JP2000353260A - 自動料金徴収システムに用いられる車載器 - Google Patents
自動料金徴収システムに用いられる車載器Info
- Publication number
- JP2000353260A JP2000353260A JP16394499A JP16394499A JP2000353260A JP 2000353260 A JP2000353260 A JP 2000353260A JP 16394499 A JP16394499 A JP 16394499A JP 16394499 A JP16394499 A JP 16394499A JP 2000353260 A JP2000353260 A JP 2000353260A
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- JP
- Japan
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- card
- vehicle
- mounted device
- toll collection
- vehicle unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 節電の可能なＥＴＣ用車載器を提供する。
【解決手段】 ＥＴＣ用車載器１０は、ＩＣカード２５
を挿入するためのカードソケット２０にＩＣカード２５
の挿入の有無を検知する検出部２１が設けられている。
ＩＣカード２５がカードソケット２０に挿入されて検出
部２１がオンしない限り車載器１０全体の電源がオンし
ない。
を挿入するためのカードソケット２０にＩＣカード２５
の挿入の有無を検知する検出部２１が設けられている。
ＩＣカード２５がカードソケット２０に挿入されて検出
部２１がオンしない限り車載器１０全体の電源がオンし
ない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は自動料金徴収（以
下ＥＴＣ：Electronic Toll Collectionと略す）システ
ムに用いられる車載器に関し、特に消費電力の低減が可
能なＥＴＣシステムに用いられる車載器に関する。
下ＥＴＣ：Electronic Toll Collectionと略す）システ
ムに用いられる車載器に関し、特に消費電力の低減が可
能なＥＴＣシステムに用いられる車載器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、有料道路等を使用するに際して、
料金収受を現金でなくカードで行なう方式が広がりつつ
ある。こうした方式では、料金収受を管理するためのカ
ードとして、ＩＣ（集積回路）カードが用いられる。
料金収受を現金でなくカードで行なう方式が広がりつつ
ある。こうした方式では、料金収受を管理するためのカ
ードとして、ＩＣ（集積回路）カードが用いられる。
【０００３】ＩＣカードを用いた料金収受の方式は、Ｅ
ＴＣシステムと呼ばれ、現金の受け渡しを行なう必要が
ないため、車両に搭載されたＩＣカードと、地上側の施
設との間で無線等による通信を行なって自動的に料金計
算し、料金収受を行なうことが可能であり、かつ車両を
停止させる必要がなく料金収受ができるので便利であ
る。
ＴＣシステムと呼ばれ、現金の受け渡しを行なう必要が
ないため、車両に搭載されたＩＣカードと、地上側の施
設との間で無線等による通信を行なって自動的に料金計
算し、料金収受を行なうことが可能であり、かつ車両を
停止させる必要がなく料金収受ができるので便利であ
る。
【０００４】図４は有料道路の入口部に設けられたＥＴ
Ｃの概要を示す模式図である。図４を参照して、有料道
路の入口部にゲート４が設けられ、ゲート４の頂部に路
側無線装置２が設けられる。この路側無線装置２と車両
３のダッシュボードに設けられた車載器とが無線による
交信を行なう。
Ｃの概要を示す模式図である。図４を参照して、有料道
路の入口部にゲート４が設けられ、ゲート４の頂部に路
側無線装置２が設けられる。この路側無線装置２と車両
３のダッシュボードに設けられた車載器とが無線による
交信を行なう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のＥＴＣシステム
は上記のように構成されていた。
は上記のように構成されていた。
【０００６】ＩＣカードが車載器に挿入されていないと
きでも、またＥＴＣ用ＩＣカード以外のカードが挿入さ
れているときにも車載器には電源が投入されているた
め、電力が消費されていた。
きでも、またＥＴＣ用ＩＣカード以外のカードが挿入さ
れているときにも車載器には電源が投入されているた
め、電力が消費されていた。
【０００７】また、ＥＴＣシステムの利用者は、ＥＴＣ
用ＩＣカードを車載器に挿入し忘れている場合もあり、
ＥＴＣ車載器が実際に使用可能状態にあるのかどうかが
よくわからないという問題点もあった。
用ＩＣカードを車載器に挿入し忘れている場合もあり、
ＥＴＣ車載器が実際に使用可能状態にあるのかどうかが
よくわからないという問題点もあった。
【０００８】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、不要な電力が消費されることの
ないＥＴＣ用車載器を提供することを目的とする。
ためになされたもので、不要な電力が消費されることの
ないＥＴＣ用車載器を提供することを目的とする。
【０００９】また、この発明の他の目的は、ＥＴＣ用車
載器が使用可能状態にあるか否かを容易に判断できるＥ
ＴＣ用車載器を提供することを目的とする。
載器が使用可能状態にあるか否かを容易に判断できるＥ
ＴＣ用車載器を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動料金
徴収システムに用いられる車載器においては、所定の条
件下において、所定のＩＣカードから料金が自動的に徴
収される。自動料金徴収システムに用いられる車載器は
ＩＣカードを受付けるＩＣカード受付機と、受付機にＩ
Ｃカードが挿入されているか否かを判断する手段と、Ｉ
Ｃカードが挿入されていると判断されたときのみ、車載
器の電源をオンする手段とを含む。
徴収システムに用いられる車載器においては、所定の条
件下において、所定のＩＣカードから料金が自動的に徴
収される。自動料金徴収システムに用いられる車載器は
ＩＣカードを受付けるＩＣカード受付機と、受付機にＩ
Ｃカードが挿入されているか否かを判断する手段と、Ｉ
Ｃカードが挿入されていると判断されたときのみ、車載
器の電源をオンする手段とを含む。
【００１１】ＩＣカードが挿入されているときのみ車載
器の電源をオンするため、必要なときのみ電力が消費さ
れる。その結果、節電の可能なＥＴＣ用車載器が提供で
きる。
器の電源をオンするため、必要なときのみ電力が消費さ
れる。その結果、節電の可能なＥＴＣ用車載器が提供で
きる。
【００１２】また、ＩＣカードが挿入されていないとき
は電源がオンされないため、車載器が使用できないとい
うことをユーザが容易に認識できる。その結果、ＥＴＣ
用車載器の使用可能状態が判断しやすくなる。
は電源がオンされないため、車載器が使用できないとい
うことをユーザが容易に認識できる。その結果、ＥＴＣ
用車載器の使用可能状態が判断しやすくなる。
【００１３】好ましくは、ＩＣカード判別手段はＩＣカ
ードが自動料金徴収システムに用いられるＩＣカードか
否かを判別する。挿入されたＩＣカードが自動料金徴収
システムに用いられるＩＣカードか否かが判別されるた
め、車載器が実際に作動するか否かが確実に判別され
る。
ードが自動料金徴収システムに用いられるＩＣカードか
否かを判別する。挿入されたＩＣカードが自動料金徴収
システムに用いられるＩＣカードか否かが判別されるた
め、車載器が実際に作動するか否かが確実に判別され
る。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１５】図１はこの発明に係るＥＴＣ用車載器１０
の要部を示すブロック図である。図１を参照して、この
発明のＥＴＣ用車載器１０は、路側無線装置２からの料
金情報を受信するアンテナを有するＲＦモジュール１１
と、メディアアクセスコントローラ（ＭＡＣ）１２と、
車載器１０全体を制御するマイコン１３と、マイコン１
３に接続されたＨＭＩ（Human Machine Interface）１
５と、マイコン１３に接続され、セキュリティ等の処理
を行なう暗号化処理部（ＳＡＭ：Secure Application M
odule）１４と、ＳＡＭ１４に接続され、ＩＣカード２
５を挿入するためのカードソケット２０とを含む。
の要部を示すブロック図である。図１を参照して、この
発明のＥＴＣ用車載器１０は、路側無線装置２からの料
金情報を受信するアンテナを有するＲＦモジュール１１
と、メディアアクセスコントローラ（ＭＡＣ）１２と、
車載器１０全体を制御するマイコン１３と、マイコン１
３に接続されたＨＭＩ（Human Machine Interface）１
５と、マイコン１３に接続され、セキュリティ等の処理
を行なう暗号化処理部（ＳＡＭ：Secure Application M
odule）１４と、ＳＡＭ１４に接続され、ＩＣカード２
５を挿入するためのカードソケット２０とを含む。
【００１６】マイコン１３にはさらに、車載器１０の外
部からデータを入力するための入力端子１９や、電源部
２３とが設けられている。
部からデータを入力するための入力端子１９や、電源部
２３とが設けられている。
【００１７】ＨＭＩ１５は、外部から入力されたデータ
等を表示する表示器１６と、所望の処理を行なうための
キースイッチ１７と、ブザー１８とを含む。
等を表示する表示器１６と、所望の処理を行なうための
キースイッチ１７と、ブザー１８とを含む。
【００１８】カードソケット２０にはＩＣカード２５が
挿入されたかどうかを検知するための検出部２１が設け
られている。この検出部２１はＩＣカード２５の挿入を
検出する通常の機械式の検出器でもよいし、電気的にＩ
Ｃカード２５を検出する電気スイッチタイプであっても
よい。
挿入されたかどうかを検知するための検出部２１が設け
られている。この検出部２１はＩＣカード２５の挿入を
検出する通常の機械式の検出器でもよいし、電気的にＩ
Ｃカード２５を検出する電気スイッチタイプであっても
よい。
【００１９】図２は表示器１６とキースイッチ１７の具
体的な構成を示す模式図である。表示器１６およびキー
スイッチ１７は車載器１０の一面に設けられている。
体的な構成を示す模式図である。表示器１６およびキー
スイッチ１７は車載器１０の一面に設けられている。
【００２０】図２を参照して、表示器１６は、路側無線
装置２からアンテナを介して入力した料金情報を表示す
る料金表示部３１と、料金表示部３１の右上部に設けら
れ、過去の料金徴収の履歴番号を表示する料金履歴番号
表示部３２と、車載器１０に電源が入っているか否かを
表示する電源インジケータ３３と、カードソケット２０
にＩＣカード２５が挿入されているときにその旨を表示
するＩＣカードインジケータ３４と、ストップマーク３
５と、所定の場合に有人の料金徴収ゲートに行くようド
ライバに指示するための有人車線指示部３６とを含む。
装置２からアンテナを介して入力した料金情報を表示す
る料金表示部３１と、料金表示部３１の右上部に設けら
れ、過去の料金徴収の履歴番号を表示する料金履歴番号
表示部３２と、車載器１０に電源が入っているか否かを
表示する電源インジケータ３３と、カードソケット２０
にＩＣカード２５が挿入されているときにその旨を表示
するＩＣカードインジケータ３４と、ストップマーク３
５と、所定の場合に有人の料金徴収ゲートに行くようド
ライバに指示するための有人車線指示部３６とを含む。
【００２１】キースイッチ部１７は、料金履歴表示モー
ド等の通常の料金表示以外のモードを選択するためのモ
ードスイッチ４１と、料金履歴表示モード等において、
料金履歴の順を特定する番号を上下するために用いる上
下スイッチ４２とを含む。
ド等の通常の料金表示以外のモードを選択するためのモ
ードスイッチ４１と、料金履歴表示モード等において、
料金履歴の順を特定する番号を上下するために用いる上
下スイッチ４２とを含む。
【００２２】次に車載器１０の電源オン時の処理につい
て説明する。図３は車載器１０の電源がオンされるまで
の処理手順を示すフローチャートである。
て説明する。図３は車載器１０の電源がオンされるまで
の処理手順を示すフローチャートである。
【００２３】図３を参照して、まずドライバが車両３に
乗ってアクセサリスイッチをＯＮしたとき、ＩＣカード
２５が挿入されているか否かを判断する（ステップＳ１
１、以下ステップを略す）。ＩＣカード２５が挿入され
ていれば（Ｓ１１でＹＥＳ）、そのＩＣカードがＥＴＣ
システム用のＩＣカード２５であるか否かが判断される
（Ｓ１２）。ＥＴＣシステム用のＩＣカード２５である
と判断されたときのみ（Ｓ１２でＹＥＳ）、車載器１０
の電源がオンする（Ｓ１３）、そしてそれ以降の通常の
車載器１０における処理が可能になる（Ｓ１５）。
乗ってアクセサリスイッチをＯＮしたとき、ＩＣカード
２５が挿入されているか否かを判断する（ステップＳ１
１、以下ステップを略す）。ＩＣカード２５が挿入され
ていれば（Ｓ１１でＹＥＳ）、そのＩＣカードがＥＴＣ
システム用のＩＣカード２５であるか否かが判断される
（Ｓ１２）。ＥＴＣシステム用のＩＣカード２５である
と判断されたときのみ（Ｓ１２でＹＥＳ）、車載器１０
の電源がオンする（Ｓ１３）、そしてそれ以降の通常の
車載器１０における処理が可能になる（Ｓ１５）。
【００２４】なお、ここで、ＩＣカードがＥＴＣ用のＩ
Ｃカードか否かの判断は次のようにして行なう。
Ｃカードか否かの判断は次のようにして行なう。
【００２５】ＩＣカードに対してＥＴＣ専用のコマンド
を発行する。送信コマンドに対する応答が正常であれば
ＥＴＣ用のＩＣカードであると判断する。
を発行する。送信コマンドに対する応答が正常であれば
ＥＴＣ用のＩＣカードであると判断する。
【００２６】Ｓ１２でＩＣカード２５が挿入されていな
いとか（Ｓ１１でＮＯ）、ＩＣカードがＥＴＣシステム
用のＩＣカード２５でないときは（Ｓ１２でＮＯ）、車
両３の電源が有効であるため、それを用いてブザー１
８、または表示器１６を用いて所定の警告を行なう（Ｓ
１４）。
いとか（Ｓ１１でＮＯ）、ＩＣカードがＥＴＣシステム
用のＩＣカード２５でないときは（Ｓ１２でＮＯ）、車
両３の電源が有効であるため、それを用いてブザー１
８、または表示器１６を用いて所定の警告を行なう（Ｓ
１４）。
【００２７】ＥＴＣシステム用のＩＣカード２５が挿入
されない限り、車載器１０の電源がオンされないため、
図２に示した電源インジケータ３３のインジケータがオ
ンしない。そのため、ドライバは車載器１０が使用可能
か否かを容易に判断できる。
されない限り、車載器１０の電源がオンされないため、
図２に示した電源インジケータ３３のインジケータがオ
ンしない。そのため、ドライバは車載器１０が使用可能
か否かを容易に判断できる。
【００２８】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図１】この発明に係る車載器の要部を示すブロック図
である。
である。
【図２】車載器１０の表示器およびキースイッチを示す
模式図である。
模式図である。
【図３】車載器１０の電源がオンされるまでの処理内容
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図４】ＩＴＣシステムの概略構成を示す模式図であ
る。
る。
１０ 車載器 １１ ＲＦモジュール １２ ＭＡＣ制御部 １３ マイコン １４ 暗号化ＩＣ １５ ＨＭＩ １６ 表示器 １７ キースイッチ １８ ブザー １９ 端子 ２０ カードソケット ２１ 検出部 ２３ 電源部 ２５ ＩＣカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 雅幸 大阪市此花区島屋一丁目１番３号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 安尾 浩行 大阪市此花区島屋一丁目１番３号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 加藤 秀夫 愛知県名古屋市南区菊住１丁目７番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Ｆターム(参考） 5H180 AA01 BB04 BB12 CC12 EE10 FF32
Claims (2)
- 【請求項１】 自動料金徴収システムに用いられる車載
器であって、 前記自動料金徴収システムにおいては、所定の条件下に
おいて、所定のＩＣカードから料金が自動的に徴収さ
れ、 前記ＩＣカードを受付けるＩＣカード受付機と、 前記受付機に前記ＩＣカードが挿入されているか否かを
判断するＩＣカード判別手段と、 前記ＩＣカードが挿入されていると判断されたときの
み、前記車載器の電源をオンする手段とを含む、車載
器。 - 【請求項２】 前記ＩＣカード判別手段は前記ＩＣカー
ドが自動料金徴収システムに用いられるＩＣカードか否
かを判別する、請求項１に記載の車載器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16394499A JP2000353260A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 自動料金徴収システムに用いられる車載器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16394499A JP2000353260A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 自動料金徴収システムに用いられる車載器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000353260A true JP2000353260A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15783798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16394499A Pending JP2000353260A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 自動料金徴収システムに用いられる車載器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000353260A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003317124A (ja) * | 2002-04-24 | 2003-11-07 | Sony Corp | Ｅｔｃ用車載機 |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP16394499A patent/JP2000353260A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003317124A (ja) * | 2002-04-24 | 2003-11-07 | Sony Corp | Ｅｔｃ用車載機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050621 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051025 |