JPH0726126A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPH0726126A
JPH0726126A JP19697893A JP19697893A JPH0726126A JP H0726126 A JPH0726126 A JP H0726126A JP 19697893 A JP19697893 A JP 19697893A JP 19697893 A JP19697893 A JP 19697893A JP H0726126 A JPH0726126 A JP H0726126A
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JP
Japan
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resin composition
polyethylene terephthalate
polyarylate
bis
hydroxyphenyl
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Pending
Application number
JP19697893A
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English (en)
Inventor
Takamasa Owaki
隆正 大脇
Soichiro Kishimoto
聡一郎 岸本
Akio Motoyama
秋男 本山
Yukiko Inui
由起子 乾
Yasuyo Hashimoto
安代 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的物性、透明性、耐薬品性を維持しなが
ら耐熱性と成形性に優れた樹脂組成物を提供する。 【構成】 下記一般式(1)で表される二価フェノール
と芳香族ジカルボン酸またはこれらの機能誘導体の混合
物とから得られるポリアリレートとポリエチレンテレフ
タレートとからなる樹脂組成物であって、前記両ポリマ
ーの総重量に対し、ポリエチレンテレフタレートの含有
量が10〜90重量%である樹脂組成物。 【化1】 [但し、R1 〜R2 は水素原子、ハロゲン原子及び炭化
水素基から選ばれ、R3〜R12は、水素原子及び炭化水
素基から選ばれ、Xは、アルキレン基、アルキリデン基
及びフェニルアルキリデン基から選ばれる。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脂肪族環を有する二価
フェノールと芳香族ジカルボン酸またはこれらの機能誘
導体の混合物とから得られるポリアリレートとポリエチ
レンテレフタレートとからなる樹脂組成物に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】二価フェノール類、特に2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンとイソフタル酸と
テレフタル酸またはこれらの機能誘導体の混合物とから
得られるポリアリレートとポリエチレンテレフタレート
からなる樹脂組成物は、機械的強度や透明性さらに耐薬
品性に優れているため、その成形品は電気・電子・自動
車・食品の分野に広く使用されていることはよく知られ
ている。しかし、かかる用途分野においては近年部品の
薄肉化にともなって、ますますプラスチックの耐熱性と
成形性に対する要求が高まり、機械的物性、透明性、耐
薬品性を維持しながら耐熱性と成形性が向上した樹脂組
成物が求められていた。
【0003】ポリアリレートとポリエチレンテレフタレ
ートからなる樹脂組成物の耐熱性を向上させるために
は、前述のポリアリレートよりも更に高い耐熱性を有す
るポリアリレート(例えば米国特許3216970号明
細書に記載の1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
−1−フェニルエタンとテレフタル酸及びイソフタル酸
から得られるポリアリレートなど)を用いることが必要
である。しかしながら、このようなポリアリレートは、
耐熱性には優れるが、溶融粘度が高いので、ポリアリレ
ートとポリエチレンテレフタレートからなる樹脂組成物
を得るために、溶融混練するために押出し温度を高くす
る必要がある。そのため、ポリエチレンテレフタレート
の分解などによる物性低下が起こり、樹脂組成物の機械
的物性や透明性が損なわれたり、樹脂組成物が着色する
という問題点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な実状に鑑み、機械的物性、透明性、耐薬品性を維持し
ながら耐熱性と成形性に優れたポリアリレートとポリエ
チレンテレフタレートからなる樹脂組成物を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な課題を解決する樹脂組成物を開発すべく鋭意検討の結
果、脂肪族環を有する二価フェノールをフェノール成分
としたポリアリレートとポリエチレンテレフタレートと
からなる樹脂組成物は機械的物性、透明性、耐薬品性に
優れ、しかも耐熱性と成形性に優れた樹脂組成物である
ことを見いだし、本発明に到達した。
【0006】すなわち本発明の要旨は、下記一般式
(1)
【0007】
【化2】
【0008】[但し、R1 〜R2 は水素原子、ハロゲン
原子及び炭化水素基から選ばれ、R3〜R12は、水素原
子及び炭化水素基から選ばれ、Xは、アルキレン基、ア
ルキリデン基及びフェニルアルキリデン基から選ばれ
る。]で表される二価フェノールと芳香族ジカルボン酸
またはこれらの機能誘導体の混合物とから得られるポリ
アリレートとポリエチレンテレフタレートとからなる樹
脂組成物であって、前記両ポリマーの総重量に対し、ポ
リエチレンテレフタレートの含有量が10〜90重量%
である樹脂組成物である。
【0009】以下本発明を詳細に説明する。本発明に用
いられるポリアリレートを構成する二価フェノールは、
前記一般式(1)で表される。この二価フェノール成分
として好ましいものは、例えば、下記式(2)〜(1
7)で示される二価フェノールを挙げることができ、こ
れらの1種もしくは2種以上を混合して用いてもよい。
この中でも特に好ましいのは、式(2)で示される二価
フェノールである。
【0010】
【化3】
【0011】
【化4】
【0012】
【化5】
【0013】本発明に用いられるポリアリレートにおい
て、前述した一般式(1)で示される二価フェノール
を、実質的にその特性を損なわない範囲で、他の二価フ
ェノール類や二価アルコール類で置き換えてもよい。こ
のような二価フェノール類としては、レゾルシノール、
ハイドロキノン、ビフェノール、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシルフェニル)
エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)スルフォン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)ケトン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ジフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−p−ジイソプロピルベンゼン、ビス(3,5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(3−
メチル−4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(3,
5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビ
ス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルフィド、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン、1,1−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘ
キサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1
−フェニルエタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ブタン、2,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3−メチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、2,2−ビス(3−ブロモ−4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジ
ブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン、4,4' −ジヒドロキ
シルビフェニル、3,3',5,5' −テトラメチル−
4,4' −ジヒドロキシビフェニル、4,4'−ジヒド
ロキシベンゾフェノンを挙げることができる。また、二
価アルコール類としては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、
ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオー
ル、ドデカンジオール、ネオペンチルグリコール、シク
ロヘキサンジオール、1,4−ジヒドロキシメチルシク
ロヘキサン等を挙げることができる。
【0014】また、本発明に用いられるポリアリレート
を構成する芳香族ジカルボン酸成分としては、例えばテ
レフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、ジフェン酸、4,4’−ジカ
ルボキシジフェニルエーテル、ビス(p−カルボキシフ
ェニル)アルカン、4,4’−ジカルボキシジフェニル
スルホンなどがあげられ、これらの1種もしくは2種以
上を混合して用いてもよい。中でも好ましいのは、テレ
フタル酸及びイソフタル酸であり、特に好ましいのはテ
レフタル酸とイソフタル酸の混合物である。
【0015】さらに、本発明に用いられるポリアリレー
トにおいて、前述した芳香族ジカルボン酸を、実質的に
その特性を損なわない範囲で、他の脂肪族ジカルボン酸
類で置き換えてもよい。そのようなジカルボン酸として
は、シクロヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、セバシ
ン酸、グルタル酸、ドデカン二酸等を挙げることができ
る。
【0016】本発明に用いられるポリアリレートの製造
方法としては、水と相溶しない有機溶剤に溶解せしめた
芳香族ジカルボン酸クロライドとアルカリ水溶液に溶解
せしめた二価フェノールとを混合反応せしめるいわゆる
界面重合法(W.M.EARECKSON J.Pol
y.Sci.XL399 1959年、特公昭40−1
959号公報)、芳香族ジカルボン酸クロライドと二価
フェノールを有機溶剤中で反応せしめる溶液重合法
(A.Conix Ind.Eng.ohem.51
147 1959年、特公昭37−5599号公報)、
芳香族ジカルボン酸と二価フェノールを無水酢酸の存在
下で加熱する溶融重合法、芳香族ジカルボン酸のフェニ
ルエステルと二価フェノールを加熱する溶融重合法(特
公昭38−15247号公報)、芳香族ジカルボン酸と
二価フェノールをジアリルカーボネートの存在下で加熱
する溶融重合法(特公昭38−26299号公報)など
の方法が知られている。本発明に用いられるポリアリレ
ートは、このような公知の方法で製造することができる
が、特に界面重合法で製造したものが好ましい。
【0017】本発明に用いられる脂肪族環を分子鎖に有
するポリアリレートは、引張強度、曲げ強度、曲げ回復
率、衝撃強度などの機械的特性、電気特性、燃焼性、寸
法安定性に優れ、かつ熱的特性が特に優れるので、射出
成形、押出成形、プレス成形またはその他の各種成形法
で、一般成形物、フィルム、繊維およびコーティング材
等に成形でき、広い用途が期待される。
【0018】このように優れた性能を有するポリアリレ
ートにポリエチレンテレフタレートを添加することによ
って、従来の樹脂組成物よりも高い耐熱性、成形性が保
持された熱可塑性樹脂組成物が得られたことは驚くべき
ことである。本発明に用いられるポリエチレンテレフタ
レートは、公知の方法、例えば、テレフタル酸とエチレ
ングリコールとを220〜240℃、1.75kg/c
2以上の圧力下で反応させ、生成する水を分離留出す
る直接エステル化法、テレフタル酸ジメチルエステルと
過剰のエチレングリコールを160〜220℃、常圧で
2〜6時間反応させ、生成するメタノールを分離留出す
るエステル交換法などで得られる。
【0019】本発明で用いられるポリエチレンテレフタ
レートの比粘度(測定温度25℃、溶媒フェノール/テ
トラクロロエタン=5:5)は、ηrel ≧1.2である
ことが好ましい。ηrel <1.2である場合には、ポリ
エチレンテレフタレートの機械的な特性が発揮されない
ので好ましくない。
【0020】ポリアリレートに加えるポリエチレンテレ
フタレートの量については、ポリアリレートとポリエチ
レンテレフタレートの総重量に対してポリエチレンテレ
フタレート10〜90重量%、好ましくは20〜80重
量%にする。ポリエチレンテレフタレートの割合が10
重量%未満である場合には、本発明の樹脂組成物の成形
性が損なわれ、耐薬品性が劣ってくる。ポリエチレンテ
レフタレートの割合が90%を超える場合には、ポリア
リレートの特性が生かされず、耐熱性が低下する。
【0021】ポリアリレートとポリエチレンテレフタレ
ートの混合方法はいかなる方法を用いてもよい。例え
ば,ポリアリレートとポリエチレンテレフタレートの粉
末または粉状物をV型ブレンダー、ヘンシエルミキサ
ー、スーパーミキサーやニーダーなどで混合したり、押
出機、コニーダー、インテンシブミキサーなどで溶融状
態で混合してチップ化してもよい。また、ジクロロ酢酸
やヘキサフルオロイソプロパノールなどの溶剤に両者を
溶解させ、ついで溶剤を除去する方法もある。いずれに
しても組成物の組成比、望まれる製品の形や性質に応じ
て適当な方法を採用することができる。
【0022】本発明の樹脂組成物には、その使用目的に
応じてヒンダードフェノール系化合物、亜燐酸系化合
物、ヒンダードアミン化合物またはチオエーテル系化合
物等の酸化防止剤、着色剤、無機及び有機の充填剤類、
炭素繊維、ガラス繊維等の補強剤、滑剤、帯電防止剤等
を適宜併用してもよい。本発明により得られる樹脂組成
物は、粉末またはチップその他の形状のものを用いて射
出成形、押出成形、プレス成形など一般に知られている
プラスチック成形法により各種の有用な製品を作ること
ができる。このような製品の例としてはギヤー、軸受、
電気部品、電子部品、容器その他多く挙げられ、エンジ
ニアリングプラスチックとして高い性能が要求される製
品として広範囲の用途に用いられる。また、成形品は熱
処理を行うことによってさらに性質を向上させることが
できる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いてさらに具体的
に説明する。なお、本発明の樹脂組成物の物性評価に用
いた方法は以下のとおりであり、測定結果は表1に示し
た。
【0024】(a)熱変形温度 東洋精機(株)製熱変形温度測定装置を用い、ASTM
D−648に基づいて測定した。
【0025】(b)溶融粘度 島津製作所(株)製フローテスター(CFT−500)
を用い、測定温度340℃、剪断速度10-3sec-1
溶融粘度値を測定した。
【0026】(c)引張強度 1/8インチダンベル片を用い、ASTM D−638
に基づいて引張強度を測定した。
【0027】(d)曲げ強度 1/8インチ曲げ試験片を用い、ASTM D−790
に基づいて曲げ強度を測定した。
【0028】(e)アイゾッド衝撃強度 曲げ強度と同様の試験片を用いてアイゾッド衝撃強度試
験を行った。測定は、ASTM D−256に基づいて
行った。
【0029】(f)全光線透過率 一辺が5cmで厚さが3mmの試験片を用い、ASTM
D−1003に基づいて全光線透過率を測定した。測
定は日本電色(株)製SZ−Σ80型測色器を用いた。
【0030】実施例1〜5、比較例1〜4 ポリアリレート(1):イソフタル酸クロライドおよび
テレフタル酸クロライドの等量混合物の塩化メチレン溶
液と1,4−ジ(4−ヒドロキシフェニル)−p−メン
タンのアルカリ水溶液とを、界面重合法によって主鎖に
脂肪族環を有するポリアリレート(1)を製造した。こ
のポリアリレート(1)をテトタクロロエタンに溶解さ
せ、対数粘度を測定したところ0.59であった。ポリ
エチレンテレフタレート(2):溶媒にフェノール/テ
トラクロロエタン=1/1混合溶媒、温度20℃で測定
した対数粘度1.54である日本エステル(株)製ポリ
エチレンテレフタレート粉末を用いた。ポリアリレート
(1)とポリエチレンテレフタレート(2)の粉末を表
1に示す配合量でプリブレンド法によって混合し、池貝
鉄工(株)製二軸押出機PCM−30を用いて、表1に
示す温度で溶融押出を行いチップ化し、また成形物を作
成し、各種物性試験を行った。
【0031】比較例5 イソフタル酸クロライドおよびテレフタル酸クロライド
の等量混合物の塩化メチレン溶液と2, 2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパンのアルカリ水溶液とによ
り界面重合法によってポリアリレート(3)を製造し
た。かかるポリアリレートをテトタクロロエタンに溶解
させ、対数粘度を測定したところ0.65であった。さ
らに、ポリエチレンテレフタレート(2)5.0kgと
ポリアリレート(3)5.0kgをプリブレンド法によ
って混合し、PCM−30を用いて、300℃で溶融押
出を行いチップ化した。また成形物を用いて各種物性試
験を行った。これらの結果を表1に示した。
【0032】比較例6 イソフタル酸クロライドおよびテレフタル酸クロライド
の等量混合物の塩化メチレン溶液と1, 1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタンのアルカリ
水溶液とにより界面重合法によってポリアリレート
(4)を製造した。かかるポリアリレートをテトタクロ
ロエタンに溶解させ、対数粘度を測定したところ0.6
2であった。さらに、ポリエチレンテレフタレート
(2)5.0kgとポリアリレート(4)5.0kgを
プリブレンド法によって混合し、PCM−30を用い
て、340℃で溶融押出を行いチップ化した。また成形
物を用いて各種物性試験を行った。これらの結果を表1
に示した。
【0033】比較例7 ポリアリレート(3)10.0kgをPCM−30を用
いて、320℃で溶融押出を行いチップ化した。また成
形物を用いて各種物性試験を行った。これらの結果を表
1に示した。
【0034】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、機械的物性、透
明性、耐薬品性を維持しながら耐熱性と成形性に優れて
いる。したがって、本発明の樹脂組成物は、電気部品、
電子部品、自動車部品、耐熱ボトルなど前記特性の要求
される用途に広く使用することができる。
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乾 由起子 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 (72)発明者 橋本 安代 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 [但し、R1 〜R2 は水素原子、ハロゲン原子及び炭化
    水素基から選ばれ、R3〜R12は、水素原子及び炭化水
    素基から選ばれ、Xは、アルキレン基、アルキリデン基
    及びフェニルアルキリデン基から選ばれる。]で表され
    る二価フェノールと芳香族ジカルボン酸またはこれらの
    機能誘導体の混合物とから得られるポリアリレートとポ
    リエチレンテレフタレートとからなる樹脂組成物であっ
    て、前記両ポリマーの総重量に対し、ポリエチレンテレ
    フタレートの含有量が10〜90重量%であることを特
    徴とする樹脂組成物。
JP19697893A 1993-07-13 1993-07-13 樹脂組成物 Pending JPH0726126A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005531682A (ja) * 2002-07-02 2005-10-20 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ビス−ヒドロキシフェニルメンタンポリエステル及びポリエステル/ポリカーボネート並びにこれらの製法

Cited By (2)

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JP2005531682A (ja) * 2002-07-02 2005-10-20 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ビス−ヒドロキシフェニルメンタンポリエステル及びポリエステル/ポリカーボネート並びにこれらの製法
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