JP2000353653A - 基板載置装置 - Google Patents

基板載置装置

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JP2000353653A
JP2000353653A JP16395599A JP16395599A JP2000353653A JP 2000353653 A JP2000353653 A JP 2000353653A JP 16395599 A JP16395599 A JP 16395599A JP 16395599 A JP16395599 A JP 16395599A JP 2000353653 A JP2000353653 A JP 2000353653A
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wafer
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Withdrawn
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JP16395599A
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English (en)
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Koji Harada
浩二 原田
Kazunari Ueda
一成 上田
Hiroichi Inada
博一 稲田
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板を確実に支持部材に支持し,基板を所定
の位置に載置できる載置装置を提供する。 【解決手段】 加熱処理を行うプリベーキング装置17
内の基板載置装置において,基板Wを支持する支持部材
81は外側へ回動する。予め回動して開いていた前記支
持部材81が,基板Wを載置する際に回動しながら閉じ
ることにより,前記支持部材81のガイド部が基板Wを
所定の位置に導くことができる。前記支持部材81は,
昇降ピン80と連動して上下動する押し上げ部材75に
よって,突き上げられ外側に開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,基板を載置する基
板の載置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイや半導体ディバイスの
製造において,基板であるLCDや半導体ウェハの表面
にレジストパターンを形成するために,リソグラフィー
処理が行われる。このリソグラフィー工程では,その処
理基板を洗浄する洗浄処理,その表面にレジスト液を塗
布するレジスト塗布処理,露光された処理基板を現像す
る現像処理,露光処理前後と現像処理後にする加熱処理
などが行われる。これらの一連の処理工程は,前記各処
理を別個に行う各処理装置を,一つのシステムに集約し
た現像塗布処理システムにおいて行われる。
【0003】現像塗布処理システムにおいて行われる加
熱処理には,レジスト中の残留溶剤の蒸発を行うプリベ
ーク処理,現像前にレジストパターンの変形を軽減する
ためのポストエクスポージャ処理,現像後に残留した水
分を蒸発させるためのポストプリベーク処理などがあ
る。これらの加熱処理は,他の処理装置から搬送された
基板を載置台に載置して行われる。
【0004】従来,基板を載置台に載置する装置とし
て,図12に示すように基板Wを支持するために載置台
104上に固定して設けられた基板支持部材100と,
基板Wの周縁部を所定の位置に案内するガイド部材10
1が設けられていた。従来のガイド部材101は,基板
Wを載置台104に載置する際に,ガイド部材101に
引っかかった基板周縁部を滑り落とすために傾斜部10
2が設けられており,基板Wを支持する基板支持部材1
00の外側に載置台104に固定して設置されていた。
また加熱処理による基板Wの熱膨張を考慮し,ガイド部
材101と基板支持部材100の間に隙間dが設けられ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,基板W
のガイド部材101の傾斜部102と基板Wの周縁部と
の間には,摩擦が生じるために,所定の支持部材100
まで基板Wが滑り落ちない場合があった。そしてこの状
態で加熱処理を行うと,基板Wが傾いているため基板W
を均一に処理することができなくなり,歩留まりの原因
となる。
【0006】本発明の目的は,基板が支持部材上で確実
に支持されるように,積極的に基板の位置決めを行う基
板載置装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は,基板
を載置台上に支持するために前記載置台に設けられた支
持部と,前記基板の周縁部を前記支持部に案内するため
に前記支持部の外側に位置するガイド部とを有する基板
の載置装置であって,前記支持部とガイド部とが一体化
されて基板支持部材が構成され,前記基板支持部は,前
記載置台に取り付けられ,前記載置台に対して回動自在
であることを特徴とする基板載置装置を提供する。
【0008】この請求項1の基板載置装置によれば,前
記支持部とガイド部を一体化し,前記載置台に対して回
動自在であるから,前記基板支持部材が外側に回動し開
いた状態で基板を上から載置すると,基板の自重で前記
基板支持部材が内側に回動して,前記ガイド部が基板の
周縁部を押しながら所定の位置にガイドし,その基板は
前記基板支持部材の支持部に支持される。その結果基板
は確実に前記支持部上の所定位置にて支持される。
【0009】また,請求項2では,載置台表面から突出
自在な昇降部材を有し,この昇降部材の上下動に連動し
て前記基板支持部材が回動することを特徴とする請求項
1の基板載置装置を提供する。
【0010】請求項2の基板載置装置では,このように
昇降部材に連動して支持部材が回動するので,他に改め
て回動動力を設ける必要がなく,一連の作業がスムーズ
に行われる。
【0011】上記各請求項の基板載置装置においては,
基板支持部材のガイド部と支持部とのなす角度は,請求
項3のように直角であっても良く,また請求項4のよう
に鈍角であっても良い。
【0012】請求項4の基板載置装置では,前記ガイド
部が基板周縁面に対し傾斜しているから,基板が前記支
持部上に支持されたときに,基板の周縁部と前記ガイド
部との間に自然とクリアランスが生じ,基板の熱膨張に
対応できる。
【0013】また請求項5のように,前記した各基板載
置装置に基板支持部材の回動を制限するために前記基板
支持部材の外側にストッパを設置すると,例えばガイド
部の外側への開き具合を規制することができる。
【0014】請求項6の発明は,基板を載置台上に支持
するために前記載置台に設けられた支持部と,前記基板
の周縁部を前記支持部に案内するために前記支持部の外
側に位置するガイド部とを有する基板の載置装置であっ
て,前記基板支持部材が,前記支持部と前記ガイド部が
弾性体を介して直角に連結されていることを特徴とする
基板載置装置を提供する。
【0015】この請求項6の基板載置装置によれば,前
記ガイド部と前記支持部が弾性体で直角に連結された基
板支持部材を有するため,前記ガイド部が基板を前記支
持部へ案内し,基板を載置する際に,基板が所定の位置
からずれたとしても,前記ガイド部が弾性体の弾性力に
より基板を押し入れ,基板の位置を積極的に合わせるこ
とができる。また,ガイド部が基板を押さえながらも,
外側に開くことができるので熱による基板の膨張にも対
応できる。
【0016】以上の各請求項の基板載置装置において,
請求項7に記載したように,基板支持部材の少なくとも
前記支持部に導電性を持たせて接地するように構成して
も良い。
【0017】この請求項7の基板載置装置によれば,前
記基板支持部材は導電性を有し接地されているので,基
板や前記基板支持部材に帯電した静電気を逃がすことが
できる。その結果,静電気により塵や埃が基板や基板支
持部材に付着することを防止する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施の形態について説明する。本実施の
形態にかかる基板載置装置を有する加熱処理装置は,塗
布現像処理システムに組み込まれている。そこで,まず
半導体ウェハを被処理基板とする塗布現像処理システム
について説明する。図1は塗布現像処理システム1の平
面図であり,図2はその正面図,図3は背面図である。
【0019】図1及び図2に示すように,塗布現像処理
システム1は,例えば25枚のウェハWを収納可能なカ
セットCを4個載置できるカセットステーション2を有
し,このカセットステーション2には,カセットCや後
述する第3の処理装置群7に対して,ウェハWの搬入・
搬出を行うウェハ搬送体20が設けられている。
【0020】また,塗布現像処理システム1には,ウェ
ハWに対して所定の処理を施す処理ステーション3が配
置され,その中心部に主搬送装置21が設けられてい
る。そして,第1及び第2の処理装置群5,6が塗布現
像処理システム1の正面側に配置され,第3の処理装置
群7がカセットステーション2の隣接して配置され,第
4の処理装置群8が後述するインタフェイス部4に隣接
して配置されている。なお,破線で示したように第5の
処理装置群9を背面側に配置することも可能である。
【0021】第1及び第2の処理装置群5,6では,カ
ップCP内でウェハWにレジスト塗布処理を行うレジス
ト塗布装置(COT)11と,カップCP内でウェハW
に現像処理を行う現像処理装置(DEV)12とが2段
に重ねられている。図3に示すように,第3の処理装置
群7では,冷却処理を行う冷却処理装置(COL)13
と,レジストとウェハWとの定着性を高めるための疎水
化処理装置(AD)14と,ウェハWの位置合わせを行
うアライメント装置(ALIM)15と,ウェハWを待
機させるエクステンション装置(EXT)16と,本実
施の形態を有する加熱処理装置としての2個のプリベー
キング装置(PREBAKE)17及び2個のポストベ
ーキング装置(POBAKE)18とが8段に重ねられ
ている。第4の処理装置群8では,冷却処理装置13
と,エクステンション冷却処理装置(EXTCOL)1
9と,エクステンション装置16と,冷却処理装置13
と,2個のプリベーキング装置17及び2個のポストベ
ーキング装置18とが8段に重ねられている。なお,個
々の処理装置群における装置の配置は,現像塗布処理の
目的や用途に合わせて任意に変更することが可能であ
る。
【0022】上記処理ステーション3に隣接したインタ
ーフェイス部4の中央部には,ウェハ搬送体22が設け
られている。このウェハ搬送体22は,第4の処理装置
群8やインターフェイス部4に隣接した露光装置(図示
せず)側のウェハ受け渡し台(図示せず)にウェハWを
搬送するように構成されている。
【0023】本発明にかかる基板載置装置は,例えば加
熱処理であるプリベーキング処理を行うプリベーキング
装置17内の基板載置手段に用いられる。以下プリベー
キング装置17内の本発明にかかる基板載置装置の実施
の形態を図面に基づいて説明する。
【0024】図4,図5に示すように,プリベーキング
装置17内には,ウェハWを加熱する厚みのある円盤形
状の載置台72が設けられている。この載置台72には
加熱の熱源となるヒータ73が内蔵されており,ヒータ
73はプリベーキング装置17の外部に設けられた電源
74から供給された電力によって加熱するようになって
いる。また載置台72には後述するウェハWを上下に稼
働するための昇降ピン80とウェハWの支持部材81を
回動させる押し上げ部材75が通過するための貫通孔7
6が設けられている。
【0025】前記の載置台72には,後述する支持部材
81がウェハWの周辺部が支持できるように同一半径上
で等間隔に3つ設けられており,図6に示すように支持
部材81は,回動軸77により外側へ回動自在となって
いる。また,支持部材81の外側には支持部材81の回
動角を制限するためのストッパ78が設けられている。
支持部材81は,導電材料からなり,表面はポリエーテ
ルエーテルケトンでコーティングされている。なお支持
部材81は載置台72上に3つ設けられているが,特に
3つに限られず,3つ以上で在れば良い。
【0026】さらに,プリベーキング装置17内には,
昇降部材としての昇降ピン80が設けられている。昇降
ピン80は,昇降機構79によって上下動する昇降基台
83上に設けられている。そしてこの昇降基台83には
押し上げ部材75が設けられている。押し上げ部材75
は,昇降ピン80の昇降に連動して載置台72内を上下
動して,載置台72上に突出自在である。
【0027】ウェハWの前記支持部材81は図6に示す
ように,ウェハWを載置台72上に支持するための支持
部81bと,ウェハWの周縁部を支持部81bに案内す
るガイド部81aが一体化されて構成されており,ガイ
ド部81aは内側が傾斜している。支持部材81はその
折曲部81cの外側が丸く形成されている。ここで,図
6では,折曲部81cの外側が直角に曲がっているが,
これより広い鈍角となっていても良い。また,押し上げ
部材75は,昇降ピン80と連動して上昇した時に,貫
通孔76を通過し,支持部81bの下部を下から突き上
げて,支持部材81を回動させるように設けられてい
る。
【0028】次に,主要部が以上のように構成されてい
るプリベーキング装置17の作用について,塗布現像処
理システム1で行われるウェハWの塗布現像処理のプロ
セスと共に,ウェハWが載置される作用を中心に説明す
る。
【0029】まず,ウェハ搬送体20によってカセット
Cから取り出されたウェハWは,アライメント装置(A
LIM)15において位置合わせが行われる。主搬送装
置21がアライメント装置15からウェハWを受け取
り,疎水化処理装置(AD)14に搬入し,疎水化処理
が行われる。そして,第3の処理群7又は第4の処理群
8の冷却処理装置(COL)13において冷却処理を行
った後に,第1の処理群5又は第2の処理群6のレジス
ト塗布装置(COT)11にウェハWを搬入し,レジス
ト塗布処理を行う。その後,第3の処理群7又は第4の
処理群8のプリベーキング装置(PREBAKE)17
で加熱処理を行う。
【0030】ここで本発明にかかる基板載置装置を備え
たプリベーキング装置17の作用を説明する。
【0031】先ず,前処理工程の終わったウェハWが,
搬送体60によってプリベーキング装置17内に開閉シ
ャッタ82から搬送されて,載置台72の上方まで来た
ところで停止する。この時点では,ウェハWを受け取る
ために昇降ピン80は,昇降機構79の作動によって,
貫通孔76を挿貫して上昇し,載置台上方の所定の位置
にて既に待機している。そして,搬送体60が下降して
図7に示すように上昇した昇降ピン80にウェハWが支
持される。その後,搬送体60はプリベーキング装置1
7内から退避し,再び昇降機構79の作用により昇降ピ
ン80が下降し始める。昇降ピン80が下降し続けると
図8に示すようにウェハWがストッパ78に後止めされ
ている支持部材81の上に支持され,その後ウェハWの
自重によって支持部材81が,径方向で載置台72の表
面と垂直面上を内側へ回動し図9に示すようにウェハW
は所定の位置に載置される。このとき図8のようにウェ
ハWがずれて置かれたとしても,ウェハWは支持部材8
1の回動によってガイド部81aに押されるため,所定
の位置に修正される。
【0032】ウェハWが所定の位置に載置されると,ヒ
ータ73を熱源とする加熱処理が開始される。この時,
ウェハWが加熱により膨張したとしても図6に示すよう
にウェハWとガイド部81aの間にクリアランスSが設
けられるためにウェハWが破損する心配がない。
【0033】加熱が終了すると,ウェハWの搬入手順を
逆にたどり,昇降ピン80が上昇してウェハWを支持
し,さらに上昇して搬送体60への受け渡し位置まで搬
送する。この時,支持部材81は,昇降ピン80に連動
した押し上げ部材75によって外側へ回動され,ストッ
パ78に後止めされた状態に戻る。ウェハWを搬送体6
0に受け渡したら,そこでそのまま待機して,次に処理
に付されるウェハWの受け渡しを持っている。
【0034】以上のように,本発明にかかるウェハWの
載置装置は,支持部材81が回動することで,ウェハW
は支持部81bに斜めになることなく支持され,さらに
ウェハWの載置位置を積極的に修正するため,所定の位
置に載置することができる。その結果,ウェハW間で載
置位置のばらつきがなくなることから,加熱の際にウェ
ハWの熱分布が一定して,均一な加熱処理が行える。さ
らに,ガイド部81aが傾斜していることから,ウェハ
Wとの間にクリアランスができるため,ウェハWが熱膨
張しても歪んだり破損する恐れはなくなる。従って,本
発明により歩留まりの向上が図られる。
【0035】以上のプリベーキング装置(PREBAK
E)17で加熱処理が終了した後,ウェハWは,エクス
テンション冷却装置(EXTCOL)19で冷却処理さ
れ,以後ウェハ搬送体22に隣接して設置されている露
光装置(図示せず)へと搬送され,所定の一連のリソグ
ラフィー工程が実施されていく。
【0036】次に第2の実施の形態として,図11に示
したようなウェハWの支持部材90にガイド部90aと
支持部90bとを板バネ90cで連結したものを用いた
基板載置装置を有するプリベーキング装置17について
図10に基づいて説明する。図10に示すように,プリ
ベーキング装置17内には,載置台72の上に支持部材
90が固定されて設けられている。この支持部材90は
回動しないことから,前記ストッパ78と回動させる手
段である押し上げ部材75を有していない。この板バネ
付きの支持部材90は,導電材料を使用し,ポリエーテ
ルエーテルケトンで表面がコーティングされた支持部9
0bとウェハWの周縁部を支持するガイド部90aとを
有し,それらが,弾性体であるL型の板バネ90cで直
角に連結されている。また前記支持部90bはウェハW
の周辺部を支持するように載置台72上に少なくとも3
つ設けられている。ここで,支持部90bとガイド部9
0aを連結する弾性体として,板バネ90cを用いた
が,ゴムやスプリングなどを用いても良い。
【0037】先に説明した第1の実施の形態と同様にし
て,昇降ピン80によりウェハWが支持部材90上に支
持されるとき,ウェハWは,ガイド部90aに案内され
て支持部90b上に確実に支持されるが,たとえ昇降ピ
ン80上のウェハWが所定の位置からずれていても,板
バネ90cの弾性力によりガイド部90aに押されて所
定の位置に修正され支持される。次にウェハWが載置さ
れ,載置台72に内蔵されたヒータ73によって加熱処
理が行われるが,このときウェハWが膨張しても板バネ
90cによりガイド部90aが可動なため,その膨張を
吸収できる。その後,昇降ピン80がウェハWを搬送体
60に受け渡し加熱処理工程が終了する。
【0038】この第2の実施の形態によれば,板バネ9
0cの弾性力によってウェハWが支持部90bに確実に
支持され,ウェハWの載置位置のずれが修正されること
で各ウェハ間の載置位置のばらつきが抑えられ均等に加
熱されるので歩留まりの向上が図られる。またガイド部
90aが可動なため,ウェハWの加熱による膨張に対応
し,ウェハWの破損を防止できる。
【0039】先に説明した加熱処理装置内の基板である
ウェハWの載置装置は,現像塗布処理装置内のプリベー
キング処理の加熱処理装置についてであったが,現像処
理装置内の他の加熱処理装置又は冷却処理装置に備えら
れた基板載置装置や搬送体における基板載置機構にも応
用できる。また基板についても,ウェハのような円盤状
のもののみならず,LCD基板のような方形の基板に対
しても適用できる。
【0040】
【発明の効果】請求項1から7の発明によれば,基板支
持部材に回転により位置合わせが積極的に行われるた
め,基板が確実に所定の載置位置に載置される。従っ
て,例えば加熱処理装置に適用した場合には,均一な加
熱処理が行え,歩留まりの向上が図られる。また請求項
4又は5の発明では,基板支持部材のガイド部が傾斜し
ているため加熱による基板の膨張にも対処できる。
【0041】請求項6の発明によれば,弾性体付きの基
板支持部材を用いることにより,基板が確実に支持部に
支持され,また基板の位置合わせがなされるため,均一
に熱処理が行われ,歩留まりが向上する。さらにガイド
部が可動であることから,基板の熱膨張による破損を防
止できる。
【0042】請求項7の発明によれば,基板支持部材に
導電材料を使用し,接地することで,基板支持部材や基
板にパーティクルが付着することを抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる加熱処理装置内の基板載
置装置を備えた塗布現像処理装置の外観を示す平面図で
ある。
【図2】図1の塗布現像処理装置の正面図である。
【図3】図1の塗布現像処理装置の背面図である。
【図4】第1の実施の形態にかかる基板載置装置を有す
る加熱処理装置の縦断面の説明図である。
【図5】第1の実施の形態にかかる基板載置装置の斜視
図である。
【図6】図4の基板載置装置に設けられた基板支持部材
の拡大図である。
【図7】昇降ピンに基板が支持された時の状態を示す説
明図である。
【図8】基板支持部材に基板が支持されたときの状態を
示す説明図である。
【図9】載置台に基板が載置されたときの状態を示す説
明図である。
【図10】第2の実施の形態にかかるバネ板付き基板支
持部材を用いた基板載置装置を有する加熱処理装置の縦
断面の説明図である。
【図11】図10のバネ板付き基板支持部材の拡大説明
図である。
【図12】従来の基板載置装置に設けられた基板支持部
材の拡大説明図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理システム 17 プリベーキング装置 81,90 支持部材 72 載置台 73 ヒータ 75 押し上げ部材 78 ストッパ 79 昇降機構 80 昇降ピン d 隙間 S クリアランス W ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲田 博一 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 Fターム(参考) 5F031 DA17 GA47 GA48 GA49 GA50 HA24 HA33 HA37 MA02 NA02 5F046 KA04 KA07 KA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を載置台上に支持するために前記載
    置台に設けられた支持部と,前記基板の周縁部を前記支
    持部に案内するために前記支持部の外側に位置するガイ
    ド部とを有する基板の載置装置であって,前記支持部と
    ガイド部とが一体化されて基板支持部材が構成され,前
    記基板支持部材は,前記載置台に取り付けられ,前記載
    置台に対して回動自在であることを特徴とする基板載置
    装置。
  2. 【請求項2】 前記載置台表面から突出自在な昇降部材
    を有し,この昇降部材の上下動に連動して前記基板支持
    部材が回動することを特徴とする請求項1の基板載置装
    置。
  3. 【請求項3】 前記基板支持部材において,前記ガイド
    部と前記支持部のなす角度が直角であることを特徴とす
    る請求項1又は2の基板載置装置。
  4. 【請求項4】 前記基板支持部材において,前記ガイド
    部と前記支持部のなす角が鈍角度であることを特徴とす
    る請求項1又は2の基板載置装置。
  5. 【請求項5】 前記基板支持部材が外側へ回動して前記
    載置台に倒れないようにするためのストッパを前記基板
    支持部材の外側に有することを特徴とする請求項1,
    2,3又は4のいずれかに記載の基板載置装置。
  6. 【請求項6】 基板を載置台上に支持するために前記載
    置台に設けられた支持部と,前記基板の周縁部を前記支
    持部に案内するために前記支持部の外側に位置するガイ
    ド部とを有する基板の載置装置であって,前記基板支持
    部材が,前記支持部と前記ガイド部が弾性体を介して直
    角に連結されていることを特徴とする基板載置装置。
  7. 【請求項7】 前記基板支持部材における少なくとも前
    記支持部は導電性を有して接地されていることを特徴と
    する請求項1,2,3,4,5又は6のいずれかに記載
    の基板載置装置。
JP16395599A 1999-06-10 1999-06-10 基板載置装置 Withdrawn JP2000353653A (ja)

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JP16395599A JP2000353653A (ja) 1999-06-10 1999-06-10 基板載置装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030068773A (ko) * 2002-02-18 2003-08-25 태화일렉트론(주) 엘씨디 글라스 건조용 가열장치의 구조
JP2006312225A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Tatsumo Kk 基板把持機構
KR20210000097U (ko) * 2019-07-05 2021-01-13 주성엔지니어링(주) 기판지지부 및 이를 포함하는 기판처리장치

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