JP2000355624A - ポリエステル樹脂およびその透明肉厚成形品 - Google Patents
ポリエステル樹脂およびその透明肉厚成形品Info
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- JP2000355624A JP2000355624A JP16706499A JP16706499A JP2000355624A JP 2000355624 A JP2000355624 A JP 2000355624A JP 16706499 A JP16706499 A JP 16706499A JP 16706499 A JP16706499 A JP 16706499A JP 2000355624 A JP2000355624 A JP 2000355624A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】約6mm以上の肉厚の射出成形品でも、曇った
り白化したりすることがなく、透明な成形品を得るこ
と、および複雑な外形をした肉厚の射出成形品が、様々
な環境下に置かれても成形品にクレ−ジングやクラック
が発生しないようにすること。 【解決手段】ビスフェノ−ル類のエチレンオキシド付加
物を共重合したポリエステル樹脂であって、該樹脂によ
り射出成形した10mm厚みの平板のヘイズが10%以
下であるポリエステル樹脂およびそれを射出成形して得
られる透明肉厚成形品。
り白化したりすることがなく、透明な成形品を得るこ
と、および複雑な外形をした肉厚の射出成形品が、様々
な環境下に置かれても成形品にクレ−ジングやクラック
が発生しないようにすること。 【解決手段】ビスフェノ−ル類のエチレンオキシド付加
物を共重合したポリエステル樹脂であって、該樹脂によ
り射出成形した10mm厚みの平板のヘイズが10%以
下であるポリエステル樹脂およびそれを射出成形して得
られる透明肉厚成形品。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は6mm以上の厚さを
有する肉厚の射出成形品、例えば7×12〜10×17
mmの断面を有する歯ブラシハンドル等の肉厚の射出成
形品等に使用されるポリエステル系樹脂、及び該樹脂を
使用した肉厚の射出成形品に関するものである。
有する肉厚の射出成形品、例えば7×12〜10×17
mmの断面を有する歯ブラシハンドル等の肉厚の射出成
形品等に使用されるポリエステル系樹脂、及び該樹脂を
使用した肉厚の射出成形品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、約6mmを超える肉厚の射出
成形品では、射出成形時に金型による冷却が不足するた
め、結晶化により成形品が曇ったり、白化したりして不
都合であった。そこで、ポリエチレンテレフタレ−ト単
体、およびイソフタル酸等を共重合したポリエステル系
樹脂が検討されてきた。また従来、形状が急激に変化し
ている射出成形品では、溶融樹脂の流動が乱れて成形歪
みが成形品に凍結され、このためにトラブルが発生して
いた。例えば、歯ブラシハンドルを成形、植毛し、約7
0%のエタノ−ル水溶液で殺菌すると、歯ブラシハンド
ルの形状が急激に変化している処で、クレ−ジングやク
ラック(クレ−ジングより太くて短い亀裂)が発生する
という問題点があった。
成形品では、射出成形時に金型による冷却が不足するた
め、結晶化により成形品が曇ったり、白化したりして不
都合であった。そこで、ポリエチレンテレフタレ−ト単
体、およびイソフタル酸等を共重合したポリエステル系
樹脂が検討されてきた。また従来、形状が急激に変化し
ている射出成形品では、溶融樹脂の流動が乱れて成形歪
みが成形品に凍結され、このためにトラブルが発生して
いた。例えば、歯ブラシハンドルを成形、植毛し、約7
0%のエタノ−ル水溶液で殺菌すると、歯ブラシハンド
ルの形状が急激に変化している処で、クレ−ジングやク
ラック(クレ−ジングより太くて短い亀裂)が発生する
という問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、約6mm以
上の肉厚の射出成形品でも、曇ったり白化したりするこ
とがなく、透明な成形品を得ること、および複雑な外形
をした肉厚の射出成形品が、様々な環境下に置かれても
成形品にクレ−ジングやクラックが発生しないようにす
ることを課題とするものである。
上の肉厚の射出成形品でも、曇ったり白化したりするこ
とがなく、透明な成形品を得ること、および複雑な外形
をした肉厚の射出成形品が、様々な環境下に置かれても
成形品にクレ−ジングやクラックが発生しないようにす
ることを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者らは、鋭意、研究、検討した結果、遂に本
発明を完成するに到った。即ち本発明は、主としてテ
レフタル酸、主としてエチレングリコ−ルとからなり、
ジオール成分としてビスフェノ−ル類のエチレンオキシ
ド付加物を共重合したポリエステル樹脂であって、該樹
脂により射出成形した10mm厚みの平板のヘイズが1
0%以下であることを特徴とするポリエステル樹脂、
ジオール成分としてビスフェノ−ル類のエチレンオキシ
ド付加物および多官能化合物を共重合した前記記載の
ポリエステル樹脂、前記または記載のポリエステ
ル樹脂を射出成形して得られる透明肉厚成形品である。
め、本発明者らは、鋭意、研究、検討した結果、遂に本
発明を完成するに到った。即ち本発明は、主としてテ
レフタル酸、主としてエチレングリコ−ルとからなり、
ジオール成分としてビスフェノ−ル類のエチレンオキシ
ド付加物を共重合したポリエステル樹脂であって、該樹
脂により射出成形した10mm厚みの平板のヘイズが1
0%以下であることを特徴とするポリエステル樹脂、
ジオール成分としてビスフェノ−ル類のエチレンオキシ
ド付加物および多官能化合物を共重合した前記記載の
ポリエステル樹脂、前記または記載のポリエステ
ル樹脂を射出成形して得られる透明肉厚成形品である。
【0005】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明ポリエステル樹脂における二塩基酸としては、テレ
フタル酸が主成分であり、その他の成分として、イソフ
タル酸、2、6ーナフタレンジカルボン酸、ジフェニ−
ル−4,4’ジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカル
ボン酸等の芳香族ジカルボン酸 及びその機能的誘導
体、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、コハク酸
等の脂肪族ジカルボン酸及びその機能的誘導体、シクロ
ヘキサンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸等の
脂環族ジカルボン酸及びその機能的誘導体、p−オキシ
安息香酸、オキシカプロン酸等のオキシ酸及びその機能
的誘導体などが挙げられる。
発明ポリエステル樹脂における二塩基酸としては、テレ
フタル酸が主成分であり、その他の成分として、イソフ
タル酸、2、6ーナフタレンジカルボン酸、ジフェニ−
ル−4,4’ジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカル
ボン酸等の芳香族ジカルボン酸 及びその機能的誘導
体、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、コハク酸
等の脂肪族ジカルボン酸及びその機能的誘導体、シクロ
ヘキサンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸等の
脂環族ジカルボン酸及びその機能的誘導体、p−オキシ
安息香酸、オキシカプロン酸等のオキシ酸及びその機能
的誘導体などが挙げられる。
【0006】また本発明ポリエステル系樹脂におけるジ
オ−ル成分としては、エチレングリコ−ルが主成分であ
るが、その他のグリコ−ルとしては、ジエチレングリコ
−ル、トリメチレングリコ−ル、テトラメチレングリコ
−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族グリコ−ル、
シクロヘキサンジメタノ−ル等の脂環族グリコ−ル、
9、9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル)フルオレン等の芳香族グリコ−ルなどが挙げられ
る。
オ−ル成分としては、エチレングリコ−ルが主成分であ
るが、その他のグリコ−ルとしては、ジエチレングリコ
−ル、トリメチレングリコ−ル、テトラメチレングリコ
−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族グリコ−ル、
シクロヘキサンジメタノ−ル等の脂環族グリコ−ル、
9、9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル)フルオレン等の芳香族グリコ−ルなどが挙げられ
る。
【0007】本発明においては、ジオール成分としてビ
スフェノ−ル類のエチレンオキシド付加物を共重合する
ことを必須要件としているが、本発明で使用されるビス
フェノ−ル類のエチレンオキシド付加物としては、次の
一般式(1)で表される化合物が好ましい。ここで、
m、nは1〜5の正数、Aは−C(CH3)2−、−SO
2−又は直接結合を表し、ベンゼン環は炭素数1〜6の
アルキル基、フェニル基又はハロゲン原子で置換されて
いても良い。
スフェノ−ル類のエチレンオキシド付加物を共重合する
ことを必須要件としているが、本発明で使用されるビス
フェノ−ル類のエチレンオキシド付加物としては、次の
一般式(1)で表される化合物が好ましい。ここで、
m、nは1〜5の正数、Aは−C(CH3)2−、−SO
2−又は直接結合を表し、ベンゼン環は炭素数1〜6の
アルキル基、フェニル基又はハロゲン原子で置換されて
いても良い。
【0008】
【化1】
【0009】具体的な例としては、2,2−ビス[4−
(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニレン]プロパン
(ビスフェノ−ルAのエチレンオキシド付加物)や、
2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−1−メチルエトキ
シ)−フェニレン]プロパン、2,2−ビス(3,5-ジク
ロロ−4−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(3−クロロ−4−ヒドロキシエトキシフ
ェニル)プロパン、4,4’−ジヒドロキシエトキシビ
フェニル等が挙げられる。更に、ビス(4−β−ヒドロ
キシアルコキシフェニル)スルホン、この内でもビス
(4−β−ヒドロキシエトキシフェニル)スルホン(ビ
スフェノ−ルSのエチレンオキシド付加物)を挙げるこ
とが出来る。これらの中でもビスフェノ−ルAのエチレ
ンオキシド付加物とビスフェノ−ルSのエチレンオキシ
ド付加物が性能面で優れており、価格面ではビスフェノ
−ルAのエヒレンオキシド付加物が有利である。
(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニレン]プロパン
(ビスフェノ−ルAのエチレンオキシド付加物)や、
2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−1−メチルエトキ
シ)−フェニレン]プロパン、2,2−ビス(3,5-ジク
ロロ−4−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(3−クロロ−4−ヒドロキシエトキシフ
ェニル)プロパン、4,4’−ジヒドロキシエトキシビ
フェニル等が挙げられる。更に、ビス(4−β−ヒドロ
キシアルコキシフェニル)スルホン、この内でもビス
(4−β−ヒドロキシエトキシフェニル)スルホン(ビ
スフェノ−ルSのエチレンオキシド付加物)を挙げるこ
とが出来る。これらの中でもビスフェノ−ルAのエチレ
ンオキシド付加物とビスフェノ−ルSのエチレンオキシ
ド付加物が性能面で優れており、価格面ではビスフェノ
−ルAのエヒレンオキシド付加物が有利である。
【0010】本発明で使用されるビスフェノ−ル類のエ
チレンオキシド付加物の添加量は、ジオ−ル成分100
%に対し2〜40モル%、好ましくは4〜34モル%、
特に8〜16モル%が望ましい。ビスフェノ−ル類のエ
チレンオキシド付加物の添加量が2モル%未満であると
厚物の成形品が結晶化して白化し易くなり、また添加量
が40モル%を超えると溶融重合時間や固相重合時間が
長くなったり、コスト面で不利であるので好ましくな
い。また、耐クレ−ジング性を向上するために固相重合
して極限粘度を上げるためには、ビスフェノ−ル類のエ
チレンオキシド付加物の添加量は15モル%以下が固相
重合時間が長くならないので生産性の面で好ましい。
チレンオキシド付加物の添加量は、ジオ−ル成分100
%に対し2〜40モル%、好ましくは4〜34モル%、
特に8〜16モル%が望ましい。ビスフェノ−ル類のエ
チレンオキシド付加物の添加量が2モル%未満であると
厚物の成形品が結晶化して白化し易くなり、また添加量
が40モル%を超えると溶融重合時間や固相重合時間が
長くなったり、コスト面で不利であるので好ましくな
い。また、耐クレ−ジング性を向上するために固相重合
して極限粘度を上げるためには、ビスフェノ−ル類のエ
チレンオキシド付加物の添加量は15モル%以下が固相
重合時間が長くならないので生産性の面で好ましい。
【0011】また、さらに耐クレージング性が要求され
る分野には、多官能化合物が共重合され、多官能化合物
としては、カルボキシル基、ヒドロキシル基およびそれ
らのエステル形成性基から選ばれる1種または2種以上
の基を3個以上有する多官能化合物であれば特に制限さ
れず、カルボキシル基のみを3個以上有する多官能化合
物であっても、ヒドロキシル基のみを3個以上有する多
官能化合物であっても、カルボキシル基とヒドロキシル
基を合計で3個以上有する多官能化合物であっても良
い。
る分野には、多官能化合物が共重合され、多官能化合物
としては、カルボキシル基、ヒドロキシル基およびそれ
らのエステル形成性基から選ばれる1種または2種以上
の基を3個以上有する多官能化合物であれば特に制限さ
れず、カルボキシル基のみを3個以上有する多官能化合
物であっても、ヒドロキシル基のみを3個以上有する多
官能化合物であっても、カルボキシル基とヒドロキシル
基を合計で3個以上有する多官能化合物であっても良
い。
【0012】本発明で使用される多官能化合物の好まし
い例としては、トリメシン酸、トリメリット酸、ピロメ
リット酸などの芳香族ポリカルボン酸、1,3,5−シ
クロヘキサントリカルボン酸などの脂肪族ポリカルボン
酸、1,3,5−トリヒドロキシベンゼンなどの芳香族
ポリアルコ−ル、トリメチロ−ルプロパン、ペンタエリ
スリト−ル、グリセリンなどの脂肪族ポリアルコ−ル、
4−ヒドロキシイソフタル酸、2,3−ジヒドロキシ安
息香酸などの芳香族ポリヒドロキシカルボン酸、酒石
酸、リンゴ酸などの脂肪族ポリヒドロキシカルボン酸、
それらのエステル形成性誘導体から誘導される多官能化
合物等を挙げることができる。これらの内トリメチロ−
ルプロパンおよびトリメリット酸がクレ−ジングの発生
が少なく好ましい化合物である。
い例としては、トリメシン酸、トリメリット酸、ピロメ
リット酸などの芳香族ポリカルボン酸、1,3,5−シ
クロヘキサントリカルボン酸などの脂肪族ポリカルボン
酸、1,3,5−トリヒドロキシベンゼンなどの芳香族
ポリアルコ−ル、トリメチロ−ルプロパン、ペンタエリ
スリト−ル、グリセリンなどの脂肪族ポリアルコ−ル、
4−ヒドロキシイソフタル酸、2,3−ジヒドロキシ安
息香酸などの芳香族ポリヒドロキシカルボン酸、酒石
酸、リンゴ酸などの脂肪族ポリヒドロキシカルボン酸、
それらのエステル形成性誘導体から誘導される多官能化
合物等を挙げることができる。これらの内トリメチロ−
ルプロパンおよびトリメリット酸がクレ−ジングの発生
が少なく好ましい化合物である。
【0013】これらの多官能化合物の添加量は、二塩基
酸成分又はグリコ−ル成分に対し、0〜0.9モル%好
ましくは0.05〜0.3モル%が好ましい。多官能化
合物を共重合すると、成形品の耐クレ−ジング性が向上
する。しかし、多官能化合物が0.9モル%を越えると
重縮合速度が非常に速くてコントル−ルが困難になった
り、固相重合時に所望の極限粘度を得ようとする時再現
性が無かったりするので好ましくない。なおこれらの多
官能化合物を添加すると分子量分布が広くなり結晶化し
易くなる場合があるが、この場合は固層重合して極限粘
度を上げると結晶化が抑制され透明な肉厚成形品とな
る。
酸成分又はグリコ−ル成分に対し、0〜0.9モル%好
ましくは0.05〜0.3モル%が好ましい。多官能化
合物を共重合すると、成形品の耐クレ−ジング性が向上
する。しかし、多官能化合物が0.9モル%を越えると
重縮合速度が非常に速くてコントル−ルが困難になった
り、固相重合時に所望の極限粘度を得ようとする時再現
性が無かったりするので好ましくない。なおこれらの多
官能化合物を添加すると分子量分布が広くなり結晶化し
易くなる場合があるが、この場合は固層重合して極限粘
度を上げると結晶化が抑制され透明な肉厚成形品とな
る。
【0014】上記のポリエステル系樹脂は、従来公知の
製造方法によって製造することが出来る。即ち、テレフ
タル酸とエチレングリコ−ル及び/又は、第三成分を直
接反応させて水を留去しエステル化した後、減圧下に重
縮合を行う直接エステル化法、または、ジメチルテレフ
タレ−トとエチレングリコ−ル及び/又は、第三成分を
反応させてメチルアルコ−ルを留去しエステル交換させ
た後、減圧下に重縮合を行うエステル交換法により製造
される。本発明におけるポリエステル系樹脂の極限粘度
は、通常の溶融重合および固相重合よって得られる0.
7〜1.0dl/gが良い。耐クレ−ジング性は極限粘度
が高い方が良好であるが、生産性およびコストの面か
ら、望ましい極限粘度は0.73〜0.85dl/gであ
る。
製造方法によって製造することが出来る。即ち、テレフ
タル酸とエチレングリコ−ル及び/又は、第三成分を直
接反応させて水を留去しエステル化した後、減圧下に重
縮合を行う直接エステル化法、または、ジメチルテレフ
タレ−トとエチレングリコ−ル及び/又は、第三成分を
反応させてメチルアルコ−ルを留去しエステル交換させ
た後、減圧下に重縮合を行うエステル交換法により製造
される。本発明におけるポリエステル系樹脂の極限粘度
は、通常の溶融重合および固相重合よって得られる0.
7〜1.0dl/gが良い。耐クレ−ジング性は極限粘度
が高い方が良好であるが、生産性およびコストの面か
ら、望ましい極限粘度は0.73〜0.85dl/gであ
る。
【0015】本発明における請求の範囲で記載したヘイ
ズの測定方法について説明する。まずヘイズ測定用の段
付平板を射出成形する。この段付平板の金型の大きさ
は、1個の平板の大きさが30×50mmで、各々の金
型の間隙が2〜11mmまで1mm間隔で10個あり、
2,4,6,8,10mmの列と3,5,7,9,11
mmの列が小さい間隙の順、2、3mmの次が4、5m
mという順に配列されている。射出成形した平板の実際
の厚みは金型の厚みより成形収縮率分だけ小さくなって
いる。この射出成形した段付平板の9、10、11mm
の部分を切断し取り出して、ヘイズメ−タ−にてヘイズ
を測定し5枚の平均値を示したものである。
ズの測定方法について説明する。まずヘイズ測定用の段
付平板を射出成形する。この段付平板の金型の大きさ
は、1個の平板の大きさが30×50mmで、各々の金
型の間隙が2〜11mmまで1mm間隔で10個あり、
2,4,6,8,10mmの列と3,5,7,9,11
mmの列が小さい間隙の順、2、3mmの次が4、5m
mという順に配列されている。射出成形した平板の実際
の厚みは金型の厚みより成形収縮率分だけ小さくなって
いる。この射出成形した段付平板の9、10、11mm
の部分を切断し取り出して、ヘイズメ−タ−にてヘイズ
を測定し5枚の平均値を示したものである。
【0016】また本発明の射出成形時等に熱安定剤、熱
酸化安定剤、帯電防止剤、耐候性安定剤、滑剤、顔料、
染料、あるいは顔料分散剤などを本発明の目的を損なわ
ない範囲で添加することができる。射出成形品中のアセ
トアルデヒド含量を低下させるためにはベント式射出成
形機を用いるのが好ましい。
酸化安定剤、帯電防止剤、耐候性安定剤、滑剤、顔料、
染料、あるいは顔料分散剤などを本発明の目的を損なわ
ない範囲で添加することができる。射出成形品中のアセ
トアルデヒド含量を低下させるためにはベント式射出成
形機を用いるのが好ましい。
【0017】
【実施例】以下本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。な
お主な特性値の測定法を以下に説明する。 1)ポリエステル系樹脂の極限粘度(IV):1,1,
2,2−テトラクロルエタン/P−クロルフェノ−ル
(2:3重量比)混合溶媒中30OCでの溶液粘度から
求めた。 2)ヘイズ:(株)名機製作所製FS−75にて、各樹
脂に付いて段付き平板を射出成形する。金型の間隙9、
10、11mmに相当する段付平板の部分を切り出し、
日本電色(株)製ヘイズメ−タ−300Aで測定し、5
枚の平均値を表示した。 3)耐クレ−ジング性試験:日精樹脂工業(株)製FS
−75を使用して、幅、厚み、長さが6×3×104m
mのクレ−ジング試験片を各樹脂に付いて射出成形す
る。クレ−ジング試験治具上に1.6mm厚みのスぺ−
サ−を置き、この上にクレ−ジング試験片を置く。次に
治具を突起面を下にして置き、治具を蝶ネジで締め付け
る。次にエタノ−ルの30、50、70vol%の水溶
液中(24OC)に試験片をセットしたクレ−ジング治
具を置き、クレ−ジングおよびクラックが発生するまで
の時間を観察した。
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。な
お主な特性値の測定法を以下に説明する。 1)ポリエステル系樹脂の極限粘度(IV):1,1,
2,2−テトラクロルエタン/P−クロルフェノ−ル
(2:3重量比)混合溶媒中30OCでの溶液粘度から
求めた。 2)ヘイズ:(株)名機製作所製FS−75にて、各樹
脂に付いて段付き平板を射出成形する。金型の間隙9、
10、11mmに相当する段付平板の部分を切り出し、
日本電色(株)製ヘイズメ−タ−300Aで測定し、5
枚の平均値を表示した。 3)耐クレ−ジング性試験:日精樹脂工業(株)製FS
−75を使用して、幅、厚み、長さが6×3×104m
mのクレ−ジング試験片を各樹脂に付いて射出成形す
る。クレ−ジング試験治具上に1.6mm厚みのスぺ−
サ−を置き、この上にクレ−ジング試験片を置く。次に
治具を突起面を下にして置き、治具を蝶ネジで締め付け
る。次にエタノ−ルの30、50、70vol%の水溶
液中(24OC)に試験片をセットしたクレ−ジング治
具を置き、クレ−ジングおよびクラックが発生するまで
の時間を観察した。
【0018】実施例1〜6、及び比較例1 二塩基酸としてテレフタル酸を使用し、ジオ−ル成分と
してとビスフェノ−ルSのエチレンオキサイド付加物
(以下SEOと称す)、ビスフェノ−ルAのエチレンオ
キサイド付加物(以下BPEと称す)、三官能架橋剤と
してトリメチロ−ルプロパン(以下TMPと略す)およ
び残量をエチレングリコ−ルを使用して、表1に示す組
成で、それぞれ240℃でエステル化し、重合触媒とし
て三酸化アンチモンを使用して、280℃で重合し、キ
ャスティングしてチップを製造した。これらのチップを
定法に従って結晶化、固相重合した。得られた各々のチ
ップの極限粘度(IV)を表1に示す。なお比較例とし
て実施例1〜6と同様に極限粘度が異なる2種のポリエ
チレンテレフタレ−トを製造した。得られたチップを乾
燥後、(株)名機製作所製M−100にて、各樹脂に付
いて段付き平板を射出成形した。この平板から厚みが
9、10、11mmに相当する部分を切り出し、ヘイズ
メ−タ−にてヘイズを測定する。また、日精樹脂工業
(株)製FS−75を使用して各々のチップのクレ−ジ
ング試験片を射出成形した。得られた試験片をクレ−ジ
ング試験治具にセットし、この治具を30、50、70
vol%のエタノ−ル水溶液(24OC)に浸漬して、
クレ−ジングおよびクラックの発生時間を測定した。次
に、(株)名機製作所製M−100にて、各樹脂に付い
て外形の急激に変化した形状の歯ブラシハンドル(断面
が最大で10〜17mmを有する)を射出成形した。こ
の成形品を70vol%エタノ−ル水溶液に入れクレ−
ジングおよびクラックの発生の有無を観察した。その結
果を表1に示すが、ポリエステル単独と比較して、本発
明のビスフェノ−ル類のエチレンオキシド付加物さらに
トリメチロ−ルプロパンを共重合したポリエステルは、
成形板の透明性が良く、エタノ−ル水溶液中での耐クレ
−ジング性も良好であり、実際の歯ブラシハンドルでも
クレ−ジング等の発生が無く良好であることが判る。
してとビスフェノ−ルSのエチレンオキサイド付加物
(以下SEOと称す)、ビスフェノ−ルAのエチレンオ
キサイド付加物(以下BPEと称す)、三官能架橋剤と
してトリメチロ−ルプロパン(以下TMPと略す)およ
び残量をエチレングリコ−ルを使用して、表1に示す組
成で、それぞれ240℃でエステル化し、重合触媒とし
て三酸化アンチモンを使用して、280℃で重合し、キ
ャスティングしてチップを製造した。これらのチップを
定法に従って結晶化、固相重合した。得られた各々のチ
ップの極限粘度(IV)を表1に示す。なお比較例とし
て実施例1〜6と同様に極限粘度が異なる2種のポリエ
チレンテレフタレ−トを製造した。得られたチップを乾
燥後、(株)名機製作所製M−100にて、各樹脂に付
いて段付き平板を射出成形した。この平板から厚みが
9、10、11mmに相当する部分を切り出し、ヘイズ
メ−タ−にてヘイズを測定する。また、日精樹脂工業
(株)製FS−75を使用して各々のチップのクレ−ジ
ング試験片を射出成形した。得られた試験片をクレ−ジ
ング試験治具にセットし、この治具を30、50、70
vol%のエタノ−ル水溶液(24OC)に浸漬して、
クレ−ジングおよびクラックの発生時間を測定した。次
に、(株)名機製作所製M−100にて、各樹脂に付い
て外形の急激に変化した形状の歯ブラシハンドル(断面
が最大で10〜17mmを有する)を射出成形した。こ
の成形品を70vol%エタノ−ル水溶液に入れクレ−
ジングおよびクラックの発生の有無を観察した。その結
果を表1に示すが、ポリエステル単独と比較して、本発
明のビスフェノ−ル類のエチレンオキシド付加物さらに
トリメチロ−ルプロパンを共重合したポリエステルは、
成形板の透明性が良く、エタノ−ル水溶液中での耐クレ
−ジング性も良好であり、実際の歯ブラシハンドルでも
クレ−ジング等の発生が無く良好であることが判る。
【0019】
【表1】 表1において、 *エタノ−ル水溶液のエタノ−ルVOL% SEO:ビスフェノ−ルSのエチレンオキサイド付加物
(日華化学(株)製SEO−2) BPE:ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加物
(三洋化成工業(株)製BPE−20F) TMP:トリメチロ−ルプロパン
(日華化学(株)製SEO−2) BPE:ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加物
(三洋化成工業(株)製BPE−20F) TMP:トリメチロ−ルプロパン
【0020】実施例7〜12、比較例3 二塩基酸としてテレフタル酸、3官能の架橋剤としてト
リメリット酸(TMAと称す)を使用し、ジオ−ル成分
としてビスフェノ−ルSのエチレンオキサイド付加物
(SEOと称す)、ビスフェノ−ルAのエチレンオキサ
イド付加物(BPEと称す)および残量をエチレングリ
コ−ルを使用して(表2)の組成で240OCでエステ
ル化し、重合触媒として三酸化アンチモンを使用して、
280OCで重合し、キャスティングしてチップを製造
した。これらのチップを定法に従って結晶化、固層重合
した。得られたチップの極限粘度(IV)は(表2)に
示す如くである。なお比較例として実施例7〜12と同
様にしてイソフタル酸10%を共重合したポリエステル
を得た。得られたチィップを乾燥後、(株)名機製作所
製M−100にて、各樹脂に付いて段付平板を射出成形
した。この平板から厚みが9、10、11mmに相当す
る部分を切り出し、ヘイズメ−タ−でヘイズを測定す
る。また、日精樹脂工業(株)製FS−75を使用して
各々のチップのクレ−ジング試験片を射出成形した。得
られた試験片をクレ−ジング試験治具にセットした。こ
の治具を30、50、70vol%のエタノ−ル水溶液
(24OC)に浸漬して、クレ−ジングおよびクラック
の発生時間を測定した。次に、(株)名機製作所製M−
100にて、外形の急激(断面が最大で10〜17mm
を有する)に変化している歯ブラシハンドル(断面が最
大で10〜17mmを有する)を各樹脂について射出成
形する。この成形品を70vol%エタノ−ル水溶液に
浸漬し、クレ−ジングおよびクラックの発生の有無を観
察した。その結果を表2に示すが、本発明のビスフェノ
−ル類のエチレンオキシド付加物、さらにトリメリット
酸を共重合したポリエステルは、成形板の透明成が良
く、エタノ−ル水溶液中での耐クレ−ジング性も良好
で、実際の歯ブラシハンドルにおいてもクレ−ジング等
の発生も無く良好であることが判る。これに対し比較例
のイソフタル酸10%共重合したポリエステルは、透明
性が悪く、耐クレ−ジング性も悪いことが明らかであ
る。
リメリット酸(TMAと称す)を使用し、ジオ−ル成分
としてビスフェノ−ルSのエチレンオキサイド付加物
(SEOと称す)、ビスフェノ−ルAのエチレンオキサ
イド付加物(BPEと称す)および残量をエチレングリ
コ−ルを使用して(表2)の組成で240OCでエステ
ル化し、重合触媒として三酸化アンチモンを使用して、
280OCで重合し、キャスティングしてチップを製造
した。これらのチップを定法に従って結晶化、固層重合
した。得られたチップの極限粘度(IV)は(表2)に
示す如くである。なお比較例として実施例7〜12と同
様にしてイソフタル酸10%を共重合したポリエステル
を得た。得られたチィップを乾燥後、(株)名機製作所
製M−100にて、各樹脂に付いて段付平板を射出成形
した。この平板から厚みが9、10、11mmに相当す
る部分を切り出し、ヘイズメ−タ−でヘイズを測定す
る。また、日精樹脂工業(株)製FS−75を使用して
各々のチップのクレ−ジング試験片を射出成形した。得
られた試験片をクレ−ジング試験治具にセットした。こ
の治具を30、50、70vol%のエタノ−ル水溶液
(24OC)に浸漬して、クレ−ジングおよびクラック
の発生時間を測定した。次に、(株)名機製作所製M−
100にて、外形の急激(断面が最大で10〜17mm
を有する)に変化している歯ブラシハンドル(断面が最
大で10〜17mmを有する)を各樹脂について射出成
形する。この成形品を70vol%エタノ−ル水溶液に
浸漬し、クレ−ジングおよびクラックの発生の有無を観
察した。その結果を表2に示すが、本発明のビスフェノ
−ル類のエチレンオキシド付加物、さらにトリメリット
酸を共重合したポリエステルは、成形板の透明成が良
く、エタノ−ル水溶液中での耐クレ−ジング性も良好
で、実際の歯ブラシハンドルにおいてもクレ−ジング等
の発生も無く良好であることが判る。これに対し比較例
のイソフタル酸10%共重合したポリエステルは、透明
性が悪く、耐クレ−ジング性も悪いことが明らかであ
る。
【0021】
【表2】 表2において、 *エタノ−ル水溶液のエタノ−ルvol% SEO:ビスフェノ−ルSのエチレンオキサイド付加物
(日華化学(株)製SEO−2) BPE:ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加物
(三洋化成工業(株)製BPE−20F) TMA:トリメリット酸(二塩基酸成分に対するモル
%) IPA:イソフタル酸 (二塩基酸成分に対するモル
%)
(日華化学(株)製SEO−2) BPE:ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加物
(三洋化成工業(株)製BPE−20F) TMA:トリメリット酸(二塩基酸成分に対するモル
%) IPA:イソフタル酸 (二塩基酸成分に対するモル
%)
【0022】
【発明の効果】従来、約6mmを越える肉厚の射出成形
品では、射出成形時に金型による冷却が不足するため、
結晶化により成形品が曇ったり、白化したりして不都合
であった。本発明では、約6mm以上の肉厚の成形品で
も、曇ったり白化したりすることがなく、透明な成形品
を製造することができる。また従来、形状が急激に変化
している射出成形品では、溶融樹脂の流動が乱れて成形
歪みが成形品に凍結され、このために薬液浸漬時にクレ
−ジやクラックが発生していたが、本発明ポリエステル
樹脂は、このような使用時のトラブルを無く、良好に使
用可能であるので、産業界に寄与すること大である。
品では、射出成形時に金型による冷却が不足するため、
結晶化により成形品が曇ったり、白化したりして不都合
であった。本発明では、約6mm以上の肉厚の成形品で
も、曇ったり白化したりすることがなく、透明な成形品
を製造することができる。また従来、形状が急激に変化
している射出成形品では、溶融樹脂の流動が乱れて成形
歪みが成形品に凍結され、このために薬液浸漬時にクレ
−ジやクラックが発生していたが、本発明ポリエステル
樹脂は、このような使用時のトラブルを無く、良好に使
用可能であるので、産業界に寄与すること大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA45 AA47 AF30Y AH19 BB05 BC07 4F206 AA24 AG02 AH72 JA07 4J029 AA03 AB01 AC02 AD10 AE01 BA03 BB12A BB13A BF03 BF26 CB06A FC05 FC36
Claims (3)
- 【請求項1】主としてテレフタル酸、主としてエチレン
グリコ−ルとからなり、ジオール成分としてビスフェノ
−ル類のエチレンオキシド付加物を共重合したポリエス
テル樹脂であって、該樹脂により射出成形した10mm
厚みの平板のヘイズが10%以下であることを特徴とす
るポリエステル樹脂。 - 【請求項2】ジオール成分としてビスフェノ−ル類のエ
チレンオキシド付加物および多官能化合物を共重合した
請求項1記載のポリエステル樹脂。 - 【請求項3】請求項1または2記載のポリエステル樹脂
を射出成形して得られる透明肉厚成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16706499A JP2000355624A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | ポリエステル樹脂およびその透明肉厚成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16706499A JP2000355624A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | ポリエステル樹脂およびその透明肉厚成形品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000355624A true JP2000355624A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15842742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16706499A Pending JP2000355624A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | ポリエステル樹脂およびその透明肉厚成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000355624A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10589448B2 (en) | 2013-09-30 | 2020-03-17 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Injection molding method and injection molding device for transparent resin molded article |
-
1999
- 1999-06-14 JP JP16706499A patent/JP2000355624A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10589448B2 (en) | 2013-09-30 | 2020-03-17 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Injection molding method and injection molding device for transparent resin molded article |
US10759098B2 (en) | 2013-09-30 | 2020-09-01 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Injection molding method and injection molding device for transparent resin molded article |
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