JP2000354427A - 生分解性農業用フィルム - Google Patents

生分解性農業用フィルム

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JP2000354427A
JP2000354427A JP2000082752A JP2000082752A JP2000354427A JP 2000354427 A JP2000354427 A JP 2000354427A JP 2000082752 A JP2000082752 A JP 2000082752A JP 2000082752 A JP2000082752 A JP 2000082752A JP 2000354427 A JP2000354427 A JP 2000354427A
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resin
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agricultural film
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Shoichi Satani
昭一 佐谷
Akira Nishikata
晃 西片
Hirobumi Okuno
博文 奥野
Nobuaki Wada
信明 和田
Hoihito Michael
ミヒャエル・ホイヒト
Ralf Timmermann
ラルフ・テイマーマン
Wolfgang Schulz-Schlitte
ボルフガング・シユルツーシユリツテ
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CI Kasei Co Ltd
Original Assignee
CI Kasei Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/28Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture specially adapted for farming

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟性、透明性、防曇性および耐候性、耐久
性などを同時に満足しつつ、生分解性を有する農業用フ
ィルム。 【解決手段】 脂肪族エステル構造と脂肪族アミド構造
とを含有するポリエステルアミド系樹脂を主成分とする
樹脂成分に対し、添加剤として、ヒンダードフェノール
系化合物および/または亜リン酸エステル系化合物と、
ヒンダードアミン系光安定剤と、防曇剤とが配合された
樹脂材料からなる。使用後には土中に埋設、またはコン
ポストとした場合に生分解性を有するので処理が簡単に
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、脂肪族エステル
構造と脂肪族アミド構造とを含有するポリエステルアミ
ド系樹脂を主成分とし、各種添加剤を配合することによ
り、柔軟性、透明性、防曇性および耐久性に優れた農業
用フィルムであり、使用後には土中に埋設、またはコン
ポストとした場合に完全に生分解する農業用フィルムで
ある。
【0002】
【従来の技術】ハウス栽培等においては、樹脂製フィル
ムを用いて天井や壁面等の囲いを構築し、また、トンネ
ルハウスではアーチ状のフレームに樹脂製フィルムを張
設して、それらの内部の温度や湿度等を制御して各種の
作物を栽培している。用いられる樹脂製フィルムとして
は、柔軟性、透明性、防曇性等が要求される。また、マ
ルチフィルムと異なり、長期間にわたって使用し続ける
ことがあることから、耐候性、耐久性も必要とされる。
そこで、これらの要件を凡そ満足するものとして、塩化
ビニルフィルムが広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような用途に用い
られる農業用の樹脂製フィルムは、大量に使用されるこ
とから、その廃棄処分は容易ではない。特に、塩化ビニ
ルフィルムにあっては、焼却処理することは、望ましく
ない。そこで、生分解性樹脂からなるフィルムが注目を
浴びている。生分解性樹脂としては、従来より脂肪族ポ
リエステル系、デンプン系などが知られている。しかし
ながら、既知の生分解性樹脂からなるフィルムは、柔軟
性、透明性、防曇性および耐候性、耐久性などを同時に
十分満足するものではなく、農業用フィルムとしては事
実上、不十分であった。本発明は前記課題を解決するた
めになされたもので、柔軟性、透明性、防曇性および耐
候性、耐久性などを同時に満足しつつ、生分解性を有す
る農業用フィルムを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の生分解性農業用
フィルムは、脂肪族エステル構造と脂肪族アミド構造と
を含有するポリエステルアミド系樹脂を主成分とする樹
脂成分に対し、添加剤として、ヒンダードフェノール系
化合物および/または亜リン酸エステル系化合物と、ヒ
ンダードアミン系光安定剤と、防曇剤とが配合された樹
脂材料からなることを特徴とするものである。ここで、
樹脂成分中、上記ポリエステルアミド系樹脂60〜95
重量部に対して、脂肪族ポリエステル系樹脂が5〜40
重量部配合されていることが望ましい。また、樹脂成分
100重量部に対し、ヒンダードフェノール系化合物お
よび/または亜リン酸エステル系化合物の総量が0.0
3〜1.2重量部、ヒンダードアミン系光安定剤が0.0
3〜1重量部、防曇剤が1〜4重量部であることが望ま
しい。ポリエステルアミド系樹脂は、脂肪族アミノカル
ボン酸及び又は脂肪族ラクタムと、脂肪族ジカルボン酸
と、脂肪族ジオールとが重合したもの、または、脂肪族
ジカルボン酸と、脂肪族ジオールと、脂肪族ジアミンと
が重合したもの、または、脂肪族アミノカルボン酸及び
又は脂肪族ラクタムと、脂肪族ジカルボン酸と、脂肪族
ジオールと、脂肪族ジアミンとが重合したものが望まし
い。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のフィルムに用いられる樹
脂材料は、樹脂成分として脂肪族エステル構造と脂肪族
アミド構造とを含有するポリエステルアミド系樹脂を主
成分とする。このポリエステルアミド系樹脂は、平均分
子量が10000〜300000であるものが好まし
く、20000〜150000であればより好ましい。
上記ポリエステルアミド系樹脂としては、脂肪族アミノ
カルボン酸及び又は脂肪族ラクタムと、脂肪族ジカルボ
ン酸と、脂肪族ジオールとを混合し、脱水反応、減圧下
で重合することによって製造することができる。
【0006】または、ポリエステルアミド系樹脂は、脂
肪族ジカルボン酸と、脂肪族ジオールと、脂肪族ジアミ
ンとを混合し、脱水反応、減圧下で重合することによっ
ても製造することができる。
【0007】さらにまた、ポリエステルアミド系樹脂
は、脂肪族アミノカルボン酸及び又は脂肪族ラクタム
と、脂肪族ジカルボン酸と、脂肪族ジオールと、脂肪族
ジアミンとから重合することもできる。
【0008】上記の脂肪族アミノカルボン酸或いは脂肪
族ラクタムとしては、アミノカプロン酸、ω−ラウリル
ラクタム、ε−カプロラクタム等の炭素数4〜20の線
状脂肪族鎖や環状脂肪族鎖を有するものを挙げることが
できる。脂肪族ジカルボン酸としては、アジピン酸、コ
ハク酸、シュウ酸等の炭素数2〜12の線状脂肪族鎖を
有するものが好適である。脂肪族ジオールとしては、炭
素数2〜10の線状脂肪族鎖を有するジオールが好まし
く、例えばエチレングリコール、1,3−プロパンジオ
ール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル等が挙げられる。脂肪族ジアミンとしては、線状脂肪
族の炭素数2〜10のジアミンが好ましく、例えばヘキ
サメチレンジアミン、ブチレンジアミンを挙げることが
できる。また、脂肪族ジカルボン酸と脂肪族ジオールを
反応させ、酸末端エステルオリゴマーとして用いるな
ど、予め複数成分を反応させたオリゴマー原料を使用す
ることも可能である。さらに、芳香族成分や脂環状族成
分を生分解性を阻害しない範囲で少量用いることもでき
る。
【0009】具体的には、ε−カプロラクタムと、アジ
ピン酸と、1,4−ブタンジオールとを重合した場合、
〔−CO−(CH24−COO−(CH24−O−〕単
位からなる脂肪族エステル構造と、〔−CO−(C
25−NH−〕単位からなる脂肪族アミド構造を有す
る。好ましい脂肪族エステル構造の重量割合は20〜7
0重量%、脂肪族アミド構造の重量割合は30〜80重
量%である。
【0010】また、ヘキサメチレンジアミンと、アジピ
ン酸と、1,4−ブタンジオールとを重合した場合、
〔−CO−(CH24−COO−(CH24−O−〕単
位からなる脂肪族エステル構造と、〔−CO−(C
24−CO−NH−(CH26−NH−〕単位からな
る脂肪族アミド構造を有し、好ましい脂肪族エステル構
造の重量割合は50〜90重量%、脂肪族アミド構造の
重量割合は10〜50重量%である。
【0011】本発明のフィルムに用いる樹脂材料には、
上記のポリエステルアミド系樹脂を60〜95重量に対
して、脂肪族ポリエステル系樹脂が5〜40重量部配合
された樹脂成分を使用することが好ましい。脂肪族ポリ
エステル系樹脂を加えることで、耐候性、耐久性を向上
できる。上記の脂肪族ポリエステル系樹脂としては、生
分解性を有するものであれば特に限定されるものではな
いが、具体的には、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、
アジピン酸、セバシン酸、フマル酸、マレイン酸、ドデ
カン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等で例示される多
価カルボン酸及びこれらの無水物等と、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサ
ンジオール、オクタンジオール、デカンジオール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン等の多価アルコールと
の縮重合物、乳酸の環状二量体であるラクチドやε−カ
プロラクトン等の環状エステルの開環重合物(ポリカプ
ロラクトン)、乳酸やヒドロキシ酪酸、ヒドロキシ吉草
酸のようなヒドロキシ酸の縮重合物が挙げられる。具体
的には、昭和高分子社製「ビオノーレ1001」、「ビ
オノーレ3001」、島津製作所社製「ラクティ500
0」などを挙げることができる。
【0012】本発明で用いられる樹脂材料には、ヒンダ
ードフェノール系化合物及び又は亜リン酸エステル系化
合物が配合される。ヒンダードフェノール系化合物とし
ては、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ペンタデシ
ル−3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート、トリエチレングリコール
−ビス[3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート]、1,6−ヘキサン
ジオール−ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタエリス
リトール−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,3,
5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、N,N−
ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシ−ヒドロシンナマイド)、3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシ−ベンジルホスホネート−ジエチ
ルエステル、トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)イソシアヌレート、3,9−ビス
{1,1−ジメチル−2−[β−(3−t−ブチル−4
−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキ
シ]エチル}−2,4,8,10−テトラオキサスピロ
(5,5)ウンデカン、テトラキス[メチレン−3
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェ
ニル)プロピル]メタン、1,1,3−トリス(2−メチ
ル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタ
ン、4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−
ブチルフェニル)等が挙げられる。
【0013】また、亜リン酸エステル系化合物として
は、2,2−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェ
ニル)オクチルフォスファイト、トリス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)ホスファイト、1,1,3−トリス
(2−メチル−4−ジトリデシルフォスファイト−5−
t−ブチルフェニル)ブタン、2,2−チオ−ジエチレ
ンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート]、ジノニルフェニルペン
タエリスリトールジフォスファイト、ジステアリルペン
タエリスリトールジフォスファイト、ビス(2,4−ジ
−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−フ
ォスファイト、ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メ
チルフェニル)、ペンタエリスリトール−ジ−フォスフ
ァイト、ジフェニルデシルホスファイト、トリフェニル
ホスファイト、トリス−ノニルフェニルホスファイト、
トリデシルホスファイト、トリス(2−エチルヘキシ
ル)ホスファイト、トリブチルホスファイト、トリス
(ジノニルフェニル)ホスファイト、トリラウリルトリ
チオホスファイト、トリラウリルホスファイト、ビス
(ネオペンチルグリコール)−1,4−シクロヘキサン
ジメチルホスファイト、ジステアリルペンタエリスリト
ールジホスファイト、ジイソデシルペンタエリスリトー
ルジホスファイト、トリス(ラウリル−2−チオエチ
ル)ホスファイト、テトラトリデシル−1,1,3−トリ
ス(2′−メチル−5′−t−ブチル−4′−オキシフ
ェニル)ブタンジホスファイト、トリス(4−オキシ−
2,5−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、トリ
ス(4−オキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニル)ホ
スファイト、2−エチルヘキシルジフェニルホスファイ
ト、トリス(モノ、ジ混合ノニルフェニル)ホスファイ
ト、水素化−4,4′−イソプロピリデンジフェノール
ポリホスファイト、ジフェニル・ビス[4,4′−n−
ブチリデンビス(2−t−ブチル−5−メチルフェノー
ル)]チオジエタノールジホスファイト、4,4′−ブ
チリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール
−ジ−トリデシル)ホスファイト、ビス(オクチルフェ
ニル)・ビス[4,4′−n−ブチリデンビス(2−t
−ブチル−5−メチルフェノール)]−1,6−ヘキサ
ンジオールジホスファイト、フェニル−4,4′−イソ
プロピリデンジフェノール・ペンタエリスリトールジホ
スファイト、フェニルジイソデシルホスファイト、テト
ラトリデシル−4,4′−n−ブチリデンビス(2−t
−ブチル−5−メチルフェノール)ジホスファイト、ト
リス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイ
ト、トリステアリルホスファイト、オクチルジフェニル
ホスファイト、ジフェニルトリデシルホスファイト、フ
ェニルジ(トリデシル)ホスファイト、トリス(2−シ
クロヘキシルフェニル)ホスファイト、ジトリデシル・
ジ(2−シクロヘキシルフェニル)・水添ビスフェノー
ルA・ジホスファイト、ジ(2,4−ジ−t−ブチルフェ
ニル)シクロヘキシルホスファイト、2,4−ジ−t−
ブチルフェニル・ジイソデシルホスファイト、トリス
(ブトキシエトキシエチル)ホスファイト、ジフェニル
アシドホスファイト、ビス(2−シクロヘキシルフェニ
ル)アシドホスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチ
ルフェニル)アシドホスファイト、ビス(ノニルフェニ
ル)アシドホスファイト、ジベンジルアシドホスファイ
ト、テトラキス−(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)
4,4’−ビフェニレンホスファイトなどが挙げられ
る。
【0014】上記のヒンダードフェノール系化合物およ
び/または亜リン酸エステル系化合物の総量は、樹脂成
分100重量部に対し、0.03〜1.2重量部、好まし
くは0.05〜0.8重量部の範囲である。この量が、こ
れより少ないと熱安定性が低下しやすく、多すぎると成
形品の外観を損ねたり、コストアップにつながり好まし
くない。
【0015】さらに、本発明で用いられる樹脂材料に
は、ヒンダードアミン系光安定剤が配合される。ヒンダ
ードアミン系光安定剤としては、ポリ[{6−(1,1,
3,3−テトラメチルブチル)イミノ−1,3,5−トリア
ジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル
−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6
−テトラメチル−ピペリジル)イミノ}]、ポリ[{6
−(1,1,3−トリメチルペンチル)イミノ−1,3,5
−トリアジン−2,4−ジイル}{(N−メチル−2,
2,6,6−テトラメチル−ピペリジル)イミノ}オクタ
メチレン{(N−メチル−2,2,6,6−テトラメチル
−ピペリジル)イミノ}]、2,2,6,6 −テトラメチ
ルピペリジニル−4−ベンゾエート、ビス−(2,2,
6,6 −テトラメチル−4−ピペリジニル)セバケー
ト、1,3,8 −トリアザ、7,7,9,9 −テトラメ
チル−3−n−オクチル−スピロ[4,5]デカン−2,
4−ジオン、1,2,3,4−テトラ(4−カルボニルオ
キシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン)−ブタ
ン、トリ−(4−アセトキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン)−アミン、4−アセトキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン、4−ステアロイルオ
キシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ベ
ンジルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−(フェニルカルバモイルオキシ)−2,2,6,
6−テトラメチルピペリジン、トリス(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジン)ホスファイト、ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)テレ
フタレート、1,3,8−トリアザ−7,7,9,9−テト
ラメチル2,4−ジオキソースピロ[4,5]デカン、
(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン)−4−スピ
ロ−2′−(6′,6′−ジメチルピペリジン)−4′
−スピロ−5″−ヒンダントイン、ビス(1,2,2,6,
6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、コハ
ク酸ジメチル−1−(2−ビドロキシエチル)−4−ヒ
ドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮
合物、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレ
ート、テトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4
−ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシ
レート、ポリメチル−8−プロピル−3−オキシ(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)シロキサン
などが挙げられる。
【0016】上記のヒンダードアミン系光安定剤の配合
量は、樹脂成分100重量部に対し、0.03〜1.0重
量部、好ましくは0.05〜0.5重量部の範囲である。
この量が、これより少ないと耐候性が低下しやすく、多
すぎると成形品の外観を損ねたり、コストアップにつな
がり好ましくない。
【0017】本発明の生分解性農業用フィルムの樹脂材
料には防曇剤が配合される。防曇剤としては、多価アル
コールまたは多価アルコールの縮合物と高級脂肪酸との
部分エステルが好ましい。このようなものとしては、例
えば、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノパ
ルミテートなどのソルビタン系界面活性剤、グリセリン
モノパルミテート、ジグリセリンモノパルミテートなど
のグリセリン系界面活性剤、ポリエチレングリコールモ
ノステアレート、ポリエチレングリコールモノパルミテ
ート、ポリエチレングリコールアルキルフェニルエーテ
ルなどのポリエチレングリコール系界面活性剤、の他に
トリメチロールプロパン系界面活性剤、ペンタエリスリ
トール系界面活性剤やこれらの異性体またはアルキレン
オキサイド付加物などを挙げることができる。さらに、
フッ素系界面活性剤やシリコーン系界面活性剤を添加
し、ハウスの被覆材内面近傍に発生する霧を防止する、
いわゆる防霧性を付与することも可能である。さらに、
本発明の効果を阻害しない範囲で、他の生分解性高分子
材料を添加してもよく、また、成形加工性、その他フィ
ルムおよびシートの物性を調整する目的で、可塑剤、無
機系保温剤、充填剤、滑剤、補強剤、ベンゾフェノン系
やベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、防かび剤、顔
料、蛍光剤、造核剤などを添加することも可能である。
【0018】本発明の生分解性農業用フィルムの樹脂成
分及び各種添加剤の調整方法は、特に制限はなく、従来
からプラスチックの組成物の製法で使用されている方
法、例えば、ニーダー、バンバリーミキサー、ロール等
の混練機、リボンブレンダー、ヘンシェルミキサー等の
混合機、1軸または2軸押出機等を用いて加熱溶融混練
して行なうことができる。
【0019】本発明の生分解性農業用フィルムの製法
は、Tダイ法又はインフレーション法等の公知の方法で
押出成形することにより製膜し、冷却ロール、水冷また
は空冷で冷却する方法が例示できる。また、フィルムの
厚みは、通常20〜200μm、好ましくは40〜15
0μmの範囲である。
【0020】
【実施例】以下に、実施例を示すが、これらにより本発
明はなんら制限を受けるものではない。なお、実施例中
に示す測定、評価は次に示すような条件で行った。
【0021】(1)ヘーズ:ヘーズメーター(スガ試験
機社製)にてヘーズ値を測定した。(単位:%) (2)防曇性:水温40℃、外気温5℃の水槽の上に傾
斜30度でフィルムを展張し、30日経過後のフィルム
の防曇性を次の基準で評価した。 ○:水滴の付着がフィルム全体の20%以下の範囲 △:水滴の付着がフィルム全体の20%以上、50%未
満の範囲 ×:水滴の付着がフィルム全体の50%以上の範囲 (3)引張強度:JIS K−6732に準じて測定し
た。(単位:kg/cm2) (4)引張伸び:JIS K−6732に準じて測定し
た。(単位:%) (5)促進耐候性:SUN−WOM(スガ試験機社製)
に、サンプルを入れ、サンプルの耐候劣化による破壊ま
での時間を測定した。 ○:300時間以上 △:150時間以上、300時間未満 ×:150時間未満
【0022】(6)生分解性: (試験サンプルの作成) 1.サンプルを6cm四方に切り取り、重量測定する。
ここで、暴露面積(4cm四方)当たりの重量を計算
し、これを分解サンプルの初期重量とする。 2.適当な厚さのアルミ板を6cm四方に切り取り、こ
の中央部の4cm四方を切り抜く。 3.このアルミ板2対でサンプルを挟むことができるよ
うに、両面テープを張りつける。 4.ここで両面テープ付きの2対のアルミ枠の重量を測
定する。 5.サンプルをアルミ板で挟んだ状態の試験サンプルを
生分解性試験に用いる。 (生分解試験に用いる堆肥の調整方法) 1.適当な大きさ(深さ5cm以上)の密閉できる容器
を用意する。 2.堆肥は、市販の堆肥に水分を補給して用いる。水の
補給量は、加えた水が底に溜まらない状態で、かつ、指
で摘んだときに僅かに水がしみ出てくる程度の状態を試
験標準状態とする。 (生分解性試験の方法) 1.生分解性試験は、堆肥中で行う。調整した堆肥の表
面から約3cm位の深さに試験サンプルをセットする。 2.試験サンプルをセットした後、密閉して58℃のオ
ーブンに入れて生分解性試験をスタートする。 3.生分解性試験中はできれば1日1度は蓋を開いて、
初期の堆肥の水分状態を維持するために水を適時、霧吹
き等で加える。 4.生分解状態は適時試験サンプルを取り出し、水洗し
て表面の水分を取った後、重量変化で生分解率を算出す
る。 (評価基準)上記の生分解性試験において、サンプルの
重量減が80%以上になった日数を生分解日数とする。 ◎:40日未満 ○:40日以上、60日未満 △:60日以上、80日未満 ×:80日以上
【0023】[実施例1]アジピン酸、1,4−ブタン
ジオールおよびε−カプロラクタムを重合して製造し
た、脂肪族エステル構造が35重量%、脂肪族アミド構
造が65重量%のポリエステルアミド系樹脂(融点13
7℃)からなる樹脂成分100重量部に対して、ヒンダ
ードフェノール系酸化防止剤(旭電化製、「AO−6
0」)0.1重量部、亜リン酸エステル化合物(旭電化
製、「2112」)0.1重量部、ヒンダードアミン系
光安定剤(チバ・スペシャリティケミカル社製、「LS
−944」)0.3重量部、ベンゾトリアゾール系紫外
線吸収剤(共同薬品社製、「VS−550」)0.1重
量部、ジグリセリンジステアレート1重量部、ソルビタ
ンモノステアレート1重量部からなる防曇剤および防霧
剤としてフッ素系界面活性剤(ダイキン工業社製、「D
S−403」)0.1重量部を配合し、インフレーショ
ン成形機で、厚み100μmの生分解性農業用フィルム
を製造した。このフィルムの評価は、ヘーズ:13%、
防曇性:○、引張強度:680kg/cm2、伸び:5
00%、促進耐候性:○、生分解性:○、であった。
【0024】[実施例2]樹脂成分を、実施例1で使用
したポリエステルアミド系樹脂95重量部および脂肪族
ポリエステル系樹脂(昭和高分子社製、「ビオノーレ3
001」)5重量部とした以外は、実施例1と同様にし
て生分解性農業用フィルムを製造した。但し、ヒンダー
ドアミン系光安定剤としては、「ウバシル299LM」
(グレートレイク社製)を用いた。このフィルムの評価
は、ヘーズ:15%、防曇性:○、引張強度:710k
g/cm2、伸び:480%、促進耐候性:○、生分解
性:○、であった。
【0025】[実施例3]樹脂成分を、実施例1で使用
したポリエステルアミド系樹脂90重量部、脂肪族ポリ
エステル系樹脂(昭和高分子社製、「ビオノーレ300
1」)10重量部とした以外は、実施例1と同様にして
生分解性農業用フィルムを製造した。このフィルムの評
価は、ヘーズ:17%、防曇性:○、引張強度:740
kg/cm2、伸び:450%、促進耐候性:○、生分
解性:○、であった。
【0026】[比較例1]厚さ100μmの市販の農業
用軟質塩化ビニル樹脂フィルム(シーアイ化成社製、シ
ーアイ農ビ「スカイエイト」)を評価した。ヘーズ:1
5%、防曇性:○、引張強度:250kg/cm2、伸
び:320%、促進耐候性:○、生分解性:×、であっ
た。
【0027】[比較例2]厚さ100μmの市販の農業
用ポリオレフィン系樹脂フィルム(シーアイ化成社製、
シーアイ農PO「スカイコート」)を評価した。ヘー
ズ:15.5%、防曇性:○、引張強度:224kg/
cm2、伸び:550%、促進耐候性:○、生分解性:
×、であった。
【0028】[比較例3]樹脂成分を、脂肪族ポリエス
テル系樹脂(昭和高分子社製、「ビオノーレ300
1」)100重量部とした以外は、実施例1と同様にし
て生分解性農業用フィルムを製造した。ヘーズ:68
%、防曇性:×、引張強度:610kg/cm2、引張
伸び:840%、促進耐候性:○、生分解性:○、であ
った。
【0029】[実施例4]樹脂成分を、アジピン酸、
1,4−ブタンジオールおよびε−カプロラクタムを重
合して製造した、脂肪族アミド構造60重量%、脂肪族
エステル構造40重量%であるポリエステルアミド系樹
脂(融点116℃)100重量部とした以外は実施例1
と同様に生分解性農業用フィルムを製造した。このフィ
ルムの評価は、ヘーズ:15%、防曇性:○、引張強
度:660kg/cm2、伸び:520%、促進耐候
性:○、生分解性:○、であった。
【0030】[実施例5]樹脂成分を、実施例4で使用
したポリエステルアミド系樹脂(融点116℃)90重
量部、脂肪族ポリエステル系樹脂(昭和高分子社製、
「ビオノーレ3001」)10重量部とした以外は、実
施例1と同様にして生分解性農業用フィルムを製造し
た。このフィルムの評価は、ヘーズ:19%、防曇性:
○、引張強度:710kg/cm2、伸び:460%、
促進耐候性:○、生分解性:○、であった。
【0031】[実施例6]樹脂成分を、アジピン酸、
1,4−ブタンジオールおよびヘキサメチレンジアミン
を重合して製造した、脂肪族エステル構造が60重量
%、脂肪族アミド構造が40重量%のポリエステルアミ
ド系樹脂(融点172℃)100重量部とした以外は、
実施例1と同様にして生分解性農業用フィルムを製造し
た。このフィルムの評価は、ヘーズ:19%、防曇性:
○、引張強度:820kg/cm2、伸び:400%、
促進耐候性:○、生分解性:○、であった。
【0032】
【表1】
【0033】表1から、本実施例のフィルムであると、
透明性、防曇性、強度、耐候性、生分解性に優れ、適度
な伸びを示すことがわかる。しかしながら、比較例1,
2では生分解性がないのは当然として、比較例3のフィ
ルムでは、不透明で防曇性に欠けるものであった。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、柔軟性、透明性、防曇
性および耐候性、耐久性に優れた農業用フィルムであ
り、使用後には土中に埋設、またはコンポストとした場
合に生分解性を有するので処理が簡単にできる。特に、
脂肪族ポリエステル系樹脂を添加することにより、耐候
性を向上できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/524 C08K 5/524 C08L 77/12 C08L 77/12 (72)発明者 奥野 博文 東京都中央区京橋一丁目18番1号 シーア イ化成株式会社内 (72)発明者 和田 信明 東京都中央区京橋一丁目18番1号 シーア イ化成株式会社内 (72)発明者 ミヒャエル・ホイヒト ドイツ連邦共和国47239デュースブルグ・ デュッセルドルフストラーセ8 (72)発明者 ラルフ・テイマーマン ドイツ連邦共和国47800クレーフエルト・ シヤイブラーシユトラーセ81 (72)発明者 ボルフガング・シユルツーシユリツテ ドイツ連邦共和国40764ランゲンフエル ト・フオンクニプローデベーク7 Fターム(参考) 2B024 DA05 DB01 2B029 EB02 EC03 EC06 EC09 EC14 EC17 EC19 RA03 4F071 AA57 AC05 AC10 AC11 AC12 AC15 AE05 AE22 AH01 BA01 BB06 BC01 4J002 CL081 EC028 EC038 EH048 EJ016 EJ036 EJ046 EL126 EU137 EU187 EU196 EW076 EW126 FD037 FD050 FD066 FD208 GA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪族エステル構造と脂肪族アミド構造
    とを含有するポリエステルアミド系樹脂を主成分とする
    樹脂成分に対し、添加剤として、ヒンダードフェノール
    系化合物および/または亜リン酸エステル系化合物と、
    ヒンダードアミン系光安定剤と、防曇剤とが配合された
    樹脂材料からなることを特徴とする生分解性農業用フィ
    ルム。
  2. 【請求項2】 前記樹脂成分中、上記ポリエステルアミ
    ド系樹脂60〜95重量部に対して、脂肪族ポリエステ
    ル系樹脂が5〜40重量部配合されていることを特徴と
    する請求項1記載の生分解性農業用フィルム。
  3. 【請求項3】 樹脂成分100重量部に対し、ヒンダー
    ドフェノール系化合物および/または亜リン酸エステル
    系化合物の総量が0.03〜1.2重量部、ヒンダードア
    ミン系光安定剤が0.03〜1重量部、防曇剤が1〜4
    重量部であることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の生分解性農業用フィルム。
  4. 【請求項4】 上記ポリエステルアミド系樹脂が、脂肪
    族アミノカルボン酸及び又は脂肪族ラクタムと、脂肪族
    ジカルボン酸と、脂肪族ジオールとが重合したものであ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の生分
    解性農業用フィルム。
  5. 【請求項5】 上記ポリエステルアミド系樹脂が、脂肪
    族ジカルボン酸と、脂肪族ジオールと、脂肪族ジアミン
    とが重合したものであることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の生分解性農業用フィルム。
  6. 【請求項6】 上記ポリエステルアミド系樹脂が、脂肪
    族アミノカルボン酸及び又は脂肪族ラクタムと、脂肪族
    ジカルボン酸と、脂肪族ジオールと、脂肪族ジアミンと
    が重合したものであることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の生分解性農業用フィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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