JP2000355343A - 異なった形態の口を有する容器用のライナー付き閉鎖体 - Google Patents
異なった形態の口を有する容器用のライナー付き閉鎖体Info
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- B65D41/04—Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation
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- B65D41/3423—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt
- B65D41/3428—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる形態の口を備えた容器のライナー付き
閉鎖体を提供する。 【解決手段】 ベース壁（24）及び閉鎖体を容器の口
（16）に取り付ける内側手段（28）を備えた円周方向ス
カート（26）を有するシェル（22）と、容器の口の密封
面（18又は18ａ又は18ｂ又は18ｃ）に密着可能に前記ベ
ース壁に固定された弾性ライナー（36）とから成る閉鎖
体（14）。ライナーは、前記スカートに隣接していて、
半径方向内方に向いた第１の凹面（42）を有する軸方向
に延びる第１のリップ部（40）と、前記第１のリップ部
から半径方向内方に間隔をおいて位置していて、半径方
向外方に向いた第２の凹面（50）を有する円周方向に連
続し軸方向に延びる第２のリップ部（48）と、前記第１
の凹面と第２の凹面との間に延びる平らな軸方向に向い
た第３の表面（52）とを有する。
閉鎖体を提供する。 【解決手段】 ベース壁（24）及び閉鎖体を容器の口
（16）に取り付ける内側手段（28）を備えた円周方向ス
カート（26）を有するシェル（22）と、容器の口の密封
面（18又は18ａ又は18ｂ又は18ｃ）に密着可能に前記ベ
ース壁に固定された弾性ライナー（36）とから成る閉鎖
体（14）。ライナーは、前記スカートに隣接していて、
半径方向内方に向いた第１の凹面（42）を有する軸方向
に延びる第１のリップ部（40）と、前記第１のリップ部
から半径方向内方に間隔をおいて位置していて、半径方
向外方に向いた第２の凹面（50）を有する円周方向に連
続し軸方向に延びる第２のリップ部（48）と、前記第１
の凹面と第２の凹面との間に延びる平らな軸方向に向い
た第３の表面（52）とを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料（例えば、清
涼飲料）用途のプラスチック容器用閉鎖体に関し、特に
同一のねじ山直径を有するが、異なった形態の口をもつ
容器と組み合わせて用いられるよう設計された内張り即
ちライナー付き閉鎖体に関する。
涼飲料）用途のプラスチック容器用閉鎖体に関し、特に
同一のねじ山直径を有するが、異なった形態の口をもつ
容器と組み合わせて用いられるよう設計された内張り即
ちライナー付き閉鎖体に関する。
【０００２】
【発明の背景及び目的】従来、容器の密封面と密封係合
するための弾性内部ライナーを備えたプラスチックシェ
ルから成るガラス又はプラスチック容器用プラスチック
閉鎖体を提供することが提案された。例えば、米国特許
第４，９８４，７０３号明細書が開示するプラスチック
閉鎖体は、円周スカート及び閉鎖体を容器に固定するた
めの雌ネジを備えたベース壁を有するシェル及びシェル
のベース壁の内部に現場で圧縮成形された密封ライナー
から成る。米国特許第５，４５１，３６０号明細書は、
シェル内で現場でライナーを圧縮成形するための方法及
び装置を開示している。米国特許第５，４６２，１８７
号明細書は、容器の口の軸方向に向いた密封面及び外径
部即ち「Ｅ」直径部と密封係合するようライナーの円周
が輪郭付けられた閉鎖体を開示している。
するための弾性内部ライナーを備えたプラスチックシェ
ルから成るガラス又はプラスチック容器用プラスチック
閉鎖体を提供することが提案された。例えば、米国特許
第４，９８４，７０３号明細書が開示するプラスチック
閉鎖体は、円周スカート及び閉鎖体を容器に固定するた
めの雌ネジを備えたベース壁を有するシェル及びシェル
のベース壁の内部に現場で圧縮成形された密封ライナー
から成る。米国特許第５，４５１，３６０号明細書は、
シェル内で現場でライナーを圧縮成形するための方法及
び装置を開示している。米国特許第５，４６２，１８７
号明細書は、容器の口の軸方向に向いた密封面及び外径
部即ち「Ｅ」直径部と密封係合するようライナーの円周
が輪郭付けられた閉鎖体を開示している。
【０００３】容器がたとえ同一のねじ山直径を有してい
ても容器の口の形態の各々について異なる設計の閉鎖体
を提供することが、包装業界の現時点における慣例であ
る。例えば、標準のＰＣＯ及びＢＰＦ形態の口をもつＰ
ＥＴ容器及び標準のＭＣＡ−１、ＭＣＡ−２、ＭＣＡ−
３、１６４９、１６５０、１６５５及びＭＣＡ−７．５形
態の口を有するガラス容器が全て同一の直径及びピッ
チ、例えば２８mmのねじ山を有していても、これら容器
のための種々の閉鎖体が提供されている。かくして、包
装業者は、口の形態のそれぞれ及び口のねじ山直径のそ
れぞれについて異なる閉鎖体を在庫せざるを得ない。し
たがって、所与のねじ山直径を有するか、種々の標準化
された形態の口を有する容器と組み合わせて使用できる
閉鎖体を提供することが本発明の一般的な目的である。
本発明の一層特定の目的は、所要のねじ山直径及びピッ
チの繰り返し使用と一回使用の両方のガラス及びＰＥＴ
容器と組み合わせて利用できる上述したタイプの閉鎖体
を提供することにある。本発明の更に別の目的は、ライ
ナーを閉鎖体のシェルに永続的に固定でき又はこれから
はぎ取ることができる上述したタイプの閉鎖体を提供す
ることにある。本発明の更に別の目的は、かかる閉鎖体
及びかかる閉鎖体を利用した容器パッケージを製造する
方法を提供することにある。
ても容器の口の形態の各々について異なる設計の閉鎖体
を提供することが、包装業界の現時点における慣例であ
る。例えば、標準のＰＣＯ及びＢＰＦ形態の口をもつＰ
ＥＴ容器及び標準のＭＣＡ−１、ＭＣＡ−２、ＭＣＡ−
３、１６４９、１６５０、１６５５及びＭＣＡ−７．５形
態の口を有するガラス容器が全て同一の直径及びピッ
チ、例えば２８mmのねじ山を有していても、これら容器
のための種々の閉鎖体が提供されている。かくして、包
装業者は、口の形態のそれぞれ及び口のねじ山直径のそ
れぞれについて異なる閉鎖体を在庫せざるを得ない。し
たがって、所与のねじ山直径を有するか、種々の標準化
された形態の口を有する容器と組み合わせて使用できる
閉鎖体を提供することが本発明の一般的な目的である。
本発明の一層特定の目的は、所要のねじ山直径及びピッ
チの繰り返し使用と一回使用の両方のガラス及びＰＥＴ
容器と組み合わせて利用できる上述したタイプの閉鎖体
を提供することにある。本発明の更に別の目的は、ライ
ナーを閉鎖体のシェルに永続的に固定でき又はこれから
はぎ取ることができる上述したタイプの閉鎖体を提供す
ることにある。本発明の更に別の目的は、かかる閉鎖体
及びかかる閉鎖体を利用した容器パッケージを製造する
方法を提供することにある。
【０００４】
【発明の概要】本発明の閉鎖体は、ベース壁及び閉鎖体
を容器の口に取り付ける内側手段を備えた円周方向スカ
ートを有する閉鎖体シェルと、容器の口の密封面に密着
可能にベース壁に固定された弾性ライナーとから成る。
ライナーは、スカートに隣接していて、半径方向内方に
向いた第１の凹面を有する第１の軸方向に延びるリップ
部と、第１のリップ部から半径方向内方に間隔をおいて
位置していて、半径方向外方に向いた第２の凹面を有す
る円周方向に連続した軸方向に延びる第２のリップ部
と、第１の凹面と第２の凹面との間に延びる平らな軸方
向に向いた第３の表面とを有する。閉鎖体を容器に固定
すると、軸方向に向いた第３の表面は、容器の口の軸方
向に向いた密封面に密着し、好ましくは、第１及び第２
の凹面は、容器の口の形態に応じて、口の密封面の外縁
部又は内縁部の何れか一方、或いはこれらの両方に係合
する。
を容器の口に取り付ける内側手段を備えた円周方向スカ
ートを有する閉鎖体シェルと、容器の口の密封面に密着
可能にベース壁に固定された弾性ライナーとから成る。
ライナーは、スカートに隣接していて、半径方向内方に
向いた第１の凹面を有する第１の軸方向に延びるリップ
部と、第１のリップ部から半径方向内方に間隔をおいて
位置していて、半径方向外方に向いた第２の凹面を有す
る円周方向に連続した軸方向に延びる第２のリップ部
と、第１の凹面と第２の凹面との間に延びる平らな軸方
向に向いた第３の表面とを有する。閉鎖体を容器に固定
すると、軸方向に向いた第３の表面は、容器の口の軸方
向に向いた密封面に密着し、好ましくは、第１及び第２
の凹面は、容器の口の形態に応じて、口の密封面の外縁
部又は内縁部の何れか一方、或いはこれらの両方に係合
する。
【０００５】かくして、本発明は、同一のねじ山直径、
密封面及び密封面のところに互いに異なる内径及び（又
は）外径を備えた少なくとも第１及び第２の形態の口を
有する容器と組み合わされて用いられる閉鎖体に関す
る。閉鎖体は、ベース壁及び上記形態の口の何れのねじ
山とも噛み合うようになった直径の雌ねじを備えた円周
方向スカートを有するシェルを有する。弾性ライナー
が、ベース壁に設けられていて、上記形態の口のうち少
なくとも一方の密封面外周部と密封係合する直径部のと
ころでスカートに隣接した半径方向内方に向いた第１の
円周方向凹面と、スカートから内方に間隔をおいて位置
していて、上記形態の口のうち少なくとも一方の密封面
内周部と密封係合する直径部のところに設けられた半径
方向外方に向いた第２の凹面を備えた円周方向に連続し
ていて軸方向に延びるリップ部と、凹面相互間に延びて
いて、上記形態の口の両方の容器密封面と密封係合する
平らな軸方向に向いた第３の表面とを有する。２８mm清
涼飲料用途に関し、本発明の好ましい実施形態では、第
１及び第２の凹面は、第３の表面から間隔をおいて位置
した表面縁部を有し、表面縁部相互間の半径方向離間距
離は、０．２３８〜０．２５８インチの範囲にあり、好
ましくは０．２４８インチである。第１の凹面の曲率半
径は、０．０４０±０．００７インチ（１．０１６±
０．１７７８mm）であり、第２の凹面の曲率半径は、
０．０３５±０．００７インチ（０．８８９±０．１７
７８mm）である。第１の凹面は、０．０３６±０．００
７インチ（０．９１４４±０．１７７８mm）の寸法だけ
第３の表面から間隔をおいて位置した軸方向縁部を有
し、第２の凹面は、０．０２９±０．００５インチの軸
方向寸法だけ第３の表面から間隔をおいて位置した軸方
向縁部を有している。これら好ましい寸法の値及び範囲
は、２８mm（呼称）ねじ山直径を有し、業界標準のＰＣ
Ｏ、ＢＰＦ、ＭＣＡ−１、ＭＣＡ−２及びＭＣＡ−３の
形態をした口を備えたＰＥＴ及びガラス容器と関連して
示したものであるが、他のねじ山直径及び業界標準の形
態をした口、例えば１６４９、１６５０、１６５５及び
ＭＣＡ−7.5 の形態をした口にも使える。
密封面及び密封面のところに互いに異なる内径及び（又
は）外径を備えた少なくとも第１及び第２の形態の口を
有する容器と組み合わされて用いられる閉鎖体に関す
る。閉鎖体は、ベース壁及び上記形態の口の何れのねじ
山とも噛み合うようになった直径の雌ねじを備えた円周
方向スカートを有するシェルを有する。弾性ライナー
が、ベース壁に設けられていて、上記形態の口のうち少
なくとも一方の密封面外周部と密封係合する直径部のと
ころでスカートに隣接した半径方向内方に向いた第１の
円周方向凹面と、スカートから内方に間隔をおいて位置
していて、上記形態の口のうち少なくとも一方の密封面
内周部と密封係合する直径部のところに設けられた半径
方向外方に向いた第２の凹面を備えた円周方向に連続し
ていて軸方向に延びるリップ部と、凹面相互間に延びて
いて、上記形態の口の両方の容器密封面と密封係合する
平らな軸方向に向いた第３の表面とを有する。２８mm清
涼飲料用途に関し、本発明の好ましい実施形態では、第
１及び第２の凹面は、第３の表面から間隔をおいて位置
した表面縁部を有し、表面縁部相互間の半径方向離間距
離は、０．２３８〜０．２５８インチの範囲にあり、好
ましくは０．２４８インチである。第１の凹面の曲率半
径は、０．０４０±０．００７インチ（１．０１６±
０．１７７８mm）であり、第２の凹面の曲率半径は、
０．０３５±０．００７インチ（０．８８９±０．１７
７８mm）である。第１の凹面は、０．０３６±０．００
７インチ（０．９１４４±０．１７７８mm）の寸法だけ
第３の表面から間隔をおいて位置した軸方向縁部を有
し、第２の凹面は、０．０２９±０．００５インチの軸
方向寸法だけ第３の表面から間隔をおいて位置した軸方
向縁部を有している。これら好ましい寸法の値及び範囲
は、２８mm（呼称）ねじ山直径を有し、業界標準のＰＣ
Ｏ、ＢＰＦ、ＭＣＡ−１、ＭＣＡ−２及びＭＣＡ−３の
形態をした口を備えたＰＥＴ及びガラス容器と関連して
示したものであるが、他のねじ山直径及び業界標準の形
態をした口、例えば１６４９、１６５０、１６５５及び
ＭＣＡ−7.5 の形態をした口にも使える。
【０００６】本発明の別の特徴によれば、パッケージ
は、同一のねじ山直径、軸方向に向いた密封面及び密封
面のところに互いに異なる内径及び（又は）外径を備え
た第１及び第２の形態の口のうち一方の口を有する容器
を含む。弾性ライナーが、ベース壁に設けられていて、
上記形態の口のうち少なくとも一方の密封面外周部と密
封係合する直径部のところでスカートに隣接した半径方
向内方に向いた第１の円周方向凹面と、スカートから内
方に間隔をおいて位置していて、上記形態の口のうち少
なくとも一方の密封面内周部と密封係合する直径部のと
ころに設けられた半径方向外方に向いた第２の凹面を備
えた円周方向に連続していて軸方向に延びるリップ部
と、凹面相互間に延びていて、上記形態の口の両方の容
器密封面と密封係合する平らな軸方向に向いた第３の表
面とを有する。本発明の更に別の特徴である閉鎖体の製
造方法が、ライナーを閉鎖体シェルのベース壁に現場で
圧縮成形する工程又はライナーを別個に圧縮成形又は射
出成形してライナーをシェルのベース壁に固定する工程
を有する。この点に関し、ライナーを摘んでこれを閉鎖
体のシェルから取り外す内側リップ部又はリブを利用す
ることによりライナーの輪郭形状を可剥性ライナーとし
て使用できる。
は、同一のねじ山直径、軸方向に向いた密封面及び密封
面のところに互いに異なる内径及び（又は）外径を備え
た第１及び第２の形態の口のうち一方の口を有する容器
を含む。弾性ライナーが、ベース壁に設けられていて、
上記形態の口のうち少なくとも一方の密封面外周部と密
封係合する直径部のところでスカートに隣接した半径方
向内方に向いた第１の円周方向凹面と、スカートから内
方に間隔をおいて位置していて、上記形態の口のうち少
なくとも一方の密封面内周部と密封係合する直径部のと
ころに設けられた半径方向外方に向いた第２の凹面を備
えた円周方向に連続していて軸方向に延びるリップ部
と、凹面相互間に延びていて、上記形態の口の両方の容
器密封面と密封係合する平らな軸方向に向いた第３の表
面とを有する。本発明の更に別の特徴である閉鎖体の製
造方法が、ライナーを閉鎖体シェルのベース壁に現場で
圧縮成形する工程又はライナーを別個に圧縮成形又は射
出成形してライナーをシェルのベース壁に固定する工程
を有する。この点に関し、ライナーを摘んでこれを閉鎖
体のシェルから取り外す内側リップ部又はリブを利用す
ることによりライナーの輪郭形状を可剥性ライナーとし
て使用できる。
【０００７】本発明の内容は、その追加の目的、特徴及
び利点と共に以下の詳細な説明、特許請求の範囲及び添
付の図面から最もよく理解されよう。
び利点と共に以下の詳細な説明、特許請求の範囲及び添
付の図面から最もよく理解されよう。
【０００８】
【好ましい実施形態の詳細な説明】本発明の背景を説明
する上での便宜上、米国特許第５，４６２，１８７号明
細書の開示内容を本明細書の一部を形成するものとして
ここに引用する。
する上での便宜上、米国特許第５，４６２，１８７号明
細書の開示内容を本明細書の一部を形成するものとして
ここに引用する。
【０００９】図１及び図２は、ガラス製の容器１２と、
プラスチック製の閉鎖体１４とから成るパッケージ１０
を示している。容器１２は、業界標準のいわゆるＭＣＡ
−２形態の口１６を有している。容器の口（またはネッ
ク）１６は、口１６のボア直径により定まる内径及び容
器の口の「Ｅ」直径部を定める外径を備えた軸方向に向
いている全体として平らな密封面１８を有している。口
１６はまた、閉鎖体１４を容器の口に固定するための雄
ねじ２０を有している。ねじ山２０は、特定の外径すな
わち「Ｔ」寸法、例えば２８mmを有している。閉鎖体１
４は、ベース壁２４及び円周スカート２６を備えた１対
の一体成形プラスチックシェル２２で構成されている。
容器の口１６の雄ねじ２０に係合する雌ねじ２８がスカ
ート２６に形成されている。図面に示す本発明の好まし
い実施形態では、いたずらされたかどうかが分かるよう
にするバンド３０が、脆弱な手段によりスカートを２６
の下縁部に固定され、停止フランジ３２が、口１６のビ
ード３４に係合するためにバンド３０の下縁部から軸方
向内方に且つ上方に延びている。（例えば「下方に」と
いうような方向を示す用語は、図１及び図２に示す容器
及び閉鎖体の垂直の向きに関している。）かくして、フ
ランジ３２は、脆弱な手段が破損しなければ容器からの
閉鎖体の取外しに抵抗するが、脆弱な手段が破損してス
カート２６からのバンド３０の分離が生じると、パッケ
ージが開けられたことが分かる。以下の説明から明らか
なように、本発明の原理は、他の形式のいたずらされた
かどうかが分かるようにする手段と関連して利用でき、
又はいたずらされたかどうかが分かるようにする手段を
備えていない閉鎖体とも関連して利用できる。
プラスチック製の閉鎖体１４とから成るパッケージ１０
を示している。容器１２は、業界標準のいわゆるＭＣＡ
−２形態の口１６を有している。容器の口（またはネッ
ク）１６は、口１６のボア直径により定まる内径及び容
器の口の「Ｅ」直径部を定める外径を備えた軸方向に向
いている全体として平らな密封面１８を有している。口
１６はまた、閉鎖体１４を容器の口に固定するための雄
ねじ２０を有している。ねじ山２０は、特定の外径すな
わち「Ｔ」寸法、例えば２８mmを有している。閉鎖体１
４は、ベース壁２４及び円周スカート２６を備えた１対
の一体成形プラスチックシェル２２で構成されている。
容器の口１６の雄ねじ２０に係合する雌ねじ２８がスカ
ート２６に形成されている。図面に示す本発明の好まし
い実施形態では、いたずらされたかどうかが分かるよう
にするバンド３０が、脆弱な手段によりスカートを２６
の下縁部に固定され、停止フランジ３２が、口１６のビ
ード３４に係合するためにバンド３０の下縁部から軸方
向内方に且つ上方に延びている。（例えば「下方に」と
いうような方向を示す用語は、図１及び図２に示す容器
及び閉鎖体の垂直の向きに関している。）かくして、フ
ランジ３２は、脆弱な手段が破損しなければ容器からの
閉鎖体の取外しに抵抗するが、脆弱な手段が破損してス
カート２６からのバンド３０の分離が生じると、パッケ
ージが開けられたことが分かる。以下の説明から明らか
なように、本発明の原理は、他の形式のいたずらされた
かどうかが分かるようにする手段と関連して利用でき、
又はいたずらされたかどうかが分かるようにする手段を
備えていない閉鎖体とも関連して利用できる。
【００１０】弾性ライナー３６がベース壁２４を閉鎖す
るために内側に固定されている。具体的に説明すると、
ベース壁２４は好ましくは、ライナー３６の円周方向部
分を受け入れる円周方向凹み３８を有するが、これに限
定されない。ライナー３６の円周方向部分は、閉鎖体の
スカート２６に隣接すると共にこれに係合する第１の軸
方向に延びるリップ部すなわちリップ部４０を有し、半
径方向内側に向いた第１の凹面４２を有している。ベー
ス壁２４から見て遠い方に位置したリップ部４０の軸方
向縁部は、ベース壁２４から半径方向外方且つ軸方向に
遠ざかる方向に幅広くなっていて、スカート２６の拡大
肩４６まで延びる円錐形表面４４を有している。第２の
円周方向に連続して軸方向に延びるリップ部４８が、ベ
ース壁のポケット３８の半径方向内縁部に全体として軸
方向に整列した状態でベース壁２４から遠ざかって延び
ている。かくして、リップ部４８は、リップ部４０から
半径方向内方に間隔をおいて同心状に位置していて、リ
ップ部４０の凹面４２に対向した半径方向外方に向いて
いる第２の凹面５０を有している。平らな軸方向に向い
た第３の表面５２が、凹面４２，５０相互間に延びてい
て、これら凹面が水平になっている個所でこれら凹面を
相互に連結している。かくして、表面５２は、表面４
２，５０に対し接線方向に向き、これらを滑らかに相互
に連結している。ベース壁２４上、即ちリップ部４８の
半径方向内方に位置したライナー３６の中央部分は、任
意適当な形状のものでよい。図４で最もよく分かるよう
に、リップ部４８の軸方向縁部は、凸状であり、リップ
部４８の半径方向内方に向いた表面は、凹状である。
るために内側に固定されている。具体的に説明すると、
ベース壁２４は好ましくは、ライナー３６の円周方向部
分を受け入れる円周方向凹み３８を有するが、これに限
定されない。ライナー３６の円周方向部分は、閉鎖体の
スカート２６に隣接すると共にこれに係合する第１の軸
方向に延びるリップ部すなわちリップ部４０を有し、半
径方向内側に向いた第１の凹面４２を有している。ベー
ス壁２４から見て遠い方に位置したリップ部４０の軸方
向縁部は、ベース壁２４から半径方向外方且つ軸方向に
遠ざかる方向に幅広くなっていて、スカート２６の拡大
肩４６まで延びる円錐形表面４４を有している。第２の
円周方向に連続して軸方向に延びるリップ部４８が、ベ
ース壁のポケット３８の半径方向内縁部に全体として軸
方向に整列した状態でベース壁２４から遠ざかって延び
ている。かくして、リップ部４８は、リップ部４０から
半径方向内方に間隔をおいて同心状に位置していて、リ
ップ部４０の凹面４２に対向した半径方向外方に向いて
いる第２の凹面５０を有している。平らな軸方向に向い
た第３の表面５２が、凹面４２，５０相互間に延びてい
て、これら凹面が水平になっている個所でこれら凹面を
相互に連結している。かくして、表面５２は、表面４
２，５０に対し接線方向に向き、これらを滑らかに相互
に連結している。ベース壁２４上、即ちリップ部４８の
半径方向内方に位置したライナー３６の中央部分は、任
意適当な形状のものでよい。図４で最もよく分かるよう
に、リップ部４８の軸方向縁部は、凸状であり、リップ
部４８の半径方向内方に向いた表面は、凹状である。
【００１１】閉鎖体１４を容器１２の口１６に固定する
と（図２）、相互に噛み合ったねじ山を締め付けて容器
の口１６の密封面１８をライナー３６の平らな表面と対
向当接した状態にする。この時点では、口１６軸線の密
封面の外側表面縁部すなわち「Ｅ」直径部は、リップ部
４０の表面４２に係合する。閉鎖体を容器の口に対して
引き続き締め付けてこれらライナーの表面を圧縮し、こ
の場合、約０．００５インチ（約０．１２７mm）の表面
５２のところにおける圧縮力は、許容された標準的な力
である。（図２及び図５〜図７は、容器が表面５２に接
触したとき及びそれ以上に圧縮する前の表面の形態を示
している。容器の口の通常の形態は実線で示され、想像
線は口の許容範囲を示している。）図２の形態では、リ
ップ部４０の表面４２は又、口の密封面の対向した外周
縁部に係合し、これによって圧縮される。かくして、業
界標準のＭＣＡ−２形態の口を有する容器１２と関連し
て用いられると、ライナーと密封面１８及び密封面１８
の外周部との密封係合が得られる。図２（図５〜図７）
の想像線は、標準形態の口に関する許容限度を示してい
る。
と（図２）、相互に噛み合ったねじ山を締め付けて容器
の口１６の密封面１８をライナー３６の平らな表面と対
向当接した状態にする。この時点では、口１６軸線の密
封面の外側表面縁部すなわち「Ｅ」直径部は、リップ部
４０の表面４２に係合する。閉鎖体を容器の口に対して
引き続き締め付けてこれらライナーの表面を圧縮し、こ
の場合、約０．００５インチ（約０．１２７mm）の表面
５２のところにおける圧縮力は、許容された標準的な力
である。（図２及び図５〜図７は、容器が表面５２に接
触したとき及びそれ以上に圧縮する前の表面の形態を示
している。容器の口の通常の形態は実線で示され、想像
線は口の許容範囲を示している。）図２の形態では、リ
ップ部４０の表面４２は又、口の密封面の対向した外周
縁部に係合し、これによって圧縮される。かくして、業
界標準のＭＣＡ−２形態の口を有する容器１２と関連し
て用いられると、ライナーと密封面１８及び密封面１８
の外周部との密封係合が得られる。図２（図５〜図７）
の想像線は、標準形態の口に関する許容限度を示してい
る。
【００１２】図５は、業界標準のＭＣＡ−１形態の口を
有する２８mmガラス容器１２ａと関連して用いられた閉
鎖体１４を示している。この形態では、容器の口のＥ壁
は、それ以上の圧縮中及び公差の限界状態ではリップ部
４０に接触することになろう。図６及び図７は、それぞ
れ、業界標準のＰＣＯ形態の口及びＢＰＦ形態の口をも
つ２８mmＰＥＴ容器１２ｂ，１２ｃと関連して用いられ
た閉鎖体１４を示している。ガラス容器と関連して業界
標準のＭＣＡ−３形態の口を用いるやり方は、図２の密
封面領域に類似している。かくして、これら標準の２８
mm形態の口の各々では、ライナー３６は、軸方向に向い
たライナー表面５２及び好ましくは凹面４２又は凹面５
０の何れか、或いはこれら両方のところで容器の口と密
封的接触する。かくして、単一の閉鎖体１４は、標準の
ＭＣＡ−１、ＭＣＡ−２、ＭＣＡ−３形態の口をもつガ
ラス容器１２，１２ａ及び標準のＰＣＯ形態及びＢＰＦ
形態の口をもつＰＥＴ容器１２ｂ，１２ｃと関連して使
用できる。
有する２８mmガラス容器１２ａと関連して用いられた閉
鎖体１４を示している。この形態では、容器の口のＥ壁
は、それ以上の圧縮中及び公差の限界状態ではリップ部
４０に接触することになろう。図６及び図７は、それぞ
れ、業界標準のＰＣＯ形態の口及びＢＰＦ形態の口をも
つ２８mmＰＥＴ容器１２ｂ，１２ｃと関連して用いられ
た閉鎖体１４を示している。ガラス容器と関連して業界
標準のＭＣＡ−３形態の口を用いるやり方は、図２の密
封面領域に類似している。かくして、これら標準の２８
mm形態の口の各々では、ライナー３６は、軸方向に向い
たライナー表面５２及び好ましくは凹面４２又は凹面５
０の何れか、或いはこれら両方のところで容器の口と密
封的接触する。かくして、単一の閉鎖体１４は、標準の
ＭＣＡ−１、ＭＣＡ−２、ＭＣＡ−３形態の口をもつガ
ラス容器１２，１２ａ及び標準のＰＣＯ形態及びＢＰＦ
形態の口をもつＰＥＴ容器１２ｂ，１２ｃと関連して使
用できる。
【００１３】図面に示す現時点において好ましい閉鎖体
１４の２８mm型実施形態では、表面４２，５０の軸方向
縁部、即ち、表面５２及びベース壁２４から間隔をおい
て位置した縁部は、０．２３８〜０．２５８インチの範
囲、好ましくは約０．２４８インチ（即ち、０．２４８
±０．０１０インチ）の半径方向離間距離を有してい
る。（例示の寸法は、別段の指示が無ければ全て呼称寸
法である。なお、１インチは、２５．４mmである。）表
面４２は、０．０３３〜０．０４７インチの範囲、好ま
しくは約０．０４０インチ（即ち、０．０４０±０．０
０７インチ）の曲率半径を有し、表面５０は、０．０２
８〜０．０４２インチの範囲、好ましくは約０．０３５
インチ（即ち、０．０３５±０．００７インチ）の曲率
半径を有している。表面５２からの表面４８の軸方向寸
法は、０．０２９〜０．０４３（０．４３）インチの範
囲にあり、好ましくは約０．０３６インチ（即ち、０．
０３６±０．００７インチ）、表面５２からの表面５０
の軸方向寸法は、０．０２４〜０．０３４インチの範囲
にあり、好ましくは約０．０２９インチ（即ち、０．０
２９±０．００５インチ）である。これら寸法は、２８
mmねじ山直径を有する種々の形態の口（これらは、清涼
飲料の市場では特に普及している）と関連して例示され
ているが、これら寸法は又、形態は同一であるが、ねじ
山直径がこれとは異なる口を有する容器と関連して使用
できる。例示の２８mm閉鎖体の表面５０の軸方向縁部の
ところの直径は、０．７１３〜０．７２３インチの範囲
にあり、好ましくは０．７１８インチ（即ち、０．７１
８±０．００５インチ）であり、表面４２の軸方向縁部
のところの直径は、０．９６１〜０．９７１インチの範
囲にあり、好ましくは０．９６６インチ（即ち、０．９
６６±０．００５インチ）である。表面４２，５２相互
間の正接円の直径は、０．９０７〜０．９２１インチの
範囲にあり、好ましくは０．９１４インチ（即ち、０．
９１４±０．００７インチ）である。
１４の２８mm型実施形態では、表面４２，５０の軸方向
縁部、即ち、表面５２及びベース壁２４から間隔をおい
て位置した縁部は、０．２３８〜０．２５８インチの範
囲、好ましくは約０．２４８インチ（即ち、０．２４８
±０．０１０インチ）の半径方向離間距離を有してい
る。（例示の寸法は、別段の指示が無ければ全て呼称寸
法である。なお、１インチは、２５．４mmである。）表
面４２は、０．０３３〜０．０４７インチの範囲、好ま
しくは約０．０４０インチ（即ち、０．０４０±０．０
０７インチ）の曲率半径を有し、表面５０は、０．０２
８〜０．０４２インチの範囲、好ましくは約０．０３５
インチ（即ち、０．０３５±０．００７インチ）の曲率
半径を有している。表面５２からの表面４８の軸方向寸
法は、０．０２９〜０．０４３（０．４３）インチの範
囲にあり、好ましくは約０．０３６インチ（即ち、０．
０３６±０．００７インチ）、表面５２からの表面５０
の軸方向寸法は、０．０２４〜０．０３４インチの範囲
にあり、好ましくは約０．０２９インチ（即ち、０．０
２９±０．００５インチ）である。これら寸法は、２８
mmねじ山直径を有する種々の形態の口（これらは、清涼
飲料の市場では特に普及している）と関連して例示され
ているが、これら寸法は又、形態は同一であるが、ねじ
山直径がこれとは異なる口を有する容器と関連して使用
できる。例示の２８mm閉鎖体の表面５０の軸方向縁部の
ところの直径は、０．７１３〜０．７２３インチの範囲
にあり、好ましくは０．７１８インチ（即ち、０．７１
８±０．００５インチ）であり、表面４２の軸方向縁部
のところの直径は、０．９６１〜０．９７１インチの範
囲にあり、好ましくは０．９６６インチ（即ち、０．９
６６±０．００５インチ）である。表面４２，５２相互
間の正接円の直径は、０．９０７〜０．９２１インチの
範囲にあり、好ましくは０．９１４インチ（即ち、０．
９１４±０．００７インチ）である。
【図１】本発明も現時点において好ましい一実施形態に
よる容器及び閉鎖体のパッケージの部分斜視図である。
よる容器及び閉鎖体のパッケージの部分斜視図である。
【図２】図１のパッケージの閉鎖体及び口を示す拡大部
分断面図である。
分断面図である。
【図３】図１及び図２の閉鎖体の拡大断面図である。
【図４】図３に示す閉鎖体の一部の閉鎖体の拡大断面図
である。
である。
【図５】図２の一部と類似した部分断面図であるが、種
々の形態をした口のガラス容器と組み合わされた図１〜
図４の閉鎖体を示す図である。
々の形態をした口のガラス容器と組み合わされた図１〜
図４の閉鎖体を示す図である。
【図６】図５と類似した部分断面図であるが、異なる形
態の口をもつプラスチック容器と組み合わされた閉鎖体
を示す図である。
態の口をもつプラスチック容器と組み合わされた閉鎖体
を示す図である。
【図７】図５と類似した部分断面図であるが、異なる形
態の口をもつプラスチック容器と組み合わされた閉鎖体
を示す図である。
態の口をもつプラスチック容器と組み合わされた閉鎖体
を示す図である。
Claims (14)
- 【請求項１】 閉鎖体（14）であって、ベース壁（24）
及び閉鎖体を容器の口（16）に取り付ける内側手段（2
8）を備えた円周方向スカート（26）を有する閉鎖体シ
ェル（22）と、容器の口の密封面（18又は18ａ又は18ｂ
又は18ｃ）に密着可能に前記ベース壁に固定された弾性
ライナー（36）とを備えた閉鎖体（14）において、 前記ライナーは、前記スカートに隣接していて、半径方
向内方に向いた第１の凹面（42）を有する軸方向に延び
る第１のリップ部（40）と、前記第１のリップ部から半
径方向内方に間隔をおいて位置していて、半径方向外方
に向いた第２の凹面（50）を有する円周方向に連続し軸
方向に延びる第２のリップ部（48）と、前記第１の凹面
と第２の凹面との間に延びる平らな軸方向に向いた第３
の表面（52）とを有することを特徴とする閉鎖体。 - 【請求項２】 同一のねじ山直径、密封面（18又は18ａ
又は18ｂ又は18ｃ）及び密封面のところに互いに異なる
内径及び（又は）外径を備えた少なくとも第１及び第２
の形態の口を有する容器（12又は12ａ又は12ｂ又は12
ｃ）と組み合わされて用いられる閉鎖体（14）であっ
て、 ベース壁（24）及び前記形態の口の両方の口のねじ山と
噛み合うようになった直径の雌ねじ（28）を備えた円周
方向スカート（26）を有するシェル（22）と、前記ベー
ス壁に設けられた弾性ライナー（36）とを備えた閉鎖体
（14）において、 前記弾性ライナーは、前記形態の口のうち少なくとも一
方の密封面外周部と密封係合する直径部のところで前記
スカートに隣接した半径方向内方に向いた第１の円周方
向凹面（42）と、前記スカートから内方に間隔をおいて
位置していて、前記形態の口のうち少なくとも一方の密
封面内周部と密封係合する直径部のところに設けられた
半径方向外方に向いた第２の凹面（50）を備えた円周方
向に連続していて軸方向に延びるリップ部（48）と、前
記凹面相互間に延びていて、前記形態の口の両方の容器
密封面と密封係合する平らな軸方向に向いた第３の表面
（52）とを有することを特徴とする閉鎖体。 - 【請求項３】 前記第１の凹面（42）の曲率半径は、
０．０４０±０．００７インチ（１．０１６±０．１７
７８mm）であり、前記第２の凹面（50）の曲率半径は、
０．０３５±０．００７インチ（０．８８９±０．１７
７８mm）であることを特徴とする請求項１又は２記載の
閉鎖体。 - 【請求項４】 前記第１の凹面（42）は、０．０３６±
０．００７インチ（０．９１４４±０．１７７８mm）の
寸法だけ前記第３の表面（52）から間隔をおいて位置し
た軸方向縁部を有していることを特徴とする請求項１〜
３のうち何れか一の閉鎖体。 - 【請求項５】 前記第２の凹面（50）は、０．０２４〜
０．０３４インチ（０．６０９６〜０．８６３６mm）の
範囲の寸法だけ前記第３の表面（52）から間隔をおいて
位置した軸方向縁部を有していることを特徴とする請求
項１〜４のうち何れか一の閉鎖体。 - 【請求項６】 前記第１及び第２の凹面（42,50 ）は、
前記第３の表面（52）から間隔をおいて位置した表面縁
部を有し、前記表面縁部相互間の半径方向離間距離は、
０．２４８±０．０１０インチ（６．２９９２〜０．２
５４mm）であることを特徴とする請求項１〜５のうち何
れか一の閉鎖体。 - 【請求項７】 前記第１の凹面（42）の曲率半径は、
０．０４０±０．００７インチ（１．０１６±０．１７
７８mm）であり、前記第２の凹面（50）の曲率半径は、
０．０３５±０．００７インチ（０．８８９±０．１７
７８mm）であることを特徴とする請求項１〜６のうち何
れか一の閉鎖体。 - 【請求項８】 前記スカートの内径は、公称２８mmであ
ることを特徴とする請求項１〜７のうち何れか一の閉鎖
体。 - 【請求項９】 前記第２のリップ部（48）は、凹面を備
えた軸方向縁部を有していることを特徴とする請求項１
〜８のうち何れか一の閉鎖体。 - 【請求項１０】 前記第２のリップ部（48）は、半径方
向内方に向いた凹面を有していることを特徴とする請求
項９記載の閉鎖体。 - 【請求項１１】 前記第１のリップ部（40）は、円錐形
表面を備えた軸方向縁部を有していることを特徴とする
請求項１〜１０のうち何れか一の閉鎖体。 - 【請求項１２】 同一のねじ山直径、軸方向に向いた密
封面及び密封面のところに互いに異なる内径及び（又
は）外径を備えた第１及び第２の形態の口のうち一方の
口を有する容器（12又は12ａ又は12ｂ又は12ｃ）を含む
パッケージと組み合わされる請求項１〜１１のうち何れ
か一に記載の閉鎖体。 - 【請求項１３】 同一のねじ山直径を備えた互いに異な
る形態の口を有する少なくとも２つの容器（12又は12ａ
又は12ｂ又は12ｃ）を密閉する閉鎖体の製造方法であっ
て、（ａ）ベース壁（24）及び前記形態の口の何れか一
方のねじ山と噛み合うようになった直径の雌ねじ（28）
を備えた円周方向スカート（26）を有するシェル（22）
を準備する段階と、（ｂ）前記形態の口のうち少なくと
も一方の外周部に前記密封面のところで密封係合する直
径部のところで前記スカートに隣接した半径方向内方に
向いた第１の円周方向凹面（42）と、前記形態の口のう
ち少なくとも一方の密封面内周部と密封係合する直径部
のところで前記スカートから内方に間隔をおいて位置し
ている半径方向外方に向いた第２の凹面（50）と、前記
凹面相互間に延びていて、前記形態の口の両方の密封面
と密封係合する平らな軸方向に向いた第３の表面（52）
とを有する弾性ライナー（36）を前記ベース壁に固定す
る段階とを有することを特徴とする方法。 - 【請求項１４】 前記段階（ｂ）は、前記ライナーを各
閉鎖体シェル内で現場で圧縮成形する段階を含むことを
特徴とする請求項１３記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US30032399A | 1999-04-27 | 1999-04-27 | |
| US09/300323 | 1999-04-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000355343A true JP2000355343A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=23158628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000168266A Pending JP2000355343A (ja) | 1999-04-27 | 2000-04-27 | 異なった形態の口を有する容器用のライナー付き閉鎖体 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1048583A1 (ja) |
| JP (1) | JP2000355343A (ja) |
| CN (1) | CN1271684A (ja) |
| AU (1) | AU3015800A (ja) |
| BR (1) | BR0002127A (ja) |
| CA (1) | CA2305227A1 (ja) |
| ID (1) | ID27077A (ja) |
| MX (1) | MXPA00003987A (ja) |
| ZA (1) | ZA200001956B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013539707A (ja) * | 2010-10-14 | 2013-10-28 | メディベーターズ インコーポレイテッド | ユニバーサルキャップ |
| KR20160000145U (ko) * | 2014-07-03 | 2016-01-13 | 더 코카콜라 컴파니 | 개선된 pco병의 병입구 및 상기 병입구를 구비한 병 |
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|---|---|---|---|---|
| CN102795392B (zh) * | 2012-09-06 | 2014-10-01 | 湖南乐福地医药包材科技有限公司 | 饮料包装 |
| CN102941963A (zh) * | 2012-11-22 | 2013-02-27 | 中山环亚塑料包装有限公司 | 一种高质密封型锁瓶盖 |
| JPWO2021060252A1 (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US4984703A (en) | 1989-10-03 | 1991-01-15 | Owens-Illinois Closure Inc. | Plastic closure with compression molded sealing liner |
| US5297688A (en) * | 1992-03-03 | 1994-03-29 | Creative Packaging Corp. | Closure for sealing a container rim |
| US5265747A (en) | 1992-07-28 | 1993-11-30 | Owens-Illinois Closure Inc. | Plastic beverage closure |
| US5451360A (en) | 1993-10-14 | 1995-09-19 | Owens-Illinois Closure Inc. | Method and apparatus for compression molding closure liners |
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| EP0931728A1 (fr) * | 1998-01-27 | 1999-07-28 | Rical | Capsule de bouchage à vis pour un goulot de bouteille |
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2000
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- 2000-04-18 EP EP00303252A patent/EP1048583A1/en not_active Withdrawn
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