JP2000357460A - 平面型表示装置とその製造方法 - Google Patents
平面型表示装置とその製造方法Info
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- H01J9/24—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
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- H01J11/00—Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
- H01J11/10—AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
- H01J11/12—AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
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- H01J11/22—Electrodes, e.g. special shape, material or configuration
- H01J11/32—Disposition of the electrodes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消費電力の低減化を図ることができる交流駆
動型のマトリクス型のプラズマ放電表示装置とその製造
方法を提供するものである。 【解決手段】 第1の第2の基板11および12が相対
向して配置され、第1の基板1に、複数の第1の放電電
極11が配列されて成る第1の電極群21が形成され、
第2の基板2に、複数の第2の放電電極12が配列され
て成る第2の電極群21が形成され、主として陰極グロ
ー放電によるプラズマ放電表示がなされる構成とする。
動型のマトリクス型のプラズマ放電表示装置とその製造
方法を提供するものである。 【解決手段】 第1の第2の基板11および12が相対
向して配置され、第1の基板1に、複数の第1の放電電
極11が配列されて成る第1の電極群21が形成され、
第2の基板2に、複数の第2の放電電極12が配列され
て成る第2の電極群21が形成され、主として陰極グロ
ー放電によるプラズマ放電表示がなされる構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流プラズマ放電
表示による平面型表示装置とその製造方法に係わる。
表示による平面型表示装置とその製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】一般に、X電極およびY電極と呼称され
るそれぞれ複数の平行電極が配列されて成る第1および
第2の電極を有し、両電極群の選択された電極間のプラ
ズマ放電により目的とする表示を行うようにした2電極
方式、いわゆるマトリクス型表示態様を採る平面型プラ
ズマ放電表示装置がある(例えば特開平6−52802
号公報参照)。
るそれぞれ複数の平行電極が配列されて成る第1および
第2の電極を有し、両電極群の選択された電極間のプラ
ズマ放電により目的とする表示を行うようにした2電極
方式、いわゆるマトリクス型表示態様を採る平面型プラ
ズマ放電表示装置がある(例えば特開平6−52802
号公報参照)。
【0003】この種のマトリクス型のプラズマ放電表示
装置は、相対向する第1および第2基板の周辺部が封止
されて、両基板間に気密空間が形成される。そして第1
基板の内面に第1の方向に延長して形成された第1の電
極が配列されて成る一方の放電電極を構成する第1の電
極群が形成され、第2の基板の内面に第1の方向と直交
する第2の方向に延長して形成された第2の電極が配列
されて成る他方の放電電極を構成する第2の電極群が形
成されて成る。第1および第2の電極群の両面には誘電
体層が形成され、更にMgO等の表面層が形成される。
更に、第1または第2の電極間の、一方の電極の例えば
両側に、所要の色の発光がなされる蛍光体が配置され
る。
装置は、相対向する第1および第2基板の周辺部が封止
されて、両基板間に気密空間が形成される。そして第1
基板の内面に第1の方向に延長して形成された第1の電
極が配列されて成る一方の放電電極を構成する第1の電
極群が形成され、第2の基板の内面に第1の方向と直交
する第2の方向に延長して形成された第2の電極が配列
されて成る他方の放電電極を構成する第2の電極群が形
成されて成る。第1および第2の電極群の両面には誘電
体層が形成され、更にMgO等の表面層が形成される。
更に、第1または第2の電極間の、一方の電極の例えば
両側に、所要の色の発光がなされる蛍光体が配置され
る。
【0004】この構成においては、選択された第1およ
び第2電極間に所要の交流電圧を印加することによって
放電を発生させ、このとき発生した紫外線によって蛍光
体を発光させて所要の色の発光を行って目的とする例え
ばカラー表示を行うようになされている。
び第2電極間に所要の交流電圧を印加することによって
放電を発生させ、このとき発生した紫外線によって蛍光
体を発光させて所要の色の発光を行って目的とする例え
ばカラー表示を行うようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常のマト
リクス型のプラズマ放電表示装置は、電極間間隔が例え
ば130μmから200μmに選定された、いわゆる負
グロー放電によるものである。しかしながら、このよう
に負グロー放電を主体とする放電態様では、比較的駆動
電圧および駆動電流が大きく、駆動電力が高いことによ
り消費電力が大きく、昨今大型化される方向にある平面
型表示装置においては、その消費電力の低減化の要求が
高い。本発明は、この消費電力の低減化を図ることがで
きる交流駆動型のマトリクス型のプラズマ放電表示装置
とその製造方法を提供するものである。
リクス型のプラズマ放電表示装置は、電極間間隔が例え
ば130μmから200μmに選定された、いわゆる負
グロー放電によるものである。しかしながら、このよう
に負グロー放電を主体とする放電態様では、比較的駆動
電圧および駆動電流が大きく、駆動電力が高いことによ
り消費電力が大きく、昨今大型化される方向にある平面
型表示装置においては、その消費電力の低減化の要求が
高い。本発明は、この消費電力の低減化を図ることがで
きる交流駆動型のマトリクス型のプラズマ放電表示装置
とその製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による平面型表示
装置は、第1および第2の基板が相対向して配置され、
第1の基板に、第1の放電電極となる複数の第1の電極
が配列されて成る第1の電極群が形成され、第2の基板
に、他方の放電電極となる複数の第2の電極が配列され
て成る第2の電極群が形成され、陰極グロー放電による
すなわち陰極グロー放電が支配的なプラズマ放電表示が
なされる構成とする。
装置は、第1および第2の基板が相対向して配置され、
第1の基板に、第1の放電電極となる複数の第1の電極
が配列されて成る第1の電極群が形成され、第2の基板
に、他方の放電電極となる複数の第2の電極が配列され
て成る第2の電極群が形成され、陰極グロー放電による
すなわち陰極グロー放電が支配的なプラズマ放電表示が
なされる構成とする。
【0007】また、本発明による平面型表示装置の製造
方法は、第1の基板に、主たる延長方向が、この第1の
基板面に沿う第1の方向とされた複数の第1の電極を配
列形成する第1の電極群の形成工程と、第1の電極を横
切る方向に延びて所要の間隔を保持して平行配列する突
条部と、この突条部と交叉し第1の電極間上に沿って延
びる交叉突条部よりなる井桁状突条を形成する工程と、
第2の基板に、この第2の基板面に沿い第2の方向に延
びる複数の突壁を平行配列して形成する突壁群の形成工
程と、第2の基板の突壁に第2の方向と交叉する方向の
斜め上方から導電材を飛翔させる工程を経て、突壁の頂
部とその近傍の側壁に選択的に導電材を被着し、所要の
突壁の頂部に形成された導電材によって第2の電極を形
成する工程と、各突壁間に、蛍光体層を塗布する工程
と、第1および第2の基板を、第1および第2の方向が
互いに交叉する方向となるように対向させ、少なくとも
突壁と交叉突条部とが共働して第2の電極と、第1の電
極との間隔を所定の間隔に設定する。
方法は、第1の基板に、主たる延長方向が、この第1の
基板面に沿う第1の方向とされた複数の第1の電極を配
列形成する第1の電極群の形成工程と、第1の電極を横
切る方向に延びて所要の間隔を保持して平行配列する突
条部と、この突条部と交叉し第1の電極間上に沿って延
びる交叉突条部よりなる井桁状突条を形成する工程と、
第2の基板に、この第2の基板面に沿い第2の方向に延
びる複数の突壁を平行配列して形成する突壁群の形成工
程と、第2の基板の突壁に第2の方向と交叉する方向の
斜め上方から導電材を飛翔させる工程を経て、突壁の頂
部とその近傍の側壁に選択的に導電材を被着し、所要の
突壁の頂部に形成された導電材によって第2の電極を形
成する工程と、各突壁間に、蛍光体層を塗布する工程
と、第1および第2の基板を、第1および第2の方向が
互いに交叉する方向となるように対向させ、少なくとも
突壁と交叉突条部とが共働して第2の電極と、第1の電
極との間隔を所定の間隔に設定する。
【0008】上述の本発明による平面型表示装置によれ
ば、その放電を陰極グロー放電による構成とすることに
よって駆動電力を、負グロー放電による場合に比して低
減化することができるようにするものであり、特に大画
面表示における節電効果を高めるようにするものであ
る。
ば、その放電を陰極グロー放電による構成とすることに
よって駆動電力を、負グロー放電による場合に比して低
減化することができるようにするものであり、特に大画
面表示における節電効果を高めるようにするものであ
る。
【0009】また、本発明製造方法では、第2の電極の
形成を、突壁に対する導電材の斜め飛翔によってその頂
部に限定的に形成する方法によって互いに分離した第2
の電極を容易、かつ正確に形成するものである。
形成を、突壁に対する導電材の斜め飛翔によってその頂
部に限定的に形成する方法によって互いに分離した第2
の電極を容易、かつ正確に形成するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による平面型表示装置の一
実施形態の一例を図面を参照して説明する。図1は、そ
の平面型表示装置の要部の概略斜視図を示し、図2は、
その同様に要部の分解斜視図を示す。また、図3は、そ
の要部の背面から見た平面図を示す。しかしながら、本
発明はこの例に限られるものではない。
実施形態の一例を図面を参照して説明する。図1は、そ
の平面型表示装置の要部の概略斜視図を示し、図2は、
その同様に要部の分解斜視図を示す。また、図3は、そ
の要部の背面から見た平面図を示す。しかしながら、本
発明はこの例に限られるものではない。
【0011】この本発明による平面型表示装置は、それ
ぞれ例えばガラス基板より成る第1および第2の基板1
および2が相対向して成り、図示しないが、両基板1お
よび2の周囲がフリットシール等によって気密的に封止
される。この例においては、第1の基板1側から発光表
示を観察する場合であり、この場合、少なくとも第1の
基板1は、表示光を透過する例えば透明ガラス基板によ
って形成される。第1の基板1の内面には、透明導電
層、例えばITO(インジウム錫酸化物)による一方の
放電電極となる複数の第1の電極すなわち第1の放電電
極11が、その主たる延長方向を、基板1の板面に沿う
第1の方向例えば図においてX方向として例えばストラ
イプ状に相互に平行配列されて形成された第1の電極群
すなわち第1の放電電極群21が設けられる。
ぞれ例えばガラス基板より成る第1および第2の基板1
および2が相対向して成り、図示しないが、両基板1お
よび2の周囲がフリットシール等によって気密的に封止
される。この例においては、第1の基板1側から発光表
示を観察する場合であり、この場合、少なくとも第1の
基板1は、表示光を透過する例えば透明ガラス基板によ
って形成される。第1の基板1の内面には、透明導電
層、例えばITO(インジウム錫酸化物)による一方の
放電電極となる複数の第1の電極すなわち第1の放電電
極11が、その主たる延長方向を、基板1の板面に沿う
第1の方向例えば図においてX方向として例えばストラ
イプ状に相互に平行配列されて形成された第1の電極群
すなわち第1の放電電極群21が設けられる。
【0012】そして、これら第1の電極11が、透明導
電層によって形成される場合は、その導電性が比較的低
いことから、これら第1の電極11の導電性を補償する
ための導電性にすぐれた例えばAlによるいわゆるバス
電極11bが、第1の電極11の主たる延長方向に沿っ
て被着形成される。
電層によって形成される場合は、その導電性が比較的低
いことから、これら第1の電極11の導電性を補償する
ための導電性にすぐれた例えばAlによるいわゆるバス
電極11bが、第1の電極11の主たる延長方向に沿っ
て被着形成される。
【0013】また、第1の基板1には、第1の電極11
を横切って上述のXの方向と交叉例えば直交する第2の
方向Yに延長する突条部3yを所定の間隔を保持して平
行に形成すると同時に、これら突条部3yと交叉して、
上述のX方向に延びる交叉突条部3xが形成された井桁
状の突条3を形成する。その交叉突条部3xは、第1の
電極11間に、第1の電極11に一部跨がって、あるい
は跨ることなく形成される。
を横切って上述のXの方向と交叉例えば直交する第2の
方向Yに延長する突条部3yを所定の間隔を保持して平
行に形成すると同時に、これら突条部3yと交叉して、
上述のX方向に延びる交叉突条部3xが形成された井桁
状の突条3を形成する。その交叉突条部3xは、第1の
電極11間に、第1の電極11に一部跨がって、あるい
は跨ることなく形成される。
【0014】そして、第1の基板1の内面に全面的に誘
電体層4を、第1の電極11間の間隔の半分以下の厚さ
をもって被着し、更にその上に仕事関数が小さく、かつ
電極の保護を行う例えばMgOによる表面層5を形成す
る。
電体層4を、第1の電極11間の間隔の半分以下の厚さ
をもって被着し、更にその上に仕事関数が小さく、かつ
電極の保護を行う例えばMgOによる表面層5を形成す
る。
【0015】また、第2の基板2の内面には、第2の方
向すなわちY方向に沿って延長し、第1の基板1の突条
3の突条部3yに対応し、かつこれら間に例えば1本づ
つ配置される例えばストライプ状の突壁6を形成する。
すなわち、この突壁6は、突条部3yのピッチの1/2
のピッチで形成される。そして、これら突壁6のうち
の、特に突条部3y間に位置する突壁6cの頂部に、そ
の延長方向に沿ってストライプ状に第2の電極すなわち
第2の放電電極12を被着形成して第2の電極群すなわ
ち第2の放電電極群22を形成する。
向すなわちY方向に沿って延長し、第1の基板1の突条
3の突条部3yに対応し、かつこれら間に例えば1本づ
つ配置される例えばストライプ状の突壁6を形成する。
すなわち、この突壁6は、突条部3yのピッチの1/2
のピッチで形成される。そして、これら突壁6のうち
の、特に突条部3y間に位置する突壁6cの頂部に、そ
の延長方向に沿ってストライプ状に第2の電極すなわち
第2の放電電極12を被着形成して第2の電極群すなわ
ち第2の放電電極群22を形成する。
【0016】この構成において、突壁6および突条部3
yが、衝合もしくは接合されることによって、これらの
高さの選定によって、第1および第2の基板1および2
の間隔、したがって、第1および第2電極11および1
2の間隔が、50μm未満好ましくは20μm以下の所
定の間隔、すなわち陰極グロー放電を可能にする間隔に
設定する。
yが、衝合もしくは接合されることによって、これらの
高さの選定によって、第1および第2の基板1および2
の間隔、したがって、第1および第2電極11および1
2の間隔が、50μm未満好ましくは20μm以下の所
定の間隔、すなわち陰極グロー放電を可能にする間隔に
設定する。
【0017】そして、各第2の電極12が形成された突
壁6cの両側に互いに同色を発光する蛍光体層が配置形
成される。例えば、カラー平面型表示装置を形成する場
合においては、例えば1本の突壁6cの両側の突壁6と
の間の溝部に赤の発光がなされる蛍光体Rを配置され、
その例えば左右にそれぞれ隣り合う他の突壁6cとその
両側の突壁6との間の各溝部に青の発光がなされる蛍光
体Bと緑の発光がなされる蛍光体Gとがそれぞれ配置形
成される。
壁6cの両側に互いに同色を発光する蛍光体層が配置形
成される。例えば、カラー平面型表示装置を形成する場
合においては、例えば1本の突壁6cの両側の突壁6と
の間の溝部に赤の発光がなされる蛍光体Rを配置され、
その例えば左右にそれぞれ隣り合う他の突壁6cとその
両側の突壁6との間の各溝部に青の発光がなされる蛍光
体Bと緑の発光がなされる蛍光体Gとがそれぞれ配置形
成される。
【0018】このようにして、第1および第2の基板1
および2の、突条部3および突壁6との共働によって放
電を閉じ込めて他と分離された放電領域を形成し、これ
ら領域において、それぞれ各色の発光がなされる画素領
域を形成する。
および2の、突条部3および突壁6との共働によって放
電を閉じ込めて他と分離された放電領域を形成し、これ
ら領域において、それぞれ各色の発光がなされる画素領
域を形成する。
【0019】そして、第1および第2の基板1および2
によって形成された気密空間内を排気し、所要のガス、
例えばHe,Ne,Ar,Xe,Krのうちの1種以上
のガス例えばNeとXeとの混合ガスのいわゆるペニン
グガスを例えば0.05〜5.0気圧に封入する。この
場合、各放電領域内の排気と、ガス封入を円滑に行うこ
とができるように、放電が他部に及ばない程度の気体流
通部を形成することができる。
によって形成された気密空間内を排気し、所要のガス、
例えばHe,Ne,Ar,Xe,Krのうちの1種以上
のガス例えばNeとXeとの混合ガスのいわゆるペニン
グガスを例えば0.05〜5.0気圧に封入する。この
場合、各放電領域内の排気と、ガス封入を円滑に行うこ
とができるように、放電が他部に及ばない程度の気体流
通部を形成することができる。
【0020】上述した本発明による平面型表示装置によ
れば、第1および第2の電極11および12間の間隔
を、50μm未満、例えば20μm以下という狭小な間
隔とすることにより、両者間の放電を主として陰極グロ
ー放電を生じさせる構成とする。このようにして、負グ
ロー放電による場合に比して、駆動電圧および駆動電
流、したがって、駆動電力の低減化を図ることができ、
特に大画面表示において問題となる消費電力の低減化を
図る。つまり、本発明における陰極グロー放電とは、言
うまでもなく、その目的から主として陰極グロー放電に
よるものではあるものの、何らかの原因で、付随的に他
の放電モードが幾分混在する場合をも含んで指称するも
のである。
れば、第1および第2の電極11および12間の間隔
を、50μm未満、例えば20μm以下という狭小な間
隔とすることにより、両者間の放電を主として陰極グロ
ー放電を生じさせる構成とする。このようにして、負グ
ロー放電による場合に比して、駆動電圧および駆動電
流、したがって、駆動電力の低減化を図ることができ、
特に大画面表示において問題となる消費電力の低減化を
図る。つまり、本発明における陰極グロー放電とは、言
うまでもなく、その目的から主として陰極グロー放電に
よるものではあるものの、何らかの原因で、付随的に他
の放電モードが幾分混在する場合をも含んで指称するも
のである。
【0021】次に、本発明による平面型表示装置の製造
方法の一実施形態を説明する。この実施形態において
は、図1〜図3で説明した装置を得る場合で、その一例
を説明する。しかしながら、本発明による製造方法はこ
の例に限られるものではない。まず、第1の基板1側の
製造方法の一例について説明する。この場合、例えば透
明のガラス基板1が用意され、この基板1の内面に、上
述の第1の電極群21が形成される。この場合、基板1
の内面に全面的に、透明導電層、例えばITOを、例え
ば約300nmの厚さに成膜し、フォトリソグラフィに
よるパターンエッチングを行って、複数のストライプ状
の第1の電極12を形成する。すなわち、例えば全面的
に形成されたITO上にフォトレジスト層を塗布、焼き
付けして、所要のパターンの露光および現像を行って目
的とする平行配列されたエッチングマスクを形成する。
そして、このエッチングマスクを用いて例えば塩酸およ
び塩化第2鉄の混合液によるエッチング液によって透明
導電層のパターンエッチングを行い、第1の電極11を
形成する。
方法の一実施形態を説明する。この実施形態において
は、図1〜図3で説明した装置を得る場合で、その一例
を説明する。しかしながら、本発明による製造方法はこ
の例に限られるものではない。まず、第1の基板1側の
製造方法の一例について説明する。この場合、例えば透
明のガラス基板1が用意され、この基板1の内面に、上
述の第1の電極群21が形成される。この場合、基板1
の内面に全面的に、透明導電層、例えばITOを、例え
ば約300nmの厚さに成膜し、フォトリソグラフィに
よるパターンエッチングを行って、複数のストライプ状
の第1の電極12を形成する。すなわち、例えば全面的
に形成されたITO上にフォトレジスト層を塗布、焼き
付けして、所要のパターンの露光および現像を行って目
的とする平行配列されたエッチングマスクを形成する。
そして、このエッチングマスクを用いて例えば塩酸およ
び塩化第2鉄の混合液によるエッチング液によって透明
導電層のパターンエッチングを行い、第1の電極11を
形成する。
【0022】次に、上述のバス電極11bの形成を行
う。このバス電極11bの形成は、先ず、第1の基板1
の内面に、第1の電極11を覆って全面的に、良導電性
の例えばAlを約1μmの厚さに蒸着し、前述したと同
様のフォトリソグラフィによるパターンエッチングを、
例えばエッチング液としてりん酸を用いて行って各第1
の電極3および4上に、その一部の幅にバス電極11b
を形成する。
う。このバス電極11bの形成は、先ず、第1の基板1
の内面に、第1の電極11を覆って全面的に、良導電性
の例えばAlを約1μmの厚さに蒸着し、前述したと同
様のフォトリソグラフィによるパターンエッチングを、
例えばエッチング液としてりん酸を用いて行って各第1
の電極3および4上に、その一部の幅にバス電極11b
を形成する。
【0023】そして、例えば印刷法によって、前述した
突条部3yと交叉突条部3xによる井桁状の突条3を、
例えば高さ20μm、幅30μm〜40μmに形成す
る。その後、全面的に例えばSiO2 による誘電体層4
をCVD(Chemical VaporDeposition) 法等によって形
成し、その上にMgOを、厚さ約0.5μm〜1.0μ
mに例えば蒸着して表面層5を形成する。
突条部3yと交叉突条部3xによる井桁状の突条3を、
例えば高さ20μm、幅30μm〜40μmに形成す
る。その後、全面的に例えばSiO2 による誘電体層4
をCVD(Chemical VaporDeposition) 法等によって形
成し、その上にMgOを、厚さ約0.5μm〜1.0μ
mに例えば蒸着して表面層5を形成する。
【0024】一方、第2の電極を有する第2の基板2側
の製造方法は、先ず、上述の突壁6を印刷法によって形
成する場合について説明する。この場合、ガラスペース
トを複数回、重ね印刷する。この場合の1回の印刷の厚
さは約10μmであり、この印刷を繰り返すことによっ
て、高さ(厚さ)50μmから80μmのストライプ状
印刷を行う。その後、例えば500℃〜600℃のベー
キングを行う。このようにすると、30μm〜60μm
の高さの、突壁6を形成することができる。
の製造方法は、先ず、上述の突壁6を印刷法によって形
成する場合について説明する。この場合、ガラスペース
トを複数回、重ね印刷する。この場合の1回の印刷の厚
さは約10μmであり、この印刷を繰り返すことによっ
て、高さ(厚さ)50μmから80μmのストライプ状
印刷を行う。その後、例えば500℃〜600℃のベー
キングを行う。このようにすると、30μm〜60μm
の高さの、突壁6を形成することができる。
【0025】その後、突壁6の少なくとも1つ置きの突
壁6cの頂部への導電層の形成を行う。この導電層の形
成は、図4Aに示すように、図4Aにおいて紙面と直交
する方向のY方向に沿って形成された突壁6に対し、紙
面に沿う方向のX方向の斜め上方から、導電材例えばA
lを、その飛翔方向に方向性を有する例えば蒸着法によ
る、すなわちいわゆる斜め蒸着によって被着する。この
ようにすると、隣りに存在する突壁6の陰になって突壁
6の基部には、導電材13が被着されない部分が形成さ
れ、各突壁6に関して導電材13が分断して形成され
る。したがって、その1つ置きの突壁6cに関しても、
その両側の突壁6の導電材13と分断された導電材13
の被着がなされ、各突壁6cに、他と分離された導電材
13による第2の電極12を構成することができる。
壁6cの頂部への導電層の形成を行う。この導電層の形
成は、図4Aに示すように、図4Aにおいて紙面と直交
する方向のY方向に沿って形成された突壁6に対し、紙
面に沿う方向のX方向の斜め上方から、導電材例えばA
lを、その飛翔方向に方向性を有する例えば蒸着法によ
る、すなわちいわゆる斜め蒸着によって被着する。この
ようにすると、隣りに存在する突壁6の陰になって突壁
6の基部には、導電材13が被着されない部分が形成さ
れ、各突壁6に関して導電材13が分断して形成され
る。したがって、その1つ置きの突壁6cに関しても、
その両側の突壁6の導電材13と分断された導電材13
の被着がなされ、各突壁6cに、他と分離された導電材
13による第2の電極12を構成することができる。
【0026】更に、必要に応じて、図4Bに示すよう
に、同様の蒸着を、図4Aとは反対側斜め上方から斜め
蒸着を行って導電材13をより厚く形成することができ
る。
に、同様の蒸着を、図4Aとは反対側斜め上方から斜め
蒸着を行って導電材13をより厚く形成することができ
る。
【0027】また、その後、必要に応じて、例えば図1
および図2に示す例におけるように、突壁6c以外の突
壁6上の導電材13をフォトリソグラフィによるパター
ンエッチングによって除去することもできるが、全突壁
6について導電材13を残存させて置くこともできる。
および図2に示す例におけるように、突壁6c以外の突
壁6上の導電材13をフォトリソグラフィによるパター
ンエッチングによって除去することもできるが、全突壁
6について導電材13を残存させて置くこともできる。
【0028】その後、各突壁6cを挟んで隣り合う突壁
6との間の溝内に、それぞれ順次各色の蛍光体を有する
感光性の蛍光体スラリーの塗布、焼き付けを繰返し行っ
て図1に示すように、各色の蛍光体が各突壁6cを挟ん
でその両側に赤、緑および青の各蛍光体R、GおよびB
を、被着形成して、蛍光面の形成を行う。
6との間の溝内に、それぞれ順次各色の蛍光体を有する
感光性の蛍光体スラリーの塗布、焼き付けを繰返し行っ
て図1に示すように、各色の蛍光体が各突壁6cを挟ん
でその両側に赤、緑および青の各蛍光体R、GおよびB
を、被着形成して、蛍光面の形成を行う。
【0029】更に、全面的にMgO等の表面層14(図
2においては図示せず)の形成を行う。このようにし
て、第2の基板2側の作製がなされる。
2においては図示せず)の形成を行う。このようにし
て、第2の基板2側の作製がなされる。
【0030】その後、両第1および第2の基板1および
2を、前述した位置関係に対向し、フリットシールし
て、排気およびガス封入を行って、目的とする平面型表
示装置を形成する。尚、この場合、各バス電極11bの
端部および第2の電極12の端部は、それぞれ気密空間
外に延在した各基板1および2の端部に導出して、それ
ぞれ各第1の電極11および第2の電極12への給電端
子とする。
2を、前述した位置関係に対向し、フリットシールし
て、排気およびガス封入を行って、目的とする平面型表
示装置を形成する。尚、この場合、各バス電極11bの
端部および第2の電極12の端部は、それぞれ気密空間
外に延在した各基板1および2の端部に導出して、それ
ぞれ各第1の電極11および第2の電極12への給電端
子とする。
【0031】上述した本発明方法では、突壁6cの頂部
への第2の電極12の被着を、斜め蒸着によって行った
場合で、この場合、各第2の電極12の相互の分離を容
易に行うことができるが、この本発明装置の第2の電極
12の形成方法は、上述の本発明方法の、斜め飛翔によ
る蒸着方法に限られるものではなく、例えば全面的に被
着し、フォトリソグラフィによるパターンエッチングに
よって溝底部の除去する方法を採るなどの方法によるこ
とができる。
への第2の電極12の被着を、斜め蒸着によって行った
場合で、この場合、各第2の電極12の相互の分離を容
易に行うことができるが、この本発明装置の第2の電極
12の形成方法は、上述の本発明方法の、斜め飛翔によ
る蒸着方法に限られるものではなく、例えば全面的に被
着し、フォトリソグラフィによるパターンエッチングに
よって溝底部の除去する方法を採るなどの方法によるこ
とができる。
【0032】また、上述した方法では、突壁6の形成
を、ガラスペーストの繰り返しパターン印刷の重ね印刷
によって印形成した場合であるが、例えば全面的に、例
えば50μm〜80μmに印刷して、乾燥させ、全面的
に感光剤フィルムを積層し、これを、平行ストライプ状
に露光焼き付けを行い、現像し、その後、これをマスク
としてサンドブラストすることによって不要部分のガラ
ス層を除去し、その後、感光材フィルムを除去し、50
0℃〜600℃のベーキングを行うことによって所要の
高さの突壁6の形成を行うことができる。
を、ガラスペーストの繰り返しパターン印刷の重ね印刷
によって印形成した場合であるが、例えば全面的に、例
えば50μm〜80μmに印刷して、乾燥させ、全面的
に感光剤フィルムを積層し、これを、平行ストライプ状
に露光焼き付けを行い、現像し、その後、これをマスク
としてサンドブラストすることによって不要部分のガラ
ス層を除去し、その後、感光材フィルムを除去し、50
0℃〜600℃のベーキングを行うことによって所要の
高さの突壁6の形成を行うことができる。
【0033】尚、上述したように、目的とする平面型表
示装置を製造する工程において、高温の熱処理がなされ
ることによって、第1および第2の基板1および2の収
縮がなされることによって、例えば図5AおよびBに示
すように、突壁6と突条部3yとの位置ずれが発生する
場合があるが、この場合においても、交叉突条部6xが
形成されていることによって、突壁6とこの交叉突条部
3xとが常に衝合することができることによって、両基
板1および2の間隔、したがって、第2の電極12と第
1の電極11との間隔を所定の間隔、すなわち50μm
未満好ましくは20μm以下の所定の間隔に設定するこ
とができる。
示装置を製造する工程において、高温の熱処理がなされ
ることによって、第1および第2の基板1および2の収
縮がなされることによって、例えば図5AおよびBに示
すように、突壁6と突条部3yとの位置ずれが発生する
場合があるが、この場合においても、交叉突条部6xが
形成されていることによって、突壁6とこの交叉突条部
3xとが常に衝合することができることによって、両基
板1および2の間隔、したがって、第2の電極12と第
1の電極11との間隔を所定の間隔、すなわち50μm
未満好ましくは20μm以下の所定の間隔に設定するこ
とができる。
【0034】尚、本発明は上述した例に限られるもので
はなく、例えば第1および第2の基板は、平面型表示装
置を構成する気密偏平容器を構成する全面および背面パ
ネル自体によって構成することもできるし、気密偏平容
器内に配置される相対向する基板によって構成すること
もできるなど種々の変形変更を行うことができるもので
ある。
はなく、例えば第1および第2の基板は、平面型表示装
置を構成する気密偏平容器を構成する全面および背面パ
ネル自体によって構成することもできるし、気密偏平容
器内に配置される相対向する基板によって構成すること
もできるなど種々の変形変更を行うことができるもので
ある。
【0035】
【発明の効果】上述したように本発明による平面型表示
装置によれば、陰極グロー放電が発生する構成としたと
したことにより、駆動電力を、負グロー放電による場合
に比して低減化することができるようにするものであ
り、特に大画面表示における節電効果を高めることがで
きるものである。
装置によれば、陰極グロー放電が発生する構成としたと
したことにより、駆動電力を、負グロー放電による場合
に比して低減化することができるようにするものであ
り、特に大画面表示における節電効果を高めることがで
きるものである。
【0036】また、実際に平面型表示装置を構成する工
程で、上述したように高温の熱処理を伴い、この場合第
1および第2基板1および2を、比較的廉価な鉛ガラス
等によって構成する場合、熱収縮がかなり大きく形成さ
れる。ところが、上述したように、突条6を井桁状とす
るときは、両基板1および2にずれが生じても、両基板
1および2の間隔、したがって、第2の電極と第1の電
極との間隔を所定の間隔に保持することができることに
よって、陰極グロー放電による場合に問題となる狭隘な
電極間距離の設定を確実に行うことができることによ
り、信頼性の高い平面型表示装置を確実に構成すること
ができる。
程で、上述したように高温の熱処理を伴い、この場合第
1および第2基板1および2を、比較的廉価な鉛ガラス
等によって構成する場合、熱収縮がかなり大きく形成さ
れる。ところが、上述したように、突条6を井桁状とす
るときは、両基板1および2にずれが生じても、両基板
1および2の間隔、したがって、第2の電極と第1の電
極との間隔を所定の間隔に保持することができることに
よって、陰極グロー放電による場合に問題となる狭隘な
電極間距離の設定を確実に行うことができることによ
り、信頼性の高い平面型表示装置を確実に構成すること
ができる。
【0037】また、本発明製造方法による、第2の基板
に突壁6を形成し、その頂部に導電材の斜め飛翔により
第2の電極を形成する方法によるときは、突壁6の頂部
に限定的に導電材の形成を行うことができることから、
各突壁間の導電材の分離を行う工程が省略され、製造の
簡易化が図られる。
に突壁6を形成し、その頂部に導電材の斜め飛翔により
第2の電極を形成する方法によるときは、突壁6の頂部
に限定的に導電材の形成を行うことができることから、
各突壁間の導電材の分離を行う工程が省略され、製造の
簡易化が図られる。
【図1】本発明による平面型表示装置の一例の要部の概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図2】本発明による平面型表示装置の一例の要部の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】本発明による平面型表示装置の一例の要部の背
面図である。
面図である。
【図4】AおよびBは、本発明による平面型表示装置の
製造方法の一例の第2の電極の製造工程の要部の断面図
である。
製造方法の一例の第2の電極の製造工程の要部の断面図
である。
【図5】AおよびBは、本発明による平面型表示装置の
特徴の説明に供する要部の断面図である。
特徴の説明に供する要部の断面図である。
1・・・第1の基板、2・・・第2の基板、11・・・
第1の電極、11b・・・バス電極、21・・・第1の
電極群、3・・・突条,3y・・・突条部、3x・・・
交叉突条部、4・・・誘電体層、5・・・表面層、6
(6c)・・・突壁、12・・・第2の電極、22・・
・第2の電極群、13・・・導電材、14・・・表面層
第1の電極、11b・・・バス電極、21・・・第1の
電極群、3・・・突条,3y・・・突条部、3x・・・
交叉突条部、4・・・誘電体層、5・・・表面層、6
(6c)・・・突壁、12・・・第2の電極、22・・
・第2の電極群、13・・・導電材、14・・・表面層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月5日(2000.4.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】そして、各第2の電極12が形成された突
壁6cの両側に互いに同色を発光する蛍光体層が配置形
成される。例えば、カラー平面型表示装置を形成する場
合においては、例えば1本の突壁6cの両側の突壁6と
の間の溝部に、赤の発光がなされる蛍光体Rが配置さ
れ、その例えば左右にそれぞれ隣り合う他の突壁6cと
その両側の突壁6との間の各溝部に、青の発光がなされ
る蛍光体Bと緑の発光がなされる蛍光体Gとがそれぞれ
配置形成される。
壁6cの両側に互いに同色を発光する蛍光体層が配置形
成される。例えば、カラー平面型表示装置を形成する場
合においては、例えば1本の突壁6cの両側の突壁6と
の間の溝部に、赤の発光がなされる蛍光体Rが配置さ
れ、その例えば左右にそれぞれ隣り合う他の突壁6cと
その両側の突壁6との間の各溝部に、青の発光がなされ
る蛍光体Bと緑の発光がなされる蛍光体Gとがそれぞれ
配置形成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (9)
- 【請求項1】 第1と第2の基板が相対向して配置さ
れ、 第1の基板に、一方の放電電極となる複数の第1の電極
が配列されて成る第1の電極群が形成され、 第2の基板に、他方の放電電極となる複数の第2の電極
が配列されて成る第2の電極群が形成され、 陰極グロー放電によるプラズマ放電表示がなされること
を特徴とする平面型表示装置。 - 【請求項2】 上記第1の電極は、その主たる延長方向
が、上記第1の基板の基板面に沿う第1の方向とされて
配列され、 上記第2の基板に、該基板面に沿い、上記第1の方向と
交叉する第2の方向に延びる複数の突壁が平行配列さ
れ、 上記突壁の少なくとも1つ置きの突壁の頂部に上記第2
の電極が形成されて成ることを特徴とする請求項1に記
載の平面型表示装置。 - 【請求項3】 上記突壁の頂部に形成された第2の電極
と、該第2の電極と対向する上記第1の電極との間隔
が、50μm未満に選定されて成ることを特徴とする請
求項1に記載の平面型表示装置。 - 【請求項4】 上記突壁の頂部に形成された第2の電極
と、該第2の電極と対向する上記第1の電極との間隔
が、20μm以下に選定されて成ることを特徴とする請
求項1に記載の平面型表示装置。 - 【請求項5】 上記第1の基板に、上記第2の方向に沿
って延びる突条部と、上記第1の方向に沿って延び、上
記第1の基板の上記突壁と交叉する交叉突条部とによる
井桁状突条が形成されて成ることを特徴とする請求項2
に記載の平面型表示装置。 - 【請求項6】 上記第2の基板にカラー蛍光体が形成さ
れてカラー表示がなされる請求項1に記載の平面型表示
装置。 - 【請求項7】 上記第2の基板の上記第2の電極を挟ん
でその両側に、上記カラー蛍光体の同色蛍光体が塗布さ
れて成ることを特徴とする請求項6に記載の平面型表示
装置。 - 【請求項8】 第1の基板に、主たる延長方向が、該第
1の基板面に沿う第1の方向とされた複数の第1の電極
を配列形成する第1の電極群の形成工程と、 上記第1の電極を横切る方向に延びて所要の間隔を保持
して平行配列する突条部と、該突条部と交叉し上記第1
の電極間上に沿って延びる交叉突条部よりなる井桁状突
条を形成する工程と、 上記第2の基板に、該第2の基板面に沿い上記第2の方
向に延びる複数の突壁を平行配列して形成する突壁群の
形成工程と、 上記第2の基板の上記突壁に上記第2の方向と交叉する
方向の斜め上方から導電材を飛翔させる工程を経て、上
記突壁の頂部とその近傍の側壁に選択的に上記導電材を
被着し、所要の突壁の頂部に形成された導電材によって
第2の電極を形成する工程と、 上記各突壁間に、蛍光体層を塗布する工程と、 上記第1および第2の基板を、上記第1および第2の方
向が互いに交叉する方向となるように対向させ、少なく
とも上記突壁と上記交叉突条部とが共働して上記第2の
電極と、第1の電極との間隔を所定の間隔に設定するよ
うにしたことを特徴とする平面型表示装置の製造方法。 - 【請求項9】 上記導電材の被着工程の後に、上記第2
の電極の構成部以外の導電材を除去する工程を有するこ
とを特徴とする請求項8に記載の平面型表示装置の製造
方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11229339A JP2000357460A (ja) | 1999-04-14 | 1999-08-13 | 平面型表示装置とその製造方法 |
US09/539,381 US6603261B1 (en) | 1999-04-14 | 2000-03-31 | Flat display device and fabricating method of the same |
KR1020000018939A KR100727475B1 (ko) | 1999-04-14 | 2000-04-11 | 평면형 표시 장치와 그 제조 방법 |
EP00401047A EP1045421B1 (en) | 1999-04-14 | 2000-04-14 | Flat display device and fabricating method of the same |
DE60018500T DE60018500T2 (de) | 1999-04-14 | 2000-04-14 | Flache Anzeigevorrichtung und Verfahren zu ihrer Herstellung |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-107087 | 1999-04-14 | ||
JP10708799 | 1999-04-14 | ||
JP11229339A JP2000357460A (ja) | 1999-04-14 | 1999-08-13 | 平面型表示装置とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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KR (1) | KR100727475B1 (ja) |
DE (1) | DE60018500T2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2000357462A (ja) * | 1998-10-23 | 2000-12-26 | Sony Corp | 平面型プラズマ放電表示装置と駆動方法 |
JP2001035389A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-09 | Sony Corp | 平面型表示装置とその製造方法 |
JP2002203486A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Sony Corp | 交流駆動型プラズマ表示装置及びその製造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3986074A (en) | 1972-02-28 | 1976-10-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Luminous radiation panel apparatus |
US4414490A (en) | 1982-03-08 | 1983-11-08 | Burroughs Corporation | Display panel |
FR2692718A1 (fr) | 1992-06-19 | 1993-12-24 | Thomson Tubes Electroniques | Panneau à plasma à écran peu diffusant. |
KR0170447B1 (ko) * | 1994-10-12 | 1999-02-01 | 엄길용 | 플라즈마 표시소자 |
JPH1049072A (ja) * | 1996-08-06 | 1998-02-20 | Hitachi Ltd | ガス放電型表示装置とその製造方法 |
KR19980031871A (ko) * | 1996-10-31 | 1998-07-25 | 손욱 | 플라즈마 표시소자 |
-
1999
- 1999-08-13 JP JP11229339A patent/JP2000357460A/ja active Pending
-
2000
- 2000-03-31 US US09/539,381 patent/US6603261B1/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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EP1045421A1 (en) | 2000-10-18 |
KR20010014719A (ko) | 2001-02-26 |
KR100727475B1 (ko) | 2007-06-13 |
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