JP2000353764A - パッケージ基板 - Google Patents

パッケージ基板

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JP2000353764A JP23193199A JP23193199A JP2000353764A JP 2000353764 A JP2000353764 A JP 2000353764A JP 23193199 A JP23193199 A JP 23193199A JP 23193199 A JP23193199 A JP 23193199A JP 2000353764 A JP2000353764 A JP 2000353764A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性接続ピンが剥離し難い樹脂パッケージ
基板を提供する。 【解決手段】 導体層5を設けた基板上に、マザーボー
ドとの電気的接続を得るための導電性接続ピン100が
固定されてなるパッケージ基板310に導電性接続ピン
を固定するためのパッド16を形成する。パッド16を
部分的に露出させる開口部18が形成された有機樹脂絶
縁層15で被覆し、開口部から露出したパッドに導電性
接続ピン100を導電性接着剤17により固定すること
により、実装の際などに、導電性接続ピン100を基板
から剥離しにくくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性接続ピンが
固定された樹脂パッケージ基板に関する。
【0002】
【従来の技術】ICチップ等をマザーボード又はドータ
ボードへ接続するためのパッケージ基板は、近年、信号
の高周波数化に伴い、低誘電率、低誘電正接が求められ
るようになった。そのため、基板の材質もセラミックか
ら樹脂へと主流が移りつつある。
【0003】このような背景の下、樹脂基板を用いたプ
リント配線板に関する技術として、例えば、特公平4−
55555号公報に、回路形成がなされたガラスエポキ
シ基板にエポキシアクリレートを層間樹脂絶縁層として
形成し、続いて、フォトリソグラフィの手法を用いてバ
イアホール用開口を設け、表面を粗化した後、めっきレ
ジストを設けて、めっきにより導体回路およびバイアホ
ールを形成した、いわゆるビルドアップ多層配線板が提
案されている。
【0004】このようなビルドアップ多層配線板をパッ
ケージ基板として使用する場合には、マザーボードやド
ータボードヘ接続するための導電性接続ピンを取り付け
る必要がある。このピンはT型ピンと呼ばれ、図18に
示すように柱状の接続部122と板状の固定部121と
で側面視略T字形状に形成されており、接続部122を
介してマザーボードのソケット等に接続するようになっ
ている。この導電性接続ピン120は、ビルトアップ多
層配線板の最外層の層間樹脂絶縁層200(又は、コア
基板)の導体層をパッド16とし、このパッド16にハ
ンダなどの導電性接着剤17を介して接着固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構造では、パッド16とその内層の層間樹脂絶縁層2
00との接着面積が小さいことに加え、金属製のパッド
と樹脂絶縁層という全く異なる材質ため、両者の接着強
度が充分でないという問題があった。そのため、信頼性
試験としての高温と低温とを繰り返すヒートサイクル条
件下で、パッケージ基板側とマザーボード又はドータボ
ード側との熱膨張率差により、基板に反りや凹凸が生じ
た場合、パッド16と層間樹脂絶縁層200との界面で
破壊が起こり、導電性接続ピン120がパッド16と共
に基板から剥離する問題が見られた。また、当該導電性
接続ピンを介してパッケージ基板をマザーボードへ装着
する際、導電性接続ピンの位置と接続すべきマザーボー
ドのソケットとの間に位置ずれがあると、接続部に応力
が集中して導電性接続ピンがパッドとともに剥離するこ
とがあった。ヒートサイクルの高温領域下またはICチ
ップを実装する際の熱によって、導電性ピンが脱落、傾
きを起こしたり、電気的接続が取れないこともあった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めに提案されたものであって、導電性接続ピンが剥離し
難い樹脂パッケージ基板を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、本発明に到達した。すなわち、請求項1の発明
は、基板に他の基板との電気的接続を得るための導電性
接続ピンが固定されてなるパッケージ基板において、前
記基板上に導電性接続ピンを固定するためのパッドが形
成され、前記パッドは有機樹脂絶縁層で被覆されると共
に、該有機樹脂絶縁層には、前記パッドを部分的に露出
させる開口が形成されてなり、前記開口から露出される
パッドには、前記導電性ピンが導電性接着剤を介して固
定されていることを技術手段としている。
【0008】請求項1の発明では、導電性接続ピンが固
定されるパッドは、当該パッドを部分的に露出する開口
部が設けられた有機樹脂絶縁層によって覆われる。従っ
て、導電性接続ピンを介してパッケージ基板をマザーボ
ード等の他の基板に取り付ける際などに、たとえば導電
性接続ピンとマザーボードのソケットとの間に位置のず
れなどがあって当該導電性接続ピンに応力が加わった場
合や、ヒートサイクル条件の熱履歴で基板に反りなどを
生じた場合でも、パッドが有機樹脂絶縁層で押さえられ
ており、基板から剥離するのを防止できる。特に、金属
性のパッドと層間樹脂絶縁層という全く異なる材質同士
の接着で、充分な接着力を得難い場合でも、パッド表面
から有機樹脂絶縁層で覆うことで、高い剥離強度を付与
することができる。
【0009】また、請求項1の発明において、パッドの
大きさは、当該パッドが現れる有機樹脂絶縁層の開口部
よりやや大きくすることが重要である。それにより、パ
ッドが開口部から部分的に露出する。すなわち、パッド
の周縁が有機樹脂絶縁層で被われるのである。パッドの
大きさは、その直径が当該パッドを露出する有機樹脂絶
縁層の開口部の直径の、1.02から100倍とするの
がよい。パッドの直径が、開口部の直径の1.02倍未
満では、パッドの周囲を有機樹脂絶縁層で確実に押さえ
ることができず、導電性接続ピンの剥離を防止できな
い。また、100倍より大きくすると、導体層の高密度
化を阻害するからである。具体的には、有機樹脂絶縁層
に設けられた開口部の直径を100から1,500μm
としたとき、パッドの直径を110から2,000μm
とする。
【0010】請求項2の発明では、基板に他の基板との
電気的接続を得るための導電性接続ピンが固定されてな
るパッケージ基板において、前記基板上に、導電性接続
ピンを固定するためのパッドであって、該導電性接続ピ
ンを固定するための本体部と当該本体部の周縁に配設さ
れた延在部とからなるパッドが形成され、前記パッドの
延在部は有機樹脂絶縁層で被覆されると共に、該有機樹
脂絶縁層には、前記パッドの本体部を露出させる開口が
形成されてなり、前記開口から露出されるパッドの本体
部には、前記導電性ピンが導電性接着剤を介して固定さ
れていることを技術的特徴とする。
【0011】請求項2では、パッドの周縁に配設された
延在部が有機樹脂絶縁層により覆われる。このため、導
電性接続ピンに応力が加わった際にも、パッドが有機樹
脂絶縁層により押さえられるため、基板から剥離するこ
とが防止できる。一方、パッドの本体部は、有機樹脂絶
縁層の開口により露出しており、有機樹脂絶縁層とパッ
ド部の本体部とは接触していないため、該有機樹脂絶縁
層とパッド部の本体部と接触によるクラックが発生する
ことがない。
【0012】請求項5の発明は、導体層と層間樹脂絶縁
層とが交互に積層された構造を少なくとも一つ以上有す
るビルドアップ基板に、他の基板との電気的接続を得る
ための導電性接続ピンが固定されてなるパッケージ基板
において、前記ビルドアップ基板の、最外層の導体層の
一部または全部に、前記導電性接続ピンを固定するため
のパッドを形成し、前記パッドを、バイアホールを介し
て内層の導体層に接続するとともに、前記パッドに導電
性接続ピンが導電性接着剤を介して固定していることを
技術手段としている。
【0013】請求項5の発明では、パッドがバイアホー
ルを介して内層の導体層と接合しているので、パッドと
基板との接触面積が増え、両者が強固に接合される。ま
た、前記したように、請求項1の発明では、導電性接続
ピンが固定されるパッドとそのパッドが接着する層間樹
脂絶縁層は、異素材間の接着となっているのに対し、請
求項5で示した発明では、パッドは内層の導体層と接続
する。そのため、両者は金属同士の接続となって、接続
がより確実となるとともに、パッドの剥離強度が高めら
れる。
【0014】また、パッドを一つ以上のバイアホールを
介して内層の導体層と接続してもよい。パッドの接着面
積をさらに増して、より剥離しにくい構造とすることが
できるからである。なお、パッドをバイアホールを介し
て内層の導体層に接続する場合、バイアホールはそのパ
ッドの周辺部分に配置するのが接続性を高める上で効果
的である。そのため、バイアホールをリング状とし、そ
のリングを覆うようにパッドを設けてもよい。
【0015】さらに、ビルドアップ基板において、導電
性接続ピンが固定されるパッドは、2層以上のバイアホ
ールを介して内層の導体層と接続するように構成しても
よく、パッケージ基板の形状や種類によっては、この二
層以上のバイアホールがそれぞれ一つ以上のバイアホー
ルよりなってもよい。いずれも、パッドの表面積が増し
ているので、接着強度を高めるために有効だからであ
る。更に、パッドが設けられるバイアホールを、パッド
を部分的に露出させる開口部を有する有機樹脂絶縁層に
よって被覆すれば、パッドの剥離を確実に防止すること
ができる。
【0016】請求項6の発明では、導体層が形成された
コア基板に導体層と層間樹脂絶縁層が交互に積層された
構造を少なくとも一つ以上有するビルドアップ基板に、
他の基板との電気的接続を得るための導電性接続ピンが
固定されたパッケージ基板において、前記ビルドアップ
基板の最外層の導体層の一部または全部に、前記導電性
接続ピンを固定するためのパッドが形成され、前記パッ
ドはバイアホールを介して前記コア基板の導体層に接続
されるとともに、当該パッドには導電性接続ピンが導電
性接着剤を介して固定されていることを技術手段とす
る。
【0017】コア基板上の導体層は、コア基板となる樹
脂基板の表面に粗化面(マット面)を介して強固に密着
しており、このような導体層にパッドを接続させること
により、パッドが層間樹脂絶縁層から剥離しにくくな
る。なお、パッドを一つ以上のバイアホールおよび二層
以上のバイアホールを介して内層の導体層に接合する場
合も、その内層の導体層はコア基板に設けたものであっ
てよい。
【0018】請求項7の発明は、導体層を備えたスルー
ホールが形成されてなるコア基板の両面に、導体層と層
間樹脂絶縁層とが交互に積層された構造を少なくとも一
つ以上有するビルドアップ基板に、他の基板との電気的
接続を得るための導電性接続ピンが固定されたパッケー
ジ基板において、前記ビルドアップ基板の、最外層の導
体層の一部または全部に、前記導電性接続ピンを固定す
るためのパッドが形成され、前記パッドは、前記スルー
ホールの導体層とバイアホールを介して接続されている
とともに、当該パッドには導電性接続ピンが導電性接着
剤を介して固定されていることを技術手段とする。この
パッケージ基板によれば、外部端子である導電性接続ピ
ンと、当該導電性接続ピンが設けられる側の反対側面に
ある他の基板との配線長を短くすることができる。具体
的には、コア基板において、スルーホール周辺のランド
およびスルーホール内に充填された樹脂充填材にバイア
ホールを介してパッドを接続する。また、スルーホール
を導体層で被う、いわゆる蓋めっきを行い、この導体層
に、バイアホールを介してパッドを接続することもでき
る。さらに、スルーホールのランドのみにバイアホール
を介してパッドを接続してもよい。
【0019】請求項14の発明では、導電性接着剤の融
点が180〜280℃であることによって、導電性接続
ピンとの接着強度2.0Kg/pin以上が確保される。こ
の強度は、ヒートサイクルなどの信頼性試験後、あるい
は、ICチップの実装の際に要する熱を加えた後でも、
その強度の低下が少ない。180℃未満の場合は、接着
強度も2.0Kg/pin前後であり、場合によっては、
1.5Kg/pin程度しか出ない。また、ICチップ実装
の加熱によって、導電性接着剤が溶解してしまい、導電
性接続ピンの脱落、傾きを起こってしてしまう。280
℃を越える場合は、導電性接着剤の溶解温度に対して、
樹脂層である樹脂絶縁層、ソルダーレジスト層が溶けて
しまう。特に、望ましい温度は、200〜260℃であ
る。その温度の導電性接着剤であることが、導電性接続
ピンの接着強度のバラツキも少なくなり、実際に加わる
熱がパッケージ基板を構成する樹脂層への損傷もないか
らである。
【0020】請求項15の発明では、導電性接着剤は、
スズ、鉛、アンチモン、銀、金、銅が少なくとも1種類
以上で形成されていることによって、前述の融点を有す
る導電性接着剤を形成することができる。特に、スズ−
鉛あるいはスズ−アンチモンが少なくとも含有されてい
る導電性接着剤が、前述の融点の範囲を形成させること
ができ、熱によって融解しても、再度、固着し易く導電
性接続ピンの脱落、傾きを引き起こさない。
【0021】前記導電性接着剤は、Sn/Pb、Sn/
Sb、Sn/Ag、Sn/Sb/Pbの合金であること
によって、特に、接着強度も2.0Kg/pinであり、そ
のバラツキも小さく、ヒートサイクル条件下やICチッ
プの実装の熱によっても、導電性接続ピンの接着強度の
低下もなく、ピンの脱落、傾きを引き起こさず、電気的
接続も確保されている。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図1ないし図8に従い、第
1実施例のパッケージ基板を、ビルドアップ基板の製造
方法とともに説明する。以下の方法は、セミアディティ
ブ法によるものであるが、フルアディティブ法を採用し
てもよい。
【0023】[第1実施例] (1) まず、基板の表面に導体層を形成したコア基板
を作成する。コア基板としては、ガラスエポキシ基板、
ポリイミド基板、ビスマレイミド−トリアジン樹脂基板
などの樹脂絶縁基板の両面に銅箔8を貼った銅張積層板
を使用することができる(図1(a)参照)。銅箔8
は、片面が粗化面(マット面)となっており、樹脂基板
に強固に密着している。この基板に、ドリルで貫通孔を
設けた後、無電解めっきを施しスルーホール9を形成す
る。無電解めっきとしては銅めっきが好ましい。引き続
き、めっきレジストを形成し、エッチング処理して導体
層4を形成する。なお、銅箔の厚付けのためにさらに電
気めっきを行ってもよい。この電気めっきにも銅めっき
が好ましい。また、電気めっきの後、導体層4の表面お
よびスルーホール9の内壁面を粗面4a,9aとしても
よい(図1(b)参照)。
【0024】この粗化処理方法としては、例えば、例え
ば黒化(酸化)−還元処理、有機酸と第2銅錯体の混合
水溶液によるスプレー処理、Cu−Ni−Pの針状合金
めっきによる処理などが挙げられる。
【0025】次に、得られた基板を水洗してから乾燥す
る。その後、基板表面の導体層4間およびスルーホール
9内に樹脂充填材10を充填し、乾燥させる(図1
(c))。引き続き、基板両面の不要な樹脂充填材10
をベルトサンダー研磨などで研削し、導体層4を露出さ
せ、樹脂充填材10を本硬化させる。導体層4間および
スルーホール9による凹部を埋めて基板を平滑化する
(図1(d)参照)。
【0026】次に、露出した導体層4の表面に粗化層1
1を再度設ける(図2(a)参照)。なお、図2(a)
中の円で示す部分は、粗化層11が設けられた導体層4
を拡大して示している。この粗化層11は、先に述べた
ようなCu−Ni−Pの針状あるいは多孔質状合金層に
より形成されていることが望ましいが、この他にも黒化
(酸化)−還元処理やエッチング処理で粗化層を形成す
ることもできる。Cu−Ni−P針状または多孔質状合
金層による場合、荏原ユージライト製商品名「インター
プレート」により、また、エッチング処理は、メック社
製商品名「MEC etch Bond」により行うこ
とが望ましい。
【0027】(2) 上記(1)で作成した導体層4を
有する配線基板の両面に樹脂層2a、2bからなる樹脂
絶縁層2を形成する(図2(b)参照)。この樹脂絶縁
層2は後述するようにパッケージ基板の層間樹脂絶縁層
200として機能する。上記樹脂絶縁体層(以下、層間
樹脂絶縁層200)を構成する材料としては、例えば、
熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂またはこれらの複合樹脂な
どが挙げられる。層間樹脂絶縁層2として、無電解めっ
き用接着剤を用いることが望ましい。この無電解めっき
用接着剤は、硬化処理された酸あるいは酸化剤に可溶性
の耐熱性樹脂粒子が、酸あるいは酸化剤に難溶性の未硬
化の耐熱性樹脂中に分散されてなるものが最適である。
後述するように酸、酸化剤の溶液で処理することによ
り、耐熱性樹脂粒子が溶解除去されて、表面に蛸つぼ状
のアンカーからなる粗化面を形成できるからである。
【0028】上記無電解めっき用接着剤において、特に
硬化処理された前記耐熱性樹脂粒子としては、平均粒
径が10μm以下の耐熱性樹脂粉末、平均粒子径が相
対的に大きな粒子と平均粒子径が相対的に小さな粒子を
混合した粒子が望ましい。これらはより複雑なアンカー
を形成できるからである。
【0029】使用できる耐熱性樹脂としては、例えば、
エポキシ樹脂(ビスA型エポキシ樹脂、クレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂など)、ポリイミド樹脂、エポキ
シ樹脂と熱可塑性樹脂との複合体等が挙げられる。複合
させる熱可塑性樹脂として、ポリエーテルスルフォン
(PES)、ポリサルフォン(PSF)、ポリフェニレ
ンサルフォン(PPS)、ポリフェニレンサルファイド
(PPES)、ポリフェニルエーテル(PPE)、ポリ
エーテルイミド(PI)などを使用できる。また、酸や
酸化剤の溶液に溶解する耐熱性樹脂粒子としては、たと
えば、エポキシ樹脂(特にアミン系硬化剤で硬化させた
エポキシ樹脂がよい)、アミノ樹脂や、ポリエチレン系
ゴム、ポリブタン系ゴム、ポリブタジェンゴム、ポリブ
チンゴムなどのゴムが挙げられる。層間絶縁層は、塗
布、樹脂フィルムを加熱圧着などを施して形成される。
【0030】(3) 次に、層間樹脂絶縁層2に、導体
層4との電気接続を確保するためのバイアホール形成用
開口6を設ける(図2(c)参照)。上述した無電解め
っき用接着剤を用いる場合には、バイアホール形成のた
めの円パターンが描画されたフォトマスクを載置し、露
光、現像処理してから熱硬化することで開口6を設け
る。一方、熱硬化性樹脂を用いた場合には、熱硬化した
のちレーザー加工することにより、上記層間樹脂絶縁層
にバイアホール用の開口6を設ける。また、樹脂フィル
ムを貼り付けて層間絶縁層を形成させた場合には、炭
酸、YAG、エキシマ、UVレーザ等のレーザで加工す
ることにより、バイアホール用の開口を設ける。必要に
応じて過マンガン酸などによるディップあるいは、プラ
ズマなどのドライエッチングによってデスミヤ処理をす
る。
【0031】(4) 次に、バイアホール形成用開口6
を設けた層間樹脂絶縁層2の表面を粗化する(図2
(d)参照)。層間樹脂絶縁層2に無電解めっき用接着
剤を用いた場合、この無電解めっき用接着剤層の表面に
存在する耐熱性樹脂粒子を酸または酸化剤で溶解除去す
ることにより、無電解めっき用接着剤層2の表面を粗化
して、蛸壺状のアンカーを設ける。
【0032】ここで、上記酸としては、例えば、リン
酸、塩酸、硫酸などの強酸、または蟻酸や酢酸などの有
機酸を用いることができる。特に、有機酸を用いるのが
望ましい。これは、粗化処理した場合に、バイアホール
用開口6から露出する金属導体層4を腐食させにくいか
らである。一方、上記酸化剤としては、クロム酸、過マ
ンガン酸塩(過マンガン酸カリウムなど)の水溶液を用
いることが望ましい。
【0033】前記粗化は、表面の最大粗度Rmax0.
1〜20μmがよい。厚すぎると粗化面自体が損傷、剥
離しやすく、薄すぎると密着性が低下するからである。
【0034】(5) 次に、層間樹脂絶縁層2の表面を
粗化した配線基板に、触媒核を付与する。触媒核の付与
には、貴金属イオンや貴金属コロイドなどを用いること
が望ましく、一般的には塩化パラジウムやパラジウムコ
ロイドを使用する。なお、この触媒核を固定するため
に、加熱処理を行うことが望ましい。このような触媒核
にはパラジウムが好適である。
【0035】(6) 続いて、粗化し触媒核を付与した
層間樹脂絶縁層2の全面に無電解めっきを施し、無電解
めっき膜12を形成する(図3(a)参照)。この無電
解めっき膜12の厚みは、0.1〜5μmが好ましい。
【0036】次に、無電解めっき膜12の表面にめっき
レジスト3を形成する(図3(b)参照)。形成した無
電解めっき膜12上に感光性樹脂フィルム(ドライフィ
ルム)をラミネートし、この感光性樹脂フィルム上に、
めっきレジストパターンが描画されたフォトマスク(ガ
ラス基板がよい)を密着させて載置し、露光し現像処理
することによりめっきレジスト3を形成できる。
【0037】(7) 次に、電気めっきを施し、無電解
めっき膜12上のめっきレジスト非形成部に電気めっき
膜を形成し、導体層5とバイアホール7を形成する。そ
の厚みは5〜20μmがよい。この電気めっきには、銅
めっきが好ましい。また、電気めっき後に、電解ニッケ
ルめっき、無電解ニッケルめっき、またはスパッタから
選ばれる少なくとも1の方法により、ニッケル膜14を
形成する(図3(c)参照)。このニッケル膜14上に
はCu−Ni−Pからなる合金めっきが析出しやすいか
らである。また、ニッケル膜はメタルレジストとして作
用するため、その後の工程でも過剰エッチングを防止す
るという効果を奏する。
【0038】(8) 続いて、めっきレジスト3を除去
した後、そのめっきレジスト下に存在していた無電解め
っき膜12を、硫酸と過酸化水素の混合液や過硫酸ナト
リウム、過硫酸アンモニウムなどの水溶液からなるエッ
チング液にて除去し、無電解めっき膜12、電解めっき
膜13及びニッケル膜14の3層からなる独立した導体
層5とバイアホール7を得る(図3(d)参照)。な
お、非導体部分に露出した粗化面上のパラジウム触媒核
は、クロム酸、硫酸過水などにより溶解除去する。
【0039】(9) 次に、導体層5とバイアホール7
の表面に粗化層11を設け、さらに層間樹脂絶縁層2と
して先に述べた無電解めっき用接着剤の層を形成する。
(図4(a)参照)。
【0040】(10) この層間樹脂絶縁層2に、バイ
アホール用開口6を設けるとともに、層間樹脂絶縁層2
の表面を粗化する。(図4(b)参照)。
【0041】(11) つづいて、この粗化した層間樹
脂絶縁層2の表面に触媒核を付与した後、無電解めっき
膜12を形成する(図4(c)参照)。
【0042】(12) 無電解めっき膜12の表面にめ
っきレジスト3を形成し、先に述べたように、めっきレ
ジスト3の非形成部に電気メッキ膜13、ニッケルめっ
き膜14を形成する(図4(d)参照)。
【0043】(13) めっきレジスト3を除去し、め
っきレジスト下の無電解めっき膜12を除去し、導体層
(導電性接続ピンを固定するパッド16となる導体層を
含む)5、およびバイアホール7を設け、片面3層の6
層のビルドアップ基板を得る(図5参照)。
【0044】(14) このようにして得られたビルド
アップ基板の導体層5及びバイアホール7に粗化層11
を形成し、パッド16を部分的に露出させる開口部18
を有する有機樹脂絶縁層15で被覆する(図6参照)。
有機樹脂絶縁層の厚さは5〜40μmがよい。薄すぎる
と絶縁性能が低下し、厚すぎると開口し難くなるうえ半
田と接触し、クラックなどの原因となるからである。
【0045】この有機樹脂絶縁層を構成する樹脂として
は、種々のものが使用でき、例えば、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂のア
クリレート、ノボラック型エポキシ樹脂、ノボラック型
エポキシ樹脂のアクリレートをアミン系硬化剤やイミダ
ゾール硬化剤で硬化させた樹脂を使用できる。
【0046】このような構成の有機樹脂絶縁層は、鉛の
マイグレーション(鉛イオンが、有機樹脂絶縁層内を拡
散する現象)が少ないといった利点を有する。しかも、
この有機樹脂絶縁層は、耐熱性、耐アルカリ性に優れ、
ハンダなどの導電性接着剤が溶融する温度(200℃前
後)でも劣化しないし、ニッケルめっきや金めっきのよ
うな強塩基性のめっき液で分解することもない。
【0047】ここで、上記ノボラック型エポキシ樹脂の
アクリレートとしてはフェノールノボラックやクレゾー
ルノボラックのグリシジルエーテルをアクリル酸やメタ
クリル酸などと反応させたエポキシ樹脂などを用いるこ
とができる。上記イミダゾール硬化剤は、25℃で液状
であることが望ましい。液状であれば均一混合できるか
らである。
【0048】このような液状イミダゾール硬化剤として
は、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール(品名:1
B2MZ)、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチ
ルイミダゾール(品名:2E4MZ−CN)、4−メチ
ル−2−エチルイミダゾール(品名:2E4MZ)を用
いることができる。
【0049】このイミダゾール硬化剤の添加量は、上記
有機樹脂絶縁層の総固形分に対して1から10重量%と
することが望ましい。この理由は、添加量がこの範囲内
にあれば均一混合がしやすいからである。上記有機樹脂
絶縁層の硬化前組成物は、溶媒としてグリコールエーテ
ル系の溶剤を使用することが望ましい。かかる組成物を
用いた有機樹脂絶縁層は遊離酸素が発生せず、パッド表
面を酸化させず、また人体に対する有害性も少ないから
である。
【0050】上記グリコールエーテル系溶剤としては、
望ましくはジエチレングリコールジメチルエーテル(D
MDG)およびトリエチレングリコールジメチルエーテ
ル(DMTG)から選ばれるいずれか少なくとも1種を
用いる。これらの溶剤は、30〜50℃程度の加温によ
り、反応開始剤であるベンゾフェノンやミヒラーケトン
を完全に溶解させることができるからである。このグリ
コールエーテル系の溶媒は、有機樹脂絶縁層の組成物の
全重量に対して10〜40重量%がよい。
【0051】以上説明したような有機樹脂絶縁層の組成
物には、そのほかに各種消泡剤やレベリング剤、耐熱性
や耐塩基性の改善と可撓性付与のために熱硬化性樹脂、
解像度改善のために感光性モノマーなどを添加すること
ができる。例えば、レベリング剤としてはアクリル酸エ
ステルの重合体からなるものがよい。また、開始剤とし
てはチバガイギー社製のイルガキュアI907、光増感
剤としては日本化薬社製のDETX−Sがよい。さら
に、有機樹脂絶縁層の組成物には色素や顔料を添加して
もよい。配線パターンを隠蔽できるからである。この色
素としてはフタロシアニングリーンを用いることが望ま
しい。
【0052】添加成分としての上記熱硬化性樹脂として
は、ビスフェノール型エポキシ樹脂を用いることができ
る。このビスフェノール型エポキシ樹脂には、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂とビスフェノールF型エポキシ
樹脂があり、耐塩基性を重視する場合には前者が、低粘
度化が要求される場合(塗布性を重視する場合)には後
者がよい。
【0053】また、これらの有機樹脂絶縁層組成物は、
25℃で0.5から10Pa・s、より望ましくは1〜
10Pa・sがよい。ロールコータで塗布しやすい粘度
だからである。
【0054】(15) 前記開口部18内に金めっき
膜、ニッケルめっき膜−金めっき膜などの耐食金属であ
る金属膜19の形成を行った後、パッケージ基板の下面
側(ドータボード、マザーボードとの接続面)となる開
口部16内に、導電性接着剤17としてハンダペースト
を印刷する。半田ペースの粘度としては、50〜400
PaSの範囲で行うことがよい。さらに、導電性接続ピ
ン100を適当なピン保持装置に取り付けて支持し、導
電性接続ピン100の固定部101を開口部16内の導
電性接着剤17に当接させて、240〜270℃でリフ
ロを行い,導電性接続ピン100を導電性接着剤17に
固定する(図7参照)。または、導電性接着剤をボール
状等とに形成したものを開口部内に入れて、あるいは、
導電性接続ピンの板状の固定部側に接合させて導電性接
続ピンを取り付けた後、リフローさせてもよい。また、
図7において円で囲んで示した導電性接続ピン100を
設けたパッド部分を、図8に拡大して示した。なお、パ
ッケージ基板310において、上面側の開口18には、
ICチップなどの部品に接続可能なハンダバンプ230
を設けた。
【0055】本発明に用いられる導電性接続ピン100
は、板状の固定部101とこの板状の固定部101の略
中央に突設された柱状の接続部102とからなる、いわ
ゆるT型ピンが好適に用いられる。板状の固定部101
は、パッド16となるパッケージ基板の最外層の導体層
5に導電性接着剤17を介して固定される部分であっ
て、パッドの大きさに合わせた円形状や多角形状など適
当に形成される。また、接続部102の形状は、他の基
板の端子など接続部に挿入可能な柱状であれば問題な
く、円柱・角柱・円錐・角錐など何でもよい。
【0056】導電性接続ピン100の材質にも金属であ
れば限定はなく、金・銀・銅・鉄・ニッケル・コバルト
・スズ・鉛などの中から少なくとも1種類以上の金属で
形成するのがよい。特に、鉄合金である、商品名「コバ
ール」(Ni−Co−Fe)、ステンレスや、銅合金で
あるリン青銅が挙げられる。電気的特性および導電性接
続ピンとしての加工性に優れているからである。また、
この導電性接続ピンは、一種類の金属または合金で形成
しても、腐食防止あるいは強度向上のために表面を他の
金属層で被覆してもよい。さらに、セラミックなどの絶
縁性物質で形成し、その表面を金属層で被覆してもよ
い。
【0057】導電性接続ピン100において、柱状の接
続部102は直径が0.1〜0.8mmで長さが1.0
〜10mm、板状の固定部101の直径は0.5〜2.
0mmの範囲とすることが望ましく、パッドの大きさや
装着されるマザーボードのソケット等の種類などによっ
て適宜に選択される。
【0058】本発明のパッケージ基板に用いられる導電
性接着剤17としては、ハンダ(スズ−鉛、スズ−アン
チモン、銀−スズ−銅など)、導電性樹脂、導電性ペー
ストなどを使用することができる。導電性接着剤の融点
が180〜280℃の範囲のものを用いることがよい。
それにより、導電性接続ピンの接着強度2.0Kg/pin
以上が確保され、ヒートサイクル条件下やICチップの
実装の際にかかる熱による導電性接続ピンの脱落、傾き
がなくなり、電気的接続も確保されるのである。ハンダ
で形成するのが最も好ましい。導電性接続ピンとの接続
強度に優れているとともに、熱にも強く、接着作業がや
りやすいからである。
【0059】導電性接着剤17をハンダで形成する場
合、Sn/Pb=95/5、60/40などの組成より
なるハンダを使用するのが好適である。用いられるハン
ダの融点も180〜280℃の範囲にあるものが好適で
ある。特に望ましいのは200〜260℃の範囲である
ものがよい。それにより、導電性接続ピンの接着強度の
バラツキも少なくなり、実装の際に加わる熱がパッケー
ジ基板を構成する樹脂層を損傷しないからである。
【0060】このパッド16は、図8に示すように、当
該パッド16を部分的に露出させる開口部18が形成さ
れた有機樹脂絶縁層(スルーホール層)15により被覆
されており、開口部18から露出したパッド16に導電
性接着剤17を介して導電性接続ピン100の固定部1
01が固定されている。図から理解されるように、この
有機樹脂絶縁層15は、パッド16の周囲を押さえるよ
うに被覆しているので、ヒートサイクル時や、パッケー
ジ基板をマザーボードへ装着する際などに、導電性接続
ピン100に応力が加わっても、パッド16の破壊およ
び層間樹脂絶縁層15との剥離を防止できる。また、金
属と樹脂という異なった素材同士の接着においても剥離
し難くなっている。なお、ここでは、層間樹脂絶縁層が
形成された多層プリント配線板から成るパッケージ基板
を例示したが、1枚の基板のみからなるパッケージ基板
にも第1実施例の構成は適用可能である。
【0061】a.第1改変例 図17は、第1実施例の第1改変例に係るパッケージ基
板319を示している。ここで、図17(A)は、パッ
ケージ基板319の要部の断面図であり、図17(B)
は、図17(A)のB矢視図である。ここで、図17
(B)中のA−A断面が、図17(A)に相当する。図
17(B)に示すように、ランド16は、導電性接続ピ
ン100を取り付けるための円形の本体部16bと、該
本体部16bの周縁に配設された延在部16aとからな
り、該本体部16bには、更に信号線16cが接続され
ている。図8を参照して上述した例では、ランド16の
周縁が層間樹脂絶縁層(有機樹脂絶縁層)15により押
さえられていた。これに対して、第1改変例では、パッ
ド(本体部16b)の周縁に配設された延在部16a
が、ソルダーレジスト層15により覆われる。本体部1
6bは、ソルダーレジスト層15に設けられた開口部1
8により露出されている。
【0062】この第1改変例においても、パッド(本体
部16b)の周縁に配設された延在部16aがソルダー
レジスト層15により覆われるため、導電性接続ピン1
00に応力が加わった際にも、基板から剥離することを
防止できる。一方、パッドの本体部16bは、有機樹脂
絶縁層15の開口部18により露出しており、有機樹脂
絶縁層15とパッド部の本体部16aとは接触していな
いため、該有機樹脂絶縁層15とパッド部の本体部16
aと接触により、当該有機樹脂絶縁層15側にクラック
を発生させることがない。
【0063】[第2実施例]このパッケージ基板311
は、基本的には図7および図8を参照して上述した第1
実施例と同様であるが、導電性接続ピン100を固定す
るパッド16を、バイアホール7を介して、最外層側層
間樹脂絶縁層200の内層の導体層160(5)に接続
する。この例では、有機樹脂絶縁層15によりパッド1
6は被覆しなかった(図9参照)。製造工程は、(1)
から(14)までは第1実施例と全く同じであるため、
以下の工程(15)から説明する。
【0064】(15) バイアホール7内に、導電性接
着剤となるハンダペースト(Sn/Sb=95:5)17
を充填する。ここでは、有機樹脂絶縁層15の表面にマ
スク材(図示せず)を配置し密着させてハンダペースト
を印刷し、最高270℃でリフロした。 (16) 導電性接続ピンのパッドへの固定は、第1実
施例と同じである。この例では、バイアホール7によっ
てパッド16と基板との接着面積が大きくなっているの
で、パッド16の剥離強度を高めることができる。ま
た、内層の導体層160は金属層であるので、同じ金属
製のパッド16の接着性も良好で、剥がれにくい構造と
なっている。
【0065】なお、パッドが接続する内層の導体層は、
コア基板1に設けられていてもよい。先に述べたよう
に、コア基板上の導体層は粗化面を介してコア基板と強
固に密着しているので、パッドをより剥離し難くするこ
とができる。
【0066】a.第1改変例 基本的に第2実施例と同じであるが、パッド16を設け
たバイアホール7を、そのパッドが部分的に露出する開
口部18を有する有機樹脂絶縁層15によって被覆した
パッケージ基板312である(図10参照)。このパッ
ケージ基板312は、パッド16がバイアホール7に設
けられ、しかもその表面を有機樹脂絶縁層15で覆って
いるので、パッド16と基板との剥離強度に優れてい
る。
【0067】b.第2改変例 基本的に第1改変例と同じであるが、一の導電性接続ピ
ン100を固定するパッド16を、複数のバイアホール
7を介して、層間樹脂絶縁層200の内層の導体層16
0に接続したパッケージ基板313である(図11
(A)参照)。本例では、図11(B)に示すように、
バイアホール7を円形に6つ配置し、各バイアホール7
を覆うようにパッド16を形成した。図11(B)は、
図11(A)をバイアホール7側から見たB矢視図であ
る。なお、図11(B)に示すバイアホール7の位置で
は、断面で示した場合、図11(A)のような3つのバ
イアホール7は現れないが、図示の便宜上、向こう側の
バイアホールを点線で示してある。
【0068】c.第3改変例 基本的に第2改変例と同じであるが、バイアホール7の
形状を、図12(B)で示すようなリング状としたパッ
ケージ基板314である(図12参照)。図12(B)
は図12(A)のB矢視図である。
【0069】第2改変例では複数のバイアホール7によ
って、また、第3改変例ではリング状のバイアホール7
によって、基板との接着面積が更に大きくなっている。
【0070】d.第4改変例 基本的に図11に示して説明した第2改変例と同じであ
るが、内層の層間樹脂絶縁層200にも円形に配置した
複数のバイアホール7を設け、パッド16が設けられる
外層側バイアホール7と内層のバイアホール7とを接合
したパッケージ基板315である(図13参照)。この
パッケージ基板315では、複数のバイアホール7同士
を結合しているので、パッド16が極めて剥がれ難くな
っている。
【0071】なお、先に述べたように、これら各改変例
においても、パッドが設けられる内層の導体層はコア基
板1に形成されたものであることが望ましい。コア基板
上の導体層は、コア基板となる絶縁基板と粗化面(マッ
ト面)を介して強固に密着しており、このようなコア基
板上の導体層に接続させることにより、パッド16が層
間樹脂絶縁層200から剥離し難くなる。
【0072】[第3実施例]基本的に第2実施例の第2
改変例と同じであるが、パッド16を接続する内層の導
体層をコア基板1のスルーホール9に設けた導体層(ラ
ンド91)とし、有機樹脂絶縁層15によりパッド16
の周縁を覆ったパッケージ基板316である(図14参
照)。図示されるように、スルーホール9のランド91
およびスルーホール9内の樹脂充填材10に、バイアホ
ール7を介してパッド16を接続している。
【0073】つまり、パッド16は、バイアホール7を
介してコア基板1の導体層に接続していることに特徴が
ある。コア基板1上の導体層は、コア基板となる絶縁基
板と粗化面(マット面)を介して強固に密着しており、
このようなコア基板上の導体層に接続させることによ
り、パッド16が層間樹脂絶縁層200から剥離し難く
なる。また、スルーホール9とパッド16とがバイアホ
ール7を介して接続されている。このため、外部端子で
ある導電性接続ピン100と、該導電性接続ピン100
該導電性接続ピン100が設けられる側の反対に位置す
るICチップ(半導体チップ)との間の配線長を短くで
きる。
【0074】a.第1改変例 基本的に第3実施例と同じであるが、スルーホール9に
当該スルーホール9を覆う蓋めっきと呼ばれる導体層9
0を形成し、この導体層90にバイアホール7を介して
パッド16を接続したパッケージ基板317である(図
15参照)。
【0075】b.第2改変例 基本的に第3実施例と同じであるが、バイアホールを介
して、スルーホール9のランド91のみにパッド16を
接続したパッケージ基板318である(図16参照)。
これらの例では、パッド16が、コア基板1表面の導体
層4と接着して剥がれにくい構造となっているだけでな
く、特にスルーホールのランド91と結合させること
で、基板裏面側との配線長を短くすることができる。
【0076】[第4実施例]基本的に第2実施例と同じ
であるが、ハンダをボール状にしたものを導電性接続ピ
ンに取り付けて、その後、導電性接続ピンを配設した。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パッドと基板との接着強度を高めることができるので、
導電性接続ピンおよび当該ピンが設けられるパッドの剥
離防止に有効で、接続信頼性を向上させることができ
る。
【0078】図19に実施例のパッケージ基板を評価し
た結果を示す。評価項目として、接合後の導電性接続ピ
ンの最小の接着強度、加熱試験(仮想のIC実測状態の
再現、ピンを配設した基板を250℃にした窒素リフロ
ー炉に通すことによる評価)、およびヒートサイクル条
件下(130℃/3分+−65℃/3分を1サイクルと
して、10000サイクル実施)後の各々のピンの状
態、最小接着強度、導通試験を行った。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a),図1(b),図1(c),図1
(d)は、本発明の第1実施例に係るパッケージ基板の
製造工程図である。
【図2】図2(a),図2(b),図2(c),図2
(d)は、本発明の第1実施例に係るパッケージ基板の
製造工程図である。
【図3】図3(a),図3(b),図3(c),図3
(d)は、本発明の第1実施例に係るパッケージ基板の
製造工程図である。
【図4】図4(a),図4(b),図4(c),図4
(d)は、本発明の第1実施例に係るパッケージ基板の
製造工程図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るパッケージ基板の断
面図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るパッケージ基板の断
面図である。
【図7】本発明の第1実施例に係るパッケージ基板の断
面図である。
【図8】図7において、導電性接続ピンをパッドに接続
した部分を拡大した断面図である。
【図9】本発明の第2実施例に係るパッケージ基板の断
面図である。
【図10】第2実施例の第1改変例を示す断面図であ
る。
【図11】第2実施例の第2改変例を示す図であって、
図11(A)はパッド部分の断面図、図11(B)は図
11(A)のB矢視図である。
【図12】第2実施例の第3改変例を示す図あって、図
12(A)パッド部分の断面図、図12(B)は図12
(A)のB矢視図である。
【図13】第2実施例の第4改変例を示す断面図であ
る。
【図14】第3実施例に係るパッケージ基板の断面図で
ある。
【図15】第3実施例の第1改変例を示す断面図であ
る。
【図16】第3実施例の第2改変例を示す断面図であ
る。
【図17】図17(A)は、第1実施例の第1改変例を
示す断面図であり、図17(B)は、図17(A)のB
矢視図である。
【図18】従来技術のパッケージ基板を示す断面図であ
る。
【図19】各実施例のパッケージ基板の評価結果を示す
図表である。
【符号の説明】
1 コア基板 2,200 層間樹脂絶縁層 3 めっきレジスト 4 導体層(下層) 4a 粗化面 5 導体層(上層) 6 バイアホール用開口 7 バイアホール 8 銅箔 9 スルーホール 9a 粗化面 91 スルーホールのランド 10 樹脂充填剤 11 粗化層 12 無電解めっき膜 13 電解めっき膜 14 ニッケルめっき層 15 有機樹脂絶縁層 16 パッド 16a 延在部 16b 本体部 17 導電性接着剤 18 開口部 100 導電性接続ピン 101 固定部 102 接続部 310,311,312,313 パッケージ基板 314,315,316,317,318 パッケージ
基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/46 H05K 3/46 N H01L 23/12 K (72)発明者 広瀬 直宏 岐阜県揖斐郡揖斐川町北方1−1 イビデ ン株式会社大垣北工場内 (72)発明者 川出 雅徳 岐阜県揖斐郡揖斐川町北方1−1 イビデ ン株式会社大垣北工場内 Fターム(参考) 5E085 BB08 BB13 CC07 DD05 EE01 EE15 EE34 GG26 HH40 JJ06 JJ35 5E344 AA01 BB06 CC23 CD14 EE17 5E346 AA41 AA43 BB16 CC08 CC09 CC10 CC37 CC41 DD25 DD33 EE33 FF07 FF15 FF18 GG17 HH11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に他の基板との電気的接続を得るた
    めの導電性接続ピンが固定されてなるパッケージ基板に
    おいて、 前記基板上に導電性接続ピンを固定するためのパッドが
    形成され、 前記パッドは有機樹脂絶縁層で被覆されると共に、該有
    機樹脂絶縁層には、前記パッドを部分的に露出させる開
    口が形成されてなり、 前記開口から露出されるパッドには、前記導電性ピンが
    導電性接着剤を介して固定されていることを特徴とする
    パッケージ基板。
  2. 【請求項2】 基板に他の基板との電気的接続を得るた
    めの導電性接続ピンが固定されてなるパッケージ基板に
    おいて、 前記基板上に、導電性接続ピンを固定するためのパッド
    であって、該導電性接続ピンを固定するための本体部と
    当該本体部の周縁に配設された延在部とからなるパッド
    が形成され、 前記パッドの延在部は有機樹脂絶縁層で被覆されると共
    に、該有機樹脂絶縁層には、前記パッドの本体部を露出
    させる開口が形成されてなり、 前記開口から露出されるパッドの本体部には、前記導電
    性ピンが導電性接着剤を介して固定されていることを特
    徴とするパッケージ基板。
  3. 【請求項3】 前記基板が導体層と層間樹脂絶縁層とが
    交互に積層された構造を少なくとも一つ以上有するビル
    トアップ基板であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のパッケージ基板。
  4. 【請求項4】 前記パッドの直径は、開口部の直径の
    1.02〜100倍であることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1に記載のパッケージ基板。
  5. 【請求項5】 導体層と層間樹脂絶縁層とが交互に積層
    された構造を少なくとも一つ以上有するビルドアップ基
    板に、他の基板との電気的接続を得るための導電性接続
    ピンが固定されてなるパッケージ基板において、 前記ビルドアップ基板の最外層の導体層の一部または全
    部に、前記導電性接続ピンを固定するためのパッドが形
    成され、 前記パッドは、バイアホールを介して内層の導体層に接
    続されるとともに、前記パッドに前記導電性接続ピンが
    導電性接着剤を介して固定されていることを特徴とする
    パッケージ基板。
  6. 【請求項6】 導体層が形成されたコア基板の両面に導
    体層と層間樹脂絶縁層とが交互に積層された構造を少な
    くとも一つ以上有するビルドアップ基板に、他の基板と
    の電気的接続を得るための前記導電性接続ピンが固定さ
    れたパッケージ基板において、 前記ビルドアップ基板の、最外層の導体層の一部または
    全部に、前記導電性接続ピンを固定するためのパッドが
    形成され、 前記パッドはバイアホールを介して前記コア基板の導体
    層に接続されるとともに、当該パッドには前記導電性接
    続ピンが導電性接着剤を介して固定されていることを特
    徴とするパッケージ基板。
  7. 【請求項7】 導体層を備えたスルーホールが形成され
    てなるコア基板の両面に、導体層と層間樹脂絶縁層とが
    交互に積層された構造を少なくとも一つ以上有するビル
    ドアップ基板に、他の基板との電気的接続を得るための
    導電性接続ピンが固定されたパッケージ基板において、 前記ビルドアップ基板の、最外層の導体層の一部または
    全部に、前記導電性接続ピンを固定するためのパッドが
    形成され、 前記パッドは、前記スルーホールの導体層とバイアホー
    ルを介して接続されているとともに、当該パッドには前
    記導電性接続ピンが導電性接着剤を介して固定されてい
    ることを特徴とするパッケージ基板。
  8. 【請求項8】 前記パッドは、少なくとも一つ以上のバ
    イアホールを介して内層の導体層に接続していることを
    特徴とする請求項5ないし7のいずれか1に記載のパッ
    ケージ基板。
  9. 【請求項9】 前記パッドは、リング状のバイアホール
    を介して内層の導体層に接続されていることを特徴とす
    る請求項5ないし8のいずれか1に記載のパッケージ基
    板。
  10. 【請求項10】 前記パッドは、少なくとも二層以上に
    設けられたバイアホールを介して内層の導体層と接続し
    ていることを特徴とする請求項5ないし9のいずれか1
    に記載のパッケージ基板。
  11. 【請求項11】 前記最外層の導体層は、パッドを部分
    的に露出させる開口部が形成された有機樹脂絶縁層で被
    覆され、前記開口部から露出したパッドに前記導電性接
    続ピンが導電性接着剤を介して固定されていることを特
    徴とする請求項5ないし10のいずれか1に記載のパッ
    ケージ基板。
  12. 【請求項12】 前記パッドの直径は、前記開口部の直
    径の1.02〜100倍であることを特徴とする請求項
    11に記載のパッケージ基板。
  13. 【請求項13】 前記導電性接続ピンは、柱状の接続部
    と板状の固定部とからなり、前記固定部がパッドに固定
    されていることを特徴とする請求項1ないし12のいず
    れか1に記載のパッケージ基板。
  14. 【請求項14】 前記導電性接着剤は、融点が180〜
    280℃であることを特徴とする請求項1ないし13の
    いずれか1に記載のパッケージ基板。
  15. 【請求項15】 前記導電性接着剤は、スズ、鉛、アン
    チモン、銀、金、銅が少なくとも1種類以上で形成され
    ていることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか
    1に記載のパッケージ基板。
  16. 【請求項16】 前記導電性接着剤は、Sn/Pb、S
    n/Sb、Sn/Ag、Sn/Sb/Pbの合金である
    ことを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1に記
    載のパッケージ基板。
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