対応する電気信号がリモートコント ロールシステムヘ送られる。 断面が正方形の可動案内棒189を支持する上部軸受ハウジング188が下部 軸受ハウジング185に溶接される。上部軸受ハウジング188の上部プレート 191に四つの軸受アセンブリ190が設けられ、これらの軸受アセンブリのう ちの二つは、案内棒189の一方の垂直面に接触するローラ192を有し、他の 二つの軸受アセンブリは、案内棒189の他方の垂直面に接触するローラ192 を有する。上部軸受ハウジング188の側面プレートに他の四つの軸受アセンブ リ190が設けられ、これらの軸受アセンブリ190のうちの二つは、案内棒1 89の上部水平表面に接触するローラ192を有し、他の二つの軸受アセンブリ は、案内棒の下部水平表面に接触するローラ192を有する。案内棒189の垂 直表面には取付具193によって歯付きラック194が固定される。上部軸受ハ ウジング188 上にステップモータ195が取り付けられており、このモータ195は、ラック 194にかみ合うピニオン196を駆動する。カメラ153が取り付けられたキ ャリア197が、案内棒189の前端に支持される。したがって、モータ195 の動作によって、駆動力がピニオン196およびラック194を通じて案内棒1 89およびカメラ153に伝達される。カメラ153の直線移動量は、案内棒1 89と共に移動するように構成されたスケールを走査するリーダヘッド199に よって測定される。カメラが走行した距離に対応する電気信号がリモートコント ロールシステムヘ送られる。 したがって、四つのカメラ153はそれぞれ、それぞれのスライド127、1 28、129、130に沿って、かつスライドに垂直な方向へ移動することがで きる。カメラ153は二つのモードで、すなわち燃料集合体の寸法を検査する測 定器具として、あるいは燃料棒表面の視覚検査を行う手段として動作することが できる。カメラ153は、測定器具として使用されると、光学プローブとして動 作し、カメラから見える表面の焦点距離を得て、対応する情報がリモートコント ロールシステムへ送られる。この情報は、カメラの位置に関係する、リーダヘッ ドから送られる信号と共に、遠隔制御位置にあるコンピュータによって処理され 、必要な寸法が判定される。カメラは、表面検査システムとして動作すると、ビ デオ走査システムにビデオ信号を放出し、ビデオ走査システムはすべてのカメラ からの信号を単一のビデオレコーダ上で組み合わせる。各カメラから得られた画 像はモニタ上で見ることができる。モニタは、それぞれ、一つのカメラからの画 像を表す、四分区画に分割することができ、そのため燃料集合体のすべての四つ の面を同時に見ることができる。 必要に応じて、カメラアセンブリ180にタッチプローブを組み込むことがで き、その場合、燃料集合体の測定値が、燃料集合体に接触するように移動するプ ローブによって検査される。タッチプローブが燃料集合体表面に接触したときに タッチプローブから発信される信号と、リーダヘッドからの信号は、コンピユー タによって処理され、必要な寸法が測定される。 トリプレックスチェーン112によって測定へッドアセンブリ110を昇降さ せるチェーンドライブテンショナ装置113を第16図、第17図、第18図に 示す。取付け板212によってステップモータ211が取り付けられた駆動装置 支持フレ ーム210が駆動装置のベースプレート12に固定される。モータ211からの 出力軸は継手214によって歯車箱213に接続される。継手214は、歯車箱 出力軸216上に取り付けられたギヤホイールを駆動するウォーム軸215上に 取り付けられる。チェーンドライブスプロケット217は、支持フレーム210 上に取り付けられた受け台軸受218内に支持された出力軸216に連動する。 測定ヘッドキャリッジ111および釣合い錘114に接続されたトリプレックス チェーン112はドライブスプロケット217に係合する。柱15上に構成され たテンショナ装置219によってチェーン112に張力が維持される。テンショ ナ装置219は、柱15を包含し柱15に摩擦クランプ止めされたブラケット2 20を備える。ブラケット220は、ドウムヘッドナットネジアセンブリ225 によって側板に取り付けられた取り外し可能な帯板223、224によって相互 接続された二枚の側板221、222を有する。各側板221、222および帯 板223、224は、柱15の隣接する面にほぼ平行に延びる。二枚の側板22 3、224に設けられた開口部内を、ブッシュ227内に回転可能に支持された アイドラ軸226が延びる。各ブッシュ227は、それぞれの 側板221、222に固定された軸受ハウジング228内に配置され固定される 。側板222を通して延びるアイドラ軸226の端部にチェーンテンションスプ ロケット229が取り付けられる。テンションスプロケット229は、ドライブ スプロケット217と釣合い錘114との間の位置でトリプレックスチェーン1 12の走行部に係合する。手動駆動機構(図示せず)の一部を形成する自在継手 230が、アイドラ軸226の端部に接続され側板221を通して延びる。この 駆動機構によって、アイドラ軸226は、測定ヘッドアセンブリ110を柱14 に沿って昇降させるように手動で回転させることができる。 ブラケット220は、上部摩擦パッドおよび下部摩擦パッド231によって柱 15に摩擦係合する。第18図で分かるように、パッド231は側板222に形 成された孔232を通して延び、柱15に固定され柱15に沿って延びるガイド レール234の表面233に接触する。各パッド231は、四つのバネ235に よってガイドレール表面233に接触するように弾性的に付勢される。各バネ2 35は、側板222に固定されたピン237上にネジ止めされた一組のナット2 36に作用する。ブラケット220の横方向位置はいくつかのスライド板238 によって規定され、スライド板対は上部摩擦ヘッドおよび下部摩擦ヘッド231 のそれぞれに関連付けられる。スライド板238はガイドレール234の側面2 39に接触するように配置される。各プレート238は、二つのナットを緩め二 本のネジ240を軸方向に移動させることによって調整することができる。同様 に、上部摩擦パッドおよび下部摩擦パッド241は、側板221に形成された孔 を通して延びる。摩擦パッド241は、側板221に剛性に固定され、バネ23 5の作用によって、柱15に固定され柱15に沿って延びる他のガイドレール2 42に接触して引かれる。第18図に示したスライド板と同様に調整できる一対 の横スライド板243が各摩擦パッド241に関連付けられている。 測定ヘッドキャリッジ111を柱14に沿って厳密に移動できるように、測定 ヘッドアセンブリ110の重量は釣合い錘114によって釣り合わされる。第1 9図および第20図で分かるように、釣合い錘114は、柱15を包含するブラ ケット250の形をとる。ブラケット250は、取り外し可能な二枚の帯板25 3、254によって相互接続された二枚の軸受支持板251、252を有する。 二枚の支持板251、252およ び二枚の帯板253、254は矩形開口部を画定し、この開口部を通して柱15 が延びる。軸受支持板251にバネ軸受アセンブリ255が設けられ、このアセ ンブリ255は、それぞれ、固定車軸257のそれぞれの端部を支持する、二つ の軸受ハウジング256を備える。 ガイドレール242の表面233に沿って延びる横方向に間隔を置いて配置さ れた二つのローラ258が、車軸257上に回転可能に支持される。ローラ25 8は四つのバネアセンブリ259によって表面233に押し付けられる。四つの バネアセンブリのうちの二つは各ハウジング256に関連付けられる。各バネア センブリ259は、支持板251に固定されハウジング256を通して延びる植 込みボルト260を備える。植込みボルト260を囲むコイルバネ261は、軸 受ハウジング256に作用しローラ258をガイドレール表面233に押し付け るようにナット262によって事前に負荷を加えられる。他の四つの軸受アセン ブリ263が側板251に取り付けられ、このうちの二つが側板の上端に、二つ が側板の下端に取り付けられる。各軸受アセンブリ263は、側板251内で回 転することのできる支持体264と、ローラ265とを備える。軸受アセ ンブリ263は、ローラ265がガイドレール233のそれぞれの側面239に 沿って延びるように配設される。ローラ265の軸は支持体264の回転軸に対 してずれているので、支持体が回転することによって、ローラ265をガイドレ ール側面239に接触させることができる。軸受支持板252に上部軸受アセン ブリおよび下部軸受アセンブリ266が取り付けられる。各軸受アセンブリ26 6は、弾性的に取り付けられないことを除いて軸受アセンブリ255に類似して いる。したがって、各軸受アセンブリ266は、ガイドレール234の外面23 3に沿って動作するように構成された一対のローラ258を含む。ローラ258 の表面233との接触は、軸受支持板251の軸受アセンブリ255に結合され たバネ261の起こす反力によって維持される。それぞれ、ガイドレール234 の側面239に沿って動作するように構成されたローラ265を含む、他の一対 の軸受アセンブリ263が、上部軸受アセンブリ266と下部軸受アセンブリ2 66との問に配置される。これらの軸受アセンブリ263は、軸受支持板251 の軸受アセンブリ263と同様な構成のものであり、したがって偏心して取り付 けられたローラ265どうしを、ガイドレール側面に接触するように 同様に調整することができる。 軸受支持板251に二枚の伸長板267、268が取り付けられる。ナット2 71およびロックナット272によってボス269自体内に固定されるチェーン コネクタ270を支持する環状ボス269が伸長板267に設けられる。ドライ ブチェーン112の二つのエンドリンクがコネクタ270に取り付けられる。伸 長板267、268のそれぞれ頂部および底部に形成されたケーシング273、 274はそれぞれ、鉛錘275を収容する。二つの鉛錘の重量は、釣合い錘11 4の総重量が厳密に測定ヘッドアセンブリ110の重量に一致するように選択さ れる。 第2図で分かるように、測定ヘッドアセンブリ110に取り付けられたチェー ン112の走行部は、ドライブスプロケット217から、ベースプレート12上 に取り付けられたスプロケット280へ延びる。チェーン112はスプロケット 280からキャリッジ111(第11図参照)に取り付けられ、次いで上板13 から支持された他の二つのスプロケット281、282を周回する。チェーン1 12は、スプロケット282を周回した後、釣合い錘114(第19図および第 20図参照)に接続 され、次いで、チェーンに必要な張力を維持するチェーンテンショナ装置219 の被駆動スプロケット229へ延びる。 再び第2図を参照すると分かるように、燃料集合体1は最初、柱16に沿って 移動できるように構成された空気圧クランプ止めアセンブリ300によって所定 の位置に保持される。クランプ止めアセンブリ300は、複数の軸受アセンブリ 302を組み込んだキャリア301を備える。各軸受アセンブリ302は、柱1 6に取り付けられたガイドレール303の側面に沿って動作するように構成され たローラ(図示せず)を含む。この構成は、上記で第10図および第11図を参 照して説明したように、測定ヘッドキャリッジ111上で使用される構成に類似 している。キャリア301に取り付けられたクランプ止めヘッド304は、矩形 孔を画定する四つの面305を有し、この孔を通して燃料集合体1が延びる。四 つの面305のそれそれに空気圧シリンダ306が固定され、空気圧シリンダを 作動させることによって、クランプ止めプレート(図示せず)が燃料集合体1の 面に近づきこれらの面から離れる。 駆動構成と、クランプ止めアセンブリ300用の釣合い錘システムは、測定ヘ ッドキャリツジ111に使用される駆動構成 および釣合い錘システムに類似している。キャリア301の移動は、ドライブス プロケット308によって駆動されるトリプレックスドライブチェーン307に よって行われる。ドライブスプロケット308の回転は、ステップモータ歯車箱 アセンブリ309から導かれる。チェーン307は、ドライブスプロケット30 8から上向きにテンションスプロケット310の周りで延び、次いで柱17(第 4図参照)に沿って移動するように構成された釣合い錘311に接続される。釣 合い錘311は、測定ヘッドアセンブリ110に使用される釣合い錘114(第 19図および第20図参照)と同様な設計のものであり、クランプ止めアセンブ リ300の重量に反作用する働きをする。チェーン307は、釣合い錘に接続さ れた後、上向きに延び、上板13によって支持された他の二つのスプロケツト3 12、313を連続的に周回する。チェーン307は次いで、下向きに延びてキ ャリア301に接続され、最後にベースプレート12上に支持されたスプロケッ ト314を周回する。 検査ステーション11は、各移動軸において真直度、直線測定値、各軸間の直 角度に関して正確に較正しておかないかぎり、燃料集合体に対して検査手順を実 施するために使用することは できない。燃料集合体の長手方向に対応する各柱のZ軸の較正は、レーザ干渉技 法を使用して二つの平面の真直度および第三の平面の直線性を検査することによ って行うことができる。燃料集合体の二つの対向する側面に沿った方向に対応す る二本のY軸の較正と燃料集合体の他の二つの対向する側面の方向に対応する二 本のX軸の較正は、正確に構成された花崗岩アーチファクトの助けで各軸の他の 軸に対する直角度を検査することによって行うことができる。 燃料集合体1を受容する前に、検査ステーション11の様々な構成要素が必要 な最初の位置に位置決めされる。 具体的には、測定ヘッドキャリッジ111が、チェーン112によって柱14 に沿って下降し、チェーンドライブテンショナ装置113によって移動され、そ の結果、カメラプローブアセンブリ140がベースアセンブリ18の頂部よりも 下方に配置される。四つのカメラ153のそれぞれと、二つのチャネル間隔プロ ーブ157は、それぞれの完全に引き込まれた位置にある。空気圧シリンダ30 6に結合されたクランプ止めプレートが引き込み位置に来ると、クランプ止めア センブリ300のキャリア301は、ステップモータ歯車箱アセンブリ309に よ って駆動されるチェーン307によって柱16に沿って下降する。 キャリア301は、クランプ止めヘッド304がカメラプローブアセンブリ1 40よりも土方でありベースアセンブリ18の頂部よりも下方に位置決めされる ように配置される。頂部ノズル支持体19の二本の頂部ノズル位置決めピン30 は、第5図に示したように案内通路27に完全に引き込まれる。ベースアセンブ リ18(第6図参照)で、空気圧アクチュエータ58を作動させることによって 二本の位置決めピン55がそれぞれの案内ハウジング54の上方に伸長される。 油圧/空気圧増圧器79を作動させることによってジンバル94が上昇位置に上 昇する。増圧器79は、プレート86および接続部材85に作用しスリーブ81 をポスト35内で移動させる。このため、ジンバルマウント88が上昇し、それ によってジンバル94が上昇する。 燃料集合体ハンドリングシステム(図示せず)は、燃料集合体1を、燃料集合 体製造装置から取り出し、上昇したジンバル94上に底部ノズル2が載置される ように燃料集合体を配置する。ジンバル94は、底部ノズル2の対角方向に対向 する二本 の脚3の下部表面4が二つの半径方向突起48、50の上面108の上方に配置 され、対角方向に対向する他の二つの脚3が二つの案内ハウジング54の上面1 09の上方に配置されるように十分に上昇する。各位置決めピン55は、脚3に 設けられたそれぞれの位置決め穴5内へ延びる。 ステップモータ歯車箱アセンブリ309を作動させることによって、キャリア 301が柱16に沿って、ほぼ第2図に示した位置へ移動する。空気圧シリンダ 306を作動させると、結合されたクランプ止めプレートが延び、燃料集合体1 に係合し燃料集合体1を保持し固定する。クランプ止めアセンブリ300に組み 込まれたセンサは、燃料集合体1が固定されたことを確認し、燃料集合体ハンド リングシステムを引き込めるようにする。空気圧シリンダ28を作動させること によって、位置決めピン30が部分的に延び、そのため小径部分32が頂部ノズ ル6に設けられた位置決め穴7内に配置される。次いで、空気圧シリンダ306 が作動し、クランプ止めブレートが燃料集合体1から解放される。燃料集合体1 の重量が、ジンバル取付け構造78を通じてロードセル80に伝達される。燃料 集合体の重量に対応する信号がロードセル80によって、送られた データを記録し記憶するコンピュータシステムヘ送られる。 燃料集合体重量データが記録され記憶された後、増圧器79が作動しジンバル 94が下降し、それによって脚3をベースアセンブリ18上に載置することがで きる。次いで、空気圧シリンダ28が作動し、位置決めピン30が完全に延び、 ピンの最大直径を頂部ノズル位置決め穴7に挿入される。ステップモータ歯車箱 アセンブリ309を作動し、それによって、チェーン307がキャリア301を 柱16に沿ってパーク位置へ移動させ、そこで側面305が燃料集合体1の上端 の上方に配置される。次いで、チェーンドライブテンショナ装置113の作動が 開始され、測定ヘッドキャリッジ111が、最初の位置に戻るように下降する。 次に、検査ステーション11が、アセンブリの外部測定値を得ることを意味す る、燃料集合体1に関するエンベロープ検査を実施できる状態になる。この手順 を容易にするために、燃料集合体上の基準点が指定される。したがって、燃料集 合体のZ(垂直方向)の測定では、底部ノズル2の下面4がZ基準点として働く 。水平方向の測定では、底部ノズルの隅部がXY基準点を画定する。したがって 、X軸に沿った測定はアセンブリの 対向する二つの面に沿った水平測定を表し、Y軸に沿った測定は、X軸に沿った 測定に直角な他の二つの面に沿った測定を表す。 エンベロープ測定検査を行うには、キャリッジ111を上昇させ、二つのカメ ラプローブアセンブリ140(第12図、第13図)および二つのカメラアセン ブリ180(第14図、第15図)の光学プローブカメラ153を、底部ノズル 2の表面を観察するように位置決めする。ステップモータ141を作動させるこ とによって、ギアピニオン142が回転し、ギアピニオンがそれぞれの歯付きラ ック131、134にかみ合い係合することによって、カメラプローブアセンブ リ140がそれぞれのスライド131、134に沿って移動される。ステップモ ータ150を作動し、それによって指定された測定点で各モータ141が停止し 、親ネジ151の回転によって操作棒152が順方向へ移動する。したがって、 カメラ153は、底部ノズル表面に合焦するまで底部ノズル2の方へ移動する。 カメラ153の位置は、歯付きラック131、134に隣接するスケールを走査 するリーダヘッド(図示せず)と、操作棒152に固定されたスケールを走査す るリーダヘッド156とから放出 される信号から分かる。リーダヘッドからの信号はリモートコントロールシステ ムに記憶するために送られ、そこで寸法検査ルーチンに従って処理される。 同様に、ステップモータ181を作動させることによって、回転するギアピニ オン182がそれそれの歯付きラック132、133に沿って移動し、そのため カメラアセンブリ180がそれぞれのスライド128、129に沿って移動する 。各モータ181は必要な測定点で停止し、次いでステップモータ195が作動 し、それによって案内棒189が順方向へ移動する。これによって、カメラ15 3は、底部ノズル2の表面に合焦するまで底部ノズル2の方へ移動する。カメラ の位置は、歯付きラック132、133に隣接するスケールを走査するリーダヘ ッド187と、案内棒189に結合されたスケールを走査するリーダヘッド19 9とから発信される信号から分かる。リーダヘッドからの信号はリモートコント ロールシステムに記憶するために送られ、そこで寸法検査ルーチンに従って処理 される。四つのカメラ153はそれぞれ、底部ノズル表面に沿って間隔を置いて 配置されたいくつかの位置、通常は三つの位置で寸法検査を行うように作動させ ることができる。 次いで、チェーンドライブテンショナ装置113を作動し、それによってチェ ーン112が測定ヘッドキャリッジ111を柱14に沿って上昇する。キャリッ ジ111は、カメラ153が燃料集合体頂部ノズル1の表面を見ることができる ように位置決めされる。次いで、上記で底部ノズルに関して説明した手順に従っ て頂部ノズルの寸法に関する検査が行われる。次いで、上記で頂部ノズルおよび 底部ノズルに関して説明したように、各スペーサグリッド9ごとに寸法検査が行 われる。 燃料集合体1のXY(水平)寸法が検査された後、測定ヘッドキャリッジ11 1が燃料集合体の下方の位置に下降する。四つのカメラ153はそれぞれ、それ ぞれのスライド127、128、129、130の一端のある位置へ移動し、燃 料集合体から引き込まれる。次いで、Z(垂直)方向での燃料集合体1の様々な 測定値が検査される。これは、キャリッジ111を柱14に沿って必要な位置へ 移動させ、次いでカメラ153を水平方向にそれぞれのスライド127、128 、129、130に沿って必要な測定位置へ移動させることによって行われる。 次いで、キャリッジ111が柱14に沿って移動され、同時に、カメラ153を 使用して構成要素表面の上限および下 限が検出される。キャリッジ111上に設けられたリーダヘッドは、柱14上の ガイドレール122に固定されたスケールを走査し、Z基準点の上方のキャリッ ジの垂直位置を確立できるようにする。この情報は、カメラ153から与えられ る検出信号と共に、リモートコントロールシステムによって処理され、必要なZ 高さが検査される。前述の手順によって得られたZ高さには、底部ノズルの上面 および燃料棒10の下端の高さと、Z基準点の上方のスペーサグリッド9の上縁 部の高さと、燃料棒10の上端と頂部ノズル7の下面との間の距離と、Z基準点 の上方の頂部ノズルの上面の高さとを含めることができる。前述の寸法検査から 得られたデータはリモートコントロールシステムに記憶され、燃料集合体の必要 な測定値を表すデータと比較される。Z高さ寸法検査が完了した後、カメラは燃 料集合体の下方の最初の位置に引き込まれる。 四つのカメラ153を使用して、燃料棒表面の視覚検査を行い、それによって 掻き傷やその他のマークなどの表面欠陥を検出することができる。この場合、測 定ヘッドキャリッジ111が柱14に沿って横方向に移動され、同時にカメラ1 53が一対の燃料棒10に合焦される。キャリッジ111は燃料集合体 に沿って数回移動され、カメラは、それぞれの異なる一対の燃料棒を観察するよ うに毎回横方向に移動される。出力信号は、すべてのカメラから取り出され、カ ラーモニタ画面上に表示できるように単一のビデオレコーダ上で組み合わされる 。画面は、それぞれ、一つのカメラから見える画像を表す、四分区画に分割する ことができる。オペレータは、画面の画像から、燃料棒上の表面欠陥を検出する ことができる。表面検査手順に続いて、カメラ153が引き込まれ、測定ヘッド キャリッジ111が燃料集合体1の下方に戻る。 カメラプローブアセンブリ140に結合された二つのプローブ157を使用し て、隣接する燃料棒10間のチャネル間隔を検査することができる(第12図お よび第13図を参照されたい)。この手順では、測定ヘッドキャリッジ111を 柱14に沿って必要な垂直位置へ移動させ、次いでステップモータ141を作動 させ、カメラプローブアセンブリ140をスライド127、130に沿って、最 初に検査すべきチャネル間隔へ移動させる必要がある。ステップモータ158が 作動し、それによってプローブ157がそれぞれの較正装置170を通じて前進 する。次いで、プローブ157が、燃料棒間隔を通じて燃 料集合体内の選択された深さに前進する。プローブ157の機械的たわみに対応 する電気信号がリモートコントロールシステムヘ送られ、そこで信号が処理され 、隣接する燃料棒間のギャップを判定することができる。次いで、この手順が、 すべての必要なチャネル間隔測定値が得られるまで、選択されたすべての測定位 置で繰り返される。 すべてのチャネル間隔検査が完了した後、カメラ153およびチャネル間隔プ ローブ157が引き込まれ、測定ヘッドキャリッジ111が燃料集合体の底部の 下方に移動される。 燃料集合体1が垂直方向から傾斜する傾向を補正するために、下記の手順が実 施される。二つの下部位置決めピン55が底部ノズル位置決め穴5に挿入され、 各ピンの大径部分が頂部ノズル位置決め穴8内へ延びるように二つの上部位置決 めピン30が延びる。次に、燃料集合体1が真の垂直位置に支持される。 前述の寸法検査で得られたデータが、燃料集合体が傾斜し、すなわち垂直方向 に対して傾斜していることを示している場合、底部ノズルの下面4から必要な量 の材料を除去することによってこの傾斜を修正する必要がある。この傾斜修正手 順は、オペレータが制御コンピュータで「研削」オプションを選択するこ とによって開始される。この手順では、ベースアセンブリ18の両側に構成され た二つの視像カメラ(図示せず)を切り換える必要がある。四つのカメラ153 および二つのプローブ157が引込み位置に来ると、測定ヘッドキャリッジ11 1が、燃料集合体1に沿ったほぼ中間位置に上昇する。ステップモータ歯車箱ア センブリ309を作動させることによって、クランプ止めアセンブリ300がほ ぼ第2図に示した位置に下降する。 次いで、吸込み手段(図示せず)がオンに切り換えられ、シュラウド70(第 7図参照)内に真空が生成される。次いで、二つの位置決めピン55が共に底部 ノズル位置決め穴5から案内ハウジング54に引き込まれる。次いで、油圧/空 気圧増圧器79を作動させることによって、ジンバル94が上昇位置へ移動する 。ジンバル94は、上昇位置へ移動する際に、下部支持部材3の凹状表面4aに 係合する。したがって、燃料集合体1が上昇し、そのため下面4がロータ43の 上部支持表面108、109の上方に上昇する。ジンバル94は、球形雌軸受カ ップ95と球形雄部分91とで形成された球形軸受によってジンバルマウント8 8上に支持されるので、凹状表面4aの傾斜が補償される。ジンバル94が燃料 集合体1の長手方向重 心軸Aに沿って移動し、頂部ノズル7が位置決めピン30によって規制されるの で、燃料集合体1は、上昇位置に来たときに真に垂直に保持される。 加圧空気が供給パイプ64を通じて空気圧モータ63に供給され、それによっ て研削ホイール66が回転する。第9図を参照すると分かるように、アクチュエ ータ105が作動し、ショットボルト102がロータ43の孔103から引き込 まれる。次いで、ステップモータ41が作動し、出力軸40と、出力軸上に形成 されギヤホイール37とかみ合い係合する歯39が回転する。ギヤホイール37 は固定取付け部材33に接続されているので、歯39はギヤホイール37の周縁 の周りを移動する。ステップモータ41が取り付けられたブラケット42は、ロ ータ43が、取付け部材33の一部を形成するポスト35の周りで回転するよう に、ロータ43に固定される。そのため、研削アセンブリ62はベースアセンブ リ18の中心軸の周りで回転する。ステップモータ77を作動させることによっ て、回転する研削ホイール66は、底部ノズル脚3の下面4に接触するまで増分 的に上昇する。そのような接触は聴覚的に判定することも、あるいは二つの視像 カメラから送られた画像を表示するモ ニタ画面を見ることによって視覚的に判定することもできる。第一のパスで各下 面4からの材料の除去が達成されなかった場合、研削ホイール66はさらに一増 分だけ上昇する。これは、ステップモータ77の出力軸75を回転させ、伸長片 74およびスリーブ72、したがってモータ63および研削ホイール66を上向 き軸方向へ移動させることによって行われる。研削ホイール66の増分移動は、 研削ホイール66によって各底部ノズル脚3の下面4から材料が除去されるまで 継続する。これは、オペレータが、二つの視像カメラから送られる画像を表示す るモニタ画面を見ることによって観察することができる。研削ホイール66の各 像移動は、5ミクロンないし20ミクロンに設定された量だけ行うことができる 。底部ノズルから除去された廃棄材料は、吸込み手段によってシュラウド70内 から除去される。研削動作の結果、底部ノズル2の下面4は、支持表面108お よび109を含む水平平面に平行な水平平面内に配置される。したがって、燃料 集合体1を底部ノズル脚3上に起立させると、アセンブリは真に垂直になるはず である。 研削動作は、モータ63をオフにし、次いで研削ホイール66を引き込むこと によって終了する。ステップモータ41を 停止した後、ショットボルト102をロータ43自体に係合することによってロ ータ43が固定され、次いで吸込み源がオフにされる。位置決めピン55が上昇 し、底部ノズル位置決め穴5に挿入される。ジンバル94が下降することによっ て、底部ノズル下面4が支持表面108および109上に載置される。四つのカ メラ153が引き込み位置に来ると、測定ヘッドキャリッジ111が燃料集合体 1の下方の位置に下降する。クランプ止めアセンブリ300上のクランプ止め板 が解放された後、クランプ止めアセンブリは燃料集合体1の上方の位置へ移動す る。次に、二つの視像カメラをオフにすることができる。 必要に応じて、燃料集合体が垂直方向に対して傾斜しているかどうかを検査す るための前述の手順を繰り返すことができ、必要に応じて、底部ノズル2から追 加材料を除去することによって修正を施すことができる。 検査手順が完了した後、燃料集合体1がクランプ止めアセンブリ300によっ て保持され、底部ノズル位置決めピン55および頂部ノズル位置決めピン30が それそれ引き込まれる。測定ヘッドキャリッジ111が燃料集合体の下方に位置 決めされると、燃料集合体ハンドリングシステムが作動しアセンブリに 係合する。次いで、クランプ止めアセンブリ300が停止され、燃料集合体1の 下方の位置へ移動する。次に、ハンドリングシステムによって燃料集合体を取り 外すことができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年8月21日(1997.8.21) 【補正内容】 第5図を参照すると、頂部ノズル支持体19の支持ブラケット22の下方の位 置に燃料集合体1が示されている。支持ブラケット22は、中央リブ25の両側 に配置された二つのガイドハウジング24が取り付けられた下部プレート23を 備える組立構造である。各ガイドハウジング24は、ハウジングの上面から下向 きに延びる凹状ボア26と、凹状ボア26のベースからハウジング24の下面へ 延びる案内通路27とを有する。アダプタアセンブリ29によって空気圧シリン ダ28に接続されたプランジャ28は、凹状ボア26内に摺動可能に配置される 。燃料集合体位置決めピン30は、プランジャ28内に固定され、案内通路27 内を延びる。各位置決めピン30は、プランジャ28から離れた端部に、小径端 部32に至るテーパ領域31を有する。後述のように、シリンダ28は、位置決 めピン30を、第5図に示した引き込み位置から垂直軸に沿って部分的にあるい は完全に延ばすように作動させることができる。位置決めピン30を部分的に延 ばすと、小径部分32が位置決め穴7内に突き出て、完全に延ばすと、ピンの大 径部分が位置決め穴内へ延びる。位置決めピン30の大きい方の直径は、位置決 め穴7の直径とほぼ同じである。 底部ノズル2はベースアセンブリ18によって支持される。ベースアセンブリ は第6図、第7図、第8図、第9図に詳しく示されている。底部ノズル2の下面 4から材料を除去する研削設備がベースアセンブリ18に組み込まれている。ベ ースアセンブリ18は、円形フランジ34の形の水平ベースと垂直中空円筒形ポ スト35とを有する固定取付け部材33を備える。フランジ34は、ベースプレ ート12上に支持された環状ベース36に取り付け固定される。ネジ38によっ てフランジ34に固定されたギヤホイール37を収容する凹部がフランジ34の 上面に掘削される。ステップモータ41の出力軸40の端部上に形成された歯3 9とギヤホイール37がかみ合う。ステップモータ41は、ボスト35の周りで 回転するように配置されたロータ43に固定されたブラケット42上に取り付け られる。したがって、ステップモータ41の動作時には、出力軸40が回転し、 ロータ43をポスト35の周りで回転させる。ロータ43のポスト35上の回転 位置は、ロータとポストとの間に挿入された上部軸受スリーブ44と下部軸受ス リーブ45で規定される。ロータ43の軸方向スラストは、それぞれ、ロータ4 3の下面に隣接するスラストプレート自体の上面に形成され た空気圧チャンバ46を有するスラストプレート45aを備える、三つの等間隔 空気軸受によって支持される。加圧空気は、パイプ47と、フランジ34および スラストプレート45a内に形成された通路とによってチャンバ46に供給され る。請求の範囲 1.相互接続された上部支持部材(7)と下部支持部材(2)とを有する核燃料 集合体(1)が垂直方向から傾斜する傾向を修正する装置であって、前記上部支 持部材(7)を位置決めする上部位置決め手段(19)と、ベースアセンブリ( 18)と、下部支持部材(2)の下面(4)から材料を除去する材料除去手段( 66)とを備え、ベースアセンブリ(18)が、下部支持部材(2)の下面(4 )を支持するために水平面内に配置された支持表面(108、109)を含み、 それによって燃料集合体(1)が垂直方向に上部位置決め手段(19)と前記ベ ースアセンブリ(18)との間にわたっており、装置がさらに、前記ベースアセ ンブリ(18)に組み込まれ、下部支持部材(2)に係合し燃料集合体を上昇さ せるように動作することができる昇降手段(78、79)を備え、材料除去手段 (66)が、下部支持部材(2)が昇降手段(78、79)によって上昇された ときに下部支持部材(2)の下面(4)から材料を除去し、それによって前記下 面(4)が水平平面内に位置されるように動作できることを特徴とする装置。 2.昇降手段(78、79)が、下面(4)を支持表面(108、109)の上 方に上昇させるように動作することができる請求の範囲第1項に記載の装置。 3.昇降手段(78、79)が、燃料集合体(1)の長手方向中心軸と同軸の軸 に沿って移動する請求の範囲第1項または第2項に記載の装置。 4.下部支持表面が複数の下面(4)を備え、材料除去手段(66)が各下面か ら材料を除去するように動作することができ、それによって各下面が前記水平面 内に位置される請求の範囲第1項、第2項、第3項のいずれか一項に記載の装置 。 5.昇降手段が、ジンバルマウント(88)上に移動可能に支持され下部支持部 材(2)に係合するように構成されたジンバル部材(94)を含むジンバル取付 け構成(78)を備える請求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載の装 置。 6.ジンバル部材(94)が、ジンバルマウント(88)上に設けられた球形雄 軸受部(91)を受容する球形雌軸受部(95)を有する請求の範囲第5項に記 載の装置。 7.材料除去手段が研削ホイール(66)を備え、研削ホイールが、昇降手段が 移動する際に使用する軸の周りで回転するよ うに構成されたロータ部材(43)上に取り付けられる請求の範囲第3項から第 6項のいずれか一項に記載の装置。 8.研削ホイール(66)が、ロータ部材(43)が回転する際に使用する軸か ら半径方向に間隔を置いて配置され、それによって研削ホイール(66)が、ロ ータ部材(43)が一回転する間に各下面(4)から材料を除去することができ る請求の範囲第4項、第5項、第6項のいずれか一項に従属する請求の範囲第7 項に記載の装置。 9.ベースアセンブリ(18)が垂直ポスト(35)を含み、ロータ部材(43 )がポストの周りで回転するように構成され、ポスト(35)とロータ部材(4 3)との間に加圧空気軸受(46)が設けられる請求の範囲第8項に記載の装置 。 10.ベースアセンブリ(18)が、昇降手段が移動する際に使用する軸に対し て同軸状に構成され、周縁の周りに設けられた歯を有する固定ギヤホイール(3 7)と、前記ロータ部材(43)上に取り付けられ、固定ギヤホイール(37) とかみ合うように構成された出力ギヤホイール(39)を有する駆動モータ(4 1)とを含む請求の範囲第7項、第8項、第9項のいずれか一項に記載の装置。 11.研削ホイール(66)をその回転軸に沿って移動させる駆動手段(77) が設けられる請求の範囲第7項から第10項のいずれか一項に記載の装置。 12.研削ホイール(66)をその回転軸に沿って移動させる駆動手段が、研削 ホイール(66)を前記回転軸に沿って増分ステップで移動させるステップモー タ(77)を備える請求の範囲第11項に記載の装置。 13.ベースアセンブリ(18)が、少なくとも一本の位置決めピン(55)と 、位置決めピン(55)を垂直軸に沿って伸縮させるアクチュエータ手段(58 )とを含み、それによって、前記下部支持部材(2)に設けられた位置決め穴( 5)に位置決めピンを挿入し、あるいは位置決め穴から位置決めピンを引き込む ことができる請求の範囲第1項から第12項のいずれか一項に記載の装置。 14.上部位置決め手段(19)が、少なくとも一本の上部位置決めピン(30 )と、前記上部位置決めピン(30)を垂直軸に沿って伸縮させる他のアクチュ エータ手段(28)とを含み、それによって、上部支持部材(7)に設けられた 上部位置決め穴(8)に上部位置決めピン(30)を挿入し、あるいは 上部位置決め穴から上部位置決めピンを引き込むことができる請求の範囲第1項 から第13項のいずれか一項に記載の装置。 15.上部位置決めピン(30)が、上部位置決め穴(8)の直径とほぼ同じ直 径の大径部分と小径端部(32)とを備え、他のアクチュエータ手段(28)が 、大径部分または小径端部(32)を上部位置決め穴(8)に挿入するように動 作できる請求の範囲第14項に記載の装置。 16.ベースアセンブリ(18)が、燃料集合体(1)の重量を判定する測定手 段(80)を含む請求の範囲第1項から第15項のいずれか一項に記載の装置。 17.測定手段が、昇降手段(78、79)の下方に配置されたロードセル(8 0)を備える請求の範囲第16項に記載の装置。 【図6】 【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラツクウエル,アラン イギリス国、ウオリントン・ダブリユ・エ イ・3・2・ピー・エフ、ロウトン、クレ イバン・アベニユー・8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.相互接続された上部支持部材と下部支持部材とを有する核燃料集合体が垂直 方向から傾斜する傾向を修正する装置であって、装置が、前記上部支持部材を位 置決めする上部位置決め手段と、前記下部支持部材を支持するようになされたベ ースアセンブリとを備え、それによって燃料集合体が垂直方向に上部位置決め手 段と前記ベースアセンブリとの間にわたっており、装置がさらに、前記ベースア センブリに組み込まれ、下部支持部材に係合し燃料集合体を上昇させるように動 作することができる昇降手段を備え、ベースアセンブリがさらに、下部支持部材 が昇降手段によって上昇されたときに下部支持部材の下面から材料を除去し、そ れによって前記下面が水平面内に位置させるように動作することができる材料除 去手段を含む装置。 2.ベースアセンブリが、下部支持部材の下面が載置される支持表面を含み、昇 降手段が、下面を支持表面の上方に上昇させるように動作することができる請求 の範囲第1項に記載の装置。 3.昇降手段が、燃料集合体の長手方向中心軸と同軸の軸に沿って移動する請求 の範囲第1項または第2項に記載の装置。 4.下部支持表面が複数の下面を備え、材料除去手段が各下面から材料を除去す るように動作することができ、それによって各下面が前記水平面内に位置される 請求の範囲第1項、第2項、第3項のいずれか一項に記載の装置。 5.昇降手段が、ジンバルマウント上に移動可能に支持され下部支持部材に係合 するように構成されたジンバル部材を含むジンバル取付け構成を備える請求の範 囲第1項から第4項のいずれか一項に記載の装置。 6.ジンバル部材が、ジンバルマウント上に設けられた球形雄軸受部を受容する 球形雌軸受部を有する請求の範囲第5項に記載の装置。 7.材料除去手段が研削ホイールを備え、研削ホイールが、昇降手段が移動する 際に使用する軸の周りで回転するように構成されたロータ部材上に取り付けられ る請求の範囲第3項から第6項のいずれか一項に記載の装置。 8.研削ホイールが、ロータ部材が回転する際に使用する軸から半径方向に間隔 を置いて配置され、それによって研削ホイールが、ロータ部材が一回転する間に 各下面から材料を除去することができる請求の範囲第4項、第5項、第6項のい ずれか一 項に従属する請求の範囲第7項に記載の装置。 9.ベースアセンブリが垂直ポストを含み、ロータ部材がポストの周りで回転す るように構成され、ポストとロータ部材との間に加圧空気軸受が設けられる請求 の範囲第8項に記載の装置。 10.ベースアセンブリが、昇降手段が移動する際に使用する軸に対して同軸状 に構成され、周縁の周りに設けられた歯を有する固定ギヤホイールと、前記ロー タ部材上に取り付けられ、固定ギヤホイールとかみ合うように構成された出力ギ ヤホイールを有する駆動モータとを含む請求の範囲第7項、第8項、第9項のい ずれか一項に記載の装置。 11.研削ホイールをその回転軸に沿って移動させる駆動手段が設けられる請求 の範囲第7項から第10項のいずれか一項に記載の装置。 12.研削ホイールをその回転軸に沿って移動させる駆動手段が、研削ホイール を前記回転軸に沿って増分ステップで移動させるステップモータを備える請求の 範囲第11項に記載の装置。 13.ベースアセンブリが、少なくとも一本の位置決めピンと、位置決めピンを 垂直軸に沿って伸縮させるアクチュエータ手段とを含み、それによって、前記下 部支持部材に設けられた位置 決め穴に位置決めピンを挿入し、あるいは位置決め穴から位置決めピンを引き込 むことができる請求の範囲第1項から第12項のいずれか一項に記載の装置。 14.上部位置決め手段が、少なくとも一本の上部位置決めピンと、前記上部位 置決めピンを垂直軸に沿って伸縮させる他のアクチュエータ手段とを含み、それ によって、上部支持部材に設けられた上部位置決め穴に上部位置決めピンを挿入 し、あるいは上部位置決め穴から上部位置決めピンを引き込むことができる請求 の範囲第1項から第13項のいずれか一項に記載の装置。 15.上部位置決めピンが、上部位置決め穴の直径とほぼ同じ直径の大径部分と 小径端部とを備え、他のアクチュエータ手段が、大径部分または小径端部を上部 位置決め穴に挿入するように動作できる請求の範囲第14項に記載の装置。 16.ベースアセンブリが、燃料集合体の重量を判定する測定手段を含む請求の 範囲第1項から第15項のいずれか一項に記載の装置。 17.測定手段が、昇降手段の下方に配置されたロードセルを備える請求の範囲 第16項に記載の装置。
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