JP2009054611A - 実装構造体、その製造方法、半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

実装構造体、その製造方法、半導体装置およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高精度の位置合わせを実現し、接合強度を向上する。
【解決手段】電極部14がセルフアライン的に貫通孔12との位置を補正しながら、貫通孔12内部へ流し込まれ、そして、流し込まれた電極部14が貫通孔12内部と一体的に嵌合するとともに、電極部15がセルフアライン的に電極端子13との位置を補正しながら電極端子13と接合して、回路基板11に電子部品16が実装される。このため、電極部14と貫通孔12との位置が高精度かつ容易に補正され、流し込まれた電極部14が貫通孔12内部と一体的に強固に嵌合する。
【選択図】図1

Description

本発明は実装構造体、その製造方法、半導体装置およびその製造方法に関し、特に、電子部品と回路基板とを電気的に実装する実装構造体、その製造方法、半導体装置およびその製造方法に関する。
携帯電話など電子機器の小型化、高密度化に伴い、電子部品を回路基板に実装するための実装密度の向上が要求されている。この要求を満たすために、電子部品の実装面にはんだボールを格子状に配置し、それを、回路基板表面に形成した電極パッドに接合するというボールグリッドアレイ(BGA:Ball Grid Array)と呼ばれる実装方法が行われていた。
さらに、上記小型化、高密度化に伴い、電子部品を実装するための端子も微細化、高密度化が要求されている。この要求を満たすために、以下のような接続方法が行われていた。まず、電子部品を位置合わせする際に、回路基板側の電極パッド表面にはんだペーストを印刷する。次に、電子部品側のはんだボールを、印刷したはんだペーストの粘着性を利用して電子部品を回路基板上に仮止めする。仮止め後に加熱して、はんだボール溶融時の表面張力を利用したセルフアライン接続技術が用いられていた。
ところが、電子部品の微細化、高密度化によって、はんだペースト印刷パターンも微細化される。このため、電子部品の回路基板上への仮止めが困難になるとともに,僅かなずれによって、隣り合う電極のショートが生じるため、製造歩留まりが低下してしまうという問題があった。
このような問題を抑制するために、電子部品と回路部品との高精度な位置合わせを実現する次のような技術が用いられていた。はんだメッキが表面に塗布され、はんだの溶融温度で溶解しない材質で形成された位置決め用端子が設置された電子部品と、スルーホールが形成された回路基板とを用意する。そして、はんだメッキが塗布された位置決め用端子をスルーホール内に位置合わせして、はんだの溶融温度で加熱して、はんだメッキを溶融し、位置決め用端子をスルーホールに嵌入させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−229515号公報
しかし、上記のように問題が解決されても、電子機器の小型化、高密度化によって次のような別の問題点があった。すなわち、電子機器の小型化、高密度化によって、回路基板としての剛性は低下する傾向にある。しかし、実装する電子部品はシリコン(Si)などの機械的に柔軟性を有さない材料で構成されている。このため、電子部品は回路基板よりも小さい熱膨張率を有するとともに、回路基板と電子部品との接合部、特に電子部品の外端部では応力が発生し易く、電子機器の使用環境における振動や衝撃に対する実装信頼性が低下するという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、回路基板との高精度の位置合わせが実現され、接合強度が向上された実装構造体、その製造方法、半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、本発明では上記課題を解決するために、図1に示すように、貫通孔12と、電極端子13とを備えた回路基板11と、電極部14と、電極部14よりも高さが低く、電極部14の溶融温度以下の溶融点を有する電極部15とを備える電子部品16と、電極部14は、回路基板11と電子部品16とを接続するとともに、貫通孔12の少なくとも一部を埋め込み、電極部15は、電極端子13と接続されることを特徴とする実装構造体10が提供される。
このような実装構造体によれば、電極部がセルフアライン的に貫通孔との位置を補正しながら、貫通孔内部へ流し込まれ、そして、流し込まれた電極部が貫通孔内部と一体的に嵌合されるとともに、別の電極部がセルフアライン的に電極端子との位置を補正しながら電極端子と接合するため、電極部と貫通孔との位置が高精度で容易に補正され、流し込まれた電極部が貫通孔内部と一体的に強固に嵌合されるようになる。
また、本発明では上記課題を解決するために、貫通孔と、電極端子とを備えた回路基板を用意する工程と、第1の電極部と、前記第1の電極部よりも高さが低く、前記第1の電極部の溶融温度以下の溶融点を有する第2の電極部とを備えた電子部品を用意する工程と、前記第1の電極部がセルフアライン的に前記貫通孔との位置を補正しつつ、前記貫通孔内部に流し込まれる第1セルフアライン工程と、前記第1の電極部が前記貫通孔内部と一体的に嵌合するとともに、前記第2の電極部がセルフアライン的に前記電極端子との位置を補正しつつ、前記電極端子と接続し、前記電子部品を前記回路基板に実装させる第2セルフアライン工程と、を有することを特徴とする実装構造体の製造方法が提供される。
このような実装構造体の製造方法によれば、第1セルフアライン工程により、電極部がセルフアライン的に貫通孔との位置を補正しつつ、貫通孔内部へ流し込まれ、第2セルフアライン工程により、流し込まれた電極部が貫通孔内部と一体的に嵌合されるとともに、別の電極部がセルフアライン的に電極端子との位置を補正しつつ、電極端子と接続され、電子部品が回路基板に実装される。
また、本発明では上記課題を解決するために、貫通孔と、電極端子とを備えた回路基板と、第1の電極部と、前記第1の電極部よりも高さが低く、前記第1の電極部の溶融温度以下の溶融点を有する第2の電極部とを備えた半導体素子と、前記第1の電極部は、前記回路基板と電子部品とを接続するとともに、前記貫通孔の少なくとも一部を埋め込み、前記第2の電極部は、前記電極端子と接続されることを特徴とする半導体装置が提供される。
このような半導体装置によれば、電極部がセルフアライン的に貫通孔との位置を補正しながら、貫通孔内部へ流し込まれ、そして、流し込まれた電極部が貫通孔内部と一体的に嵌合されるとともに、別の電極部がセルフアライン的に電極端子との位置を補正しながら電極端子と接続するため、電極部と貫通孔との位置が高精度で容易に補正され、流し込まれた電極部が貫通孔内部と一体的に強固に嵌合されるようになる。
また、本発明では上記課題を解決するために、貫通孔と、電極端子とを備えた回路基板を用意する工程と、第1の電極部と、前記第1の電極部よりも高さが低く、前記第1の電極部の溶融温度以下の溶融点を有する第2の電極部とを備える半導体素子を用意する工程と、前記第1の電極部がセルフアライン的に前記貫通孔との位置を補正しつつ、前記貫通孔内部に流し込まれる第1セルフアライン工程と、前記第1の電極部が前記貫通孔内部と一体的に嵌合するとともに、前記第2の電極部がセルフアライン的に前記電極端子との位置を補正しつつ、前記電極端子と接続し、電子部品を前記回路基板に実装させる第2セルフアライン工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
このような半導体装置の製造方法によれば、第1セルフアライン工程により、電極部がセルフアライン的に貫通孔との位置を補正しつつ、貫通孔内部へ流し込まれ、第2セルフアライン工程により、流し込まれた電極部が貫通孔内部と一体的に嵌合されるとともに、別の電極部がセルフアライン的に電極端子との位置を補正しつつ、電極端子と接続され、パッケージ基板が回路基板に実装される。
本発明では、電極部がセルフアライン的に貫通孔との位置を補正しながら、貫通孔内部へ流し込まれ、そして、流し込まれた電極部が貫通孔内部と一体的に嵌合するとともに、小さい電極部がセルフアライン的に電極端子との位置を補正しながら電極端子と接続するため、電極部と貫通孔との位置を高精度で容易に補正し、流し込まれた電極部を貫通孔内部と一体的に強固に嵌合するようにした。これにより、実装信頼性が向上し、製造歩留まりを改善させることができる。
以下、本実施の概要について図面を参照して説明し、その後に、本発明の概要に基づいた実施の形態について、同様に図面を参照して説明する。
では、本発明の概要について図1を用いて以下に説明する。
図1は、本発明の概要について示しており、(A)および(B)は作製工程の、(C)は実装構造の断面模式図である。
図1(C)に示すように、本発明の実装構造10は、貫通孔12および電極端子13が形成された回路基板11に、電極部14,15が形成された電子部品16を、電極部14を貫通孔12に嵌合させ、電極端子13に電極部15を接合させて、実装させている。
以下に実装構造10の作製方法について説明する。
まず、電子部品16に、高さの異なる電極部14,15を形成する。なお、電極部15の溶融温度は電極部14よりも低い材料が用いられている。電子部品16は、半導体素子やパッケージ基板などであって、シリコンなどが基材として用いられる。電極部14,15は、電子部品16と、後に電子部品16が実装される回路基板11との間で、電源供給や信号の入出力を行うための電気的接続を実現する。なお、電極部14は、高さが電極部15よりも大きく、実装時の回路基板11の変形や温度差に起因した応力が最も大きく発生する電子部品16の端部に形成される。
回路基板11に、回路基板11を貫通する貫通孔12と、電極端子13とを形成する。貫通孔12は、電極部14の径よりも小さく、内部にメッキ処理(図示を省略)が施されている。このような貫通孔12は、電子部品16と回路基板11とを実装した際に電極部14と対向するように形成される。また、貫通孔12は、電子部品16に対する電極部14と同様に、回路基板11の端部に形成される。電極端子13は、電極部15と接触して、電子部品16と回路基板11との電気的接続を実現する。
このような電子部品16と回路基板11との実装方法について以下に説明する。
まず、図1(A)に示すように、回路基板11の貫通孔12の開口部に電子部品16の電極部14を合わせる。この時、電子部品16は電極部14に支持されて、電極部15は電極端子13と接触していない。
次いで、電極部14を貫通孔12の開口部に合わせた状態(図1(A))から、電気炉などで電極部14,15の融点以上に加熱する。すると、溶解した電極部14は、セルフアライン接続技術により貫通孔12との位置を自動的に補正するとともに、毛細血管現象により貫通孔12内へ流れ込む。そして、図1(B)に示すように、電子部品16と回路基板11との間隔が狭まり、電子部品16の電極部15が回路基板11の電極端子13と接触する。
次いで、電子部品16と回路基板11との間隔が狭まり、電極部15と電極端子13とが接触した状態(図1(B))から、さらに加熱を続ける。すると、電極部14は貫通孔12へさらに流れ込み、電子部品16と回路基板11との間隔がさらに狭まる。そして、電極端子13と接触した電極部15が溶解して、セルフアライン接続技術により電極端子13との位置を自動的に補正して、電極端子13に接合する。その後、電極部14,15を冷却すると、溶融温度が高い電極部14が凝固し、次に電極部15が凝固して、図1(C)に示すように、電子部品16が回路基板11に実装された実装構造10が得られる。
なお、貫通孔12に嵌合させた電極部14はグランド電極あるいは電源電極として機能させることができる。
以上、本発明の実装構造10では、貫通孔12および電極端子13が形成された回路基板11に、電極部14,15が形成された電子部品16を2段階のセルフアライン接続技術により実装させた。この結果、貫通孔12および電極端子13に対する電極部14,15の位置あわせを高精度かつ容易に行うことができる。
また、2段階のセルフアライン接続技術によって、電子部品16および回路基板11の端部にて電極部14を貫通孔12に嵌合させることにより、電極部14が貫通孔12内へ流れ込んで楔としての効果を有するために、電子部品16と回路基板11との接続強度を向上させることができる。
次に、上記本発明の概要を踏まえた実施の形態として半導体装置の製造方法について図面を参照して説明する。
図2は、本実施の形態における半導体装置の構成要素の例であって、(A)はパッケージ基板の、(B)は回路基板の平面模式図である。
まず、パッケージ基板26の平面模式図を図2(A)に示す。なお、図2(A)では、パッケージ基板26に形成されたはんだボール24,25側からの平面模式図である。
パッケージ基板26に大きさの異なるはんだボール24,25を、電極端子(図示を省略)を介して格子状に形成する。なお、はんだボール25の溶融温度ははんだボール24よりも低い。パッケージ基板26はインタポーザまたは支持基板とも称され、パッケージ基板26の主面上に、図示を省略する半導体素子がワイヤーボンディング法、フリップチップ実装法などにより実装される。はんだボール24,25は、例えば、錫(Sn)−鉛(Pb)系のはんだによって構成されており、図2(B)に示す回路基板21とパッケージ基板26との間で電源供給や信号の入出力を行うための電気的接続を実現する。なお、はんだボール24は、直径がはんだボール25よりも大きく、実装時の温度差や回路基板21が変形した際に発生する応力が最も大きい部分であるパッケージ基板26の端部、例えば、2つの角部および1辺の中心部の3箇所に形成される。
次いで、回路基板21の平面模式図を図2(B)に示す。なお、図2(B)では、回路基板21に形成されたスルーホール22および電極端子23側からの平面模式図である。
厚さが1.0mmの回路基板21に、回路基板21を貫通する直径が0.2mmのスルーホール22と、電極端子23とを格子状に形成する。スルーホール22は、はんだボール24の直径よりも小さく、内部が銅メッキ22aの処理が施されている。このようなスルーホール22は、パッケージ基板26と回路基板21とを実装させた際のはんだボール24と対向して、パッケージ基板26と同様に、回路基板21の端部、例えば、2つの角部および1辺の中心部の3箇所に形成される。電極端子23は、はんだボール25と接触して、パッケージ基板26と回路基板21との電気的接続を実現する。
そして、上記のようにして形成された回路基板21およびパッケージ基板26において、回路基板21に対するパッケージ基板26の実装方法について図面を参照して以下に説明する。
まず、回路基板21に対してパッケージ基板26の位置合わせを行う。
図3は、本実施の形態におけるはんだボールをスルーホールの開口部に配置したパッケージ基板および回路基板の断面模式図である。
回路基板21に対してパッケージ基板26の位置合わせを行う。具体的には、回路基板21の銅メッキ22aの処理が施されたスルーホール22の開口部に、パッケージ基板26の電極端子27を介して形成されたはんだボール25を配置させる。この時、図3に示すように、はんだボール24は、直径がはんだボール25よりも大きいためにパッケージ基板26を支え、はんだボール25は対向する電極端子23に接触することはない。
次いで、1段目のセルフアライン接続技術を行う。
図4は、本実施の形態における1段目のセルフアライン接続技術が行われたパッケージ基板および回路基板の断面模式図である。
スルーホール22の開口部に配置したはんだボール24がパッケージ基板26を支持し、はんだボール25が電極端子23と接触していない状態(図3)から、電気炉などを用いて、例えば、215℃程度の温度で加熱して、はんだボール24,25を溶融する。すると、先にパッケージ基板26を支持するはんだボール24の溶解が始まる。そして、はんだボール24はセルフアライン接続技術によりスルーホール22との位置を自動的に補正しながら、毛細血管現象によって、スルーホール22内へ流れ込む。その結果、回路基板21とパッケージ基板26との間隔が狭まって、はんだボール25が電極端子23と接触する。
次いで、2段目のセルフアライン接続技術を行う。
図5は、本実施の形態における2段目のセルフアライン接続技術が行われたパッケージ基板および回路基板の断面模式図である。
はんだボール24がスルーホール22へ流れ込んで、パッケージ基板26と回路基板21との間隔が狭まって、はんだボール25が電極端子23と接触した状態(図4)から、引き続き加熱を続ける。すると、はんだボール24はさらにスルーホール22へ流れ込む。これに伴い、パッケージ基板26と回路基板21との間隔がさらに狭まって、電極端子23と接触したはんだボール25は、セルフアライン接続技術により電極端子23との位置を自動的に補正して、電極端子23と接合する。その後、加熱を停止し、はんだボール24,25を冷却し、はんだボール24,25が順に凝固すると、図5に示すように、パッケージ基板26が回路基板21に実装された半導体装置20が得られる。なお、はんだボール24はスルーホール22内へ流れ込んでいくが、はんだの表面張力によってスルーホール22から流れ出ることはない。
以上、本発明の半導体装置20では、スルーホール22および電極端子23が形成された回路基板21に、はんだボール24,25が形成されたパッケージ基板26を2段階のセルフアライン接続技術により実装させることにより、スルーホール22および電極端子23に対するはんだボール24,25の位置あわせを高精度かつ容易に行うことができる。
また、2段階のセルフアライン接続技術によって、実装時の回路基板21の変形や温度変化に起因した応力が大きく発生するパッケージ基板26および回路基板21の端部にて、はんだボール24をスルーホール22に嵌合させることにより、はんだボール24がスルーホール22内へ流れ込んで楔としての効果を有するために、パッケージ基板26と回路基板21との接合強度を向上させることができる。
なお、上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
本発明の概要について示しており、(A)および(B)は作製工程の、(C)は実装構造の断面模式図である。 本実施の形態における半導体装置の構成要素の例であって、(A)はパッケージ基板の、(B)は回路基板の平面模式図である。 本実施の形態におけるはんだボールをスルーホールの開口部に配置したパッケージ基板および回路基板の断面模式図である。 本実施の形態における1段目のセルフアライン接続技術が行われたパッケージ基板および回路基板の断面模式図である。 本実施の形態における2段目のセルフアライン接続技術が行われたパッケージ基板および回路基板の断面模式図である。
符号の説明
10 実装構造体
11,21 回路基板
12 貫通孔
13,23,27 電極端子
14,15 電極部
16 電子部品
20 半導体装置
22 スルーホール
22a 銅メッキ
24,25 はんだボール
26 パッケージ基板

Claims (7)

  1. 貫通孔と、電極端子とを備えた回路基板と、
    第1の電極部と、前記第1の電極部よりも高さが低く、前記第1の電極部の溶融温度以下の溶融点を有する第2の電極部とを備える電子部品と、
    前記第1の電極部は、前記回路基板と前記電子部品とを接続するとともに、前記貫通孔の少なくとも一部を埋め込み、
    前記第2の電極部は、前記電極端子と接続されることを特徴とする実装構造体。
  2. 前記貫通孔の径は、前記第1の電極部よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の実装構造体。
  3. 前記貫通孔および前記第1の電極部は、前記回路基板および前記電子部品の端部にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の実装構造体。
  4. 前記第1の電極部および前記第2の電極部がはんだボールであって、前記第1の電極部の直径が前記第2の電極部よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の実装構造体。
  5. 貫通孔と、電極端子とを備えた回路基板を用意する工程と、
    第1の電極部と、前記第1の電極部よりも高さが低く、前記第1の電極部の溶融温度以下の溶融点を有する第2の電極部とを備えた電子部品を用意する工程と、
    前記第1の電極部がセルフアライン的に前記貫通孔との位置を補正しつつ、前記貫通孔内部に流し込まれる第1セルフアライン工程と、
    前記第1の電極部が前記貫通孔内部と一体的に嵌合するとともに、前記第2の電極部がセルフアライン的に前記電極端子との位置を補正しつつ、前記電極端子と接続し、前記電子部品を前記回路基板に実装させる第2セルフアライン工程と、
    を有することを特徴とする実装構造体の製造方法。
  6. 貫通孔と、電極端子とを備えた回路基板と、
    第1の電極部と、前記第1の電極部よりも高さが低く、前記第1の電極部の溶融温度以下の溶融点を有する第2の電極部とを備えた半導体素子と、
    前記第1の電極部は、前記回路基板と電子部品とを接続するとともに、前記貫通孔の少なくとも一部を埋め込み、
    前記第2の電極部は、前記電極端子と接続されることを特徴とする半導体装置。
  7. 貫通孔と、電極端子とを備えた回路基板を用意する工程と、
    第1の電極部と、前記第1の電極部よりも高さが低く、前記第1の電極部の溶融温度以下の溶融点を有する第2の電極部とを備える半導体素子を用意する工程と、
    前記第1の電極部がセルフアライン的に前記貫通孔との位置を補正しつつ、前記貫通孔内部に流し込まれる第1セルフアライン工程と、
    前記第1の電極部が前記貫通孔内部と一体的に嵌合するとともに、前記第2の電極部がセルフアライン的に前記電極端子との位置を補正しつつ、前記電極端子と接続し、電子部品を前記回路基板に実装させる第2セルフアライン工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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