JP2000357877A - 電気機器モジュールの固定装置 - Google Patents

電気機器モジュールの固定装置

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JP2000357877A JP2000145591A JP2000145591A JP2000357877A JP 2000357877 A JP2000357877 A JP 2000357877A JP 2000145591 A JP2000145591 A JP 2000145591A JP 2000145591 A JP2000145591 A JP 2000145591A JP 2000357877 A JP2000357877 A JP 2000357877A
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electric equipment
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羅崇章
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムフレームにおける電気機器の取り替
えを便利ならしめ、組立をより容易にする電気機器モジ
ュールの固定装置を提供する。 【解決手段】握持部２１を備えた電気機器モジュール１
２をシステムフレーム１１内に固定させる固定装置であ
って、電気機器モジュール１２と接続する接続部２４
と、この接続部２４に接続され、電気機器モジュール１
２をシステムフレーム１１内に固定させるバックル部２
５と、このバックル部２５に接続され、握持部２１の握
持に合わせて親指で押圧すると、電気機器モジュール１
２がシステムフレーム１１内から取り出される押圧部２
２と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気機器モジュール
をシステムフレーム内に固定させる電気機器モジュール
の固定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ホットスワップ作業の要求に応じて、い
かに各タイプの電気機器モジュールを自在にシステムフ
レーム間で取り替えさせるかは時勢の赴くところであ
る。
【０００３】例えば電源供給器では、早期の設計は一機
関一電源の方式を採っているために、この電源供給器が
システムフレーム内に締付固定されたまま成品として出
荷されることから、一旦故障すると全体のシステムを工
場に送って保守しなければならず、全く斟酌の余地がな
い。これは電源のサーボシステムが高い品質を要求する
ことに悖っている。当該サーボシステムは電源の供給が
中断しないように保持するために、通常は複数セットの
電源供給モジュールを採用し、相互支援しあい応用して
いる。このようにすれば、その中の一つの電源が問題を
起こし、又は定期的に保守する場合でも、システムの運
転においてシステムの全体作業に影響することなく、単
独に取り外すことができる。そしてその中の一つの電源
供給モジュールを取り外した後、その補完にすぐ清浄な
電源供給モジュールに取り替えることができる。したが
って、いかに電源供給モジュールを使用するが、又はい
かに電気機器モジュールをより敏捷に取り替えるかは当
業者に課された課題である。
【０００４】図３は従来の電気機器モジュールの固定方
式を示す図である。システムフレーム１１の上には、ホ
ットスワップ作業を支援するための複数セットの電気機
器モジュール１２が載置されているが、これら電気機器
モジュール１２の固定は主としてねじ１３で電気機器モ
ジュールのねじ孔及びシステムフレームのねじ孔１５に
ねじ込むことにより達成される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のような固定方式には、以下のような欠点が存在
していた。すなわち、 １．ねじ等の固定手段により電気機器モジュールを固定
する場合、人の手を借りなければならず、組立作業が頗
る不便である。
【０００６】２．電気機器モジュールを取り外す場合、
先ずねじを弛め外してからシステムフレームより取り出
すため、作業が繁多になり頗る不便である。
【０００７】したがって、本発明の目的は、従来の欠点
に基づいて改良し、電気機器モジュールの取り替えを容
易ならしめ、組立をより容易にする電気機器モジュール
の固定装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る電気機器モジュールの固定装置は、握
持部を備えた電気機器モジュールをシステムフレーム内
に固定させる固定装置であって、前記電気機器モジュー
ルと接続する接続部と、この接続部に接続され、前記電
気機器モジュールを前記システムフレーム内に固定させ
るバックル部と、このバックル部に接続され、前記握持
部の握持に合わせて親指で押圧すると、前記電気機器モ
ジュールが前記システムフレーム内から取り出される押
圧部と、を備えてなることを特徴とする。
【０００９】前記電気機器モジュールの固定装置は、弾
性機能を有することが好ましい。
【００１０】前記電気機器モジュールがホットスワップ
作業可能な電気機器モジュールであって、作業中に取り
替えることができることが好ましい。
【００１１】前記電気機器モジュールが電源供給器であ
り、そして前記システムフレームは該電気機器モジュー
ルに対応する収納領域を有し、この収納領域に該電気機
器モジュールが収納され、一方該システムフレームの内
側壁にはバックル溝が形成されてあり、このバックル溝
と前記バックル部との係合により、該電気機器モジュー
ルを該システムフレーム内に固定させることが好まし
い。
【００１２】前記握持部は前記電気機器モジュールの取
り出し動作を便ならしめるように“冂”字形に形成さ
れ、使用者がこの冂字形握持部の握持に合わせて親指で
前記押圧部を押圧することにより当該電気モジュールを
取り出すようにすることが好ましい。
【００１３】前記接続部は係合方式により前記電気機器
モジュールに接続され、この電気機器モジュールが前記
システムフレームに組み込まれた時、前記バックル部
が、該電気機器モジュールの固定装置が有する弾性機能
により前記システムフレームの内側壁に位置する前記バ
ックル溝にしっかりバックルされることが好ましい。
【００１４】前記押圧部が前記システムフレーム外に露
出されていると共に、前記握持部の側辺に位置され、使
用者がこの握持部を握持して親指で当該押圧部を押圧す
ると、前記バックル部が該システムフレームの内側壁に
位置されているバックル溝から離脱されることにより前
記電気機器モジュールを取り出せるようにすることが好
ましい。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図１〜図２を用いて説明する。図１において、本発明
の電気機器モジュール１２の固定装置２０は主として、
電気機器モジュール１２に接続される接続部２４と、電
気機器モジュール１２がシステムフレーム１１の対応す
る収納領域に挿入された時に、システムフレーム１１の
内側壁上にあるバックル溝３１（図２参照）にバックル
されるバックル部２５と、電気機器モジュール１２をシ
ステムフレーム１１からスムーズに引き出せるための押
圧部２２とを備えてなるものである。
【００１６】そして、“冂”字形の握持部２１を握持し
て親指で押圧部２２を押圧すると、固定装置２０のバッ
クル部２５がシステムフレーム１１の内側壁上にあるバ
ックル溝３１から離脱され、電気機器モジュールがシス
テムフレーム１１から取り出される。
【００１７】言うまでもなく、このような固定装置２０
は弾性片のようなものであるべく、これにより電気機器
モジュール１２がシステムフレーム１１の所定位置に収
容され組み込まれた時に、該システムフレーム１１の内
側壁上にあるバックル溝３１にしっかりバックル（係
止）される。
【００１８】図示の例では、バックル部２５は、突出舌
片によって形成されており、固定装置２０の有する弾性
機能により前記舌片がバックル溝３１に嵌まり、それに
よって電気機器モジュール１２がシステムフレーム１１
に係止（バックル）し得るようになっている。また、バ
ックル部２５は、押圧部２２を握持部２１の側に引き寄
せる（押圧する）ことにより、バックル溝３１から離脱
させることができ、それによって電気機器モジュール１
２をシステムフレーム１１から引き出すことができるよ
うになっている。
【００１９】本実施例の主たる特長は、電気機器モジュ
ール１２を取り出す場合、握持部２１の握持に合わせて
押圧部２２を押圧することにより達成されることであ
る。そして電気機器モジュール１２に挿入される場合、
固定装置２０が弾性を有していることから、バックル部
２５をシステムフレーム１１の内側壁上にあるバックル
溝３１にバックルさせると、電気機器モジュール１２を
システムフレーム１１内に固定させる目的が達成され
る。
【００２０】勿論、システムフレーム１１に固定された
後は、必要に応じて電気機器モジュールの他側におい
て、ねじで固定してもよい。このような技術的変更は当
業者であれば実施可能である。
【００２１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電気機器モジュールの固定手段によれば、ねじの
ような固定手段による電気機器モジュールの固定が省略
されるので、組立が従来より便利にはかどる一方、電気
機器モジュールの取り替え時、システムフレームから容
易に電気機器モジュールを取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る電気機器モジュールの固定装置の
一実施形態を示す斜視図である。
【図２】図１における実施例の別の角度から見た斜視図
である。
【図３】従来の電気機器モジュールの固定装置を示す斜
視図である。
【符号の説明】
１１ システムフレーム １２ 電気機器モジュール ２０ 固定装置 ２１ 握持部 ２２ 押圧部 ２４ 接続部 ２５ バックル部 ３１ バックル溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】握持部を備えた電気機器モジュールをシス
    テムフレーム内に固定させる固定装置であって、 前記電気機器モジュールと接続する接続部と、 この接続部に接続され、前記電気機器モジュールを前記
    システムフレーム内に固定させるバックル部と、 このバックル部に接続され、前記握持部の握持に合せて
    親指で押圧すると、前記電気機器モジュールが前記シス
    テムフレーム内から取り出される押圧部と、を備えてな
    ることを特徴とする電気機器モジュールの固定装置。
  2. 【請求項２】前記電気機器モジュールの固定装置が弾性
    機能を有することを特徴とする請求項１記載の電気機器
    モジュールの固定装置。
  3. 【請求項３】前記電気機器モジュールはホットスワップ
    作業可能な電気機器モジュールであって、作業中に取り
    替えることができることを特徴とする請求項１記載の電
    気機器モジュールの固定装置。
  4. 【請求項４】前記電気機器モジュールは電気供給器であ
    り、そして前記システムフレームは該電気機器モジュー
    ルに対応する収納領域を有し、この収納領域に該電気機
    器モジュールが収納され、一方該システムフレームの内
    側壁にはバックル溝が形成されてあり、このバックル溝
    と前記バックル部との係合により該電気機器モジュール
    を該システムフレーム内に固定させることを特徴とする
    請求項１記載の電気機器モジュールの固定装置。
  5. 【請求項５】前記握持部は前記電気機器モジュールの取
    り出し動作を便ならしめるように“冂”字形に形成さ
    れ、使用者がこの冂字形握持部の握持に合わせて親指で
    前記押圧部を押圧することにより当該電気機器モジュー
    ルを取り出すようにしたことを特徴とする請求項１記載
    の電気機器モジュールの固定装置。
  6. 【請求項６】前記接続部は係合方式により前記電気機器
    モジュールに接続され、この電気機器モジュールが前記
    システムフレームに組み込まれた時、前記バックル部
    が、該電気機器モジュールの固定装置が有する弾性機能
    により該システムフレームの内側壁に位置するバックル
    溝にしっかりバックルされることを特徴とする請求項１
    記載の電気機器モジュールの固定装置。
  7. 【請求項７】前記押圧部は前記システムフレーム外に露
    出されていると共に、前記握持部の側辺に位置され、使
    用者がこの握持部を握持して親指で当該押圧部を押圧す
    ると、前記バックル部が該システムフレームの内側壁に
    位置されているバックル溝から離脱されることにより前
    記電気機器モジュールを取り出せるようにしたことを特
    徴とする請求項１記載の電気機器モジュールの固定装
    置。
JP2000145591A 1999-05-17 2000-05-17 電気機器モジュールの固定装置 Pending JP2000357877A (ja)

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