JP2000357696A - 電子部品組立方法 - Google Patents

電子部品組立方法

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JP2000357696A
JP2000357696A JP11167902A JP16790299A JP2000357696A JP 2000357696 A JP2000357696 A JP 2000357696A JP 11167902 A JP11167902 A JP 11167902A JP 16790299 A JP16790299 A JP 16790299A JP 2000357696 A JP2000357696 A JP 2000357696A
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JP
Japan
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heat
lead frame
electronic component
heat treatment
resistant
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JP11167902A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sakagami
剛 阪上
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立工程の加熱による実装部品の位置ずれお
よび実装不良をなくす電子部品組立方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 金属製リードフレームに一定の張力で耐
熱テープを貼り、加熱処理を実施した後に、耐熱テープ
上にパッケージを貼り付け、そこから電子部品自体の実
装を行うという構成を備えたものである。電子部品の組
立工程における最高温度の状態でも耐熱テープにかかる
張力を緩和することができ、部品実装の位置ずれをなく
すことができることとなる。また、外部端子と測定治具
が良好に接触し、特性を良好に評価することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として携帯電話
やPHS(Personal Handyphone System)などの移動体
通信分野における電子部品組立方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話などの移動体通信分野に
代表されるように商品の小型化、軽量化が進んでいる。
このような状況下で、その中に組み込まれる電子部品自
体も小型化、軽量化が進んでいる。電子部品組立方法に
は、電子部品自体の小型化および複合化に伴い、小さな
実装面積に多くの構成部品を、どれだけコンパクトにか
つ位置ずれすることなく実装することができるかが要求
されている。以下に図面を参照しながら、上記した従来
の電子部品組立方法の一例について説明する。
【0003】図10から図12は従来の電子部品組立方
法を示すものである。図10において、801はリード
フレーム、802は開口部、803は位置合わせ用貫通
孔、804は耐熱テープ、805はパッケージ、806
はリッドである。図11において、901はリードフレ
ーム、902は耐熱テープ、903は開口部、904は
パッケージである。図12において、1001は構成部
材A、1002は構成部材B、1003は外部端子、1
004はフィレット、1005は非電極部である。
【0004】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図10から図12を用いてその動作につ
いて説明する。
【0005】まず、図10において、(a)は電子部品
の組立開始前の上面図であり、(b)は電子部品の組立
終了後の上面図である。図11において、(a)は電子
部品の組立開始前の側面図であり、(b)は電子部品の
組立工程における最高温度加熱時の側面図であり、
(c)は電子部品の組立工程における最高温度終了後の
側面図である。
【0006】図12に電子部品の外観図の一例を示す。
図12に示した電子部品は、外観上は、1001の構成
部材Aの上に1002の構成部材Bを半田付けすること
により、1004のフィレットを形成した構造になって
いる。1001の構成部材Aは、外形寸法が9.0mm
×7.0mm×0.85mmであり、その公差は±15
0μmである。1001の構成部材Aの長手方向(9.
0mm側)の側面には、1003の外部端子が1.27
mmの等間隔で両面に配列されている。1003の外部
端子の幅は、1.0mmである。従って、1005の非
電極部の幅は、0.27mmである。また、1003の
外部端子は、1001の構成部材Aの外周部である10
05の非電極部より0.2mm彫り込まれた位置に構成
されている。測定治具の接点は、直径60μmのワイヤ
ーで構成されている。
【0007】図10(a)に示すように、801のリー
ドフレームには、同一形状で等間隔で形成された802
の開口部と803の位置合わせ用貫通孔が形成されてい
る。801のリードフレームには、802の開口部の中
央部を縦断するように一定の張力で下方から804の耐
熱テープを貼り付ける。ここで、804の耐熱テープ
は、電子部品の組立工程での最高加熱温度以上の耐熱性
を有するものである。それから、805のパッケージを
802の開口部の概中央部にあたる804の耐熱テープ
上に貼り付けて固定し、電子部品の組立を実施する。こ
こで、805のパッケージが、図12の1001の構成
部材Aに相当する。電子部品の組立工程では、図3に示
すように加熱温度が推移する。
【0008】図11(a)に示すように、電子部品の組
立開始前は901のリードフレームの裏面に一定の張力
で下方から902の耐熱テープが貼り付けられている。
しかし、組立工程で加熱され、最高温度(図3の
301)に達したときは、901のリードフレームと9
02の耐熱テープの熱膨張係数が異なるため、熱膨張係
数の小さい902の耐熱テープは901のリードフレー
ムの熱膨張に追従できず、(b)に示すようになる。そ
の後、温度が下がると、(c)に示すように902の耐
熱テープは901のリードフレームとともに収縮し、組
立開始前と比較すると902の耐熱テープが中央部に引
き寄せられた状態となり、904のパッケージの位置が
ずれてくる。
【0009】図10(b)に示すように、最高温度終了
後に実装される806のリッドなどの部品は、801の
リードフレームに対して805のパッケージが位置ずれ
を起こした後に組み立て、特性を評価することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、加熱した際のリードフレームと耐熱テー
プの熱膨張係数の違いによる張力に対応できないので、
リードフレームと耐熱テープの間で位置ずれが発生し
た。実装工程の製造能力、パッケージの形状公差などを
考慮すると、熱膨張による位置ずれを50μm以下にし
なければ、1001の構成部材Aの1003の外部端子
と測定治具の接点は接触できなくなる。その結果、ずれ
た状態のパッケージ上に以降の組立工程では実装を行
い、リッドなどの部品が位置ずれを起こしたり、外部端
子と測定治具が接触しなくなり特性を評価できなくなる
という問題点を有していた。
【0011】本発明は上記問題点に鑑み、組立工程の加
熱による実装部品の位置ずれおよび実装不良をなくす電
子部品組立方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電子部品組立方法は、金属製リードフレーム
に一定の張力で耐熱テープを貼り、加熱処理を実施した
後に、耐熱テープ上にパッケージを貼り付け、それから
電子部品自体の実装を行うものである。
【0013】これによって、電子部品の組立工程におけ
る最高温度の状態で耐熱テープにかかる張力を緩和する
ことができ、部品実装の位置ずれをなくすことができる
こととなる。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下本発明の第
1の実施の形態の電子部品組立方法について、図面を参
照しながら説明する。
【0015】図1から図3は本発明の第1の実施の形態
における電子部品組立方法を示すものである。図1にお
いて、101はリードフレーム、102は開口部、10
3は位置合わせ用貫通孔、104は耐熱テープ、105
はパッケージである。図2において、201はリードフ
レーム、202は耐熱テープ、203は開口部である。
図3において、t301は実装開始時間、t302は実装中の
最高温度時の時間、t 303は実装終了時間、T301は実装
中最高温度である。
【0016】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図1から図3を用いてその動作を説明す
る。
【0017】まず、図1において、(a)はリードフレ
ーム単体を示すものであり、(b)はリードフレームに
耐熱テープを貼り付けた後の状態を示すものであり、
(c)は加熱処理後の状態を示すものであり、(d)は
パッケージを貼り付けた後の状態を示すものである。図
2において、(a)は加熱処理前の状態を示すものであ
り、(b)は加熱処理中の状態を示すものであり、
(c)は加熱処理後の状態を示すものである。
【0018】図1(a)に示すように、101のリード
フレームには、同一形状で等間隔で形成された102の
開口部と103の位置合わせ用貫通孔が形成されてい
る。101のリードフレームに、(b)に示すように1
02の開口部の中央部を縦断するように一定の張力で下
方から104の耐熱テープを貼り付ける。ここで、10
4の耐熱テープは、電子部品の組立工程での最高加熱温
度以上の耐熱性を有するものである。その後、加熱処理
を行う。図3は、電子部品の組立工程における実装開始
から実装終了までの間の加熱温度の推移を示す。実装開
始時間であるt30 1から実装終了時間であるt303までの
間に、時間t302で実装中の最高温度であるT301に達す
る。この実装中の最高温度であるT301以上の温度を、
加熱処理温度とする。
【0019】図2(a)に示すように、加熱処理前の状
態では201のリードフレームの裏面に一定の張力で下
方から202の耐熱テープが貼り付けられている。その
後、加熱すると201のリードフレームおよび202の
耐熱テープは熱膨張をする。しかしながら、201のリ
ードフレームの熱膨張係数は、202の耐熱テープの熱
膨張係数より大きい。従って、202の耐熱テープは2
01のリードフレームの熱膨張に追従できず、(b)に
示すようになる。加熱が終わると、202の耐熱テープ
は、(b)の状態から201のリードフレームとともに
収縮し、(c)に示すように加熱処理前と比較すると2
02の耐熱テープが中央部に引き寄せられた状態とな
る。図1(c)に示すように、加熱処理後で張力が緩和
された状態の104の耐熱テープに、図1(d)に示す
ように105のパッケージを貼り付けて固定し、電子部
品の組立を実施する。
【0020】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱テープを貼り付けた後、加熱処理を行
う工程を設けることにより、電子部品の組立工程におけ
る最高温度の状態で耐熱テープにかかる張力を緩和する
ことができ、部品実装の位置ずれをなくすことができ
る。また、外部端子と測定治具が良好に接触し、特性を
良好に評価することができる。
【0021】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個であっても、20個であっても、実装中にたわむこと
がない範囲内であればかまわない。
【0022】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0023】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0024】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0025】なお、耐熱テープは、耐熱性両面テープで
あってもかまわない。
【0026】(実施の形態2)以下本発明の第2の実施
の形態の電子部品組立方法について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0027】図2から図5は本発明の第2の実施の形態
における電子部品組立方法を示すものである。図2にお
いて、201はリードフレーム、202は耐熱テープ、
203は開口部である。図3において、t301は実装開
始時間、t302は実装中の最高温度時の時間、t303は実
装終了時間、T301は実装中最高温度である。図4、図
5において、401はリードフレーム、402は開口
部、403は位置合わせ用貫通孔、404は耐熱テー
プ、405はパッケージである。
【0028】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図2から図5を用いてその動作を説明す
る。
【0029】まず、図2において、(a)は加熱処理前
の状態を示すものであり、(b)は加熱処理中の状態を
示すものであり、(c)は加熱処理後の状態を示すもの
である。図4、図5において、図4(a)はリードフレ
ーム単体を示すものであり、図4(b)はリードフレー
ムに耐熱テープを貼り付けた後の状態を示すものであ
り、図5(c)は加熱処理後の状態を示すものであり、
図5(d)はパッケージを貼り付けた後の状態を示すも
のである。
【0030】図4(a)に示すように、401のリード
フレームには、同一形状で碁盤の目状に等間隔で形成さ
れた402の開口部と403の位置合わせ用貫通孔が形
成されている。401のリードフレームに、(b)に示
すように402の開口部の中央部を縦断するように一定
の張力で下方から404の耐熱テープを貼り付ける。こ
こで、404の耐熱テープは、電子部品組立工程での最
高加熱温度以上の耐熱性を有するものである。その後、
加熱処理を行う。図3は、電子部品の組立工程における
実装開始から実装終了までの間の加熱温度の推移を示
す。実装開始時間であるt301から実装終了時間である
303までの間に、時間t302で実装中の最高温度である
301に達する。この実装中の最高温度であるT301以上
の温度を、加熱処理温度とする。
【0031】図2(a)に示すように、加熱処理前の状
態では201のリードフレームの裏面に一定の張力で下
方から202の耐熱テープが貼り付けられている。その
後、加熱すると201のリードフレームおよび202の
耐熱テープは熱膨張をする。しかしながら、201のリ
ードフレームの熱膨張係数は、202の耐熱テープの熱
膨張係数より大きい。従って、202の耐熱テープは2
01のリードフレームの熱膨張に追従できず、(b)に
示すようになる。加熱が終わると、202の耐熱テープ
は、(b)の状態から201のリードフレームとともに
収縮し、(c)に示すように加熱処理前と比較すると2
02の耐熱テープが中央部に引き寄せられた状態とな
る。図5(c)に示すように、加熱処理後で張力が緩和
された状態の404の耐熱テープに、図5(d)に示す
ように405のパッケージを貼り付けて固定し、電子部
品の組立を実施する。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱テープを貼り付けた後、加熱処理を行
う工程を設けることにより、電子部品の組立工程におけ
る最高温度の状態で耐熱テープにかかる張力を緩和する
ことができ、部品実装の位置ずれをなくすことができ
る。また、外部端子と測定治具が良好に接触し、特性を
良好に評価することができる。
【0033】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個×2個であっても、20個×20個であっても、実装
中にたわむことがない範囲内であればかまわない。
【0034】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0035】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0036】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0037】なお、耐熱テープは、耐熱性両面テープで
あってもかまわない。
【0038】(実施の形態3)以下本発明の第3の実施
の形態の電子部品組立方法について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0039】図3および図6、図7は本発明の第3の実
施の形態における電子部品組立方法を示すものである。
図3において、t301は実装開始時間、t302は実装中の
最高温度時の時間、t303は実装終了時間、T301は実装
中最高温度である。図6において、501はリードフレ
ーム、502は開口部、503は位置合わせ用貫通孔、
504は耐熱性両面テープ、505はパッケージであ
る。図7において、601はリードフレーム、602は
耐熱性両面テープ、603は開口部である。
【0040】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図3および図6、図7を用いてその動作
を説明する。
【0041】まず、図6において、(a)はリードフレ
ーム単体を示すものであり、(b)はリードフレームに
耐熱性両面テープを貼り付けた後の状態を示すものであ
り、(c)は加熱処理後の状態を示すものであり、
(d)はパッケージを貼り付けた後の状態を示すもので
ある。図7において、(a)は加熱処理前の状態を示す
ものであり、(b)は加熱処理中の状態を示すものであ
り、(c)は加熱処理後の状態を示すものである。
【0042】図6(a)に示すように、501のリード
フレームには、同一形状で等間隔で形成された502の
開口部と503の位置合わせ用貫通孔が形成されてい
る。501のリードフレームに、(b)に示すように5
02の開口部の中央部を縦断するように一定の張力で上
方から504の耐熱性両面テープを貼り付ける。ここ
で、504の耐熱性両面テープは、電子部品組立工程で
の最高加熱温度以上の耐熱性を有するものである。その
後、加熱処理を行う。図3は、電子部品の組立工程にお
ける実装開始から実装終了までの間の加熱温度の推移を
示す。実装開始時間であるt301から実装終了時間であ
るt303までの間に、時間t302で実装中の最高温度であ
るT301に達する。この実装中の最高温度であるT301
上の温度を、加熱処理温度とする。
【0043】図7(a)に示すように、加熱処理前の状
態では601のリードフレームの上面に一定の張力で上
方から602の耐熱性両面テープが貼り付けられてい
る。その後、加熱すると601のリードフレームおよび
602の耐熱テープは熱膨張をする。しかしながら、6
01のリードフレームの熱膨張係数は、602の耐熱性
両面テープの熱膨張係数より大きい。従って、602の
耐熱性両面テープは601のリードフレームの熱膨張に
追従できず、(b)に示すようになる。加熱が終わる
と、602の耐熱性両面テープは、(b)の状態から6
01のリードフレームとともに収縮し、(c)に示すよ
うに加熱処理前と比較すると602の耐熱性両面テープ
が中央部に引き寄せられた状態となる。図6(c)に示
すように、加熱処理後で張力が緩和された状態の504
の耐熱性両面テープに、図6(d)に示すように505
のパッケージを貼り付けて固定し、電子部品の組立を実
施する。
【0044】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱性両面テープを貼り付けた後、加熱処
理を行う工程を設けることにより、電子部品の組立工程
における最高温度の状態で耐熱性両面テープにかかる張
力を緩和することができ、部品実装の位置ずれをなくす
ことができる。また、外部端子と測定治具が良好に接触
し、特性を良好に評価することができる。
【0045】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個であっても、20個であっても、実装中にたわむこと
がない範囲内であればかまわない。
【0046】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0047】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0048】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0049】(実施の形態4)以下本発明の第4の実施
の形態の電子部品組立方法について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0050】図3および図7から図9は本発明の第4の
実施の形態における電子部品組立方法を示すものであ
る。図3において、t301は実装開始時間、t302は実装
中の最高温度時の時間、t303は実装終了時間、T301
実装中最高温度である。図7において、601はリード
フレーム、602は耐熱性両面テープ、603は開口部
である。図8、図9において、701はリードフレー
ム、702は開口部、703は位置合わせ用貫通孔、7
04は耐熱性両面テープ、705はパッケージである。
【0051】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図3および図7から図9を用いてその動
作を説明する。
【0052】まず、図7において、(a)は加熱処理前
の状態を示すものであり、(b)は加熱処理中の状態を
示すものであり、(c)は加熱処理後の状態を示すもの
である。図8、図9において、図8(a)はリードフレ
ーム単体を示すものであり、図8(b)はリードフレー
ムに耐熱性両面テープを貼り付けた後の状態を示すもの
であり、図9(c)は加熱処理後の状態を示すものであ
り、図9(d)はパッケージを貼り付けた後の状態を示
すものである。
【0053】図8(a)に示すように、701のリード
フレームには、同一形状で碁盤の目状に等間隔で形成さ
れた702の開口部と703の位置合わせ用貫通孔が形
成されている。701のリードフレームに、(b)に示
すように702の開口部の中央部を縦断するように一定
の張力で上方から704の耐熱性両面テープを貼り付け
る。ここで、704の耐熱性両面テープは、電子部品組
立工程での最高加熱温度以上の耐熱性を有するものであ
る。その後、加熱処理を行う。図3は、電子部品の組立
工程における実装開始から実装終了までの間の加熱温度
の推移を示す。実装開始時間であるt301から実装終了
時間であるt303までの間に、時間t302で実装中の最高
温度であるT301に達する。この実装中の最高温度であ
るT301以上の温度を、加熱処理温度とする。
【0054】図7(a)に示すように、加熱処理前の状
態では601のリードフレームの上面に一定の張力で下
方から602の耐熱性両面テープが貼り付けられてい
る。その後、加熱すると601のリードフレームおよび
602の耐熱性両面テープは熱膨張をする。しかしなが
ら、601のリードフレームの熱膨張係数は、602の
耐熱性両面テープの熱膨張係数より大きい。従って、6
02の耐熱性両面テープは601のリードフレームの熱
膨張に追従できず、(b)に示すようになる。加熱が終
わると、602の耐熱性両面テープは、(b)の状態か
ら601のリードフレームとともに収縮し、(c)に示
すように加熱処理前と比較すると602の耐熱性両面テ
ープが中央部に引き寄せられた状態となる。図9(c)
に示すように、加熱処理後で張力が緩和された状態の7
04の耐熱性両面テープに、図9(d)に示すように7
05のパッケージを貼り付けて固定し、電子部品の組立
を実施する。
【0055】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱性両面テープを貼り付けた後、加熱処
理を行う工程を設けることにより、電子部品の組立工程
における最高温度の状態で耐熱性両面テープにかかる張
力を緩和することができ、部品実装の位置ずれをなくす
ことができる。また、外部端子と測定治具が良好に接触
し、特性を良好に評価することができる。
【0056】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個×2個であっても、20個×20個であっても、実装
中にたわむことがない範囲内であればかまわない。
【0057】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0058】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0059】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0060】(実施の形態5)以下本発明の第5の実施
の形態の電子部品組立方法について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0061】図1から図3は本発明の第5の実施の形態
における電子部品組立方法を示すものである。図1にお
いて、101はリードフレーム、102は開口部、10
3は位置合わせ用貫通孔、104は耐熱テープ、105
はパッケージである。図2において、201はリードフ
レーム、202は耐熱テープ、203は開口部である。
図3において、t301は実装開始時間、t302は実装中の
最高温度時の時間、t 303は実装終了時間、T301は実装
中最高温度である。
【0062】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図1から図3を用いてその動作を説明す
る。
【0063】まず、図1において、(a)はリードフレ
ーム単体を示すものであり、(b)はリードフレームに
耐熱テープを貼り付けた後の状態を示すものであり、
(c)は加熱処理後の状態を示すものであり、(d)は
パッケージを貼り付けた後の状態を示すものである。図
2において、(a)は加熱処理前の状態を示すものであ
り、(b)は加熱処理中の状態を示すものであり、
(c)は加熱処理後の状態を示すものである。
【0064】図1(a)に示すように、101のリード
フレームには、同一形状で等間隔で形成された102の
開口部と103の位置合わせ用貫通孔が形成されてい
る。101のリードフレームに、(b)に示すように1
02の開口部の中央部を縦断するように一定の張力で下
方から104の耐熱テープを貼り付ける。ここで、10
4の耐熱テープは、電子部品の組立工程での最高加熱温
度以上の耐熱性を有するものである。その後、加熱処理
を行う。図3は、電子部品の組立工程における実装開始
から実装終了までの間の加熱温度の推移を示す。実装開
始時間であるt30 1から実装終了時間であるt303までの
間に、時間t302で実装中の最高温度であるT301に達す
る。この実装中の最高温度であるT301を加熱処理温度
とし、実装中に最高温度T301がかかる時間を加熱処理
時間とする。
【0065】図2(a)に示すように、加熱処理前の状
態では201のリードフレームの裏面に一定の張力で下
方から202の耐熱テープが貼り付けられている。その
後、加熱すると201のリードフレームおよび202の
耐熱テープは熱膨張をする。しかしながら、201のリ
ードフレームの熱膨張係数は、202の耐熱テープの熱
膨張係数より大きい。従って、202の耐熱テープは2
01のリードフレームの熱膨張に追従できず、(b)に
示すようになる。加熱が終わると、202の耐熱テープ
は、(b)の状態から201のリードフレームとともに
収縮し、(c)に示すように加熱処理前と比較すると2
02の耐熱テープが中央部に引き寄せられた状態とな
る。図1(c)に示すように、加熱処理後で張力が緩和
された状態の104の耐熱テープに、図1(d)に示す
ように105のパッケージを貼り付けて固定し、電子部
品の組立を実施する。
【0066】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱テープを貼り付けた後、加熱処理を行
う工程を設けることにより、電子部品の組立工程におけ
る最高温度の状態で耐熱テープにかかる張力を緩和する
ことができ、部品実装の位置ずれをなくすことができ
る。また、外部端子と測定治具が良好に接触し、特性を
良好に評価することができる。
【0067】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個であっても、20個であっても、実装中にたわむこと
がない範囲内であればかまわない。
【0068】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0069】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0070】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0071】なお、耐熱テープは、耐熱性両面テープで
あってもかまわない。
【0072】(実施の形態6)以下本発明の第6の実施
の形態の電子部品組立方法について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0073】図2から図5は本発明の第6の実施の形態
における電子部品組立方法を示すものである。図2にお
いて、201はリードフレーム、202は耐熱テープ、
203は開口部である。図3において、t301は実装開
始時間、t302は実装中の最高温度時の時間、t303は実
装終了時間、T301は実装中最高温度である。図4、図
5において、401はリードフレーム、402は開口
部、403は位置合わせ用貫通孔、404は耐熱テー
プ、405はパッケージである。
【0074】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図2から図5を用いてその動作を説明す
る。
【0075】まず、図2において、(a)は加熱処理前
の状態を示すものであり、(b)は加熱処理中の状態を
示すものであり、(c)は加熱処理後の状態を示すもの
である。図4において、(a)はリードフレーム単体を
示すものであり、(b)はリードフレームに耐熱テープ
を貼り付けた後の状態を示すものであり、(c)は加熱
処理後の状態を示すものであり、(d)はパッケージを
貼り付けた後の状態を示すものである。
【0076】図4(a)に示すように、401のリード
フレームには、同一形状で碁盤の目状に等間隔で形成さ
れた402の開口部と403の位置合わせ用貫通孔が形
成されている。401のリードフレームに、(b)に示
すように402の開口部の中央部を縦断するように一定
の張力で下方から404の耐熱テープを貼り付ける。こ
こで、404の耐熱テープは、電子部品組立工程での最
高加熱温度以上の耐熱性を有するものである。その後、
加熱処理を行う。図3は、電子部品の組立工程における
実装開始から実装終了までの間の加熱温度の推移を示
す。実装開始時間であるt301から実装終了時間である
303までの間に、時間t302で実装中の最高温度である
301に達する。この実装中の最高温度であるT301を加
熱処理温度とし、実装中に最高温度T301がかかる時間
を加熱処理時間とする。
【0077】図2(a)に示すように、加熱処理前の状
態では201のリードフレームの裏面に一定の張力で下
方から202の耐熱テープが貼り付けられている。その
後、加熱すると201のリードフレームおよび202の
耐熱テープは熱膨張をする。しかしながら、201のリ
ードフレームの熱膨張係数は、202の耐熱テープの熱
膨張係数より大きい。従って、202の耐熱テープは2
01のリードフレームの熱膨張に追従できず、(b)に
示すようになる。加熱が終わると、202の耐熱テープ
は、(b)の状態から201のリードフレームとともに
収縮し、(c)に示すように加熱処理前と比較すると2
02の耐熱テープが中央部に引き寄せられた状態とな
る。図5(c)に示すように、加熱処理後で張力が緩和
された状態の404の耐熱テープに、図5(d)に示す
ように405のパッケージを貼り付けて固定し、電子部
品の組立を実施する。
【0078】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱テープを貼り付けた後、加熱処理を行
う工程を設けることにより、電子部品の組立工程におけ
る最高温度の状態で耐熱テープにかかる張力を緩和する
ことができ、部品実装の位置ずれをなくすことができ
る。また、外部端子と測定治具が良好に接触し、特性を
良好に評価することができる。
【0079】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個×2個であっても、20個×20個であっても、実装
中にたわむことがない範囲内であればかまわない。
【0080】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0081】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0082】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0083】なお、耐熱テープは、耐熱性両面テープで
あってもかまわない。
【0084】(実施の形態7)以下本発明の第7の実施
の形態の電子部品組立方法について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0085】図3および図6、図7は本発明の第7の実
施の形態における電子部品組立方法を示すものである。
図3において、t301は実装開始時間、t302は実装中の
最高温度時の時間、t303は実装終了時間、T301は実装
中最高温度である。図6において、501はリードフレ
ーム、502は開口部、503は位置合わせ用貫通孔、
504は耐熱性両面テープ、505はパッケージであ
る。図7において、601はリードフレーム、602は
耐熱性両面テープ、603は開口部である。
【0086】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図3および図6、図7を用いてその動作
を説明する。
【0087】まず、図6において、(a)はリードフレ
ーム単体を示すものであり、(b)はリードフレームに
耐熱性両面テープを貼り付けた後の状態を示すものであ
り、(c)は加熱処理後の状態を示すものであり、
(d)はパッケージを貼り付けた後の状態を示すもので
ある。図7において、(a)は加熱処理前の状態を示す
ものであり、(b)は加熱処理中の状態を示すものであ
り、(c)は加熱処理後の状態を示すものである。
【0088】図6(a)に示すように、501のリード
フレームには、同一形状で等間隔で形成された502の
開口部と503の位置合わせ用貫通孔が形成されてい
る。501のリードフレームに、(b)に示すように5
02の開口部の中央部を縦断するように一定の張力で上
方から504の耐熱性両面テープを貼り付ける。ここ
で、504の耐熱性両面テープは、電子部品組立工程で
の最高加熱温度以上の耐熱性を有するものである。その
後、加熱処理を行う。図3は、電子部品の組立工程にお
ける実装開始から実装終了までの間の加熱温度の推移を
示す。実装開始時間であるt301から実装終了時間であ
るt303までの間に、時間t302で実装中の最高温度であ
るT301に達する。この実装中の最高温度であるT301
加熱処理温度とし、実装中に最高温度T301がかかる時
間を加熱処理時間とする。
【0089】図7(a)に示すように、加熱処理前の状
態では601のリードフレームの上面に一定の張力で上
方から602の耐熱性両面テープが貼り付けられてい
る。その後、加熱すると601のリードフレームおよび
602の耐熱性両面テープは熱膨張をする。しかしなが
ら、601のリードフレームの熱膨張係数は、602の
耐熱性両面テープの熱膨張係数より大きい。従って、6
02の耐熱性両面テープは601のリードフレームの熱
膨張に追従できず、(b)に示すようになる。加熱が終
わると、602の耐熱性両面テープは、(b)の状態か
ら601のリードフレームとともに収縮し、(c)に示
すように加熱処理前と比較すると602の耐熱性両面テ
ープが中央部に引き寄せられた状態となる。図6(c)
に示すように、加熱処理後で張力が緩和された状態の5
04の耐熱性両面テープに、図6(d)に示すように5
05のパッケージを貼り付けて固定し、電子部品の組立
を実施する。
【0090】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱性両面テープを貼り付けた後、加熱処
理を行う工程を設けることにより、電子部品の組立工程
における最高温度の状態で耐熱性両面テープにかかる張
力を緩和することができ、部品実装の位置ずれをなくす
ことができる。また、外部端子と測定治具が良好に接触
し、特性を良好に評価することができる。
【0091】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個であっても、20個であっても、実装中にたわむこと
がない範囲内であればかまわない。
【0092】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0093】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0094】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0095】(実施の形態8)以下本発明の第8の実施
の形態の電子部品組立方法について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0096】図3および図7から図9は本発明の第8の
実施の形態における電子部品組立方法を示すものであ
る。図3において、t301は実装開始時間、t302は実装
中の最高温度時の時間、t303は実装終了時間、T301
実装中最高温度である。図7において、601はリード
フレーム、602は耐熱性両面テープ、603は開口部
である。図8、図9において、701はリードフレー
ム、702は開口部、703は位置合わせ用貫通孔、7
04は耐熱性両面テープ、705はパッケージである。
【0097】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図3および図7から図9を用いてその動
作を説明する。
【0098】まず、図7において、(a)は加熱処理前
の状態を示すものであり、(b)は加熱処理中の状態を
示すものであり、(c)は加熱処理後の状態を示すもの
である。図8、図9において、図8(a)はリードフレ
ーム単体を示すものであり、図8(b)はリードフレー
ムに耐熱性両面テープを貼り付けた後の状態を示すもの
であり、図9(c)は加熱処理後の状態を示すものであ
り、図9(d)はパッケージを貼り付けた後の状態を示
すものである。
【0099】図8(a)に示すように、701のリード
フレームには、同一形状で碁盤の目状に等間隔で形成さ
れた702の開口部と703の位置合わせ用貫通孔が形
成されている。701のリードフレームに、(b)に示
すように702の開口部の中央部を縦断するように一定
の張力で上方から704の耐熱性両面テープを貼り付け
る。ここで、704の耐熱性両面テープは、電子部品組
立工程での最高加熱温度以上の耐熱性を有するものであ
る。その後、加熱処理を行う。図3は、電子部品の組立
工程における実装開始から実装終了までの間の加熱温度
の推移を示す。実装開始時間であるt301から実装終了
時間であるt303までの間に、時間t302で実装中の最高
温度であるT301に達する。この実装中の最高温度であ
るT301を加熱処理温度とし、実装中に最高温度T301
かかる時間を加熱処理時間とする。
【0100】図7(a)に示すように、加熱処理前の状
態では601のリードフレームの上面に一定の張力で下
方から602の耐熱性両面テープが貼り付けられてい
る。その後、加熱すると601のリードフレームおよび
602の耐熱性両面テープは熱膨張をする。しかしなが
ら、601のリードフレームの熱膨張係数は、602の
耐熱性両面テープの熱膨張係数より大きい。従って、6
02の耐熱性両面テープは601のリードフレームの熱
膨張に追従できず、(b)に示すようになる。加熱が終
わると、602の耐熱性両面テープは、(b)の状態か
ら601のリードフレームとともに収縮し、(c)に示
すように加熱処理前と比較すると602の耐熱性両面テ
ープが中央部に引き寄せられた状態となる。図9(c)
に示すように、加熱処理後で張力が緩和された状態の7
04の耐熱性両面テープに、図9(d)に示すように7
05のパッケージを貼り付けて固定し、電子部品の組立
を実施する。
【0101】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱性両面テープを貼り付けた後、加熱処
理を行う工程を設けることにより、電子部品の組立工程
における最高温度の状態で耐熱性両面テープにかかる張
力を緩和することができ、部品実装の位置ずれをなくす
ことができる。また、外部端子と測定治具が良好に接触
し、特性を良好に評価することができる。
【0102】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個×2個であっても、20個×20個であっても、実装
中にたわむことがない範囲内であればかまわない。
【0103】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0104】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0105】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0106】(実施の形態9)以下本発明の第9の実施
の形態の電子部品組立方法について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0107】図1から図3は本発明の第9の実施の形態
における電子部品組立方法を示すものである。図1にお
いて、101はリードフレーム、102は開口部、10
3は位置合わせ用貫通孔、104は耐熱テープ、105
はパッケージである。図2において、201はリードフ
レーム、202は耐熱テープ、203は開口部である。
図3において、t301は実装開始時間、t302は実装中の
最高温度時の時間、t 303は実装終了時間、T301は実装
中最高温度である。
【0108】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図1から図3および(表1)を用いてそ
の動作を説明する。
【0109】
【表1】
【0110】まず、図1において、(a)はリードフレ
ーム単体を示すものであり、(b)はリードフレームに
耐熱テープを貼り付けた後の状態を示すものであり、
(c)は加熱処理後の状態を示すものであり、(d)は
パッケージを貼り付けた後の状態を示すものである。図
2において、(a)は加熱処理前の状態を示すものであ
り、(b)は加熱処理中の状態を示すものであり、
(c)は加熱処理後の状態を示すものである。(表1)
は、従来例と第5から第8の実施の形態および第9から
第12の実施の形態の電子部品の位置ずれ量を比較した
ものである。
【0111】図1(a)に示すように、101のリード
フレームには、同一形状で等間隔で形成された102の
開口部と103の位置合わせ用貫通孔が形成されてい
る。101のリードフレームに、(b)に示すように1
02の開口部の中央部を縦断するように一定の張力で下
方から104の耐熱テープを貼り付ける。ここで、10
4の耐熱テープは、電子部品の組立工程での最高加熱温
度以上の耐熱性を有するものである。その後、加熱処理
を行う。図3は、電子部品の組立工程における実装開始
から実装終了までの間の加熱温度の推移を示す。実装開
始時間であるt30 1から実装終了時間であるt303までの
間に、時間t302で実装中の最高温度であるT301に達す
る。この電子部品の実装工程中の最高温度T301は、2
40℃融点の高温半田を使って、半田付けする270℃
ピークのリフロー工程である。従って、加熱処理温度を
270℃としている。
【0112】図2(a)に示すように、加熱処理前の状
態では201のリードフレームの裏面に一定の張力で下
方から202の耐熱テープが貼り付けられている。その
後、加熱すると201のリードフレームおよび202の
耐熱テープは熱膨張をする。しかしながら、201のリ
ードフレームの熱膨張係数は、202の耐熱テープの熱
膨張係数より大きい。従って、202の耐熱テープは2
01のリードフレームの熱膨張に追従できず、(b)に
示すようになる。加熱が終わると、202の耐熱テープ
は、(b)の状態から201のリードフレームとともに
収縮し、(c)に示すように加熱処理前と比較すると2
02の耐熱テープが中央部に引き寄せられた状態とな
る。図1(c)に示すように、加熱処理後で張力が緩和
された状態の104の耐熱テープに、図1(d)に示す
ように105のパッケージを貼り付けて固定し、電子部
品の組立を実施する。
【0113】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱テープを貼り付けた後、加熱処理を行
う工程を設けることにより、電子部品の組立工程におけ
る最高温度270℃の状態で耐熱テープにかかる張力を
緩和することができ、部品実装の位置ずれを(表1)に
示すように10μm以下とすることができる。また、外
部端子と測定治具が良好に接触し、特性を良好に評価す
ることができる。
【0114】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個であっても、20個であっても、実装中にたわむこと
がない範囲内であればかまわない。
【0115】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0116】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0117】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0118】なお、耐熱テープは、耐熱性両面テープで
あってもかまわない。
【0119】(実施の形態10)以下本発明の第10の
実施の形態の電子部品組立方法について、図面を参照し
ながら説明する。
【0120】図2から図5は本発明の第10の実施の形
態における電子部品組立方法を示すものである。図2に
おいて、201はリードフレーム、202は耐熱テー
プ、203は開口部である。図3において、t301は実
装開始時間、t302は実装中の最高温度時の時間、t303
は実装終了時間、T301は実装中最高温度である。図
4、図5において、401はリードフレーム、402は
開口部、403は位置合わせ用貫通孔、404は耐熱テ
ープ、405はパッケージである。
【0121】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図2から図5および(表1)を用いてそ
の動作を説明する。
【0122】まず、図2において、(a)は加熱処理前
の状態を示すものであり、(b)は加熱処理中の状態を
示すものであり、(c)は加熱処理後の状態を示すもの
である。図4、図5において、図4(a)はリードフレ
ーム単体を示すものであり、図4(b)はリードフレー
ムに耐熱テープを貼り付けた後の状態を示すものであ
り、図5(c)は加熱処理後の状態を示すものであり、
図5(d)はパッケージを貼り付けた後の状態を示すも
のである。(表1)は、従来例と第5から第8の実施の
形態および第9から第12の実施の形態の電子部品の位
置ずれ量を比較したものである。
【0123】図4(a)に示すように、401のリード
フレームには、同一形状で碁盤の目状に等間隔で形成さ
れた402の開口部と403の位置合わせ用貫通孔が形
成されている。401のリードフレームに、(b)に示
すように402の開口部の中央部を縦断するように一定
の張力で下方から404の耐熱テープを貼り付ける。こ
こで、404の耐熱テープは、電子部品の組立工程での
最高加熱温度以上の耐熱性を有するものである。その
後、加熱処理を行う。図3は、電子部品の組立工程にお
ける実装開始から実装終了までの間の加熱温度の推移を
示す。実装開始時間であるt301から実装終了時間であ
るt303までの間に、時間t302で実装中の最高温度であ
るT301に達する。この電子部品の実装工程中の最高温
度T301は、240℃融点の高温半田を使って、半田付
けする270℃ピークのリフロー工程である。従って、
加熱処理温度を270℃としている。
【0124】図2(a)に示すように、加熱処理前の状
態では201のリードフレームの裏面に一定の張力で下
方から202の耐熱テープが貼り付けられている。その
後、加熱すると201のリードフレームおよび202の
耐熱テープは熱膨張をする。しかしながら、201のリ
ードフレームの熱膨張係数は、202の耐熱テープの熱
膨張係数より大きい。従って、202の耐熱テープは2
01のリードフレームの熱膨張に追従できず、(b)に
示すようになる。加熱が終わると、202の耐熱テープ
は、(b)の状態から201のリードフレームとともに
収縮し、(c)に示すように加熱処理前と比較すると2
02の耐熱テープが中央部に引き寄せられた状態とな
る。図5(c)に示すように、加熱処理後で張力が緩和
された状態の404の耐熱テープに、図5(d)に示す
ように405のパッケージを貼り付けて固定し、電子部
品の組立を実施する。
【0125】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱テープを貼り付けた後、加熱処理を行
う工程を設けることにより、電子部品の組立工程におけ
る最高温度の状態で耐熱テープにかかる張力を緩和する
ことができ、部品実装の位置ずれを(表1)に示すよう
に10μm以下とすることができる。また、外部端子と
測定治具が良好に接触し、特性を良好に評価することが
できる。
【0126】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個×2個であっても、20個×20個であっても、実装
中にたわむことがない範囲内であればかまわない。
【0127】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0128】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0129】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0130】なお、耐熱テープは、耐熱性両面テープで
あってもかまわない。
【0131】(実施の形態11)以下本発明の第11の
実施の形態の電子部品組立方法について、図面を参照し
ながら説明する。
【0132】図3および図6、図7は本発明の第11の
実施の形態における電子部品組立方法を示すものであ
る。図3において、t301は実装開始時間、t302は実装
中の最高温度時の時間、t303は実装終了時間、T301
実装中最高温度である。図6において、501はリード
フレーム、502は開口部、503は位置合わせ用貫通
孔、504は耐熱性両面テープ、505はパッケージで
ある。図7において、601はリードフレーム、602
は耐熱性両面テープ、603は開口部である。
【0133】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図3、図6、図7および(表1)を用い
てその動作を説明する。
【0134】まず、図6において、(a)はリードフレ
ーム単体を示すものであり、(b)はリードフレームに
耐熱性両面テープを貼り付けた後の状態を示すものであ
り、(c)は加熱処理後の状態を示すものであり、
(d)はパッケージを貼り付けた後の状態を示すもので
ある。図7において、(a)は加熱処理前の状態を示す
ものであり、(b)は加熱処理中の状態を示すものであ
り、(c)は加熱処理後の状態を示すものである。(表
1)は、従来例と第5から第8の実施の形態および第9
から第12の実施の形態の電子部品の位置ずれ量を比較
したものである。
【0135】図6(a)に示すように、501のリード
フレームには、同一形状で等間隔で形成された502の
開口部と503の位置合わせ用貫通孔が形成されてい
る。501のリードフレームに、(b)に示すように5
02の開口部の中央部を縦断するように一定の張力で上
方から504の耐熱性両面テープを貼り付ける。ここ
で、504の耐熱性両面テープは、電子部品組立工程で
の最高加熱温度以上の耐熱性を有するものである。その
後、加熱処理を行う。図3は、電子部品の組立工程にお
ける実装開始から実装終了までの間の加熱温度の推移を
示す。実装開始時間であるt301から実装終了時間であ
るt303までの間に、時間t302で実装中の最高温度であ
るT301に達する。この電子部品の実装工程中の最高温
度T301は、240℃融点の高温半田を使って、半田付
けする270℃ピークのリフロー工程である。従って、
加熱処理温度を270℃としている。
【0136】図7(a)に示すように、加熱処理前の状
態では601のリードフレームの上面に一定の張力で下
方から602の耐熱性両面テープが貼り付けられてい
る。その後、加熱すると601のリードフレームおよび
602の耐熱テープは熱膨張をする。しかしながら、6
01のリードフレームの熱膨張係数は、602の耐熱性
両面テープの熱膨張係数より大きい。従って、602の
耐熱性両面テープは601のリードフレームの熱膨張に
追従できず、(b)に示すようになる。加熱が終わる
と、602の耐熱性両面テープは、(b)の状態から6
01のリードフレームとともに収縮し、(c)に示すよ
うに加熱処理前と比較すると602の耐熱性両面テープ
が中央部に引き寄せられた状態となる。図6(c)に示
すように、加熱処理後で張力が緩和された状態の504
の耐熱性両面テープに、図6(d)に示すように505
のパッケージを貼り付けて固定し、電子部品の組立を実
施する。
【0137】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱性両面テープを貼り付けた後、加熱処
理を行う工程を設けることにより、電子部品の組立工程
における最高温度の状態で耐熱性両面テープにかかる張
力を緩和することができ、部品実装の位置ずれを(表
1)に示すように10μm以下とすることができる。ま
た、外部端子と測定治具が良好に接触し、特性を良好に
評価することができる。
【0138】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個であっても、20個であっても、実装中にたわむこと
がない範囲内であればかまわない。
【0139】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0140】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0141】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0142】(実施の形態12)以下本発明の第12の
実施の形態の電子部品組立方法について、図面を参照し
ながら説明する。
【0143】図3および図7から図9は本発明の第12
の実施の形態における電子部品組立方法を示すものであ
る。図3において、t301は実装開始時間、t302は実装
中の最高温度時の時間、t303は実装終了時間、T301
実装中最高温度である。図7において、601はリード
フレーム、602は耐熱性両面テープ、603は開口部
である。図8、図9において、701はリードフレー
ム、702は開口部、703は位置合わせ用貫通孔、7
04は耐熱性両面テープ、705はパッケージである。
【0144】以上のように構成された電子部品組立方法
について、以下図3、図7から図9および(表1)を用
いてその動作を説明する。
【0145】まず、図7において、(a)は加熱処理前
の状態を示すものであり、(b)は加熱処理中の状態を
示すものであり、(c)は加熱処理後の状態を示すもの
である。図8、図9において、図8(a)はリードフレ
ーム単体を示すものであり、図8(b)はリードフレー
ムに耐熱性両面テープを貼り付けた後の状態を示すもの
であり、図9(c)は加熱処理後の状態を示すものであ
り、図9(d)はパッケージを貼り付けた後の状態を示
すものである。(表1)は、従来例と第5から第8の実
施の形態および第9から第12の実施の形態の電子部品
の位置ずれ量を比較したものである。
【0146】図8(a)に示すように、701のリード
フレームには、同一形状で碁盤の目状に等間隔で形成さ
れた702の開口部と703の位置合わせ用貫通孔が形
成されている。701のリードフレームに、(b)に示
すように702の開口部の中央部を縦断するように一定
の張力で上方から704の耐熱性両面テープを貼り付け
る。ここで、704の耐熱性両面テープは、電子部品組
立工程での最高加熱温度以上の耐熱性を有するものであ
る。その後、加熱処理を行う。図3は、電子部品の組立
工程における実装開始から実装終了までの間の加熱温度
の推移を示す。実装開始時間であるt301から実装終了
時間であるt303までの間に、時間t302で実装中の最高
温度であるT301に達する。この電子部品の実装工程中
の最高温度T301は、240℃融点の高温半田を使っ
て、半田付けする270℃ピークのリフロー工程であ
る。従って、加熱処理温度を270℃としている。
【0147】図7(a)に示すように、加熱処理前の状
態では601のリードフレームの上面に一定の張力で上
方から602の耐熱性両面テープが貼り付けられてい
る。その後、加熱すると601のリードフレームおよび
602の耐熱性両面テープは熱膨張をする。しかしなが
ら、601のリードフレームの熱膨張係数は、602の
耐熱性両面テープの熱膨張係数より大きい。従って、6
02の耐熱性両面テープは601のリードフレームの熱
膨張に追従できず、(b)に示すようになる。加熱が終
わると、602の耐熱性両面テープは、(b)の状態か
ら601のリードフレームとともに収縮し、(c)に示
すように加熱処理前と比較すると602の耐熱性両面テ
ープが中央部に引き寄せられた状態となる。図9(c)
に示すように、加熱処理後で張力が緩和された状態の7
04の耐熱性両面テープに、図9(d)に示すように7
05のパッケージを貼り付けて固定し、電子部品の組立
を実施する。
【0148】以上のように本実施の形態によれば、リー
ドフレームに耐熱性両面テープを貼り付けた後、加熱処
理を行う工程を設けることにより、電子部品の組立工程
における最高温度の状態で耐熱性両面テープにかかる張
力を緩和することができ、部品実装の位置ずれを(表
1)に示すように10μm以下とすることができる。ま
た、外部端子と測定治具が良好に接触し、特性を良好に
評価することができる。
【0149】なお、リードフレームの開口部の数は、2
個×2個であっても、20個×20個であっても、実装
中にたわむことがない範囲内であればかまわない。
【0150】なお、リードフレームの開口部の形状は、
長方形であっても、楕円形であっても、多角形であって
もかまわない。
【0151】なお、位置合わせ用貫通孔は、2個以上で
あればかまわない。
【0152】なお、加熱処理後に電子部品のパッケージ
を貼り付けると記載したが、基板であってもかまわな
い。
【0153】
【発明の効果】以上のように本発明は、金属製リードフ
レームに一定の張力で耐熱テープを貼り、加熱処理を実
施した後に、耐熱テープ上にパッケージを貼り付け、そ
れから電子部品自体の実装を行う構成を設けることによ
り、電子部品の組立工程における最高温度の状態でも耐
熱テープにかかる張力を緩和することができ、部品実装
の位置ずれをなくすことができる。また、外部端子と測
定治具が良好に接触し、特性を良好に評価することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1および第5、第9の実施の
形態におけるリードフレーム単体の上面図 (b)同実施の形態におけるリードフレームに耐熱テー
プを貼り付けた後の状態の上面図 (c)同実施の形態における加熱処理後の状態の上面図 (d)同実施の形態における耐熱テープにパッケージを
貼り付けた後の状態の上面図
【図2】(a)第1、第2および第5、第6、第9、第
10の実施の形態における動作説明のための加熱処理前
の状態の側面図 (b)同加熱処理中の状態の側面図 (c)同加熱処理後の状態の側面図
【図3】本発明の第1から第12の実施の形態における
電子部品の組立工程の加熱温度の推移を示す図
【図4】(a)本発明の第2および第6、第10の実施
の形態におけるリードフレーム単体の上面図 (b)同実施の形態におけるリードフレームに耐熱テー
プを取り付けた後の状態の上面図
【図5】(c)本発明の第2および第6、第10の実施
の形態における加熱処理後の状態の上面図 (d)同実施の形態における耐熱テープにパッケージを
貼り付けた後の状態の上面図
【図6】(a)本発明の第3および第7、第11の実施
の形態におけるリードフレーム単体の上面図 (b)同実施の形態におけるリードフレームに耐熱性両
面テープを貼り付けた後の状態の上面図 (c)同実施の形態における加熱処理後の状態の上面図 (d)同実施の形態における耐熱性両面テープにパッケ
ージを貼り付けた後の状態の上面図
【図7】(a)本発明の第3、第4および第7、第8、
第11、第12の実施の形態における動作説明のための
加熱処理前の状態の側面図 (b)同実施の形態における動作説明のための加熱処理
中の状態の側面図 (c)同実施の形態における動作説明のための加熱処理
後の状態の側面図
【図8】(a)本発明の第4および第8、第12の実施
の形態におけるリードフレーム単体の上面図 (b)同実施の形態におけるリードフレームに耐熱性両
面テープを貼り付けた後の状態の上面図
【図9】(c)本発明の第4および第8、第12の実施
の形態における加熱処理後の状態の上面図 (d)同実施の形態における耐熱性両面テープにパッケ
ージを貼り付けた後の状態の上面図
【図10】(a)従来例における電子部品の組立開始前
の上面図 (b)同組立終了後の上面図
【図11】(a)従来例における電子部品の組立開始前
の側面図 (b)同組立工程における最高温度加熱時の側面図 (c)同組立工程における最高温度終了後の側面図
【図12】従来例における電子部品の外観図
【符号の説明】
101,201,401,501,601,701,8
01,901 リードフレーム 102,203,402,502,603,702,8
02,903 開口部 103,403,503,703,803 位置合わせ
用貫通孔 104,202,404,804,902 耐熱テープ 105,405,505,705,805,904 パ
ッケージ 504,602,704 耐熱性両面テープ 806 リッド 1001 構成部材A 1002 構成部材B 1003 外部端子 1004 フィレット 1005 非電極部 t301 実装開始時間 t302 実装中の最高温度時の時間 t303 実装終了時間 T301 実装中最高温度

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等間隔に一直線に配列した同一形状の開
    口部と、外周部に設けた位置合わせ用貫通孔を備えたは
    しご型に形成された金属製リードフレームに、前記開口
    部の概中央部を縦断して一定の張力で前記リードフレー
    ムの長手方向に下方から耐熱テープを貼り、加熱処理を
    実施した後に、前記開口部の概中央部に当たる耐熱テー
    プ上に実装面を上にしてパッケージを貼り付け、上記の
    状態で電子部品自体を組み立てることを特徴とする電子
    部品組立方法。
  2. 【請求項2】 概中央部に碁盤の目状に等間隔に配列し
    た同一形状の開口部を配し、外周部に位置合わせ用貫通
    孔を設けた金属製リードフレームに、各列ごとに前記開
    口部の概中央部を縦断して一定方向に一定の張力で前記
    リードフレームに下方から耐熱テープを貼り、加熱処理
    を実施した後に、前記開口部の概中央部に当たる耐熱テ
    ープ上に実装面を上にしてパッケージを貼り付け、上記
    の状態で電子部品自体を組み立てることを特徴とする電
    子部品組立方法。
  3. 【請求項3】 等間隔に一直線に配列した同一形状の開
    口部と、外周部に設けた位置合わせ用貫通孔を備えたは
    しご型に形成された金属製リードフレームに、前記開口
    部の中心を縦断して一定の張力で前記リードフレームの
    長手方向に耐熱性両面テープを貼り、加熱処理を実施し
    た後に、前記開口部の中央部に当たる耐熱性両面テープ
    上に実装面を上にしてパッケージを貼り付け、上記の状
    態で電子部品自体を組み立てることを特徴とする電子部
    品組立方法。
  4. 【請求項4】 概中央部に碁盤の目状に等間隔に配列し
    た同一形状の開口部を配し、外周部に位置合わせ用貫通
    孔を設けた金属製リードフレームに、各列ごとに前記開
    口部の概中央部を縦断して一定方向に一定の張力で前記
    リードフレームに耐熱性両面テープを貼り、加熱処理を
    実施した後に、前記開口部の概中央部に当たる耐熱性両
    面テープ上に実装面を上にしてパッケージを貼り付け、
    上記の状態で電子部品自体を組み立てることを特徴とす
    る電子部品組立方法。
  5. 【請求項5】 電子部品組立工程での最高温度に加熱処
    理温度を設定したことを特徴とする請求項1から請求項
    4のいずれかに記載の電子部品組立方法。
  6. 【請求項6】 270℃に加熱処理温度を設定したこと
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    電子部品組立方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009170679A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Fujitsu Microelectronics Ltd 基板保持用キャリア、基板の着脱方法、及び、基板着脱装置

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