JPH07188541A - 透明なポリカーボネート/pbt配合物 - Google Patents
透明なポリカーボネート/pbt配合物Info
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- JPH07188541A JPH07188541A JP6295957A JP29595794A JPH07188541A JP H07188541 A JPH07188541 A JP H07188541A JP 6295957 A JP6295957 A JP 6295957A JP 29595794 A JP29595794 A JP 29595794A JP H07188541 A JPH07188541 A JP H07188541A
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- Japan
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- aromatic polycarbonate
- polycarbonate resin
- composition
- polybutylene terephthalate
- alkyl
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- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L67/00—Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L67/02—Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L69/00—Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリブチレンテレフタレートを含むポリカー
ボネート樹脂組成物。 【構成】 本発明においては(i)ポリブチレンテレフ
タレート、(ii)第1の芳香族ポリカーボネート樹
脂、および(ii)第2の芳香族ポリカーボネート樹脂
から成る熱可塑性成形組成物が提供される。本発明の組
成物の主たる特徴は全光透過率(TLTと略称する)が
高いことである。好ましくは本発明の組成物のTLT値
は上記(i)と(ii)または(iii)のいずれかと
だけしか含まない組成物の値よりも高い。最も好ましく
は本発明の組成物のTLT値は80%よりも高い。
ボネート樹脂組成物。 【構成】 本発明においては(i)ポリブチレンテレフ
タレート、(ii)第1の芳香族ポリカーボネート樹
脂、および(ii)第2の芳香族ポリカーボネート樹脂
から成る熱可塑性成形組成物が提供される。本発明の組
成物の主たる特徴は全光透過率(TLTと略称する)が
高いことである。好ましくは本発明の組成物のTLT値
は上記(i)と(ii)または(iii)のいずれかと
だけしか含まない組成物の値よりも高い。最も好ましく
は本発明の組成物のTLT値は80%よりも高い。
Description
【0001】
【本発明の分野】本発明は熱可塑性成形組成物、特にポ
リブチレンテレフタレートを含む組成物に関する。
リブチレンテレフタレートを含む組成物に関する。
【0002】
【本発明の要約】本発明においては(i)ポリブチレン
テレフタレート、(ii)第1の芳香族ポリカーボネー
ト樹脂、および(iii)第2の芳香族ポリカーボネー
ト樹脂を含む熱可塑性成形組成物が提供される。本発明
の組成物の主たる特徴は全光透過率(以後TLTと略称
する)が高いことである。好ましくは本発明の組成物の
TLT値は上記(i)と(ii)または(iii)のい
ずれかとだけしか含まない組成物の値よりも高い。最も
好ましくは本発明の組成物のTLT値は80%よりも高
い。
テレフタレート、(ii)第1の芳香族ポリカーボネー
ト樹脂、および(iii)第2の芳香族ポリカーボネー
ト樹脂を含む熱可塑性成形組成物が提供される。本発明
の組成物の主たる特徴は全光透過率(以後TLTと略称
する)が高いことである。好ましくは本発明の組成物の
TLT値は上記(i)と(ii)または(iii)のい
ずれかとだけしか含まない組成物の値よりも高い。最も
好ましくは本発明の組成物のTLT値は80%よりも高
い。
【0003】
【本発明の背景】熱可塑性組成物は機械的および物理的
性質が優れているために広い分野において使用されてい
る。多くの用途において重要になる特徴に該組成物の透
明性がある。ポリカーボネートとポリブチレンテレフタ
レート(以後PBTと略称する)との配合物は公知であ
り、このような配合物を含む組成物は高い衝撃耐性およ
び化学薬品耐性をもっていることを特徴としている。当
業界の専門家はPBTとポリカーボネートとの配合物が
不透明であることは経験によって知っている。
性質が優れているために広い分野において使用されてい
る。多くの用途において重要になる特徴に該組成物の透
明性がある。ポリカーボネートとポリブチレンテレフタ
レート(以後PBTと略称する)との配合物は公知であ
り、このような配合物を含む組成物は高い衝撃耐性およ
び化学薬品耐性をもっていることを特徴としている。当
業界の専門家はPBTとポリカーボネートとの配合物が
不透明であることは経験によって知っている。
【0004】エチレングリコールおよびシクロヘキサン
ジメタノールの市販のテレフタレート、並びにポリカー
ボネートはその透明性で注目されている。1993年7
月19日付けの同時出願の米国特許願第08/093,
834号にはポリエチレンテレフタレートを含む透明な
組成物が記載されている。
ジメタノールの市販のテレフタレート、並びにポリカー
ボネートはその透明性で注目されている。1993年7
月19日付けの同時出願の米国特許願第08/093,
834号にはポリエチレンテレフタレートを含む透明な
組成物が記載されている。
【0005】本発明の目的はTLT値が改善されたPB
Tおよびポリカーボネート樹脂を含む熱可塑性組成物を
提供することである。
Tおよびポリカーボネート樹脂を含む熱可塑性組成物を
提供することである。
【0006】
【本発明の詳細な説明】本発明によれば、(i)ポリブ
チレンテレフタレート、(ii)第1の芳香族ポリカー
ボネート樹脂、および(ii)第2の芳香族ポリカーボ
ネート樹脂から成り、該第2の芳香族ポリカーボネート
樹脂はそれが
チレンテレフタレート、(ii)第1の芳香族ポリカー
ボネート樹脂、および(ii)第2の芳香族ポリカーボ
ネート樹脂から成り、該第2の芳香族ポリカーボネート
樹脂はそれが
【0007】
【化3】
【0008】但し式中R3およびR4は互いに独立に水素
原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、
ここでR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個
に置換したアルキル基を表し、mは4〜10の整数であ
る、に対応する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物か
ら誘導された構造単位を少なくとも若干個含んでいる点
で第1の樹脂と異なっている個とを特徴とする熱可塑性
成形組成物が提供される。好ましくは第2の芳香族ポリ
カーボネート樹脂は約10〜100%、最も好ましくは
約30〜80%の該構造単位を含んでいる。
原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、
ここでR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個
に置換したアルキル基を表し、mは4〜10の整数であ
る、に対応する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物か
ら誘導された構造単位を少なくとも若干個含んでいる点
で第1の樹脂と異なっている個とを特徴とする熱可塑性
成形組成物が提供される。好ましくは第2の芳香族ポリ
カーボネート樹脂は約10〜100%、最も好ましくは
約30〜80%の該構造単位を含んでいる。
【0009】本発明はまた(i)ポリブチレンテレフタ
レートおよび(ii)第1の芳香族ポリカーボネート樹
脂かまたは(iii)第2の芳香族ポリカーボネートか
のいずれかを含む熱可塑性成形組成物のTLT値を増加
させる方法に関する。この方法は該組成物中にPBT、
(ii)および(iii)を含む配合物をつくるために
該(ii)および(iii)から成る群から選ばれる補
足的な成分を導入することから成っている。組成物のT
LT値は厚さ0.100インチの試料を使用しASTM
法D−1003を用いて決定される。
レートおよび(ii)第1の芳香族ポリカーボネート樹
脂かまたは(iii)第2の芳香族ポリカーボネートか
のいずれかを含む熱可塑性成形組成物のTLT値を増加
させる方法に関する。この方法は該組成物中にPBT、
(ii)および(iii)を含む配合物をつくるために
該(ii)および(iii)から成る群から選ばれる補
足的な成分を導入することから成っている。組成物のT
LT値は厚さ0.100インチの試料を使用しASTM
法D−1003を用いて決定される。
【0010】本発明に有用なポリブチレンテレフタレー
トは容易に市場で入手し得る公知の熱可塑性樹脂であ
る。このものはテレフタル酸とブチレンジオールとから
得られ、フェノールおよびテトラクロロエタン(60:
40)の1%溶液中で25℃において測定された固有粘
度が少なくとも0.4〜1.4、最も好ましくは0.4
〜1.1dl/gである特徴をもっている。芳香族のテ
レフタル酸成分には最高15%の他の酸成分を混合する
ことができ、このような酸成分にはイソフタル酸、ジフ
ェニルジカルボン酸、ジフェニルスルフォンジカルボン
酸、およびジフェノキシエタンジカルボン酸が含まれ
る。また随時コハク酸、アジピン酸およびセバチン酸の
ような脂肪族ジカルボン酸を含む非芳香族のヒドロキシ
カルボン酸を用いることができる。
トは容易に市場で入手し得る公知の熱可塑性樹脂であ
る。このものはテレフタル酸とブチレンジオールとから
得られ、フェノールおよびテトラクロロエタン(60:
40)の1%溶液中で25℃において測定された固有粘
度が少なくとも0.4〜1.4、最も好ましくは0.4
〜1.1dl/gである特徴をもっている。芳香族のテ
レフタル酸成分には最高15%の他の酸成分を混合する
ことができ、このような酸成分にはイソフタル酸、ジフ
ェニルジカルボン酸、ジフェニルスルフォンジカルボン
酸、およびジフェノキシエタンジカルボン酸が含まれ
る。また随時コハク酸、アジピン酸およびセバチン酸の
ような脂肪族ジカルボン酸を含む非芳香族のヒドロキシ
カルボン酸を用いることができる。
【0011】ジオール成分はブチレングリコールの他
に、グリコールのモル量に関し最高15%の他のジオー
ルを含むことができる。これらのジオールには炭素数最
高8の脂肪族ジオール、炭素数6〜15の脂環式ジオー
ル、または炭素数6〜21の芳香族ジオールが含まれ
る。このような一緒に用いられるジオールの例としては
3−メチルペンタンジオール−(2,4)、2−メチル
ペンタンジオール−(1,4)、2,2,4−トリメチ
ルペンタンジオール−(1,3)、2−エチルヘキサン
ジオール−(1,3)、2,2−ジエチルプロパンジオ
ール−(1,3)、ヘキサンジオール−(1,3)、
1,4−ジ(ヒドロキシエトキシ)−ベンゼン、2,2
−ビス−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロパ
ン、2,4−ヒドロキシ−1,1,3,3−テトラメチ
ルシクロブタン、2,2−ビス−(3−ヒドロキシエト
キシフェニルプロパン)、および2,2−ビス−(4−
ヒドロキシプロポキシフェニル)−プロパンが含まれ
る。
に、グリコールのモル量に関し最高15%の他のジオー
ルを含むことができる。これらのジオールには炭素数最
高8の脂肪族ジオール、炭素数6〜15の脂環式ジオー
ル、または炭素数6〜21の芳香族ジオールが含まれ
る。このような一緒に用いられるジオールの例としては
3−メチルペンタンジオール−(2,4)、2−メチル
ペンタンジオール−(1,4)、2,2,4−トリメチ
ルペンタンジオール−(1,3)、2−エチルヘキサン
ジオール−(1,3)、2,2−ジエチルプロパンジオ
ール−(1,3)、ヘキサンジオール−(1,3)、
1,4−ジ(ヒドロキシエトキシ)−ベンゼン、2,2
−ビス−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロパ
ン、2,4−ヒドロキシ−1,1,3,3−テトラメチ
ルシクロブタン、2,2−ビス−(3−ヒドロキシエト
キシフェニルプロパン)、および2,2−ビス−(4−
ヒドロキシプロポキシフェニル)−プロパンが含まれ
る。
【0012】PBT樹脂は当業界に公知の種類のトリヒ
ドロキシまたはテトラヒドロキシアルコール、或いは三
塩基酸または四塩基酸を当業界に公知の方法で加えて分
岐させることができる。このようなPBT樹脂の製造に
適した連鎖終結剤も当業界に公知である。
ドロキシまたはテトラヒドロキシアルコール、或いは三
塩基酸または四塩基酸を当業界に公知の方法で加えて分
岐させることができる。このようなPBT樹脂の製造に
適した連鎖終結剤も当業界に公知である。
【0013】適当なPBT樹脂の製造法は公知であり、
米国特許第2,463,319号および同第3,04
7,539号に記載されている。本発明の最も適したも
のはポリブチレンテレフタレートである。
米国特許第2,463,319号および同第3,04
7,539号に記載されている。本発明の最も適したも
のはポリブチレンテレフタレートである。
【0014】第1のポリカーボネート樹脂は下記式
(1)または(2)
(1)または(2)
【0015】
【化4】
【0016】の少なくとも1種のジヒドロキシ化合物か
ら誘導される。ここでAは炭素数1〜8のアルキレン
基、炭素数5〜15のシクロアルキレン基、炭素数5〜
15のシクロアルキリデン基、カルボニル基、酸素原
子、−S−、−SO−またはSO2−基、または基
ら誘導される。ここでAは炭素数1〜8のアルキレン
基、炭素数5〜15のシクロアルキレン基、炭素数5〜
15のシクロアルキリデン基、カルボニル基、酸素原
子、−S−、−SO−またはSO2−基、または基
【0017】
【化5】
【0018】であり、gは0または1、eは0または
1、dは0〜4、fは0〜3を表し、数個のZ置換基は
互いに独立にF、Cl、Brまたは炭素数1〜4のアル
キル基を表すが、式(3)のジヒドロキシジフェニルシ
クロヘキサンの場合は除くものとする。
1、dは0〜4、fは0〜3を表し、数個のZ置換基は
互いに独立にF、Cl、Brまたは炭素数1〜4のアル
キル基を表すが、式(3)のジヒドロキシジフェニルシ
クロヘキサンの場合は除くものとする。
【0019】本発明を実施するのに有用なジヒドロキシ
化合物の中にはヒドロキノン、レゾルシン、ビス−(ヒ
ドロキシフェニル)−アルカン、ビス−(ヒドロキシフ
ェニル)−シクロアルカン、ビス−(ヒドロキシフェニ
ル)−エーテル、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ケト
ン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルフォキシド、
ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルフォン、および
2,2−ビス−(ヒドロキシフェニル)−ジイソプロピ
ルベンゼンがある。これらの化合物および他の適当な芳
香族ジヒドロキシ化合物は例えば米国特許第3,02
8,365号、同第2,999,835号、同第3,1
48,172号、同第3,271,368号、同第2,
991,273号、同第3,271,367号、同第
3,280,078号、同第3,014,891号、お
よび同第2,999,846号、並びにドイツ特許公開
明細書第1,570,703号、同第2,063,05
0号、同第2,063,052号、同第2,211,9
56号追う同第2,211,957号、およびフランス
特許第1,561,418号、並びに単行本のエイチ・
シュネル(H.Schnell)著、「ポリカーボネー
トの化学と物理(Chemistry and Phy
sics of Polycarbonates)」、
米国ニューヨーク、インターサイエンス出版社(Int
ersciencePublishers)1964年
発行に記載されている。適当なビスフェノールの他の例
としては2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
プロパン(ビスフェノールA)、2,4−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1,1−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、
2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイ
ソプロピルベンゼン、2,2−ビス−(3−クロロ−4
−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ヒドロキシベンゾ
フェノンおよび4,4’−スルフォニルジフェノールが
ある。
化合物の中にはヒドロキノン、レゾルシン、ビス−(ヒ
ドロキシフェニル)−アルカン、ビス−(ヒドロキシフ
ェニル)−シクロアルカン、ビス−(ヒドロキシフェニ
ル)−エーテル、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ケト
ン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルフォキシド、
ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルフォン、および
2,2−ビス−(ヒドロキシフェニル)−ジイソプロピ
ルベンゼンがある。これらの化合物および他の適当な芳
香族ジヒドロキシ化合物は例えば米国特許第3,02
8,365号、同第2,999,835号、同第3,1
48,172号、同第3,271,368号、同第2,
991,273号、同第3,271,367号、同第
3,280,078号、同第3,014,891号、お
よび同第2,999,846号、並びにドイツ特許公開
明細書第1,570,703号、同第2,063,05
0号、同第2,063,052号、同第2,211,9
56号追う同第2,211,957号、およびフランス
特許第1,561,418号、並びに単行本のエイチ・
シュネル(H.Schnell)著、「ポリカーボネー
トの化学と物理(Chemistry and Phy
sics of Polycarbonates)」、
米国ニューヨーク、インターサイエンス出版社(Int
ersciencePublishers)1964年
発行に記載されている。適当なビスフェノールの他の例
としては2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
プロパン(ビスフェノールA)、2,4−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1,1−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、
2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイ
ソプロピルベンゼン、2,2−ビス−(3−クロロ−4
−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ヒドロキシベンゾ
フェノンおよび4,4’−スルフォニルジフェノールが
ある。
【0020】最も好適なビスフェノールは2,2−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン(ビスフェノ
ールA)である。
−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン(ビスフェノ
ールA)である。
【0021】本発明のポリカーボネートはその構造の中
に1種またはそれ以上の適当なビスフェノールから誘導
される単位を含んでいることができる。
に1種またはそれ以上の適当なビスフェノールから誘導
される単位を含んでいることができる。
【0022】ポリカーボネートの製造は当業界に公知の
方法、例えば界面縮重合法、均質相での縮重合法または
エステル交換反応により行うことができる。
方法、例えば界面縮重合法、均質相での縮重合法または
エステル交換反応により行うことができる。
【0023】適当な工程、およびそれに付随した反応原
料、触媒、溶媒および反応条件は当業界に公知であり、
特にドイツ特許第1,046,311号および同第96
2,274号、および米国特許第3,248,414
号、同第3,153,008ごう、同第3,215,6
68号、同第3,187,065号、同第3,028,
365号、同第2,999,846号、同第2,99
9,835号、同第2,964,974号、同第2,9
70,137号、同第3,912,638号、および同
第1,991,273号に記載されている。
料、触媒、溶媒および反応条件は当業界に公知であり、
特にドイツ特許第1,046,311号および同第96
2,274号、および米国特許第3,248,414
号、同第3,153,008ごう、同第3,215,6
68号、同第3,187,065号、同第3,028,
365号、同第2,999,846号、同第2,99
9,835号、同第2,964,974号、同第2,9
70,137号、同第3,912,638号、および同
第1,991,273号に記載されている。
【0024】本発明のポリカーボネート樹脂を製造する
際、その分子量を制限するためにモノフェノールのよう
な一官能性の反応原料を使用することができる。また分
岐剤も使用できる。少量の、好ましくは約0.05〜
2.0モル%(使用するジフェノールに関し)の三官能
性またはそれ以上の官能基をもった化合物、特に3個ま
たはそれ以上のフェノール性ヒドロキシ基をもった化合
物を混入すると分岐させることができる。この種のポリ
カーボネートは例えばドイツ特許公開明細書第1,57
0,533号、同第1,595,762号、同第2,1
16,974号、および同第2,113,347号、英
国特許第1,079,821号、および米国特許第3,
544,514号に記載されている。
際、その分子量を制限するためにモノフェノールのよう
な一官能性の反応原料を使用することができる。また分
岐剤も使用できる。少量の、好ましくは約0.05〜
2.0モル%(使用するジフェノールに関し)の三官能
性またはそれ以上の官能基をもった化合物、特に3個ま
たはそれ以上のフェノール性ヒドロキシ基をもった化合
物を混入すると分岐させることができる。この種のポリ
カーボネートは例えばドイツ特許公開明細書第1,57
0,533号、同第1,595,762号、同第2,1
16,974号、および同第2,113,347号、英
国特許第1,079,821号、および米国特許第3,
544,514号に記載されている。
【0025】使用可能な3個またはそれ以上のフェノー
ル性ヒドロキシ基をもった化合物の例としては、フロロ
グルシノール、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−
(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプタン、2,4,6−
トリメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−ヘプタン、1,4,5−トリ−(4−ヒドロキ
シフェニル)−ベンゼン、1,1,1−トリ−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−エタン、トリ−(4−ヒドロキシ
フェニル)−フェニルメタン、2,2−ビス−[4,4
−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキシル]−プ
ロパン、2,4−ビス−(4−ヒドロキシフェニルイソ
プロピル)−フェノール、6−ビス−(2−ヒドロキシ
−5’−メチルベンジル)−4−メチルフェノール、2
−(4−ヒドロキシフェニル)−2−(2,4−ジヒド
ロキシフェニル)−プロパン、ヘキサ(4−(4−ヒド
ロキシフェニルイソプロピル)−フェニル)−o−テレ
フタル酸エステル、テトラ−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−メタン、テトラ−(4−(4−ヒドロキシフェニ
ルイソプロピル)−フェノキシ)−メタン、および1,
4−ビス−(4’,4”−ジヒドロキシトリフェニル)
−メチル)−ベンゼンがある。他の三官能性の化合物と
しては2,4−ジヒドロキシ安息香酸、トリメシン酸、
塩化シアヌルおよび3,3−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドールが
ある。
ル性ヒドロキシ基をもった化合物の例としては、フロロ
グルシノール、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−
(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプタン、2,4,6−
トリメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−ヘプタン、1,4,5−トリ−(4−ヒドロキ
シフェニル)−ベンゼン、1,1,1−トリ−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−エタン、トリ−(4−ヒドロキシ
フェニル)−フェニルメタン、2,2−ビス−[4,4
−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキシル]−プ
ロパン、2,4−ビス−(4−ヒドロキシフェニルイソ
プロピル)−フェノール、6−ビス−(2−ヒドロキシ
−5’−メチルベンジル)−4−メチルフェノール、2
−(4−ヒドロキシフェニル)−2−(2,4−ジヒド
ロキシフェニル)−プロパン、ヘキサ(4−(4−ヒド
ロキシフェニルイソプロピル)−フェニル)−o−テレ
フタル酸エステル、テトラ−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−メタン、テトラ−(4−(4−ヒドロキシフェニ
ルイソプロピル)−フェノキシ)−メタン、および1,
4−ビス−(4’,4”−ジヒドロキシトリフェニル)
−メチル)−ベンゼンがある。他の三官能性の化合物と
しては2,4−ジヒドロキシ安息香酸、トリメシン酸、
塩化シアヌルおよび3,3−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドールが
ある。
【0026】本発明を実施するのに適した樹脂の中には
またフェノールフタレインをベースにしたポリカーボネ
ート、ポリカーボネート共重合体、ポリカーボネート三
元重合体、例えば米国特許第3,036,036号およ
び同第4,210,741号に記載されたものが含まれ
る。
またフェノールフタレインをベースにしたポリカーボネ
ート、ポリカーボネート共重合体、ポリカーボネート三
元重合体、例えば米国特許第3,036,036号およ
び同第4,210,741号に記載されたものが含まれ
る。
【0027】第2の芳香族ポリカーボネート樹脂は下記
式(3)
式(3)
【0028】
【化6】
【0029】の少なくとも1種のジヒドロキシ化合物か
ら誘導される。ここでR1およびR2は水素、ハロゲン、
好ましくは塩素または臭素、C1〜8アルキル、C5〜6ア
ルキル、C6〜10アリール、好ましくはフェニル、およ
びC7〜12アラルキル、好ましくはフェニル−C1〜4ア
ルキル、特にベンジルを表し、mは4〜10、好ましく
は4〜5の整数を表し、R3およびR4は互いに独立に水
素原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表す
が、但しR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1
個に置換したアルキル基を表す。好ましくはR3および
R4は両方とも1個または2個の、最も好ましくは唯1
個のX炭素上に置換したアルキルを表す。メチルが好適
なアルキル基である。ジフェニルを置換した炭素原子
(C−1)に対しαの位置にあるX原子は好ましくはジ
アルキル置換炭素ではない。C−1に対しβの位置に2
個の置換基があることが好ましい。 脂環式の基(一般式(1)においてmは4または5を表
す)の環炭素が5または6個のジヒドロキシジフェニル
シクロアルカン、例えば下記のジフェノール
ら誘導される。ここでR1およびR2は水素、ハロゲン、
好ましくは塩素または臭素、C1〜8アルキル、C5〜6ア
ルキル、C6〜10アリール、好ましくはフェニル、およ
びC7〜12アラルキル、好ましくはフェニル−C1〜4ア
ルキル、特にベンジルを表し、mは4〜10、好ましく
は4〜5の整数を表し、R3およびR4は互いに独立に水
素原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表す
が、但しR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1
個に置換したアルキル基を表す。好ましくはR3および
R4は両方とも1個または2個の、最も好ましくは唯1
個のX炭素上に置換したアルキルを表す。メチルが好適
なアルキル基である。ジフェニルを置換した炭素原子
(C−1)に対しαの位置にあるX原子は好ましくはジ
アルキル置換炭素ではない。C−1に対しβの位置に2
個の置換基があることが好ましい。 脂環式の基(一般式(1)においてmは4または5を表
す)の環炭素が5または6個のジヒドロキシジフェニル
シクロアルカン、例えば下記のジフェノール
【0030】
【化7】
【0031】が好適であり、1,1−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サン(II)が特に好適である。
ロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サン(II)が特に好適である。
【0032】下記実施例により本発明を例示する。これ
らの実施例は本発明を限定するものではない。特記しな
い限りすべての割合は重量による。
らの実施例は本発明を限定するものではない。特記しな
い限りすべての割合は重量による。
【0033】
実験の部 本発明の組成物を製造し、その性質を評価した。押出し
機中での組成物の製造法は通常の方法に従った。配合条
件は次のとおりである。
機中での組成物の製造法は通常の方法に従った。配合条
件は次のとおりである。
【0034】 スクリューの設計 配合方式 スクリューの速度 300 供給速度 140 設定温度、℃ 区域1 200 区域2 250 区域3 260 区域4 270 区域5 280 ダイス型 290 真空、インチ 最高 実際の熔融温度 .... 寸法が0.100インチ(厚さ)の試験試料を通常の方
法により射出成形法で成形した。TLT値はマッチ−ス
キャン(Match−Scan)I型分光光度計[ダイ
アノ社(Diano Corporation)]を用
いASTM D−1003に従って測定した。組成物の
製造には下記の材料を用いた。
法により射出成形法で成形した。TLT値はマッチ−ス
キャン(Match−Scan)I型分光光度計[ダイ
アノ社(Diano Corporation)]を用
いASTM D−1003に従って測定した。組成物の
製造には下記の材料を用いた。
【0035】PBT:固有粘度約95のポリブチレンテ
レフタレート樹脂、デュポン(DuPont)社製。
レフタレート樹脂、デュポン(DuPont)社製。
【0036】ポリカーボネート(PC):マクロロン
(Makrlon)2600ポリカーボネート、ビスフ
ェノール−Aをベースにしたポリカーボネート均質重合
体、熔融流動速度12g/10分、マイルズ社(Mil
es Inc.)製。
(Makrlon)2600ポリカーボネート、ビスフ
ェノール−Aをベースにしたポリカーボネート均質重合
体、熔融流動速度12g/10分、マイルズ社(Mil
es Inc.)製。
【0037】APEC:バイヤー社(Bayer A
G)製。マイルズ社から市販されている。ビスフェノー
ル−Aをベースにしたポリカーボネート共重合体であ
り、
G)製。マイルズ社から市販されている。ビスフェノー
ル−Aをベースにしたポリカーボネート共重合体であ
り、
【0038】
【化8】
【0039】の構造単位を55モル%含む。
【0040】下記表に試験結果を示す。各成分の量は組
成物の重量に関する百分率で示した。
成物の重量に関する百分率で示した。
【0041】
【表1】
【0042】*opqは不透明を意味する。
【0043】YIは黄色係数を意味する。
【0044】本発明の熱可塑性組成物は(i)ポリブチ
レンテレフタレート、(ii)第1の芳香族ポリカーボ
ネート樹脂、および(iii)第2の芳香族ポリカーボ
ネート樹脂を含んでいる。本発明の組成物は全光透過率
が高いことを特徴としている。本発明の組成物のTLT
値は上記(ii)および(iii)の片方しか含まない
PBTをベースにした組成物のTLT値よりも高い。好
ましくは本発明の組成物のTLT値は80%よりも高
く、曇り値は最高で1%、黄色係数(yellowne
ss index)は20.0%よりも低い。適当な組
成物は約1〜40%のポリブチレンテレフタレート、1
〜99%の第1の芳香族ポリカーボネート、および1〜
99%の第2の芳香族ポリカーボネートを含んでいる。
さらに好ましくは約5〜30%のポリブチレンテレフタ
レート、20〜60%の第1の芳香族ポリカーボネー
ト、および20〜60%の第2の芳香族ポリカーボネー
トを含んでいる。
レンテレフタレート、(ii)第1の芳香族ポリカーボ
ネート樹脂、および(iii)第2の芳香族ポリカーボ
ネート樹脂を含んでいる。本発明の組成物は全光透過率
が高いことを特徴としている。本発明の組成物のTLT
値は上記(ii)および(iii)の片方しか含まない
PBTをベースにした組成物のTLT値よりも高い。好
ましくは本発明の組成物のTLT値は80%よりも高
く、曇り値は最高で1%、黄色係数(yellowne
ss index)は20.0%よりも低い。適当な組
成物は約1〜40%のポリブチレンテレフタレート、1
〜99%の第1の芳香族ポリカーボネート、および1〜
99%の第2の芳香族ポリカーボネートを含んでいる。
さらに好ましくは約5〜30%のポリブチレンテレフタ
レート、20〜60%の第1の芳香族ポリカーボネー
ト、および20〜60%の第2の芳香族ポリカーボネー
トを含んでいる。
【0045】以上例示の目的で本発明を詳細に説明した
が、このような詳細点は単に例示の目的のためであり、
当業界の専門家には特許請求の範囲記載の事項以外、本
発明の精神および範囲を逸脱することなく多くの変形を
行い得ることは明らかであろう。
が、このような詳細点は単に例示の目的のためであり、
当業界の専門家には特許請求の範囲記載の事項以外、本
発明の精神および範囲を逸脱することなく多くの変形を
行い得ることは明らかであろう。
【0046】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.(i)ポリブチレンテレフタレート、(ii)第1
の芳香族ポリカーボネート樹脂、および(ii)第2の
芳香族ポリカーボネート樹脂から成り、該第2の芳香族
ポリカーボネート樹脂はそれが
る。 1.(i)ポリブチレンテレフタレート、(ii)第1
の芳香族ポリカーボネート樹脂、および(ii)第2の
芳香族ポリカーボネート樹脂から成り、該第2の芳香族
ポリカーボネート樹脂はそれが
【0047】
【化9】
【0048】但し式中R3およびR4は互いに独立に水素
原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、
ここでR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個
に置換したアルキル基を表し、mは4〜10の整数であ
る、に対応する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物か
ら誘導された構造単位を少なくとも若干個含んでいる点
で第1の樹脂と異なっている熱可塑性成形組成物。
原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、
ここでR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個
に置換したアルキル基を表し、mは4〜10の整数であ
る、に対応する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物か
ら誘導された構造単位を少なくとも若干個含んでいる点
で第1の樹脂と異なっている熱可塑性成形組成物。
【0049】2.該第1の芳香族ポリカーボネート樹脂
は式(1)または(2)
は式(1)または(2)
【0050】
【化10】
【0051】但し式中Aは炭素数1〜8のアルキレン
基、炭素数2〜8のアルキリデン基、炭素数5〜15の
シクロアルキレン基、炭素数5〜15のシクロアルキリ
デン基、カルボニル基、酸素原子、−S−、−SO−ま
たは−SO2−或いは
基、炭素数2〜8のアルキリデン基、炭素数5〜15の
シクロアルキレン基、炭素数5〜15のシクロアルキリ
デン基、カルボニル基、酸素原子、−S−、−SO−ま
たは−SO2−或いは
【0052】
【化11】
【0053】に相当する基を意味し、gは0または1、
eは0または1、dは0〜4、fは0〜3を意味し、数
個のZ置換基は互いに独立にF、Cl、Brまたは炭素
数1〜4のアルキル基を意味する、に相当するジヒドロ
キシ化合物から誘導される上記第1項記載の組成物。
eは0または1、dは0〜4、fは0〜3を意味し、数
個のZ置換基は互いに独立にF、Cl、Brまたは炭素
数1〜4のアルキル基を意味する、に相当するジヒドロ
キシ化合物から誘導される上記第1項記載の組成物。
【0054】3.組成物の重量に関し該ポリブチレンテ
レフタレートは1〜30%の量で存在し、該第1の芳香
族ポリカーボネートは1〜99%の量で存在し、該第2
のポリカーボネートは1〜99%の量で存在している上
記第1項記載の組成物。
レフタレートは1〜30%の量で存在し、該第1の芳香
族ポリカーボネートは1〜99%の量で存在し、該第2
のポリカーボネートは1〜99%の量で存在している上
記第1項記載の組成物。
【0055】4.(i)ポリブチレンテレフタレート、
(ii)第1の芳香族ポリカーボネート樹脂、および
(ii)第2の芳香族ポリカーボネート樹脂から成り、
該第2の芳香族ポリカーボネート樹脂はそれが
(ii)第1の芳香族ポリカーボネート樹脂、および
(ii)第2の芳香族ポリカーボネート樹脂から成り、
該第2の芳香族ポリカーボネート樹脂はそれが
【0056】
【化12】
【0057】但し式中R3およびR4は互いに独立に水素
原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、
ここでR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個
に置換したアルキル基を表し、mは4〜7の整数であ
る、に対応する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物か
ら誘導された構造単位を少なくとも若干個含んでいる点
で第1の樹脂と異なっており、厚さ0.100インチの
試料に関しASTM法D−1003によって測定された
TLT値が少なくとも80%、曇り値は1%よりも少な
く、黄色係数は20%よりも小さいいる熱可塑性成形組
成物。
原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、
ここでR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個
に置換したアルキル基を表し、mは4〜7の整数であ
る、に対応する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物か
ら誘導された構造単位を少なくとも若干個含んでいる点
で第1の樹脂と異なっており、厚さ0.100インチの
試料に関しASTM法D−1003によって測定された
TLT値が少なくとも80%、曇り値は1%よりも少な
く、黄色係数は20%よりも小さいいる熱可塑性成形組
成物。
【0058】5.組成物の重量に関し、(i)1〜30
%のポリブチレンテレフタレート、(ii)1〜99%
の第1の芳香族ポリカーボネート樹脂、および(ii)
1〜99%の第2の芳香族ポリカーボネート樹脂から成
り、該第2の芳香族ポリカーボネート樹脂はそれが
%のポリブチレンテレフタレート、(ii)1〜99%
の第1の芳香族ポリカーボネート樹脂、および(ii)
1〜99%の第2の芳香族ポリカーボネート樹脂から成
り、該第2の芳香族ポリカーボネート樹脂はそれが
【0059】
【化13】
【0060】但し式中R3およびR4は互いに独立に水素
原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、
ここでR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個
に置換したアルキル基を表し、mは4〜7の整数であ
る、に対応する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物か
ら誘導された構造単位を少なくとも若干個含んでいる点
で第1の樹脂と異なっている熱可塑性成形組成物。
原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、
ここでR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個
に置換したアルキル基を表し、mは4〜7の整数であ
る、に対応する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物か
ら誘導された構造単位を少なくとも若干個含んでいる点
で第1の樹脂と異なっている熱可塑性成形組成物。
【0061】6.組成物全体の重量に関し、1〜30%
のポリブチレンテレフタレート、および(i)20〜6
0%の第1の芳香族ポリカーボネート、または(ii)
20〜60%の第2の芳香族ポリカーボネートのいずれ
かを含み、該第2の芳香族ポリカーボネート樹脂はそれ
が
のポリブチレンテレフタレート、および(i)20〜6
0%の第1の芳香族ポリカーボネート、または(ii)
20〜60%の第2の芳香族ポリカーボネートのいずれ
かを含み、該第2の芳香族ポリカーボネート樹脂はそれ
が
【0062】
【化14】
【0063】但し式中R3およびR4は互いに独立に水素
原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、
ここでR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個
に置換したアルキル基を表し、mは4〜10の整数であ
る、に対応する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物か
ら誘導された構造単位を少なくとも若干個含んでいる点
で第1の樹脂と異なっている熱可塑性成形組成物の中
に、PBT、(i)および(ii)を含む配合物をつく
るための該(i)および(ii)から成る群から選ばれ
る補足的な成分を混入することにより、厚さ0.100
インチの試料に関しASTM法D−1003によって測
定された熱可塑性成形組成物のTLT値を上昇させる方
法。
原子またはC1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、
ここでR3およびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個
に置換したアルキル基を表し、mは4〜10の整数であ
る、に対応する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物か
ら誘導された構造単位を少なくとも若干個含んでいる点
で第1の樹脂と異なっている熱可塑性成形組成物の中
に、PBT、(i)および(ii)を含む配合物をつく
るための該(i)および(ii)から成る群から選ばれ
る補足的な成分を混入することにより、厚さ0.100
インチの試料に関しASTM法D−1003によって測
定された熱可塑性成形組成物のTLT値を上昇させる方
法。
【0064】7.上記第6項記載の方法でつくられた組
成物。
成物。
Claims (2)
- 【請求項1】 (i)ポリブチレンテレフタレート、
(ii)第1の芳香族ポリカーボネート樹脂、および
(ii)第2の芳香族ポリカーボネート樹脂から成り、
該第2の芳香族ポリカーボネート樹脂はそれが 【化1】 但し式中R3およびR4は互いに独立に水素原子またはC
1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、ここでR3お
よびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個に置換した
アルキル基を表し、mは4〜10の整数である、に対応
する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物から誘導され
た構造単位を少なくとも若干個含んでいる点で第1の樹
脂と異なっている個とを特徴とする熱可塑性成形組成
物。 - 【請求項2】 組成物全体の重量に関し、1〜30%の
ポリブチレンテレフタレート、および(i)20〜60
%の第1の芳香族ポリカーボネート、または(ii)2
0〜60%の第2の芳香族ポリカーボネートのいずれか
を含み、該第2の芳香族ポリカーボネート樹脂はそれが 【化2】 但し式中R3およびR4は互いに独立に水素原子またはC
1〜6アルキルを表し、Xは炭素を表すが、ここでR3お
よびR4は共にX炭素原子の少なくとも1個に置換した
アルキル基を表し、mは4〜10の整数である、に対応
する架橋単位をもったジヒドロキシ化合物から誘導され
た構造単位を少なくとも若干個含んでいる点で第1の樹
脂と異なっている熱可塑性成形組成物の中に、PBT、
(i)および(ii)を含む配合物をつくるための該
(i)および(ii)から成る群から選ばれる補足的な
成分を混入することを特徴とする厚さ0.100インチ
の試料に関しASTM法D−1003によって測定され
た熱可塑性成形組成物のTLT値を上昇させる方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/151,435 US5401813A (en) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | Transparent polycarbonate PBT blends |
US151435 | 1993-11-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07188541A true JPH07188541A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=22538757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6295957A Pending JPH07188541A (ja) | 1993-11-12 | 1994-11-07 | 透明なポリカーボネート/pbt配合物 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5401813A (ja) |
EP (1) | EP0653462A3 (ja) |
JP (1) | JPH07188541A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003531943A (ja) * | 2000-05-01 | 2003-10-28 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 透明ポリカーボネートブレンド |
JP2011137153A (ja) * | 2009-12-12 | 2011-07-14 | Bayer Materialscience Ag | 熱特性が改良されかつ混合物に基づくコポリカーボネート組成物 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7385013B2 (en) * | 2004-05-12 | 2008-06-10 | Toray Industries, Inc. | Polymer alloy, thermoplastic resin composition, and molded article |
US10273357B2 (en) | 2014-04-15 | 2019-04-30 | Sabic Global Technologies B.V. | High heat polycarbonate compositions |
WO2015160963A1 (en) | 2014-04-15 | 2015-10-22 | Sabic Global Technologies B.V. | High heat polycarbonate compositions |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3936400A (en) * | 1972-03-10 | 1976-02-03 | General Electric Company | Flame retardant foamed polyester compositions |
CA1109178A (en) * | 1978-01-16 | 1981-09-15 | Gary S. Motz | Transparent compositions of bisphenol-a polycarbonate polyalkylene terephthalate and an aromatic polyester carbonate |
DE3237477A1 (de) * | 1982-10-09 | 1984-04-12 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verwendung von polycarbonat/polybutylenterephthalat-mischungen zur herstellung von folien |
NL8600806A (nl) * | 1986-03-28 | 1987-10-16 | Gen Electric | Polymeermengsel dat een aromatisch polycarbonaat, een polyalkyleentereftalaat en een middel voor het verbeteren van de slagsterkte bevat. |
CA1340125C (en) * | 1988-10-06 | 1998-11-10 | Dieter Freitag | Mixture of special new polycarbonates with other thermoplastics or with elastomers |
DE3918406A1 (de) * | 1989-06-06 | 1990-12-13 | Bayer Ag | Verwendung von polycarbonatmischungen in der optik |
DE3919043A1 (de) * | 1989-06-10 | 1990-12-13 | Bayer Ag | Polycarbonat-formmassen |
-
1993
- 1993-11-12 US US08/151,435 patent/US5401813A/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-10-31 EP EP94117173A patent/EP0653462A3/en not_active Withdrawn
- 1994-11-07 JP JP6295957A patent/JPH07188541A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003531943A (ja) * | 2000-05-01 | 2003-10-28 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 透明ポリカーボネートブレンド |
JP2011137153A (ja) * | 2009-12-12 | 2011-07-14 | Bayer Materialscience Ag | 熱特性が改良されかつ混合物に基づくコポリカーボネート組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0653462A2 (en) | 1995-05-17 |
EP0653462A3 (en) | 1996-04-24 |
US5401813A (en) | 1995-03-28 |
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