JP2000352430A - 自動車用クラッチのレリーズ装置 - Google Patents

自動車用クラッチのレリーズ装置

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JP2000352430A JP11164400A JP16440099A JP2000352430A JP 2000352430 A JP2000352430 A JP 2000352430A JP 11164400 A JP11164400 A JP 11164400A JP 16440099 A JP16440099 A JP 16440099A JP 2000352430 A JP2000352430 A JP 2000352430A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レリーズ装置の連結能力を向上させるとも
に、クラッチの位置変更に対し簡易に対応すること。 【解決手段】 自動車用クラッチ10のレリーズ装置4
0において、リテーナ51の内周部に設けたコレット係
合部52に係合するコレット55を該リテーナ51に設
けたコレット保持手段(Cリング53)により保持し、
該コレット55をレリーズベアリング42に凹凸係合す
るとともに、リテーナ51の外周部に設けたスプリング
係合部57に係合するダイヤフラムスプリング17を該
リテーナ51に設けたスプリング保持手段(Cリング5
8)により保持してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用クラッチの
レリーズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用クラッチとして、フライ
ホイールとトランスミッションの入力軸との間に介装さ
れ、フライホイールと、該フライホイールと一体回転可
能に設けられるプレッシャプレートとの間に、上記入力
軸と一体回転可能に係合されるクラッチディスクを設け
てなるものがある。そして、従来の自動車用クラッチで
は、レリーズレバーにより駆動されるレリーズベアリン
グと、プレッシャプレートをフライホイールの側に加圧
可能とするダイヤフラムスプリングとを、リテーナによ
り連結してなるレリーズ装置を備え、レリーズレバーを
軸方向に移動する操作により、ダイヤフラムスプリング
がプレッシャプレートに加える加圧力を解除し、クラッ
チを切断可能としている。
【0003】然るに、従来のレリーズ装置として、特開
平10-30649号公報に記載のものは、ダイヤフラムスプリ
ングの内周部にサポートプレートによりレバープレート
を装着し、レバープレートとレリーズベアリングとの間
にワイヤリングを装着し、このワイヤリングをウェッジ
カラーにより保持可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には以下の問題点がある。 レリーズ装置は、プレッシャプレートやクラッチディ
スク等の摩擦発熱部の近傍に位置して高温にさらされる
とともに、クラッチカバー(ダイヤフラムスプリング)
の回転に伴う遠心力が作用する。このような使用状況下
で、レリーズ装置のレリーズベアリングとダイヤフラム
スプリングの連結部材として、薄肉プレス成形品である
サポートプレート、レバープレート、ワイヤリング、ウ
ェッジカラーを用いる従来技術では、それらの連結部材
の耐久性確保に困難があり、連結部材の変形等によりそ
の連結能力に支障をきたす虞がある。
【0005】クラッチの仕様変更により、クラッチデ
ィスク等の使用枚数を増減する場合には、それに伴っ
て、ダイヤフラムスプリングの位置、レリーズベアリン
グの位置が変わり、レリーズレバーの取付位置も変更す
る必要を生ずる。従来技術では、レリーズレバーの取付
位置を変更不要とするため、レリーズベアリングの長さ
を変更したり、フライホイールの取付位置を変更しなけ
ればならず、容易でない。尚、レリーズベアリングの長
さの変更は、インナーレースの長さを変更することによ
り対処するものであるが、インナーレースの変更は、ア
ウタレース、ボールを含むベアリング全体の変更とな
り、多大な困難を伴う。
【0006】本発明の課題は、レリーズ装置の連結能力
を向上させるともに、クラッチの位置変更に対し簡易に
対応することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、フライホイールとトランスミッションの入力軸との
間に介装され、フライホイールと、該フライホイールと
一体回転可能に設けられるプレッシャプレートとの間
に、上記入力軸と一体回転可能に係合されるクラッチデ
ィスクを設け、レリーズレバーにより駆動されるレリー
ズベアリングと、プレッシャプレートをフライホイール
の側に加圧可能とするダイヤフラムスプリングとを、リ
テーナにより連結してなる自動車用クラッチのレリーズ
装置において、リテーナの内周部に設けたコレット係合
部に係合するコレットを該リテーナに設けたコレット保
持手段により保持し、該コレットをレリーズベアリング
に凹凸係合するとともに、リテーナの外周部に設けたス
プリング係合部に係合するダイヤフラムスプリングを該
リテーナに設けたスプリング保持手段により保持してな
るようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記コレットが周方向に分割
され、該コレットの分割体の外周に装着される環状クリ
ップのばね力により該コレットに縮径習性を付与してな
るようにしたものである。
【0009】
【作用】請求項1、2の本発明によれば下記、の作
用がある。 レリーズ装置のレリーズベアリングとダイヤフラムス
プリングの連結部材として、リテーナとコレットを用い
ることにより、プレス成形品であるワイヤリング等を用
いるものに比して、連結部材の耐久性を向上し、その連
結能力を向上できる。
【0010】クラッチの仕様変更によるクラッチディ
スク等の使用枚数の増減に起因する、ダイヤフラムスプ
リングの位置の変更に対しては、クラッチディスク等の
使用枚数に応じた軸方向長さを持つ複数種類のリテーナ
を予め用意しておく。リテーナは単一部品からなり、そ
の長さの変更は簡易である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の自動車用ク
ラッチを示す断面図、図2は図1の正面図、図3はリテ
ーナとコレットとウエーブワッシャとCリングを示す斜
視図、図4はレリーズ装置の組付手順を示す模式図、図
5は第2実施形態の自動車用クラッチを示す断面図であ
る。
【0012】(第1実施形態)(図1〜図4) 自動車用多板式クラッチ10は、図1、図2に示す如
く、エンジンの回転力をトランスミッションの入力軸1
2に伝達するものであり、エンジンに接続されたフライ
ホイール11と入力軸12との間に介装される。
【0013】フライホイール11の外周部の周方向等間
隔をなす複数位置に立てた支柱13にはクラッチカバー
14が固定される。即ち、フライホイール11と支柱1
3とクラッチカバー14は、ボルト15により一体回転
可能に固定される。クラッチカバー14には、取付部材
16により、フライホイール11の側への加圧力を発生
させるダイヤフラムスプリング17が取付けられ、ダイ
ヤフラムスプリング17の内周端面17Aには後述する
レリーズ装置40のリテーナ51がフライホイール11
の側において接し、外周端面17Bには取付部材16の
ピボットリング16Aがトランスミッションの側におい
て接し、外周寄りの中間部には後述するプレッシャプレ
ート21が接する。これにより、ダイヤフラムスプリン
グ17は、プレッシャプレート21をフライホイール1
1の側に加圧可能とする。尚、取付部材16は、ピボッ
トリング16A、取付具16B、ナット16Cにより構
成される。ピボットリング16Aは、鋼鉄のリングであ
り、ダイヤフラムスプリング17の外周端面17Bに接
し、ダイヤフラムスプリング17の支点となる。
【0014】クラッチカバー14の内部には、ダイヤフ
ラムスプリング17の外周端面17Bと接する突起部2
1Bを備えたプレッシャプレート21が配設される。プ
レッシャプレート21は外周の周方向複数位置に凹部2
1Aを備え、この凹部21Aを、前記支柱13の軸方向
に移動自在に該支柱13に係合可能としている。
【0015】クラッチカバー14の内部で、プレッシャ
プレート21よりフライホイール11の側には中間プレ
ート22が配設されている。中間プレート22は、プレ
ッシャプレート21と同様に、外周の周方向複数位置に
凹部22Aを備え、この凹部22Aを、前記支軸13の
軸方向に移動自在に該支柱13に係合可能としている。
【0016】トランスミッションの入力軸12はクラッ
チカバー14の内部にまで延在し、フライホイール11
とダイヤフラムスプリング17の間の入力軸12にはク
ラッチハブ30の内周ボス部がスプライン結合されてい
る。クラッチハブ30の外周ボス部には後述する複数枚
のクラッチディスク31、32が軸方向に移動自在に係
合する外歯30Aが設けられている。クラッチハブ30
には空気循環孔30Bも設けられている。
【0017】クラッチカバー14の内部で、プレッシャ
プレート21と中間プレート22の間、中間プレート2
2とフライホイール11の間のそれぞれには、クラッチ
ディスク31、32が配設されている。クラッチディス
ク31、32はクラッチハブ30の外歯30Aにスプラ
イン結合し、結果として、入力軸12の軸方向に移動自
在に、かつ入力軸12と一体回転可能に係合する。クラ
ッチディスク31(32も同じ)の両側面には、摩擦材
31A(32A)が接着されている。
【0018】クラッチハブ30の外周部に設けたリング
溝にはCリング、サークリップ等の抜け止め部材34が
装着され、この抜け止め部材34には環状位置決め部材
35のリング溝が係着している。位置決め部材35は、
クラッチハブ30に対するクラッチディスク31、32
の軸方向への移動範囲を規制する。
【0019】然るに、レリーズ装置40は、入力軸12
に同軸的に被冠されるカラー41をトランスミッション
のカバー(不図示)に固定し、このカラー41にレリー
ズベアリング42のアウタレース42Aを軸方向に摺動
可能に結合し、このアウタレース42Aにレリーズレバ
ー43を係合している。クラッチの操作により作動せし
められる油圧シリンダ(不図示)によりレリーズレバー
43が軸方向に移動せしめられることにより、レリーズ
ベアリング42が軸方向に移動せしめられるものとな
る。レリーズベアリング42は、インナレース42Bを
カラー41の周囲に間隙を介して備え、アウタレース4
2Aとインナレース42Bの間にボール42C(不図
示)を備える。尚、インナレース42Bの先端部はフラ
イホイール11の側に突設し、係合凹部44をその外周
に備える。
【0020】そして、レリーズ装置40は、レリーズベ
アリング42のインナレース42Bと、ダイヤフラムス
プリング17とをリテーナ51により連結している。
【0021】即ち、リテーナ51の内周部には突状のコ
レット係合部52が設けられるとともに、コレット保持
手段を構成するCリング53が係着され、コレット係合
部52とCリング53の間に、環状クリップ54が装着
されたコレット(つかみ輪)55と、コレット55をコ
レット係合部52に押圧するウエーブワッシャ56が挟
着されている。コレット55は、リテーナ51の小内径
部51Aに納められ、図3に示す如く、周方向に4分割
され、その内周面にはレリーズベアリング42のインナ
レース42Bの凹部44と凹凸係合する凸部55Aが設
けられている。尚、コレット55は、例えば窒化処理済
みのクロームモリブデン鋼(SCM45)等により形成
される。クリップ54は、コレット55の分割体の外周
に装着され、そのばね力により該コレット55に縮径習
性を付与する。ウエーブワッシャ56は、リテーナ51
の大内径部51Bに納められ、そのばね力によりコレッ
ト55をコレット係合部52の側に押圧し、コレット5
5の位置決めと固定を行なう。Cリング53は、ウエー
ブワッシャ56を背面支持し、コレット55とウエーブ
ワッシャ56をそれぞれリテーナ51の小内径部51A
と大内径部51Bに保持する。
【0022】また、リテーナ51の外周部には鍔状のス
プリング係合部57が設けられるとともに、スプリング
保持手段を構成するCリング58が係着され、スプリン
グ係合部57とCリング58の間に、ダイヤフラムスプ
リング17の内周端面17Aと、ウエーブワッシャ59
とワッシャ60が挟着されている。ウエーブワッシャ5
9は、そのばね力によりダイヤフラムスプリング17の
内周端面17Aをがたと振動なくリテーナ51のスプリ
ング係合部57に係合せしめる。
【0023】尚、レリーズベアリング42のインナレー
ス42Bとリテーナ51とのコレット55による接続は
以下の如くなされる(図4)。
【0024】(1) リテーナ51にCリング53、クリッ
プ54が装着されたコレット55、ウエーブワッシャ5
6をサブ組込みする(図4(A))。このとき、ウエー
ブワッシャ56はリテーナ51の大内径部51Bに、コ
レット55はウエーブワッシャ56のばね力によりリテ
ーナ51の小内径部51Aに納められる。
【0025】(2) リテーナ51に対し、レリーズベアリ
ング42のインナレース42Bをトランスミッションの
側から挿入する(図4(A))。
【0026】(3) リテーナ51へのレリーズベアリング
42のインナレース42Bの挿入により、インナレース
42Bのテーパ状先端部がコレット55の突部55Aに
接し、コレット55が小内径部51Aから大内径部51
Bの側に移動せしめられる。大内径部51Bに移動せし
められたコレット55は、インナレース42Bとその突
部55Aとの接触により、大内径部51Bの内部で弾発
的に拡径せしめられる(図4(B))。
【0027】(4) リテーナ51へのレリーズベアリング
42のインナレース42Bの挿入の最終段階で、インナ
レース42Bの凹部44がコレット55の突部55Aに
合致すると、クリップ54のばね力によるコレット55
の縮径習性により、コレット55の突部55Aがインナ
レース42Bの凹部44に凹凸係合する(図4
(C))。
【0028】(5) ウエーブワッシャ56のばね力によ
り、コレット55はレリーズベアリング42のインナレ
ース42Bに凹凸係合せしめられた接続状態でリテーナ
51の小内径部51Aに納められ、保持される(図4
(D))。
【0029】以下、多板式クラッチ10の動作について
説明する。 (1) クラッチ接続動作 レリーズレバー43によりレリーズベアリング42をフ
ライホイール11の側に移動することにより、ダイヤフ
ラムスプリング17の加圧力がプレッシャプレート21
をフライホイール11の側に加圧するクラッチ接続動作
を行なう。これにより、フライホイール11の回転力
が、それらの圧接状態とされたクラッチディスク31、
32を介して、クラッチハブ30からトランスミッショ
ンの入力軸12へと伝達される。
【0030】(2) クラッチ切断動作 レリーズレバー43によりレリーズベアリング42をフ
ライホイール11から離れる方向に移動し、レリーズ装
置40のリテーナ51によりダイヤフラムスプリング1
7をトランスミッションの側へ引くことにより、ダイヤ
フラムスプリング17がプレッシャプレート21に加え
る加圧力を解除するクラッチ切断動作を行なう。これに
より、フライホイール11の回転力の入力軸12への伝
達は切断される。
【0031】即ち、本実施形態のレリーズ装置40は、
プル式クラッチを構成する。
【0032】(第2実施形態)(図5) 第2実施形態は、多板式クラッチ10の伝達能力を向上
するため、第1実施形態に比し、中間プレート23とク
ラッチディスク33を追加したものである。中間プレー
ト23、クラッチディスク33の追加によるクラッチ1
0の全体的な軸方向長さの増大に対応し、支柱13、ボ
ルト15、クラッチハブ30の外周ボス部(外歯30
A)がそれぞれ軸方向に長大化される。
【0033】また、第2実施形態では、レリーズ装置4
0を構成するリテーナ51として、中間プレート23と
クラッチディスク33の追加分の軸方向長さの分だけ、
軸方向長さを短尺にしたリテーナ51Aを用い、このリ
テーナ51Aによりレリーズベアリング42のインナレ
ース42Bとダイヤフラムスプリング17とを連結す
る。このため、レリーズベアリング42の軸方向長さと
配置、レリーズレバー43の取付位置を、第1実施形態
におけると同一化できる。
【0034】従って、第1実施形態と第2実施形態の多
板式クラッチ10によれば、以下の作用がある。
【0035】レリーズ装置40のレリーズベアリング
42とダイヤフラムスプリング17の連結部材として、
リテーナ51とコレット55を用いることにより、プレ
ス成形品であるワイヤリング等を用いるものに比して、
連結部材の耐久性を向上し、その連結能力を向上でき
る。
【0036】クラッチ10の仕様変更によるクラッチ
ディスク31〜33等の使用枚数の増減に起因する、ダ
イヤフラムスプリング17の位置の変更に対しては、ク
ラッチディスク31〜33等の使用枚数に応じた軸方向
長さを持つ複数種類のリテーナ51を予め用意してお
く。リテーナ51は単一部品からなり、その長さの変更
は簡易である。
【0037】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の実施において、レリーズ装置は、レリーズレバー
によりレリーズベアリングをフライホイールの側に移動
し、リテーナによりダイヤフラムスプリングをフライホ
イールの側に移動することにより、ダイヤフラムスプリ
ングがプレッシャプレートに加える加圧力を解除するプ
ッシュ式クラッチを構成するものであっても良い。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レリーズ
装置の連結能力を向上させるともに、クラッチの位置変
更に対し簡易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の自動車用クラッチを示す
断面図である。
【図2】図2は図1の正面図である。
【図3】図3はリテーナとコレットとウエーブワッシャ
とCリングを示す斜視図である。
【図4】図4はレリーズ装置の組付手順を示す模式図で
ある。
【図5】図5は第2実施形態の自動車用クラッチを示す
断面図である。
【符号の説明】
10 多板式クラッチ 11 フライホイール 12 入力軸 17 ダイヤフラムスプリング 21 プレッシャプレート 31、32、33 クラッチディスク 40 レリーズ装置 42 レリーズベアリング 43 レリーズレバー 51 リテーナ 52 コレット係合部 53 Cリング(コレット保持手段) 54 クリップ 55 コレット 57 スプリング係合部 58 Cリング(スプリング保持手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月25日(2000.5.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、フライホイールとトランスミッションの入力軸との
間に介装され、フライホイールと、該フライホイールと
一体回転可能に設けられるプレッシャプレートとの間
に、上記入力軸と一体回転可能に係合されるクラッチデ
ィスクを設け、レリーズレバーにより駆動されるレリー
ズベアリングと、プレッシャプレートをフライホイール
の側に加圧可能とするダイヤフラムスプリングとを、リ
テーナにより連結してなる自動車用クラッチのレリーズ
装置において、リテーナの内周部に設けたコレット係合
部に係合するコレットを該リテーナに設けたコレット保
持手段により保持し、該コレットをレリーズベアリング
に凹凸係合するとともに、リテーナの外周部に設けたス
プリング係合部に係合するダイヤフラムスプリングを該
リテーナに設けたスプリング保持手段により保持し、コ
レットが周方向に分割され、該コレットの分割体の外周
に装着される環状クリップのばね力により該コレットに
縮径習性を付与してなるようにしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記リテーナの内周部で、前
記コレット係合部と前記コレット保持手段の間に、前記
環状クリップが装着されたコレットと、該コレットをコ
レット係合部に押圧するウェーブワッシャが狭着されて
なるようにしたものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フライホイールとトランスミッションの
    入力軸との間に介装され、 フライホイールと、該フライホイールと一体回転可能に
    設けられるプレッシャプレートとの間に、上記入力軸と
    一体回転可能に係合されるクラッチディスクを設け、 レリーズレバーにより駆動されるレリーズベアリング
    と、プレッシャプレートをフライホイールの側に加圧可
    能とするダイヤフラムスプリングとを、リテーナにより
    連結してなる自動車用クラッチのレリーズ装置におい
    て、 リテーナの内周部に設けたコレット係合部に係合するコ
    レットを該リテーナに設けたコレット保持手段により保
    持し、該コレットをレリーズベアリングに凹凸係合する
    とともに、 リテーナの外周部に設けたスプリング係合部に係合する
    ダイヤフラムスプリングを該リテーナに設けたスプリン
    グ保持手段により保持してなることを特徴とする自動車
    用クラッチのレリーズ装置。
  2. 【請求項2】 前記コレットが周方向に分割され、該コ
    レットの分割体の外周に装着される環状クリップのばね
    力により該コレットに縮径習性を付与してなる請求項1
    記載の自動車用クラッチのレリーズ装置。
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