JP2000354529A - マルチ利用陳列具及びこれを設置した陳列ワゴン - Google Patents

マルチ利用陳列具及びこれを設置した陳列ワゴン

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JP2000354529A JP11167608A JP16760899A JP2000354529A JP 2000354529 A JP2000354529 A JP 2000354529A JP 11167608 A JP11167608 A JP 11167608A JP 16760899 A JP16760899 A JP 16760899A JP 2000354529 A JP2000354529 A JP 2000354529A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の陳列台により影響さずに使用でき、模
様替えの度に不用品と購入品の必要性を少なく出来るマ
ルチ利用陳列具及びこの陳列ワゴンを提供すること。 【解決手段】 物を載置する1以上の水平面4及び1以
上の斜面5を一方向に隣接して設けて物載置面6を形成
し、物載置面6の一方向両端に物落下防止壁7を有して
表陳列面2を構成し、表陳列面2の裏側に仕切り板8の
嵌合溝9を少なくとも1以上設けて裏陳列面3を構成
し、表陳列面2及び裏陳列面3のいずれか一方を設置ス
ペースに置き、いずれか他方に物を陳列することで、表
陳列面2の有する水平面4及び斜面5を利用できるか
ら、物の特性に応じた陳列が可能となり、更にそれに加
えて設置スペースの設置角度状況に応じた利用もでき、
なお一層物の特性に応じた陳列が可能となる。一方、裏
陳列面3では嵌合溝9に仕切り板8を嵌めれば、物の特
性に応じた陳列が可能となって、マルチ利用ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にスーパー、百
貨店、専門店、コンビニエンスストアー等の店内で商品
を陳列するのに用いられ、商品の特性により陳列を多面
的に変えることが出来るマルチ利用陳列具及びこれを設
置した陳列ワゴンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパー、百貨店、専門店、コン
ビニエンスストアー等の店内で商品を陳列する方法は、
最も単純なものとして、水平の陳列台に仕切りを設
け、その仕切りごとに商品を並べたり、箱状物に商品を
並べ、この箱状物ごと水平の陳列台に載せたものがあ
る。また、傾斜している陳列台に仕切りを設け、その
仕切りごとに商品を並べたり、箱状物に商品を並べこの
箱状物ごと傾斜の陳列台に載せたものがある。また、
傾斜している陳列台に雛壇を設置し、その雛壇に直接商
品を並べたり、箱状物に商品を並べこの箱状物ごと雛壇
に載せたものがある。更に、水平あるいは傾斜を選択
出来、しかも傾斜角も選択出来る角度選択型陳列台に仕
切りを設けて、その仕切りごとに商品を並べたり、箱状
物に商品を並べこの箱状物ごと角度選択陳列台に載せた
ものもある。
【0003】これらスーパー等の店内での商品陳列方法
は、それにより商品の売れ行きが左右されることが多い
から、上記した方法以外にも工夫を凝らし、様々な方法
が取られる。しかし、その基本とする所は、水平の陳列
台、傾斜している陳列台、角度選択型陳列台等の各種の
陳列台に、仕切り板や箱状物により商品を仕切り陳列す
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の商品陳列方
法では、各種陳列台に合わせた仕切り板や箱状物を用意
する必要があり、それら仕切り板や箱状物は、対応した
陳列台以外の陳列台には全く使用出来なかったり、ある
いは使用出来ても、見た目勝負の色彩の強い商品陳列で
は、結局使用出来ないことが多い。このため、仕切り板
や箱状物は各種形状のもの及びその種類における各サイ
ズのものが必要になり、模様替えの度に不用となる仕切
り板や箱状物が出てきたり、新たに購入する必要が生じ
る。また、逆に不用となった仕切り板や箱状物は再び使
用する機会もあると想定されるため、廃棄出来ず保管す
ることになる確率が高く、そのための保管スペースが必
要になる。
【0005】従って、本発明の目的は、各種陳列台によ
りさほど影響されないで使用でき、模様替えの度に不用
となったり、新たに購入する必要性を少なくすることが
できるマルチ利用陳列具及びこれを設置した陳列ワゴン
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる状況において、本
発明者らは、鋭意検討を行った結果、物を載置する斜面
を一方向に設けて物載置面を形成し、この物載置面の一
方向両端に物落下防止壁を有して表陳列面を構成したも
の、又は、更にこの表陳列面の裏側に仕切り板の嵌合溝
を設けて裏陳列面を構成し、表陳列面及び裏陳列面のい
ずれか一方を設置スペースに置き、いずれか他方に物を
陳列すれば、設置スペースに対し表陳列面及び裏陳列面
のいずれも使用でき、かつ両陳列面ともいずれの方向に
設置しても使用でき、様々な商品陳列を可能にすること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、請求項1に係る発明は、物を載
置する1以上の斜面を一方向に隣接して設けて物載置面
を形成し、該物載置面の前記一方向の少なくとも一端に
物落下防止壁を有して表陳列面を構成し、前記表陳列面
は使用に際し、前記一方向で前後逆さに使用可能である
ことを特徴とするマルチ利用陳列具を提供するものであ
る。かかる構成を採ることにより、表陳列面の有する1
以上の斜面を設置角度が水平面上で180度回転させた
位置とすれば、元の位置における斜面の角度と異なる角
度の斜面として利用出来るから、物の特性に応じた陳列
が可能となり、更にそれに加えて設置スペースの設置角
度状況に応じた利用もできるから、なお一層物の特性に
応じた陳列が可能となる。
【0008】また、本請求項2に係る発明は、物を載置
する1以上の斜面を一方向に隣接して設けて物載置面を
形成し、該物載置面の前記一方向の少なくとも一端に物
落下防止壁を有して表陳列面を構成し、該表陳列面の裏
側に仕切り板の嵌合溝を少なくとも1以上設けて裏陳列
面を構成し、前記表陳列面及び裏陳列面のいずれか一方
を設置スペースに置き、いずれか他方に物を陳列するこ
とを特徴とするマルチ利用陳列具を提供するものであ
る。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、裏
陳列面では嵌合溝に仕切り板を嵌めれば、物の特性に応
じた陳列が可能となって、更にマルチ利用が出来る。
【0009】また、本請求項3に係る発明は、前記表陳
列面の物載置面は物を載置する1以上の水平面及び1以
上の斜面とを一方向に隣接して設けてなるマルチ利用陳
列具を提供するものである。かかる構成を採ることによ
り、上記機能に加え、1以上の水平面が存在することに
より、斜面の傾斜角を一定角度以上に保持しても物落下
防止壁が高くならず、物の特性に応じた陳列が行い易
い。
【0010】また、本請求項4に係る発明は、前記表陳
列面は1の水平面と1の斜面とを隣接して設け、かつこ
れら水平面及び斜面の前記一方向の非隣接端部に物落下
防止壁をそれぞれ設けてなるマルチ利用陳列具を提供す
るものである。かかる構成を採ることにより、上記機能
に加え、最も単純な構成の陳列具でもマルチ利用が可能
となる。
【0011】また、本請求項5に係る発明は、前記表陳
列面は1の水平面と1の斜面とを隣接して設け、かつこ
れら水平面及び斜面の前記一方向の非隣接端部に物落下
防止壁をそれぞれ設けて1の陳列ユニットを構成し、該
陳列ユニットを前記一方向に複数設けてなるマルチ利用
陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることに
より、上記機能に加え、設置スペースが広い場合に複数
個の陳列具を組み合わせれば、更にマルチ利用が可能と
なる。
【0012】また、本請求項6に係る発明は、前記斜面
の傾斜角は水平面に対して18度±8度であるマルチ利
用陳列具を提供するものである。かかる構成を採ること
により、上記機能に加え、傾斜した設置スペースに対す
る表陳列面の配置の仕方により、傾斜角が18度±8度
である斜面及び水平面に対して設置スペースの傾斜角が
加わり、更に急傾斜の表陳列面となり、物の特性に応じ
た陳列ができ、上記と逆の表陳列面の置き方により、斜
面及び水平面に対して設置スペースの傾斜角が加わっ
て、斜面が水平となり水平面が傾斜して雛壇状になり、
この雛壇に適する物の陳列ができる。
【0013】また、請求項7に係る発明は、前記裏陳列
面の仕切り板の嵌合溝は、前記一方向に直交する方向に
少なくとも1以上設けたマルチ利用陳列具を提供するも
のである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加
え、裏陳列面の1以上の嵌合溝に仕切り板を嵌めて、物
を陳列すれば仕切り板により前記一方向に対して物が保
持され、物の特性に応じた陳列が可能となって、マルチ
利用ができる。
【0014】また、請求項8に係る発明は、上記請求項
1〜7に記載のマルチ利用陳列具を載置台に設置し、移
動自在としてなることを特徴とする陳列ワゴンを提供す
るものである。かかる構成を採ることにより、載置台に
上記各マルチ利用陳列具を搭載するから、これら各マル
チ利用陳列具の有する物の陳列機能を活かしたものを、
設置場所に自在に移動できる。
【0015】また、請求項9に係る発明は、前記載置台
は傾斜角を自在に設定できる陳列ワゴンを提供するもの
である。かかる構成を採ることにより、上記機能に加
え、載置台の傾斜角を自在に設定できるから、載置台に
搭載した上記各マルチ利用陳列具の有する物の陳列機能
を更に活かすことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げて本発明
を図1〜12に基づいて詳述する。図1は本発明の実施
形態であるマルチ利用陳列具を示す斜視図、図2は図1
のマルチ利用陳列具を180度回転させた状態を示す斜
視図、図3は図1のマルチ利用陳列具を裏返した状態を
示す斜視図である。図において、マルチ利用陳列具1
は、厚板の一面に表陳列面2を設け、この裏側に裏陳列
面3を設けてなるものである。表陳列面2は、物を載置
する1の水平面4及び1の斜面5とを一方向、すなわ
ち、矢線A方向に隣接して設けて物載置面6を形成し、
この物載置面6の一方向両端に物落下防止壁7を有して
1の陳列ユニットを構成し、この陳列ユニットを矢線A
方向に複数、すなわち、2つ設けてなる。裏陳列面3
は、表陳列面2の裏側に仕切り板8の嵌合溝9を矢線A
方向に直交する方向に少なくとも1以上設けてなるもの
である。そして、マルチ利用陳列具1は、表陳列面2及
び裏陳列面3のいずれか一方を設置スペースに接して置
き、いずれか他方に物を陳列するものである。また、表
陳列面2は、矢線A方向(水平面上)で前後逆さにして
置き商品を陳列することができる。
【0017】前記表陳列面2は、2つの物載置面6があ
り、これら2つの物載置面6からの物の落下を防ぐ物落
下防止壁7が設けられているが、これら物落下防止壁7
には、図1中、左端の物落下防止壁7a、中間の物落下
防止壁7b、右端の物落下防止壁7cの3種類がある。
そして、物載置面6の水平面4に対する斜面5の傾斜角
αは18度±8度であり、図1及び後述の図2の場合、
水平面4及び斜面5はそのままの状態で使用されるが、
図7の場合、水平面4及び斜面5は共に傾斜面として、
図8の場合、傾斜5は略水平面として使用されることに
なる。なお、物載置面6は水平面4が無く、斜面5のみ
で構成しても良いが、この場合には斜面5の傾斜角αを
18度±8度の範囲に保持しようとすると、中間の物落
下防止壁7bが高くなり過ぎるきらいがある。従って、
この状態になると、物落下防止壁7aと中間の物落下防
止壁7bとの距離の確保が難しくなり、物載置面6とし
ては水平面4及び斜面5の双方がある方が好ましい。ま
た、表陳列面2は設置スペースが水平でも傾斜していて
も使用可能である。また、中間の物落下防止壁7b及び
右端の物落下防止壁7cの上端突状部71c及び71b
は無くてもよく、該物落下防止壁7b、7cの形状は傾
斜面の最上部から真下又は斜め下に連続する面で形成さ
れるものであってもよい。
【0018】前記裏陳列面3は、図3に示すように、前
記矢線A方向に直交する方向に嵌合溝9が多数設けられ
ている。そして、この嵌合溝9の溝壁9a、9bにはリ
ブ10が設けられ、前記仕切り板8を嵌めた際、抜け難
くしている。なお、この嵌合溝9の設置方向は特に限定
がないから、矢線A方向に対して平行に設けても差し支
えない。また、仕切り板8は、図5に示すように、嵌合
溝9に嵌める部分が突出片11となっていてもよい。ま
た、仕切り板8は商品の転び止め作用を奏するものであ
れば特に限定されず、線材製の枠状物などでもよい。ま
た、裏陳列面3は設置スペースが水平でも傾斜していて
も使用可能である。更に、裏陳列面3は仕切り板8を使
用することなく、裏陳列面3の一部又は全面を陳列平板
とし略水平状態にして商品を陳列してもよい。
【0019】上記のように構成されたマルチ利用陳列具
1は、図6に示すような陳列ワゴン20の載置台21上
に搭載される。この載置台21は、傾斜可能となるよう
に、ワゴン本体22に蝶番23により取り付けられてい
る。そして、この載置台21にはバー24が軸支点25
により回転自在に軸支され、このバー24は調整ボルト
26により、ワゴン本体22の支柱27に任意位置で固
定出来、従って、載置台21は傾斜角β=15〜35度
の範囲、好ましくは22〜35度の範囲で固定出来る。
更に、ワゴン本体22下部にキャスター28が取り付け
られ、自在に設置場所に移動できる。
【0020】次に、上記構成になるマルチ利用陳列具1
の使用方法を説明する。まず、設置場所に適した陳列ワ
ゴン20を選択し、この陳列ワゴン20の載置台21に
適合するマルチ利用陳列具1を選択すると共に、その必
要数を用意する。そして、陳列する物がリンゴ、ジャガ
イモ、葉物野菜等で傾斜/ボリューム陳列としたい場合
は、図7に示すように、陳列ワゴン20の載置台21を
傾斜させ、表陳列面2の物落下防止壁7aが下方に、物
落下防止壁7cが上方に来るように、載置台21上にマ
ルチ利用陳列具1を載置し、これら表陳列面2の物載置
面6上に商品30を載せる。
【0021】陳列する物がパック物、アスパラ、ゴボ
ウ、長ネギ等でヒナ段/パック物等陳列としたい場合
は、図8に示すように、陳列ワゴン20の載置台21を
傾斜させ、表陳列面2の物落下防止壁7cが下方に、物
落下防止壁7aが上方に来るように、載置台21上にマ
ルチ利用陳列具1を載置し、これら表陳列面2の物載置
面6上に商品31を載せる。
【0022】陳列する物がパック物、その他で斜面陳列
としたい場合は、図9に示すように、陳列ワゴン20の
載置台21を傾斜させ、裏陳列面3が上に来るように、
載置台21上にマルチ利用陳列具1を載置し、裏陳列面
3に多数設けられている嵌合溝9に商品32のサイズに
合わせて仕切り板8を嵌めて行き、仕切り板8間の裏陳
列面3上に商品32を載せる。以上のように、マルチ利
用陳列具1は商品の特性、設置場所の状況等に合わせて
種々の使い勝手がある。
【0023】図10〜図12は本発明の他の実施形態の
マルチ利用陳列具を示すものである。図10のマルチ利
用陳列具1aは、表陳列面2の物載置面6が1の水平面
4と1の斜面5とを隣接して設け、かつこれら水平面4
及び斜面5の矢線A方向の非隣接端部に物落下防止壁4
0、41をそれぞれ設けてなる。このマルチ利用陳列具
1aは、最も単純な構成のもので、上記した陳列ユニッ
トである。これによっても上記したマルチ利用陳列具1
と同様にマルチ利用が可能となるものである。
【0024】図11のマルチ利用陳列具1bは、表陳列
面2aの物載置面6aが1の水平面4と2つの斜面5a
及び5bとを隣接して設け、かつこれら水平面4及び斜
面5a、5bの矢線A方向の非隣接端部に物落下防止壁
42、43、44をそれぞれ設けてなる。このマルチ利
用陳列具1bによっても上記したマルチ利用陳列具1と
同様にマルチ利用が可能となるものである。
【0025】図12のマルチ利用陳列具1cは、表陳列
面2bの物載置面6bが2つの水平面4a及び4bと2
つの斜面5c及び5dとを隣接して設け、かつこれら水
平面4a、4b及び斜面5a、5bの矢線A方向の非隣
接端部に物落下防止壁42、43、44をそれぞれ設け
てなる。このマルチ利用陳列具1cによっても上記した
マルチ利用陳列具1と同様にマルチ利用が可能となるも
のである。
【0026】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、表陳列面の有する1以上の斜面を設置角度が水
平面上で180度回転させた位置とすれば、元の位置に
おける斜面の角度と異なる角度の斜面として利用出来る
から、物の特性に応じた陳列が可能となり、更にそれに
加えて設置スペースの設置角度状況に応じた利用も出来
るから、なお一層物の特性に応じた陳列が可能となる。
【0028】請求項2の発明によれば、裏陳列面では嵌
合溝に仕切り板を嵌めれば、物の特性に応じた陳列が可
能となって、マルチ利用ができる。従って、本発明のマ
ルチ利用陳列具は、陳列台の種類により、あるいはその
傾斜の有無などにさほど影響されないで使用できるた
め、模様替えの度に不用となったり、新たに購入する必
要性を極めて少なくすることができる。
【0029】請求項3の発明によれば、1以上の水平面
が存在することにより、斜面の傾斜角を一定角度以上に
保持しても物落下防止壁が高くならず、物の特性に応じ
た陳列が行い易い。従って、上記効果に加え、陳列の選
択肢が増え、バラエティーに富んだ商品陳列が可能とな
る。
【0030】請求項4の発明によれば、最も単純な構成
のものでもマルチ利用が可能となる。従って、上記効果
に加え、単純な構造であるのにバラエティーに富んだ物
の陳列が可能となる。
【0031】請求項5の発明によれば、設置スペースが
広い場合にその設置数が少なくてもマルチ利用が可能と
なる。従って、上記効果に加え、設置手間が減る。
【0032】請求項6の発明によれば、傾斜した設置ス
ペースに対する表陳列面の配置の仕方により、傾斜角が
18度±8度である斜面及び水平面に対して設置スペー
スの傾斜角が加わり、更に急傾斜の表陳列面となり、物
の特性に応じた陳列ができ、上記と逆の表陳列面の置き
方により、斜面及び水平面に対して設置スペースの傾斜
角が加わって、斜面が水平となり水平面が傾斜して雛壇
状になり、この雛壇に適する物の陳列ができる。従っ
て、上記効果に加え、傾斜した設置スペースに対して種
々の物の陳列ができる効果がある。
【0033】請求項7の発明によれば、裏陳列面の1以
上の嵌合溝に仕切り板を嵌めて、物を陳列すれば仕切り
板により前記一方向に対して物が保持され、物の特性に
応じた陳列が可能となって、マルチ利用ができる。従っ
て、上記効果に加え、スペースの状況に係わりなく、種
々の物の陳列が可能となる。
【0034】請求項8の発明によれば、載置台に上記各
マルチ利用陳列具を搭載するから、これら各マルチ利用
陳列具の有する物の陳列機能を活かしたものを、設置場
所に自在に移動出来る。従って、上記効果に加え、設置
場所の如何に係わらず、各マルチ利用陳列具の有する物
の陳列機能を活かしたものを利用できる効果がある。
【0035】請求項9の発明によれば、載置台の傾斜角
を自在に設定できるから、載置台に搭載した上記各マル
チ利用陳列具の有する物の陳列機能を更に活かすことが
できる。従って、上記した効果を一層顕著にできる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるマルチ利用陳列具を示
す斜視図。
【図2】図1のマルチ利用陳列具を180度回転させた
状態を示す斜視図。
【図3】図1のマルチ利用陳列具を裏返した状態を示す
斜視図。
【図4】本発明の実施形態であるマルチ利用陳列具を構
成する嵌合溝の詳細を示す斜視図。
【図5】本発明の実施形態であるマルチ利用陳列具を構
成する仕切り板を示す斜視図。
【図6】本発明の実施形態である陳列ワゴンを示す一部
を破断した側面図。
【図7】本発明の実施形態であるマルチ利用陳列具及び
陳列ワゴンの使用状態を示す斜視図。
【図8】本発明の実施形態であるマルチ利用陳列具及び
陳列ワゴンの使用状態を示す斜視図。
【図9】本発明の実施形態であるマルチ利用陳列具及び
陳列ワゴンの使用状態を示す斜視図。
【図10】本発明の他の実施形態であるマルチ利用陳列
具を示す斜視図。
【図11】本発明の他の実施形態であるマルチ利用陳列
具を示す斜視図。
【図12】本発明の他の実施形態であるマルチ利用陳列
具を示す斜視図。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c マルチ利用陳列具 2、2a、2b 表陳列面 3 裏陳列面 4、4a、4b 水平面 5、5a、5b、5c、5d 斜面 6、6a、6b 物載置面 7、7a、7b、7c、40、41、42、43、44
物落下防止壁 8 仕切り板 9 嵌合溝 9a、9b 溝壁 10 リブ 11 突出片 20 陳列ワゴン 21 載置台 22 ワゴン本体 23 蝶番 24 バー 25 軸支点 26 調整ボルト 27 支柱 28 キャスター 30、31、32 商品

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物を載置する1以上の斜面を一方向に隣
    接して設けて物載置面を形成し、該物載置面の前記一方
    向の少なくとも一端に物落下防止壁を有して表陳列面を
    構成し、前記表陳列面は使用に際し、前記一方向で前後
    逆さに使用可能であることを特徴とするマルチ利用陳列
    具。
  2. 【請求項2】 物を載置する1以上の斜面を一方向に隣
    接して設けて物載置面を形成し、該物載置面の前記一方
    向の少なくとも一端に物落下防止壁を有して表陳列面を
    構成し、該表陳列面の裏側に仕切り板の嵌合溝を少なく
    とも1以上設けて裏陳列面を構成し、前記表陳列面及び
    裏陳列面のいずれか一方を設置スペースに置き、いずれ
    か他方に物を陳列することを特徴とするマルチ利用陳列
    具。
  3. 【請求項3】 前記表陳列面の物載置面は物を載置する
    1以上の水平面及び1以上の斜面とを一方向に隣接して
    設けてなる請求項1又は2記載のマルチ利用陳列具。
  4. 【請求項4】 前記表陳列面は1の水平面と1の斜面と
    を隣接して設け、かつこれら水平面及び斜面の前記一方
    向の非隣接端部に物落下防止壁をそれぞれ設けてなる請
    求項1又は2記載のマルチ利用陳列具。
  5. 【請求項5】 前記表陳列面は1の水平面と1の斜面と
    を隣接して設け、かつこれら水平面及び斜面の前記一方
    向の非隣接端部に物落下防止壁をそれぞれ設けて1の陳
    列ユニットを構成し、該陳列ユニットを前記一方向に複
    数設けてなる請求項1又は2記載のマルチ利用陳列具。
  6. 【請求項6】 前記斜面の傾斜角は水平に対して18度
    ±8度である請求項1〜5のいずれか1項に記載のマル
    チ利用陳列具。
  7. 【請求項7】 前記裏陳列面の仕切り板の嵌合溝は、前
    記一方向に直交する方向に少なくとも1以上設けた請求
    項1〜6のいずれか1項に記載のマルチ利用陳列具。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7に記載のマルチ利用陳列具
    を載置台に設置してなることを特徴とする陳列ワゴン。
  9. 【請求項9】 前記載置台は傾斜角を自在に設定できる
    請求項8記載の陳列ワゴン。
JP16760899A 1999-06-15 1999-06-15 マルチ利用陳列具及びこれを設置した陳列ワゴン Expired - Lifetime JP3459059B2 (ja)

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