JP2000501460A - 積層された縦方向と幅方向の糸を持った製紙機用ファブリック - Google Patents

積層された縦方向と幅方向の糸を持った製紙機用ファブリック

Info

Publication number
JP2000501460A
JP2000501460A JP9539056A JP53905697A JP2000501460A JP 2000501460 A JP2000501460 A JP 2000501460A JP 9539056 A JP9539056 A JP 9539056A JP 53905697 A JP53905697 A JP 53905697A JP 2000501460 A JP2000501460 A JP 2000501460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
yarn
yarns
cmd
woven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9539056A
Other languages
English (en)
Inventor
リー、ヘンリー・ジェイ
Original Assignee
アステン・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アステン・インコーポレーテッド filed Critical アステン・インコーポレーテッド
Publication of JP2000501460A publication Critical patent/JP2000501460A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • D21F1/0054Seams thereof
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • D21F1/0036Multi-layer screen-cloths
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/08Felts
    • D21F7/083Multi-layer felts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/30Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
    • Y10T442/3065Including strand which is of specific structural definition
    • Y10T442/3089Cross-sectional configuration of strand material is specified
    • Y10T442/3114Cross-sectional configuration of the strand material is other than circular

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ファブリックの浸透性を制御するために積層された、フラットモノフィラメントの縦方向の糸(以下MD糸という)の組織を有する製紙機用ファブリックを提供する。MD糸の組織は、少なくとも糸の上部と下層とを備えている。好ましくは、各上部MD糸は、各下部MD糸と縦に積層された方向において対になつている。好ましくは、積層されたCMD糸の複数の層は、ファブリック内の適切な空所の体積を提供するために、フラット積層されたMD糸によって積層された関係に維持されている。低浸透性の実施例において、少なくとも上部MD糸が互いに隣接したフラットモノフィラメント糸に織られている。

Description

【発明の詳細な説明】 積層された縦方向と幅方向の糸を持った製紙機用ファブリック 発明の背景 この出願は、同じく出願中の、1995/09/07に出願番号第08/52 4、800号として出願された表題「単層の製紙機用ファブリック」の一部継続 出願であり、それは、1994/08/10に出願番号第08/288、158 号として出願され、1995/09/12に特許第5、449、026号として 発行された表題「フラット糸の浮き糸を有する製紙機用ファブリック」の継続出 願であり、それは、1993/04/05に出願番号第08/043、016号 として出願された表題「積層された縦方向の糸を持った製紙機用ファブリック」 の継続出願であり、それは、1992/04/13に出願番号第07/855、 904号として出願され、1993/04/06に特許第5、199、467号 として発行された表題「積層された縦方向の糸を持った製紙機用ファブリック」 の継続出願であり、それは、1990/06/06に出願番号第07/534、 164号として出願され、1992/04/14に特許第5、103、874号 として発行された表題「積層された縦方向の糸を持った製紙機用ファブリック」 の継続出願である。 発明の分野 本発明は、製紙機用ファブリック(papermaker fabric)、 特に、フラットモノフィラメント(flat monofilament)糸を 有するファブリックに関する。 関連技術の説明 製紙機は、一般に、成形、押圧および乾燥の3つのセクションから成る。製紙 機用ファブリック(fabric)は、製造されたままの連続したペーパーシー トを製紙装置を通って搬送するのに使用される。 製紙機用ファブリックに対する要望と所望の特徴は、各ファブリックが使用さ れる機械の特定の部分に従って変わる。 合成糸の開発によって、発展したモノフィラメント糸が製紙機用ファブリック の構築に使用されてきた。例えば、米国特許第4、290、209号は、フラッ トモノフィラメントの縦糸のファブリック織物を開示していて;米国特許第4、 755、420号は、製紙機用ファブリックがフラットモノフィラメント糸で形 成された螺旋を有する非織物構造を開示している。 この分野において、異なった結果を達成するために用いられる沢山の織物が知 られている。例えば、米国特許第4、438、788号は、浮き糸(float )がファブリックの頂面と底面に生成されるように、フラットモノフィラメント の、縦方向の糸の組織(system)と織り込まれた幅方向の糸の3つの層を 有する乾燥ファブリックを開示している。浮き糸はファブリック用に滑らかな表 面を呈するようになる。 浸透性は、製紙機用ファブリックの設計において重要な基準である。特に、近 代的な乾燥装置で高速に操業するために製作されたファブリックに関して、比較 的低浸透性の乾燥ファブリックを備えることが望ましい。 米国特許第4、290、209号は、浸透性を減少されたファブリックを提供 するために、互いに接して織られたフラットモノフィラメントの縦糸の使用につ いて開示している。しかしながら、フラット縦糸が互いに接して織られていると ころであっても、経糸(stuffer yarn)のような、付加的な手段が ファブリックの浸透性を減少するために必要である。上記特許にも指摘されてい るように、ファブリックを、異質の物質や保持される水分を拾い上げやすいよう にするために、羽毛状のかさばる経糸の使用は浸透性を減少するために避ける必 要がある。 米国特許第4、290、209号と米国特許第4、755、420号は、ファ ブリックの構造的織物を規定する縦方向の縦糸の縦横比(断面幅の高さに対する 比)において実用的制限を特筆している。これらの特許に開示された最高の実用 的縦横比は3:1で、縦横比は好ましくは、2:1よりも小さい。 本件特許発明の譲り受け人に譲渡された米国特許第4、621、663号は、 製紙用乾燥ファブリックの表面を規定する高い縦横比の糸(5:1およびそれ以 上)を使用する1つの試みを開示している。特許に開示されているように、織ら れた基布は高い縦横比表面の糸を支持するために設けられている。織られた基布 は適切な円い糸を有していて、特許に開示されたファブリックに構造的支持部と 安定性を与える。 米国特許第4、815、499号は、ファブリックの形成に関連してフラット 糸の使用を開示している。この特許は、結合糸によって接続された上部ファブリ ックと下部ファブリックとを有する複合糸を開示している。上部ファブリックと 下部ファブリックとの両方におけるフラット縦方向糸用に採用される縦横比は、 3:1より十分小さい。 発明の概要 本発明は、ファブリックの浸透性の制御のために積層された、フラット(fl at)なモノフィラメント(monofilament)の縦方向の糸(mac hine direction yarn)(以下MD糸)の組織を有する製紙 機用ファブリックを提供する。MD糸の組織は、少なくとも糸の上層と下層とを 有する。好ましくは、各上部MD糸は、底部MD糸と縦に積層されて対をなして いる。 ファブリックは、種々の工業に使用される。例えば、製紙機の濡れプレスフェ ルト(wet press felt)用の基布として、または、乾燥ファブリ ックとして使用される。好ましくは、ファブリック内に適切な空間容積を提供す るために、フラットに積層されたMD糸によって積層された関係を維持された、 積層されたCMD糸の複数の層が設けられている。好ましくは、積層されたCM D糸の3つの層が設けられる。低浸透性の実施例において、少なくとも上部MD 糸は、互いに接して織られているフラットなモノフィラメント糸である。 好ましくは、同様のタイプおよび大きさの糸が、縦方向の糸の組織を通して、 頂部と底部MD糸の両方に使用される。3層のCMD糸が使用されると、中間層 のCMD糸は、もし、ファブリックがプレス基布として使用される予定の場合、 好ましくは、上部と底部のCMDの糸よりも直径が小さい。乾燥ファブリックの ために、CMD糸は好ましくは全部同一である。 本発明の目的は、織られたフラットな縦方向の糸と制御された浸透性を有する 製紙機用ファブリックを提供することである。 他の目的および利点は、開示した好ましい実施例の以下の記述から明らかにな るであろう。 他の目的および利点は、開示した好ましい実施例の以下の記述を読むことによ り当業者にとって明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の教示に従って製造された製紙機用ファブリックの概略線図; 図2は、図1の2―2線に沿って描いたファブリックの断面図; 図3は、図1の3―3線に沿って描いたファブリックの断面図; 図4は、従来技術の織物構造の断面図; 図5は、積層されたMD糸の代表的な2つのみを示す完成されたファブリック における図1に描かれたファブリックの実際の糸構造を示す図; 図6は、本発明によって製造されたファブリックの第2の実施例の概略図; 図7は、図6の7―7線に沿って描いたファブリックの断面図; 図8は、図6の8―8線に沿って描いたファブリックの断面図; 図9は、本発明によって製造されたファブリックの第3の実施例の上面図。 図10は、本発明によって製造されたファブリックの第3の実施例の側面図。 図11は、本発明によって製造されたファブリックの第3の実施例の前面図。 図12は、本発明によって製造されたファブリックの第3の実施例の積層され たMD糸の第1の対のみを示す前面図。 図13は、本発明によって製造されたファブリックの第3の実施例の積層され たMD糸の第2の対のみを示す前面図。 図14は、本発明によって製造されたファブリックの第3の実施例の積層され たMD糸の第3の対のみを示す前面図。 図15は、本発明によって製造されたファブリックの第3の実施例の積層され たMD糸の第4の対のみを示す前面図。 図16は、図9の16―16線に沿って描いたファブリックの断面図; 図17は、図9の17―17線に沿って描いたファブリックの断面図; 図18は、本発明の教示によって製造されたファブリックの第4の実施例の上 面図。 図19は、本発明によって製造されたファブリックの第3の実施例の側面図。 図20は、図19の20―20線に沿って描いたファブリックの断面図; 図21は、本発明によって製造されたファブリックの第4の実施例の4つの積 層されたMD糸を示す概略図。 図22は、本発明によって製造されたファブリックの第4の実施例の4つの積 層されたMD糸の第2の層を示す概略図。 図23は、図18の23―23線に沿って描いたファブリックの断面図; 図24は、図18の24―24線に沿って描いたファブリックの断面図; 図25は、図18の25―25線に沿って描いたファブリックの断面図; 好ましい実施例の説明 図面を参照して好ましい実施例を説明するが、符号は全体を通して同様の要素 を示している。 図1〜3を参照すると、製紙用乾燥ファブリック10が示されていて、これは 選択された繰り返しパターンで連続的に織られた縦方向の糸14〜19の組織と 共に折り込まれた、幅方向の糸(以下CMD)11、12、13、の各上部、中 間部、および下部の層を有している。MD糸の組織は、CMD糸11、12と織 り込まれた上部MD糸14、16、18と、CMD糸12、13と織り込まれた 下部MD糸15、17、19とを有している。 上部MD糸14、16、18は、2つの上層のCMD糸を、1つの中間層12 の下方において、また1つのCMD糸11の下方において内部のナックル(kn uckle)に織り込むために、ファブリック内に下降し、次いで糸の繰り返し を続けるためにファブリックの表面に上昇させて織り被せることによって、ファ ブリック10の頂面の浮き糸(float)を規定している。上部MD糸14、 16、18の上層のCMD糸11の上にある浮き糸は不安定であるので、上部と 中間層の全てのCMD糸11、12は織物内に維持される。 当業者には理解できるように、図1〜3で開示された織物は、綾織パターンを 有するファブリックの頂面となる。図1、2及び3に示されたように、2つの浮 き糸綾織パターンが好ましい実施例であるが、通常の当業者にとって、浮き糸の 長さ、繰り返しのMD糸の数、及びMD糸の順番は、所望によって選択されるの で、綾織物または非綾織物の他のパターンが作られることがわかる。 図2と3に最良のものが示されているように、下部MD糸15、17、19は 、垂直方向に積層された関係において、各上部MD糸14、16、18の下方に 直接に織られる。下方の糸は、それと対応する上方の糸と逆のイメージで織られ る。各下部CMD糸15、17、19は、2つの下層CMD糸13の下方に浮い ていて、1つのCMD糸13を越えてファブリック内に上昇して1つの中間層C MD糸12の周りにナックルを形成し、その後、糸は、次の2つの下層CMD糸 13の下方への繰り返し浮き糸を継続するために下部ファブリックの表面に戻る 。 積層された糸の各対に関し、1つのMD糸によって中間層のCMD糸12の周 りに形成された内部のナックルは、他のMD糸の浮き糸によって隠されている。 例えば、図1と3とにおいて、MD糸14がそのCMD糸11の上方の浮き糸を 織るのに対し、下部MD糸15はCMD糸12の下方のナックルを織り、それに よって下部MD糸15の内部のナックルを隠すように表わされている。同様に、 図1と3とに関して、上部MD糸18は、それがCMD糸13の下方へ浮くよう に、それが下部MD糸19によって隠されるのに対し、CMD糸12の下方の糸 のナックルを織るように表わされている。 図18上部MD糸14、16、18は、互いに接するように織られている。こ れは、それらの各縦方向に平行な方向の整列を維持し、浸透性を減少する。その ような縦方向の糸の近接した織物は、米国特許第4、290、209号に示され たように100%の縦糸横糸(warp fill)として知られている。そこ に記されているように(以下においても使用する)、織られたファブリックの実 際の縦糸の番手は、単層において約80%〜125%の間で変えられるが、依然 として100%の縦糸横糸として考えられる。 沢山のMD糸14、16、18は、同様に、MD糸15、17、19を各MD 糸14、16、18の下方の積層位置に押圧する。好ましくは、MD糸15、1 7、19は、MD糸14、16、18と同じ寸法であって、100%の縦糸横糸 のように織られる。これによって、MD糸の200%縦糸横糸を有する好ましい 実施例の全体のファブリックができる。 同様に好ましくは、下部MD糸15、17、19が100%の縦糸横糸に織ら れるが、それらは、同様に、上部MD糸14、16、18を下部MD糸15、1 7、19との関係において積層関係に維持する効果を有している。従って、各M D糸の組み合わせ14と15、16と17、18と19は、ファブリックの安定 性を促進するための位置に2重にロックされる。 米国特許第4、290、209号に示されたように、縦方向のフラット糸は、 円い糸よりも縦方向に交差する糸の周りにより近接して織られることが認識され る。しかしながら、全体的なファブリックの安定性を維持するために、織られた 糸用の実際的な限界は3:1の縦横比である。この積層されたMD糸の組織(s ystem)は、ファブリックの安定性と縦方向の強度を維持し、浸透性をより 効果的に制御するために増加した縦横比を持った糸の使用を可能とする。 縦横比の高いMD糸は、減少された浸透性に変える。高い縦横比の糸は、縦横 比が3:1より小さく、同じ断面積の従来のフラット糸よりも幅広で薄い。等し い断面積は、比較可能な糸が実質的に同じ線形強度を有していることを意味する 。比較的幅広の縦横比の高いMD糸は、従来の糸よりもファブリックの幅全体に 亘って隙間が少なくなるので、液体が通過する開口が少なくなる。比較的薄い縦 横比の高いMD糸は、フラットMD糸がもっと効率的に幅方向の糸を、縦方向の 糸と幅方向の糸との間の隙間を減少するために揺り動かす、すなわち支えること を可能にする。 例えば、図4に示したように、断面の幅が1.5単位で、断面の高さが1単位 、すなわち縦横比が1.5:1のフラットな縦方向の縦糸の単層システムに織ら れたファブリックが記載されている。このようなファブリックは、幅が2倍、す なわち3単位で、高さが半分、すなわち0.5単位のMD糸を持った現存する2 重積層MD糸の組織を有するファブリックと置き換えることができる。そのよう なMD糸は、図3に示されたように、4回折りの比較的大きな6:1の縦横比を 有 している。 比較的薄く幅広なMD糸は、ファブリックの縦方向の強度が本質的に変えられ ないでいるけれども、ファブリックの幅全体に亘るMD糸の断面領域が変わらず に維持されているので、より効率的に浸透性を制御する。上述の例のために、図 3と4とによって示されたように、普通の単一MD糸の組織のファブリックは、 9平方単位すなわち、6*(1単位*1.5単位)の断面領域を持ったファブリ ック幅の9単位を越える6つの普通に接したフラット糸を有している。接触積層 MD糸として織られた比較的薄く、幅広な高縦横比の糸は、ファブリック幅の9 単位を越えるMD糸の3つの積層対を有するファブリックを規定する。このよう に、そのようなファブリックはまた9平方単位の断面領域、すなわち、ファブリ ック幅の9単位を越える(3*(0.5単位*3単位))+(3*(0.5単位 *3単位))を有している。 第1の例において、ファブリックは図1、2、と3とに従って織られ、CMD 糸11、12、13は、幅1.12mmで高さ0.2mmのフラットポリエステ ルモノフィラメント糸のMD糸14〜19が織り込まれた直径0.6ミリメート ル(mm)のポリエステルモノフィラメント糸である。従って、フラットMD糸 の縦横比は、5.6:1であった。ファブリックは、40PLI(線形インチ当 たりのポンド)の繊維張力を持った1インチ当たり48本の縦糸繊維と、1層当 たりの1インチ当たり12.5CMDの横糸(3層)で織られた。 ファブリックは、ポリエステルモノフィラメント糸用として知られた範囲の温 度、張力及び時間条件において、普通の加熱設定装置内で加熱処理された。例え ば、普通のポリエステルファブリックは、温度340°F〜380°F、張力6 〜15PLI(線形インチ当たりのポンド)及び時間3〜4分の変数内に置いて 加熱処理される。しかしながら、それらの安定した構造のために、本発明のファ ブリックは、熱処理変数の変化に対してより寛容である。 ファブリックは、米国材料試験協会のASTMD―1682―64規格で測定 して、6000PSI(平方インチ当たりのポンド)の縦糸モジュールを示した 。ファブリックは、加熱処理中長さ方向に0.2%以下の伸びであった。この結 果は、本発明の技術によるファブリックの製造が、普通のファブリックと比較し て 所望の寸法特性を達成するのに非常に信頼できることを示している。 熱処理された結果のファブリックは、上部と下部MD糸の両方に関してファブ リックのために212%の実質的縦糸横糸となる106%の縦糸横糸を持った、 1インチ当たり1層当たり12.5本のCMD糸を有している。完成したファブ リックは、ASTMD―737―75規格で測定して83CFMの浸透性を有し ている。 図5に示したように、ファブリック10が織られた場合、CMD糸11、12 、13の3層は圧縮される。このMD糸の比較的薄い寸法に沿った圧縮はファブ リックの厚さを減少する。従って、ファブリックの全体の厚さは比較的薄く維持 でき、積層されたMD糸対でなく織られた普通のファブリックよりもそれほど厚 くはない。上述の例においては、完成したファブリックの厚さは0.050イン チであった。 通常の知識を有する当業者には、もし頂部MD糸14、16、18と、底部M D糸15、17、19の両方が100%の縦糸横糸で織られると、積層されたフ ァブリックの全体の縦糸横糸は、ファブリックの浸透性の減少に貢献する100 %よりもかなり大きいことが分かる。積層されたMD糸を有する現在のファブリ ックは、密集と縦糸ストランドの横方向の波打ちによってもたらされる非積層M D糸の125%の実際の縦糸横糸を有するファブリックに較べて、かなり大きな パーセントを有するものとして認識されている。200%の縦糸横糸が好ましい けれども、ファブリックは、100%の縦糸横糸で織られたMD糸よりも広くな い糸を使用した他のMD糸用の比較的少ない横糸を持った上部と下部のMD糸の 両方用に100%の横糸を有して織られる。例えば、上方の糸14、16、18 は、下方の糸15、17、19が0.75幅なのに1単位幅にでき、これにより 、ファブリックはほぼ175%の縦糸横糸を有する結果となる。 そのような変更は、浸透性の選択された程度を達成するのに使用できる。ある いは、そのような変更は、成形ファブリックを作るために使用することができる 。そのような場合、下部MD糸は、ファブリックの縦側を規定するために100 %の縦糸横糸に織られ、上部MD糸は、より開放した紙成形表面を提供するため に実質的に横糸が少ないパーセントで織られる。 図6、7、と8を参照すると、本発明の技術に従って作られたファブリック2 0の第2の好ましい実施例が示されている。製紙機用ファブリック20は、選択 された繰り返しパターンに織られた積層されたMD糸22〜25のシステムを持 って織り込まれたCMD糸21の単一層から成っている。MD糸は、3つのCM D糸21を織り被せ、次のCMD糸21の周りにナックルを形成するためにファ ブリックに落とし込み、そしてその後次の3つのCMD糸21に被せて浮かせる ことを繰り返し続けることによって、ファブリック20の頂部表面に浮き糸を規 定する上部MD糸22、24を有している。 下部MD糸23、25は、各上部MD糸22、24の下方に垂直方向に積層さ れた関係で直接織られる。下部MD糸は、その各上部MD糸の逆のイメージで織 られる。各下部のMD糸23、25は、3つのCMD糸21の下方に浮いていて 、次のCMD糸の周りにナックルを形成するように上方に織られ、次の3つのC MD糸21の下方に浮くために繰り返し連続する。 図6と8とから分かるように、下部MD糸23、25によって形成されたナッ クルは、各上部MD糸22、24によって規定された浮き糸によって隠される。 同様に上部MD糸22、24によって形成されたナックルは、各下部MD糸23 、25によって隠される。図8に示されたナックル領域に近接したファブリック の厚さは、図7に示された非ナックルCMD糸21のファブリックの厚さよりも 幾らか厚い傾向を有している。しかしながらその周りにナックルが形成されたC MD糸21は縮み、図8に示されたように、その領域におけるファブリックの厚 さを減少する。さらに、わずかに大きな寸法のCMD糸が、図7に示したように 、MD糸によってナックルとして織り巻かれていないCMD糸21用に使用され る。 乾燥ファブリックとして使用されるファブリックは、図6〜8にしたがって織 られたもので、CMD糸21は直径0.7mmのポリエステルモノフィラメント 糸であり、幅1.12mmで高さ0.2mmのフラットポリエステルモノフィラ メント糸のMD糸22〜25が織り込まれている。従って、フラットMD糸の縦 横比は、5.6:1である。ファブリックは、1インチ当たり22本のCMDの 横糸で織られる。ファブリックは、普通の方法で熱処理される。ファブリックは 、6000PSIのモジュールを示す。ファブリックは、熱処理中長さ方向に0 . 2%以下延ばされる。完成したファブリックは、ファブリック用の212%の実 際の縦糸横糸となる上部と下部MD糸の両方に関して、106%のMD縦糸横糸 を持った1インチ当たり22本のCMD糸を有する。完成したファブリックは、 厚さが0.048インチで、空気浸透性が60CFMである。 プレスフェルト(press felt)用基布として使用するためのファブ リックは、図6〜8に従って織られ、CMD糸21は、直径0.019インチと 0.012インチの交互ナイロン糸であって、0.30mm掛ける0.90mm の平ナイロンの縦方向のモノフィラメント糸が織り込まれている。ファブリック は、CMD糸用に1インチ当たり15から19本の横糸(pick)、MD糸用 に1インチ当たり45から48本の縦糸(end)で織られる。比較的高い浸透 性を持った基布は同様の設計で織られるが、縦方向用の糸として、比較的幅広の 0.30mm掛ける0.90mmのナイロン糸の代わりに、0.30mm掛ける 0.85mmの平ナイロン糸が使用される。プレスフェルトを完成するために、 バット(batt)材料が適切な方法で縫合される。 下部MD糸の好ましい逆イメージ織りは、ファブリックの端部(end)にお いて継ぎ合わせループの創生を容易にし、ファブリックの端部を一体にすること ができる。継ぎ合わせループの形成において、上部モノフィラメント糸は、ファ ブリックの端部を越えて延び、対応する下部MD糸は、ファブリックの端部から 選択された距離刈り込まれる。上部モノフィラメント糸は、ついでそれらに曲げ 戻され、刈り込まれた下部MD糸によって空にされた空間内に再び織り込まれる 。上部モノフィラメント糸が、以前下部MD糸によって占められていた空間内に 織り戻される場合、それらのクリンプ(crimp)は、下部MD糸のパターン に一致するので、それによって形成された端部ループを適切に位置付ける。同様 に、代わりの頂部MD糸は、ファブリックの向き合った端部に形成されたループ が、噛み合わされた端部ループを通った軸の挿入を介して、ファブリックを縫合 するためのMD糸を形成する非ループによって設けられた空間内で噛み合うよう に、ファブリックの端部に対してしっかりと裏織りされる。 頂部および底部の縦方向の糸が積層されるが、結果としての端部ループは、フ ァブリックの表面の面に直交し捻れは全くない。普通の裏織り技術において、糸 を規定するループは、通常、糸自体に隣接する空間でファブリックに裏折りされ る。そのような普通のループ形成は、本来的に捻りを縫合ループに与えるが、こ れについては、米国特許第4、438、788号、図6参照方。 図9〜17を参照すると、本発明に従って作られた第3の好ましい実施例のフ ァブリック150が示されていて、特にプレスフェルト用基布として使用するた めに適している。ファブリック150は選択された繰り返しパターンに連続的に 織られ、MD糸154から161の組織と共に織り込まれたCMDの糸151、 152および153の各、上部、中間および下部層を有している。MD糸の組織 は、154と155、156と157、158と159および160と161の 4つのMD糸対で繰り返す上部と下部積層フェルトを有している。MD糸の組織 は、3つのCMD糸の組織151、152および153と共に織り込まれる。積 層されたMD糸の対は、12のCMD糸について各CMD糸層から4繰り返す。 MDとCMD糸の両方の関連する積層は、図10〜17に示されている。上層 MD糸154、156、158、160は、上部と中間層CMD糸151、15 2に独占的に織られ、好ましくは、中間層CMD糸152の下方で内部のナック ルを、上層CMD糸151の上方で外部ナックルを規定する。最良のものが図9 に示されているが、上部MD糸の繰り返しは、好ましくは、4つの上部CMD糸 151に関して千鳥状(crow foot)パターンを規定するが、しかし、 MD糸は、通常の綾織りパターンを規定するようになっている。 下層MD糸155、157、159、161は、上層MD糸と同様な方法で、 しかし、中間部と下部CMD糸152、153に関して織られる。下層MD糸1 55、157、159、161は、内部のナックルが、上層CMD糸の上に、上 部MD糸154、156、158、160によって規定された外部ナックルと垂 直に整列された中間層CMD糸152の上に、下部MD糸155、157、15 9、161によって規定されるように織る。同様に、下層MD糸155、157 、159、161は、外部ナックルを、中間層CMD糸152の下に上部MD層 糸154、156、158、160によって規定された内部のナックルと垂直に 整列された下部MD糸155、157、159、161によって規定されるよう に、下層CMD糸153の下に織る。 図9〜17に示した第3の実施例によって製造されたプレスフェルトの基布は 、好ましくは、1インチ当たり15〜19本のCMDの糸に織られ、各層は、上 部と下部CMD層用の直径0.5mmのナイロン糸と中間部CMD層用の直径0 .3mmのナイロン糸とを使用している。ファブリックは、好ましくは、低浸透 性または高浸透性の何れにも、1インチ当たり45〜48本のMD糸に織られる 。低浸透性のものにおいて、幅1.06mm掛ける高さ0.25mmのナイロン MD糸が、90〜200CFMの範囲の浸透性の基布を製造するために使用され る。高浸透性のものにおいて、幅0.85mm掛ける高さ0.30mmのナイロ ンMD糸が、200〜400のCFMの範囲の浸透性の基布を製造するために使 用される。 プレスフェルトを形成するために、好ましい重量範囲として1平方フィート当 たり2.2〜2.6オンスのバットが織られた基布に適切な方法で縫合される。 好ましくは、1平方フィート当たり2.3オンスの重量のバットが使用される。 図9〜17に示した第3の実施例によって製造された乾燥ファブリックは、好 ましくは、各層が直径0.5mmのポリエステル糸を使用した1インチ当たり1 5〜19本のCMD糸で織られる。ファブリックは、好ましくは、幅1.06m m掛ける高さ0.25mmのポリエステルMD糸から、浸透性が90〜200C FMの範囲の基布を製造するために、1インチ当たり45〜48本のMD糸に織 られる。 図18〜25を参照すると、製紙機用ファブリック110の他の第4の実施例 が示されていて、同様に、特に、プレスフェルトの基布として使用するために適 している。ファブリック110はCMD糸111、112、1113の各上部、 中間部および下部の層を有していて、選択された繰り返しパターンに織られる縦 方向のMD糸114〜121の組織と共に織り込まれる。最良のものが図21〜 25に示されているが、MD糸の組織の繰り返しは、積層されたMD糸112〜 117の第1のグループと、12のCMD糸について、上部、中間部および下部 CMD糸層のそれぞれから4糸繰り返す積層されたMD糸118〜121の第2 のグループとによって規定される。 MD糸の組織は、上部および中間部CMD層糸111、112と共に独占的に 織られるMD糸115、119によって規定された上部の内部MD糸層を有して いて、上部の層のCMD糸111を交互に越え、中間層のCMD糸112を交互 にくぐってナックルを形成する。上部の内部MD糸115、119は、両方とも 、ファブリックの繰り返しにおいて上部と中間部の層のCMD糸111、112 の対の交互の間に織られる。 MD糸の組織は、また、中間部および下部CMD層糸112、113と共に独 占的に織られるMD糸116、120によって規定された下部の内部MD糸層を 有していて、中間部の層のCMD糸112を交互に越え、下層のCMD糸113 を交互にくぐってナックルを形成する。下部の内部MD糸116、120は、両 方とも、ファブリックの繰り返しにおいて上部と中間部の層のCMD糸112、 113の対の交互の間に織られる。 上部の内部と下部の内部MD糸層によって規定されるナックルは、図9〜17 に開示された実施例に上部と下部のMD糸組織に類似した方法で垂直に整列され ている。 MD糸組織は、また、3つの上を浮いて1つの上層のCMD糸111の下でナ ックルして繰り返す上層CMD糸111と独占的に織られたMD糸114、11 8によって規定される上面のMD糸層を有している。上面層糸114によって規 定されたナックルは、中間部CMD層糸112の下で上部の内部MD糸115に よって規定されたナックルと垂直に整列されていて;上面層糸118によって規 定されたナックルは、中間部CMD層糸112の下で上部の内部MD糸119に よって規定されたナックルと垂直に整列されている。 MD糸組織は、また、下層のCMD糸113の3つの下に浮いていて1つを越 えてナックルされて、下層のCMD糸113と独占的に織られる繰り返しにおい てMD糸117、121によって規定された下面MD糸層を有する。下面層糸1 17によって規定されたナックルは、中間部CMD糸112を越える下部の内部 MD糸116によって規定されたナックルと共に垂直に整列されていて;下面層 糸121によって規定されたナックルは、中間部CMD糸112を越える下部の 内部MD糸120によって規定されたナックルと共に垂直に整列されている。 繰り返しパターンの結果、各CMD糸での交互のCMD糸は、図21、22、 および25に最良のものが示されているように、ナックルの織りにかなりの程度 においてクリンプ(crimp)される。MD糸は、各上部、中間部および下部 CMD糸111、112および113の、他の交互のCMD糸の周りにナックル を織らない。従って、上述したような実施例の単一のCMD糸に関して述べられ た調和された織物に類似した調和された織物は、多くのCMD層ファブリックに 規定される。通常の知識を有する当業者にとって、MD糸組織は、綾織り物かま たは破断綾織り物の表面パターンを規定する繰り返し内で、4つの積層されたM D糸を有することができることが分かるであろう。しかしながら、上述したよう に、114から117および118から121の2つのMD糸グループのみが、 ファブリックの好ましい構造のために必要である。 図18〜25に示された第5の実施例によって製造されたプレスフェルトの基 布は、好ましくは、1インチ当たり15〜19本のCMD糸に織られ、各層は、 上部と下部CMD層用に直径0.5mmのナイロン糸を、中間部CMD層用に直 径0.3mmのナイロン糸を使用している。ファブリックは、好ましくは、低浸 透性と高浸透性の両方のバージョンに、1インチ当たり90〜96本のMD糸に 織られる。低浸透性のバージョンにおいて、幅1.06mm掛ける高さ0.25 mmのMD糸が、90〜200CFMの範囲の浸透性の基準ファブリックを生成 するのに使用される。高浸透性のバージョンにおいて、幅0.85mm掛ける高 さ0.30mmのMD糸が、200〜400CFMの範囲の浸透性の基布を生成 するのに使用される。 上面と下面のMD糸層の追加は、図9〜17に示された第3の実施例によって 製造されたファブリックと比較して、ファブリックの浸透性に実質的に影響しな い。上面と下面のMD糸の浮き糸は、滑らかな支持面を提供するが、しかし、こ れらの糸の混在は、図9〜17に示された第3の実施例によって製造されたファ ブリックと比較して基布の空間容積を減少しない。 プレスフェルトを形成するために、好ましい範囲として、1平方フィート当た り2.2〜2.6オンスの重量を有するバットが適切な方法で織られた基布に縫 合される。好ましくは、バットは1平方フィート当たり2.3オンスの重量のも のが使用される。 好ましい低浸透性の実施例において、上面MD糸114と118とは、互いに 隣接して織られる。これは、それらの各に平行な整列を維持し、浸透性を減少す る。縦方向の糸のそのような密織りは、米国特許第4、290、209号に示さ れているように、100%の縦糸横糸として当業者に知られている。そこに述ベ られている(ここでも使用している)ように、織られたファブリックの実際の縦 糸の番手は、単一層内で80%〜120%の間で変えることができるが、依然と して100%の縦糸横糸と考えられる。 MD糸114と118との集合は、同様に、MD糸115〜117および11 9〜121を、各MD糸114、118の下方に積層された位置に向けるのに役 立つ。好ましくは、MD糸115〜117および119〜121は、MD糸11 4および118と同じ大きさなので、それらは100%の縦糸横糸のように織ら れる。これは、好ましい低浸透性実施例のファブリック全体が、MD糸の400 %の縦糸横糸を有している結果となる。 図18〜25に示された第4の実施例により製造された乾燥ファブリックは、 好ましくは、各層が0.5mmの直径のポリエステル糸を使用して、1インチ当 たり15〜19本のCMD糸で織られる。ファブリックは、好ましくは、幅1. 06mm掛ける高さ0.25mmの高ポリエステルMD糸から90〜200CF Mの浸透性を有するファブリックを製造するために、1インチ当たり90〜96 本のMD糸で織られる。 本発明について、好ましい実施例の観点から述べたが、請求項に規定された本 発明の範囲内での変更は当業者にとって明らかである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年6月8日(1998.6.8) 【補正内容】 製紙機用ファブリックに対する要望と所望の特徴は、各ファブリックが使用さ れる機械の特定の部分に従って変わる。 合成糸の開発によって、発展したモノフィラメント糸が製紙機用ファブリック の構築に使用されてきた。例えば、米国特許第4、290、209号は、フラッ トモノフィラメントの縦糸のファブリック織物を開示していて;米国特許第4、 755、420号は、製紙機用ファブリックがフラットモノフィラメント糸で形 成された螺旋を有する非織物構造を開示している。 この分野において、異なった結果を達成するために用いられる沢山の織物が知 られている。例えば、米国特許第4、438、788号は、浮き糸(float )がファブリックの頂面と底面に生成されるように、フラットモノフィラメント の、縦方向の糸の組織(system)と織り込まれた幅方向の糸の3つの層を 有する乾燥ファブリックを開示している。浮き糸はファブリック用に滑らかな表 面を呈するようになる。 ヨーロッパ特許出願第0 144 592号は、3つの横糸層と共に織り込ま れた2つの縦糸層を有する成形ファブリックを開示している。ファブリックは、 ファブリックのシート側のみに露出された糸と共に第1の縦糸層を提供し、ファ ブリックの機械側のみに露出された糸と共に第2に縦糸層を提供するように設計 されている。それは、異なった層の縦糸が、その層のためであって他の層とは独 立した詳細な基準のみに基づいて選択されるようにするためである。 浸透性は、製紙機用ファブリックの設計において重要な基準である。特に、近 代的な乾燥装置で高速に操業するために製作されたファブリックに関して、比較 的低浸透性の乾燥ファブリックを備えることが望ましい。 米国特許第4、290、209号は、浸透性を減少されたファブリックを提供 するために、互いに接して織られたフラットモノフィラメントの縦糸の使用につ いて開示している。しかしながら、フラット縦糸が互いに接して織られていると ころであっても、経糸(stuffer yarn)のような、付加的な手段が ファブリックの浸透性を減少するために必要である。上記特許にも指摘されてい るように、ファブリックを、異質の物質や保持される水分を拾い上げやすいよう にするために、羽毛状のかさばる経糸の使用は浸透性を減少するために避ける必 要がある。 米国特許第4、290、209号と米国特許第4、755、420号は、ファ ブリックの構造的織物を規定する縦方向の縦糸の縦横比(断面幅の高さに対する 比)において実用的制限を特筆している。これらの特許に開示された最高の実用 的縦横比は3:1で、縦横比は好ましくは、2:1よりも小さい。 本件特許発明の譲り受け人に譲渡された米国特許第4、621、663号は、 している。 比較的薄く幅広なMD糸は、ファブリックの縦方向の強度が本質的に変えられ ないでいるけれども、ファブリックの幅全体に亘るMD糸の断面領域が変わらず に維持されているので、より効率的に浸透性を制御する。上述の例のために、図 3と4とによって示されたように、普通の単一MD糸の組織のファブリックは、 9平方単位すなわち、6*(1単位*1.5単位)の断面領域を持ったファブリ ック幅の9単位を越える6つの普通に接したフラット糸を有している。接触積層 MD糸として織られた比較的薄く、幅広な高縦横比の糸は、ファブリック幅の9 単位を越えるMD糸の3つの積層対を有するファブリックを規定する。このよう に、そのようなファブリックはまた9平方単位の断面領域、すなわち、ファブリ ック幅の9単位を越える(3*(0.5単位*3単位))+(3*(0.5単位 *3単位))を有している。 第1の例において、ファブリックは図1、2、と3とに従って織られ、CMD 糸11、12、13は、幅1.12mmで高さ0.2mmのフラットポリエステ ルモノフィラメント糸のMD糸14〜19が織り込まれた直径0.6ミリメート ル(mm)のポリエステルモノフィラメント糸である。従って、フラットMD糸 の縦横比は、5.6:1であった。ファブリックは、40PLI(線形インチ当 たりのポンド)(7.14K/cm(線形センチメートル当たりのキログラム) )の繊維張力を持った1インチ当たり48本の縦糸繊維と、1層当たりの1イン チ当たり12.5CMDの横糸(1センチメートル当たり4.92の横糸)(3 層)で織られた。 ファブリックは、ポリエステルモノフィラメント糸用として知られた範囲の温 度、張力及び時間条件において、普通の加熱設定装置内で加熱処理された。例え ば、普通のポリエステルファブリックは、温度340°F〜380°F(171 .11°C〜362.22°C)、張力6〜15PLI(線形インチ当たりのポ ンド)(1.07〜2.68K/cm)及び時間3〜4分の変数内に置いて加熱 処理される。しかしながら、それらの安定した構造のために、本発明のファブリ ックは、熱処理変数の変化に対してより寛容である。 ファブリックは、米国材料試験協会のASTMD―1682―64規格で測定 して、6000PSI(平方インチ当たりのポンド)(438k/cm2)の縦 糸モジュールを示した。ファブリックは、加熱処理中長さ方向に0.2%以下の 伸びであった。この結果は、本発明の技術によるファブリックの製造が、普通の ファブリックと比較して所望の寸法特性を達成するのに非常に信頼できることを 示している。 熱処理された結果のファブリックは、上部と下部MD糸の両方に関してファブ リックのために212%の実質的縦糸横糸となる106%の縦糸横糸を持った、 1インチ当たり1層当たり12.5本のCMD糸(1センチメートル当たり4. 92CMDの横糸)を有している。完成したファブリックは、ASTMD―73 7―75規格で測定して83CFM(141.02m3/hr)の浸透性を有し ている。 図5に示したように、ファブリック10が織られた場合、CMD糸11、12 、13の3層は圧縮される。このMD糸の比較的薄い寸法に沿った圧縮はファブ リックの厚さを減少する。従って、ファブリックの全体の厚さは比較的薄く維持 でき、積層されたMD糸対でなく織られた普通のファブリックよりもそれほど厚 くはない。上述の例においては、完成したファブリックの厚さは0.050イン チ(1.27mm)であった。 通常の知識を有する当業者には、もし頂部MD糸14、16、18と、底部M D糸15、17、19の両方が100%の縦糸横糸で織られると、積層されたフ ァブリックの全体の縦糸横糸は、ファブリックの浸透性の減少に貢献する100 %よりもかなり大きいことが分かる。積層されたMD糸を有する現在のファブリ ックは、密集と縦糸ストランドの横方向の波打ちによってもたらされる非積層M D糸の125%の実際の縦糸横糸を有するファブリックに較べて、かなり大きな パーセントを有するものとして認識されている。200%の縦糸横糸が好ましい けれども、ファブリックは、100%の縦糸横糸で織られたMD糸よりも広くな い糸を使用した他のMD糸用の比較的少ない横糸を持った上部と下部のMD糸の 両方用に100%の横糸を有して織られる。例えば、上方の糸14、16、18 は、下方の糸15、17、19が0.75幅なのに1単位幅にでき、これにより 、ファブリックはほぼ175%の縦糸横糸を有する結果となる。 そのような変更は、浸透性の選択された程度を達成するのに使用できる。ある いは、そのような変更は、成形ファブリックを作るために使用することができる 。そのような場合、下部MD糸は、ファブリックの縦側を規定するために100 %の縦糸横糸に織られ、上部MD糸は、より開放した紙成形表面を提供するため に実質的に横糸が少ないパーセントで織られる。 図6、7、と8を参照すると、本発明の技術に従って作られたファブリック2 0の第2の好ましい実施例が示されている。製紙機用ファブリック20は、選択 された繰り返しパターンに織られた積層されたMD糸22〜25のシステムを持 って織り込まれたCMD糸21の単一層から成っている。MD糸は、3つのCM D糸21を織り被せ、次のCMD糸21の周りにナックルを形成するためにファ ブリックに落とし込み、そしてその後次の3つのCMD糸21に被せて浮かせる ことを繰り返し続けることによって、ファブリック20の頂部表面に浮き糸を規 定する上部MD糸22、24を有している。 下部MD糸23、25は、各上部MD糸22、24の下方に垂直方向に積層さ れた関係で直接織られる。下部MD糸は、その各上部MD糸の逆のイメージで織 られる。各下部のMD糸23、25は、3つのCMD糸21の下方に浮いていて 、次のCMD糸の周りにナックルを形成するように上方に織られ、次の3つのC MD糸21の下方に浮くために繰り返し連続する。 図6と8とから分かるように、下部MD糸23、25によって形成されたナッ クルは、各上部MD糸22、24によって規定された浮き糸によって隠される。 同様に上部MD糸22、24によって形成されたナックルは、各下部MD糸23 、25によって隠される。図8に示されたナックル領域に近接したファブリック の厚さは、図7に示された非ナックルCMD糸21のファブリックの厚さよりも 幾らか厚い傾向を有している。しかしながらその周りにナックルが形成されたC MD糸21は縮み、図8に示されたように、その領域におけるファブリックの厚 さを減少する。さらに、わずかに大きな寸法のCMD糸が、図7に示したように 、MD糸によってナックルとして織り巻かれていないCMD糸21用に使用され る。 乾燥ファブリックとして使用されるファブリックは、図6〜8にしたがって織 られたもので、CMD糸21は直径0.7mmのポリエステルモノフィラメント 糸であり、幅1.12mmで高さ0.2mmのフラットポリエステルモノフィラ メント糸のMD糸22〜25が織り込まれている。従って、フラットMD糸の縦 横比は、5.6:1である。ファブリックは、1インチ当たり22本のCMDの 横糸で織られる。ファブリックは、普通の方法で熱処理される。ファブリックは 、6000PSI(438K/cm2)のモジュールを示す。ファブリックは、 熱処理中長さ方向に0.2%以下延ばされる。完成したファブリックは、ファブ リック用の212%の実際の縦糸横糸となる上部と下部MD糸の両方に関して、 106%のMD縦糸横糸を持った1インチ当たり22本のCMD糸(1インチメ ートル当たり8.66CMD横糸)を有する。完成したファブリックは、厚さが 0.048インチ(1.22mm)で、空気浸透性が60CFM(101.93 m3/hr)である。 プレスフェルト(press felt)用基布として使用するためのファブ リックは、図6〜8に従って織られ、CMD糸21は、直径0.019インチ( 0.48mm)と0.012インチ(0.30mm)の交互ナイロン糸であって 、0.30mm掛ける0.90mmの平ナイロンの縦方向のモノフィラメント糸 が織り込まれている。ファブリックは、CMD糸用に1インチ当たり15から1 9本の横糸(pick)(1センチメートル当たり5.91から7.48の横糸 )、MD糸用に1インチ当たり45から48本の縦糸(end)(1センチメー トル当たり17.72から18.90の縦糸)で織られる。比較的高い浸透性を 持った基布は同様の設計で織られるが、縦方向用の糸として、比較的幅広の0. 30mm掛ける0.90mmのナイロン糸の代わりに、0.30mm掛ける0. 85mmの平ナイロン糸が使用される。プレスフェルトを完成するために、バッ ト(batt)材料が適切な方法で縫合される。 下部MD糸の好ましい逆イメージ織りは、ファブリックの端部(end)にお いて継ぎ合わせループの創生を容易にし、ファブリックの端部を一体にすること ができる。継ぎ合わせループの形成において、上部モノフィラメント糸は、ファ ブリックの端部を越えて延び、対応する下部MD糸は、ファブリックの端部から 選択された距離刈り込まれる。上部モノフィラメント糸は、ついでそれらに曲げ 戻され、刈り込まれた下部MD糸によって空にされた空間内に再び織り込まれる 。 上部モノフィラメント糸が、以前下部MD糸によって占められていた空間内に織 り戻される場合、それらのクリンプ(crimp)は、下部MD糸のパターンに 一致するので、それによって形成された端部ループを適切に位置付ける。同様に 、代わりの頂部MD糸は、ファブリックの向き合った端部に形成されたループが 、噛み合わされた端部ループを通った軸の挿入を介して、ファブリックを縫合す るためのMD糸を形成する非ループによって設けられた空間内で噛み合うように 、ファブリックの端部に対してしっかりと裏織りされる。 頂部および底部の縦方向の糸が積層されるが、結果としての端部ループは、フ ァブリックの表面の面に直交し捻れは全くない。普通の裏織り技術において、糸 を規定するループは、通常、糸自体に隣接する空間でファブリックに裏折りされ る。そのような普通のループ形成は、本来的に捻りを縫合ループに与えるが、こ れについては、米国特許第4、438、788号、図6参照方。 図9〜17を参照すると、本発明に従って作られた第3の好ましい実施例のフ ァブリック150が示されていて、特にプレスフェルト用基布として使用するた めに適している。ファブリック150は選択された繰り返しパターンに連続的に 織られ、MD糸154から161の組織と共に織り込まれたCMDの糸151、 152および153の各、上部、中間および下部層を有している。MD糸の組織 は、154と155、156と157、158と159および160と161の 4つのMD糸対で繰り返す上部と下部積層フェルトを有している。MD糸の組織 は、3つのCMD糸の組織151、152および153と共に織り込まれる。積 層されたMD糸の対は、12のCMD糸について各CMD糸層から4繰り返す。 MDとCMD糸の両方の関連する積層は、図10〜17に示されている。上層 MD糸154、156、158、160は、上部と中間層CMD糸151、15 2に独占的に織られ、好ましくは、中間層CMD糸152の下方で内部のナック ルを、上層CMD糸151の上方で外部ナックルを規定する。最良のものが図9 に示されているが、上部MD糸の繰り返しは、好ましくは、4つの上部CMD糸 151に関して千鳥状(crow foot)パターンを規定するが、しかし、 MD糸は、通常の綾織りパターンを規定するようになっている。 下層MD糸155、157、159、161は、上層MD糸と同様な方法で、 しかし、中間部と下部CMD糸152、153に関して織られる。下層MD糸1 55、157、159、161は、内部のナックルが、上層CMD糸の上に、上 部MD糸154、156、158、160によって規定された外部ナックルと垂 直に整列された中間層CMD糸152の上に、下部MD糸155、157、15 9、161によって規定されるように織る。同様に、下層MD糸155、157 、159、161は、外部ナックルを、中間層CMD糸152の下に上部MD層 糸154、156、158、160によって規定された内部のナックルと垂直に 整列された下部MD糸155、157、159、161によって規定されるよう に、下層CMD糸153の下に織る。 図9〜17に示した第3の実施例によって製造されたプレスフェルトの基布は 、好ましくは、1インチ当たり15〜19本のCMD糸(1センチメートル当た り5.91〜7.48のCMD糸)に織られ、各層は、上部と下部CMD層用の 直径0.5mmのナイロン糸と中間部CMD層用の直径0.3mmのナイロン糸 とを使用している。ファブリックは、好ましくは、低浸透性または高浸透性の何 れにも、1インチ当たり45〜48本のMD糸(1センチメートル当たり17. 72から18.90のCMD糸)に織られる。低浸透性のものにおいて、幅1. 06mm掛ける高さ0.25mmのナイロンMD糸が、90〜200CFM(1 52.91から339.8m3/hr)の範囲の浸透性の基布を製造するために 使用される。高浸透性のものにおいて、幅0.85mm掛ける高さ0.30mm のナイロンMD糸が、200〜400のCFM(339.8〜679.6m3/ hr)の範囲の浸透性の基布を製造するために使用される。 プレスフェルトを形成するために、好ましい重量範囲として1平方フィート当 たり2.2〜2.6オンス(671.22〜793.26g/m2)のバット1 65が織られた基布に適切な方法で縫合される。好ましくは、1平方フィート当 たり2.3オンス(701.73g/m2)の重量のバットが使用される。 図9〜17に示した第3の実施例によって製造された乾燥ファブリックは、好 ましくは、各層が直径0.5mmのポリエステル糸を使用した1インチ当たり1 5〜19本のCMD糸(1センチメートル当たり5.91〜7.48のCMD糸 )で織られる。ファブリックは、好ましくは、幅1.06mm掛ける高さ0. 25mmのポリエステルMD糸から、浸透性が90〜200CMF(152.9 1〜339.8m3/hr)の範囲の基布を製造するために、1インチ当たり4 5〜48本のMD糸(1センチメートル当たり17.72から18.90のMD 糸)に織られる。 図18〜25を参照すると、製紙機用ファブリック110の他の第4の実施例 が示されていて、同様に、特に、プレスフェルトの基布として使用するために適 している。ファブリック110はCMD糸111、112、1113の各上部、 中間部および下部の層を有していて、選択された繰り返しパターンに織られる縦 方向のMD糸114〜121の組織と共に織り込まれる。最良のものが図21〜 25に示されているが、MD糸の組織の繰り返しは、積層されたMD糸112〜 117の第1のグループと、12のCMD糸について、上部、中間部および下部 CMD糸層のそれぞれから4糸繰り返す積層されたMD糸118〜121の第2 のグループとによって規定される。 MD糸の組織は、上部および中間部CMD層糸111、112と共に独占的に 織られるMD糸115、119によって規定された上部の内部MD糸層を有して いて、上部の層のCMD糸111を交互に越え、中間層のCMD糸112を交互 にくぐってナックルを形成する。上部の内部MD糸115、119は、両方とも 、ファブリックの繰り返しにおいて上部と中間部の層のCMD糸111、112 の対の交互の間に織られる。 MD糸の組織は、また、中間部および下部CMD層糸112、113と共に独 占的に織られるMD糸116、120によって規定された下部の内部MD糸層を 有していて、中間部の層のCMD糸112を交互に越え、下層のCMD糸113 を交互にくぐってナックルを形成する。下部の内部MD糸116、120は、両 方とも、ファブリックの繰り返しにおいて上部と中間部の層のCMD糸112、 113の対の交互の間に織られる。 上部の内部と下部の内部MD糸層によって規定されるナックルは、図9〜17 に開示された実施例に上部と下部のMD糸組織に類似した方法で垂直に整列され ている。 MD糸組織は、また、3つの上を浮いて1つの上層のCMD糸111の下でナ ックルして繰り返す上層CMD糸111と独占的に織られたMD糸114、11 8によって規定される上面のMD糸層を有している。上面層糸114によって規 定されたナックルは、中間部CMD層糸112の下で上部の内部MD糸115に よって規定されたナックルと垂直に整列されていて;上面層糸118によって規 定されたナックルは、中間部CMD層糸112の下で上部の内部MD糸119に よって規定されたナックルと垂直に整列されている。 MD糸組織は、また、下層のCMD糸113の3つの下に浮いていて1つを越 えてナックルされて、下層のCMD糸113と独占的に織られる繰り返しにおい てMD糸117、121によって規定された下面MD糸層を有する。下面層糸1 17によって規定されたナックルは、中間部CMD糸112を越える下部の内部 MD糸116によって規定されたナックルと共に垂直に整列されていて;下面層 糸121によって規定されたナックルは、中間部CMD糸112を越える下部の 内部MD糸120によって規定されたナックルと共に垂直に整列されている。 繰り返しパターンの結果、各CMD糸での交互のCMD糸は、図21、22、 および25に最良のものが示されているように、ナックルの織りにかなりの程度 においてクリンプ(crimp)される。MD糸は、各上部、中間部および下部 CMD糸111、112および113の、他の交互のCMD糸の周りにナックル を織らない。従って、上述したような実施例の単一のCMD糸に関して述べられ た調和された織物に類似した調和された織物は、多くのCMD層ファブリックに 規定される。通常の知識を有する当業者にとつて、MD糸組織は、綾織り物かま たは破断綾織り物の表面パターンを規定する繰り返し内で、4つの積層されたM D糸を有することができることが分かるであろう。しかしながら、上述したよう に、114から117および118から121の2つのMD糸グループのみが、 ファブリックの好ましい構造のために必要である。 図18〜25に示された第5の実施例によって製造されたプレスフェルトの基 布は、好ましくは、1インチ当たり15〜19本のCMD糸(1センチメートル 当たり5.91〜7.48のCMD糸)に織られ、各層は、上部と下部CMD層 用に直径0.5mmのナイロン糸を、中間部CMD層用に直径0.3mmのナイ ロン糸を使用している。ファブリックは、好ましくは、低浸透性と高浸透性の両 方のバージョンに、1インチ当たり90〜96本のMD糸(1センチメートル当 たり35.43〜37.8のMD糸)に織られる。低浸透性のバージョンにおい て、幅1.06mm掛ける高さ0.25mmのMD糸が、90〜200CFM( 152.91〜339.8m3/hr)の範囲の浸透性の基準ファブリックを生 成するのに使用される。高浸透性のバージョンにおいて、幅0.85mm掛ける 高さ0.30mmのMD糸が、200〜400CFM(339.8〜679.6 m3/hr)の範囲の浸透性の基布を生成するのに使用される。 上面と下面のMD糸層の追加は、図9〜17に示された第3の実施例によって 製造されたファブリックと比較して、ファブリックの浸透性に実質的に影響しな い。上面と下面のMD糸の浮き糸は、滑らかな支持面を提供するが、しかし、こ れらの糸の混在は、図9〜17に示された第3の実施例によって製造されたファ ブリックと比較して基布の空間容積を減少しない。 プレスフェルトを形成するために、好ましい範囲として、1平方フィート当た り2.2〜2.6オンス(671.22〜793.26g/m2)の重量を有す るバットが適切な方法で織られた基布に縫合される。好ましくは、バットは1平 方フィート当たり2.3オンス(701.73g/m2)の重量のものが使用さ れる。(671.22〜793.26g/m2)。 好ましい低浸透性の実施例において、上面MD糸114と118とは、互いに 隣接して織られる。これは、それらの各に平行な整列を維持し、浸透性を減少す る。縦方向の糸のそのような密織りは、米国特許第4、290、209号に示さ れているように、100%の縦糸横糸として当業者に知られている。そこに述べ られている(ここでも使用している)ように、織られたファブリックの実際の縦 糸の番手は、単一層内で80%〜120%の間で変えることができるが、依然と して100%の縦糸横糸と考えられる。 MD糸114と118との集合は、同様に、MD糸115〜117および11 9〜121を、各MD糸114、118の下方に積層された位置に向けるのに役 立つ。好ましくは、MD糸115〜117および119〜121は、MD糸11 4および118と同じ大きさなので、それらは100%の縦糸横糸のように織ら れる。これは、好ましい低浸透性実施例のファブリック全体が、MD糸の40 0%の縦糸横糸を有している結果となる。 図18〜25に示された第4の実施例により製造された乾燥ファブリックは、 好ましくは、各層が0.5mmの直径のポリエステル糸を使用して、1インチ当 たり15〜19本のCMD糸(1センチメートル当たり5.91〜7.48のC MD糸)で織られる。ファブリックは、好ましくは、幅1.06mm掛ける高さ 0.25mmの高ポリエステルMD糸から90〜200CFM(152.91か ら339.8m3/hr)の浸透性を有するファブリックを製造するために、1 インチ当たり90〜96本のMD糸(1センチメートル当たり35.43〜37 .8のMD糸)で織られる。 本発明について、好ましい実施例の観点から述べたが、請求項に規定された本 発明の範囲内での変更は当業者にとって明らかである。 請求の範囲 1. 選択された繰り返しパターンでCMD糸(111〜113;151〜15 3)の組織と共に織り込まれたフラットモノフィラメントMD糸(114〜12 1;154〜161)の組織を備えた製紙機用ファブリック(110;150) であって;前記CMD糸(111〜113;151〜153)の組織は、縦に整 列して積層された少なくとも上部(111;151)、中間部(112;152 )および下部(113;153)のCMD糸を有し;そして、前記MD糸(11 4〜121;154〜161)の組織は、前記上部と中間部CMD糸層(111 、112;151、152)と共に織り込まれた第1のサブ組織のフラットMD 糸(115、119;154、156、158、160)と、前記中間部と下部 CMD糸層(112、113;152、153)と共に織り込まれた第2のサブ 組織のフラットMD糸(116、120;155、157、159、161)と を有し、ファブリックは: 前記上部、中間部および下部のCMD糸が縦に整列されて積層さていて; 前記フラットMD糸(115、119;154、156、158、160)の 第1のサブ組織が、上部CMD層糸(111;151)の1つの上方の外部ナッ クルと、中間部CMD層糸(112;152)の1つの下方の内部ナックルとを 有する繰り返しパターンに織り込まれていて、そして 前記第2のサブ組織のフラットMD糸(116、120;155、157、1 59、161)が、下部CMD層糸(113;153)の1つをくぐった内部の ナックルと、中間部CMD層糸(112;152)の1つを越えた外部ナックル とを有する繰り返しパターンに織り込まれていて、それは、第2のサブ組織の各 MD糸の内部のナックルが第1のサブ組織のMD糸の外部ナックルの下方に積層 されていて、第2のサブ組織の各MD糸の外部ナックルが第1のサブ組織のMD 糸の内部のナックルの下方に積層されるようになっていることを特徴とする製紙 機用ファブリック。 2. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、織り 込まれたMD糸およびCMD糸(111〜121;151〜161)に縫合され たバット材料(125、165)をさらに有することを特徴とする製紙機用ファ ブリック。 3. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、前記 第1のサブ組織のMD糸(115、119;154、156、158、160) が、少なくとも3:1の縦横比を有し、100%の縦糸横糸に織られていること を特徴とする製紙機用ファブリック。 4. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、MD 糸およびCMD糸(111〜121;151〜161)が、ポリエステルである ことを特徴とする製紙機用ファブリック。 5. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、MD 糸およびCMD糸(111〜121;151〜161)が、ナイロン糸であるこ とを特徴とする製紙機用ファブリック。 6. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、前記 上部と下部の層のCMD糸(111、113;151、153)が、断面が円く 第1の直径を有していて、また、中間部の層のCMD糸(112;152)が、 断面が円く前記第1の直径よりも小さい第2の直径を有していることを特徴とす る製紙機用ファブリック。 7. 請求項6記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、前記 中間部の層のCMD糸(110;150)が0.3mmの直径を有し、前記上部 と下部のCMD糸(111、113;151、153)が0.5mmの直径を有 していることを特徴とする製紙機用ファブリック。 8. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、前記 フラットMD糸(114〜121;154〜161)が1.06mm掛ける0. 25mmで、ファブリック(110;150)が90〜200CFM(152. 91〜339.8m3/hr)の浸透性を有していることを特徴とする製紙機用 ファブリック。 9. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、前記 フラットMD糸(114〜121;154〜161)が0.85mm掛ける0. 30mmで、ファブリック(110;150)が200〜400CFM(339 . 8〜679.6m3/hr)の浸透性を有していることを特徴とする製紙機用フ ァブリック。 10. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記上部C MD層糸(111)と共に織り込まれた第3のサブ組織のフラットMD糸(11 4、118)をさらに有し、前記第3のサブ組織の各MD糸(114、118) が、MD糸(115、119)の第1のサブ組織のフラットMD糸と縦に整列し て積層されていることを特徴とする製紙機用ファブリック。 11. 請求項10記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記下部 CMD層糸(113)と共に織り込まれた第4のサブ組織のフラットMD糸(1 17、121)をさらに有し、前記第4のサブ組織の各フラットMD糸(117 、121)が、MD糸(115、119)の第1のサブ組織のフラットMD糸と 縦に整列して積層されていることを特徴とする製紙機用ファブリック。 12. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、第3のサ ブ組織のフラットMD糸(114、118)が、少なくとも3つの前記上部CM D糸(111)を越える浮き糸と共に織られていることを特徴とする製紙機用フ ァブリック。 13. 請求項12記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記第4 のサブ組織のフラットMD糸(114、118)が、少なくとも3つの前記下部 CMD糸(113)の下方の浮き糸と共に織られていることを特徴とする製紙機 用ファブリック。 14. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、バット材 料(125)が、織り込まれたMD糸とCMD糸(111〜121)とに縫合さ れていることを特徴とする製紙機用ファブリック。 15. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記第3 のサブ組織のMD糸(114、118)が、少なくとも3:1の縦横比を有し、 100%の縦糸横糸に織られていることを特徴とする製紙機用ファブリック。 16. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記MD 糸およびCMD糸(111〜121)が、ポリエステルであることを特徴とする 製紙機用ファブリック。 17. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記MD 糸およびCMD糸(111〜121)が、ナイロン糸であることを特徴とする製 紙機用ファブリック。 18. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記上部 と下部の層のCMD糸(111〜113)が、断面が円く第1の直径を有してい て、また、中間部の層のCMD糸(112)が、断面が円く前記第1の直径より も小さい第2の直径を有していることを特徴とする製紙機用ファブリック。 19. 請求項18記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記中間 部の層のCMD糸(112)が0.3mmの直径を有し、前記上部と下部のCM D糸(111、113)が0.5mmの直径を有していることを特徴とする製紙 機用ファブリック。 20. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記フラ ットMD糸(114〜121)が1.06mm掛ける0.25mmで、ファブリ ックが90〜200CFM(152.91〜339.8m3/hr)の浸透性を 有していることを特徴とする製紙機用ファブリック。 21. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記MD 糸(114〜121)が0.85mm掛ける0.30mmで、ファブリック(1 10)が200〜400CFM(339.8〜679.6m3/hr)の浸透性 を有していることを特徴とする製紙機用ファブリック。 22. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、4つの積 層されたMD糸(114〜117、118〜121)の2つのグループが、前記 各上部(111)、中間部(112)および下部CMD糸(113)層からの4 つのCMD糸で、全部で12のCMD糸(111〜113)に関してファブリッ クが繰り返しパターンで織られていることを特徴とする製紙機用ファブリック。 23. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、積層され たMD糸(115、116、119、120)が、他のCMD糸に関連する各層 の交互のCMD糸に対してさらにクリンプするのを阻害する交互のナックルを形 成することを特徴とする製紙機用ファブリック。 24. 請求項12記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記第3 のサブ組織のフラットMD糸(114、118)の前記浮き糸が、第1のMD糸 サブ組織の外部ナックルの上方に浮いていることを特徴とする製紙機用ファブリ ック。 25. 請求項13記載の製紙機用ファブリック(110)であって、第4のサ ブ組織のフラットMD糸(117、121)の前記浮き糸が、第2のMD糸サブ 組織の外部ナックルの下方に浮いていることを特徴とする製紙機用ファブリック 。 26. 請求項13記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記第3 のサブ組織のフラットMD糸(114、118)の前記浮き糸が第1のMD糸サ ブ組織の外部ナックルの上方に浮いていて、前記第4のサブ組織のフラットMD 糸(117、121)の前記浮き糸が第2のMD糸サブ組織の外部ナックルの下 方に浮いている前記ことを特徴とする製紙機用ファブリック。 27. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、フ ァブリック(110;150)が、製紙機用の押圧部で使用される湿ったプレス フェルトであることを特徴とする製紙機用ファブリック。 28. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、フ ァブリック(110;150)が、製紙機用の乾燥部で使用される乾燥用ファブ リックであることを特徴とする製紙機用ファブリック。 29. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、フ ァブリック(110;150)が、製紙機用の成形部で使用される成形用ファブ リックであることを特徴とする製紙機用ファブリック。 【手続補正書】 【提出日】1999年3月4日(1999.3.4) 【補正内容】 (1)請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (2)明細書の第6頁第22行目の「図18」との記載を削除する。 (3)明細書の第8頁第25行目の「362.22°C」との記載を「19 3.33°C」と訂正する。 (4)明細書の第16頁第15行目の「バット」との記載を「バット(ba tting)125」と訂正する。 (5)明細書の第16頁第17行目の「(671.22〜793.26g/ m2)。」との記載を削除する。 請求の範囲 1. 選択された繰り返しパターンでCMD糸(111〜113;151〜15 3)の組織と共に織り込まれたフラットモノフィラメントMD糸(114〜12 1;154〜161)の組織を備えた製紙機用ファブリック(110;150) であって;前記CMD糸(111〜113;151〜153)の組織は、縦に整 列して積層された少なくとも上部(111;151)、中間部(112;152 )および下部(113;153)のCMD糸を有し;そして、前記MD糸(11 4〜121;154〜161)の組織は、前記上部と中間部CMD糸層(111 、112;151、152)と共に織り込まれた第1のサブ組織のフラットMD 糸(115、119;154、156、158、160)と、前記中間部と下部 CMD糸層(112、113;152、153)と共に織り込まれた第2のサブ 組織のフラットMD糸(116、120;155、157、159、161)と を有し、ファブリックは: 前記上部、中間部および下部のCMD糸が縦に整列されて積層さていて; 前記フラットMD糸(115、119;154、156、158、160)の 第1のサブ組織が、上部CMD層糸(111;151)の1つの上方の外部ナッ クルと、中間部CMD層糸(112;152)の1つの下方の内部ナックルとを 有する繰り返しパターンに織り込まれていて、そして 前記第2のサブ組織のフラットMD糸(116、120;155、157、1 59、161)が、下部CMD層糸(113;153)の1つをくぐった内部の ナックルと、中間部CMD層糸(112;152)の1つを越えた外部ナックル とを有する繰り返しパターンに織り込まれていて、それは、第2のサブ組織の各 MD糸の内部のナックルが第1のサブ組織のMD糸の外部ナックルの下方に積層 されていて、第2のサブ組織の各MD糸の外部ナックルが第1のサブ組織のMD 糸の内部のナックルの下方に積層されるようになっていることを特徴とする製紙 機用ファブリック。 2. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、織り 込まれたMD糸およびCMD糸(111〜121;151〜161)に縫合され たバット材料(125、165)をさらに有することを特徴とする製紙機用ファ ブリック。 3. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、前記 第1のサブ組織のMD糸(115、119;154、156、158、160) が、少なくとも3:1の縦横比を有し、100%の縦糸横糸に織られていること を特徴とする製紙機用ファブリック。 4. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、MD 糸およびCMD糸(111〜121;151〜161)が、ポリエステルである ことを特徴とする製紙機用ファブリック。 5. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、MD 糸およびCMD糸(111〜121;151〜161)が、ナイロン糸であるこ とを特徴とする製紙機用ファブリック。 6. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、前記 上部と下部の層のCMD糸(111、113;151、153)が、断面が円く 第1の直径を有していて、また、中間部の層のCMD糸(112;152)が、 断面が円く前記第1の直径よりも小さい第2の直径を有していることを特徴とす る製紙機用ファブリック。 7. 請求項6記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、前記 中間部の層のCMD糸(110;150)が0.3mmの直径を有し、前記上部 と下部のCMD糸(111、113;151、153)が0.5mmの直径を有 していることを特徴とする製紙機用ファブリック。 8. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、前記 フラットMD糸(114〜121;154〜161)が1.06mm掛ける0. 25mmで、ファブリック(110;150)が90〜200CFM(152. 91〜339.8m3/hr)の浸透性を有していることを特徴とする製紙機用 ファブリック。 9. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、前記 フラットMD糸(114〜121;154〜161)が0.85mm掛ける0. 30mmで、ファブリック(110;150)が200〜400CFM(339 . 8〜679.6m3/hr)の浸透性を有していることを特徴とする製紙機用ファ ブリック。 10. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記上部C MD層糸(111)と共に織り込まれた第3のサブ組織のフラットMD糸(11 4、118)をさらに有し、前記第3のサブ組織の各MD糸(114、118) が、MD糸(115、119)の第1のサブ組織のフラットMD糸と縦に整列し て積層されていることを特徴とする製紙機用ファブリック。 11. 請求項10記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記下部 CMD層糸(113)と共に織り込まれた第4のサブ組織のフラットMD糸(1 17、121)をさらに有し、前記第4のサブ組織の各フラットMD糸(117 、121)が、MD糸(115、119)の第1のサブ組織のフラットMD糸と 縦に整列して積層されていることを特徴とする製紙機用ファブリック。 12. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、第3のサ ブ組織のフラットMD糸(114、118)が、少なくとも3つの前記上部CM D糸(111)を越える浮き糸と共に織られていることを特徴とする製紙機用フ ァブリック。 13. 請求項12記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記第4 のサブ組織のフラットMD糸(117、121)が、少なくとも3つの前記下部 CMD糸(113)の下方の浮き糸と共に織られていることを特徴とする製紙機 用ファブリック。 14. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、バット材 料(125)が、織り込まれたMD糸とCMD糸(111〜121)とに縫合さ れていることを特徴とする製紙機用ファブリック。 15. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記第3 のサブ組織のMD糸(114、118)が、少なくとも3:1の縦横比を有し、 100%の縦糸横糸に織られていることを特徴とする製紙機用ファブリック。 16. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記MD 糸およびCMD糸(111〜121)が、ポリエステルであることを特徴とする 製紙機用ファブリック。 17. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記MD 糸およびCMD糸(111〜121)が、ナイロン糸であることを特徴とする製 紙機用ファブリック。 18. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記上部 と下部の層のCMD糸(111〜113)が、断面が円く第1の直径を有してい て、また、中間部の層のCMD糸(112)が、断面が円く前記第1の直径より も小さい第2の直径を有していることを特徴とする製紙機用ファブリック。 19. 請求項18記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記中間 部の層のCMD糸(112)が0.3mmの直径を有し、前記上部と下部のCM D糸(111、113)が0.5mmの直径を有していることを特徴とする製紙 機用ファブリック。 20. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記フラ ットMD糸(114〜121)が1.06mm掛ける0.25mmで、ファブリ ックが90〜200CFM(152.91〜339.8m3/hr)の浸透性を 有していることを特徴とする製紙機用ファブリック。 21. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記MD 糸(114〜121)が0.85mm掛ける0.30mmで、ファブリック(1 10)が200〜400CFM(339.8〜679.6m3/hr)の浸透性 を有していることを特徴とする製紙機用ファブリック。 22. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、4つの積 層されたMD糸(114〜117、118〜121)の2つのグループが、前記 各上部(111)、中間部(112)および下部CMD糸(113)層からの4 つのCMD糸で、全部で12のCMD糸(111〜113)に関してファブリッ クが繰り返しパターンで織られていることを特徴とする製紙機用ファブリック。 23. 請求項11記載の製紙機用ファブリック(110)であって、積層され たMD糸(115、116、119、120)が、他のCMD糸に関連する各層 の交互のCMD糸に対してさらにクリンプするのを阻害する交互のナックルを形 成することを特徴とする製紙機用ファブリック。 24. 請求項12記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記第3 のサブ組織のフラットMD糸(114、118)の前記浮き糸が、第1のMD糸 サブ組織の外部ナックルの上方に浮いていることを特徴とする製紙機用ファブリ ック。 25. 請求項13記載の製紙機用ファブリック(110)であって、第4のサ ブ組織のフラットMD糸(117、121)の前記浮き糸が、第2のMD糸サブ 組織の外部ナックルの下方に浮いていることを特徴とする製紙機用ファブリック 。 26. 請求項13記載の製紙機用ファブリック(110)であって、前記第3 のサブ組織のフラットMD糸(114、118)の前記浮き糸が第1のMD糸サ ブ組織の外部ナックルの上方に浮いていて、前記第4のサブ組織のフラットMD 糸(117、121)の前記浮き糸が第2のMD糸サブ組織の外部ナックルの下 方に浮いている前記ことを特徴とする製紙機用ファブリック。 27. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、フ ァブリック(110;150)が、製紙機用の押圧部で使用される湿ったプレス フェルトであることを特徴とする製紙機用ファブリック。 28. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、フ ァブリック(110;150)が、製紙機用の乾燥部で使用される乾燥用ファブ リックであることを特徴とする製紙機用ファブリック。 29. 請求項1記載の製紙機用ファブリック(110;150)であって、フ ァブリック(110;150)が、製紙機用の成形部で使用される成形用ファブ リックであることを特徴とする製紙機用ファブリック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 選択された繰り返しパターンでCMD糸の組織と共に織り込まれたフラッ トモノフィラメントMD糸の組織を備え; 前記CMD糸の組織は、縦に整列して積層された少なくとも上部、中間部およ び下部のCMD糸を有し;そして 前記MD糸の組織は、前記上部と中間部CMD糸と共に織り込まれた第1のサ ブ組織のフラットMD糸と、前記中間部と下部CMD糸と共に織り込まれた第2 のサブ組織のフラットMD糸とを有し、前記各第2のサブ組織のフラットMD糸 は、前記第1のサブ組織のフラットMD糸と共に縦に整列して積層されているこ とを特徴とする製紙機用ファブリック。 2. 織り込まれたMD糸およびCMD糸に縫合されたバット材料をさらに有す ることを特徴とする請求項1記載の製紙機用ファブリック。 3. 前記第1のサブ組織のMD糸が、少なくとも3:1の縦横比を有し、10 0%の縦糸横糸に織られていることを特徴とする請求項1記載の製紙機用ファブ リック。 4. MD糸およびCMD糸が、ポリエステルであることを特徴とする請求項1 記載の製紙機用ファブリック。 5. MD糸およびCMD糸が、ナイロン糸であることを特徴とする請求項1記 載の製紙機用ファブリック。 6. 前記上部と下部の層のCMD糸が、断面が円く第1の直径を有していて、 また、中間部の層のCMD糸が、断面が円く前記第1の直径よりも小さい第2の 直径を有していることを特徴とする請求項1記載の製紙機用ファブリック。 7. 前記中間部の層のCMD糸が0.3mmの直径を有し、前記上部と下部の CMD糸が0.5mmの直径を有していることを特徴とする請求項6記載の製紙 機用ファブリック。 8. 前記フラットMD糸が1.06mm掛ける0.25mmで、ファブリック が90〜200CFMの浸透性を有していることを特徴とする請求項1記載の製 紙機用ファブリック。 9. 前記フラットMD糸が0.85mm掛ける0.30mmで、ファブリック が200〜400CFMの浸透性を有していることを特徴とする請求項1記載の 製紙機用ファブリック。 10. 前記上部CMD層糸と共に織り込まれた第3のサブ組織のフラットMD 糸をさらに有し、前記第3のサブ組織の各MD糸が、MD糸の第1のサブ組織の フラットMD糸と縦に整列して積層されていることを特徴とする請求項1記載の 製紙機用ファブリック。 11. 前記下部CMD層糸と共に織り込まれた第4のサブ組織のフラットMD 糸をさらに有し、前記第4のサブ組織の各フラットMD糸が、MD糸の第1のサ ブ組織のフラットMD糸と縦に整列して積層されていることを特徴とする請求項 10記載の製紙機用ファブリック。 12. 第3のサブ組織のフラットMD糸が、少なくとも3つの前記上部CMD 糸を越える浮き糸と共に織られていることを特徴とする請求項11記載の製紙機 用ファブリック。 13. 前記第4の層のフラットMD糸が、少なくとも3つの前記下部CMD糸 の下方の浮き糸と共に織られていることを特徴とする請求項12記載の製紙機用 ファブリック。 14. バット材料が、織り込まれたMDとCMD糸とに縫合されていることを 特徴とする請求項11記載の製紙機用ファブリック。 15. 前記第3のサブ組織のMD糸が、少なくとも3:1の縦横比を有し、1 00%の縦糸横糸に織られていることを特徴とする請求項11記載の製紙機用フ ァブリック。 16. MDおよびCMD糸が、ポリエステルであることを特徴とする請求項1 1記載の製紙機用ファブリック。 17. MDおよびCMD糸が、ナイロン糸であることを特徴とする請求項11 記載の製紙機用ファブリック。 18. 前記上部と下部の層のCMD糸が、断面が円く第1の直径を有していて 、また、中間部の層のCMD糸が、断面が円く前記第1の直径よりも小さい第2 の直径を有していることを特徴とする請求項11記載の製紙機用ファブリック。 19. 前記中間部の層のCMD糸が0.3mmの直径を有し、前記上部と下部 のCMD糸が0.5mmの直径を有していることを特徴とする請求項18記載の 製紙機用ファブリック。 20. 前記フラットMD糸が1.06mm掛ける0.25mmで、ファブリッ クが90〜200CFMの浸透性を有していることを特徴とする請求項11記載 の製紙機用ファブリック。 21. 前記MD糸が0.85mm掛ける0.30mmで、ファブリックが20 0〜400CFMの浸透性を有していることを特徴とする請求項11記載の製紙 機用ファブリック。 22. 4つの積層されたMD糸の2つのグループが、前記各上部、中間部およ び下部CMD糸層からの4つのCMD糸で、全部で12のCMD糸に関してファ ブリックが繰り返しパターンで織られていることを特徴とする請求項11記載の 製紙機用ファブリック。 23. 積層されたMD糸が、他のCMD糸に関連する各層の交互のCMD糸に 対してさらにクリンプするのを阻害する交互のナックルを形成することを特徴と する請求項11記載の製紙機用ファブリック。
JP9539056A 1996-04-30 1997-04-28 積層された縦方向と幅方向の糸を持った製紙機用ファブリック Pending JP2000501460A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/640,165 US5713396A (en) 1990-06-06 1996-04-30 Papermakers fabric with stacked machine and cross machine direction yarns
US08/640,165 1996-04-30
PCT/US1997/006953 WO1997041297A1 (en) 1996-04-30 1997-04-28 Papermakers fabric with stacked machine and cross machine direction yarns

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000501460A true JP2000501460A (ja) 2000-02-08

Family

ID=24567101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9539056A Pending JP2000501460A (ja) 1996-04-30 1997-04-28 積層された縦方向と幅方向の糸を持った製紙機用ファブリック

Country Status (10)

Country Link
US (3) US5713396A (ja)
EP (1) EP0904450B1 (ja)
JP (1) JP2000501460A (ja)
AT (1) ATE194177T1 (ja)
AU (1) AU713129B2 (ja)
BR (1) BR9709303A (ja)
CA (1) CA2219108A1 (ja)
DE (1) DE69702397T2 (ja)
NO (1) NO984978L (ja)
WO (1) WO1997041297A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007911A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Shikibo Ltd 抄紙用ドライヤーカンバス

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5713396A (en) * 1990-06-06 1998-02-03 Asten, Inc. Papermakers fabric with stacked machine and cross machine direction yarns
EP0466982B1 (en) * 1990-07-20 1995-04-12 Agfa-Gevaert N.V. Method for preparing solvent-resistant polymer beads
AU1924797A (en) * 1997-02-28 1998-09-18 Huyck Austria Gmbh Method for designing and/or visualizing at least one roll/ felt pair in a paper or carton making machine press
GB9807704D0 (en) * 1998-04-09 1998-06-10 Scapa Group Plc Fabric and seam construction
ES2168716T3 (es) * 1998-11-18 2002-06-16 Heimbach Gmbh Thomas Josef Estructura plana textil.
DE19859582A1 (de) * 1998-12-22 2000-06-29 Voith Fabrics Heidenheim Gmbh Drei- oder mehrlagiges Papiermaschinensieb in Form eines Verbundgewebes
US6331341B1 (en) * 1999-07-09 2001-12-18 Albany International Corp. Multiaxial press fabric having shaped yarns
US6276402B1 (en) * 1999-08-23 2001-08-21 Astenjohnson, Inc. Multilayer papermakers fabric
US6179013B1 (en) * 1999-10-21 2001-01-30 Weavexx Corporation Low caliper multi-layer forming fabrics with machine side cross machine direction yarns having a flattened cross section
US7001663B2 (en) * 2001-06-21 2006-02-21 Albany International Corp. Monofilament of polyamide, flat textile product and method for producing same
DE10131729A1 (de) * 2001-06-21 2003-01-09 Albany Int Corp Monofilament aus Polyamid, textiles Flächengebilde und Verfahren zum Herstellen eines solchen
CN100357508C (zh) * 2001-07-05 2007-12-26 阿斯坦约翰逊公司 含有并线的工业织物
GB0204308D0 (en) * 2002-02-23 2002-04-10 Voith Fabrics Heidenheim Gmbh Papermachine clothing
US20030208886A1 (en) * 2002-05-09 2003-11-13 Jean-Louis Monnerie Fabric comprising shaped conductive monofilament used in the production of non-woven fabrics
GB0221643D0 (en) * 2002-09-18 2002-10-30 Voith Fabrics Heidenheim Gmbh Papermachine clothing with wear-resistant weave
US6902652B2 (en) * 2003-05-09 2005-06-07 Albany International Corp. Multi-layer papermaker's fabrics with packing yarns
JP4762529B2 (ja) * 2004-11-17 2011-08-31 日本フイルコン株式会社 工業用二層織物
US7207355B2 (en) * 2005-05-06 2007-04-24 Astenjohnson, Inc. Multi-axial seamed papermaking fabric and method
US7484538B2 (en) * 2005-09-22 2009-02-03 Weavexx Corporation Papermaker's triple layer forming fabric with non-uniform top CMD floats
JP4739903B2 (ja) * 2005-10-17 2011-08-03 日本フイルコン株式会社 工業用二層織物
US7617846B2 (en) * 2006-07-25 2009-11-17 Albany International Corp. Industrial fabric, and method of making thereof
CN107142778B (zh) 2013-11-14 2019-05-07 Gpcp知识产权控股有限责任公司 具有高吸收性和大厚度的软吸收性片材及制造软吸收性片材的方法
DE102018105956A1 (de) * 2018-03-15 2019-09-19 Voith Patent Gmbh Bespannung
WO2020033426A1 (en) * 2018-08-10 2020-02-13 Elizabeth Whelan Multi-layer woven fabric article
IT202000000637A1 (it) * 2020-01-15 2021-07-15 Feltri Marone S P A Tessuto triplo di fabbricazione della carta

Family Cites Families (95)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB189612154A (en) * 1896-06-03 1896-07-04 William Phillips Thompson Improvements in Driving Belts.
US926310A (en) * 1908-01-02 1909-06-29 Joseph P Zepp Woven fabric.
US1050406A (en) * 1909-09-16 1913-01-14 Sigmund Veit Paper-maker's drying-felt.
US1268788A (en) * 1917-03-01 1918-06-04 Ossian T Waite Woven fabric.
US1775144A (en) * 1926-01-22 1930-09-09 Harold F Sherman Woven fabric and art of weaving the same
US1964419A (en) * 1930-10-28 1934-06-26 Eduard V Asten Porous textile fabric
US1830620A (en) * 1930-10-29 1931-11-03 George E Pelton Company Ink transfer member and method of making same
US2003123A (en) * 1934-06-22 1935-05-28 Eastwood Nealley Corp Woven wire belt for paper making machines
US2135057A (en) * 1936-02-07 1938-11-01 Owens Illinois Glass Co Fabric belting
US2093904A (en) * 1936-07-06 1937-09-21 Boston Woven Hose & Rubber Com Belting and method of making the same
GB537288A (en) * 1940-01-23 1941-06-16 Dunlop Rubber Co Improvements in and relating to machine belting and the manufacture thereof
US2570576A (en) * 1945-05-19 1951-10-09 Dunlop Tire & Rubber Corp Belting
US2554034A (en) * 1948-08-18 1951-05-22 Orr Felt & Blanket Company Papermaker's felt
US2619683A (en) * 1950-03-16 1952-12-02 Us Rubber Co Card clothing
US2854032A (en) * 1953-08-20 1958-09-30 William E Hooper And Sons Comp Dryer felt
DE1206717B (de) * 1961-07-06 1965-12-09 Karl Ulrich Schuster Papiermaschinensieb
FR1396549A (fr) * 1964-03-13 1965-04-23 Martel Catala & Cie Ets Perfectionnements apportés aux moyens pour l'élaboration de bandes sans fin tissées à fils plastiques et à fils métalliques, ainsi qu'aux bandes correspondantes
US3622415A (en) * 1967-12-22 1971-11-23 Lindsay Wire Weaving Co Papermaking fabric seam and method of making the same
US3657068A (en) * 1970-01-07 1972-04-18 Orr Felt Co The Papermaking felt
US3695983A (en) * 1970-08-10 1972-10-03 Thiokol Chemical Corp Woven article as a carpet scrim
SE355389B (ja) * 1970-12-31 1973-04-16 Nordiska Maskinfilt Ab
US3851681A (en) * 1973-04-18 1974-12-03 Albany Int Corp Woven papermaking drainage fabric having four shed weave pattern and weft threads of alternating diameter
GB1488815A (en) * 1974-09-27 1977-10-12 Scapa Porritt Ltd Providing loops at a fabric end
CA1071913A (en) * 1977-03-28 1980-02-19 Robert H. Kositzke Synthetic papermaking fabric with rectangular threads
US4123022A (en) * 1977-09-12 1978-10-31 Albany International Corp. Seam for forming wires and dryer felts
NZ188692A (en) * 1977-10-28 1982-03-30 Jwi Ltd Dryer fabric for paper making machine machine direction strands have flattened cross-section
US4290209A (en) * 1978-05-17 1981-09-22 Jwi Ltd. Dryer fabric
US4184519A (en) * 1978-08-04 1980-01-22 Wisconsin Wires, Inc. Fabrics for papermaking machines
US4308897A (en) * 1978-08-09 1982-01-05 Scapa Dryers, Inc. Dryer felt with encapsulated, bulky center yarns
FR2468449A1 (fr) * 1979-05-29 1981-05-08 Albany Int Corp Feutre pour la deshydratation ou l'egouttage d'une bande de fibres
US4351874A (en) * 1980-03-24 1982-09-28 Jwi, Ltd. Low permeability dryer fabric
US4438788A (en) * 1980-09-30 1984-03-27 Scapa Inc. Papermakers belt formed from warp yarns of non-circular cross section
US4469142A (en) * 1980-09-30 1984-09-04 Scapa Inc. Papermakers belt having smooth surfaces and enlarged seam loops
US4356225A (en) * 1981-05-18 1982-10-26 Ascoe Felts, Inc. Papermarkers interwoven wet press felt
US4438789A (en) * 1981-06-04 1984-03-27 Jwi Ltd. Woven pin seam in fabric and method
US4379735A (en) * 1981-08-06 1983-04-12 Jwi Ltd. Three-layer forming fabric
CH659676A5 (de) * 1981-11-15 1987-02-13 Siebtuchfabrik Ag Einlagiges papiermaschinensieb.
US4423755A (en) * 1982-01-22 1984-01-03 Huyck Corporation Papermakers' fabric
US4421819A (en) * 1982-02-23 1983-12-20 Jwi Ltd. Wear resistant paper machine fabric
US4414263A (en) * 1982-07-09 1983-11-08 Atlanta Felt Company, Inc. Press felt
US4695498A (en) * 1982-07-20 1987-09-22 Asten Group, Inc. Papermakers flat woven fabric
SE429982C (sv) * 1982-11-02 1985-11-18 Nordiskafilt Ab Filt med oglesom for presspartiet i en pappersmaskin samt forfarande for dess framstellning
US4829681A (en) * 1983-02-10 1989-05-16 Albany International Corp. Paper machine clothing
US4461803A (en) * 1983-04-13 1984-07-24 Ascoe Felts, Inc. Papermaker's felt having multi-layered base fabric
US4537816A (en) * 1983-04-13 1985-08-27 Ascoe Felts, Inc. Papermakers superimposed felt with voids formed by removing yarns
CA1223764A (en) * 1983-10-19 1987-07-07 August Murka, Jr. Papermaker's felt
JPS60119293A (ja) * 1983-11-30 1985-06-26 日本フィルコン株式会社 製紙用織物
FR2560242B1 (fr) * 1984-02-29 1986-07-04 Asten Fabriques Feutres Papete Toile destinee en particulier aux machines a papier, et son procede de preparation
US4755420A (en) * 1984-05-01 1988-07-05 Jwi Ltd. Dryer fabric having warp strands made of melt-extrudable polyphenylene sulphide
DE3426264A1 (de) * 1984-07-17 1986-01-30 Franz F. 5160 Düren Kufferath Entwaeserungsband fuer pressen in der nasspartie einer papiermaschine
US4569883A (en) * 1985-01-22 1986-02-11 Albany International Corp. Paper machine clothing
US4574435A (en) * 1985-03-12 1986-03-11 Albany International Corp. Seam construction for papermachine clothing
US5114777B2 (en) * 1985-08-05 1997-11-18 Wangner Systems Corp Woven multilayer papermaking fabric having increased stability and permeability and method
US5066532A (en) * 1985-08-05 1991-11-19 Hermann Wangner Gmbh & Co. Woven multilayer papermaking fabric having increased stability and permeability and method
SU1441840A1 (ru) * 1986-07-24 1990-09-23 Пермский филиал всесоюзного научно-исследовательского института целлюлозно-бумажной промышленности Всесоюзного научно-производственного объединения целлюлозно-бумажной промышленности Синтетическа ткана сетка дл бумагоделательной машины
AT385533B (de) * 1986-08-04 1988-04-11 Hutter & Schrantz Ag Zweilagiges papiermaschinensieb
US4676278A (en) * 1986-10-10 1987-06-30 Albany International Corp. Forming fabric
CA1277209C (en) * 1986-11-28 1990-12-04 Dale B. Johnson Composite forming fabric
SE455380B (sv) * 1986-12-12 1988-07-11 Scandiafelt Ab Vevt filtermedia for slamavvattning
US4705601A (en) * 1987-02-05 1987-11-10 B.I. Industries, Inc. Multi-ply paper forming fabric with ovate warp yarns in lowermost ply
CA1311400C (en) * 1987-02-13 1992-12-15 Scapa Inc. Low stretch papermakers fabric
US4737241A (en) * 1987-02-20 1988-04-12 Appleton Mills Method of making a papermaker's felt
US4865083A (en) * 1987-06-24 1989-09-12 Asten Group, Inc. Seamed multi-layered papermaker's fabric
US4887648A (en) * 1987-06-24 1989-12-19 Asten Group, Inc. Method for making a multi-layered papermakers fabric with seam
US4824525A (en) * 1987-10-14 1989-04-25 Asten Group, Inc. Papermaking apparatus having a seamed wet press felt
US4806208A (en) * 1987-10-14 1989-02-21 Asten Group, Inc. Method of seaming a seamed felt on a papermaking machine with oppositely tapered pintle elements
US4902383A (en) * 1988-04-05 1990-02-20 Asten Group, Inc. Method of making a papermaker's felt with no flap seam
US4989647A (en) * 1988-04-08 1991-02-05 Huyck Corporaiton Dual warp forming fabric with a diagonal knuckle pattern
US4883096A (en) * 1988-05-04 1989-11-28 Asten Group, Inc. Seam design for seamed felts
US4846231A (en) * 1988-05-04 1989-07-11 Asten Group, Inc. Seam design for seamed felts
US4991630A (en) * 1989-04-10 1991-02-12 Asten Group, Inc. Single layer pin seam fabric having perpendicular seaming loops and method
US4921750A (en) * 1988-05-25 1990-05-01 Asten Group, Inc. Papermaker's thru-dryer embossing fabric
US4938269A (en) * 1989-02-01 1990-07-03 The Orr Felt Company Papermaker's felt seam with different loops
ZA907421B (en) * 1989-09-19 1991-08-28 Jwi Ltd Press section dewatering fabric
US5151316A (en) * 1989-12-04 1992-09-29 Asten Group, Inc. Multi-layered papermaker's fabric for thru-dryer application
US5023132A (en) * 1990-04-03 1991-06-11 Mount Vernon Mills, Inc. Press felt for use in papermaking machine
AT393521B (de) * 1990-05-08 1991-11-11 Hutter & Schrantz Ag Gewebe aus kunststoff-monofilamenten fuer den einsatz als entwaesserungssieb einer papiermaschine
US5167261A (en) * 1990-06-06 1992-12-01 Asten Group, Inc. Papermakers fabric with stacked machine direction yarns of a high warp fill
US5343896A (en) * 1990-06-06 1994-09-06 Asten Group, Inc. Papermakers fabric having stacked machine direction yarns
US5117865A (en) * 1990-06-06 1992-06-02 Asten Group, Inc. Papermakers fabric with flat high aspect ratio yarns
US5713396A (en) * 1990-06-06 1998-02-03 Asten, Inc. Papermakers fabric with stacked machine and cross machine direction yarns
US5199467A (en) * 1990-06-06 1993-04-06 Asten Group, Inc. Papermakers fabric with stacked machine direction yarns
US5230371A (en) * 1990-06-06 1993-07-27 Asten Group, Inc. Papermakers fabric having diverse flat machine direction yarn surfaces
US5103874A (en) * 1990-06-06 1992-04-14 Asten Group, Inc. Papermakers fabric with stacked machine direction yarns
US5089324A (en) * 1990-09-18 1992-02-18 Jwi Ltd. Press section dewatering fabric
CA2112124A1 (en) * 1991-07-12 1993-01-21 Graham William Jackson Multi-plane dewatering fabric
US5158117A (en) * 1991-07-30 1992-10-27 Tamfelt Oy Ab Two-layer paper machine cloth
CA2065127C (en) * 1991-10-11 1996-04-23 C. Barry Johnson Woven papermakers fabric having a unibody seam and a method for making the same
US5164249A (en) * 1991-11-22 1992-11-17 Wangner Systems Corporation Controlled porosity papermaking fabric
BR9305972A (pt) * 1992-02-28 1997-10-21 Jwi Ltd Tecidos secadores para máquinas de fabricar papel contendo monofilamentos ocos
FR2693747B1 (fr) * 1992-07-15 1994-08-19 Feutres Papeteries Tissus Indl Toile de papeterie dissymétrique et dispositif de fabrication de papier utilisant une telle toile.
GB2292755A (en) * 1994-09-03 1996-03-06 Scapa Group Plc Papermaker's fabric
US5503196A (en) * 1994-12-07 1996-04-02 Albany International Corp. Papermakers fabric having a system of machine-direction yarns residing interior of the fabric surfaces
US5769131A (en) * 1997-05-16 1998-06-23 Albany International Corp. Seam design for a dryer fabric
DE19827417B4 (de) * 1998-06-19 2004-10-28 Hahn, Rainer, Dr.Med.Dent. Material zur unterschiedlichen Modifizierung der optischen Eigenschaften unterschiedlicher Zellen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007911A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Shikibo Ltd 抄紙用ドライヤーカンバス

Also Published As

Publication number Publication date
BR9709303A (pt) 1999-08-10
AU2682397A (en) 1997-11-19
DE69702397T2 (de) 2000-12-21
CA2219108A1 (en) 1997-11-06
US6189577B1 (en) 2001-02-20
EP0904450A1 (en) 1999-03-31
NO984978D0 (no) 1998-10-26
ATE194177T1 (de) 2000-07-15
WO1997041297A1 (en) 1997-11-06
EP0904450B1 (en) 2000-06-28
NO984978L (no) 1998-12-11
US5713396A (en) 1998-02-03
AU713129B2 (en) 1999-11-25
DE69702397D1 (de) 2000-08-03
US5975148A (en) 1999-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000501460A (ja) 積層された縦方向と幅方向の糸を持った製紙機用ファブリック
US5690149A (en) Papermakers fabric with stacked machine direction yarns
US4141388A (en) Paper machine dryer fabric
CN1074484C (zh) 用于造纸机压榨部的在机器上可缝合的多轴向压榨织物
US5103874A (en) Papermakers fabric with stacked machine direction yarns
KR101320852B1 (ko) 줄어든 간섭 패턴을 갖는 다축 직물
US6179013B1 (en) Low caliper multi-layer forming fabrics with machine side cross machine direction yarns having a flattened cross section
US5167261A (en) Papermakers fabric with stacked machine direction yarns of a high warp fill
JP3346736B2 (ja) 平坦な縦方向糸を備えた製紙用基布
TWI376307B (en) Stable forming fabric with high fiber support
US5117865A (en) Papermakers fabric with flat high aspect ratio yarns
KR100352025B1 (ko) 기계위에서이음가능한다축압착직물
JPH0366437B2 (ja)
JP2002302889A (ja) 自動縫継ぎ可能な3層製紙機械用ウェブ形成布
JP2002088674A (ja) 製紙業者用の地合構成織物
CN1243641C (zh) 多层叠置的缝合织物
US4995429A (en) Paper machine fabric
JP2003020586A (ja) 地合構成織物
JP2001336078A (ja) 製紙用二層織物
US7118651B2 (en) Press felt
JPH0586594A (ja) 製紙用ウエツトプレスエンドレスフエルト
JPH0143078B2 (ja)
JP6114793B2 (ja) 抄紙用織物
MXPA98009070A (en) Confeccionadora of paper with yarns in direction of machine and in transversal direction of maquina-apila