JP2000358160A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP2000358160A
JP2000358160A JP11171403A JP17140399A JP2000358160A JP 2000358160 A JP2000358160 A JP 2000358160A JP 11171403 A JP11171403 A JP 11171403A JP 17140399 A JP17140399 A JP 17140399A JP 2000358160 A JP2000358160 A JP 2000358160A
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JP11171403A
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Yoshito Tsuboi
淑人 坪井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートスルー型の画像読み取り装置における
シェーディング補正の処理時間の短縮化及び処理負担の
軽減を図る。 【解決手段】 キャリッジ10の移動により、原稿読取
窓3の位置(ホームポジション)に固定されていた読取
位置を基準白板1上で走査させて、読取った白基準を基
に補正データを生成した後、読取位置を再び原稿読取窓
3に戻し、搬送原稿の無い背景の反射ガイド板7が露出
した状態をCCDラインセンサ12で読取る。読取った
データの主走査1ラインの画素の平均値を読取条件の変
動を推測するデータとし、変動がない間は補正データの
更新をせずに前のデータを用い、基準白板1の走査を行
わない様にし、処理時間の短縮化及び処理負担の軽減を
図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機、
スキャナ装置、等に装備される画像読み取り装置に関
し、より詳細には、白基準板から読み取られたデータを
用いて行う読み取り画像データのシェーディング補正等
の補正技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル複写機、スキャナ装置、
等に装備される画像読み取り装置の形式の1つとして、
シートスルー型のドキュメントフィーダ(以下「DF]
と記載する)を備えたものが知られている。この形式の
DFを使用して原稿を読み取るときは、原稿台上に設け
られた読み取り窓の下に、キャリッジを固定し(原稿の
原稿台載置モードでは、キャリッジ移動がなされる)、
キャリッジに設けたCCDラインイメージセンサ上を原
稿が通り抜けることにより、原稿を読み取る構成が一般
的であり、キャリッジ移動をさせずに、DFの動作に伴
い読み取りがなされることから、処理が迅速に行われる
のがメリットの1つである。
【0003】一方、画像読み取りにおいて、CCDで変
換され得られる画像データの補正の1つとして、シェー
ディング補正は、欠かせないもので、読み取り原稿の照
明光の光量の不均一、結像光学系による歪み、イメージ
センサの各CCD画素のばらつき、等の補正を行うもの
で、通常、基準白板を読み取ることによって得られる白
基準画像データに基づいて設定される補正パラメータに
より、画像データの補正がなされる。シェーディング補
正は、当然、シートスルー型のDFを備えた形式の装置
においても行うが、この形式の装置においては、基準白
板の読み取りは原稿読み取り時の動作とは別に行われ
る。ここでは、原稿読み取り時には原稿の方が搬送され
るので固定していたキャリッジを、スキャン毎に基準白
板の読み取り位置に移動させる必要がある。さらに、こ
の補正において通常行われていると同様に、基準白板か
ら白基準画像を読み取った後、異常チェックを行ってシ
ェーディング補正用のデータとして、メモリにレジスト
する処理が行われている。従って、スキャン毎にこうし
たシェーディング補正処理を行うと、処理負担とともに
処理時間の長期化が避けられず、特に多数の原稿を連続
的に処理するシートスルー型のDFを備えた形式の装置
において、この形式の装置による迅速処理のメリットを
減殺させる要素として考えられている。
【0004】また、シェーディング補正技術の一般的な
問題として、白基準板を読み取ることによって得られる
白基準画像データが基準データとして適正であるかをチ
ェックし、基準データとして適正ではない場合に、それ
を使用者に知らせたり、基準データを適正なデータに更
新するといったことが従来から行われている。例えば、
基準白板面へのゴミや汚れ、光源変動等による照明光量
の経時変化、或いは結像光学系に生じる歪みやイメージ
センサの画素に起きる変動、等に起因してイメージセン
サの出力が異常となり、基準のデータとして用いること
が適当ではないと判断される場合に、それを表示した
り、適正なデータに更新したり再設定するようにしたも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したスキャン毎に
シェーディング補正処理を行うことによる処理時間の長
期化への解決策として、所要時間の短縮化を図る提案が
なされた。それは、複数の原稿の読み取り動作におい
て、2枚目以降の原稿の読み取る際に、前回と今回で読
み取った白基準データの変動が小さい場合に、白基準デ
ータの再設定を省略して前回のデータを用いることによ
るものである。しかしながら、この解決策は、シェーデ
ィング補正技術に一般的に適用し得るもので、シートス
ルー型のDFを備えた形式の装置に特有の上記した処理
時間を長期化及び処理負担の増大という課題を解決する
ものではない。また、読み取られた白基準画像データが
基準データとして適正であるかをチェックするために提
案された上記従来技術は、読み取り装置の構成要素であ
る縮小光学系におけるレンズやミラーの光学部品の調整
不良、或いは機械の振動によるズレなどに起因して生じ
る基準白板の異常を的確に検出するものではない。本発
明は、こうした従来技術の問題点に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、DFを備えたシートスルー形式
の画像読み取り装置におけるシェーディング補正の処理
時間の短縮化及び処理負担の軽減を、この形式の装置に
適合した、より有効な手段により実現することにある。
また、第2の目的は、読み取り装置の構成要素である縮
小光学系におけるレンズやミラーの光学部品の調整不
良、或いは機械の振動によるズレなどに起因して生じる
基準白板データの異常をとらえることが出来るデータを
簡単な手段により検出し、検出したデータから的確な判
断ができ、適正なデータではない場合にその旨を提示
し、さらに、検出データからズレを判断しそのズレ量を
提示することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
搬送手段と、該原稿搬送手段の搬送パス上の画像及び基
準白板を読み取り、画像信号に変換する読み取り手段
と、該読み取り手段により読み取られた原稿の画像信号
を、前記基準白板から読み取られた画像信号に基づいて
補正する補正手段と、を有する画像読み取り装置におい
て、前記補正手段は、前記搬送パス上に原稿が存在しな
い時に前記読み取り手段により読み取られた背景の画像
信号に基づき、補正に用いる前記基準白板の読み取り画
像信号を更新するか否かを判断することを特徴とする画
像読み取り装置を構成する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の画像読
み取り装置において、前記補正手段は、前回の補正に用
いた基準白板の読み取り画像信号を得た時点において、
読み取られた前記背景の画像信号と、現時点において読
み取られた前記背景の画像信号とを比較し、その信号間
の差が許容範囲を越えている場合に、補正に用いる前記
基準白板の読み取り画像信号を更新することを特徴とす
るものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
画像読み取り装置において、前記補正手段は、前記搬送
パス上に設けられた原稿のガイド面を前記背景の画像と
して用いることを特徴とするものである。
【0009】請求項4の発明は、原稿及び基準白板を読
み取り、画像信号に変換するラインイメージセンサと、
該ラインイメージセンサにより読み取られた原稿の画像
信号を、該ラインイメージセンサにより読み取られ、読
み取り後にライン間補正が施された前記基準白板の画像
信号に基づいて、補正する補正手段と、を有する画像読
み取り装置において、前記補正手段は、前記ライン間補
正のために所定の期間にラインイメージセンサの出力か
らとられた基準白板のライン画像信号をライン単位の画
像信号の性質を表す変量値で表現し、該変量値のライン
間の変化に基づき、前記所定の期間にラインイメージセ
ンサの出力からとられた基準白板のライン画像信号を、
補正に用いるか否かを判断することを特徴とする画像読
み取り装置を構成する。
【0010】請求項5の発明は、請求項4記載の画像読
み取り装置において、前記補正手段は、前記所定の期間
の開始時のライン単位の前記変量値と終了時のライン単
位の前記変量値とを比較し、差が許容値を越えている場
合に、前記所定の期間にラインイメージセンサの出力か
らとられた基準白板のライン画像信号を補正に用いない
ようにすることを特徴とするものである。
【0011】請求項6の発明は、請求項4又は5記載の
画像読み取り装置において、前記補正手段は、前記所定
の期間の開始時のライン単位の前記変量値と順次続くラ
イン単位の前記変量値とを比較し、差が許容値を越える
場合に、前記所定の期間にラインイメージセンサの出力
からとられた基準白板のライン画像信号を補正に用いな
いようにするとともに、差が許容値を越えたラインを特
定することを特徴とするものである。
【0012】請求項7の発明は、請求項5又は6記載の
画像読み取り装置において、前記補正手段は、前記所定
の期間にラインイメージセンサの出力からとられた基準
白板のライン画像信号を補正に用いないようにする場合
に、その旨の提示を行うとともに、比較結果の値を提示
することを特徴とするものである。
【0013】請求項8の発明は、請求項4乃至7のいず
れかに記載の画像読み取り装置において、前記補正手段
は、前記ライン単位の画像信号の性質を表す変量値とし
て、ラインの平均データ、ラインの最大値、ラインにお
ける特定位置の画素データ、の少なくとも一つを用いる
ことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の画像読み取り装置を添付
する図面とともに示す以下の実施例に基づき説明する。
先ず、本発明を適用し得る画像読み取り装置について、
概略の説明をする図1は、DFを装備した画像読み取り
装置の要部の概略構成を示すとともに、デジタルPPC
の原稿の流れを説明するための図である。図1中、1は
シェーディング補正をするための基準白板、2は原稿が
載置される圧板原稿台(コンタクトガラス)、3はシー
トスルー原稿の読み取り窓をなすスリットガラス、4は
DF原稿を載置する原稿トレイ、5は原稿を送る搬送コ
ロ群、6は搬送された原稿を排紙する排紙コロ、7はス
リットガラス3に対向する位置で原稿をガイドする反射
ガイド板(背景板)、8は原稿を照明する光源、9は原
稿からの反射光を伝達するミラー群、10は光源8、ミ
ラー群9を載荷し圧板原稿台2に平行に副走査方向に移
動するキャリッジ、11は原稿画像の結像光学系、12
は原稿画像を光電変換する読み取り基板上のラインイメ
ージセンサ(CCD)である。
【0015】図1に例示された画像読み取り装置は、読
み取り動作を2つのモードで行うように構成されてい
る。1つは、図1中に原稿の流れが矢印で示されるよう
に、DFを用いてシートスルーで行うモード(以下、
「DFモード」と記載する)で、もう1つは圧板原稿台
2上に原稿を定置して行うモード(以下、「原稿定置モ
ード」と記す)である。DFモードは、原稿トレイ4に
載置された原稿を搬送コロ群5、排紙コロ6によって送
り、搬送路の途中にある反射ガイド板(背景板)7に接
し案内される原稿面に、圧板原稿台2上に設けられたス
リットガラス(読み取り窓)3を通して読み取り光学系
を作用させるようにするものである。従って、DFを使
用して原稿を読み取るときは、読み取り窓3の下に読み
取り位置を固定するように読み取り部を載せたキャリッ
ジ10を固定させ(この位置は、下記する原稿定置モー
ドにおいては、キャリッジ10のホームポジションの位
置に相当する)、その上を原稿が通り抜けることにより
(つまり、シートスルーで)、原稿面の画像を読み取る
ことができる構成をとる。
【0016】原稿定置モードは、圧板原稿台2上に原稿
を定置し、読み取り部を載せたキャリッジ10をホーム
ポジションの位置から基準白板1を通り原稿の末端まで
副走査方向(図1中に矢印にて示す)に移動させ、その
間に原稿面の画像を読み取るように構成する。上記2つ
のモード何れにおいても、光源8から出た光は、原稿を
照射し、その反射光はミラー群9を介して結像光学系1
1によりラインイメージセンサ(CCD)12上に導か
れ、そこに結像し、電気信号に変換される。CCD12
で変換された画像信号は、サンプルホールド、増幅等の
アナログ処理を経てA/D変換器(図示せず)に送ら
れ、デジタル信号に変換される。デジタル信号への変換
後にシェーディング補正等の各種の補正処理が行われ
る。
【0017】基準白板による補正(調整)動作は、原稿
を読み取る際に、通常、基準白板を読み取り、その検出
値に基づいて白レベルの適正化のための利得調整及びシ
ェーディング補正データの生成がスキャン毎に行われ
る。この補正(調整)は、光源が十分に安定な発光をし
ており、CCDの感度ばらつきが皆無であれば、行う必
要のないものであるが、実際には点灯時間や、周囲環境
温度の変化によって、照射光量の変化が生ずる。ただ、
一般的に主走査方向の光量分布の変化量は比較的小さ
く、光量(照度)自体の方が、変化が大きい。図1に示
されるような画像読み取り装置における基準白板の読み
取りは、原稿定置モードにおいて、原稿を読み取るため
のスキャン動作と同時に行うことが普通であるが、DF
モードにおいては、基準白板1の読み取り動作を原稿を
読み取るためのスキャン動作と同時に行うことが出来な
い。それは、DFモードにおいて、原稿の読み取り時
に、圧板原稿台2の一部に設けられた読み取り窓3の下
に読み取り位置が来るようにキャリッジ10を固定させ
ているからであり、基準白板1の読み取りとは別の動作
になる。従って、シェーディング補正を行う為には、原
稿の読み取り時に固定したキャリッジ10を基準白板位
置に移動させる必要があり、この動作は、読み取り制御
を行うCPUに負荷を与え、延いては、読み取りに要す
る時間を長くすることにつながるものである。
【0018】そこで、本発明では、この負荷をできるだ
け軽減し、読み取り時間の短縮化を図ろうとするもの
で、基本的には、DFを使用して複数の原稿を連続して
読み取る際に、今回のスキャンにおける動作条件が前に
行った時と条件に変わりがない、即ち、基準白板1の読
み取りデータに変動がないと推測される場合に、動作を
省略し、データの再設定を行うことなく、前の動作で得
たデータを利用しようというものである。本発明による
基準白板1の読み取りとその読み取りデータを用いて行
われる補正動作の実施例を、以下に説明する。先ず、読
み取り時に、基準白板1を用いた補正動作を通常どおり
に行う。つまり、キャリッジを移動させることにより、
原稿読み取り窓3の位置(ホームポジション)に固定さ
れていた読み取り位置を、そこから基準白板1の位置へ
移動させて、基準白板1を読み取り、シェーディングデ
ータの生成を行う。その後、読み取り位置を再び原稿読
み取り窓3の位置に移動させる。この時、まだ原稿は搬
送されていないので、原稿読み取り窓3上には反射ガイ
ド板(背景板)7が露出している。この位置で露出して
いる背景板7をCCDラインセンサで読み取り、この検
出値を読み取り条件の変動を推測するデータとして用い
る。そのために、ここで読み取ったCCDラインセンサ
の各画素データから代表値(主走査1ラインの画素の平
均値、最大値、又は特定画素の値)をとる処理をする。
その時得たデータをD1とする。
【0019】この状態で読み取り原稿を待ち、DFから
原稿が搬送されると、原稿の読み取りを行う。原稿の読
み取り後、次の原稿が来るまでの間に、再度、原稿読み
取り窓3上に露出した背景板7を読み込む。その時、前
回と同様に読み取りを行い、得た代表値をD2とする。
こうして得られたD1,D2から下記の演算を行う。 ΔC=(D1−D2)/階調数 * 100(%) 求めたΔCは、原稿の1枚目を読み取る間に変動した光
量を数値化したものであり、ΔCが、0(%)の時は、
変動が無いということを表す。0(%)の時は、2枚目
の原稿を読み取るときに1枚目の原稿時に採用したシェ
ーディング補正データを変更することなくそのまま用い
ても問題がないものと推測する。従って、この場合に
は、2枚目の原稿を読む前に基準白板1を読み取ること
により行う補正動作を省略するので、読み取り位置を基
準白板1の位置まで移動させる動作をさせることなく、
ホームポジションを保ったまますぐに2枚目の原稿を読
み取り始めるようにする。
【0020】さらに、3枚目、‥‥n枚目と続けて送ら
れてくる原稿を読み取る時も、同様に、ΔCが小さい値
をとっている間は、変動が小さいという推測を所定の許
容値に達するまで行う。つまり、 ΔC=(Dnew1−DNn)/階調数*100(%)≦
変動許容値(%) ただし、Dnew1:最新のシェーディング補正後の背景
板読み取り代表値が成り立っている間は、シェーディン
グ補正データを変更しないでシェーディング補正を行う
ようにする。こうすることにより、スキャン動作毎にキ
ャリッジを移動させ読み取り位置を変えて、基準白板1
を読み取り、さらにシェーディング補正データを再設定
する動作を省略することができ、このために要した分だ
け処理時間が短縮化され、又、この動作の制御を行うC
PUの負荷も軽減される。なお、上記実施例の記載にお
いて、DFモード(シートスルー型)及び原稿定置モー
ドで動作する画像読み取り装置を本発明の適用対象とし
た例を示したが、DFモードのみで動作する画像読み取
り装置に適用することも可能であり、この実施例に発明
を限定するものではない。
【0021】次に、図1に例示された画像読み取り装置
のように基準白板1の読み取りを行うことによりシェー
ディング補正データを作成する画像読み取り装置におい
て、読み取り装置の構成要素である結像(縮小)光学系
11におけるレンズやミラー群9の光学部品の調整不
良、或いは機械の振動によるズレなどに起因して読み取
った基準白板データに異常が生じることがある。本発明
は、基準白板データの異常の検出、及びこの検出に係わ
る基準白板データの処理手段を装備した画像読み取り装
置を提供しようとするもので、以下にその実施例を説明
する。
【0022】シェーディング処理における補正データの
生成は、通常、CCDラインセンサ12で基準白板1を
読み取り、その検出結果に基づきCCDの各画素の白基
準を決定する。このときノイズの除去を主な目的とし
て、副走査方向に読み取りデータを平均化して得たデー
タに基づいて、補正データを決めることが一般に行われ
ている。副走査方向の読み取りデータを用いて処理を行
う場合に、何らかの異常(縮小光学系のばらつき等)に
よって所定ライン数のCCD出力から選択し蓄積される
副走査レジスト位置がずれている時には、補正に用いる
副走査方向の読み取りデータとして基準白板領域以外の
検出出力を用いてシェーディング補正処理を行ってしま
うことがある。こうした事態を避けることが必要であ
り、そのためにライン読み取りデータの副走査方向に起
きる変化を監視する。
【0023】副走査レジスト位置にずれが無く正常に基
準白板1の読み取りを行っている時には、白板内のデー
タであるから、多少の変動はあるものの安定した読み取
りデータが得られると考えられ、シェーディング開始時
(基準データの読み取り開始時)のデータと終了時(所
定ライン数の読み取りを終了した時)のデータに大きな
差はない。ところが、異常により副走査レジスト位置に
ずれが生じ、途中で基準白板1の領域以外の読み取りデ
ータを出力した場合、シェーディング開始時と終了時の
データに差が現れるはずである。本発明は、この差を利
用して副走査レジストのズレを検出し、エラーを提示し
ようとするものである。ここに、異常(エラー)の検出
に利用するCCD12の出力データとしては、以下のも
のが適当である。 ・主走査1ラインの平均データ ・主走査1ラインの最大値 ・ラインにおける特定位置の画素データ
【0024】ここでは、基準白板1の汚れやノイズの影
響を受けにくいと考えられる主走査1ラインの平均デー
タを代表値として行う実施例によって、動作を詳細に説
明する。まず、読み取り部が基準白板1を読み取ること
ができる位置をとるように、キャリッジ10を移動さ
せ、基準白板1の読み取りを開始する。読み取りの開始
と同時に、シェーディングデータの生成も始まる。この
後、キャリッジ10を移動させながら白基準データを順
次読み出し、ライン毎にその全画素値の平均データを求
める。ここで、所定のシェーディング期間の最初の読み
取りラインについて求めた平均データ値をS1とする。
平均値を求める手段としては、シェーディング演算回路
の値を位置画素ずつCPUで読み出していたのでは、負
荷と時間がかかりすぎることから、回路的に主走査方向
に重加算回路を設け演算する手段が好ましい。得た計算
結果S1は、シェーディング演算回路に付随するレジス
タに保管される。
【0025】一方、S1の演算と同様に、シェーディン
グ期間として定めた後続するラインについて平均値計算
を行い、求めた値を、S1とは別のレジスタに保管す
る。別のレジスタに保管される2番目のライン以降のデ
ータについては、ライン読み取り毎にその値を更新す
る。従って、シェーディング期間が終了した時点で別の
レジスタには、最終更新データが保管されている。ここ
で、最終更新データの値をS2とする。次に、目的とす
る異常の検知をするためにシェーディング開始時と終了
時のデータの差:(S2−S1)をとる。この差が大き
いほどデータに異常が生じた可能性が高いので、許容
値:Kを設定し、 許容差:K≦|(S2−S1)|‥‥条件式1 を判定する。即ち、差の絶対値が許容値K以上であるか
をチェックする。上記条件式1が成り立つ場合には、シ
ェーディング開始時か終了時に正常に基準白板1を読み
込んでいないものとし、シェーディング補正データにエ
ラーが含まれると考えられる。そこで、この場合には、
シェーディングエラー提示を行う。
【0026】また、基準白板の読み取りデータから読み
取り時の異常を検出する手段に関する他の実施例を以下
に説明する。この実施例は、副走査レジストにズレが生
じたことを検知するとともに、さらにそのズレ量を提示
することを目的とするものである。そのため、キャリッ
ジ10を移動させながら所定のシェーディング期間にわ
たって複数ラインの白基準データを順次読み出していく
過程において、1ラインの読み取りを行う都度、データ
のチェックを行う。1ライン毎に行うチェックの結果、
データに変異点が現れたライン箇所が分かるので、その
箇所で副走査レジストのズレが発生したものとし、ズレ
の発生及びそのズレ量(位置)を検出結果として提示が
可能となる。
【0027】具体的には、上記実施例と同様にキャリッ
ジ10を移動させながら白基準データを順次読み出し
て、各読み取りライン毎にその全画素の読み取り値の平
均データを代表値として求め、所定のシェーディング期
間の最初の読み取りラインの値S1を回路に付随するレ
ジスタに保管する。この実施例では、副走査レジストの
位置ズレの検出を1ラインの読み取りの都度行うので、
2ライン目以降については、ライン毎に得られる平均値
データ:Snと、最初のラインのデータ値S1との差:
(S1−Sn)をとる。得られる差(S1−Sn)が大
きいほど読み取りに異常が生じた可能性が高いので、許
容値:Kを設定し、 許容差:K≦|(S1−Sn)|‥‥条件式2 を判定する。即ち。差(S1−Sn)の絶対値が許容値
K以上であるかをチェックする。ここでは、ライン毎に
このチェックを行うとともに、差(S1−Sn)の絶対
値が許容値K以上になるまで最初のライン(S1)から
のライン数をカウントしておく。上記条件式2が成り立
つ場合には、その時点で読み取ったデータ、或いはその
時点までに読み取ったデータが正常に基準白板1を読み
込んでいないことが分かるので、その時点で副走査レジ
ストのズレが発生したものとし、ズレの発生箇所、即
ち、変異点のライン数(位置)を表すためにnを提示す
る。
【0028】また、nの値を距離に換算して提示するこ
とも可能である。例えば、600DPIで読み取ってい
るならば、 距離d=(n÷600)×25.4 (mm) で表すことができる。この場合、位置ズレによる変異点
の位置(シェーディング期間が開始されるラインからの
ライン数又は距離)が示されるが、それ以上の状態が示
されていない、つまり、ズレの方向が示されていない。
以下に、上記条件式2の(S1−Sn)の符号によっ
て、さらにズレの方向が示されることを説明する。図2
は、シェーディング補正データの生成期間を説明するタ
イミングチャートである。図2において、(A)のSH
GTは、シェーディング補正データの生成期間に立ち上
がる読み取りゲート信号で、(B)のFGATEは、原
稿からの画像データの生成期間に立ち上がる読み取りゲ
ート信号を示す(なお、ここでは、FGATEは原稿定
置モードにおける動作状態を示しているので、原稿台が
在る位置を副走査方向に走査する期間に立ち上げてい
る)。また、図2中の(C)、(D)も、それぞれシェ
ーディング補正データの生成期間に立ち上がるゲート信
号SHGTを示している。
【0029】ゲート信号SHGTは、副走査方向に適正
な移動が行われたときには、図2中の(A)に示される
ように、基準白板1が存在するところでゲート信号が立
ち上がり(上記実施例でS1を得る位置)、立ち下がる
(上記実施例でS2を得る位置)。ところが、図2中
(C)のS1−S2>0の場合に示されるように、基準
白板の後端側に生成期間がずれると、期間の途中で基準
白板から外れた出力によるデータが作成される。また、
図2中(D)のS1−S2<0の場合、図示のように、
基準白板の先端側に生成期間がずれると、期間の途中か
ら基準白板の出力によるデータが作成される。従って、
上記条件式2が成り立つときの差(S1−Sn)の値が
正であれば、読み取り後端側が、基準白板1から外れて
いると考えられ(なぜならば、その場合後端側では検出
レベルが基準白板1のレベルよりも下がるため)、負で
あれば読み取り先端が白板より外れていると考えられる
(検出レベルが上記と逆の関係となるため)。したがっ
て、nから換算された距離と上記の手順で得られる正、
負の符号がわかれば、ズレ状態が正確に提示できる。さ
らに、この値に基づいて、修正処理を行うことにより、
レジスト修正値を提示することも可能である。
【0030】
【発明の効果】(1) 本発明によると、前記搬送パス
上に原稿が存在しない時に読み取り手段により読み取ら
れた背景の画像信号に基づき、補正に用いる基準板の読
み取り画像信号を更新するか否かを判断することによ
り、読み取り原稿の照明光の光量の不均一、結像光学系
による歪み、イメージセンサの各CCD画素のばらつ
き、等の変動があった時のみシェーディング補正等の補
正動作を行うため、変動が軽微であるときには、制御を
行うCPUの負荷を軽減するとともに、シートスルー型
の読み取り装置におけるスキャナ動作に要する時間を短
縮化することが可能となる。 (2) 上記(1)の効果に加え、前回の補正基準信号
を得た時点と現時点の背景の画像信号の差が許容範囲を
越える場合に補正基準信号の更新を行うようにし、背景
として原稿のガイド板を用いることにより、簡単な手段
で本発明による画像読み取り装置の実施化が可能とな
る。
【0031】(3) ライン間補正のためにラインセン
サ出力からとり出された所定ライン数の基準ライン画像
信号を、ライン単位で画像信号の性質を表す変量値(ラ
インの平均データ、ラインの最大値、ラインにおける特
定位置の画素データ)で表現し、変量値のライン間の変
化(大きい場合に、エラーがあるとする)に基づき、取
られた所定ライン数の基準ライン画像信号を補正に用い
るか否かを判断し、エラーを含むデータを補正に用いな
いようにしたので、シェーディング補正等の補正動作が
誤りなく行われ、正確な画像データを生成することが出
来る。 (4) 上記(3)の効果に加え、基準ライン画像信号
として所定数取り出されたラインの始めと終りのライン
の前記変量値とを比較し、差が許容値を越える場合に、
副走査レジストのズレが発生したとみなし、所定ライン
数取り出された基準ライン画像信号を補正に用いない、
と判断する手段を採用することにより、簡単な手段で本
発明が目的とする画像読み取り装置の実施化が可能とな
る。 (5) 上記(3)の効果に加え、基準ライン画像信号
として所定数取り出されたラインの始めと順次続くライ
ンの前記変量値とを比較し、差が許容値を越える場合
に、副走査レジストのズレが発生したとみなし、所定ラ
イン数の基準ライン画像信号を補正に用いない、と判断
する手段を採用することにより、簡単な手段で副走査レ
ジストのズレが発生したことと、さらに、ズレの発生箇
所を検出でき、本発明が目的とする画像読み取り装置の
実施化が可能となる。 (6) 上記(3)〜(5)の効果に加え、基準ライン
画像として取り出された信号に副走査レジストのズレに
よるエラーが含まれていることを検出した場合、エラー
の発生とその発生箇所を提示することによって、位置関
係のマージンや光学系のズレに起因する副走査方向のレ
ジストズレ量をオペレータ等に知らせることができ、適
切な処理を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】DFを装備した画像読み取り装置の要部の概略
構成を示すとともに、原稿の流れを説明する図である。
【図2】シェーディング補正データの生成期間を説明す
るタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…基準白板、 2…圧板原稿台
(コンタクトガラス)、3…スリットガラス(読み取り
窓)、4…原稿トレイ、5…搬送コロ群、
6…排紙コロ、7…反射ガイド板(背景板)、
8…光源、9…ミラー群、 10
…キャリッジ、11…結像光学系、 1
2…ラインイメージセンサ(CCD)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿搬送手段と、該原稿搬送手段の搬送
    パス上の画像及び基準白板を読み取り、画像信号に変換
    する読み取り手段と、該読み取り手段により読み取られ
    た原稿の画像信号を、前記基準白板から読み取られた画
    像信号に基づいて補正する補正手段と、を有する画像読
    み取り装置において、前記補正手段は、前記搬送パス上
    に原稿が存在しない時に前記読み取り手段により読み取
    られた背景の画像信号に基づき、補正に用いる前記基準
    白板の読み取り画像信号を更新するか否かを判断するこ
    とを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段は、前回の補正に用いた基
    準白板の読み取り画像信号を得た時点において、読み取
    られた前記背景の画像信号と、現時点において読み取ら
    れた前記背景の画像信号とを比較し、その信号間の差が
    許容範囲を越えている場合に、補正に用いる前記基準白
    板の読み取り画像信号を更新することを特徴とする請求
    項1記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、前記搬送パス上に設け
    られた原稿のガイド面を前記背景の画像として用いるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の画像読み取り装
    置。
  4. 【請求項4】 原稿及び基準白板を読み取り、画像信号
    に変換するラインイメージセンサと、該ラインイメージ
    センサにより読み取られた原稿の画像信号を、該ライン
    イメージセンサにより読み取られ、読み取り後にライン
    間補正が施された前記基準白板の画像信号に基づいて、
    補正する補正手段と、を有する画像読み取り装置におい
    て、前記補正手段は、前記ライン間補正のために所定の
    期間にラインイメージセンサの出力からとられた基準白
    板のライン画像信号をライン単位の画像信号の性質を表
    す変量値で表現し、該変量値のライン間の変化に基づ
    き、前記所定の期間にラインイメージセンサの出力から
    とられた基準白板のライン画像信号を、補正に用いるか
    否かを判断することを特徴とする画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段は、前記所定の期間の開始
    時のライン単位の前記変量値と終了時のライン単位の前
    記変量値とを比較し、差が許容値を越えている場合に、
    前記所定の期間にラインイメージセンサの出力からとら
    れた基準白板のライン画像信号を補正に用いないように
    することを特徴とする請求項4記載の画像読み取り装
    置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は、前記所定の期間の開始
    時のライン単位の前記変量値と順次続くライン単位の前
    記変量値とを比較し、差が許容値を越える場合に、前記
    所定の期間にラインイメージセンサの出力からとられた
    基準白板のライン画像信号を補正に用いないようにする
    とともに、差が許容値を越えたラインを特定することを
    特徴とする請求項4又は5記載の画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記補正手段は、前記所定の期間にライ
    ンイメージセンサの出力からとられた基準白板のライン
    画像信号を補正に用いないようにする場合に、その旨の
    提示を行うとともに、比較結果の値を提示することを特
    徴とする請求項5又は6記載の画像読み取り装置。
  8. 【請求項8】 前記補正手段は、前記ライン単位の画像
    信号の性質を表す変量値として、ラインの平均データ、
    ラインの最大値、ラインにおける特定位置の画素デー
    タ、の少なくとも一つを用いることを特徴とする請求項
    4乃至7のいずれかに記載の画像読み取り装置。
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