JP2000357514A - 負極材料及びそれを用いた非水電解質電池 - Google Patents

負極材料及びそれを用いた非水電解質電池

Info

Publication number
JP2000357514A
JP2000357514A JP11365065A JP36506599A JP2000357514A JP 2000357514 A JP2000357514 A JP 2000357514A JP 11365065 A JP11365065 A JP 11365065A JP 36506599 A JP36506599 A JP 36506599A JP 2000357514 A JP2000357514 A JP 2000357514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon material
negative electrode
particle size
weight
average particle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11365065A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4192375B2 (ja
Inventor
Shinichiro Yamada
心一郎 山田
Takuya Endo
琢哉 遠藤
Hiroshi Imoto
浩 井本
Kokuka Ri
国華 李
Hiroaki Tanizaki
博章 谷崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP36506599A priority Critical patent/JP4192375B2/ja
Priority to CA2305837A priority patent/CA2305837C/en
Priority to DE60040631T priority patent/DE60040631D1/de
Priority to EP00108189A priority patent/EP1045465B1/en
Priority to US09/549,199 priority patent/US6300013B1/en
Priority to TW089107021A priority patent/TW451519B/zh
Priority to KR1020000019498A priority patent/KR100681988B1/ko
Priority to CNB001179462A priority patent/CN1162923C/zh
Publication of JP2000357514A publication Critical patent/JP2000357514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4192375B2 publication Critical patent/JP4192375B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リチウムのドープ・脱ドープの際の、活物質
自身の体積変化を抑えて、サイクル特性を向上させる。 【解決手段】 非炭素材料と、炭素材料との混合物から
なる負極材料において、非炭素材料の平均粒径をRM
し、炭素材料の平均粒径をRCとするとき、RMとRC
の比RM/RCを1以下とし、かつ非炭素材料の重量をW
Mとし、炭素材料の重量をWCとするとき、WMとWMとの
比WM/WCを1以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非炭素材料と炭素
材料との混合物からなる負極材料及びその負極材料を用
いた非水電解質電池に関する。詳しくは、非炭素材料と
炭素材料との粒径比を特定することでサイクル特性を向
上させた負極材料及び非水電解質電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダ、携帯電話、ラップトップコンピュータ等のポータブ
ル電子機器が多く登場し、その小型軽量化が図られてい
る。そして、これらの電子機器のポータブル電源とし
て、電池、特に二次電池について、エネルギー密度を向
上させるための研究開発が活発に進められている。中で
も、リチウムイオン二次電池は、従来の非水電解液二次
電池である鉛電池、ニッケルカドミウム電池と比較して
大きなエネルギー密度が得られるため、期待度が大きく
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リチウムイ
オン電池に使用する負極材料としては、難黒鉛化性炭素
や黒鉛等の炭素材料が、比較的高容量を示し、良好なサ
イクル特性を発現する点から広く用いられている。
【0004】一方、近年の高容量化に伴い、上述したよ
うな炭素材料は、充放電容量が満足できるものではな
く、さらなる高性能化が課題となっている。そこで、炭
素材料に代わって、より高容量を示すケイ素、錫等の非
炭素系の負極材料の研究が盛んに行われている。
【0005】しかしながら、非炭素系負極材料はリチウ
ムのドープ・脱ドープの際の、活物質自身の体積変化が
大きく、サイクル劣化が著しく大きいことが、実電池へ
応用する際の障壁となっていた。
【0006】本発明は、上述したような従来の実情に鑑
みて提案されたものであり、リチウムのドープ・脱ドー
プの際の、活物質自身の体積変化を抑えて、サイクル特
性を向上させた負極材料及びそれを用いた非水電解質電
池を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る負極材料
は、非炭素材料と、炭素材料との混合物からなり、非炭
素材料の平均粒径をRMとし、炭素材料の平均粒径をRC
とするとき、RMとRCとの比RM/RCが、1以下であ
り、かつ非炭素材料の重量をWMとし、炭素材料の重量
をWCとするとき、WMとWMとの比WM/WCが、1以下
であることを特徴とするものである。
【0008】上述したような本発明に係る負極材料で
は、非炭素材料と炭素材料との粒径比、及び非炭素材料
と炭素材料との重量比が規定されているので、リチウム
のドープ・脱ドープ時の非炭素材料の体積変化を炭素材
料が吸収し、負極全体としての体積変化が抑制される。
【0009】本発明に係る非水電解質電池は、リチウム
複合酸化物を含有する正極と、正極と対向して配されリ
チウムのドープ・脱ドープが可能な非炭素材料と炭素材
料との混合物を含有する負極と、正極と負極との間に介
在される非水電解質とを備え、非炭素材料の平均粒径を
Mとし、炭素材料の平均粒径をRCとするとき、RM
Cとの比RM/RCが1以下であり、かつ非炭素材料の
重量をWMとし、炭素材料の重量をWCとするとき、WM
とWMとの比WM/WCが1以下であることを特徴とする
ものである。
【0010】上述したような本発明に係る非水電解質電
池では、負極中に含有される非炭素材料と炭素材料との
粒径比、及び非炭素材料と炭素材料との重量比が規定さ
れているので、リチウムのドープ・脱ドープ時の非炭素
材料の体積変化を炭素材料が吸収し、負極全体としての
体積変化が抑制されて、サイクル劣化が抑えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0012】図1は、本発明を適用した非水電解液二次
電池の一構成例を示す縦断面図である。この非水電解液
二次電池1は、フィルム状の正極2と、フィルム状の負
極3とが、セパレータ4を介して密着状態で巻回された
巻層体が、電池缶5の内部に装填されてなる。そして、
電池缶5の内部には非水電解液が注入されている。
【0013】上記正極2は、正極活物質と結着剤とを含
有する正極合剤を正極集電体上に塗布、乾燥することに
より正極活物質層が形成されて作製される。正極集電体
には例えばアルミニウム箔等の金属箔が用いられる。
【0014】正極活物質には、目的とする電池の種類に
応じて、金属酸化物、金属硫化物又は特定のポリマーを
用いることができる。
【0015】例えば、リチウム一次電池を構成する場
合、正極活物質としては、TiS2、MnO2、黒鉛、F
eS2等を使用することができる。また、リチウム二次
電池を構成する場合、正極活物質としては、TiS2
MoS2、NbSe2、V25等の金属硫化物あるいは酸
化物を使用することができる。
【0016】また、リチウム二次電池を構成する場合、
正極活物質としてLixMnO2(式中、Mは1種以上の
遷移金属を表し、xは電池の充放電状態によって異な
り、通常0.05≦x≦1.10である。)を主体とす
るリチウム複合酸化物等を使用することができる。この
リチウム複合酸化物を構成する遷移金属MとしてはC
o、Ni、Mn等が好ましい。このようなリチウム複合
酸化物の具体例としては、LiCoO2、LiNiO2
LixNiyCo1-y2(式中、x,yは、電池の充放電
状態によって異なり、通常0<x<1、0.7<y<
1.02である。)LiMn24等を挙げることができ
る。
【0017】上述したようなリチウム複合酸化物は、高
電圧を発生でき、エネルギー密度的に優れた正極活物質
となる。正極2には、これらの正極活物質の複数種をあ
わせて使用してもよい。
【0018】また、上記正極合剤の結着剤としては、通
常この種の電池の正極合剤に用いられている公知の結着
剤を用いることができるほか、上記正極合剤に公知の添
加剤等を添加することができる。
【0019】負極3は、負極活物質と結着剤とを含有す
る負極合剤を、負極集電体上に塗布、乾燥することによ
り負極活物質層が形成されて作製される。負極集電体に
は、例えば銅箔等の金属箔が用いられる。
【0020】本実施の形態に係る非水電解液二次電池1
では、負極活物質として、非炭素材料と、炭素材料との
混合物を用いる。
【0021】そして、非炭素材料と炭素材料との混合物
として、非炭素材料の平均粒径をRMとし、上記炭素材
料の平均粒径をRCとするとき、RMとRCとの比RM/R
Cが1以下であり、かつ非炭素材料の重量をWMとし、炭
素材料の重量をWCとするとき、WMとWMとの比WM/W
Cが1以下である混合物を用いる。
【0022】ここで、非炭素材料としては、リチウムと
一般式LiXMM’(式中、M、M’は、Li、Cを除
く元素であり、x≧0.01である。)で表される合金
を形成するものを用いることができる。このような非炭
素材料としては、ケイ素化合物、錫化合物、インジウム
化合物、若しくはアルミニウム化合物等を好ましく用い
ることができる。
【0023】この場合、M、若しくはM’のうち一方
が、ケイ素化合物、錫化合物、インジウム化合物、若し
くはアルミニウム化合物等のリチウムと一般式LiX
M’(式中、M、M’は、Li、Cを除く元素であり、
x≧0.01である。)を形成する元素を含有する化合
物であれば、M、若しくはM’のうちの他方は、リチウ
ムと不活性な非炭素元素を選択することもできる。
【0024】また、上記一般式中のxについては、0.
01以上であることが好ましいが、より好ましくは、x
は、0.1以上である。
【0025】ケイ素化合物としては、一般式MxSiで
表される化合物を使用することもできる。ここで、上記
式中Mは、Li及びSi以外の元素であり、具体的には
B、C、N、O、Na、Mg、Al、P、S、K、C
a、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、
Zn、Rb、Y、Mo、Rh、Pd、In、Sn、C
s、Ba、Ce又はTa等が挙げられる。
【0026】一方、炭素材料としては、例えば(00
2)面の面間隔が0.37nm以上の難黒鉛化性炭素材
料や、(002)面の面間隔が0.340nm以下の黒
鉛系材料、又は易黒鉛化性炭素材料を広く利用すること
ができる。
【0027】上述したような炭素材料として具体的に
は、熱分解炭素類、コークス類、黒鉛類、ガラス状炭素
類、有機高分子化合物焼成体、炭素繊維、活性炭等を使
用することができる。上記コークス類には、ピッチコー
クス、ニードルコークス、石油コークス等がある。ま
た、上記有機高分子化合物焼成体とは、フェノール樹
脂、フラン樹脂等を適当な温度で焼成し炭素化したもの
を示す。
【0028】上述したような炭素材料は、1種類を単独
で使用してもよいし、複数種を混合して使用してもよ
い。その中でも特に、難黒鉛化性炭素を少なくとも用い
ることが好ましく、難黒鉛化性炭素に易黒鉛化性炭素又
は黒鉛系材料を任意の割合で混合したものを用いること
ができる。
【0029】そして、この非水電解液二次電池1では、
負極活物質中の非炭素材料の平均粒径をRMとし、炭素
材料の平均粒径をRCとしたとき、非炭素材料と炭素材
料との粒径比RM/RCが1以下となされている。すなわ
ち、負極活物質中の非炭素材料の平均粒径が、炭素材料
の平均粒径よりも小さくなるようになされている。非炭
素材料の平均粒径を、炭素材料の平均粒径よりも小さく
することで、非炭素材料は、より大きな粒径を有する炭
素材料が形成する空隙に入り込むことになる。
【0030】すなわち、本実施の形態に係る非水電解液
二次電池1では、非炭素材料と炭素材料とを含有する負
極において、より粒径の大きな炭素材料が形成する空隙
を、粒径の小さな非炭素材料のリチウムとのドープ・脱
ドープの場として利用する。炭素材料が形成する空隙中
で、非炭素材料のリチウムのドープ・脱ドープを行わせ
ることで、リチウムのドープ・脱ドープの際に非炭素材
料の膨張・収縮による体積変化が現れても、炭素材料が
形成する空隙が、非炭素材料の体積変化を吸収し、負極
活物質全体としての体積変化を抑えることができる。そ
して、リチウムのドープ・脱ドープの際の負極活物質の
体積変化を抑えることで、非水電解液二次電池1のサイ
クル特性を飛躍的に向上することができる。
【0031】RM/RCが1よりも大きく、すなわち、非
炭素材料の平均粒径が炭素材料の平均粒径よりも大きく
なると、リチウムのドープ・脱ドープに伴う非炭素材料
の体積変化を炭素材料が吸収することができなくなる。
M/RCを1以下とすることで、リチウムのドープ・脱
ドープの際の負極活物質の体積変化を抑えて、非水電解
液二次電池1のサイクル特性を向上させることができ
る。
【0032】ここで、上述した炭素材料や非炭素材料の
粒径及び平均粒径について述べる。不規則形状を有する
粒子の大きさの表し方には、種々の方法があるが、本実
施の形態においては、RM/RCが1以下となされていれ
ばよく、粒径及び平均粒径の測定方法は特に限定されな
い。
【0033】粒径の測定方法として具体的には、例え
ば、粒子をふるいにかけ、粒子が通過しないふるい目の
大きさによって粒子の大きさを決める方法や、粒子を液
体中で沈降させて、その沈降速度を測定し、ストークス
式を用いてその粒径(ストークス径)を求める方法等が
挙げられる。このストークス径は、同じ条件下で試料粒
子と等しい速度で沈降する同じ密度の球形粒子の径を示
している。
【0034】また、粉体は、大きさに分布のある粒子群
からなるのが通常であり、粒径に分布のある粉体でも、
ある現象に対する効果が粒径Rなる均一な粒径と同じで
あれば、Rを代表径として用いた方が便利である。この
ような機能をもつ径Rを、その粉体の平均粒径とする。
したがって、平均粒径の求め方も、目的とするところに
応じて異なってくる。平均粒径の求め方として、具体的
には例えば、長さ平均径(ΣnR/Σn)等が挙げられ
るが、これに限定される訳ではない。ここで、Rは各粒
子の粒径であり、nは粒子の数である。
【0035】なお、上述したような負極活物質中に含有
される炭素材料の平均粒径RCとしては、10μm〜7
0μm程度が好ましい。また、炭素材料の形状は特に限
定されるものではなく、粒状、鱗片状等、種々の形状の
炭素材料を用いることができる。
【0036】また、上述したような負極活物質中に含有
される非炭素材料の平均粒径RMとしては、20μm以
下程度が好ましく、より好ましい粒径は10μm以下程
度である。
【0037】さらに、この非水電解液二次電池1では、
非炭素材料と炭素材料との混合物として、非炭素材料の
重量をWMとし、上記炭素材料の重量をWCとするとき、
MとWCとの比WM/WCが、1以下となされている。
【0038】すなわち、炭素材料の重量が、非炭素材料
の重量よりも多くなるよになされている。炭素材料の重
量を、非炭素材料の重量よりも多くすることで、リチウ
ムのドープ・脱ドープの際に非炭素材料の膨張・収縮に
よる体積変化が現れても、重量のより大きな炭素材料
が、非炭素材料の体積変化を吸収し、負極活物質全体と
しての体積変化を抑えることができる。そして、リチウ
ムのドープ・脱ドープの際の負極活物質の体積変化を抑
えることで、非水電解液二次電池1のサイクル特性を飛
躍的に向上することができる。
【0039】WM/WCが1よりも大きく、すなわち、非
炭素材料の重量が炭素材料の重量よりも多くなると、リ
チウムのドープ・脱ドープに伴う非炭素材料の体積変化
を炭素材料が吸収することができなくなる。したがっ
て、WM/WCを1以下とすることで、リチウムのドープ
・脱ドープの際の負極活物質の体積変化を抑えて、非水
電解液二次電池1のサイクル特性を向上することができ
る。
【0040】非水電解液は、電解質を非水溶媒に溶解し
て調製される。
【0041】電解質としては、通常この種の電池の電解
液に用いられている公知の電解質を使用することができ
る。具体的には、LiClO4、LiAsF6、LiPF
6、LiBF4、LiB(C654、CH3SO3Li、
CF3SO3Li、LiCl,LiBr等のリチウム塩を
挙げることができる。
【0042】また、非水溶媒としては、従来より非水電
解液に使用されている種々の非水溶媒を使用することが
できる。具体的には、例えばプロピレンカーボネート、
エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチ
ルカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,2−
ジエトキシエタン、γ−ブチロラクトン、テトラヒドロ
フラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオ
キソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、ジエチ
ルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニ
トリル、プロピオニトリル、アニソール、酢酸エステ
ル、酪酸エステル、プロピオン酸エステル等を使用する
ことができる。これらの非水溶媒は単独で使用してもよ
いし、複数種を混合して使用してもよい。
【0043】上述したような非水電解液二次電池1は、
負極に含有される非炭素材料と炭素材料との粒径比を規
定することで、リチウムのドープ・脱ドープの際の負極
活物質の体積変化を抑えて、サイクル特性が飛躍的に改
善されたものとなる。
【0044】そして、上述したような非水電解液二次電
池1は、次のようにして製造される。
【0045】正極2は、正極活物質と結着剤とを含有す
る正極合剤を、正極集電体となる例えばアルミニウム箔
等の金属箔上に均一に塗布、乾燥して正極活物質層を形
成することにより作製される。上記正極合剤の結着剤と
しては、公知の結着剤を用いることができるほか、上記
正極合剤に公知の添加剤等を添加することができる。
【0046】負極3を作製するには、まず、非炭素材料
及び炭素材料を粉砕、分級し非炭素材料粉末、及び炭素
材料粉末を作製し、これらを混合することにより非炭素
材料と炭素材料との混合物からなる負極材料を作製す
る。そして、この負極材料に結着剤を混合することによ
り負極合剤を作製し、この負極合剤を負極集電体となる
例えば銅箔等の金属箔上に均一に塗布、乾燥して負極活
物質層を形成し、プレスにより圧縮成型することにより
負極3が作製される。上記負極合剤の結着剤としては、
公知の結着剤を用いることができるほか、上記負極合剤
に公知の添加剤等を添加することができる。
【0047】ここで、上述したような炭素材料や非炭素
材料の粉砕、分級は、不活性ガス雰囲気下で行うことが
好ましい。炭素材料や非炭素材料の粉砕、分級を不活性
ガス雰囲気下で行うことにより、粉塵爆発や火災等の事
故を未然に防ぎ、安全に粉砕・分級作業を行うことがで
きる。
【0048】また、炭素材料と非炭素材料の混合は、不
活性ガス雰囲気下で行うことが好ましい。このように、
炭素材料と非炭素材料との混合を不活性ガス雰囲気下で
行うことにより、粉塵爆発や火災等の事故を未然に防
ぎ、安全に混合作業を行うことができる。
【0049】また、負極合剤の金属箔上への塗布、乾燥
は、不活性ガス雰囲気下、若しくは乾燥空気雰囲気下で
行うことが好ましい。負極合剤の金属箔上への塗布、乾
燥を不活性ガス雰囲気下、若しくは乾燥空気雰囲気下で
行うことにより、負極合剤への大気中の水分の吸着等に
よる負極3の品質の低下を防止することができ、高品質
の負極3、及び非水電解液二次電池1を作製することが
できる。なお、上記において乾燥空気雰囲気とは、露点
が−10℃以下の状態をいう。
【0050】そして、負極合剤へのプレスは、ホットプ
レスにより行うことが好ましい。ここで、ホットプレス
とは60℃以上の温度で行うプレス工程のことである。
負極3を作製する際に、負極合剤に対してホットプレス
を施すことにより、負極合剤への大気中の水分の吸着等
による負極3の品質の低下を防止することができ、ま
た、非炭素材料層と炭素材料層との均一な接着を可能と
することができる。したがって、負極合剤に対してホッ
トプレスを施すことにより、高品質の負極3、及び非水
電解液二次電池1を作製することができる。そして、負
極合剤に対するホットプレスは、不活性ガス雰囲気下、
若しくは乾燥空気雰囲気下で行うことが好ましい。負極
合剤に対するホットプレスを不活性ガス雰囲気下、若し
くは乾燥空気雰囲気下で行うことにより、上述した効果
をさらに高めることができる。なお、上記において乾燥
空気雰囲気とは、露点が−10℃以下の状態をいう。
【0051】以上のようにして得られる正極2と、負極
3とを、例えば微孔性ポリプロピレンフィルムからなる
セパレータ4を介して密着させ、渦巻型に多数回巻回す
ることにより巻層体が構成される。
【0052】ここで、巻層体を構成する際の巻回工程
は、不活性ガス雰囲気下、若しくは乾燥空気雰囲気下で
行われることが好ましい。巻層体を構成する際の巻回工
程を不活性ガス雰囲気下、若しくは乾燥空気雰囲気下で
行うことにより、負極合剤への大気中の水分の吸着等に
よる負極3の品質の低下を防止することができ、高品質
の負極3、及び非水電解液二次電池1を作製することが
できる。なお、上記において乾燥空気雰囲気とは、露点
が−10℃以下の状態をいう。
【0053】次に、その内側にニッケルメッキを施した
鉄製の電池缶5の底部に絶縁板6を挿入し、さらに巻層
体を収納する。そして負極の集電をとるために、例えば
ニッケルからなる負極リード7の一端を負極3に圧着さ
せ、他端を電池缶5に溶接する。これにより、電池缶5
は負極3と導通をもつこととなり、非水電解液二次電池
1の外部負極となる。また、正極2の集電をとるため
に、例えばアルミニウムからなる正極リード8の一端を
正極2に取り付け、他端を電流遮断用薄板9を介して電
池蓋10と電気的に接続する。この電流遮断用薄板9
は、電池内圧に応じて電流を遮断するものである。これ
により、電池蓋10は正極2と導通をもつこととなり、
非水電解液二次電池1の外部正極となる。
【0054】次に、この電池缶5の中に非水電解液を注
入する。この非水電解液は、電解質を非水溶媒に溶解さ
せて調製される。
【0055】ここで、電池缶5の中へ非水電解液を注入
する注液工程は、不活性ガス雰囲気下、若しくは乾燥空
気雰囲気下で行われることが好ましい。注液工程を不活
性ガス雰囲気下、若しくは乾燥空気雰囲気下で行うこと
により、非水電解液への大気中の水分の吸着等による負
極3の品質の低下を防止することができ、高品質の負極
3、及び非水電解液二次電池1を作製することができ
る。なお、上記において乾燥空気雰囲気とは、露点が−
10℃以下の状態をいう。
【0056】次に、アスファルトを塗布した絶縁封口ガ
スケット11を介して電池缶5をかしめることにより電
池蓋10が固定されて円筒型の非水電解液二次電池1が
作製される。
【0057】なお、この非水電解液二次電池1において
は、図1に示すように、負極リード7及び正極リード8
に接続するセンターピン12が設けられているととも
に、電池内部の圧力が所定値よりも高くなったときに内
部の気体を抜くための安全弁装置13及び電池内部の温
度上昇を防止するためのPTC素子14が設けられてい
る。
【0058】上述した実施の形態では、非水電解質電池
として、非水溶媒に電解質が溶解されてなる非水電解液
を用いた非水電解液二次電池1を例に挙げて説明した
が、本発明は、有機及び無機の固体電解質、マトリクス
高分子中に電解質が分散されてなる固体電解質を用いた
電池や、膨潤溶媒を含有するゲル状の固体電解質を用い
た電池についても適用可能である。
【0059】また、本発明の電池は、円筒型、角型、コ
イン型、ボタン型等、その形状について特に限定される
ことはなく、また、薄型、大型等の種々の大きさにする
ことができる。
【0060】また、本発明は、上記に限定されることな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。
【0061】
【実施例】本発明の効果を確かめるべく、上述したよう
な非水電解液二次電池を作製し、その特性を評価した。
【0062】〈実施例1〉まず、負極を次のように作製
した。
【0063】まず、出発原料に石油ピッチを用い、これ
に酸素を含む官能基を10〜20%導入することにより
酸素架橋を行い、次いで不活性ガス気流中1000℃で
焼成し、ガラス状炭素に近い性質の難黒鉛化性炭素材料
を得た。得られた材料についてX線回折測定を行ったと
ころ、(002)面の面間隔は3.76オングストロー
ムであり、真比重は1.58g/cm3であった。
【0064】次に、得られた難黒鉛化性炭素材料を粉砕
し、平均粒径50μmの炭素材料粉末とし、この炭素材
料粉末を60重量部と、非炭素材料として平均粒径が5
μmのケイ素化合物(Mg2Si)粉末を30重量部
と、結着剤としてポリフッ化ビニリデンを10重量部と
を混合して負極合剤を調製した。
【0065】次に、負極合剤をN−メチル−2−ピロリ
ドンに分散させてスラリー状とした。そして、このスラ
リーを負極集電体である厚さ10μmの帯状の銅箔の両
面に均一に塗布、乾燥して負極活物質層を形成した後、
ロールプレス機で圧縮成型することにより負極を作製し
た。
【0066】次に、正極を以下のように作製した。
【0067】まず、炭酸リチウムと炭酸コバルトとを
0.5mol対1molの比率で混合し、空気中900
℃で5時間焼成して正極活物質となるLiCoO2を得
た。
【0068】次に、得られたLiCoO2を91重量部
と、導電剤として黒鉛を6重量部と、結着剤としてポリ
フッ化ビニリデンを3重量部とを混合して正極合剤を調
製した。
【0069】次に、正極合剤を、N−メチル−2−ピロ
リドンに分散させてスラリーとした。そして、このスラ
リーを正極集電体となる厚さ20μmのアルミニウム箔
の両面に均一に塗布、乾燥して正極活物質層を形成した
後、ロールプレス機で圧縮成形することにより正極を作
製した。
【0070】以上のようにして得られた正極と、負極と
を、厚さ25μmの微孔性ポリプロピレンフィルムから
なるセパレータを介して密着させ、渦巻型に多数回巻回
することにより巻層体を作製した。
【0071】次に、その内側にニッケルメッキを施した
鉄製の電池缶の底部に絶縁板を挿入し、さらに巻層体を
収納した。そして負極の集電をとるために、ニッケル製
の負極リードの一端を負極に圧着させ、他端を電池缶に
溶接した。また、正極の集電をとるために、アルミニウ
ム製の正極リードの一端を正極に取り付け、他端を電流
遮断用薄板を介して電池蓋と電気的に接続した。この電
流遮断用薄板は、電池内圧に応じて電流を遮断するもの
である。
【0072】そして、この電池缶の中に非水電解液を注
入した。この非水電解液は、炭酸プロピレンを50容量
%と、炭酸ジエチルを50容量%との混合溶媒中に、L
iPF6を1.0mol/lの濃度で溶解させて調製し
た。
【0073】最後に、アスファルトを塗布した絶縁封口
ガスケットを介して電池缶をかしめることにより電池蓋
を固定して、直径が約18mm、高さが約65mmの円
筒型の非水電解液二次電池を作製した。
【0074】〈実施例2〉負極合剤中の非炭素材料とし
て、平均粒径が5μmのMg2Snを用いたこと以外
は、実施例1と同様にして非水電解液二次電池を作製し
た。
【0075】(実施例3)負極合剤中の非炭素材料とし
て、平均粒径が5μmのAlを用いたこと以外は、実施
例1と同様にして非水電解液二次電池を作製した。
【0076】(実施例4)負極合剤中の非炭素材料とし
て、平均粒径が5μmのInを用いたこと以外は、実施
例1と同様にして非水電解液二次電池を作製した。
【0077】〈比較例1)負極合剤中のMg2Siの平
均粒径を100μmとしたこと以外は、実施例1と同様
にして非水電解液二次電池を作製した。
【0078】(比較例2)負極合剤中のMg2Snの平
均粒径を100μmとしたこと以外は、実施例2と同様
にして非水電解液二次電池を作製した。
【0079】(比較例3)負極合剤中のAlの平均粒径
を100μmとしたこと以外は、実施例3と同様にして
非水電解液二次電池を作製した。
【0080】(比較例4)負極合剤中のInの平均粒径
を100μmとしたこと以外は、実施例4と同様にして
非水電解液二次電池を作製した。
【0081】(比較例5)負極合剤中の炭素材料の混合
量を30重量部とし、Mg2Siの混合量を60重量部
としたこと以外は、実施例1と同様にして非水電解液二
次電池を作製した。
【0082】以上のようにして作製した実施例1乃至実
施例4及び比較例1乃至比較例5の非水電解液二次電池
について、以下のようにしてサイクル特性を評価した。
【0083】サイクル特性評価 まず、各電池に対して、1Aの定電流定電圧充電を上限
4.2Vまで行った。次に、500mAの定電流放電を
終止電圧2.5Vまで行った。以上の工程を1サイクル
とし、このサイクルを100サイクル繰り返した。そし
て、1サイクル目の放電容量に対する100サイクル目
の放電容量の割合から、100サイクル目の放電容量維
持率(%)を求めた。なお、サイクル特性評価試験は、
20℃の環境下で行った。
【0084】実施例1乃至実施例4及び比較例1乃至比
較例5の各電池についての放電容量維持率を表1に示
す。なお、実施例1乃至実施例4及び比較例1乃至比較
例5の各電池について、初期容量はいずれもほぼ同等の
容量が得られた。
【0085】
【表1】
【0086】表1から明らかなように、負極合剤中の非
炭素材料の平均粒径をRMとし、炭素材料の平均粒径を
Cとするとき、RMとRCとの比RM/RCが、1以下と
され、かつ非炭素材料の重量をWMとし、炭素材料の重
量をWCとするとき、WMとWMとの比WM/WCが1以下
とされた実施例1乃至実施例4の非水電解液二次電池で
は、炭素材料の粒径RCが、非炭素材料の粒径RMよりも
小さくなされた、すなわちRMとRCとの比RM/RCが1
よりも大きくされた比較例1乃至比較例4の電池に比べ
て、放電容量維持率が飛躍的に向上していることがわか
る。
【0087】これは、リチウムのドープ・脱ドープの際
に、非炭素材料の体積変化が現れても、炭素材料が非炭
素材料の体積変化を吸収し、負極活物質全体としての体
積変化を抑えることができたためと考えられる。
【0088】そして、上記の結果より、負極活物質中の
炭素材料の粒径を、非炭素材料の粒径と同じか、若しく
は大きくし、かつ負極活物質中の炭素材料の重量を非炭
素材料の重量と同じか、若しくは多くすることにより上
記の効果が得られ、良好なサイクル特性が得られること
がわかった。
【0089】また、RMとRCとの比RM/RCが、1以下
とされ、WMとWMとの比WM/WCが1よりも多くされた
比較例5と実施例1とを比較することにより、負極活物
質中の非炭素材料の重量WMが、炭素材料の重量WCより
も多くなされた、すなわちWMとWCとの比WM/WCが1
より大きくなされた比較例5の電池では、負極合剤中の
非炭素材料の重量WMが、炭素材料の重量WCよりも少な
くなされた実施例1の電池に比べて、放電容量維持率が
半分以下になっていることがわかる。
【0090】これは、比較例5においては、リチウムの
ドープ・脱ドープの際に、非炭素材料の体積変化が現れ
ても、炭素材料が少なすぎるために、炭素材料が非炭素
材料の体積変化を吸収し、負極活物質全体としての体積
変化を抑えることができなかったためと考えられる。
【0091】したがって、負極活物質中の炭素材料の粒
径を、非炭素材料の粒径と同じか、若しくは大きくし、
かつ負極活物質中の炭素材料の重量を非炭素材料の重量
と同じか、若しくは多くすることにより負極活物質の体
積変化を抑えて、良好なサイクル特性が得られることが
わかった。
【0092】
【発明の効果】本発明では、非炭素材料と炭素材料との
粒径比、及び非炭素材料と炭素材料との重量比を規定す
ることで、リチウムのドープ・脱ドープの際の体積変化
を抑えることのできる負極材料を実現することができ
る。
【0093】そして、本発明では、この負極材料を用い
ることで、サイクル特性が飛躍的に向上し、優れた非水
電解質電池を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非水電解液二次電池の一構成例を
示す断面図である。
【符号の説明】 1 非水電解液二次電池、 2 正極、 3 負極、
4 セパレータ、 5電池缶、 10 電池蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井本 浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 李 国華 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 谷崎 博章 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5H003 AA04 BB01 BC01 BD00 BD02 BD04 5H014 AA02 EE08 HH00 HH01 HH06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非炭素材料と、炭素材料との混合物から
    なり、上記非炭素材料の平均粒径をRMとし、上記炭素
    材料の平均粒径をRCとするとき、RMとRCとの比RM
    Cが、1以下であり、かつ上記非炭素材料の重量をWM
    とし、上記炭素材料の重量をWCとするとき、WMとWM
    との比WM/WCが、1以下であることを特徴とする負極
    材料。
  2. 【請求項2】 上記非炭素材料は、リチウムと一般式L
    XMM’(式中、M、M’は、Li、Cを除く元素で
    あり、x≧0.01である。)で表される合金を形成す
    ることを特徴とする請求項1記載の負極材料。
  3. 【請求項3】 上記M、若しくは上記M’は、Si、S
    n、Al、Inからななる群より選ばれた1種の元素で
    あることを特徴とする請求項2記載の負極材料。
  4. 【請求項4】 上記炭素材料は、難黒鉛化性炭素材料、
    易黒鉛化性炭素材料、若しくは黒鉛材料を含有すること
    を特徴とする請求項1記載の負極材料。
  5. 【請求項5】 リチウム複合酸化物を含有する正極と、 上記正極と対向して配され、リチウムのドープ・脱ドー
    プが可能な非炭素材料と炭素材料との混合物を含有する
    負極と、 上記正極と上記負極との間に介在される非水電解質とを
    備え、 上記非炭素材料の平均粒径をRMとし、上記炭素材料の
    平均粒径をRCとするとき、RMとRCとの比RM/R
    Cが、1以下であり、かつ上記非炭素材料の重量をWM
    し、上記炭素材料の重量をWCとするとき、WMとWM
    の比WM/WCが、1以下であることを特徴とする非水電
    解質電池。
  6. 【請求項6】 上記非炭素材料は、リチウムと一般式L
    XMM’(式中、M、M’は、Li、Cを除く元素で
    あり、x≧0.01である。)で表される合金を形成す
    ることを特徴とする請求項5記載の非水電解質電池。
  7. 【請求項7】 上記M、若しくは上記M’は、Si、S
    n、Al、Inからななる群より選ばれた1種の元素で
    あることを特徴とする請求項6記載の非水電解質電池。
  8. 【請求項8】 上記炭素材料は、難黒鉛化性炭素材料、
    易黒鉛化性炭素材料、若しくは黒鉛材料を含有すること
    を特徴とする請求項5記載の非水電解質電池。
JP36506599A 1999-04-14 1999-12-22 負極材料及びそれを用いた非水電解質電池 Expired - Fee Related JP4192375B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36506599A JP4192375B2 (ja) 1999-04-14 1999-12-22 負極材料及びそれを用いた非水電解質電池
CA2305837A CA2305837C (en) 1999-04-14 2000-04-11 Material for negative electrode and nonaqueous-electrolyte battery incorporating the same
EP00108189A EP1045465B1 (en) 1999-04-14 2000-04-13 Material for negative electrode and nonaqueous-electrolyte battery incorporating the same
US09/549,199 US6300013B1 (en) 1999-04-14 2000-04-13 Material for negative electrode and nonaqueous-electrolyte battery incorporating the same
DE60040631T DE60040631D1 (de) 1999-04-14 2000-04-13 Material für negative Elektrode und diese enthaltende Batterie mit nichtwässrigem Elektrolyten
TW089107021A TW451519B (en) 1999-04-14 2000-04-14 Material for negative electrode and nonaqueous-electrolyte battery incorporating the same
KR1020000019498A KR100681988B1 (ko) 1999-04-14 2000-04-14 음극 재료 및 이를 혼입한 비수성 전해질 전지
CNB001179462A CN1162923C (zh) 1999-04-14 2000-04-14 负极材料和含有该材料的非水电解质电池

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-107158 1999-04-14
JP10715899 1999-04-14
JP36506599A JP4192375B2 (ja) 1999-04-14 1999-12-22 負極材料及びそれを用いた非水電解質電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000357514A true JP2000357514A (ja) 2000-12-26
JP4192375B2 JP4192375B2 (ja) 2008-12-10

Family

ID=26447212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36506599A Expired - Fee Related JP4192375B2 (ja) 1999-04-14 1999-12-22 負極材料及びそれを用いた非水電解質電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4192375B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004146292A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Japan Storage Battery Co Ltd 非水電解質二次電池
JP2006173121A (ja) * 2004-12-18 2006-06-29 Samsung Sdi Co Ltd 陰極活物質、その製造方法及びそれを用いた陰極とリチウム電池
WO2006071076A1 (en) * 2004-12-30 2006-07-06 Sodiff Advanced Materials Co., Ltd. Non-carbon material-inserted spherical carbonaceous powder and process for preparation thereof
WO2008084791A1 (ja) * 2007-01-11 2008-07-17 Panasonic Corporation リチウム二次電池の劣化検出方法と劣化抑制方法、劣化検出器と劣化抑制器、それを用いた電池パック、充電器
US8092940B2 (en) 2002-05-08 2012-01-10 Gs Yuasa International Ltd. Non-aqueous electrolyte secondary battery
WO2014122748A1 (ja) * 2013-02-07 2014-08-14 株式会社日立製作所 リチウム二次電池用負極活物質、及びリチウム二次電池

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8092940B2 (en) 2002-05-08 2012-01-10 Gs Yuasa International Ltd. Non-aqueous electrolyte secondary battery
US10038186B2 (en) 2002-05-08 2018-07-31 Gs Yuasa International Ltd. Non-aqueous electrolyte secondary battery
JP2004146292A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Japan Storage Battery Co Ltd 非水電解質二次電池
JP2006173121A (ja) * 2004-12-18 2006-06-29 Samsung Sdi Co Ltd 陰極活物質、その製造方法及びそれを用いた陰極とリチウム電池
US8029931B2 (en) 2004-12-18 2011-10-04 Samsung Sdi Co., Ltd. Anode active material, method of preparing the same, and anode and lithium battery containing the material
WO2006071076A1 (en) * 2004-12-30 2006-07-06 Sodiff Advanced Materials Co., Ltd. Non-carbon material-inserted spherical carbonaceous powder and process for preparation thereof
WO2008084791A1 (ja) * 2007-01-11 2008-07-17 Panasonic Corporation リチウム二次電池の劣化検出方法と劣化抑制方法、劣化検出器と劣化抑制器、それを用いた電池パック、充電器
US8102152B2 (en) 2007-01-11 2012-01-24 Panasonic Corporation Deterioration detecting method and deterioration suppressing method for rechargeable lithium batteries, deterioration detector, deterioration suppressor, battery pack, and charger
WO2014122748A1 (ja) * 2013-02-07 2014-08-14 株式会社日立製作所 リチウム二次電池用負極活物質、及びリチウム二次電池
JPWO2014122748A1 (ja) * 2013-02-07 2017-01-26 株式会社日立製作所 リチウム二次電池用負極活物質、及びリチウム二次電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP4192375B2 (ja) 2008-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100681988B1 (ko) 음극 재료 및 이를 혼입한 비수성 전해질 전지
JP3492173B2 (ja) 非水系電池
JP3436033B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP2003323895A (ja) 非水電解質電池
JP4244478B2 (ja) 負極材料及びそれを用いた非水電解質電池
JP2001126733A (ja) 非水電解質電池
JP2001076727A (ja) 非水電解質電池用正極活物質及び非水電解質電池
JP2001338684A (ja) 非水電解質電池
JP2000299108A (ja) 非水電解質電池
JP2001006730A (ja) 非水電解質電池
JP2001185140A (ja) 負極材料の製造方法及び負極の製造方法並びに非水電解質電池の製造方法
JP2001283906A (ja) 非水電解質電池
JP4192375B2 (ja) 負極材料及びそれを用いた非水電解質電池
JPH10308236A (ja) 非水電解液二次電池
JP4166295B2 (ja) 非水電解液電池
JP2001085009A (ja) 正極活物質及びその製造方法
JPH07235327A (ja) 非水電解液二次電池
TWI238557B (en) Non-aqueous electrolyte battery
JP4300626B2 (ja) 非水電解質電池
JP3303320B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP2001006684A (ja) 非水電解質電池
JP5567232B1 (ja) 複合炭素粒子およびそれを用いたリチウムイオン二次電池
JP2000077095A (ja) 非水電解液電池
JPH1197015A (ja) 非水電解液二次電池
JP2002252038A (ja) 非水電解液電池及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080826

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080908

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131003

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees