JP2000355954A - 自走式土質改良機 - Google Patents

自走式土質改良機

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JP2000355954A
JP2000355954A JP11168058A JP16805899A JP2000355954A JP 2000355954 A JP2000355954 A JP 2000355954A JP 11168058 A JP11168058 A JP 11168058A JP 16805899 A JP16805899 A JP 16805899A JP 2000355954 A JP2000355954 A JP 2000355954A
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liquid
mixer
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Yasuhiro Yoshida
泰弘 吉田
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Komatsu Ltd
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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
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    • E02F7/02Conveying equipment mounted on a dredger
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D3/00Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil
    • E02D3/12Consolidating by placing solidifying or pore-filling substances in the soil
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F5/00Dredgers or soil-shifting machines for special purposes
    • E02F5/22Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for making embankments; for back-filling
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    • E02F5/226Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for making embankments; for back-filling for back-filling with means for processing the soil, e.g. screening belts, separators; Padding machines

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CSG工法に用いる好適な自走式土質改良機
とする。 【解決手段】 走行体2を備えた車体1に、混合機3、
原料土ホッパ8、原料土搬送装置7、固体土質改良剤供
給装置9、改良土搬送装置10を取付ける。前記車体1
に、液体供給手段11と液体タンク12と液体噴出手段
13から成る液体土質改良剤供給装置を取付け、その液
体噴出手段13を混合機3の投入口側近くに取付けて原
料土搬送装置7で搬送される原料土の上に固体土質改良
剤と液体土質改良剤を供給するようにする。これによっ
て、原料土にセメントと水を供給して含水比を調整し、
原料土とセメントを混合すると共にセメントの水和反応
が進んで強固な改良土とすることができる。したがっ
て、CSG工法に用いる好適な自走式土質改良機であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掘削土や汚染土と
土質改良剤を混合して土質改良する自走式土質改良機に
関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−195265号公報に示す自
走式土質改良機が提案されている。この自走式土質改良
機は、下部走行体を備えた車体に、土質を改良する土を
投入する原料土ホッパと、その原料土ホッパ内の土を搬
送する搬送用ベルトコンベヤと、この搬送用ベルトコン
ベヤで搬送される土の上に土質改良剤を供給する土質改
良剤供給装置と、土と土質改良剤を混合して土質を改良
する混合機と、土質改良した改良土を車体外部に排出す
る排出用ベルトコンベヤ等をそれぞれ取付けたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の自走式土質改良
機の土質改良剤供給装置は、土質改良剤を投入するホッ
パと、そのホッパの出口に設けた供給機構を備え、ホッ
パに固体の土質改良剤を投入し、供給機構を回転駆動す
ることで土質改良剤を落下供給するものである。土質改
良剤としてはセメント、セメント系固化剤、生石灰、消
石灰、石灰系固化剤、発泡ビーズ等が用いられる。
【0004】このために、CSG工法に用いる自走式土
質改良機としては好適でない。すなわち、CSG工法は
工事現地の土にセメントを添加し混合した材料を敷き均
し、締め固めてダム等を造成する工法であり、工事現地
の土の含水比が小さい場合には水を注入して含水比を調
整するので、前述した従来の自走式土質改良機では含水
比を調整できないので好適でない。CSG工法を例に説
明したが土質改良材として固体に液体を使用しての土質
改良する自走式土質改良機として好適でない。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした自走式土質改良機を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】第1の発明は、
走行体2を備えた車体1と、この車体1に取付けられ土
質改良する原料土が投入される原料土ホッパ8と、前記
車体1に取付けられ前記原料土ホッパ8内の原料土を搬
送する原料土搬送装置7と、前記車体1に取付けられ前
記搬送される原料土に固体土質改良剤を供給する固体土
質改良剤供給装置9と、前記車体1に取付けられ前記原
料土搬送装置7で搬送された原料土を混合する混合機3
と、前記車体1に取付けられ前記走行体2、原料土搬送
装置7、混合機3を駆動する駆動装置4と、液体供給手
段11で液体タンク12の液体土質改良剤を液体噴出手
段13より噴出する液体土質改良剤供給装置を備え、前
記液体噴出手段13は、前記原料土ホッパ8から混合機
3の排出部分までの間の少なくとも1つの位置に取付け
てあることを特徴とする自走式土質改良機である。
【0007】第1の発明によれば、固体土質改良剤供給
装置9及び液体タンク12内の液体土質改良剤を液体供
給手段11で供給して液体噴出手段13から噴出する液
体土質改良剤供給装置を備えているので、原料土に固体
土質改良剤と液体土質改良剤を供給して土質改良でき
る。
【0008】したがって、原料土にセメントと水を供給
して原料土の含水比を調整しながら原料土とセメントを
混合することができるから、CSG工法に用いる自走式
土質改良機として好適である。
【0009】また、液体供給手段11で単位時間に供給
する液量をポンプ回転、吐出量等で正確にコントロール
できるので、原料土の含水比に対応して供給する水量を
正確に制御でき、所定の含水比とすることが容易であ
る。
【0010】液体土質改良剤供給装置は液体タンク12
内の液体土質改良剤を液体供給手段11で供給して液体
噴出手段13から噴出する形状であるので、その液体タ
ンク12と液体供給手段11を液体噴出手段13に対し
て土質改良剤が液体であるので任意の場所又は離れた場
所に任意の形状で取付けることができる。
【0011】したがって、液体タンク12を低い位置に
取付けると共に、液体の流動性を利用し空間に合った任
意の形状に出来るため容量を大きくすることが可能で、
その液体タンク12内に液体土質改良剤を補給する作業
が容易であるし、その補給する時間間隔が長く補給回数
が少ない。これらが相俟って液体土質改良剤の補給作業
が容易で、短時間にでき作業効率が向上する。
【0012】また、取付けが任意に出来るのでスペース
の有効活用ができ、形状も任意にできるので、液体タン
ク12の数を増加することで複数種類の液体土質改良剤
を供給でき、原料土に合った液体土質改良剤を単独・複
合して供給することができ改良効果が向上する。しかも
自走式土質改良機をコンパクトにできる。
【0013】第2の発明は、第1の発明において前記液
体噴出手段13は、原料土ホッパ8、原料土搬送装置7
の混合機3投入口近く、混合機3内部、混合機3の排出
部分における少なくとも1ケ所に取付けてある自走式土
質改良機である。
【0014】第2の発明によれば、原料土ホッパ8内の
原料土、搬送される原料土、混合機3内部、混合機3か
ら排出される土における少なくともいずれか1つに液体
土質改良剤を供給できる。例えば、原料土ホッパ8内の
原料土に液体土質改良剤を供給すれば、その液体土質改
良剤は原料土搬送中にも原料土に浸透し浸透性が良いの
で、混合機3での混合性が向上する。原料土搬送装置7
の混合機3投入口近くで搬送される原料土に液体土質改
良剤を供給すれば、その液体土質改良剤の洩れ防止処理
部分が少なくてすみ、液体土質改良剤であるので原料土
にすみやかに浸透し浸透性が良いので、混合機3で十分
に混合できる。しかも、搬送される原料土の量に対応し
て供給する液体土質改良剤の量をポンプ制御で正確にコ
ントロールできるので混合比率が適格で制御も簡単にな
る。混合機3内部に液体土質改良剤を供給すれば、混合
機3内部が液体土質改良剤雰囲気となり、十分に混合で
きると共に、液体土質改良剤が外部に漏れることもな
い。
【0015】第3の発明は、第1の発明において混合機
3より、排出された土を混合する後混合機42を取付け
た自走式土質改良機である。
【0016】第3の発明によれば、混合機3から排出さ
れた土を後混合機42で更に混合されるので、混合性が
向上し、反応も早くなる。
【0017】第4の発明は、第1の発明において混合機
3の排出部分に液体噴出手段13を取付け、この液体噴
出手段13よりも下方位置に、噴出した液体土質改良剤
と排出された土を混合する後混合機42を取付けた自走
式土質改良機である。
【0018】第4の発明によれば、混合機3から排出さ
れる土と液体土質改良剤を後混合機42で混合してさら
に混合性が良くなる。また土質改良反応も早くなる。
【0019】第5の発明は、走行体2を備えた車体1
と、この車体1に取付けられ土質改良する原料土が投入
される原料土ホッパ8と、前記車体1に取付けられ前記
原料土ホッパ8内の原料土を搬送する原料土搬送装置7
と、前記車体1に取付けられ前記搬送される原料土に固
体土質改良剤を供給する固体土質改良剤供給装置9と、
前記車体1に取付けられ前記原料土搬送装置7で搬送さ
れた原料土を混合する混合機3と、前記車体1に取付け
られ前記混合機3で混合した土を排出する改良土搬送装
置10と、前記車体1に取付けられ前記走行体2、原料
土搬送装置7、混合機3、改良土搬送装置10を駆動す
る駆動装置4と、液体供給手段11で液体タンク12の
液体土質改良剤を液体噴出手段13より噴出する液体土
質改良剤供給装置を備え、前記液体噴出手段13は、前
記原料土ホッパ8から改良土搬送装置10の排出部分ま
での間の少なくとも1つの位置に取付けてあることを特
徴とする自走式土質改良機である。
【0020】第5の発明によれば、固体土質改良剤供給
装置9及び液体タンク12内の液体土質改良剤を液体供
給手段11で供給して液体噴出手段13から噴出する液
体土質改良剤供給装置を備えているので、原料土に固体
土質改良剤と液体土質改良剤を供給して土質改良でき
る。
【0021】したがって、原料土にセメントと水を供給
して原料土の含水比を調整しながら原料土とセメントを
混合することができるから、CSG工法に用いる自走式
土質改良機として好適である。
【0022】また、液体供給手段11で単位時間に供給
する液量をポンプ回転、吐出量等で正確にコントロール
できるので、原料土の含水比に対応して供給する水量を
正確に制御でき、所定の含水比とすることが容易であ
る。
【0023】液体土質改良剤供給装置は液体タンク12
内の液体土質改良剤を液体供給手段11で供給して液体
噴出手段13から噴出する形状であるので、その液体タ
ンク12と液体供給手段11を液体噴出手段13に対し
て土質改良剤が液体であるので任意の場所又は離れた場
所に任意の形状で取付けることができる。
【0024】したがって、液体タンク12を低い位置に
取付けると共に、液体の流動性を利用し空間に合った任
意の形状にできるため容量を大きくすることが可能で、
その液体タンク12内に液体土質改良剤を補給する作業
が容易であるし、その補給する時間間隔が長く補給回数
が少ない。これらが相俟って液体土質改良剤の補給作業
が容易で、短時間にでき作業効率が向上する。
【0025】また、取付けが任意に出来るのでスペース
の有効活用ができ、形状も任意にできるので、液体タン
ク12の数を増加することで複数種類の液体土質改良剤
を供給でき、原料土に合った液体土質改良剤を単独・複
合して供給することができ改良効果が向上する。しかも
自走式土質改良機をコンパクトにできる。
【0026】また、土質改良した改良土を改良土搬送装
置10で車体外部に搬送できるし、その改良土搬送装置
10が車体1とともに走行移動するので機動性に優れた
自走式土質改良機である。
【0027】第6の発明は、第5の発明において前記液
体噴出手段13は、原料土ホッパ8、原料土搬送装置7
の混合機3投入口近く、混合機3内部、改良土搬送装置
10の排出部分における少なくとも1ケ所に取付けてあ
る自走式土質改良機である。
【0028】第6の発明によれば、原料土ホッパ8内の
原料土、搬送される原料土、混合機3内部、改良土搬送
装置10から排出される土における少なくともいずれか
1つに液体土質改良剤を供給できる。
【0029】第7の発明は、第5の発明において改良土
搬送装置10より、排出された土を混合する後混合機4
2を取付けた自走式土質改良機である。
【0030】第7の発明によれば、改良土搬送装置10
から排出される土を後混合機42で更に混合されるの
で、混合性が向上し、反応も早くなる。
【0031】第8の発明は、第5の発明において改良土
搬送装置10の排出部分に液体噴出手段13を取付け、
この液体噴出手段13よりも下方位置に、噴出した液体
土質改良剤と排出された土を混合する後混合機42を取
付けた自走式土質改良機である。
【0032】第8の発明によれば、改良土搬送装置10
から排出される土と液体土質改良剤を後混合機42で混
合してさらに混合性が良くなる。また土質改良反応も早
くなる。
【0033】第9の発明は、第1又は第5の発明におい
て、液体供給手段11と液体タンク12を車体1に取付
けた自走式土質改良機である。
【0034】第9の発明によれば、液体供給手段11、
液体タンク12が車体1とともに走行移動するので、機
動性に優れた自走式土質改良機である。
【0035】第10の発明は、第1又は第5の発明にお
いて液体供給手段11と液体タンク12のいずれか一方
又は両方を車体1と別置きとした自走式土質改良機であ
る。
【0036】第10の発明によれば、車体1と別置きと
した液体供給手段11と液体タンク12のいずれか一方
又は両方を車体1に取付けるスペースが不要で、自走式
土質改良機をコンパクトにできる。
【0037】第11の発明は、第1又は第5の発明にお
いて、前記液体供給手段11は動力源30で駆動される
液体ポンプ31で、その吐出側が吐出管路33で液体噴
出手段13に接続している自走式土質改良機である。
【0038】第11の発明によれば、動力源30で液圧
ポンプ31の回転数を増減することで単位時間に供給す
る液体土質改良剤の液量を簡単かつ正確にコントロール
できる。したがって、液体土質改良剤の供給量を簡単か
つ正確に任意の値にコントロールできる。
【0039】また、液体ポンプ31の吐出側を吐出管路
33で液体噴出手段13に接続したので、その液体ポン
プ31と液体噴出手段13が離れていても吐出管路33
を配設すれば良いから、液体噴出手段13を狭い場所に
取付けることができる。しかも、液体ポンプ31、液体
タンク12を車体とは別置きとすることも可能であるか
ら、液体タンク12を大容量として長時間補給せずに連
続して土質改良作業できる。
【0040】第12の発明は、第1ないし第11のいず
れか1つの発明において、前記液体噴出手段13は、パ
イプ34、長尺のパイプ35に複数の噴出孔36を形成
したもの、先端部が漏斗形状のパイプ38でその先端面
に複数の噴出孔36を形成したもの、先端部が大径のパ
イプ39で先端面に複数の小径な噴出孔36が形成しし
たもののいずれかである自走式土質改良機である。
【0041】第12の発明によれば、液体噴出手段13
をパイプ34をすれば形状簡単でコスト安となる。長尺
のパイプ35に複数の噴出孔36を形成したものとすれ
ば、液体土質改良剤を幅広く範囲に略均一に供給でき
る。先端部が漏斗形状のパイプ38の先端面に複数の噴
出孔36を有するもの、又は先端部が大径で先端面に複
数の噴出孔36を有するものとすれば、液体土質改良剤
を広い範囲に亘って霧状に噴出できるので、混合機3の
内部や改良土搬送装置10から排出された土に噴出する
場合に好適である。
【0042】
【発明の実施の形態】図1と図2と図3に示すように、
車体1に左右の走行体2,2が取付けられて自走式車両
としてある。車体1の前後中間部に混合機3が取付けて
ある。車体1の前部寄りにエンジン、油圧ポンプ等の駆
動装置4が取付けてあり、この駆動装置4はカバー5で
覆われている。前記走行体2は履帯式としてあるが、車
輪式としても良い。また車体1に搭乗床1aが設けてあ
る。
【0043】前記車体1の後部寄りに取付用フレーム6
が車体1よりも後方に突出して取付けてあり、この取付
用フレーム6に原料土搬送装置7が前後方向に向けて取
付けてある。前記取付用フレーム6に原料土ホッパ8が
前記原料土搬送装置7の後部寄り部分上方に位置して取
付けてある。前記原料土ホッパ8と前記混合機3との間
に固体土質改良剤供給装置9が取付けてあり、この固体
土質改良剤供給装置9で原料土搬送装置7の前部寄り部
分の上方を覆っている。
【0044】前記車体1の下部には改良土搬送装置10
が前後方向に向けて取付けてある。この改良土搬送装置
10の搬送方向一側部(後部寄り)は前記混合機3の下
方に位置し、改良土搬送装置10の搬送方向他側部(前
部寄り)は車体1よりも前方に突出している。
【0045】前記車体1の前部寄り左右一側部に液体供
給手段11が取付けてあり、車体1の後部寄り左右一側
部に液体タンク12が取付けてある。前記混合機3の投
入口付近に液体噴出手段13が原料土搬送装置7に向け
て取付けてある。この液体噴出手段13と前記液体供給
手段11と液体タンク12で液体土質改良剤供給装置を
形成している。
【0046】前記混合機3は図4に示すように、ケース
14内に第1次混合機としてのソイルカッタ15と第2
次混合機としての複数のインパクトハンマ(回転子付ロ
ータ)16が設けてある。前記原料土搬送装置7は駆動
輪17と従動輪18に無端帯状体19を巻掛けたコンベ
ヤとしてある。この原料土搬送装置7の排出端部は混合
機3のケース14の側壁14aに形成して投入口20か
らケース14内に突出している。前記無端状帯状体19
は鉄製履板を多数無端状に連結した履帯としてあるが、
ベルトでも良い。
【0047】前記原料土ホッパ8の排出口寄りには掻出
しロータ21が設けてあり、原料土aの切り出し高さb
を一定とする。前記切り出し高さbとは原料土搬送装置
7で混合機3に向けて搬送する原料土aの高さである。
前記原料土搬送装置7の上方には土の高さを検出する原
料土センサ7aが設けてあり、原料土の高さが設定以上
(切り出し高さbの約70%)になるとONになって原
料土が流れていることを検出する。前記固体土質改良剤
供給装置9はホッパ22の出口に定量供給機構23を設
けた形状で、その定量供給機構23よりも混合機3寄り
に液体噴出手段13が取付けてある。前記改良土搬送装
置10の搬送方向一側部は混合機3のケース14の排出
口24の下方に位置している。
【0048】前記液体供給手段11は図5に示すように
機関、電動モータ等の動力源30で駆動される液体ポン
プ31で、その液体ポンプ31の吸込口がパイプ、ホー
スなどの吸込管路32を経て液体タンク12内の液体土
質改良剤を吸引してパイプ、ホースなどの吐出管路33
に吐出する。前記液体噴出手段13は複数のパイプ34
で、各パイプ34に前記吐出管路33がそれぞれ接続し
てある。なお、パイプ34は1本でも良い。
【0049】図4に示すように、原料土ホッパ8に投入
された掘削土砂等の原料土aは原料土搬送装置7と掻出
しロータ21で一定の切り出し高さとして混合機3に向
けて搬送される。原料土が搬送されると前述の原料土セ
ンサ7aがONになり、定量供給機構23が作動し、そ
の原料土aの上に定量供給機構23でホッパ22内の固
体土質改良剤が落下供給され、その後に動力源30が駆
動し液体噴出手段13(パイプ34)で液体土質改良剤
が噴きつけられる。この液体土質改良剤は原料土にすみ
やかに浸透し、浸透性が良い。
【0050】混合機3のケース14内まで搬送された原
料土aと固体土質改良剤と液体土質改良剤はソイルカッ
タ15で切り落しされ、インパクトハンマ16で解砕混
合撹拌されて原料土aの土質を改良し、その土質改良土
cはケース14の排出口24から改良土搬送装置10上
に落下供給され、その改良土搬送装置10で車体前方に
搬送される。
【0051】前述のように、原料土aはソイルカッタ1
5で所定の厚さの薄片形状に切り落しされ、その一部分
に固体・液体土質改良剤が付着している。その薄片形状
の原料土aは固体・液体土質改良剤が付着した部分が上
向き、下向き、横向きなどの種々の向きで落下し、イン
パクトハンマ16で解砕混合されるので原料土と固体・
液体土質改良剤が十分に混合する。
【0052】このようであるから、固体土質改良剤とし
てセメントを用い、液体土質改良剤として水を用いる。
この水の供給量を原料土の含水比に対応して増減するこ
とで所定の含水比とすることによってセメントの水和反
応を進ませて原料土とセメントを十分に混合し強度のあ
る混合土とすることができる。
【0053】前記液体噴出手段13は図6(a)に示す
ように長尺のパイプ35の長手方向複数位置に噴出孔3
6を形成し、このパイプ35に吐出管路33の接続部3
7を形成した形状としても良い。また、図6(b)に示
すように先端部が漏斗形状のパイプ38で、その先端面
に複数の噴出孔36を形成した形状でも良い。また、図
6(c)に示すように先端部が大径のパイプ39で、そ
の先端面に複数の小径な噴出孔36を形成し、液体土質
改良剤を霧状に噴出する形状でも良い。
【0054】前記液体供給手段11と液体タンク12は
車体1の任意の場所に取付けても良い。つまり、土質改
良剤が液体であるから、その流動性を利用して空間に合
った任意の形状とし、任意の場所へ取付けできる。
【0055】前記液体噴出手段13は、図7(a)に示
すように原料土ホッパ8の掻出しロータ21よりも混合
機3寄り位置に取付けても良い。また、図7(b)に示
すように混合機3のケース14内の上部寄りに下方に向
けて取付けて良い。この場合には図6(b),(c)に
示す液体噴出手段13が好ましい。
【0056】また、図7(c)に示すように改良土搬送
装置10の排出部分に、その改良土搬送装置10から落
下する土と対向して取付けても良い。この場合は図6
(b),(c)に示す液体噴出手段13が好ましい。例
えば、図8と図9に示すように改良土搬送装置10のフ
レーム本体10aの排出端部分に取付用部材40を固着
し、この取付用部材40にカバー部材41を固着し、そ
のカバー部材41の上部に液体噴出手段13を落下する
土と対向して取付ける。前記カバー部材41の下部に後
混合機42を取付ける。
【0057】前記取付用部材40は一対の取付用プレー
ト43を連結材44で連結し、その連結材44に一対の
プレート45を固着した平面形状略H字形状で、その一
対の取付用プレート43が前記フレーム本体10aの左
右両側部にボルト等で固着してある。前記カバー部材4
1は矩形箱形状で、その後壁41aが連結材44にボル
ト等で固着され、その左右壁41bは前記一対のプレー
ト45の内側に位置している。前壁41cの上部に液体
噴出手段13が取付けてある。
【0058】前記後混合機42は回転軸46に混合子4
7を放射状に向けて軸方向に間隔を置いて複数取付けた
ロータ48を備え、その回転軸46がカバー部材41の
左右壁41bの孔49を貫通して左右一対のプレート4
5に軸受50で回転自在に支承してある。前記一方のプ
レート45に筒体51を介してモータ52を取付け、そ
のモータ52の出力軸と前記回転軸46を筒体51内で
図示しないカップリングで連結し、そのモータ52を駆
動することでロータ48が回転するようにしてある。
【0059】また、図10と図11に示すようにしても
良い。つまり改良土搬送装置10のフレーム本体10a
の排出端部分に角筒形状のカバー部材41を下向きに固
着し、このカバー部材41の上部に液体噴出手段13を
落下する土と対向して取付ける。前記カバー部材41の
左右壁41bの下部に後混合機42の回転軸46を回転
自在に支承し、モータ52をカバー部材41の後壁41
aに取付ける。前記回転軸46に固着したプーリ53と
モータ52で回転されるプーリ54にベルト55が巻掛
け、モータ52を駆動することでロータ48が回転する
ようにする。
【0060】前述のようにすることで、改良土搬送装置
10から落下した土に液体土質改良剤が噴出されて余混
合する。この後に後混合機42で土と液体土質改良剤が
十分に混合される。
【0061】前記液体噴出手段13は1ケ所ではなく前
述の図4、図7(a),(b),(c)に示す4つの位
置にそれぞれ取付けても良い。また、図4、図7
(a),(b),(c)に示す4つの位置における任意
の2つの位置にそれぞれ取付けても良い。また、図4、
図7(a),(b),(c)に示す4つの位置における
任意の3つの位置にそれぞれ取付けても良い。
【0062】前述のように複数の位置に液体噴出手段1
3を取付けた場合には、図12(a)に示すように各々
の液体噴出手段13に対して液体ポンプ31と液体タン
ク12をそれぞれ別々に設けても良い。このようにすれ
ば、各液体タンク12に異なる種類の液体土質改良剤を
充満することで異なる種類の液体土質改良剤を異なる位
置に噴出して供給できる。
【0063】また、図12(b)に示すように、1つの
液体ポンプ31と1つの液体タンク12を設けて各々の
液体噴出手段13に液体土質改良剤を圧送するようにし
ても良い。
【0064】また、1つの液体噴出手段13から異なる
種類の液体土質改良剤を混合して噴出するようにしても
良い。この場合には、図13(a)に示すように複数の
液体タンク12の液体土質改良剤を1つの液体ポンプ3
1で吸引して吐出したり、図13(b)に示すように複
数の液体タンク12の液体土質改良剤をそれぞれ液体ポ
ンプ31で吸引し、各液体ポンプ31の吐出側を合流し
て1つの液体噴出手段13に圧送するようにする。
【0065】前述の後混合機42は改良土搬送装置10
と別体としても良い。例えば地面に設置あるいは移動可
能な支持フレームに前述の取付用部材40又はカバー部
材41を取付ける。また、前述の液体噴出手段13と後
混合機42は改良土搬送装置10の搬送方向中間位置に
それぞれ取付けても良い。
【0066】また、固体土質改良剤供給装置9を停止
し、液体土質改良剤のみを供給して土質改良することも
できる。また、固体土質改良剤供給装置9のみを駆動す
ることもできる。例えば図4に示すように混合機投入口
近付又は図7(a)に示すように原料土ホッパ8に取付
けた液体噴出手段13から液体の高分子系固化材を噴出
する。原料土ホッパ8に泥土を投入し、この泥土と高分
子系固化剤を混合機3で混合して土質を改良し、その土
質改良土を改良土搬送装置10で車体外部に排出する。
【0067】このようにすることで泥土、例えばシール
ド掘進機でトンネル掘削する時に排出される泥土を固い
良質の土に土質改良できる。
【0068】図4に示す混合機投入口近付に取付けた液
体噴出手段13(図6(a)に示すもの)から硫酸第1
鉄溶剤を噴出し、図7(c)に示す改良土搬送装置10
に取付けた液体噴出手段13(図6(b)又は(c)に
示すもの)から水を噴出する。原料土ホッパ8に六価ク
ロム汚染土を投入する。
【0069】このようにすれば、六価クロム汚染土と硫
酸第1鉄溶剤が混合機3で混合され、その混合物に水が
噴出されるので、六価クロム汚染土を不溶化しない状態
に土質改良できると共に、水を加えることでその反応
(土質改良)がすすみ易くなる。
【0070】図7(b)に示す混合機3に取付けた液体
噴出手段13(図6(b)に示すもの)から硫酸第1鉄
溶剤を噴出し、図7(c)に示す改良土搬送装置10に
取付けた液体噴出手段13(図6(b)又は(c)に示
すもの)から水を噴出する。原料土ホッパ8に特価クロ
ム汚染土を投入する。
【0071】このようにすれば、六価クロム汚染土と硫
酸第1鉄溶剤が混合機3で混合され、その混合物に水が
噴出されるので、六価クロム汚染土を不溶化しない状態
に土質改良できると共に、水を加えることでその反応
(土質改良)がすすみ易くなる。
【0072】前述の改良土搬送装置10を備えない自走
式土質改良機としても良い。この場合には混合機3の排
出口24から改良土が排出されるので、その排出口24
の下方に排出用ベルトコンベヤを別置きして車体外部に
排出するようにしたり、混合機3の排出口24を車体外
部(走行体2より前方に離れた位置)として車体外部に
排出するようにすることが考えられる。
【0073】前述の自走式土質改良機の場合には混合機
3の排出口24付近に液体噴出手段13と後混合機42
を取付けても良い。例えば、図14に示すように混合機
3の排出口24を幅狭い形状とし、そのケース14の排
出口24付近に液体噴出手段13と後混合機42を、前
述と同様に取付用部材40、カバー部材41を介して取
付ける。このようにすれば、混合機3の排出口24から
排出される解砕され固まりのない微粉末状態の土と液体
土質改良剤を余混合し、後混合機42で十分に混合する
ことができる。
【0074】次に液体土質改良剤の供給量の制御につい
て説明する。原料土搬送装置7の駆動輪17を駆動する
モータ、原料土ホッパ8のロータ21を回転するモータ
を制御することで原料土供給速度をコントロールできる
ようにする。動力源30による液体ポンプ31の回転数
を制御して液体噴出手段13から噴出する液体土質改良
剤の量をコントロールできるようにする。混合機3の投
入口20付近に原料土供給量検出手段を設ける。例え
ば、複数のスイッチやレーザで供給される原料土の高さ
を検出し、この供給される原料土の高さと前述の原料土
供給速度で単位時間当りに供給される原料土の量を検出
する。
【0075】原料土と液体土質改良剤の混合比をあらか
じめ設定し、この混合比と検出した原料土の量に基づい
て原料土供給速度又は噴出する液体土質改良剤量をコン
トロールして常に一定の混合比とする。
【0076】以上の各実施の形態では液体供給手段11
と液体タンク12を車体1に設置したが、どちらか一方
又は両方を車体1に別置きとしても良い。例えば、図1
5(a)に示すように液体供給手段11を車体1と別置
きとし、その吸込口を吸込管路32で車体1に設置した
液体タンク12に接続し、吐出管路33を液体噴出部1
3に接続する。
【0077】図15(b)に示すように液体タンク12
を車体1と別置きとし、車体1に設置した液体供給手段
11の吸込口を吸込管路32で液体タンク12に接続す
る。
【0078】図15(c)に示すように液体供給手段1
1と液体タンク12を車体1と別置きとし、その吐出管
路33を液体噴出部13に接続する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自走式土質改良機の側面図である。
【図2】自走式土質改良機の平面図である。
【図3】自走式土質改良機の正面図である。
【図4】自走式土質改良機の動作説明図である。
【図5】土質改良剤供給装置の説明図である。
【図6】液体噴出手段の斜視図である。
【図7】液体噴出手段の他の取付け位置の説明図であ
る。
【図8】後混合機の取付部側面図である。
【図9】図8のA−A断面図である。
【図10】後混合機の第2の実施の形態を示す取付部側
面図である。
【図11】図10のB−B断面図である。
【図12】複数の液体噴出手段を用いた場合の説明図で
ある。
【図13】異なる種類の液体土質改良剤を混合して1つ
の液体噴出手段から噴出する場合の説明図である。
【図14】混合機の排出口付近に液体噴出手段と後混合
機を取付けた場合の説明図である。
【図15】液体供給手段と液体タンクの取付け位置の説
明図である。
【符号の説明】 1…車体 2…走行体 3…混合機 7…原料土搬送装置 8…原料土ホッパ 9…固体土質改良剤供給装置 10…改良土搬送装置 11…液体供給手段 12…液体タンク 13…液体噴出手段 15…ソイルカッタ 16…インパクトハンマ 30…動力源 31…液体ポンプ 32…吸引管路 33…吐出管路 34…パイプ 35…パイプ 36…噴出孔 38…パイプ 39…パイプ 40…取付用部材 41…カバー部材 42…後混合機 46…回転軸 52…モータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09C 1/08 B09B 3/00 304K E02D 3/12 103

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行体(2)を備えた車体(1)と、 この車体(1)に取付けられ土質改良する原料土が投入
    される原料土ホッパ(8)と、 前記車体(1)に取付けられ前記原料土ホッパ(8)内
    の原料土を搬送する原料土搬送装置(7)と、 前記車体(1)に取付けられ前記搬送される原料土に固
    体土質改良剤を供給する固体土質改良剤供給装置(9)
    と、 前記車体(1)に取付けられ前記原料土搬送装置(7)
    で搬送された原料土を混合する混合機(3)と、 前記車体(1)に取付けられ前記走行体(2)、原料土
    搬送装置(7)、混合機(3)を駆動する駆動装置
    (4)と、 液体供給手段(11)で液体タンク(12)の液体土質
    改良剤を液体噴出手段(13)より噴出する液体土質改
    良剤供給装置を備え、 前記液体噴出手段(13)は、前記原料土ホッパ(8)
    から混合機(3)の排出部分までの間の少なくとも1つ
    の位置に取付けてあることを特徴とする自走式土質改良
    機。
  2. 【請求項2】 前記液体噴出手段(13)は、原料土ホ
    ッパ(8)、原料土搬送装置(7)の混合機(3)投入
    口近く、混合機(3)内部、混合機(3)の排出部分に
    おける少なくとも1ケ所に取付けてある請求項1記載の
    自走式土質改良機。
  3. 【請求項3】 前記混合機(3)より排出される土を混
    合する後混合機(42)を取付けた請求項1記載の自走
    式土質改良機。
  4. 【請求項4】 混合機(3)の排出部分に液体噴出手段
    (13)を取付け、この液体噴出手段(13)よりも下
    方位置に、噴出した液体土質改良剤と排出された土を混
    合する後混合機(42)を取付けた請求項1記載の自走
    式土質改良機。
  5. 【請求項5】 走行体(2)を備えた車体(1)と、 この車体(1)に取付けられ土質改良する原料土が投入
    される原料土ホッパ(8)と、 前記車体(1)に取付けられ前記原料土ホッパ(8)内
    の原料土を搬送する原料土搬送装置(7)と、 前記車体(1)に取付けられ前記搬送される原料土に固
    体土質改良剤を供給する固体土質改良剤供給装置(9)
    と、 前記車体(1)に取付けられ前記原料土搬送装置(7)
    で搬送された原料土を混合する混合機(3)と、 前記車体(1)に取付けられ前記混合機(3)で混合し
    た土を排出する改良土搬送装置(10)と、 前記車体(1)に取付けられ前記走行体(2)、原料土
    搬送装置(7)、混合機(3)、改良土搬送装置(1
    0)を駆動する駆動装置(4)と、 液体供給手段(11)で液体タンク(12)の液体土質
    改良剤を液体噴出手段(13)より噴出する液体土質改
    良剤供給装置を備え、 前記液体噴出手段(13)は、前記原料土ホッパ(8)
    から改良土搬送装置(10)の排出部分までの間の少な
    くとも1つの位置に取付けてあることを特徴とする自走
    式土質改良機。
  6. 【請求項6】 前記液体噴出手段(13)は、原料土ホ
    ッパ(8)、原料土搬送装置(7)の混合機(3)投入
    口近く、混合機(3)内部、改良土搬送装置(10)の
    排出部分における少なくとも1ヶ所に取付けてある請求
    項5記載の自走式土質改良機。
  7. 【請求項7】 前記改良土搬送装置(10)より排出さ
    れる土を混合する後混合機42を取付けた請求項5記載
    の自走式土質改良機。
  8. 【請求項8】 改良土搬送装置(10)の排出部分に液
    体噴出手段(13)を取付け、この液体噴出手段(1
    3)よりも下方位置に、噴出した液体土質改良剤と排出
    された土を混合する後混合機(42)を取付けた請求項
    5記載の自走式土質改良機。
  9. 【請求項9】 前記液体供給手段(11)と液体タンク
    (12)を車体(1)に取付けた請求項1又は5記載の
    自走式土質改良機。
  10. 【請求項10】 液体供給手段(11)と液体タンク
    (12)のいずれか一方又は両方を車体(1)と別置き
    とした請求項1又は5記載の自走式土質改良機。
  11. 【請求項11】 前記液体供給手段(11)は動力源
    (30)で駆動される液体ポンプ(31)で、その吐出
    側が吐出管路(33)で液体噴出手段(13)に接続し
    ている請求項1又は5記載の自走式土質改良機。
  12. 【請求項12】 前記液体噴出手段(13)は、パイプ
    (34)、長尺のパイプ(35)に複数の噴出孔(3
    6)を形成したもの、先端部が漏斗形状のパイプ(3
    8)でその先端面に複数の噴出孔(36)を形成したも
    の、先端部が大径のパイプ(39)で先端面に複数の小
    径な噴出孔(36)が形成したもののいずれかである請
    求項1ないし11いずれか1つに記載の自走式土質改良
    機。
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